JP2016218772A - 作業安全支援装置、作業安全支援システム、および、作業安全支援方法 - Google Patents

作業安全支援装置、作業安全支援システム、および、作業安全支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業状況に合わせた適切な安全指示の記載を支援すること。【解決手段】作業安全支援装置1は、作業指示書の記入項目である作業への安全指示および作業に使用する工具類が示された工具情報を入力手段15から受け付ける作業指示書作成部25と、受け付けた安全指示の数が多いほど注意度合いを加点し、かつ、受け付けた工具情報における工具類の使用回数が少ないほど注意度合いを加点する旨の計算式に従い、安全指示ごとの注意度合いを計算し、計算した注意度合いが高い安全指示であるほど上位の安全指示として作業指示書の記入者に提示する記入画面提示部32と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、作業安全支援装置、作業安全支援システム、および、作業安全支援方法に関する。
プラント工事の作業予定表を作成するときに、その作業内容のうちの要注意な作業内容に対して、関連する注意喚起シンボルマークを表示する情報管理システムが提案されている(特許文献1)。この情報管理システムは、作業予定表への記入必須項目の記入漏れや不整合に対して、エラーメッセージを出すことで、安全指示などを徹底させることができる。
特開2006−154934号公報
プラント工事の作業現場で実際に行われる各作業は、多くの作業者や多くの工具が存在することなどにより、多種多様な安全指示が必要となる。特許文献1に記載のように、ある作業内容(例えば高所作業)に対して、単に固定的に対応付けられたシンボルマーク(例えば高所注意)を表示するだけでは、安全指示が適切ではないこともある。
例えば、同じ作業内容であっても、ある熟練者にとっては安全指示が不要であるが、別の初心者にとってはその安全指示が必要になることもある。また、作業予定表の記入者は、安全指示の記載漏れを恐れて、過剰に安全指示を記載してしまうこともある。しかし、安全指示の数は多ければ多いほどよいといった単純なものではなく、作業者の注意力を超えた過剰な安全指示は、かえって作業者を混乱させることもある。
そこで、本発明は、作業状況に合わせた適切な安全指示の記載を支援することを、主な課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の作業安全支援装置は、
作業指示書の記入項目である作業ごとの安全指示およびその作業に使用する工具類が示された工具情報を入力手段から受け付ける作業指示書作成部と、
前記受け付けた安全指示の数が多いほど注意度合いを加点し、かつ、前記受け付けた工具情報における工具類の使用回数が少ないほど注意度合いを加点する旨の計算式に従い、作業ごとの注意度合いを計算し、
前記計算した注意度合いが高い作業であるほど優先して前記作業指示書の記入者に提示する記入画面提示部と、を有することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、作業状況に合わせた適切な安全指示の記載を支援することができる。
本発明の一実施形態に関する作業安全支援システムの構成図である。 本発明の一実施形態に関する作業安全支援システムのフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する作業安全支援装置のハードウェア構成図である。 図4(a)は、現場の個別写真を示す図である。図4(b)は、現場の合成写真を示す図である。 本発明の一実施形態に関する位置センサの説明図である。 図6(a)は、作業現場の様子を示す一部切り欠き斜視断面図である。図6(b)は、図6(a)の図に対して、検知した「人とモノの動き情報」を付加したものである。 図7(a)は、人とモノの動き情報の検出対象者の図である。図7(b)は、人とモノの動き情報の検出用データの図である。 本発明の一実施形態に関する現場画面図である。 本発明の一実施形態に関する記入画面提示部が記入者に提示する記入画面図である。 図10(a)は、記入漏れがないと判断された作業指示書の図である。図10(b)は、記入漏れがあると判断された作業指示書の図である。 図11(a)は、記入画面図における要注意作業リストの生成処理を示す図である。図11(b)は、図11(a)における項目間の対応関係を示す図である。図11(c)は、図11(b)の安全指示と使用工具との対応関係を求める処理の説明図である。図11(d)は、図11(b)の安全指示と作業内容との対応関係を求める処理の説明図である。 図12(a)は、記入画面図における過去事故例の生成処理の第1例を示す図である。図12(b)は、図12(a)の安全指示と指導ポイントとの対応関係を求める処理の説明図である。 図13(a)は、記入画面図における過去事故例の生成処理の第2例を示す図である。図13(b)は、図13(a)の安全指示と指導事例(安全予知)との対応関係を求める処理の説明図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、作業安全支援システムの構成図である。まず、作業安全支援システムが利用される状況およびその利用者について、説明する。
設備の補修、点検、交換などの多数のプラント工事が作業現場で行われる。その作業現場では、監督者からの指示を受け作業者は各自の作業を行う。監督者は、作業内容が記された作業指示書に従って、作業者に指示を出す。
記入者は、監督者や作業者などの工事関係者間で共有する情報として、作業現場の周囲環境に関する情報、作業予定内容に関する情報、作業品質に適合するか否かを示す情報、労働災害防止に関する情報などを作業指示書に記入する。これらの作業指示書の記入内容は、例えば、TBM(Tool Box Meeting)などの事前の会議で定められる。
作業指示書に従って行われた作業の結果は、作業現場の周囲環境に関する情報、各班の作業進捗に関する情報、作業現場における人とモノの動きの情報などをまとめた実績資料に反映される。そして、記入者は、前日の実績資料(または実績資料の画面表示)を参照しつつ、翌日の作業指示書を記入する。
作業安全支援装置1は、各種データの入力先として、情報伝達器11と、位置センサ12と、撮影手段13と、視線追跡センサ14と、入力手段15と、他システムDB42とに有線または無線で接続されている。
作業安全支援装置1は、各処理部として、情報取得部21と、現場動き検知部22と、現場写真生成部23と、視線比較部24と、作業指示書作成部25と、関連資料検索部26と、現場画面提示部31と、記入画面提示部32と、出力手段33とを有する。
作業安全支援装置1は、データを管理するためのデータベースとして、作業DB41を有する。以下、図2に沿って図1の各構成要素を説明する。
図2は、作業安全支援システムのフローチャートである。このフローチャートにおいて、作業安全支援装置1は、現場画面提示部31が提示する現場画面の生成処理S110(S111〜S114)と、記入画面提示部32が提示する記入画面の生成処理S120(S121〜S124)とをそれぞれ実行する。
S111として、情報取得部21は、情報伝達器11を用いた情報の取得処理を行う。
情報伝達器11は、作業者が監督者や記入者に対して作業に関する情報を伝達するための転送装置であり、伝達する情報の一例として、作業内容情報、作業ステップ情報、安全指示情報が挙げられる。
情報取得部21は、情報伝達器11が発信する作業に関する情報を取得する(詳細は図4(b)参照)。監督者は、作業者から作業に関する情報を直接聞く代わりに、情報取得部21から作業に関する情報を把握することができる。
S112として、現場写真生成部23は、カメラなどの撮影手段13を用いた現場写真の生成処理を行う(詳細は図4(a)参照)。1台のカメラが撮影する範囲は作業現場の一部であるので、現場写真生成部23は、それぞれ撮影範囲の異なる現場写真が入力されると、作業現場の全体が撮影範囲となるように、複数の(断片化された)現場写真を貼り合わせる(合成する)。
S113として、現場動き検知部22は、位置センサを用いた現場動き(作業現場内での位置センサを有する人(作業員など)やモノ(クレーンなど)の動き)の検知処理を行う(詳細は図5参照)。各作業者(監督者も含めてもよい)が把持する(またはクレーンなどの各作業用道具に付される)位置センサ12は、自身の位置を計測し続ける。現場動き検知部22は、Bluetooth(登録商標)などの無線通信により、周囲に存在する位置センサ12から各位置データを取得する。そして、現場動き検知部22は、人やモノの位置データの時間変化を元に、人やモノの動きに関する情報(動き方向情報、移動回数情報など)を検知する。
S114として、現場画面提示部31は、S111〜S113で出力された各データをもとに、出力手段33を介して現場画面の提示処理を行う(詳細は図8参照)。例えば、現場画面提示部31は、S112で生成された現場写真に対して、S113で検知された人とモノの動きデータを追加(現場写真の所定位置に上書き)したり、S111で取得した作業に関する情報を現場写真の側にテキスト表示したりする。
このS114の現場画面を閲覧した記入者は、監督者や作業者から作業に関する情報を直接聞く代わりに、当日行われた作業の詳細を直観的に把握することができるので、これからS120で作成される作業指示書を適切に記入することができる。
S121として、作業指示書作成部25は、入力手段15を介して作業指示書の記入受付処理を行う(詳細は図9参照)。例えば、記入者は、作業DB41から読み込まれた白紙の(ひな形の)作業指示書に対して、作業日時、施工業者名、作業件名などの基本的な事項を記入する。
S122として、視線比較部24は、視線追跡センサ14を用いた記入時の視線比較処理を行う(詳細は図10参照)。記入者の視線を追跡する視線追跡センサ14は、例えば、記入者のメガネに装着される。視線比較部24は、S121で作業指示書が記入される時の記入者の作業指示書上の視線を追跡し、その視線が記入欄を網羅しているか否かを正解データと比較することで、今回の作業指示書の記入漏れを検知することができる。
S123として、関連資料検索部26は、作業DB41や他システムDB42から関連資料の検索処理を行う。例えば、S121で作業場所が記入されると、関連資料検索部26は、同じ作業場所で過去に発生した事故例を作業DB41から検索して提示することで、その事故例をふまえた安全指示を記入することを支援する。または、S121で作業に使用される道具が記入されると、関連資料検索部26は、他システムDB42から関連資料としてその道具のマニュアルを読み込んで、作業指示書に記入させたり、作業指示書に添付させたりする。
S124として、記入画面提示部32は、S121〜S123でそれぞれ取得または出力したデータをもとに、記入画面の提示処理を行う。例えば、記入画面提示部32は、S121で記入された安全指示や作業に使用する工具類のリスト(工具情報)から今回の作業で要注意となる項目を抽出し、その抽出結果を要注意となる順序で記入画面に補足表示する(詳細は図11〜図13参照)。
このS124の記入画面を閲覧した記入者は、記入画面提示部32が提示した補足表示により、記入欄の見落としや、安全指示の記入漏れを作業指示書の記入中に気づくことができるので、それらの記入不備を減らすことができる。
さらに、記入者は、現場環境などの作業状況が変更されたときでも、すぐに最新の作業状況をS114の現場画面から確認できるので、作業指示書を適切に更新することができる。
よって、作業指示書の内容の精度を上げることができるので、作業指示書を何度も書き直して印刷するなどの紙資源の無駄を減らすことができる。
図3は、作業安全支援装置1のハードウェア構成図である。
端末1aは、作業者などに携帯され、管理PC1bは監督者や記入者により操作されるコンピュータである。以下では、端末1aと管理PC1bそれぞれの機能構成の一例を示すが、この例だけに限定されず他のハードウェア構成(例えば、端末1aと管理PC1bとを1台の筐体にする構成など)としてもよい。
端末1aは、情報入力部311と、センサ情報処理部312とを有する。
情報入力部311は、各種データ入力手段(情報収集手段301、撮影手段302、情報交信手段303、入力手段304)からのデータを受け付ける。
情報収集手段301は、情報伝達器11などの周囲から収集した情報の転送装置、または、位置センサ12、視線追跡センサ14などのセンサ類である。
撮影手段302は、カメラなどの撮影手段13である。
情報交信手段303は、遠隔でデータを中継または入力するためのインターネットや携帯端末である。
入力手段304は、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。
センサ情報処理部312は、情報収集手段301から情報入力部311に入力された各種のセンサ情報を処理する。この処理は例えば、端末1aを把持する作業者のIDや、センサ情報の入力時刻をセンサ情報に対して対応付ける処理である。
管理PC1bは、画像処理部321と、情報制御部322と、情報表示部323と、情報出力部324と、情報処理部325と、情報保存部326とを有する。
画像処理部321は、撮影手段302から入力された画像を処理する機能を有する(例えば、現場写真生成部23による現場写真の合成処理)。
情報制御部322は、情報交信手段303から入力されたデータを、情報処理部325に通知する機能を有する。
情報表示部323は、情報処理部325の処理結果データや情報保存部326から読み取ったデータを表示する機能を有する。
情報出力部324は、情報処理部325の処理結果データを、データ共有手段331や出力・表示手段332に出力する機能を有する。
情報処理部325は、画像処理部321、情報制御部322、センサ情報処理部312からのデータを処理する機能を有する。この演算処理は、CPU(Central Processing Unit)によって構成される演算処理装置が、メモリ上のプログラムを実行することで、実現される。
情報保存部326は、人とモノ情報、作業内容情報、作業進捗情報、作業指示情報、事故予定・KY(危険予知)情報、留意事項情報、視線動き情報などの各種作業に関する情報を、作業DB41として保存する記憶手段である。演算処理を行う際に用いられる記憶手段は、例えば、RAM(Random Access Memory)などのメモリである。
データ共有手段331は、他のシステムや他の端末との間のデータ連携に使用される。他のシステム(他システムDB42)とは、例えば、計測器管理システム、道工具管理システム、技量認定システム、作業管理システム、電気管理システム、トルク管理システム、その他の関連システムである。
出力・表示手段332は、プリンタで作業指示書などの紙面を印刷したり、ディスプレイで現場画面などを表示したりする。
図4(a)は、現場の個別写真を示す図である。
各撮影手段13は、作業現場の全体を3×3=9つの撮影範囲に分けて撮影する。左上の撮影範囲および右下の撮影範囲には、それぞれカラーコーン(登録商標)などのサポータの上に乗っている情報伝達器11が撮影されている。
図4(b)は、現場の合成写真を示す図である。現場写真生成部23は、図4(a)の9つの撮影範囲を1つに統合することで、1枚の現場写真を生成する(S112)。この現場写真には、前記した情報伝達器11に加え、2人の作業者と、その作業者が適宜作業内容を記入する安全掲示板101とが撮影されている。
情報伝達器11は、無線通信により安全掲示板101から作業に関する情報を取得する。そして、情報伝達器11は、監督者が把持する端末の情報取得部21に対して、取得した情報を通知(転送)する(S111)。この情報伝達器11の転送処理に使用される通信形式は、例えば、情報伝達器11の発するライト点滅のパターンを情報取得部21が受光し、そのパターンに対して予め登録されているパターンと照合することで情報を復号する形式である。この形式は、例えば、カシオ計算機株式会社がピカリコ(登録商標)として製品化している。
例えば、情報伝達器11の発光パターンとして、緑ライトが点滅(1秒に1回)している場合、緑ライトが示す「溶接作業」を、1秒に1回の点滅周期が示す「作業中状態」であることがわかる。
なお、情報伝達器11の発光パターンは、機械(情報取得部21)だけでなく、人間(作業者や監督者)も目視で確認できるので、作業に関する情報を作業現場周囲に共有することができ、労働災害の撲滅へ向けての措置や、作業者への適切な作業指示・伝達を行いやすくできる。
図5は、位置センサ12の説明図である。各作業者が把持する位置センサ12が検知した位置データを、その周囲の位置情報収集装置(現場動き検知部22)が収集する。なお、人やモノの位置データの収集手段として、各作業者が把持する位置センサ12だけでなく、位置データを測定する人やモノを撮影するウェアラブル端末などの撮影端末を用いてもよい。位置センサ12は、例えば、iPhone(登録商標)に搭載されたiBeacon(登録商標)を用いることができる。
そして、現場動き検知部22は、人やモノの位置データの時間変化を元に、人やモノの動きに関する情報(動き方向情報、移動回数情報など)を検知する(S113)。この検知した情報を元に、物と人の動きを再現でき、作業計画のエビテンスとして該当作業に影響を与える情報を工事関係者(記入者など)に提供することができる。以下が現場動き検知部22による検知例である。
現場動き検知部22は、ほぼ同時刻に複数の位置情報収集装置それぞれで同じ位置センサ12を検知した場合、その検知順序に従って(例えば左から右に向かって)、人とモノの移動方向を取得する。
現場動き検知部22は、同じ位置情報収集装置が同じ位置センサ12を複数回検知した場合、その検知回数に従って、人とモノの移動回数を取得する。なお、今回検知した位置センサ12が前回検知した位置センサ12と同じであるか否かは、位置センサ12の識別情報である位置センサIDを参照すればよい。
現場動き検知部22は、同じ位置情報収集装置が複数の異なる位置センサ12を検知した場合、その検知回数に従って、人とモノの密度を取得する。
図6(a)は、作業現場の様子を示す一部切り欠き斜視断面図である。2階建ての作業現場には、3人の作業者と、2つの情報伝達器11が撮影されている。このように、立体視(俯瞰視点)の作業現場図により、現場の状況を総合的に把握しやすくできる。
図6(b)は、図6(a)の図に対して、S113で検知した「人とモノの動き情報」を付加したものである。作業者である運搬者111が、運搬方向112に向かって台車を運搬している様子がわかる。
または、現場画面提示部31は、現場写真生成部23がS112で作成(合成)した現場写真に対して、図6(b)と同様にして、現場動き検知部22がS113で検知した「人とモノの動き情報」を付加してもよい。
図7(a)は、人とモノの動き情報の検出対象者の図である。ここでは、図6(b)の運搬者111を横から撮影したものを例示する。
図7(b)は、人とモノの動き情報の検出用データの図である。検出用データは、足下位置121、頭部位置122、手先位置123、前傾姿勢を示す角度θの組み合わせと、「荷台運搬中」などの動き情報とが対応づけられており、この検出用データは、事前に作業安全支援装置1に登録されている。
現場動き検知部22は、図7(a)の運搬者111を画像認識して得た頭部位置などの各身体位置と、図7(b)の検出用データの各身体位置や角度θとを照合することで、検出用データに一致または類似する図7(a)の運搬者111が「荷台運搬中」であると判定する。
図8は、現場画面図である。現場画面提示部31は、図6(b)の現場写真130を画面上側に表示し、その現場写真130に対する現場補足情報140(作業内容141、人とモノの動き142、作業進捗143)を画面下側に表示することで、両表示を見比べやすくする(S114)。
以下、現場補足情報140の詳細を説明する。
作業内容141は、例えば、作業班ごとの工事内容である。この作業内容141は、すでに作成された作業指示書に記載された内容を作業DB41から読み込んだものである。
人とモノの動き142は、例えば、動作対象ごとの動作内容である。この人とモノの動き142は、例えば、S113で現場動き検知部22が検知した「人とモノの動き情報」である。
作業進捗143は、作業班ごとに、その作業進捗と、工程進捗と、使用する工具類が示された工具情報(例えば、「TIG:Tungsten Inert Gas溶接機」など)とを対応付ける情報である。この作業進捗143は、すでに作成された作業指示書に記載された内容を作業DB41から読み込んだものでもよいし、S111で情報取得部21が情報伝達器11から取得した情報でもよい。
図9は、記入画面提示部32がS121〜S124で記入者に提示する記入画面図である。記入画面提示部32は、今回の記入対象である作業指示書200を画面上側に表示し、その作業指示書200に対する作業指示補足情報210(要注意作業リスト211、過去事故例212、他連携資料213)を画面下側に表示することで、両表示を見比べやすくする。なお、図9の記入画面図は、記入者だけでなく、作業者や監督者などの現場の工事関係者にも閲覧させてもよい。
まず、作業指示書200の各記入欄を順に説明する。
作業概要欄201は、作業指示書作成部25が入力手段15を介して記入者に入力させる(S121)基本的な事項を記入する欄である。
作業内容リスト202は、4つの作業内容(No.1〜4)ごとに、その注意事項を示す赤印(例えば「火」は火気注意を示す)と、作業内容と、作業場所と、床高(作業場所の標高)とを対応付けて入力させる欄である。
共通安全指示203は、作業内容リスト202の4つの作業内容(No.1〜4)ごとに、その作業に使用する道具を示す。例えば、「防塵マスク」の右横のボタン「1」をクリックすると、作業内容「1」に「防塵マスク」を使用する旨の安全指示が入力される。
ここで、作業内容リスト202の赤印(例えば高所作業を示す「高」)ごとに、その共通安全指示203(例えば脚立)が作業安全支援装置1に予め登録されており、記入者が作業内容リスト202の赤印をクリックすると、対応する共通安全指示203が自動的に選択される。
個別安全指示204は、作業内容リスト202の4つの作業内容(No.1〜4)のうちのどれか1つの作業について、その作業に対する個別の安全指示を追加入力する欄である。例えば、「安全ネット」の右側に存在するチェックボックスをクリック(選択)すると、作業道具として「安全ネット」を使う旨の安全指示が入力される。
次に、作業指示補足情報210の各表示欄を順に説明する。この作業指示補足情報210は、記入者が記入した情報ではなく、記入画面提示部32が作業指示書200の記入を支援するために表示する情報である。
要注意作業リスト211は、要注意の順位に従って、その安全指示と、使用する工具類が示された工具情報と、要注意の度合いを示すチェック率とを対応付けるリストである。ここでは、チェック率上位5つのエントリを例示している。要注意作業リスト211のエントリは、例えば、作業内容リスト202の作業内容からキーワード検索されたものである。これにより、共通安全指示203や個別安全指示204に記入された多数の安全指示のうち、特に作業者や監督者に知らせたい安全指示を選別することで、重要な安全指示を見落とすことを防止できる。
過去事故例212は、作業概要欄201の作業場所(と床高)ごとに、その作業場所で過去に発生した事故の日時と、そのときの作業内容と、その安全注意点とを対応付ける情報である。関連資料検索部26は、この過去事故例212の表示のために、作業DB41に予め登録されているデータを検索する。今回の作業内容と過去の作業内容との相関が高い場合、過去の作業内容で発生した事故例を今回の作業前に作業指示書を用いたTBMなどで作業者や監督者に知らせることで、類似した事故の発生を予防する。
他連携資料213は、共通安全指示203で記入された工具ごとに、他システムDB42(計測器・道工具管理システム)に予め登録されているマニュアルなどの関連する資料である。他の例として、他連携資料213は、作業概要欄201の施工業者名(またはそのうちの実際の作業者)ごとに、他システムDB42(作業者の技量認定システム)に予め登録されているマニュアルなどの関連する資料である。
関連資料検索部26は、この他連携資料213の表示や添付のために、他システムDB42に予め登録されているデータを検索する。このように、該当作業班の作業工具の適性と人員の割合によって、必要な作業要領書、マニュアルなどを添付し、作業品質の向上を図る。
さらに、図9での図示は省略したが、作業指示補足情報210に対して以下に例示する補足情報も表示してもよい。例えば、作業指示書作成部25は、作業指示書200の各記入欄に今回記入された項目と、過去の作業指示書200の各記入欄に記入(学習)された項目とを照合し、不一致などの不審点が見つかったら、その旨を警告表示してもよい。
そのため、まず、記入画面提示部32は、過去の作業指示書200を作業DB41から検索する。その検索キーは、例えば、作業概要欄201の入力内容(作業件名、作業担当者(施工業者名))および作業内容リスト202の作業内容の組み合わせである。
次に、記入画面提示部32は、両方の作業指示書200で、共通安全指示203および個別安全指示204の内容を照合し、不一致箇所を提示する。さらに、記入画面提示部32は、過去の作業指示書200に記入された他の情報(KY情報、留意事項など)が、今回の作業指示書200に記入されていない場合、その旨を記入漏れとして提示してもよい。
同様にして、現場画面提示部31は、図8の現場画面図においても、過去の作業で抽出された人とモノの動き情報と、今回の作業で抽出された人とモノの動き情報との不一致点や、過去の作業内容と今回の作業内容との不一致点を提示してもよい。
図10(a)は、視線比較部24の視線比較処理(S122)により記入漏れがないと判断された作業指示書の図である。作業指示書200上の視線追跡データとして、予め登録されている正解記入視線実線221と、今回追跡視線破線222aとが類似するので、視線比較部24は記入漏れがないと判断する。
図10(b)は、視線比較部24により記入漏れがあると判断された作業指示書の図である。
視線比較部24は、今回追跡視線破線222bが正解記入視線実線221をなぞっていない箇所を、記入漏れ箇所223として検出する。記入画面提示部32は、図9の作業指示書200の表示欄に対して、記入漏れ箇所223を示す楕円を着色して表示するなど、記入漏れ箇所223を目立たせる表示を行うことで、記入者に記入漏れを知らせることができる。
図11(a)は、記入画面図における要注意作業リストの生成処理を示す図である。
作業DB41には、作業指示書の記入内容として、工事件名、作業内容、安全指示、工事関係者、工具類などを示す各キーワードが対応づけられている。
記入者は、工事件名、作業内容、安全指示、工事関係者、工具類などの順序で入力手段15から各項目を作業指示書に入力する。
記入画面提示部32は、前記の入力順序とは逆の順序で、過去に入力されて作業DB41に保存(学習)してある作業指示書の各項目から、今回の入力項目と関連する過去の項目を検索し、その検索結果を記入画面の作業指示補足情報210に表示する(S124)。
図11(b)は、図11(a)における項目間の対応関係を示す図である。図11(a)の各項目(使用工具、安全指示、作業内容)と、その作業を担当する工事関係者(施工業者名)とが対応づけられている。例えば、工事関係者AAは、今回の記入で「使用工具=トルクレンチ」を記入すると、記入画面提示部32は、過去に対応付けられた(学習された)「安全指示=落下防止」や、「作業内容=ボルト締付」などを検索し、その結果を工事関係者AAに提示する。
図11(c)は、図11(b)の安全指示と使用工具との対応関係を求める処理の説明図である。
記入画面提示部32は、同じ作業内容で記載される安全指示と使用工具との組み合わせごとに、「工具類のチェック率=安全指示チェック数/工具類使用回数」の式により工具類のチェック率を求める。安全指示チェック数とは、例えば、作業内容ごとに、個別安全指示204でチェックボックスをクリック(選択)した数である。なお、工事関係者が複数存在する場合、例えば、各工事関係者の工具類のチェック率の総乗をトータルの工具類のチェック率とする。
そして、記入画面提示部32は、工具類のチェック率の高い順に(例えば、安全帯&B工具=70%で一位)要注意作業リスト211に表示することで、重要な安全指示が出される作業内容と、重要度の低い安全指示が出される作業内容とでメリハリをつけて、記入者に把握させることができる。
図11(d)は、図11(b)の安全指示と作業内容との対応関係を求める処理の説明図である。
記入画面提示部32は、図11(c)の「工具類のチェック率」の代わりに、各作業内容で出される安全指示の組み合わせごとに、「作業内容のチェック率=安全指示チェック数/作業内容実施回数」の式により作業内容のチェック率を求め、その結果が高い順に要注意作業リスト211に表示してもよい。
なお、図11(c)の「工具類のチェック率=安全指示チェック数/工具類使用回数」や、図11(d)の「作業内容のチェック率=安全指示チェック数/作業内容実施回数」の計算式は、あくまで一例である。記入画面提示部32は、以下の指針の少なくとも1つに合致する範囲で、他の計算式を用いてもよい。
・安全指示チェック数が多いほど(あるいは単純に安全指示が多いほど)、その作業内容は要注意であるため、注意度合いを加点する。
・工具類使用回数が少ないほど、その工具類に不慣れなため、注意度合いを加点する。
・作業内容実施回数が少ないほど、その作業内容に不慣れなため、注意度合いを加点する。
・工事関係者が多いほど、ボトルネックとなる(不慣れな)作業者が含まれるため、注意度合いを加点する。
これらの指針に合致した別の計算式とは、例えば、「工事関係者ごとのチェック率=安全指示チェック数−工具類使用回数−作業内容実施回数」を計算し、工事関係者ごとのチェック率のうちの最大値を全体のチェック率とする旨の式である。
そして、記入画面提示部32は、注意度合いの高い作業内容やその作業に対する安全指示および工具類を、注意度合いの低いものよりも優先して(上位に)記入画面(作業指示書の記入欄内または作業指示書外の補助説明欄)に提示することで、記入者に要注意作業を知らせることができる。
図12(a)は、関連資料の検索処理(S123)として、記入画面図における過去事故例212の生成処理の第1例を示す図である。作業指示書200の各記入欄に記入された安全指示関連入力情報(工事件名、作業内容、安全指示、工事関係者、工具類など、安全指示)のキーワードを図の左側に示し、対応する過去安全指導事例(過去事故例212)のキーワードを図の右側に示す。その過去安全指導事例には、指導ポイント、留意指示、図11で示したチェック率順位情報(安全指示チェック率)、安全提示が対応づけられている(対応関係を矢印で示す)。
作業指示書作成部25は、例えば、作業指示書の作業内容として「足場」という作業単語の入力を受け付ける。作業指示書作成部25は、過去安全指導事例の作業内容を示す「溶接」というキーワードが入力された「足場」に対応することを求める。なお、「溶接」には、指導ポイントやその留意指示(例えば「高温注意」)が予め登録されているので、記入画面提示部32は、入力された「足場」に対して、「溶接」の留意指示を作業指示補足情報210に表示する。
図12(b)は、図12(a)の安全指示と指導ポイントとの対応関係を求める処理の説明図である。記入画面提示部32は、安全指示と指導ポイントとの組み合わせごとに、「類似率=指導ポイント使用回数/安全指示使用回数」の式により類似率を求める。この使用回数とは、例えば、作業指示書200に記入された回数である。そして、類似率が高い組み合わせ(例えば、A&D=70%)は、安全指示と指導ポイントとの対応関係があるとみなされる組み合わせである。
例えば、入力された「足場」に対応する「溶接」の指導ポイントに対して類似率の高い(例えば50%以上の)安全指示(例えば「高温注意」)が作業指示書200にまだ記入されていなかった場合、記入画面提示部32は、その記入漏れの安全指示を作業指示補足情報210に表示することで、作業指示書200への記入を記入者に促す。
図13(a)は、記入画面図における過去事故例の生成処理の第2例を示す図である。図12の第1例と比較すると、太線四角で示すように、「現場確認、現場環境」という新たな対応関係が追加されているとともに、指導ポイントからの対応先として「安全予知」が追加されている。「現場確認(他の要因)、現場環境」とは、S111〜S113で収集した作業現場確認時の情報であり、例えば、作業現場での人とモノの動きや周囲の作業環境である。
記入画面提示部32は、現場確認から抽出した情報と、作業指示書に入力された安全指示とをもとに、対応する過去安全指導事例の現場環境の重要な指導ポイントを抽出するとともに、安全指示チェック率の順位情報をもとに、安全予知として抽出する。そして、記入画面提示部32は、抽出した各情報を作業指示補足情報210に表示することで、作業指示書200への記入を記入者に促す。
例えば、作業内容として「溶接作業」が入力され、その安全指示として「防火シートなどの防火対策」が入力された場合、記入画面提示部32は、過去の安全指導事例で予め「防火対策」に対応付けられている「TBM(事前会議)強化」や「KY(危険予知)強化」などの安全性評価のキーワードを、記入者に提示する。
図13(b)は、図13(a)の安全指示と指導事例(安全予知)との対応関係を求める処理の説明図である。記入画面提示部32は、安全指示と指導事例との組み合わせごとに、類似率(重要度)を求める。この類似率は、例えば、過去の事故例のうちの指導事例がなされていない(換言すると、安全予知できなかった)安全指示について、事故発生ごとに所定数値(例えば2%ずつ)を加算していくことで求める。
そして、類似率が高い組み合わせについて、記入画面提示部32は、入力された安全指示から対応する指導事例(安全予知)を記入者に提示する。
以上説明した本実施形態の作業安全支援システムは、作業指示書の記入内容の記入漏れや不整合を予防するための各種補助表示を、図9の作業指示補足情報210の表示や、図10(b)の記入漏れ箇所223の表示などで記入者に提示することで、記入者の記入工程を支援する。特に、図9の要注意作業リスト211は、各安全指示を単に列挙したものではなく、注意度合いの評価式の結果をもとに、作業状況に合わせた(カスタマイズした)適切な順序で安全指示を提示する。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。
また、前記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 作業安全支援装置
11 情報伝達器
12 位置センサ
13 撮影手段
14 視線追跡センサ
15 入力手段
21 情報取得部
22 現場動き検知部
23 現場写真生成部
24 視線比較部
25 作業指示書作成部
26 関連資料検索部
31 現場画面提示部
32 記入画面提示部
33 出力手段
41 作業DB
42 他システムDB

Claims (9)

  1. 作業指示書の記入項目である作業ごとの安全指示およびその作業に使用する工具類が示された工具情報を入力手段から受け付ける作業指示書作成部と、
    前記受け付けた安全指示の数が多いほど注意度合いを加点し、かつ、前記受け付けた工具情報における工具類の使用回数が少ないほど注意度合いを加点する旨の計算式に従い、作業ごとの注意度合いを計算し、
    前記計算した注意度合いが高い作業であるほど優先して前記作業指示書の記入者に提示する記入画面提示部と、を有することを特徴とする
    作業安全支援装置。
  2. 前記記入画面提示部は、前記計算式について、さらに、作業の実施回数が少ないほど注意度合いを加点する旨の計算を行うことを特徴とする
    請求項1に記載の作業安全支援装置。
  3. 前記作業指示書作成部は、前記作業指示書の記入項目として作業場所を受け付け、
    前記作業安全支援装置は、さらに、前記受け付けた作業場所と同じ場所で発生した過去事故例の関連資料を記憶手段から検索し、その検索結果を提示する関連資料検索部を有することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の作業安全支援装置。
  4. 前記作業安全支援装置は、さらに、前記記入者が前記作業指示書に記入するときの視線を追跡する視線追跡センサから今回の視線追跡データを取得し、前記記憶手段に予め登録されている正解の視線追跡データと比較することで、前記今回の視線追跡データにおける前記作業指示書内の記載漏れ箇所を検出する視線比較部を有することを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の作業安全支援装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の作業安全支援装置と、各作業者が把持する位置センサとを含めて構成され、
    前記作業安全支援装置は、さらに、前記位置センサから前記各作業者の動き情報を取得し、その動き情報を作業場所の平面図または立体図に併せて表示させる現場動き検知部を有することを特徴とする
    作業安全支援システム。
  6. 前記作業安全支援システムは、さらに、前記作業場所に設置され、発光パターンにより前記作業場所の情報を通知する情報伝達器を含めて構成され、
    前記作業安全支援装置は、さらに、前記情報伝達器からの発光パターンを受光することにより、前記作業場所の情報を受信する情報取得部を有することを特徴とする
    請求項5に記載の作業安全支援システム。
  7. 前記作業安全支援システムは、さらに、前記作業場所の一部を撮影する撮影手段を含めて構成され、
    前記作業安全支援装置は、さらに、複数の前記撮影手段からそれぞれ撮影された作業場所の部分写真を貼り合わせることにより、作業場所の撮影写真を合成する現場写真生成部を有することを特徴とする
    請求項5または請求項6に記載の作業安全支援システム。
  8. 作業安全支援装置は、作業指示書作成部と、記入画面提示部と、を有しており、
    前記作業指示書作成部は、作業指示書の記入項目である作業ごとの安全指示およびその作業に使用する工具類が示された工具情報を入力手段から受け付け、
    前記記入画面提示部は、
    前記受け付けた安全指示の数が多いほど注意度合いを加点し、かつ、前記受け付けた工具情報における工具類の使用回数が少ないほど注意度合いを加点する旨の計算式に従い、作業ごとの注意度合いを計算し、
    前記計算した注意度合いが高い作業であるほど優先して前記作業指示書の記入者に提示することを特徴とする
    作業安全支援方法。
  9. 前記記入画面提示部は、前記計算式について、さらに、作業の実施回数が少ないほど注意度合いを加点する旨の計算を行うことを特徴とする
    請求項8に記載の作業安全支援方法。
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