JP2021018710A - 現場連携システムおよび管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】点検作業の効率化を図れる現場連携システムおよび管理装置を提供する。【解決手段】 実施形態に係る現場連携システムは、端末装置と管理装置を備える。端末装置は、位置計測部と、表示部と、を有する。位置計測部は自己(端末装置自身)の位置を計測する。表示装置は画像を表示する。管理装置は、データベースと、表示制御部と、を有する。データベースは、構造物の配置を表す三次元データを記憶する。表示制御部は、前記三次元データおよび前記計測された端末装置の位置に基づき、前記構造物を示す画像と、前記端末装置の位置を示すアイコンと、を前記表示部上に対応して表示させる。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、現場連携システムおよび管理装置に関する。
プラント、建物、設備等について、定期的に巡視点検を行い、点検の結果、必要であれば何らかの処置を行うのが通例である。このような巡視点検および処置の内容について、効率的な作業と確実な記録、管理が求められる。
一方、プラント等の構成の管理(コンフィグレーション・マネージメント)のために、3D−CADと設計図書を紐付けて管理するためのシステム開発が進められている。巡視点検の記録や処置内容、現場映像などの現場情報を紐付けて管理することで、より詳細な構成の管理を実現できると考えられる。
特開2010−61262号公報
しかしながら、点検記録などの現場のデータは、上記のようなデータベースと連携して管理できていないのが現状である。
また、現状の現場作業では、手書きによる記録や、タブレットでの記録方法があるが、点検箇所の相違や記録の際の入力ミスや手書きされた記録を入力する際の転記ミスが発生する可能性がある。さらには、経験のある作業者でないと対応が困難なことも多い。このように、従来の手法では、点検記録と設計情報を関連付けた確実な管理は困難である。
本発明の実施形態は、このような事情を考慮してなされたもので、点検作業の効率化を図れる現場連携システムおよび管理装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る現場連携システムは、端末装置と管理装置を備える。端末装置は、位置計測部と、表示部と、を有する。位置計測部は自己(端末装置自身)の位置を計測する。表示装置は端末装置のカメラ画像および点検に必要な情報を表示する。管理装置は、データベースと、表示制御部と、を有する。データベースは、構造物の配置を表す三次元データを記憶する。表示制御部は、前記三次元データおよび前記計測された端末装置の位置に基づき、前記構造物を示す画像と、前記端末装置の位置を示すアイコンと、を前記表示部上に対応して表示させる。
本発明の実施形態により、点検作業の効率化を図れる現場連携システムおよび管理装置を提供される。
現場連携システムの概略を表す図である。 現場連携システムを示すブロック図である。 対象部材の選択方法の一例を表す模式図である。 作業計画テーブルの一例を表す模式図である。 端末装置2の画面に表示される画像の一例を表す図である。 図5の一部を表す図である。 撮像支援用の画面(レイアウト図)の一例を示す図である。 撮像支援用の画面(位置合わせ画面)の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、現場連携システムの実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の現場連携システムは、ネットワークNWを介して接続される、管理装置1と端末装置2を備える。事務所の管理者Mが管理装置1を扱い、現場の作業者Wが端末装置2を所持、操作する。
ネットワークNWは、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット回線、または携帯通信網である。ネットワークNWは、所定のネットワーク機器、例えば、無線LANアクセスポイントまたはアンテナで構成されても良い。無線LANには、例えば、WiFiの規格を利用できる。
現場連携システムは、現場での作業者W(の作業)と事務所での管理者Mの連携を図る。現場には、構造物S、および点検または検査などの作業対象となる対象部材O(ここでは、O1,O2,O3)が配置されている。
作業者Wが作業を行う現場(エリア)は、例えば、発電プラントにおける所定の区画に設けられた建物内であり、壁で囲まれた複数の部屋がある。それぞれの部屋に作業の対象となる対象部材Oが配置される。これらの対象部材Oは、計器、操作スイッチ、バルブ、配管、装置、センサのいずれでも良い。
対象部材Oは建物の所定の部分、例えば、窓、扉、壁、天井、床、通路、壁の開口部、室内空間の一部の範囲であっても良い。また、巨大な1つの装置の一部が対象部分であっても良い。さらに、1つの装置の複数箇所が対象部材Oであっても良い。
現場には、位置の基準となる基準マーカMSが一または複数配置される。また、後述のように、対象部材Oに対応して対象マーカMOを配置してもよい。これらの詳細は後述する。
管理装置1は、管理者Mが視認を行うディスプレイ4に接続される。なお、管理装置1は、例えば、PC(例えば、デスクトップPC、ノートPC、タブレット型PC)から構成できる。
端末装置2は、スマートフォン、PC(例えば、ウェアラブルコンピュータ(スマートグラス)、タブレット型PC,ノートPC)で構成できる。ウェアラブルコンピュータは、作業者Wが装着する透過型ヘッドマウントディスプレイを備える。その他、端末装置2は、撮影機能、通話機能、通信機能をそれぞれ持つ複数の機器で構成されても良い。
図2は、現場連携システムのブロック図である。
管理装置1は、データベース11(設計情報データベース11A,部材データベース11B,管理データベース11C)、端末位置受信部12,端末位置特定部13,表示制御部14,閲覧部15,作業計画作成部16,指示入力部17を有する。
端末装置2は、位置計測部21、撮像部22,対象認識部23,表示部24,入力部25,閲覧部26,情報追加部27、撮像支援部28を有する。
データベース11は、データを保持する記憶装置であり、内容に応じて、設計情報データベース11A,部材データベース11B,管理データベース11Cに区分できる。
設計情報データベース11Aは、プラント、構造物(建物、設備)などの配置や寸法に関する三次元データ(例えば、3次元CADデータ)や図面(配管結線図、部材(機器等)配置図、外形図、構造図)の情報を保存する。
部材データベース11Bは,構造物の部材(機器等)に関する設計資料や仕様などの図書あるいは図面あるいはデータが保存されている。
部材データベース11Bは,追加情報を保存できる。追加情報は、巡視点検の情報、現場で撮影した写真・動画(例えば、撮像部22で撮影された画像)、施工後や改造後に取得したレーザスキャンデータなどである。追加情報は、後述のように、端末装置2の情報追加部27によって追加できる。
管理データベース11Cは、部材の名称、その位置、仕様などの属性情報を保存する。
管理データベース11Cには、基準位置管理テーブルが設けられる。基準位置管理テーブルには、基準位置IDに対応付けて、3D位置情報とマーカIDと部材IDとが登録される。
基準位置IDは、複数の基準位置(基準マーカMS)を個々に識別可能な識別情報である。なお、1つの基準位置に対して1つの基準位置IDが付与される。
基準位置管理テーブルに登録される3D位置情報は、基準マーカMSが設けられた位置を指定する3次元座標の情報である。なお、座標の情報には、水平方向(X軸,Y軸)と垂直方向(Z軸)の位置を指定する情報を含む。また、この3D位置情報には、基準位置の向きまたは向きに関する情報が含まれる。
前述の基準マーカMSを原点(起点)として座標を設定できる。なお、座標は、基準マーカMSを原点としなくても良く、建物の所定の位置を座標の原点としても良い。
マーカIDは、複数の基準マーカMSを個々に識別可能な識別情報である。1つの基準マーカMSに対して1つのマーカIDが付与される。
部材IDは、複数の対象部材Oを個々に識別可能な識別情報である。1つの対象部材Oに対して1つの部材IDが付与される。
管理データベース11Cには、部材管理テーブルが設けられる。部材管理テーブルには、部材IDに対応付けて、3D位置情報、部材名、参考情報(参考情報自体、またはその所在)、マーカID、外観画像ID、3D形状IDが登録されている。
3D位置情報は、対象部材Oの位置を指定する座標を示す位置情報である。なお、水平方向(X軸,Y軸)と垂直方向(Z軸)の位置を指定する情報を含む。また、この3D位置情報には、対象部材Oの向きまたは向きに関する情報が含まれる。
部材名は、対象部材の名称である。
参考情報は、対象部材Oに関連する情報(例えば、図面、図書)自体、またはその所在(例えば、参考情報の保存先のリンク)である。
マーカIDは、対象部材Oに対応する対象マーカMOを個々に識別可能な識別情報である。後述のように、対象マーカMOを用いることで、端末装置2の対象認識部23による対象部材Oの認識が容易となる。
1つの対象マーカMOに対して1つのマーカIDが付与される。但し、複数の対象部材Oに対して1つのマーカIDが付与されても良い。
対象部材Oに対して、マーカIDが付与されなくても良い。つまり、対象部材Oまたはその近接位置に対象マーカMOが配置されなくても良い。この場合には、外観画像または3次元形状情報に基づいて、対象部材Oが認識される。
外観画像IDは、管理データベース11Cに予め登録された複数の対象部材Oの外観画像を個々に識別可能な識別情報である。
なお、1つの部材IDに対応付けて複数の外観画像IDが登録されても良い。つまり、1つの対象部材Oに対して異なる方向から撮影された複数の外観画像が管理データベース11Cに予め登録されても良い。
なお、対象部材Oに、外観画像IDが付与されなくても良い。つまり、対象部材Oの外観画像が管理データベース11Cに登録されていなくても良い。この場合には、対象マーカまたは3次元形状情報に基づいて対象部材Oの認識が成される。
管理データベース11Cは、作業計画およびその結果の情報(後述の作業計画テーブル)を記憶する。この詳細は後述する。
端末位置受信部12は,端末装置2から発信された端末装置2の位置情報(計測された端末装置2の位置および向きの情報)を受信する。
端末位置特定部13は、設計情報データベース11A中の三次元データ上での端末装置2の位置および向きを特定する(端末装置2の位置および向きの座標を三次元データ上の座標に変換)。
表示制御部14は、三次元データおよび計測された端末装置2の位置および向きに基づき、構造物Sを示す画像(端末装置2の位置および向きに対応する画像)を生成する。表示制御部14は、この画像に、端末装置2の位置および向きを示すアイコン(後述の端末位置アイコンIp,端末方向アイコンIr)を付加して、端末装置2に送信する。この画像は、端末装置2の表示部24上に表示される。すなわち、表示制御部14は、三次元データおよび計測された端末装置2の位置に基づき、構造物Sを示す画像と、端末装置2の位置を示すアイコンと、を端末装置2の表示部24上に対応して表示させる機能を有する。
端末位置受信部12、端末位置特定部13、および表示制御部14による位置情報の受信、位置の特定、画像生成の処理はリアルタイムに行うことができる。すなわち、表示制御部14は、端末位置受信部12による位置(および向き)の情報の受信に対応して、端末装置2の表示部24上に表示させるアイコン(端末位置アイコンIp,端末方向アイコンIr)の位置(および向き)を更新する。
表示制御部14は、次のように、端末装置2の表示部24上に種々の画像を表示させることができる。
例えば、表示制御部14は、対象部材Oに対する作業の順番を識別する第2のアイコン(後述の対象部材アイコンIo)を、対象部材Oの位置に対応するように、端末装置2の表示部24上に表示させることができる。
表示制御部14は、対象部材Oの参考情報(参考情報自体、またはその所在)に対応する第3のアイコン(後述の参考情報アイコンIrf)を端末装置2の表示部24上に表示させることができる。後述のように、端末装置2の閲覧部26による、参考情報アイコンIrfへの操作によって、参考情報を閲覧することができる。
表示制御部14は、後述の指示入力部17によって入力された作業の指示を、三次元データ上の位置に対応するように、端末装置2の表示部24上に表示させることができる。
表示制御部14は、後述のように、端末装置2の情報追加部27によって入力された追加情報を端末装置2の表示部24上に表示させることができる。
閲覧部15は、管理者Mが必要な情報を閲覧できる。管理者Mが、例えば、検索ワードを入力すると、データベース11から関連情報(例えば、CAD図や図書の該当部分)が抽出され、ディスプレイ4に表示される。
閲覧部15は、たとえば、PCやタブレット型PCのユーザインターフェース(UI)である。
作業計画作成部16は、管理者Mが作業計画を立案するのを援助する。このために、作業計画作成部16は、部材選択機能、入力機能を有する。
作業計画作成部16は、管理者Mによる対象部材の選択を容易とする部材選択機能を提供する。例えば、作業計画作成部16は、対象部材選択用のレイアウト、リストを表示する。
図3は、対象部材選択用のレイアウトの一例であり、複数の部材(ここでは、ポンプA、バルブA,B,機器A,B)を表す図形が表示される。管理者Mは、この画面上から対象部材を選択できる。例えば、作業の対象としたい部材の画像をクリック(またはタップ)する。
作業計画作成部16は、管理者Mによる作業計画の入力を容易とする入力機能を提供する。例えば、作業計画作成部16は、作業計画用のテーブル(作業計画テーブル)を表示する。
図4は、入力された作業計画テーブルの一例であり、部材、作業の順番等を対応して表す。詳しくは、作業計画テーブルには、順番(No.)、位置(座標:PX,PY,PZ)、向き(角度:RX,RY,RZ)、部材ID,部材名、点検の内容、対応アイコンの色・輝度(R,G,B、A)、参考情報、結果、日時、担当者が対応して表されている。
なお、結果、日時、担当者は、点検時に作業者Wが入力するため、ここでは空欄となっている。
順番(No.)は、点検の順序を表す。ここでは、整数1〜6の順に点検作業が行われる。
座標(PX,PY,PZ)、角度(RX,RY,RZ)は、対象部材が配置される場所の位置(座標)、対象部材の向き(角度)である。
部材IDは、部材を識別する識別子である。
部材名は、対象部材の名称である。
内容は、点検の内容である。例えば、バルブの開または閉の確認、ポンプの動作または停止の確認である。
色・輝度は、対象部材Oを示すアイコンの色および輝度である。ここでは、R,G,Bの三原色で色彩を表している。
参考情報は、その部材に関連する情報、例えば、図面、図書である。ここでは、参考情報の保存先のリンク(参考情報の所在、例えば、URL)を示している。但し、参考情報自体であってもよい。
管理者Mは、作業計画テーブルに、これらの情報全てを入力する必要はない。作業の順番に対応する対象部材が選択されると、座標、角度、部材ID,部材名、参考情報(の所在)は、作業計画作成部16が自動的に入力することができる。このとき、管理データベース11Cの部材管理テーブルの3D位置情報、部材ID、部材名、参考情報(の所在)の情報を利用できる。
なお、管理者Mは、例えば、点検の内容、アイコンの色、輝度を適宜に変更しても良い。
指示入力部17は、事務所の管理者Mが作業中の作業者Wに指示情報を提示するためのものである。指示入力部17は、三次元データ上の位置と、作業の指示と、を入力する。
すなわち、管理者Mは、指示入力部17を用い、三次元データ上で位置を指定して、バーチャル付箋などで作業指示を送ることができる。事務所の閲覧部15(UI)によって、で表示されている三次元データの空間上をクリック等することで、位置を特定できる。
管理装置1は、三次元データ上の位置と、作業の指示を端末装置2に送信する。端末装置2の表示部24は、撮像部22で撮像された画像(実空間上の画像)と共に、作業指示の情報を表示できる。作業指示の情報は、入力された位置に対応するように表示部24上に表示される。この結果、作業者Wは端末装置2上で指示情報を確認することができる。なお、バーチャル付箋の情報はリスト形式とすることができる。
なお、表示制御部14が、入力された作業の指示を、三次元データ上の位置に対応するように、端末装置2の表示部24上に表示させてもよい。
位置計測部21は、端末装置2自身(自己)の位置および向きを計測する。
この計測には、次のように多様な手法を適用できる。
(1)GPS(Global Positioning System)
屋外の現場であれば、衛星測位システム、例えば、GPSを利用してもよい。すなわち、GPS衛星からの電波を受信することで、端末装置2の位置を確認できる。
屋内の現場であれば、次のように、PDR、ビーコンや自己位置推定技術(SLAM)を適用してもよい。
(2)歩行者自律航法(PDR: Pedestrian Dead Reckoning)
PDRでは、例えば、加速度センサ、角速度センサなどの慣性センサを用いて、端末装置2の位置および向きを計測する。
加速度センサを端末装置2に搭載すると、この端末装置2が移動したときに生じる加速度を検出できる。また、この加速度センサにより重力加速度の検出も行える。
角速度センサ(ジャイロセンサ)を端末装置2に搭載すると、この端末装置2の筐体の向きが変化したときに生じる角速度を検出できる。この端末装置2の筐体の向きにより端末装置2の向きを把握することができる。
(3)SLAM
端末装置2の位置および向きの推定には、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術、またはSfM(Structure from Motion)技術などを用いることができる。
例えば、VSLAM(Visual SLAM)技術を用いて、端末装置2で撮影された画像に基づいて、その位置および向きの変位を算出できる。
VSLAM技術では、例えば、端末装置2の撮像部22にステレオカメラを用い、3次元測定センサで取得した情報を用いて、端末装置2の周辺の物体の特徴点を抽出することができる。この特徴点の集合させたものを3次元特徴点群データと称する。そして、ステレオカメラで撮影した撮影画像(動画像)を解析し、物体の特徴点(例えば、箱状の物体の辺または角の部分)をリアルタイムに追跡する。この3次元特徴点群データに基づいて、端末装置2の位置および向きの3次元情報を推定することができる。
3次元測定センサは、端末装置2の周辺の物体の3次元形状を測定する。3次元測定センサを端末装置2の筐体の背面側に設け、例えば、物体にレーザを投光してその反射光を受光素子により受光することで、端末装置2から物体までの距離を測定することができる。例えば、3次元測定センサは、投光パルスに対する受光パルスの遅れ時間を距離に換算するToF(Time of Flight)方式を用いて、端末装置2から周辺の物体までの距離を測定して3次元点群化できる。
また、端末装置2の周辺の物体の3次元特徴点群データを所定の時間毎に検出し、時系列において前後する3次元特徴点群データ間の変位に基づいて、端末装置2の位置および向きの変位を算出することができる。また、時系列に得られる一連の端末装置2の位置および向きから、現在位置および現在向きに先立つ端末装置2の移動経路が得られる。
既述のように、現場に基準点となる基準マーカMSを設置し、基準マーカMSからの相対位置(X,Y,Z)を算出することで、端末装置2の位置情報を取得できる。既述の基準位置管理テーブルを用いることにより、三次元データ上での端末装置2の位置を確認できる。
作業者Wは、作業を開始するときに、まず、基準マーカMSを撮影する。ここで、端末装置2は、基準マーカMSが写った撮影画像に基づいて、端末装置2の位置および向きを推定する。なお、基準マーカMSの撮影を開始し、移動中も撮影を継続することで、基準位置から端末装置2が移動した移動経路を推定できる。
対象部材Oまたはその近接位置に、対象マーカMOを配置できる。なお、対象部材Oの近接位置とは、端末装置2により対象部材Oを撮影したときに対象部材Oと同時に写る範囲内にある位置のことを示す。
基準マーカMS、対象マーカMOは、画像認識が可能な図形である。例えば、マトリックス型二次元コード、所謂QRコード(登録商標)を基準マーカMS、対象マーカMOとして用いることができる。また、基準マーカMS、対象マーカMOは、他の基準マーカMS、対象マーカMOから識別可能なマーカIDを示す情報が含まれる。このようにすれば、複数の基準マーカMS、対象マーカMOをそれぞれ識別することができる。管理装置1の管理データベース11C(部材管理テーブル)には、それぞれのマーカIDに対応して対象部材Oに関する情報が登録される。
基準マーカMS、対象マーカMOを設ける態様としては、例えば、基準マーカMS、対象マーカMOが印刷されたパネルを作成し、このパネルを、作業開始前に現場の壁面または対象部材Oの近傍に配置しておく。なお、壁面または対象部材Oに基準マーカMS、対象マーカMOを直接印刷しても良い。
撮像部22は,例えば、CCD(Charge-Coupled Device)等の画像素子を有し、端末装置2の周辺の物体を光学的に撮影する。撮像部22をステレオカメラとしてもよい。ステレオカメラは、筐体の背面側に設けられるレンズ付きの2つの画像素子を備え、物体を複数の異なる方向から同時に撮影することにより、その物体までの奥行き方向の情報が取得できる。このステレオカメラは、既述の位置計測部21でのVSLAM処理、および後述の対象認識部23での対象部材Oの認識に利用できる。
対象認識部23は、撮影画像に写る対象部材Oを認識する。この対象認識部23は、例えば、端末装置2の位置および向き(撮影方向)と対象部材Oに対応する位置とに基づいて、撮影画像に写る物体のうち、いずれの物体が対象部材Oであるかを認識する。
また、対象認識部23は、対象マーカMOに対応する位置情報に基づいて対象部材Oを認識してもよい。このようにすれば、対象マーカMOに基づいて対象部材Oを認識することができるので、対象部材Oの認識精度を向上できる。
また、対象認識部23は、対象マーカMOが写る撮影画像に基づいて対象部材Oを認識する。このようにすれば、対象マーカMOにより対象部材Oを認識できるので、対象部材Oの認識精度を向上させることができる。
また、対象認識部23は、撮影された外観画像に基づいて対象部材Oを認識してもよい。このようにすれば、物体の外観に基づいて対象部材Oを認識できるので、対象部材Oの認識精度を向上できる。
また、対象認識部23は、3次元形状情報に基づいて対象部材Oを認識してもよい。このようにすれば、物体の3次元形状に基づいて対象部材Oを認識するので、対象部材Oの認識精度を向上できる。3次元形状情報は、撮像部22(ここでは、ステレオカメラ)で撮影された撮影画像に基づいて取得されても良いし、3次元測定センサに基づいて取得されても良い。
表示部24は、表示装置、例えば、液晶表示装置、EL(Electro-Luminescence)表示装置であり、管理装置1の表示制御部14から送信される画像や撮像部22で撮影された撮影画像を表示する。
入力部25は、作業者Wにより操作され、所定の情報の入力操作が行えるようにした入力デバイスである。入力部25は表示部24と一体的に設けられるタッチパネルで構成できる。
図5は、端末装置2の画面に表示される画像の一例を表す。
端末装置2の表示部24上に、対象部材O(ここでは、O1,O2,O3)を含む構造物Sの立体画像が表示される。この画像は、三次元データに基づく管理装置1からの画像データに基づく仮想空間表示である。この画像は、対象部材アイコン(部材に対応する第4のアイコン)Io1〜Io3、端末位置アイコンIp,端末方向アイコンIr、作業内容表示Dw,AR表示Darを含む。
対象部材アイコンIo1〜Io3はそれぞれ、対象部材O1,O2,O3に対応し、作業計画テーブルに規定された作業の順番(No.ここでは、1,2,3)、対応アイコンの色・輝度(R,G,B、A)に基づいて表示される。すなわち、対象部材アイコンIo1〜Io3は、対象部材Oへの作業の順序を表す。
端末位置アイコンIp、端末方向アイコンIrは併せて、端末装置の位置および向きを示すアイコンに対応する。
端末位置アイコンIpは、端末装置2の位置に対応して表示され、作業者Wの位置確認を容易とする。
端末方向アイコンIrは、端末装置2の向き(撮像方向)を示す。このアイコンIrで示される範囲内が撮像範囲となる。ここでは、対象部材O1,O2,O3に端末装置2が向けられている。
作業内容表示Dwは、作業計画テーブルの内容の一部が表示されている。ここでは、順番(No.)、座標(PX,PY,PZ)、角度(RX,RY,RZ)、部材名、点検の内容、対応アイコンの色・輝度(R,G,B、A)が示されている。
AR表示Darは、構造物Sの立体画像上に表示され、この上で相対的に移動できる。図6は、AR表示Darを拡大して表す。
AR表示Darは、拡張現実(AR)技術を用いており、端末装置2の撮像部22が撮像する画像と、対象部材アイコンIo1〜Io3を重畳して表示する。対象認識部23が対象部材Oを認識することで、対象部材Oの位置に対応する対象部材アイコンIoの表示が可能となる。
なお、AR技術とは、現実環境が映された画像(例えば、撮像部22で撮影された画像)中の所定の物体の位置などに対応して、3Dモデル、テキストなどの所定のコンテンツを表示させる技術である。
図6に示すように、例えば、対象部材アイコンIo(1o1〜Io3)をタップすると、そのアイコンに対応する対象部材Oの説明画面T、および参考情報アイコンIrfが表示される。説明画面Tは、例えば、作業計画テーブルに示される順番(No.)、座標(PX,PY,PZ)、角度(RX,RY,RZ)、部材ID、部材名、内容の情報を含む。
閲覧部26は、表示される第3のアイコンへの操作によって、参考情報を閲覧する。
作業者Wが、閲覧部26を用いて、参考情報アイコンIrfをタップすると、その対象部材Oに関連する図面や図書が表示される。ここでは、参考情報のリンクを開いて、参考情報を表示している。但し、作業計画テーブルが参考情報自体を含む場合には、その参考情報をそのまま表示すればよい。
現状の現場作業では、図面や図書を確認するためにバインダーを持ち込み、該当するものをその場で選ぶ必要があるが、本機能によりそのような負荷も軽減される。また、作業の状況に応じて、確認すべき図面や図書を事務所から伝送することもできる。
情報追加部27は、部材に関する追加情報を入力する。次のように、情報追加部27を用いることで、部材の選択、追加情報の入力が可能となる。
作業者Wが、情報追加部27を用いて、情報を追加する部材を選択する。この選択は、例えば、AR表示Dar上で対象をタップすることで行える。このタップにより対象認識部23が機能し、部材が特定される。その結果、特定された部材と対応するように情報追加アイコンIiが表示される。
情報追加アイコンIiをタップすると、その対象に関する情報の入力が可能となり、入力部25によって情報を入力できる。
入力された追加情報は、管理装置1に送信される。このとき、対象の位置情報が付加され、追加情報とともに送信され、適宜に管理データベース11C上に反映される。
この追加情報は、バーチャル付箋で、実空間上および/または三次元データ(3D−CAD)空間上に配置できる。その内容に対応して、付箋の色を変更可能としてもよい。
このとき、テキスト情報以外に、画像情報(例えば、撮像部22で撮影する写真)も追加でき、さらには撮影時の端末装置2の位置・向きの情報を記録、保存してもよい。この場合、撮像部22が、追加情報として画像を撮影し、撮影時の端末装置2の位置および向きと共に記録する。
なお、以上は、ネットワークNWを介してリアルタイムに管理装置1と端末装置2の間で情報伝達を行う場合を説明しているが、管理装置1と端末装置2は常にネットワークNWを介して接続されている必要はない。情報の受け渡しを行う場合にのみネットワークNWあるいは他のネットワーク、USBなどの有線で接続される構成でもよい。
撮像支援部28は、記録された位置および向きに対応する再度の撮影(同じ位置・向きでの撮影)を支援する。たとえば、作業のタイミングが別の日時や担当者が異なる場合に、撮影時の位置や向きを再現し、同じ見え方での確認や、処置内容を同じ位置と角度で記録することができる。
撮像支援部28は、次のように、記録された端末装置2の位置および向きに対応する撮像範囲を表示部24上に表示させる。
まず、図7に示すように、レイアウト図中に前回撮影した位置と方位および現在の位置と方位を示す。その他周辺に機器などがあれば表示されている。この表示により、撮影位置と現在の位置関係が確認でき、撮影位置に誘導できる。
図8に示すように、端末装置2の撮影画面上にフレームF1,過去フレームF0が表示される。フレームF1は、現在の撮像範囲を表すフレームである。フレームF0は、その対象を過去に撮影したときの端末装置2の位置および向きに対応する撮像範囲を示す。
現在と過去の端末装置2の位置・向きが一致すれば、フレームF0,F1の範囲(4隅)は一致する。しかし、現在と過去の端末装置2の位置・向きが一致しないと、フレームF0,F1の範囲(4隅)は一致しない。例えば、現在の端末装置2と対象の距離が、過去のときより離れていると、フレームF0はフレームF1より小さくなる。また、現在の端末装置2と対象の角度が、過去のときと異なると、フレームF0とフレームF1の向きが異なる。
作業者WがフレームF0,F1が一致するように、対象との距離、角度を調整することで、過去の測定時と同様の位置や向きでの撮影が可能となる。
(現場連携システムの動作)
以下、現場連携システムの動作につき説明する。
(1)作業計画の作成
作業計画が作成される。管理者Mが作業計画作成部16を用いて、対象部材O、順序等を特定する作業計画テーブルを作成する。
(2)端末装置2の位置確認
作業者Wは、現場の基準マーカMSを撮像部22で撮像する。撮像された画像に基づいて、端末装置2の位置、および向き(基準位置・向き)が判定される。この判定には、管理装置1の基準位置管理テーブルの情報を利用できる。但し、この判定は、管理装置1,端末装置2のいずれで行ってもよい。
端末装置2の位置計測部21は、この基準位置・向きと、例えば、PDR、SLAM、ビーコン等での測定とを併用することで、現在の端末装置2の位置、および向きを精度良く計測できる。
(3)端末装置2での表示
端末装置2の表示部24は、次のように、仮想空間表示と拡張現実(AR)表示の双方が可能である。
a)仮想空間表示
端末装置2の表示部24は、構造物Sを示す画像と、端末装置2の位置と向きを示すアイコン(端末位置アイコンIp,端末方向アイコンIr)を表示する。この表示は、実空間の画像を含まない仮想空間表示とすることができる。
例えば、管理装置1の表示制御部14が、三次元データおよび位置計測部21によって計測された端末装置2の位置および向きに基づき、構造物Sを示す画像と、端末装置2の位置と向きを示すアイコンを表示部24上に表示させることができる。このとき、表示制御部14は、端末位置受信部12が端末装置2からの位置情報を受信する度に、表示部24上に表示させるアイコンの位置を更新することができる。
また、表示制御部14が、作業の順番を識別する第2のアイコン(対象部材アイコンIo1〜Io3)を、対象部材Oの位置に対応するように、表示部24上に表示させる。
このように、端末装置2の位置、および向きを示すアイコンIp、Ir、および対象部材Oを示すアイコンIoを表示することで、作業者Wを支援できる。
また、画面上に作業計画の一部(作業内容表示Dw)を表示すると作業者Wの便宜を図れる。
b)拡張現実(AR)表示
端末装置2の表示部24は、撮像部22によって撮影された画像と、対象部材Oに対応する第4のアイコン(対象部材アイコンIo1〜Io3)と、を対応して表示する(AR表示Da)。この表示は、実空間の画像を含む拡張現実(AR)表示である。
例えば、対象認識部23が対象部材Oを認識することで、対象部材Oの位置に対応する対象部材アイコンIoの表示が可能となる。
(4)参考情報の閲覧
作業者Wは、閲覧部26を用いて、参考情報を閲覧できる。
例えば、仮想空間表示または拡張現実(AR)表示のいずれかに含まれる対象部材アイコンIoへの操作によって、参考情報を閲覧できる。例えば、対象部材アイコンIoをタップすることで、その対象部材Oの参考情報(例えば、図面)を表示できる。
(5)事務所からの指示
管理装置1でも、現在の端末装置2の位置・向きに対応する現場の画像を表示できる。管理者Mは、作業の進行状況を把握して、必要に応じて、指示入力部17を用い、指示の追加、変更を行える。このとき、現場での追加情報を参考にすることができる。
例えば、管理者Mが、三次元データ上の位置と、作業の指示と、を入力する。表示制御部14は、この作業の指示を、三次元データ上の位置に対応するように、表示部24上に表示させる。この指示の追加・変更は、端末装置2の表示部24上に、例えば、バーチャル付箋として表示できる。
作業者Wは、この指示の追加・変更に基づいて、作業の追加、変更を行える。この結果、現場の状況に応じた柔軟な対応が容易となる。
(6)現場での情報の追加
現場では、必要に応じて、情報追加部27を用いて、適宜の情報の追加を行える。対象を特定し、気がついた情報を追加する。
例えば、仮想空間表示または拡張現実(AR)表示のいずれかに含まれる対象部材アイコンIoへの操作(例えば、タップ)によって、情報追加アイコンIiを表示させ、これをタップすることで、その対象部材に関する情報の入力が可能となる。
入力された追加情報は、管理装置1に送信され、管理装置1のデータベース11に反映される。さらに、表示制御部14が、この追加情報を表示部24上に表示させることができる。
(7)撮像の支援
この追加情報として、撮像部22が撮影する画像を利用できる。この場合、撮像部22は、画像を撮影し、撮影時の端末装置2の位置および向きと共に記録する。
このとき、撮像支援部28は、記録された位置および向きに対応する再度の撮影を支援する。例えば、撮像支援部28は、記録された端末装置2の位置および向きに対応する撮像範囲を表示部24上に表示させる(例えば、過去フレームF1)。作業者Wが過去フレームF1を確認しながら、端末装置2と撮影対象間の距離および方向を調整することで、過去と同様の距離および方向での撮影が可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 管理装置
2 端末装置
4 ディスプレイ
11 データベース
11A 設計情報データベース
11B 部材データベース
11C 管理データベース
12 端末位置受信部
13 端末位置特定部
14 表示制御部
15 閲覧部
16 作業計画作成部
17 指示入力部
21 位置計測部
22 撮像部
23 対象認識部
24 表示部
25 入力部
26 閲覧部
27 情報追加部
28 撮像支援部
M 管理者
W 作業者

Claims (12)

  1. 自己の位置を計測する位置計測部と、
    画像を表示する表示部と、
    を有する端末装置と、
    構造物の配置を表す三次元データを記憶するデータベースと、
    前記三次元データおよび前記計測された端末装置の位置に基づき、前記構造物を示す画像と、前記端末装置の位置を示すアイコンと、を前記表示部上に対応して表示させる表示制御部と、
    を有する管理装置と、
    を具備する現場連携システム。
  2. 前記管理装置は、前記計測された端末装置の位置情報を受信する端末位置受信部をさらに有し、
    前記表示制御部は、前記端末位置受信部による前記位置情報の受信に対応して、前記表示部上に表示させるアイコンの位置を更新する、
    請求項1に記載の現場連携システム。
  3. 前記位置計測部が、前記端末装置の位置および向きを計測し、
    前記アイコンが、前記端末装置の位置および向きを示す、
    請求項1または2に記載の現場連携システム。
  4. 前記データベースが、前記構造物の部材およびその位置の情報をさらに有し、
    前記管理装置が、部材と、作業の順番と、を対応して表す作業計画テーブルを作成する作業計画作成部をさらに有し、
    前記表示制御部が、前記作業の順番を識別する第2のアイコンを、前記部材の位置に対応するように、前記表示部上に表示させる
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現場連携システム。
  5. 前記データベースが、前記複数の部材の参考情報またはそのリンクをさらに有し、
    前記作業計画テーブルが、前記部材と、前記作業の順番と、前記参考情報と、を対応して表し、
    前記表示制御部が、前記参考情報に対応する第3のアイコンを前記表示部上に表示させ、
    前記端末装置が、前記表示される第3のアイコンへの操作によって、前記参考情報を閲覧する閲覧部をさらに有する、
    請求項4に記載の現場連携システム。
  6. 前記管理装置が、前記三次元データ上の位置と、作業の指示と、を入力する指示入力部をさらに有し、
    前記表示制御部が、前記作業の指示を、前記三次元データ上の位置に対応するように、前記表示部上に表示させる
    請求項4または5に記載の現場連携システム。
  7. 前記端末装置が、
    画像を撮影する撮像部と、
    前記撮影された画像に基づいて、部材を認識する対象認識部と、をさらに有し、
    前記表示部が、前記撮影された画像と、前記部材に対応する第4のアイコンと、を対応して表示する
    請求項4乃至6のいずれか1項に記載の現場連携システム。
  8. 前記端末装置が、前記部材に関する追加情報を入力する情報追加部をさらに有し、
    前記データベースが、前記追加情報を記憶する、
    請求項7に記載の現場連携システム。
  9. 前記表示制御部が、前記追加情報を前記表示部に表示させる、
    請求項8に記載の現場連携システム。
  10. 前記撮像部が、前記追加情報として画像を撮影し、撮影時の前記端末装置の位置および向きと共に記録し、
    前記端末装置が、前記記録された位置および向きに対応する再度の撮影を支援する撮像支援部をさらに有する、
    請求項8または9に記載の現場連携システム。
  11. 前記撮像支援部は、前記記録された端末装置の位置および向きに対応する撮像範囲を前記表示部上に表示させる、
    請求項10に記載の現場連携システム。
  12. 端末装置の位置情報を受信する端末位置受信部と、
    構造物の配置を表す三次元データを記憶するデータベースと、
    前記三次元データおよび前記受信された端末装置の位置情報に基づき、前記構造物を示す画像と、前記端末装置の位置を示すアイコンと、を前記端末装置の表示部上に対応して表示させる表示制御部と、
    を具備する管理装置。
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