JP6395852B2 - 業務状況管理システム、及び業務状況管理方法 - Google Patents

業務状況管理システム、及び業務状況管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6395852B2
JP6395852B2 JP2016559704A JP2016559704A JP6395852B2 JP 6395852 B2 JP6395852 B2 JP 6395852B2 JP 2016559704 A JP2016559704 A JP 2016559704A JP 2016559704 A JP2016559704 A JP 2016559704A JP 6395852 B2 JP6395852 B2 JP 6395852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
index
screen
terminal
value
management system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016559704A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016079782A1 (ja
Inventor
宇都木 契
契 宇都木
木村 淳一
淳一 木村
宏視 荒
宏視 荒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Publication of JPWO2016079782A1 publication Critical patent/JPWO2016079782A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6395852B2 publication Critical patent/JP6395852B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、業務状況を管理するシステムに関する。
例えば、ダッシュボードと呼ばれる業務状況管理ツールでは、業務状況等(他には経営状況等がある)を示す指標値が表示され、当該指標値は周期的に更新される。特に、業務が危険状態にあることを指標値が示す場合、業務状況管理ツールは、警告を提示する。また、業務状況管理ツールは、必要に応じて、指標値のより詳細な情報を表示する機能(ドリルダウン)を有する。ドリルダウン機能を有する業務状況管理ツールの設計には、業務内容に関する知識及びノウハウが必要とされる。適切な指標値が表示されない場合、危険状態であることを検出できない可能性がある。また、業務内容に変更があった場合等に設計時点での指標が適切でなくなる可能性もある。
このため、優先して表示する指標値を周期的に見直す技術として、特開2010−237900号公報(以下、特許文献1という)がある。この公報には、「記憶装置に,利用者の担当業務の情報と過去に選択された分析条件の指定項目に関する情報を履歴データとして蓄積しておく。利用者に,分析条件の指定項目を指定させるための条件指定画面を編集するにあたって,最初に利用者の担当業務を特定し,特定した担当業務と同じ担当業務の利用者が所定の期間内に選択した条件の指定項目に係る分析データの参照回数を,履歴データ集計部によって各指定項目ごとに集計する。集計した参照回数を条件指定画面に埋め込んで表示する。さらに,分析データの表示の際に,他の分析条件に移行するための移行先条件指定画面を同様に表示する。」と記載されている(要約参照)。
また、ユーザの現在状況に基づいて調整済みのアプリケーションを配信する技術として、特開2014−112321号公報(以下、特許文献2という)がある。この公報には、「通信端末でアプリケーションを使用する時のユーザの状況を予測する使用時状況予測手段と、前記使用時状況予測手段により予測される使用時状況と、前記通信端末から得られる前記ユーザの現在状況とに基づいて、前記アプリケーションの内容を調整する内容調整手段と、前記内容調整手段により得られる調整済みアプリケーションを前記通信端末に配信するアプリ配信手段とを有する。」と記載されている(要約参照)。
また、端末を操作するユーザの熟練度に応じて、操作可能な端末の機能を増減させる技術として、国際公開第2010/010653号(以下、特許文献3という)がある。この公報には、「端末装置に対するユーザの使い方の遷移を予測するためのモデルを操作履歴から生成する。使い方クラスタ生成部は、複数の第1のユーザの端末装置に対する操作履歴情報に基づいて、操作履歴情報から算出される使い方の特徴を表す特徴量が似ているユーザ同士からなる複数のユーザ群を生成する。使い方遷移モデル生成部は、複数の第2のユーザの端末装置に対する操作履歴情報のそれぞれを分割した各分割区間の操作履歴情報毎に、操作履歴情報から算出される使い方の特徴を表す特徴量が複数のユーザ群の使い方特徴のうちの何れに類似するかを分析し、この分析結果に基づいてユーザ群間の遷移関係を表す使い方遷移モデルを生成する。」と記載されている(要約参照)。
特開2010−237900号公報 特開2014−112321号公報 国際公開第2010/010653号
特許文献1に記載された技術は個人の情報閲覧作業の効率を向上させるものであり、情報を閲覧するユーザの行動順序のみが考慮される。また、特許文献2に記載された技術も同様に個人の状態のみが考慮される。また、特許文献3に記載された技術は、端末自体に対する操作しか考慮していない。
複数のユーザが役割を分担して作業を実施する業務では、個人の状態、及び特定の端末の操作のみを考慮して提示する指標値を選択しても、選択された指標値は業務にとって適切なものではない。
本発明は、複数のユーザが役割を分担して作業を実施する業務において、適切な指標値を提示する業務状況管理システムを提供することを目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば、複数の作業員が役割を分担して実施する業務の状況を管理する業務状況管理システムであって、前記業務状況管理システムは、前記業務の状況を示す指標値を含む指標画面を表示する複数の端末と、前記指標画面の表示指示である指標画面表示指示を前記端末に送信する管理システムと、を備え、前記管理システムは、前記指標値の種類を示す指標の前記複数の端末のユーザにとっての有効性が評価された総合有効性評価値が登録される指標管理情報を記憶しており、前記複数の作業員の業務の状況に関するログ情報を取得し、前記取得したログ情報に基づいて、複数種類の指標の指標値を計算し、前記端末に表示される指標値を含む指標画面表示指示を前記端末に送信し、前記端末は、前記指標画面表示指示に含まれる指標値を含む指標画面を表示し、前記指標画面に表示されたいずれかの指標値の選択操作を受け付けた場合、前記指標値が選択操作されたことを示す指標値選択操作ログを前記管理システムに送信し、前記管理システムは、前記複数の端末から受信した指標値選択操作ログに基づいて、前記選択操作がされた指標値の指標の総合有効性評価値を更新し、前記更新された総合有効性評価値に基づいて、前記複数の端末の指標画面に表示される指標値を変更することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡潔に説明すれば、下記の通りである。すなわち、複数のユーザが役割を分担して作業を実施する業務において、適切な指標値を提示する業務状況管理システムを提供できる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1の計算機システムの説明図である。 実施例1の業務を実際に行う現場の説明図である。 実施例1の業務管理システム、総監督者端末、及び業務効率分析システムをそれぞれ実装する各計算機のハードウェア構成図である。 実施例1の作業員携帯端末及び現場監督者携帯端末をそれぞれ実装する各端末のハードウェア構成図である。 実施例1の業務管理テーブルの説明図である。 実施例1の人員マスタテーブルの説明図である。 実施例1の指標管理データの説明図である。 実施例1の指標画面条件データの説明図である。 実施例1の対処策管理データの説明図である。 実施例1の対処策実施ログの説明図である。 実施例1の全体的な処理のシーケンス図である。 実施例1の指標画面の説明図である。 実施例1の詳細画面の説明図である。 実施例1の対処策選択画面の説明図である。 実施例1の過去実施結果画面の説明図である。 実施例1のシミュレーション比較画面の説明図である。 実施例1の対処策実施サポート画面の説明図である。 実施例1の指標値計算処理のフローチャートである。 実施例1の対処策実施予測値算出処理のフローチャートである。 実施例1のパラメータ更新処理のフローチャートである。 実施例2の変更推薦処理のフローチャートである。 実施例2の類似指標決定処理のフローチャートである。 実施例3の他指標推薦処理のフローチャートである。 実施例3の他指標推薦画面の説明図である。 実施例4の総監督者指標画面の説明図である。 実施例4の課題条件確認画面の説明図である。
実施例1について、図1〜図20を用いて説明する。
図1は、実施例1の計算機システムの説明図である。
本実施例の計算機システムは、複数の人間と機器とを用いて実施される業務を支援するものであり、業務管理システム110、業務機器111A〜111C(以下、総称する場合には業務機器111と記載する)、業務効率分析システム120、作業員携帯端末140A〜140D(以下、総称する場合には作業員携帯端末140と記載する)、現場監督者携帯端末150A及び150B(以下、総称する場合には現場監督者携帯端末150)、総監督者端末160、並びにデータベース720及び720を備える。
業務について説明する。業務は、作業員によって作業の対象物に作業が実施される複数のタスクを組み合わせて遂行される手続きであり、注文内容に応じて作業員が連携して複数のタスクを遂行し、締め切り日時までに注文された業務を終了する必要があるものである。
例えば、業務が、第1タスク、第2タスク、及び第3タスクを含む場合、第1タスクでは、ある対象物が入力され、入力された対象物に第1タスクに対応する作業が実施され、第2タスクでは、第1タスクに対応する作業が実施された対象物に第2タスクに対応する作業が実施され、第3タスクでは、第2タスクに対応する作業が実施された対象物に第3タスクに対応する作業が実施され、当該対象物を最終成果物として出力する。第3タスクの作業が注文された全ての対象物に実施されると業務が終了する。
したがって、業務のフローは、対象物の入力を受け付けるタスクと最終成果物を出力するタスクとの間を、少なくとも一つの中間タスクで連結した形式で表現される。また、業務は複数のタスクを含み、複数の業務が並列で実施されるため、各作業が異なる作業場所で実施される。
業務管理システム110は、業務の各タスクを遂行するために必要な情報を管理し、業務機器111の動作を制御する。例えば、業務管理システム110は、各タスクにおいて作業員が必要とする情報等を業務機器111を介して作業員に提示する。
業務機器111Aはバーコードリーダ等であり、業務管理システム110は業務機器111Aの表示部に文字を表示させることができる。また、業務機器111Bはプリンタ等であり、業務管理システム110は業務機器111Bから伝票紙面及び作業指示紙面等を出力できる。また、業務機器111Cはスピーカ等であり、業務管理システム110は業務機器111Cから音声を出力できる。
また、業務管理システム110は、終了した作業と当該終了した作業の作業員との関係、及び注文状況等を示すログ情報をデータベース610に記憶する。作業の終了が例えばバーコードリーダ等の業務機器111によって把握されるタスクでは、当該業務機器111が終了状況を把握し、把握した終了状況を示すログ情報を業務管理システム110に送信し、業務管理システム110は、受信したログ情報をデータベース610に登録する。なお、終了状況が業務機器111によって把握されないタスクでは、現場監督者102A及び102B(以下、総称する場合には現場監督者102)等が当該タスクの終了状況を目視又は口頭で把握し、把握したタスクの終了状況を業務管理システム110に入力し、業務管理システム110は、入力された終了状況を示すログ情報をデータベース610に登録する。
また、業務管理システム110は、作業員携帯端末140及び現場監督者携帯端末150に作業実施タイミング及び作業実施手順を提示してもよい。
業務効率分析システム120は、業務管理システム110によってデータベース610に登録されたログ情報に基づいて、業務の状況を示す複数の指標値を計算し、計算した指標値を含む指標画面1200を現場監督者携帯端末150に表示させるスクリプトを生成し、生成したスクリプトを現場監督者携帯端末150に送信する。なお、業務効率分析システム120は、作業員携帯端末140又は現場監督者携帯端末150からログ情報を取得してもよい。
作業員携帯端末140は、業務を構成する各タスクの作業を実際に行う作業員103A〜103D(以下、総称する場合には作業員103と記載する)が携帯する端末である。
現場監督者携帯端末150は、少なくとも一つのタスクを管理する現場監督者102が携帯する端末である。現場監督者携帯端末150には、業務の状況を示す指標画面1200が表示される。
総監督者端末160は、総監督者101が全体状況を確認するための画面を表示する。総監督者101は、総監督者端末160に表示された画面を確認し、各現場監督者102に指示をする。
ここで、業務効率分析システム120の指標値の計算処理について説明する。本実施例では、業務効率分析システム120は、複数種類の指標値を計算する。指標値の種類としては、作業進捗指標、生産性指標、収支関連指標、環境指標、対象作業関連指標、行動関連指標、汎用関連指標、及びメタ指標等がある。
作業進捗指標は、締め切り日時までに作業を終了するための作業量データの動向を確認するためのデータである。また、生産性指標は、単位時間内に実施可能な作業量を確認するためのデータである。収支関連指標は、業務の収支を確認するためのデータである。環境指標は、作業の円滑に実施する上で阻害要因となり得る環境の変化状況を確認するためのデータである。対象作業関連指標は、当該指標値を計算した日における作業の性質及び特殊性等を確認するためのデータである。行動関連指標は、作業員103の行動に関するデータである。汎用関連指標は、作業進捗指標、生産性指標、収支関連指標、環境指標、対象作業関連指標、及び行動関連指標以外を表現したデータである。メタ指標は、他の指標の指標値に対して数値演算処理を実行した結果である。
図2は、実施例1の業務を実際に行う現場の説明図である。
業務は複数のタスクを含み、並列に作業が行われるタスクも存在するので、各タスクの作業は異なるエリア200A〜200Cで行われ得る。
エリア200Aは現場監督者102Aが管理するエリアであり、作業員103A〜103Cが現場監督者102Aの指示に基づいて作業を対象物に実施する。エリア200Aには作業員のタスクの終了状況を自動的に把握する業務機器111が配置されないため、現場監督者102Aが各作業員のタスクの終了状況を把握して、現場監督者携帯端末150Aを介して終了状況を示すログ情報を業務管理システム110に送信してもよい。なお、現場監督者102Aは、現場監督者携帯端末150Aを携帯し、作業員103A〜103Cは作業員携帯端末140A〜140Cを携帯する。
また、エリア200Bは現場監督者102Bが管理するエリアであり、作業員103D及び103Eが現場監督者102Bの指示に基づいて作業を対象物に実施する。エリア200Bには各作業員103の作業場所に業務機器111が配置され、各業務機器111が各作業員103の終了状況を把握し、ログ情報を業務管理システム110に送信する。なお、現場監督者102Bは、現場監督者携帯端末150Bを携帯し、作業員103D及び103Eは作業員携帯端末140D及び140Eを携帯する。
また、エリア200Cは現場監督者102Cが管理するエリアであり、作業員103F及び作業員103Gが現場監督者102Cの指示に基づいて作業を対象物に実施する。エリア200Cには業務機器111が配置され、当該業務機器111は、複数の作業員103の終了状況を把握し、ログ情報を業務管理システム110に送信する。なお、現場監督者102Cは、現場監督者携帯端末150Cを携帯し、作業員103F及び103Gは作業員携帯端末140F及び140Gを携帯する。
総監督者101は、各エリアの終了状況が表示された総監督者端末160を確認することによって、現場監督者102及び作業員103の動向を確認する。そして、総監督者101は、全体が最適となるように各エリアの現場監督者102に指示をする。
図2では、一人の現場監督者102が一つのエリアを管理するとしたが、複数人の現場監督者102が一つのエリアを管理してもよいし、一人の現場監督者102が複数のエリアを管理してもよい。
図3は、実施例1の業務管理システム110、総監督者端末160、及び業務効率分析システム120をそれぞれ実装する各計算機のハードウェア構成図である。
各計算機は、CPU301、ネットワークインタフェース(I/F)302、入力デバイス303、主記憶装置(メモリ)304、及び補助記憶装置305を備える。
CPU301は、各種演算処理を実行する。ネットワークインタフェース302は、ネットワーク170に接続するインタフェースである。入力デバイス303は、キーボード又はマウス等である。補助記憶装置305は非揮発性の非一時的な記憶媒体であり、各種プログラム及び各種データが記憶される。主記憶装置304は揮発性の一時的な記憶媒体であり、主記憶装置304には、補助記憶装置305に記憶された各種プログラム及び各種データがロードされ、CPU301が主記憶装置304にロードされた各種プログラムを実行し、主記憶装置304にロードされた各種データを読み書きする。
図4は、実施例1の作業員携帯端末140及び現場監督者携帯端末150をそれぞれ実装する各端末のハードウェア構成図である。
各端末は、CPU401、ネットワークインタフェースI/F402、入力デバイス403、加速度センサ404、位置計測装置405、主記憶装置406、補助記憶装置407、外部記憶媒体408、出力デバイス409、及びカメラ410を備える。
CPU401は、各種演算処理を実行する。ネットワークインタフェース402は、ネットワーク170に接続するインタフェースである。入力デバイス403及び出力デバイス409は、例えば、タッチパネル等のディスプレイである。入力デバイス403及び出力デバイス409はタッチパネル等のディスプレイでなくてもよく、入力デバイス403は複数のボタンによって構成され、出力デバイス409は単なるディスプレイであってもよい。加速度センサ404は、加速度を計測するセンサである。位置計測装置405は、端末の位置を計測する装置である。
補助記憶装置407は非揮発性の非一時的な記憶媒体であり、各種プログラム及び各種データが記憶される。主記憶装置406は揮発性の一時的な記憶媒体であり、主記憶装置406には、補助記憶装置407に記憶された各種プログラム及び各種データがロードされ、CPU401が主記憶装置406にロードされた各種プログラムを実行し、主記憶装置406にロードされた各種データを読み書きする。
図5は、実施例1の業務管理テーブル500の説明図である。
業務管理テーブル500はデータベース610に記憶され、業務管理テーブル500には、業務に含まれる各タスクに関する情報が登録される。
業務管理テーブル500は、タスクID501、作業種類502、実施場所503、平均所要時間505、頻度506、生産性分散507、従事人数508、及び使用機器509を含む。
タスクID501には各タスクの識別情報が登録される。作業種類502には、各タスクにおいて実施される作業の種類を示す情報が登録される。実施場所503には、各タスクの作業が実施されるエリアの識別情報が登録される。前提作業504には、各タスクの作業が実施される前に完了している必要があるタスクの作業の種類を示す情報が登録される。平均所要時間505には、各タスクの作業の実施にかかる時間の平均値が登録される。頻度506には、各タスクの作業が1日に実施される頻度が登録される。生産性分散507には、各タスクの生産性を示す値の分散が登録される。従事人数508には、各タスクの作業を実施する作業員の人数が登録される。使用機器509には、各タスクで使用される業務機器111の種類が登録される。
業務管理テーブル500は、図5に示す全ての項目を含まなくてもよく、他の項目を含んでもよい。
図6は、実施例1の人員マスタテーブル600の説明図である。
人員マスタテーブル600はデータベース610に記憶され、人員マスタテーブル600には、現場監督者102及び作業員103となる作業員に関する情報が登録される。
人員マスタテーブル600は、作業員ID601、役割602、作業場所603、対象タスクID604、対象期間605、開始時刻606及び終了時刻607を含む。
作業員ID601には、現場監督者102又は作業員103の識別情報が登録される。役割602は、各作業員の役割を示す情報、すなわち現場監督者102であるか作業員103であるかを識別するための情報が登録される。作業場所603には、各作業員が作業を実施するエリアの識別情報が登録される。対象タスクID604には、各作業員が担当するタスクの識別情報が登録される。対象期間605には、各作業員が対象タスクID604に登録された識別情報によって識別されるタスクを担当する期間が登録される。開始時刻606には、各作業員のタスクを開始した時刻が登録される。終了時刻607には、各作業員のタスクを終了した時刻が登録される。
なお、業務効率分析システム120は、作業場所別及びチーム別などの職場管理単位、作業員103の能力単位、又は対処策を実施した作業員103単位等に基づいて、作業員103をグループ化して、人員マスタテーブル600に登録してもよい。
図7は、実施例1の指標管理データ700の説明図である。
指標管理データ700はデータベース720に記憶され、業務効率分析システム120によって参照される。指標管理データ700には業務効率分析システム120が計算する指標に関する情報が登録される。
指標管理データ700は、指標ID701、指標計算スクリプトリンク702、指標引数データリスト703、包含指標群704、因果指標群705、相関指標群706、指標時系列データ707、緊急性評価閾値708、警告対処状況709、表示画面スクリプトリンク710、有効性評価値711、関連タスクリスト712、及び対処策713を含む。
指標ID701には、指標の識別情報が登録される。本実施例の指標管理データでは、同じスクリプトを用いて計算される指標であっても、入力されるデータの種類が異なる場合には、これらの指標には異なる識別情報が付与される。
指標計算スクリプトリンク702には、指標を計算するためのスクリプトへのリンクが登録される。例えば、指標は、業務の進捗状況を示す値、業務の生産性を示す値、及びこれらの値に基づいて算出される値である。指標引数データリスト703には、指標を計算する場合に引数として入力するデータであり、データベース610に記憶されたログ情報から呼び出すデータが登録される。
例えば、作業進捗指標、及び生産性指標の指標引数データリスト703には、業務に含まれるタスクID、呼び出しの対象となる期間、及び単位系等が登録される。また、収支関連指標の指標引数データリスト703には、業務に含まれるタスクID、及び呼び出しの対象となる期間が登録される。
また別の例として、メタレベル指標では、他の指標IDが引数として入力され、数値演算処理の実行結果が新たな指標として返される。この場合、メタレベル指標の指標引数データリスト703には、他の指標ID及び現在時刻から他の指標が計算された時刻の差が登録される。
包含指標群704には、各指標の評価に含まれる指標の識別情報のリストが登録される。例えば、同じスクリプトによって計算される第1指標〜第3指標があるとすると、第1指標が計算の対象とするログ情報の範囲が、第2指標が計算の対象とするログ情報の範囲と第3指標が計算の対象とするログ情報の範囲とを合わせた範囲である場合、第1指標の包含指標群704には、第2指標の識別情報及び第3指標の識別情報が登録される。
因果指標群705には、各指標と因果関係がある指標の識別情報のリストが登録される。相関指標群706には、各指標と相関関係がある指標の識別情報のリストが登録される。
指標時系列データ707には、各指標の時系列変化が登録される。具体的には、指標時系列データ707には、指標を計算した時刻と計算された指標とからなるペアがリスト構造で登録される。
緊急性評価閾値708には、指標の緊急性を評価するための区間が登録される。例えば、緊急性評価閾値708には緊急性を評価するための複数の区間が登録され、各区間は警告レベルを示す値に対応付けられる。本実施例では、緊急性評価閾値708には、警告レベル1に対応する区間、及び警告レベル2に対応する区間が登録される。警告レベル1は、図13に示す詳細画面1300を確認する旨の警告である。警告レベル2は、対処策を実施する旨の警告である。
警告対処状況709には、現場監督者102が実施している対処策の状況が登録される。表示画面スクリプトリンク710には、指標画面1200を現場監督者携帯端末150に表示させるスクリプト及び当該指標画面1200のテンプレートへのリンクが登録される。有効性評価値711には、各指標の有効性を評価した値が登録される。
関連タスクリスト712には、各指標に関連があるタスクの識別情報が登録される。対処策713には、各指標に対応する対処策の識別情報が登録される。
図8は、実施例1の指標画面条件データ800の説明図である。
指標画面条件データ800はデータベース720に記憶され、業務効率分析システム120が指標画面1200を現場監督者携帯端末150又は総監督者端末160に表示させるスクリプトを生成する場合に参照する。指標画面条件データ800は、指標画面1200を表示する監督者の端末毎に設定される。
指標画面条件データ800は、監督者ID801、作業場所ID802、権限区分803、及び指標詳細データ804を含む。
監督者ID801には、監督者の識別情報が登録される。作業場所ID802には、監督者が監督する作業場所の識別情報が登録される。権限区分803には、監督者の権限の区分が登録される。例えば、権限区分803には、監督者が現場監督者102であるか総監督者101であるかを示す情報が登録される。
指標詳細データ804には、指標画面1200で表示される指標に関する情報が登録される。具体的には、指標詳細データ804は、指標ID811、お気に入り選択中812、お勧め指標813、過去閲覧履歴リスト814、対処策実施履歴815、閲覧評価値816、及び関連指標データ817を含む。
指標ID811には、監督者が指標画面1200で過去にお気に入りに登録したことのある指標、及びお勧め指標の識別情報が登録される。お気に入り選択中812には、指標ID811に登録された識別情報によって識別される指標が現時点でお気に入りに登録されているか否かを示す情報が登録される。お勧め指標813には、お勧め指標に選択されている否かを示す情報が登録される。
過去閲覧履歴リスト814には、指標ID811に登録された識別情報によって識別される指標の詳細画面が閲覧された回数が登録される。対処策実施履歴815には、指標ID811に登録された識別情報によって識別される指標の対処策が実施され回数が登録される。閲覧評価値816には、指標ID811に登録された識別情報によって識別される指標の評価値が登録される。閲覧評価値816は、指標ID811に登録された識別情報によって識別される指標が指標画面1200に表示されることの有用性を示す値であり、例えば、過去閲覧履歴リスト814に登録された回数と対処策実施履歴815に登録された回数とを加算した値である。関連指標データ817には、指標ID811に登録された識別情報によって識別される指標に関連する指標に関する情報が登録される。
関連指標データ817は、関連指標ID821、過去閲覧履歴リスト822、及び選択種別823を含む。関連指標ID821には、指標ID811に登録された識別情報によって識別される指標に関連する指標の識別情報が登録される。過去閲覧履歴リスト822には、関連指標ID821に登録された識別情報によって識別される指標の詳細画面が閲覧された回数が登録される。選択種別823には、関連指標ID821に登録された識別情報によって識別される指標が監督者によって関連指標として選択されたか予め関連指標に設定されていたか否かを示す情報が登録される。
なお、データベース720には、全ての現場監督者携帯端末150の指標画面条件データ800が記憶される。また、各現場監督者携帯端末150は、自身の指標画面条件データ800を記憶している。
各現場監督者携帯端末150は、指標画面条件データ800を編集可能であり、当該指標画面条件データ800が変更された場合、変更された旨を業務効率分析システム120に通知する。業務効率分析システム120は、データベース720に記憶された指標画面条件データ800を変更後の現場監督者携帯端末150の指標画面条件データ800に更新する。
また、業務効率分析システム120は、データベース720に記憶されたある現場監督者携帯端末150の指標画面条件データ800を変更した場合、当該現場監督者携帯端末150にその旨を通知し、当該現場監督者携帯端末150の指標画面条件データ800を、変更後の指標画面条件データ800に更新する。
図9は、実施例1の対処策管理データ900の説明図である。
対処策管理データ900はデータベース720に記憶され、業務効率分析システム120が対処策選択画面データを生成する場合に参照される。対処策管理データ900にはエリアにて実施される対処策に関する情報が登録される。
対処策管理データ900は、対処策ID901、必要条件確認スクリプトリンク902、現状効果予測スクリプトリンク903、終了条件管理スクリプトリンク904、副作用確認スクリプトリンク905、実行時サポート画面用スクリプトリンク906、終了時サポート画面用スクリプトリンク907、及び対処策有効性評価値908を含む。
対処策ID901には、各対処策の識別情報が登録される。必要条件確認スクリプトリンク902には、現在のログ情報に基づいて対処策を実施可能な条件が成立しているか否かを確認するスクリプトへのリンクが登録される。現状効果予測スクリプトリンク903には、現在のログ情報に基づいて対処策を実施した場合の効果を予測するスクリプトへのリンクが登録される。終了条件管理スクリプトリンク904には、対処策の終了条件を管理するスクリプトへのリンクが登録される。副作用確認スクリプトリンク905には、対処策が実施されることによって副作用として生まれる悪影響を定量的に確認するスクリプトへのリンクが登録される。
実行時サポート画面用スクリプトリンク906には、対処策を実施する場合に現場監督者携帯端末150に表示される実行時サポート画面を生成するスクリプトへのリンクが登録される。終了時サポート画面用スクリプトリンク907には、対処策を終了する場合に現場監督者携帯端末150に表示される終了時サポート画面を生成するスクリプトへのリンクが登録される。対処策有効性評価値908には、各対処策の有効性を評価する値が登録される。
図10は、実施例1の対処策実施ログ1000の説明図である。
対処策実施ログ1000はデータベース720に記憶され、対処策が実施されるたびに更新される。
対処策実施ログ1000は、指標ID1001、日時情報1002、対処策ID1003、対処策実行判断者1004、対処策実行指示者1005、対処策開始時刻1006、対処策開始時指標データ値1007、対処策終了時刻1008、対処策終了時指標データ値1009、指示実行過程ログ1010、及び対処策効果評価値1011を含む。
指標ID1001には、対処策が実施された指標の識別情報が登録される。日時情報1002には、対処策が実施された日時が登録される。対処策実行判断者1004には、対処策の実施を判断した監督者の識別情報が登録される。対処策実行指示者1005には、対処策の実施を指示する監督者の識別情報が登録される。
対処策開始時刻1006には、対処策の実施が開始された時刻が登録される。対処策開始時指標データ値1007には、対処策の実施が開始された時の指標値が登録される。対処策終了時刻1008には、対処策の実施が終了した時刻が登録される。対処策終了時指標データ値1009には、対処策の実施が終了した時の指標値が登録される。
指示実行過程ログ1010には、実施された対処策に含まれる各工程に関するログが登録される。指示実行過程ログ1010は、工程番号1021、実施者1022、及び実施時刻1023を含む。工程番号1021には、実施された対処策に含まれる工程の番号が登録される。実施者1022には、実施された対処策を実施した監督者又は作業員103の識別情報が登録される。実施時刻1023には、対処策に含まれる工程が実施された時刻が登録される。
対処策効果評価値1011には、実施された対処策の効果の評価値が登録される。対処策効果評価値1011は、評価者ID1031及び評価値1032を含む。評価者ID1031には対処策の評価値を評価した監督者の識別情報が登録される。評価値1032には、評価者ID1031に登録された識別情報によって識別される監督者が評価した評価値が登録される。
次に、本実施例の全体的な処理について図11を用いて説明する。図11は、実施例1の全体的な処理のシーケンス図である。
まず、業務効率分析システム120は、所定のタイミングで指標値を計算し(1101)、計算した指標値を含む指標画面1200を現場監督者携帯端末150に表示させるための指標画面データ(指標画面表示指示)を現場監督者携帯端末150に送信する(1102)。指標画面データは、指標画面1200を表示するためのプログラム、業務効率分析システム120が計算した指標値、及び各指標値の警告レベルを含む。なお、指標値の計算処理は、図18で詳細を説明する。また、所定のタイミングは、現場監督者携帯端末150から表示要求を受信した場合であってもよいし、所定の時間になった場合であってもよいし、前回指標値を計算してから所定時間が経過した場合であってもよい。
現場監督者携帯端末150は、指標画面データを受信した場合、受信した指標画面データに含まれるプログラムを起動し、受信した指標画面データ及び指標画面条件データ800に基づいて、指標画面1200を表示する(1103)。
ここで、指標画面1200について図12を用いて説明する。図12は、実施例1の指標画面1200の説明図である。
指標画面1200は、お気に入り指標表示領域1210、お勧め指標表示領域1220、指標追加ボタン1231、及び閉じるボタン1232を含む。
お気に入り指標表示領域1210は、お気に入りに現在追加中の指標に関する情報が表示される。お気に入り指標表示領域1210は、アラーム表示領域1211、指標識別情報表示領域1212、及び指標値表示領域1213を含む。
アラーム表示領域1211には指標の警告レベルが表示される。指標の警告レベルは、業務効率分析システム120から送信される指標画面データに含まれる。例えば、指標の警告レベルはアラーム表示領域1211に表示される色によって表現される。図12では、警告レベルが高いほどアラーム表示領域1211に表示される色が濃くなり、黒塗りされたアラーム表示領域1211は警告レベル2であることを示し、点で塗られたアラーム表示領域1211は警告レベル1であることを示し、白塗りされたアラーム表示領域1211は警告なしであることを示す。なお、警告レベルは、色、線の太さ、点滅、画面上のサイズ、又は指標の表示順序によって現場監督者102に提示されてもよい。また、警告レベルが閾値以上である場合、現場監督者携帯端末150は、音声を出力したり、又は現場監督者携帯端末150を振動させ、その旨を現場監督者102に報知してもよい。
指標識別情報表示領域1212には、お気に入りに現在追加中の指標の識別情報が表示される。指標値表示領域1213には、お気に入りに現在追加中の指標値が表示される。
お勧め指標表示領域1220には、現場監督者102にお勧めの指標に関する情報が表示される。お勧め指標表示領域1220は、アラーム表示領域1221、指標識別情報表示領域1222、及び指標値表示領域1223を含む。アラーム表示領域1221、指標識別情報表示領域1222、及び指標値表示領域1223は、それぞれアラーム表示領域1211、指標識別情報表示領域1212、及び指標値表示領域1213と同じなので、説明を省略する。
指標追加ボタン1231が操作されると、お気に入りに現在追加されていない指標の識別情報を含む指標リストが表示される。指標リストから少なくとも一つの指標の識別情報が選択された場合、現場監督者携帯端末150は、自身の指標画面条件データ800のお気に入りに当該指標を追加し、指標追加操作ログを業務効率分析システム120に送信する(図11 1104)。また、閉じるボタン1232が操作された場合、指標画面1200を閉じる。
お気に入り指標表示領域1210又はお勧め指標表示領域1220に表示された指標に関するエントリが選択された場合、現場監督者携帯端末150は、図13に示す詳細画面を表示し、詳細画面表示操作ログを業務効率分析システム120に送信する(図11 1105)。また、現場監督者携帯端末150は、自身の指標画面条件データ800の指標ID811に操作された指標の識別情報が登録されたレコードの過去閲覧履歴リスト814の回数に1を加算する。
図13は、実施例1の詳細画面1300の説明図である。
詳細画面1300は、基本指標情報表示領域1301、指標値時系列グラフ1302、関連指標表示領域1310、相関指標表示領域1320、対処ボタン1331、戻るボタン1332、及び削除ボタン1333を含む。
基本指標情報表示領域1301には、指標画面1200で選択された指標の値が表示される。指標値時系列グラフ1302には、指標画面1200で選択された指標の値の時系列的変化を示すグラフが表示される。
関連指標表示領域1310には、指標画面1200で選択された指標に関連する指標(関連指標)に関する情報が表示される。関連指標表示領域1310は、アラーム表示領域1311、指標識別情報表示領域1312、及び指標値表示領域1313を含む。アラーム表示領域1311、指標識別情報表示領域1312、及び指標値表示領域1313は、それぞれアラーム表示領域1211、指標識別情報表示領域1212、及び指標値表示領域1213と同じなので、説明を省略する。
相関指標表示領域1320には、指標画面1200で選択された指標に相関する指標(相関指標)に関する情報が表示される。相関指標表示領域1320は、アラーム表示領域1321、指標識別情報表示領域1322、及び指標値表示領域1323を含む。アラーム表示領域1321、指標識別情報表示領域1322、及び指標値表示領域1323は、それぞれアラーム表示領域1211、指標識別情報表示領域1212、及び指標値表示領域1213と同じなので、説明を省略する。
なお、関連指標は、指標画面条件データ800の関連指標ID821に登録されている。また、ある指標に相関する相関指標は、指標ごとに図7に示す指標管理データ700に登録されている。
対処ボタン1331が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、対処策実施操作決定ログを業務効率分析システム120に送信する(図11 1106)。戻るボタン1332が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、指標画面1200を表示する。削除ボタン1333が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、自身の指標画面条件データ800から指標画面1200で選択された指標をお気に入り指標又はお勧め指標から削除し、また、その旨を示す指標削除操作ログを業務効率分析システム120に送信する(図11 1104)。
図11に戻り、全体的な処理について説明する。
図12及び図13で説明したように、現場監督者携帯端末150は、指標画面1200を表示し、各種操作ログを業務効率分析システム120に送信する。
指標追加操作ログは現場監督者102の識別情報及び追加する指標の識別情報を含み、業務効率分析システム120は、指標追加操作ログを受信した場合、監督者ID801が受信した指標追加操作ログに含まれる現場監督者102の識別情報と一致する指標画面条件データ800の指標ID811に受信した指標追加操作ログに含まれる指標の識別情報を追加する。
また、指標削除操作ログは現場監督者102の識別情報及び削除する指標の識別情報を含み、業務効率分析システム120は、指標削除操作ログを受信した場合、監督者ID801が受信した指標追加操作ログに含まれる現場監督者102の識別情報と一致する指標画面条件データ800の指標ID811に受信した指標追加操作ログに含まれる指標の識別情報が登録されているレコードを削除する。
詳細画面表示操作ログは、現場監督者102の識別情報及び詳細画面1300を表示した指標の識別情報を含み、業務効率分析システム120は、監督者ID801が受信した詳細画面表示操作ログに含まれる現場監督者102の識別情報と一致する指標画面条件データ800の指標ID811に受信した詳細画面表示操作ログに含まれる指標の識別情報が登録されたレコードの過去閲覧履歴リスト814の回数に1を加算する。
対処策実施操作決定ログは現場監督者102の識別情報及び対処策を実施する指標の識別情報を含み、業務効率分析システム120は、受信した対処策実施操作決定ログに含まれる指標の識別情報に対応する各対処策を実施した場合の予測指標値を算出し(1107)、対処策の識別情報に対応する対処策管理データ900及び算出した予測指標値を含む対処策選択画面データ(対処策選択画面表示指示)を現場監督者携帯端末150に送信する(1108)。予測指標値については、図19で詳細に説明する。
現場監督者携帯端末150は、対処策選択画面データを受信した場合、図14に示す対処策選択画面1400を表示する(1109)。
ここで、タスクの進捗が遅延した場合の対処策の六つの具体例について説明する。
第1の対処策では、タスクの優先度が変更され、タスクの実施順序が入れ替えられる。この対処策では、対処策を実施するタスクよりも優先度が高いタスクがあることが前提条件となる。問題点としては、優先度が下げられたタスクに遅延が発生する可能性があり、また、他のボトルネックが発生する可能性がある。
第2の対処策では、異なる作業場所から作業員103を借り受ける。この対処策では、他の作業場所で融通可能な作業員103が存在することが前提条件となる。また、問題点としては、他の作業場所で進捗が悪化する可能性がある。
第3の対処策では、外部組織への作業員の追加派遣を依頼する。この対処策では、作業員の追加派遣を依頼可能な外部組織の存在、及び現時点で追加可能な作業員の数の確認が前提条件となる。また、問題点としては、外部組織への契約支払い等の労働コストが増加する。
第4の対処策では、音楽等の刺激を作業員103に与え、作業員103のモチベーションを向上させる。この対処策では、作業状況又は作業成績のペースに合わせて音楽等の刺激を作業者に提示するためのデバイスが存在することが前提条件となる。また、問題点としては、当該刺激を継続した場合、作業員103が当該刺激になれてしまい、効果が減少する可能性がある。
第5の対処策では、作業員携帯端末140に作業員103の成績をリアルタイムで表示して、作業員103の競争心を刺激することによってモチベーションを向上させる。例えば、作業員携帯端末140では、当該作業員携帯端末140を利用する作業員103の生産性と、ライバルとして設定された他の作業員103の生産性とが表示される。なお、作業員携帯端末140を利用する作業員103のチームの生産性と、ライバルとして設定された他のチームの生産性とが当該作業員携帯端末140に表示されてもよい。問題点としては、過剰な競争意識によりチームの連携に悪影響を与える可能性があり、また生産性又は成績に関係ない付帯業務を実施しなくなる可能性がある。
第6の対処策では、所定期間の作業成績によって、作業員103にインセンティブを与えて、作業員103のモチベーションを向上させる。インセンティブの例としては、物品、シンボル、飲食物、休憩時間、娯楽機器の使用権利、又は金銭等がある。例えば、作業員携帯端末140に、対処策の制限時間、作業員103の作業成績を換算したポイント数、及びインセンティブに必要なポイント数が表示される。問題点としては、作業員103がインセンティブを与えられることに慣れると、モチベーションがインセンティブに依存する傾向があり、インセンティブが与えられない場合のモチベーションが低下する可能性がある。
なお、第1〜第6の対処策は一例であり、本実施例の対処策はこれらに限定されない。
図14は、実施例1の対処策選択画面1400の説明図である。
対処策選択画面1400は、対処策を実施すると判断された指標に対応する各対処策を表示し、実施する対処策を選択する画面である。対処策選択画面1400は、基本指標情報表示領域1401、対処策一覧表示領域1410、対処策詳細表示領域1420、シミュレーション比較ボタン1431、及び戻るボタン1432を含む。
基本指標情報表示領域1401には、対処策を実施すると判断された指標の値が表示される。対処策一覧表示領域1410には、対処策を実施すると判断された指標に対応する各対処策に関する情報が表示される。対処策一覧表示領域1410は、推薦度表示領域1411、対処策識別情報表示領域1412、及び詳細ボタン1413を含む。
推薦度表示領域1411には、対処策の推薦度が表示される。対処策の推薦度は当該対処策に対応する対処策有効性評価値908に基づいて算出される。例えば、対処策有効性評価値908に登録された評価値が高いほど、推薦度が高くなるものとする。図14では、推薦度が高いほど推薦度表示領域1411に表示される色が濃くなる。対処策識別情報表示領域1412には、対処策の識別情報及び対処策の概要を示す名称が表示される。詳細ボタン1413が操作された場合、対処策詳細表示領域1420がポップアップ表示される。
対処策詳細表示領域1420には、対処策の概要の説明及び対処策を実施することによる副作用が表示される。対処策詳細表示領域1420は、選択ボタン1421及び過去例ボタン1422を含む。選択ボタン1421が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、対処策選択操作ログを業務効率分析システム120に送信し(図11 1110)、詳細ボタン1413が選択された対処策の実施をサポートする対処策実施サポート画面を表示する(図11 1111)。対処策実施サポート画面の詳細は図17で説明する。過去例ボタン1422が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、詳細ボタン1413が操作された対処策が過去に実施された場合の実施結果を示す過去実施結果画面1500を表示する。過去実施結果画面1500の詳細は図15で説明する。
対処策一覧表示領域1410に表示された対処策が選択され、シミュレーション比較ボタン1431が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、選択された対処策を実施した場合のシミュレーション結果を示すシミュレーション比較画面1600を表示する。シミュレーション比較画面1600の詳細は図16で説明する。
戻るボタン1432が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、図13に示す詳細画面1300に戻る。
図15は、実施例1の過去実施結果画面1500の説明図である。
過去実施結果画面1500は、基本指標情報表示領域1501、対処策識別情報表示領域1502、過去実施結果表示領域1503、及び説明変数入力領域1504を含む。
基本指標情報表示領域1501には、対処策を実施すると判断された指標の値が表示される。対処策識別情報表示領域1502には、過去例ボタン1422が操作された対処策の識別情報及び対処策の概要を示す名称が表示される。
過去実施結果表示領域1503には、過去例ボタン1422が操作された対処策の実施前後の指標値の変化が散布図上に矢印で表示される。過去実施結果表示領域1503に表示される散布図の縦軸には、各実施結果の目的変数である指標値と現在の指標値との差を正規化した値が用いられ、現在の指標値が縦軸の中央に位置する。また、散布図の横軸には、説明変数入力領域1504で入力された説明変数と現在の説明変数の差を正規化した値が用いられる。また、散布図の横軸には、複数の説明変数を統合した値が用いられてもよい。なお、複数の説明変数を統合した値は複数の説明変数の相似性を定義する値である。
過去実施結果表示領域1503には、過去に実施した対処策の実施結果を示す過去実施結果矢印1511、及び今回対処策を実施した場合に推定される実施結果を示す推定実施結果矢印1521が表示される。過去実施結果矢印1511には対処策を実施した日付を示す日付情報1512が表示される。日付情報1512の他に対処策が実施された場所を示す場所情報等が表示されてもよい。
過去実施結果矢印1511は、対処策の実施を開始した時点での目標変数及び説明変数が示す座標から対処策の実施を開始後所定時間が経過した時点での目標変数及び説明変数が示す座標に向かって描かれる。
推定実施結果矢印1521は、今回対処策の実施を開始した時点での目標変数及び説明変数が示す原点座標から推定される実施結果の目標変数及び説明変数が示す座標に向かって描かれる。
過去実施結果矢印1511及び推定実施結果矢印1521がクリックされると、現場監督者携帯端末150は、クリックされた矢印の実施結果の詳細情報を新たなウィンドウで表示してもよい。
現場監督者102は、過去実施結果画面1500によって、現状で対処策が実施された場合に推定される実施結果を確認でき、また、成功した対処策及び失敗した対処策を確認できる。
図16は、実施例1のシミュレーション比較画面1600の説明図である。
シミュレーション比較画面1600は、基本指標情報表示領域1601、シミュレーション表示領域1602、及び指標一覧ボタン1603を含む。
基本指標情報表示領域1601は、図14に示す基本指標情報表示領域1401と同じであるので、説明を省略する。シミュレーション表示領域1602には、図14に示す対処策選択画面で選択された対処策を実施した場合の対処策を実施すると判断された指標の予測値の時系列的変化を示すグラフが表示される。指標の予測値はログ情報に基づいて算出される。
指標一覧ボタン1603が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、指標の識別情報の一覧を表示する。表示された指標の識別情報のいずれかが操作された場合、現場監督者携帯端末150は、当該指標の予測値の時系列的変化を示すグラフをシミュレーション表示領域1602に表示する。
現場監督者102は、シミュレーション比較画面1600を確認し、今回実施すべき対処策を決定する。
図11に戻り、全体的な処理について説明する。
対処策選択操作ログは、現場監督者102の識別情報、対処策を実施する指標の識別情報、実施する対処策の識別情報を含み、業務効率分析システム120は、監督者ID801が受信した詳細画面表示操作ログに含まれる現場監督者102の識別情報と一致する指標画面条件データ800の指標ID811に受信した対処策選択操作ログに含まれる指標の識別情報が登録されたレコードの対処策実施履歴815の回数に1を加算する。
また、業務効率分析システム120は、対処策実施ログ1000を新たに生成する。そして、業務効率分析システム120は、生成した対処策実施ログ1000の指標ID1001に、受信した対処策選択操作ログに含まれる指標の識別情報を登録し、日時情報1002には、対処策選択操作ログを受信した日時を示す情報を登録し、対処策ID1003には、受信した対処策選択操作ログに含まれる対処策の識別情報を登録する。また、業務効率分析システム120は、当該対処策実施ログ1000の対処策実行判断者1004及び対処策実行指示者1005に、受信した対処策選択操作ログに含まれる現場監督者102の識別情報を登録し、対処策開始時刻1006に対処策選択操作ログを受信した時刻を登録し、対処策開始時指標データ値1007に対処策選択操作ログを受信した時点での指標値を登録する。
また、業務効率分析システム120は、対処策ID901に受信した対処策選択操作ログに含まれる対処策の識別情報が登録された対処策管理データ900を参照し、実行時サポート画面用スクリプトリンク906に登録されたリンクのスクリプト、及び終了時サポート画面用スクリプトリンク907に登録されたリンクのスクリプトを含む対処策実施サポート画面データ(対処策実施サポート画面表示指示)を現場監督者携帯端末150に送信する(1111)。
現場監督者携帯端末150は、受信した対処策実施サポート画面データに含まれる対処策実施サポート画面1700を表示する(1112)。対処策実施サポート画面1700について図17を用いて説明する。図17は、実施例1の対処策実施サポート画面1700の説明図である。
対処策実施サポート画面1700は、対処策識別情報表示領域1701、及び工程表示領域1710を含む。
対処策識別情報表示領域1701には、実施する対処策の識別情報が表示される。工程表示領域1710は、チェックボックス1711、工程表示領域1712、終了時刻1713、説明ボタン1714、連絡ボタン1715、及び実行ボタン1716を含む。
チェックボックス1711は、各工程が終了した場合に現場監督者102によって操作される。工程表示領域1712には、実施する対処策に含まれる工程が表示される。終了時刻1713には、チェックボックス1711が操作された時刻、すなわち、工程が終了した時刻が表示される。
説明ボタン1714が操作された場合、工程の詳細な説明が表示される。連絡ボタン1715が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、対応する工程に関連する作業員に電話又はメール等で連絡する。実行ボタン1716が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、対応する工程を実行する。
なお、連絡ボタン1715は、現場監督者携帯端末150から連絡が可能な工程の説明ボタン1714の下方に表示され、実行ボタン1716は、現場監督者携帯端末150で実行可能な工程の説明ボタン1714の下方に表示される。
チェックボックス1711が操作された場合、現場監督者携帯端末150は、チェックボックス1711が操作された工程の識別情報、工程の実施者の名前、及びチェックボックス1711が操作された時刻を含む工程実施ログを業務効率分析システム120に送信する(1113)。工程の実施者の名前は、例えば、現場監督者102によって入力されるものとする。
業務効率分析システム120は、受信した工程実施ログに基づいて、対処策実施ログ1000の指示実行過程ログ1010を更新する。具体的には、業務効率分析システム120は、工程番号1021に工程実施ログに含まれる工程の識別情報を登録し、実施者1022に工程実施ログに含まれる実施者の名前を登録し、実施時刻1023に工程実施ログに含まれる時刻を登録する。
現場監督者携帯端末150は、図17に示す対処策実施サポート画面1700の全ての工程のチェックボックス1711が操作され、対処策を実施した指標値が警告レベルに属さない値となれば、対処策の終了をサポートするための図示しない対処策終了サポート画面を表示する。対処策終了サポート画面は、図17に示す対処策実施サポート画面1700と同様の画面であり、対処策を終了するための工程に関する情報が表示される。
業務効率分析システム120は、指標の緊急度評価閾値、指標の有効性評価値、及び対処策の有効性評価値を更新し、指標の有効性評価値に基づいてお勧め指標を更新するパラメータ更新処理を所定のタイミングで実行する。パラメータ更新処理の詳細は、図20で説明する。所定のタイミングとは、前回パラメータ更新処理を実行してから所定時間(例えば、1日)が経過したタイミングであってもよいし、対処策の最後の工程が終了したことを示す工程実施ログを受信したタイミングであってもよい。
図18は、実施例1の指標値計算処理のフローチャートである。
まず、業務効率分析システム120は、データベース610からログ情報を読み出す(1801)。次に、業務効率分析システム120は、各指標管理データ700の指標計算スクリプトリンク702に登録されたリンクの指標計算スクリプトを実行し、ステップ1801の処理で読み出されたログ情報を指標計算スクリプトに入力し、各指標の指標値を計算する(1802)。なお、ステップ1802の処理で計算された指標値は、各指標管理データ700の指標時系列データ707に時刻情報とともに登録される。
ここで、各指標の具体的な計算方法について説明する。
業務効率分析システム120は、図6に示す人員マスタテーブル600を参照して、生産性指標を計算する。例えば、業務効率分析システム120は、同じタスクで同じ作業場所の作業員の終了時刻から開始時刻を減算した値の平均値を生産性指標として計算する。以下では、時刻tにおいて同じ作業場所で同じタスク(業務区分p)の作業員wの集合は、W(p,t)として記載する。
生産性指標及び作業進捗指標は作業量を計測する単位系を変更することによって、これらの指標値が変化する。例えば、作業対象となる物品を計測する単位を重量とするか、梱包量とするか、注文表の数とするかで、作業量が変わる。
本実施例では、業務効率分析システム120は、業務区分pに割り当てられた業務の量を単位系uで計測した値をT(p,u)として記憶する。また、確定前の注文の概算値を推定した値をT0(p,u)として記載する。時刻tにおいて既に終了した業務の量を単位系uで計測した値をTe(t,p,u)と記載する。残りの業務作業量は、式1で表現される。
Tr(t,p,u)=T(p,u)−Te(t,p,u)・・・式1
また、業務区分pの生産性速度を単位系uで計測した値は式2で表現される。
P(t,p,u) = dTe(t,p,u) / dt・・・式2
時刻tが状況cに含まれていた時のP(t,p,u)の値の平均値はP(c,p,u)と記載する。ここで状況cは、業務区分pの作業員103の作業の実施状況を示す。状況cは、曜日及び日時等の時間帯、季節、環境条件、並びに対処策の実施条件等の特定の条件を満たした時刻区分である。
また、業務効率分析システム120は、時刻tにおける業務区分pの作業員103と予定される状況cとを記憶し、時刻t0における残り業務量Te(t,p,u)が与えられた場合、時刻tkの業務量予測値を式3を用いて計算できる。またこの値が0になる時間を単位系uにおいて推測される業務終了時刻の予測値とするができる。
Tf(t) = Te(t0,p,u)−Σ{t0<t<tk} P(c(t),p,u)・・・式3
行動関連指標は、各作業員103からのアンケート結果、加速度センサ、心拍センサ、及び画像による各作業員103の行動の推測値等が定量化されたものである。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ1802の処理で計算した各指標の指標値と各指標管理データ700の緊急性評価閾値708に登録された値とに基づいて、各指標の指標値の緊急性を評価する(1803)。例えば、業務効率分析システム120は、指標値が計算された指標の指標管理データ700の緊急性評価閾値708に登録された複数の区間のうち、計算された指標値が属する区間に対応する警告レベルを示す値を取得することによって、指標値の緊急性を評価する。なお、業務効率分析システム120は、所定の区間の指標値を線形補間したもの又は所定の関数を用いて指標値の緊急性を評価してもよい。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ1802の処理で計算された指標値、及びステップ1803の処理で評価された各指標値の警告レベルを含む指標画面データを現場監督者携帯端末150に送信し(1804)、指標値計算処理を終了する。
業務効率分析システム120が対処策実施決定操作ログを受信した場合に実行する対処策実施予測値算出処理について図19を用いて説明する。図19は、実施例1の対処策実施予測値算出処理のフローチャートである。
まず、業務効率分析システム120は、受信した対処策実施決定操作ログに含まれる対処策を実施する指標の識別情報が指標ID701に登録された指標管理データ700の対処策713に登録された対処策の識別情報を全て取得する(1901)。そして、業務効率分析システム120は、データベース620から最新のログ情報を読み出す(1903)。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ1901の処理で取得した対処策の識別情報の全てに対して、ステップ1904及び1905の処理を実行する(1903)。まず、業務効率分析システム120は、ステップ1901の処理で取得した対処策の識別情報からステップ1903〜1905の処理を実行する対処策の識別情報を選択する。そして、業務効率分析システム120は、選択した対処策の識別情報が対処策ID901に登録された対処策管理データ900の現状効果予測スクリプトリンク903に登録されたリンクのスクリプトを実行する。
次に、業務効率分析システム120は、選択した対処策の識別情報が対処策ID1003に登録された対処策実施ログ1000のうち、現時点での状況と類似する状況の対処策実施ログを読み出す(1904)。現時点での状況には、例えば、業務管理テーブル500に登録された指標値が計算されたタスクの平均所要時間505、頻度506、及び従事人数508等が用いられる。この他にも、予定に対する人員の過不足比率等が用いられてもよい。具体的には、業務効率分析システム120は、現時点での状況を示す値の絶対値と対処策実施ログ1000の対処策の実施前の状況を示す値の絶対値とを正規化した値を計算する。そして、業務効率分析システム120は、正規化した値の線形和等を計算することによって、状況の類似性を計算する。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ1904の処理で読み出された対処策実施ログ1000を参照し、選択した対処策の識別情報によって識別される対処策を現在の状況で実施した場合の指標値(目的変数)の変化を示す予測値を計算する(1905)。
ステップ1905の処理について具体的に説明する。業務効率分析システム120はステップ1904の処理で選択した対処策実施ログ1000(サンプル)の対処策の実施開始直後から所定時間経過後の指標値の変化率を計算する。そして、業務効率分析システム120は、現時点での状況を示す値である説明変数と対処策の実施時点での状況を示す値である説明変数との差に基づいて、これらの類似性を示す距離関数を生成する。そして、業務効率分析システム120は、距離関数に基づいて、ステップ1904の処理で選択した対処策実施ログ1000の対処策実施直後から所定時間経過するまでの指標値を補間し、現時点で対処策が実施された場合の指標値の変化率を推定する。
サンプルiを計測した時刻をtiとし、時刻tiの説明変数をPij(ti)とし、指標値をSi(ti)とし、所定時間経過後の指標の変化をSi(ti+dt)とする。現在の状況を説明変数Pj(t)及び指標値S(t)で表した場合、各サンプルのデータを補間することによって、所定時間経過後の指標値S(t)の変動値dS(t)が推定される(式4参照)。
dS(t) = Σc ( Si(ti+dt) − Si(ti) )/ki・・・式4
ただし、kiは、現在の状態とサンプルiの状態との差異を示す距離関数であり、式5に従って計算される。
ki = Σj wj ・| Pij(ti) −Pj(t) |・・・式5
時刻tを進め、目的変数が目標値に達するまで、式1を繰り返し計算する。以上の計算によって、予測値が算出され、式4の計算結果が図16に示すシミュレーション表示領域1602に表示される。
ただし、距離関数による重み付けを用いた方法は一つの手法に過ぎず、様々な手法が知られている。入力ダイアログを設定し他種類の補間方法を選ぶようにする事も可能である。
ステップ1901の処理で取得された全ての対処策の識別情報に対してステップ1904及び1905の処理が実行されていない場合、業務効率分析システム120は、ステップ1903の処理に戻り、ステップ1904及び1905の処理が実行されていない対処策の識別情報を選択し、ステップ1904及び1905の処理を実行する。
ステップ1901の処理で取得された全ての対処策の識別情報に対してステップ1904及び1905の処理が実行された場合、業務効率分析システム120は、ステップ1904の処理で読み出された対処策実施ログ1000及びステップ1905の処理で計算された予測値を含む対処策選択画面データを現場監督者携帯端末150に送信し(1906)、対処策実施予測値算出処理を終了する。
図20は、実施例1のパラメータ更新処理のフローチャートである。
まず、業務効率分析システム120は、全ての現場監督者102の指標画面条件データ800の過去閲覧履歴リスト814を参照し、警告なしの指標のうち詳細画面1300が表示された指標が存在するか否かを判定する(2001)。
ステップ2001の処理で警告なしの指標のうち詳細画面1300が表示された指標が存在すると判定された場合、業務効率分析システム120は、警告レベル1を報知するタイミングを早めるために、当該指標の指標管理データ700の緊急性評価閾値708に登録された警告レベル1に対応する区間を拡大し(2002)、ステップ2003の処理に進む。例えば、指標値が大きいほど高い警告レベルとなる場合、業務効率分析システム120は、警告レベル1に対応する区間を確定する二つの閾値のうち、小さい方の閾値を所定値だけ減少させることによって、警告レベル1の警告タイミングを早める。なお、ステップ2002の処理では、業務効率分析システム120は、警告レベル2に対応する区間も拡大してもよい。
一方、ステップ2001の処理で警告なしの指標のうち詳細画面1300が表示された指標が存在しないと判定された場合、ステップ2003の処理に進む。
次に、業務効率分析システム120は、全ての現場監督者102の指標画面条件データ800の対処策実施履歴815を参照し、警告レベル2が警告された指標のうち対処策が実施されなかった指標が存在するか否かを判定する(2003)。
ステップ2003の処理で警告レベル2が警告された指標のうち対処策が実施されなかった指標が存在すると判定された場合、業務効率分析システム120は、警告レベル2を報知するタイミングを遅らせるために、当該指標の指標管理データ700の緊急性評価閾値708に登録された警告レベル2に対応する区間を縮小し(2004)、ステップ2005の処理に進む。例えば、指標値が大きいほど高い警告レベルとなる場合、業務効率分析システム120は、警告レベル2に対応する区間を確定する二つの閾値のうち、小さい方の閾値を所定値だけ増加させることによって、警告レベル2の警告タイミングを遅らせる。なお、ステップ2004の処理では、業務効率分析システム120は、警告レベル1に対応する区間も縮小してもよい。
次に、業務効率分析システム120は、実施した各対処策に対応する対処策管理データ900の対処策有効性評価値908を更新する(2005)。
ステップ2005の処理について具体的に説明する。対処策を実施した現場監督者102は、実施された対処策の実施結果を参考にして、実施された対処策の効果を評価する値(対処策効果評価値)を現場監督者携帯端末150に入力する。現場監督者携帯端末150は、入力された対処策効果評価値、対処策が実施された指標の識別情報、及び実施された対処策の識別情報を含む対処策効果評価データを業務効率分析システム120に送信する。業務効率分析システム120は、対処策効果評価データを受信した場合、対処策効果評価データに含まれる指標の識別情報が指標ID1001に登録され、対処策効果評価データに含まれる対処策の識別情報が対処策ID1003に登録された対処策実施ログ1000の対処策効果評価値1011に、対処策効果評価データに含まれる対処策効果評価値を登録する。
ステップ2005の処理では、業務効率分析システム120は、対処策の識別情報が一致する対処策実施ログ1000の対処策効果評価値1011に登録された値の平均値を評価値V0として計算する。なお、業務効率分析システム120は、図14に示す対処策選択画面1400で詳細ボタン1413が操作されたにもかかわらず、選択されなかった対処策を管理しておき、当該対処策の評価値V0から所定値を減算してもよい。
また、業務効率分析システム120は、対処策を実施しなかった場合の指標値の推定値を計算し、対処策の実施後の指標値と計算された推定値との差を評価値V1とする。また、業務効率分析システム120は、対処策を実施するためのコストを評価値V2とする。
そして、業務効率分析システム120は、評価値V0〜V2にそれぞれ重み付け値w0〜w2を乗算した値を加算して、有効性評価値を求め、求めた有効性評価値を対処策管理データ900の対処策有効性評価値908に対処策有効性評価値として登録する。なお、対処策有効性評価値の計算方法はこれに限定されず、対処策有効性評価値は、実施した対処策の実施結果に基づいて計算された値であればよい。
次に、業務効率分析システム120は、各指標に対応する指標管理データ700の有効性評価値711を更新する(2006)。
具体的には、業務効率分析システム120は、全ての現場監督者102の指標画面条件データ800の過去閲覧履歴リスト814に登録された値と対処策実施履歴815に登録された値とを加算した値を閲覧評価値816に登録する。そして、業務効率分析システム120は、閲覧評価値816に登録された値を指標ごとに合計し、当該合計値を各指標に対応する指標管理データ700の有効性評価値711に登録する。なお、業務効率分析システム120は、いずれの現場監督者102も所定時間以上詳細画面表示操作及び対処策実施決定操作をしなかった指標の閲覧評価値を所定値だけ減算してもよい。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ2006の処理で更新された各指標の有効性評価値711を参照し、各現場監督者102に対応する指標画面条件データ800に登録されたお勧め指標を更新し(2007)、パラメータ更新処理を終了する。
具体的には、業務効率分析システム120は、有効性評価値が、各現場監督者102に対応する指標画面条件データ800のお勧め指標813にYesが登録された指標の有効性評価値より大きく、かつ、お気に入り選択中812にYesが登録された指標と異なる指標があれば、当該指標をお勧め指標として指標画面条件データ800に登録する。業務効率分析システム120は、お勧め指標を指標画面条件データ800に登録する場合、お勧め指標813にYesが登録された指標のレコードを削除する。また、業務効率分析システム120は、更新された指標画面条件データ800の現場監督者携帯端末150に当該更新された指標画面条件データ800を送信し、当該現場監督者携帯端末150は、受信した指標画面条件データ800に基づいて、自身の指標画面条件データ800を更新する。
これによって、ある現場監督者102に表示されるお勧め指標が、全ての現場監督者102の中で有効性評価値が高い指標に変更される。このため、複数のユーザが役割を分担して作業を実施する業務において、現場監督者携帯端末150が適切な指標値を提示できる。
また、図20に示すステップ2001〜2004の処理では、指標値に対する警告の提示の有無と当該指標値に対する選択操作の有無とに基づいて、警告レベルの区間(警告を提示するか否かの閾値)が変更される。また、警告を提示していないにもかかわらず選択操作があった指標の閾値は、現在の指標値で警告を提示すると判定されるように、すなわち、現在の閾値より早い段階で警告を提示すると判定されるように変更され、警告を提示したにもかかわらず選択操作がない指標の閾値を、現在の指標値で警告を提示しないと判定されるように、現在の閾値より遅い段階で警告を提示すると判定されるように変更される。
したがって、複数の現場監督者102の選択操作に基づいて、警告を提示するか否かの閾値が適切な値に変更でき、警告を適切なタイミングで提示できる。
また、図20に示すステップ2005の処理では、実施された対処策の実施結果に基づいて対処策の有効性評価値が更新されるため、一人の現場監督者102が実施した対処策の実施結果のみならず、複数の現場監督者102が実施した対処策の実施結果を対処策の有効性評価値に反映できる。このため、適切な対処策の有効性評価値を対処策選択画面400に表示することができる。
本実施例では、指標画面1200の変更例を現場監督者102に推薦するものである。本実施例について図21及び図22を用いて説明する。
図21は、実施例2の変更推薦処理のフローチャートである。
業務効率分析システム120は、現場監督者携帯端末150から変更推薦処理要求を受信した場合、又は所定のタイミングで変更推薦処理を実行する。
まず、業務効率分析システム120は、既存の指標画面1200を変更した変更指標画面を推薦する推薦対象者Xの既存の指標画面1200を選択する(2101)。選択された指標画面1200では指標iが表示される。ステップ2101の処理では、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの識別情報が監督者ID801に登録された指標画面条件データ800を選択する。
次に、業務効率分析システム120は、既存の指標画面1200の表示態様を変更するビュー変更であるか、既存の指標画面1200に表示される指標を変更するモデル変更であるかを判定する(2102)。現場監督者携帯端末150が変更推薦処理要求を送信する場合、変更推薦処理要求は、ビュー変更であるかモデル変更であるかを示す情報を含む。また、業務効率分析システム120は、ビュー変更であるかモデル変更であるかを推薦対象者Xに決定させるための画面を現場監督者携帯端末150に表示させ、現場監督者携帯端末150が推薦対象者Xの決定を受け付けた場合、ビュー変更であるかモデル変更であるかを示す情報を業務効率分析システム120に送信してもよい。
ステップ2102の処理でビュー変更であると判定された場合、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの既存の指標画面1200の各種表示領域を変更する(2103)。例えば、業務効率分析システム120は、既存の指標画面1200の各指標に対応する指標値時系列グラフ1302を表示させるように指標画面1200を変更する。
次に、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの既存の指標画面1200の各種表示領域のパラメータを変更し(2104)、ステップ2106の処理に進む。例えば、業務効率分析システム120は、既存の指標画面1200の各種表示領域の表示サイズ、及び表示位置等を変更する。また、ステップ2104の処理では、業務効率分析システム120は、指標が警告レベルである旨の報知態様を変更してもよい。業務効率分析システム120は、既存の指標画面1200のアラーム表示領域1211に表示される色及び点滅態様を変更してもよいし、指標が警告レベルである旨を報知するための音、バイブレーション、及びアニメーションを変更してもよい。
一方、ステップ2102の処理でモデル変更であると判定された場合、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの既存の指標画面1200に表示される指標を類似指標に変更するための類似指標決定処理を実行し(2105)、ステップ2106の処理に進む。ステップ2105の処理は図22で詳細を説明する。
次に、業務効率分析システム120は、変更後の指標画面を推薦対象者Xの現場監督者携帯端末150に表示させる(2106)。そして、業務効率分析システム120は、変更後の指標画面を採用する操作を現場監督者携帯端末150が受け付けたか否かを判定する(2107)。
ステップ2107の処理で、変更後の指標画面を採用する操作を現場監督者携帯端末150が受け付けたと判定された場合、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの識別情報が監督者ID801に登録された指標画面条件データ800を変更後の指標画面1200に対応するように更新し(2108)、変更推薦処理を終了する。具体的には、業務効率分析システム120は、変更後の指標画面1200で表示される指標の数のレコードを指標画面条件データ800に作成し、作成したレコードの指標ID811に各指標の識別情報を登録する。ステップ2108の処理では、業務効率分析システム120は、更新後の指標画面条件データ800を推薦対象者Xの現場監督者携帯端末150に送信し、当該現場監督者150が記憶する指標画面条件データ800も更新する。
一方、ステップ2107の処理で、変更後の指標画面を採用する操作を現場監督者携帯端末150が受け付けていないと判定された場合、業務効率分析システム120は変更推薦処理を終了する。
図22は、実施例2の類似指標決定処理のフローチャートである。
まず、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの既存の指標画面1200に表示される指標i0のパラメータを取得する(2201)。具体的には、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの識別情報が監督者ID801に登録された指標画面条件データ800のお気に入り選択中812に「Yes」が登録されたレコード又はお勧め指標813に「Yes」が登録されたレコードの指標ID811に登録された指標の識別情報を取得する。そして、業務効率分析システム120は、取得した指標の識別情報が指標ID701に登録された指標管理データ700をパラメータとして取得する。次に、業務効率分析システム120は、相違許容値s0を設定する(2202)。相違許容値S0は予め設定された値である。
業務効率分析システム120は、対象者Xの指標画面条件データ800に登録されていない指標iqを選択し、対象者Xの指標画面条件データ800に登録されていない全ての指標に対してステップ2204〜2215の処理を実行する(2203)。まず、業務効率分析システム120は、選択した指標iqの識別情報が指標ID701に登録された指標管理データ700を指標iqのパラメータとして取得する(2204)。業務効率分析システム120は、相違評価値sを0に設定し、相違評価値を初期化する(2205)。
次に、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xが監督対象の作業員103を分割して管理するための分割ルールG0に用いるパラメータと、指標iqが指標画面1200に表示される現場監督者102の分割ルールGqに用いるパラメータとを比較する(2206)。指標iqが指標画面1200に表示される現場監督者102は、指標ID811にステップ2203の処理で選択した指標iqの識別情報が登録された指標画面条件データ800の監督者ID801に登録された識別情報によって識別される。
分割ルールに用いるパラメータとしては、例えば、作業員103の作業場所、作業種類、生産性、経験年数、作業時間、及び現場監督者102による作業員103の評価等がある。異なるパラメータ同士の評価値は予め計算され、所定のテーブルに登録されているものとする。
次に、業務効率分析システム120は、分割ルールG0のパラメータと分割ルールGqのパラメータとが同じ種類であるか否かを判定する(2207)。
ステップ2207の処理で、分割ルールG0のパラメータと分割ルールGqのパラメータとが同じ種類であると判定された場合、業務効率分析システム120は、パラメータが同じ種類である旨の評価値を相違評価値sに加算し(2208)、ステップ2210の処理に進む。
一方、ステップ2207の処理で、分割ルールG0のパラメータと分割ルールGqのパラメータとが異なる種類である場合、当該パラメータに対応する図示しないテーブルに登録された評価値を相違評価値sに加算し(2209)、ステップ2210の処理に進む。
なお、同じ種類であるパラメータの評価値は、異なる種類であるパラメータの評価値より小さいものとする。
ステップ2207〜2210の処理では、推薦対象者Xと指標iqが表示される現場監督者102とのユーザ類似度が計算される。上記したように、ユーザ類似度は分割ルールの共通性に基づいて計算されるが、これに限定されない。例えば、図23に示すステップ2303の処理で説明するように、推薦対象者X及び指標iqが表示される現場監督者102の作業現場で実施される業務の共通性に基づいて計算されてもよい。
次に、業務効率分析システム120は、指標i0の計算に用いるログ情報計測対象M0の項目と指標iqの計算に用いる計測対象Mqの項目とを比較する(2210)。指標の計測対象の項目としては、残り作業数、生産性、及び例外発生回数等がある。なお、異なる項目同士の評価値は予め計算され、所定のテーブルに登録されているものとする。
そして、業務効率分析システム120は、計測対象M0の項目と計測対象Mqの項目とが同じ種類であるか否かを判定する(2211)。
ステップ2211の処理で、計測対象M0の項目と計測対象Mqの項目とが同じ種類であると判定された場合、業務効率分析システム120は、各項目で用いる単位系の相違に基づく評価値を相違評価値sに加算し(2212)、ステップ2214の処理に進む。ここで、残り作業数の単位系は、例えば、残りの作業対象の個数、全体との比率、残りの作業対象の重さ、又は予想時間等を用いる。生産性の単位系は、例えば、一人当たりの生産性の平均値、生産性の総和、生産性の最頻値、又は生産性の中間値等を用いる。例外発生回数の単位系は、例えば呼び出し回数、又は停滞回数等を用いる。
一方、ステップ2211の処理で、計測対象M0の項目と計測対象Mqの項目とが同じ種類でないと判定された場合、業務効率分析システム120は、当該項目に対応する図示しないテーブルに登録された評価値を相違評価値sに加算し(2213)、ステップ2214の処理に進む。
なお、同じ種類である項目の評価値は、異なる種類である項目の評価値より小さいものとする。
次に、業務効率分析システム120は、相違評価値sが相違許容値s0以下であるか否かを判定する(2214)。
ステップ2214の処理で相違評価値sが相違許容値s0以下であると判定された場合、業務効率分析システム120は、指標i0に類似する指標を指標iqに決定し、類似指標決定処理を終了する。
一方、ステップ2214の処理で相違評価値sが相違許容値s0より大きいと判定された場合、業務効率分析システム120は、全ての指標に対してステップ2204〜2214の処理が実行されていれば、類似指標決定処理を終了する。一方、業務効率分析システム120は、全ての指標に対してステップ2204〜2214の処理が実行されていなければ、相違許容値s0を所定値だけ増加させ、ステップ2203の処理に戻り(2216)、他の指標を選択し、ステップ2204〜2214の処理を実行する。
推薦対象者Xの指標画面1200に表示される指標を指標i0として類似指標決定処理を実行することによって、推薦対象者Xの指標画面1200に表示される指標の類似指標を決定でき、推薦対象者Xの指標を類似指標に変更するか否かを確認する画面を現場監督者携帯端末150に表示させることができる。これによって、現場監督者102は、類似指標が自分にとって有効である場合には、当該類似指標を自身の現場監督者携帯端末150に表示させることができる。なお、この類似指標は、推薦対象者Xと他の現場監督者102との類似性、及び指標同士の類似性に基づいて決定されるので、推薦対象者Xが確認を希望する可能性が高い指標が類似指標として決定される。
本実施例では、他の現場監督者102が使用中の指標画面1200を推薦対象者となる現場監督者102に推薦するものである。本実施例について図23及び図24を用いて説明する。
図23は、実施例3の他指標推薦処理のフローチャートである。
業務効率分析システム120は、現場監督者携帯端末150から他指標推薦処理要求を受信した場合、又は所定のタイミングで変更推薦処理を実行する。
まず、業務効率分析システム120は、人員マスタテーブル600から推薦対象者Xの情報、及び推薦対象者Xに対応する指標画面条件データ800を取得する(2301)。
次に、業務効率分析システム120は、任意の現場監督者102を選択し、全ての現場監督者102に対してステップ2303〜2305の処理を実行する(2302)。ステップ2302の処理で選択された現場監督者102を現場監督者Kと記載する。また、業務効率分析システム120は、人員マスタテーブル600から現場監督者Kの情報、及び現場監督者Kに対応する指標画面条件データ800を取得する。
まず、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xと現場監督者Kとの類似度dを計算する(2303)。類似度の具体的な計算方法について説明する。業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの作業場所で実施されているタスクと現場監督者Kの作業場所で実施されているタスクとの類似度を計算する。業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの指標画面条件データ800から作業場所ID802に登録された作業場所の識別情報を取得する。そして、業務効率分析システム120は、業務管理テーブル500から、タスクID501に取得した作業場所の識別情報が登録されたレコードをタスクに関する情報として取得する。業務効率分析システム120は、同様に、現場監督者Kのタスクに関する情報を取得する。そして、業務効率分析システム120は、式6を用いて、取得した両者のタスクに関する情報の各データ項目の差を定量化する。
f(x,y)=| (2*x)/(x+y) −0.5 |・・・式6
なお、取得したタスクに関する情報のデータ項目のうち、数値が登録されていないデータ項目は、データ項目同士が一致している場合には式3の値を0とし、一致していない場合には式3の値を1とする。
業務効率分析システム120は、このように計算された各データ項目の式3の値を、各データ項目に対して設定された重み付けの値を乗算し、総和を計算することによって、推薦対象者Xと現場監督者Kとの類似度を計算する。当該類似度の値は、両者のタスクが類似するほど小さくなる。
なお、他の方法を用いて推薦対象者Xと現場監督者Kとの類似度を計算してもよい。例えば、図20に示すステップ2206〜2209の処理で説明したように、分割ルールの共通性に基づいて類似度が計算されてもよい。
次に、業務効率分析システム120は、現場監督者Kの現場監督者携帯端末150に表示される指標画面1200(指標画面j)に表示される各指標iの閲覧評価値816を、閲覧評価値Pi(X,j)として取得する(2304)。そして、業務効率分析システム120は、ステップ2304の処理で取得した全ての閲覧評価値Pi(X,j)の総和にステップ2303の処理で計算した類似度dの逆数を乗算した値を、現場監督者Kの指標画面1200の推薦評価値Ejとして計算する(2305)。
全ての現場監督者102にステップ2303〜2305の処理が実行されていない場合、ステップ2302の処理に戻り、業務効率分析システム120は、ステップ2303〜2305の処理が未だ実行されていない現場監督者102を選択し、選択した現場監督者102にステップ2303〜2305の処理を実行する。一方、全ての現場監督者102にステップ2303〜2305の処理が実行され、全ての現場監督者102の推薦評価値Ejが計算された場合、ステップ2306の処理に進む。
業務効率分析システム120は、ステップ2303の処理で計算された類似度dを参照し、推薦対象者Xに類似する推薦現場監督者(K0〜Ks)の指標画面条件データ800を選択する(2306)。具体的には、業務効率分析システム120は、類似度が所定値以下である現場監督者102を、推薦対象者Xに類似する推薦現場監督者として選択する。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ2305の処理で計算された推薦評価値が所定値以上の現場監督者102の指標画面条件データ800を推薦指標画面j0〜jmとして選択する(2307)。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ2306の処理で選択した推薦現場監督者及びステップ2307の処理で選択した推薦指標画面を所定の初期位置に配置する(2308)。
次に、業務効率分析システム120は、要素間に斥力及び引力を設定して位置を調整するバネモデルを用いて推薦現場監督者及び推薦指標画面の位置を変更する(2309)。例えば、業務効率分析システム120は、推薦現場監督者と推薦対象者Xとの類似度dに基づいて推薦現場監督者を配置し、また、推薦指標画面を表示する現場監督者携帯端末150の現場監督者と推薦対象者Xとの類似度dに基づいて推薦指標画面を配置する。そして、業務効率分析システム120は、推薦指標画面の推薦評価値に基づいて推薦指標画面を表示する大きさを変更する。推薦対象者Xと類似する現場監督者ほど、推薦対象者Xに近い位置に配置される。また、推薦評価値が大きいほど推薦指標画面は大きく表示される。
なお、バネモデルを利用する代わりに、類似度及び推薦評価値を座標軸とした散布図を利用してもよいし、自己組織化マップを用いて配置位置を決定してもよい。
次に、業務効率分析システム120は、ステップ2309の処理で変更された推薦現場監督者及び推薦指標画面の位置、並びに、推薦指標画面の大きさを含む他指標推薦データを推薦対象者Xの現場監督者携帯端末150に送信する(2310)。推薦現場監督者及び推薦指標画面の位置は、推薦対象者Xと推薦現場監督者及び推薦指標画面が表示される現場監督者との類似度を示す。また、推薦指標画面の大きさは、推薦指標画面の閲覧評価値Pi(X,j)の総和及び類似度dに基づいて計算された推薦評価値を示す。このため、他指標推薦データは、推薦現場監督者、当該推薦現場監督者の類似度、推薦指標画面、当該推薦指標画面の類似度d、及び当該推薦指標画面の推薦評価値を含むものである。
推薦対象者Xの現場監督者携帯端末150は、他指標推薦データを受信した場合、図24に示す他指標推薦画面2400を表示する。他指標推薦画面2400は、ステップ2309の処理で変更された位置で推薦現場監督者及び推薦指標画面を表示する画面であり、詳細は図24で説明する。なお、現場監督者携帯端末150は、他指標推薦画面2400で表示された推薦現場監督者又は推薦指標画面が選択操作された場合、選択操作ログを業務効率分析システム120に送信する。
業務効率分析システム120は、選択操作ログを受信したか否かを判定する(2311)。ステップ2311の処理で選択操作ログを受信したと判定された場合、業務効率分析システム120は、推薦対象者Xの指標画面条件データ800を、選択操作された推薦現場監督者又は推薦指標画面の現場監督者102の指標画面条件データ800に更新し(2312)、他指標推薦処理を終了する。
一方、ステップ2311の処理で選択操作ログを受信していないと判定された場合、業務効率分析システム120は、他指標推薦処理を終了する。
図24は、実施例3の他指標推薦画面2400の説明図である。
他指標推薦画面2400は、推薦対象者Xの現場監督者携帯端末150が他指標推薦データを受信した場合に表示される。
他指標推薦画面2400は、現場監督者アイコン2401〜2404、推薦指標画面アイコン2411〜2420、及び業務アイコン2421〜2423を含む。
現場監督者アイコン2401は推薦対象者Xを示すアイコンである。現場監督者アイコン2402〜2404はステップ2306の処理で選択された推薦現場監督者を示すアイコンである。推薦指標画面アイコン2411〜2420は、ステップ2307の処理出選択された推薦指標画面を示すアイコンである。
業務アイコン2421〜2423は、推薦指標画面アイコン2411〜2420が示す推薦指標画面が表示される現場監督者携帯端末150の現場監督者102が管理するタスクを含む業務の識別情報を表示する。
推薦対象者Xは、他指標推薦画面2400を確認することによって、自分との関係性を考慮して、他の現場監督者102が使用している指標画面を選択でき、当該指標画面を自分の現場監督者150に表示させることができる。図24では、推薦指標画面アイコン2411が選択される。この場合、推薦対象者Xの指標画面条件データ800が、選択された指標画面の現場監督者102の指標画面条件データ800に更新される。これによって、推薦対象者Xの指標画面1200として選択された指標画面が表示されることになる。
以上によって、他指標推薦画面2400には、推薦現場監督者が類似度dに基づいた位置で表示されるので、推薦対象者Xは、類似度dを考慮して、推薦現場監督者を選択できる。また、類似度dに基づいた位置及び推薦評価値に基づく大きさで推薦指標画面が表示されるので、推薦対象者Xは、類似度d及び推薦評価値を考慮して、推薦指標画面を選択できる。これによって、推薦対象者Xは、自分により適切な指標画面1200を現場監督者携帯端末10に表示させることができる。
本実施例では、総監督者端末160に表示される画面について説明する。実施例4について図25及び図26を用いて説明する。
本実施例では、総監督者端末160は、現場監督者携帯端末150と同様の画面が表示される。具体的には、総監督者端末160は、総監督者指標画面2500を表示し、総監督者指標画面2500で指標が選択された場合には、詳細画面1300を表示する。詳細画面1300が表示された後は、現場監督者携帯端末150と同じく対処策選択画面1400、過去実施結果画面1500、シミュレーション比較画面1600、対処策実施サポート画面1700、対処策終了サポート画面、及び他指標推薦画面2400が表示される。
総監督者指標画面2500が現場監督者携帯端末150に表示される指標画面1200と相違するので、図25を用いて説明する。総監督者指標画面2500以外の画面は、現場監督者携帯端末150と同じであるので、説明を省略する。
図25は、実施例4の総監督者指標画面2500の説明図である。
総監督者指標画面2500は、作業場所全体表示領域2501、生産性表示領域2502、追加・削除ボタン203、及び現場監督者指標表示領域2511〜2513を含む。
作業場所全体表示領域2501には、総監督者101が管理する全ての作業場所の全体図が表示される。生産性表示領域2502には、タスクの生産性の変動が表示される。なお、生産性表示領域2502には、指標値の変動が表示されてもよい。
現場監督者指標表示領域2511〜2513には、各作業場所を管理する現場監督者102の現場監督者携帯端末150に表示される指標画面1200が表示される。現場監督者指標表示領域2511〜2513に表示される指標画面1200は図12と同じであるので、説明を省略する。現場監督者指標表示領域2511〜2513に表示された指標画面1200で指標が選択された場合、当該指標の詳細画面1300がポップアップ表示される。
また、現場監督者携帯端末150で詳細画面1300が表示された場合、総監督者指標画面2500の当該現場監督者携端末150に対応する現場監督者指標表示領域2511〜2513付近に詳細画面1300がポップアップ表示される。現場監督者携帯端末150で何らかの画面が表示されると、当該現場監督者携端末150に対応する現場監督者指標表示領域2511〜2513付近に現場監督者携帯端末150で表示されている画面がポップアップ表示される。これによって、総監督者101は、現場監督者携帯端末150でどの画面が表示されているかを確認できる。
追加・削除ボタン2503が操作された場合、総監督者端末160は、追加可能な指標の指標一覧表2520がポップアップ表示される。なお、指標一覧表2520はチェックボックスを含み、チェックボックスには、指標が指標画面1200に表示されているか否かを示す情報が表示される。図25では、チェックボックスが黒く塗りつぶされている指標は指標画面1200に表示されていることを示し、チェックボックスが黒く塗りつぶされていない指標は指標画面1200に表示されていないことを示す。総監督者101が、黒く塗りつぶされているチェックボックスを選択した場合、当該チェックボックスの指標が指標画面1200から削除される。この場合、業務効率分析システム120は、当該チェックボックスの指標を指標画面条件データ800から削除する。また、総監督者101が、黒く塗りつぶされていないチェックボックスを選択した場合、当該チェックボックスの指標が指標画面1200に追加される。この場合、業務効率分析システム120は、当該チェックボックスの指標を指標画面条件データ800に追加する。
なお、指標の追加又は削除の操作は、他の方法(画面へのタッチ、マウスによるクリック、音声認識、ジェスチャ認識、手元のリモコン操作等)で実現してもよい。
図26は、実施例4の課題条件確認画面2600の説明図である。
総監督者端末160が、総監督者101からの課題条件確認画面2600の表示操作を受け付けた場合、課題条件確認画面2600を表示する。課題条件確認画面2600は、総監督者101が複数の業務場所の状況を鑑み、優先して実施すべき対処策を判断するための画面である。
課題条件確認画面2600は、現場監督者指標表示領域2511〜2513、警告アイコン2610、及び散布図表示領域2620を含む。
現場監督者指標表示領域2511〜2513は、図25に示す現場監督者指標表示領域2511〜2513と同じなので、説明を省略する。
警告アイコン2610には、各現場監督者指標表示領域2511〜2513に表示された複数の指標が同時に散布図表示領域2620において警告レベルに達している場合に、アイコンが表示される。
総監督者101は、現状では発生することが確定されていないが、発生した場合に問題を引き起こす可能性がある状況について検討する必要がある。総監督者101は、現在の業務の状況、及び想定される業務の状況に対して、過去の類似した事例の状況推移及び問題発生を参考にして、現在の業務の状況の懸念点の検討の参考にする。
散布図表示領域2620には、総監督者101が問題の要因を特定し、問題を検討するための散布図が表示される。散布図表示領域2620に表示される散布図の要素の座標位置は、複数の指標値に基づいて決定される。例えば、注文先の店舗を要素とした場合、当該要素に関連付けられた取扱商品の構成種類、注文時刻、及び注文量等を指標値とする。この場合、各要素の指標値は多次元ベクトルで表現される。いくつかの着目した指標値を散布図表示領域2620の座標に設定して各要素を散布図表示すると、各要素の分状態を可視化でき、クラスタリングできる。散布図表示領域2620では、各要素を2621で示し、クラスタを2622で示す。
散布図表示領域2620に表示される散布図の座標として二つの指標を選択する代わりに、主成分分析等の方法を用いて各指標値の主な特徴成分を抽出し、2次元に射影して各要素を配置してもよい。また、時刻組織化マップ等の方法を用いて多次元情報を二次元で表示することによって各要素を配置してもよい。
総監督者101が、散布図表示領域2620に表示されたクラスタ2622が選択された場合、当該クラスタ2622に含まれる要素の指標値変化に相関して、各現場監督者指標表示領域2511〜2513で表示される指標のうち指標値が閾値以上悪化した過去の事例を集計し、集計結果を警告アイコン2610として表示する。
例えば、選択されたクラスタ2622に含まれる要素である店舗において注文量が増加した場合、ある現場監督者102が管理する作業場所で人員不足又はリソース不足等が発生した事例を集計し、当該事例の数だけ警告アイコン2610を表示する。総監督者101は、警告アイコン2610を懸念すべき点として検討の参考に用いることができる。
以上によって、総監督者端末160には、現場監督者102の現場監督者携帯端末150で表示される指標画面1200を含む総監督者指標画面2500が表示されるので、総監督者101は、現場監督者携帯端末150の指標画面1200で表示される指標等を確認できる。また、総監督者指標画面2500から各現場監督者102の指標画面1200に表示される指標の追加、及び削除等もすることができる。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。
また、前記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。

Claims (14)

  1. 複数の作業員が役割を分担して実施する業務の状況を管理する業務状況管理システムであって、
    前記業務状況管理システムは、
    前記業務の状況を示す指標値を含む指標画面を表示する複数の端末と、
    前記指標画面の表示指示である指標画面表示指示を前記端末に送信する管理システムと、を備え、
    前記管理システムは、
    前記指標値の種類を示す指標の前記複数の端末のユーザにとっての有効性が評価された総合有効性評価値が登録される指標管理情報を記憶しており、
    前記複数の作業員の業務の状況に関するログ情報を取得し、
    前記取得したログ情報に基づいて、複数種類の指標の指標値を計算し、
    前記端末に表示される指標値を含む指標画面表示指示を前記端末に送信し、
    前記端末は、
    前記指標画面表示指示に含まれる指標値を含む指標画面を表示し、
    前記指標画面に表示されたいずれかの指標値の選択操作を受け付けた場合、前記指標値が選択操作されたことを示す指標値選択操作ログを前記管理システムに送信し、
    前記管理システムは、
    前記複数の端末から受信した指標値選択操作ログに基づいて、前記選択操作がされた指標値の指標の総合有効性評価値を更新し、
    前記更新された総合有効性評価値に基づいて、前記複数の端末の指標画面に表示される指標値を変更し、
    前記端末に表示される指標値の指標が前記複数の端末ごとに登録された指標画面条件情報を記憶しており、
    一の端末に対応する前記指標画面条件情報に登録された指標を選択し、
    前記一の端末に対応する指標画面条件情報に登録されていない指標を類似候補指標として選択し、
    前記一の端末のユーザと前記類似候補指標が表示される他の端末のユーザとのユーザ類似度、及び、前記選択した指標と前記類似候補指標との指標類似度に基づいて、前記選択した指標と前記類似候補指標とが類似するか否かを判定し、
    前記選択した指標と当該指標に類似すると判定された類似候補指標とを前記一の端末に表示させることを特徴とする業務状況管理システム。
  2. 複数の作業員が役割を分担して実施する業務の状況を管理する業務状況管理システムであって、
    前記業務状況管理システムは、
    前記業務の状況を示す指標値を含む指標画面を表示する複数の端末と、
    前記指標画面の表示指示である指標画面表示指示を前記端末に送信する管理システムと、を備え、
    前記管理システムは、
    前記指標値の種類を示す指標の前記複数の端末のユーザにとっての有効性が評価された総合有効性評価値が登録される指標管理情報を記憶しており、
    前記複数の作業員の業務の状況に関するログ情報を取得し、
    前記取得したログ情報に基づいて、複数種類の指標の指標値を計算し、
    前記端末に表示される指標値を含む指標画面表示指示を前記端末に送信し、
    前記端末は、
    前記指標画面表示指示に含まれる指標値を含む指標画面を表示し、
    前記指標画面に表示されたいずれかの指標値の選択操作を受け付けた場合、前記指標値が選択操作されたことを示す指標値選択操作ログを前記管理システムに送信し、
    前記管理システムは、
    前記複数の端末から受信した指標値選択操作ログに基づいて、前記選択操作がされた指標値の指標の総合有効性評価値を更新し、
    前記更新された総合有効性評価値に基づいて、前記複数の端末の指標画面に表示される指標値を変更し、
    前記端末に表示される指標値の指標が前記複数の端末ごとに登録された指標画面条件情報を記憶しており、
    一の端末のユーザを選択し、
    前記選択したユーザと他の端末のユーザとの類似度に基づいて、他の端末のユーザから推薦ユーザを選択し、
    前記選択した推薦ユーザ、及び前記推薦ユーザの類似度を含む他指標推薦画面表示指示を前記一の端末に送信し、
    前記一の端末は、
    前記他指標推薦画面表示指示に含まれる前記推薦ユーザ、及び前記推薦ユーザの類似度を含む他指標推薦画面を表示し、
    前記他指標推薦画面に表示されたいずれかの推薦ユーザの選択操作を受け付けた場合、前記受け付けた推薦ユーザの選択操作を示す推薦ユーザ選択操作ログを前記管理システムに送信し、
    前記管理システムは、前記一の端末の指標画面条件情報を前記推薦ユーザ選択操作ログが示す選択操作がされた推薦ユーザの端末の指標画面条件情報に変更することによって、当該推薦ユーザの端末で表示される指標画面を前記一の端末が表示するように設定することを特徴とする業務状況管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の業務状況管理システムであって、
    前記指標管理情報には警告を提示するための閾値が前記指標ごとに登録され、
    前記管理システムは、前記指標管理情報を参照し、前記計算された指標値と当該指標値の指標に対応する閾値とに基づいて、当該指標値に前記警告を提示するか否かを判定し、
    前記指標値に警告を提示する場合、前記警告を提示する旨を示す警告情報を前記指標画面表示指示に含めて前記端末に送信し、
    前記端末は、
    前記指標画面表示指示に前記警告情報が含まれる場合、前記警告を提示する指標値の前記警告を提示し、
    前記管理システムは、前記指標値に対する警告の有無と当該指標値の選択操作の有無とに基づいて、当該指標値に対応する指標の前記閾値を変更することを特徴とする業務状況管理システム。
  4. 請求項3に記載の業務状況管理システムであって、
    前記管理システムは、
    前記警告を提示していないにもかかわらず前記選択操作があった指標値の指標の閾値を、現在の指標値で前記警告を提示すると判定するように変更し、
    前記警告を提示したにもかかわらず前記選択操作がない指標値の指標の閾値を、現在の指標値で前記警告を提示しないと判定するように変更することを特徴とする業務状況管理システム。
  5. 請求項1又は2に記載の業務状況管理システムであって、
    前記指標管理情報には少なくとも一つの対処策が前記指標ごとに登録され、
    前記管理システムは、
    各対処策の有効性が評価された有効性評価値が登録された対処策管理情報を記憶しており、
    前記指標値選択操作ログを受信した場合、前記指標管理情報を参照し、前記選択操作がされた指標値の指標に対応する対処策を選択し、
    前記対処策管理情報を参照し、前記選択した対処策の有効性評価値を取得し、
    前記選択した対処策及び前記取得した有効性評価値を含む対処策選択画面表示指示を前記端末に送信し、
    前記端末は、
    受信した対処策選択画面表示指示に含まれる対処策及び当該対処策の前記有効性評価値を含む対処策選択画面を表示し、
    前記対処策選択画面に表示されたいずれかの対処策の選択操作を受け付けた場合、前記受け付けた対処策を実施し、
    前記管理システムは、前記実施した対処策の実施結果に基づいて、前記実施した対処策の有効性評価値を更新することを特徴とする業務状況管理システム。
  6. 請求項1に記載の業務状況管理システムであって、
    前記複数の端末のユーザは作業現場の複数の作業員を管理する現場監督者であり、
    前記ユーザは、当該ユーザ用の分割ルールに基づいて、前記複数の作業員を分割して管理しており、
    前記管理システムは、
    前記ユーザ同士の分割ルールの共通性、又は前記ユーザの作業現場で実施される業務の共通性に基づいて、前記ユーザ類似度を計算し、
    前記選択した指標を計算するために用いるログ情報の項目と前記類似候補指標を計算するために用いるログ情報の項目との共通性に基づいて、前記指標類似度を計算することを特徴とする業務状況管理システム。
  7. 請求項2に記載の業務状況管理システムであって、
    前記端末ごとの指標画面条件情報には、前記端末ごとの前記指標の有効性評価値が登録され、
    前記管理システムは、
    前記指標値選択操作ログを受信した場合、前記指標値選択操作ログを送信した端末の前記指標画面条件情報に登録された指標の有効性評価値のうち、前記指標値選択操作ログが示す選択操作がされた指標の有効性評価値を更新し、
    前記複数の端末の指標画面条件情報に登録された有効性評価値の指標ごとの総和を前記各指標の総合有効性評価値とし、
    前記他の端末の指標画面条件情報に登録された指標の有効性評価値の総和、及び前記一の端末のユーザと前記他の端末のユーザとの類似度に基づいて前記指標画面条件情報の推薦評価値を計算し、
    計算された推薦評価値に基づいて、前記他の端末の指標画面条件情報から、前記他指標推薦画面に表示される指標画面条件情報を選択し、
    前記選択された指標画面条件情報、及び当該指標画面条件情報の推薦評価値を前記他指標推薦画面表示指示に含めて前記一の端末に送信し、
    前記一の端末は、
    前記選択された指標画面条件情報、当該指標画面条件情報の推薦評価値を前記他指標推薦画面に含めて表示し、
    前記他指標推薦画面に表示されたいずれかの指標画面条件情報の選択操作を受け付けた場合、前記受け付けた指標画面条件情報の選択操作を示す指標画面条件情報選択操作ログを前記管理システムに送信し、
    前記管理システムは、前記一の端末の指標画面条件情報を前記選択操作がされた指標画面条件情報に変更することによって、前記選択操作がされた指標画面条件情報による指標画面を前記一の端末が表示するように設定することを特徴とする業務状況管理システム。
  8. 請求項1又は2に記載の業務状況管理システムであって、
    前記複数の端末のユーザは作業現場の複数の作業員を管理する現場監督者であり、
    前記業務状況管理システムは、前記複数のユーザを管理する総監督者がユーザとなる総監督者端末を備え、
    前記管理システムは、前記総監督者が管理する全てのユーザの端末に送信する指標画面表示指示に含まれる情報を含む総監督者指標画面表示指示を、前記総監督者端末に送信し、
    前記総監督者端末は、前記総監督者指標画面表示指示に基づいて、前記総監督者が管理する全てのユーザの端末で表示される指標画面を含む総監督者指標画面を表示することを特徴とする業務状況管理システム。
  9. 計算機システムにおいて、複数の作業員が役割を分担して実施する業務の状況を管理する業務状況管理方法であって、
    前記計算機システムは、
    前記業務の状況を示す指標値を含む指標画面を表示する複数の端末と、
    前記指標画面の表示指示である指標画面表示指示を前記端末に送信する管理システムと、を有し、
    前記管理システムは、前記指標値の種類を示す指標の前記複数の端末のユーザにとっての有効性が評価された総合有効性評価値が登録される指標管理情報を記憶しており、
    前記業務状況管理方法は、
    前記管理システムが、前記複数の作業員の業務の状況に関するログ情報を取得し、
    前記管理システムが、前記取得したログ情報に基づいて、複数種類の指標値を計算し、
    前記管理システムが、前記端末に表示される指標値を含む指標画面表示指示を前記端末に送信し、
    前記端末が、前記指標画面表示指示に含まれる指標値を含む指標画面を表示し、
    前記端末が、前記指標画面に表示されたいずれかの指標値の選択操作を受け付けた場合、前記指標値が選択操作されたことを示す指標値選択操作ログを前記管理システムに送信し、
    前記管理システムが、前記複数の端末から受信した指標値選択操作ログに基づいて、前記選択操作がされた指標値の指標の総合有効性評価値を更新し、
    前記管理システムが、前記更新された総合有効性評価値に基づいて、前記複数の端末の指標画面に表示される指標値を変更し、
    前記管理システムは、前記端末に表示される指標値の指標が前記複数の端末ごとに登録された指標画面条件情報を記憶しており、
    前記業務状況管理方法は、
    前記管理システムが、一の端末に対応する前記指標画面条件情報に登録された指標を選択し、
    前記管理システムが、前記一の端末に対応する指標画面条件情報に登録されていない指標を類似候補指標として選択し、
    前記管理システムが、前記一の端末のユーザと前記類似候補指標が表示される他の端末のユーザとのユーザ類似度、及び、前記選択した指標と前記類似候補指標との指標類似度に基づいて、前記選択した指標と前記類似候補指標とが類似するか否かを判定し、
    前記管理システムが、前記選択した指標と当該指標に類似すると判定された類似候補指標とを前記一の端末に表示させることを特徴とする業務状況管理方法。
  10. 計算機システムにおいて、複数の作業員が役割を分担して実施する業務の状況を管理する業務状況管理方法であって、
    前記計算機システムは、
    前記業務の状況を示す指標値を含む指標画面を表示する複数の端末と、
    前記指標画面の表示指示である指標画面表示指示を前記端末に送信する管理システムと、を有し、
    前記管理システムは、前記指標値の種類を示す指標の前記複数の端末のユーザにとっての有効性が評価された総合有効性評価値が登録される指標管理情報を記憶しており、
    前記業務状況管理方法は、
    前記管理システムが、前記複数の作業員の業務の状況に関するログ情報を取得し、
    前記管理システムが、前記取得したログ情報に基づいて、複数種類の指標値を計算し、
    前記管理システムが、前記端末に表示される指標値を含む指標画面表示指示を前記端末に送信し、
    前記端末が、前記指標画面表示指示に含まれる指標値を含む指標画面を表示し、
    前記端末が、前記指標画面に表示されたいずれかの指標値の選択操作を受け付けた場合、前記指標値が選択操作されたことを示す指標値選択操作ログを前記管理システムに送信し、
    前記管理システムが、前記複数の端末から受信した指標値選択操作ログに基づいて、前記選択操作がされた指標値の指標の総合有効性評価値を更新し、
    前記管理システムが、前記更新された総合有効性評価値に基づいて、前記複数の端末の指標画面に表示される指標値を変更し、
    前記管理システムは、前記端末に表示される指標値の指標が前記複数の端末ごとに登録された指標画面条件情報を記憶しており、
    前記業務状況管理方法は、
    前記管理システムが、一の端末のユーザを選択し、
    前記管理システムが、前記選択したユーザと他の端末のユーザとの類似度に基づいて、他の端末のユーザから推薦ユーザを選択し、
    前記管理システムが、前記選択した推薦ユーザ、及び前記推薦ユーザの類似度を含む他指標推薦画面表示指示を前記一の端末に送信し、
    前記一の端末が、前記他指標推薦画面表示指示に含まれる前記推薦ユーザ、及び前記推薦ユーザの類似度を含む他指標推薦画面を表示し、
    前記一の端末が、前記他指標推薦画面に表示されたいずれかの推薦ユーザの選択操作を受け付けた場合、前記受け付けた推薦ユーザの選択操作を示す推薦ユーザ選択操作ログを前記管理システムに送信し、
    前記管理システムが、前記一の端末の指標画面条件情報を前記推薦ユーザ選択操作ログが示す選択操作がされた推薦ユーザの端末の指標画面条件情報に変更することによって、当該推薦ユーザの端末で表示される指標画面を前記一の端末が表示するように設定することを特徴とする業務状況管理方法。
  11. 請求項9又は10に記載の業務状況管理方法であって、
    前記指標管理情報には警告を提示するための閾値が前記指標ごとに登録され、
    前記業務状況管理方法は、
    前記管理システムが、前記指標管理情報を参照し、前記計算された指標値と当該指標値の指標に対応する閾値とに基づいて、当該指標値に前記警告を提示するか否かを判定し、
    前記管理システムが、前記指標値に警告を提示する場合、前記警告を提示する旨を示す警告情報を前記指標画面表示指示に含めて前記端末に送信し、
    前記端末が、前記指標画面表示指示に前記警告情報が含まれる場合、前記警告を提示する指標値の前記警告を提示し、
    前記管理システムが、前記指標値に対する警告の有無と当該指標値に対する選択操作の有無とに基づいて、当該指標値の指標の前記閾値を変更することを特徴とする業務状況管理方法。
  12. 請求項9又は10に記載の業務状況管理方法であって、
    前記複数の端末のユーザは作業現場の複数の作業員を管理する現場監督者であり、
    前記計算機システムは、前記複数のユーザを管理する総監督者がユーザとなる総監督者端末を備え、
    前記業務状況管理方法は、
    前記管理システムが、前記総監督者が管理する全てのユーザの端末に送信する指標画面表示指示に含まれる情報を含む総監督者指標画面表示指示を、前記総監督者端末に送信し、
    前記総監督者端末が、前記総監督者指標画面表示指示に基づいて、前記総監督者が管理する全てのユーザの端末で表示される指標画面を含む総監督者指標画面を表示することを特徴とする業務状況管理方法。
  13. 複数の作業員が役割を分担して実施する業務の状況を示す指標値を含む指標画面を複数の端末に表示させる管理システムであって、
    前記指標値の種類を示す指標の前記複数の端末のユーザにとっての有効性が評価された総合有効性評価値が登録される指標管理情報を記憶しており、
    前記複数の作業員の業務の状況に関するログ情報を取得し、
    前記取得したログ情報に基づいて、複数種類の指標の指標値を計算し、
    前記端末に表示される指標値を含む指標画面を前記端末に表示させ、
    前記指標画面に表示されたいずれかの指標値が選択操作されたことを示す指標値選択操作ログを前記端末から受信し、
    前記複数の端末から受信した指標値選択操作ログに基づいて、前記選択操作がされた指標値の指標の総合有効性評価値を更新し、
    前記更新された総合有効性評価値に基づいて、前記複数の端末の指標画面に表示される指標値を変更し、
    前記端末に表示される指標値の指標が前記複数の端末ごとに登録された指標画面条件情報を記憶しており、
    一の端末に対応する前記指標画面条件情報に登録された指標を選択し、
    前記一の端末に対応する指標画面条件情報に登録されていない指標を類似候補指標として選択し、
    前記一の端末のユーザと前記類似候補指標が表示される他の端末のユーザとのユーザ類似度、及び、前記選択した指標と前記類似候補指標との指標類似度に基づいて、前記選択した指標と前記類似候補指標とが類似するか否かを判定し、
    前記選択した指標と当該指標に類似すると判定された類似候補指標とを前記一の端末に表示させることを特徴とする管理システム。
  14. 複数の作業員が役割を分担して実施する業務の状況を示す指標値を含む指標画面を複数の端末に表示させる管理システムであって、
    前記指標値の種類を示す指標の前記複数の端末のユーザにとっての有効性が評価された総合有効性評価値が登録される指標管理情報を記憶しており、
    前記複数の作業員の業務の状況に関するログ情報を取得し、
    前記取得したログ情報に基づいて、複数種類の指標の指標値を計算し、
    前記端末に表示される指標値を含む指標画面を前記端末に表示させ、
    前記指標画面に表示されたいずれかの指標値が選択操作されたことを示す指標値選択操作ログを前記端末から受信し、
    前記複数の端末から受信した指標値選択操作ログに基づいて、前記選択操作がされた指標値の指標の総合有効性評価値を更新し、
    前記更新された総合有効性評価値に基づいて、前記複数の端末の指標画面に表示される指標値を変更し、
    前記端末に表示される指標値の指標が前記複数の端末ごとに登録された指標画面条件情報を記憶しており、
    一の端末のユーザを選択し、
    前記選択したユーザと他の端末のユーザとの類似度に基づいて、他の端末のユーザから推薦ユーザを選択し、
    前記選択した推薦ユーザ、及び前記推薦ユーザの類似度を含む他指標推薦画面表示指示を前記一の端末に送信し、
    前記他指標推薦画面表示指示に含まれる前記推薦ユーザ、及び前記推薦ユーザの類似度を含む他指標推薦画面を、前記一の端末に表示させ、
    前記他指標推薦画面に表示されたいずれかの推薦ユーザの選択操作を示す推薦ユーザ選択操作ログを、前記一の端末から受信し、
    前記一の端末の指標画面条件情報を前記推薦ユーザ選択操作ログが示す選択操作がされた推薦ユーザの端末の指標画面条件情報に変更することによって、当該推薦ユーザの端末で表示される指標画面を前記一の端末が表示するように設定することを特徴とする管理システム。
JP2016559704A 2014-11-17 2014-11-17 業務状況管理システム、及び業務状況管理方法 Expired - Fee Related JP6395852B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/080340 WO2016079782A1 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 業務状況管理システム、及び業務状況管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016079782A1 JPWO2016079782A1 (ja) 2017-06-29
JP6395852B2 true JP6395852B2 (ja) 2018-09-26

Family

ID=56013398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016559704A Expired - Fee Related JP6395852B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 業務状況管理システム、及び業務状況管理方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6395852B2 (ja)
WO (1) WO2016079782A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6994707B2 (ja) * 2016-09-02 2022-01-14 株式会社汎建大阪製作所 作業管理システム
JP6807718B2 (ja) * 2016-11-25 2021-01-06 株式会社日立製作所 企業情報システムおよび企業情報提供方法
JP2018180724A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 株式会社Mcデータプラス 建設業用勤怠管理システム、方法及びプログラム
US10846812B1 (en) * 2019-09-25 2020-11-24 Coupang Corp. Computer-implemented systems and methods for centralized logistics monitoring

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4220685B2 (ja) * 2001-05-08 2009-02-04 株式会社日立製作所 業務状況評価システム
JP2004185347A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Hitachi Ltd プロジェクト管理方法およびその進捗管理装置
WO2013061371A1 (ja) * 2011-10-26 2013-05-02 株式会社日立製作所 情報処理装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016079782A1 (ja) 2016-05-26
JPWO2016079782A1 (ja) 2017-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8744890B1 (en) System and method for managing system-level workflow strategy and individual workflow activity
JP4717945B2 (ja) 業務分析プログラムおよび業務分析装置
JP6395852B2 (ja) 業務状況管理システム、及び業務状況管理方法
US20160125345A1 (en) Systems, devices, and methods for determining an operational health score
KR20130058336A (ko) 사용자의 행위 로그를 이용한 모바일 어플리케이션의 사용성 분석 장치 및 방법
Acebes et al. On the project risk baseline: Integrating aleatory uncertainty into project scheduling
CA2981168A1 (en) Systems, devices, and methods for predicting product performance in a retail display area
US10627984B2 (en) Systems, devices, and methods for dynamic virtual data analysis
US20160098668A1 (en) Operational Workforce Planning
JP6265871B2 (ja) 営業業務支援システム、及び営業業務支援方法
JP2015014856A (ja) ソフトウェア開発プロジェクトの評価方法及びシステム
KR101603977B1 (ko) 영업활동에 대한 수주 가능성 예측 시스템
JP5825915B2 (ja) 作業工数算出装置、作業工数算出方法、およびプログラム
US20210349450A1 (en) Hierarchical assessment of processes for implementing robotic process automation
US20160314426A1 (en) Arrangement and method for improving sales performance
KR101609292B1 (ko) 연구 개발 프로젝트 관리 장치 및 방법
Sindhgatta et al. Context-aware recommendation of task allocations in service systems
JP2007265289A (ja) チェックリスト管理装置、管理方法およびそのプログラム
Singh et al. An efficient approach for software maintenance effort estimation using particle swarm optimization technique
JP6505974B2 (ja) 事務リスク管理システムおよび事務リスク管理プログラム
US20140180753A1 (en) Evaluating the reliability of activity forecasts
JP7347497B2 (ja) 管理装置、制御方法及びプログラム
US20230359998A1 (en) Automated collaborative management framework using machine learning modelling and forecasting
JP2012118612A (ja) マーケティング提案支援システム
CN107491236A (zh) 服务器设备、信息处理系统和信息处理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170222

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6395852

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees