JP2002298272A - 安全点検管理システム - Google Patents
安全点検管理システムInfo
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Abstract
頼性の向上を図る。 【解決手段】 点検端末1が、複数の点検箇所に対し予
め設定された箇所に対する各点検項目を含む点検データ
を受信し、点検者による点検操作と連動して時刻データ
を入力部からの指示を受けて内蔵のタイマより取り込
み、前記点検管理装置2から受信した前記点検データに
基づき前記各点検項目を前記入力部から入力することで
点検結果データを作成し、作成された前記点検結果デー
タを前記点検管理装置2に送信する。そして、点検管理
装置2は、点検作業に対する制限時間を設定し、前記点
検端末1から受信した前記点検結果データを前記制限時
間と前記時刻データに基づき編集して点検報告データと
して作成し、作成された点検報告データを記憶する。
Description
巡回路に従って順次点検を行う安全点検において点検者
毎に点検作業の管理を行う技術に関するものである。
電気機関車、トラック等を含む大型車両や航空機等の安
全点検は、警備員等により点検項目毎に書類等に手作業
で記入しながら行われている。また、近年、点検項目の
チェックリスト等を電子化した携帯端末等を使って安全
点検を行うシステムも提案されている。このシステムで
は、巡回現場で警備員等が、この携帯端末を持ち歩いて
点検項目のチェックリストを見ながら点検を行い、設備
等の点検を終える度に、点検結果を携帯端末に入力す
る。そして、すべての点検が終了したら、携帯端末か
ら、例えば、パーソナルコンピュータ等に接続されて点
検データが転送され、この点検結果が記録として残され
るというものである。
おいては、点検項目のチェックリストが電子化されてい
るものであっても、点検項目である目的の設備の状態や
時間等については、人手を介してコンピュータ等に入力
されるものであるので、点検データの内容が不正確であ
る可能性は払拭しきれず、また、警備員等の点検者によ
る点検データの捏造も簡単であり、指定された時間に正
しく点検作業が行われたか否かを証明することも難しい
という問題がある。
で、安全点検等を行う点検者毎に点検作業の管理を行う
ことで安全点検の作業性の向上かつ信頼性の向上を図る
ことができる安全点検を管理するシステムを提供するこ
とを目的とする。
に、請求項1記載の発明は、複数の点検箇所を巡回路に
従って順次点検を行う際に点検者により使用されるデー
タ入力可能な入力部を有する携帯型の点検端末と、通信
機能及びデータ管理機能を有する点検管理装置とがデー
タ交信可能にされた安全点検管理システムであって、前
記点検端末は、複数の点検箇所に対し予め設定された各
点検項目を含む点検データを前記点検管理装置から受信
する点検データ受信手段と、点検操作と連動して時刻デ
ータを前記入力部からの指示を受けて内蔵のタイマより
取り込む点検時刻入力受付手段と、前記点検管理装置か
ら受信した前記点検データに基づき前記各点検項目を前
記入力部から入力することで点検結果データを作成する
点検結果作成手段と、前記点検結果作成手段により作成
された前記点検結果データを前記点検管理装置に送信す
る点検結果データ送信手段とを備え、前記点検管理装置
は、点検作業に対する制限時間を設定する制限時間設定
手段と、前記点検端末から受信した前記点検結果データ
を前記制限時間と前記時刻データとに基づき編集して点
検報告データとして作成する編集手段と、前記編集手段
により作成された点検報告データを記憶する点検報告デ
ータ記憶手段とを備えたことを特徴とする安全点検管理
システムである。
複数の点検箇所に対し予め設定された各点検項目を含む
点検データが前記点検管理装置から受信され、点検操作
と連動して時刻データが前記入力部からの指示を受けて
内蔵のタイマより取り込まれ、前記点検管理装置から受
信した前記点検データに基づき前記各点検項目を前記入
力部から入力することで点検結果データが作成され、作
成された前記点検結果データが前記点検管理装置に送信
される。そして、前記点検管理装置により、点検作業に
対する制限時間が設定され、前記点検端末から受信した
前記点検結果データが前記制限時間と前記時刻データと
に基づき編集して点検報告データとして作成され、作成
された点検報告データが記憶されるので、点検者による
実際の点検動作と連動して初めて複数の点検箇所に対し
予め設定された各点検項目の入力が可能となり、点検作
業を実際に行ったか否かの確認を容易に行えるとともに
点検結果の信頼性の向上が図れる。
タが、点検開始時刻と点検終了時刻とを含むことを特徴
とする安全点検管理システムである。この構成によれ
ば、点検者が点検作業を行う際に作成する点検結果デー
タに点検開始時刻と点検終了時刻が含まれているので、
点検者が点検作業に要した時間の特定に役立てられる。
手段が、点検開始時刻と、点検者の識別データと,点検
箇所の識別データと、点検終了時刻とを前記入力部から
入力受付することにより点検結果データを作成すること
を特徴とする安全点検管理システムである。この構成に
よれば、点検者は、点検開始時刻と、点検者の識別デー
タと、点検箇所の識別データと、点検終了時刻とを入力
しなければ、作業結果である点検結果データを作成する
ことができないため、点検作業の結果の信頼性が確保さ
れる。
が、前記点検結果データ受信手段により受信した前記点
検結果データに含まれる時刻データに基づき各点検項目
毎に前記制限時間内に点検作業が行われたか否かを判定
する判定手段を備え、前記編集手段は、前記判定手段に
より判定された前記制限時間内に点検作業が行われなか
った点検項目に対し、点検項目毎に点検報告データにそ
の旨の標記を含めることを特徴とする安全点検管理シス
テムである。この構成によれば、前記点検管理装置によ
り、受信した前記点検結果データに含まれる時刻データ
に基づき各点検項目毎に前記制限時間内に点検作業が行
われたか否かが判定され、前記制限時間内に点検作業が
行われなかった点検項目に対し、点検項目毎に点検報告
データにその旨の標記が含められるので、点検者毎に制
限時間内に点検作業が行われなかった点検項目のチェッ
クを容易に行える。
が、前記点検報告データに前記その旨の標記が含まれて
いる場合、未点検データとして扱う旨の点検データを作
成する点検データ作成手段と、前記点検データ作成手段
により作成された該点検データを前記点検端末に送信す
る点検データ送信手段とを備えたことを特徴とする安全
点検管理システムである。この構成によれば、前記点検
管理装置により、前記点検報告データに前記その旨の標
記が含まれている場合、未点検データとして扱う旨の点
検データが作成され、作成された該点検データが前記点
検端末に送信されるので、未点検項目の再点検を効率的
に行うことができるとともに点検者が替わった場合の点
検項目の申し送り事項として役立てられる。
システムについて適宜図面を参照しながら説明する。安
全点検管理システムの対象は、産業プラントの保全管
理、建物設備のメンテナンス等多岐にわたるが、以下の
説明においては、ショッピングセンター等の大型商業施
設での安全点検に適用した例を説明する。
要図である。この図1に示すように、この安全点検シス
テムは、点検端末と、点検管理装置2とから構成されて
おり、点検端末1と、点検管理装置2とがデータ交信可
能にされている。なお、点検端末1と、点検管理装置2
とがLAN等のネットワークを介して相互に交信できる
ように構成してもよい。
端末1は、例えば、デパートやスーパー等の商業施設等
において複数の点検箇所の安全点検作業等を行う際に各
点検者により使用される端末である。この点検端末1
は、各点検項目の入力等を行うことで点検結果データを
作成し、点検管理装置2に点検結果データを送信するも
のである。なお、点検端末1は、ショッピングセンター
等の各階フロアの守衛室や警備室等に配置しておき、点
検者が安全点検を行う際に携帯して使用することが想定
される。
ンディターミナル等で構成されるものであり、識別デー
タ等の読み取りが可能であるとともに、点検データの表
示機能や通信機能を有するものである。ここで、識別デ
ータとは、例えば、識別ID、バーコード、二次元バー
コードやOCR(optical character
reader)等である。
CPU、メモリやハードディスク装置等の記憶手段、モ
ニタ、スピーカ、キーボード等を含む入出力手段および
ネットワーク回線3を介して他の機器と情報通信を行う
モデム等を含む通信手段を備えたパーソナルコンピュー
タ等と、データ入力機能を備えたハンディターミナル等
とで構成してもよい。
能的に、全体制御部101と、通信部102と、記憶部
103と、データ入力部104と、点検結果データ作成
部105と、削除処理部106と、表示部107とを備
えている。図2は、点検端末1の機能ブロック図の一例
である。
制御するプログラムを記憶したROM及び処理途中のデ
ータを一時的に保管するRAM等のメモリで構成され、
点検端末1の全体の動作を制御するものである。
送受が可能な通信手段等で構成され、点検管理装置2と
データ交信可能なものである。通信部102は、全体制
御部101の制御により、複数の点検箇所に対し予め設
定された点検項目を含む点検データを点検管理装置2か
ら受信する機能(点検データ受信手段)とともに、後述す
る点検結果作成部106により作成された点検結果デー
タを点検管理装置2に送信する機能(点検結果データ送
信手段)を備える。なお、通信部102は、上記点検結
果データを電磁波などにより直接伝送する方式と、モデ
ム等によりネットワークを介して点検結果データを伝送
する方式とがあり、システムの環境に応じて適宜選択可
能することが好ましい。
不揮発性メモリやRAM等で構成されており、各点検者
により後述のデータ入力部104を介して入力された各
点検項目の点検結果データを各点検項目毎に一時的に記
憶するものである。また、点検者の安全点検を支援する
ための各点検項目のガイダンスデータ等も各点検項目と
対応付けて記憶する領域を有して構成されている。
り込むことで各点検項目のデータ入力を行うものであ
る。データ入力部104は、各点検者に対し、点検開始
時刻と、点検者の識別データと、複数の点検箇所の識別
データと、点検終了時刻とを取り込むものであるととも
に、さらに点検内容をも取り込み可能に構成されてい
る。データ入力部104は、点検者による点検操作と連
動して内蔵のタイマ(図示せず)が出力する時刻データを
取り込む機能(点検時刻入力受付手段)を備える。
力部104により内蔵のタイマにより出力された時刻デ
ータと連動して取り込まれた各点検項目に基づいて点検
結果データを作成するものである。各点検項目とは、点
検開始時刻と、点検者の識別データと、点検箇所の識別
データと、点検内容と、点検終了時刻とを含むものであ
る。ここで、点検開始時刻とは、各点検者による点検作
業の開始時刻を示すものである。点検者の識別データと
は、例えば、バーコードやID等で構成された点検者を
識別するデータである。点検箇所の識別データとは、例
えば、非常口やトイレ等に貼付されたバーコードやID
等である。点検内容とは、施設内の点検箇所に対し、例
えば、火気、電気、ガス、喫煙の後始末や残留作業者の
確認等である。点検終了時刻とは、各点検者による点検
作業の終了時刻を示すものである。点検結果データ作成
部105は、全体制御部101の制御により、点検デー
タに基づき各点検項目をデータ入力部104から取り込
むことで点検結果データを作成する機能(点検結果作成
手段)を備える。
部105により作成された点検結果データを点検管理装
置2に送信した後に削除処理するものである。表示部1
07は、例えば、液晶ディスプレイ等で構成されてお
り、点検者が点検作業を行う際に各点検項目のガイダン
スデータ等を参照するものである。
検管理装置2は、点検端末に所定の点検項目を含む点検
データを送信するとともに、点検端末1から点検結果デ
ータを受信し、このデータに基づき点検報告データを作
成して記憶するものである。この点検管理装置2は、例
えば、デパートやスーパー等の施設内の警備室等に設置
されるものであり、各点検端末1とデータ交信可能なも
のである。
に、機能的に、全体制御部201と、通信部202と、
点検データ記憶部203と、点検データ管理部204
と、編集処理部205(制限時間設定部205a・判定
部205b)とを備えている。また、点検管理装置2
は、その周辺機器として入力部206と、出力部207
とを備えている。図3は、点検管理装置2の機能ブロッ
ク図を示す一例である。
制御するプログラムを記憶したROM及び処理途中のデ
ータを一時的に保管するRAM等のメモリで構成され、
点検管理装置2の全体の動作を制御するものである。
信を行うものである。通信部202は、点検データ等を
電磁波などにより直接伝送する方式と、モデム等により
ネットワークを介して点検データ等を伝送する方式とが
あり、システムの環境に応じて選択可能に構成されてい
るものである。通信部202は、全体制御部201の制
御により、各点検端末1に各点検項目を含む点検データ
を送信する機能とともに、各点検端末1から点検結果デ
ータを受信する機能を備える。
ク装置等の不揮発性メモリやRAM等で構成されてお
り、予め複数の点検箇所の各点検項目等を記憶するもの
であるとともに、点検端末1から受信した点検結果デー
タに基づき、点検項目毎に点検開始時刻、点検者の識別
データ、点検箇所の識別データ、点検終了時刻や各点検
項目に対する制限時間等を含む点検報告データを記憶す
るものである。また、点検データ記憶部203は、各点
検箇所に対する点検内容をも記憶可能な領域を有して構
成されている。
憶部203に記憶されている点検報告データを管理する
ものであり、点検が行われた日時毎に管理を行うように
構成されているものである。また、点検データ管理部2
04は、点検データ記憶部203に記憶されている複数
の点検箇所に対し予め設定された各点検項目を含む点検
データを管理するものである。
5aと、点検作業時間算出部205bと、判定部205
cとを備え、点検端末1から送信された点検結果データ
を予め設定された各制限時間と各点検項目が入力された
時刻データとに基づき編集して点検報告データとして作
成する(編集手段)とともに、後述する判定部205bに
より判定された点検作業に対する制限時間内に点検作業
が行われなかった点検項目に対し、点検項目毎にその旨
の標記を含めて点検報告データを作成するものである。
また、編集処理部205は、作成した点検報告データに
未点検データとして扱う旨の標記が含まれている場合、
未点検データとして扱う旨の点検データを作成する機能
(点検データ作成手段)を備える。なお、通信部202
は、全体制御部201の制御により、作成された未点検
データとして扱う旨の点検データを点検端末1に送信す
る機能(点検データ送信手段)を備える。
する制限時間を設定するもの(制限時間設定手段)であ
り、例えば、キーボード等の入力部等からオペレータ等
により入力されることで設定するものである。制限時間
とは、点検者が通常点検作業に要する時間であり、点検
項目の数や点検内容等に応じて予め決定されるものであ
る。
た点検結果データに含まれる各点検項目毎の点検開始時
刻と点検終了時刻との差を算出し、各点検項目毎に制限
時間内に点検作業が行われ終了したか否かを判定するも
の(判定手段)である。
1の処理手順を示す。図4は、点検端末1の処理手順の
一例である。
より点検開始時刻を内蔵のタイマと連動してデータ入力
部104から取り込み(ステップS300)、この点検開
始時刻に点検を行う点検データの送信要求を通信部10
1により点検管理装置2に送信する(ステップS30
5)。この要求を受信した点検管理装置2は、点検デー
タ記憶部203からこの点検開始時刻に点検を行う点検
データを順次読み出し、通信部202により点検端末1
に送信する(ステップS310)。
タ入力部104から点検者の識別データ(バーコードや
ID等)を取り込むと(ステップS315)、点検者が点
検作業を行う点検項目を表示部107に表示する(ステ
ップS320)。なお、点検項目とともに点検項目毎の
ガイダンス等を表示してもよい。
検項目ガイダンスに従い、複数の点検箇所(非常口、ト
イレや喫煙場所等)に貼付されている識別データ(バーコ
ードやID等)をデータ入力部104から取り込むこと
で、点検箇所の識別データを得ると(ステップS32
5)、この識別データで示される点検箇所の点検内容が
表示部107に表示される(ステップS330)。
内容が取り込まれ、識別データに対する点検内容を得る
と(ステップS335)、この点検箇所の点検作業を終了
する。
を繰り返して全ての点検箇所の点検作業が終了すると
(ステップS340でYES)、点検端末1は、点検者に
よりデータ入力部104から点検終了時刻を取り込むこ
とで点検終了時刻が得られる(ステップS345)。
ると、点検端末1は、通信部101により、この点検結
果データを点検管理装置2に送信する(ステップS35
0)。また、点検端末1は、削除処理部106により、
送信済みの点検結果データを消去する(ステップS35
5)。
ら点検結果データを受信して、点検報告データを作成す
るまでの流れについて説明する。図5は、点検管理装置
2の処理手順の一例である。
端末1から通信部202により、受信し(ステップS4
00)、このデータを読み込む(ステップS405)とと
もに、編集部205により、点検項目毎に点検開始時刻
と点検終了時刻とを読み出して制限時間内か否かを判定
する(ステップS410)。
り、点検項目における点検者の点検作業時間が制限時間
内である場合(ステップS415でYES)、ステップS
425に進み、制限時間オーバーである場合(ステップ
S415でNO)、この点検項目を未点検である旨のデ
ータとして標記し(ステップS420)、制限時間結果デ
ータを作成する(ステップS425)。
いて制限時間結果データを作成し(ステップS430で
YES)、点検報告データを作成する(ステップS43
0)。点検管理装置2は、すべての点検項目について制
限時間結果データを作成するまで(ステップS430で
YES)ステップS410〜ステップS425の手順を
繰り返す。
タを点検データ記憶部203に記憶する(ステップS4
35)。点検報告データをプリンタ等の出力部207か
ら出力する(ステップS440)とともに、次回の点検デ
ータとして、例えば、未点検データとして扱う旨の点検
データを未点検リストとしてプリンタ等の出力部207
から出力する(ステップS445)。図6は、点検報告デ
ータを出力した点検報告書の一例である。
未点検データとして扱う旨の点検データ(未点検データ)
を点検データとして点検端末1に送信する。このよう
に、1回目の点検報告データに基づく未点検項目を未点
検データとして点検端末1に送信することで、2回目以
降には、この未点検データに基づく点検項目のみの点検
作業を行うだけでよいので、点検者の作業が効率的に軽
減される。
ば、点検者による実際の点検動作と連動して初めて複数
の点検箇所に対し予め設定された各点検項目の入力が可
能となり、点検作業を実際に行ったか否かの確認を容易
に行うことができると共に点検結果の信頼性の向上を図
ることができる。
定に役立てることができる。
の識別データ(バーコードやID等)と、点検箇所の識別
データ(バーコードやID等)と、点検終了時刻とを入力
しなければ、作業結果である点検結果データを作成する
ことができないため、点検作業の結果の信頼性を確保す
ることができる。
できなかった点検項目のチェックを容易に行うことがで
きる。
ことができるとともに、点検者が替わった場合の点検項
目の申し送り事項として役立てられる。
が、本発明にかかる安全点検管理システムは、上記実施
形態に限定されるものではなく、以下のように構成して
もよい。
置2の処理手順において、点検管理装置2は、点検端末
1から受信した点検結果データに基づき、制限時間内に
点検作業が行われなかった点検項目を内容にかかわらず
未点検データとして扱うように構成したが、未点検デー
タ以外の別の項目として表わすように構成してもよい。
例えば、時間外点検データ等である。
置2により、点検報告データとして点検者毎の点検作業
が制限時間内に行われたか否かを判定するように構成し
たが、点検報告データに点検端末1のデータ入力部10
4から各点検箇所の識別データを取り込んだ時刻をも含
めてもよい。このように構成すれば、各点検箇所での点
検作業に要する所要時間の特定に役立てることができる
と共に各点検者の点検作業の内容をさらに詳細に管理す
ることができる。
識別データは、バーコードやID等であるが、点検箇所
の識別データとして、RFID(Radio Freq
uency Identification)を利用し
てもよい。点検箇所の識別データとしてRFIDを用い
ることで、点検者が実際に点検箇所で作業を行った信頼
性が確保されることになる。
よる実際の点検動作と連動して初めて複数の点検箇所に
対し予め設定された各点検項目の入力が可能となり、点
検作業を実際に行ったか否かの確認を容易に行うことが
できると共に点検結果の信頼性の向上を図ることができ
る。
検作業に要した時間の特定に役立てることができる。
点検開始時刻と、点検者の識別データと、点検箇所の識
別データと、点検終了時刻とを入力しなければ、作業結
果である点検結果データを作成することができないた
め、点検作業の結果の信頼性を確保することができる。
制限時間内に点検作業のできなかった点検項目のチェッ
クを容易に行うことができる。
の再点検を効率的に行うことができるとともに、点検者
が替わった場合の点検項目の申し送り事項として役立て
られる。
る。
る。
ある。
を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の点検箇所を巡回路に従って順次点
検を行う際に点検者により使用されるデータ入力可能な
入力部を有する携帯型の点検端末と、通信機能及びデー
タ管理機能を有する点検管理装置とがデータ交信可能に
された安全点検管理システムであって、 前記点検端末は、複数の点検箇所に対し予め設定された
各点検項目を含む点検データを前記点検管理装置から受
信する点検データ受信手段と、点検操作と連動して時刻
データを前記入力部からの指示を受けて内蔵のタイマよ
り取り込む点検時刻入力受付手段と、前記点検管理装置
から受信した前記点検データに基づき前記各点検項目を
前記入力部から入力することで点検結果データを作成す
る点検結果作成手段と、前記点検結果作成手段により作
成された前記点検結果データを前記点検管理装置に送信
する点検結果データ送信手段とを備え、 前記点検管理装置は、点検作業に対する制限時間を設定
する制限時間設定手段と、前記点検端末から受信した前
記点検結果データを前記制限時間と前記時刻データとに
基づき編集して点検報告データとして作成する編集手段
と、前記編集手段により作成された点検報告データを記
憶する点検報告データ記憶手段とを備えたことを特徴と
する安全点検管理システム。 - 【請求項2】 前記時刻データは、点検開始時刻と点検
終了時刻とを含むことを特徴とする請求項1記載の安全
点検管理システム。 - 【請求項3】 前記点検結果作成手段は、点検開始時刻
と、点検者の識別データと,点検箇所の識別データと、
点検終了時刻とを前記入力部から入力受付することによ
り点検結果データを作成することを特徴とする請求項1
又は2記載の安全点検管理システム。 - 【請求項4】 前記点検管理装置は、前記点検結果デー
タ受信手段により受信した前記点検結果データに含まれ
る時刻データに基づき各点検項目毎に前記制限時間内に
点検作業が行われたか否かを判定する判定手段を備え、
前記編集手段は、前記判定手段により判定された前記制
限時間内に点検作業が行われなかった点検項目に対し、
点検項目毎に点検報告データにその旨の標記を含めるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の安全点
検管理システム。 - 【請求項5】 前記点検管理装置は、前記点検報告デー
タに前記その旨の標記が含まれている場合、未点検デー
タとして扱う旨の点検データを作成する点検データ作成
手段と、前記点検データ作成手段により作成された該点
検データを前記点検端末に送信する点検データ送信手段
とを備えたことを特徴とする請求項4記載の安全点検管
理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001101030A JP2002298272A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 安全点検管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001101030A JP2002298272A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 安全点検管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002298272A true JP2002298272A (ja) | 2002-10-11 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001101030A Pending JP2002298272A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 安全点検管理システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002298272A (ja) |
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