JP6795731B2 - 案内情報表示装置、案内情報表示方法、及びプログラム - Google Patents

案内情報表示装置、案内情報表示方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、案内情報表示装置、案内情報表示方法、及びプログラムに係り、目的地への案内表示を行う案内情報表示装置等に関する。
従来から、目的地への案内を行う種々のシステムが存在する。例えば、特許文献1では、ユーザが通行を希望するルートを考慮して、出発地から目的地までの最適な経路を探索して表示する経路探索システムが開示されている。また、特許文献2では、地図上に出発地から目的地までのルートと目的地周辺の関連情報を表示する地図情報表示装置が開示されている。
特開2013−171011号公報 特開2011−149707号公報
しかしながら、上記した先行技術文献を含む従来のシステムは、地図上に出発地から目的地までの全ルートと、測位した現在地を示すマークを地図上にリアルタイムに表示しながら案内を行うものが多い。このため、ユーザは、ルートを逸脱していないか等を画面上で逐一確認する必要があり、画面を注視しながら歩いたりすることの弊害(周囲への迷惑、事故やけがなど)を誘発する原因ともなっていた。
ところで、目的地を目指す際には、道中の目印となる様々な案内地点(交差点、駅、コンビニ、…)を頼りに移動することが多い。すなわち、目的地までのルート上に存在する各案内地点の情報を画面上に表示するだけでもルート案内として十分に機能すると考えられる。また、表示される情報は各案内地点の情報のみであるため、ユーザは画面を逐一確認する必要がなく、前記したように画面を注視することによる弊害(周囲への迷惑、事故やけがなど)も抑制される。しかしながら、ルート上の各案内地点の情報を単に表示するだけでは、現在地と各案内地点との関係が把握し難いため、分かり易いルート案内を実現するためには案内表示の仕方に種々の工夫が必要となる。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、画面を注視することによる弊害を防止するとともに、案内地点の情報を現在地に応じた態様で表示することにより、分かり易いルート案内を実現する、案内情報表示装置、案内情報表示方法、及びプログラムを提供することである。
前述した目的を解決するための第1の発明は、複数の案内地点の情報を有する地図データを記憶する記憶部と、前記記憶部を参照して、出発地から目的地までの少なくとも1つの前記案内地点を通過するルートを構築するルート構築手段と、前記案内地点の情報を前記出発地から前記目的地までのルート順に一覧表示する表示手段と、現在地を取得する取得手段と、取得した現在地が前記案内地点に到達したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により現在地がいずれかの前記案内地点に到達したと判断されると、前記ルート順の次の案内地点の情報を強調して表示する案内手段と、を備え、前記案内手段は、前記次の案内地点から前記目的地までに存在する案内地点の情報を、前記目的地へ近いほど強調して表示することを特徴とする案内情報表示装置である。
第1の発明によれば、目的地までの各案内地点の情報を一覧表示する。従来のシステムのように、地図上に出発地から目的地までの全ルートや、測位した現在地を示すマークを地図上にリアルタイムに表示したりしないので、従来のシステムと比べて表示情報量や表示更新回数が少ない。このためユーザの画面の視認回数を減らすことができ、画面を注視しながら歩いたりすることの弊害(
周囲への迷惑、事故やけがなど) を防止できる。また各案内地点の情報を一覧表示する際、現在地からみてルート順の次の案内地点の情報が強調して表示されるので、ユーザは次に目指すべき案内地点を容易かつ瞬時に把握することができる。また、目的地に近い案内地点の情報を目的地へ近いほど強調して表示させることができる。
第1の発明において、前記案内手段は、前記次の案内地点の情報を最も強調して表示することが望ましい。
第1の発明において、前記案内手段は、前記出発地から次の案内地点までに存在する各案内地点の情報を一律に強調度を弱めて表示することが望ましい。
第1の発明において、現在地が前記ルート上に存在しているか否かを判断するルート判断手段と、を備えることが望ましい。
また、前記ルート判断手段により前記現在地が前記ルート上に存在しないと判断されると警告を行う警告手段と、を備えるようにしてもよい。これにより、ユーザはルートを誤ったことを即座に認識することができる。
また、前記ルート構築手段は、前記ルート判断手段により前記現在地が前記ルート上に存在しないと判断されると、前記現在地から前記目的地までのルートを再構築するようにしてもよい。これにより、ユーザがルートを誤った場合でも自動的にルートを再構築するため、再構築されたルートに従って目的地への案内を継続して行うことができる。
第2の発明は、複数の案内地点の情報を有する地図データを記憶する記憶部を備えた案内情報表示装置による案内情報表示方法であって、前記記憶部を参照して、出発地から目的地までの少なくとも1つの前記案内地点を通過するルートを構築するルート構築ステップと、前記案内地点の情報を前記出発地から前記目的地までのルート順に一覧表示する表示ステップと、現在地を取得する取得ステップと、取得した現在地が前記案内地点に到達したか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより現在地がいずれかの前記案内地点に到達したと判断されると、前記ルート順の次の案内地点の情報を強調して表示する案内ステップと、を含み、前記案内ステップにおいて、前記次の案内地点から前記目的地までに存在する案内地点の情報を、前記目的地へ近いほど強調して表示することを特徴とする案内情報表示方法である。
第3の発明は、コンピュータを、複数の案内地点の情報を有する地図データを記憶する記憶部と、前記記憶部を参照して、出発地から目的地までの少なくとも1つの前記案内地点を通過するルートを構築するルート構築手段と、前記案内地点の情報を前記出発地から前記目的地までのルート順に一覧表示する表示手段と、現在地を取得する取得手段と、取得した現在地が前記案内地点に到達したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により現在地がいずれかの前記案内地点に到達したと判断されると、前記ルート順の次の案内地点の情報を強調して表示する案内手段と、して機能させ、前記案内手段は、前記次の案内地点から前記目的地までに存在する案内地点の情報を、前記目的地へ近いほど強調して表示する
ことを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、画面を注視することによる弊害を防止するとともに、案内地点の情報を現在地に応じた態様で表示することにより、分かり易いルート案内を実現する。
情報端末1(案内情報表示装置)のハードウェア構成の例を示す図 案内地点情報40のデータ内容の例を示す図 目的地情報50のデータ内容の例を示す図 ルートデータベース60のデータ内容の例を示す図 第1の実施形態の動作を示すフローチャート 強調表示処理の流れを示すフローチャート ルートデータ70の内容を示す図 強調表示の一例を示す図 強調表示の別例を示す図 第2の実施形態の動作を示すフローチャート1 第2の実施形態の動作を示すフローチャート2 第3の実施形態に係る案内情報表示システム100の概要を示す図 連携端末2のハードウェア構成の例を示す図 第3の実施形態の強調表示処理の流れを示すフローチャート 表示連携の例を示す図 第4の実施形態の動作を示すフローチャート 第5の実施形態に係る案内情報表示システム200の概要を示す図 サーバ3のハードウェア構成の例を示す図 第5の実施形態の動作を示すフローチャート 案内地点情報40aのデータ内容の例を示す図(実施例) 目的地情報50aのデータ内容の例を示す図(実施例) ルートデータベース60aのデータ内容の例を示す図(実施例) 目的地設定画面の例を示す図(実施例) ルートデータ70aのデータ内容の例を示す図(実施例) 強調表示の例を示す図(実施例)
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能を有する構成については、同一の符号を付す。
[第1の実施形態]
まず、図1〜図9を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の案内情報表示装置として機能する情報端末1のハードウェア構成の例を示す図である。情報端末1は、例えばスマートフォンやタブレット等の携帯型の端末であるが、これに限らずその他の情報端末であってもよい。
図に示すように、情報端末1は、制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14、通信I/F部15、周辺機器I/F部16、センサ部17がバス19を介して接続される。
制御部11は、CPU、ROM、RAM等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行することによって本発明に係る端末装置1の全ての制御を実行する。
ROMは、不揮発性メモリであり、プログラムやデータ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ等が格納される。プログラム等は、制御部11により必要に応じて読み出されRAMに移されて実行される。
入力部13は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部13を介して、情報端末1に対して、操作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部14は、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携して情報端末1のビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。尚、入力部13及び表示部14は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
通信I/F部15は、アンテナ及び通信制御回路等を含み、ネットワークとの通信を媒介するインターフェースである。
周辺機器I/F部16は、情報端末1と周辺機器とのデータ送受信を行うためのポートやアンテナ等であり、情報端末1は周辺機器I/F部16を介して周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器との接続形態は、有線(例えば、USB(Universal Serial Bus)等)、無線(例えば、Bluetooth(登録商標)等)を問わない。
センサ部17は、GPSセンサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、振動センサ、LED光センサ等の各種センサを備える。
バス19は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図2〜4は、情報端末1の記憶部12に格納される各種地図データの内容の例を示す図である。地図データには、案内地点情報40、目的地情報50、ルートデータベース60が含まれる。
図2(a)は案内地点を模式的に表す図である。案内地点は、ルート案内を行う対象の空間(以下「案内空間S」とも呼ぶ)の任意の位置に設けられる。案内空間Sは2次元空間でもよいし、3次元空間でもよい。また案内空間Sは、屋内空間でも良いし、屋外空間でも良い。或いは屋内空間、屋外空間の双方をシームレスに含む空間でも良い。
案内地点は、例えば、十字路やT字路などの経路の分岐点や、エスカレータ、エレベータなどの階層が変わる地点など、ルート案内を必要とする場所に設けられる。駅構内の案内であれば、駅構内への出入口、駅の改札、駅ホームへの階段やエスカレータ、…などに設けられる。空港の案内では、チェックインカウンター、セキュリティーゲート、搭乗ゲート、…などに設けられる。道路案内であれば、交差点、高速道路の入口・出口、…などに設けられる。
図2(b)は、案内地点の情報を保持する案内地点情報40のデータ内容の例を示す図である。図中、案内地点ID41は、案内地点を一意に識別する識別番号である。位置情報42は、案内空間Sにおける各案内地点の場所を検知するための情報である。例えば、各案内地点の緯度・経度の情報である。また、各案内地点付近に設置された各案内地点と一意に紐づくビーコン(例えばBLEビーコン)の情報(ビーコンID、設置場所など)であってもよい。この場合、情報端末1はビーコンから発信されるビーコン信号を受信することで、各ビーコンに紐づく各案内地点の場所を検知する。また各案内地点付近に設置された各案内地点と一意に紐づくWi−Fiアクセスポイントの情報(アクセスポイントID、設置場所など)でもよい。この場合、情報端末1はWi−Fiアクセスポイントから発信される信号を受信することで、各Wi−Fiアクセスポイントに紐づく各案内地点の場所を検知する。また各案内地点付近に設置された各案内地点と一意に紐づく超音波信号を発する超音波発信機の情報(発信機ID、設置場所など)でもよい。この場合、情報端末1は超音波発信機から発する超音波信号を受信することで、各超音波発信機に紐づく各案内地点の場所を検知する。
案内表示情報43は、情報端末1の表示部14(表示画面)に表示する案内地点の案内情報(テキスト情報)である。種別44は、交差点、階段、コンビニ、改札、駅ホームなど案内地点のカテゴリーを示す。
図3は、目的地情報50のデータ内容の例を示す図である。目的地情報50は、目的地の情報を保持する。図中、目的地ID51は、目的地を一意に識別する識別情報である。位置情報52は、案内空間Sにおける各目的地の場所を検知するための情報である。案内地点と同様に、例えば各目的地の緯度・経度の情報、各目的地付近に設置されたビーコンの情報(ビーコンID、設置場所など)である。目的地名53は、目的地の名称である。種別54は、美術館、映画館、カフェ…など目的地のカテゴリーを示す。
図4は、ルートデータベース60のデータ内容の例を示す図である。ルートデータベース60は、各目的地へ到達するための各ルートを記憶している。1つのルートは、目的地と目的地へ到達するための各案内地点をルート順に保持する。例えば、図の「ルート1」は、目的地G1と目的地G1へ到達するための案内地点N1、案内地点N2、案内地点N3を保持する。案内地点はルート順に保持されているので、案内地点N1→案内地点N2→案内地点N3の順にルートを辿ることで、ユーザは目的地G1へ到達することができる。
次に、図5のフローチャートを参照して、情報端末1(案内情報表示装置)の動作を説明する。
まず、情報端末1の制御部11は、出発地(現在地)および目的地の情報の入力を受け付ける(ステップS1)。「入力」とは、入力部13を介してユーザ操作により手動で入力すること、及び、ユーザ操作に依らず自動で入力すること、を含む。
本実施形態では、目的地は、入力部13を介してユーザ操作により手動で入力される。一方、出発地は、制御部11が、情報端末1の位置情報を取得することにより自動で入力される。位置情報を取得する手段は特に限定されない。例えば、案内空間Sが屋外の場合にはGPS(Global Positioning System)により情報端末1の位置情報を取得する。また、案内空間Sが屋内の場合には、案内空間S内に網羅的に配置(例えば数十m間隔おきに配置)されたビーコンにより、案内空間S内における情報端末1の位置情報を取得する。ビーコンによる位置取得方法は近接方式(最も近い各種ビーコンのIDに紐付けられた位置を現在位置とする)でもよいし、三点測位方式(位置が自明な各種ビーコンからの距離を電波強度から推定し、三点測位を行って現在位置を推定する)でもよい。その他、情報端末1のセンサ(加速度センサ、ジャイロセンサ、など)を用いて歩行者自律航法(Pedestrian Dead Reckoning:PDR)により位置情報を取得してもよい(PDRの初期位置はGPSやビーコンを用いて取得する)。
続いて、情報端末1の制御部11は、ルートデータベース60を参照して、ステップS1において入力された出発地から目的地までの少なくとも1以上の案内地点を通過する1つのルートを構築する(ステップS2)。
具体的には、制御部11は、ステップS1において入力された目的地と一致するルートをルートデータベース60から抽出し、出発地(現在地)から目的地までの案内地点の情報を含むルートデータ70を生成する。
例えば、出発地(現在地)として「案内地点N1」付近、目的地として「G1」が入力されたとする。このとき、制御部11は、ルートデータベース60から目的地が一致する「ルート1」を抽出し、抽出したルート1の中から出発地に最も近い案内地点N1から目的地までの各案内地点(N1、N2、N3)を含むルートデータ70を生成する。
また例えば、出発地として「案内地点N5」付近、目的地として「G2」が入力されたとする。このとき、制御部11は、ルートデータベース60から目的地が一致する「ルート2」を抽出し、抽出したルート2の中から出発地に最も近い案内地点N5から目的地までの各案内地点(N5、N7)の情報を含むルートデータ70を生成する。
尚、目的地へ到達するルートが複数存在する場合には、案内地点の数が少ないルートを選択する。例えば、出発地(現在地)として「案内地点N4」付近、目的地として「G2」が入力されたとする。このとき、図4のルートデータベース60には、目的地G2までのルートとして「ルート2」「ルート3」の2つの候補が存在する。ここで「ルート2」は案内地点の数が「3」、「ルート3」は案内地点の数が「2」であるので、制御部11は、案内地点の数が少ない「ルート3」を選択する。
図7は、生成したルートデータ70のデータ内容の例を示す図である。図は、出発地(現在地)として「案内地点N1」付近、目的地として「G1」が入力された場合のルートデータ70の例である。図に示すように、ルートデータ70には、出発地(現在地)から目的地「G1」へ到達するための各案内地点(N1、N2、N3)の情報が含まれる。
尚、ルート構築の方法は本実施形態の例に限定されない。例えば、各案内地点の接続関係を保持するリンク情報(不図示)を用いて、出発地から目的地までのルートを構築してもよい。リンク情報には、各リンクを一意に識別する識別情報、リンクの始点となる案内地点、リンクの終点となる案内地点、各リンクの移動距離や所要時間などのリンクコスト、などが含まれる。情報端末1は、リンク情報を参照して、ダイクストラ法等のアルゴリズムにより、出発地から目的地までの案内地点を通る様々なルートについてリンクコストの合計値を計算し、リンクコストの合計値が最小となるルート(最短ルート)を構築する。
続いて、情報端末1の制御部11は、ステップS2により生成したルートデータ70に含まれる各案内地点の情報をルート順に表示部14(表示画面)に一覧表示する(ステップS3)。
そして、情報端末1の制御部11は、ルート順の次の案内地点の情報を強調表示する強調表示処理を実行する(ステップS4)。
ここで、図6のフローチャートを参照して強調表示処理について説明する。強調表示処理により、ユーザが次に目指す案内地点の情報を視覚的に目立つような態様で表示画面上に表示される。これにより、ユーザは重要度の高い案内情報を容易かつ瞬時に把握できるので、ユーザを好適に目的地まで案内することが可能となる。また、次の案内地点以外の他の案内地点に関してもその重要度に応じた表示制御が行われる。
まず、情報端末1の制御部11は、現在地(本処理を最初に実行する場合は「出発地」)からみてルート順の次の案内地点の表示領域のサイズを、少なくとも他の案内地点の表示領域のサイズより大きくして表示する(ステップS11)。これにより、次に目指す案内地点の情報が最も強調されて表示されるので、ユーザは現在地からみて次に目指すべきポイントを容易かつ瞬時に把握できる。
また制御部11は、次の案内地点を基準として目的地から遠い案内地点(出発地から次の案内地点までに存在する案内地点)の表示領域のサイズを一律に小さくして表示する(ステップS12)。これにより、既に通過した重要度の低い案内地点の情報は画面上に小さく表示される。
また制御部11は、あらかじめ決められた案内地点の表示領域のサイズを大きくして表示する。「あらかじめ決められた案内地点」とは、次の案内地点以外に個別的に強調表示の対象とするルート上の任意の案内地点である。本実施形態では、「あらかじめ決められた案内地点」を、次の案内地点を基準として目的地から近い案内地点(次の案内地点から目的地までに存在する案内地点)とし、当該案内地点の表示領域のサイズをルート順に順次大きくして(ルート順に強調度を強めて)表示する(ステップS13)。この際、目的地に最も近い案内地点の表示領域のサイズを、次の案内地点の表示領域のサイズと同等か或いは超えない程度のサイズとする。これにより、目的地に近い案内地点の情報を目的地へ近いほど強調して表示させることができる。
以上の各案内地点の表示の仕方は主に次のような主旨に基づく。
(1)ユーザにとって最も重要度の高い情報とは、現在地からみて次の案内地点の情報である
(2)ユーザにとって次に重要度の高い情報とは、目的地により近い案内地点の情報である
(3)ユーザにとって重要度の低い情報とは、既に通過した案内地点の情報である
上記(1)は主にステップS11により、上記(2)は主にステップS13により、上記(3)は主にステップS12により実現されている。
図5のフローチャートの説明に戻る。
続いて、情報端末1の制御部11は、現在地を更新取得し(ステップS5)、現在地が目的地へ到達したか否かを判断する(ステップS6)。目的地へ到達していない場合には(ステップS6;No)、制御部11は、現在地がいずれかの案内地点に到達したか否かを判断する(ステップS7)。例えば、取得した現在地と案内地点との距離が所定距離内であれば、案内地点に到達したと判断する。
或いは、案内地点付近に設置されたビーコン、Wi−Fiアクセスポイント、超音波発信機などが発する信号を検知すると、案内地点に到達したと判断してもよい。案内地点に到達していないと判断された場合には(ステップS7;No)、ステップS5へ戻り、現在地の更新取得を継続する。
一方、いずれかの案内地点に到達したと判断されると(ステップS7;Yes)、ステップS4へ戻り、制御部11は、前述した強調表示処理(図6参照)を再び実行する(ステップS4)。すなわち、ユーザ(情報端末1)が案内地点に到達する度に強調表示処理が実行され、到達した案内地点の次の案内地点の情報が強調表示される。
そして制御部11は、現在地の更新取得を継続し、現在地が目的地へ到達すると(ステップS6;Yes)、表示部14(表示画面)に「“目的地へ到着しました”」などのメッセージを表示させて処理を終了する。
図8は、強調表示の例を示す図である。図8は、図7のルートデータ70に基づいて目的地G1までのルート1(案内地点N1→案内地点N2→案内地点N3)を案内する表示画面の例である。
図8(a)は、出発地からは始まり案内地点N1に到着するまでの(次の案内地点がN1の場合の)表示画面例である。図に示すように、次の案内地点N1の案内表示情報(“〇〇〇”)の表示領域A1のサイズを、少なくとも他の案内地点N2、N3の表示領域A2、A3のサイズより大きくして表示する。
また、次の案内地点N1を基準として目的地から近い案内地点N2、N3の表示領域のサイズをルート順(N2→N3)に順次大きくして表示する。但し、目的地に最も近い案内地点N3の表示領域A3のサイズは、次の案内地点N1の表示領域A1のサイズと同等か或いは超えない程度とする。すなわち、「表示領域A1のサイズ≧表示領域A3のサイズ>表示領域A2のサイズ」の関係を保持するように表示領域が制御される。
図8(b)は、案内地点N1へ到着した後、案内地点N2へ到着するまでの(次の案内地点がN2の場合の)表示画面例である。図に示すように、次の案内地点N2の案内表示情報(“△△△”)の表示領域A2のサイズを、少なくとも他の案内地点N1、N3の表示領域A1、A3のサイズより大きくして表示する。
また、次の案内地点N2を基準として目的地から遠い(既に通過した)案内地点N1の表示領域A1のサイズを小さくして表示する。
図8(c)は、案内地点N2へ到着した後、案内地点N3へ到着するまでの(次の案内地点がN3の場合の)表示画面例である。図に示すように、次の案内地点N3の案内表示情報(“×××”)の表示領域A3のサイズを、少なくとも他の案内地点N1、N2の表示領域A1、A2のサイズより大きくして表示する。
また、次の案内地点N3を基準として目的地から遠い(既に通過した)案内地点N1、N2の表示領域A1、A2のサイズを一律に小さくして表示する。
尚、強調表示の方法は、各案内地点の表示領域のサイズを制御することに限定されない。次の案内地点の情報が、他の案内地点の情報より視覚的に強く印象付けられる方法であれば何れでもよい。例えば、図9に示すように、次の案内地点の表示エリアの背景色を変化させることで強調表示を行ってもよい。また、次の案内地点の表示情報のフォントサイズを大きくしたり、或いはフォントの種類やフォント色を変化させることで強調表示を行ってもよい。
以上、第1の実施形態について説明した。第1の実施形態によれば、目的地までの各案内地点の情報を一覧表示する。従来のシステムのように、地図上に出発地から目的地までの全ルートや、測位した現在地を示すマークを地図上にリアルタイムに表示したりしないので、従来のシステムと比べて表示情報量や表示更新回数が少ない。このためユーザの画面の視認回数を減らすことができ、画面を注視しながら歩いたりすることの弊害(周囲への迷惑、事故やけがなど)を防止できる。また各案内地点の情報を一覧表示する際、現在地からみてルート順の次の案内地点の情報が強調して表示されるので、ユーザは次に目指すべきポイントを容易かつ瞬時に把握できる。また、他の案内地点に関してもその重要度に応じて強調表示される。
[第2の実施形態]
次に、図10、図11を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の処理(図5参照)に、ユーザがルートを逸脱した場合の処理が加わる。
図10はユーザがルートを逸脱した場合に警告を行う処理を示すフローチャートである。ステップS21〜ステップS26、S29の処理は第1の実施形態と同一の処理である。すなわち、出発地(現在地)および目的地を入力し(ステップS21)、出発地から目的地までのルートを構築し(ステップS22)、ルート上の案内地点の情報をルート順に一覧表示するとともに(ステップS23)、出発地(現在地)に応じて強調表示処理を実行する(ステップS24)。続いて、現在地を更新しながら、目的地へ到達したか否かの判断(ステップS26)、及び、いずれかの案内地点に到達した際(ステップS29;Yes)の強調表示処理の実行(ステップS24)を繰り返し行う。
第2の実施形態では、現在地を更新しながら、更に、ルートを逸脱したか否かを判断する(ステップS27)。ルートを逸脱したことの判断は、例えば次のような方法(方法A、B)で行う。
(方法A)現在地と直線ルートとの最短距離Dminが閾値以内であるかを判定し、閾値を超えると、ルートから逸脱したと判断する。直線ルートとは、各案内地点をルート順に直線で結んだ線のことをいい、直線ルートとの最短距離Dminとは、現在地の位置座標から各直線への垂線の長さのうち、最短の長さのことをいう。例えば、あるルート(案内地点1→案内地点2→案内地点3→案内地点4)において、現在地から案内地点1と案内地点2を結ぶ直線への垂線の長さをL1、現在地から案内地点2と案内地点3を結ぶ直線への垂線の長さをL2、現在地から案内地点3と案内地点4を結ぶ直線への垂線の長さをL3とする。この場合、直線ルートへの最短距離DminはDmin=min(L1、L2、L3)となる。そして、Dminが所定の閾値を超えると、ルートから逸脱したと判断する。
(方法B)ルートデータベース60の各ルートにルート逸脱領域(不図示)を設定しておき、このルート逸脱領域への進入を検知すると、ルートを逸脱したと判断する。ルート逸脱領域は任意の位置特定手段により規定される。例えば、ルート逸脱領域を緯度・経度の範囲で規定しておき、情報端末1のGPSセンサにより取得される現在地(緯度・経度)がルート逸脱領域の範囲に進入すると、ルートを逸脱したと判断する。或いは、ルート逸脱領域に存在するビーコン(「NGビーコン」と呼ぶ)を用いて、情報端末1がルート逸脱領域内に存在するNGビーコンを検知すると、ルートを逸脱したと判断してもよい。
ルートを逸脱したと判断すると(ステップS27;Yes)、制御部11は、ルートを逸脱した旨の警告を行う(ステップS28)。警告の方法は、例えば、(1)次の案内地点の表示領域の背景色を変化させる(2)次の案内地点の表示領域の背景色を変化させて且つ点滅表示させる(3)スピーカから警告音を鳴らす(4)振動センサにより振動を発生させる(5)LEDを点滅させる、などである。
図11はユーザがルートを逸脱した場合にルートの再構築(リルート)を行う処理を示すフローチャートである。ステップS31〜ステップS37までは、図10のステップS21〜ステップS27と同一である。
図11では、ルートを逸脱したと判断すると(ステップS37;Yes)、制御部11は、現在地(ルートを逸脱したと判断された際の位置)から目的地までのルートを再構築する(ステップS38)。ルートを再構築する処理は、第1の実施形態のステップS2におけるルートを構築する処理と同様である。
ルートを再構築すると、再構築したルート上の案内地点の情報が一覧表示され(ステップS33)、再構築したルートの案内地点の情報に基づいて、強調表示処理が実行されることとなる(ステップS34)。
以上、第2の実施形態について説明した。第2の実施形態は第1の実施形態にルートを逸脱した場合の処理を加えたものであり、ルートを逸脱した場合に警告を行う処理例と、ルートを逸脱した場合にリルートを行う処理例と、を説明した。前者の処理により、ユーザはルートを誤ったことを即座に認識することができる。また後者の処理により、ユーザがルートを誤った場合でも自動的にルートを再構築するため、再構築されたルートに従って目的地への案内を継続して行うことができる。
[第3の実施形態]
次に、図12〜図15を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図12は、第3の実施形態に係る案内情報表示システム100の概要を示す図である。案内情報表示システム100は、情報端末1と連携端末2がBluetooth(登録商標)等によりネットワーク接続されて構成される。特に第3の実施形態では、情報端末1の表示部14と連携端末2の表示部24で案内情報の表示を連携させることを特徴とする。
図13は、連携端末2のハードウェア構成の例を示す図である。連携端末2は、例えば、スマートウォッチ、スマートグラスなどの人に装着可能な形態であることが好ましいが、これに限らず、デジタルサイネージなどの設置型の表示装置であってもよい。図に示すように、連携端末2は、制御部21、記憶部22、入力部23、表示部24、通信I/F部25、周辺機器I/F部26、センサ部27がバス29を介して接続される。各部の構成は、情報端末1(図1)と略同一であるので、記載を省略する。
次に、第3の実施形態の動作について説明する。基本的な動作は第1の実施形態(図5参照)と同様である。第3の実施形態では、第1の実施形態の強調表示処理(図6)が図14に示す強調表示処理にとってかわる。よってここでは図14を参照して第3の実施形態における強調表示処理についてのみ説明する。
まず、情報端末1の制御部11は、現在地からみてルート順の次の案内地点の情報を連携端末2へ送信し(ステップS41)、連携端末2の制御部21は、情報端末1から送信される次の案内地点の情報を受信し記憶部22に記憶する(ステップS51)。そして連携端末2の制御部21は、ステップS51において情報端末1から受信した次の案内地点の情報を表示部24に表示する(ステップS52)。
一方、情報端末1の制御部11は、第1の実施形態と同様の強調表示処理を実行する。すなわち、制御部11は、現在地からみてルート順の次の案内地点の表示領域のサイズを、少なくとも他の案内地点の表示領域のサイズより大きくして表示し(ステップS42)、また、次の案内地点を基準として目的地から遠い案内地点の表示領域のサイズを一律に小さくして表示し(ステップS43)、加えて、次の案内地点を基準として目的地から近い案内地点の表示領域のサイズをルート順に順次大きくして表示する(ステップS44)。
以上の処理により、情報端末1と連携端末2との間で案内情報を表示連携させることができる。
図15は情報端末1と連携端末2との間の表示連携の例を示す図である。図15は、図7のルートデータ70に基づいて目的地G1までのルート1(案内地点N1→案内地点N2→案内地点N3)を案内する表示画面の例を示す。
図15(a)は、出発地から始まり案内地点N1に到着するまでの(次の案内地点がN1の場合の)表示画面例である。図に示すように、情報端末1の表示部14には、図8(a)と同様に、案内地点N1〜N3の情報が一覧表示され、かつ、次の案内地点N1の案内表示情報(“〇〇〇”)の表示領域A1のサイズが、少なくとも他の案内地点N2、N3の表示領域A2、A3のサイズより大きく表示される。
一方、連携端末2の表示部24においては、次の案内地点N1の案内表示情報(“〇〇〇”)が表示される。
図15(b)は、案内地点N1へ到着した後、案内地点N2へ到着するまでの(次の案内地点がN2の場合の)表示画面例である。図に示すように、情報端末1の表示部14には、図8(b)と同様に、案内地点N1〜N3の情報が一覧表示され、かつ、次の案内地点N2の案内表示情報(“△△△”)の表示領域A2のサイズが、少なくとも他の案内地点N1、N3の表示領域A1、A3のサイズより大きく表示される。
一方、連携端末2の表示部24においては、次の案内地点N2の案内表示情報(“△△△”)が表示される。
図15(c)は、案内地点N2へ到着した後、案内地点N3へ到着するまでの(次の案内地点がN3の場合の)表示画面例である。図に示すように、情報端末1の表示部14には、図8(c)と同様に、案内地点N1〜N3の情報が一覧表示され、かつ、次の案内地点N3の案内表示情報(“×××”)の表示領域A3のサイズが、少なくとも他の案内地点N1、N2の表示領域A1、A2のサイズより大きく表示される。
一方、連携端末2の表示部24においては、次の案内地点N3の案内表示情報(“×××”)が表示される。
以上、第3の実施形態について説明した。第3の実施形態によれば、情報端末1と連携端末2との間で案内情報の表示を連携させる。これにより、例えば情報端末1をかばん等にしまって閲覧できないような場合でも、連携端末2において次の案内地点の情報を把握できるので、目的地への案内を確実に行うことができる。
[第4の実施形態]
次に、図16を参照して、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は第3の実施形態と同様のシステム構成である。すなわち、情報端末1と連携端末2がBluetooth(登録商標)等によりネットワーク接続されて構成される。特に第4の実施形態では、情報端末1と連携端末2との間でルートを逸脱した際の警告を連携させることを特徴とする。
第4の実施形態は、第2の実施形態の処理(図10参照)に、連携端末2と警告を連携させる処理が加わる。
図16は第4の実施形態の動作を示すフローチャートである。ステップS61
〜ステップS67までは、図10のステップS21〜ステップS27と同一である。
第4の実施形態(図16)では、ルートを逸脱したと判断すると(ステップS67;Yes)、ルートを逸脱した旨の警告を行うとともに、連携端末2に対してルートを逸脱した旨を通知する(ステップS68、ステップS69)。
そして連携端末2の制御部21は、情報端末1からルートを逸脱した旨の通知を受信すると(ステップS71)、ルートを逸脱した旨の警告を行う(ステップS72)。
以上、第4の実施形態について説明した。第4の実施形態によれば、情報端末1と連携端末2との間でルートを逸脱した際の警告を連携させる。これにより、例えば情報端末1をかばん等にしまって閲覧できないような場合でも、連携端末2において警告が通知されるので、ルートを逸脱したことを確実に把握できる。
[第5の実施形態]
次に、図17〜図19を参照して、本発明の第5の実施形態について説明する。
図17は、第5の実施形態に係る案内情報表示システム200の概要を示す図である。案内情報表示システム200は、1以上の情報端末1とサーバ3とがネットワーク4を介して接続されて構成される。第5の実施形態では、サーバ3がルート構築を行うことを特徴とする。ネットワーク4は、LAN(Local Area Netowork)や、より広域に通信接続されたWAN(Wide Area Network)、またはインターネット等の公衆の通信回線、基地局等を含む。ネットワーク4における通信接続は有線、無線を問わない。
図18は、サーバ3のハードウェア構成の例を示す図である。図に示すように、サーバ3は、制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、通信I/F部35、周辺機器I/F部36がバス39を介して接続される。各部は、情報端末1のハードウェア構成(図1)と略同様であるので、記載を省略する。
サーバ3の記憶部32には、少なくとも、ルート構築を行う際に参照するルートデータベース60(図4)が記憶されているが、必要に応じて案内地点情報40(図2)や目的地情報50(図3)が記憶されていてもよい。
図19のフローチャートを参照して、案内情報表示システム200の動作を説明する。
まず、情報端末1の制御部11は、出発地および目的地の情報の入力を受け付け(ステップS81)、情報端末1を一意に識別する識別情報とともに、入力した出発地および目的地の情報をサーバ3へ送信する(ステップS82)。
サーバ3の制御部31は、情報端末1から、情報端末1の識別情報とともに、出発地および目的地の情報を受信し記憶部32に記憶する(ステップS83)。
続いて、サーバ3の制御部31は、ルートデータベース60を参照して、ステップS83において受信した出発地から目的地までの少なくとも1以上の案内地点を通過する1つのルートを構築し、目的地までの案内地点の情報を保持するルートデータ70を生成する(ステップS84)。
そして、サーバ3の制御部31は、ステップS84において生成したルートデータ70を情報端末1へ送信する(ステップS85)。
続いて、情報端末1の制御部11は、サーバ3からルートデータ70を受信し(ステップS86)、ルートデータ70に含まれる各案内地点の情報をルート順に表示部14(表示画面)に一覧表示する(ステップS87)。
そして、情報端末1の制御部11は、ルート順の次の案内地点の情報を強調表示する強調表示処理を実行する(ステップS88)。強調表示処理の内容は図6と同様であるため記載を省略する。
続いて、情報端末1の制御部11は、現在地を更新取得し(ステップS89)、現在地が目的地へ到達したか否かを判断する(ステップS90)。目的地へ到達していない場合には(ステップS90;No)、制御部11は、現在地がいずれかの案内地点に到達したか否かを判断する(ステップS91)。案内地点に到達していないと判断された場合には(ステップS91;No)、ステップS89へ戻り、現在地の更新取得を継続する。
一方、いずれかの案内地点に到達したと判断されると(ステップS91;Yes)、ステップS88へ戻り、制御部11は、強調表示処理(図6参照)を実行する。すなわち、ユーザ(情報端末1)が案内地点に到達する度に強調表示処理が実行され、到達した案内地点の次の案内地点の情報が強調表示される。
そして制御部11は、現在地の更新取得を継続し、現在地が目的地へ到達すると(ステップS90;Yes)、表示部14(表示画面)に「“目的地へ到着しました”」などのメッセージを表示させて処理を終了する。
以上、第5の実施形態について説明した。第5の実施形態によれば、サーバ3を備えることで、情報端末1の一部処理をサーバ3に負担させることができるので、情報端末1の計算負荷を軽減できる。
尚、第5の実施形態は、第1の実施形態と同様の処理を、サーバ3を備えた案内情報表示システム100200により実現したものであるが、第2〜第4の実施形態と同様の処理を案内情報表示システム100200で実現してもよい。いずれの場合もサーバ3がルート構築を行う。
<実施例:出口案内>
次に、図20〜図25を参照して、本発明を適用した一実施例について説明する。特に、ユーザが設定した目的地に最も近い駅の出口までのルートを案内する「出口案内」を例に説明する。
図20〜図22は、情報端末1の記憶部12に格納される各種地図データの内容を示す。地図データには、案内地点情報40a、目的地情報50a、ルートデータベース60aが含まれる。
図20は、案内地点情報40aのデータ内容の例を示す図である。案内地点情報40aは駅構内の各案内地点の情報を保持する。案内地点ID41aは、案内地点を一意に識別する識別情報である。位置情報42aは、案内地点の場所を検知するための情報である。本実施例では案内地点はGPSの電波受信環境が悪い駅構内に設けられるため、ビーコンによって案内地点の場所を検知するものとする。案内表示情報43aは、情報端末1の表示部14(表示画面)に表示する案内地点に関する表示情報である。種別44aは、「駅ホーム」「改札」「出口」「階段」「エスカレータ」「エレベータ」などの案内地点のカテゴリーである。
図21は、目的地情報50aのデータ内容の例を示す図である。目的地情報50aは主には駅構外の目的地の情報を保持するが、駅校内の施設(トイレ、ショップなど)を目的地として保持してもよい。目的地ID51aは、目的地を一意に識別する識別情報である。目的地名52aは、目的地の名称である。種別53aは、目的地のカテゴリーである。
図22は、ルートデータベース60aのデータ内容の例を示す図である。ルートデータベース60aは目的地に最も近い駅の出口までのルート上の各案内地点(案内地点1「駅(ホーム)」、案内地点2「改札」、案内地点3「出口」)を保持する。
例えば、目的地が「神宮前小学校」の場合、「神宮前小学校」に最も近い駅の出口までのルート上の案内地点は、案内地点1(1番目の案内地点)が「表参道」(駅(ホーム))、案内地点2(2番目の案内地点)が「表参道交差点改札」(改札)、案内地点3(3番目の案内地点)が「A2」(出口)となる。
また、目的地が「南青山5丁目」の場合、「南青山5丁目」に最も近い駅の出口までのルート上の案内地点は、案内地点1(1番目の案内地点)が「表参道」(駅(ホーム))、案内地点2(2番目の案内地点)が「青山学院方面改札」(改札)、案内地点3(3番目の案内地点)が「A5B1」(出口)となる。
尚、本実施例では、簡単のため、案内地点の種別(カテゴリー)を、「駅(ホーム)」、「改札」、「出口」の3つとしたが、案内地点の種別や数はこれらに限定されない。
また、図22の例では、駅の出口は出口番号によって特定しているが、駅によっては「北口」「南口」などの方位や「八重洲口」「丸の内口」など出口を出た先の地名などによって特定される場合がある。
ルートデータベース60aの各ルートには、「NGビーコン」が設定されている。NGビーコンは、設置されているビーコンのうち、該当ルートから逸脱した領域に設置されているビーコンである。
図23は、出口案内において目的地を設定する画面の例を示す図である。ユーザが図23(a)のリストボタン141を押下すると、駅のリスト(不図示)が表示される。このリストから所定の駅を選択すると、図23(a)に示すように選択した駅の情報が表示される。図はユーザが「表参道」を選択した場合の画面例である。続いて、ユーザはボタン142(“目的地から出口を探す”)を押下すると、図23(b)に示す画面に遷移し、「表参道」周辺の目的地リスト144が表示される。ユーザは目的地リスト144から所望の目的地を選択することで、目的地が設定される。尚、出発地はユーザの現在地を任意の位置取得手段により取得することで設定される。例えばユーザの現在地が屋外であればGPSにより、屋内であればBLEビーコンにより取得する。
出発地および目的地が設定されると、情報端末1は、ルートデータベース60aを参照して、目的地に近い駅の出口までのルートを構築する。ここで、ユーザが目的地として「根津美術館」を選択したとする。この場合、情報端末1は、ルートデータベース60a(図22)の中から目的地が「根津美術館」である「ルートn」を抽出し、図24に示すルートデータ70aを生成する。
そして、情報端末1は、ルートデータ70aの各案内地点の表示情報を案内地点情報40aから取得し、表示部14にルート順に一覧表示する。このとき、前述したように、現在地に応じて各案内地点の情報が強調表示される。
図25は、強調表示の例を示す図である。
図25(a)は、1番目の案内地点“表参道”(駅)へ到着するまでの(次の案内地点が“表参道”の場合の)表示画面例である。案内地点“表参道”(駅)に到着したか否かは、情報端末1が表参道の駅ホームに設置されたビーコンを検知することで判断される。図に示すように、情報端末1は、次の案内地点“表参道”(駅)の表示領域a1のサイズを、少なくとも他の案内地点“青山通り方面改札”(改札)、案内地点“A5”(出口)の表示領域a2、a3のサイズより大きくして表示する。
また、次の案内地点“表参道”(駅)を基準として目的地から近い案内地点“青山通り方面改札”(改札)、案内地点“A5”(出口)の表示領域a2、a3のサイズをルート順に順次大きくして表示する。但し、目的地に最も近い案内地点“A5”(出口)の表示領域a3のサイズは、次の案内地点“表参道”(駅)の表示領域a1のサイズと同等か或いは超えない程度とする。すなわち、「表示領域a1≧表示領域a3のサイズ>表示領域a2のサイズ」の関係を保持するように表示領域が制御される。
図25(b)は、1番目の案内地点“表参道”(駅)へ到着した後、2番目の案内地点“青山通り方面改札”(改札)へ到着するまでの(次の案内地点が“青山通り方面改札”の場合の)表示画面例である。案内地点“青山通り方面改札”(改札)に到着したか否かは、情報端末1が青山通り方面改札付近に設置されたビーコンを検知することで判断される。図に示すように、情報端末1は、次の案内地点“青山通り方面改札”(改札)の表示領域a2のサイズを、少なくとも他の案内地点“表参道”(駅)、案内地点“A5”(出口)の表示領域a1、a3のサイズより大きくして表示する。
また、次の案内地点“青山通り方面改札”(改札)を基準として目的地から遠い(既に通過した)案内地点“表参道”(駅)の表示領域a1を小さくして表示する。
図25(c)は、2番目の案内地点“青山通り方面改札”(改札)へ到着した後、3番目の案内地点“A5”(出口)へ到着するまでの(次の案内地点が“A5”の場合の)表示画面例である。図に示すように、次の案内地点“A5”(出口)の表示領域a3のサイズを、少なくとも他の案内地点“表参道”(駅)、案内地点“青山通り方面改札”(改札)の表示領域a1、a2のサイズより大きくして表示する。
また、次の案内地点N3を基準として目的地から遠い(既に通過した)案内地点“表参道”(駅)、案内地点“青山通り方面改札”(改札)の表示領域a1、a2のサイズを一律に小さくして表示する。
情報端末1がA5出口付近に設置されたビーコンを検知すると、目的地の最寄りの出口まで到達したものと判断し、出口案内を終了する。
尚、情報端末1がNGビーコン(図24参照)に設定されたビーコン(Xビーコン、Yビーコン…)を検知すると、ルートから逸脱したものと判断し、ルートを逸脱した旨の警告を行う。或いは、ルートを逸脱した地点からルートを再構築(リルート)する。
以上、目的地へ最もアクセスの良い駅の出口までのルート案内(出口案内)を行う例を説明した。尚、出口案内はあくまで本発明の一適用例であり、その他種々の案内(空港構内の案内、商業施設内の案内、道路案内…)に本発明を適用することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 情報端末(案内情報表示装置)
2 連携端末
3 サーバ
4 ネットワーク
40、40a 案内地点情報
50、50a 目的地情報
60、60a ルートデータベース
70、70a ルートデータ
100、200 案内情報表示システム

Claims (8)

  1. 複数の案内地点の情報を有する地図データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、出発地から目的地までの少なくとも1つの前記案内地点を通過するルートを構築するルート構築手段と、
    前記案内地点の情報を前記出発地から前記目的地までのルート順に一覧表示する表示手段と、
    現在地を取得する取得手段と、
    取得した現在地が前記案内地点に到達したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により現在地がいずれかの前記案内地点に到達したと判断されると、前記ルート順の次の案内地点の情報を強調して表示する案内手段と、
    を備え、
    前記案内手段は、前記次の案内地点から前記目的地までに存在する案内地点の情報を、前記目的地へ近いほど強調して表示する
    ことを特徴とする案内情報表示装置。
  2. 前記案内手段は、前記次の案内地点の情報を最も強調して表示することを特徴とする請求項1に記載の案内情報表示装置。
  3. 前記案内手段は、前記出発地から次の案内地点までに存在する各案内地点の情報を一律に強調度を弱めて表示する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の案内情報表示装置。
  4. 現在地が前記ルート上に存在しているか否かを判断するルート判断手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の案内情報表示装置。
  5. 前記ルート判断手段により前記現在地が前記ルート上に存在しないと判断されると警告を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の案内表示装置。
  6. 前記ルート構築手段は、前記ルート判断手段により前記現在地が前記ルート上に存在しないと判断されると、前記現在地から前記目的地までのルートを再構築する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の案内情報表示装置。
  7. 複数の案内地点の情報を有する地図データを記憶する記憶部を備えた案内情報表示装置による案内情報表示方法であって、
    前記記憶部を参照して、出発地から目的地までの少なくとも1つの前記案内地点を通過するルートを構築するルート構築ステップと、
    前記案内地点の情報を前記出発地から前記目的地までのルート順に一覧表示する表示ステップと、
    現在地を取得する取得ステップと、
    取得した現在地が前記案内地点に到達したか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより現在地がいずれかの前記案内地点に到達したと判断されると、前記ルート順の次の案内地点の情報を強調して表示する案内ステップと、
    を含み、
    前記案内ステップにおいて、前記次の案内地点から前記目的地までに存在する案内地点の情報を、前記目的地へ近いほど強調して表示する
    ことを特徴とする案内情報表示方法。
  8. コンピュータを、
    複数の案内地点の情報を有する地図データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、出発地から目的地までの少なくとも1つの前記案内地点を通過するルートを構築するルート構築手段と、
    前記案内地点の情報を前記出発地から前記目的地までのルート順に一覧表示する表示手段と、
    現在地を取得する取得手段と、
    取得した現在地が前記案内地点に到達したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により現在地がいずれかの前記案内地点に到達したと判断されると、前記ルート順の次の案内地点の情報を強調して表示する案内手段と、
    して機能させ、
    前記案内手段は、前記次の案内地点から前記目的地までに存在する案内地点の情報を、前記目的地へ近いほど強調して表示する
    ことを特徴とするプログラム。
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