JP3286030B2 - 保全管理装置および保全管理ガイド装置 - Google Patents

保全管理装置および保全管理ガイド装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所等のプラ
ントにおける機械設備および電気設備等の検査と補修等
の保全作業管理に係る保全管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプラントにおける各種設備につい
ては、定期的な検査が義務付けられており、この検査お
よび補修作業の高い信頼性を得ることは次の運転サイク
ルを安定に遂行するために重要である。
【0003】例えば原子力発電所の構内および建家内は
極めて広く、しかも各部における作業項目と放射線管理
の面から、無用な人の立入りが制限される場所が多いた
めに、その通路も複雑であり、これらの作業場所へは案
内員を必要としている。また、作業の実施については点
検作業マニュアルおよび補修作業マニュアルが必要であ
り、従来は紙製のものを作製して、その都度に作業員へ
の徹底を計る。
【0004】従来から定期検査および補修作業に携わる
作業員は多数必要であり、特に繁忙な時期における案内
員の確保と、作業マニュアルの作製および作業員への徹
底業務には、多くの人員と時間を要していた。さらに、
作業結果の評価およびチェックを総合的に行うにも、作
業項目が膨大であることから多大な人員と時間が必要で
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば発電プラントで
は、夏季の電力発生量を確保するために、秋〜春にかけ
て定期検査が集中しがちであり、作業員を始め案内員等
の確保も困難になることから、定期検査および補修作業
を正確に、しかも少数の作業員等で、短期間に完結する
ためには、作業員の作業場所へ案内や、検査および補修
作業のマニュアルのビジュアル化と、さらに、実施した
検査および補修作業結果の総合的なチェックを合理的に
行う管理装置の開発が要望されていた。
【0006】本発明の目的とするところは、作業員に携
帯させたガイド装置により、作業場所へ自動的で安全に
案内すると共に、検査および補修作業マニュアルの表示
と作業結果の評価を総合的に実施する保全管理装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するものであって、請求項1の発明は、プラント施設内
に設けられ位置信号を発信する複数の位置信号発信器
と、少なくとも前記プラント施設内の作業に関する情報
を表示するガイド装置と、前記プラント内の作業結果を
評価する評価装置と、を具備する保全管理装置におい
て、前記ガイド装置は、前記位置信号発信器からの位置
信号を受信する受信器と、前記受信器で受信した位置信
号をもとに該ガイド装置の前記プラント内で存在位置を
認識する位置認識手段と、少なくとも前記プラント内の
作業に際しての作業結果情報を入力する入力手段と、前
記プラント内の作業の作業指定場所と作業内容および作
業に必要な持ち物に関するデータ、作業履行結果に関す
るデータおよび前記入力手段により入力された情報を記
憶する記憶手段と、前記位置認識手段による認識結果お
よび前記記憶手段の作業指定場所に関するデータをもと
に該ガイド装置の前記プラント内での存在位置から前記
作業指定場所への経路を位置ガイドマップデータとして
出力する位置ガイド手段と、前記位置ガイド手段からの
出力に基づき前記経路に関する位置ガイドマップを表示
し、さらに、前記入力手段からの要求に従って前記作業
内容に関するデータおよび前記作業に必要な持ち物の点
検リストを表示する表示手段と、を具備し、かつ、前記
評価装置は、前記記憶手段に記憶された前記作業履行結
果に関するデータをもとに作業結果を評価すること、を
特徴とする。また、請求項2の発明は、プラント施設内
の作業に用いられる携帯可能な保全管理ガイド装置にお
いて、該保全管理ガイド装置の位置を示す位置信号を受
信する受信器と、前記受信器で受信した位置信号をもと
に前記プラント施設内での存在位置を認識する位置認識
手段と、少なくとも前記プラント内の作業に際しての作
業結果情報を入力する入力手段と、前記プラント内の作
業の作業指定場所と作業内容および作業に必要な持ち物
に関するデータ、作業履行結果に関するデータおよび前
記入力手段により入力された情報を記憶する記憶手段
と、前記位置認識手段による認識結果および前記記憶手
段の作業指定場所に関するデータをもとに該ガイド装置
の前記プラント内での存在位置から前記作業指定場所へ
の経路を位置ガイドマップデータとして出力する位置ガ
イド手段と、前記位置ガイド手段からの出力に基づき前
記経路に関する位置ガイドマップを表示し、さらに、前
記入力手段からの要求に従って前記作業内容および前記
作業に必要な持ち物の点検リストに関するデータを表示
する表示手段と、を具備し、かつ、前記記憶手段は、少
なくとも作業履行結果に関するデータを他の演算手段に
受け渡し可能な状態で記憶すること、を特徴とする。
【0008】
【作用】プラント構内に複数の位置信号発信器が配設さ
れていて、夫々から位置信号が発信されている。作業員
が携帯するガイド装置には、作業内容に関するデータお
よびその作業に必要な持ち物点検リストが表示され、こ
の内容は、作業員の通過により夫々の位置信号発信器か
ら位置信号により、順次更新される。
【0009】所定の作業場所に到着すると、確認入力に
よりガイド装置の表示は点検、補修作業マニュアルに切
換えられて、作業内容と対応等が表示され、作業員ある
いは入力手段による作業結果が記憶される。
【0010】作業完了信号を入力すると、復路が表示さ
れて作業員の進行案内が行われる。また、作業事務所に
戻ると、評価手順が表示されるので、これに従ってガイ
ド装置より評価装置に記憶手段を移すと、評価装置によ
り作業結果および対象機器の状態を総合的に評価され
る。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例につき図面を参照して説明
する。図1の斜視図は全体システムの構成図で、図2の
ブロック図は作業員が携帯するガイド装置を示す。図1
の(a)は、例えば原子力発電所内1を三次元のマトリ
ックス状に区割して、その交点に位置信号発信器2を配
設し、この各位置信号発信器2は、常時、位置信号を発
信している。なお、この発信信号は、電磁波,光等でパ
ルス信号化した短距離の無線の信号である。
【0012】図1の(b)は、作業員3が携帯する小型
携帯型のガイド装置4で、主たる構成要素は、作業場所
への経路や検査および補修作業マニュアル,作業結果等
を表示する表示手段5と、前記各位置信号発信器2の発
信信号を受信する受信器6、作業員3が各種データの書
き込み、呼び出しを行うキーボード7、および外部より
のプロセス信号を電気信号として入力す騒音計や振動計
および速度計等の入力手段8と、ガイドマップや作業マ
ニュアル等を記憶する記憶手段9等で構成されている。
【0013】なお、この記憶手段9はガイド装置4に着
脱が容易なカセットタイプで、例えば磁気フロッピー,
光ディスク,磁気テープ等が考えられるが、特に光ディ
スクには小型,大容量メモリで重ね書き可能なものがあ
る。
【0014】図1の(c)は前記記憶手段9を装着する
ことにより、その記憶されたデータを読取って作業結果
に漏れや、測定データが前期定期点検データより変化し
ていないか等を総合的に評価する評価装置10を示す。
【0015】次に上記構成による作用について説明す
る。作業員3は、作業開始に先立ち、図示しない作業事
務所で作業管理者よりガイド装置4を作業指示と一緒に
受けて、ガイド装置4を携帯してガイド装置4の表示手
段5に表示される経路を辿って作業場所に向かい、予定
した作業を表示手段5で確認して実施し、その結果を記
憶手段9に記憶させる。
【0016】作業を終了すると、作業事務所にガイド装
置4を携帯して戻り、ガイド装置4より記憶手段9を取
出し、評価手段10に装着して、作業結果に落ちがない
か、また測定データが前回のデータより変化していない
か等を総合的に評価させる。
【0017】すなわち、作業員は作業指示と共にガイド
装置4と記憶手段9を受け取り、記憶手段9をガイド装
置4に装着すると、ガイド装置4は図2の機能説明ブロ
ック図に示すように、駆動手段11を経て読み出し手段12
より記憶手段9内のデータが演算手段13と位置ガイド手
段14に入力される。
【0018】この位置ガイド手段14では、作業指定場所
に到着するまでは、演算手段13に位置ガイドマップデー
タを優先して出力する。また位置ガイド手段14では、受
信器6より入力した位置信号発信器2からの位置信号
を、現在位置として識別する位置識別手段15を経て入力
し、読み出し手段12より入力したマップデータ上に重ね
合わせて、マップ上のどのポジションかを識別する。
【0019】さらに、演算手段13では、入力データの処
理順序に基づき、表示制御手段16へデータを出力して表
示手段5に表示する。この表示手段5は、カラー表示可
能なフラットディスプレイで、このフラットディスプレ
イとしては、液晶等の適用が可能である。
【0020】作業員は、表示手段5のマップ上に現在位
置が表示されるので、現在の自分の位置と照合して、キ
ーボード7より確認のデータを演算手段13に出力し、演
算手段13での演算を読み出し手段12よりの持ち物点検リ
ストにする。これにより、表示制御手段16を介して表示
手段5では、作業名と持ち物点検リストが表示される。
【0021】なお、持ち物点検リストは、作業に必要な
工具類,計測器類,交換部品類,許可証,鍵類,養生お
よび清掃道具類や足場組立資材類等がチェック欄付で表
示され、作業員はこの持ち物点検リストに従って携帯品
を準備して、点検リストと照合の都度、キーボード7に
より確認の信号を入力して、表示手段5の持ち物点検リ
ストのチェック欄にマーキングする。
【0022】キーボード7よりの入力信号は、演算手段
13において表示手段5のデータのどの部分に相当するか
選別されて、書き込み手段17に出力される。書き込み手
段17では、記憶手段9への重ね書き信号を駆動手段11を
経由して発生させ、記憶手段9の内容を更新する。
【0023】この記憶手段9の更新結果は、駆動手段11
を経て読み出し手段12に入力され、マップ情報と選別さ
れて演算手段13に入力される。演算手段13より入力信号
を新しいデータに変更し、表示制御手段16を経て表示手
段5に表示する。最後に、作業員の所属会社,氏名,作
業日時等を入力する。
【0024】これにより表示手段5のデータは、作業場
所への案内情報に切換り、この案内情報としては、マッ
プ上に現在位置と進行案内が表示される。なお、間違え
て作業に必要ないルート、または許可されていない区域
に進行すると、進行変更の指示も演算手段13より出力さ
れて表示手段5に表示され、この際は同時に図示しない
警報器からアラーム音が発せられる。
【0025】さらに、物的防護所等の入出管理所やエレ
ベータ等に到達すると、夫々における許可を得る手順や
通過方法等が表示される。作業員が作業目的の場所に到
着したら、ガイド装置4の表示手段5に作業場所である
ことと、作業開始の表示が行なわれるので、キーボード
7により確認を入力すると、表示手段5には作業順が表
示される。表示手段5において表示される内容は、記憶
手段9のデータを駆動手段11を経て読み出し手段12が読
み出し、作業手順データであることを判定して、演算手
段13に入力されて表示制御手段16を経て行なわれる。
【0026】これは作業の目的に沿って、点検対象機器
のカバーの外し方から分解点検に至る順序が図解入りで
あったり、計測器等を設置,接続してデータを採取する
方法であったりする。
【0027】また作業の途中で機器の劣化状況、パッキ
ン,油,フィルター等の色や感触等についてカラー図解
入りの表示内容と比較され、この確認データを作業員が
キーボード7より入力したり、温度や振動等の生データ
を入力手段8を使用して、電気信号に変換して演算手段
13に入力し、書き込み手段17、駆動手段11を経て記憶手
段9にデータとして記憶される。なお、このような膨大
な記憶は光ディスクの3.5インチで 256MBというような
小型で大容量な記憶媒体を採用することで容易に可能で
ある。
【0028】復旧も含めた作業が終わると、作業事務所
への復路のガイドが表示手段5に表示されることから、
作業員は、これに従って作業事務所に帰ると共に、作業
事務所においてガイド装置4より記憶手段9を取り出し
て、評価装置10に装着して作業結果の総合的な評価を得
る。
【0029】次に図3の処理流れ図により演算手段13に
おける処理機能の説明をする。 ステップ1(S1 )…ガイド装置4に記憶手段9が装着
されると、演算手段13は記憶手段9のデータを読み出
し手段12で引き出し、持ち物点検リストのデータを表
示制御手段16に出力して、これを表示手段5に表示す
る。
【0030】ステップ2(S2 )…作業員が作業備品リ
ストを確認して、キーボード7より確認信号を演算手段
13に出力すると、位置ガイド手段14の入力を選択して、
ルート案内表示データを表示制御手段16に出力して表示
手段5に表示する。
【0031】ステップ3(S3 )…作業員が目標位置に
到着したら、作業場所の到着確認入力をすることによ
り、演算手段13は読み出し手段12と書き込み手段17の信
号を選択して、作業手順表示の出力を表示制御手段16に
出力し、表示手段5に表示する。
【0032】ステップ4(S4 )…作業員が作業完了の
確認をキーボード7により入力すると、演算手段13は位
置ガイド手段14の入力を選択して復路ルートの案内表示
を表示制御手段16に出力して、表示手段5に表示する。
【0033】ステップ5(S5 )…作業員が出発位置で
ある作業事務所に戻ると、読み出し手段12の入力信号を
選択して、記憶手段9の評価装置10への入力方法につい
てのガイド表示を表示制御手段16に出力して、表示手段
5に表示される。
【0034】これにより、作業員は作業事務所で、作業
管理者よりガイド装置4を作業指示と一緒に受け、ガイ
ド装置4のキーボード7を操作して表示手段5の表示内
容を作業名と持ち物点検リストにして持ち物の準備状況
を確認する。持ち物点検リストとの照合が終ったらキー
ボード7を操作して、表示手段5のデータは作業場所へ
の案内情報に切換える。
【0035】作業員は、この案内情報に沿って作業場所
へ移動するが、案内情報は、位置信号発信器2よりの位
置情報により、作業員の現在位置と次の進行方向が、マ
ップ上に表示されて、作業に必要ないルートまたは許可
されていない区域に作業員が進行したならば進路変更の
指示がアラーム音と一緒に行なわれる。
【0036】作業目的の場所に到着すると、表示手段5
に作業場所であることと、作業開始の表示が行なわれ、
作業員はキーボード7で確認を入力すると表示手段5に
作業手順が表示される。
【0037】この表示内容は、作業の目的に沿って説明
文章とカラー図解入りで行なわれるので、あたかも指導
員が近くに居て指示されるのと同じような環境で作業を
行なうことができる。
【0038】また、機器のカバーの取り外し方から、分
解点検に至る手順であり、工具の使い方と一緒に表示さ
れる。さらに場合によっては、計測器等の設置と接続を
してデータを採取する方法であったりする。
【0039】なお、点検データは前サイクルのデータと
一緒に表示されるので、前サイクルで不具合の部分を注
意してチェックしたり、前サイクルデータ以降の変化状
況も確認できるので、その場で原因の比較検討が容易に
できる。
【0040】さらに測定データは、入力手段8を使って
直接入力する場合と、キーボード7より表示手段5の表
示欄に入力する場合とがあり、いずれも記憶手段9にデ
ータとして保存される。
【0041】作業終了は、表示手段5の復旧手順に従っ
て実施され、作業員は作業事務所への復路につく、この
場合もガイド装置4の指示に従う。作業事務所に戻る
と、記憶手段9の評価装置10への装着等の手順が表示手
段5に表示されるので、これに従ってガイド装置4より
記憶手段9を取出し、評価装置10に装着する。
【0042】これにより、評価装置10において作業結果
に漏れがないか、また、測定データが前期定期検査デー
タより変化していないか比較されると同時に、プラント
のデータと整合性等についてもチェックが自動的にさ
れ、機器の健全性評価等を総合的に行なわれる。
【0043】なお、評価装着10に入力された情報から作
業報告書を自動的に作成することも容易である。上記一
実施例では、ガイド装置4にデータを単独で持たせるバ
ッチ方式(オフライン方式)について説明したが、他の
実施例として、ガイド装置4に発信手段を備えて常時評
価装置10と繋ぐオンライン方式とすると、さらにデータ
の充実した保全管理装置へ発展させることも容易であ
る。
【0044】また、一実施例を点検や測定作業の場合に
ついて説明したが、部品交換,改造作業等への利用も可
能である。本発明の保全管理装置によれば、次のような
効果が得られる。
【0045】(1) 作業員のみで作業場所へ移動できるの
で案内員を必要としない。 (2) 作業手順をカラー図解入りで表示されるので、エキ
スパートの指導員がいなくとも、高い技術レベルの作業
が可能であると共に、質の均一化が可能となる。
【0046】(3) 前サイクルのデータも一緒に表示され
るので、変化した部分を重点的に調査することができる
ので、原因究明が可能であると共に、プラントの安定運
転のための予防保全になる。
【0047】(4) 作業結果を評価装置において自動的に
評価,管理するので、作業漏れや機器の健全性確認が十
分チェックされると共に、計算機による一元管理ができ
る。(5) 作業開始前に持ち物点検リストや作業内容の表
示,確認がされるので、時間効率が向上して作業時間が
短縮される。
【0048】
【発明の効果】以上本発明によれば、広く複雑な条件を
備えたプラント構内で、所定の作業場所へ作業員のみで
安全に移動できるので案内員が不要であり、検査および
補修等の作業内容およびその作業に必要な持ち物の点検
リストが表示されるので、エキスパート指導員を必要と
せず高い技術レベルの作業が行える。さらに、作業結果
の評価を自動で総合的に行なうため、機器の健全性確認
等プラントの安全運転のために予防保全が容易に可能と
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の保全管理装置の構成図
で、(a)は位置信号発信器の配置、(b)はガイド装
置の斜視図、(c)は評価装置の斜視図。
【図2】本発明に係る一実施例のガイド装置のブロック
図。
【図3】本発明に係る一実施例の演算手段の処理流れ
図。
【符号の説明】
1…原子力発電所内、2…位置信号発信器、3…作業
員、4…ガイド装置、5…表示手段、6…受信器、7…
キーボード、8…入力手段、9…記憶手段、10…評価装
置、11…駆動手段、12…読み出し手段、13…演算手段、
14…位置ガイド手段、15…位置識別手段、16…表示制御
手段、17…書き込み手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/74 G21C 21/00 G01C 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント施設内に設けられ位置信号を発
    信する複数の位置信号発信器と、少なくとも前記プラン
    ト施設内の作業に関する情報を表示するガイド装置と、
    前記プラント内の作業結果を評価する評価装置と、を具
    備する保全管理装置において、 前記ガイド装置は、 前記位置信号発信器からの位置信号を受信する受信器
    と、 前記受信器で受信した位置信号をもとに該ガイド装置の
    前記プラント内で存在位置を認識する位置認識手段と、 少なくとも前記プラント内の作業に際しての作業結果情
    報を入力する入力手段と、 前記プラント内の作業の作業指定場所と作業内容および
    作業に必要な持ち物に関するデータ、作業履行結果に関
    するデータおよび前記入力手段により入力された情報を
    記憶する記憶手段と、 前記位置認識手段による認識結果および前記記憶手段の
    作業指定場所に関するデータをもとに該ガイド装置の前
    記プラント内での存在位置から前記作業指定場所への経
    路を位置ガイドマップデータとして出力する位置ガイド
    手段と、 前記位置ガイド手段からの出力に基づき前記経路に関す
    る位置ガイドマップを表示し、さらに、前記入力手段か
    らの要求に従って前記作業内容に関するデータおよび前
    記作業に必要な持ち物の点検リストを表示する表示手段
    と、 を具備し、かつ、 前記評価装置は、前記記憶手段に記憶された前記作業履
    行結果に関するデータをもとに作業結果を評価するこ
    と、 を特徴とする保全管理装置。
  2. 【請求項2】 プラント施設内の作業に用いられる携帯
    可能な保全管理ガイド装置において、 該保全管理ガイド装置の位置を示す位置信号を受信する
    受信器と、 前記受信器で受信した位置信号をもとに前記プラント施
    設内での存在位置を認識する位置認識手段と、 少なくとも前記プラント内の作業に際しての作業結果情
    報を入力する入力手段と、 前記プラント内の作業の作業指定場所と作業内容および
    作業に必要な持ち物に関するデータ、作業履行結果に関
    するデータおよび前記入力手段により入力された情報を
    記憶する記憶手段と、 前記位置認識手段による認識結果および前記記憶手段の
    作業指定場所に関するデータをもとに該ガイド装置の前
    記プラント内での存在位置から前記作業指定場所への経
    路を位置ガイドマップデータとして出力する位置ガイド
    手段と、 前記位置ガイド手段からの出力に基づき前記経路に関す
    る位置ガイドマップを表示し、さらに、前記入力手段か
    らの要求に従って前記作業内容に関するデータおよび前
    記作業に必要な持ち物の点検リストを表示する表示手段
    と、 を具備し、かつ、 前記記憶手段は、少なくとも作業履行結果に関するデー
    タを他の演算手段に受け渡し可能な状態で記憶するこ
    と、 を特徴とする保全管理ガイド装置。
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