JP7368171B2 - 安全情報提供システム、安全情報提供方法 - Google Patents

安全情報提供システム、安全情報提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、安全情報提供システム、安全情報提供方法に関する。
特許文献1には、車両が危険区域に近づいたときに、カーナビゲーション端末の表示画面の地図上に警告を表示する装置が開示されている。このような端末を用いることで、車両が危険区域に近づくと、警告が表示されるため、ドライバーは、危険を回避するための行動を取ることが可能となる。
工事現場においては、作業場所によっては注意が必要な領域がある。そのため、作業を行う当日の朝のミーティング等において、その日に注意すべき事項を作業員のリーダから各作業員に口頭で伝達している。
特開2002-181564号公報
しかしながら、上述のナビゲーション装置を工事現場に適用しようとした場合、工事現場には、トンネル工事等の地下工事や狭隘な場所もある。そのため、このような場所においては、GNSS(Global Navigation Satellite System)等によって現在位置を測定しようとしても、GNSSによる電波を受信することが困難である。そのため、現在位置の測位をすることができず、警告を行うことができない場合がある。
また、作業当日の朝のミーティングで注意事項を伝達したとしても、注意を要する場所に作業員が到達するときに当該注意事項を思い出す必要があるため、その場所に到達したタイミングで思い出せない可能性もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、工事現場において安全に関する情報を必要な場所において提供することができる安全情報提供システム、安全情報提供方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、工事現場における作業員に付帯され自身を識別する作業員識別情報を送信する識別情報送信部と、工事現場内に設置され、前記作業員が所定範囲内に移動してきたことに応じて、前記識別情報送信部から送信される前記作業員識別情報を受信する識別情報受信部と、作業員識別情報と安全情報とを記憶する安全情報記憶部と、前記識別情報受信部によって前記作業員識別情報を受信すると、前記作業員識別情報に対応する安全情報を送信する安全情報送信部と、前記工事現場内において前記識別情報受信部に対応した場所に設けられ、前記安全情報送信部から送信された安全情報を出力する出力部と、を有し、前記識別情報受信部を個別に識別する受信部識別情報が前記識別情報受信部に対して割り当てられており、前記安全情報記憶部は、作業員識別情報と安全情報と受信部識別情報とを記憶しており、前記安全情報送信部は、前記識別情報受信部から作業員識別情報と当該識別情報受信部の受信部識別情報とを受信すると、受信した作業員識別情報と受信部識別情報との組み合わせに対応する安全情報を前記安全情報記憶部から読み出して送信する安全情報提供システムである
また、本発明は、識別情報送信部が、工事現場における作業員に付帯され自身を識別する作業員識別情報を送信し、識別情報受信部を個別に識別する受信部識別情報が割り当てられた識別情報受信部であり、当該識別情報受信部が、工事現場内に設置され、前記作業員が所定範囲内に移動してきたことに応じて、前記識別情報送信部から送信される前記作業員識別情報を受信し、安全情報送信部が、前記識別情報受信部から作業員識別情報と当該識別情報受信部の受信部識別情報とを受信すると、受信した作業員識別情報と受信部識別情報との組み合わせに対応する安全情報を、作業員識別情報と安全情報と受信部識別情報とを記憶する安全情報記憶部から読み出して送信し、出力部が、前記工事現場内において前記識別情報受信部に対応した場所に設けられ、前記安全情報送信部から送信された安全情報を出力する安全情報提供方法である。
以上説明したように、この発明によれば、工事現場において安全に関する情報を必要な場所において提供することができる。
この発明の一実施形態による安全情報提供システムの構成を示す概念図である。 安全情報提供サーバ10の機能構成を示す概略ブロック図である。 安全情報記憶部1021に記憶される安全情報割り当てデータの一例を示す図である。 安全情報記憶部1021に記憶される言語別安全情報の一例を示す図である。 安全情報記憶部1021に記憶される言語割り当てデータの一例を示す図である。 モニター30の機能構成を示す概略機能ブロック図である。 安全情報提供システム1の動作を説明するシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態による安全情報提供システムについて図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による安全情報提供システムの構成を示す概念図である。
安全情報提供システム1は、安全情報提供サーバ10と、ビーコン信号送信装置20と、複数のモニター30(30a、30b)と、管理端末40を含む。
安全情報提供サーバ10と、モニター30(30a、30b)と、管理端末40は、ネットワークを介して接続される。ネットワークは、公衆回線網、インターネット、LAN(local area network)等のいずれかまたは両方の組み合わせを用いてもよい。
安全情報提供サーバ10は、作業員が移動することで当該作業員に付帯されたビーコン信号送信装置20から送信されるビーコン識別情報がモニター30によって受信されると、ビーコン識別情報またはビーコン識別情報とモニター30の識別情報(受信部識別情報)との組み合わせに対応する安全情報を、ビーコン識別情報を受信したモニター30に送信する。
ビーコン信号送信装置20は、工事現場における作業員に付帯されビーコン信号送信装置20を個別に識別するビーコン識別情報を送信する。ここでは、ビーコン信号送信装置20は、作業員にそれぞれ1つずつ配布される。ビーコン信号送信装置20は、作業員と共に移動することができればよく、例えば、作業服に取り付けられたり、キーホルダーのようにして作業員の所持品に取り付けられてもよい。
ビーコン信号送信装置20の識別情報を、作業員を識別する作業員識別情報として利用してもよい。例えば、配布された対象の作業員とビーコン信号送信装置20のビーコン識別情報と作業員識別情報との対応関係をデータとして記憶しておくことで、ビーコン識別情報から作業員識別情報を把握することも可能である。
ビーコン信号送信装置20は、例えば、一定時間毎に識別情報を無線によって送信する。
ビーコン識別情報を送信する範囲(送信強度等)は、作業員が歩いてモニター30に対してある程度近くまで到達した際に、モニター30に安全情報が出力され、この出力内容が作業員によって認識できるタイミングに応じて設定するようにしてもよい。例えば、作業員が徒歩で移動する場合には、数メートルに設定することができる。
ビーコン信号送信装置20は、ビーコン信号送信装置20自身を識別する識別情報を送信することができればよく、例えば、電波を発信するビーコン以外に、iBeacon(登録商標)、または、アクティブ型のRFID(radio frequency identifier)、またはパッシブ型のRFIDを用いることもできる。
モニター30は、工事現場内において複数設置される。この図においては、モニター30は、モニター30aとモニター30bの2台が設けられている場合が図示されている。モニター30は、3台以上設定されてもよいし、1台のみ設置されてもよい。モニター30aは、トンネル2の坑口2aの近傍に設けられる。モニター30bは、トンネル2の坑内であって、坑口2aから所定の距離だけ離れた場所に設けられる。モニター30は、作業員に安全情報を提示したい場所に設置される。モニター30aとモニター30bについて、特に識別する必要がない場合には、単にモニター30と称する。
モニター30は、デジタルサイネージ機能を有しており、各種情報を画像または音の少なくともいずれか一方によって出力することができる。また、モニター30は、粉じん環境など厳しい環境に対応した機能を有するか、養生などしておことで、周囲の環境にも対応しつつ、安全情報を提供することができる。
また、モニター30は、工事現場における工事が行われることで安全情報の送信対象領域が新たに設定された場合には、その送信対象領域に対して追加で設置される。例えば、工事現場がトンネル工事を行う工事現場である場合、モニター30は、トンネル工事が行われることで坑口2aから長手方向に新たに掘削されると(掘削が進むと)、当該新たに掘削された場所は、新たな通信対象領域となり得る。そのため、このように新たな通信対象領域となった場所(トンネル内等)には、モニター30が新たに設置される。このようにして、モニター30は、トンネル2の工事の進捗に応じて追加で設置することが可能である。工事現場は、トンネル以外に、市街地、地下空間、山間部に設けられた施設(ダム、駐車場等)であってもよい。なお、トンネル内等において外部からの無線通信の電波が届かない領域においては、安全情報提供サーバ10とモニター30との通信を中継するアクセスポイントを設けるようにしてもよい。
トンネル2は、掘削やコンクリートの打設等の工事が行われている段階のトンネルであり、坑口2aから切羽に向かって工事が進められる。この実施形態において、トンネル2は掘削等を行う工事を行う場合について説明するが、トンネル2が完成した後において改修工事や点検を行う場合であってもよい。トンネル2は、山岳トンネル、地下鉄のトンネル、シールドトンネル等であってもよい。また、工事現場は、トンネル2を含み、坑口2aの近傍の資材置き場や詰所等がある範囲についても工事現場とし、安全情報の配信対象としてもよい。
また、モニター30は、安全情報提供サーバ10から送信される安全情報を受信して出力部から出力する。モニター30は、出力部として表示部とスピーカとを有しており、安全情報に応じたアナウンス内容の画像(静止画、動画)を表示したり、安全情報に応じたアナウンス内容の音を出力する。画像の表示は、液晶表示パネルに画像を描画することで表示してもよいし、プロジェクタによって近傍の壁面等に画像を投写してもよい。
図2は、安全情報提供サーバ10の機能構成を示す概略ブロック図である。
安全情報提供サーバ10は、通信部101、記憶部102、入力部103、更新部104、翻訳部105を有する。安全情報提供サーバ10は、CPU(中央処理装置)や通信回路、アンテナ装置、記憶装置等の組み合わせによって構成される。
通信部101は、外部の機器と通信を行い、各種情報の送信または受信を行う。
通信部101は、安全情報送信部1011を有する。
通信部101は、ビーコン信号送信装置20から送信されたビーコン識別情報を受信したモニター30から、当該ビーコン識別情報が送信されると、このビーコン識別情報を受信する。通信部101は、モニター30からビーコン識別情報を受信する際、送信元のモニター30から、当該モニター30に割り当てられたモニター識別情報をビーコン識別情報とともに受信することもできる。
安全情報送信部1011は、モニター30によってビーコン識別情報を受信すると、このモニター30から送信されるビーコン識別情報に対応する安全情報を、ビーコン識別情報の送信元のモニター30に対して送信する。
また、安全情報送信部1011は、モニター30から、ビーコン識別情報と当該ビーコン識別情報を受信した識別情報受信部の受信部識別情報とを通信部101によって受信すると、受信したビーコン識別情報と受信部識別情報との組み合わせに対応する安全情報を安全情報記憶部1021から読み出して送信する。
記憶部102は、安全情報記憶部1021と、提供ログ記憶部1022とを有する。
安全情報記憶部1021は、安全情報をモニター30に送信する際に必要な情報を記憶する。
図3は、安全情報記憶部1021に記憶される各種情報の一例を示す図である。
図3Aは、安全情報記憶部1021に記憶される安全情報割り当てデータの一例を示す図である。安全情報割り当てデータは、ビーコン識別情報(作業員識別情報)と安全情報と受信部識別情報とを含む。
ここでは、ビーコン識別情報に対して、各受信部識別情報が対応づけされている。また、受信部識別情報のそれぞれに、安全情報を識別する安全情報IDが対応付けされている。安全情報IDと後述する言語別安全情報とが対応づけされていることで、ビーコン識別情報と受信部識別情報と安全情報との関係が把握できるようになっている。
安全情報は、作業員に対して伝達するメッセージである。安全情報は、工事現場においてモニター30が設けられた領域において特有な情報や、伝達する対象の作業員に応じた情報等、任意の情報を設定することができる。また、安全情報は、1つのメッセージ(アナウンス内容)について異なる言語で表現した言語別データが含まれていてもよい。
安全情報割り当てデータは、モニター30が追加で新たに設置されると、その設置されたモニター30の受信部識別情報と、この受信部識別情報に対応する安全情報とビーコン識別情報とを追加して記憶することができる。また、安全情報割り当てデータは、モニター30が撤去された場合には、撤去されたモニター30に対して割り当てられた安全情報等を安全情報割り当てデータから削除されるようにしてもよい。
図3Bは、安全情報記憶部1021に記憶される言語別安全情報の一例を示す図である。
言語別安全情報は、安全情報を異なる言語毎に記憶する情報である。この図において、言語としては、日本語、言語a、・・・・のように、異なる言語が安全情報IDに対応付けられている。例えば、安全情報ID「M001」に対して、日本語で表現した場合の表現として「足下に注意」が記憶されており、言語a等についても、「足下に注意」をその言語に応じた表現の情報が記憶される。この言語としては、作業員が理解できる言語であればよく、日本語、英語、中国語等、任意の言語であってもよい。
この安全情報は、文字、画像(静止画、動画)、音(音声や効果音)等の少なくともいずれか1つのメッセージが用いられる。
文字や音声については、例えば、日本語で表現されたメッセージ(安全情報)の他に、他の言語である英語や中国語等の言語で表現されたメッセージが記憶される。画像については、その画像に含まれる文字や音声が日本語、英語、中国語等のいずれかの言語で表現される。
図3Cは、安全情報記憶部1021に記憶される言語割り当てデータの一例を示す図である。
言語割り当てデータは、ビーコン識別情報と言語種別とが対応付けられた情報である。
例えば、ビーコン識別情報「U001」には、言語種別として「日本語」が割り当てられており、ビーコン識別情報「U002」には、言語種別として「言語a」が割り当てられている。
図2に戻り、提供ログ記憶部1022は、モニター30に対して送信した安全情報の履歴を提供ログとして記憶する。提供ログ記憶部1022は、例えば、ビーコン識別情報と、受信部識別情報と、安全情報と、安全情報を送信した日時とを含む情報である。提供ログ記憶部1022が提供ログを記憶することで、工事現場の管理者は、安全情報が提供された状況を後から把握することができる。
入力部103は、キーボード、マウス等の入力デバイスであり、入力デバイスに対する操作入力に応じた各種情報を入力する。例えば、入力部103は、工事現場の管理者等によって操作入力されることに応じた安全情報を入力する。
更新部104は、安全情報更新部1041と提供ログ更新部1042とを有し、記憶部102に記憶された情報を更新する。
安全情報更新部1041は、入力部103から入力された安全情報に基づいて、安全情報記憶部1021に記憶された情報(安全情報等)を更新する。例えば、安全情報更新部1041は、入力部103から、安全情報の更新要求とともに、安全情報と、更新する対象のビーコン識別情報や受信部識別情報に応じて、安全情報記憶部1021に記憶された安全情報割り当てデータを更新する。
提供ログ更新部1042は、モニター30から送信される提供ログを通信部101によって受信し、受信した提供ログを、送信元のモニター30の受信部識別情報と共に記憶する。
翻訳部105は、安全情報記憶部1021に記憶される安全情報を、他の言語に翻訳する。
例えば、翻訳部105は、安全情報記憶部1021に記憶された安全情報が日本語で記述されたメッセージである場合には、そのメッセージを日本語以外の言語(例えば、英語、中国語等)に翻訳し、翻訳後のメッセージを、言語の種別を表す言語種別と翻訳前のメッセージとともに安全情報記憶部1021に記憶する。なお、この翻訳部105は、モニター30とは別のサーバ装置に設けられていてもよいし、モニター30に設けられていてもよい。
図4は、モニター30の機能構成を示す概略機能ブロック図である。
モニター30は、通信部310、記憶部320、出力部330、更新部340、検出部35、制御部360を含む。
通信部310は、他の機器と通信を行う。通信部310は、識別情報受信部3101、ネットワーク通信部3102を含む。
識別情報受信部3101は、作業員が所定範囲内に移動してきたことに応じて、当該作業員に付帯されたビーコン信号送信装置20から送信されるビーコン識別情報を無線によって受信する。この所定範囲は、ビーコン識別情報を受信可能な領域である。
識別情報受信部3101は、識別情報受信部3101またはモニター30を個別に識別する識別情報(例えば、受信部識別情報)が予め割り当てられている。
また、識別情報受信部3101は、モニター30の内部に設けられる場合について説明するが、識別情報受信部3101は、モニター30の外部に接続されてもよい。識別情報受信部3101がモニター30の外部に接続される場合には、モニター30とは独立して流通している受信装置を用いることができる。
ネットワーク通信部3102は、安全情報提供サーバ10と無線によって通信を行う。
記憶部320は、各種情報を記憶する。記憶部320は、安全情報記憶部3201と、提供ログ記憶部3202とを含む。
安全情報記憶部3201は、安全情報提供サーバ10から送信される安全情報を通信部310によって受信して記憶する。
提供ログ記憶部3202は、ビーコン信号送信装置20から送信されたビーコン識別情報と、このビーコン識別情報を受信した日時とを記憶する。日時は、モニター30に設けられた時計機能によって日付と時刻が計測された結果を用いることができる。
出力部330は、安全情報提供サーバ10の安全情報送信部1011から送信される安全情報を出力する。出力部330は、安全情報に応じた表示画面を表示する表示機能と、安全情報に応じた音を出力する放音機能とを有する。出力部330は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル等や、スピーカ等によって構成される。また、出力部330は、各種情報を外部の装置に送信や転送することもできる。
ここで、出力部330と、識別情報受信部3101は、同じモニター30の筐体内に収容されており、工事現場内において識別情報受信部3101に対応した場所に設けられる。識別情報受信部3101は、モニター30に収容されるのではなく、モニター30の外部に、別の機器としてモニター30またはネットワークを介して安全情報提供サーバ10に接続されてもよい。この場合、出力部330と識別情報受信部3101は、ある程度の距離の範囲内に設置されており、お互いの対応関係が把握できるようになっていればよい。例えば、ビーコン識別情報と、モニター30を特定する情報(例えば送信先アドレス等)とを対応付ける情報を安全情報提供サーバ10内に記憶しておき、ビーコン識別情報を受信した際に、そのビーコン識別情報に対応する送信先アドレスを特定し、モニター30に送信するようにしてもよい。
更新部340は、安全情報提供サーバ10から、更新された安全情報とビーコン識別情報とを通信部310によって受信すると安全情報記憶部3201の安全データを更新する。更新は、情報の追加、情報の書き換え、情報削除等のいずれであってもよい。
検出部35は、モニター30の周囲の音を検出する。
制御部360は、モニター30内の各部を制御する。また、制御部360は、検出部35によって検出された音の大きさに応じて、出力部330から出力する、安全情報に応じた音の音量を変更する。これにより、出力部330は、制御部360からの変更指示に応じた音量で音を出力する。
管理端末40は、安全情報提供サーバ10の管理者によって利用されるコンピュータである。管理者は、必要に応じて、安全情報を更新するめの各種情報を管理端末40から入力することができる。
次に、上述した安全情報提供システム1の動作を説明する。
図5は、安全情報提供システム1の動作を説明するシーケンス図である。
作業員は、ビーコン信号送信装置20を付帯し、工事現場内を移動する。ビーコン信号送信装置20は、自身に割り当てられたビーコン識別情報を一定時間間隔で送信する(ステップS101)。
モニター30の制御部360は、通信部310のネットワーク通信部3102によって安全情報提供サーバ10と通信可能な状態であるか否かを判定する(ステップS201)。例えば、制御部360は、安全情報提供サーバ10と通信可能な圏内であるか否かを判断することで、ネットワーク接続が可能な状態であるか否かを判断する。
安全情報提供サーバ10と通信可能な状態(ネットワーク接続が可能な状態)である場合、モニター30の更新部340は、通信部310によって安全情報提供サーバ10に安全情報の送信要求を行う。この要求に応じて、安全情報提供サーバ10は、安全情報記憶部1021に記憶された安全情報割り当てデータ、言語別安全情報、言語割り当てデータをモニター30に送信する(ステップS301)。
モニター30は、安全情報割り当てデータ、言語別安全情報、言語割り当てデータを安全情報提供サーバ10から受信すると(ステップS202)、受信したこれらのデータを安全情報記憶部3201に記憶する。
一方、モニター30の制御部360は、ネットワーク接続が可能ではない状態(例えば圏外)である場合、出力部330に出力可能となるように、安全情報記憶部3201から案内データを所定のメモリ領域に読み出す(ステップS203)。
ここでは、ビーコン信号送信装置20からビーコン識別情報を受信していなくても、ネットワーク接続が可能な状態において、安全情報等を安全情報提供サーバ10から受信して記憶しておくことで、ビーコン識別情報を受信した時にネットワーク接続ができない環境であったとしても、予め受信しておいた安全情報を利用して、安全情報を出力部330から出力することができる。
例えば、モニター30は、地下空間、トンネル(山岳トンネル、地下鉄のトンネル、シールドトンネル等)内、山間部に設けられた施設(ダム、駐車場等)においては、安全情報提供サーバ10との無線通信が周囲の障害物の配置環境等によっては受信できない領域が存在する場合がある。このような場合には、例えば、ネットワーク接続が可能な時に、ステップS201からステップS202を実行することで、最新の情報を安全情報提供サーバ10から受信し、安全情報を安全情報記憶部3201に記憶しておくことができる。これにより、モニター30が、安全情報提供サーバ10との無線通信が出来ない領域においてビーコン信号送信装置20からビーコンの識別情報を受信したとしても、安全情報を安全情報記憶部3201から読み出すことで、安全情報を出力することができる。
一方、管理端末40は、安全情報を新規で登録(追加)する場合や、既に登録された安全情報を変更する場合、管理端末40のキーボード等の入力デバイスを介して管理者から入力される追加内容や更新内容の入力を、受け付ける(ステップS401)。管理端末40は、入力された安全情報について、多言語への翻訳処理を行う(ステップS402)。この翻訳は、安全情報提供サーバ10に翻訳機能が搭載されている場合には、管理端末40において翻訳を行わずに、安全情報を安全情報提供サーバ10に送信し、安全情報提供サーバ10の翻訳機能を用いて、他の言語に翻訳するようにしてもよい。また、管理端末40に翻訳機能がない場合には、翻訳を行う外部サーバに安全情報を送信して翻訳後の安全情報を管理端末40が取得するようにしてもよい。
この翻訳は、例えば、入力された安全情報が日本語である場合には、他の言語として、英語、中国語等に翻訳する。この安全情報は、キーボードやタッチパネル等からテキスト入力されたデータであってもよいし、マイク等から音声入力された音声データからテキストデータに変換されたデータであってもよい。
どの言語に翻訳するかについては、予め決められていてもよいし、ビーコン信号送信装置20を携帯するユーザによって指定されるようにしてもよい。
ここで、「新規追加」は、例えば、安全情報提供サーバ10内にモニター30が新たに設置される場合や、既に設置されているモニター30において送信する安全情報が未登録である場合に、安全情報を新たに登録する機能であり、「変更」は、既に登録されている安全情報の内容を別の安全情報に書き換える機能である。
管理端末40は、安全情報が翻訳されると、翻訳前の安全情報と翻訳後の安全情報とビーコン識別情報と受信部識別情報を新規追加・変更する安全データとして安全情報提供サーバ10に送信する(ステップS403)。
ここで、この管理端末40は、ステップS401からステップS403までの処理(追加内容は更新内容の入力)は、任意のタイミングで行うことができる。例えば、情報を登録、追加を行う場面が到来した場合には、その都度、入力をすることができる。これにより、入力された情報が安全情報提供サーバに送信され、安全情報提供サーバに記憶された安全情報がリアルタイムに情報を更新される。
安全情報提供サーバ10の安全情報更新部1041は、管理端末40から安全情報をビーコン識別情報等とともに受信すると(ステップS302)、受信した安全情報等を安全情報記憶部1021に記憶することで登録処理をする(ステップS303)。ここでは、安全情報を新規追加する場合には、安全情報記憶部1021に追加で記憶し、安全情報を変更する場合には、既に記憶された安全情報のうち、今回更新する安全情報によって上書きすることで更新する。なお変更前の安全情報についてログとして残しておいてもよい。
また、新規登録あるいは更新された安全情報に文字列の情報がある場合には、文字列の情報を音声で読み上げる音声データを生成し、安全情報に追加して記憶するようにしてもよい。
一方で、モニター30は、ビーコン信号送信装置20からビーコン識別情報を受信したか否かを判定する(ステップS204)。
ビーコン識別情報を受信していなければ、一定時間経過後に、再度ステップS204の処理を実行する。
一方、モニター30の制御部360は、ビーコン識別情報を受信した場合には、ネットワーク接続がされている状態であるか否かを判定する(ステップS205)。
ネットワーク接続されている場合、制御部360は、受信したビーコン識別情報を通信部310によって安全情報提供サーバ10に送信する(ステップS206)。
安全情報提供サーバ10は、モニター30からビーコン識別情報を受信すると(ステップS304)、受信したビーコン識別情報に対応する安全情報を安全情報記憶部1021から読み出し(ステップS305)、ビーコン識別情報の送信元のモニター30へ送信する(ステップS306)。
モニター30の制御部360は、安全情報を受信すると(ステップS207)、受信した安全情報を出力部330によって出力する(ステップS209)。ここでは、安全情報が、ビーコン信号送信装置20のビーコン識別情報に割り当てられた言語種別に従った言語によって画面上に文字や画像として表示されたり、スピーカ等により音として出力される。スピーカから出力される音は、安全情報に含まれる文字列の情報を音声で読み上げる読み上げ機能によって読み上げデータに基づく音で出力してもよい。この読み上げデータは、安全情報提供サーバ10において生成され安全情報に含まれたものを受信し、スピーカから出力してもよいし、モニター30に読み上げ機能を搭載しておき、このモニター30が安全情報に含まれる文字列の情報から読み上げデータを生成し、スピーカから出力するようにしてもよい。なお、この読み上げデータは、本体の言語設定に従った言語で生成することで、言語設定に応じた言語で読み上げるようにしてもよい。
一方、モニター30は、ネットワーク接続されていない場合には、安全情報記憶部3201から読み出された安全情報のうち、受信したビーコン識別情報に対応する安全情報を安全情報記憶部3201から読み出し(ステップS208)、出力部330によって出力する(ステップS209)。例えば、出力部330の表示画面には、「足下に注意」の文字列が、日本語で表示されるとともに、「足下に注意」という音声が読み上げデータに従って出力される。
ここでは、例えば、「U001」のビーコン識別情報が割り当てられたビーコン信号送信装置20を携帯する作業員がモニター30aに近づいた場合には、安全情報が日本語でモニター30aの表示画面に表示されるとともに、日本語の音声でも出力される。このように、作業員が理解できる言語種別を、当該作業員が携帯するビーコン信号送信装置20のビーコン識別情報に対して割り当てておくことで、作業員が理解できる言語で安全情報を出力することができる。また、画像や動画を組み合わせた安全情報を出力することで、安全情報を作業員により認識してもらいやすくなり、より確実な安全情報を提供できる。
ここで、ステップS202において安全情報を事前に受信している場合には、ステップS206、ステップS304からステップS306、ステップS207の処理を行わずに、また、ステップS205における、ネットワーク接続されているか否かの判断にかかわらずに、安全情報記憶部3201に記憶された安全情報を参照して安全情報を出力するようにしてもよい。この場合、事前に受信していた安全情報を利用して安全情報を出力することができる。
また、ステップS202において安全情報を事前に受信している場合であっても、ステップS206、ステップS304からステップS306、ステップS207の処理を実行してもよい。この場合、ステップS202において安全情報を受信した後に、管理端末40からの更新要求に応じて安全情報が更新された場合であっても、ステップS206において、ビーコン識別情報に対応する安全情報を要求し、その時点で登録されている安全情報をステップS207で受信してから出力することができる。このため、最新の安全情報を出力することができる。
次に、モニター30の制御部360は、受信したビーコン識別情報とこのビーコン識別情報を受信した日時とを提供ログとして提供ログ記憶部3202に記憶する(ステップS210)。
次に、モニター30の制御部360は、処理を終了するか否かを判定し(ステップS211)、処理を終了しない場合には、ステップS204に処理を移行し、処理を終了する場合には、ネットワーク接続がされているか否かを判定する(ステップS212)。モニター30の制御部360は、ネットワーク接続されていない場合には処理を終了し、ネットワーク接続されている場合には、提供ログ記憶部3202に記憶された提供ログを安全情報提供サーバ10に送信する(ステップS213)。
安全情報提供サーバ10の提供ログ更新部1042は、提供ログをモニター30から受信すると、受信した提供ログを提供ログ記憶部1022に記憶する(ステップS307)。
ここでは、ステップS210またはステップS307において、提供ログを記憶するようにしたので、この提供ログを解析することで、ビーコン信号送信装置20を携帯しているユーザがどのような経路で移動しているか、ユーザの行動履歴を把握することができる。
また、例えば、工事の工程や工事の作業内容によっては、モニター30aまたはモニター30bの近傍になるべく近づいて欲しくない期間がある場合、モニター30a(あるいはモニター30b)の近傍に近づかないように案内する安全情報に更新した後、モニター30a(あるいはモニター30b)の近傍に近づく作業員の数が減った等の、安全情報に対する効果を把握することも可能である。
また、作業員が現場内で倒れていた場合には、その作業員はどのようなルートを経由したあと倒れたかを把握することも可能である。
また、提供ログを活用して、行動分析を行うことも可能である。
また、その日の安全情報を朝に登録した後、午後や夕方に管理端末40から更新してもよい。これにより、更新された後の安全情報をモニター30に送信することができる。例えば、朝に送信された安全情報とは異なる観点から、現場において注意を払う必要が生じた場合には、その新たな注意事項を安全情報として更新することで、その更新以後、新たな注意事項を安全情報としてモニター30に送信することができる。これにより、作業員は、更新後の安全情報を認識することで、朝とは異なる観点での注意をしつつ、作業を行うことができる。
以上説明した実施形態によれば、モニター30を工事現場の危険性がある場所や注意を促したい場所に設け、いずれかのモニター30の近傍に作業員が近づいた場合、安全情報を表示画面に表示するともに、安全情報を作業員が聞こえる程度の音量で出力をする。これにより、視覚または聴覚を通じて安全情報を作業員に認識させることが可能となる。
また、上述した実施形態によれば、ビーコン信号送信装置20のビーコン識別情報に応じた安全情報を記憶しておき、受信したビーコン識別情報に応じた安全情報を出力するようにしたので、同じモニター30であっても、作業員毎に必要とする情報を、表示画面(画像・動画)と音とによって伝達することが可能となる。また、工事現場内に設置されたモニター30から安全情報を出力するようにしたので、作業員は、ビーコン信号送信装置20を携帯していれば、安全情報の提供を受けることができる。すなわち、作業員が安全情報を出力するための端末装置(例えばスマートフォン等)を携帯する必要がない。
また、安全情報は、管理端末40から入力されることで更新することが可能であるが、安全情報提供サーバ10としてクラウドサーバを適用することで、安全情報の更新を、当該クラウドサーバで一括管理することもできる。
また、上述した実施形態において、モニター30は、周囲の音を検出部35によって検出し、検出した音の大きさを示すレベルに応じて、スピーカから出力する音量を変更するようにしてもよい。これにより、モニター30の周囲において比較的大きな音が発生する作業が行われていたとしても、その作業音の大きさに応じて、スピーカの音量を大きくすることができる。これにより、周囲の作業音に安全情報の音がかき消されてしまうようなことを低減することができ、作業員に対する音による伝達の確実性を向上させることができる。
また、上述した実施形態において、受信部識別情報によらずにビーコン識別情報に応じた安全情報を安全情報提供サーバ10から送信するようにしてもよい。この場合、いずれのモニター30によってビーコン識別情報が受信されたかによらず、ビーコン識別情報に応じて安全情報を提供することができる。例えば、受信部識別情報によらずにビーコン識別情報に応じた安全情報を出力する場合には、同じ作業員であれば、いずれのモニター30においても同じ安全情報を出力することができる。
また、ビーコン識別情報と受信部識別情報との組み合わせに応じた安全情報を出力する場合には、ある作業員に対しては「荷を固定してから運搬」、別の作業員に対しては「荷の養生をしっかりと」のように、同じモニター30であっても異なるメッセージを出力することができる。例えば、荷物を取り扱う作業エリアにおいて、資材等の荷物を運搬する業務を担当する作業員については、「荷を固定してから運搬」のメッセージを出力し、運搬された荷物の保管や管理を担当する作業員については、「荷の養生をしっかりと」のメッセージを出力することができ、作業エリアにおける作業員の業務に応じたアナウンス内容を出力することができる。また、異なる作業エリアにおいて、異なる作業員については、それぞれの作業員に応じて異なるメッセージを出力することができる。
また、上述した実施形態によれば、ビーコン信号送信装置20から送信されるビーコン識別情報を受信したことに応じて安全情報を出力するようにしたので、GNSS(Global Navigation Satellite System)等によって現在位置を測定する必要がないので、GNSSによる電波を受信することが困難なエリアであっても、作業エリアに応じた安全情報を提供することができる。
上述した実施形態におけるモニター30あるいは安全情報提供サーバ10をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…安全情報提供システム、2…トンネル、2a…坑口、10…安全情報提供サーバ、20…ビーコン信号送信装置、30…モニター、30a…モニター、30b…モニター、35…検出部、40…管理端末、101…通信部、102…記憶部、103…入力部、104…更新部、105…翻訳部、310…通信部、311…識別情報受信部、320…記憶部、330…出力部、340…更新部、360…制御部、1011…安全情報送信部、1021…安全情報記憶部、1022…提供ログ記憶部、1041…安全情報更新部、1042…提供ログ更新部、3101…識別情報受信部、3102…ネットワーク通信部、3201…安全情報記憶部、3202…提供ログ記憶部

Claims (5)

  1. 工事現場における作業員に付帯され自身を識別する作業員識別情報を送信する識別情報送信部と、
    工事現場内に設置され、前記作業員が所定範囲内に移動してきたことに応じて、前記識別情報送信部から送信される前記作業員識別情報を受信する識別情報受信部と、
    作業員識別情報と安全情報とを記憶する安全情報記憶部と、
    前記識別情報受信部によって前記作業員識別情報を受信すると、前記作業員識別情報に対応する安全情報を送信する安全情報送信部と、
    前記工事現場内において前記識別情報受信部に対応した場所に設けられ、前記安全情報送信部から送信された安全情報を出力する出力部と、
    を有し
    前記識別情報受信部を個別に識別する受信部識別情報が前記識別情報受信部に対して割り当てられており、
    前記安全情報記憶部は、
    作業員識別情報と安全情報と受信部識別情報とを記憶しており、
    前記安全情報送信部は、
    前記識別情報受信部から作業員識別情報と当該識別情報受信部の受信部識別情報とを受信すると、受信した作業員識別情報と受信部識別情報との組み合わせに対応する安全情報を前記安全情報記憶部から読み出して送信する
    全情報提供システム。
  2. 前記出力部は、前記安全情報に応じた表示画面を表示または前記安全情報に応じた音を出力する
    請求項1に記載の安全情報提供システム。
  3. 安全情報を入力する入力部と、
    前記入力された安全情報に基づいて、前記安全情報記憶部に記憶された安全情報を更新する更新部と、
    を有する請求項1または2に記載の安全情報提供システム。
  4. 前記出力部の周囲の音を検出する検出部を有し、
    前記出力部は、前記検出された音の大きさに応じた音量で、前記安全情報の音を出力する
    請求項または請求項に記載の安全情報提供システム。
  5. 識別情報送信部が、工事現場における作業員に付帯され自身を識別する作業員識別情報を送信し、
    識別情報受信部を個別に識別する受信部識別情報が割り当てられた識別情報受信部であり、当該識別情報受信部が、工事現場内に設置され、前記作業員が所定範囲内に移動してきたことに応じて、前記識別情報送信部から送信される前記作業員識別情報を受信し、
    安全情報送信部が、前記識別情報受信部から作業員識別情報と当該識別情報受信部の受信部識別情報とを受信すると、受信した作業員識別情報と受信部識別情報との組み合わせに対応する安全情報を、作業員識別情報と安全情報と受信部識別情報とを記憶する安全情報記憶部から読み出して送信し、
    出力部が、前記工事現場内において前記識別情報受信部に対応した場所に設けられ、前記安全情報送信部から送信された安全情報を出力する
    安全情報提供方法。
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