JP2008052480A - 保守点検支援システム、およびこれに利用する保守点検支援装置、保守点検支援プログラム - Google Patents

保守点検支援システム、およびこれに利用する保守点検支援装置、保守点検支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プラントの保守点検作業を標準化して漏れのない作業を行うことができ、且つ作業者が効率的且つ安全に作業できるように支援する保守点検支援システム、およびこれに利用する保守点検支援装置、保守点検支援プログラムを提供する。
【解決手段】保守点検作業エリア内に設置された機器5A〜5Nの保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末10と、機器5A〜5Nの保守点検作業の支援を行う保守点検支援装置20とがネットワーク40を介して接続され、保守点検支援装置20は、作業者ごとの作業内容を作成して携帯端末10に送信するとともに、作業者が予め設定された侵入危険区域に侵入または接近したときには警告情報を生成して携帯端末10に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種プラントにおける保守点検の作業を支援する保守点検支援システム、およびこれに利用する保守点検支援装置、保守点検支援プログラムに関する。
従来、各種プラントにおける保守点検は、作業者が点検表に記入した点検結果を紙ベースかまたは電子化されたデータで管理することにより行われていた。
近年は、この手作業で記入する方法に替わり、作業者が携帯端末を用いて点検結果を入力し、この点検結果を保全管理用パソコンまたはサーバにて管理する方法も多く実施されるようになってきている。
作業者が携帯端末を用いてプラントの保守点検を行う例として、特許文献1〜3に記載の技術がある。
特許文献1には、PDA等の携帯型コンピュータにより設備の運転を制御する制御装置に情報の入出力を行うことができるプラント監視制御装置が記載されており、この入出力処理はICカード等が認証入力手段に挿入されている場合に許可される。
このプラント監視制御装置は、作業者が制御装置の近傍にいるか否かに関する外部からの問い合わせに対し、ICカード等が挿入されているか否かに基づいて回答することができる。
また、この携帯型コンピュータは表示部および音声出力部を有し、設備情報の表示や設備状態の音声ガイダンスを出力することができる。
また、特許文献2には、状態検出器から送信された機器の状態データを受信して格納する電子タグと、この電子タグと通信して当該電子タグに格納されているデータの読み込みおよび書き換えを行うとともに当該データを表示する監視盤と、作業者が操作しこの電子タグとで通信を行うことによりデータの送受信を行う携帯端末と、監視盤を介して収集されたデータに基づきプラント機器を監視する中央制御装置とを有するプラント機器監視装置が記載されている。
このプラント機器監視装置は、作業者が携帯する携帯端末から電子タグに格納しているデータを読み出して対象機器の識別や操作状態の確認などを行うことができる。
また、この携帯端末の識別IDを登録するとともに当該携帯端末に監視盤の識別IDを登録し、監視盤が監視している範囲にある携帯端末を把握することができる。
また、特許文献3には、対象の機器から入力されるデータを分析して監視し、分析した結果より作業者の端末に作業者が行うべき操作に関する情報を決定して提供するプラント等における運転操作支援システムが記載されている。
この運転操作支援システムは、操作対象の機器に各機器を識別するためのICチップが取り付けられるとともに、作業者が操作する携帯端末装置に設けられた読み取り部でこのICチップの識別情報を読み取ることができる。
また、この携帯端末装置のディスプレイには、文字や図面が表示されるとともに、適宜音声で指示や案内が行われる。
これらの技術により、携帯端末を利用して、機器の遠隔管理が可能になるとともに、携帯端末を操作している作業者の位置情報などについても把握することができる。また、設備管理に関して音声などにより情報を提供することができ、作業者の作業効率の向上を図ることができる。
特開2004−102769号公報 特開2001−51717号公報 特開2005−4367号公報
しかし、上記の特許文献1〜3の技術では、プラントの状態の変化により点検作業エリアに特殊な条件や制約事項が発生したとき、例えばプラントの改修工事などの影響で保守点検作業の際に危険を伴うため注意が必要になった場合などに対する対応が考慮されていないという問題があった。
そのため、点検作業エリアに特殊な条件や制約事項が発生したときに対応して変更される作業内容をさらに効率的に行うとともに、作業者の安全性を確保することができる保守点検支援システムが望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、プラントの保守点検作業を標準化して漏れのない作業を行うことができ、且つプラントの状態の変化により保守点検の作業内容が変更されたときにも、作業者が効率的且つ安全に作業できるように支援する保守点検支援システム、およびこれに利用する保守点検支援装置、保守点検支援プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の保守点検支援システムは、保守点検作業エリア内に設置された機器の保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末と、前記作業エリア内に設置され前記作業者を識別するための識別情報を取得する作業者識別情報取得装置と、前記作業者による前記機器の保守点検作業の支援を行う保守点検支援装置とがネットワークを介して接続された保守点検支援システムにおいて、前記携帯端末は、前記保守点検作業エリア内に設置された無線LANアクセスポイントを経由して前記ネットワークに接続する無線通信手段と、前記作業者の識別情報を記録した作業者識別用ICタグから前記作業者の識別情報を読み取るICタグ情報読取手段と、前記ICタグ情報読取手段で読み取られた前記作業者の識別情報、および、前記保守点検支援装置から送信された送信情報を取得して表示する端末表示手段と、前記端末表示手段に表示された表示情報に基づいて前記作業者により入力される保守点検内容を含む入力情報を取得して前記保守点検支援装置に送信する端末入力手段とを有し、前記作業者識別情報取得装置は、前記前記作業者識別用ICタグから前記作業者の識別情報を読み取るとともに、前記保守点検支援装置に送信するエリア入口リーダ・ライタ手段を有し、前記保守点検支援装置は、前記作業者ごとの保守点検作業項目を格納したデータベースと、前記作業者識別情報取得装置から前記作業者の識別情報を取得する作業者識別情報取得手段と、前記作業者識別情報取得手段で取得された作業者の識別情報に基づいて保守点検対象の機器の保守点検作業項目を前記データベースから抽出して前記作業者が行う作業内容を作成し、前記携帯端末の表示手段に表示させるために送信する作業内容作成手段と、前記保守点検作業エリア内で、作業者に危険を与えるおそれがある区域として入力される侵入危険区域情報を設定する危険区域情報設定手段と、前記保守点検作業エリア内において前記無線LANアクセスポイントで前記携帯端末と通信することにより計測された前記携帯端末の位置に関するデータを取得して携帯端末位置情報を生成する端末位置情報生成手段と、前記携帯端末位置情報と前記侵入危険区域情報とから、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断し、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したと判断したときには警告情報を生成して前記携帯端末の表示手段に表示させるために送信する警告手段と、前記携帯端末の前記端末入力手段から送信された前記保守点検内容を記録する保守点検内容記録手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の保守点検支援装置は、保守点検作業エリア内に設置された機器の保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末と通信可能な無線LANアクセスポイントにネットワークを介して接続された保守点検支援装置において、前記作業者ごとの保守点検作業項目を格納したデータベースと、前記携帯端末から前記作業者の識別情報を取得する作業者識別情報取得手段と、前記作業者識別情報取得手段で取得された作業者の識別情報に基づいて保守点検対象の機器の保守点検作業項目を前記データベースから抽出して前記作業者が行う作業内容を作成し、前記携帯端末に送信する作業内容作成手段と、前記保守点検作業エリア内で、作業者に危険を与えるおそれがある区域として入力される侵入危険区域情報を設定する危険区域情報設定手段と、前記保守点検作業エリア内において前記無線LANアクセスポイントで前記携帯端末と通信することにより計測された前記携帯端末の位置に関するデータを取得して携帯端末位置情報を生成する端末位置情報生成手段と、前記携帯端末位置情報と前記侵入危険区域情報とから、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断し、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したと判断したときには警告情報を生成して前記携帯端末に送信する警告手段と、前記作業内容作成手段で送信された前記作業内容に基づいて前記作業員により行われた保守点検内容を前記携帯端末から取得して記録する保守点検内容記録手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の保守点検支援プログラムは、保守点検作業エリア内に設置された機器の保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末と通信可能な無線LANアクセスポイントにネットワークを介して接続された保守点検支援装置に、前記作業者ごとの保守点検作業項目を格納する保守点検作業項目格納機能と、前記携帯端末から前記作業者の識別情報を取得する作業者識別情報取得機能と、前記作業者識別情報取得機能で取得された作業者の識別情報に基づいて保守点検対象の機器の保守点検作業項目を前記データベースから抽出して前記作業者が行う作業内容を作成し、前記携帯端末に送信する作業内容作成機能と、前記保守点検作業エリア内で、作業者に危険を与えるおそれがある区域として入力される侵入危険区域情報を設定する危険区域情報設定機能と、前記保守点検作業エリア内において前記無線LANアクセスポイントで前記携帯端末と通信することにより計測された前記携帯端末の位置に関するデータを取得して携帯端末位置情報を生成する携帯端末位置情報生成機能と、前記携帯端末位置情報と前記侵入危険区域情報とから、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断し、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したと判断したときには警告情報を生成して前記携帯端末に送信する警告機能と、前記作業内容作成機能で送信された前記作業内容に基づいて前記作業員により行われた保守点検内容を前記携帯端末から取得して記録する保守点検内容記録機能とを実行させることを特徴とする。
本発明による保守点検支援システム、およびこれに利用する保守点検支援装置、保守点検支援プログラムによれば、プラントの保守点検作業を標準化して漏れのない作業を行うことができ、且つプラントの改修工事などにより保守点検の作業内容が変更されたときにも、作業者が効率的且つ安全に作業できるように支援することができる。
本発明の一実施形態による保守点検支援システムは、保守点検支援装置で生成された情報を作業者が携帯する携帯端末に提供することにより、作業者の保守点検作業を支援するとともに安全を確保するものである。
〈一実施形態による保守点検支援システムの構成〉
本発明の一実施形態による保守点検支援システム1の構成を図1に示す。
本実施形態による保守点検支援システム1は、保守点検作業エリアX内に設置された機器5A〜5Nの保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末10と、作業エリア内に設置され作業者を識別するための識別情報を取得する作業者識別情報取得装置としてのエリア入口ICリーダライタ51と、作業者による機器の保守点検作業の支援を行う保守点検支援装置20と、各機器に接続されたプラント監視制御装置30とが、ネットワーク40を介して接続されており、また、携帯端末10により情報が読み書きされる機器用ICタグ52−a〜52−nが、機器5A〜5Nに取り付けられている。
本実施形態において保守点検作業エリアXには2つの無線LANアクセスポイント53−1、53−2が設置され、携帯端末10およびエリア入口ICリーダライタ51は、これらの無線LANアクセスポイント53−1、53−2のいずれかを経由してネットワーク40に接続可能であるものとする。
本実施形態による携帯端末10の詳細な構成を図2および図3に示す。図2は携帯端末10の構成を示すブロック図であり、図3は携帯端末10の外観図である。
携帯端末10は、ICタグ情報読取手段11と、無線通信手段12と、端末表示手段13と、音声出力手段14と、端末入力手段15と、ICタグリーダ・ライタ手段16とを有する。
ICタグ情報読取手段11は、作業者の識別情報を記録した作業者識別用ICタグを挿入することにより、この作業者の識別情報を読み取る。
無線通信手段12は、保守点検作業エリアX内に設置された無線LANアクセスポイント53−1、53−2を経由してネットワーク40に接続する。
端末表示手段13は、ICタグ情報読取手段11で読み取られた作業者用ICタグに記録された作業者の識別情報、保守点検支援装置20から送信された送信情報、機器用ICタグ52−a〜52−nから読み出した情報、および作業者により入力された入力情報などを表示する。
音声出力手段14は、保守点検支援装置20から受信した音声ガイダンスデータを出力する。
端末入力手段15は、端末表示手段に表示された情報に基づいて作業者により入力される保守点検内容を含む入力情報を取得して保守点検支援装置20に送信するとともに、ICタグリーダ・ライタ手段16に送出する。
ICタグリーダ・ライタ手段16は、作業者により端末入力手段15により入力される保守点検作業の保守点検結果を機器用ICタグ52−a〜52−nに記録するために送信する。
図1に戻り、保守点検支援装置20の構成について説明する。
保守点検支援装置20は、保守点検支援サーバ21および保守点検支援パソコン22により構成される。
保守点検支援サーバ21は、作業者識別情報取得手段211と、データベース212と、作業内容作成手段213と、確認入力取得手段214と、機器運転情報取得手段215と、設備情報取得手段216と、端末位置情報生成手段217と、警告情報取得手段218と、保守点検内容記録手段219とを有する。
作業者識別情報取得手段211は、携帯端末10のICタグ情報読取手段11で読み取られた作業者の識別情報を取得して作業者名を特定する。
データベース212は、各作業者の保守点検作業項目およびこの保守点検作業項目を案内するための音声ガイダンスデータを格納する。
作業内容作成手段213は、作業者識別情報取得手段211で取得された作業者名に基づいて保守点検対象の機器の保守点検作業項目および音声ガイダンスデータをデータベース212から抽出して作業者が行う作業内容を作成し、携帯端末10の端末表示手段13に保守点検作業項目を表示させ、また音声ガイダンスデータを音声出力手段から出力するために送信する。
この作業内容を作成する際は、後述するシーケンスコントローラ31から機器の現在の運転モードおよび動作内容を取得して運転モードの変更または、運転実行・停止の切り替えの変更が必要であるか否かを判断して作成する。
確認入力取得手段214は、作業内容作成手段213から携帯端末10に送信された作業内容に対して作業者により携帯端末10に入力される作業内容確認入力と、後述する機器運転情報取得手段215から携帯端末10に送信された機器運転情報に対して作業者により携帯端末10に入力される機器運転情報確認入力と、後述する設備情報取得手段216から携帯端末10に送信された設備情報に対して作業者により携帯端末10に入力される設備情報確認入力とを取得する。
機器運転情報取得手段215は、後述するプラント監視制御装置30の機器運転情報生成手段32から機器運転情報を取得して携帯端末10の端末表示手段13に表示させるために送信する。
設備情報取得手段216は、後述する保守点検支援パソコン22の設備情報記憶手段221に記憶された設備情報を携帯端末10の端末表示手段13に表示させるために送信する。
端末位置情報生成手段217は、2つの無線LANアクセスポイント53−1、53−2で計測された携帯端末10までの距離および方向のデータから、携帯端末10の位置を示す携帯端末位置情報を生成する。
警告情報取得手段218は、後述する保守点検支援パソコン22の警告手段226で生成された警告情報を取得して携帯端末10の端末表示手段13に表示させるために送信する。
保守点検内容記録手段219は、携帯端末10の端末入力手段から送信された保守点検内容を取得して記録する。
保守点検支援パソコン22は、設備情報記憶手段221と、危険区域情報設定手段222と、PC入力手段223と、確認入力処理手段224と、端末位置情報変換手段225と、警告手段226と、PC表示手段227とを有する。
設備情報記憶手段221は、予め入力された保守点検作業エリア内の設備に関する設備情報を記憶する。
危険区域情報設定手段222は、PC入力手段223により入力される情報または機器運転情報取得手段215から送信される情報に基づいて、保守点検作業エリアX内で作業者に危険を与えるおそれがある区域である侵入危険区域情報を設定する。
PC入力手段223は、ユーザにより操作され、設備情報および侵入危険区域情報を入力する。
確認入力処理手段224は、すべての確認入力が取得されているか否かを判断し、取得されていると判断したときには保守支援サーバを介して携帯端末10に保守点検作業が実行可能である旨のメッセージを送信し、すべての確認入力が取得されていないと判断したときには保守支援サーバを介して携帯端末10に保守点検作業が実行不可能である旨のメッセージおよび保守点検作業が開始できないようにロックをかける信号を送信する。
端末位置情報変換手段225は、端末位置情報生成手段217で生成された携帯端末位置情報を取得して、保守点検作業エリアX内における座標に変換する。
警告手段226は、携帯端末位置情報と侵入危険区域情報とから、作業者が侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断し、作業者が侵入危険区域に侵入または接近したと判断したときには警告情報を生成する。
PC表示手段227は、保守点検作業エリアX内の配置図、および、設備情報記憶手段221、危険区域情報設定手段222、確認入力処理手段224、携帯端末位置情報生成手段、警告手段226で生成または取得された情報などを表示する。
プラント監視制御装置30は、シーケンスコントローラ31と、機器運転情報生成手段32と、運転制御手段33とを有する。
シーケンスコントローラ31は、機器に接続され、機器の運転方法が異なる運転モードごとの動作手順を格納するとともに設定された運転モードの動作手順に従って各機器の動作をコントロールする。
機器運転情報生成手段32は、機器の運転状況に関する情報を機器から取得して機器運転情報を生成する。
運転制御手段33は、警告手段226で生成された警告情報を取得してこの警告情報に対応して機器の運転を制御する。
また、本実施形態における保守点検作業エリアXの構成を図4に示す。
図4に示すように、保守点検作業エリアXの入口付近には携帯端末10に挿入された作業者識別用ICタグの情報を読み取るエリア入口ICタグリーダ・ライタ51が設置され、保守点検作業エリアX内には機器用ICタグ52−a〜52−nが取り付けられた機器5A〜5Nと、2つの無線LANアクセスポイント53−1、53−2とが設置されている。
各機器5A〜5Nに取り付けられた機器用ICタグ52−a〜52−nには、最新の点検情報が記録されている。
また、図4の斜線で示す部分は、予め保守点検支援パソコン22のPC入力手段223によりユーザに設定された侵入危険区域である。
作業者は携帯端末10を携帯し、この保守点検作業エリアX内を移動することにより保守点検作業を行う。
携帯端末10の電源投入中は、携帯端末10から2つの無線LANアクセスポイント53−1、53−2に常時アクセスが行われており、各無線LANアクセスポイント53−1、53−2は受信した携帯端末10からのアクセス信号により携帯端末10までの距離および方向のデータを計測する。
〈一実施形態による保守点検支援システム1の動作〉
本実施形態における保守点検支援システム1の動作について、図5〜7のシーケンス図を参照して説明する。
図5は、保守点検作業を行うに際し、作業者が行う事前作業の処理を示すシーケンス図である。
保守点検支援システム1において保守点検作業を行うに際し、保守点検作業エリアX内の設備に関する設備情報が、保守点検支援パソコン22の設備情報記憶手段221にPC入力手段223からユーザにより入力されるとともに、保守点検作業エリアX内で作業者に危険を与えるおそれがある区域である侵入危険区域情報が保守点検支援パソコン22の危険区域情報設定手段222にPC入力手段223からユーザにより入力される(S1)。
設備情報とは、保守点検作業エリアX内にどのような設備が設置されているか、設置されている設備が運転しているか停止しているか、どのような運転パターンで運転しているか、仮設により設置されている設備があるか等の情報である。
また、侵入危険区域情報は、工事による危険作業区域である特別危険作業区域Yと、通常からの危険作業区域である通常危険作業区域Zとがあり、通常危険作業区域はさらに常に危険な常時危険作業区域と、機器が運転した場合に危険な運転時危険作業区域とがある。
運転時危険作業区域については、プラント監視制御装置30の機器運転情報生成手段32から保守点検支援サーバ21の機器運転情報取得手段215経由で取得される機器運転情報が危険区域情報設定手段222で取得されることにより、危険作業区域として設定するか否かが切り替えられる。
これらの危険作業区域は、PC表示手段227に表示された保守点検作業エリアX内の配置図内にPC入力手段223を用いて任意に入力することが可能である。
設備情報、侵入危険区域情報が入力された状態で、まず、作業を行う作業者により携帯端末10の電源が投入されて保守点検作業を開始するための点検作業開始情報が設定され、さらに作業者自身の識別情報が記録された作業者識別用ICタグが携帯端末10に挿入される。携帯端末10に作業者識別用ICタグが挿入されることにより、ICタグ情報読取手段11で作業者の識別情報が取得され、端末表示手段13に表示される。
作業者により作業者識別用ICタグが挿入された携帯端末10が携帯され、保守点検作業エリアX内に移動される(S2)。
携帯端末10を携帯した作業者が保守点検作業エリアX内に入ると、保守点検作業エリアの入口付近に設置されたエリア入口ICタグリーダ・ライタ51により携帯端末10に挿入された作業者識別用ICタグから作業者の識別情報および点検作業開始情報が読み取られ、無線LANアクセスポイント53−1、53−2およびネットワーク40を経由して保守点検支援サーバ21の作業者識別情報取得手段211に送信される(S3)。
作業者が保守点検作業エリアX内のどの場所に移動するかは作業者の意思に任されており、作業者は自由に移動先を選択することができる。
作業者識別情報取得手段211で作業者の識別情報および点検作業開始情報が取得されると、保守点検支援サーバ21の作業内容作成手段213に送出される(S4)とともに、抽出された作業者名および作業エリアが保守点検支援パソコン22のPC表示手段227に送出され、表示される(S5)。
作業内容作成手段213で作業者識別情報が取得されると、この作業者識別情報に基づいて当該作業者の保守点検作業項目および音声ガイダンスデータがデータベース212から抽出され、この作業者が行う作業内容が生成される(S6)。
この作業内容が作成される際は、作業内容作成手段213において機器の現在の運転モードおよび動作内容が取得されるとともに、シーケンスコントローラ31のソフト内のラダーシーケンスからモードビットおよび運転ビットが使用されている個所が参照されて各機器の運転実行・停止の切り替えを行うことによりどのような影響が出るかが判断され、運転モードの変更または、運転実行・停止の切り替えの変更が必要であるか否かが判断されて作成される(S7)。
作業内容作成手段213で生成された作業内容は携帯端末10に送信され、保守点検作業項目が携帯端末10の端末表示手段13に表示されるとともに、音声ガイダンスデータが音声出力手段から出力される(S8)。
保守点検作業項目および音声ガイダンスデータが携帯端末10で出力されることにより、作業内容に対して作業者により作業内容確認入力が携帯端末10に入力され、保守点検支援サーバ21に送信されて確認入力取得手段214で取得される(S9)。
確認入力取得手段214で作業内容確認入力が取得されると、プラント監視制御装置30の機器運転情報生成手段32に機器運転情報要求が送信される(S10)。
機器運転情報生成手段32では、機器運転情報要求が取得されると、各機器から送信されている機器の運転状況に関する情報が取得されて(S11)機器運転情報が生成され、保守点検支援サーバ21の機器運転情報取得手段215に送信される(S12)。
機器運転情報取得手段215において、プラント監視制御装置30の機器運転情報生成手段32から機器運転情報が取得されると携帯端末10に送信され、端末表示手段13に表示される(S13、S14)。
機器運転情報が携帯端末10で表示されることにより、機器運転情報に対して作業者により機器運転情報確認入力が携帯端末10に入力され、保守点検支援サーバ21に送信されて確認入力取得手段214で取得される(S15)。
確認入力取得手段214で機器運転情報確認入力が取得されると、保守点検支援パソコン22の設備情報記憶手段221に設備情報要求が送信される(S16)。
設備情報記憶手段221では、設備情報要求が取得されると、予め入力されている設備情報が保守点検支援サーバ21の設備情報取得手段216に送信される(S17)。
設備情報取得手段216において、保守点検支援パソコン22の設備情報記憶手段221から設備情報が取得されると携帯端末10に送信され、端末表示手段13に表示される(S18、S19)。
設備情報が携帯端末10で表示されることにより、設備情報に対して作業者により設備情報確認入力が携帯端末10に入力され、保守点検支援サーバ21に送信されて確認入力取得手段214で取得される(S20)。
確認入力取得手段214で設備情報確認入力が取得されると、取得されたすべての確認入力が保守点検支援パソコン22の確認入力処理手段224に送信される(S21)。
確認入力処理手段224では、作業内容確認入力、機器運転情報確認入力、設備情報確認入力のすべての確認入力が取得されているか否か判断され(S22)、取得されていると判断されたときには保守支援サーバを介して携帯端末10に保守点検作業が実行可能である旨のメッセージが送信され、すべての確認入力が取得されていないと判断されたときには保守支援サーバを介して携帯端末10に保守点検作業が実行不可能である旨のメッセージおよび保守点検作業が開始できないようにロックをかける信号が送信される(S23)。
携帯端末10では、確認入力処理手段224から送信されたメッセージが端末表示手段13に表示される(S24)。
以上で、保守点検の事前作業の処理を終了する。
次に、図6を参照して、作業者が危険区域に侵入したか否かを判断する処理について説明する。
この判断処理は、図5の事前処理が完了し、保守点検作業が実行可能であると判断された後に行われる。
まず、携帯端末10から2つの無線LANアクセスポイント53−1、53−2に常時行われているアクセス(S31)を利用して、各無線LANアクセスポイント53−1、53−2で携帯端末10までの距離および方向のデータが計測され、保守点検支援サーバ21の端末位置情報生成手段217に送信される(S32)。
端末位置情報生成手段217では、取得された各無線LANアクセスポイント53−1、53−2から携帯端末10までの距離および方向のデータを基に、携帯端末10の位置を示す携帯端末位置情報が生成される。
端末位置情報生成手段217で生成された携帯端末位置情報は、保守点検支援パソコン22の端末位置情報変換手段225に送信される(S33)。
端末位置情報変換手段225では、取得された携帯端末位置情報が保守点検作業エリアX内における座標に変換され(S34)PC表示手段227に表示される(S35)。
保守点検支援パソコン22では、端末位置情報変換手段225で変換された携帯端末位置情報の座標と危険区域情報設定手段222で設定された侵入危険区域情報とが警告手段226で取得され、携帯端末位置情報の座標が侵入危険区域内に侵入または接近したか否かを監視することで、作業者が侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断する(S36)。
作業者が侵入危険区域に侵入または接近したと判断されたときは、警告手段226において警告情報が生成され、PC表示手段227に出力されるとともに保守点検支援サーバ21の警告情報取得手段218を経由して携帯端末10の端末表示手段13に送信され出力される(S37、S38、S39)。
警告情報は、侵入危険区域に侵入したときと、接近したときとでは異なる内容が生成され、接近したときには携帯端末10から侵入危険区域までの距離によりさらに段階的に異なる内容が生成される。
また、保守点検支援サーバ21の警告情報取得手段218で警告情報が取得されたときは、プラント監視制御装置30のシーケンスコントローラ31にインターロック信号が送信され、該当する機器が停止されるように制御される(S40、S41)。
以上の作業者が危険区域に侵入したか否かを判断する処理は、保守点検作業中常に行われている。
次に、図7を参照して、作業者が行う保守点検作業の処理について説明する。
まず、ステップS6で端末表示手段13に表示された保守点検作業項目に従って、作業者により点検対象の機器5Aに携帯端末10が近づけられ、機器5Aに取り付けられている機器用ICタグ52−aに記録されている最新の点検情報が携帯端末10のICタグリーダ・ライタ手段16で読み出される(S51、S52)。
この点検情報には、前回の点検時の点検者、点検日時、点検データが記録されている。
ICタグリーダ・ライタ手段16で読み出された点検情報は端末表示手段13で表示され(S53)、作業者により端末入力手段15が用いられ、今回の点検者、点検日時、点検データに更新される。
更新された点検情報は携帯端末10にインプットされた後、携帯端末10が再度対象の機器に近づけられ、機器用ICタグ52−aに送信され書き込まれる(S54、S55)。
機器用ICタグに今回の点検情報が書き込まれることにより、機器用ICタグの情報が更新される。
また点検情報は、携帯端末10から機器用ICタグ52−aに書き込まれると同時に、保守点検支援サーバ21の保守点検内容記録手段219にも送信され、記録される(S56)。
点検対象の機器ごとにステップS52からステップS56の処理が繰り返される。
作業者によりすべての機器の点検作業が完了したか否かは、携帯端末10にインプットされた各機器の点検情報により判断され、点検作業が未完了の機器がある場合には、アラームが発せられ、点検未完了の機器が作業者に通知される(S57、S58)。
また、保守点検支援装置20においても、保守点検内容記録手段219に記録された情報から、点検作業が未完了の機器があるか否かが確認される(S59)。
以上で、保守点検作業の処理を終了する。
上記の本実施形態によれば、侵入危険区域を設定したり、機器および設備の運転状況を把握したりすることで、保守点検作業における作業者の安全を確保することができる。
また、作業内容を作業者に予め設定された音声ガイダンスなどで案内するため、作業者間で個人差がでないよう作業内容を標準化することができる。
また、携帯端末においてすべての機器に対する保守点検作業が完了したか否かを確認できるため、漏れのない作業を実施することが可能になる。
また、本実施形態においては、無線LANアクセスポイントが2つの場合について説明したが、これには限定されず、2つ以上の複数個であれば何個でもよい。
また、本実施形態においては、侵入危険区域に作業者が侵入したときに該当する機器を停止させる制御を行うようにしたが、作業者が機器内で点検作業を行うときにも該当する機器を停止させる制御を行って作業者の安全を確保するようにしてもよい。
また、上記の実施形態の保守点検支援装置の機能構成をプログラム化してコンピュータに組み込むことにより、当該コンピュータを保守点検支援装置として機能させる保守点検支援プログラムを構築することも可能である。
本発明の一実施形態による保守点検支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による保守点検支援システムで使用する携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による保守点検支援システムで使用する携帯端末を示す正面図である。 本発明の一実施形態による保守点検支援システムで点検作業を行う保守点検作業エリア内を示す配置図である。 本発明の一実施形態による保守点検支援システムにおいて作業者が行う保守点検作業の事前処理の動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による保守点検支援システムにおいて作業者が危険区域に侵入したか否かを判断する処理の動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による保守点検支援システムにおいて作業者が行う保守点検作業の処理の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…保守点検支援システム
5A〜5N…機器
10…携帯端末
11…ICタグ情報読取手段11
12…無線通信手段
13…端末表示手段
14…音声出力手段
15…端末入力手段
16…ICタグリーダ・ライタ手段
20…保守点検支援装置
21…保守点検支援サーバ
22…保守点検支援パソコン
30…プラント監視制御装置
31…シーケンスコントローラ
32…機器運転情報生成手段
33…運転制御手段
40…ネットワーク
51…エリア入口ICタグリーダ・ライタ
52…機器用ICタグ
53…無線LANアクセスポイント
211…作業者識別情報取得手段
212…データベース
213…作業内容作成手段
214…確認入力取得手段
215…機器運転情報取得手段
216…設備情報取得手段
217…端末位置情報生成手段
218…警告情報取得手段
219…保守点検内容記録手段
221…設備情報記憶手段
222…危険区域情報設定手段
223…PC入力手段
224…確認入力処理手段
225…端末位置情報変換手段
226…警告手段
227…PC表示手段

Claims (14)

  1. 保守点検作業エリア内に設置された機器の保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末と、前記作業エリア内に設置され前記作業者を識別するための識別情報を取得する作業者識別情報取得装置と、前記作業者による前記機器の保守点検作業の支援を行う保守点検支援装置とがネットワークを介して接続された保守点検支援システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記保守点検作業エリア内に設置された無線LANアクセスポイントを経由して前記ネットワークに接続する無線通信手段と、
    前記作業者の識別情報を記録した作業者識別用ICタグから前記作業者の識別情報を読み取るICタグ情報読取手段と、
    前記ICタグ情報読取手段で読み取られた前記作業者の識別情報、および、前記保守点検支援装置から送信された送信情報を取得して表示する端末表示手段と、
    前記端末表示手段に表示された表示情報に基づいて前記作業者により入力される保守点検内容を含む入力情報を取得して前記保守点検支援装置に送信する端末入力手段と、
    を有し、
    前記作業者識別情報取得装置は、
    前記前記作業者識別用ICタグから前記作業者の識別情報を読み取るとともに、前記保守点検支援装置に送信するエリア入口リーダ・ライタ手段を有し、
    前記保守点検支援装置は、
    前記作業者ごとの保守点検作業項目を格納したデータベースと、
    前記作業者識別情報取得装置から前記作業者の識別情報を取得する作業者識別情報取得手段と、
    前記作業者識別情報取得手段で取得された作業者の識別情報に基づいて保守点検対象の機器の保守点検作業項目を前記データベースから抽出して前記作業者が行う作業内容を作成し、前記携帯端末の表示手段に表示させるために送信する作業内容作成手段と、
    前記保守点検作業エリア内で、作業者に危険を与えるおそれがある区域として入力される侵入危険区域情報を設定する危険区域情報設定手段と、
    前記保守点検作業エリア内において前記無線LANアクセスポイントで前記携帯端末と通信することにより計測された前記携帯端末の位置に関するデータを取得して携帯端末位置情報を生成する端末位置情報生成手段と、
    前記携帯端末位置情報と前記侵入危険区域情報とから、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断し、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したと判断したときには警告情報を生成して前記携帯端末の表示手段に表示させるために送信する警告手段と、
    前記携帯端末の前記端末入力手段から送信された前記保守点検内容を記録する保守点検内容記録手段と、
    を備えることを特徴とする保守点検支援システム。
  2. 請求項1に記載の保守点検支援システムにおいて、
    前記機器に取り付けられ、前記保守点検作業による保守点検結果を記録する機器用ICタグを有し、
    前記携帯端末は、前記保守点検作業による保守点検結果を前記機器用ICタグに記録する端末ICリーダ・ライタ手段を有し、
    前記保守点検支援装置は、前記携帯端末の前記端末ICリーダ・ライタ手段から前記機器用ICタグに記録された情報を取得し、前記作業内容作成手段で作成された前記作業内容を記録するとともにすべての作業が完了したか否かを判断する保守点検内容記録手段を有する
    ことを特徴とする保守点検支援システム。
  3. 請求項1または2に記載の保守点検支援システムにおいて、
    前記データベースに格納されている前記保守点検作業項目にはこの保守点検作業項目を前記作業者に案内するための音声情報が含まれるとともに、前記警告情報には警告内容を前記作業者に知らせるための音声情報が含まれ、
    前記携帯端末は、受信した前記保守点検作業項目および前記警告情報に含まれる前記音声情報を出力する音声出力手段を有する
    ことを特徴とする保守点検支援システム。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の保守点検支援システムにおいて、
    前記保守点検支援装置は、
    前記機器に接続され、前記機器の運転方法が異なる運転モードごとの動作手順を格納するとともに設定された運転モードの前記動作手順に従って前記機器の動作をコントロールするシーケンスコントローラと、前記機器の運転状況に関する情報を前記機器から取得して機器運転情報を生成する機器運転情報生成手段と、前記警告手段で生成された警告情報を取得してこの警告情報に対応して前記機器の運転を制御する運転制御手段とを有するプラント監視制御装置にネットワークを介して接続され、
    前記作業内容作成手段は、前記シーケンスコントローラから前記機器の現在の運転モードおよび動作内容を取得して前記運転モードの変更または、運転実行・停止の切り替えの変更が必要であるか否かを判断して作業内容を作成する
    ことを特徴とする保守点検支援システム。
  5. 請求項4に記載の保守点検支援システムにおいて、
    前記保守点検支援装置は、
    前記プラント監視制御装置の機器運転情報生成手段から機器運転情報を取得して前記携帯端末の端末表示手段に表示させるために送信する機器運転情報取得手段と、
    予め入力された前記保守点検作業エリア内の設備に関する設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、
    前記設備情報記憶手段に記憶された設備情報を前記携帯端末の端末表示手段に表示させるために送信する設備情報取得手段と、
    前記作業内容作成手段から前記携帯端末に送信された前記作業内容に対して作業者により前記携帯端末に入力される作業内容確認入力と、前記機器運転情報取得手段から前記携帯端末に送信された前記機器運転情報に対して作業者により前記携帯端末に入力される機器運転情報確認入力と、前記設備情報取得手段から前記携帯端末に送信された前記設備情報に対して作業者により前記携帯端末に入力される設備情報確認入力とを取得する確認入力取得手段と、
    を有し、
    前記携帯端末の端末入力手段は、前記確認入力取得手段において前記作業内容確認入力と前記機器運転情報確認入力と前記設備情報確認入力とがすべて取得されたときに、前記保守点検内容の入力が可能な状態になる
    ことを特徴とする保守点検支援システム。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の保守点検支援システムにおいて、
    前記端末位置情報生成手段は、少なくとも2つの前記無線LANアクセスポイントで計測された前記携帯端末までの距離および方向のデータを取得して携帯端末位置情報を生成する
    ことを特徴とする保守点検支援システム。
  7. 保守点検作業エリア内に設置された機器の保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末と通信可能な無線LANアクセスポイントにネットワークを介して接続された保守点検支援装置において、
    前記作業者ごとの保守点検作業項目を格納したデータベースと、
    前記携帯端末から前記作業者の識別情報を取得する作業者識別情報取得手段と、
    前記作業者識別情報取得手段で取得された作業者の識別情報に基づいて保守点検対象の機器の保守点検作業項目を前記データベースから抽出して前記作業者が行う作業内容を作成し、前記携帯端末に送信する作業内容作成手段と、
    前記保守点検作業エリア内で、作業者に危険を与えるおそれがある区域として入力される侵入危険区域情報を設定する危険区域情報設定手段と、
    前記保守点検作業エリア内において前記無線LANアクセスポイントで前記携帯端末と通信することにより計測された前記携帯端末の位置に関するデータを取得して携帯端末位置情報を生成する端末位置情報生成手段と、
    前記携帯端末位置情報と前記侵入危険区域情報とから、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断し、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したと判断したときには警告情報を生成して前記携帯端末に送信する警告手段と、
    前記作業内容作成手段で送信された前記作業内容に基づいて前記作業員により行われた保守点検内容を前記携帯端末から取得して記録する保守点検内容記録手段と、
    を備えることを特徴とする保守点検支援装置。
  8. 請求項7に記載の保守点検支援装置において、
    前記機器に接続され、前記機器の運転方法が異なる運転モードごとの動作手順を格納するとともに設定された運転モードの前記動作手順に従って前記機器の動作をコントロールするシーケンスコントローラと、前記機器の運転状況に関する情報を前記機器から取得して機器運転情報を生成する機器運転情報生成手段と、前記警告手段で生成された警告情報を取得してこの警告情報に対応して前記機器の運転を制御する運転制御手段とを有するプラント監視制御装置にネットワークを介して接続され、
    前記作業内容作成手段は、前記シーケンスコントローラから前記機器の現在の運転モードおよび動作内容を取得して前記運転モードの変更または、運転実行・停止の切り替えの変更が必要であるか否かを判断して作業内容を作成する
    ことを特徴とする保守点検支援装置。
  9. 請求項8に記載の保守点検支援装置において、
    前記プラント監視制御装置の機器運転情報生成手段から機器運転情報を取得して前記携帯端末に送信する機器運転情報取得手段と、
    予め入力された前記保守点検作業エリア内の設備に関する設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、
    前記設備情報記憶手段に記憶された設備情報を前記携帯端末に送信する設備情報取得手段と、
    前記作業内容作成手段から前記携帯端末に送信された前記作業内容に対して作業者により前記携帯端末に入力される作業内容確認入力と、前記機器運転情報取得手段から前記携帯端末に送信された前記機器運転情報に対して作業者により前記携帯端末に入力される機器運転情報確認入力と、前記設備情報取得手段から前記携帯端末に送信された前記設備情報に対して作業者により前記携帯端末に入力される設備情報確認入力とを取得して前記携帯端末に送信する確認入力取得手段と、
    を有することを特徴とする保守点検支援装置。
  10. 請求項7〜9いずれか1項に記載の保守点検支援装置において、
    前記携帯端末位置情報生成手段は、少なくとも2つの前記無線LANアクセスポイントで計測された前記携帯端末までの距離および方向のデータを取得して携帯端末位置情報を生成する
    ことを特徴とする保守点検支援装置。
  11. 保守点検作業エリア内に設置された機器の保守点検作業を行う作業者により携帯される携帯端末と通信可能な無線LANアクセスポイントにネットワークを介して接続された保守点検支援装置に、
    前記作業者ごとの保守点検作業項目を格納する保守点検作業項目格納機能と、
    前記携帯端末から前記作業者の識別情報を取得する作業者識別情報取得機能と、
    前記作業者識別情報取得機能で取得された作業者の識別情報に基づいて保守点検対象の機器の保守点検作業項目を前記データベースから抽出して前記作業者が行う作業内容を作成し、前記携帯端末に送信する作業内容作成機能と、
    前記保守点検作業エリア内で、作業者に危険を与えるおそれがある区域として入力される侵入危険区域情報を設定する危険区域情報設定機能と、
    前記保守点検作業エリア内において前記無線LANアクセスポイントで前記携帯端末と通信することにより計測された前記携帯端末の位置に関するデータを取得して携帯端末位置情報を生成する携帯端末位置情報生成機能と、
    前記携帯端末位置情報と前記侵入危険区域情報とから、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したか否かを判断し、前記作業者が前記侵入危険区域に侵入または接近したと判断したときには警告情報を生成して前記携帯端末に送信する警告機能と、
    前記作業内容作成機能で送信された前記作業内容に基づいて前記作業員により行われた保守点検内容を前記携帯端末から取得して記録する保守点検内容記録機能と、
    を実行させるための保守点検支援プログラム。
  12. 請求項11に記載の保守点検支援プログラムにおいて、
    前記作業内容作成機能は、外部から前記機器の現在の運転モードおよび動作内容を取得して前記運転モードの変更または、運転実行・停止の切り替えの変更が必要であるか否かを判断して作業内容を作成する
    ことを特徴とする保守点検支援プログラム。
  13. 請求項11または12に記載の保守点検支援プログラムにおいて、
    外部から機器運転情報を取得して前記携帯端末に送信する機器運転情報取得機能と、
    予め入力された前記保守点検作業エリア内の設備に関する設備情報を記憶する設備情報記憶機能と、
    前記設備情報記憶機能に記憶された設備情報を前記携帯端末に送信する設備情報取得機能と、
    前記作業内容作成機能から前記携帯端末に送信された前記作業内容に対して作業者により前記携帯端末に入力される作業内容確認入力と、前記機器運転情報取得機能から前記携帯端末に送信された前記機器運転情報に対して作業者により前記携帯端末に入力される機器運転情報確認入力と、前記設備情報取得機能から前記携帯端末に送信された前記設備情報に対して作業者により前記携帯端末に入力される設備情報確認入力とを取得して前記携帯端末に送信する確認入力取得機能と、
    を有することを特徴とする保守点検支援プログラム。
  14. 請求項11〜13いずれか1項に記載の保守点検支援プログラムにおいて、
    前記携帯端末位置情報生成機能は、少なくとも2つの前記無線LANアクセスポイントで計測された前記携帯端末までの距離および方向のデータを取得して携帯端末位置情報を生成する
    ことを特徴とする保守点検支援プログラム。
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