JP7129146B2 - 建設現場の管理情報共有システム - Google Patents
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Description
[システム構成・サーバ端末]
本実施形態に係る建設現場の管理情報共有システム(以下、単に情報共有システム10と称す)は、図1に示すように、サーバ端末12と、現場端末22、及び投影手段30を主体として構成されている。サーバ端末12は、建設現場の事務所50(図2参照)に設置され、情報管理を行う役割を担う端末である。サーバ端末12には、少なくとも、記憶部16と制御部18を備えた本体14と、各種情報の表示(出力)や入力を行うための入出力手段20とが含まれる。
現場端末22は、建設現場等に配置されると共に、ネットワークを通じてサーバ端末12と接続され、サーバ端末12により管理されている作業指示書(図7参照)や進捗管理画面(図9参照)、及び作業予定表(図13参照)を読み出して表示すると共に、各種データに対して進捗情報等の実績を入力することを可能とする端末である。
サーバ端末12と現場端末22を接続するネットワークとしては、インターネット等の広域ネットワークを利用するものであっても良いが、情報セキュリティを考慮した場合には、VPN(Virtual Private Network)などの閉域ネットワークを利用する事が望ましい。また、接続形式についても、有線であっても、無線であっても良い。
投影手段30は、現場端末22が出力する表示画面を拡大表示するための要素である。具体的には、プロジェクター等であれば良く、現場端末22の映像出力に接続される事で、現場に設置されたホワイトボード32などに表示画面を投影すれば良い。なお、ホワイトボード32等が無い場合には、適当な壁面に表示画面を投影すれば良い。
上記説明では、説明を簡単化するために、サーバ端末12と現場端末22を1対1の関係であるかのように説明した。しかしながら、建設現場は、その作業区域が広範にわたる事が多い。このため、図2に示すように、現場端末22を各作業区分単位に設けるようにすると良い。このような構成とした場合であっても、特定の作業区分の現場端末22aで入力された情報は、サーバ端末12の作業指示データベース16dに記録される。このため、入力情報は、他の作業区分に配置された現場端末22b~22dにおいても、リアルタイムで読み出す事ができる。
次に、上記のような構成の情報共有システム10の適用方法について説明する。
まず、建設現場の事務所50に設置されたサーバ端末12において指示書作成支援ソフトウェアを起動する。指示書作成支援ソフトウェアが起動した後、WBSデータベース16aから、当日(あるいは翌日)に予定する作業項目だけを任意に複数選択し、作業指示書を発行する。作業指示書の形式は図7に示すようなものとなり、図8に示すように、WBSの項目は、各作業のステータス(完了、引継ぎ、未着手、中止)によって色分け表示されることとなる。作業指示書を作成する際には、WBS以外にも、作業に必要な様々な情報(作業場所、安全指示事項、使用工具、使用重機、重機操作者、監視人など)を入力する。
作業現場での朝礼時には、投影手段30によりホワイトボード32等にサーバ端末12を介して入力された作業指示書等のデータが表示され、監督と共に当日の作業の確認が行われる。作業者は、ホワイトボード32等に投影された表示情報を見て、自身に割り当てられた作業内容と、作業予定時間等を確認する。作業内容等の確認が終わると、危険予知活動(KYK)が行われる。KYKは、各作業に対して、危険ポイントと、それに対する対策を全員で話し合う業務である。ここでの指揮は、作業現場における班長が行う事が多い。
朝礼時の入力作業が終了した後は、主作業における実績の入力作業となる。作業実績の入力では、予定作業に対する実作業の作業時間や、ステータス(進捗情報)などの入力が行われる。例えば作業実績時間の入力では、例えば図13で示すような作業予定表を表示し、任意の作業項目における作業時間の欄を選択すると、図12に示すような該当作業項目における作業時間(予定)が入力された画面が表示される。なお、作業時間の表示に関し、図12のように帯状に示す事で、現場での視認性を高める事ができる。これに対して端末操作者は、作業時間(実績)を入力することとなる。作業時間(実績)の入力は、作業時間(予定)と同様に、時間帯に沿った帯状に示すようにする。ここで、作業時間の帯に対して、作業を行った人数(望ましくは作業者の氏名まで)を付帯表示することで、当該作業が何人でどの位の時間を要する作業であるかについての記録を残す事ができる。各作業項目に関しては、担当人員を予め入力しているが、実際の建設現場での作業では、人員の再配置も含めて流動的に人数が前後することが一般的だからである。このような記録を残す事で、次回作業での作業予定の作成に反映する事ができる。
このような事項を実施可能な情報共有システム10によれば、主作業後に残業して作業実績の入力を行うといった事態を避ける事ができる。このため、主作業以外の作業に要する時間を大幅に短縮することができる。
Claims (4)
- 作業予定項目一覧が収録されたWBSデータベースと、危険要因一覧が収録されたKYデータベース、現場に従事する作業員の情報が収録されている人員データベース、および現場作業のために作成された作業指示書を含む作業データが収録されている作業指示データベースと、前記WBSデータベースと、前記KYデータベース、及び前記人員データベースから必要情報を読み出し、前記必要情報の選択により、作業指示書を作成し、前記作業指示データベースに記録する指示書作成支援ソフトウェアと、を記録した記憶部を有するサーバ端末と、
前記サーバ端末に対してネットワークを介して接続されると共に作業現場に配置され、当該作業現場において、前記サーバ端末を介して作成した前記作業指示書や作業予定表をネットワークを介して読み出して表示画面上に表示すると共に、前記作業指示書に示された作業の進捗情報を入力可能な入力手段と、前記進捗情報の入力に必要な処理を行う進捗処理支援ソフトウェアとを有する現場端末と、
前記現場端末が表示する表示画面の内容を拡大表示する投影手段と、を有し、
前記作業指示データベースには、前記サーバ端末により管理され、ネットワークを介して前記現場端末に読み出され、当該現場端末を介して入力された前記進捗情報を記録した前記作業予定表が記録されることを特徴とする建設現場の管理情報共有システム。 - 前記現場端末は、1つのサーバ端末に対してネットワークを介して複数接続されており、各現場端末において同時にサーバ端末に記録されている作業指示書や作業予定表を読み出す事を可能とし、
特定の作業区分の現場端末において入力された進捗情報が、前記サーバ端末を介して他の作業区分に配置された現場端末においてリアルタイムで読み出し情報に反映される事を特徴とする請求項1に記載の建設現場の管理情報共有システム。 - 各現場端末を介して入力される前記進捗情報の入力情報には、該当現場における作業員の過不足情報が含まれ、
各現場端末がネットワークを介して前記サーバ端末から読み出して前記表示画面に表示する表示情報には、他の現場に配置された現場端末において入力された前記作業員の過不足情報が含まれることを特徴とする請求項2に記載の建設現場の管理情報共有システム。 - 前記表示画面上に表示されると共に前記表示画面に表示される内容に含まれ、前記投影手段により拡大表示される前記進捗情報のうち、時間の経過と共に変動する予定作業のステータスは、前記ステータスごとに定められた色彩と共に表示されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建設現場の管理情報共有システム。
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