JP2022067495A - データ管理システム、端末装置、プログラム、データ入力方法 - Google Patents

データ管理システム、端末装置、プログラム、データ入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】現場の情報に基づいて行う複数の業務のうちユーザーが行う業務に対応する設定された入力項目を表示できるデータ管理システムを提供すること。【解決手段】情報処理システムは、少なくとも依頼業務及び報告業務を含む複数の業務が対応付けられており、業務ごとの入力項目が設定されているテンプレートを記憶する設定情報記憶部58と、テンプレートを端末装置に送信する通信部51と、を有し、前記プログラムは、前記端末装置を、前記テンプレートに対応付けられた複数の業務を表示する表示制御部13,23と、表示制御部が表示した複数の業務から業務の選択を受け付ける操作受付部15,25と、操作受付部が受け付けた業務に対応付けられている入力項目を情報処理システムに要求する第一通信部11,21、として機能させ、表示制御部は前記テンプレートに基づいて、前記操作受付部が受け付けた前記業務に対応付けられている前記入力項目を表示するプログラムと、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、データ管理システム、端末装置、プログラム、及び、データ入力方法に関する。
企業や自治体等において社員等によって、労働現場の作業の進め方などの業務を改善する改善活動が行われている。改善活動では、例えば画像やメモ等により現場の情報を記録して改善依頼を行い、改善依頼に対する改善報告をすることが行われている。
特許文献1には、予め決められた入力項目を含む文書がサーバ装置からユーザーの端末装置に配信され、ユーザーが入力項目に対して情報を入力するシステムが開示されており、現場の情報を記録するために活用できる。
しかしながら、従来の技術では、ユーザーがどのような改善活動で、その改善活動に含まれる業務のどの工程で情報を記録しようとしているか考慮できないため、特定の改善活動において例えば現場の情報を記録する依頼業務の工程と、対策を実施した結果の情報を記録して報告する報告業務の工程で、入力が必要な情報が異なる場合に、柔軟に対応できなかった。
本発明は、上記課題に鑑み、複数の業務のうちユーザーが行う業務に対応する設定された入力項目を表示できるデータ管理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、1つ以上の端末装置が有するプログラムと情報処理システムと、を有するデータ管理システムであって、前記情報処理システムは、少なくとも依頼業務及び報告業務を含む複数の業務が対応付けられており、業務ごとに入力項目が設定されているテンプレートを記憶する設定情報記憶部と、前記テンプレートを前記端末装置に送信する通信部と、を有し、
前記プログラムは、前記端末装置を、前記テンプレートに対応付けられた前記複数の業務を表示する表示制御部と、前記表示制御部が表示した前記複数の業務から業務の選択を受け付ける操作受付部、として機能させ、前記表示制御部は、前記テンプレートに基づいて、前記操作受付部が受け付けた前記業務に対応付けられている前記入力項目を表示するプログラム、を有することを特徴とする。
複数の業務のうちユーザーが行う業務に対応する設定された入力項目を表示できるデータ管理システムを提供することができる。
データ管理システムの動作の概略を説明する図である データ管理システムのシステム構成図の一例である。 第一端末装置又は第二端末装置のハードウェア構成図の一例である。 情報処理システムのハードウェア構成図の一例である。 データ管理システムが有する第一端末装置、第二端末装置、第三端末装置、及び、情報処理システムの機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。 第三端末装置が表示するテンプレート作成画面の一例を示す図である。 安全衛生巡視委員の操作に応じて第一端末装置が是正依頼テンプレートに入力されたデータを情報処理システムに登録する手順を説明するシーケンス図の一例である。 是正依頼テンプレートに入力されたデータを安全衛生巡視委員が登録する際に第一端末装置が表示する画面例を示す図である。 情報処理システムから第一端末装置に送信される是正依頼テンプレートを説明する図の一例である。 情報処理システムのデータ記憶部に登録されるデータの一例を示す図である。 管理者の操作に応じて第二端末装置が改善報告テンプレートに入力されたデータを情報処理システムに登録する手順を説明するシーケンス図の一例である。 改善報告テンプレート入力されたデータを管理者が登録する際に第二端末装置が表示する画面例を示す図である。 情報処理システムから第二端末装置に送信される改善報告テンプレートを説明する図の一例である。 情報処理システムのデータ記憶部に登録されるデータの一例を示す図である。 情報処理システムのデータ受付部が管理者の位置情報に基づいて是正依頼のリストを作成する手順を説明するフローチャート図の一例である。 安全衛生巡視委員の操作に応じて第一端末装置がデータ記憶部の業務登録情報のリストを表示する手順を説明するシーケンス図の一例である。 是正依頼のリストを安全衛生巡視委員が確認する際に第一端末装置が表示する画面例を示す図である。 管理者の操作に応じて第二端末装置が改善報告テンプレートに入力されたデータを情報処理システムに登録する手順を説明するシーケンス図の一例である。 第二端末装置が表示する画面の一例を示す図である。 生産現場における本実施形態の適用例を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、データ管理システムとデータ管理システムが行うデータ入力方法について説明する。
<比較技術についての補足>
上記のように、例えば、「是正依頼」の業務報告と「改善報告」の業務報告という複数の関連した業務が1つの安全衛生巡視という業務登録情報に含まれる場合、異なるユーザーが「是正依頼」と「改善報告」に関するデータを情報処理システムに入力する必要がある。ユーザーは入力すべき業務に対応する入力項目を表示することが容易でなかった。
また、管理者が是正依頼に対応し、改善報告を行う場合、情報処理システムから対応した是正依頼を特定することが容易でなかった。また、是正依頼に対して改善報告が完了しているかどうかを安全衛生巡視委員等が確認しにくい場合がある。
また、「是正依頼」と「改善報告」という別々の業務を紐づけるシステムであっても、管理者等が2つの業務のデータを紐づけするために少なくとも改善報告に対応する是正依頼を特定しなければならない。管理者がスマートフォンから業務報告(データ入力)するようなシステムの場合、スマートフォン上で関連する是正依頼を識別しなければならない。多くの是正依頼がシステムに存在する場合、管理者は目的の是正依頼の選択に時間がかかり、ユーザビリティが悪くなるという不都合があった。
<データ管理システムの動作の概略>
そこで、本実施形態では、情報処理システムが複数の業務を対応付けて管理し、ユーザーが選択した業務に対応する入力項目をユーザーの端末装置に提供する。
図1は、データ管理システム100の動作の概略を説明する図である。まず、情報処理システム50には、安全衛生巡視という業務登録情報に複数の業務が登録されている。図1では業務として是正依頼(第一業務の一例)と改善報告(第二業務の一例)が設定されている。安全衛生巡視委員は業務を追加でき、業務ごとに安全衛生巡視委員や管理者が入力する項目を追加できる。追加できる業務としては、是正依頼や改善報告といった業務に限らず、確認や承認といった他の業務を追加してもよい。
図1では是正依頼と改善報告の入力項目として「写真」と「テキスト」が設定されている。業務登録情報という1つの業務登録情報に複数の業務が設定されているので、端末装置のアプリが情報処理システムに安全衛生巡視の業務を要求すると、端末装置のアプリは業務に対応したボタンを表示できる。安全衛生巡視委員及び管理者が業務を選択すると、端末装置のアプリは業務に対応した入力項目を表示する。安全衛生巡視委員及び管理者は入力項目にデータを入力して業務報告することができる。
(1) スマートフォンなどの第一端末装置10を操作して、安全衛生巡視委員が是正依頼の入力項目に入力したデータを情報処理システム50に送信する。第一端末装置10は入力データに位置情報(第一位置情報の一例)を対応付けて送信する。
(2) 次に、管理者が第二端末装置20を操作して改善報告の入力項目にデータを入力し、第二端末装置20が該データを情報処理システム50に送信する場合、現在の位置情報(第二位置情報の一例)を情報処理システム50に送信する。
(3) 情報処理システム50は、現在の位置情報に近い位置情報が対応付けられている是正依頼を候補として第二端末装置20に送信する。
(4) 第二端末装置20は1つ以上の是正依頼のリストを表示して、管理者からの選択を受け付ける。情報処理システム50は、管理者が選択した是正依頼に、改善報告の入力項目に入力されたデータを対応付けて保存する。
このように情報処理システム50は、1つの業務登録情報に複数の業務を設定可能である。同じ業務登録情報に業務が複数設定されるので、アプリはそれぞれ業務に対応したボタンを表示する。安全衛生巡視委員や管理者等は業務に応じたボタンを選択し、業務に応じた入力項目を表示できる。
また、情報処理システム50は位置情報と共にテンプレートに入力されたデータを管理するので、管理者が操作する第二端末装置20の位置情報に基づいて是正依頼のリストを提供できる。現場において是正依頼に対し改善報告する管理者のユーザビリティが向上する。また、異なるユーザーが異なる業務について入力したデータを関連づけて情報処理システム50が管理できるので、安全衛生巡視委員は是正依頼に対して改善報告が完了しているかどうかを確認しやすい。
<用語について>
安全衛生巡視委員は是正依頼をする者、管理者は改善報告をする者、安全衛生巡視委員は是正依頼と改善報告を管理し、すべての是正依頼に対して改善報告がされているかを管理する者である。これらを区別しない場合、単にユーザーという。安全衛生巡視委員と管理者が同じ人間でもよい。
業務とは、人が行わなければならない仕事やその範囲をいう。しかし、業務は、作業、タスク、仕事、任務、事務、やるべき事(トゥドゥ)、依頼内容等と呼ばれる場合がある。
依頼業務とは、あるユーザーが別のユーザーに実行を頼む業務であり、報告業務とは、依頼業務に対して別のユーザーが対策を実施した結果の情報を記録して報告する業務である。本実施形態では、是正依頼が依頼業務の一例であり、改善報告が報告業務の一例である。
入力項目とは、ユーザーが情報を入力するために端末装置が画面に表示する入力枠である。情報の入力は複数の選択肢から1つ以上を選択することを含む。項目の形状、枠の有無、入力方法(キータイプ、音声、コピーペースト、バーコード撮像)等は問われない。また、初期値が表示されていてもよい。
テンプレートとは、業務ごとに用意されている1つ以上のデータの入力項目である。ユーザーがテンプレートの各入力項目にデータを入力すれば業務報告することができる。
複数の業務が対応付けられているとは、互いに関連がある複数の業務が、例えば業務登録情報が指定されると特定されることをいう。あるいは、1つの業務が指定されると残りも業務も特定されることをいう。
複数の業務は、依頼と対応の関係のように時間的な順番があってもよいし、順不同にユーザーが実行可能な業務でもよい。
業務登録情報は、ある作業について関連する複数の業務が対応付けて登録される情報である。本実施形態では、作業の一例が安全衛生巡視であり、業務登録情報により是正報告と改善報告が対応付けられている。
<システム構成例>
図2は、本実施例におけるデータ管理システム100のシステム構成図の一例である。図2のデータ管理システム100は、第一端末装置10、第二端末装置20、及び、第三端末装置30と、通信可能な情報処理システム50を有している。
第一端末装置10又は第二端末装置20と情報処理システム50は、ネットワークN1を介して通信する。本実施例のネットワークN1は、3G,4G、5G、LTEなどの公衆回線を利用したネットワークである。公衆回線とは、拠点間を結ぶ通信回線において、不特定のユーザーが物理的に同じ回線を共有して利用する回線である。例えば、携帯電話網、PHS通信網が挙げられる。なお、第一端末装置10又は第二端末装置20は、Wi-Fiなどの無線LANでアクセスポイントに接続し、インターネットを介して情報処理システム50と通信することも、有線で通信することも可能である。
第三端末装置30と情報処理システム50はネットワークN2を介して通信する。本実施例のネットワークN2は、第三端末装置30又は情報処理システム50が設置されている施設などに構築されているLAN、複数のLANを有するWAN、及び、インターネット等が想定される。第三端末装置30と情報処理システム50が通信できればよい。ネットワークN2は有線又は無線のどちらで構築されてもよく、また、有線と無線が組み合わされていてもよい。また、第三端末装置30が、公衆回線に接続して情報処理システム50と通信してもよい。
第一端末装置10及び第二端末装置20はコンピュータとしての機能を有し、Webブラウザ又はアプリケーション(以下、アプリという)が動作している。Webブラウザ又はアプリは、情報処理システム50に業務に応じたデータを登録し、また、情報処理システム50が管理する業務に応じたデータをダウンロードして表示する機能を有している。Webブラウザ又はアプリにより、ユーザーはデータを編集又は削除する機能を有していてよい。なお、第一端末装置10又は第二端末装置20ではこれらWebブラウザ又はアプリとは別にユーザーが写真を撮るアプリなど一般的なアプリも動作する。
第一端末装置10又は第二端末装置20は、具体的には、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPC(Personal Computer)、PC、ゲーム機などであるがこれらには限られない。
情報処理システム50は、例えばインターネット上の1つ以上の情報処理装置である。ネットワーク上の情報処理システム50をサーバという場合がある。サーバとは、クライアントからの要求に対して情報や処理結果を提供する機能を果たすコンピュータやソフトウェアである。
第三端末装置30はコンピュータとしての機能を有し、Webブラウザ又はアプリケーション(以下、アプリという)が動作している。Webブラウザ又はアプリは、情報処理システム50に登録されたデータをダウンロードして表示する機能を有している。第三端末装置30は、具体的には、PCやタブレット端末等である。
情報処理システム50は第一端末装置10及び第二端末装置20から送信された業務に応じたデータを蓄積し、また、第一端末装置10及び第二端末装置20からの要求に応じてデータを第一端末装置10及び第二端末装置20に送信する。情報処理システム50はインターネット上に存在してもよいし、オンプレミスに存在してもよい。インターネット上に存在する場合はクラウドコンピューティングに対応しているとよい。クラウドとは、特定のハードウェア資源を意図しない場合に用いられる用語である。情報処理システム50はクラウドシステム、サーバシステムなどと呼ばれる場合がある。
また、情報処理システム50は業務に応じたデータを保存するためのストレージを有する。このストレージはインターネット上のディスクスペースをユーザーに提供するサービスで使用されるストレージでよい。情報処理システム50はオンラインストレージと呼ばれる場合もある。情報処理システム50は、一般ユーザーも企業も利用することができる。企業の場合、自社でファイルサーバ環境を構築する必要がなく、必要な分だけ容量を増減することができる。
<ハードウェア構成>
続いて、図3,図4を用いてデータ管理システム100のハードウェア構成について説明する。
<<第一端末装置又は第二端末装置>>
図3は、第一端末装置10又は第二端末装置20のハードウェア構成図である。図3に示されているように、第一端末装置10又は第二端末装置20は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、第一端末装置10又は第二端末装置20全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、第一端末装置10又は第二端末装置20用のプログラム(アプリ)等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御にしたがって被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサは、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、第一端末装置10又は第二端末装置20は、遠距離通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、ネットワークN1を介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御にしたがってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFCやBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者がディスプレイ418を押下することで、第一端末装置10又は第二端末装置20を操作する入力手段の一種である。
また、第一端末装置10又は第二端末装置20は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図3に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
<<情報処理システム>>
図4は、情報処理システム50のハードウェア構成図である。図4に示されているように、情報処理システム50は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、情報処理システム50全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワークN1,N3を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のために使用される複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWは、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
なお、第三端末装置30のハードウェア構成は図4と同様か、異なっていても本実施形態の説明の上では支障がないものとする。
<データ管理システムの機能について>
続いて、図5を参照してデータ管理システム100が提供する機能について説明する。図5は、データ管理システム100が有する第一端末装置10、第二端末装置20、第三端末装置30、及び、情報処理システム50の機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
<<第一端末装置の機能について>>
第一端末装置10は主に安全衛生巡視委員が使用する。
第一端末装置10は第一通信部11、情報登録部12、表示制御部13、位置情報検出部14、操作受付部15、及び、入力項目取得部16、を有する。第一端末装置10が有するこれら各機能部は、図3に示された各構成要素のいずれかが、EEPROM404からRAM403に展開されたプログラム(アプリ9又はWebブラウザ)に従ったCPU401からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。図5ではアプリ9(又はWebブラウザ)により図示する機能が実現される。
第一通信部11は、ネットワークN1に接続し、予めアプリに登録されている情報処理システム50と通信を行う。第一通信部11は、上記のように、公衆回線(3G/4G/LTEなど)や無線LAN等に接続し、業務を指定する情報を情報処理システム50に送信し、また、是正依頼テンプレートを受信し、入力項目に入力されたデータを情報処理システム50に送信する。なお、第一通信部11は、無線に限定されることはなく有線LANなどを経由して送信してもよい。
位置情報検出部14は、GPS受信部411が受信するGPS信号に基づいて現在の位置情報をリアルタイムに検出する。位置情報は、周囲の端末からビーコンなどで提供されてもよい。位置情報検出部14は、室内ではIMES(Indoor MEssaging System)を使用して位置検出してもよい。
入力項目取得部16は、第一通信部11を介して、安全衛生巡視委員が選択した業務に対応する入力項目を情報処理システム50から取得する。また、入力項目取得部16は、位置情報検出部14が検出した位置情報を情報処理システム50に送信し、この位置情報に近い位置情報が対応付けられている是正依頼のリストを取得する。なお、入力項目取得部16はテンプレートという形式で入力項目を取得する。
情報登録部12は、第一通信部11を介して、入力項目に入力されたデータを情報処理システム50に送信する。情報登録部12は位置情報検出部14が検出した位置情報をデータに対応付けて情報処理システム50に送信する。
表示制御部13は、UI(ユーザインタフェース)となる画面の生成及びディスプレイ418への表示を行う。第一端末装置10がアプリを実行する場合、予め決まっているレイアウト用の部品に情報処理システム50から取得した情報を配置して画面を生成する。第一端末装置10がWebブラウザを実行する場合、情報処理システム50から送信される画面情報を解析してディスプレイ418に表示する。
操作受付部15は、第一端末装置10に対する各種の操作を受け付ける。操作受付部15は、例えば、業務の選択、入力項目に対するデータの入力、編集、データの送信、及び、情報処理システム50との通信開始などの指示をユーザーから受け付ける。
<<第二端末装置の機能について>>
第二端末装置20は主に現場の管理者が使用する。第二端末装置20は第一端末装置10とは異なる。
第二端末装置20は第二通信部21、表示制御部23、情報登録部22、入力項目取得部26、操作受付部25、及び、位置情報検出部24を有する。第二端末装置20が有するこれら各機能部は、第一端末装置10と同様でよい。
<<第三端末装置の機能について>>
第三端末装置30は主に安全衛生巡視委員が、テンプレートの登録、及び、すべての是正依頼に対して改善報告がされているかを管理する際に使用する。
第三端末装置30は第三通信部31、表示制御部33、及び、操作受付部35を有する。第三通信部31は情報処理システム50と各種の情報を送受信する。第三端末装置30が有する他の機能部は、第一端末装置10と同様でよい。
<<情報処理システムの機能について>>
情報処理システム50は、第四通信部51、設定受付部52、データ受付部53、データ提供部54、及び、距離算出部55を有する。情報処理システム50が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
第四通信部51は、ネットワークN1に接続して、第一端末装置10、第二端末装置20又は第三端末装置30と各種のデータの送受信を行う。本実施例では第四通信部51は、主に第一端末装置10と第二端末装置20から入力項目へ入力されたデータを受信する。第四通信部51は、主に第三端末装置30に入力項目へ入力されたデータを送信する。この他、第四通信部51は認証情報を第一端末装置10、第二端末装置20、及び、第三端末装置30から受信する場合がある。
情報処理システム50はデータセンタなどに存在するので、第四通信部51は高速なLANなどに接続されている。したがって、第四通信部51は、直接、公衆回線に接続しておらず、電話会社のゲートウェイを介して第一端末装置10、第二端末装置20、及び、第三端末装置30と通信する。
設定受付部52は、業務登録情報に対する複数の業務の設定を受け付ける。複数の業務は対応付けられる。また、設定受付部52は各業務に対し、入力項目の設定を受け付ける。設定受付部52は業務ごとの入力項目をテンプレートとして設定情報記憶部58に記憶する。是正依頼のテンプレートを是正依頼テンプレート、改善報告のテンプレートを改善報告テンプレートという。
データ受付部53は、業務ごとのテンプレートを用いたデータの登録を第一端末装置10及び第二端末装置20から受け付ける。距離算出部55は、第一端末装置10の位置情報と第二端末装置20の位置情報の距離を算出する。
データ受付部53は、この距離に基づいて、是正依頼のリストを第二端末装置20に送信し、第二端末装置20から改善報告に関するデータを受け付ける。データ受付部53は是正依頼に関するデータと改善報告に関するデータを対応付けてデータ記憶部59に登録する。
データ提供部54は、例えば第三端末装置30からの要求に応じて、データ記憶部59に記憶されたデータを、例えば第三端末装置30に提供する。
設定受付部52、データ受付部53、又は、データ提供部54は、端末装置のWebブラウザが表示する画面の画面情報を生成してもよい。画面情報は、HTML、XML、スクリプト言語、及びCSS(cascading style sheet)等で記述されたプログラムであり、主にHTMLによりWebページの構造が特定され、スクリプト言語によりWebページの動作が規定され、CSSによりWebページのスタイルが特定される。WebサーバとWebブラウザで実行されるプログラムが協働して実現されるアプリをWebアプリという。
<テンプレートの登録>
図6は、第三端末装置30が表示するテンプレート作成画面200の一例である。情報処理システム50の設定受付部52は図6のテンプレート作成画面200を第三端末装置30に提供する。第三端末装置30はテンプレート作成画面200からテンプレートの登録を受け付ける。
テンプレート作成画面200は、業務登録情報の名称欄201、及び、複数の(2つ以上の)業務名欄202を有している。安全衛生巡視委員は大項目である業務登録情報の名称を名称欄201に入力する。また、安全衛生巡視委員は業務名欄202に、例えば是正依頼と改善報告の業務を設定する。
安全衛生巡視委員が業務を追加すると、次に入力項目を追加できる。図6では是正依頼の業務に「写真」203と「テキスト」204という入力項目が設定され、それぞれ項目名として「報告画像」「報告内容」が設定されている。なお、各入力項目についてそれぞれ、必須項目とするかを安全衛生巡視委員が設定することができる。また、アプリがデータを情報処理システム50に送信した際、入力項目に入力した内容が2回目以降の是正依頼及び改善報告の際に引き継がれる項目とする送信時クリアとするかを安全衛生巡視委員が設定できる(必須項目と送信時クリアについて図9、図13参照。)。設定方法については、第三端末装置30が例えば、入力項目ごとにチェックボックスを表示し、安全衛生巡視委員がチェックボックスを選択することで設定を行うことができてもよい。なお、チェックボックスはあくまで一例であって、ラジオボタンやドロップダウンリスト等を用いて設定できてもよい。
データの引継ぎ方法としては、例えば、送信時クリアとして設定しなかった入力項目の入力内容を情報処理システム50または第三端末装置が記憶しておき、2回目以降の是正依頼および改善報告の入力の際に、情報処理システム50または第三端末装置に記憶された入力内容を端末装置が入力項目に表示した画面を表示してもよい。
同じ業務登録情報に安全衛生巡視委員が業務を複数設定すると、第一端末装置10及び第二端末装置20のアプリは業務ごとにボタンを表示する。情報処理システム50は、安全衛生巡視委員又は管理者が押下したボタンに応じたテンプレートをアプリに送信するので、ユーザーは業務に応じた入力項目を入力できる。情報処理システム50は、各業務の全てのテンプレートを複数の業務のリストと共に第一端末装置10及び第二端末装置20に送信しておいて、ユーザーが業務を選択すると、第一端末装置10及び第二端末装置20のアプリが業務に応じた入力項目を表示してもよい。
また、複数の業務が業務登録情報で対応付けられているので、データ提供部54は第三端末装置30に複数の業務で入力されたデータを同じ画面内で提供できる。
<是正依頼のデータの入力手順>
続いて、図7を参照して、安全衛生巡視委員が是正依頼のデータを情報処理システム50に登録する手順を説明する。図7は、安全衛生巡視委員の操作に応じて第一端末装置10が是正依頼テンプレートに入力されたデータを情報処理システム50に登録する手順を説明するシーケンス図の一例である。
S1:まず、安全衛生巡視委員は第一端末装置10のアプリを起動し、ログイン操作を入力する。過去にログインしたことがある場合、アプリがトークンを保持しているので、アプリの起動により自動的にログインできる。安全衛生巡視委員が初めてログインする場合、ユーザーIDとパスワードを入力する。図8(a)にログイン画面の一例を示す。
S2:第一端末装置10の操作受付部15は操作を受け付け、第一通信部11がログイン情報(トークン、又は、ユーザーIDとパスワード)を指定して認証要求を情報処理システム50に送信する。第一通信部11は指紋などの生体認証情報を送信してもよい。
S3:情報処理システム50の第四通信部51は認証要求を受信し、予め登録されているユーザー情報に基づいて認証処理を行う。例えば、第一端末装置10から送信されたユーザーIDとパスワードがユーザー情報に登録済みかどうかを判断する。第四通信部51は安全衛生巡視委員の認証結果(成功、失敗)を第一端末装置10に送信する。
S4:第一端末装置10の第一通信部11は、認証結果を受信する。認証が成功した場合、第一端末装置10の入力項目取得部16は、第一通信部11を介して、情報処理システム50にテンプレート一覧取得要求を送信する。入力項目取得部16は、安全衛生巡視という業務登録情報を指定する。
S5:情報処理システム50の第四通信部51はテンプレート一覧取得要求を受信し、データ受付部53が設定情報記憶部58から取得した安全衛生巡視という業務登録情報のテンプレート一覧を第一端末装置10に送信する。すなわち、図6で設定されたテンプレートのリストが送信される。
S6:第一端末装置10の第一通信部11はテンプレート一覧を受信し、表示制御部13がテンプレート一覧をディスプレイに表示する。図8(b)にテンプレート一覧画面の一例を示す。
S7:安全衛生巡視委員はテンプレート一覧から例えば是正依頼テンプレートを選択する。操作受付部15は選択を受け付ける。
S8:第一端末装置10の第一通信部11は選択された是正依頼テンプレートの取得要求を情報処理システム50に送信する。
S9:情報処理システム50の第四通信部51は是正依頼テンプレートの取得要求を受信し、データ受付部53が是正依頼テンプレートを設定情報記憶部58から取得する。第四通信部51は是正依頼テンプレートを第一端末装置10に送信する。是正依頼テンプレートに含まれる情報を図9に示す。すなわち、図6で是正依頼の業務に設定された入力項目が送信される。
S10:第一端末装置10の第一通信部11は是正依頼テンプレートを受信し、表示制御部13が是正依頼テンプレートに基づく入力項目をディスプレイに表示する。是正依頼テンプレートは、例えば、入力項目の種類(画像、選択肢、テキスト、日時、ユーザー)と入力項目名称を含む。図8(c)に是正依頼テンプレート画面の一例を示す。
なお、第一端末装置10の第一通信部11がステップS7で是正依頼テンプレートを受信しておいてもよい。この場合、表示制御部13は情報処理システム50と通信せず、画面遷移で是正依頼テンプレートに基づく入力項目をディスプレイに表示できる。送信時クリアが設定されていない入力項目については前回のデータが表示される。
S11:安全衛生巡視委員は表示された入力項目に基づいて必要事項の入力を行い是正依頼に関するデータを生成する。操作受付部15がデータの入力と送信を受け付ける。なお、必須項目が入力されていないと操作受付部15はデータの送信を受け付けない。また、送信時クリアが設定された入力項目のデータは、第一端末装置10又は情報処理システム50に記憶されない(データが第一端末装置10にも情報処理システム50にも残らない。)。送信時クリアが設定されていない入力項目のデータは2回目以降の是正依頼で利用するために第一端末装置10又は情報処理システム50に記憶される。
S12:第一端末装置10の情報登録部12は、第一通信部11を介して、入力されたデータと、位置情報検出部14が検出した第一端末装置10の位置情報を情報処理システム50に送信する。位置情報検出部14は、データ送信の直前、図7の処理中、又は、情報処理システムからの要求に対し現在の位置情報を検出する。
S13:情報処理システム50の第四通信部51は、入力されたデータと位置情報を受信し、データ受付部53が入力内容と位置情報を対応付けてデータ記憶部59に記憶させる。データ記憶部59に登録される情報の一例を図10に示す。
S14:情報処理システム50の第四通信部51は登録結果を第一端末装置10に送信する。
情報処理システム50は、データ記憶部59に新たに登録された是正依頼の場所又は管理部署に対応付けられている管理者に電子メールなどを送信する。これにより、是正依頼の場所の管理者が改善業務を開始できる。
<<画面例>>
図8は、是正依頼テンプレートに入力されたデータを安全衛生巡視委員が登録する際に第一端末装置10が表示する画面例を示す図である。
図8(a)はログイン画面210の一例である。ログイン画面210は、ユーザーID欄211、パスワード欄212、及び、ログインボタン213を有している。
・ユーザーID欄211…ユーザーID欄は安全衛生巡視委員の識別情報を安全衛生巡視委員が入力するための欄である。
・パスワード欄212…パスワード欄は安全衛生巡視委員のパスワードを安全衛生巡視委員が入力するための欄である。
・ログインボタン213…ログインボタンは認証要求を安全衛生巡視委員が第一端末装置10に送信させるためのボタンである。
図8(b)はテンプレート一覧画面220の一例である。テンプレート一覧画面220は業務登録情報に登録された業務のテンプレートのリストを表示する。図では事業所ごとにテンプレートが表示されているが、業務のテンプレートは事業所に共通でもよい。
業務登録情報のテンプレートは是正依頼テンプレート、改善報告テンプレート、及び、文書一覧テンプレートである。テンプレート一覧画面220は事業所ごとに、是正依頼ボタン221、改善報告ボタン222、及び、文書一覧ボタン223を有している。
・是正依頼ボタン221…是正依頼ボタンは是正依頼テンプレートを安全衛生巡視委員が情報処理システム50に要求するためのボタンである。
・改善報告ボタン222…改善報告ボタンは改善報告テンプレートを安全衛生巡視委員が情報処理システム50に要求するためのボタンである。
・文書一覧ボタン223…文書一覧ボタンは業務登録情報について登録済みのデータの一覧を安全衛生巡視委員が情報処理システム50に要求するためのボタンである。
図8(c)は是正依頼テンプレート画面230の一例である。是正依頼テンプレート画面230は、カメラボタン231、区分欄232、場所欄233、管理部署欄234、報告者欄2341,報告内容欄235、キャンセルボタン236、及び、送信ボタン237を有している。これらは図9のテンプレートに基づいて表示される。
・カメラボタン231…カメラボタンはユーザーがカメラを起動するためのボタンである。
・区分欄232…区分欄は自発又は指摘など是正依頼の起因を安全衛生巡視委員が設定するための欄である。
・場所欄233…場所欄は是正依頼の対象となる場所である。
・管理部署欄234…管理部署欄は該場所の管理部署である。
・報告者欄2341…報告者欄は報告者(安全衛生巡視委員)の氏名などである。
・報告内容欄235…報告内容欄は具体的な是正依頼の内容を安全衛生巡視委員が入力する欄である。
・キャンセルボタン236…キャンセルボタンは入力されたデータを安全衛生巡視委員が破棄して、図8(b)のテンプレート一覧画面に戻るためのボタンである。
・送信ボタン237…送信ボタンは入力されたデータを安全衛生巡視委員が情報処理システム50に送信するためのボタンである。
図8(c)の各項目は、画像コード撮像ボタン238と、音声入力ボタン239を有している。安全衛生巡視委員が画像コード撮像ボタン238を押下すると、カメラが起動し、QRコード(登録商標)のような画像コードを安全衛生巡視委員が撮像できる。アプリは画像コードに含まれるテキストをデコードして項目に入力できる。画像コードは場所などの名称を含んでおり、安全衛生巡視委員の入力を補助する。また、安全衛生巡視委員が音声入力ボタン239を押下すると、マイクが起動し、安全衛生巡視委員が音声でテキストを入力できる。
図9は情報処理システム50から第一端末装置10に送信される是正依頼テンプレートを説明する図である。是正依頼テンプレートは入力項目、入力種別、必須項目、及び、送信時クリアの各項目を対応付けて有している。各項目は図6のテンプレート作成画面200にて設定されている。
・報告画像…報告画像は図8(c)のカメラボタンの項目名である。
・区分…区分は図8(c)の区分欄の項目名である。
・場所…場所は図8(c)の場所欄の項目名である。
・管理部署…管理部署は図8(c)の管理部署欄の項目名である。
・報告者…報告者は図8(c)の報告者欄の項目名である。
・報告内容…報告内容は図8(c)の報告内容欄の項目名である。
なお、入力種別は入力されるデータの形式である。必須項目は、安全衛生巡視委員が入力しないとアプリがデータを情報処理システム50に送信できない項目である(送信ボタン237が半輝度になる、又は、押下に対し送信ボタン237が応答しない)。
送信時クリアは、アプリがデータを情報処理システム50に送信した際、クリアしない項目である。アプリがクリアしない項目は、安全衛生巡視委員が次回の是正依頼で入力する手間が省ける。
<データ記憶部に登録される情報>
図10は、情報処理システム50のデータ記憶部59に登録されるデータの一例を示す。データ記憶部59は投稿時間、報告画像、区分、場所、管理部署、報告者、報告内容、及び、位置情報の各項目を有している。
・投稿時間…投稿時間は、安全衛生巡視委員が入力されたデータを情報処理システム50に送信した時刻又は情報処理システム50が受信した時刻である。
・報告画像…報告画像は、図8(c)のカメラボタンの押下により安全衛生巡視委員が撮像した是正依頼の現場の写真である。
・区分…区分は、図8(c)の区分欄に入力された内容である。
・場所…場所は、図8(c)の場所欄に入力された内容である。
・管理部署…管理部署は、図8(c)の管理部署欄に入力された内容である。
・報告者…報告者は、図8(c)の報告者欄に入力された内容である。
・報告内容…報告内容は、図8(c)の報告内容欄に入力された内容である。
・位置情報…第一端末装置10が是正依頼を送信した場所の位置情報(例えば、緯度、経度)である。位置情報はフロアや部屋番号でもよい。
<改善報告のデータの入力手順>
続いて、図11を参照して、是正が指摘された場所の管理者が改善報告のデータを情報処理システム50に登録する手順を説明する。図11は、管理者の操作に応じて第二端末装置20が改善報告テンプレートに入力されたデータを情報処理システム50に登録する手順を説明するシーケンス図の一例である。
図7のステップS1~S6と同様の手順で第二端末装置20がテンプレート一覧画面を表示している。図12(a)にテンプレート一覧画面の一例を示す。
S21:管理者はテンプレート一覧から例えば改善報告テンプレートを選択する。操作受付部25は選択を受け付ける。
S22:改善報告テンプレートの選択に対し、第二端末装置20の第二通信部21は是正依頼のリストの取得要求、及び、位置情報検出部24が検出した第二端末装置20の位置情報を情報処理システム50に送信する。位置情報検出部24は、是正依頼のリストの取得要求を送信する直前、図11の処理中、又は、情報処理システム50からの要求に対し現在の位置情報を検出する。
S23:情報処理システム50の第四通信部51は是正依頼のリストの取得要求と位置情報を受信し、データ受付部53がデータ記憶部59から是正依頼のリストを取得する。距離算出部55は、第二端末装置20の位置情報と、データ記憶部59の是正依頼に対応付けられている位置情報から距離を算出する。この判断で使用される距離をユーザーが変更できるようにしてもよい。この処理の詳細なフローを図15に示す。
S24:この距離が一定距離内の是正依頼のリストを候補として、データ受付部53が第四通信部51を介して、第二端末装置20に送信する。すなわち第四通信部51は、第二端末装置20から送信された位置情報と第一端末装置の位置情報とに基づいて決定した是正依頼のリストを第二端末装置20に送信する。
S25:第二端末装置20の第二通信部21は是正依頼のリストの一覧を受信し、表示制御部23が是正依頼のリストをディスプレイに表示する。図12(b)に是正依頼のリスト画面を示す。
なお、第二端末装置20が是正依頼のすべてを取得し、第二端末装置20側で距離を算出して表示してもよい。距離の算出により、第二端末装置20が是正依頼のリストを表示する場合、距離の近い順に表示することができる。リスト数が多い場合は、第二端末装置20側で算出すると時間がかかるので、情報処理システム50側で候補を選出したものを第二端末装置20が表示する方が好ましい場合がある。
S26:管理者は報告したい改善報告に対応する是正依頼を選択する。操作受付部25が選択を受け付ける。
S27:次に、第二端末装置20の入力項目取得部26は、第二通信部21を介し、管理者が改善報告テンプレートを要求しているので、改善報告テンプレートの取得要求を情報処理システム50に送信する。
S28:情報処理システム50の第四通信部51は改善報告テンプレートの取得要求を受信し、データ受付部53が改善報告テンプレートを設定情報記憶部58から取得する。第四通信部51は改善報告テンプレートを第二端末装置20に送信する。テンプレートに含まれる情報を図13に示す。すなわち、図6で改善報告の業務に設定された入力項目が送信される。
S29:第二端末装置20の第二通信部21は改善報告テンプレートを受信し、表示制御部23が改善報告テンプレートをディスプレイに表示する。テンプレートは、例えば、入力項目の種類(画像/選択肢/テキスト/日時/ユーザー)と入力項目名称を含む。図12(c)に改善報告入力画面の一例を示す。送信時クリアが設定されていない入力項目については前回のデータが表示される。
S30:管理者は表示された改善報告テンプレートに基づいて入力項目への入力を行い改善報告のデータを生成する。操作受付部15がデータの入力と送信を受け付ける。なお、必須項目が入力されていないと操作受付部15はデータの送信を受け付けない。また、送信時クリアが設定された入力項目のデータは、第一端末装置10又は情報処理システム50に記憶されない(データが第一端末装置10にも情報処理システム50にも残らない。)。送信時クリアが設定されていない入力項目のデータは2回目以降の改善報告で利用するために第一端末装置10又は情報処理システム50に記憶される。
S31:第二端末装置20の情報登録部22は第二通信部21を介して、ステップS26で選択した是正依頼の識別情報と入力されたデータを情報処理システム50に送信する。
S32:情報処理システム50の第四通信部51は、入力されたデータを受信し、データ受付部53がデータを、ステップS26で選択された是正依頼と対応付けてデータ記憶部59に記憶させる。データ記憶部59に登録されるデータの一例を図14に示す。
S33:情報処理システム50は登録結果を第二端末装置20に返す。
<<画面例>>
図12は、改善報告テンプレート入力されたデータを管理者が登録する際に第二端末装置20が表示する画面例を示す図である。
図12(a)はテンプレート一覧画面220の一例である。テンプレート一覧画面220は図8(b)と同様でよい。
図12(b)は是正依頼のリスト画面240の一例である。是正依頼のリスト画面240は、表示順ボタン241、及び、是正依頼のリスト242を有している。
・表示順ボタン241…表示順ボタンは距離の近い順又は遠い順のどちらで是正依頼のリストを第二端末装置20が表示するかを管理者が設定するためのボタンである。
・是正依頼のリスト242…是正依頼のリストは、情報処理システム50が送信した是正依頼のリストである。
図12(c)は改善報告入力画面250の一例である。改善報告入力画面250は、カメラボタン251、対策者欄258、対策内容欄252、キャンセルボタン253、及び、送信ボタン254を有している。
・カメラボタン251…カメラボタンは管理者がカメラを起動するためのボタンである。
・対策者欄258…対策者欄は改善を行った管理者の氏名等を管理者が入力するための項目である。
・対策内容欄252…対策内容欄はどのような対策を採ったかを管理者が入力するための項目である。
・キャンセルボタン253…キャンセルボタンは入力内容を管理者が破棄して、図12(b)の是正依頼のリスト画面240に戻るためのボタンである。
・送信ボタン254…送信ボタンは入力内容を管理者が情報処理システム50に送信するためのボタンである。
なお、改善報告入力画面250の項目は、画像コード撮像ボタン256と、音声入力ボタン257を有している。これらの機能は画像コード撮像ボタン238と、音声入力ボタン239と同じである。
図13は情報処理システム50から第二端末装置20に送信される改善報告テンプレートを説明する図である。改善報告テンプレートは入力項目、入力種別、必須項目、及び、送信時クリアの項目を対応付けて有している。各項目は図6のテンプレート作成画面200にて設定されている。
・対策画像…報告画像は図12(c)のカメラボタンの項目名である。
・対策者…対策者は図12(c)の対策者欄の項目名である。
・対策内容…対策内容は図12(c)の対策内容欄の項目名である。
入力種別、必須項目、及び、送信時クリアについては図9と同様でよい。
<データ記憶部に登録される情報>
図14は、情報処理システム50のデータ記憶部59に登録されるデータの一例を示す。図14のデータ記憶部59は投稿時間、報告画像、区分、場所、管理部署、報告者、報告内容、位置情報、投稿時間、対策画像、対策者、及び、対策内容の各項目を有している。したがって、図10のデータ記憶部59の状態に対し、投稿時間、対策画像、対策者、及び、対策内容が追加されている。
・投稿時間…投稿時間は、管理者が改善報告を情報処理システム50に送信した時刻又は情報処理システム50が受信した時刻である。
・対策画像…対策画像は、図12(c)のカメラボタンの押下により管理者が撮像した改善現場の写真である。
・対策者…対策者は、図12(c)の対策者欄に入力された内容である。
・対策内容…対策内容は、図12(c)の対策内容欄に入力された内容である。
図12のデータ記憶部59の情報は、第三端末装置30が表示することができ、安全衛生巡視委員は是正依頼に対して改善報告されているかどうかが一目で判断する事ができる。
<位置情報に基づく是正依頼のリストの作成>
図15は、情報処理システム50のデータ受付部53が管理者の位置情報に基づいて是正依頼のリストを作成する手順を説明するフローチャート図の一例である。
第四通信部51は是正依頼のリストの取得要求を受信する(S101)。
データ受付部53はデータ記憶部59に保存されている是正依頼に含まれる位置情報を取得する(S102)。
距離算出部55は、第二端末装置20から送信された位置情報とデータ記憶部59から取得した位置情報の間の距離を算出する(S103)。算出される距離は直距離でよい。
データ受付部53は、算出した距離が一定距離内か否かを判断する(S104)。データ受付部53は算出した距離が一定距離内の是正依頼のリストを候補に選出する(S105)。
データ受付部53は、データ記憶部59内の全ての是正依頼について距離を算出したか否かを判断する(S106)。
ステップS106の判断がNoの場合、データ受付部53はステップS102以下の処理を実行する。
ステップS106の判断がYesの場合、データ受付部53は是正依頼のリストの候補を一覧として第二端末装置20に送信する(S107)。
このように、管理者の距離に基づいて是正依頼のリストが表示されるので、管理者は自分がいる改善現場で作成された是正依頼を選択しやすい。情報処理システム50はこの是正依頼に対応付けて改善報告を登録することができる。
なお、情報処理システム50が有するデータ記憶部59において、是正依頼に対応付けられている位置情報も、是正依頼の写真に含まれる位置情報であってもよい。
<是正依頼が作成済みかどうかの確認>
安全衛生巡視委員は一人ではないし、多くの是正依頼を作成するため、是正依頼を作成したか否かを確認したい場合がある。本実施形態では安全衛生巡視委員が是正依頼を作成済みかどうか確認する場合も安全衛生巡視委員の位置情報を利用できる。
図16は、安全衛生巡視委員の操作に応じて第一端末装置10がデータ記憶部59の業務登録情報のリストを表示する手順を説明するシーケンス図の一例である。
S41~S46:図7のステップS1~S6と同様の手順で第一端末装置10がテンプレート一覧画面を表示している(図17(a)参照)。
S47:安全衛生巡視委員は文書一覧ボタンを押下する。第一端末装置10の操作受付部15は押下を受け付ける。
S48:第一端末装置10の第一通信部11は業務登録情報の一覧取得要求を情報処理システム50に送信する。また、第一通信部11は第一端末装置10の現在の位置情報(第三位置情報の一例)を情報処理システム50に送信する。位置情報検出部14は、業務登録情報の一覧取得要求の直前、又は、情報処理システム50からの要求に対し現在の位置情報を検出する。
S49:情報処理システム50の第四通信部51は業務登録情報の一覧取得要求を受信する。距離算出部55は、第一端末装置10の位置情報と、データ記憶部59に登録されている是正依頼に対応付けられている位置情報との距離を算出する。距離算出部55は、改善報告に対応付けられている位置情報との距離を算出してもよい。
S50:情報処理システム50はこの距離が一定距離内の是正依頼のリストを候補として第一端末装置10に送信する。なお、距離が一定距離内の是正依頼の決定方法は図15と同様でよい。情報処理システム50は距離が一定距離内の改善報告のリストも送信してよい。
S51:第一端末装置10の第一通信部11は是正依頼のリストを受信し、表示制御部13が是正依頼のリストを表示する(図17(b)参照)。
このように安全衛生巡視委員は、文書一覧ボタンにより、是正依頼を作成又は投稿する前に是正依頼の一覧を確認し、同じ場所で投稿された是正依頼を確認することができる。したがって、安全衛生巡視委員は二重投稿の可能性がないか事前に確認できる。また投稿後に安全衛生巡視委員が是正依頼を確認する際に、その場所で投稿した是正依頼を選択しやくなる。
<<画面例>>
図17は、是正依頼のリストを安全衛生巡視委員が確認する際に第一端末装置10が表示する画面例を示す図である。
図17(a)はテンプレート一覧画面の一例である。テンプレート一覧画面は図8(b)と同様でよい。
図17(b)は是正依頼のリスト画面240の一例である。是正依頼のリスト画面240は図12(b)と同様でよい。
<写真に含まれる位置情報を利用した改善報告>
改善報告テンプレートに入力されたデータの登録時、第二端末装置20の現在の位置情報を元に情報処理システム50が是正依頼の候補を選択するのではなく、改善報告用の写真の位置情報に基づいて情報処理システム50が是正依頼を選択することもできる。
例えば、改善報告の登録時、第二端末装置20のネットワークがオフライン(地下など電波が届かない)の場合が生じうる。管理者は改善後の写真だけ撮像しておき、ネットワークがオンラインになる場所に移動し改善報告を情報処理システム50に登録する。したがって、第二端末装置20がオフラインの場合でも管理者が改善報告の作業を行うことができる。
図18は、管理者の操作に応じて第二端末装置20が改善報告テンプレートに入力されたデータを情報処理システム50に登録する手順を説明するシーケンス図の一例である。
図7のステップS1~S6と同様の手順で第二端末装置20がテンプレート一覧画面を表示している。図19(a)にテンプレート一覧画面の一例を示す。
S61:管理者はテンプレート一覧から例えば改善報告テンプレートを選択する。操作受付部25は選択を受け付ける。管理者は現在の位置情報を使用した改善報告の候補選択か、又は、画像データが含む位置情報を使用した改善報告の候補選択か、を表示方法設定画面に入力する。図19(b)に表示方法設定画面の一例を示す。ここでは画像データが含む位置情報を使用した改善報告の候補選択を管理者が選択したものとする。
S62:第二端末装置20の表示制御部23は、第二端末装置20に保存されている画像データ(写真)の一覧を取得する。
S63:表示制御部23は画像データの一覧をディスプレイに表示する。図19(c)に写真一覧画面の一例を示す。
S64:管理者は改善後に撮像した写真の画像データを選択する。第二端末装置20の操作受付部25は選択を受け付ける。
S65:第二端末装置20の第二通信部21は是正依頼のリストの取得要求と写真撮像時の位置情報を情報処理システム50に送信する。写真の位置情報は、例えば写真のEXIF(Exchangeable Image File Format)などに保存されている位置情報でよい。写真の位置情報は、データ送信の直前、図19の処理中、撮像の直前から直後の間、又は、情報処理システムからの要求があったタイミングのいずれに取得されてもよい。
S66:情報処理システム50の第四通信部51は是正依頼のリストの取得要求と写真撮像時の位置情報を受信する。距離算出部55は、写真撮像時の位置情報と、データ記憶部59の是正依頼に対応付けられている位置情報から距離を算出する。この判断で使用される距離をユーザーが変更できるようにしてもよい。
S67:データ受付部53はこの距離が一定距離内の是正依頼のリストを候補として、第四通信部51を介して、第二端末装置20に送信する。
S68:第二端末装置20の第二通信部21は是正依頼のリストを受信し、表示制御部23が是正依頼のリストの一覧をディスプレイに表示する。図19(d)に是正依頼のリスト画面240を示す。以降の処理は図11のS26以降と同様でよい。
こうすることで、第二端末装置20がオフラインの場合でも管理者が改善報告の作業を行うことができる。
また、図11のシーケンス図では写真撮像時と改善報告の送信時の位置情報が異なる場合に、写真撮像時の位置情報に基づいて是正依頼の候補が表示されなかったが、図18の処理では写真撮像時の位置情報に基づいて是正依頼の候補を表示できる。
なお、第一端末装置10の位置情報と第二端末装置20の位置情報に基づいて情報処理システム50が距離を算出する場合の2つの位置情報の組み合わせは、任意でよい。つまり、第一端末装置10の位置情報と第二端末装置20の位置情報は、現在の位置情報、又は、写真に含まれる位置情報の任意の組み合わせでよい。
<<画面例>>
図19は、第二端末装置20が表示する画面の一例である。図19(a)は図8(b)と同様でよい。
図19(b)は是正依頼のリストの表示方法設定画面270の一例である。表示方法設定画面270は、ボタンAとボタンBを有している。
・ボタンA…ボタンAは現在の位置情報に基づいて是正依頼のリストを第二端末装置20が表示する表示方法をユーザーが選択するボタンである。
・ボタンB…ボタンBは写真の位置情報に基づいて是正依頼のリストを第二端末装置20が表示する表示方法をユーザーが選択するボタンである。
図19(c)は写真一覧画面260の一例である。写真一覧画面260は、第二端末装置20が保存している画像データ(写真)の一覧261を表示する。各写真は選択の受け付けが可能である。
図19(d)は是正依頼のリスト画面240の一例である。図19(d)は図12(b)と同じであるが、図19(c)で選択された写真の位置情報に基づいて選択された是正依頼のリストを表示する。
なお、図19では改善報告テンプレートが選択された後に、第二端末装置20が是正依頼のリストを表示する方法をユーザーに選択させているが、予め、設定画面などで是正依頼のリストを表示する方法をユーザーが設定しておいてもよい。この場合、図19(b)の表示方法設定画面270が表示されないので、ユーザーの作業工数が低減される。
<生産現場での利用例>
本実施形態は例えば生産現場でも利用できる。生産現場では作業者から呼び出しコールが日々発生する。生産現場のリーダーは呼び出し回数が多いため自分の業務に集中できない。また、対応にも時間がかかる。
作業者がリーダーを呼び出すためのブザーをスマートフォン化した上で、本実施形態の処理を適用することで工場での呼び出しコールに対しリーダー等が対応する時間の短縮、及び、効率化等が可能となる。
図20は、生産現場における本実施形態の適用例を説明する図である。情報処理システムには、作業者がリーダーの呼び出し時に入力する呼び出し業務と、リーダーが呼び出しに対応した場合に入力する対応記録業務が対応付けられている。また、呼び出し業務の入力項目は呼び出しテンプレートに登録され、対応記録の入力項目は対応記録テンプレートに登録されている。
(1) 作業者が端末装置のアプリを操作してリーダーに通知する。なお、作業者がリーダーへ通知する方法として、サーバを経由したプッシュ通知がある。プッシュ通知とは、アプリなどで何かの変化があったりお知らせしたりする必要があるときにアプリの側から自動的に、表示や音で通知することをいう。プッシュ通知について簡単に説明する。
a. まず、作業者とリーダーの端末装置で動作するアプリには、デバイストークンと呼ばれるIDが、アプリの配布元から与えられている。
b. 作業者とリーダーの端末装置のOSメーカーが管理する配信サーバはデバイストークンと作業者とリーダーの端末装置(又はOS)の個体識別番号の対応表を管理している。
c. 情報処理システム50はログインした作業者とリーダーのユーザーIDに対応付けてアプリのデバイストークンを保持している。
d. 作業者が情報処理システム50に通知すると、情報処理システム50は作業者が所属するグループのリーダーを、人事管理テーブルなどを参照して特定する。情報処理システム50はこのリーダーにプッシュ通知するため、リーダーのユーザーIDに対応付けられているデバイストークンとメッセージ(例えば、呼び出しされている旨と通知の識別情報(呼び出しを識別する情報))を指定して配信サーバにプッシュ通知の配信を依頼する。
e. 依頼を受けた配信サーバは指定されたデバイストークンに対応付けられている個体識別番号に対しプッシュ通知を配信する。
なお、プッシュ通知の配信方法はOSメーカーによって異なってよく、上記は一例に過ぎない。
(2) また、作業者は端末装置のアプリは、情報処理システム50への通知に対し、通知の識別情報(呼び出しを識別する情報)を情報処理システム50からもらっている。
作業者は端末装置のアプリを操作し、呼び出しテンプレートに呼び出し内容を入力する。作業者が操作する端末装置のアプリは呼び出しテンプレートに入力されたデータを情報処理システム50に送信する。情報処理システム50は通知の識別情報に対応付けてデータを保存する。
(3) リーダーは通知により呼び出しを把握し、対応を行う。必ずしも作業者の近くに移動する必要がない。
(4) 対応が完了すると、リーダーは端末装置のアプリを操作し、対応記録テンプレートに対策内容を入力する。端末装置のアプリは対応記録テンプレートに入力されたデータを、通知の識別情報を指定して情報処理システム50に送信する。
(5) 情報処理システム50は、通知の識別情報に基づいて、呼び出しテンプレートに入力されたデータと対応記録テンプレートに入力されたデータを対応付けて保存できる。
このような構成によれば、リーダーがどこにいても呼び出しに即座に対応できる。また、図20の構成は、クラウド上に呼び出しと対応記録が保存されるので、集計等が容易になる。また、図20の構成は、工場内にブザーを設置するコストを削減できる。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態の情報処理システム50は、1つの業務登録情報に複数の業務を設定可能である。同じ業務登録情報に業務が複数設定されるので、アプリはそれぞれ業務に対応したボタンを表示する。安全衛生巡視委員や管理者等は業務に応じたボタンを容易に選択できる。
また、情報処理システム50は位置情報と共にテンプレートに入力されたデータを管理するので、管理者が操作する第二端末装置20の位置情報に基づいて是正依頼のリストを提供できる。現場において是正依頼に対し改善報告する管理者のユーザビリティが向上する。また、異なるユーザーが入力してデータを関連づけて情報処理システム50が管理できるので業務管理をしやすくなる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施形態では、是正依頼と改善報告という2つの業務が業務登録情報に登録されていたが、業務登録情報に登録される業務は、これらに限られない。
また、本実施形態では端末装置でネイティブアプリが実行されていたが、Webアプリを実行してもよい。この場合、入力項目はHTML又はJavaScript(登録商標)により定義される。
また、図5などの構成例は、第一端末装置10、第二端末装置20、第三端末装置30、及び、情報処理システム50による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。第一端末装置10、第二端末装置20、第三端末装置30、及び、情報処理システム50の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、情報処理システム50は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
更に、情報処理システム50は、開示された処理ステップ、例えば図7等を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、情報処理システム50が有する複数の情報処理装置によって実行され得る。また、情報処理システム50は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」は、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、及び、従来の回路モジュール等のデバイスを含む。
9 アプリ
10 第一端末装置
20 第二端末装置
30 第三端末装置
50 情報処理システム
100 データ管理システム
特開2019-144903号公報

Claims (12)

  1. 1つ以上の端末装置が有するプログラムと情報処理システムと、を有するデータ管理システムであって、
    前記情報処理システムは、
    少なくとも依頼業務及び報告業務を含む複数の業務が対応付けられており、業務ごとに入力項目が設定されているテンプレートを記憶する設定情報記憶部と、
    前記テンプレートを前記端末装置に送信する通信部と、を有し、
    前記プログラムは、前記端末装置を、
    前記テンプレートに対応付けられた前記複数の業務を表示する表示制御部と、
    前記表示制御部が表示した前記複数の業務から業務の選択を受け付ける操作受付部、として機能させ、
    前記表示制御部は、前記テンプレートに基づいて、前記操作受付部が受け付けた前記業務に対応付けられている前記入力項目を表示するプログラム、を有することを特徴とするデータ管理システム。
  2. 前記プログラムは、前記端末装置を、更に、
    前記操作受付部が受け付けた前記業務に対応付けられている前記テンプレートを前記情報処理システムに要求する第一通信部、として機能させ、
    前記表示制御部は、前記第一通信部が前記情報処理システムから受信した前記テンプレートに基づいて、前記入力項目を表示することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。
  3. 前記プログラムは、前記端末装置を、更に、
    対応付けられている前記複数の業務のうち、第一端末装置において第一業務の前記入力項目に入力されたデータと、前記第一端末装置とは異なる第二端末装置において第二業務の前記入力項目に入力されたデータと、を対応付けて保存するデータ受付部として機能させることを特徴とする請求項2に記載のデータ管理システム。
  4. 前記第一通信部は、前記第一業務の前記入力項目に入力されたデータ及び前記第一端末装置の第一位置情報を前記情報処理システムに送信し、
    前記データ受付部は、前記第一業務の前記入力項目に入力されたデータと前記第一位置情報を対応付けて記録し、
    前記通信部は、前記第二端末装置から送信された第二位置情報と前記第一位置情報とに基づいて決定した前記第一業務のリストを前記第二端末装置に送信し、
    前記表示制御部は、前記第一業務のリストを表示することを特徴とする請求項3に記載のデータ管理システム。
  5. 前記第一位置情報は、前記第一通信部が前記第一業務の前記入力項目に入力されたデータを前記情報処理システムに送信する直前の前記第一端末装置の位置情報であり、
    前記第二位置情報は、前記第二端末装置が前記第二業務の前記入力項目に入力されたデータを前記情報処理システムに送信する直前の前記第二端末装置の位置情報である、ことを特徴とする請求項4に記載のデータ管理システム。
  6. 前記第一位置情報は、前記第一通信部が前記第一業務の前記入力項目に入力されたデータを前記情報処理システムに送信する直前の前記第一端末装置の位置情報であり、
    前記第二位置情報は、前記第二端末装置のユーザーが前記第二業務の前記入力項目に応じて撮像した写真が含む位置情報である、ことを特徴とする請求項4に記載のデータ管理システム。
  7. 前記第一位置情報は、前記第一端末装置のユーザーが前記第一業務の前記入力項目に応じて撮像した写真が含む位置情報であり、
    前記第二位置情報は、前記第二端末装置のユーザーが前記第二業務の前記入力項目に応じて撮像した写真が含む位置情報である、ことを特徴とする請求項4に記載のデータ管理システム。
  8. 前記第二端末装置の操作受付部は、前記第一業務のリストから前記第一業務の選択を受け付け、
    前記第二端末装置は、選択された前記第一業務を前記情報処理システムに送信し、
    前記データ受付部は、対応付けられている前記複数の業務のうち、前記第二端末装置から送信された前記第一業務の前記入力項目に入力されたデータと、第二端末装置において第二業務の前記入力項目に入力されたデータと、を対応付けて保存することを特徴とする請求項4~7のいずれか1項に記載のデータ管理システム。
  9. 前記第一通信部は、前記第一業務の前記入力項目に入力されたデータ及び前記第一端末装置の第一位置情報を前記情報処理システムに送信し、
    前記データ受付部は、前記第一業務の前記入力項目に入力されたデータと前記第一位置情報を対応付けて記録し、
    前記通信部は、前記第一端末装置から送信された第三位置情報と前記第一位置情報とに基づいて決定した前記第一業務のリストを前記第一端末装置に送信し、
    前記表示制御部は、前記第一業務のリストを表示することを特徴とする請求項3に記載のデータ管理システム。
  10. 少なくとも依頼業務及び報告業務を含む複数の業務が対応付けられており、業務ごとの入力項目が設定されたテンプレートを記憶する設定情報記憶部と、
    前記テンプレートを端末装置に送信する通信部と、を有する情報処理システムと通信可能な端末装置であって、
    前記テンプレートに対応付けられた前記複数の業務を表示する表示制御部と、
    前記表示制御部が表示した前記複数の業務から業務の選択を受け付ける操作受付部と、を有し、
    前記表示制御部は、前記テンプレートに基づいて、前記操作受付部が受け付けた前記業務に対応付けられている前記入力項目を表示することを特徴とする端末装置。
  11. 少なくとも依頼業務及び報告業務を含む複数の業務が対応付けられており、業務ごとの入力項目が設定されたテンプレートを記憶する設定情報記憶部と、
    前記テンプレートを端末装置に送信する通信部と、を有する情報処理システムと通信可能な端末装置を、
    前記テンプレートに対応付けられた前記複数の業務を表示する表示制御部と、
    前記表示制御部が表示した前記複数の業務から業務の選択を受け付ける操作受付部、として機能させ、
    前記表示制御部は、前記テンプレートに基づいて、前記操作受付部が受け付けた前記業務に対応付けられている前記入力項目を表示することを特徴とするプログラム。
  12. 1つ以上の端末装置が有するプログラムと情報処理システムと、を有するデータ管理システムが行うデータ入力方法であって、
    前記情報処理システムは、
    少なくとも依頼業務及び報告業務を含む複数の業務が対応付けられており、業務ごとの入力項目が設定されたテンプレートを記憶する設定情報記憶部に基づいて、通信部が、前記テンプレートを前記端末装置に送信するステップと、
    前記端末装置は、
    表示制御部が、前記テンプレートに対応付けられた前記複数の業務を表示するステップと、
    操作受付部が、前記表示制御部が表示した前記複数の業務から業務の選択を受け付けるステップと、
    前記表示制御部が、前記テンプレートに基づいて、前記操作受付部が受け付けた前記業務に対応付けられている前記入力項目を表示するステップと、
    を有することを特徴とするデータ入力方法。
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