JP2015119321A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センタ装置20は、使用者によって通信端末10の使用が開始されるタイミングで、公開鍵暗号方式における鍵ペアである公開鍵と秘密鍵とを生成する鍵生成部212と、鍵生成部212によって生成された公開鍵を通信端末10に送信するセンタ通信部23と、鍵生成部212によって生成された秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部224と、を具備し、通信端末10は、センタ装置20から受信した公開鍵を記憶する公開鍵記憶部142と、データ入力部(操作部12、撮影部13)から入力された入力データを公開鍵記憶部142に記憶した前記公開鍵を用いて暗号化する暗号化処理部111と、暗号化処理部111によって暗号化された暗号化データを記憶する暗号化データ記憶部143とを具備している。
【選択図】図1
Description
本発明の通信システムは、データ入力部を有する通信端末と、当該通信端末と互いに通信可能に接続されたセンタ装置と、を備える通信システムであって、前記センタ装置は、使用者によって前記通信端末の使用が開始されるタイミングで、公開鍵暗号方式における鍵ペアである公開鍵と秘密鍵とを生成する鍵生成部と、該鍵生成部によって生成された前記公開鍵を前記通信端末に送信するセンタ通信部と、前記鍵生成部によって生成された前記秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部と、を具備し、前記通信端末は、前記センタ装置から受信した前記公開鍵を記憶する公開鍵記憶部と、前記データ入力部から入力された入力データを前記公開鍵記憶部に記憶した前記公開鍵を用いて暗号化する暗号化処理部と、該暗号化処理部によって暗号化された暗号化データを記憶する暗号化データ記憶部と、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記通信端末は、前記データ入力部として前記入力データとなる画像データを取得する撮影部を具備し、前記暗号化処理部は、前記撮影部によって取得された前記画像データを前記公開鍵記憶部に記憶した前記公開鍵を用いて暗号化しても良い。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記撮影部による前記画像データの取得は、前記公開鍵記憶部に前記公開鍵が記憶されていない状態では禁止されていても良い。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記通信端末は、前記暗号化データ記憶部に記憶した前記暗号化データを前記センタ装置に送信する端末通信部を具備し、該端末通信部によって送信が完了した前記暗号化データを前記暗号化データ記憶部から消去させても良い。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記センタ装置は、前記通信端末から受信した前記暗号化データを前記秘密鍵記憶部に記憶した前記秘密鍵を用いて復号化する復号化処理部を具備していても良い。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記通信端末は、前記データ入力部として使用者の使用者認証情報を入力する操作部を備え、前記センタ装置の前記鍵生成部は、前記通信端末からの前記使用者認証情報の受信を前記通信端末の使用が開始されるタイミングとして、前記公開鍵と前記秘密鍵とを生成しても良い。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記センタ装置は、前記通信端末から使用の終了を知らせる使用終了通知を受信すると、前記秘密鍵記憶部に記憶した前記秘密鍵を消去しても良い。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記センタ装置は、前記通信端末を用いる業務の開始を検出するセンタ制御部を備え、前記鍵生成部は、前記センタ制御部による業務開始の検出を前記通信端末の使用が開始されるタイミングとして、前記公開鍵と前記秘密鍵とを生成し、前記センタ通信部は、業務の開始を知らせる業務開始通知と共に前記鍵生成部によって生成された前記公開鍵を前記通信端末に送信しても良い。
さらに、本発明の通信システムにおいて、前記センタ装置は、前記通信端末から業務の終了を知らせる業務終了通知を受信すると、前記秘密鍵記憶部に記憶した前記秘密鍵を消去しても良い。
また、本発明のセンタ装置は、データ入力部を有する通信端末と互いに通信可能に接続されたセンタ装置であって、前記通信端末の使用が開始されるタイミングで、公開鍵暗号方式における鍵ペアである公開鍵と秘密鍵とを生成する鍵生成部と、該鍵生成部によって生成された前記公開鍵を前記通信端末に送信するセンタ通信部と、該鍵生成部によって生成された前記秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、データ入力部を有する通信端末と、センタ装置との間の通信方法であって、前記センタ装置は、使用者によって前記通信端末の使用が開始されるタイミングで、公開鍵暗号方式における鍵ペアである公開鍵と秘密鍵とを生成し、生成した前記公開鍵をセンタ通信部によって前記通信端末に送信すると共に、生成した前記秘密鍵を秘密鍵記憶部に記憶し、前記通信端末は、前記センタ装置から受信した前記公開鍵を公開鍵記憶部に記憶し、前記データ入力部から入力された入力データを前記公開鍵記憶部に記憶した前記公開鍵を用いて暗号化し、暗号化した暗号化データを暗号化データ記憶部に記憶することを特徴とする。
通信端末10を用いた勤務を開始する場合には、警備員は、通信端末10の操作部12から自身を特定する社員番号等の「個人ID」の入力と、勤務開始入力とを行う。「個人ID」は、通信端末10を使用する使用者としての使用者認証情報となる。
この構成により、データ入力部から入力された入力データは、使用者によって通信端末10の使用が開始されるタイミングで新たに生成された公開鍵によって暗号化され、復号化に必要な秘密鍵はセンタ装置20で管理されることになる。従って、通信端末10では、データ入力部から入力された入力データを参照することができず、通信端末10に入力された入力データの漏洩を確実に防止することができる。仮に、悪意の第三者が秘密鍵を手に入れてしまった場合でも、使用者によって通信端末10の使用が開始される毎に新たな鍵ペアが生成されるため、通信端末10に入力された入力データの漏洩を最小限に留めることができる。
この構成により、秘匿性が高い撮影部13からの入力データ(画像データ)の漏洩を確実に防止することができる。
この構成により、秘匿性の高い撮影部13からの入力データ(画像データ)が暗号化されることなく端末記憶部14に記憶されることを防止することができ、秘匿性の高い撮影部13からの入力データ(画像データ)の漏洩をより確実に防止することができる。
この構成により、暗号化データ記憶部143に暗号化データが記憶されている期間が限られているため、悪意の第三者が極めて短い時間で秘密鍵を手に入れない限り、入力データ(画像データ)が漏洩することがなく、入力データ(画像データ)の漏洩を確実に防止することができる。
この構成により、データ入力部から入力された入力データは、通信端末10から使用者認証情報を受信するタイミングで新たに生成された公開鍵によって暗号化され、復号化に必要な秘密鍵はセンタ装置20で管理されることになる。従って、通信端末10では、データ入力部から入力された入力データを利用者自身も参照することができず、通信端末10に入力された入力データが利用者の手によって漏洩することを確実に防止することができる。仮に、悪意の第三者が秘密鍵を手に入れてしまった場合でも、使用者によって通信端末10の使用が開始される毎に新たな鍵ペアが生成されるため、通信端末10に入力された入力データの漏洩を、一人の利用者が入力した入力データの範囲に留めることができる。
この構成により、使用者による通信端末10の使用が終了したタイミングで、復号化に必要な秘密鍵が消去されるため、使用者が通信端末10を使用している期間に秘密鍵が流出しない限り、漏洩した暗号化データが復号化されることがなく、入力データ(画像データ)の漏洩を確実に防止することができる。
この構成により、データ入力部から入力された入力データは、通信端末10を用いる業務が開始されるタイミングで新たに生成された公開鍵によって暗号化され、復号化に必要な秘密鍵はセンタ装置20で管理されることになる。従って、通信端末10では、データ入力部から入力された入力データを業務遂行者自身も参照することができず、通信端末10に入力された入力データが業務遂行者の手によって漏洩することを確実に防止することができる。仮に、悪意の第三者が秘密鍵を手に入れてしまった場合でも、業務が開始される毎に新たな鍵ペアが生成されるため、通信端末10に入力された入力データの漏洩を、1回の業務の範囲に留めることができる。
この構成により、業務が終了したタイミングで、復号化に必要な秘密鍵が消去されるため、通信端末10を用いて1回の業務を遂行している期間に秘密鍵が流出しない限り、漏洩した暗号化データが復号化されることがなく、入力データ(画像データ)の漏洩を確実に防止することができる。
11 端末制御部
12 操作部
13 撮影部
14 端末記憶部
15 端末通信部
20 センタ装置
21 センタ制御部
22 センタ記憶部
23 センタ通信部
30 ネットワーク
40 警備対象施設
41 警備装置
42 通信端末
43 監視センタ
44 センタ装置
111 暗号化処理部
141 警備業務支援情報記憶部
142 公開鍵記憶部
143 暗号化データ記憶部
211 警備業務支援情報生成部
212 鍵生成部
213 復号化処理部
221 勤務スケジュール記憶部
222 警備管理情報記憶部
223 施設情報記憶部
224 秘密鍵記憶部
Claims (10)
- データ入力部を有する通信端末と、当該通信端末と互いに通信可能に接続されたセンタ装置と、を備える通信システムであって、
前記センタ装置は、
使用者によって前記通信端末の使用が開始されるタイミングで、公開鍵暗号方式における鍵ペアである公開鍵と秘密鍵とを生成する鍵生成部と、
該鍵生成部によって生成された前記公開鍵を前記通信端末に送信するセンタ通信部と、
前記鍵生成部によって生成された前記秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部と、を具備し、
前記通信端末は、
前記センタ装置から受信した前記公開鍵を記憶する公開鍵記憶部と、
前記データ入力部から入力された入力データを前記公開鍵記憶部に記憶した前記公開鍵を用いて暗号化する暗号化処理部と、
該暗号化処理部によって暗号化された暗号化データを記憶する暗号化データ記憶部と、を具備することを特徴とする通信システム。 - 前記通信端末は、前記データ入力部として前記入力データとなる画像データを取得する撮影部を具備し、
前記暗号化処理部は、前記撮影部によって取得された前記画像データを前記公開鍵記憶部に記憶した前記公開鍵を用いて暗号化することを特徴とする請求項1記載の通信システム。 - 前記撮影部による前記画像データの取得は、前記公開鍵記憶部に前記公開鍵が記憶されていない状態では禁止されていることを特徴とする請求項2記載の通信システム。
- 前記通信端末は、
前記暗号化データ記憶部に記憶した前記暗号化データを前記センタ装置に送信する端末通信部を具備し、
該端末通信部によって送信が完了した前記暗号化データを前記暗号化データ記憶部から消去させ、
前記センタ装置は、
前記通信端末から受信した前記暗号化データを前記秘密鍵記憶部に記憶した前記秘密鍵を用いて復号化する復号化処理部を具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信システム。 - 前記通信端末は、前記データ入力部として使用者の使用者認証情報を入力する操作部を備え、
前記センタ装置の前記鍵生成部は、前記通信端末からの前記使用者認証情報の受信を前記通信端末の使用が開始されるタイミングとして、前記公開鍵と前記秘密鍵とを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信システム。 - 前記センタ装置は、前記通信端末から使用の終了を知らせる使用終了通知を受信すると、前記秘密鍵記憶部に記憶した前記秘密鍵を消去することを特徴とする請求項5記載の通信システム。
- 前記センタ装置は、前記通信端末を用いる業務の開始を検出するセンタ制御部を備え、
前記鍵生成部は、前記センタ制御部による業務開始の検出を前記通信端末の使用が開始されるタイミングとして、前記公開鍵と前記秘密鍵とを生成し、
前記センタ通信部は、業務の開始を知らせる業務開始通知と共に前記鍵生成部によって生成された前記公開鍵を前記通信端末に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信システム。 - 前記センタ装置は、前記通信端末から業務の終了を知らせる業務終了通知を受信すると、前記秘密鍵記憶部に記憶した前記秘密鍵を消去する請求項7記載の通信システム。
- データ入力部を有する通信端末と互いに通信可能に接続されたセンタ装置であって、
前記通信端末の使用が開始されるタイミングで、公開鍵暗号方式における鍵ペアである公開鍵と秘密鍵とを生成する鍵生成部と、
該鍵生成部によって生成された前記公開鍵を前記通信端末に送信するセンタ通信部と、
該鍵生成部によって生成された前記秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部と、を具備することを特徴とするセンタ装置。 - データ入力部を有する通信端末と、センタ装置との間の通信方法であって、
前記センタ装置は、
使用者によって前記通信端末の使用が開始されるタイミングで、公開鍵暗号方式における鍵ペアである公開鍵と秘密鍵とを生成し、
生成した前記公開鍵をセンタ通信部によって前記通信端末に送信すると共に、生成した前記秘密鍵を秘密鍵記憶部に記憶し、
前記通信端末は、
前記センタ装置から受信した前記公開鍵を公開鍵記憶部に記憶し、
前記データ入力部から入力された入力データを前記公開鍵記憶部に記憶した前記公開鍵を用いて暗号化し、
暗号化した暗号化データを暗号化データ記憶部に記憶することを特徴とする通信方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2013
- 2013-12-18 JP JP2013261269A patent/JP6223811B2/ja active Active
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