JP2017045321A - 情報管理システム、情報管理方法、及び情報管理プログラム - Google Patents

情報管理システム、情報管理方法、及び情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業予定に関連する安全管理に関する情報を容易、かつ正確に検索できる技術を提供する。【解決手段】作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報であって、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を記憶する記憶装置と、前記作業予定が入力されると、入力された作業予定に含まれる前記キーワードを前記記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を表示装置に表示させる情報処理装置と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、情報管理システム、情報管理方法、及び情報管理プログラムに関する。
建築工事、土木工事、工場等において、日々の作業予定(予定されている作業内容)、安全管理、実績等が例えば作業日誌に記録されることで管理されている。近年では、複数の協力会社端末をネットワークで接続し、作業予定、安全管理、実績等の情報を共有できるシステムも存在する。例えば、特許文献1には、工事管理者側に設置された管理者サーバ及び少なくとも1以上の管理者端末(管理会社端末)と、工事協力者側に設置された少なくとも1以上の協力者端末(協力会社端末)との協働により安全日誌を作成する装置が開示されている。また、例えば、特許文献2には、プラントに関する技術として、運転日報のデータやヒヤリハットのデータを含む様々なデータを一元管理することが開示されている。
特開2003−242311号公報 特開2008−234070号公報
建築工事、土木工事、工場等で管理される情報の一つに、作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報がある。安全管理に関する情報には、作業予定(予定されている作業内容)に関連する安全指示事項や過去の災害事例が例示される。安全管理に関する情報をデータベース化することは知られている。しかしながら、従来、安全管理に関する情報は、管理者(例えば、作業日誌を記録する職員や職長)がキーワードを入力して検索する必要があり、非常に手間がかかっていた。また、管理者の経験値によって、入力するキーワードが異なるため、検索結果が異なり、作業予定に関連する安全管理に関する情報を正確に検索できないという問題もあった。
本発明は、上記の問題に鑑み、作業予定に関連する安全管理に関する情報を容易、かつ正確に検索できる技術を提供することを課題とする。
本発明では、上記課題を解決するため、安全管理に関する情報に対して、作業予定(予定されている作業内容)と関連するキーワードを割り当て、作業予定を入力すると、作業予定に対応する安全管理に関する情報を自動的に検索できるようにした。
詳細には、本発明は、作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報であって、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を記憶する記憶装置と、前記作業予定が入力されると、入力された作業予定に含まれる前記キーワードを前記記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を表示装置に表示させる情報処理装置と、を備える情報管理システムである。
本発明に係る情報管理システムは、建築工事、土木工事、工場等における日々の作業予定、安全管理、実績等の情報を管理するシステムとして好適に用いることができる。本発明に係る情報管理システムによれば、情報の管理者、例えば、作業日誌を記録する職員や
職長が、作業予定を入力するだけで、作業予定に対応する安全管理に関する情報が自動的に検索され、表示装置に表示される。したがって、管理者がキーワードを入力して検索する必要がなく、従来よりも検索の手間を大幅に削減できる。また、管理者の経験値によって入力するキーワードが異なることもない。そのため、管理者の経験値に左右されずに、より正確な検索結果(安全管理に関する情報)を得ることができる。
ここで、前記情報処理装置は、少なくとも前記安全管理に関する情報の概要を前記表示装置に表示させるようにしてもよい。これにより、安全管理に関する情報の詳細を表示する場合と比較して、安全管理に関する情報を容易に理解することができる。特に、概要の表示は、複数の安全管理に関する情報を表示する場合に有用である。安全管理に関する情報の概要とともに、安全管理に関する情報の詳細を閲覧できるようにしてもよい。例えば、情報処理装置は、安全管理に関する情報の詳細を記録するファイルをダウンロードするアイコンを表示装置に表示させてもよく、また、安全管理に関する情報の詳細を表示するページにジャンプするためのアイコンを表示装置に表示させるようにしてもよい。これにより、安全管理に関する情報を容易に確認することができる。
また、前記記憶装置は、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた災害事例を前記安全管理に関する情報として記憶し、前記情報処理装置は、入力された作業予定に含まれるキーワードを記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた災害事例を前記安全管理に関する情報として表示装置に表示させるようにしてもよい。
これにより、安全管理に関する情報として、過去の災害事例を容易、かつ、正確に検索することができる。なお、安全管理に関する情報は、作業を安全に行うための指示内容を含む安全指示事項でもよい。
また、前記情報処理装置は、入力された作業予定に含まれるキーワードを他の文字と比較して目立つように表示装置に表示させるようにしてもよい。これにより、作業予定を入力した管理者は、入力中に、どのようなキーワードに対応する安全管理に関する情報が検索されるかを把握することができる。
ここで、本発明は、情報管理方法として特定することができる。例えば、本発明は、作業予定が入力されると、入力された作業予定に含まれるキーワードを、作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報であって、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を記憶する記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を表示装置に表示させる処理をコンピュータが実行する情報管理方法である。本発明に係る情報管理方法によれば、管理者が作業予定を入力するだけで、作業予定に対応する安全管理に関する情報が自動的に検索され、表示装置に表示される。したがって、管理者がキーワードを入力して検索する必要がなく、従来よりも検索の手間を大幅に削減できる。また、管理者の経験値によって入力するキーワードが異なることもない。そのため、管理者の経験値に左右されずに、より正確な検索結果(安全管理に関する情報)を得ることができる。
また、本発明は、情報管理プログラムとして特定することができる。例えば、本発明は、作業予定が入力されると、入力された作業予定に含まれるキーワードを、作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報であって、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を記憶する記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を表示装置に表示させる処理をコンピュータに実行させる情報管理プログラムである。本発明に係る情報管理プログラムによれば、管理者が作業予定を入力するだけで、作業予定に対応する安全管理に関する情報が自動的に検索され、表示装置に表示される。したがって、管理者がキーワードを入力して検索する必
要がなく、従来よりも検索の手間を大幅に削減できる。また、管理者の経験値によって入力するキーワードが異なることもない。そのため、管理者の経験値に左右されずに、より正確な検索結果(安全管理に関する情報)を得ることができる。
また、本発明は、上記プログラムを記録した記録媒体として特定することもできる。この場合、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。なお、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、作業予定に関連する安全管理に関する情報を容易、かつ正確に検索できる技術を提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報管理システムの構成を示す。 図2は、実施形態に係る協力会社端末の構成を示す。 図3は、実施形態に係る管理会社端末の構成を示す。 図4は、実施形態に係るサーバの構成を示す。 図5は、実施形態に係る災害事例データベースの一例を示す。 図6は、画面遷移の一例を示す。 図7は、実施形態に係る「トップ」画面の一例を示す。 図8は、実施形態に係る「安全打ち合わせ」画面の一例を示す。 図9は、実施形態に係る「作業予定登録」画面の一例を示す。 図10は、実施形態に係る「災害事例(概要)」画面の一例を示す。 図11は、実施形態に係る「災害事例(詳細)」画面の一例を示す。 図12は、実施形態に係る「人数集計」画面の一例を示す。 図13は、実施形態に係る「搬入車両」画面の一例を示す。 図14は、実施形態に係る「搬入車両」画面の他の例を示す。 図15は、実施形態に係る「確認」画面の一例を示す。 図16は、実施形態に係る協力会社を登録する処理のフローを示す。 図17は、実施形態に係る作業予定を登録する処理のフローを示す。 図18は、実施形態に係る災害事例を検索する処理のフローを示す。 図19は、実施形態に係る人数を集計する処理のフローを示す。 図20は、実施形態に係る搬入車両を集計する処理のフローを示す。 図21は、実施形態に係る巡視結果を登録する処理のフローを示す。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、本発明に係る情報管理システムを建築工事における管理会社と協力会社との工事安全打ち合わせに用いる場合を例に説明する。以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<情報管理システムの構成>
図1は、実施形態に係る情報管理システムの構成を示す。実施形態に係る情報管理システム1は、協力会社で用いられる協力会社端末2、管理会社で用いられる管理会社端末3、管理会社で管理されるサーバ4を備える。協力会社端末2、管理会社端末3、及びサーバ4は、ネットワークNを介して接続されている。ネットワークNには、電話回線網を利用したインターネットが例示されるが、ネットワークNは、協力会社端末2、管理会社端末3、及びサーバ4を電気的に接続し、通信可能とできるものであれば良くその態様は特
に限定されない。
<協力会社端末>
協力会社端末2は、作業予定(予定されている作業内容)を含む各種情報の入力、各種画面の表示等を行う。協力会社端末2は、例えば、ネットワークNへ接続可能な、汎用のスマートフォン、タブレット、デスクトップ型パソコン、ノート型パソコン等によって構成することができる。図2は、実施形態に係る協力会社端末の構成を示す。協力会社端末2は、協力会社端末の制御部21、協力会社端末の表示部22、協力会社端末の操作部23、協力会社端末の記憶部24(デスクトップ型パソコン、ノート型パソコンであれば、例えばハードディスク)、協力会社端末の通信部25を備える。協力会社端末の制御部21は、協力会社端末のCPU26、協力会社端末のメモリ27(例えば、ROM、RAM等の記憶媒体)を含み、協力会社端末のメモリ27に登録されたプログラムに従って、協力会社端末2を制御する。例えば、協力会社端末の制御部21は、作業予定の入力を受け付け、作業予定が入力されると、入力された作業予定をサーバ4へ送信する。また、協力会社端末の制御部21は、サーバ4が有する作業予定や災害事例等を協力会社端末の表示部22に表示させる。
協力会社端末の表示部22は、ディスプレイやタッチパネルによって構成され、例えば、作業予定の入力を受け付ける「作業予定登録」画面や、作業予定や安全指示事項等を含む「安全打ち合わせ」画面を表示する。協力会社端末の操作部23は、操作ボタン、タッチパネル、キーボード等によって構成され、例えば、作業予定の入力を受け付ける。協力会社端末の通信部25には、例えば、ネットワークNへの接続を実現する通信モジュールが例示される。
<管理会社端末>
管理会社端末3は、協力会社の登録、作業予定の表示、作業予定の修正等を行う。管理会社端末3は、例えば、ネットワークNへ接続可能な、汎用のスマートフォン、タブレット、デスクトップ型パソコン、ノート型パソコン等によって構成することができる。図3は、実施形態に係る管理会社端末の構成を示す。管理会社端末3は、管理会社端末の制御部31、管理会社端末の表示部32、管理会社端末の操作部33、管理会社端末の記憶部34(デスクトップ型パソコン、ノート型パソコンであれば、例えばハードディスク)、管理会社端末の通信部35を備える。管理会社端末の制御部31は、管理会社端末のCPU36、管理会社端末のメモリ37(例えば、ROM、RAM等の記憶媒体)を含み、管理会社端末のメモリ37に登録されたプログラムに従って、管理会社端末3を制御する。例えば、管理会社端末の制御部31は、協力会社の登録情報の入力を受け付け、サーバ4へ送信する。また、管理会社端末の制御部31は、サーバ4が有する作業予定や災害事例等を管理会社端末の表示部32に表示させる。また、管理会社端末の制御部31は、例えば、作業予定の修正を受け付け、サーバ4へ送信する。
管理会社端末の表示部32は、ディスプレイやタッチパネルによって構成され、例えば、協力会社の登録情報の入力を受け付ける「協力会社登録」画面や、作業予定や安全指示事項などを含む「安全打ち合わせ」画面を表示する。管理会社端末の操作部33は、操作ボタン、タッチパネル、キーボード等によって構成され、例えば、協力会社の登録情報の入力を受け付ける。管理会社端末の通信部35には、例えば、ネットワークNへの接続を実現する通信モジュールが例示される。
<サーバ>
サーバ4は、作業予定を含む管理情報を管理する。図4は、実施形態に係るサーバの構成を示す。サーバ4は、汎用のコンピュータによって構成することができ、サーバ4は、サーバの制御部41、サーバの表示部42、サーバの操作部43、サーバの記憶部44(
例えば、ハードディスク)、サーバの通信部45を備える。サーバの制御部41は、サーバのCPU46、サーバのメモリ47(例えば、ROM、RAM等の記憶媒体)を含み、サーバのメモリ47に登録されたプログラムに従って、サーバ4を制御する。例えば、サーバの制御部41は、協力会社端末2から送信された作業予定を受信し、受信した作業予定を管理する。また、サーバの制御部41は、受信した作業予定に含まれるキーワードをサーバの記憶部44から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた災害事例(安全管理に関する情報の一例)を管理会社端末の表示部32や協力会社端末の表示部22に表示させる。ここで、図5は、実施形態に係る災害事例データベースの一例を示す。災害事例データベースは、「災害概要」ごとに、「NO.」、「キーワード」が記録されている。また、「災害概要」に対応するファイル(災害概要の詳細)が記憶されている。一例として、「被災者は、仮囲い解体に従事、中段の布パイプに乗り、上段布パイプの解体を・・」といった災害概要に対して、「仮囲い 解体 布パイプ」といったキーワードが割り当てられている。
サーバの表示部42は、例えば、液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル、CRT(Cathode Ray Tube)、エレクトロルミネッセンスパネル等を含む。サーバの操作部43は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、操作タブ等を含む。サーバの通信部45には、例えば、ネットワークNへの接続を実現する通信モジュールが例示される。
<画面遷移>
実施形態に係る情報管理システム1では、協力会社端末2や管理会社端末3を介して情報の入力や修正を行うことで、建築工事における種々の管理が実現される。ここで、図6は、画面遷移の一例を示す。協力会社端末2及び管理会社端末3に表示される画面(サーバの表示部42も同様)は、基本的には同じである。但し、協力会社端末2に表示される画面や表示された画面の内容は、必要に応じて制限をかけることが可能である。管理会社端末3及び協力会社端末2に表示される画面には、「ログイン」画面、「トップ」画面、「協力会社登録」画面、「安全打ち合わせ」画面、「作業予定登録」画面、「災害事例(概要)」画面、「災害事例(詳細)」画面、「災害事例検索」画面、「人数集計」画面、「搬入車両」画面、「確認」画面が含まれる。なお、「協力会社登録」画面、及び「確認」画面は、管理会社端末3にのみ表示される。各画面の表示や遷移は、管理会社端末の制御部31及び協力会社端末の制御部21が、サーバ4とデータを送受信することで実現される。
「ログイン」画面は、管理情報を管理する情報管理プログラムが起動されることで表示される。「ログイン」画面では、管理会社の職員のID、及びパスワードの入力を受け付ける。また、「ログイン」画面では、協力会社の職長のID、及びパスワードの入力を受け付ける。例えば、管理会社端末3で管理会社の職員のID、及びパスワードが入力され、サーバ4で認証されると、「トップ」画面が表示される。
「トップ」画面には、各種選択アイコンが表示される。ここで、図7は、実施形態に係る「トップ」画面の一例を示す。選択アイコンには、「協力会社登録」画面を表示する「設定」アイコン、「安全打ち合わせ」画面を表示するアイコンが含まれる。「協力会社登録画面」を表示する「設定」アイコンが選択されると、「協力会社登録」が表示される。また、「安全打ち合わせ」画面を表示するアイコンが選択されると、「安全打ち合わせ」画面が表示される。なお、「トップ」画面には、電子掲示板の管理画面を表示するアイコン、遠隔監視等を行うWEBカメラの管理画面を表示するアイコン、コンクリート打設管理を行うコンクリート打設管理画面を表示するアイコン、内装の進捗管理を行う内装進捗管理画面表示するアイコン、配筋検査を管理する配筋検査画面を表示するアイコン、内装検査を管理する内装検査管理画面を表示するアイコン、プレキャスト等の製造進捗管理を
行う製造進捗管理画面を表示するアイコンが含まれる。詳細な説明は割愛するが、これらの画面に遷移することで、掲示板の管理、WEBカメラの管理、コンクリート打設管理、内装の進捗管理、配筋検査の管理、内装検査の管理、プレキャスト等の製造進捗管理を行うことができる。
「協力会社登録」画面では、協力会社の登録を受け付ける。例えば、協力会社の登録は、新規登録、リストからの登録が可能である。「協力会社登録」画面では、協力会社、職長、メールアドレス、作業所(現場名、又はプロジェクト名)が入力される。協力会社の必要事項が入力されると、職長宛てに招待メールが送信される。招待メールに含まれるアドレスにアクセスすると、協力会社端末の表示部22に「ログイン」画面が表示される。上記協力会社の必要事項は、サーバの記憶部44に記憶される協力会社のデータベース(図示せず)に記憶される。
「安全打ち合わせ」画面は、管理会社と協力会社との安全打ち合わせに使用することができる。ここで、図8は、実施形態に係る「安全打ち合わせ」画面の一例を示す。図8に示す「安全打ち合わせ」画面は、画面左側の作業予定領域と、画面右側の確認領域に区別される。画面左側の作業予定領域には、協力会社ごとに、「協力会社名」、「作業予定」、「予定人員」、「安全指示事項」、「担当職員」、「協力会社責任者サイン」、「実施状況」、「署名」等の項目が設けられている。各項目の情報は、協力会社端末2を介して入力することができ、また、必要に応じて管理会社端末3を介して修正することができる。「作業予定」は、予定されている作業内容を入力する項目で、職種、施工場所ごとの作業予定が、「作業予定登録」画面を介して入力される。「作業予定」では、一部の文字が強調して表示されている。これは、「災害事例」に対して予め設定されたキーワードに対応している。これにより、キーワードを容易に把握することができる。「予定人員」は、作業予定に必要とされる人員を入力する項目である。「安全指示事項」は、作業を安全に行うための指示内容を入力する項目である。「担当職員」は、協力会社の担当職員名が入力される項目である。「協力会社責任者サイン」は、協力会社の責任者のサインが入力される項目であり、所謂電子サインによる入力が可能である。「実施状況」は、作業予定通りに作業が行われたかどうかを入力する項目である。「署名」は、管理会社の関係者が署名する項目であり、所謂電子印鑑の使用が可能である。
「作業予定」の項目には、「災害事例」のタブ、「写真添付」のタブ、「強調表示」のタブが更に設けられている。「災害事例」のタブは、「災害事例(概要)」画面を表示するためのタブである。「写真添付」のタブは、写真貼付の受付画面を表示するためのタブである。「強調表示」のタブは、作業予定において、災害事例のキーワードとは別に強調して表示したい文字の設定を受け付ける画面を表示するためのタブである。本実施形態では、「災害事例」のタブ、「写真添付」のタブ、「強調表示」のタブは、カーソルが「作業予定」の項目の範囲内に位置すると表示され、選択可能となる。
画面右側の確認領域は、作業終了後、管理会社の職員による巡視結果が入力される領域である。
なお、「安全打ち合わせ」画面の上部には、作業予定等の画面を表示するタブ、災害事例を検索する「災害事例検索」画面を表示するタブ、予定人員や稼働人員を集計する「人数集計」画面を表示するタブ、搬入車両を集計する「搬入車両」画面を表示するタブが設けられている。図8では、作業予定等の画面を表示するタブが選択され、「協力会社」、「作業予定」等が表示されている。
ここで、図9は、実施形態に係る「作業予定登録」画面の一例を示す。「作業予定登録画面」には、「編集日」、「協力会社」、「職長」、「作業内容」、「安全十戒」、「十
戒番号」、「予定人員」、「稼働人員」、「作業手順区分」、「必要資格」、「火気使用」、「予想される危険」、「安全指示事項」、「ゼネコン担当者」、「安全指示の実施状況」、「退場確認足場点検」、「登録」、「削除」、「キャンセル」の項目が表示されている。「退場確認足場点検」、「登録」、「削除」、「キャンセル」以外の項目は、入力欄と選択タブが表示されており、直接入力するか、予め登録されている項目から選択可能となっている。これらの項目は、サーバの記憶部44に記憶される作業予定のデータベース(図示せず)の項目に対応する他、一部が「安全打ち合わせ」画面に表示される項目にも対応している。例えば、「協力会社」は、「安全打ち合わせ」画面の「協力会社名」に対応しており、協力会社名が入力される項目である。「職長」は、その協力会社の職長名が入力される項目である。「作業内容」は、「職種(作業分類)」、「作業場所1」、「作業場所2」、「作業場所3」、「作業内容1」、「作業内容2」に更に分かれており、職種、作業場所、予定されている作業内容が入力(又は選択)される項目である。「安全十戒」は、作業を安全に行うために守るべき既定の内容を入力する項目である。「十戒番号」は、「安全十戒」に対応した番号を入力する項目である。「作業手順区分」は、既定された作業手順の区分を入力する項目である。「必要資格」は、作業に必要とされる資格を入力する項目である。「火気使用」は、火気の使用の有無を入力する項目である。「予想される危険」は、作業で予想される危険を入力する項目である。「安全指示」は、作業を安全に行うための指示内容を入力する項目である。「ゼネコン担当者」は、管理会社であるゼネコンの担当者を入力する項目である。安全指示の実施状況は、作業予定通りに作業が行われたかどうかを入力する項目である。「退場確認足場点検」は、その日の作業終了後、足場の点検を行った否かをチェックする項目である。
図6に基づく、画面遷移の説明に戻る。「災害事例(概要)」画面は、「災害事例」のタブが選択されることで表示される。なお、「災害事例(概要)」画面は、「作業予定」に入力される予定されている作業内容の入力に応じて表示されるようにしてもよい。「災害事例(概要)」画面には、作業予定(予定されている作業内容)に含まれるキーワードに割り当てられた災害事例の概要が1又は複数含まれる。ここで、図10は、実施形態に係る「災害事例(概要)」画面の一例を示す。図10に示す「災害事例(概要)」画面には、災害事例の概要が4つ含まれている。また、各災害事例には、災害事例の詳細が存在する場合には、災害事例の詳細を記録したファイルをダウンロードするためのアイコンが設定されている。災害事例の詳細を記録したファイルをダウンロードするためのアイコンに代えて、災害事例の詳細を表示するためのリンクに対応したアイコンを設定してもよい。また、図10に示す「災害事例(概要)」画面には、土木と建築とを区分する情報である「土建区分」、工事の種類(例えば、住宅、教育施設)の情報である「工事種類」、工種(例えば、本工事、仮設工事)の情報である「発生工種」、作業の種類(例えば、組立)の情報である「作業種類」、災害の種類(例えば、墜落、転落)である作業「災害種類」の項目が設けられ、これらの項目に対応する情報が含まれている。更に、図10に示す「災害事例(概要)」画面には、表示されていない災害事例を検索するための「さらに災害事例を検索する」ボタンと、「災害事例(概要)」画面を閉じる「キャンセル」ボタンとが含まれている。「土建区分」等は、先に説明した災害事例データベース(図5参照)の項目を増やし、記憶させることができる。
図6に基づく、画面遷移の説明に戻る。「災害事例(詳細)」画面は、「災害事例(概要)」画面における災害事例の詳細を記録したファイルをダウンロードするためのアイコンが選択されることで表示される。「災害事例(詳細)」画面には、災害事例(概要)に対応する災害事例の詳細が含まれる。ここで、図11は、実施形態に係る「災害事例(詳細)」画面の一例を示す。図11に示す「災害事例(詳細)」画面には、災害事例が発生した日の情報である「発生日」、災害事例が発生した場所の情報である「支店名」、及び「作業所名」、災害事例が発生した工事の種類の情報である「工事の種類」、進捗率の情報である「進捗率」、災害事例が発生した際の協力会社名の情報である「協力会社」、被
災者の情報である「被災者」の項目が設けられ、これらの項目に対応する情報が含まれている。「被災者」は、「性別」、「年齢」、「職種」、「傷病程度」の項目が含まれる。また、図11に示す「災害事例(詳細)」画面には、更に、災害事例が発生した際の状況の情報である「発生状況」、災害事例が発生した要因の情報である「発生要因」、発生した災害事例の対策の情報である「対策」の項目が設けられ、これらの項目に対応する情報が含まれている。また、図11に示す「災害事例(詳細)」画面では、「発生状況」の項目には、災害の発生状況を示す写真が貼付されている。
図6に基づく、画面遷移の説明に戻る。「災害事例検索」画面は、「安全打ち合わせ」画面において、「災害事例検索」画面を表示するタブが選択されることで表示される。「災害事例検索」画面には、「検索ボックス」が含まれる。「検索ボックス」にキーワードを入力することで、キーワードを含む災害事例(概要)が一又は複数表示される。災害事例(概要)には、災害事例の詳細を記録したファイルをダウンロードするためのアイコンが設定されている。このアイコンを選択することで、災害事例(詳細)が表示される。災害事例(概要)及び災害事例(詳細)の構成は、「災害事例(概要)」画面及び「災害事例(詳細)」画面の構成と基本的に同じである。したがって、説明は割愛する。
「人数集計」画面は、「安全打ち合わせ」画面において、「人数集計」画面を表示するタブが選択されることで表示される。ここで、図12は、実施形態に係る「人数集計」画面の一例を示す。「人数集計」画面には、工事を選択する工事選択ボックス、工事全体で集計する「全体打ち合わせ」のタブ、会社別で集計する「会社別入力」のタブ、人数(例えば、予定人員)を集計する「人数集計」のタブ、歩掛を集計する「歩掛集計」のタブ、無災害労働時間を集計する「無災害労働時間」のタブ、集計する年及び月を選択する集計月の選択ボックス、設定された条件で集計を実行する「集計」ボタンが含まれる。「人数集計」画面では、工事全体、又は会社別に、かつ、月別に、人数集計、歩掛集計、無災害労働時間集計が可能である。
「搬入車両」画面は、「安全打ち合わせ」画面において、「搬入車両」画面を表示するタブが選択されることで表示される。ここで、図13は、実施形態に係る「搬入車両」画面の一例を示す。「搬入車両」画面には、集計対象となる日付を選択する日付の選択ボックス、搬入車両の状況をテキスト表示する「内容」のタブ、搬入車両の状況をグラフ表示する「グラフ」のタブ、搬入車両の状況における備考を拡大表示する「備考拡大」のタブが含まれる。更に、「搬入車両」画面には、日付別、ゲート別、置き場別、楊重別に、又はこれらの組合せ別に搬入車両を集計する「ソート」のタブ、設定された条件で集計し、集計結果を登録する「新規登録」ボタンが含まれる。図13では、搬入車両の状況をテキスト表示する「内容」のタブ、及び「ソートのタブ」が「日付/ゲート別」のタブが選択されている。例えば、6月3日のゲートA、置き場Aでは、作業時間16:15〜16:30において搬入車両の台数が3台であり、同日のゲートA、置き場Aの、作業時間18:15〜18:30において搬入車両の台数が2台である。前者は、赤色に設定され、後者は、緑色に設定されている。
ここで、図14は、実施形態に係る「搬入車両」画面の他の例を示す。図14では、搬入車両の状況をグラフ表示する「グラブ」のタブ、及び「ソートのタブ」が「ゲート/日付別」のタブが選択されている。例えば、6月3日のゲートA、置き場Aについて、作業時間16:15〜16:30の搬入車両が赤色表示され、作業時間18:15〜18:30の搬入車両が緑色表示されている。
「確認」画面は、「安全打ち合わせ」画面において、画面右側の確認領域でクリックすることで表示される。ここで、図15は、実施形態に係る「確認」画面の一例を示す。「確認」画面は、「安全打ち合わせ」画面において、画面右側の確認領域に対応しており、
管理会社の職員が巡視結果を入力する画面である。「確認」画面には、日付、天候、巡視者、巡視時間、所長の確認印を記入する項目が設けられている。更に、管理の状況(例えば、手順書が守られているか、立ち入り禁止措置が設けられているか)をチェックする「管理」の項目、整理整頓の状況(例えば、資材置き場の整理されているか)をチェックする「整理整頓」の項目、墜落防止の状況(例えば、親綱、安全帯が着用されているか)をチェックする「墜落防止」の項目、崩落倒壊の状況(例えば、掘削勾配が設計通りか)をチェックする「崩落倒壊防止」の項目、機械電気災害防止の状況(例えば、玉掛用具の点検がなされているか)をチェックする「機械電気災害防止」の項目、火災爆発防止の状況(例えば、消火設備が設けられているか)をチェックする「火災爆発防止」の項目、ガスなどの状況(例えば、還気措置がとられているか)をチェックする「ガス・酸欠・有機溶剤・粉塵・振動」の項目、第三者対策の状況(例えば、仮囲いが設けられているか)をチェックする「第三者対策」の項目に対応するチェックボックスが設けられ、各項目のチェックが可能となっている。また、「確認」画面には、改善すべき事項を入力する「要訂正、指示・注意事項」の項目、指示の相手名(例えば、協力会社名)を入力する「指示相手名」の項目、及び是正がされたか否かの確認結果を入力する「確認」の項目が設けられている。これらの項目は、サーバの記憶部44に記憶される巡視結果のデータベース(図示せず)の項目に対応する他、一部が「安全打ち合わせ」画面に表示される項目に対応している。
<管理情報の処理>
実施形態に係る情報管理システム1では、管理会社端末3、協力会社端末2、及びサーバ4がデータを送受信することで、建築工事における種々の管理のための管理情報の処理が実現される。管理情報には、作業予定や災害事例の他、情報管理システム1で管理される種々の情報が含まれる。管理会社端末3及び協力会社端末2は、管理情報の入力及び表示のための端末として機能し、サーバ4が具体的な管理情報の処理(例えば、協力会社を登録する処理、作業予定を登録する処理、災害事例を検索する処理、人数を集計する処理、搬入車両を集計する処理、巡視結果を登録する処理)を実行する。なお、管理会社端末3、又は協力会社端末2で具体的な管理情報の処理を実行するようにしてもよい。
<<協力会社を登録する処理>>
協力会社を登録する処理は、管理会社の職員がログイン画面にアクセスし、ログインID及びパスワードを入力し、その後、「トップ」画面において、「協力会社登録」画面を選択するタブが選択され、「協力会社登録」画面が表示されると開始される。
図16は、実施形態に係る協力会社を登録する処理のフローを示す。ステップS01では、管理会社端末の表示部32に表示される「協力会社登録」画面を介して、必要事項(協力会社、職長、メールアドレス、作業所(現場名、又はプロジェクト名))の入力を受け付ける。協力会社の必要事項のデータが、管理会社端末3からサーバ4へ送信され、サーバの制御部41は、協力会社の必要事項を取得する。ステップS02では、サーバの制御部41は、取得した協力会社の必要事項をサーバの記憶部44の協力会社のデータベース(図示せず)に登録する。以上により、協力会社を登録する処理が終了する。
<<作業予定を登録する処理>>
作業予定を登録する処理は、協力会社の職長がログイン画面にアクセスし、ログインID及びパスワードを入力し、その後、「安全打ち合わせ」画面において、「新規登録」のタブが選択されるか、「作業予定」の領域でクリックされ、「作業予定登録」画面が表示されると開始される。
図17は、実施形態に係る作業予定を登録する処理のフローを示す。ステップS11では、協力会社端末の表示部22に表示される「作業予定登録」画面を介して、必要事項(
協力会社、作業予定、予定人員、安全指示事項等)の入力を受け付ける。作業予定の必要事項のデータが、協力会社端末2からサーバ4へ送信され、サーバの制御部41は、作業予定の必要事項を取得する。ステップS02では、サーバの制御部41は、取得した作業予定の必要事項をサーバの記憶部44の作業予定のデータベース(図示せず)に登録する。以上により、作業予定を登録する処理が終了する。
なお、作業予定の修正処理の場合、管理会社の職員がログイン画面にアクセスし、ログインID及びパスワードを入力し、その後、「安全打ち合わせ」画面において、「作業予定」の領域でクリックされ、「作業予定登録」画面が表示されると開始される。管理会社端末の表示部32に表示される「作業予定登録」画面を介して、必要事項(協力会社、作業予定、予定人員、安全指示事項等)が入力され、作業予定の必要事項のデータが、管理会社端末3からサーバ4へ送信される。これにより、サーバの制御部41は、作業予定の必要事項を取得する。サーバの制御部41は、取得した作業予定の必要事項をサーバの記憶部44の作業予定のデータベースを更新する。以上により、作業予定を修正する処理が終了する。
<<災害事例を検索する処理>>
災害事例を検索する処理は、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示される「安全打ち合わせ」画面において、「災害事例」のタブが選択されると開始される。
図18は、実施形態に係る災害事例を検索する処理のフローを示す。ステップS21では、サーバの制御部41は、作業予定のデータベースにアクセスし、作業予定を取得する。ステップS22では、サーバの制御部41は、取得した作業予定に含まれるキーワードを抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた災害事例(概要)を、サーバの記憶部44に記憶されている災害事例データベースから抽出する。取得した作業予定に含まれるキーワードの抽出は、キーワードのみを記憶する専用のデータベースを設け、この専用のデータベースから特定してもよい。また、取得した作業予定に含まれるキーワードの抽出は、災害事例データベースに基づいて特定してもよい。
ステップS23では、サーバの制御部41は、抽出した災害事例(概要)を「災害事例(概要)」画面として、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示させる。なお、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示される「災害事例(概要)」画面において、災害事例の詳細を記録したファイルをダウンロードするためのアイコンが選択された場合、サーバの制御部41は、災害事例の詳細を記録したファイルをサーバの記憶部44から読み出し、管理会社端末3又は協力会社端末2に送信する。
災害事例を直接検索する場合には、以下の処理が実行される。「安全打ち合わせ」画面において、「災害事例検索」画面を表示するタブが選択されると、サーバの制御部41は、「災害事例検索」画面を、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示させる。次に、サーバの制御部41は、「検索ボックス」に入力されるキーワードが割り当てられた災害事例(概要)を、サーバの記憶部44に記憶されている災害事例データベースから抽出する。次に、サーバの制御部41は、抽出した災害事例(概要)を「災害事例(概要)」画面として、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示させる。なお、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示される「災害事例(概要)」画面において、災害事例の詳細を記録したファイルをダウンロードするためのアイコンが選択された場合、サーバの制御部41は、災害事例の詳細を記録したファイルをサーバの記憶部44から読み出し、管理会社端末3又は協力会社端末2に送信する。以上により、災害事例を検索する処理が終了する。
<<人数を集計する処理>>
人数を集計する処理は、管理会社端末の表示部32に表示される「安全打ち合わせ」画面において、「人数集計」画面を表示するタブが選択されると開始される。
図19は、実施形態に係る人数を集計する処理のフローを示す。ステップS31では、サーバの制御部41は、人数を集計する際の設定を受け付ける。具体的には、サーバの制御部41は、管理会社端末の表示部32に表示される「人数集計」画面を介して、例えば、「人数集計」のタブや「歩掛集計」のタブの選択を受け付ける。ステップS32では、サーバの制御部41は、集計処理を実行する。具体的には、サーバの制御部41は、「人数集計」画面において、最終的に「集計」ボタンが選択されると、設定された条件に基づいて人数を集計する。例えば、サーバの制御部41は、サーバの記憶部44に記憶されている作業予定のデータベースから、設定された月における協力会社・職種(作業分類)・職長ごとの予定人員・稼働人員を抽出し加算する。ステップS33では、サーバの制御部41は、人数の集計結果を、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示させる。
<<搬入車両を集計する処理>>
搬入車両を集計する処理は、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示される「安全打ち合わせ」画面において、「搬入車両」画面を表示するタブが選択されると開始される。
図20は、実施形態に係る搬入車両を集計する処理のフローを示す。ステップS41では、サーバの制御部41は、搬入車両を集計する際の設定を受け付ける。具体的には、サーバの制御部41は、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示される「搬入車両」画面を介して、例えば、「内容」のタブや「グラフ」のタブの選択を受け付ける。ステップS42では、サーバの制御部41は、集計処理を実行する。具体的には、サーバの制御部41は、「搬入車両」画面において、最終的に「新規登録」ボタンが選択されると、設定された条件に基づいて搬入車両を集計する。例えば、サーバの制御部41は、サーバの記憶部44に記憶されている作業予定のデータベースから、設定された日における搬入車両をゲート別・時間別に集計する。ステップS43では、サーバの制御部41は、搬入車両の集計結果を、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示させる。
<<巡視結果を登録する処理>>
巡視結果を登録する処理は、管理会社端末の表示部32に表示される「安全打ち合わせ」画面において、「確認」の領域でクリックされ、「確認」画面が表示されると開始される。
図21は、実施形態に係る巡視結果を登録する処理のフローを示す。ステップS51では、管理会社端末の表示部32に表示される「確認」画面を介して、巡視結果(日付、天候、巡視者、巡視時間、「管理」の項目等)が入力される。巡視結果のデータが、管理会社端末3からサーバ4へ送信され、サーバの制御部41は、巡視結果を取得する。ステップS52では、サーバの制御部41は、取得した巡視結果をサーバの記憶部44の巡視結果のデータベース(図示せず)に登録する。以上により、巡視結果を登録する処理が終了する。
<作用効果>
実施形態に係る情報管理システム1によれば、建築工事における日々の作業予定、安全管理、実績等の情報を容易に管理することができる。例えば、実施形態に係る情報管理シ
ステム1によれば、情報の管理者、例えば、作業日誌を記録する管理会社の職員や協力会社の職長が、作業予定を入力又は修正するだけで、作業予定に対応する安全管理に関する情報(実施形態では災害事例の概要)が自動的に検索され、管理会社端末の表示部32又は協力会社端末の表示部22に表示される。したがって、管理会社の職員や協力会社の職長がキーワードを入力して検索する必要がなく、従来よりも検索の手間を大幅に削減できる。また、管理会社の職員や協力会社の職長の経験値によって入力するキーワードが異なることもない。そのため、管理会社の職員や協力会社の職長の経験値に左右されずに、より正確な検索結果(災害事例の概要)を得ることができる。また、キーワードを入力して、災害事例を検索することも可能である。また、実施形態に係る情報管理システム1によれば、災害事例の詳細も容易に確認することができる。災害事例の詳細は、災害事例の概要と関連付ければよく、過去に蓄積されている情報を広く活用することができる。
また、実施形態に係る情報管理システム1によれば、作業に要する人数の集計や、作業に要する搬入車両の集計を容易に算出することができる。また、実施形態に係る情報管理システム1によれば、巡視結果の管理も容易に行うことができる。
また、実施形態では、災害事例の概要を自動的に検索できるようにしたが、例えば安全指示事項を自動的に検索できるようにしてもよい。例えば、災害事例データベースに代えて、作業予定と安全指示事項をキーワードで関連付ける安全指示事項のデータベースを設けることができる。これにより、作業予定を入力するだけで、安全指示事項の検索が可能となる。
実施形態では、情報管理システム1を建築工事における管理会社と協力会社との工事安全打ち合わせに用いる場合を例に説明したがこれに限定されない。情報管理システム1は、土木工事、工場等における、日々の作業予定、安全管理、実績管理にも用いることができる。
1・・・情報管理システム
2・・・協力会社端末
3・・・管理会社端末
4・・・サーバ

Claims (6)

  1. 作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報であって、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を記憶する記憶装置と、
    前記作業予定が入力されると、入力された作業予定に含まれる前記キーワードを前記記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を表示装置に表示させる情報処理装置と、
    を備える情報管理システム。
  2. 前記情報処理装置は、少なくとも前記安全管理に関する情報の概要を前記表示装置に表示させる、請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記記憶装置は、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた災害事例を前記安全管理に関する情報として記憶し、
    前記情報処理装置は、入力された作業予定に含まれるキーワードを記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた災害事例を前記安全管理に関する情報として表示装置に表示させる、請求項1又は2に記載の情報管理システム。
  4. 前記情報処理装置は、入力された作業予定に含まれるキーワードを他の文字と比較して目立つように表示装置に表示させる、請求項1に記載の情報管理システム。
  5. 作業予定が入力されると、入力された作業予定に含まれるキーワードを、作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報であって、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を記憶する記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を表示装置に表示させる処理をコンピュータが実行する情報管理方法。
  6. 作業予定が入力されると、入力された作業予定に含まれるキーワードを、作業を安全に行うための情報である安全管理に関する情報であって、作業予定と関連するキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を記憶する記憶装置から抽出し、抽出したキーワードが割り当てられた安全管理に関する情報を表示装置に表示させる処理をコンピュータに実行させる情報管理プログラム。
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