JP2008146502A - 作業安全計画管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、作業場又は作業場にいる作業者に安全な作業環境を提供しようとするシステムは、もっぱら人の自覚と監視に頼った安全管理を行ってきたというのが現状であり、人手に頼らずに安全な作業環境を作業の計画段階から手順として提供することにある。
【解決手段】本発明による作業安全計画管理システムは、作業場、作業場の機械、安全具、作業者、作業責任者など人を対象にして、各対象を識別するID―TAGを付設して、これから認識符号を含むデータを読み取るTAGリーダと、ホスト管理装置と、通信手段により、これとデータの授受を行い、応答出力を出す現場管理端末とを有していて、作業者の対象とする作業と安全手段を作業/安全の計画段階で関連付けて手順化し、自動的に手順(書)を生成させ、手順に基づいて安全手段を設置し確認し、作業段階では、安全手段が常に確保されていることを自動的に確認できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ID−TAG及びTAGリーダ/ライタとコンピュータを用いて、作業の計画段階で、作業の計画と安全手段を関連させ、作業/安全手順を生成することで、作業場又は作業者の安全な作業を導き、管理する作業安全計画管理システムに関するものである。
従来、ID−TAG及びTAGリーダ/ライタを用いたシステムは、以下に例を挙げるように多数見出されるが、作業場と作業者の管理を行うシステムの例は、あまり見い出せない。特許文献1に見るだけである。特許文献1では、ID−TAGに作業者の個人情報を入力してあり、コントローラがID−TAGを読み取って、これに対応した作業指示を与えるものである。個人に付随した作業の指示器を提供するものである。以下では、他の応用の例を背景技術として記述する。以下、この明細書で使用する用語について、記述すると、ID−TAGとは、一般で使われる意味と同じであるが、認識符号(記号や番号など)をもったTAGであり、TAGリーダ/ライタとの間で電波又は、電磁的結合又は電磁誘導により、認識符号やそれに付随したデータを読み出せるものであり、TAGリーダ/ライタはその読み取り器で、ID−TAGとTAGリーダ/ライタは、検出距離が長い能動型といわれる電池内蔵のID−TAGや、検出距離が短い受動型といわれる電池を持たずに、TAGリーダ/ライタからの電波を受けて、電力を得るID−TAG、大きさもミューチップとよばれる極めて微小なものから大きいものまで、色々なものが市販されている。
尚、TAGリーダ/ライタは、ID−TAGへの認識符号の書き込み機能を有した物が多く、リーダ/ライタとも呼ばれている。
特開2006−139380
1つ目の応用例は、物品検索システムであり、特許文献2、特許文献3に見ることが出来る。これらは、検索したい物品にID−TAGを貼り付けておいて、TAGリーダ/ライタで読み取り、認識符号がTAGリーダ/ライタで指定したものと一致したものだけが、光や音で存在を示すことで探索を容易にしたものである。これの応用として、棚卸に使用して便利なものである。
特開平10−129812 特開2002−271229
2つ目の応用例は、工具の取付、取外の管理システムであり、NC装置のドリル、ワークの管理に使用されている。例えば、ワークと工具に各々個別のID−TAGをつけておき、NC工程がプログラムに基づいて進行すると、NC装置にワークが移動しセットされ、同時に必要なドリルがリーダにより読み取られ、セットされ加工される。不要になったドリルは、空いているドリル入れに入る。ドリルが毎回同じ位置に無くとも、瞬時に探索して使用することが出来る。
3つ目の応用例は、NC工程でどの工具をどれだけの数だけ使用するか作業者に知らせるシステムで特許文献4に見出せる。
特開2004−102482
4つ目は、工具についたID−TAGをリーダにより読み取ることで、工具名、貸し出し情報、校正日などの工具情報を知らしめるものであり、特許文献5に見出せる。
特開2006−107065
5つ目は、ID−TAGのついた工具の移動をリーダで読み取り、どのエリアに存在するかの現況データを知らしめるものであり、特許文献6に見出せる。
特開2006−107161
上記の事情のように、今まで、作業場又は、作業場にいる作業者に安全な作業環境を提供しようとするシステムは見出せず、もっぱら人の自覚と監視に頼った安全管理を行ってきたというのが現状であり、特に、作業段階で安全をチェックするシステムとなっていた。本システムの課題は、人手に頼らずに安全な作業環境を作業の計画段階から提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、本発明による作業安全計画管理システムは、作業場所、作業用機械、安全手段、工具等の作業上の使用物、作業者に付設される単数または複数の作業安全管理対象体用ID−TAGと、これから認識符号を含むデータを読み取るTAGリーダ/ライタと、ホスト管理装置とこれとデータの授受を行い、応答出力を出す現場管理端末とを有していて、作業者の行う作業と安全手段を作業/安全の計画段階で関連付けて手順化し、自動的に手順を生成させ、作業段階では、安全手段が確保されていることを自動的に確認するものであって、以下、請求項に沿って説明する。
請求項1記載の発明は、作業安全計画管理システムであって、作業者の安全を確保するための安全手段と、作業場、前記作業場の機械・工具、前記作業場に出入りする前記作業者の少なくとも一つとを作業安全管理対象体とし、前記作業安全管理対象体の各々を識別するために前記作業安全管理対象体に付設するID―TAGと、前記ID―TAGに付与した認識符号を含むデータを読み取るTAGリーダ/ライタと、コンピュータを有するホスト管理装置又は/及び現場管理端末と、を有していて、前記ホスト管理装置は、予めセットされた第1のプログラムにより、作業安全の計画を作成することに使用され、前記現場管理端末と前記現場管理端末及び前記ホスト管理装置に付設した通信手段を経由して前記TAGリーダ/ライタが読み取った前記認識符号を含む前記データを授受し、第1の作業安全判断出力を出すものであり、前記現場管理端末は、前記作業場、前記作業場の機械・工具、前記作業場に出入りする前記作業者に付設又は携帯され、マイクロコンピュータを組み込んだ端末であり、予めセットされた第2のプログラムにより、前記TAGリーダ/ライタに前記認識符号を含む前記データの読み取りを行わせ、読み取った前記認識符号を含む前記データを用いて、前記マイクロコンピュータのメモリに予め設定した前記作業安全管理対象体の第2の関連付けに照合して、第2の作業安全判断出力を出力するか、又は、読み取った前記認識符号を含む前記データを前記通信手段を経由して前記ホスト管理装置に送信し、前記ホスト管理装置で前記コンピュータのメモリに予め設定した前記作業安全管理対象体の第1の関連付けに照合して、第1の作業安全判断出力を出力することを助け、前記の第1の作業安全判断出力を前記通信手段を介して受け取ることで、前記第1の作業安全判断出力又は第2の作業安全判断出力を表示又は/及び音声出力、又は/及び電気接点出力を出す出力手段を有し、前記第2のプログラムの設定、又は/及び、前記認識符号を含む前記データ又は及び前記作業安全管理対象体の識別名の入力、又は/及び、予め設定された前記第1のプログラム又は/及び第2のプログラムの動作に絡むモードの選択のための入力手段を有するものであり、前記作業者が行う作業と前記安全手段を含む前記作業安全管理対象体について、前記ホスト管理装置又は/及び前記現場管理端末を用いた前記作業安全の計画段階で前記の第1の関連付け又は/及び第2の関連付けを行い、実施内容と予定を含めた作業安全の手順を作成し、前記作業安全の手順に基づいて、前記安全手段を含む前記作業安全管理対象体を付設し、前記ID―TAGを取り付け、又は、逆に、前記安全手段を含む前記作業安全管理対象体を付設し、前記ID―TAGを取り付けた後に、前記現場管理端末を用いて、前記作業安全の前記第1の関連付け又は第2の関連付けを行い、作業段階では、前記TAGリーダ/ライタで前記認識符号を含む前記データを読み取ることにより、前記ホスト管理装置又は/及び前記現場管理端末が、前記作業安全の計画又は前記作業安全の手順に定めたことに照合して、前記第1の関連付け又は/及び第2の関連付けされたことと前記認識符号を含む前記データの読み取り結果が一致するかどうかで前記安全手段が確保されているか否かを確認し、前記第1の作業安全判断出力又は/及び前記第2の作業安全判断出力を出すことを特徴とする。これにより、安全手段を確実に設置し、安全な作業環境を確認できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記現場管理端末が、前記認識符号を含む前記データを前記TAGリーダ/ライタから受け取って、前記ホスト管理装置との通信無しに、自ら、前記第2の作業安全判断出力を出すことが可能なスタンドアロンの構成において、前記ホスト管理装置の設置を省略したことを特徴とする。これにより、現場管理端末のみでも稼動できる。
請求項3記載の発明は、請求項1、請求項2のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記現場管理端末は、前記作業場において、前記作業安全管理対象体と前記ID―TAGの登録、抹消、修正が可能であることを特徴とする。これにより現場での対応が出来て便利になる。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記ホスト管理装置又は/及び、前記現場管理端末の作業安全計画の記述欄に記述した項目が、前記手順又は/及びチェックリストの記述欄と関連づけられ、自動的に前記手順又は/及びチェックリストの記述欄に取り込まれ、前記手順又は/及びチェックリストが生成することを特徴とする。これにより手順、チェックリストが自動生成できる。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記ホスト管理装置又は/及び、前記現場管理端末の表示画面の前記作業安全計画の計画画面は、ボタンのクリックにより、より詳細な記述の対応する計画画面を表示することを特徴とする。これにより使い勝手がよくなる。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記ホスト管理装置又は/及び、前記現場管理端末の表示画面の前記作業安全計画の作業内容と安全手段の確認ための記述欄には、予め決められた記述項目リストが存在し、そのリストから選ぶことで記述を容易ならしめたことを特徴とする。これにより使い勝手がよくなる。
請求項7記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記作業安全計画において記述した期限又は/及び日付等の予定は、設置すべき前記作業安全管理対象体と前記ID−TAGが予定以前に設置され、作業可能かを確認できるように、数値化されていることを特徴とする。これにより、予定管理を可能とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記作業安全の計画において記述した前記安全手段がリストの形でまとめて見えるようにしたことを特徴とする。これにより、チェックが確実に出来る。
請求項9記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記TAGリーダ/ライタで読み取った前記認識符号を含む前記データを、前記作業安全の計画又は前記手順に定めた内容に照合した結果が、定めた内容に合致しない場合には、前記第1の作業安全判断出力又は/及び第2の作業安全判断出力として、対応する事実の報知又は/及び警報を出すか、又は/及び作業中止指令を出すことを特徴とする。これにより、安全な作業に出来る。
請求項10記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システムにおいて、前記作業安全計画管理システムは、前記作業者の健康を前記作業現場で管理する健康管理センサを有すること、または/及び、前記作業者の作業する作業環境を管理する作業環境管理センサを有することを特徴とする。これにより、作業者の体調または/及び作業環境を管理して安全な作業をさせることができる。また、地球に配慮した環境対応型の作業を行うことができる。
以上のように構成されているので、本発明による作業安全計画管理システムは、予め作業者の行う作業と安全手段を作業/安全の計画段階で関連付けて手順化し、自動的に手順を生成させ、作業段階では、作業安全管理対象体用ID−TAGの認識符号をTAGリーダ/ライタで読み込むことで、作業安全管理対象体用ID−TAGに対応した安全応答が出力され、安全手段が確保されていることを自動的に確認することができ、安全作業環境を提供できる。
本発明による作業安全計画管理システムは、作業場所、作業用機械、工具等の作業上の使用物、作業者に付設される単数または複数の作業安全管理対象体用ID−TAGと、これから認識符号を含むデータを読み取るTAGリーダ/ライタと、ホスト管理装置とこれとデータの授受を行い、または、TAGリーダ/ライタが読み取った認識符号を含むデータを入力として独自に、応答出力を出す現場管理端末とを有していて、作業者の行う作業と安全手段を作業/安全の計画段階で関連付けて手順化し、自動的に手順を生成させ、作業段階では、安全手段が確保されていることを自動的に確認できる。尚、認識符号を含むデータの読み取りのためには、TAGリーダ/ライタのみでよいが、一般にはID−TAGに認識符号を含むデータを書き込むライタが一体形成されていることが多いので、この明細書と特許請求の範囲の記述では、TAGリーダ/ライタと記述することにする。以下、実施例を用い説明する。
図1は、本発明による作業安全計画管理システムの作業安全管理フローとシステム構成を示す図である。左の1点鎖線で囲んだ枠内に作業安全管理フロー、右の1点鎖線で囲んだ枠内に作業安全計画管理システムの構成と動作を示す。
作業安全管理フローにおいては、作業項目や作業順、作業予定などの作業計画と作業に必要な安全、事故防止手段の設置計画など作業・安全計画101を行い、その結果として、作業項目、場所、作業方法、作業具、注意事項、保護具、安全具、作業資格など作業を行う場合の指針となる作業・安全手順102を生成する。尚、コンピュータ上で電子的に作成された手順は、印刷により紙ベースの手順書にすることが出来る。手順に基づき、作業現場に安全手段の設置103を行い、作業を行って、作業前・作業中・作業後チェック104を行う。チェックの結果を作業安全判断105として出力する。 作業安全計画システム構成においては、作業計画と安全計画を行うコンピュータからなるホスト管理装置110と、これと無線又はインターネット、LAN等の通信手段111を経由して、作業・安全データの授受を行う現場管理端末112と、安全手段を含む作業安全管理対象体に付設されたID−TAG113とID−TAG113に記憶された認識符号を含むTAGデータを読み取るTAGリーダ/ライタ114を有している。現場管理端末112は、作業現場の各々に付設されるか、作業者が携帯する場合があり、TAGリーダ/ライタ114、通信手段111と一体になっている場合もある。通信手段111は、現場管理端末112とホスト管理装置110の両側に必要なので、これらと一体になっている場合がある。一般には、ホスト管理装置110は作業管理事務所に設置され、各作業場からの安全状況、更に作業の進捗状況をも同時に集中管理することに使用される。ホスト管理装置110は、コンピュータと安全監視プログラムを機軸とした装置で、作業及び安全に関する予め設定されたプログラムにより、作業及び安全の計画と、準備と実作業時の作業及び安全の状態の管理と判断出力を出す機能を持ち、TAGリーダ/ライタ114が読み取ったID−TAG113の認識符号を含むTAGデータを現場管理端末112と通信手段111を介して受け取り、予め設定された内容に照合して、判断出力を現場管理端末112に返す機能を有し、ホスト管理装置110の表示画面は、整理され、表や図により管理を容易にしている。現場管理端末112は、マイクロコンピュータを組み込んだ端末であり、TAGリーダ/ライタ114にID−TAG113の読み取りを指示し、読み取った認識符号を含むTAGデータを用いて、予め設定されたプログラムにより、判断し判断出力を出すか、又は、読み取った認識符号を含むTAGデータを通信手段を経由してホスト管理装置110に送信し、ホスト管理装置110で判断出力を出すことを助け、この判断出力を通信手段を介して受け取るか、又は、自ら判断出力を作成する。現場管理端末112は、更に、判断出力を表示、又は/及び、警報や音声指示として出す、又は/及び、接点を駆動する電気接点出力を出す出力手段を有し、又、プログラムの設定、認識符号を含むTAGデータや作業者情報の入力、予め設定されたプログラムの動作に絡むモードの選択のための入力手段を有する。現場管理端末112は、作業現場に設置されるか、又は/及び、作業者が携帯する形で使用される。
作業安全管理フローに従い、作業者115は、ホスト管理装置110又は、現場管理端末112を使い、先ず、作業・安全計画を行い、作業・安全手順102を生成する。この作業・安全手順102に従い、安全手段の設置を作業現場で行うことになるが、この図の例では、作業者115は、穴堀の現場を4枚の侵入防止柵116A、116B、116C、116Dで囲い、柵の各々に4個のID−TAG117A、117B、117C、117Dを付設し、柵の出入り口に、1個の消火器118とこれに付設したID−TAG119を配置している。現場管理端末112において、これらの安全手段と付設されたID−TAGを登録すると、現場管理端末112内のメモリに、又は、通信によりホスト管理装置110のメモリに関連付けて記憶される。安全計画において、現場以外の場所で安全手段とそのID−TAGを登録することに比べて、実際の配置した現場で登録を行うことは、配置位置を正確に出来るので、データの読み込みの上で好都合である。作業の実施段階では、例えば、消火器118が誰かにより持ち去られ、ID−TAG119がTAGリーダ/ライタ114により読み取れないことで、「消化器は不足です。作業を中止し、消化器を設置してください」という判断出力がメッセージとして、作業者120に伝達される。或いは、作業場の安全パトライトが赤点滅する。勿論、条件が満足していれば、作業OKか何も報知されない。又は、作業場の安全パトライトが緑点灯をしている。又、接点のようなスイッチ出力とすることもできる。後で述べるように、これらの状況は、通信を経由して作業管理事務所等に設置されたホスト管理装置110でも監視されている。又、現場管理端末112の機能は、ホスト管理装置110に持たせて、現場管理端末112では、通信と決定結果の応答出力のみにすることも可能である。しかしながら、この場合、ホスト管理装置と通信系が故障すると、すべての現場管理端末112が使えなくなるので、機能を分散することも効果的である。認識符号によりこれを付けた場所を特定する機能により、作業安全管理対象体用ID−TAGの設置を省略することができる。ここでは、作業安全管理対象体用ID−TAGの作業安全管理対象体が作業場所であったが、代わりに作業物や作業者等の人物が作業安全管理対象体として使われることも等価であり、複数の作業安全管理対象体用ID−TAG間で関連づけが行われることになる。又、他の有効な応用例として、関連づけで規定されていないものの検出も可能であり、この例として、作業安全管理対象体用ID−TAGを作業者に付設した作業者ID−TAGを危険現場で読み取ることで、この危険現場で関連付けの無い作業員の存在を検出し、ブルドーザーや回転機械を止めたり、「危険範囲から出てください」のような指示を与えることが可能である。危険現場で関連付けの無い作業員の存在を検出する適用例として、その場所の作業安全管理対象体用ID−TAGを読ませ、例えば、高所という読み取りになると、作業者のID−TAGの読み取り内容が鳶職でない場合は、作業禁止指令として、「直ちに、高所から降りてください」などの指示を出すこともできる。又、作業人物と作業者の携帯する工具等を関連付けると、作業場への工具の携帯忘れやあるべき場所への装置や工具の格納など整理整頓の状態などもチェック可能である。このようにして、作業・安全の計画段階で安全手段を決定でき、その手順が作成され、手順に基づいて設置され、作業段階でチェックが行われるので安全の確実性向上できる。以下、図1の作業安全管理フローの詳細な例を図2から図6を用い説明する。
図2は、本発明による作業安全計画管理システムの作業安全計画手順作成フローを示す図である。作業者は、作業の依頼主からの要求を要求内容確認201で確認する。これに基づき、作業の現場を確認する。現場確認202では、現場の位置、電気配線、排水などの作業環境も確認する。続いて、作業内容の確認203を行う。ここでは、作業内容以外に、使用機械、作業者資格なども確認する。作業内容に照らして、安全手段の決定204を行う。ここでは,危険・事故の想定を行い、予防・対策としての安全手段/保護具の決定、自動/マニュアルのチェック方法の指定などを行う。現場確認202、作業内容の確認203、安全手段の決定204は、作業の依頼主を伴っての同時作業の場合もある。その後、手順生成205、手順が現場に照らして妥当なものかを確認する現場妥当性確認206、手順稼動207の順に進行する。
図3は、本発明による作業安全計画管理システムの作業安全計画手順作成フローの詳細な例を示すもので、ホスト管理装置110または、現場管理端末112の計画画面の一実施例の図である。作業安全計画表(計画画面)300には、要求内容確認301、現場確認302、作業内容確認303、安全手段決定304、手順生成305、現場妥当性確認306、作業実施307他が項目としてあり、横方向には、日付又は時間が取られ、項目の予定が計画され、日付や工数の時間が数値化される。作業実施307は、さらに詳細に、作業実施計画表310に記述され、作業前確認311、仮設足場設置312、撤去作業313、撤去材分別314、・・・の予定(日程、工数)が計画できるようになっている。勿論、項目名は、作業によって名称を自由につけることができる。さらに、詳細には、例えば、四角のボタンで囲われた部分、例えば、要求内容確認のボタンをクリックすると、要求内容確認表330が出現し、作業の依頼主から聴取した目的、場所、要求作業内容、表にあるような条件確認を記述することができる。同様に現場確認のボタンをクリックすると、現場図340を開くことができ、写真を貼り付けるなどで現場図340を作成できる。現場図では、地図上の作業安全管理対象体の位置、作業などを示すことができる。
図4は、本発明による作業安全計画管理システムの現場確認の画面の詳細な一実施例を示す図である。図3の画面で現場確認302のボタンをクリックすると、図4の画面が得られる。現場確認表400には、確認した作業範囲、周辺設備と養生箇所、足場、その他の必要事項を記入する欄がある。現場図340には、現場写真341を貼り付け、又は関連付けすることができ、クリックをすると、さらに詳細な現場安全計画図401又は、現場安全計画(安全手段リスト)402を得ることができる。詳細な現場安全計画図401又は、現場安全計画(安全手段リスト)402を利用して、この中に、安全手段を割り当てるか、又は、図5に示す作業内容と安全手段の確認の項で、安全手段を指定すると、現場安全計画図401では、画面に安全手段が、現場安全計画(安全手段リスト)402では、安全手段リストが出来上がり、示される。このように決まった安全手段が手順として明示されるので、これをもとに安全手段の設置を行えば、間違いや抜けがなく施工できる。
図5は、本発明による作業安全計画管理システムの作業内容と安全手段の確認の画面の詳細な一実施例を示す図である。図3の作業内容確認303、又は安全手段決定304のいずれかのボタンをクリックすると、図5の画面を得ることができる。まず、上部の中央に書かれた作業フローの例で説明する。作業前確認501、作業前準備502、仮足場設置503、本作業504、仮足場解体505、作業終了前準備506、作業終了確認507の順に実施する。項目名、項目数は、作業により異なる。下の表は、作業内容と安全手段の確認表であって、この表の中に、各実施項目を詳細に記述できる。例えば、作業前確認には、現場入場確認、ルート、KMTの実施、作業者の確認、健康状態、保護具状態、作業内容確認、現場環境の確認、使用工具機械の確認、安全具の確認、その他の記述項目があり、各々ごとに、急所/ポイント、危険想定、安全手段、作業者、保護具、期限を指定する欄がある。指定欄では、図示するように、ボタンのある所、例えば、危険想定では、火災、感電、落下、・・・の予めセットされたリストの中から選ぶことができ、記述を助けている。急所/ポイント欄も記述以外に、リストから選ぶやり方を取ることができる。期限には、安全手段の設置期限を指定するが、この期限は、その作業より前の工程で設置を済ませておく必要があることは当然である。これらの指定がすむと、指定完了を行えば、手順が自動的に生成される。
図6は、本発明による作業安全計画管理システムにおいて、手順生成の例を示す図である。
電子的に手順は作成されるが、紙ベースに印刷されたイメージで示している。この例では、4ページに渡って、1/xページには、表紙部、2/xページには、1.作業要求内容、2.作業目的、3.現場図、4.作業内容、3/xページには、5.作業計画、6.安全計画、7.実施後確認検収、4/xページには、必要なチェックリストが、ホスト管理装置110、又は現場管理端末112の画面で計画記述したことを自動的に組み込んで、手順として生成されている。勿論、漏れのないように、基本的な事項は、ホスト管理装置110、又は現場管理端末112の画面内の記述に定形として入っている。
図7は、本発明による作業安全計画管理システムの作業・安全現場での動作を示す図である。2箇所の作業場所と作業管理事務所を例に示している。建物700の外壁を補修する目的で足場702A、702Bが2段組されている。足場には、場所を特定する目的で、作業場所のために、作業安全管理対象体用ID−TAG701が付設されている。足場702A、702Bの外側には、安全ネット704A、704Bが必要とされているが、2段部の安全ネット704Bの付設が抜けていて、作業安全管理対象体用ID−TAG705Bが付設されていない状況を示している。足場702A、702Bには、各々、作業安全管理対象体用ID−TAGが、703A、703Bとして付設されている。1段部の安全ネット704Aが付設され、それには作業安全管理対象体用ID−TAGが705Aとして付設されている。又、現場管理端末706は、TAGリーダ/ライタ114、及び現場管理端末112を一体形成したものとなっている。勿論、作業者が携帯してもよい。作業管理事務所710には、ホスト管理装置711が設置され、無線やLAN等の通信で現場管理端末706とデータの通信ができるようになっている。ここでは、作業安全管理対象体用ID−TAGを省略することも可能である。又、図7の右下記述部に工事関係者以外進入禁止の進入防止柵721A、721B、721C、721Dで囲まれた工事現場の例を示す。進入防止柵の各々には、作業安全管理対象体用ID−TAG722A、722B、722C、722Dが付設してある。消化器が柵の内外に各1台723A、723Bがあることになっていて、各々、作業安全管理対象体用ID−TAG 724A、724Bを有していることになっているが、柵内の消火器723Bが抜けているので、作業安全管理対象体用ID−TAG 724Bが抜けてしまっている。柵の内側には養生シート725があることになっているが、点線で示すように付設抜けになっているので、作業安全管理対象体用ID−TAG726も抜けている。この例では、作業者727が現場管理端末706を携帯しているが、勿論、作業場所に設置しても良い。このような作業環境の中で、建物700のところでは、2段部の安全ネット704Bの付設が抜けていることが検出され、現場管理端末706から対応する応答が出ている。又、通信によりホスト管理装置711でも、画面に作業現場の作業安全管理対象体の存在状況が表示されるなどの管理がなされている。同様に、進入防止柵で囲まれた工事現場では、消火器723Bと養生シート725の抜けが検知され、現場管理端末706で応答が報知され、作業者727に環境回復を指示する。回復が確認されるまでは、作業中止の命令が出るなどが行われる。環境が回復して安全が確認された中で作業可能の指示が出される。このようにして、安全な作業環境が提供される。尚、既に示したように、作業場所のための作業安全管理対象体用ID−TAG701は、必ずしも必要ではなく、複数の作業安全管理対象体用ID−TAGの間で関連付けても、同様の機能が果たせることは勿論である。本システムでは、安全確認ができないと、工事進行の許可がなされないようにすることが可能である。又、一旦許可されても、途中で条件が充足されなくなると、工事禁止の処置を行うことも可能である。
図8は、本発明による作業安全計画管理システムの作業・安全現場での他の動作を示す図である。ここでは、カラーコーンとワイヤで囲まれた2つの作業現場を示している。左側には、例えば溶媒、水などの液体又は、窒素などのガスのタンク800の補修の現場を示している。収容された中身を抜いた後に、作業者は、危険ガスの残存をセンサで検知して、確認して作業に入る。タンク内に付いた酸欠センサ801A、作業者に付いた酸欠センサ801Bが常に酸素濃度を検知、あるいはその他のセンサが危険をモニタして、そのデータを作業者や、周囲の監督者に分かるようになっている。更に、そのデータは、現場管理端末806を介して、図示されないホスト管理装置に送信され、管理されている。異常が検出されると、直ちに作業中止や、更には、救助活動に生かされる。又、右側のカラーコーンとワイヤで囲まれた作業現場では、穴掘りを行っている。作業者には、例えば、ヘルメットの中に、温度センサ807が収容されていて、頭の温度が常にモニタされている、また、胸又は、腕には、体温、脈拍、血流などをセンスする健康管理センサ808がつけられているので、常時、作業者の健康状態管理がなされ、例えば、熱射病などの体調不良を軽い段階で知ることができ、作業者本人や、周囲の管理責任者、ホスト管理装置の監視者にデータが分かるようになっている。また、作業現場では、気温、湿度計、風速計などの作業環境センサ809が設置され、そのデータは、ホスト管理装置と現場管理端末、または、現場の表示器を通じて知ることができる。作業環境条件が悪い場合は、作業ができないようになっている。また、気象条件なども、しかるべき情報筋からホスト管理装置、現場管理端末を通じて得られ、作業の進行の判断に利用されている。勿論、このような作業現場の作業者の健康管理や、作業環境管理は、作業安全の計画段階でも、入力されている。例えば、この作業者は、高血圧気味なので、管理項目として血圧、脈拍などのセンサによる管理が必須である。センサの識別として、センサの識別符号が割り当てられている。そして、この作業者は、高齢者なので、気温25℃以上では作業させないなどの指定が計画段階で指定されている。作業途中で、気温が25℃以上に上がると、作業中止命令が現場管理端末から報知される。以上のように、作業者の健康管理や、作業環境管理をも計画し、識別した管理が可能となっている。また、有害物などの管理センサを適用すると、作業現場で地球環境に配慮した環境管理が行える。
尚、作業現場又は作業管理事務所には大型の電子表示盤が設置され、ホスト管理装置110によってまとめた作業及び安全の現状を常時表示していることが好都合である。こうすることで、作業の進捗以外に、安全具や作業者の状況、作業環境の状況が一目で監視でき、管理限界を外れた場合には、即時に警報がなされる。
本明細書及び特許請求の範囲において、作業者とは、作業者のみを指すのではなく、作業者、作業責任者、作業現場に責任を有する者、これらの許可を受けて作業現場に出入りする者を含むものとする。
以上の様に、本発明による作業安全計画管理システムは、作業場、作業場の機械、安全具、作業者を作業安全管理対象体にして、各作業安全管理対象体を識別するID−TAGを付設して、これから認識符号を含むデータを読み取るTAGリーダ/ライタと、ホスト管理装置と、通信手段により、これとデータの授受を行い、応答出力を出す現場管理端末とを有していて、作業者が行う作業と安全手段を作業/安全の計画段階で関連付けて手順化し、自動的に手順を生成させ、手順に基づいて安全手段を設置し確認し、作業段階では、安全手段が常に確保されていることを自動的に確認できるため、確かで抜けのない安全手段設置と作業時確認が可能となるので、極めて有効であり、産業上大きな利用性を有している。
本発明による作業安全計画管理システムの作業安全管理フローとシステム構成を示す図である。 本発明による作業安全計画管理システムの作業・安全計画手順作成フローを示す図である。 本発明による作業安全計画管理システムの作業安全計画手順作成フローの詳細な例を示すもので、ホスト管理装置110または、現場管理端末112の計画画面の一実施例の図である。 本発明による作業安全計画管理システムの現場確認の画面の詳細な一実施例を示す図である。 本発明による作業安全計画管理システムの作業内容と安全手段の確認の画面の詳細な一実施例を示す図である。 本発明による作業安全計画管理システムにおいて、手順生成の例を示す図である。 本発明による作業安全計画管理システムの作業・安全現場での動作を示す図である。 本発明による作業安全計画管理システムの作業・安全現場での他の動作を示す図である。
符号の説明
101 作業安全計画
102 作業安全手順
103 安全手段設置
104 作業前・作業中・作業後チェック
105 作業安全判断
110、711 ホスト管理装置
111 通信手段
112、706、806 現場管理端末
113、117A、117B、117C、117D、119、701、
703A、703B、705A、722A、722B、722C、722D、724A、724B、726 ID−TAG
114 TAGリーダ/ライタ
115、120、727 作業者
116A、116B、116C、116D、721A、721B、721C、721D 侵入防止柵
118 消化器
201、301 要求内容確認
202、302 現場確認
203、303 作業内容の確認
204、304 安全手段の決定
205、305 手順生成
206、306 現場妥当性確認
207 手順稼動
300 作業安全計画表(計画画面)
307 作業実施
310 作業実施計画表
311、501 作業前確認
312、503 仮設足場設置
313 撤去作業
314 撤去材分別
330 要求内容確認表
340 現場図
341 現場写真
400 現場確認表
401 現場安全計画図
402 現場安全計画(安全手段リスト)
502 作業前準備
504 本作業
505 仮足場解体
506 作業終了前準備
507 作業終了確認
700 建物
702A、702B 足場
704A、704B 安全ネット
710 作業管理事務所
723A、723B 消化器
725 養生シート
800 タンク
801A、801B 酸欠センサ
807 温度センサ
808 健康管理センサ
809 作業環境センサ

Claims (10)

  1. 作業者の安全を確保するための安全手段と、作業場、前記作業場の機械・工具、前記作業場に出入りする前記作業者の少なくとも一つとを作業安全管理対象体とし、前記作業安全管理対象体の各々を識別するために前記作業安全管理対象体に付設するID―TAGと、前記ID―TAGに付与した認識符号を含むデータを読み取るTAGリーダ/ライタと、コンピュータを有するホスト管理装置又は/及び現場管理端末と、を有していて、前記ホスト管理装置は、予めセットされた第1のプログラムにより、作業安全の計画を作成することに使用され、前記現場管理端末と前記現場管理端末及び前記ホスト管理装置に付設した通信手段を経由して前記TAGリーダ/ライタが読み取った前記認識符号を含む前記データを授受し、第1の作業安全判断出力を出すものであり、前記現場管理端末は、前記作業場、前記作業場の機械・工具、前記作業場に出入りする前記作業者に付設又は携帯され、マイクロコンピュータを組み込んだ端末であり、予めセットされた第2のプログラムにより、前記TAGリーダ/ライタに前記認識符号を含む前記データの読み取りを行わせ、読み取った前記認識符号を含む前記データを用いて、前記マイクロコンピュータのメモリに予め設定した前記作業安全管理対象体の第2の関連付けに照合して、第2の作業安全判断出力を出力するか、又は、読み取った前記認識符号を含む前記データを前記通信手段を経由して前記ホスト管理装置に送信し、前記ホスト管理装置で前記コンピュータのメモリに予め設定した前記作業安全管理対象体の第1の関連付けに照合して、第1の作業安全判断出力を出力することを助け、前記の第1の作業安全判断出力を前記通信手段を介して受け取ることで、前記第1の作業安全判断出力又は第2の作業安全判断出力を表示又は/及び音声出力、又は/及び電気接点出力を出す出力手段を有し、前記第2のプログラムの設定、又は/及び、前記認識符号を含む前記データ又は及び前記作業安全管理対象体の識別名の入力、又は/及び、予め設定された前記第1のプログラム又は/及び第2のプログラムの動作に絡むモードの選択のための入力手段を有するものであり、前記作業者が行う作業と前記安全手段を含む前記作業安全管理対象体について、前記ホスト管理装置又は/及び前記現場管理端末を用いた前記作業安全の計画段階で前記の第1の関連付け又は/及び第2の関連付けを行い、実施内容と予定を含めた作業安全の手順を作成し、前記作業安全の手順に基づいて、前記安全手段を含む前記作業安全管理対象体を付設し、前記RFID―TAGを取り付け、又は、逆に、前記安全手段を含む前記作業安全管理対象体を付設し、前記RFID―TAGを取り付けた後に、前記現場管理端末を用いて、前記作業安全の前記第1の関連付け又は第2の関連付けを行い、作業段階では、前記TAGリーダ/ライタで前記認識符号を含む前記データを読み取ることにより、前記ホスト管理装置又は/及び前記現場管理端末が、前記作業安全の計画又は前記作業安全の手順に定めたことに照合して、前記第1の関連付け又は/及び第2の関連付けされたことと前記認識符号を含む前記データの読み取り結果が一致するかどうかで前記安全手段が確保されているか否かを確認し、前記第1の作業安全判断出力又は/及び前記第2の作業安全判断出力を出すことを特徴とする作業安全計画管理システム。
  2. 前記現場管理端末が、前記認識符号を含む前記データを前記TAGリーダ/ライタから受け取って、前記ホスト管理装置との通信無しに、自ら、前記第2の作業安全判断出力を出すことが可能なスタンドアロンの構成において、前記ホスト管理装置の設置を省略したことを特徴とする請求項1記載の作業安全計画管理システム。
  3. 前記現場管理端末は、前記作業場において、前記作業安全管理対象体と前記ID―TAGの登録、抹消、修正が可能であることを特徴とする請求項1、請求項2のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。
  4. 前記ホスト管理装置又は/及び、前記現場管理端末の作業安全計画の記述欄に記述した項目が、前記手順又は/及びチェックリストの記述欄と関連づけられ、自動的に前記手順又は/及びチェックリストの記述欄に取り込まれ、前記手順又は/及びチェックリストが生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。
  5. 前記ホスト管理装置又は/及び、前記現場管理端末の表示画面の前記作業安全計画の計画画面は、ボタンのクリックにより、より詳細な記述の対応する計画画面を表示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。
  6. 前記ホスト管理装置又は/及び、前記現場管理端末の表示画面の前記作業安全計画の作業内容と安全手段の確認ための記述欄には、予め決められた記述項目リストが存在し、そのリストから選ぶことで記述を容易ならしめたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。
  7. 前記作業安全計画において記述した期限又は/及び日付等の予定は、設置すべき前記作業安全管理対象体と前記ID−TAGが予定以前に設置され、作業可能かを確認できるように、数値化されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。
  8. 前記作業安全の計画において記述した前記安全手段がリストの形でまとめて見えるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。
  9. 前記TAGリーダ/ライタで読み取った前記認識符号を含む前記データを、前記作業安全の計画又は前記手順に定めた内容に照合した結果が、定めた内容に合致しない場合には、前記第1の作業安全判断出力又は/及び第2の作業安全判断出力として、対応する事実の報知又は/及び警報を出すか、又は/及び作業中止指令を出すことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。
  10. 前記作業安全計画管理システムは、前記作業者の健康を前記作業現場で管理する健康管理センサを有すること、または/及び、前記作業者の作業する作業環境を管理する作業環境管理センサを有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の作業安全計画管理システム。

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