JP2016048488A - 作業管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者毎の各作業に対するスキルレベルが予め登録されていない場合であっても、各作業者のスキルレベルを容易に判断する。
【解決手段】顧客から依頼があった作業に関して、作業内容、作業対象、希望日時が指定されると(ステップS1)、指定された希望日時に作業可能な作業者の候補を取得し(ステップS2)、候補として取得された作業者毎に、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する作業者スキルレベル取得処理を行う(ステップS3)。処理が終了していない候補者がいる場合には(ステップS4;NO)、ステップS3に戻る。全ての候補者について処理が終了した場合には(ステップS4;YES)、候補者一覧として、作業者とスキルレベルを表示させる(ステップS5)。管理者は、入力部からの操作により、表示部に表示されている作業者の中から、適切な作業者を割り当てる(ステップS6)。
【選択図】図9

Description

本発明は、作業管理装置及びプログラムに関する。
従来、保守・点検作業において各作業に作業者を割り当てる際には、各作業者のスケジュールやスキルレベルに応じて、管理者がPC(Personal Computer)上で適切な作業者を選択している。
管理者は、作業者が作業を終了した後に当該作業について紙又は電子データにより報告した作業実績を管理する。また、管理者は、作業者と作業の組み合わせ毎に事前にスキルレベルを登録しておくことで、作業者のスキルレベルを確認しながら作業者を割り当てることができる。
作業者のスキルレベルを判断する技術として、例えば、各従業員の総労働時間を積算し、各従業員の総労働時間に対応するレベルにより、各従業員の経験値を特定する労務管理システムが提案されている(特許文献1参照)。
国際公開第2011/070790号
しかしながら、事前に作業者毎かつ作業毎にスキルレベルを登録しておくことは手間がかかる上、作業者のスキルが向上したり、新たな作業(新製品を対象とする作業や、新規の保守・点検内容を含む作業)が増えたりした場合等には、登録されている情報では現状に合致せず、メンテナンスが常に必要となるという問題があった。そのため、管理者が作業者を手配するにあたり、各作業者について最新のスキルレベルが登録されていない場合や、新たな作業に対する作業者を探す場合には、各作業者が各作業を実施できるスキルを有するか否かを判断できない場合があった。
また、特許文献1に記載の労務管理システムのように、各従業員の総労働時間のみによって経験値を特定すると、長く働いているだけで経験値が上がることになり、異なる作業者が同一の作業を行った場合に、より多くの時間がかかった者の方が経験値が上という、実際の感覚とずれた結果となってしまう。したがって、総労働時間のみによって経験値を特定する方法では、どのような作業対象に対してどのような内容の作業を行ったかを、作業者のスキルとして反映させることができないという問題があった。
本発明の課題は、作業者毎の各作業に対するスキルレベルが予め登録されていない場合であっても、各作業者のスキルレベルを容易に判断することである。
上記課題を解決するために、本発明の作業管理装置は、
作業者毎に、作業内容と作業対象とを含む作業実績を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている作業者毎の作業実績に基づいて、作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントを算出する算出手段と、
前記算出された作業者毎の実績ポイントに基づいて、作業者毎のスキルレベルを取得する取得手段と、
前記取得された作業者毎のスキルレベルを出力手段に出力させる制御手段と、
を備える。
本発明によれば、作業者毎の各作業に対するスキルレベルが予め登録されていない場合であっても、各作業者のスキルレベルを容易に判断することができる。
第1の実施の形態における作業管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 作業マスターテーブルのデータ構成を示す図である。 対象マスターテーブルのデータ構成を示す図である。 ポイント評価テーブルのデータ構成を示す図である。 実績ポイントスキルレベル変換テーブルのデータ構成を示す図である。 作業実績管理テーブルのデータ構成を示す図である。 使用部材管理テーブルのデータ構成を示す図である。 社員スキルレベルテーブルのデータ構成を示す図である。 作業者割当処理を示すフローチャートである。 作業者スキルレベル取得処理を示すフローチャートである。 作業実績評価処理を示すフローチャートである。 候補者一覧画面の表示例である。 候補者一覧画面の他の表示例である。 第2の実施の形態における社員スキルレベルテーブルのデータ構成を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
まず、本発明に係る作業管理装置の第1の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1は、第1の実施の形態に係る作業管理装置10の機能的構成を示すブロック図である。
作業管理装置10は、算出手段、取得手段、制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、割当手段としての入力部13と、出力手段としての表示部14と、受信手段としての通信部15と、記憶手段としての記憶部16と、を備え、各部はバス17を介して接続されている。作業管理装置10は、一般的なPCやタブレット型情報端末により構成され、保守・点検作業において、各作業に対して作業者を割り当てる管理者(手配者)により使用される。
作業は、作業内容と作業対象の組み合わせとして定義されている。
CPU11は、作業管理装置10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPU11は、記憶部16に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
RAM12は、揮発性のメモリである。RAM12には、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等が一時的に格納される。
入力部13は、文字入力キー、数字入力キー、各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスと、を含む構成である。入力部13は、ユーザによるキーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号をCPU11に出力する。また、入力部13は、表示部14の表示画面に設けられたタッチパネルを含み、ユーザの指等によるタッチ操作の位置を検出し、その位置に応じた操作信号をCPU11に出力することとしてもよい。
入力部13は、ユーザの操作に応じて、所定の作業内容と作業対象の組み合わせにより特定される作業に対して、表示部14にスキルレベルが表示された作業者の中から、いずれかの作業者を割り当てる際に用いられる。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、CPU11からの表示制御信号に従って画面表示を行う。
通信部15は、ネットワークインターフェース等により構成され、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。通信部15は、通信ネットワークNを介して接続された作業者端末20から作業者毎の作業実績を示す作業実績データを受信する。
記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性メモリ等により構成され、情報を読み出し及び書き込み可能に記憶する。記憶部16には、作業者割当処理プログラムP1が記憶されている。また、記憶部16には、作業マスターテーブルT1、対象マスターテーブルT2、ポイント評価テーブルT3、実績ポイントスキルレベル変換テーブルT4、作業実績管理テーブルT5、使用部材管理テーブルT6、社員スキルレベルテーブルT7が記憶される。また、記憶部16には、スケジュール情報D1が記憶される。
図2に、作業マスターテーブルT1のデータ構成を示す。
作業マスターテーブルT1には、「作業内容分類」と、「作業内容」と、が対応付けられて格納されている。
「作業内容分類」は、作業内容の分類区分(グループ)を示す情報である。同一の作業内容分類に属する作業内容は、相互に類似している。作業内容分類として、例えば、設置、点検等が挙げられる。
「作業内容」は、保守・点検作業における作業の内容である。作業内容分類「設置」に属する作業内容として、例えば、電源工事、通信工事等が挙げられる。作業内容分類「点検」に属する作業内容として、例えば、定期点検、法定点検等が挙げられる。
図3に、対象マスターテーブルT2のデータ構成を示す。
対象マスターテーブルT2には、「作業対象分類」と、「作業対象」と、が対応付けられて格納されている。
「作業対象分類」は、作業対象の分類区分(グループ)を示す情報である。同一の作業対象分類に属する作業対象は、相互に類似している。作業対象分類として、例えば、プリンタ、タブレット等が挙げられる。
「作業対象」は、保守・点検作業における作業の対象(機種等)である。作業対象分類「プリンタ」に属する作業対象として、例えば、PR×××、PR○○○等が挙げられる。作業対象分類「タブレット」に属する作業対象として、例えば、TB△△△、TB***等が挙げられる。
図4に、ポイント評価テーブルT3のデータ構成を示す。
ポイント評価テーブルT3には、「評価ID」と、「評価項目」と、「評価条件」と、「ポイント」と、「付帯条件」と、が対応付けられて格納されている。
「評価ID」は、ポイント評価テーブルT3内の各レコード(行)に対して付与された識別情報である。
「評価項目」は、実績ポイントの算出に関わる評価項目である。実績ポイントは、作業実績を数値化したものであり、作業者毎、作業内容と作業対象の組み合わせ毎のスキル、経験等を示す値である。
「評価条件」は、実績ポイントにポイントが加算されるための条件であり、「評価項目」の内容(値)がこの条件を満たす場合に、ポイントが加算される。
「ポイント」は、「評価項目」の内容(値)が「評価条件」を満たす場合に、実績ポイントに加算される値である。
「付帯条件」は、ポイント評価テーブルT3内の各レコードの条件判断の前提となる条件である。付帯条件を満たさない場合には、ポイント加算の対象とならない。
図5に、実績ポイントスキルレベル変換テーブルT4のデータ構成を示す。
実績ポイントスキルレベル変換テーブルT4には、「ポイント下限」と、「ポイント上限」と、「スキルレベル」と、が対応付けられて格納されている。
「スキルレベル」は、作業者のスキルを複数の段階に分けたものである。スキルレベルとして、A(能力過多)、B(適切)、C(補助必要)、D(不可)を用いる。
「ポイント下限」及び「ポイント上限」は、実績ポイントを複数の範囲に区分した各範囲を示すものである。「ポイント下限」、「ポイント上限」は、それぞれ、各スキルレベルに対応する実績ポイントの下限値、上限値である。
図6に、作業実績管理テーブルT5のデータ構成を示す。
作業実績管理テーブルT5には、「作業者」と、「作業開始日時」と、「作業終了日時」と、「作業時間」と、「作業完了状態」と、「作業内容分類」と、「作業内容」と、「作業対象分類」と、「作業対象」と、「使用部材管理ID」と、が対応付けられて格納される。
「作業者」は、作業を行う者である。
「作業開始日時」は、作業を開始した日時である。
「作業終了日時」は、作業を終了した日時である。
「作業時間」は、作業開始日時から作業終了日時までの時間、即ち、作業に要した時間である。
「作業完了状態」は、作業が完了したか否かを示す情報である。「作業完了状態」フィールドには、「完了」又は「未完了」が格納される。
「作業内容分類」フィールド、「作業内容」フィールド、「作業対象分類」フィールド、「作業対象」フィールドには、それぞれ、各作業者の作業実績として報告された作業の作業内容分類、作業内容、作業対象分類、作業対象が格納される。
「使用部材管理ID」は、作業実績管理テーブルT5の各レコード(行)に対応する作業において使用された部材を特定するための識別情報である。
図7に、使用部材管理テーブルT6のデータ構成を示す。
使用部材管理テーブルT6には、作業において使用された部材毎に、「テーブルID」と、「使用部材管理ID」と、「名称」と、「個数」と、「単価」と、「合計金額」と、が対応付けられて格納される。
「テーブルID」は、使用部材管理テーブルT6内の各レコード(行)に対して付与される識別情報である。
「使用部材管理ID」フィールドには、作業実績管理テーブルT5において、該当する部材を使用した作業に対応するレコード内の「使用部材管理ID」と同一の「使用部材管理ID」が格納される。
「名称」は、使用した部材の名称である。
「個数」は、使用した部材の個数である。
「単価」は、使用した部材の単価である。
「合計金額」は、単価に個数を掛けた値である。
作業実績管理テーブルT5、使用部材管理テーブルT6には、作業者毎に、作業内容、作業対象、作業時間、使用部材を含む作業実績が蓄積されていく。
例えば、図6の作業実績管理テーブルT5に含まれる「作業者」が「作業者E」、「作業開始日時」が「2014/4/2 11:00」、「作業終了日時」が「2014/4/2 12:00」の作業実績においては、「作業時間」が「60分」、「作業完了状態」が「完了」、「作業内容分類」が「設置」、「作業内容」が「電源工事」、「作業対象分類」が「プリンタ」、「作業対象」が「PR×××」、「使用部材管理ID」が「1」である。この作業において使用された部材については、図7の使用部材管理テーブルT6において、「使用部材管理ID」が「1」であるレコード、即ち、「テーブルID」が「1」のレコードと、「テーブルID」が「2」のレコードと、を参照すればよい。具体的には、「テーブルID」が「1」のレコードには、「ベルトX」が「2」個使用され、合計金額が「3000」円であることが記録されている。また、「テーブルID」が「2」のレコードには、「基盤Y」が「1」個使用され、合計金額が「5000」円であることが記録されている。
図8に、社員スキルレベルテーブルT7のデータ構成を示す。
社員スキルレベルテーブルT7には、「作業者」と、「作業内容分類」と、「作業内容」と、「作業対象分類」と、「作業対象」と、「入力スキルレベル」と、が対応付けられて格納されている。
「入力スキルレベル」は、「作業内容分類」、「作業内容」、「作業対象分類」、「作業対象」により特定される作業について、管理者が事前に入力した「作業者」のスキルレベルである。入力スキルレベルとして、A(能力過多)、B(適切)、C(補助必要)、D(不可)を用いる。
入力スキルレベルは、管理者(各作業者を評価する立場の上司等)が事前に手動で作業管理装置10に登録したスキルレベルであるため、信憑性は高いと考えられる。
スケジュール情報D1は、作業者毎の予定を示す情報であり、各作業者が既に割り当てられた作業の予定日時、作業内容、作業対象、作業場所等の情報を含む。
CPU11は、記憶部16に記憶されている作業実績管理テーブルT5、使用部材管理テーブルT6の作業者毎の作業実績に基づいて、作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントを算出する。
CPU11は、算出された作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントに基づいて、作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応するスキルレベルを取得する。具体的には、CPU11は、記憶部16に記憶されている実績ポイントスキルレベル変換テーブルT4を参照して、実績ポイントをスキルレベルに変換する。
CPU11は、取得された作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応するスキルレベルを表示部14に表示させる。
CPU11は、作業者を割り当てる作業として指定された作業と一致する作業実績から実績スキルレベルを取得する。具体的には、CPU11は、記憶部16に記憶されている作業実績管理テーブルT5、使用部材管理テーブルT6の作業者毎の作業実績のうち、所定の作業内容と作業対象の組み合わせと同一の作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、実績ポイントを算出する。CPU11は、各作業者について、所定の作業内容と作業対象の組み合わせと一致する作業実績を作業実績管理テーブルT5、使用部材管理テーブルT6から取得し、取得された作業実績に応じたスキルレベルを実績スキルレベルとして取得する。
実績スキルレベルは、作業者を割り当てる作業と同一の作業内容・同一の作業対象の作業の実績に基づいて得られるスキルレベルである。実績スキルレベルにより、管理者が事前に評価していない作業(社員スキルレベルテーブルT7に入力スキルレベルが登録されていない作業)についてもスキルレベルの判断が可能になる。
CPU11は、指定された作業と類似する作業実績から参考スキルレベルを取得する。具体的には、CPU11は、記憶部16に記憶されている作業実績管理テーブルT5、使用部材管理テーブルT6の作業者毎の作業実績のうち、所定の作業内容と作業対象の組み合わせと類似する作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、実績ポイントを算出する。本実施の形態では、作業内容が同一であって作業対象が同じ作業対象分類に属する作業と、作業対象が同一であって作業内容が同じ作業内容分類に属する作業と、を類似の範囲とする。CPU11は、作業内容分類、作業内容、作業対象分類、作業対象の4条件のうち、所定の作業内容と作業対象の組み合わせと作業対象のみが異なる作業実績に基づいて、作業内容と作業対象の組み合わせ毎にスキルレベルを取得する。また、CPU11は、作業内容分類、作業内容、作業対象分類、作業対象の4条件のうち、所定の作業内容と作業対象の組み合わせと作業内容のみが異なる作業実績に基づいて、作業内容と作業対象の組み合わせ毎にスキルレベルを取得する。CPU11は、所定の作業内容と作業対象の組み合わせと類似する範囲の作業実績に基づいて取得されたスキルレベルのうち、最高のスキルレベルを参考スキルレベルとして取得する。
参考スキルレベルは、作業者を割り当てる作業と類似する作業の実績に基づいて得られるスキルレベルである。参考スキルレベルにより、新規の作業や作業者が経験していない作業に関するスキルレベルの推測が可能となる。
CPU11は、作業実績に含まれる作業時間が所定の基準値以下の場合に、実績ポイントがより高くなるように、実績ポイントを算出する。
CPU11は、作業実績に含まれる使用部材に相当する金額が所定の基準値以下の場合に、実績ポイントがより高くなるように、実績ポイントを算出する。
作業者端末20は、作業管理装置10と通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。作業者端末20は、一般的なPCやタブレット型情報端末により構成され、作業者により使用される。
次に、作業管理装置10において実行される動作について説明する。
作業管理装置10では、作業者端末20から送信される作業実績データに基づいて、作業者毎、作業(作業内容と作業対象の組み合わせ)毎に作業実績を蓄積する。
作業者は、作業が終了すると、作業者端末20を操作して、作業実績データ(電子データ)を作成し、作成した作業実績データを作業管理装置10に送信する。作業実績データには、作業者、作業開始日時、作業終了日時、作業時間、作業完了状態、作業内容分類、作業内容、作業対象分類、作業対象が含まれる。また、作業実績データには、使用部材毎に、名称、個数、単価、合計金額が含まれる。
作業管理装置10において、通信部15を介して、作業者端末20から作業実績データを受信すると、CPU11は、受信された作業実績データを記憶部16の作業実績管理テーブルT5、使用部材管理テーブルT6に登録する。具体的には、CPU11は、作業実績データに含まれる作業者、作業開始日時、作業終了日時、作業時間、作業完了状態、作業内容分類、作業内容、作業対象分類、作業対象を作業実績管理テーブルT5に新規のレコードとして格納する。また、CPU11は、作業実績データに含まれる使用部材毎に、名称、個数、単価、合計金額を使用部材管理テーブルT6に新規のレコードとして格納する。また、CPU11は、使用部材管理テーブルT6の「テーブルID」フィールドに、レコード順に番号を格納する。
次に、CPU11は、作業実績管理テーブルT5と使用部材管理テーブルT6に登録したデータを使用部材管理IDで関連付ける。具体的には、CPU11は、作業実績管理テーブルT5の新規レコードの「使用部材管理ID」フィールドに、レコード順に番号を格納するとともに、使用部材管理テーブルT6の該当する作業に係る新規レコードの「使用部材管理ID」フィールドにも作業実績管理テーブルT5と同じ番号を格納する。
なお、作業者により提出された作業報告書(紙)に記載されている作業実績を、管理者が入力することによって、作業実績管理テーブルT5と使用部材管理テーブルT6に作業実績データを登録することとしてもよい。
また、作業時間については、作業管理装置10側で、作業開始日時及び作業終了日時に基づいて、自動的に算出することとしてもよい。また、作業内容分類については、作業管理装置10側で、作業マスターテーブルT1に基づいて、作業内容に対応する作業内容分類を取得することとしてもよい。また、作業対象分類については、作業管理装置10側で、対象マスターテーブルT2に基づいて、作業対象に対応する作業対象分類を取得することとしてもよい。また、合計金額については、作業管理装置10側で、個数及び単価に基づいて、自動的に算出することとしてもよい。
また、社員スキルレベルテーブルT7には、予め作業者毎の各作業(作業内容と作業対象の組み合わせ)に対するスキルレベル(入力スキルレベル)が登録されている。
図9は、作業者割当処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU11と記憶部16に記憶されている作業者割当処理プログラムP1との協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、作業管理装置10では、顧客から依頼があった作業に関して、管理者(手配者)は、入力部13からの操作により、作業内容、作業対象、希望日時を指定する(ステップS1)。CPU11は、指定された作業内容、作業対象、希望日時をRAM12に格納する。
次に、CPU11は、記憶部16に記憶されているスケジュール情報D1を参照し、指定された希望日時に基づいて、希望日時に作業可能な(希望日時に空きがある)作業者の候補を取得する(ステップS2)。
次に、CPU11は、候補として取得された作業者毎に、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する作業者スキルレベル取得処理を行う(ステップS3)。具体的には、CPU11は、希望日時に作業可能な各作業者について、ステップS1で指定された「作業内容」及び「作業対象」に基づいて、当該「作業内容」及び「作業対象」により特定される作業に対する「スキルレベル」を問い合わせる。
ここで、図10を参照して、作業者スキルレベル取得処理について説明する。
CPU11は、記憶部16に記憶されている社員スキルレベルテーブルT7に、問い合わせ対象の作業者(以下、該当作業者という。)について、指定された作業内容及び作業対象と合致するスキルレベル(入力スキルレベル)が登録されているか否かを判断する(ステップS11)。
社員スキルレベルテーブルT7に、該当作業者について、指定された作業内容及び作業対象と合致するスキルレベルが事前に登録されている場合には(ステップS11;YES)、CPU11は、登録されているスキルレベルを社員スキルレベルテーブルT7から取得し、取得されたスキルレベルを「入力スキルレベル」としてRAM12に保存する(ステップS12)。
ステップS12の後、又は、ステップS11において、社員スキルレベルテーブルT7に、該当作業者について、指定された作業内容及び作業対象と合致するスキルレベルが登録されていない場合には(ステップS11;NO)、CPU11は、記憶部16に記憶されている作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、指定された作業内容と同一の作業内容(以下、同一作業内容という。)、かつ、指定された作業対象と同一の作業対象(以下、同一作業対象という。)の作業実績があるか否かを判断する(ステップS13)。
作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、同一作業内容かつ同一作業対象の作業実績がある場合には(ステップS13;YES)、CPU11は、該当作業者についての同一作業内容かつ同一作業対象の作業実績に基づいて、作業実績評価処理を実行する(ステップS14)。ここでは、同一作業内容を「該当作業内容」、同一作業対象を「該当作業対象」とする。
作業実績評価処理では、図11に示すように、まず、CPU11は、実績ポイントを「0」にする(ステップS31)。
次に、CPU11は、記憶部16に記憶されている作業実績管理テーブルT5から、該当作業者について、該当作業内容かつ該当作業対象のレコードを抽出する(ステップS32)。以下、この抽出されたレコードを「抽出レコード」という。
次に、CPU11は、m=1に設定する(ステップS33)。
次に、CPU11は、記憶部16に記憶されているポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードの評価項目が「使用部材」であるか否かを判断する(ステップS34)。ポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードの評価項目が「使用部材」でない場合には(ステップS34;NO)、CPU11は、抽出レコードから、ポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードの評価項目に定義されているデータと同一名称のフィールドのデータを取得する(ステップS35)。
例えば、CPU11は、作業実績管理テーブルT5の1行目のレコードが抽出レコードであり、m=1である場合には、抽出レコードから、ポイント評価テーブルT3の評価ID=1のレコードの評価項目に定義されている「作業完了状態」と同一名称のフィールドの「完了」を取得する。
ステップS34において、ポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードの評価項目が「使用部材」である場合には(ステップS34;YES)、CPU11は、抽出レコードの使用部材管理IDと同一の「使用部材管理ID」を含む使用部材管理テーブルT6内のレコードを特定し、特定されたレコードに対応する合計金額を使用部材管理テーブルT6から取得する(ステップS36)。使用部材管理テーブルT6において、「使用部材管理ID」フィールドのデータが抽出レコードの使用部材管理IDと同一であるレコードが複数存在する場合には、CPU11は、それぞれのレコードに含まれる合計金額を足し合わせる。
例えば、CPU11は、作業実績管理テーブルT5の1行目のレコードが抽出レコードであり、m=4である場合には、抽出レコードの使用部材管理IDと同一の「1」を「使用部材管理ID」フィールドに含む使用部材管理テーブルT6内のレコード(テーブルID=1,2)を特定し、テーブルID=1,2のレコードに対応する合計金額「3000」、「5000」を使用部材管理テーブルT6から取得し、合計「8000」を算出する。
ステップS35又はステップS36の後、CPU11は、ステップS35又はステップS36において取得したデータがポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードの評価条件を満たすか否かを判断する(ステップS37)。取得したデータが評価条件を満たす場合には(ステップS37;YES)、CPU11は、実績ポイントに、ポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードのポイントを加算する(ステップS38)。
なお、ポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードの「付帯条件」に条件が定義されている場合は、付帯条件を満たすときにのみ、ステップS34〜ステップS38の処理を行う。
また、ポイント評価テーブルT3の評価ID=mのレコードの「評価条件」に「平均値」との比較条件が定められている場合には、作業実績管理テーブルT5において、作業者に関係なく、該当作業内容及び該当作業対象と一致する全てのレコードに含まれる評価項目のデータの平均値を求め、平均値との比較により、ステップS37の判断を行う。
例えば、CPU11は、作業実績管理テーブルT5の1行目のレコードが抽出レコードである場合、抽出レコードの「作業完了状態」が「完了」であるから、ポイント評価テーブルT3の評価ID=1のレコードに含まれる「ポイント」に基づいて、実績ポイントに10ポイントを加算する。また、CPU11は、抽出レコードの「作業時間」が「平均値以下」である場合には、ポイント評価テーブルT3の評価ID=3のレコードに含まれる「ポイント」に基づいて、実績ポイントに2ポイントを加算する。また、CPU11は、抽出レコードの「使用部材管理ID」により特定される使用部材に相当する金額が「平均値以下」である場合には、ポイント評価テーブルT3の評価ID=4のレコードに含まれる「ポイント」に基づいて、実績ポイントに2ポイントを加算する。
ステップS38の後、又は、ステップS37において、取得したデータが評価条件を満たさない場合には(ステップS37;NO)、CPU11は、ポイント評価テーブルT3において、未処理の評価項目があるか否かを判断する(ステップS39)。ポイント評価テーブルT3において、未処理の評価項目がある場合には(ステップS39;YES)、CPU11は、mの値を1だけインクリメントして(ステップS40)、ステップS34に戻り、ポイント評価テーブルT3の次のレコードに対して、処理が繰り返される。
ステップS39で、ポイント評価テーブルT3において、未処理の評価項目がない場合(ステップS39;NO)、即ち、抽出レコードに対して、ポイント評価テーブルT3の全ての評価項目が処理済みとなった場合には、CPU11は、作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、他の該当作業内容かつ該当作業対象のレコードがあるか否かを判断する(ステップS41)。作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、他の該当作業内容かつ該当作業対象のレコードがある場合には(ステップS41;YES)、ステップS32に戻り、他の該当レコードに対して、処理が繰り返される。
ステップS41において、作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、他の該当作業内容かつ該当作業対象のレコードがない場合には(ステップS41;NO)、CPU11は、記憶部16に記憶されている実績ポイントスキルレベル変換テーブルT4を参照して、実績ポイントをスキルレベルに変換する(ステップS42)。
次に、図10に戻り、CPU11は、作業実績評価処理(ステップS14)により得られたスキルレベルを「実績スキルレベル」としてRAM12に保存する(ステップS15)。
ステップS15の後、又は、ステップS13において、作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、同一作業内容かつ同一作業対象の作業実績がない場合には(ステップS13;NO)、CPU11は、記憶部16に記憶されている作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、同一作業内容かつ指定された作業対象と類似する作業対象(以下、類似作業対象という。)の作業実績、又は、指定された作業内容と類似する作業内容(以下、類似作業内容という。)かつ同一作業対象の作業実績があるか否かを判断する(ステップS16)。
作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、同一作業内容かつ類似作業対象の作業実績、又は、類似作業内容かつ同一作業対象の作業実績がある場合には(ステップS16;YES)、CPU11は、その中の作業内容及び作業対象の組み合わせのうち、いずれかの組み合わせを設定する(ステップS17)。
次に、CPU11は、該当作業者について、設定された作業内容及び作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、作業実績評価処理を実行する(ステップS18)。作業実績評価処理については、図11を参照して既に説明したので、説明を省略する。ここでは、ステップS17で設定された作業内容を「該当作業内容」、ステップS17で設定された作業対象を「該当作業対象」とする。
次に、CPU11は、該当作業者について、同一作業内容かつ類似作業対象、又は、類似作業内容かつ同一作業対象の組み合わせのうち、未処理の他の組み合わせがあるか否かを判断する(ステップS19)。未処理の他の組み合わせがある場合には(ステップS19;YES)、ステップS17に戻り、未処理の他の組み合わせについて、処理が繰り返される。
ステップS19において、未処理の他の組み合わせがない場合には(ステップS19;NO)、CPU11は、同一作業内容かつ類似作業対象、類似作業内容かつ同一作業対象の範囲の各組み合わせに対してステップS18の作業実績評価処理により得られたスキルレベルのうち、最高のスキルレベルを「参考スキルレベル」としてRAM12に保存する(ステップS20)。
ステップS20の後、又は、ステップS16において、作業実績管理テーブルT5に、該当作業者について、同一作業内容かつ類似作業対象の作業実績も、類似作業内容かつ同一作業対象の作業実績もない場合には(ステップS16;NO)、CPU11は、保存されたスキルレベルを出力する(ステップS21)。なお、CPU11は、該当作業者について、入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベルのうち、ステップS12、ステップS15、ステップS20において保存されたものについてのみ、出力すればよい。
図9に戻り、CPU11は、全ての候補者について処理が終了したか否かを判断する(ステップS4)。処理が終了していない候補者がいる場合には(ステップS4;NO)、CPU11は、ステップS3に戻り、別の候補者について、作業者スキルレベル取得処理を行う。
ステップS4において、全ての候補者について処理が終了した場合には(ステップS4;YES)、CPU11は、候補者一覧として、作業者とスキルレベルを表示部14に表示させる(ステップS5)。
図12に、表示部14に表示される候補者一覧画面141の表示例を示す。候補者一覧画面141には、ステップS1において指定された「作業内容」、「作業対象」、「希望日時」に対する作業者の候補について、取得されたスキルレベル(入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベル)が表示される。候補者一覧画面141には、作業者欄31、入力スキルレベル欄32、実績スキルレベル欄33、参考スキルレベル欄34、チェックボックスC1,C2,C3、手配ボタンB1が含まれる。作業者欄31には、指定された「希望日時」に作業が可能な作業者が表示される。入力スキルレベル欄32、実績スキルレベル欄33、参考スキルレベル欄34には、それぞれ、該当する作業者の指定された「作業内容」と「作業対象」の組み合わせに対する入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベルが表示される。チェックボックスC1,C2,C3は、指定された「作業内容」と「作業対象」の組み合わせにより特定される作業に対して、割り当てる作業者を選択する際に使用される。手配ボタンB1は、チェックボックスC1,C2,C3のいずれかにおいて選択された作業者の割り当てを手配する指示を行うためのボタンである。
作業者候補の表示順は、3種類のスキルレベルに対して、入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベルの順に設けられた優先順位に従う。
CPU11は、入力スキルレベルが取得された作業者については、入力スキルレベルが高い順(A、B、C、Dの順)に作業者を表示させる。
CPU11は、入力スキルレベルが取得されなかった作業者については、実績スキルレベルが高い順(A、B、C、Dの順)に作業者を表示させる。
CPU11は、入力スキルレベルも実績スキルレベルも取得されなかった作業者については、参考スキルレベルが高い順(A、B、C、Dの順)に作業者を表示させる。
CPU11は、いずれのスキルレベルも取得されなかった作業者については、作業者候補から除外する。
各作業者候補について、社員スキルレベルテーブルT7に、指定された「作業内容」、「作業対象」に対応するスキルレベルが登録されていない場合は、入力スキルレベルは表示されない。また、各作業者候補について、実績スキルレベルが取得されなかった場合は、実績スキルレベルは表示されない。また、各作業者候補について、参考スキルレベルが取得されなかった場合は、参考スキルレベルは表示されない。
なお、上記ステップS5では、作業者とスキルレベルとを表示部14に表示させたが、これに限定されず、作業者とスキルレベルとを図示しない印刷部から印刷させるように構成してもよい。即ち、表示部14に表示される候補者一覧画面141のような内容を候補者一覧表として印刷部から印刷するようにしてもよい。
次に、管理者は、入力部13からの操作により、表示部14に表示されている作業者の中から、適切な作業者を割り当てる(ステップS6)。
例えば、管理者が入力部13から操作することにより、候補者一覧画面141において、チェックボックスC1にチェックを入れ、手配ボタンB1を押下すると、CPU11は、「作業者E」に対して作業依頼の電子メールを送信する。管理者は、候補者一覧画面141における表示結果に基づいて、適切な作業者を割り当てることができる。
以上で、作業者割当処理が終了する。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、作業者毎の作業実績に基づいて、作業者毎に作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントを算出し、算出された作業者毎の実績ポイントに基づいて、作業者毎のスキルレベルを取得するので、作業者毎の各作業に対するスキルレベル(入力スキルレベル)が予め登録されていない場合であっても、各作業者のスキルレベル(実績スキルレベル、参考スキルレベル)を容易に判断することができる。
例えば、作業者毎の作業実績のうち、指定された作業と同一の作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、実績スキルレベルを判断することができる。
また、新規の作業や作業者が過去に経験していない作業についても、指定された作業と類似する作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、参考スキルレベルを判断することができる。
また、作業時間が平均値以下の場合に、実績ポイントに所定のポイントを加算することにより、作業時間が短い作業者のスキルレベルを高く評価することができる。
また、使用部材に相当する金額が平均値以下の場合に、実績ポイントに所定のポイントを加算することにより、コストをかけずに作業を行うことができる作業者のスキルレベルを高く評価することができる。
このように、作業者の技術評価の指標となる実績ポイントに、作業を行った回数だけでなく、作業時間や使用部材等の条件を反映させることで、単純な回数のカウントより正確に作業実績を判断することができる。
また、作業者端末20から受信した作業者毎の作業実績データを作業実績管理テーブルT5及び使用部材管理テーブルT6に蓄積していくので、各作業者の作業実績が増えるほど、実績スキルレベルや参考スキルレベルを求める際の信頼性が高まる。
また、表示部14にスキルレベルが表示された作業者の中から、ユーザの操作に応じた作業者を割り当てることができる。
また、実績ポイントスキルレベル変換テーブルT4を参照して、実績ポイントをスキルレベルに変換するので、容易に実績ポイントからスキルレベルを取得することができる。また、ランク付けに対する基準が予め定められているため、評価者毎のばらつきがなくなる。
また、ポイント評価テーブルT3において、作業実績において評価される項目や重み付け(加算するポイント)を自由に設定できるので、作業管理装置10を使用するユーザや会社毎に、任意に実績ポイントの算出方法を変更することができる。
なお、第1の実施の形態では、ステップS5において、複数の作業者候補について作業者とスキルレベルとを表示させ、ステップS6において、表示された作業者の中から管理者が適切な作業者を割り当てる場合について説明したが、管理者が作業者を選択することなく、作業管理装置10において、自動的に作業者を割り当てることとしてもよい。例えば、CPU11は、指定された希望日時に作業可能な作業者候補のうち、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対するスキルレベルが最上位の作業者、又は、予め定められたスキルレベルの作業者を自動的に割り当てる。入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベルのうち、いずれのスキルレベルに基づいて作業者を割り当てるかは、任意に変更可能とする。
スキルレベルが最上位の作業者を割り当てる場合には、常に最高のスキルを有する作業者を割り当てることが可能となる。
また、予め定められたスキルレベルとして、例えば、スキルレベルが「B」の作業者を自動的に割り当てる場合には、適切なレベルの作業者を割り当てることが可能となる。
また、或る作業者に対して、実績スキルレベルを求めるための作業実績が存在しない場合に、実績ポイントを0とし、実績スキルレベルを「D」と評価することとしてもよい。同様に、或る作業者に対して、参考スキルレベルを求めるための作業実績が存在しない場合に、参考スキルレベルを「D」と評価することとしてもよい。
また、第1の実施の形態では、作業者の候補とともに3種類のスキルレベル(入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベル)を並べて表示する場合について説明したが、各作業者候補に対して、それぞれ1つのスキルレベルを表示することとしてもよい。
図13に、表示部14に表示される候補者一覧画面142の表示例を示す。候補者一覧画面142には、作業者欄41、スキルレベル欄42、チェックボックスC11,C12,C13、手配ボタンB2が含まれる。作業者欄41には、指定された「希望日時」に作業が可能な作業者が表示される。スキルレベル欄42には、該当する作業者の指定された「作業内容」と「作業対象」の組み合わせに対するスキルレベルが表示される。チェックボックスC11,C12,C13は、指定された「作業内容」と「作業対象」の組み合わせにより特定される作業に対して、割り当てる作業者を選択する際に使用される。手配ボタンB2は、チェックボックスC11,C12,C13のいずれかにおいて選択された作業者の割り当てを手配する指示を行うためのボタンである。
スキルレベル欄42におけるスキルレベルの表示方法として、以下のルールを適用する。
(1)CPU11は、作業者候補に対し、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する入力スキルレベルが存在する場合には、入力スキルレベルを表示させる。
(2)CPU11は、作業者候補に対し、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する入力スキルレベルが存在せず、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する実績スキルレベル又は参考スキルレベルのいずれか一方が存在する場合には、存在する方のスキルレベルを表示させる。
(3)CPU11は、作業者候補に対し、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する入力スキルレベルが存在せず、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する実績スキルレベル及び参考スキルレベルの両方が存在し、実績スキルレベルが参考スキルレベル以上の場合には、実績スキルレベルを表示させる。
(4)CPU11は、作業者候補に対し、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する入力スキルレベルが存在せず、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対する実績スキルレベル及び参考スキルレベルの両方が存在し、実績スキルレベルが参考スキルレベルより低い場合には、実績スキルレベルと参考スキルレベルの中間レベルを表示させる。なお、ちょうど中間となるスキルレベルが存在しない場合には、切り下げる(低い方のスキルレベルとする)こととする。例えば、実績スキルレベルが「D」、参考スキルレベルが「B」の場合には、中間レベルは「C」となる。また、実績スキルレベルが「D」、参考スキルレベルが「A」の場合には、中間レベルは「C」となる。
(5)CPU11は、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対し、いずれのスキルレベルも存在しない作業者については、作業者候補から除外する。
CPU11は、(1)〜(5)のルールに従って作業者候補に対するスキルレベルを決定し、スキルレベルが高い順(A、B、C、Dの順)に作業者を表示させる。また、CPU11は、スキルレベル欄42に表示されるスキルレベルについて、元のスキルレベルがわかるように色分けして表示させる。例えば、CPU11は、入力スキルレベルについては黒文字で表示させ、実績スキルレベルについては青文字で表示させ、参考スキルレベルについては赤文字で表示させ、参考スキルレベルと実績スキルレベルの中間レベルとして求められたスキルレベルについては黄文字で表示させる。
文字の色でなく、スキルレベル欄42の背景パターンの違いで元のスキルレベルを区別してもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における作業管理装置は、第1の実施の形態に示した作業管理装置10と同様の構成であるため、同一の構成部分については同一の符号を用い、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
第1の実施の形態では、作業者を割り当てる際に、実績スキルレベル、参考スキルレベルを求めたが、第2の実施の形態では、実績スキルレベル、参考スキルレベルについても、事前に求めておく。
第2の実施の形態では、記憶部16に、社員スキルレベルテーブルT7に代えて、社員スキルレベルテーブルT8が記憶される。
図14に、社員スキルレベルテーブルT8のデータ構成を示す。
社員スキルレベルテーブルT8には、「作業者」と、「作業内容分類」と、「作業内容」と、「作業対象分類」と、「作業対象」と、「入力スキルレベル」と、「実績スキルレベル」と、「参考スキルレベル」と、が対応付けられて格納される。
「入力スキルレベル」は、「作業内容分類」、「作業内容」、「作業対象分類」、「作業対象」により特定される作業について、管理者が事前に入力した「作業者」のスキルレベルである。
「実績スキルレベル」は、「作業内容分類」、「作業内容」、「作業対象分類」、「作業対象」により特定される作業について、当該作業と一致する作業実績から求められた「作業者」のスキルレベルである。
「参考スキルレベル」は、「作業内容分類」、「作業内容」、「作業対象分類」、「作業対象」により特定される作業について、当該作業と類似する作業実績から求められた「作業者」のスキルレベルである。
社員スキルレベルテーブルT8の「入力スキルレベル」には、社員スキルレベルテーブルT7と同様、管理者により、予め作業者毎の各作業(作業内容と作業対象の組み合わせ)に対して入力された入力スキルレベルが登録されている。
「実績スキルレベル」、「参考スキルレベル」については、事前(例えば、夜間や土日)に実績スキルレベル、参考スキルレベルを求め、社員スキルレベルテーブルT8に保存しておく。
具体的には、CPU11は、予め定められたタイミング(例えば、夜間や土日)で、作業実績管理テーブルT5に作業実績が格納されている作業者を全て取得する。
CPU11は、取得された作業者毎に、作業マスターテーブルT1の作業内容と対象マスターテーブルT2の作業対象の組み合わせ毎に、実績スキルレベル及び参考スキルレベルを取得する。
CPU11は、作業者毎、作業内容と作業対象の組み合わせ毎に取得された実績スキルレベル及び参考スキルレベルを社員スキルレベルテーブルT8に格納する。
作業者毎、作業内容と作業対象の組み合わせ毎の実績スキルレベルの取得方法については、作業者スキルレベル取得処理(図10参照)のステップS13〜ステップS15と同様である。ただし、ステップS15において、CPU11は、実績スキルレベルをRAM12に保存する代わりに、社員スキルレベルテーブルT8の処理対象の作業者及び作業(作業内容と作業対象の組み合わせ)に対応する「実績スキルレベル」フィールドに保存する。
作業者毎、作業内容と作業対象の組み合わせ毎の参考スキルレベルの取得方法については、作業者スキルレベル取得処理(図10参照)のステップS16〜ステップS20と同様である。ただし、ステップS20において、CPU11は、参考スキルレベルをRAM12に保存する代わりに、社員スキルレベルテーブルT8の処理対象の作業者及び作業(作業内容と作業対象の組み合わせ)に対応する「参考スキルレベル」フィールドに保存する。
第2の実施の形態における作業者割当処理は、ステップS3の作業者スキルレベル取得処理を除いて、図9に示した作業者割当処理と同様である。
ステップS2の後、CPU11は、候補として取得された作業者毎に、社員スキルレベルテーブルT8から、指定された作業内容と作業対象の組み合わせに対応する入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベルを取得する。なお、CPU11は、各作業者について、入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベルのうち、社員スキルレベルテーブルT8に保存されているものについてのみ、取得すればよい。
入力スキルレベル、実績スキルレベル、参考スキルレベルを取得した後の作業者候補の表示方法、割当方法については、第1の実施の形態と同様である。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、実績スキルレベル及び参考スキルレベルを予め求めておくことにより、作業者候補のスキルレベルを取得する際の処理時間を短縮することができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る作業管理装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、作業者候補を表示する際に、スキルレベルが高い方から順に予め定められた数の作業者を表示することとしてもよい。
また、所定のスキルレベル(Aのみ、Bのみ)の作業者のみを表示することとしてもよい。
また、上記各実施の形態では、作業時間、使用部材に相当する金額を比較する際の基準値として平均値を用いた場合について説明したが、基準値として予め定められた固定値を用いることとしてもよい。
また、作業内容と作業対象の組み合わせ同士が類似するか否かの判断方法については、上述した例に限定されない。例えば、作業内容が同じ作業内容分類に属し、かつ、作業対象が同じ作業対象分類に属する作業についても、類似する作業であると判断することとしてもよい。
さらに、上記各実施の形態では、作業者毎のスキルレベルを表示部14に表示させたが、これに限定されず、作業者毎のスキルレベルを印刷部から印刷させるように構成してもよく、作業者毎のスキルレベルを通信部15を介して外部装置に送信させるように構成してもよい。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDDや不揮発性メモリを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
作業者毎に、作業内容と作業対象とを含む作業実績を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている作業者毎の作業実績に基づいて、作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントを算出する算出手段と、
前記算出された作業者毎の実績ポイントに基づいて、作業者毎のスキルレベルを取得する取得手段と、
前記取得された作業者毎のスキルレベルを出力手段に出力させる制御手段と、
を備える作業管理装置。
<請求項2>
前記算出手段は、前記記憶手段に記憶されている作業者毎の作業実績のうち、前記所定の作業内容と作業対象の組み合わせと同一の作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、前記実績ポイントを算出する請求項1に記載の作業管理装置。
<請求項3>
前記算出手段は、前記記憶手段に記憶されている作業者毎の作業実績のうち、前記所定の作業内容と作業対象の組み合わせと類似する作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、前記実績ポイントを算出する請求項1に記載の作業管理装置。
<請求項4>
前記作業実績は、作業時間を含み、
前記算出手段は、前記作業実績に含まれる作業時間が所定の基準値以下の場合に、前記実績ポイントがより高くなるように、前記実績ポイントを算出する請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業管理装置。
<請求項5>
前記作業実績は、使用部材を含み、
前記算出手段は、前記作業実績に含まれる使用部材に相当する金額が所定の基準値以下の場合に、前記実績ポイントがより高くなるように、前記実績ポイントを算出する請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業管理装置。
<請求項6>
通信ネットワークを介して接続された作業者端末から前記作業者毎の作業実績を受信する受信手段を備える請求項1〜5のいずれか一項に記載の作業管理装置。
<請求項7>
ユーザの操作に応じて、前記所定の作業内容と作業対象の組み合わせにより特定される作業に対して、前記出力手段にスキルレベルが出力された作業者の中から、いずれかの作業者を割り当てるための割当手段を備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の作業管理装置。
<請求項8>
前記取得手段は、前記実績ポイントを複数の範囲に区分した各範囲と複数のスキルレベルとを対応付けた変換テーブルを参照して、前記実績ポイントを前記スキルレベルに変換する請求項1〜7のいずれか一項に記載の作業管理装置。
<請求項9>
コンピュータを、
作業者毎の作業内容と作業対象とを含む作業実績に基づいて、作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントを算出する算出手段、
前記算出された作業者毎の実績ポイントに基づいて、作業者毎のスキルレベルを取得する取得手段、
前記取得された作業者毎のスキルレベルを出力手段に出力させる制御手段、
として機能させるためのプログラム。
10 作業管理装置
11 CPU
13 入力部
14 表示部
15 通信部
16 記憶部
20 作業者端末
141 候補者一覧画面
142 候補者一覧画面
N 通信ネットワーク
P1 作業者割当処理プログラム
T1 作業マスターテーブル
T2 対象マスターテーブル
T3 ポイント評価テーブル
T4 実績ポイントスキルレベル変換テーブル
T5 作業実績管理テーブル
T6 使用部材管理テーブル
T7 社員スキルレベルテーブル
T8 社員スキルレベルテーブル

Claims (9)

  1. 作業者毎に、作業内容と作業対象とを含む作業実績を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている作業者毎の作業実績に基づいて、作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントを算出する算出手段と、
    前記算出された作業者毎の実績ポイントに基づいて、作業者毎のスキルレベルを取得する取得手段と、
    前記取得された作業者毎のスキルレベルを出力手段に出力させる制御手段と、
    を備える作業管理装置。
  2. 前記算出手段は、前記記憶手段に記憶されている作業者毎の作業実績のうち、前記所定の作業内容と作業対象の組み合わせと同一の作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、前記実績ポイントを算出する請求項1に記載の作業管理装置。
  3. 前記算出手段は、前記記憶手段に記憶されている作業者毎の作業実績のうち、前記所定の作業内容と作業対象の組み合わせと類似する作業内容と作業対象の組み合わせを含む作業実績に基づいて、前記実績ポイントを算出する請求項1に記載の作業管理装置。
  4. 前記作業実績は、作業時間を含み、
    前記算出手段は、前記作業実績に含まれる作業時間が所定の基準値以下の場合に、前記実績ポイントがより高くなるように、前記実績ポイントを算出する請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業管理装置。
  5. 前記作業実績は、使用部材を含み、
    前記算出手段は、前記作業実績に含まれる使用部材に相当する金額が所定の基準値以下の場合に、前記実績ポイントがより高くなるように、前記実績ポイントを算出する請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業管理装置。
  6. 通信ネットワークを介して接続された作業者端末から前記作業者毎の作業実績を受信する受信手段を備える請求項1〜5のいずれか一項に記載の作業管理装置。
  7. ユーザの操作に応じて、前記所定の作業内容と作業対象の組み合わせにより特定される作業に対して、前記出力手段にスキルレベルが出力された作業者の中から、いずれかの作業者を割り当てるための割当手段を備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の作業管理装置。
  8. 前記取得手段は、前記実績ポイントを複数の範囲に区分した各範囲と複数のスキルレベルとを対応付けた変換テーブルを参照して、前記実績ポイントを前記スキルレベルに変換する請求項1〜7のいずれか一項に記載の作業管理装置。
  9. コンピュータを、
    作業者毎の作業内容と作業対象とを含む作業実績に基づいて、作業者毎の所定の作業内容と作業対象の組み合わせに対応する実績ポイントを算出する算出手段、
    前記算出された作業者毎の実績ポイントに基づいて、作業者毎のスキルレベルを取得する取得手段、
    前記取得された作業者毎のスキルレベルを出力手段に出力させる制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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