JP2003242202A - 建設現場の安全管理方法、プログラム及び装置 - Google Patents

建設現場の安全管理方法、プログラム及び装置

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JP2003242202A
JP2003242202A JP2002036339A JP2002036339A JP2003242202A JP 2003242202 A JP2003242202 A JP 2003242202A JP 2002036339 A JP2002036339 A JP 2002036339A JP 2002036339 A JP2002036339 A JP 2002036339A JP 2003242202 A JP2003242202 A JP 2003242202A
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Masayoshi Suzuki
昌義 鈴木
Asami Takahashi
麻実 高橋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業内容から予知される危険に対し具体的な安
全対策を含む危険予知情報を現場代理人に提示して適切
な安全管理がとれるようにする。 【解決手段】工事現場クライアント46からの入力情報
により特定された作業内容に対し危険を回避する是正措
置(安全対策)を含む危険予知情報を本社サーバ10で
生成して建設現場クライアント46に出力する。建設現
場での是正措置の実施の有無を判別し、実施を判別した
是正措置につき証拠情報を建設現場クライアント46か
ら入力して保存する。建設現場で実施されない是正措置
を判別した場合、実施されない場合に予測される影響情
報を、予想される事故、工期スケジュールの遅延、費用
原価、及び保険査定を含む観点から生成して建設現場ク
ライアント46に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設現場での作業
の危険予知情報を生成して提示する建設現場の安全管理
方法、プログラム及び装置に関し、特に、予知した危険
に対する安全対策としての是正措置を危険予知情報に含
めて建設現場に提示する建設現場の安全管理方法、プロ
グラム及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設現場における安全管理は、
現場責任者や現場監督などの現場代理人が朝礼などで作
業者に対し作業内容の説明に加えて安全上の注意事項な
どを説明している。
【0003】また作業工程表や工事概要などの情報は紙
情報として管理されており、現場代理人は事前にそれら
を確認し、工事の概要や作業内容を把握している。安全
上の注意事項に関する情報としては、建設現場の共通的
な事項に関するものや事故事例集などはあるが、個別の
作業内容に対する危険予知情報はない。このため危険予
知については、現場代理人の経験や勘に依存しているの
が実態であり、現場代理人自身の事故経験やヒヤリハッ
ト経験が主な情報源となっている。
【0004】また安全管理は、現場代理人に一任されて
いるのが一般的であり、安全に関する注意や作業指示が
実際に守られているかの記録は無く、また外部第三者の
チェックも無い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の建設現場での安全管理にあっては、現場代理
人にとって工事の進捗が優先の課題であり、個々の作業
に対する危険を自分で想定し、朝礼で注意説明し、実施
しているかを確認し、さらにそれらを全て記録に残すこ
とは、負担が大きく実際には難しい。また、危険である
ことに対する意識があっても、それを確実に是正措置を
施した結果の確認までは出来ていないのが実態であり、
今でも尚、建設現場での事故が絶えない。
【0006】また建設現場における事故発生は、天候や
作業員の経験や現場の状態に起因することが多いが、現
場代理人が事前にそれら全てを調査把握して事前に注意
し指示することは難しい。
【0007】また該当作業に関する事故経験やヒヤリハ
ット経験の無い現場代理人、特に現場経験の少ない若い
代理人は事故防止措置を軽視しがちである。
【0008】また近隣住民に対する安全対策や工事情報
の提供は、現場内の安全対策以上に重要であるが、工事
現場の壁に作業内容を掲示することのレベルでしか行わ
れおらず、十分に行われているとはいえない。
【0009】また、建設関係の作業に従事する作業員
は、作業内容によって資格保有者の立合い、その本人の
作業が事故を未然に防止するための基本であるが、外部
から見えにくいために厳守されていないケースもあり、
事故に結びつくケースが多い。
【0010】更に、不幸にも事故が発生した場合には、
連絡先を調べ電話で連絡したり、人身事故の場合には対
処方法がわからず、若しくは文章での記述であったため
誤った対応や専門家が来るまで対処の施し様がないこと
も多く、間違った対応や手遅れになる恐れもあった。
【0011】本発明は、作業内容から予知される危険に
対し具体的な是正措置を含む危険予知情報を現場責任者
に提示して適切な安全管理がとれるようにした建設現場
の安全管理方法、プログラム及び装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による建設現場の
安全管理方法は、作業を特定する情報を建設現場から入
力する入力ステップと、入力情報により特定された作業
内容に対し危険を回避する是正措置(安全対策)を含む
危険予知情報を生成して建設現場に出力する危険予知情
報出力ステップとを備えたことを特徴とする。
【0013】このように本発明は、特定された作業内容
に対し予知された危険を回避するために必要な安全対策
となる具体的な是正措置が複数項目にわたり現場責任者
に提示されるため、現場代理人は作業で発生する危険を
事前に認識し、作業者に対し事故防止のための具体的な
指示と指導を行うことができ、危険情報に漏れが無くな
り、安全性が増す。
【0014】また本発明による建設現場の安全管理方法
は、更に、建設現場での是正措置の実施の有無を判別
し、実施を判別した是正措置につき証拠情報を建設現場
から入力して保存する是正確認ステップを備える。この
ため是正措置が実際に取られたかどうかが証拠として残
り、安全管理や労働災害の基礎資料として活用できる。
【0015】本発明による建設現場の安全管理方法は、
建設現場で実施されない是正措置を判別した場合、実施
されない場合に予測される影響情報を、予想される事
故、工期スケジュールの遅延、費用原価、及び保険査定
を含む観点から生成して建設現場に出力する影響情報出
力ステップを備えたことを特徴とする。このため現場代
理人が提示された是正措置をとらなかった場合、その工
事にどのような影響があるかが具体的にわかり、事故発
生によるリスクを認識させることで、再度、是正措置を
取るか否かの適切な判断を可能とする。
【0016】本発明による建設現場の安全管理方法は、
是正措置を建設現場で実施しない場合に、実施しない理
由を建設現場から入力して保存する不実施理由入力ステ
ップを備える。これは提示された是正措置の項目が全て
当該工事に当てはまるわけではなく、不要と判断される
措置については、無駄な作業をさせないように理由を明
確にして、効率の良い作業をさせることを可能とし、更
に、不実施理由の第3者チェックも可能とし、判断の適
切さを高める。
【0017】本発明による建設現場の安全管理方法は、
更に、危険予知情報の出力に対応した作業の危険情報を
近隣の住民、学校、警察、官庁など外部機関に対して事
前に通報する近隣通報ステップを備える。このように近
隣住民や関係機関に作業に伴う危険情報を提供すること
により、外部を巻き込んだ事故を最大限防止でき、また
事故が発生したとしても、事前に情報を提供しておくこ
とにより、対処がスムーズに実施できる。
【0018】本発明による建設現場の安全管理方法は、
更に、是正措置の実施と不実施及び不実施の理由を含む
是正報告を安全管理承認機関に通知して作業着手の承認
を取得する承認ステップを備える。このため是正措置の
判断基準について全てを現場代理人の判断に委ねず、第
3者チェックを入れることで、さらに安全性を増す。本
発明による建設現場の安全管理方法にあっては、更に、
建設現場からの事故発生の入力に対し警察、病院などの
関係機関に自動通報すると共に、発生事故と同じ過去の
事故事例の対応映像を建設現場に出力して動画表示させ
る事故発生対応ステップを備える。このため事故が発生
した場合でも、関係機関への通報にてまどることがな
く、同じ事故事例の動画を見て対処するため、確実に且
つスピーディに対処でき、被害を最小限に食い止めるこ
とが可能となる。本発明による建設現場の安全管理方法
の別の形態にあっては、作業を特定する情報を建設現場
から入力する入力ステップと、入力情報により特定され
た作業内容に対し危険を回避する是正措置を含む危険予
知情報を生成して建設現場に出力する危険予知情報出力
ステップと、建設現場での是正措置の実施の有無を判別
し、実施を判別した是正措置につき証拠情報を建設現場
から入力して保存する是正確認ステップと、建設現場で
実施されない是正措置を判別した場合、実施されない場
合に予測される影響情報を、予想される事故、工期スケ
ジュールの遅延、費用原価、及び保険査定を含む観点か
ら生成して建設現場に出力する影響情報出力ステップ
と、危険予知情報の出力に対応した作業の危険情報を近
隣の住民、学校、警察、官庁など外部機関に対して事前
に通報する近隣対応ステップと、建設現場からの事故発
生の入力に対し警察、病院などの関係機関に自動通報す
ると共に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応映像を
建設現場に出力して動画表示させる事故対応ステップ
と、を少なくとも備える。
【0019】本発明は、建設現場の安全管理ためのサー
バのプログラムを提供する。このプログラムは、コンピ
ュータに、作業を特定する情報を建設現場端末から入力
する入力ステップと、入力情報により特定された作業内
容に対し危険を回避する是正措置を含む危険予知情報を
生成して建設現場端末に出力する危険予知情報出力ステ
ップと、建設現場端末での是正措置の実施の有無を判別
し、実施を判別した是正措置につき証拠情報を建設現場
端末から入力して保存する是正確認ステップと、建設現
場端末で実施されない是正措置を判別した場合、実施さ
れない場合に予測される影響情報を、予想される事故、
工期スケジュールの遅延、費用原価、及び保険査定を含
む観点から生成して建設現場端末に出力する影響情報出
力ステップと、危険予知情報の出力に対応した作業の危
険情報を近隣の住民、学校、警察、官庁など外部機関に
対して事前に通報する近隣対応ステップと、建設現場端
末からの事故発生の入力に対し警察、病院などの関係機
関に自動通報すると共に、発生事故と同じ過去の事故事
例の対応映像を建設現場に出力して動画表示させる事故
対応ステップと、を少なくとも備えたことを特徴とす
る。
【0020】また本発明は、建設現場の安全管理装置を
提供するものであり、この安全管理装置は、建設現場端
末からの入力情報により特定された作業内容に対し危険
を回避する是正措置を含む危険予知情報を生成して建設
現場端末に出力する危険予知情報処理部と、建設現場端
末での是正措置の実施の有無を判別し、実施を判別した
是正措置につき証拠情報を建設現場端末から入力して保
存し、実施されない是正措置を判別した場合は、実施さ
れない場合に予測される影響情報を、予想される事故、
工期スケジュールの遅延、費用原価、及び保険査定を含
む観点から生成して建設現場端末に出力する是正確認処
理部と、危険予知情報の出力に対応した作業の危険情報
を近隣の住民、学校、警察、官庁など外部機関に対して
事前に通報する近隣対応処理部と、建設現場端末からの
事故発生の入力に対し警察、病院などの関係機関に自動
通報すると共に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応
映像を建設現場に出力して動画表示させる事故対応処理
部と、を備えたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明による建設現場の安
全管理システムの機能構成のブロック図である。
【0022】図1において、本発明の安全管理システム
は、本社サーバ10を有し、本社サーバ10はインター
ネットなどのネットワーク44を介して建設現場の現場
代理人が使用している工事現場クライアント46からの
アクセスを受けて、安全管理に必要な情報を提示する。
【0023】本社サーバ10には、データベースサーバ
12、アプリケーションサーバ16及びWWWサーバ1
8としての機能が設けられている。データベースサーバ
12に対しては、作業工程データベース20、天気デー
タベース22、個人情報データベース24、危険予知デ
ータベース26、近隣情報データベース28、事故影響
データベース32、事故データベース30、対応マニュ
アルデータベース34、工事区画データベース35及び
ストリーミングデータベース37が設けられている。
【0024】アプリケーションサーバ16には、本発明
の安全管理システムの処理手順を実行する危険予知情報
処理部36、是正確認処理部38、近隣対応処理部40
及び事故対応処理部42が設けられている。
【0025】WWWサーバ18は、ネットワーク44を
介して工事現場クライアント46のWWWブラウザ48
からのコマンドを受領してアプリケーションサーバ16
に提供し、このコマンドに対応してアプリケーションサ
ーバ16より出力されたステートメントやファイル、更
にはストリーミングを工事現場クライアント46側に転
送する。
【0026】図2は,図1の本社サーバ10のアプリケ
ーションサーバ16の機能により提供される本発明の安
全管理システムの基本的な処理手順のフローチャートで
ある。
【0027】図2において、ステップS1の入力処理
は、工事現場クライアント46のWWWブラウザ48に
対しアプリケーションサーバ16から提供される安全管
理システム用の画面を使用して、作業を特定するための
情報として工事名と作業名を入力する。
【0028】ステップS2の危険予知情報出力処理は、
入力処理により特定された作業内容に対し、危険を回避
する是正措置(安全対策)を含む危険予知情報をデータ
ベースの参照により生成して、工事現場クライアント4
6に出力する。
【0029】ステップS3の是正確認処理は、工事現場
クライアント46に提示された是正措置に対する実施の
有無を判別し、実施を判別した是正措置につき証拠写真
などの証拠情報を工事現場クライアント46から入力し
て保存する。
【0030】ステップS4の影響情報出力処理は、工事
現場クライアント46に提示された是正措置について、
実施されない是正措置を判別した場合に、実施されない
場合に予想される影響情報を生成して工事現場クライア
ント46に出力する。この影響情報としては、是正措置
を実施しない場合に予想される事故、工期スケジュール
の遅延、費用原価及び保険査定を含む観点から生成して
出力する。
【0031】ステップS5の不実施理由入力処理は、工
事現場クライアント46側で提示された是正措置を実施
しない場合に、その実施しない理由を工事現場クライア
ント46側から入力してくるので、これを受け付けて保
存する。
【0032】ステップS6の承認処理は、工事現場クラ
イアント46における是正措置の実施と不実施、及び不
実施の理由を含む是正報告を受けて、外部の安全管理承
認機関にこれを通知して、作業着手の承認を取得して工
事現場クライアント46に通知する。
【0033】ステップS7の近隣対応処理は、危険予知
情報の出力に対応した作業の危険情報を、近隣の住民、
学校、警察、官庁などの外部機関に対し事前に通知す
る。更にステップS8の事故対応処理は、工事現場クラ
イアント46からの事故発生の入力に対し、警察、病院
などの関係機関に自動通報すると共に、発生事故と同じ
過去の事故事例の対応映像を工事現場クライアント46
に出力して動画表示させる。
【0034】図3は、図2の基本的な処理手順に対応し
た図1の工事現場クライアント46側のWWWブラウザ
48による本社サーバ10のアクセスで展開される安全
管理のための処理画面の遷移状態を示している。
【0035】図3において、工事現場クライアント46
のWWWブラウザ48により本社サーバ10のアプリケ
ーションサーバ16にアクセスすると、初期画面50が
表示される。この初期画面50に対し、工事名52と作
業日54を選択し、更に明細表示ボタン60を操作する
と、アプリケーションサーバ16側で危険予知情報が生
成され、危険予知情報表示画面70が表示される。
【0036】危険予知情報表示画面70には、作業内容
に対応した危険予知明細として危険を回避する是正措置
項目が列挙されており、これについて現場代理人は是正
措置を実施するか否かの選択を行った後、是正確認チェ
ックボタン64を操作すると、実施しない是正措置が存
在した場合、影響情報表示画面76に遷移する。影響情
報表示画面76は、実施されない是正措置に関する影響
情報の選択画面であり、本発明の実施形態にあっては影
響度、対応処理及び事故事例の3種類を準備している。
【0037】このため、影響情報表示画面76において
影響度ボタン84を操作すると、事故影響度表示画面9
4に遷移する。この事故影響度表示画面94には、工
期、遅延平均日数、原価損害額平均、全社保険額影響見
込みなどの影響度情報が表示される。
【0038】また影響情報表示画面76において対応処
理ボタン86を押すと、事故発生時対応マニュアル表示
画面96が展開される。この事故発生時対応マニュアル
表示画面96には、人的被害に対する措置方法や連絡
先、また物的被害の場合の対処方法などが示される。影
響情報表示画面76について事故事例ボタン88を押す
と、事故事例表示画面98が展開され、事故事例の状況
内容や状況写真が表示される。
【0039】更に影響情報表示画面76において、実施
されない是正措置についての理由を記述した後に是正内
容申請ボタン90を押すと、是正内容報告画面100に
切り替わり、この是正内容報告画面100を使用して承
認申請を行うことができる。
【0040】一方、危険予知情報表示画面70におい
て、提示された是正措置の実施あるいは不実施に対する
理由の記述が済んで承認申請を行って承認が得られた場
合には、近隣対応ボタン62を押すことで近隣対応表示
画面104に遷移する。近隣対応表示画面104は、該
当作業内容、予定作業区画、時間、危険情報、該当連絡
先、更に備考記入などを行った後に送信ボタン114を
押すことで、該当連絡先に対し作業内容通知画面120
の内容が、予め設定しているEメール、ホームページ、
FAXなどにより通報される。
【0041】次に図1のデータベースサーバ12に対し
て設けている本発明の安全管理で用いるデータベースを
説明する。図4は作業工程データベース20の説明図で
ある。
【0042】作業工程データベース20は、工事ナンバ
ー、工事名称、作業工程名称、作業区画、作業期間、作
業時間、作業担当者、場所特性及び危険情報を登録して
いる。このため、工事現場クライアント46側から工事
名と作業名を入力することで、対応する工事内容の作業
工程を検索することができる。
【0043】図5は天気データベース22の説明図であ
る。天気データベース22には、現在日時が「01/0
9/03」であったとすると、前日及び前々日について
の天気、気温、降水確率、降水量、風速、日照時間が格
納されている。
【0044】図6は個人情報データベース24の説明図
である。この個人情報データベース24には、従業員ナ
ンバー、氏名、年齢、経験年数、資格、健康状態が格納
されている。このため、図4の作業工程データベース2
0から工事名称が特定されると、これに対応する作業担
当者が分かることから、作業担当者により個人情報デー
タベース24を参照することで、年齢、経験年数、資
格、健康状態などの情報を得ることができる。
【0045】図7は危険予知データベース26の説明図
である。危険予知データベース26には、作業工程名
称、連番、危険予知情報、是正チェック、条件、天気、
資格、場所が格納されている。この例にあっては、作業
工程名称として「クレーン操作」を例にとっており、危
険予知情報として1番から5番までが設けられ、それぞ
れの連番に対応して、予知された危険を回避するための
安全対策としての是正措置項目あるいは予知情報そのも
のが格納されている。
【0046】即ち、連番1〜4は予知された危険に対す
る安全対策としての是正措置が記述されており、これに
対し連番5については危険予知そのものである「熱中
症」が記述され、これは対応する天気情報が「35℃」
以上となった場合を条件としている。
【0047】また連番2の危険予知情報である「玉掛技
能講習終了者」に対応した是正チェックにあっては「本
人識別センサ」が設けられており、この危険予知情報が
選択された場合には、作業に使用する重機そのものに本
人識別センサを取り付けており、資格保有者以外の者が
操作した場合にはドアが自動的にロックされるとかエン
ジンが始動しないとかの仕組みがチェック機構として予
め設けられていることになる。
【0048】図8は近隣情報データベース28の説明図
である。この近隣情報データベース28には工事Noに
続いて、機関名称、住所、緊急連絡先、対応作業区、制
限事項、提供手段、電話番号、FAX番号、Eメールア
ドレスが格納されている。したがって、この近隣情報デ
ータベース28を参照することで、危険予知情報に対応
した作業の危険情報を、近隣の住民、学校、警察、官庁
などの外部機関に対し通報することができる。
【0049】図9は事故データベース30の説明図であ
る。事故データベース30には、事故名、工事名称、関
連危険予知情報、状況内容、写真情報が登録されてい
る。このため、事故データベース30の参照により事故
名を特定することで、過去に起きた事故の内容を知るこ
とができる。
【0050】図10は事故影響データベース32の説明
図である。事故影響データベース32には、事故名、工
事名称、遅延日数、原価損害額、次工事の保険査定上昇
率が格納されている。このため、現場代理人が危険予知
情報として提示された是正措置を実施しなかった場合の
影響度を、この事故影響データベース32の参照で知る
ことで、是正措置をとらない場合の事故の重大性を認識
して、是正措置をとるかとらないかの適切な判断に利用
できる。
【0051】図11は対応マニュアルデータベース34
の説明図である。対応マニュアルデータベース34に
は、事故名、損害対象区分、対応内容が格納されてい
る。例えば事故名が「車両転落」の場合には損害対象区
分は「物損」であり、対応内容として「人員への影響有
無の確認⇒本社へ報告」が格納されている。尚、図1の
工事区画データベース35とストリーミングデータベー
ス37については、後の説明で明らかにする。
【0052】次に図2に示した本発明の安全管理処理の
操作手順に従った画面の具体例を説明する。
【0053】図12は、工事現場クライアント46によ
る本社サーバ10のアクセスで表示された初期画面50
である。この初期画面50には工事名52と作業日54
の入力枠が設けられており、現場代理人が安全管理を行
う場合には工事名52と作業日54を入力し明細表示ボ
タン56を押すと、図1の本社サーバ10に対するアク
セスによりアプリケーションサーバ16の危険予知情報
処理部36が動作し、データベースサーバ12を介して
作業工程データベース20及び危険予知データベース2
6をアクセスすることで危険予知情報を生成し、図13
の危険予知情報表示画面70を表示する。
【0054】また図12の初期画面50には危険予知明
細、即ち是正項目以外で検討するものを追加登録する新
規登録ボタン58、工事全体概要を表示するための工事
概要ボタン60、近隣対応処理を行うための近隣対応ボ
タン62、前日の危険予知情報を表示させるための前日
表示ボタン66、翌日の危険予知情報を表示させるため
の翌日表示ボタン68を設けている。
【0055】なお、翌日表示ボタン68を操作した場合
には、この時点で天気情報が得られていないことから、
精度的には低い翌日の危険予知情報が提示されることに
なる。
【0056】図12の初期画面50で明細表示ボタン5
6を押すことにより表示される図13の危険予知情報表
示画面70には、危険予知明細72、是正選択ボックス
74及び写真表示ボックス75が、初期画面の内容に加
えて表示される。
【0057】危険予知明細72は、工事名の作業内容に
対応して、危険予知データベース26の参照で得られた
予知された危険に対する安全対策としての是正措置及び
危険予知そのものを表示している。即ち、項目名(1)
〜(7)については安全対策としての是正措置であり、
項目名(8)は危険予知そのものである。
【0058】危険予知明細72の各項目に対応した右側
に是正選択ボックス74が設けられている。この是正選
択ボックス74は「要」と「不要」が設けられ、マウス
クリックなどにより、いずれか一方を選択できるように
している。
【0059】また危険予知明細72の各項目に対応して
写真表示ボックス75が設けられている。この写真表示
ボックス75は、必要とするボックスをマウスクリック
することで、危険予知明細の実施に伴う証拠写真を入力
して本社サーバ10に保存していることから、この本社
サーバ10側に保存している証拠写真を画面表示するよ
うになる。
【0060】図14は、図13の危険予知情報表示画面
70の中の危険予知明細72の各項目に対し、現場代理
人が是正選択ボックス74に対し是正措置を実施するか
否かの選択を行った結果である。この是正項目の実施、
不実施につき、危険予知明細72の中の項目名(1)〜
(6)について現場代理人は実施を選択しており、項目
名の「熱中症による転落」については「不要」と判断
しており、更に項目名(7)の「アウトリガを鉄板に載
せる」については是正措置の実施か不実施かを決めてい
ない状態である。
【0061】ここで、項目名(1)〜(6)については
是正措置の実施を選択していることから、それぞれの是
正措置を実施したことを示す証拠写真を撮影してイメー
ジ情報として入力し、この証拠写真を本社サーバ10側
に送って保存している。このため、実施を選択した是正
措置について証拠写真を確認したい場合には、写真表示
ボックス75の該当するボックスを選択すると証拠写真
が表示される。
【0062】図14のように是正項目(7)の「アウト
リガを鉄板に載せる」について、実施、不実施を決めな
い状態で是正確認チェックボタン64を押すと、図15
の影響情報表示画面76に切り替わる。この影響情報表
示画面76の表示処理は、データベースサーバ12側に
設けている事故データベース30、事故影響データベー
ス32及び対応マニュアルデータベース34を参照して
処理される。
【0063】影響情報表示画面76には対象是正処理表
示部78が設けられ、ここに「アウトリガを鉄板に載せ
る」とする是正措置が表示される。続いて影響情報表示
部80が設けられ、是正対象処理に対応した影響情報が
事故の進展状態に応じて列挙される。更に、是正措置を
実施しなかった場合の理由を記述する理由記述部82が
設けられる。
【0064】また影響情報表示画面76の操作ボタンと
しては、影響度ボタン84、対応処理ボタン86、事故
事例ボタン88、是正内容申請ボタン90、戻りボタン
92が設けられている。
【0065】このような影響情報表示画面76において
現場代理人は、影響度、対応処理及び事故事例の3つを
チェックすることができる。まず影響度ボタン84を押
したとすると、図16の事故影響度表示画面94が表示
される。この事故影響度表示画面94には、事故影響デ
ータベース32の参照で得られた工期遅延平均日数、原
価損害額平均、及び次工事の保険査定上昇率のそれぞれ
が定数的に表示される。
【0066】また図15の対応処理ボタン86を押す
と、図17の事故発生時対応マニュアル表示画面96が
表示される。この事故発生時対応マニュアル表示画面9
6は対応マニュアルデータベース34の参照で表示され
ており、この例では人的被害の場合の応急措置方法と緊
急連絡先、また物的被害の場合の対処方法が表示され
る。
【0067】更に図15において事故事例ボタン88を
押すと、図18の事故事例表示画面98に切り替わる。
この事故事例表示画面98は事故データベース30の参
照で表示されており、状況内容の説明と状況写真が表示
される。
【0068】このため、危険予知情報として提示された
特定の是正措置について現場代理人が実施するか実施し
ないかの判断に迷っている場合には、図15〜図18の
ような影響情報を表示させることで、是正措置をしなか
った場合の事故発生による影響度やリスクを具体的に見
ることができ、これによって是正措置を実施するかしな
いかの適切な判断が可能となる。
【0069】図19は、影響度、対応処理、事故事例な
どの影響情報を参照した後に現場代理人が対象是正処理
としての「アウトリガを鉄板に載せる」を実施しないと
判断した場合の理由を理由記述部82に記述した影響情
報表示画面76−1を示している。このように対象是正
処理を実施しないと判断した場合には、その理由を記述
し、これを残すようにしている。
【0070】このように対象是正処理を実施しないと判
断して理由を記述した後は、是正内容申請ボタン90を
押すことで、図20の是正内容報告画面100に切り替
わる。この是正内容報告画面100には、実施した是正
措置に加え、実施しない是正対象外の是正措置とその理
由が表示される。
【0071】この是正内容報告画面100について、承
認依頼ボタン102を押すと、本社サーバ10に是正内
容報告が送信され、本社サーバ10を経由して承認担当
者の端末に対し承認依頼が行われる。この承認依頼に対
し担当者より承認を受信すると、これによって現場代理
人は、予定した作業を開始することになる。
【0072】図21は、図12〜図20の処理画面に対
応した本発明の安全管理処理のフローチャートであり、
図2の処理プログラムの詳細となる。
【0073】図21において、まずステップS1で図1
2の初期画面50を使用して工事名と作業日を入力する
と、ステップS2の明細表示ボタン56の押し下げを待
って、ステップS3で図13のチェックボックス付きの
是正措置の選択を可能とする危険予知情報表示時画面1
70を表示し、ステップS4で是正措置の要/不要を選
択する。
【0074】続いてステップS5で要を選択した是正措
置について証拠写真の登録処理を行った後、ステップS
6で是正確認チェックボタン64を押し下げると、ステ
ップS7でチェックなしの是正措置の有無をチェック
し、チェックなしの是正措置があれば、ステップS8に
進み、図15の影響情報表示画面に基づく事故発生時の
影響度情報表示処理を行う。
【0075】この影響度情報表示処理が済むと、ステッ
プS9に進み、図20の是正内容報告画面100による
是正内容の結果表示を行った後、承認依頼ボタン102
の操作で、ステップS10で本社サーバ10側の担当者
に対する承認依頼と承認結果を受ける承認処理を行う。
【0076】続いてステップS11で危険予知情報表示
画面の近隣対応ボタン62を押し下げると、ステップS
12の近隣対応処理を実行する。このフローチャートに
おけるステップS8の影響度情報表示処理及びステップ
S12の近隣対応処理の詳細は、後の説明で明らかにす
る。
【0077】図22は、図21のステップS8における
影響度情報表示処理の詳細を示したフローチャートであ
る。この影響度情報表示処理は、図14の危険予知情報
表示画面70において是正確認チェックボタン64を押
すことで起動される。
【0078】まずステップS1で図15の影響情報表示
画面76を表示し、ステップS2で影響度ボタン84の
押し下げを判別すると、図9の事故データベース30の
先頭レコードを参照する。次にステップS4で対象是正
処理の内容と事故データベース30の関連危険予知情報
が一致するか否かチェックし、不一致であれば、ステッ
プS5で次のレコードを参照する。一致すれば、ステッ
プS6で図10の事故影響データベース32の先頭レコ
ードを参照する。
【0079】次にステップS7で事故データベース30
と事故影響データベース32の事故名が一致するか否か
チェックし、不一致であればステップS8で事故影響デ
ータベース32の次のレコードを参照する。一致すれば
ステップS9に進み、全レコードの参照済みか否かチェ
ックし、参照済みでなければステップS8に戻り、ステ
ップS7からの処理を繰り返す。
【0080】ステップS7で事故データベース30と事
故影響データベース32の事故名が一致し、且つステッ
プS9で全レコードの参照済みであれば、ステップS1
0に進み、工期遅延日数、原価損害影響額及び保険査定
影響額の各影響度の平均を算出し、ステップS11で図
16のような事故影響度表示画面94を表示する。
【0081】またステップS12で図15の対応処理ボ
タン86の押し下げを判別すると、ステップS13で図
11の対応マニュアルデータベース34の参照により得
られた図17の事故発生時対応マニュアル表示画面96
を表示する。
【0082】またステップS14で事故事例ボタン88
の押し下げを判別した場合には、ステップS15で図9
の事故データベース30の参照に基づき、図18のよう
な事故事例画面98を表示する。
【0083】続いて図22のステップS16で戻りボタ
ン92の押し下げをチェックしており、戻りボタンを押
し下げるまではステップS1からの処理を繰り返してお
り、戻りボタンの押し下げを判別すると処理を終了し
て、図21のメインルーチンにリターンする。
【0084】次に本発明の安全管理における近隣対応処
理の詳細を説明する。この近隣対応処理は、図1のアプ
リケーションサーバ16に設けている近隣対応処理部4
0で実行され、またそのプログラムの処理としては図2
1のフローチャートのステップS12で行われる。
【0085】図23は、図14の是正措置の項目名の要
/不要の選択が済んで承認が完了した後に、危険予知情
報表示画面70の近隣対応ボタンを押すことで表示され
る近隣対応表示画面104の説明図である。この近隣対
応表示画面104には、該当作業内容表示部106、予
定作業区画・時間・危険情報表示部108、該当連絡先
表示部110、備考記入部112が設けられ、更に操作
ボタンとして送信ボタン114と終了ボタン116を設
けている。
【0086】図24は、この近隣対応表示画面104で
対象となっている工事現場の現場地図118である。即
ち図23の近隣対応表示画面104から明らかなよう
に、現場地図118の通りCに面した「6区画」につい
て、「5−7時」に作業予定を設定しており、危険情報
としては「通りCの通行止め」がある。
【0087】図23の近隣対応表示画面104は、図4
の作業工程データベース20、図26に更に詳しく示す
近隣情報データベース28、更に図27に示す工事区画
データベース35の参照により作成表示される。まず該
当作業内容表示部106には、図4の作業工程データベ
ース20の参照で得られた工事ナンバー「110109
32−03」と、作業工程名称である「アスファルト安
定処理」が表示される。
【0088】次の予定作業区画・時間・危険情報表示部
108には、同じく図4の作業工程データベース20の
参照で得られた作業区画の「6区画」、作業時間の「5
−7時」、及び危険情報としての「通行止め」が表示さ
れる。
【0089】次の該当連絡先表示部110には、図26
の近隣情報データベース28の参照で得られた該当連絡
先が表示される。図26の近隣情報データベース28の
「対応作業区画」について、予定作業区画である「6区
画」を含む機関名称としては、2番目の「南警察署」、
下から3番目の「C商店街事務局」、及び一番下の「青
葉区役所」の3つが該当する。
【0090】続いて近隣情報データベース28の制限事
項を参照すると、「C商店街事務局」については「8−
20時」の制限事項が格納されており、予定作業時間
「5−7時」はこの制限時間から外れている。このため
「C商店街事務局」は該当連絡先から除外し、「南警察
署」と「青葉区役所」を該当連絡先とする。
【0091】このような近隣対応表示画面104が得ら
れたならば、その送信ボタン114を押すことで、該当
連絡先に対し図25の作業内容通知画面120に示す内
容の危険情報の通知が行われる。
【0092】この作業内容通知画面120にあっては、
通知先例えば「南警察署」の表示に続いて「都の杜ビル
建設」と工事名を記載し、その下に「1.作業日 2.
作業地域 3.作業内容 4.危険情報 5.備考 」
を設けている。
【0093】この内、作業地域については、図23の近
隣対応画面104で指定している予定作業区画である
「6区画」では情報として意味が不明であることから、
図27に示すような工事区画データベース35を参照し
て「6区画」に対応する住所「青葉区3−5」と道路名
称「通りC中」を取得し、作業地域として「青葉区3−
5 通りC中沿い」を生成して表示している。
【0094】図28は図21のステップS12の近隣対
応処理の詳細をサブルーチンとして示したフローチャー
トである。
【0095】図28の近隣対応処理にあっては、ステッ
プS1で図4の作業工程データベース20から該当工事
の番号、作業区画及び危険情報を読み込み、ステップS
2で図26の近隣情報データベース28の先頭レコード
を参照する。ステップS3で該当工事の工事番号と一致
するか否か判断し、不一致であればステップS4で近隣
情報データベース28の次のレコードを参照する。
【0096】ステップS3で該当工事の工事番号との一
致が得られると、ステップS5に進み、該当工事の作業
区画と一致するか否かチェックする。不一致であればス
テップS4で次のレコードを参照する。一致すればステ
ップS6に進み、制限事項がないか否かチェックする。
制限事項があれば、ステップS7で制限事項が作業時間
に該当するか否かチェックする。該当しなければステッ
プS4で次のレコードを読み込む。該当する場合にはス
テップS8で該当レコードを読み込む。
【0097】続いてステップS9で近隣情報データベー
ス28の全レコードの確認が終了したか否かチェック
し、終了を確認すると、ステップS10で読込みデータ
に基づき図23の近隣対応表示画面104を表示する。
【0098】続いて図29のステップS11に進み、終
了ボタン116の押し下げをチェックしており、終了ボ
タンの押し下げがなければ、ステップS12で送信ボタ
ン114の押し下げをチェックしている。
【0099】送信ボタン114が押し下げられるとステ
ップS13に進み、図4の作業工程データベース20よ
り該当工事の工事名称、作業工程名称、作業期間を読み
込み、ステップS14で図23の近隣対応表示画面10
4の備考記入部112で入力した内容を読み込み、更に
ステップS15で図27の工事区画データベース35か
ら工事番号及び作業区画が該当する道路名称を読み込
む。
【0100】更にステップS16で、図26の近隣情報
データベース28の参照で連絡先として読み込まれた先
頭レコードの機関名称、提供手段及び連絡先を参照し、
ステップS17で作業内容通知の情報を作成する。
【0101】続いてステップS18で該当する提供手
段、即ちFAXかEメールかを選択した後、選択した提
供手段を使用して、ステップS19で該当する連絡先に
危険情報としての作業内容通知を送信する。
【0102】続いてステップS21で、連絡先として読
み込まれた全レコード案件を処理したか否かチェック
し、未処理であればステップS20に戻り、連絡先とし
て読み込まれた次の機関名称、提供手段、連絡先を参照
して、ステップS21で全レコード案件の処理を終了す
るまで、これを繰り返す。
【0103】次に、本発明の安全管理における事故対応
処理を説明する。この事故対応処理は図1のアプリケー
ションサーバ16における事故対応処理部42で実行さ
れ、また図2の基本的な処理手順のフローチャートにお
けるステップS8の処理となる。
【0104】図30は事故対応初期画面122の説明図
である。この事故対応初期画面122にあっては、事故
区分として作業区分表示部124、事故内容表示部12
6及び事故対象表示部128を設けており、更に確定ボ
タン130を設けている。作業区分表示部124は、ダ
イアログを開くことで、例えば「クレーン旋回」が選択
される。また事故内容表示部126については、同じく
ダイアログを開くことで「車両巻込み」を選択してい
る。更に事故対象表示部128については「人的被害」
と「物的被害」のうちの該当する方、例えば「人的被
害」の代表ボタンをクリックしている。
【0105】このような事故区分の設定が済んだなら
ば、確定ボタン130を押すと、図1のデータベースサ
ーバ12に事故発生情報が通知され、予め設定している
警察、病院などの関係機関に対し事故発生を自動通報す
ると共に、データベースサーバ12によってストリーミ
ングデータベース37を参照して、同じ事故に対応する
過去のストリーミング情報を読み出して、図31のよう
に事故対応映像画面132により動画134を表示させ
る。
【0106】図32は本発明による事故発生対応処理の
フローチャートであり、実際の本社サーバ10の処理に
あっては、図21に示した危険予知情報の処理とは独立
したルーチンとして動作させている。
【0107】この事故発生対応処理にあっては、ステッ
プS1で事故発生の有無をチェックしており、事故発生
があると、ステップS2で事故発生情報に基づき警察、
病院などの関係機関に自動通報する。
【0108】続いてステップS3で図30のような事故
対応初期画面122を表示し、必要項目に応じてステッ
プS4でストリーミングデータベース37の該当事故を
選択し、選択すると、ステップS5で図31のような事
故対応映像画面132を使用して事故対応映像のストリ
ーミングによる動画表示を行い、これをステップS6で
停止ボタンを押し下げるまで繰り返す。
【0109】なお本発明は、クレーン作業を例にとって
いるが、これ以外の各種現場作業が含まれることは勿論
である。また本発明は、上記の実施形態に限定されず、
その目的と利点を損なわない適宜の変形を含む。更に本
発明は上記の実施形態に示した数値による限定は受けな
い。
【0110】(付記) (付記1)作業を特定する情報を建設現場から入力する
入力ステップと、前記入力情報により特定された作業内
容に対し危険を回避する是正措置(安全対策)を含む危
険予知情報を生成して建設現場に出力する危険予知情報
出力ステップと、を備えたことを特徴とする建設現場の
安全管理方法。(1)
【0111】(付記2)付記1記載の建設現場の安全管
理方法に於いて、更に、建設現場での是正措置の実施の
有無を判別し、実施を判別した是正措置につき証拠情報
を建設現場から入力して保存する是正確認ステップを備
えたことを特徴とする建設現場の安全管理方法。
【0112】(付記3)付記1記載の建設現場の安全管
理方法に於いて、建設現場で実施されない是正措置を判
別した場合、実施されない場合に予測される影響情報
を、予想される事故、工期スケジュールの遅延、費用原
価、及び保険査定を含む観点から生成して建設現場に出
力する影響情報出力ステップを備えたことを特徴とする
建設現場の安全管理方法。(2)
【0113】(付記4)付記1記載の建設現場の安全管
理方法に於いて、前記是正措置を建設現場で実施しない
場合に、実施しない理由を建設現場から入力して保存す
る不実施理由入力ステップを備えたことを特徴とする建
設現場の安全管理方法。
【0114】(付記5)付記1記載の建設現場の安全管
理方法に於いて、更に、前記危険予知情報の出力に対応
した作業の危険情報を近隣の住民、学校、警察、官庁な
ど外部機関に対して事前に通報する近隣通報ステップ備
えたことを特徴とする建設現場の安全管理方法。(3)
【0115】(付記6)付記1記載の建設現場の安全管
理方法に於いて、更に、前記是正措置の実施と不実施及
び不実施の理由を含む是正報告を安全管理承認機関に通
知して作業着手の承認を取得する承認ステップを備えた
ことを特徴とする建設現場の安全管理方法。
【0116】(付記7)付記1記載の建設現場の安全管
理方法に於いて、更に、建設現場からの事故発生の入力
に対し警察、病院などの関係機関に自動通報すると共
に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応映像を建設現
場に出力して動画表示させる事故発生対応ステップを備
えたことを特徴とする建設現場の安全管理方法。
【0117】(付記8)作業を特定する情報を建設現場
から入力する入力ステップと、前記入力情報により特定
された作業内容に対し危険を回避する是正措置を含む危
険予知情報を生成して建設現場に出力する危険予知情報
出力ステップと、建設現場での是正措置の実施の有無を
判別し、実施を判別した是正措置につき証拠情報を建設
現場から入力して保存する是正確認ステップと、建設現
場で実施されない是正措置を判別した場合、実施されな
い場合に予測される影響情報を、予想される事故、工期
スケジュールの遅延、費用原価、及び保険査定を含む観
点から生成して建設現場に出力する影響情報出力ステッ
プと、前記危険予知情報の出力に対応した作業の危険情
報を近隣の住民、学校、警察、官庁など外部機関に対し
て事前に通報する近隣対応ステップと、建設現場からの
事故発生の入力に対し警察、病院などの関係機関に自動
通報すると共に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応
映像を建設現場に出力して動画表示させる事故対応ステ
ップと、を備えたことを特徴とする建設現場の安全管理
方法。
【0118】(付記9)コンピュータに、作業を特定す
る情報を建設現場端末から入力する入力ステップと、前
記入力情報により特定された作業内容に対し危険を回避
する是正措置を含む危険予知情報を生成して建設現場端
末に出力する危険予知情報出力ステップと、建設現場端
末での是正措置の実施の有無を判別し、実施を判別した
是正措置につき証拠情報を建設現場端末から入力して保
存する是正確認ステップと、建設現場端末で実施されな
い是正措置を判別した場合、実施されない場合に予測さ
れる影響情報を、予想される事故、工期スケジュールの
遅延、費用原価、及び保険査定を含む観点から生成して
建設現場端末に出力する影響情報出力ステップと、前記
危険予知情報の出力に対応した作業の危険情報を近隣の
住民、学校、警察、官庁など外部機関に対して事前に通
報する近隣対応ステップと、建設現場端末からの事故発
生の入力に対し警察、病院などの関係機関に自動通報す
ると共に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応映像を
建設現場に出力して動画表示させる事故対応ステップ
と、を備えたことを特徴とするプログラム。(4)
【0119】(付記10)建設現場端末からの入力情報
により特定された作業内容に対し危険を回避する是正措
置を含む危険予知情報を生成して建設現場端末に出力す
る危険予知情報処理部と、建設現場端末での是正措置の
実施の有無を判別し、実施を判別した是正措置につき証
拠情報を建設現場端末から入力して保存し、実施されな
い是正措置を判別した場合は、実施されない場合に予測
される影響情報を、予想される事故、工期スケジュール
の遅延、費用原価、及び保険査定を含む観点から生成し
て建設現場端末に出力する是正確認処理部と、前記危険
予知情報の出力に対応した作業の危険情報を近隣の住
民、学校、警察、官庁など外部機関に対して事前に通報
する近隣対応処理部と、建設現場端末からの事故発生の
入力に対し警察、病院などの関係機関に自動通報すると
共に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応映像を建設
現場に出力して動画表示させる事故対応処理部と、備え
たことを特徴とする建設現場の管理装置。(5)
【0120】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、作業現場側から入力された作業内容に対し、予知さ
れた危険を回避するために必要な安全対策となる具体的
な複数項目に亘る是正措置を含む危険予知情報が提示さ
れるため、現場代理人は作業で発生する危険を事前に認
識し、作業者に先立って事故防止のための具体的な指示
と指導、更に措置をとることができ、危険情報に漏れが
なくなり、現場作業の安全性を大幅に向上することがで
きる。
【0121】また、危険予知情報として提示された是正
措置についての建設現場での実施の有無を判別し、実施
を判別した是正措置につき証拠写真などの情報を現場側
から入力して保存することで、是正措置が実際にとられ
ているかどうかが証拠として残り、安全管理や労働災害
の分析資料として活用できる。
【0122】また現場側で実施されない是正措置を判別
した場合には、実施されない場合に予想される影響情報
を、予想される事故、工期スケジュールの遅延、費用原
価及び保険査定を含む観点から生成して提示すること
で、是正措置を取らなかった場合、どのような影響があ
るかが具体的に分かり、現場代理人に事故発生によるリ
スクを認識させることで、是正措置をとるか否かの適切
な判断を可能とする。
【0123】また、危険予知情報として提示された是正
措置の項目全てが該当工事に当てはまる訳ではなく、不
要と判断される是正措置については無駄な作業をさせな
いように理由を明確にして効率よく作業をさせることを
可能としており、また是正措置を実施しない理由を記述
することで第三者チェックを可能とし、是正措置を実施
するか否かの判断の適切性を高めることができる。
【0124】また作業内容に対する危険予知情報の提示
に対応する作業につき、事前に近隣の住民、学校、警
察、官庁などの外部機関に対して通報することで、外部
を巻き込んだ事故を最大限に防止でき、また事故が発生
したとしても、事前に情報を提供しておくことにより対
処がスムーズに実施できる。
【0125】更に、危険予知情報で提示された是正措置
の実施と不実施、及び不実施の理由を含む是正報告を安
全管理承認機関に通知して作業着手の承認を取得するこ
とで、是正措置の判断基準について全てを現場代理人の
判断に委ねず、第三者チェックを入れることでさらに安
全性を高めることができる。
【0126】更にまた、不幸にも事故が発生した場合に
は、関係機関への自動通報と同時に、同じ事故事例の動
画を現場に提示することにより事故事例の動画を見て対
処することで、事故発生に対し確実且つスピーディに対
応し、被害を最小限に食い止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安全管理システムの機能構成のブ
ロック図
【図2】本発明による安全管理の基本的な処理手順のフ
ローチャート
【図3】本発明の安全管理におけるクライアント側の画
面遷移の説明図
【図4】本発明で用いる作業工程データベースの説明図
【図5】本発明で用いる天気データベースの説明図
【図6】本発明で用いる個人情報データベースの説明図
【図7】本発明で用いる危険予知データベースの説明図
【図8】本発明で用いる近隣情報データベースの説明図
【図9】本発明で用いる事故データベースの説明図
【図10】本発明で用いる事故影響データベースの説明
【図11】本発明で用いる対応マニュアルデータベース
の説明図
【図12】本発明による初期画面の説明図
【図13】本発明による危険予知情報表示画面の説明図
【図14】是正項目を選択した本発明による危険予知情
報表示画面の説明図
【図15】本発明による影響情報表示画面の説明図
【図16】本発明による事故影響度表示画面の説明図
【図17】本発明による事故発生時対応マニュアル表示
画面の説明図
【図18】本発明による事故事例表示画面の説明図
【図19】是正内容申請に用いる本発明による影響情報
表示画面の説明図
【図20】本発明による是正内容報告画面の説明図
【図21】本発明による安全管理処理のフローチャート
【図22】図21における影響度情報表示処理のフロー
チャート
【図23】本発明による近隣対応表示画面の説明図
【図24】近隣対応の対象となる現場地図の説明図
【図25】本発明による作業内容画面の説明図
【図26】近隣対応に用いる近隣情報データベースの説
明図
【図27】近隣対応に用いる工事区画データベースの説
明図
【図28】本発明による近隣対応処理のフローチャート
【図29】図28に続く本発明による近隣対応処理のフ
ローチャート
【図30】本発明による事故対応初期画面の説明図
【図31】本発明による事故対応映像画面の説明図
【図32】本発明による事故対応処理のフローチャート
【符号の説明】
10:本社サーバ 12:データベースサーバ 16:アプリケーションサーバ 18: WWWサーバ 20:作業工程データベース 22:天気データベース 24:個人情報データベース 26:危険予知データベース 28:近隣情報データベース 30:事故データベース 32:事故影響データベース 34:対応マニュアルデータベース 35:工事区画データベース 36:危険予知情報処理部 37:ストリーミングデータベース 38:是正確認処理部 40:近隣対応処理部 42:事故対応処理部 44:ネットワーク 46:工事現場クライアント 48:WWWブラウザ 50:初期画面 52:工事名 54:作業日 56:明細表示ボタン 58:新規登録ボタン 60:工事概要ボタン 62:近隣対応ボタン 64:是正確認チェックボタン 66:前日表示ボタン 68:翌日表示ボタン 70:危険予知情報表示画面 72:危険予知明細(是正措置項目) 74:是正選択ボックス 75:写真表示ボックス 76:影響情報表示画面 78:対象是正処理表示部 80:影響情報表示部 82:理由記述部 84:影響度ボタン 86:対応処理ボタン 88:事故事例ボタン 90:是正内容申請ボタン 92:戻りボタン 94:事故影響度表示画面 96:事故発生時対応マニュアル表示画面 98:事故事例表示画面 100:是正内容報告画面 102:承認依頼ボタン 104:近隣対応表示画面 106:該当作業内容表示部 108:予定作業区画・時間・危険情報表示部 110:該当連絡先表示部 112:備考記入部 114:送信ボタン 116:終了ボタン 118:現場地図 120:作業内容通知画面 122:事故対応初期画面 124:作業区分表示部 126:事故内容表示部 128:事故対象表示部 130:確定ボタン 132:事故対応映像画面 134:動画

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業を特定する情報を建設現場から入力す
    る入力ステップと、前記入力情報により特定された作業
    内容に対し危険を回避する是正措置を含む危険予知情報
    を生成して建設現場に出力する危険予知情報出力ステッ
    プと、を備えたことを特徴とする建設現場の安全管理方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設現場の安全管理方法に
    於いて、建設現場で実施されない是正措置を判別した場
    合、実施されない場合に予測される影響情報を、予想さ
    れる事故、工期スケジュールの遅延、費用原価、及び保
    険査定を含む観点から生成して建設現場に出力する影響
    情報出力ステップを備えたことを特徴とする建設現場の
    安全管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の建設現場の安全管理方法に
    於いて、更に、前記危険予知情報の出力に対応した作業
    の危険情報を近隣の住民、学校、警察、官庁など外部機
    関に対して事前に通報する近隣通報ステップ備えたこと
    を特徴とする建設現場の安全管理方法。
  4. 【請求項4】コンピュータに、作業を特定する情報を建
    設現場端末から入力する入力ステップと、前記入力情報
    により特定された作業内容に対し危険を回避する是正措
    置を含む危険予知情報を生成して建設現場端末に出力す
    る危険予知情報出力ステップと、建設現場端末での是正
    措置の実施の有無を判別し、実施を判別した是正措置に
    つき証拠情報を建設現場端末から入力して保存する是正
    確認ステップと、建設現場端末で実施されない是正措置
    を判別した場合、実施されない場合に予測される影響情
    報を、予想される事故、工期スケジュールの遅延、費用
    原価、及び保険査定を含む観点から生成して建設現場端
    末に出力する影響情報出力ステップと、 前記危険予知情報の出力に対応した作業の危険情報を近
    隣の住民、学校、警察、官庁など外部機関に対して事前
    に通報する近隣対応ステップと、建設現場端末からの事
    故発生の入力に対し警察、病院などの関係機関に自動通
    報すると共に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応映
    像を建設現場に出力して動画表示させる事故対応ステッ
    プと、を備えたことを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】建設現場端末からの入力情報により特定さ
    れた作業内容に対し危険を回避する是正措置を含む危険
    予知情報を生成して建設現場端末に出力する危険予知情
    報処理部と、建設現場端末での是正措置の実施の有無を
    判別し、実施を判別した是正措置につき証拠情報を建設
    現場端末から入力して保存し、実施されない是正措置を
    判別した場合は、実施されない場合に予測される影響情
    報を、予想される事故、工期スケジュールの遅延、費用
    原価、及び保険査定を含む観点から生成して建設現場端
    末に出力する是正確認処理部と、 前記危険予知情報の出力に対応した作業の危険情報を近
    隣の住民、学校、警察、官庁など外部機関に対して事前
    に通報する近隣対応処理部と、建設現場端末からの事故
    発生の入力に対し警察、病院などの関係機関に自動通報
    すると共に、発生事故と同じ過去の事故事例の対応映像
    を建設現場に出力して動画表示させる事故対応処理部
    と、備えたことを特徴とする建設現場の管理装置。
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