JP2010060294A - 地図表示方法及びそれを用いたナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】誘導経路上における現在地と各案内地点との位置関係、及び各案内地点の状況を一目で確認できる利便性の高い地図表示方法を提供することである。
【解決手段】誘導案内時の地図表示方法において、現在地45を含む第1の地図40を表示し、第1の地図40に、各案内地点A〜Eをそれぞれ含む第1の地図40より小さな複数の枠42a〜42eを重畳し、それぞれの枠内に、各案内地点A〜Eをそれぞれ含む拡大した第2の地図43a〜43eを表示する。
【選択図】図3
【解決手段】誘導案内時の地図表示方法において、現在地45を含む第1の地図40を表示し、第1の地図40に、各案内地点A〜Eをそれぞれ含む第1の地図40より小さな複数の枠42a〜42eを重畳し、それぞれの枠内に、各案内地点A〜Eをそれぞれ含む拡大した第2の地図43a〜43eを表示する。
【選択図】図3
Description
本発明は、誘導案内時の地図表示方法及びそれを用いたナビゲーション装置に関する。
現在、地図を用いた誘導案内機能はナビゲーション装置、携帯情報端末、携帯電話機、など様々な装置に搭載されている。それぞれの装置の利用形態や地図データの内容により、地図の表示方法は多種多様であり、ユーザの利便性を向上させた表示方法が多く提案されている。
例えば、特許文献1には、誘導経路上の案内地点を抽出し、各地点の拡大図を別窓に1つ又は複数表示する車載用ナビゲーション装置の誘導経路表示方法及び拡大図表示方法が開示されている。これにより、ユーザは誘導経路沿いにどのような施設があるのかを事前に確認でき、目印とすることができる。
特開2002−286466号公報
しかしながら、ユーザとしては、案内地点と現在地、その他の道路、施設などの位置関係を把握したい場合がある。また、誘導経路全体においての各位置を把握したい場合もある。特許文献1の技術を用いた場合、案内地点が別窓に表示されるため、現在地と案内地点との位置関係が把握しにくい。そして、この位置関係を把握するには地図のスクロールや縮尺変更などのユーザによる操作が必要となるが、ユーザが運転手である場合、このような集中が必要な操作はきわめて危険である。
そこで本発明は、誘導経路上における現在地と各案内地点との位置関係、及び各案内地点の状況を一目で確認できる利便性の高い地図表示方法を提供することを目的とする。また、その地図表示方法を用いたナビゲーション装置を提供することも目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、誘導案内時の地図表示方法において、現在地を含む第1の地図を表示し、前記第1の地図の各案内地点上に、各案内地点をそれぞれ含む前記第1の地図より小さな複数の枠を重畳し、それぞれの前記枠内に、各案内地点をそれぞれ含む拡大した第2の地図を表示することを特徴とする。
この構成によると、現在地と各案内地点とがそれらの位置関係を維持しながら1画面上に表示される。
上記地図表示方法において、誘導経路上の次の案内地点まで所定距離以内に現在地が近づいた場合、該案内地点を含む枠を所定の大きさに拡大することが望ましい。
この構成によると、より多くの情報を表示することができるので、さらに見易くなり利便性が向上する。
また上記地図表示方法において、前記複数の枠のうち、誘導経路上の次の案内地点を含む枠を最も大きくしてもよい。
この構成によると、ユーザが最も知りたいであろう地点の情報をより多く表示することができるので、さらに見易くなり利便性が向上する。
また上記地図表示方法において、前記第1の地図が、少なくとも現在地以降の全ての案内地点を含んでいることが望ましい。
この構成によると、現在地と少なくとも現在地以降の案内地点との位置関係、及び各案内地点の状況を一目で確認できる。
また上記地図表示方法において、前記第1の地図が、誘導経路全体を含んでいてもよい。
この構成によると、現在地と全ての案内地点との位置関係、及び各案内地点の状況を一目で確認できる。
また本発明のナビゲーション装置は、上記の何れかに記載の地図表示方法を用いることとする。
本発明によれば、第1の地図上の枠内に案内地点を含む拡大した第2の地図を表示することにより、誘導経路上における現在地と各案内地点との位置関係、及び各案内地点の状況を一目で確認でき、利便性が高い。また、事前に案内地点を複数表示することで、ユーザに対する注意喚起も期待できる。また従来のように、現在地と各案内地点とのそれぞれの詳細地図を別窓に並べて表示させる必要がないため、同じ画面サイズでも見易さを損なわずに多くの情報を表示することができる。
以下、本発明の地図表示方法を用いたナビゲーション装置を例に説明する。図1は、本発明のナビゲーション装置の主要な構成を示すブロック図である。
ナビゲーション装置10は、車両搭載用であって、GPS(Global Positioning System)衛星から受信した電波に基づいて車両位置を特定し、車両位置とともにその付近の地図が示された誘導画面を表示して、誘導経路に沿って車両を目的地まで誘導することを主たる機能としている。
ナビゲーション装置10は、GPS部11と、ジャイロセンサ12と、車速センサ13と、インターフェース部14と、制御部15と、記録媒体19と、ドライブ部20と、描画部21と、表示制御部22と、表示部23と、音源回路部24と、スピーカ25と、ハードキー26と、タッチパネル27と、位置検出部28と、インターフェース部29とを備えている。
GPS部11は、受信アンテナ及びチューナ等で構成されており、GPS衛星から受信した電波を処理して測位用データを取り出す。取り出された測位用データは、インターフェース部14を介して制御部15に送られる。制御部15は、GPS部11から送られた測位用データに基づいて車両の現在地を特定する。ナビゲーション装置10は、所謂ハイブリッド方式を採用しており、車両の向きを検知するためのジャイロセンサ12と、車両の速度を検知するための車速センサ13も併用する。ジャイロセンサ12や車速センサ13の検知信号はインターフェース部14を介して制御部15に送られ、制御部15はそれらの信号に基づいて車両の向きや速度を特定する。
また、制御部15は、ナビゲーション装置10の制御を統括的に行うとともに、車両位置の特定や経路探索等の各種動作及び処理を実行する。制御部15は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、制御や動作の手順が記述された各種プログラムを実行するCPU16と、CPU16で使用されるデータや、後述する記録媒体19から読み出されてCPU16で実行されるプログラムを一時的に記憶するRAM17と、立ち上げや入出力等に関する基本的な制御を記述したプログラムやフォントデータ等を記憶するROM18とを含んでいる。これらCPU16、RAM17、ROM18等は、バス(不図示)を介して接続されている。
記録媒体19には、ハードディスク、メモリーカード、光ディスク等を採用できる。記録媒体19には、誘導画面の表示や経路探索などに必要となる地図データベースと、ナビゲーション装置10の各種動作を記述したプログラムとが格納されている。そして、制御部15は、記録媒体19からドライブ部20を介してこのプログラムを読み出して実行する。地図データベースには、道路、施設、背景等の情報を含む地図データ、地図データに基づいて地図や誘導画面を描画する際に参照される描画パラメータ、各種検索にて参照される索引データ、経路誘導用やその他の用途の音声の生成に使用される音声データ等が含まれている。そして、制御部15は、実行する動作に必要なデータを地図データベースから部分的に取り出して参照する。
描画部21は、描画専用のCPU等を含むICチップであって、制御部15からの指示に基づいて、誘導画面の画像データや操作画面の画像データ等を作成する。描画部21で作成された画像データは、表示制御部22に送られ、表示制御部22が有するRAMに記憶される。表示制御部22は、記憶した画像データに基づいて表示部23に画像表示用の信号を送り、表示部23の表示領域に画像データに係る画面を表示させる。表示部23には、LCDや有機ELディスプレイなどが用いられる。
音源回路部24は、制御部15から送られた音声データに基づいて、経路誘導用やその他の用途のアナログ音声信号を生成する。生成されたアナログ音声信号は、スピーカ25で再生される。
ハードキー26は、電源のオン/オフをする電源キーや音量調整用のキー等を含んでいる。ハードキー26を構成するキーの1つが押下されると、そのキーの押下を通知する信号がインターフェース部29を介して制御部15に送られる。
タッチパネル27は、例えば、格子状に配置された透明な電極を有する感圧式のパネルであって、表示部23の表示領域上に配設される。タッチパネル27が押下されると、位置検出部28は、タッチパネル27から送られた電圧信号に基づいて、押下された位置の座標情報を通知する信号を生成する。この信号は、インターフェース部29を介して制御部15に送られる。
次に、ナビゲーション装置10に搭載されている地図表示方法について説明する。図2は、ナビゲーション装置10の誘導案内時の動作を示すフローチャートである。本ナビゲーション装置10は、通常モードと拡大枠モードとを備えており、以下では、予めユーザの操作により拡大枠モードが選択されている場合について説明する。拡大枠モードとは、画面上の地図の一部に枠を重畳表示し、枠内に拡大地図を表示するモードである。一方、通常モードとは、画面上の地図に現在地を重畳表示するモードである。
まず、経路探索を行うために、ステップS10において目的地が設定されるのを待つ。目的地の設定は、ユーザが地図上から選んだり、住所から検索したり、電話番号から検索したりすることで設定される。
目的地が設定されると、ステップS10からステップS11へ進んで現在地を特定し、ステップS12へ進んで現在地から目的地までの経路探索を行う。経路探索には従来の様々な手法を採用することができる。そして、ステップS13へ進んで現在地と目的地と誘導経路全体とを含んだ第1の地図を表示する。現在地と目的地とはそれぞれ所定のマークで表し、誘導経路は他の道と区別できるように所定の色などで表示する。
ステップS13からはステップS14へ進んで誘導経路上の案内地点を抽出する。案内地点とは、特に詳しく経路を案内する必要がある地点であり、少なくとも曲がり角と分岐点と目的地とであり、他にも十字路、道路形状の複雑な地点、誘導経路上の道路名称が変わる地点、誘導経路沿いの主要施設(例えば著名な建築物や観光名所等)など案内することが望ましい地点を含んでいてもよい。
ステップS14からはステップS15へ進んで、第1の地図の各案内地点上に、各案内地点をそれぞれ含む第1の地図より小さな複数の枠を重畳し、それぞれの枠内に、各案内地点をそれぞれ含む拡大した第2の地図を表示する。
ここで、枠同士が重なる場合は、未通過の誘導経路上で現在地から近い案内地点を含む枠が上になるように描画する。処理方法としては、例えば、目的地から現在地へ向かって枠を順に上へ重ねて描画すればよい。
図3は、ステップS15の表示画面の一例である。第1の地図40上に破線で示す誘導経路41が重畳されている。そして、各案内地点A〜E(Eは目的地)上にそれぞれ第1の地図40より小さな円形の枠42a〜42eが重畳され、それぞれの枠42a〜42e内に、案内地点A〜Eをそれぞれ含む第1の地図40よりも拡大した第2の地図43a〜43eが表示されている。さらに、第2の地図43a〜43d上の案内地点A〜Dには、進行方向を示す矢印44a〜44dが重畳されている。また、現在地45が二等辺三角形で示されており、頂角が現在の進行方向を示している。
枠42a〜42eの大きさは、ユーザが枠42a〜42eの周囲をドラッグしながら移動させることで所望の大きさに変えられるようにしてもよい。また、枠42a〜42eの形状も枠42a〜42eの所定箇所をドラッグしながら引っ張ることで変えられるようにしてもよい。
第2の地図43a〜43eは、第1の地図40を各案内地点A〜Eを中心に拡大し、枠42a〜42eに収まるように切り取ればよい。また、枠42dと枠42eが重なっており、枠42dが枠42eよりも経路上で手前にあるので、枠42eの上に枠42dを描画する。
現在地45のマークは、他にも例えば、点や矢印や車両の絵柄などであってもよい。上記の枠の大きさや形状の可変方法や配置、第2の地図の拡大方法、現在地のマークについては、以下の図でも同様に適用できるものとする。
このように、枠42a〜42eを用いることにより、誘導経路上における現在地と各案内地点との位置関係、及び各案内地点の状況を一目で確認でき、利便性が高い。換言すれば、現在地と各案内地点の様子を把握するにあたり、視点を大きく変える必要がない。また、事前に案内地点を複数表示することで、ユーザに対する注意喚起も期待できる。また従来のように、現在地と各案内地点とのぞれぞれの詳細地図を別窓に並べて表示させる必要がないため、同じ画面サイズでも見易さを損なわずに多くの情報を表示することができる。したがって、携帯端末などの小さな画面でも有効となる。また、枠同士が重なる場合には、先に必要となる情報、つまり経路上で手前の枠を上に表示することで見易くなる。
図2に戻り、ステップS15からステップS16へ進んで現在地を特定し、ステップS17へ進んで目的地に到着したか否かを判別する。これは、現在地と目的地とがほぼ同じ位置にあるか否かを判別すればよい。
ステップS17において目的地に到着したと判別した場合は、ステップS18へ進んで誘導案内を終了する。一方、ステップS17において目的地に到着していないと判別した場合は、ステップS19へ進んで、誘導経路上の次の案内地点まで所定距離以内に現在地が近づいたか否かを判別する。所定距離は、例えば、100mなどユーザが余裕を持って進路を変更できる距離とする。
ステップS19において次の案内地点の所定距離以内に近づいていると判別した場合は、ステップS20へ進んで該案内地点を含む枠を所定の大きさに拡大し、該枠に応じて第2の地図も表示範囲を広げる。そして、ステップS21へ進んで現在地を更新して表示し、ステップS16に戻って誘導案内を続ける。
図4は、ステップS20の表示画面の一例である。図4は、現在地45が出発地Sから移動し、次の案内地点Aまで所定距離以内に近づいたときの表示画面である。案内地点Aを含む枠42aが2倍の直径の枠42a’に拡大表示され、この枠42a’内に合うように範囲を広げた第2の地図43a’が重畳されている。
このとき、図4に示すように、枠42a’内に現在地45を表示できればより見易くなるので、枠42a’の大きさ及び第2の地図43a’の拡大範囲を適切に調整すればよい。また、枠42a’と枠42bが重なっており、枠42a’が枠42bよりも経路上で手前にあるので、枠42bの上に枠42a’を描画する。
なお、拡大された枠42a’の形状は拡大前の形状と相似であってもよいし、他の形状を採用してもよい。また、拡大前の枠と同様に、拡大された枠42a’の大きさは、ユーザが枠42a’の周囲をドラッグしながら移動させることで所望の大きさに変えられるようにしてもよい。また、枠42a’の形状も枠42a’の所定箇所をドラッグしながら引っ張ることで変えられるようにしてもよい。
このように、拡大した枠42a’を用いることにより、より多くの情報を表示することができるので、さらに見易くなり利便性が向上する。
図2に戻り、ステップS19において次の案内地点の所定距離以内に近づいていないと判別した場合は、ステップS22へ進んで、直前の案内地点から所定距離遠ざかったか否かを判別する。所定距離は、例えば、現在地が拡大された枠の外に出る距離とすることができる。
ステップS22において、直前の案内地点から所定距離遠ざかったと判別した場合、つまり、拡大された枠を表示している場合であって枠内の案内地点を通過して所定距離進んだ後は、ステップS23へ進んで拡大している枠とその枠内の表示(第2の地図及び矢印)を消去し、ステップS21へ進んで第1の地図40上に現在地を更新して表示し、ステップS16に戻って誘導案内を続ける。
図5は、ステップS23の表示画面の一例である。図5は、現在地45が直前の案内地点Aから所定距離遠ざかったときの表示画面である。図4と比較し、案内地点Aを含む拡大された枠42a’とその枠内の表示(第2の地図43a’及び矢印44a)が消去され、第1の地図40上に現在地45が表示されている。
このように、通過した枠42a’を消去することで、不要になった情報をなくして画面を見易くすることができる。なお、通過した枠42a’は元の大きさの枠42aに戻して表示してもよいが、枠42aの大きさと第1の地図40の縮尺との関係によっては、現在地45が枠42aの下に隠れてしまうこともあるので、その場合は、上記のように通過した枠42aは消去することが望ましい。
図2に戻り、ステップS22において、直前の案内地点から所定距離遠ざかっていないと判別した場合、つまり、拡大された枠を表示している場合であって枠内の案内地点を通過したが所定距離進んでいない場合、又は、拡大された枠を表示していない場合には、ステップS21へ進んで現在地を更新して表示し、ステップS16に戻って誘導案内を続ける。
なお、上記の実施形態では、誘導経路上の次の案内地点まで所定距離以内に現在地が近づいた場合にこの案内地点を含む枠を所定の大きさに拡大したが、現在地と次の案内地点との距離に関係なく、誘導経路上の次の案内地点を含む枠を最も大きく表示するようにしてもよい。
図6は、誘導経路上の次の案内地点を含む枠を最も大きく表示した表示画面の一例である。現在地45はまだ出発地にあり、次の案内地点Aまでは十分離れているが、次の案内地点Aを含む枠42a”を他の枠42b〜42eより大きく表示し、この枠42a”内に合うように第2の地図43a”が重畳されている。
このように、次の案内地点を含む枠を最も大きく表示することにより、ユーザが最も知りたいであろう地点の情報をより多く表示することができるので、さらに見易くなり利便性が向上する。
また本発明においては、第1の地図に、現在地を含む第1の地図より小さな枠を重畳し、その枠内に、現在地含む拡大した第2の地図を表示するようにしてもよい。つまり、現在地周辺も拡大表示するということである。
図7は、図3において現在地周辺も拡大した表示画面の一例である。現在地45上に第1の地図40より小さな円形の枠42fが重畳され、枠42f内に、現在地45を含む第1の地図40よりも拡大した第2の地図43fが表示されている。第2の地図43fは、第1の地図40を現在地45が中心のやや下方になるように拡大し、枠42fに収まるように切り取ればよい。ここで、枠42fが他の枠に重なる場合は、現在地45周辺を優先して表示するために、現在地45を含む枠42fが最も上に描画することが望ましい。
また、上記の実施形態では、第1の地図として、現在地と目的地と誘導経路全体とを含んだ地図を表示したが、第1の地図は少なくとも現在地以降の全ての案内地点を含んでいれば足りる。つまり、現在地の移動に応じて通過した案内地点を含まないような範囲の地図を第1の地図として表示してもよい。
図8は、通過した案内地点を消去した表示画面の一例である。図8は、図3において、現在地45が案内地点Bと案内地点Cとの間にある状態を示している。第1の地図46は現在地45と案内地点C〜Eを含む範囲の地図であり、通過した案内地点A、Bを含んでいない。つまり、図8の第1の地図46は、図3の第1の地図40の一部を拡大したものである。第1の地図の更新頻度に限定はなく、例えば、現在地45が移動する毎に更新してもよいし、現在地45が案内地点を通過する毎に更新してもよい。
このように、現在地と現在地以降の案内地点だけを表示することにより、全ての案内地点を表示するよりも拡大した第1の地図を表示して見易くすることができるとともに、以降の誘導案内に必要な情報だけを表示することで、ユーザにとって見易い画面となる。
本発明の地図表示方法は、車載用やポータブルのナビゲーション装置をはじめ、地図を用いた誘導案内機能を搭載した携帯情報端末や携帯電話機など様々な装置に利用することができる。
10 ナビゲーション装置
40、46 第1の地図
42a〜42e、42a’、42a” 枠
43a〜43e、43a’、43a” 第2の地図
45 現在地
40、46 第1の地図
42a〜42e、42a’、42a” 枠
43a〜43e、43a’、43a” 第2の地図
45 現在地
Claims (6)
- 誘導案内時の地図表示方法において、
現在地を含む第1の地図を表示し、
前記第1の地図の各案内地点上に、各案内地点をそれぞれ含む前記第1の地図より小さな複数の枠を重畳し、
それぞれの前記枠内に、各案内地点をそれぞれ含む拡大した第2の地図を表示することを特徴とする地図表示方法。 - 誘導経路上の次の案内地点まで所定距離以内に現在地が近づいた場合、該案内地点を含む枠を所定の大きさに拡大することを特徴とする請求項1記載の地図表示方法。
- 前記複数の枠のうち、誘導経路上の次の案内地点を含む枠を最も大きくすることを特徴とする請求項1記載の地図表示方法。
- 前記第1の地図が、少なくとも現在地以降の全ての案内地点を含んでいることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の地図表示方法。
- 前記第1の地図が、誘導経路全体を含んでいることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の地図表示方法。
- 請求項1〜5の何れかに記載の地図表示方法を用いたナビゲーション装置。
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JP2008223042A JP2010060294A (ja) | 2008-09-01 | 2008-09-01 | 地図表示方法及びそれを用いたナビゲーション装置 |
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