JP7368937B2 - 設備管理システム - Google Patents

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本発明は、設備管理システムに関する。
ビル等の施設においては、空調設備、エレベーター等の様々な設備が設置されている。特に大型施設には多くの設備が設置されており、設備の保守点検を行う作業者の負担は大きい。特許文献1は、外観からは充電・非充電状態等のシステムの運用状態を把握することが難しいという受変電設備の特徴から、受変電設備の情報をサーバーから取得して携帯端末に表示し、受変電設備の作業者が安全に効率良く作業するための保守用システムを開示している。
特開2017-10261号公報
上述のように、特に大型施設では設備の保守点検が煩雑で作業者の負担が大きいので、作業者に過度の負担を強いることなく効率的に点検することができる設備管理システムが求められている。なお、特許文献1に開示された技術は、点検作業の効率化という観点からは未だ改良の余地があった。本発明の目的は、作業者の負担を軽減できる設備管理システムを提供することである。
本発明に係る設備管理システムは、複数の設備の設備データを記憶する管理サーバーと、複数の設備を点検する作業者によって携帯される、管理サーバーと通信可能な情報端末とを備え、複数の設備に各々を区別するための識別表示が設けられた設備管理システムであって、情報端末は、カメラと、モニターと、制御部とを有し、制御部は、カメラにより識別表示を含む画像が撮像されたときに、識別表示に対応する点検対象設備の設備データを管理サーバーから取得してモニターに表示させる設備データ取得手段と、作業者によって入力される点検対象設備の点検データを管理サーバーに送信する送信手段とを含むことを特徴とする。
上記構成を備えた設備管理システムによれば、入力した点検データを直接管理サーバーに送信することができるので、作業者の負担を軽減できる。また、作業者はモニターに表示された設備データを参照しながら保守点検が行えるので、効率的に保守点検を行うことができる。
本発明に係る設備管理システムにおいて、設備データは、少なくとも点検履歴を含み、設備データ取得手段は、カメラにより画像が撮像されたときに、点検対象設備の点検履歴を管理サーバーから取得してモニターに表示させるか、又は点検履歴を取得するためのアイコンをモニターに表示させてもよい。点検履歴は、作業者が点検をするときに重要で有用なデータであり、また活用される頻度も高い。この場合、作業者が点検履歴を参照しやすくなるので、作業者の負担がより軽減される。
本発明に係る設備管理システムにおいて、設備データは、画像に重ねてモニターに表示されてもよい。この場合、点検すべき装置と設備データが対応していることを作業者が容易に確認できるので、作業者の負担がより軽減される。
本発明に係る設備管理システムにおいて、管理サーバー又は情報端末は、さらに、情報端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報取得手段により取得された位置情報に基づいて、複数の点検対象設備の点検ルートを記録する点検ルート記録手段とを含んでもよい。この場合、経験豊富で熟練度の高い作業者の点検ルートを記録することができる。記録された点検ルートを経験の浅い作業者に教授することによって、経験が浅い作業者であっても効率的に保守点検を行うことができるようになる。
本発明に係る設備管理システムにおいて、管理サーバー又は情報端末は、さらに、点検対象設備の点検データを編集して報告書を作成して、予め登録された管理者に報告書を送信するか、又は管理サーバーに報告書を管理者がアクセス可能な状態で保存する報告書作成手段を含んでもよい。この場合、作業者は容易に報告書を作成することができて、管理者は報告書に容易にアクセスできるので、作業者及び管理者の負担をより軽減できる。
本発明に係る設備管理システムによれば、設備の保守点検を行う作業者の負担を軽減し、作業効率を向上させることができる。
実施形態の一例における設備管理システムの全体構成図である。 実施形態の一例における情報端末のブロック図である。 ホーム画面と撮像した画像の背景の一例を示す図である。 入力画面の一例を示す図である。 実施形態の一例において情報端末が実施する処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る設備管理システムの実施形態の一例について詳説する。本発明に係る設備管理システムにより管理される設備は、例えば、ビル等の施設に設置される空調設備、照明設備、エレベーター、エスカレーター等の日常的に点検、メンテナンスが必要なものである。例えば、空調設備は、室外に設置された空調用のチラーを含む。特に大型施設は多くの設備を施設の内外に点在して有していることが多い。以下では、実施形態の一例である設備管理システム10により管理される設備20として、空調設備、照明設備、エレベーター、エスカレーター等を意図する設備20を例示するが、対象設備はこれらに限定されない。
図1は、実施形態の一例における設備管理システム10の全体構成図であり、図2は情報端末40のブロック図である。図1に例示するように、設備管理システム10は、複数の設備20の設備データを記憶する管理サーバー30と、管理サーバー30と通信可能な情報端末40とを備える。情報端末40は、複数の設備20を点検する作業者によって携帯される。設備管理システム10では、複数の設備20に各々を区別するための識別表示21が設けられている。設備管理システム10は、各設備20に設けられた識別表示21を用いて、特に、多数の設備20が設置された大型施設における設備点検作業の効率化を図る。管理サーバー30と情報端末40は、ネットワーク50を経由して互いに設備データの送受信が可能となっている。
詳しくは後述するが、情報端末40は、カメラ41と、モニター42と、制御部43とを有し、制御部43は、カメラ41により識別表示21を含む画像が撮像されたときに、識別表示21に対応する点検対象設備200の設備データを管理サーバー30から取得してモニター42に表示させる設備データ取得手段430と、作業者によって入力される点検対象設備200の点検データを管理サーバー30に送信する送信手段431とを含む。
設備データは、機器情報、設備20の点検履歴、設備20の故障履歴の他、設備20の図面や関連法規を含む設備20に関連した情報であり、少なくとも点検履歴を含むことが好ましい。機器情報は、設備20の型名、製品番号、納入時期等の設備20についての基本的な情報である。
識別表示21は、複数の設備20の各々を区別するためのものである。識別表示21は、設備20の外装カバーのいずれかの面等に設けられる。さらに、識別表示21は、作業者が情報端末40のカメラ41で設備20を含む画像を撮像したときに当該画像に含まれるような位置に設けられることが好ましい。例えば、識別表示21は、設備20の側面の下方に設けられることができる。撮像された画像から設備20が特定されて複数の設備20の各々を区別することができれば、識別表示21はどのような形態のものでもよい。識別表示21は、例えば、バーコード等の一次元コード、QR(Quick Response)コード(登録商標)等の二次元コード、AR(Augmented Reality)マーカーであり、ARマーカーが好ましい。ARマーカーは撮像された画像に様々な情報を融合させることが可能であり、作業者が点検作業をしやすい。
ARマーカーは設備20が撮像されたときに認識される大きさであればよいので、ARマーカーの大きさは、好ましくは縦横1cm角~縦横50cm角に入る大きさであり、より好ましくは縦横3cm角~縦横30cm角に入る大きさである。また、ARマーカーの形状は、三角形、四角形以上の多角形、円形等の単純な形状でもよく、意匠性がある複雑な形状の図形でもよい。
管理サーバー30は、複数の設備20の設備データを記憶している。管理サーバー30は、ネットワーク50を経由して情報端末40から設備データを受信したときは設備データを更新し、情報端末40から設備データの送信要求を受信したときは、要求された設備データを送信する。また、管理サーバー30は、設備データの他に後述する点検ルート及び報告書も記憶してもよい。
情報端末40は、例えば、携帯電話端末、携帯情報端末(PDA:Personal Data Assistant)、ノートパソコンである。点検作業を行う作業者が携帯しやすく、モニター42が大きい方が作業者は作業しやすいとの観点から、携帯情報端末が好ましい。
情報端末40は、カメラ41と、モニター42と、制御部43を有する。情報端末40を携帯した作業者は、ビル等の大型施設に設置された複数の設備20を点検し、カメラ41で設備20の識別表示21を含む画像を撮像する。
カメラ41は、設備20の識別表示21を含む画像を撮像できるものであれば、特に限定されず、情報端末40に内蔵されていても、USB等を用いて情報端末40の外部に取り付けられてもいてもよい。作業性の観点から、カメラ41は内蔵されているものが好ましい。情報端末40が携帯情報端末の場合には、作業者はモニター42を見ながらカメラ41で設備20の画像を撮像できるので、情報端末40のカメラ41はモニター42がある情報端末40の主面の反対側の主面に設けられているのが好ましい。
モニター42は、設備20の画像と設備データを表示できるものであれば、大きさと情報端末40における位置は特に限定されない。後述する入力手段400をモニター42に表示して作業できるので、作業性の観点から、モニター42はタッチパネルが好ましい。
制御部43は、情報端末40の動作を制御する他に、管理サーバー30との通信も行うためのものである。制御部43は、設備データ取得手段430、送信手段431、及び記憶部435を含む。
設備データ取得手段430は、カメラ41により識別表示21を含む画像が撮像されたときに、識別表示21に対応する点検対象設備200の設備データを管理サーバー30から取得してモニター42に表示させる。設備データは少なくとも点検履歴を含み、設備データ取得手段430は、点検履歴を管理サーバー30から取得してモニター42に表示させるか、又は点検履歴を取得するためのアイコンをモニター42に表示させるのが好ましい。この場合、作業者は、モニター42に表示された点検対象設備200の点検履歴を適宜参照しながら点検作業を行うことができるので、点検作業を効率的に行うことができる。記憶部435は、作業者が入力手段400を用いて入力した点検データを保存するためのものである。送信手段431は、記憶部435に保存された点検対象設備200の点検データを管理サーバー30に送信する。点検時に点検データを直接管理サーバー30に送信して記憶させることができるので、作業者は点検時に点検データを一旦紙に記入するような煩雑な作業をする必要がなくなり、作業者の負担を軽減できる。
制御部43は、位置情報取得手段432と点検ルート記録手段433をさらに含むことができる。位置情報取得手段432は、情報端末40を携帯した作業者の位置を取得する。位置情報取得手段432としては、例えば、GPS(Global Positioning System)、準天頂衛星システムを用いることができる。作業性の観点から、位置情報取得手段432は情報端末40に内蔵されることが好ましい。GPS及び準天頂衛星システムは衛星を利用しており複数の設備20の間を移動するときにも位置情報を取得できるので、位置情報取得手段432は、GPS又は準天頂衛星システムであることが好ましい。点検ルート記録手段433は、位置情報取得手段432で取得した位置情報に基づいて作業者の点検ルートを記録する。点検ルート記録手段433が記録した点検ルートは、管理サーバー30に記憶され、必要時には情報端末40に表示されるようにすることができる。
経験豊富で熟練度の高い作業者の点検ルートを上述の手段で記録することによって、効率的な点検ルートを明確にすることができる。効率的な点検ルートが判明することで、点検作業の標準化を図ることができるので、作業者の負担を軽減しつつ作業効率を向上させることができる。
管理サーバー30が、位置情報取得手段432又は点検ルート記録手段433の少なくとも一方を含んでもよい。位置情報取得手段432は情報端末40を携帯した作業者の位置情報を取得するので、位置情報取得手段432が情報端末40に含まれる形態が設備管理システム10全体として効率的であり好ましい。
制御部43は、報告書作成手段434をさらに含むことができる。報告書作成手段434は、点検対象設備200の点検データを編集して報告書を作成する。報告書とは作業者が作成する文章又はデータであり、作業者が管理者に所定の点検作業が終了したことと点検作業の結果について報告するためのものである。次に、作業者は、予め登録された管理者に報告書を送信するか、又は管理サーバー30に報告書を管理者がアクセス可能な状態で保存する。
作業者が報告書の作成及び送付を容易にできるので、作業者の負担を軽減できる。また、管理者が報告書に容易にアクセスすることができるので、管理者の負担も軽減できる。また、点検作業が終わってすぐに報告書が作成されて送付されるので、効率的な管理が可能になる。さらに、作業者が紙を管理者に送付して印鑑を受ける必要がなくなるので、報告書に対する承認の印鑑も電子印鑑とすることが好ましい。管理サーバー30が報告書作成手段434を含んでもよい。
情報端末40と管理サーバー30で設備データの送受信が行える限りは、ネットワーク50はデータの送受信ができる通信網を広く含む。ネットワーク50は、有線又は無線のどちらでもよいが、作業者は情報端末40を携帯して移動するので無線が好ましい。また、ネットワーク50は、イントラネット又はインターネットのどちらでもよいが、サーバーが設置される場所が限定されないので、インターネットが好ましい。
図3に、ホーム画面と撮像された画像の背景の一例を示す。ホーム画面とは、作業者が点検作業を行うときに最初に表示される画面であって、作業者が後述する点検データの入力処理等を行った後に、点検対象設備200の表示に戻るときに表示される画面である。図3に例示するように、作業者がカメラ41で撮像した1台の点検対象設備200の画像がモニター42に表示されており、点検対象設備200の画像に重ねて手前側に上から機器情報、点検履歴アイコン、故障履歴アイコン、点検データ入力アイコンが表示されている。機器情報、点検履歴、及び故障履歴は設備データである。機器情報は、型名、製番(製造番号)、及び納入(納入時期)の項目が表示されている。例えば、点検履歴アイコンが選択されると、設備データ取得手段430は管理サーバー30から点検対象設備200の点検履歴を取得してモニター42に表示する。
設備データに含まれる情報の表示、非表示は適宜変更可能である。また、ホーム画面において、設備データを直接表示するか、又はアイコンを表示するかも適宜変更可能である。画像、設備データ、及びアイコンの表示レイアウトは、当然に図3に限らず自由に変更可能である。また、アイコンを選択したときには、設備データ取得手段430は管理サーバー30から設備データを取得してモニター42に表示させてもよいし、予め管理サーバー30から点検対象設備200の設備データを取得済みにしておいてからモニター42に表示してもよい。
図4に、入力画面の一例を示す。作業者は、入力画面を参照することで電圧の値、電流の値、等の点検項目を確認することができる。作業者は、点検対象設備200の点検を行いながら、各点検項目の点検データについて入力手段400を用いて入力する。点検項目は、図4に例示する点検項目には限られない。また、点検項目は点検対象設備200の種類等によって適宜変更可能である。
以下、図5を参照しながら、情報端末40が実施する処理の一例について詳説する。なお、以下のフローチャートにおいて、破線で囲まれたボックスは、設備20の点検を行う作業者の行動を示す。
まず、図5のフローチャートを参照して、点検対象設備200を特定してホーム画面を表示するまでの処理(以下、「ホーム画面作成処理」という場合がある)について説明する。作業者は、情報端末40を携帯して設備20の前まで移動し、カメラ41で識別表示21が設けられた設備20の画像を撮像する(S11)。次に、設備データ取得手段430は、撮像された画像において識別表示21が認識できるかどうかを判定する(S12)。
S12において設備データ取得手段430が識別表示21を認識できた場合には(S12のYES)、設備データ取得手段430は、識別表示21に対応する設備20を点検対象設備200として特定して、撮像された画像をモニター42に表示する(S13)。撮像された画像に複数の設備20が含まれた場合には、設備データ取得手段430は、識別表示21が認識された全ての設備20を点検対象設備200と特定してもよいし、又は識別表示21が認識された全ての設備20の内の1台を選択して点検対象設備200と特定してもよい。識別表示21が認識された全ての設備20の内の1台を選択する場合には、予め決められた規則により設備データ取得手段430が自動的に選択してもよいし、モニター42上で作業者が選択してもよい。
次に、設備データ取得手段430は、点検対象設備200の設備データを管理サーバー30から取得してモニター42に表示させる(S14)。ここで、S14の代わりに、点検対象設備200の設備データをモニター42に表示せずに、点検対象設備200の設備データを管理サーバー30から取得するためのアイコンをモニター42に表示させるステップを設けてもよい。さらに、制御部43は少なくとも点検データ入力アイコンをモニター42に表示してホーム画面を作成し(S15)、ホーム画面作成処理は終了する。
一方、S12において設備データ取得手段430が識別表示21を認識できなかった場合には(S12のNO)、設備データ取得手段430は、設備20を特定できなかった旨をモニター42に表示させ、作業者に再度、設備20の画像を撮像するように促して、新たな画像が撮像されるまで待機する。
次に図5においてS16以降のステップを参照しながら、点検対象設備200の点検データから報告書を作成して、報告書を管理者へ送付するまでの処理(以下、「点検処理」という場合がある)について説明する。
作業者は、点検対象設備200を点検する前にホーム画面の点検データ入力アイコンを選択する(S16)。次に、制御部43は、点検対象設備200の点検データを入力するための入力画面をモニター42に表示する(S17)。
作業者は、点検対象設備200の点検を行いながら、各点検項目の点検データについて入力手段400を用いて入力する(S18)。複数の点検項目がある場合には、作業者が全ての点検データを入力しなければS19に進めないようにすることもできるし、入力されていない点検項目については点検データなしとしてS19に進めるようにしてもよい。
作業者が入力した点検データは、記憶部435に保存される(S19)。次に、送信手段431は、記憶部435に保存されている点検データを管理サーバー30に送信する(S20)。S20が終了すると、制御部43は、入力画面を終了してホーム画面をモニター42に表示する(S21)。作業者は入力画面を参照しながら点検作業をした方が点検項目の確認をしながら点検できるので効率的であるが、別途点検をしてから点検データ入力アイコンを選択してもよい。
点検すべき複数の設備20をすべて点検した場合には(S22のYES)、報告書作成手段434は、点検対象設備200の点検データを編集して報告書を作成する(S23)。報告書の作成に使用される点検データは、記憶部435に保存されているものでも、管理サーバー30に記憶されているものでもどちらでもよい。次に、報告書作成手段434は、予め登録された管理者に報告書を送信し(S24)、点検処理は終了する。
一方、点検すべき設備20がまだ有る場合には(S22のNO)、作業者は、次の設備20に移動して、同様の作業を実施する。
以上のように、上述の設備管理システムによれば、設備の保守点検を行う作業者の負担を軽減し、作業効率を向上させることができる。
10 設備管理システム、20 設備、21 識別表示、200 点検対象設備、30 管理サーバー、40 情報端末、400 入力手段、41 カメラ、42 モニター、43 制御部、430 設備データ取得手段、431 送信手段、432 位置情報取得手段、433 点検ルート記録手段、434 報告書作成手段、435 記憶部、50 ネットワーク

Claims (4)

  1. 複数の設備の設備データを記憶する管理サーバーと、前記複数の設備を点検する作業者によって携帯される、前記管理サーバーと通信可能な情報端末とを備え、前記複数の設備に各々を区別するための識別表示が設けられた設備管理システムであって、
    前記情報端末は、
    カメラと、
    モニターと、
    制御部とを有し、
    前記制御部は、設備データ取得手段と、送信手段とを含み、
    前記設備データは、少なくとも、型名、製造番号、及び納入時期を含む機器情報、点検履歴、並びに故障履歴を含み、
    前記設備データ取得手段は、前記カメラにより前記識別表示を含む画像が撮像されたときに、前記識別表示に対応する点検対象設備の前記設備データを前記管理サーバーから取得して、前記設備データを表示するためのアイコンを前記モニターに表示させ、前記アイコンの選択により前記設備データを前記モニターに表示させ、
    前記送信手段は、前記作業者によって入力される前記点検対象設備の点検データを前記管理サーバーに送信し、
    前記管理サーバー又は前記情報端末は、前記点検対象設備の前記点検データを編集して報告書を作成して、予め登録された管理者に前記報告書を送信するか、又は前記管理サーバーに前記報告書を前記管理者がアクセス可能な状態で保存する報告書作成手段を含む、設備管理システム。
  2. 前記設備データは、前記画像に重ねて前記モニターに表示される、請求項1に記載の設備管理システム。
  3. 前記情報端末は、さらに、前記情報端末の位置情報を取得する位置情報取得手段を含み、
    前記管理サーバー又は前記情報端末は、さらに、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、複数の前記点検対象設備の点検ルートを記録する点検ルート記録手段を含む、請求項1又は2に記載の設備管理システム。
  4. 前記報告書に対する前記管理者による承認の印鑑は、電子印鑑である、請求項1~3のいずれか1項に記載の設備管理システム。
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