JP6744514B1 - 是正処置活動の支援装置、方法及びプログラム - Google Patents

是正処置活動の支援装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】大量に収集された状態報告(CR)を迅速かつ適切に処理することができる是正処置活動の支援技術を提供する。【解決手段】支援装置20において、第1端末11に表示される起票フォーム23に入力された第1情報41を受信する第1送受信部22aと、第2端末12に第1情報41を送信しレビューフォーム25に入力された第2情報42を受信する第2送受信部22bと、この第2情報42に含まれる分類データに基づいてこの第2情報42及び第1情報41を2以上のグループに分類して蓄積するデータベース21と、第3端末13の識別データと第2情報42に含まれる識別データとを照合する照合部27と、この照合結果が一致した第2情報42及び第1情報41を送信し第3端末13に表示されるレビューフォーム25に入力された第3情報43を受信する第3送受信部22cと、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、不適合事象や安全に影響を及ぼす可能性のある問題点に対する是正処置活動の支援技術に関する。
原子力施設では、保安に関する品質保証活動を、品質マネジメント文書に記載された各種ルールに基づいて実施している。そして、是正処置活動(CAP:Corrective Action Program)を展開し、このルールの要求事項を満たさない不適合事象や安全に影響を及ぼす可能性のある問題点を吸い上げて、確実に是正される仕組みを構築している。
このCAP活動は、原子力施設の業務に従事する要員が、本来あるべきでないと気付いた現場の状態を、状態報告(CR:Condition Report)で指摘することから始まる。このCRは、業務に従事する全ての要員(協力会社も含む)が提出でき、これら要員の活動を通して得た全ての気付きを幅広く収集することを目的とする。
提出された個々のCRに対し、記載された現場の状態が将来もたらす可能性のあるリスクを想定し、その重要性に基づいて分類するスクリーニングが行なわれる。この重要性に基づく分類は、品質(原子力安全のパフォーマンス)に影響を及ぼす状態(CAQ:Condition Adverse to Quality)であるか、そのような影響を及ぼさない状態(Non−CAQ)であるかに基づいて決定される。
そしてCAQに分類されたCRは、是正処置管理に移され、指摘された現場状態を処置する担当部門が決定されたうえで、その対策の計画・進捗がCAP活動の一環としてフォローされる。一方においてNon−CAQに分類されたCRは、必要に応じて問題の原因を特定しその改善を図るが、CAP活動から除外される。
「原子力規制検査に向けた事業者の取り組みについて」電気事業連合会(2018年9月11日)http://www.nsr.go.jp/data/000245102.pdf
CAP活動が活発になるにしたがい、不適合情報に加えて、気付き、監査やパトロール等の所見、協力会社からの情報等、提出される状態報告(CR)の大幅な増加が予想される。これに伴い、CRのスクリーニング作業、CAQに分類されたCRの対策(計画・進捗)のフォロー作業が、遅滞し、不適切に処理されることが懸念される。
本発明の実施形態はこのような事情を考慮してなされたもので、大量に収集された状態報告(CR)を迅速かつ適切に処理することができる是正処置活動の支援技術を提供することを目的とする。
実施形態に係る是正処置活動の支援装置は、受信した第1要求信号の発信元である第1端末に表示される起票フォームに入力された第1情報を受信する第1送受信部と、受信した第2要求信号の発信元である第2端末に前記第1情報を送信しこの第2端末に表示されるレビューフォームに入力された第2情報を受信する第2送受信部と、前記第2情報に含まれる分類データに基づいてこの第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を2以上のグループに分類して蓄積するデータベースと、受信した第3要求信号の発信元である第3端末の識別データと所定の前記グループに属する前記第2情報に含まれる識別データとを照合する照合部と、前記照合結果が一致した前記第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を前記第3端末に送信しこの第3端末に表示される前記レビューフォームに入力された第3情報を受信する第3送受信部と、を備える。
本発明の実施形態により、大量に収集された状態報告(CR)を迅速かつ適切に処理することができる是正処置活動の支援技術が提供される。
本発明の実施形態に係る是正処置活動の支援装置を適用したシステムの全体イメージ図。 本発明の実施形態に係る是正処置活動の支援装置のブロック図。 端末に表示される起票フォームのイメージ図。 (A)(B)端末に表示される一覧フォームのイメージ図。 (A)(B)端末に表示されるレビューフォームのイメージ図。 (A)(B)端末に表示されるレポートフォームのイメージ図。 本発明の実施形態に係る是正処置活動の支援方法及び是正処置活動の支援プログラムの動作を説明するシーケンス図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る是正処置活動の支援装置20(以下、単に「支援装置20」という)を適用したシステム10の全体イメージ図である。このシステム10は、事業会社が運用する管理サーバ(支援装置20)と、現場状態の気付きを状態報告(CR:Condition Report)で指摘するCR提出者の第1端末11(11a,11b,11c,11d)と、提出された個々の状態報告CRを重要性に基づき分類するスクリーニング部門の第2端末12と、この分類で是正処置が必要とされた(CAQに分類された)状態報告CRの処置担当部門の第3端末13と、が通信ネットワーク15に接続して構成される。
ここで、管理サーバ(支援装置20)、スクリーニング部門の第2端末12、処置担当部門の第3端末13は、事業会社で管理されるものである。そして、CR提出者の第1端末11(11a,11b,11c)は、事業会社で管理される第1端末11dとは別に、協力会社A,B,Cで管理されるものである。
なおここで、第1端末11、第2端末12及び第3端末13の各々は、CR提出者としての権限を有する者、スクリーニング部門の権限を有する者、及び処置担当部門の権限を有する者が、通信ネットワーク15を介して管理サーバ(支援装置20)にログインした端末を指す。したがって、第1端末11、第2端末12及び第3端末13は、物理的に三台存在することを意味するわけでなく、それぞれの権限を有する者がログインすることができれば、最低一台あれば足りる。
原子力施設で展開される是正処置活動(CAP:Corrective Action Program)は、業務に従事する全ての要員から幅広く状態報告CRを収集することにしている。CR提出者の第1端末11が、事業会社だけでなく協力会社でも管理されることにより、現場等における気付きを幅広く収集することができる。これにより、品質マネジメント文書に記載された各種ルールの要求事項を満たさない不適合事象や安全に影響を及ぼす可能性のある問題点を、漏らすことなく吸い上げて、確実に是正する。
図2は本発明の実施形態に係る支援装置20のブロック図である。このように支援装置20は、受信した第1要求信号31の発信元である第1端末11に起票フォーム23を送信しこの起票フォーム23に入力された第1情報41を受信する第1送受信部22aと、受信した第2要求信号32の発信元である第2端末12に第1情報41と共にレビューフォーム25を送信しこのレビューフォーム25に入力された第2情報42を受信する第2送受信部22bと、この第2情報42に含まれる分類データ45(図5(A))に基づいてこの第2情報42及びこれにリンクする第1情報41を2以上のグループA,Bに分類して蓄積するデータベース21と、受信した第3要求信号33の発信元である第3端末13の識別データ(図示略)と所定のグループAに属する第2情報42に含まれる識別データ(担当部門データ46;図5(A))とを照合する照合部27と、この照合結果が一致した第2情報42及びこれにリンクする第1情報41をレビューフォーム25と共に第3端末13に送信しこのレビューフォーム25に入力された第3情報43を受信する第3送受信部22cと、を備えている。
なお、第1送受信部22a、第2送受信部22b、第3送受信部22cは、論理構成的に分離されているにすぎず、物理構成的には支援装置20と通信ネットワーク15との間でデータ交換を行う送受信回路22からなる。
データリンク部29は、これら端末11,12,13の各々から通信ネットワーク15を介して支援装置20に送信された第1情報41、第2情報42、第3情報43を、関連するもの同士でリンクさせて、データベース21に蓄積するものである。
この支援装置20は、図示を省略するが、オペレーティングシステムやアプリケーション・プログラムなどを実行するCPUと、ROM及びRAMで構成される主記憶部と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部と、ネットワークカードなどで構成される通信制御部と、キーボードやマウスなどの入力部と、モニタなどの出力部とで構成される。
そして支援装置20の各機能は、CPUや主記憶部の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPUの制御の下で通信制御部や入力部、出力部などを動作させ、主記憶部や補助記憶部におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。処理に必要なデータやデータベース21は主記憶部や補助記憶部内に格納される。なお実施形態においてこのデータベース21は、支援装置20の内部に構築されているが、通信ネットワーク15上の他のデバイスに構築される場合もある。
CR提出者の第1端末11、スクリーニング部門の第2端末12、処置担当部門の第3端末13は、インターネット等の通信ネットワーク15上のサイトを閲覧することができるブラウザを標準搭載している汎用コンピュータを使用することができる。これら端末11,12,13の各々は、通信ネットワーク15に接続することができる環境にあれば設置場所は限定されない。端末11,12,13からそれぞれ権限を有する者がシステムにログインする際の認証に必要なIDとパスワードが、支援装置20に予め登録されている。
図3は第1端末11に表示される起票フォーム23のイメージ図である。原子力施設の従業員は、日常活動を通して本来あるべきでない姿の気付きを得た場合、CR提出者として第1端末11(図2)から支援装置20にアクセスする。そして、この第1端末11から第1要求信号31が発信されると、支援装置20から第1端末11に起票フォーム23が送信され表示部に表示される。
そして、このCR提出者は、第1端末11の入力部(図2)から第1情報41(状態報告CR)をこの起票フォーム23に入力する。この第1情報41は、具体的には、図3の起票フォーム23に示される、CR指摘事象の「件名」「発見日」「報告者」「発見場所」「一時処置」「詳細情報」の入力データの集合体である。
なお第1情報41は、テキストデータ以外に音声データからも入力することができる。また「発見場所」はテキストデータ以外に、施設のマップデータの位置データも取り扱うことができる。「一時処置」は、CR提出者が気付いた事象に対し、一時処置を「完了」したか、「未完了」であるか、「不要」であるかを選択して入力する項目である。このように起票フォーム23(図3)の各項目を入力後、「申請」ボタンを押すことで、第1情報41が第1端末11から第1送受信部22aに送信され、データベース21に蓄積される。
図3に示すように、起票フォーム23の隣接する位置には、類似事象リスト37が表示されている。起票フォーム23の「件名」又は「詳細情報」の項目にデータを入力すると、この入力データに基づき、既にデータベース21に登録されている第1情報41のなかから類似事象を扱ったものが検索されリスト表示される。そして、新たな入力データが第1情報41として起票フォーム23にインプットされる毎に、検索が繰り返され、類似事象リスト37に表示される内容が更新される。
この類似事象リスト37にリスト表示されているものの一つを選択すると、該当する第1情報41並びにこれにリンクする第2情報42及び第3情報43が表示される。これによりCR提出者は、過去の事例を参考又は流用しながら、今回提出する第1情報41を入力することができる。なおこの類似事象リスト37は、後述するレビューフォーム25(図5)の隣接する位置にも表示される。
図4(A)は端末に表示される一覧フォーム38のイメージ図である。このように一覧フォーム38は、データベース21に蓄積されている第1情報41、第2情報42、第3情報43及びステータス情報47(図5(B))をリンクさせた情報を一覧表示するものである。一覧フォーム38は、キーワード等を用いた検索機能を有し、これらリンク情報を絞り込み表示することができる。さらにこの一覧フォーム38はソート機能も有し、これらリンク情報を一定の基準に従って並べ替えることができる。
また図4(B)のように一覧フォームは一覧表示からタイル表示への切替もできる。タイルの大きさや色等によって、ユーザが優先的に見るべきCRを直感的に分かるように表示する。これらの一覧フォーム38は、第1端末11、第2端末12、第3端末13のいずれにおいても表示させることができ、CR担当者、スクリーニング部門の担当者、処置担当部門の担当者において、CR指摘事象への対策の計画や進捗状況を確認することができる。
図5(A)(B)は端末に表示されるレビューフォーム25のイメージ図である。なお図5(A)と図5(B)は、レビューフォーム25の連続するイメージを表している。スクリーニング部門の担当者は、定期的に第2端末12(図2)から支援装置20にアクセスする。もしくは新規の第1情報41がデータベース21に蓄積される度に、そのことを知らせるCR受理通知(図示略)が第2端末12に発信されるようにしてもよい。そして、この第2端末12から第2要求信号32が発信されると、支援装置20から第1情報41と共にレビューフォーム25が送信され表示部に表示される。
そして、このスクリーニング部門の担当者は、第2端末12の入力部(図2)から第2情報42をこのレビューフォーム25に入力する。この第2情報42は、具体的には、図5(A)のレビューフォーム25に示される、「CAQ分類」「関連ルール」「ルール不適合理由」「担当」の入力データの集合体である。
「CAQ分類」の項目に入力する分類データ45は、CR指摘事象が、品質(原子力安全のパフォーマンス)に影響を及ぼす状態(CAQ:Condition Adverse to Quality)であるか、そのような影響を及ぼさない状態(Non−CAQ)であるかに基づいて決定される。そしてCAQに分類された場合は、さらに「担当」の項目において担当部門が決定され、CR指摘事象の是正処置の対策(計画策定及びその進捗状況)が監視される。一方においてNon−CAQに分類された場合は、担当部門が決定されず、CAP活動から除外される。
この分類データ45の設定に基づいて、第1情報41は、是正処置が必要な(CAQに分類された)グループA及び不要な(Non−CAQに分類された)グループBのいずれか一方に分類され、リンクする第2情報42と共にデータベース21に蓄積される。なお、既にデータベース21に蓄積されている第1情報41とこれにリンクする第2情報42との関係を機械学習させて、新規の第1情報41の分類データ45を自動生成させることができる。
「カテゴリ推定」の項目の入力データは、第1情報41に示されるCR指摘事象により、品質マネジメント文書に記載された各種ルールに基づいた分類データ(分類、グレード、コード等)を記録するものである。「ルール不適合理由」の項目には、CR指摘事象が、何に反するかがデータとして入力される。
レビューフォーム25の入力において、リスク及び不確実性の観点から各々を個別に段階評価し、両者の組み合わせ結果に基づいて、CR指摘事象の分類を重要性に応じて「高」「中」「低」に細分化することができる。これに応じてデータベース21にグループA(CAQ)に分類される第1情報41も同様に「高」「中」「低」に細分化して蓄積される。さらにレビューフォーム25には、他の関連情報システムにアクセスする為のボタンが配置されており、必要な情報を参照することができる。
第2端末12でレビューフォーム25の「CAQ分類」項目に分類データ45が入力され、「担当」項目に担当部門データ46が入力された状態で登録ボタンが押されると、これらデータを含む第2情報42がデータベース21に蓄積される。
図2に戻って説明を続ける。処置担当部門の担当者は、定期的に第3端末13から支援装置20にアクセスする。第3端末13から第3要求信号33が発信されると、この第3要求信号33に含まれる第3端末13の識別データ(処置担当部門の権限を有する者のID)とグループAに分類された第2情報42に含まれる識別データ(担当部門データ46;図5(A))とが対比される。そして、両者が一致するものが複数ある場合は、択一的に選択された第2情報42及びこれにリンクする第1情報41と共にレビューフォーム25が第3送受信部22cから第3端末13に送信され表示部に表示される。なお新規の第2情報42(図2)がデータベース21に蓄積される度に、担当部門データ46の第3端末13に向けてそのことを知らせる受理通知(図示略)が発信されるようにしてもよい。
そして、この処置担当部門の担当者は、第3端末13の入力部から第3情報43をレビューフォーム25に入力する。この第3情報43は、具体的には、図5(B)のレビューフォーム25に示される、「分析」「対策」「期限」の項目で入力されたデータの集合体である。なお第3端末13に表示されるレビューフォーム25において、「CAQ分類」「関連ルール」「ルール不適合理由」「担当」の項目は、入力が制限されている。
「分析」の項目にはCR指摘事象が発生した理由の分析結果が入力される。「対策」にはCR指摘事象を是正するための具体的な計画策定及び計画の進捗状況が入力される。そして「期限」には、是正処置の完了予定時期が入力される。これら入力データは、時間経過に従ってCR指摘事象への取り組みが進展するたびに、第3端末13から更新されるものである。
図5に戻って説明を続ける。第2端末12(図2)は、第3端末13がレビューフォーム25に入力した第3情報43を、随時閲覧することができる。レビューフォーム25には、「ステータス」の項目において複数のステータス情報47を表示するボタンが配置されている。それぞれのステータス情報47は、CR指摘事象に対する一連のCAP活動の進行状況を段階的に示している。ステータス情報47は、第2情報42に含められ、データベース21に蓄積される。
図示されるステータス情報47は、「スクリーニング」「是正処置」「完了」の三種類の段階が例示されているが、第1情報41が受理されてから是正処置が完了するまでの段階的なステータスを表すことができればこの段階の数に限定は無い。第2端末12においていずれか一つのステータス情報47が設定され、第1端末11及び第3端末13において、一覧フォーム38(図4)等を閲覧することで、CAP活動の進展段階を把握することができる。そして、「完了」が設定されると、CR指摘事象に対する是正処置の管理が終了する。
図6(A)(B)は端末に表示されるレポートフォーム48のイメージ図である。なお図6(A)と図6(B)は、レポートフォーム48の連続するイメージを表している。このようにデータベース21に登録されている複数の第1情報41、第2情報42及び第3情報43に基づいて統計情報が作成される。この統計情報を表示したレポートフォーム48が、第1端末11、第2端末12及び第3端末13に送信され閲覧される。
図7のシーケンス図に基づいて実施形態に係る是正処置活動の支援方法及び是正処置活動の支援プログラムの動作を説明する(適宜、図2参照)。CR提出者が、現場等においてあるべきでない状態を発見した場合(S11)、第1端末11から支援装置20にアクセスして第1要求信号31を受信させる(S12)。
支援装置20は、受信した第1要求信号31の発信元である第1端末11に起票フォーム23を送信する(S13)。第1端末11で起票フォーム23に入力した第1情報41が支援装置20に受信される(S14)。そして、この支援装置20に受信された第1情報41は、データベース21に蓄積される(S15)。
スクリーニング部門では、第2端末12から支援装置20にアクセスして第2要求信号32を受信させる(S16)。支援装置20は、受信した第2要求信号32の発信元である第2端末12に、第1情報41と共にレビューフォーム25を送信する(S17)。第2端末12でレビューフォーム25に第2情報42(スクリーニング結果)が入力され、支援装置20に受信される(S18)。この支援装置20に受信された第2情報42は、データベース21に蓄積される(S19)。データベース21では、第2情報42に含まれる分類データ45に基づいて、この第2情報42及びこれにリンクする第1情報41を2以上のグループ(具体的には、CAQ高、CAQ中、CAQ低、Non−CAQ)に分類して蓄積している(S20)。
処置担当部門では、第3端末13から支援装置20にアクセスして第3要求信号33を受信させる(S21)。支援装置20では、受信した第3要求信号33の発信元である第3端末13の識別データと所定のグループに属する第2情報42に含まれる識別データとを照合する(S22)。支援装置20では、この照合結果が一致した第2情報42及びこれにリンクする第1情報41をレビューフォーム25と共に第3端末13に送信する(S23)。第3端末13でこのレビューフォーム25に第3情報43(計画・進捗)が入力され、支援装置20に受信される(S24)。
スクリーニング部門では、第2端末12から支援装置20にアクセスして第2要求信号32を送信しレビューフォーム25を要求する(S25)。支援装置20は、このレビューフォーム25に第3情報43を付加して第2端末12に送信する(S26)。スクリーニング部門では、第3情報43の内容から、是正処置が完了するまでの段階的なステータスを判断し、ステータス情報47を支援装置20に受信させる(S27)。
第2端末12及び第3端末13において、一覧フォーム38でこのステータス情報47を閲覧することで、CAP活動の進展段階を把握することができる。そして、一連のCAP活動が完了したと判断される場合、第2端末12は、「完了」を表すステータス情報47を支援装置20に受信させる(S28)。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の是正処置活動の支援装置によれば、データ情報をフォームに入力して送受信することで、大量に収集された状態報告(CR)を迅速かつ適切に処理することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
また是正処置活動の支援プログラムは、ROM等に予め組み込んで提供したり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供したりするようにしてもよい。もしくは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせて提供するようにしてもよい。また、是正処置活動の支援装置は、構成要素の各機能を独立して発揮する別々のモジュールを、通信ネットワーク又は専用線で相互に接続し、組み合わせて構成することもできる。
10…システム、11(11a,11b,11c,11d)…第1端末、12…第2端末、13(13a,13b,13c)…第3端末、15…通信ネットワーク、20…是正処置活動の支援装置、21…データベース、22…送受信回路、22a…第1送受信部、22b…第2送受信部、22c…第3送受信部、23…起票フォーム、25…レビューフォーム、27…照合部、29…データリンク部、31…第1要求信号、32…第2要求信号、33…第3要求信号、37…類似事象リスト、38…一覧フォーム、41…第1情報(状態報告CR)、42…第2情報、43…第3情報、45…分類データ、46…担当部門データ、47…ステータス情報、48…レポートフォーム。

Claims (13)

  1. 受信した第1要求信号の発信元である第1端末に表示される起票フォームに入力された第1情報を受信する第1送受信部と、
    受信した第2要求信号の発信元である第2端末に、前記第1情報を送信し、この第2端末に表示されるレビューフォームに入力された第2情報を受信する第2送受信部と、
    前記第2情報に含まれる分類データに基づいてこの第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を2以上のグループに分類して蓄積するデータベースと、
    受信した第3要求信号の発信元である第3端末の識別データと所定の前記グループに属する前記第2情報に含まれる識別データとを照合する照合部と、
    前記照合の結果が一致した前記第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を前記第3端末に送信し、この第3端末に表示される前記レビューフォームに入力された第3情報を受信する第3送受信部と、を備える是正処置活動の支援装置。
  2. 請求項1に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記第1情報には、現場の状態報告が含まれ、
    前記第2情報に含まれる前記分類データは、前記状態報告を、是正処置が必要なグループA及び不要なグループBに分類するものであり、
    前記第2情報に含まれる前記識別データは、前記状態報告に対する是正処置の担当部門データであり、
    前記第3情報には、是正処置の対策が含まれ、
    前記データベースには、関連する前記第1情報、前記第2情報及び前記第3情報が互いにリンクして蓄積されている是正処置活動の支援装置。
  3. 請求項2に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記第2情報には、前記状態報告が受理されてから前記是正処置が完了するまでの段階的なステータスを表すステータスデータが含まれている是正処置活動の支援装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記起票フォームの入力データに基づき、過去に登録されている前記第1情報のなかから類似事象を扱ったものを検索し、前記第1端末、前記第2端末及び前記第3端末にリスト表示させる是正処置活動の支援装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記第1情報、前記第2情報及び前記第3情報をリンクさせた情報を一覧表示する一覧フォームが、前記第1端末、前記第2端末及び前記第3端末に表示される是正処置活動の支援装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記第2端末における前記レビューフォームの入力において、前記第1情報の関連ルールが入力される是正処置活動の支援装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記第2端末における前記レビューフォームの入力において、リスク及び不確実性の観点から各々を個別に段階評価し、両者の組み合わせ結果に基づいて、前記グループにおいて前記第1情報がさらに細分化して分類される是正処置活動の支援装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記レビューフォームにおいて、他の関連情報システムにアクセスする為のボタンが配置されている是正処置活動の支援装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、
    過去に登録されている複数の前記第1情報、前記第2情報及び前記第3情報に基づいて作成された統計情報を表示するレポートフォームが、前記第1端末、前記第2端末及び前記第3端末に表示される是正処置活動の支援装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、過去に登録されている前記第1情報と前記第2情報との関係を機械学習させて、新規の前記第1情報の前記分類データを自動生成させる是正処置活動の支援装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の是正処置活動の支援装置において、
    前記第1端末、前記第2端末及び前記第3端末は、権限を有する者の認証操作を経て通信ネットワークを介してログインしたものである是正処置活動の支援装置。
  12. 第1送受信部が、受信した第1要求信号の発信元である第1端末に表示される起票フォームに入力された第1情報を受信するステップと、
    第2送受信部が、受信した第2要求信号の発信元である第2端末に、前記第1情報を送信するステップと、
    第2送受信部が、この第2端末に表示されるレビューフォームに入力された第2情報を受信するステップと、
    データベースに、前記第2情報に含まれる分類データに基づいてこの第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を2以上のグループに分類して蓄積するステップと、
    照合部が、受信した第3要求信号の発信元である第3端末の識別データと所定の前記グループに属する前記第2情報に含まれる識別データとを照合するステップと、
    第3送受信部が、前記照合結果が一致した前記第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を前記第3端末に送信するステップと、
    第3送受信部が、この第3端末に表示される前記レビューフォームに入力された第3情報を受信するステップと、を含む是正処置活動の支援方法。
  13. コンピュータに、
    受信した第1要求信号の発信元である第1端末に表示される起票フォームに入力された第1情報を受信するステップ、
    受信した第2要求信号の発信元である第2端末に、前記第1情報を送信するステップ、
    この第2端末に表示されるレビューフォームに入力された第2情報を受信するステップ、
    前記第2情報に含まれる分類データに基づいてこの第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を2以上のグループに分類して蓄積するステップ、
    受信した第3要求信号の発信元である第3端末の識別データと所定の前記グループに属する前記第2情報に含まれる識別データとを照合するステップ、
    前記照合結果が一致した前記第2情報及びこれにリンクする前記第1情報を前記第3端末に送信するステップ、
    この第3端末に表示される前記レビューフォームに入力された第3情報を受信するステップ、を実行させる是正処置活動の支援プログラム。
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