JP2013225203A - プラント監視システムおよびプラント監視システム用の携帯端末 - Google Patents

プラント監視システムおよびプラント監視システム用の携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】特別な操作を行わずに、携帯端末を監視装置のマンマシンインターフェース装置として接続できるようにすること。
【解決手段】
携帯端末3は、ICタグ32を有する。オペレータが複数の監視装置1のうち所望の監視装置1に携帯端末3を近づけると、その監視装置3のICタグ受信装置13は、ICタグ32を検出し、携帯端末3と接続するための処理が開始される。携帯端末3は、無線送受信部34および無線送受信装置14等を介して、監視装置1に接続される。オペレータは、携帯端末3を介して、監視対象システムの状況を把握したり、操作要求を発行したりできる。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラント監視システムおよびプラント監視システムに用いられる携帯端末に関する。
例えば、上下水道処理場、発電所、石油化学コンビナート、製鉄所などの各種プラントにおいては、プラントの状態を監視して制御するためのプラント監視システムが設けられている。
プラント監視システムは、表示装置と、表示装置に指示等を与えるための入力装置とを備える。オペレータは、タッチパネルまたはキーボードスイッチ等の入力装置を操作することで、所望の監視画面を呼び出したり、監視画面を切り替えたり、設備を操作したり、データを入力したりする(特許文献1)。
なお、保守対象の機器にICタグを設けて、携帯端末はICタグに対応する機器情報を取得するようにした技術は知られている(特許文献2)。
また、作業者の有する携帯端末に作業者を識別するためのICタグを設け、作業者毎の作業内容を表示できるようにした技術も知られている(特許文献3)。
作業者の有する無線タグにより、操作権限を有する作業者であるかを自動的に判定するようにした技術も知られている(特許文献4)。
特開2004−164517号公報 特開2011−237958号公報 特開2008−052480号公報 特開2007−299228号公報
一般的に、プラント監視システムでは、表示装置の手前に制御用の専用スイッチなどを配置する必要があるため、監視卓の上にキーボードおよびマウスのような入力装置を置くための場所を確保するのが難しい。
特許文献1に記載の従来技術では、従来のキーボード等からなる入力装置に代えて、タッチパネルを用いるため、オペレータの個人的特徴に応じた入力環境を実現することができる。しかし、この従来技術では、タッチパネルをシステムに接続するために、指紋または声紋、アイリスなどの生体認証を行う必要があり、接続を開始するための操作に手間がかかり、使い勝手が悪い。この従来技術では、接続時に手間がかかるため、タッチパネルをシステムにいったん接続した後は、そのまま接続し続けて使用することが多く、他のシステムにつなぎ替えるのが面倒である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、接続のための特別な操作をすることなく、携帯端末をマンマシンインターフェース装置として監視装置に無線接続でき、使い勝手を向上できるようにしたプラント監視システムおよびプラント監視システム用の携帯端末を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に係るプラント監視システムは、プラントの状態を監視するための少なくとも一つの監視装置と、監視装置に無線接続される携帯端末と、を備えている。そして、携帯端末を監視装置に対して所定の範囲内に位置させることで、監視装置は携帯端末の存在を検出し、携帯端末の存在を検出した監視装置が携帯端末に、無線通信により所定の第1情報を送信し、所定の第1情報を受信した携帯端末が監視装置に、無線通信により所定の第2情報を送信し、所定の第2情報を受信した監視装置は、携帯端末を、監視装置のマンマシンインターフェース装置として無線接続し、携帯端末に所定の画面を提供する。
携帯端末を監視装置に対して所定の範囲内に位置させるとは、携帯端末と監視装置が非接触で互いの存在を認識可能な範囲に位置させることを意味する。
携帯端末または監視装置は、互いの存在を定期的に監視することができる。
携帯端末は、所定周波数の電波を受信すると予め記憶している所定のコードを送信する無線タグを備えており、監視装置は、所定周波数の電波を定期的に送信し、携帯端末からの所定のコードを受信する受信装置を備えており、携帯端末が監視装置に対して所定の範囲内に位置すると、監視装置からの所定周波数の電波を携帯端末が受信して所定のコードを送信し、監視装置が所定のコードを受信することで携帯端末の存在を検出する、ように構成してもよい。
本発明によれば、接続のための特別な操作を行うことなく、携帯端末を監視装置のマンマシンインターフェース装置として無線接続することができ、プラント監視システムの使い勝手が向上する。
プラント監視システムの全体構成図である。 監視装置と携帯端末の接続方法を示す説明図である。 携帯端末に表示される操作画面と操作キーの例を示す。 監視装置の有する監視装置情報の構成図である。 監視装置の有する接続管理情報の構成図である。 監視装置の有する携帯端末登録情報の構成図である。 監視装置の有する監視装置認証情報の構成図である。 携帯端末の有する携帯端末情報の構成図である。 携帯端末に備え付けられる接続管理情報の構成図である。 携帯端末の有する監視装置登録情報の構成図である。 携帯端末の有する携帯端末認証情報の構成図である。 監視装置が実行する接続監視処理を示すフローチャートである。 携帯端末が実行する接続監視処理を示すフローチャートである。 第2実施例に係り、監視装置と携帯端末の他の接続方法を示す。 第3実施例に係り、異常事態の発生時に、各携帯端末に監視装置との接続を促す処理を示すフローチャートである。 第4実施例に係り、異常事態の発生時に、監視装置が提供する画面構成を携帯端末の位置に応じて制御する様子を示すフローチャートである。 携帯端末の現在位置に応じて、画面構成が異なることを模式的に示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態では、以下に詳述するように、プラント監視システムは、監視対象システム2(プラント)の状態を監視するための少なくとも一つの監視装置1と、監視装置1に無線接続される携帯端末3と、を備えている。携帯端末3を監視装置1に対して所定の範囲内に位置させることで、監視装置1は携帯端末3の存在を検出する。携帯端末3の存在を検出した監視装置1は、携帯端末3に、無線通信により所定の第1情報(接続イベント)を送信する。所定の第1情報を受信した携帯端末3は、監視装置1に、無線通信により所定の第2情報(IDおよびPW等)を送信する。所定の第2情報を受信した監視装置1は、携帯端末3を、監視装置1のマンマシンインターフェース装置として無線接続し、携帯端末3に所定の画面(例えば図3)を提供する。
本実施形態では、所望の監視装置1と携帯端末3とを接続するためのオペレータによる特別な接続操作を無くし、ICタグ32のコードをICタグ受信装置13が読み取ることにより、もしくは、携帯端末3のカメラ部35が監視装置1に設けられた2次元バーコード等を読み取ることにより、オペレータの希望する監視装置1とオペレータの所持する携帯端末3とを自動的に無線接続する。
また、本実施形態では、後述のように、携帯端末3が監視装置1から所定距離以上離れた場合は、無線による接続を解除し、携帯端末3を監視装置1のマンマシンインターフェース装置として使用できないようにする。
さらに、本実施形態では、後述のように、プラント2に異常事態が発生した場合は、予め登録されている1つまたは複数の携帯端末3に向けて、監視装置1に接続することを要求することができる。
さらに、本実施形態では、携帯端末3の位置に応じて、携帯端末3に提供する画面の構成を制御することで、プラント監視システムの信頼性を維持しつつ使い勝手を向上することができる。
但し、実施形態の記載は、本発明の理解及び実施に必要な範囲で本発明の構成を示したものであり、本発明の範囲は、実施形態の構成に限定されない。
図1は、本実施形態におけるシステム構成の例である。プラント監視システムは、例えば、監視装置1と、監視対象システム2と、携帯端末3とを備える。図1では、監視装置1および携帯端末3をそれぞれ1つずつ示すが、実際には、複数ずつの監視装置1および携帯端末3が設けられる。監視装置1は、それぞれ異なる監視対象システム2を監視してもよいし、複数の監視装置1が同一の監視対象システム2を監視してもよい。
詳細はそれぞれ後述するが、監視装置1は、例えば、上下水処理場または発電所等の監視対象システム2の少なくとも一部を監視するための装置である。携帯端末3は、監視装置1に無線により接続され、監視装置1のマンマシンインターフェース装置として使用される装置であり、オペレータにより所持される。
監視対象システム2は、例えば、プラント機器20と、プラント機器20とコントローラ22との間で情報を伝達するためのプロセスI/O装置21と、コントローラ22とを備える。プラント機器20としては、例えば、バルブ、温度センサ、圧力センサ、流量センサ、電圧センサ、電流センサ、モータ、ヒータ、ポンプなどを挙げることができる。コントローラ22はプラント機器20を制御し、その制御による状態変化などは通信ネットワークCN2を介して、監視装置1に送信される。
監視装置1は、監視装置本体10と、監視装置本体10に接続される表示装置11と、監視装置本体10に接続される入力装置12と、監視装置本体10に設けられるICタグ受信装置13と、監視装置本体10と通信ネットワークCN1を介して接続される無線送受信装置14とを備える。
監視装置本体10は、例えばマイクロプロセッサ、メモリ、補助記憶装置、入出力インターフェース回路、通信インターフェース回路などを有するコンピュータ装置として構成することができる。
監視装置本体10は、メモリなどに記憶された所定のコンピュータプログラムをマイクロプロセッサが実行することで、後述する各機能P10,P11,P12,P13をそれぞれ実現する。
表示装置11は、オペレータにより主に使用される主表示手段である。表示装置11の表示領域11aには、監視画面11bが表示される。監視画面11bには、例えば、監視対象システム2についての構成図、系統図、所定の制御機器を操作するための操作キーなどが表示される。携帯端末3の表示装置31には、表示装置11に表示される監視画面11bと同一内容の画面を表示させることができる。
入力装置12は、例えば、表示装置11の監視画面11bへ文字または数字を入力するためのキーボード12aと、監視画面11bでの選択位置情報を伝えるためのマウス12bと、表示装置11を指で直接触れることで監視画面11bの選択位置情報を伝えるタッチパネル12cを備える。キーボード12aおよびマウス12bは、監視装置1にUSBまたはPS2等の接続インターフェースで接続される。
監視装置本体10は、画面表示処理部P10と、操作入力処理部P11と、情報送受信処理部P12と、接続監視処理部P13とを備える。図中では、紙面の都合上、名称を簡略化して表示している。
画面表示処理部P10は、表示装置11での表示を制御する機能である。操作入力処理部P11は、入力装置12からの操作を受付けて、入力処理を行う機能である。情報送受信処理部P12は、携帯端末3に表示させるための画面情報を送信すると共に、携帯端末3から入力される操作情報を受信する機能である。接続監視処理16は、監視装置1と携帯端末3の接続を監視するために、監視装置情報T11を情報送受信処理部P12より携帯端末3へ送信する機能である。
監視装置本体10は、監視情報T10と、監視装置情報T11と、接続管理情報T12と、携帯端末登録情報T13と、監視装置認証情報T14とを備える。
監視情報T10は、監視装置1とプラント機器20とプロセスI/O装置21とコントローラ22とネットワークCN2のそれぞれについて、その状態が変化したときに、その状態変化を記憶する。
図4に示すように、監視装置情報T11は、監視装置1の装置番号C110と、監視装置1の設置位置をあらわす緯度C111および経度C112と、監視装置1と携帯端末3の有効接続範囲を示す接続範囲C113とを、管理する。監視装置情報T11は、監視システムを構築する際に作成され、監視装置本体10に記憶される。
図5に示すように、接続管理情報T12は、監視装置1の接続状態C120と、監視装置1に接続される携帯端末3の装置番号C121と、携帯端末3に設定されるID C122およびパスワードC123と、携帯端末3のICタグ32に設定されるICタグコードC124を管理する。接続管理情報T12には、監視装置1と携帯端末3とが接続されるときに、携帯端末3から受信した携帯端末情報T30の内容が登録される。携帯端末3と監視装置1との接続が解除されると、接続管理情報T12の内容は消去される。
図6に示すように、携帯端末登録情報T13は、携帯端末3の装置番号C134毎に、ID C130と、パスワードC131と、ICタグコードC132と、IPアドレスC133とを管理する。携帯端末登録情報T13は、監視システムを構築する際に作成されて、監視装置本体10に記憶される。つまり、プラント監視システムで使用される可能性のある全ての携帯端末3について、事前に情報が監視装置1に登録される。
図7に示すように、監視装置認証情報T14は、監視装置1を識別するための2次元バーコードC140および色コードC141を管理する。監視装置認証情報T14は、後述する実施例で使用される。後述の実施例では、各監視装置本体10の所定の場所(例えば前面側など)に、2次元バーコードを貼付したり、所定の色彩のシールなどを貼付したりする。2次元バーコードを読み取って得られる値C140と、シールの色彩C141とは、監視装置1に対応づけられる。監視装置認証情報T14は、監視システムの構築時に作成されて、監視装置本体10に記憶される。
プラント機器20およびコントローラ22の、状態および異常警報に関する情報は、通信ネットワークCN2を経由して監視装置1に送信される。監視装置1に受信された情報は、監視情報T10として、監視装置1内の補助記憶装置などに記憶される。そして、監視情報T10は、画面表示処理20により監視画面11bに反映されて、表示装置11に表示される。
オペレータが、表示装置11の監視画面11bに対して、キーボード12a、マウス12bおよびタッチパネル12cを用いて操作要求を入力すると、その操作要求は操作入力処理部P11が受け付けて、コントローラ22に送信する。コントローラ22は、監視装置1から受信した操作要求に従って、プラント機器20を制御する。
携帯端末3は、例えば、マイクロプロセッサ、メモリ、補助記憶装置、通信装置、インターフェース回路などを備えるコンピュータ端末である。携帯端末3は、情報を表示する機能、監視装置1を検出する機能、監視装置1に接続する機能、監視装置1に情報または操作要求などを入力する機能、管理情報を記憶する機能などを有する。
携帯端末3は、オペレータ毎にそれぞれ用意されてもよいし、複数の携帯端末3を複数のオペレータが共同で使用してもよい。オペレータ毎に専用の携帯端末3を用意する場合は、そのオペレータを識別するための情報(ID、パスワードなど)を変更したり、使用のたびに毎回登録したりする必要がなく、利便性が高い。複数の携帯端末3を共同使用する場合は、オペレータを識別するための情報を毎回登録する手間がかかるが、1つまたは複数の携帯端末3が故障した場合でも、他の携帯端末3を用いて、監視作業に使用することができる。
携帯端末3は、監視装置1に無線接続されて使用される。携帯端末3は、監視装置本体10の近くに置かれて使用される場合もあるし、オペレータに所持されて監視装置本体10から離れた場所から使用される場合もある。携帯端末3は、副表示手段および副操作手段として使用することができる。なお、後述のように、携帯端末3と監視装置1とが所定距離以上離れると、携帯端末3と監視装置1との接続が解除される。
つまり、携帯端末3は、監視装置本体10に常時接続されている主表示手段としての表示装置11および主操作手段としての入力装置12を必要に応じて補うものである。
図1に示すように、携帯端末3は、例えば、表示装置31、ICタグ32、認証検知部33、無線送受信部34、カメラ部35と、GPS(Global Positioning System)36を備える。
表示装置31は、操作に関連する操作画面31bと操作キー31cとを表示し、操作画面31bおよび操作キー31cを操作するためのタッチパネルとなる表示領域31aを有する。なお、携帯端末3にマイクロフォンおよび音声認識装置などを設け、オペレータの音声による指示に応じて、操作できる構成としてもよい。
認証検知部33は、本人確認を行うための装置または機能である。ICタグ32は、例えば、13.56MHz帯の所定の電波を発信するための装置である。ICタグ32は、例えば、監視装置1のICタグ受信装置13から電波を受信すると、メモリに予め記憶されているICタグコードを読み出して、このICタグコードを所定の電波に乗せて、送信する。ICタグ32は、ICタグ受信装置13から受信した電波を利用して電力を得る構成でもよいし、ICタグ32内に電池を備える構成でもよい。
無線送受信部34は、所定周波数の電波を用いて、監視装置1側の無線送受信装置14と通信するための装置である。所定周波数の電波としては、例えば、IEEE802.15.1、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11gなどの規格による電波を挙げることができる。
携帯端末3のマイクロプロセッサが、所定のコンピュータプログラムを実行することで、画面表示処理部P30と、操作入力処理部P31と、情報送受信処理部P32と、接続監視処理部P33とを実現する。
画面表示処理部P30は、表示装置31での表示を制御する機能である。操作入力処理部P31は、操作キー31cを用いた操作要求(操作入力)を処理する機能であり、表示装置31に入力された操作要求は、無線通信により監視装置1に送信させる。
情報送受信処理部P32は、監視装置1の情報送受信処理部P12との間で、監視画面および操作キーを表示するための情報、操作に関する情報、接続に関する情報を、無線通信で送受信する機能である。接続監視処理部P33は、監視装置1と携帯端末3との接続状態を監視するための機能であり、携帯端末3が監視装置1に接続される場合は、携帯端末情報T30を監視装置1に送信する。
携帯端末3は、携帯端末情報T30と、接続管理情報T31と、監視装置登録情報T32と、携帯端末認証情報T33とを備える。
図8に示すように、携帯端末情報T30は、携帯端末3の装置番号C300と、ID C301と、パスワードC302を管理する。携帯端末情報T30は、監視システムの構築時に作成されて、携帯端末3に記憶される。
図9に示すように、接続管理情報T31は、携帯端末3の接続状態C310と、接続先の監視装置1を識別する装置番号C311と、監視装置1の位置を特定する緯度C312および経度C313と、接続範囲C314と、接続先の監視装置1に対応する2次元バーコードC315および色コードC316を管理する。携帯端末3と監視装置1とが接続されるときに、監視装置1から取得する監視装置情報T11の内容が接続管理情報T31に登録される。携帯端末3と監視装置1との接続が解除された場合、接続管理情報T31に登録された内容(監視装置情報T11からコピーされた値)は消去される。
図10に示すように、監視装置登録情報T32は、監視装置1の装置番号C323ごとに、2次元バーコードC320と、色コードC321と、IPアドレスC322とを管理する。監視システムを構築する際に、監視装置登録情報T32が作成されて、携帯端末3に記憶される。
図11に示すように、携帯端末認証情報T33は、携帯端末3を識別するためのICタグコードC330を記憶する。監視システムの構築時に、携帯端末認証情報T33が作成されて、携帯端末3に記憶される。
監視装置1と携帯端末3の画面表示および操作について説明する。監視装置1の監視画面11bにおいて、操作画面および操作キーの表示が必要な場合、つまり操作対象となりうるものが監視画面11bに表示されている場合は、操作対象の情報が携帯端末3に送信される。
操作対象の情報は、情報送受信処理部P12から通信ネットワークCN1を介して無線送受信装置14に転送され、無線送受信装置14から携帯端末3の無線送受信部34に向けて送信される。無線送受信部34により受信された操作対象の情報は、情報送受信処理部P32から画面表示処理部P30に引き渡される。画面表示処理部P30は、操作画面31bと操作キー31cを描画し、表示装置31の表示領域31aに表示する。
オペレータは、監視装置1の表示装置11を見て、監視装置1の入力装置12から操作してもよいし、または、携帯端末3の表示装置31を見て、表示装置31のタッチパネル機能を用いて操作してもよい。さらには、オペレータは、監視装置1の表示装置11を見て、携帯端末3の表示装置31から操作してもよいし、または、携帯端末3の表示装置31を見て、監視装置1の入力装置12から操作してもよい。
オペレータは、直接操作領域でもある表示領域31aを指でなぞることで、プラント機器20を制御するコントローラ22に向けて操作要求を与えることができる。具体的には、オペレータは、操作キー31cなどを指で操作する。
表示装置31に入力された操作要求は、操作入力処理部30により受け付けられ、情報送受信処理部P32から無線送受信部34に転送される。無線送受信部34から送信された操作要求は、無線送受信装置14に受信される。無線送受信装置14で受信された操作要求は、通信ネットワークCN1を経由して情報送受信処理部P12へ送信され、コントローラ22に送られる。
複数設置されている監視装置1と複数用意されている携帯端末3とを接続する方法について、図12および図13を参照して説明する。図12は、監視装置1で実行される接続監視処理を示す。図13は、携帯端末3で実行される接続監視処理を示す。
監視装置1が複数設置されている場合、或る一つの携帯端末3を所望の監視装置1に接続するためには、接続のためのオペレータによる特別な操作が必要になる。しかし、本実施例では、後述のように、ICタグ32のICコードをICタグ受信装置13が受信することで、特定の監視装置1に接続を希望している携帯端末3の存在を検知する。
この検知をトリガとして、接続処理が自動的に開始されるため、オペレータがIDおよびパスワードを手動で入力したり、特定のボタンを操作したりする必要がない。オペレータは、所望の監視装置1のICタグ受信装置13に携帯端末3のICタグ32を近づけるだけで、所望の監視装置1と携帯端末3との接続処理を開始させることができる。
監視装置1の無線送受信装置14は、携帯端末3のICタグ32からの電波を受信すると、監視装置1の接続監視処理部P13は、その電波に含まれているICタグコードC330(図11)を抽出する。
接続監視処理部P13は、接続管理情報T12の接続状態C120を参照し、監視装置1の接続状態を判定する(S10)。接続状態C120の値が「未接続」の場合、接続監視処理部P13は、携帯端末3から受信したICタグコードC330を、接続管理情報T12のICタグコードC124へ格納する(S13)。
接続監視処理部P13は、接続管理情報T12のICタグコードC124に格納されたICタグコードC330が、携帯端末登録情報T13のいずれかのICタグコードC132に登録された値と一致することを確認する(S14)。
携帯端末3から受信したICタグコードC330が、監視装置1に登録されている複数の携帯端末3のうちいずれかのICタグコードC132に一致する場合、接続監視処理部P13は、ICタグコードC330を受信した携帯端末3に接続可能であると判定し(S14)、接続管理情報T12の監視装置1の接続状態C120の値を「未接続」から「接続待ち」に変更する(S15)。
接続監視処理部P13は、接続管理情報T12のICタグコードC124に一致するICタグコードC132に基づいて、携帯端末登録情報T13の携帯端末3のIPアドレスC133を取得する。
接続監視処理部P13は、接続イベントを発行する(S16)。接続イベントとは、携帯端末3からIDおよびパスワード等の所定の情報を送信させるための情報である。接続イベントと一緒に、または接続イベントの中に含められて、監視装置1の情報を示す監視装置情報T11(図4)も監視装置1から携帯端末3に送信される。
接続イベントは、情報送受信処理部P12から通信ネットワークCN1を介して無線送受信装置14に送られ、無線送受信装置14から送信される。接続イベントは、無線送受信部34で受信されて、携帯端末3の接続監視処理部P33に送られる。
そこで、図13を参照して、携帯端末3の接続監視処理部P33の動作を説明する。接続監視処理部P33は、接続管理情報T31を参照して、携帯端末3の接続状態C310の値を判定する(S20)。
携帯端末3の接続状態C310が「未接続」に設定されている場合、接続監視処理部P33は、受信した接続イベントおよび監視装置情報T11を、接続管理情報T31へ格納する(S21)。
接続監視処理部P33は、接続管理情報T31の装置番号C311の値と一致する、監視装置登録情報T32の装置番号C323を検出し、その装置番号C323に対応づけられているIPアドレスC322を取得する。
接続監視処理部P33は、取得したIPアドレスを有する監視装置1と、情報送受信処理部P32と無線送受信部34と無線送受信装置14および通信ネットワークCN1とを経由して、接続する(S22)。
監視装置1と接続するに際して、接続監視処理部P33は、接続管理情報T31の接続状態C310を「未接続」から「接続中」に変更し(S23)、携帯端末情報T30(図8)を情報送受信処理部P32より無線送受信部34および無線送受信装置14などを介して、監視装置1へ送信する。
図12に戻って、監視装置1の接続監視処理部P13の動作を説明する。接続監視処理部P13は、接続管理情報T12の接続状態C120を確認する(S10)。接続状態C120は、前記ステップS15で「接続待ち」に設定されている。そこで、接続監視処理部P13は、携帯端末3から受信した携帯端末情報T30を接続管理情報T12へ格納し(S11)、さらに、接続管理情報T12で管理されている監視装置1の接続状態C120を「接続待ち」から「接続中」に変更する(S12)。
以上が携帯端末3を複数の監視装置1のうちのいずれか所望の監視装置1に接続する場合の処理である。上述の通り、オペレータは、ICタグ32とICタグ受信装置13とが通信できるように、携帯端末3を監視装置1に近づけるだけで、その監視装置1に接続でき、その監視装置1で利用可能なマンマシンインターフェース装置を拡張できる。オペレータは、携帯端末3を監視装置1に近づける以外の特別な操作を行う必要はない。
続いて、携帯端末3と監視装置1との接続を自動的に解除する方法を、図13のフローチャートを参照して説明する。以下に述べるように、接続を解除する場合も、切り離しのための特別な操作は必要ない。
携帯端末3と監視装置1とが接続されるときに、監視装置情報T11の緯度C111および緯度C112は、携帯端末3の接続管理情報T31の緯度C312および経度C313に格納されている。
携帯端末3の接続監視処理部P33は、接続管理情報T31の接続状態C310が「接続中」に設定されている場合、携帯端末3のGPS装置36から位置情報を取得し(S28)、携帯端末3の現在位置が所定範囲内にあるか判定する(S29)。
所定範囲とは、接続先の監視装置1の設置位置から、接続管理情報T31の接続範囲C314に格納されている距離の範囲である。携帯端末3が接続先の監視装置1を中心とする所定範囲内から外れた場合(S29:NO)、接続監視処理部P33は、接続管理情報T31から接続先の監視装置1に関する監視装置情報T11の内容を消去し(S30)、さらに、接続状態C310を「接続中」から「未接続」に変更する(S31)。これにより、携帯端末3と監視装置1との接続は解除される。
このように例えば、オペレータが携帯端末3を所持したままで、監視室からプラント機器20の設置されている現場に向かった場合、接続先の監視装置1との接続が自動的に解除される。オペレータは、監視室に再び入室した場合、最初に接続していた監視装置1に再接続してもよいし、最初の監視装置1とは異なる監視装置1に接続してもよい。
ただし、1つの監視装置1には、1つの携帯端末3のみ接続可能である。監視装置1の接続管理処理P13は、接続管理情報T12の装置番号C121に携帯端末3の装置番号が設定されている場合、その携帯端末3とのみ通信を許可する。装置番号C121に装置番号が設定されていない他の携帯端末3は、その監視装置1に接続できない。この場合、他の携帯端末3は、未だ携帯端末3の接続されていない他の監視装置1に接続することができる。
1つの監視装置1には1つの携帯端末3のみ接続可能であるため、複数の携帯端末3から同時に操作要求が入力されるのを未然に防止することができ、誤操作の発生を抑制し、監視システムの信頼性を維持することができる。
さらに、1つの携帯端末3が複数の監視装置1に接続することを防止するために、携帯端末3の接続監視処理部P33は、接続管理情報T31に監視装置情報T11の内容が登録されている場合、他の監視装置1から発行された接続イベントを受け付けない。これにより、誤操作の発生を防止して監視システムの信頼性を維持できる。
監視装置1にログインしてプラント機器20などを制御するためには、本人認証が必要となる。本実施例では、監視装置1の操作権限を得るための作業者のID C130およびパスワードC131が、携帯端末3の装置番号C134ごとに、携帯端末登録情報T13に登録されている(図6)。
一方、携帯端末3の携帯端末情報T30には、携帯端末3を使用している作業者のID C301およびパスワードC302が登録されている(図8)。携帯端末3は、監視装置1と接続する際に、監視装置1に携帯端末情報T30を送信する。監視装置1の接続監視処理部P13は、携帯端末登録情報T13に登録されているID C130およびパスワードC131と接続管理情報T12のID C122およびパスワードC123とを照合することで認証する。認証が成功すれば操作権限が与えられる。認証に失敗したら、エラーメッセージなどが携帯端末3に送信されて表示される。
このように構成される本実施例によれば、オペレータは、携帯端末3のICタグ32と監視装置1のICタグ受信装置13とが通信できるように、携帯端末3を所望の監視装置1に近づけるだけで、携帯端末3と所望の監視装置1を自動的に接続できる。従って、オペレータは、接続のために特別な作業または操作を行う必要がなく、監視システムの使い勝手を向上できる。
また、本実施例では、携帯端末3を監視装置1のマンマシンインターフェース装置として接続する。このため、監視装置1とオペレータとが情報を交換する手段として、表示装置11および入力装置12だけでなく、携帯端末3も使用できる。従って、監視作業の作業環境が拡張され、作業効率が高まる。
本実施例では、1つの携帯端末3は1つの監視装置1にのみ接続でき、1つの監視装置1には1つの携帯端末3のみ接続できるようにした。従って、誤った操作が入力されるのを防止でき、監視システムの信頼性を維持することができる。
図14を参照して第2実施例を説明する。なお、以下に述べる各実施例は、第1実施例の変形例に相当するため、第1実施例との相違点を中心に説明する。
本実施例では、監視装置1を検出して識別するための手段として、2次元バーコードおよび/または色コード15(以下、バーコード等15と呼ぶ場合がある)を用いる。各監視装置1の監視装置本体10には、バーコード等15が予め設けられている。2次元バーコードまたは色コードのいずれか一方のみで監視装置1を識別する構成でもよい。
本実施例では、カメラ部35は、常時、周囲を撮影できる状態になっている。オペレータは、所望の監視装置1にカメラ部35を向けるだけでよい。
バーコード等15を用いる場合の接続処理の方法を説明する。携帯端末3の接続監視処理部P33は、常時撮影ができる状態となっている携帯端末3のカメラ部35を介して、所望の監視装置1に設けられているバーコード等15の画像を撮影し、その撮影した画像を処理して、監視装置認証情報T14の2次元バーコードC140および色コードC141に変換する。
接続監視処理部P33は、接続管理情報T31の接続状態C310が「未接続」であり、かつ、接続イベントを未だ受信していない場合(S24:No)、撮影画像から取得した2次元バーコードC140および色コードC141を、接続管理情報T31の2次元バーコードC315および色コードC316に格納する(S25)。
接続監視処理部P33は、接続管理情報T31の2次元バーコードC315および色コードC316と、監視装置登録情報T32の2次元バーコードC320および色コードC321とを照合することで、接続できることを確認する(S26)。
接続可能であると判定した場合(S26:可)、接続監視処理部P33は、接続先となる監視装置1のIPアドレスC322を取得し、情報送受信処理部P32から無線送受信部34等を介して、監視装置1へ携帯端末情報T30を送信する(S27)。接続できない場合(S26:不可)、処理を終了する。
図12に示すように、監視装置1の接続監視処理部P13は、受信した携帯端末情報T30を接続管理情報T12へ格納する(S13)。接続監視処理部P13は、接続の可否を判定し(S14)、接続管理情報T12の装置番号C121と携帯端末登録情報T13の装置番号C134とに基づいて、携帯端末3のIPアドレスC133を取得する。
接続監視処理部P13は、接続状態C120を「未接続」から「接続待ち」に変更した後(S15)、情報送受信処理部P12から無線送受信装置14等を介して、携帯端末3に接続イベントおよび監視装置情報T11を送信する(S16)。
図13に示すように、携帯端末3の接続監視処理部P33は、受信した監視装置情報T11を接続管理情報T31へ格納する(S21)。接続監視処理部P33は、情報送受信処理部P32、無線送受信部34、無線送受信装置14、および通信ネットワークCN1を経由して、監視装置1と接続する。
このとき、携帯端末3の接続監視処理部P33は、接続管理情報T31の接続状態C310を「接続待ち」から「接続中」に変更し(S23)、携帯端末3の携帯端末情報T30を監視装置1へ送信する。
監視装置1の接続監視処理部P13は、受信した携帯端末情報T30を接続管理情報T12へ格納し(S11)、接続管理情報T12の接続状態C120を「接続待ち」から「接続中」に変更する(S12)。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様に、携帯端末3を監視装置1に対して所定の範囲内に位置させるだけで、携帯端末3と監視装置1との接続処理を開始させることができ、携帯端末3を監視装置1のマンマシンインターフェース装置として接続することができる。
さらに、本実施例では、ICタグ32に代えて、2次元バーコードおよび/または色コード15を用いるため、第1実施例よりも構成を簡素化でき、監視システムのコストを低減することができる。
図15を参照して、第3実施例を説明する。本実施例では、監視対象システム2に異常が生じた場合の対応方法を説明する。本実施例では、理解の容易のために、図12および図13に示すフローチャートと異なる形式で、接続監視処理を示す。
監視対象システム2で異常が発生すると、その異常を知らせるための警報(信号または情報)がコントローラ22を介して監視装置1に入力される。監視装置1は、その警報に基づいて、監視対象システム2に異常が生じたか判定する(S40)。
異常が発生したと判定した場合であって、かつ、その異常を検知した監視装置1に1台も携帯端末3が接続されていないと判定した場合(S40:YES)、監視装置1は、携帯端末登録情報T13に事前に登録されている各携帯端末3に向けて、接続を要請するためのイベントおよび監視装置1の監視装置情報T11を送信する(S41)。
接続イベントを受信した携帯端末3の接続監視処理部P33は、監視装置情報T11を接続管理情報T31へ格納する(S42)。さらに、接続監視処理部P33は、携帯端末3の接続状態C310を「未接続」から「緊急受付」に変更し、画面表示処理部P30の表示領域31aに、異常状態が発生した旨のメッセージと接続ボタン31dを表示する(S43)。
オペレータが接続ボタン31dを押すと(S44:Yes)、操作入力処理部32は、接続ボタン31dが操作されたことを検知して、接続監視処理部P33に知らせる。接続監視処理部P33は、接続管理情報T31の接続状態C310を「未接続」から「接続処理中」に変更し、接続管理情報T31に基づいて接続すべき監視装置1を特定し、その監視装置1に向けて携帯端末情報T30を送信する(S45)。
監視装置1の接続監視処理部P13は、受信した携帯端末情報T30を接続管理情報T12へ格納して認証し(S46)、返信のあった携帯端末3に向けて接続イベントおよび監視装置情報T11を送信する。携帯端末3の接続監視処理部P33は、受信した接続イベントおよび監視装置情報T11を接続管理情報T31へ格納し、携帯端末3の接続状態C310を「接続中」に変更し、監視装置1と接続する。
これにより、監視装置1は、携帯端末3に向けて、監視対象システム2の状況を確認したり、操作したりするための画面を送信する(S47)。携帯端末3の表示装置31は、監視装置1から受信した画面を表示する(S48)。
オペレータは、携帯端末3の表示装置31に表示された画面を指先またはペンなどで操作することで、操作要求を入力したり、状況を確認したりできる(S49)。監視装置1は、携帯端末3から入力された操作要求などに従って、処理を行う(S50)。例えば、監視装置1は、携帯端末3からの操作要求に従って、監視対象システム2のコントローラ22に指示を与える。
監視装置1の接続監視処理部P13は、他の携帯端末3に向けて、接続要請を解除するための要請解除イベントを発行する(S51)。その要請解除イベントを受信した携帯端末3の接続監視処理部P33は、表示領域31aから接続ボタン31dを消去する。
このように構成される本実施例は、第1実施例および第2実施例の両方と結合させることができ、第1実施例または第2実施例と同様の作用効果を奏する。
さらに、本実施例では、監視対象システム2に異常が発生した場合に、その異常を検知した監視装置1は、予め登録されている複数の携帯端末3に向けて、監視装置1との接続を要請する。このため、本実施例では、監視室にオペレータが不在の場合でも、速やかに監視対象システム2を監視して必要な操作要求を与えることができ、監視システムの信頼性を高めることができる。
また、本実施例では、各携帯端末3のうちいずれか1つの携帯端末3が監視装置1に接続した場合は、他の携帯端末3に対する接続要請を解除し、接続ボタン31dを表示装置31の表示領域31aから消去する。従って、他のオペレータは、誰かが既に監視装置1を操作していることを知ることができ、使い勝手が向上するとともに、複数の携帯端末3が1つの監視装置1に同時に接続されるのをさらに防止できる。
図16,図17を参照して第4実施例を説明する。本実施例では、異常事態が発生した場合に、各携帯端末3の位置に応じて、監視装置1が各携帯端末3に提供する画面構成を制御する。
図16は、本実施例による接続監視処理のフローチャートである。図16の処理中、S60〜S66、S68〜S70は、図15で述べたS40〜S46、S48〜S50と同様であるため、説明を省略する。
本実施例の監視装置1は、携帯端末3の属するエリアを識別する識別子と、そのエリアに存在する携帯端末3に提供すべき画面構成を定義した情報とを対応づけて管理するための画面構成管理テーブルT34を備える。監視装置1は、画面構成管理テーブルT34と携帯端末3から取得した位置情報とに基づいて、携帯端末3の位置に応じた画面を提供する(S67)。
図17を参照して説明する。監視装置1を中心として、複数のエリア1,2,3が設定されている。上位エリア1は、例えば、監視対象システム2の存在する場所として設定されている。例えば、監視対象のプラントの存在する工場内が上位エリア1となる。中位エリア2は、監視対象システム2の存在する場所以外の場所として設定される。例えば、監視対象システム2の近傍の都市などである。下位エリア3は、監視対象システム2の存在する場所以外の場所のうち、特にセキュリティの点で劣る場所として設定される。例えば、外国、競合他社の存在する建物の場所などが下位エリア3として設定される。
上位エリア1に位置する携帯端末3には、異常状況の確認と、操作要求を発行することのできる画面が監視装置1から提供される。上位エリア1に存在する携帯端末3には、第1実施例で述べた携帯端末3に許可された全ての操作権限を与えることができる。
監視装置1からやや離れた中位エリア2に位置する携帯端末3には、例えば、異常状況の確認と、現在監視装置1にログインして操作しているオペレータのニックネームと、異常事態から回復したかを示す情報とを含む画面が、監視装置1から提供される。つまり、中位エリア2に位置する携帯端末3には、操作要求を発行するための構成(操作画面31b、操作キー31c)が含まれていない。中位エリア2に位置する携帯端末3は、操作権限が制限される。なお、既にログイン済みのオペレータについて、その本名またはIDを表示するのではセキュリティ性が低下する可能性があるため、事前に登録されたニックネームを表示する。
監視装置1から離れた下位エリア3は、機密保持の難しいエリアであると考えられているため、そこに位置する携帯端末3には、異常事態が発生したことのみ表示する。異常事態の具体的状況は、表示されない。また、異常事態に対処するための操作要求を発行する構成も表示されない。
このように構成される本実施例も、第1実施例および第2実施例の両方に結合させることができ、第1実施例または第2実施例と同様の作用効果を奏する。
さらに、本実施例では、異常事態の発生時に、上位エリア1に存在する携帯端末3のうちいずれか1台の携帯端末3のみを、操作要求の発行可能な端末として監視装置1に接続する。上位エリア1以外の他のエリア2,3に位置する携帯端末3は、操作要求を発行することのできない端末として、限定的に監視装置1に接続する。従って、操作可能な携帯端末3の数を1つに制限しつつ、他の携帯端末3を遠隔から監視のみするための監視専用端末として利用でき、使い勝手が向上する。
さらに、予め登録される下位エリア3に位置する携帯端末3には、異常事態の発生のみを通知し、異常事態の状況すら表示させない。従って、監視対象システム2に関する機密が漏洩するのを未然に抑制することができ、監視システムの信頼性が高まる。
操作要求の発行権限を有さない携帯端末3には、監視装置1から直接情報を提供するのではなく、監視装置1とは別に設けられる参照専用のサーバから情報を提供する構成としてもよい。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
1:監視装置、2:監視対象システム、3:携帯端末

Claims (14)

  1. プラント監視システムであって、
    プラントの状態を監視するための少なくとも一つの監視装置と、
    前記監視装置に無線接続される携帯端末と、
    を備え、
    前記携帯端末を前記監視装置に対して所定の範囲内に位置させることで、前記監視装置は前記携帯端末の存在を検出し、
    前記携帯端末の存在を検出した前記監視装置が前記携帯端末に、無線通信により所定の第1情報を送信し、
    前記所定の第1情報を受信した前記携帯端末が前記監視装置に、無線通信により所定の第2情報を送信し、
    前記所定の第2情報を受信した前記監視装置は、前記携帯端末を、前記監視装置のマンマシンインターフェース装置として無線接続し、前記携帯端末に所定の画面を提供する、
    プラント監視システム。
  2. 前記携帯端末を前記監視装置に対して所定の範囲内に位置させるとは、前記携帯端末と前記監視装置が非接触で互いの存在を認識可能な範囲に位置させることを意味する、
    請求項1に記載のプラント監視システム。
  3. 前記携帯端末または前記監視装置は、互いの存在を定期的に監視する、
    請求項2に記載のプラント監視システム。
  4. 前記携帯端末は、所定周波数の電波を受信すると予め記憶している所定のコードを送信する無線タグを備えており、
    前記監視装置は、前記所定周波数の電波を定期的に送信し、前記携帯端末からの前記所定のコードを受信する受信装置を備えており、
    前記携帯端末が前記監視装置に対して前記所定の範囲内に位置すると、前記監視装置からの前記所定周波数の電波を前記携帯端末が受信して前記所定のコードを送信し、前記監視装置が前記所定のコードを受信することで前記携帯端末の存在を検出する、
    請求項3に記載のプラント監視システム。
  5. 前記所定の第1情報は、前記携帯端末が前記所定の第2情報を前記監視装置に送信することを要求するための情報である、
    請求項4に記載のプラント監視システム。
  6. 前記所定の第2情報は、前記携帯端末が事前に登録された携帯端末であることを示す認証情報である、
    請求項5に記載のプラント監視システム。
  7. 前記携帯端末は複数存在し、
    前記複数の携帯端末のうちいずれか1つの携帯端末と前記監視装置とが前記無線通信を介して接続されている場合は、前記複数の携帯端末のうち他の携帯端末と前記監視装置との接続が禁止される、
    請求項6に記載のプラント監視システム。
  8. 前記監視装置に前記無線通信を介して接続されている前記携帯端末が、予め設定される所定距離以上離れた場合、前記携帯端末と前記監視装置との接続が解除される、
    請求項7に記載のプラント監視システム。
  9. 前記監視装置は、予め設定される所定の異常事態が発生したと判定した場合に、予め登録されている所定の携帯端末に向けて、前記監視装置への接続を促す画面を送信する、
    請求項1〜7のいずれかに記載のプラント監視システム。
  10. 前記携帯端末および前記監視装置はそれぞれ複数ずつ設けられており、
    前記複数の監視装置のそれぞれは、前記複数の携帯端末のうちいずれか1つの携帯端末とのみ無線接続することができる、
    請求項1〜7のいずれかに記載のプラント監視システム。
  11. 前記監視装置への接続を促す画面には、前記監視装置と接続処理を開始するための接続ボタンが含まれており、前記接続ボタンが操作されると、前記携帯端末は前記監視装置に前記無線通信により前記所定の第2情報を送信する、
    請求項9に記載のプラント監視システム。
  12. 前記携帯端末から前記監視装置に送信される前記所定の第2情報には、前記携帯端末の位置情報が含まれており、
    前記監視装置は、予め設定される複数エリア毎にそれぞれ異なる構成の前記所定の画面を予め記憶しており、前記複数エリアのうち前記携帯端末の位置情報の属するエリアに対応づけられた所定の画面を前記携帯端末に送信する、
    請求項11に記載のプラント監視システム。
  13. 前記携帯端末は、
    定期的に周囲を撮影するためのカメラ部を備えており、
    前記カメラ部により撮影された画像に予め登録された所定の識別情報が含まれているか判定し、
    前記画像に前記所定の識別情報が含まれている場合は、前記監視装置に前記所定の第1情報を送信するように指示し、
    前記監視装置から前記所定の第1情報を受信すると、前記監視装置に無線通信により前記所定の第2情報を送信する、
    請求項1に記載のプラント監視システム。
  14. プラント監視システムの監視装置に無線接続される携帯端末であって、
    前記携帯端末を前記監視装置に対して所定の範囲内に位置させることで、前記監視装置に前記携帯端末の存在を検出せしめて、前記監視装置から前記携帯端末に無線通信により所定の第1情報を送信させ、
    前記所定の第1情報を受信した場合は、前記監視装置に無線通信により所定の第2情報を送信し、
    前記所定の第2情報を受信した前記監視装置のマンマシンインターフェース装置として、前記監視装置と前記無線通信を介して接続され、前記監視装置から受信した所定の画面を表示する、
    プラント監視システム用の携帯端末。
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