JP2019008654A - 保安システム及び保安方法 - Google Patents

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良祐 河合
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智宏 武藤
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周作 谷口
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Abstract

【課題】保安力を高めるサービスを提供すること。【解決手段】プラント内の点検に用いられる通信装置と、点検の結果を保持するサーバとを備える保安システムであって、通信装置は、点検により得られたプラント内の不備に関する情報と、不備に対する改善案を入力する入力部と、プラント内の不備に関する情報と、改善案とを点検の結果としてサーバに送信する通信部と、を備え、サーバは、プラント内の点検を依頼した顧客からの要求に応じて、通信装置から送信された点検の結果を顧客の通信装置に提供する提供部と、を備える保安システム。【選択図】図2

Description

本発明は、保安システム及び保安方法に関する。
従来、プラント構内に設置された設備の巡回点検(以下「安全パトロール」という。)が行われている。通常の安全パトロールでは、検査項目が記載された点検リストを点検者が持ってプラント構内を点検する。点検の数は非常に多いため、それに伴って点検結果の情報も多くなる。そのため、プラントの管理者は、点検結果を見るのに疲れてしまうこともあった。このような問題に対して、点検結果の表示態様を変えることで疲れを軽減させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−249731号公報
しかしながら、従来の技術では、未点検、点検中、点検済み異常なし、点検済み異常あり等の点検結果を通知するのみである。したがって、点検結果を見たプラントの管理者は、点検結果に基づいて対応すべき事項を検討しなければならない。このように、従来の技術では、保安力を高めるサービスを提供することができないという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、保安力を高めるサービスを提供することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、プラント内の点検に用いられる通信装置と、前記点検の結果を保持するサーバとを備える保安システムであって、前記通信装置は、前記点検により得られた前記プラント内の不備に関する情報と、前記不備に対する改善案を入力する入力部と、前記プラント内の不備に関する情報と、前記改善案とを前記点検の結果として前記サーバに送信する通信部と、を備え、前記サーバは、前記プラント内の点検を依頼した顧客からの要求に応じて、前記通信装置から送信された前記点検の結果を前記顧客の通信装置に提供する提供部と、を備える保安システムである。
本発明の一態様は、上記の保安システムであって、前記提供部は、前記プラント内の不備に関する情報に基づいて、不備が指摘されている箇所を、指摘されている内容に応じて表示態様を変えて前記前記プラントの構内データ上に表示することによって画面データを生成し、前記画面データを前記点検の結果として前記顧客の通信装置に提供する。
本発明の一態様は、上記の保安システムであって、前記通信部は、前記プラント内の不備に関する情報で示される不備毎に、前記不備のリスクの高さを表す指標であるリスクレベルが含まれた前記点検の結果を送信する。
本発明の一態様は、上記の保安システムであって、前記サーバは、前記改善案と、前記顧客の通信装置から送信された改善結果とを対応付けて保存する対応付け部をさらに備える。
本発明の一態様は、プラント内の点検に用いられる通信装置と、前記点検の結果を保持するサーバとを備える保安システムにおける保安方法であって、前記通信装置が、前記点検により得られた前記プラント内の不備に関する情報と、前記不備に対する改善案を入力する入力ステップと、前記プラント内の不備に関する情報と、前記改善案とを前記点検の結果として前記サーバに送信する通信ステップと、を有し、前記サーバが、前記プラント内の点検を依頼した顧客からの要求に応じて、前記通信装置から送信された前記点検の結果を前記顧客の通信装置に提供する提供ステップ、を有する保安方法である。
本発明により、保安力を高めるサービスを提供することが可能となる。
保安システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。 本実施形態における作業者通信装置10の機能構成を表す概略ブロック図である。 本実施形態におけるサーバ20の機能構成を表す概略ブロック図である。 本実施形態における顧客通信装置30の機能構成を表す概略ブロック図である。 保安システム100の処理の流れを示すシーケンス図である。 点検リストにおける検査項目の一例を示す図である。 検査項目に関する詳細な情報を示す図である。 総合評価リストの一例を示す図である。 報告書の一例を示す図である。 保安システム100の処理の流れを示すシーケンス図である。 顧客通信装置に表示される画面データの一例を示す図である。 顧客通信装置に表示される画面データの一例を示す図である。 顧客通信装置に表示される画面データの一例を示す図である。 顧客通信装置に表示される画面データの一例を示す図である。 改善結果報告書の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、保安システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。保安システム100は、作業者通信装置10、サーバ20及び顧客通信装置30を備える。作業者通信装置10、サーバ20及び顧客通信装置30は、ネットワーク40を介して通信可能に接続される。ネットワーク40は、どのように構成されたネットワークであってもよい。例えば、ネットワーク40は、インターネットである。
まず、本発明の概要について説明する。本発明における保安システム100では、作業者が高圧ガスを扱う顧客工場内の高圧ガス設備を巡回点検(安全パトロール)し、顧客工場内の設備について高圧ガス保安法への適又は不適等の状態を判定しながら、作業者通信装置10を用いて、点検結果を入力する。そして、作業者が行った安全パトロールの結果を示す点検結果を改善提案とともに、ネットワーク40上のサーバ20に保存する。お客様は、顧客通信装置30を操作してサーバ20に保存されている点検結果を確認し、改善提案に基づく対応を行う。お客様は、顧客通信装置30を用いて、改善提案に基づく対応を行った結果を示す改善結果を入力し、改善結果をネットワーク40上のサーバ20に保存する。
これにより、作業者と顧客の双方が点検結果及び改善結果を確認することができる。また、保安システム100は、点検結果のみならず顧客に対する改善提案を行う。これにより、保安力を高めるサービスを提供することができる。その結果、お客様は改善の必要がある設備を改善することができる。
以下、具体的な構成について詳細に説明する。
作業者通信装置10は、安全パトロールを行う作業者によって所有される通信装置である。作業者通信装置10は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ノートパソコン等の情報処理装置を用いて構成される。作業者通信装置10は、点検リストを表示し、作業者からの点検結果の入力を受け付ける。
サーバ20は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。サーバ20は、例えばクラウド上に設けられる。サーバ20は、安全パトロールの点検結果を保持するとともに、顧客通信装置30からの要求に応じて、保持している点検結果を顧客通信装置30に提供する。また、サーバ20は、点検結果に対する改善結果を顧客通信装置30から受信して保持するとともに、作業者通信装置10からの要求に応じて、保持している改善結果を作業者通信装置10に提供する。
顧客通信装置30は、プラントの管理者等の安全パトロールを依頼した顧客によって所有される通信装置である。顧客通信装置30は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ノートパソコン、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。顧客通信装置30は、点検結果の表示や、改善結果の入力を受け付ける。
図2は、本実施形態における作業者通信装置10の機能構成を表す概略ブロック図である。作業者通信装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。プログラムの実行によって、作業者通信装置10は、通信部101、制御部102、操作部103、表示部104、記憶部105を備える装置として機能する。なお、作業者通信装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部101は、サーバ20との間で通信を行う。
制御部102は、作業者通信装置10の各機能部を制御する。
操作部103は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、タッチパネル、ボタン等の既存の入力装置を用いて構成される。操作部103は、ユーザの指示を作業者通信装置10に入力する際にユーザによって操作される。また、操作部103は、入力装置を作業者通信装置10に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、操作部103は、入力装置においてユーザの入力に応じて生成された入力信号を作業者通信装置10に入力する。
されてもよい。
表示部104は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部104は、例えば点検リストを表示する。表示部104は、画像表示装置を作業者通信装置10に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部104は、点検リストを表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
されてもよい。
記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部105は、点検リスト1051、図面データ1052及び点検結果データ1053を記憶する。点検リスト1051は、作業者が行う安全パトロールにおいて検査すべき項目(以下「検査項目」という。)が記載されたリストである。検査項目としては、例えば、法定項目、顧客のプラント特有の点検すべき項目、及び顧客からの不安・危険要素等の点検要望項目が挙げられる。法定項目としては、例えば、高圧ガス保安法、消防法、労安法等の法律で規定されている項目が挙げられる。プラント特有の点検すべき項目としては、例えば、プラント内の特定の箇所において空調の影響により腐食が発生するおそれあり等のプラント内に設置されている設備や環境から想定され得る項目が挙げられる。また、点検要望項目としては、例えば、安全パトロールを実施する前の事前講習会において、顧客から要求された部署間の人間関係から想定され得る項目が挙げられる。
図面データ1052は、各種の画像データである。例えば、図面データ1052は、プラント内の構内図のデータ(以下「構内データ」という。)、プラント内の配管図のデータ、及び、プラント内の設備図面又は設備の写真等の設備に関する図のデータ(以下「設備データ」という。)である。点検結果データ1053は、安全パトロールにおける点検の結果である。
図3は、本実施形態におけるサーバ20の機能構成を表す概略ブロック図である。サーバ20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。プログラムの実行によって、サーバ20は、通信部201、制御部202、記憶部203を備える装置として機能する。なお、サーバ20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部201は、作業者通信装置10及び顧客通信装置30との間で通信を行う。
制御部202は、サーバ20の各機能部を制御する。
記憶部203は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部203は、点検リスト2031、点検結果2032、図面データ2033及び改善結果報告書2034を記憶する。点検リスト2031は、検査項目が記載されたリストである。点検結果2032は、安全パトロールにおける点検の結果である。図面データ2033は、各種の画像データである。例えば、図面データ2033は、構内データ、プラント内の配管図のデータ、及び、設備データである。改善結果報告書2034は、点検結果と、点検結果に対する改善結果とが対応付けられた報告書である。
図4は、本実施形態における顧客通信装置30の機能構成を表す概略ブロック図である。顧客通信装置30は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。プログラムの実行によって、顧客通信装置30は、通信部301、制御部302、操作部303、表示部304を備える装置として機能する。なお、顧客通信装置30の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部301は、サーバ20との間で通信を行う。
制御部302は、顧客通信装置30の各機能部を制御する。
操作部303は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、タッチパネル、ボタン等の既存の入力装置を用いて構成される。操作部303は、ユーザの指示を顧客通信装置30に入力する際にユーザによって操作される。また、操作部303は、入力装置を顧客通信装置30に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、操作部303は、入力装置においてユーザの入力に応じて生成された入力信号を顧客通信装置30に入力する。
表示部304は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の画像表示装置である。表示部304は、例えば点検結果を表示する。表示部304は、画像表示装置を顧客通信装置30に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部304は、点検結果を表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
図5は、保安システム100の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図5では、作業者が、安全パトロールを行って、点検結果を保存するまでの流れについて説明する。
保安システム100の管理者は、不図示のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を操作して、事前に安全パトロール(例えば、点検リスト、図面データ)に用いるデータをサーバ20に登録する(ステップS101)。ここで、事前とは、作業者が安全パトロールを行う前である。
作業者は、作業者通信装置10を操作して、安全パトロールの対象となる顧客に対応する各種データ(例えば、点検リスト及び図面データ)を読み出す(ステップS102)。操作部103は、データの読み出し指示が入力されると、安全パトロールの対象となるお客様に関する情報(例えば、顧客名、顧客ID等)と、データの読み出し指示が入力された旨を制御部102に出力する。制御部102は、出力されたデータの読み出し指示と、安全パトロールの対象となるお客様に関する情報とに基づいて、安全パトロールの対象となるお客様に関する情報で示される顧客に対応するデータを記憶部105から読み出す。次に、制御部102は、読み出したデータのうち点検リストを表示部104に表示させる。表示部104は、制御部102の制御に従って、点検リストを表示する(ステップS103)。
図6は点検リストにおける検査項目の一例を示す図であり、図7は検査項目に関する詳細な情報を示す図である。図6に示すように、検査項目は複数の分野に分類される。なお、図6に示す検査項目は一例であり、検査項目の内容は顧客毎に同じであってもよいし、異なってもよい。例えば、安全パトロール実施前において、顧客から各所の不安、危険要素等のアンケートを収集し、安全パトロール実施時に点検が必要とされる項目が検査項目として追加されてもよい。また、図7に示すように、検査項目に関する詳細な情報としては、検査方法、検査結果、重要度、内訳、リスクレベル、写真及び備考等の情報がある。
ここで、重要度とは、検査項目における検査の重要性の高さの表す指標である。例えば、重要度は、3段階(例えば、重要度1〜3)の指標で表される。重要度3の項目は、最も重要性が高い項目であり、例えば保安法等の法律で定められている検査項目(以下「法定項目」ともいう。)である。重要度2の項目は、重要度3の項目の次に重要性が高い項目であり、例えば保安法等の法律で定められていないが、推奨される検査の中で重要度が高い検査項目である。重要度1の項目は、最も重要性が低い項目であり、例えば保安法等の法律で定められておらず、推奨される検査の中で重要度が低い検査項目である。
また、リスクレベルとは、点検対象の箇所(例えば、設備、環境、人間関係等)のリスクの高さを表す指標である。リスクレベルは、重要度と不適合レベルの演算に基づいて得られる。例えば、リスクレベルは、重要度と不適合レベルの乗算結果として得られる。ここで、不適合レベルとは、検査項目に示す内容がどのくらい守られているのかを表す指標である。例えば、不適合レベルは、3段階(例えば、不適合レベル0〜2)の指標で表される。不適合レベル2の項目は、検査項目に示す内容が全く守られていない項目(例えば、検査項目に示す内容が複数箇所守られていない項目)である。不適合レベル1の項目は、検査項目に示す内容が一部守られていない項目である。不適合レベル0の項目は、検査項目に示す内容が守られている項目である。重要度及び不適合レベルは、作業者によって入力される。制御部102は、入力された重要度及び不適合レベルに応じて、各検査項目のリスクレベルを算出する。写真は、検査項目で示される内容に関連する箇所の画像である。
その後、作業者通信装置10は、作業者による安全パトロールの結果・不適合内容の入力を受け付ける(ステップS104)。例えば、作業者が、操作部103を操作して、点検リストの検査項目に基づいて点検を行った結果を作業者通信装置10に入力する。また、例えば、作業者が、操作部103を操作して、不適合(不備)と判断した検査項目に対する具体的な不適合な理由等の内容を作業者通信装置10に入力する。作業者による結果が入力されると、制御部102は各検査項目におけるリスクレベルを算出するとともに、リスクレベルの平均値を算出する。その後、制御部102は、算出したリスクレベル及び平均値から安全パトロールの結果の総合評価リストを作成する。
総合評価リストの一例を図8に示す。図8に示すように、総合評価リストには、各検査項目のリスクレベル、分野毎のリスクレベルの平均値及び分野別のリスクレベルを表すグラフが含まれる。制御部102は、総合評価リストを不図示のメモリ上に保存する。また、作業者による不適合内容が入力されると、制御部102は入力された不適合内容を不図示のメモリ上に保存する(ステップS105)。
なお、上記のステップS103の処理において、作業者が点検中に不備(例えば、検査項目の内容が守られていない)の箇所を発見した場合、作業者は操作部103を操作して、不備の箇所に応じた図面データの表示を指示する。例えば、作業者が点検中にプラント内に設置されている装置、設備等に不備の箇所を発見した場合、作業者は操作部103を操作して、構内データの表示を指示する。また、例えば、作業者が点検中にプラント内に設置されている配管に不備の箇所を発見した場合、作業者は操作部103を操作して、配管図のデータの表示を指示する。なお、不備には、設備の損傷や、設備の損傷によるガスリーク等の不備も含まれる。
制御部102は、操作部103を介して、図面データの表示指示がなされると、読み出した図面データのうち表示指示に応じた図面データを表示部104に表示する。例えば、表示部104に構内データが表示されているとすると、作業者は、表示された構内データ上において、不備の箇所をタッチする。制御部102は、作業者によってタッチされた構内データ上の箇所を、構内データ上において印(例えば、○等を)を付ける。その後、制御部102は、印を付けた構内データを一時的に保存する。例えば、制御部102は、不図示のメモリ上に構内データを一時的に保存する。表示部104に配管図のデータが表示されている場合も、表示部104に構内データが表示されている場合と同様に、作業者は、表示された配管図のデータ上において、不備の箇所をタッチする。
全ての点検が終了したことを示す指示が入力された後、制御部102は作業者の指示に応じて、通信部101を制御して、総合評価リストと、図面データと、不適合内容とを点検結果としてサーバ20に送信する。
サーバ20の通信部201は、作業者通信装置10から送信された点検結果を受信する。通信部201は、受信した点検結果を制御部202に出力する。制御部202は、出力された点検結果を記憶部203に保存する(ステップS106)。
その後、作業者通信装置10の制御部102は、作業者から報告書作成の指示が入力されると、通信部101を制御して、サーバ20に対して報告書のフォーマットデータの要求指示を送信する(ステップS107)。
サーバ20の通信部201は、作業者通信装置10からの要求指示を受信する。通信部201は、受信した要求指示を制御部202に出力する。制御部202は、要求指示に応じて、通信部201を制御して報告書のフォーマットデータを作業者通信装置10に送信する(ステップS108)。例えば、通信部201は、報告書のフォーマットデータをHTML(HyperText Markup Language)形式で送信する。なお、報告書のフォーマットデータは、記憶部203に記憶されている。
作業者通信装置10の通信部101は、サーバ20から送信された報告書のフォーマットデータを受信する。通信部101は、受信した報告書のフォーマットデータを制御部102に出力する。制御部102は、報告書のフォーマットデータを表示部104に表示させることによって作業者からの内容の入力を受け付ける(ステップS109)。作業者が入力する内容としては、例えば、図9に示す報告書における確認日(安全パトロールの実施日)、場所、検査項目、適用法規、<具体的事象>、<想定リスク>、<推奨事項>である。なお、作業者の入力は、実際に文字を入力する方法以外に、選択項目の中から選択するように構成されてもよい。例えば、検査項目や適用法規は、全ての検査項目、適用法規の中から選択可能に構成されてもよい。制御部102は、操作部103を介して入力終了の指示がなされると、通信部101を制御して入力結果をサーバ20に送信する。
サーバ20の通信部201は、作業者通信装置10からの入力結果を受信する。通信部201は、受信した入力結果を制御部202に出力する。制御部202は、出力された入力結果を、お客様の識別情報に対応付けて記憶部203に保存する(ステップS110)。
その後、作業者通信装置10から報告書の作成指示がされると、サーバ20は、記憶部203に記憶されている入力結果に基づいて報告書を作成する(ステップS111)。具体的には、まずサーバ20の制御部202は、報告書の作成指示に含まれる、お客様の識別情報と、報告書の作成対象となる入力結果を識別するための情報(例えば、日付、場所)とに基づいて、対応する入力結果を記憶部203から取得する。次に、制御部202は、取得した入力結果に含まれる各情報(例えば、場所、検査項目、適用法規、<具体的事象>、<想定リスク>、<推奨事項>)を、報告書の対応する箇所に配置することによって報告書を作成する。その後、制御部202は、通信部201を制御して、作成した報告書を作業者通信装置10に送信する。作業者通信装置10の表示部104上で表示される報告書の一例を図9に示す。
図9に示すように、報告書には、確認日、場所、不備箇所を示す画像、検査項目、適用法規、具体的事象、想定リスク、推奨事項及びリスクレベルが含まれる。適用法規は、適用される保安法等の法律の内容を表す。なお、適用法規は、検査項目が保安法等の法律で定められた項目である場合にのみ記載される。具体的事象は、不備の具体的な内容を表す。想定リスクは、不備により想定されるリスクを表す。推奨事項は、不備に対する改善提案の内容を表す。
図10は、保安システム100の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図10では、お客様が、点検結果に基づく改善を行う処理の流れについて説明する。
お客様は、顧客通信装置30を操作して、サーバ20に対して点検結果の確認を要求する。具体的には、お客様は、顧客通信装置30の操作部303を操作して、点検結果の確認の要求を指示する。操作部103は、点検結果の確認の要求の指示が入力されると、点検結果の確認の要求をしたお客様に関する情報(例えば、顧客名、顧客ID、パスワード等)と、点検結果の確認指示が入力された旨を制御部302に出力する。制御部302は、出力された点検結果の確認指示と、お客様に関する情報とを含む確認要求を生成し、生成した確認要求を通信部301を介してサーバ20に送信する(ステップS201)。
サーバ20の通信部201は、顧客通信装置30から送信された確認要求を受信する。通信部201は、受信した確認要求を制御部202に出力する。制御部202は、確認要求に含まれる顧客ID及びパスワードが、予め記憶している顧客ID及びパスワードと一致するか否か判定する。顧客ID及びパスワードが、予め記憶している顧客ID及びパスワードと一致する場合、制御部202は確認要求元の顧客通信装置30を正当なお客様であると判定する。一方、顧客ID及びパスワードが、予め記憶している顧客ID及びパスワードと一致しない場合、制御部202は確認要求元の顧客通信装置30を不等なお客様であると判定する。この場合、サーバ20は、顧客通信装置30に対して認証がなされなかった旨を示すエラー通知を送信する。
正当なお客様であると判定された場合、制御部202は顧客IDで示されるお客様に対応する点検結果を記憶部203から読み出す。また、制御部202は、点検結果を表示するための画面データを記憶部203から読み出す。そして、制御部202は、点検結果に基づいて画面データを編集して、点検結果を含む画面データを生成する。例えば、制御部202は、図11に示す画面を表示するための画面データを生成する。図11に示す画面には、工場安全状態を示す情報と、安全パトロールの結果を示す情報とが含まれる。工場安全状態を示す情報には、お客様の工場毎に、改善報告の進捗度を表す情報が表示される。改善報告の進捗度を表す情報とは、点検結果で示される不備の改善が行われた度合いを表す情報である。
図11では、改善報告の進捗度を表す情報として、天気マーク(晴れ、曇り、雨)で表している。例えば、晴のマークは点検結果で示される不備に対する改善が全て行われたことを表し、曇りのマークは点検結果で示される不備のうち保安法等の法律で定められた検査項目以外の検査項目に対する改善のみ行われていないことを表し、雨のマークは点検結果で示される不備のうち保安法等の法律で定められた検査項目に対する改善が行われていないことを表す。例えば、制御部202は、記憶部203に記憶されている改善結果報告書2034に基づいて、点検結果で示される不備に対する改善がどの程度なされているか(改善が全てなされているか、改善が一部なされているか、改善が全くなされていないか)を判定し、判定結果に応じた改善報告の進捗度を表す情報を該当する情報に対応付ける。なお、改善報告の進捗度を表す情報は、天気マークに限らず、改善報告の進捗度を区別して表すことができる情報(例えば、○、△、□)であればどのような情報であってもよい。
安全パトロールの結果を示す情報には、依頼した作業名、実施日、不備状況、法定項目改善進捗度及び法定外項目改善進捗度の情報が表示される。制御部202は、通信部201を制御して、点検結果を含む画面データを顧客通信装置30に提供する(ステップS202)。
顧客通信装置30の通信部301は、サーバ20から送信された画面データを受信する。通信部301は、受信した画面データを制御部302に出力する。制御部302は、出力された画面データを表示部304に表示する(ステップS203)。その後、お客様が、表示されている画面上において、さらに見たい情報を選択すると、制御部302は、選択された情報をサーバ20に要求する(ステップS204)。例えば、お客様が見たい情報としては、不備に関する具体的な情報等である。
サーバ20の通信部201は、顧客通信装置30からの要求を受信する。制御部202は、受信された要求に応じた情報を含む画面データを生成し、生成した画面データを顧客通信装置30に提供する(ステップS205)。例えば、制御部202は、図12〜図15に示す画面データのうち、お客様からの要求に応じたいずれかの画面データを生成する。
図12〜図14は、顧客通信装置30に表示される画面データの一例を示す図である。図12には示される画面データには、高圧ガス関連「人・風土」、高圧ガス関連「設備・環境」、高圧ガス関連「法令順守」、その他、全部、及び実施結果報告書の情報が含まれる。高圧ガス関連「人・風土」の情報には、検査項目において「人・風土」に分類された項目の改善対応の情報のみが含まれる。すなわち、高圧ガス関連「人・風土」が選択されると、検査項目において「人・風土」に分類された項目の改善対応の情報のみが提供される。高圧ガス関連「設備・環境」の情報には、検査項目において「設備・環境」に分類された項目の改善対応の情報のみが含まれる。すなわち、高圧ガス関連「設備・環境」が選択されると、検査項目において「設備・環境」に分類された項目の改善対応の情報のみが提供される。
高圧ガス関連「法令順守」の情報には、検査項目において保安法等の法律で定められる項目の改善対応の情報のみが含まれる。すなわち、高圧ガス関連「法令順守」が選択されると、検査項目において保安法等の法律で定められる項目の改善対応の情報のみが提供される。その他の情報には、検査項目において高圧ガス関連「人・風土」、高圧ガス関連「設備・環境」、及び高圧ガス関連「法令順守」以外に分類された項目の改善対応の情報のみが含まれる。すなわち、その他が選択されると、検査項目において高圧ガス関連「人・風土」、高圧ガス関連「設備・環境」、及び高圧ガス関連「法令順守」以外に分類された項目の改善対応の情報のみが提供される。全部の情報には、検査項目の全ての項目の改善対応の情報が含まれる。すなわち、全部が選択されると、検査項目の全ての項目の改善対応の情報が提供される。実施結果報告書は、報告書を表示するための情報である。すなわち、実施結果報告書が選択されると、報告書が提供される。
なお、表示部104は、図12に示すように、各項目を以下の判断で異なる態様で表示するように構成されてもよい。例えば、表示部104は、法定項目に不適合箇所がある項目と、それ以外の項目とを異なる態様で表示するように構成されてもよい。なお、このような表示は、サーバ20の制御部202が、点検結果に基づいて画面データを生成する際に、法定項目に不適合箇所がある項目と、それ以外の項目とを異なる態様で行う。
図13には示される画面データには、MAP、改善結果報告出力、及び改善対応の情報が含まれる。MAPは、図14に示す画面を表示するための情報である。MAPが選択されると、図14に示される画面データが提供される。改善結果報告出力は、お客様が改善結果を報告するために選択する情報である。改善結果報告出力が選択されると、改善対応の情報に表示されている情報が改善対応としてサーバ20に出力される。改善対応の情報は、お客様が、改善対応を行っている情報が表示される。例えば、改善対応の情報には、対応中であるか、対応済みを示す情報が含まれる。
図14には示される画面データには、構内データ上に、不備が指摘されていることを示す印の情報が表示される。図14に示すように、法定項目は、法定外項目の項目と異なる態様で表示される。例えば、法定項目を示す印は、二重の枠で表示され、法定外項目を示す印は円のみで表示される。また、各印は、未作業であるか、作業中であるか、作業済みであるかに応じて異なる態様で表示される。例えば、各印は、印で示される箇所が未作業である場合には赤で示され、印で示される箇所が作業中である場合には黄色で示され、印で示される箇所が作業済みである場合には青で示される。これにより、お客様は、一目で現在どのような状態であるのかを把握することができる。
顧客通信装置30の通信部301は、サーバ20から送信された画面データを受信する。通信部301は、受信した画面データを制御部302に出力する。制御部302は、出力された画面データを表示部304に表示する(ステップS206)。その後、お客様は、点検結果に対する対応を行って、改善結果を顧客通信装置30に入力する(ステップS207)。顧客通信装置30の制御部302は、通信部301を制御して、入力された改善結果をサーバ20に送信する。
サーバ20の通信部201は、顧客通信装置30から送信された改善結果を受信する。通信部201は、受信した改善結果を制御部202に出力する。制御部202は、出力された改善結果を保存する(ステップS208)。具体的には、制御部202は、顧客通信装置30から送信された改善結果と、記憶部203に記憶している点検結果に含まれる報告書とを対応付けて改善結果報告書として記憶部203に保存する。図15は、改善結果報告書の一例を示す図である。
以上のように構成された保安システム100によれば、提供部としての機能を有する制御部202が、お客様に対して、点検結果のみならず改善提案も提供する。これにより、保安力を高めるサービスを提供することができる。その結果、お客様は、どのような改善を行えばよいのかを把握することができ、点検結果で示される不備に対する改善を行うことができる。そのため、保安力を高めることができる。
また、保安システム100では、対応付け部としての機能を有する制御部202が、お客様が、改善を行った結果を入力してその結果を点検結果に含まれる報告書と対応付けて保存する。これにより、作業者側では、お客様がどのような対応を行ったのかを把握することができる。
また、保安システム100では、提供部としての機能を有する制御部202が、改善対応している項目と、改善対応が済んでいる項目と、改善対応していない項目とを異なる表示で表示することができる。そのため、お客様は、対応を行っていない項目を容易に把握することができ、改善対応を行うことができる。そのため、保安力を高めることができる。
<変形例>
保安システム100が、1台の顧客通信装置30を備える構成を示したが、保安システム100は複数台の顧客通信装置30を備えるように構成されてもよい。
本実施形態では、ステップS103の処理時に、作業者が点検中に不備の箇所を発見した場合に、表示部104に表示されている図面データ(例えば、構内データや、配管図のデータ)上において不備の箇所をタッチし、制御部102がタッチされた箇所に印をつける構成を示した。しかしながら、この処理はステップS103の処理時に限らず、作業者によって図面データの表示指示がなされた後に不備の箇所がタッチされたタイミングであればどの処理時に行われてもよい。例えば、ステップS107の処理時、すなわち報告書のフォーマットデータを要求する際に、作業者によって図面データの表示指示がなされた後に不備の箇所がタッチされた場合、制御部102はタッチされた箇所に印をつける処理と、報告書のフォーマットデータの要求とともに、印が付けられた図面データをサーバ20に送信させる処理とを行う。また、例えば、ステップS109の処理時、すなわち報告書のフォーマットデータに対する内容の入力を受け付ける際に、作業者によって図面データの表示指示がなされた後に不備の箇所がタッチされた場合、制御部102はタッチされた箇所に印をつける処理と、報告書のフォーマットデータに対する入力結果とともに、印が付けられた図面データをサーバ20に送信させる処理とを行う。
ステップS104の処理において、作業者が、操作部103を操作して、点検リストの検査項目に基づいて点検を行った結果及び不適合な理由等の内容の他に、報告書における確認日(安全パトロールの実施日)、場所、検査項目、適用法規、<具体的事象>、<想定リスク>、<推奨事項>を入力するように構成されてもよい。このように構成される場合、制御部102は、入力された内容を点検結果とする。これにより、ステップS107からS110までの処理が不要になる。そして、作業者通信装置10から報告書の作成指示がされると、サーバ20の制御部202は、報告書の作成指示に含まれる、お客様の識別情報と、報告書の作成対象となる入力結果を識別するための情報(例えば、日付、場所)とに基づいて、対応する入力結果を記憶部203の点検結果から取得する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…作業者通信装置, 20…サーバ, 30…顧客通信装置, 40…ネットワーク, 101…通信部, 102…制御部, 103…操作部, 104…表示部, 105…記憶部, 201…通信部, 202…制御部, 203…記憶部, 301…通信部, 302…制御部, 303…操作部, 304…表示部

Claims (5)

  1. プラント内の点検に用いられる通信装置と、前記点検の結果を保持するサーバとを備える保安システムであって、
    前記通信装置は、
    前記点検により得られた前記プラント内の不備に関する情報と、前記不備に対する改善案を入力する入力部と、
    前記プラント内の不備に関する情報と、前記改善案とを前記点検の結果として前記サーバに送信する通信部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記プラント内の点検を依頼した顧客からの要求に応じて、前記通信装置から送信された前記点検の結果を前記顧客の通信装置に提供する提供部と、
    を備える保安システム。
  2. 前記提供部は、前記プラント内の不備に関する情報に基づいて、不備が指摘されている箇所を、指摘されている内容に応じて表示態様を変えて前記前記プラントの構内データ上に表示することによって画面データを生成し、前記画面データを前記点検の結果として前記顧客の通信装置に提供する、請求項1に記載の保安システム。
  3. 前記通信部は、前記プラント内の不備に関する情報で示される不備毎に、前記不備のリスクの高さを表す指標であるリスクレベルが含まれた前記点検の結果を送信する、請求項1又は2に記載の保安システム。
  4. 前記サーバは、前記改善案と、前記顧客の通信装置から送信された改善結果とを対応付けて保存する対応付け部をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の保安システム。
  5. プラント内の点検に用いられる通信装置と、前記点検の結果を保持するサーバとを備える保安システムにおける保安方法であって、
    前記通信装置が、前記点検により得られた前記プラント内の不備に関する情報と、前記不備に対する改善案を入力する入力ステップと、
    前記プラント内の不備に関する情報と、前記改善案とを前記点検の結果として前記サーバに送信する通信ステップと、
    を有し、
    前記サーバが、前記プラント内の点検を依頼した顧客からの要求に応じて、前記通信装置から送信された前記点検の結果を前記顧客の通信装置に提供する提供ステップ、
    を有する保安方法。
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