JP2016099952A - 帳票データ管理装置、帳票データ管理プログラム、および帳票データ管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】新たな帳票データを生成し管理する際に、データ入力負担を軽減する帳票データ管理装置、帳票データ管理プログラム、および帳票データ管理方法を提供する。
【解決手段】帳票データ管理サーバ10は、ERP(Enterprise Resource Planning)が稼働し、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理するシステムであり、帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を備え、帳票データを選択可能に一覧表示しS106、一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付けS107、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示しS111、書き換え入力を受け付けS112、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして帳票データ記憶手段に格納するS114。
【選択図】図4
【解決手段】帳票データ管理サーバ10は、ERP(Enterprise Resource Planning)が稼働し、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理するシステムであり、帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を備え、帳票データを選択可能に一覧表示しS106、一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付けS107、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示しS111、書き換え入力を受け付けS112、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして帳票データ記憶手段に格納するS114。
【選択図】図4
Description
本発明は、Enterprise Resource Planning(以下、ERP)が稼働する装置であり、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理装置、当該サーバを制御するための帳票データ管理プログラム、および帳票データ管理方法に関する。
従来から、電子的に帳票データを一括管理することができる電子帳票システムが存在する。例えば、帳票作成手段により帳票を作成する複数の端末と、各端末とネットワークを介して接続された、各端末で作成された帳票を電子的に管理する管理用コンピュータとを有する電子帳票システムが開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている電子帳票システムにおいては、先ず、管理用各端末が、スプールファイル作成手段にて帳票の印刷管理情報と印刷用スプールファイルとを作成した後、第一ファイル変換手段にてその帳票の印刷管理情報及び印刷用スプールファイルと所定の入力画面で入力された当該帳票の帳票固有情報とを一つのPostScriptファイルに変換する。そして、管理用コンピュータが、第二ファイル変換手段にてPostScriptファイルに基づいて帳票管理情報と帳票データファイルとを作成し、ファイル管理手段にてその帳票管理情報の内容にしたがって帳票データファイルをデータベースに格納して管理する。
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の電子帳票システムは、手入力で新たな帳票データを生成する場合において、データの入力負担が大きいという課題を残すものであった。
本発明は、上述した課題を解決し、新たな帳票データを生成し管理する際に、データ入力負担を軽減することを目的とする。
本発明の帳票データ管理装置は、Enterprise Resource Planning(以下、ERP)が稼働する装置であり、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理装置であって、帳票データを記憶する帳票データ記憶手段と、帳票データを選択可能に一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段と、一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付ける選択受付手段と、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示する制御を行うコピー表示制御手段と、書き換え入力を受け付ける書き換え入力受付手段と、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する格納手段とを含むことを特徴とする。
上記の構成としたことで、新たな帳票データを生成し管理する際に、データ入力負担を軽減することができるようになる。
一覧表示する帳票データを抽出するための抽出条件の入力を受け付ける条件入力受付手段と、入力された抽出条件に対応する帳票データを抽出する抽出手段とを含み、前記一覧表示制御手段は、前記抽出手段により抽出された帳票データを一覧表示する制御を行い、前記コピー表示制御手段は、前記入力された抽出条件に対応する項目以外の項目のうち少なくとも1つの項目を書き換え可能に選択された帳票データをコピー表示する制御を行う構成とされていてもよい。
受注先の与信限度額を含む受注先データを記憶する受注先データ記憶手段と、前記書き換え入力が受け付けられた際に、前記受注先データを参照して、与信限度額を超えた取引になるか否かを判定する与信判定手段と、新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する前に判定結果を表示する制御を行う結果表示制御手段とを含む構成とされていてもよい。
帳票データが一覧表示されている際に、所定のユーザ入力を受け付けたことに応じて、一覧表示されている帳票データに示される受注先の詳細な情報が表示される受注先情報表示領域を表示する制御を行う受注先情報表示制御手段を含み、該受注先情報表示制御手段は、前記受注先データを参照して受注先情報表示領域を表示する制御を行う構成とされていてもよい。
前記一覧表示制御手段は、業務プロセスの進捗を把握可能に帳票データを一覧表示する制御を行う構成とされていてもよい。
また、本発明の帳票データ管理プログラムは、ERPが稼働する装置であり、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理装置を、動作制御させるための帳票データ管理プログラムであって、帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を備える前記帳票管理装置に、帳票データを選択可能に一覧表示する制御を行う一覧表示制御処理と、一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付ける選択受付処理と、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示する制御を行うコピー表示制御処理と、書き換え入力を受け付ける書き換え入力受付処理と、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する格納処理とを実行させるためのものである。
さらに、本発明の帳票データ管理方法は、ERPが稼働するコンピュータで業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理方法であって、帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を参照して、帳票データを選択可能に一覧表示する制御を行う一覧表示制御処理と、一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付ける選択受付処理と、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示する制御を行うコピー表示制御処理と、書き換え入力を受け付ける書き換え入力受付処理と、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する格納処理とを実行することを特徴とする。
本発明によれば、新たな帳票データを生成し管理する際に、データ入力負担を軽減することができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態の例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る帳票データ管理システム500の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、帳票データ管理システム500は、帳票データ管理サーバ10と、中継機20と、複数のクライアント端末31〜3N(Nは任意の正の整数)と、統合基幹業務システム100と、統合基幹業務システム200と、統合基幹業務システム300とを含む。帳票データ管理サーバ10と各クライアント端末31〜3Nとは、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク40及び中継機20を介して接続される。帳票データ管理サーバ10は、統合基幹業務システム100、統合基幹業務システム200、統合基幹業務システム300と、それぞれLAN(Local Area Network)や専用通信回線などの通信ネットワーク51,52,53を介して接続される。なお、クライアント端末同士や統合基幹業務システム同士は、帳票データ管理サーバを介して通信可能な構成としてもよいし、通信不能な構成としてもよい。
なお本例では、帳票データ管理装置として帳票データ管理サーバ10が用いられる場合を例にして説明を行う。
統合基幹業務システム100は、基幹業務サーバ110と、データウェアハウスサーバ(DWHサーバ)120と、プロセスフローDB101とを含む。統合基幹業務システム200は、DWHサーバ220と、プロセスフローDB201とを含む。統合基幹業務システム300は、基幹業務サーバ310と、プロセスフローDB301とを含む。
構成が異なる複数の統合基幹業務システム100,200,300は、必要に応じて(すなわち、それぞれが有する機能に応じて)帳票データ管理サーバ10と通信(各種情報の送受信)を行うことにより、統合基幹業務システムとしての機能を発揮する。すなわち、帳票データ管理システム500においては、基幹業務サーバを有さないシステム200や、DWHサーバを有さないシステム300であっても、帳票データ管理サーバ10との通信を行うことにより、統合基幹業務システムとしての機能を発揮することができる。なお、図示しないが、プロセスフローDBを有さないシステムであっても、帳票データ管理サーバ10にてプロセスフローデータを記憶することにより、統合基幹業務システムとしての機能を発揮することができる。各基幹業務システムが備える基幹業務サーバ等には公知の技術が用いられるため、以下、統合基幹業務システム100を例にして説明を行う。
基幹業務サーバ110は、例えば帳票データ管理システム500の管理者によって管理されるサーバであり、各種業務に関する帳票情報を管理(例えば、情報の作成や更新、保存など。)するための各種の機能を有する。基幹業務サーバ110は、OS(Operating System)やリレーショナルDBを備えた一般的な情報処理装置によって構成される。
ここで「帳票」とは、業務上発生するデータであって、帳簿や伝票類の総称である。また、「帳簿」とは、金銭や品物の出納に関する事項が記入されるものである。また、「伝票」とは、帳簿を作成する際の基となるデータであり業務上の取引等の証拠となるものである。本例においては、基幹業務サーバ110が、帳票データとして「伝票データのみを示すプロセスデータ(各業務プロセスに関するデータ)」を扱う場合を例に説明を行なう。
DWHサーバ120は、例えば本システムのシステム管理者によって管理されるサーバであり、データウェアハウスを実現するための各種の機能を有する。ここで、「データウェアハウス」とは、時系列で蓄積された帳票データなどの業務データの中から各項目間の関連性を分析するシステムをいう。また、DWHサーバ120は、基幹業務サーバ110から転送されたCSV(Comma Separated Values)形式のファイルを所定のデータ形式に変換するなどして、所定の格納領域に各種データを登録する機能を有する。なお、DWHサーバ120は、データ形式の変換を行わず、CSV形式の状態から各格納領域に応じたデータを抽出する構成とされていてもよい。
プロセスフローDB101は、基幹業務サーバ110の業務アプリケーションプログラムDB(図示せず)に記憶された各種プログラムを用いた各種情報処理によって収集・整理等された各種のプロセスデータ(または帳票データ)により構成されるプロセスフローデータを記憶する記憶媒体である。なお、プロセスフローデータについては、後で詳しく説明する。また、本例においては、統合基幹業務システム100は、DWHサーバ120によって管理される業務関連データDB(図示せず)を含み、基幹業務サーバ110は、プロセスフローDB101に記憶されたプロセスデータを、所定の抽出条件に応じてCSV形式に変換して帳票データ管理サーバ10に送信する機能を有する。なお、本例においては、基幹業務サーバ110は、FTP(File Transfer Protocol)によりCSV形式にしたデータファイルを帳票データ管理サーバ10に転送する。
帳票データ管理サーバ10は、ERPが稼動するサーバであって、ユーザが使用するクライアント端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供するサーバである。帳票データ管理サーバ10は、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成され、帳票データ管理システム500のシステム管理者、あるいは帳票データ管理システム500のシステム管理者とは別の帳票データ管理サーバ10の管理者によって管理される。
図2は、帳票データ管理サーバ10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、帳票データ管理サーバ10は、プロセスフローデータ管理部11と、プロセスフローデータ提供処理部12と、プロセスフローデータ更新処理部13と、顧客情報管理部14とを備えている。また、帳票データ管理サーバ10は、顧客情報DB16と、業務アプリケーションプログラムDB17と、プロセスフローDB18と、一般的な基幹業務サーバとしての機能を実現するために必要な各種データ(例えば、業務アプリケーションプログラムDB17に格納される各種プログラムが利用するデータ)を格納するその他DB19とを備えている。なお、その他DB19については、本発明に特に関係しない部分であるため、詳しい説明は省略する。
プロセスフローデータ管理部11は、プロセスフローデータの管理に関する処理などを行う。
プロセスフローデータ提供処理部12は、プロセスフローデータの管理に関する処理などを行う。
プロセスフローデータ更新処理部13は、クライアント端末31〜3Nからの要求に応じてプロセスフローデータを更新する処理などを行う。
顧客情報管理部14は、顧客情報の管理に関する処理などを行う。
顧客情報DB16は、顧客に関する情報記憶する記憶媒体である。顧客情報は、与信情報、電話番号、当月売上、前月売上、本年売上、前年売上、締日、決算月、案件、前回訪問、および特記事項などを含む。
業務アプリケーションプログラムDB17は、各種業務に用いられるプログラムを記憶する記憶媒体である。業務アプリケーションプログラムDB17に記憶されるプログラムとしては、販売業務管理プログラム、購買業務管理プログラム、生産管理プログラム、財務会計管理プログラム、および管理会計管理プログラムなどがある。
プロセスフローDB18は、業務アプリケーションプログラムDB17に記憶された各種プログラムを用いた各種情報処理によって収集・整理等された各種のプロセスデータを記憶する記憶媒体である。本例のプロセスフローDB18は、取引の際の一連の業務プロセスにおける業務単位毎に発生する「プロセスフローデータ」を「帳票データとして」記憶する。ここで、取引とは、受注、決済、および出荷を含む商品の受注から納品までの取引を含むものとする。なお、プロセスフローDB18は、帳票データ記憶手段に対応する。
図3は、プロセスフローDB18におけるプロセスフローデータの格納状態の例を示す説明図である。図3に示すように、本例におけるプロセスフローデータは、主キー部と、参照キー部と、タイプ部と、ステータス部と、共通データ部と、プロセス固有データ部とを含む。なお、プロセスフローデータの各部に対応する項目(すなわち、プロセスフローテーブルPTにおける各列項目)が、それぞれ、プロセスフローデータを構成するプロセスデータの種類を示す。すなわち、プロセスフローを構成する各業務プロセスに関するデータは、プロセスフローデータを構成する各部に割り当てられて格納される。なお、一連の業務に係るプロセスフロー(例えば、ある企業からの受注から納品までの一連のプロセスフロー)に関するプロセスデータは、プロセスフローテーブルPTにおいて同一エントリ(すなわち、プロセステーブルPTにおける同一行)に格納される。このような構成とすることにより、各プロセスデータ間の対応関係を定義することができる。
1つのプロセスフローデータは、プロセスフローデータテーブルにおいて同一エントリ(すなわち、プロセステーブルPTにおける同一行)に格納される。すなわち、プロセスフローデータは、1のプロセスフローに関するデータをプロセスフローテーブルにおける同一のエントリにまとめた構造を持つ。なお、本例においては、異なる種類のプロセスフローデータが同一の項目(列項目)で構成されるテーブルに登録されていくため、テーブルを構成する項目(列項目)のうち、特定のプロセスフローデータには不要な項目を含む場合が生じることとなる。この場合、プロセスフローテーブルにおいては、不要なプロセスデータを格納する部分は空データ(または「0」)となる。
なお、帳票データ管理サーバ10が、プロセスフローデータを、例えば、後述するタイプ毎に、あるいは後述する共通データの内容の一部(例えば、受注先など)が同じもの毎に、複数のテーブルで管理する構成としてもよい。
ここで、「主キー部」とは、プロセスフローデータのうち、プロセスフローデータを一意に特定するためのデータである主キーデータが格納される部分である。本例においては、主キー部は、プロセスフロー番号とプロセスフロー明細番号とにより構成される。すなわち、本例においては、プロセスフロー番号とプロセスフロー明細番号との組み合わせが、各プロセスフローデータの識別子(ID)となる。主キー部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。なお、ここでの「プロセスフローデータの初回登録時」とは、例えば、あるプロセスフローに属するプロセスデータであって、対応する他のプロセスデータが未登録のプロセスデータが登録されるときを意味するものとする。また、ここでの「更新」とは、データの追加を含むものとする。
なお、「プロセスフロー番号」とは、同一のプロセスフローを特定するための識別子である。プロセスフロー番号は、プロセスフロー毎に付与される。本例においては、プロセスフロー番号は、プロセスフローデータにおけるタイプと受注先とが同じプロセスフローデータに対して同一の番号が付与される。
また、「プロセスフロー明細番号」とは、同一のプロセスフロー番号が付与されたプロセスフローデータの中から特定のプロセスフローデータを特定するための識別子である。例えば、図3に示すプロセスフローテーブルは、プロセスフローのタイプ「在庫売上」における業務プロセス「受注」において、受注先「T001」から金額「1200」と「2600」の業務を受注したことを示すプロセスデータを含むプロセスフローデータを、それぞれプロセスフロー番号「000001」とプロセスフロー明細番号「0010」または「0020」の組み合わせにより一意に特定することができる。
次いで、「参照キー部」とは、プロセスフローデータのうち、売上返品に対する元取引など、プロセスフローに関連する他のプロセスフローデータ(または、他のプロセスデータ)を特定するためのデータである参照キーデータが格納される部分である。本例においては、参照キー部は、参照番号と参照明細番号とにより構成される。参照キー部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。
なお、参照番号と参照明細番号には、それぞれ、プロセスフローに関連する他のプロセスフローのプロセスフロー番号とプロセスフロー明細番号とが格納される。ただし、新規取引の場合など、プロセスフローに関連する他のプロセスフローがない場合には、参照キー部には、同一エントリの主キー部と同じ値を示すデータが(すなわち、参照番号にはプロセスフロー番号が、参照明細番号にはプロセスフロー明細番号がそれぞれ)格納される。また、参照キー部が、プロセスフローに関連する他のプロセスデータを示す場合、参照キー部には、プロセスデータの種類を特定するためのデータがさらに設けられる。
また、「タイプ部」とは、プロセスフローデータのうち、在庫売上やサンプル出荷など、プロセスフローの種類を示すデータが格納される部分である。タイプ部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。なお、プロセスフローの種類は、在庫売上やサンプル出荷に限られない。
また、「ステータス部」とは、プロセスフローデータのうち、プロセスフローの進捗を表すデータ(すなわち、プロセスフローに含まれる複数の業務プロセスそれぞれの進捗状況を示すデータ)が格納される部分である。本例においては、ステータスデータは、プロセスフローが必要とする業務プロセスに対し、未済のものには「0」、既済のものには「1」が設定されることにより、各業務プロセスの進捗を示す。例えば、図3に示すように、「在庫売上」のプロセスフローであって、プロセスフローに含まれる業務プロセスが「受注」、「出荷」、「出庫」、「出庫検収」、および「売上」である場合に、業務プロセス「受注」に関するプロセス固有データ(例えば、受注日)が登録されたとする。この場合、ステータスデータは、「売上」に対応する部分が「1」になり、その他の部分は初期状態(すなわち、「0」が設定された状態)のままとなる。
なお、本例におけるステータス部は、プロセスフローデータ毎に更新される。言い換えれば、ステータス部は、所定のステータス変更条件が満たされたことに応じて各業務プロセスが完了したことが判定されたときに更新される。なお、ステータス変更条件は特に限定されないが、本例においては、「1つの業務プロセスに対応するプロセス固有データが全て入力されること」がステータス変更条件として統合基幹業務システム100の所定の記憶領域に記憶されているものとする。
また、「共通データ部」とは、プロセスフローデータのうち、受注先や出荷先など、業務プロセスによらないデータ(すなわち、同一のプロセスフローに含まれる業務プロセス間で共通するデータ)である共通データが格納される部分である。共通データ部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。本例の「共通データ部」は、品目を一意に特定するための品目ID、数量、および品目を示す画像を含む。
また、「プロセス固有データ部」とは、プロセスフローデータのうち、受注日や各業務プロセスにおいて登録されるデータ(例えば、「納期必着」や「ワレモノ(割れ物注意)」などの注意事項を示すテキストデータ)など、同一のプロセスフローに含まれる各業務プロセスに固有のデータであるプロセス固有データが格納される部分である。プロセス固有データ部は、業務プロセス毎に更新される。よって、本例においては、プロセスフローデータのうち、業務プロセスによるものが「プロセス固有データ」であり、業務プロセスによらないものが「共通データ」であるといえる。
以上が本例におけるプロセスフローデータに関する説明となるが、ここで、図3に示す各種用語の定義について簡単に説明する。
先ず、「受注」とは、得意先から注文を受け、得意先との契約を結んだ状態を意味する。すなわち、本例で言えば、「受注」とは、通常の取引先からの注文を受けた場合のみならず、ECサイトのユーザから注文を受注した場合を含む状態を意味する。
また、「出荷指示」とは、倉庫業者や物流担当者に商品を出荷する指示を行った状態を意味する。すなわち、本例で言えば、ECサイトにて商品を購入したユーザに対して、当該商品についての出荷指示を行った状態を意味する。
また、「出庫」とは、商品が倉庫から出荷され、移動が開始された状態を意味する。すなわち、本例で言えば、ECサイトのユーザによって購入された商品が倉庫から出荷された状態を意味する。
また、「検収」とは、得意先の検収が完了し、商品の所有権が得意先に移行した状態を意味する。
また、「売上」とは、得意先の検収を確認し、得意先に対する債権金額が確定(=債権を計上)した状態を意味する。
また、「検収」の用語は、「納入品やサービスが、注文通りの仕様(=注文通りの数量、色や形、品質)になっているかを検査する業務」や「検収完了時、資産の所有権が移行する」という意味でも用いられる。なお、財務会計上(または、制度会計上)やERPシステム上では、資産の所有権の移行タイミングを明確にするために、「検収」というイベントが出庫と区別して定義される。
なお、本例においては、プロセスフローデータには、一般的に用いられている伝票データが含まれるものとする。例えば、伝票データが受注伝票に対応する場合には、伝票データは、受注伝票ヘッダ情報、受注先情報を含む受注伝票明細情報、および納入日日程などが対応付けされたデータである。また、例えば、伝票データは、受注先情報などの検索キーを元に検索可能な構造で記憶されたデータである。
なお、帳票データ管理サーバ10は、プロセスフローDB18およびその他DB19に格納された各種データを、所定の外部装置、本例においてはクライアント端末31〜3N及び統合基幹業務システム100,200,300からの要求に応じて提供する機能を有する。すなわち、帳票データ管理サーバ10は、基幹業務サーバとしての機能を有する。言い換えれば、帳票データ管理サーバ10は、ERPエンジンを備える。
なお、図示しないが、本例においては、帳票データ管理サーバ10は、データウェアハウスを実現するための各種の機能を有するDWHサーバとしての機能を有するものとする。帳票データ管理サーバ10が、ERPエンジンと、DWHサーバとして機能するための構成とを備えることにより、構成の異なる統合基幹業務システム(例えば、基幹業務サーバとDWHサーバのうち、両方を有する統合基幹業務システム100と、DWHサーバのみを有する統合基幹業務システム200と、DWHサーバのみを有する統合基幹業務システム300。)に対しても、統合基幹業務システムとして要求される情報の提供を行うことができるようになる。
各クライアント端末31〜3Nは、CPU(中央処理装置)、ROM、RAM、および表示部などを備えた情報処理装置である。本例においては、各クライアント端末31〜3Nは、Webブラウザなど、帳票データを扱うために利用可能な各種アプリケーションを有しているものとする。また、本例においては、各クライアント端末31〜3Nは、例えばユーザによる操作入力に応じて、帳票データ管理サーバ10から必要な帳票データ(本例においては、プロセスフローデータ)を取得するためのクエリ(検索項目、検索キー、抽出キーなど)を定義し、帳票データ管理サーバ10に送信する機能を有する。
本例においては、各クライアント端末31〜3Nは、中継機20及び通信ネットワーク40を介して帳票データ管理サーバ10と通信し、帳票データ管理サーバ10から取得したデータを例えば所定のWebアプリケーション(Webブラウザ)などのソフトウェアの機能により表示部に出力する機能を有する。
次に、本例の帳票データ管理システム500の動作について図面を参照して説明する。なお、本発明に特に関係しない動作や処理については、その内容を省略している場合がある。なお、本例では、クライアント端末31を例にして説明する。
図4は、本例の帳票データ管理システム500における帳票データ管理サーバ10などが実行する新規登録処理の例を示すフローチャートである。ここでは、帳票データ管理サーバ10が、ユーザXが使用するクライアント端末31からの要求に応じて帳票データを新規登録する場合を例に説明する。
本例の新規登録処理において、先ず、クライアント端末31は、ユーザからの所定の入力(例えば、新規登録アイコンの押下げなど)を受け付けて、新たに帳票データを登録するための新規登録画面を表示する(ステップS101)。
図5は、新規登録画面の例を示す説明図である。図5に示すように、新規登録画面1000には、各種入力領域が備えられている。具体的には、新規登録画面1000は、抽出項目入力領域1001と、帳票データ一覧表示領域1002とを含む。
ここで、抽出項目入力領域1001は、抽出項目の入力を受け付けるための領域である。抽出項目入力領域1001は、受注先名を入力するための受注先名入力領域1003を含む。本例では、受注先名入力領域1003は、最初に入力する項目として初期設定されている。
帳票データ一覧表示領域1002は、抽出した帳票データを一覧表示するための表示領域である。新規登録画面を立ち上げたときには、帳票データは抽出されていない。したがって、帳票データ一覧表示領域1002は、図5に示すように、空欄で表示される。
新規登録画面が表示されると、クライアント端末31は、ユーザXから抽出条件の入力を受け付ける(ステップS102)。
図6は、新規登録画面における抽出項目が入力される様子の例を示す説明図である。特に、図6Aは、所定の文字列が入力された受注先名入力領域1003を示す。図6Bは、受注先名入力領域1003に入力された文字列に対応する文字列が表示される例を示す。図6Cは、図6Bで表示された文字列が選択されることにより、各種項目に値が入力された例を示す。図6A−Cに示すように、新規登録画面1000では、受注先名入力領域1003に『生田』という文字列が入力されると、入力された『生田』という文字列を含む受注先が選択可能に一覧表示される。一覧表示された受注先に対する選択が受け付けられると、受注先名に対応する値が、受注先(コード)表示欄1100と受注先住所表示欄1101に入力されて表示される。このようにして、抽出条件の入力が確定する。
抽出条件の入力が受け付けられると、クライアント端末31は、抽出条件を帳票データ管理サーバ10に送信する(ステップS103)。
抽出条件を受信した帳票データ管理サーバ10は、抽出条件に基づいて帳票データを抽出する(ステップS104)。
帳票データが抽出されると、帳票データ管理サーバ10は、抽出した帳票データをクライアント端末31に送信する(ステップS105)。
抽出された帳票データを受信したクライアント端末31は、帳票データを一覧表示する(ステップS106)。
すなわち、ステップS101〜106により帳票データ管理システム500(例えば、帳票データ管理装置)は、帳票データを選択可能に一覧表示するための制御を行う。
図7は、抽出された帳票データを表示する新規登録画面の例を示す説明図である。図7に示すように、新規登録画面1000では、抽出された帳票データが帳票データ一覧表示領域1002に表示される。また、抽出された帳票データの同一行において、チェックボックス1004が表示される。さらに、選択を確定させるための選択ボタン1005が表示される。またさらに、出荷先を入力するための出荷先表示領域1102と、営業所を入力するための営業所表示領域1103と、営業員を入力するための営業員表示領域1104と、入力者を入力するための入力者表示領域1105と、が表示される。
出荷先表示領域1102では、出荷先を示すコードが表示される。出荷先を示すコードは、出荷先選択時に一覧表示される出荷先の選択に応じて入力される。また、この際一覧表示される出荷先は各クライアント端末ごとに予め設定されているものとする。また、また、出荷先を示すコードに対応する出荷先名および出荷先の住所が、受注先名入力領域1003の下方に表示される。
また、営業所表示領域1103、営業員表示領域1104、および入力者表示領域1105では、それぞれ各クライアント端末ごとに予め設定されている入力項目がプルダウン形式で選択される。
なお、特に図示しないが、帳票データ管理システム500は、一覧表示した帳票データを更に絞り込むための絞込領域を設けるように構成されていてもよい。例えば、帳票データ管理システム500は、帳票データを一覧表示した新規登録画面において、共通する製品名(つまり、品目)で帳票データを更に絞り込むことができるように構成されていてもよい。絞り込むための項目は、製品名には限られない。
帳票データが一覧表示されると、クライアント端末31は、ユーザXから帳票データの選択を受け付ける(ステップS107)。このとき、選択される帳票データの数は、少なくとも1以上である。すなわち、帳票データ管理システム500は、複数の帳票データが選択されるものとしてもよい。
図8は、帳票データの選択が行われた新規登録画面の例を示す説明図である。図8に示すように、チェックボックス1004が選択されることにより、帳票データを選択する入力が行われたこととなる。なお、帳票データの選択については、このような構成には限られず、帳票データの行をクリック等することにより選択される構成とされていてもよい。
帳票データが選択されると、クライアント端末31は、どの帳票データが選択されたかに関する情報を帳票データ管理サーバ10に送信する(ステップS108)。例えば、クライアント端末31は、選択ボタン1005の押下げを受け付けたことに応じて、どの帳票データが選択されたかに関する情報を帳票データ管理サーバ10に送信する。
どの帳票データが選択されたかに関する情報を受信した帳票データ管理サーバ10は、選択された帳票データのコピーデータを作成する(ステップS109)。
選択された帳票データのコピーデータが作成されると、帳票データ管理サーバ10は、作成したデータをクライアント端末31に送信する(ステップS110)。
なお、本例では、ステップS108〜110に記載した動作を経て、サーバ(帳票データ管理サーバ10)を介してコピーデータを作成する構成としているが、このような構成には限られない。すなわち、コピーデータの作成は、クライアント端末31が実行するように構成されていてもよい。
コピーデータを受信したクライアント端末31は、コピーデータを新規登録画面1000の帳票データ一覧表示領域1002に表示する(ステップS111)。
すなわち、ステップS108〜111により帳票データ管理システム500(例えば、帳票データ管理装置)は、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示するための制御を行う。
図9は、図8にて選択された帳票データのコピーデータを表示する新規登録画面の例を示す説明図である。図9に示すように、コピーデータを表示する新規登録画面1000は、確定ボタン1006などの各種ボタンを含む。また、図9に示すように、新規登録画面1000では帳票データにおける「発注数量」部分が空欄になり、コピーデータが表示される。
ここで、図9に示すように本例では、ステップS102で入力された抽出条件に対応する項目以外の項目のうち少なくとも1つの項目を書き換え可能に(空欄で表示して)帳票データをコピー表示する構成としている。しかしながら、書き換え可能に表示される項目は、このような構成に限られない。例えば、書き換え可能に表示される項目は、抽出条件に対応する項目を含むように構成されていてもよい。
またここで、図9に示すように本例では、新規登録画面1000に表示されるコピーデータは、空欄部分を伴って表示される。しかしながら、コピーデータの表示態様はこのような構成には限られない。例えば、コピーデータは、空欄部分を伴わずに選択された帳票データがそのままコピーして表示されるものの、各項目それぞれが上書き可能に構成されていてもよい。また例えば、コピーデータは、空欄箇所を伴いながら、表示されている項目は上書き可能となるように構成されていてもよい。この際、上書き可能な項目が予め設定された項目となるように構成されていてもよい。
コピーデータが表示されると、クライアント端末31は、ユーザXから空欄となっている項目に対する入力を受け付ける(ステップS112)。すなわち、帳票データ管理システム500は、書き換え入力を受け付ける。
ユーザから入力が受け付けられると、クライアント端末31は、入力されたデータ(または、書き換え入力が受け付けられたコピーデータ)を新規登録データとして帳票データ管理サーバ10に送信する(ステップS113)。本例では、確定ボタン1006がユーザXに押下げられたことにより、クライアント端末31は、入力されたデータ(または、書き換え入力が受け付けられたコピーデータ)を新規登録データとして帳票データ管理サーバ10に送信する。
新規登録データを受信した帳票データ管理サーバ10は、新規登録データをプロセスフローDB18に格納する(ステップS114)。すなわち、帳票データ管理システム500は、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして帳票データ記憶手段(本例では、新規登録データがプロセスフローデータであるため、プロセスフローDB18)に格納する。
なお、特に図示しないが、書き換え入力が受け付けられたデータを新たな帳票データとして登録する前に、与信限度額を超えた取引になるか否かを判定するように構成されていてもよい。具体的には、帳票データ管理システム500は、受注先の与信限度額を含む受注先データを記憶する受注先データ記憶手段(顧客情報DB16)を備える。顧客情報DB16を備える帳票データ管理システム500は、書き換え入力が受け付けられた際(ステップS112またはステップS114で行う処理の際)に、受注先データを参照して、与信限度額を超えた取引になるか否かを判定し、新規な帳票データとしてプロセスフローDB18に格納する前に判定結果を表示する。このような構成によれば、新たな帳票データを生成し管理する際に、データ入力負担を軽減することができるようになる。
なお、特に図示しないが、書き換え入力が受け付けられたデータを新たな帳票データとして登録する前に、引き当て処理を行うように構成されていてもよい。具体的には、帳票データ管理システム500は、商品の在庫に関する情報と商品の入荷予定に関する情報とを含む商品情報を記憶する商品情報記憶手段を備え、入力されたデータから在庫の有無を判定し、在庫が不足していると判定したときに、商品の入荷予定を確認して引き当て、代替品の入荷予定を確認して引き当るように、または直送に切り替えて発注するように帳票データのプロセスデータを書き換える構成とされていてもよい。このような構成によれば、新たな帳票データを生成し管理する際に、データ入力負担を軽減することができるようになる。
以上、帳票データ管理システム500における帳票データ管理サーバ10などが実行する新規登録処理の例について説明した。
以上に説明したように、上述した実施の形態では、Enterprise Resource Planningが稼働し、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理システム(例えば、帳票データ管理システム500、または帳票データ管理サーバ10。以下同じ。)が、帳票データを記憶する帳票データ記憶手段(例えば、プロセスフローDB18)を備え、帳票データを選択可能に一覧表示する制御を行い、一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付け、選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示する制御を行い、書き換え入力を受け付け、書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして帳票データ記憶手段に格納する構成としている。このような構成によれば、新たな帳票データを格納する際に、入力を簡単にするために過去データを的確に抽出して利用することができるようになる。すなわち、受注帳票データを新たに登録する際の手間を省くことができるようになる。
また、上述した実施の形態では、帳票データ管理システムが、一覧表示する帳票データを抽出するための抽出条件の入力を受け付け、入力された抽出条件に対応する帳票データを抽出し、抽出した帳票データを一覧表示する制御を行うように構成されている。さらに、帳票データ管理システムは、入力された抽出条件に対応する項目以外の項目のうち少なくとも1つの項目を書き換え可能に選択された帳票データをコピー表示する制御を行うように構成されている。このような構成によれば、過去データのうち利用できるデータを有効に活用することができるようになる。したがって、帳票データを新たに入力する際に生じる手間を省くことができるようになる。
また、上述した実施の形態では、帳票データ管理システムが、受注先の与信限度額を含む受注先データを記憶する受注先データ記憶手段(顧客情報DB16)を備え、書き換え入力が受け付けられた際に、受注先データを参照して、与信限度額を超えた取引になるか否かを判定し、新規な帳票データとして帳票データ記憶手段に格納する前に判定結果を表示する制御を行うように構成されている。このような構成によれば、帳票データを新たに登録する前に与信限度額を超えた受注が行われるか否かを把握することができるようになる。したがって、帳票データの管理負担を減らすことができるようになる。
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、帳票データ管理システムは、帳票データが一覧表示されている際に、所定のユーザ入力を受け付けたことに応じて、受注先データを参照して一覧表示されている帳票データに示される受注先の詳細な情報が表示される受注先情報表示領域を表示する制御を行うように構成されていてもよい。図10は、受注先の詳細な情報を表示する新規登録画面の例を示す説明図である。図10に示すように、新規登録画面上に表示される受注先情報表示領域は、受注先の詳細な情報を表示する。このような構成によれば、受注先の詳細データを閲覧しながら帳票データを新たに入力することができるようになる。したがって、受注帳票データの新規入力の際に生じる各種の手間を省くことができるようになる。
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、帳票データ管理システム500は、新規登録画面において、業務プロセスの進捗を把握可能に帳票データを一覧表示する制御を行うように構成されていてもよい。図11は、業務プロセスの進捗を把握可能に帳票データを一覧表示する新規登録画面の例を示す説明図である。図11に示すように、帳票データ一覧表示領域1002に表示される帳票データは、帳票データに付けられた色(本例であれば、帳票データの行に対してつけられた色)により、帳票データの示すプロセスの進捗を把握することができるように構成されていてもよい。このような構成によれば、業務プロセスの進捗を見ながら帳票データを新たに入力することができるようになる。したがって、受注帳票データの新規入力の際に生じる各種の手間を省くことができるようになる。
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、書き換え入力が可能な項目が、入力者表示領域1105にて選択された入力者に応じて制限されるように構成されていてもよい。具体的には、クライアント端末は、書き換え入力可能な項目と、入力者とが対応付けされた入力者情報を記憶する記憶装置を備え、表示されるコピーデータの書き換え入力可能な項目は、入力者情報を参照して入力者に対応する項目となるように構成されていてもよい。
なお、帳票データ管理システム500は、記憶媒体に記憶されている処理プログラムに従って、上述した各処理を実行する。また、上述した各種処理は、コンピュータによって実行される。
なお、帳票データ管理システム500は、ユーザが操作する端末(例えば、クライアント端末31〜3N)と、本システムの管理者により管理される端末(例えば、帳票データ管理サーバ10)とが異なる場合を例にして説明を行った。しかしながら、本システムは、このような構成に限られない。帳票データ管理サーバ10は、表示装置等の各種構成を備えることにより、クライアント端末31〜3Nと同等の機能を発揮することができるように構成されていてもよい。
本発明によれば、新たな帳票データを生成し管理する際に、データ入力負担を軽減するのに有用である。
10 帳票データ管理サーバ
20 中継機
31〜3N クライアント端末
40,51〜53 通信ネットワーク
100,200,300 統合基幹業務システム
500 帳票データ管理システム
20 中継機
31〜3N クライアント端末
40,51〜53 通信ネットワーク
100,200,300 統合基幹業務システム
500 帳票データ管理システム
Claims (7)
- Enterprise Resource Planning(以下、ERP)が稼働する装置であり、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理装置であって、
帳票データを記憶する帳票データ記憶手段と、
帳票データを選択可能に一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段と、
一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付ける選択受付手段と、
選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示する制御を行うコピー表示制御手段と、
書き換え入力を受け付ける書き換え入力受付手段と、
書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する格納手段とを含む
ことを特徴とする帳票データ管理装置。 - 一覧表示する帳票データを抽出するための抽出条件の入力を受け付ける条件入力受付手段と、
入力された抽出条件に対応する帳票データを抽出する抽出手段とを含み、
前記一覧表示制御手段は、前記抽出手段により抽出された帳票データを一覧表示する制御を行い、
前記コピー表示制御手段は、前記入力された抽出条件に対応する項目以外の項目のうち少なくとも1つの項目を書き換え可能に選択された帳票データをコピー表示する制御を行う
請求項1記載の帳票データ管理装置。 - 受注先の与信限度額を含む受注先データを記憶する受注先データ記憶手段と、
前記書き換え入力が受け付けられた際に、前記受注先データを参照して、与信限度額を超えた取引になるか否かを判定する与信判定手段と、
新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する前に判定結果を表示する制御を行う結果表示制御手段とを含む
請求項1または請求項2記載の帳票データ管理装置。 - 帳票データが一覧表示されている際に、所定のユーザ入力を受け付けたことに応じて、一覧表示されている帳票データに示される受注先の詳細な情報が表示される受注先情報表示領域を表示する制御を行う受注先情報表示制御手段を含み、
該受注先情報表示制御手段は、前記受注先データを参照して受注先情報表示領域を表示する制御を行う
請求項3記載の帳票データ管理装置。 - 前記一覧表示制御手段は、業務プロセスの進捗を把握可能に帳票データを一覧表示する制御を行う
請求項1から請求項4のうち何れかに記載の帳票データ管理装置。 - ERPが稼働する装置であり、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理装置を、動作制御させるための帳票データ管理プログラムであって、
帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を備える前記帳票管理装置に、
帳票データを選択可能に一覧表示する制御を行う一覧表示制御処理と、
一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付ける選択受付処理と、
選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示する制御を行うコピー表示制御処理と、
書き換え入力を受け付ける書き換え入力受付処理と、
書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する格納処理とを
実行させるための帳票データ管理プログラム。 - ERPが稼働するコンピュータで業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを管理する帳票データ管理方法であって、
帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を参照して、帳票データを選択可能に一覧表示する制御を行う一覧表示制御処理と、
一覧表示された帳票データのうちの少なくとも1以上の帳票データの選択を受け付ける選択受付処理と、
選択された帳票データの一部データを書き換え可能に当該帳票データをコピー表示する制御を行うコピー表示制御処理と、
書き換え入力を受け付ける書き換え入力受付処理と、
書き換え入力が受け付けられたデータを新規な帳票データとして前記帳票データ記憶手段に格納する格納処理とを
実行することを特徴とする帳票データ管理方法。
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