JP2005056023A - 作業管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業員から送信されるデータに基づき、作業員の作業状況把握などの高度な業務管理が可能な作業管理システムを提供する。
【解決手段】作業員の携帯端末1は、コード表の作業開始コードを読み取り、開始信号としてセンタ装置2へ送る(S2)。センタ装置2は、作業開始予定時刻までに作業員からの作業開始信号を受信しない場合には、センタ装置2は異常信号を生成する(S1-Yes,S3)。終了予定時刻までに携帯端末1から規定のデータを受信しない場合も異常信号を生成する(S14-Yes,S15)。センタ装置2は、終了予定時刻の例えば10分前になると、予定時刻までに作業が終了するか否か、作業終了時刻を延長するか否かを問い合わせる延長問合信号を携帯端末1に送信し(S5-No,S6-Yes,S7)、返信の有無に応じ所定の対応をとる(S8-Yes,S12-No,S13及びS9-No,S10-Yes,S11)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、設備保守作業などの作業をする作業員側において携帯される携帯端末と、通信ネットワークを介して携帯端末と通信をするセンタ装置とを備える作業管理システムに関し、特に作業員における異常の有無若しくは作業員の作業の進行状況などの現場情報の把握、個別作業ごとの対価の算出、或いは緊急の作業要請があったときにおける作業に適した作業員の選択などを作業現場から離れたセンタ装置で行うのに好適な作業管理システム関する。
特開平6-259447
従来、各人の業務を遠隔から管理するシステムとして、特許文献1に示すデータ管理システムが知られている。このデータ管理システムは、個人個人のデータを管理するリアルタイムデータ管理システムであり、各自が業務内容をバーコード読取り機で読み取るとともに、読取ったデータをマスター機に送信すると、マスター機側に作業状況を表示する機能を有し、作業状況の把握を容易にしようとするものである。マスター機は、受信したデータに基づき各人の業務内容を表やグラフといったビジュアル表示手段で表示し、認識性を向上させている。
しかしながら、特許文献1のデータ管理システムは、単に各人の作業内容を表示するだけであるから、特許文献1のデータ管理システムの機能は高度な業務管理を行うには不十分である。特に、特許文献1のデータ管理システムには、各人の作業状況が順調に進行しているのか遅延しているか否かや、各人の予定を管理者に把握させたり、至急の業務が発生した場合などに適切な指示を管理者から行うことができない、という解決するべき課題があった。
そこで本発明は、上記課題を解消するために、作業員から送信されるデータに基づく高度な業務管理、特に、作業員の作業状況および作業の対価の把握、並びに至急の業務が発生した場合に管理者による適切な指示、ができる作業管理システムを提供することを目的としている。
前述の課題を解決するために本発明は次の手段を提供する。
(1)作業員の各々が所持する携帯端末と、前記作業員による作業を管理するセンタ装置とを含む作業管理システムであって、
前記携帯端末は、
作業状況を表すコードの入力をするコード入力手段と、
該入力手段で入力されたコードをセンタ装置に送信する通信部と
を備え、
前記センタ装置は、
前記携帯端末と通信する通信部と、
前記作業員の作業予定や作業状況を出力する表示部と、
予め設定されている作業の終了時刻を延長するか否かを問い合わせる延長問合信号を前記通信部経由で前記携帯端末に送信する予定管理部と、
前記携帯端末から作業時間の延長要請を前記通信部経由で受信すると、前記予め設定されている終了時刻を要請に基づき変更するテーブル管理部と、
前記携帯端末から作業終了コードを受信することなく前記終了時刻に至った場合に前記表示部に異常信号を出力するとともに、前記携帯端末に前記通信部経由で異常信号を送信する制御部と
を備えることを特徴とする作業管理システム。
(2)前記制御部は、予め設定されている作業の開始時刻までに前記携帯端末から作業開始コードを受信しないときは、前記表示部に異常信号を出力するとともに、前記携帯端末に前記通信部経由で異常信号を送信する前記(1)に記載の作業管理システム。
(3)前記コードはバーコードであり、
前記コード入力手段は、バーコード読取部を備え、該バーコード読取部でバーコードを読取ることにより前記作業状況の入力をする
前記(1)または(2)に記載の作業管理システム。
(4)前記終了時刻は、過去に計時された実作業時間の平均に基づき予め設定される前記(1)乃至(3)の内のいずれかに記載の作業管理システム。
(5)作業員の各々が所持する携帯端末と、前記作業員による作業を管理するセンタ装置とを具備する作業管理システムであって、
前記携帯端末は、
作業の開始を表す作業開始コード及び作業の終了を表す前記作業終了コードを入力するコード入力手段と、
前記コード入力手段で入力されたコードを前記センタ装置に送信する通信部と
を備え、
前記センタ装置は、前記携帯端末から前記作業開始コードを受信すると実作業時間の計時を開始し、前記作業終了コードを受信すると実作業時間の計時を終了する計時手段と、
計時手段により計時された実作業時間と作業員の時間単価と作業内容毎に予め設定される作業難易度とに基づき作業の原価を算出する対価評価部と
を備えることを特徴とする作業管理システム。
(6)作業員の各々が所持する携帯端末と、前記作業員による作業を管理するセンタ装置とを具備する作業管理システムであって、
前記携帯端末は、
作業状況を表すコードの入力をするコード入力手段と、
現在位置の情報を取得する位置取得部と、
前記コード入力手段で入力されたコードと前記位置取得部で取得された現在位置とを前記センタ装置に送信する通信部と
を備え、
前記センタ装置は、
前記携帯端末と通信する通信部と、
予め設定されている各作業員の技能と前記携帯端末から前記通信部経由で受信した前記作業状況と前記現在位置とに基づき作業管理テーブルを生成するテーブル管理部と、
要請するべき作業内容を入力する操作部と、
前記操作部で入力された要請するべき作業内容と前記作業管理テーブルとに基づき、前記現在位置が要請するべき作業場所の近傍で、かつ、要請するべき作業に要する技能を有し、かつ、現在従事している作業の終了予定時刻が早いものを要請候補として選抜し、要請信号を該要請候補に出力する作業要請部と
を備えることを特徴とする作業管理システム。
上述の作業管理システムの採用により、次のような効果が得られる。(1)作業員による作業が予定通りに行われているか否かを遠隔のセンタ装置にて集中的に監視して、作業員の異常発生を検知することができる。(2)また、作業員に延長問合信号を送信することにより、作業の進行状況を柔軟性高く管理することができる。(3)さらに、業務の対価(原価)は業務の内容によって相異するのが当然であるが、作業内容によって妥当な対価を算出でき、対価の妥当性を評価することができる。(4)また、作業員の操作は適宜バーコードを読取ってセンタ装置に送信するだけで足り、端末操作に不慣れなものでも容易に入力操作を行うことができる。(5)さらに、至急を要する作業を作業員に要請する際に、作業内容によって最適な作業員を選抜して要請することができる。
図1は、本発明の一実施の形態である作業管理システムのシステム全体を示す構成図である。図2は、その作業管理システムにおける携帯端末1を示すブロック構成図である。また、図3は、その作業管理システムにおけるセンタ装置2を示すブロック構成図である。図4は、図3におけるテーブル管理部240により作成される作業管理テーブルを示す図である。
本実施の形態の作業管理システムは、互いにネットワーク3で接続された携帯端末1とセンタ装置2とで大略構成されている。携帯端末1は、バーコード読取部10を備えており、作業状況に応じて、作業員が携帯するコード表又は作業対象設備に設けられたバーコード札からバーコードを読取って、センタ装置2に送信する。センタ装置2は、各作業員が携行する携帯端末1からデータを受信して、作業状況を管理する。
作業員による作業としては、例えば設備保守作業などがあり、更に具体的には、消防設備保守作業、給排水設備保守作業、空調設備保守作業、エレベータ設備保守作業などがある。以下では、作業員による作業対象として消防設備保守作業を例に挙げ、本実施の形態を説明する。
携帯端末1は、作業員に付帯して携行される。作業員は、個人ID、作業状況、時間等がバーコード化され記載されたコード表を携行している。また、作業員が作業を行う作業対象設備には設備No等をバーコードで記載したバーコード札が設けられている。作業員は、作業状況に応じて、コード表又はバーコード札からバーコードを読取ってセンタ装置2に送信する。
携帯端末1は、図2に示すように、通信基地局4を介してセンタ装置2と通信をする通信部11と、GPSなどの周知の手法または例えば作業対象設備に貼付されたバーコード札の読取りにより現在位置を取得する位置取得部12と、LCD・スピーカなどにより構成される出力手段としての表示部13と、ボタン等で構成される操作部14と、バーコードを読取って作業データとして入力するバーコード読取部10と、これら各部の制御を行う制御部15とから構成されている。バーコード読取部10より入力された作業データは、操作部14の送信操作により、通信部11を経由してセンタ装置2に送信される。また、位置取得部12にて取得した現在位置は、所定時間間隔毎にセンタ装置2に送信される。なお、所定時間間隔毎にセンタ装置2に現在位置を自動的に送信する代わりに、センタ装置2から携帯端末1へ位置要求信号を送信し、携帯端末1はセンタ装置2から位置要求信号を受信すると現在位置をセンタ装置2に送信するようにしても差し支えない。
センタ装置2は、図3に示すように、携帯端末1と通信をする通信部20と、作業員の作業状況などを表示する出力手段としての表示部21と、キーボード等で構成される入力手段としての操作部22と、各作業員毎のスキル値や作業の記録等を記憶する記憶部23と、これら各部の制御を行う制御部24とから構成されている。制御部24は、テーブル管理部240と、予定管理部241と、対価評価部242と、作業要請部243とから構成されている。
以下、本実施の形態の動作について説明する。まず、予定されている作業内容が、管理センタの管理員により操作部22にて入力される。テーブル管理部240は、操作部22で入力された作業内容に基づき記憶部23内の過去の作業記録を参照し、入力された作業内容に類似する過去の作業の平均時間を算出して当該作業員の作業の予定時間を設定する。そして、この作業の予定時間と、管理員が入力する作業の開始予定時刻とに基づいて、テーブル管理部240は作業の終了予定時刻を設定する。テーブル管理部240は、設定された作業の予定に基づき図4に示すような作業管理テーブルを生成し、作業管理テーブルを表示部21に出力する。作業管理テーブルは、作業記録として所定時間毎に記憶部23に記憶される。
記憶部23には、作業内容に応じて予め設定された作業難易度、作業員ごとのスキル値が記憶されている。作業難易度は作業の難易度に基づく評価値であり、想定される作業種別ごとに予め設定されている。例えば、消防設備保守作業においては、作業内容として、自動火災報知設備保守作業、ハロゲン化物消火設備保守作業、消火器保守作業などがあり、それぞれ作業難易度は異なる。
自動火災報知設備保守作業の内容は、主に感知器動作の確認や自動火災報知機の動作確認などであり、消防設備保守作業において最も主たる作業となる。そこで、自動火災報知設備保守作業の難度は「1」に設定される。他の作業の難易度は、その自動火災報知設備保守作業の難易度を基準にして決定される。
ハロゲン化物消火設備保守作業の内容は、消火剤の残量(重量)検査や消火剤の供給口に設けられた容器弁ソレノイドの点検などであり、自動火災報知設備保守作業に比べて作業が難解となる。したがって、ハロゲン化物消火設備保守作業の難易度は、自動火災報知設備保守作業の難易度より高く、例えば「1.5」と設定する。
また、消火器保守作業の内容は、設置場所が適切か否かの確認、有効期間の確認などであり、基本的には目視のみで行われる作業である。したがって、消火器保守作業の難易度は、自動火災報知設備保守作業の難易度より低く、例えば「0.3」と設定する。
また、スキル値は作業員毎の過去の実績や所有資格に基づく評価値である。例えば、消防設備保守作業においては、消防設備士、第一種電気工事士、危険物取扱者などの資格を有し、過去に多様な保守作業を経験した作業員のスキル値を高く、「A」等に設定される。他方、経験や資格が不足する作業員に対してはスキル値が例えば「B」、「C」、「D」、「E」等と段段に低く設定される。
テーブル管理部240は、前述の入力された作業内容に基づき、記憶部23から上記作業難易度および作業員スキル値を読み出し、作業管理テーブルに反映する。また、テーブル管理部240は、携帯端末1から受信する作業状況および現在位置に基づき、作業管理テーブルの情報を変更する。
予定管理部241は、図5に示すように、図4の作業管理テーブルに基づき作業の進展状況を管理する。すなわち、予定管理部241は、作業管理テーブルに設定されている作業開始予定時刻と、当該作業開始予定時刻及び作業の予定時間に応じてテーブル管理部240にて設定された作業終了予定時刻とに基づき、携帯端末1から送信され、通信部20を経て受信する作業データを監視する。
作業員は、作業現場において、作業開始時にバーコード読取部10にてコード表の作業開始コード又は作業対象設備に設けられたバーコードを読み取る。作業員による操作部14の送信操作により、バーコード読取部10で読み取られたデータは、作業開始信号として通信部11から送信され、通信基地局4およびネットワーク3を介して、センタ装置2へ送られる。センタ装置2の予定管理部241は、作業の開始予定時刻までに該当する携帯端末1から作業開始信号を受信すると、作業員により当該作業が開始されたことを判断する(S1-No, S2-Yes)。
他方、作業開始予定時刻までに作業員からの作業開始信号を受信しない場合には、センタ装置2の表示部21に異常信号を表示するとともに、当該作業員が携帯する携帯端末1に異常信号を送信する(S1-Yes, S3)。同様に、センタ装置2の予定管理部241は、作業の終了予定時刻までに携帯端末1から規定のデータを受信しない場合、作業の進展が異常であると判断して、ネットワーク3及び通信基地局4を介して携帯端末1に異常信号を出力するとともに、表示部21に異常を表示する(S14-Yes,S15)。
また、予定管理部241は、作業の終了予定時刻の例えば10分前になると、ネットワーク3及び通信基地局4を介して携帯端末1に、終了予定時刻までに作業が終了するか否か、終了予定時刻を延長するか否かを問い合わせる延長問合信号を送信する(S5-No,S6-Yes,S7)。延長問合信号に対し、携帯端末1から、作業時間を延長する旨の返信があった場合は、予定管理部241は、表示部21に作業時間の延長を表示し、前記テーブル管理部240により作業終了予定時刻を変更する(S8-Yes,S12-No,S13)。なお、このとき、作業管理テーブルにおいて、当該作業員に対して現在従事している作業の後に別の作業が予定されている場合は、この後段の作業開始予定時刻、作業終了予定時刻をも延長させて予定時刻を変更する。
他方、延長問合信号に対し、携帯端末1から返信を受信しない状態、かつ、作業の終了信号も受信しない状態で終了予定時刻に至ったときは、予定管理部241は、作業の進展が異常であると判断して、センタ装置2の表示部21に異常信号を表示するとともに、当該作業員が携帯する携帯端末1に異常信号を送信する(S9-No,S10-Yes,S11)。
また、予定管理部241は、作業開始から終了までに要した時間(実作業時間)を計時する(S4,S17)。計時された実作業時間は、テーブル管理部240に出力され、テーブル管理部240にて作業管理テーブルに反映される。
対価評価部242は、終了した作業の内容に基づき、妥当な作業対価(原価)を算出する。対価評価部242は、実際に作業に要した時間(実作業時間)と、作業内容に応じて予め設定されている作業難易度と、作業を行った作業員の時間単価とに基づき妥当対価を算出する。作業員の時間単価は、作業員のスキル値などに基づき予め設定されて記憶部23に記憶されている。対価評価部242は、記憶部23から担当作業員の時間単価を読出し、作業管理テーブルから作業難易度と実作業時間とを読出すとともに、これら各々を乗じて妥当対価を算出する。例えば、図4の作業員ID「山田太郎」の場合は、時間単価を1250円とすると、8.0(実作業時間)×0.8(作業難易度)×1250(時間単価)=8000により、妥当な作業対価は8000円と算出される。算出式は、これに限定されることはなく、実作業時間、作業難易度、作業員の時間単価に対し、重要視する項目に応じて所定の重み付けを行い、重み付けされた各項目の積算から対価を算出しても良い。対価評価部242にて算出された妥当対価はテーブル管理部240にて作業管理テーブルに反映される。なお、作業対価の算出は、テーブル管理部240にて設定された作業予定に基づき、予定される作業時間と、作業難易度と、作業を行う作業員の時間単価とから作業の開始前に算出する構成としてもよい。
図6は、顧客から緊急作業の要請があるときにおける本実施の形態の動作を示すフローチャートである。契約している顧客からの連絡等により管理センタに緊急の作業要請がある(S21-Yes)と、管理センタの管理員は操作部22にてその作業要請のデータ(作業の内容、作業対象場所など)を入力する(S22)。作業要請が入力されると、制御部24は、作業要請部243に入力された作業内容に基づき適切な作業員を選抜させる。作業要請部243は、入力された作業内容、作業対象場所と、作業管理テーブル内の各作業員の作業状況を参照して、現在位置が作業対象場所の近傍(所定距離以内)に位置する作業員を第一段階候補として選抜する(S23)。次に、選抜された第一段階候補のうち、要請する作業に必要なスキルを持った作業員を第二段階候補として選抜する(S24)。次に、第二段階候補のうち現在の作業の終了予定時刻がもっとも早い者を要請候補として選抜する(S25)。そして、作業要請部243は、要請候補として選抜された作業員の携帯端末1に作業要請信号を送信する(S26)。
携帯端末1から要請内容を了解した旨の要請了解信号を受信すると、テーブル管理部240は、要請内容に基づき作業管理テーブルに作業内容を反映させる。一方、作業要請信号を送信後所定時間内に携帯端末1から要請了解信号が得られなかった場合は、要請了解信号が得られなかった旨を表示部21に表示し、S23に戻って再度要請候補の選抜を行う。
なお、上述の選抜処理において、要請候補となる作業員が選抜できなかった場合は、第1段階候補を選抜する距離を緩和し、より遠方となる範囲を含めて再度選抜処理を実行する。
本実施の形態では、作業単位で作業管理テーブルを作成する例で説明したが、作業単位で作業管理テーブルを作成する代わりに、顧客の建物ごとに作業管理テーブルを作成して管理するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、対象となる作業と類似する過去の作業の平均時間から対象となる作業の作業予定時間を設定する構成としていた。しかしながら、本発明における作業予定時間の設定は、過去の作業の平均時間に加えて、作業場所の面積、人数などを考慮した一層詳細なデータに基づいて行ってもよい。このような詳細なデータに基づく作業予定時間は、過去の作業記録から作業内容・作業場所の面積・作業人数が、対象となる作業と類似するデータを抽出して、この抽出されたデータの作業時間の平均から算出される。
さらに、本実施の形態では、管理センタのセンタ装置2により作業内容が入力される構成としていたが、本発明では作業内容を携帯端末1により入力される構成としてもよい。このような携帯端末1により作業内容を入力する構成では、これから行う作業の内容が、作業員によって携帯端末1にてバーコードを読み取ることで入力され、ネットワーク3を介してセンタ装置2に送信される。このとき、センタ装置2の制御部24は、通信部21を介して入力された作業内容をテーブル管理部240へ送り、テーブル管理部240は、入力された作業内容に基づき記憶部23内の過去の作業記録を参照する。そして、テーブル管理部240は、入力された作業内容と類似する過去の作業の平均時間を算出して当該作業員の作業の予定時間を設定して作業管理テーブルを生成する。
本発明の一実施の形態である作業管理システムのシステム構成を示す図である。 図1の実施の形態における携帯端末を示すブロック構成図である。 図1の実施の形態におけるセンタ装置を示すブロック構成図である。 図1の実施の形態における作業管理テーブルである。 図1の実施の形態における予定管理部等の動作手順を示すフローチャートである。 緊急作業の要請があるときのフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末
2 センタ装置
3 ネットワーク
4 通信基地局
10 バーコード読取部
11 通信部
12 位置取得部
13 表示部
14 操作部
15 制御部
20 通信部
21 表示部
22 操作部
23 記憶部
24 制御部
240 テーブル管理部
241 予定管理部
242 対価評価部
243 作業要請部

Claims (6)

  1. 作業員の各々が所持する携帯端末と、前記作業員による作業を管理するセンタ装置とを含む作業管理システムであって、
    前記携帯端末は、
    作業状況を表すコードの入力をするコード入力手段と、
    該入力手段で入力されたコードをセンタ装置に送信する通信部と
    を備え、
    前記センタ装置は、
    前記携帯端末と通信する通信部と、
    前記作業員の作業予定や作業状況を出力する表示部と、
    予め設定されている作業の終了時刻を延長するか否かを問い合わせる延長問合信号を前記通信部経由で前記携帯端末に送信する予定管理部と、
    前記携帯端末から作業時間の延長要請を前記通信部経由で受信すると、前記予め設定されている終了時刻を要請に基づき変更するテーブル管理部と、
    前記携帯端末から作業終了コードを受信することなく前記終了時刻に至った場合に前記表示部に異常信号を出力するとともに、前記携帯端末に前記通信部経由で異常信号を送信する制御部と
    を備えることを特徴とする作業管理システム。
  2. 前記制御部は、予め設定されている作業の開始時刻までに前記携帯端末から作業開始コードを受信しないときは、前記表示部に異常信号を出力するとともに、前記携帯端末に前記通信部経由で異常信号を送信する請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記コードはバーコードであり、
    前記コード入力手段は、バーコード読取部を備え、該バーコード読取部でバーコードを読取ることにより前記作業状況の入力をする
    請求項1または2に記載の作業管理システム。
  4. 前記終了時刻は、過去に計時された実作業時間の平均に基づき予め設定される請求項1乃至3の内のいずれかに記載の作業管理システム。
  5. 作業員の各々が所持する携帯端末と、前記作業員による作業を管理するセンタ装置とを具備する作業管理システムであって、
    前記携帯端末は、
    作業の開始を表す作業開始コード及び作業の終了を表す前記作業終了コードを入力するコード入力手段と、
    前記コード入力手段で入力されたコードを前記センタ装置に送信する通信部と
    を備え、
    前記センタ装置は、前記携帯端末から前記作業開始コードを受信すると実作業時間の計時を開始し、前記作業終了コードを受信すると実作業時間の計時を終了する計時手段と、
    計時手段により計時された実作業時間と作業員の時間単価と作業内容毎に予め設定される作業難易度とに基づき作業の原価を算出する対価評価部と
    を備えることを特徴とする作業管理システム。
  6. 作業員の各々が所持する携帯端末と、前記作業員による作業を管理するセンタ装置とを具備する作業管理システムであって、
    前記携帯端末は、
    作業状況を表すコードの入力をするコード入力手段と、
    現在位置の情報を取得する位置取得部と、
    前記コード入力手段で入力されたコードと前記位置取得部で取得された現在位置とを前記センタ装置に送信する通信部と
    を備え、
    前記センタ装置は、
    前記携帯端末と通信する通信部と、
    予め設定されている各作業員の技能と前記携帯端末から前記通信部経由で受信した前記作業状況と前記現在位置とに基づき作業管理テーブルを生成するテーブル管理部と、
    要請するべき作業内容を入力する操作部と、
    前記操作部で入力された要請するべき作業内容と前記作業管理テーブルとに基づき、前記現在位置が要請するべき作業場所の近傍で、かつ、要請するべき作業に要する技能を有し、かつ、現在従事している作業の終了予定時刻が早いものを要請候補として選抜し、要請信号を該要請候補に出力する作業要請部と
    を備えることを特徴とする作業管理システム。
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