JP5575973B1 - 帳票データ管理サーバ、帳票データ管理プログラムおよび帳票データ管理装置 - Google Patents

帳票データ管理サーバ、帳票データ管理プログラムおよび帳票データ管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5575973B1
JP5575973B1 JP2013232806A JP2013232806A JP5575973B1 JP 5575973 B1 JP5575973 B1 JP 5575973B1 JP 2013232806 A JP2013232806 A JP 2013232806A JP 2013232806 A JP2013232806 A JP 2013232806A JP 5575973 B1 JP5575973 B1 JP 5575973B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
form data
organization
user terminal
user
elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013232806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015095011A (ja
Inventor
敏文 秋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IPS Co Ltd
Original Assignee
IPS Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IPS Co Ltd filed Critical IPS Co Ltd
Priority to JP2013232806A priority Critical patent/JP5575973B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5575973B1 publication Critical patent/JP5575973B1/ja
Priority to CN201410563312.3A priority patent/CN104636805A/zh
Priority to US14/536,788 priority patent/US20150134563A1/en
Priority to EP20140192648 priority patent/EP2871602A1/en
Publication of JP2015095011A publication Critical patent/JP2015095011A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】帳票に関する情報を提供する業務システム(ERPシステム)において、ユーザが各種情報をより容易に取り扱うことができるようにする。
【解決手段】帳票データ管理サーバ10が、複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データとを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段(例えば、伝票データDB18)を備え、複数の要素を階層表示することでユーザによる要素の選択を受け付けるユーザ端末30から、要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を受信し(例えば、ステップS112)、提供要求を受信したことに応じて、当該提供要求に含まれる識別情報(すなわち、要素を一意に特定可能な情報)に対応する帳票データを帳票データ記憶手段から抽出し(例えば、ステップS113)、抽出した帳票データをユーザ端末30に提供する(例えば、ステップS115)。
【選択図】図4

Description

本発明は、ERPが稼動するサーバであって、ユーザが使用するユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供する帳票データ管理サーバ、および帳票データ管理サーバに搭載される帳票データ管理プログラムに関する。
従来から、企業における基幹業務システムを構築するためのパッケージソフトウェアとして、ERP(Enterprise Resource Planning)と呼ばれるものが主流となっていた。このERPが搭載された基幹業務システム(統合基幹業務システム、ERPシステム)では、リレーショナルデータベース上で構築されることが多くなってきており、業務処理に主眼をおいたアプリケーションプログラムの設計がなされることが多く、帳票出力には主眼が置かれずに運用されることが多い。
このような状況の下、大量の業務データを高速に処理し、様々な切り口で業務データを分析し、帳票出力することを目的として、基幹業務システムの補完的な役割を担う様々なデータウェアハウスシステムが提供されるようになった(特許文献1参照)。
特開2002―312208号公報
上記のような帳票などの情報を管理するシステムでは、多くの種類の帳票を管理し、膨大なデータ量の帳票データを管理しているため、煩雑な選択操作を強いることのない簡単な処理によりユーザが希望するデータを提供することができるようにすることが大きな課題となっている。
本発明は、上述した問題を解消し、帳票に関する情報を提供する業務システム(ERPシステム)において、簡単な処理によりユーザが希望するデータを提供することを目的とする。
本発明の帳票データ管理サーバは、ERPが稼動するサーバであり、ユーザが使用するユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して当該ユーザ端末に対して業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを提供する帳票データ管理サーバであって、複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データとを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段と、前記複数の要素を階層表示する組織図表示画面を表示して当該組織図表示画面に表示される要素の選択を前記ユーザから受け付ける前記ユーザ端末から、前記要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を受信する提供要求受信手段と、該提供要求受信手段により前記提供要求が受信されたことに応じて、当該提供要求に含まれる識別情報に対応する帳票データを前記帳票データ記憶手段から抽出する抽出手段と、該抽出手段により抽出された帳票データを前記ユーザ端末に提供する提供手段とを含み、前記組織図表示画面は、前記複数の要素を階層表示する組織図表示領域と、当該組織図表示領域に階層表示される要素に対応させて前記提供手段により提供された帳票データを表示する帳票データ表示領域とを含むことを特徴とする。
上記の構成としたことで、帳票に関する情報を提供する業務システムにおいて、簡単な処理によりユーザが希望するデータを提供することができるようになる。
前記ユーザ端末は、前記組織に関する情報であって、前記複数の要素それぞれの階層関係を含む組織情報を記憶する組織情報記憶手段と、表示装置の表示画面に、前記階層関係に応じた態様で前記要素を表示する表示手段と、前記ユーザの操作に応じて、前記表示手段により表示された要素の中から当該ユーザにより選択された要素を特定する特定手段と、該特定手段により特定された要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を送信する送信手段とを含み、前記提供要求受信手段は、前記ユーザ端末の送信手段により送信された提供要求を受信する構成とされていてもよい。
前記ユーザ端末の表示手段は、前記提供手段により提供された帳票データを、前記特定手段による前記要素の特定状況に応じた態様で表示する構成とされていてもよい。
前記ユーザ端末の表示手段は、前記特定手段により特定された要素と所定の階層関係にある要素を表示する構成とされていてもよい。
前記ユーザ端末の前記表示手段は、前記特定手段により特定された要素が前記ユーザにより再度選択された場合、当該再度選択された要素と前記所定の階層関係にある要素の表示を閉じる構成とされていてもよい。
前記所定の階層関係は、前記特定手段により特定された要素を上位階層とする関係である構成とされていてもよい。
前記ユーザ端末の組織情報記憶手段は、複数の組織に関する情報を記憶し、前記ユーザ端末の特定手段は、前記ユーザの操作に応じて、前記複数の組織の中から当該ユーザにより選択された組織を特定し、前記ユーザ端末の表示手段は、前記ユーザ端末の特定手段により特定された組織の要素を、前記階層関係に応じた態様で表示する構成とされていてもよい。
前記提供要求が情報の種類を示す種類情報を含む場合に、前記抽出手段により抽出された帳票データに応じた当該種類の情報を導出する導出手段を含み、前記提供手段は、前記導出手段により導出された情報を前記ユーザ端末に提供する構成とされていてもよい。
また、本発明の帳票データ管理プログラムは、ERPを稼動させ、ユーザが使用するユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを提供する処理を帳票データ管理サーバに実行させる帳票データ管理プログラムであって、複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データとを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段を備えた前記帳票データ管理サーバに、前記複数の要素を階層表示する組織図表示領域と、当該組織図表示領域に階層表示される要素に対応させて帳票データを表示する帳票データ表示領域とを含む組織図表示画面を表示して当該組織図表示画面に表示される要素の選択を前記ユーザから受け付ける前記ユーザ端末から、前記要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を受信する提供要求受信処理と、該提供要求受信処理にて前記提供要求を受信したことに応じて、当該提供要求に含まれる識別情報に対応する帳票データを前記帳票データ記憶手段から抽出する抽出処理と、該抽出処理にて抽出した帳票データを前記ユーザ端末に提供する提供処理とを実行させるためのものである。
また、本発明の帳票データ管理装置は、ERPが稼動する装置であり、ユーザからの要求に応じて業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを提供する帳票データ管理装置であって、複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データとを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段と、表示装置の表示画面に、前記要素を階層表示する組織図表示画面を表示する表示手段と、前記ユーザの操作に応じて、前記表示手段により表示された要素の中から当該ユーザにより選択された要素を特定する特定手段と、該特定手段により特定された要素に対応する帳票データを前記帳票データ記憶手段から抽出する抽出手段とを含み、前記表示手段は、前記抽出手段により抽出された帳票データを表示し、前記組織図表示画面は、前記複数の要素を階層表示する組織図表示領域と、当該組織図表示領域に階層表示される要素に対応させて前記抽出手段により抽出された帳票データを表示する帳票データ表示領域とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、帳票に関する情報を提供する業務システムにおいて、簡単な処理によりユーザが希望するデータを提供することができるようになる。
帳票照会システムの構成例を示すブロック図である。 帳票データ管理サーバの構成例を示すブロック図である。 ユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 伝票データ提供処理の例を示すフローチャートである。 メニュー画面の例を示す説明図である。 伝票検索画面の例を示す説明図である。 検索条件受付処理の例を示すフローチャートである。 伝票検索画面の例を示す説明図である。 組織図表示画面の例について説明するための説明図である。 組織図表示画面の他の例について説明するための説明図である。 一覧表示画面の例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態の例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る帳票照会システム500の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、帳票照会システム500は、サーバ10(以下、適宜「サーバ10」という。)と、中継機20と、複数のユーザ端末30,301〜30N(Nは任意の正の整数)と、統合基幹業務システム100とを含む。
サーバ10と各ユーザ端末30,301〜30Nとは、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク40及び中継機20を介して接続される。サーバ10は、統合基幹業務システム100とLAN(Local Area Network)や専用通信回線などの通信ネットワーク51を介して接続される。なお、ユーザ端末同士は、帳票データ管理サーバを介して通信可能な構成としてもよいし、通信不能な構成としてもよい。
統合基幹業務システム100は、基幹業務サーバ110と、データウェアハウスサーバ(DWHサーバ)120と、伝票データDB101とを含む。
統合基幹業務システム100は、必要に応じてサーバ10と通信(各種情報の送受信)を行うことにより、統合基幹業務システムとしての機能を発揮する。基幹業務システム100が備える基幹業務サーバ110等には公知の技術が用いられる。
基幹業務サーバ110とDWHサーバ120とは、専用通信回線により接続されているものとする。
基幹業務サーバ110は、例えば帳票照会システム500の管理者によって管理されるサーバであり、各種業務に関する帳票データを管理(例えば、情報の作成や更新、保存など。)するための各種の機能を有する。基幹業務サーバ110は、OS(Operating System)やリレーショナルDBを備えた一般的な情報処理装置によって構成される。
ここで、帳票とは、帳簿や伝票類の総称である。また、帳簿とは、金銭や品物の出納に関する事項が記入されるものであり、伝票とは、帳簿を作成する際の基となるデータであり業務上の取引等の証拠となるものである。本例においては、基幹業務サーバ110が、 帳票データとして伝票データのみを扱う場合を例に説明を行なう。
基幹業務サーバ110は、業務アプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行する。業務アプリケーションプログラムとしては、例えば、販売業務管理プログラム、販売業務管理プログラム、生産管理プログラム、財務会計管理プログラム、および管理会計管理プログラムなどがある。
DWHサーバ120は、例えば本システムのシステム管理者によって管理されるサーバであり、データウェアハウスを実現するための各種の機能を有する。ここで、データウェアハウスとは、時系列で蓄積された帳票データなどの業務データの中から各項目間の関連性を分析するシステムをいう。また、DWHサーバ120は、基幹業務サーバ110から転送されたCSV(Comma Separated Values)形式のファイルを所定のデータ形式に変換するなどして、所定の格納領域に各種データを登録する機能を有する。なお、DWHサーバ120は、データ形式の変換を行わず、CSV形式の状態から各格納領域に応じたデータを抽出する構成とされていてもよい。
伝票データDB101は、各種業務アプリケーションプログラム(統合基幹業務システム100が備える図示しない業務アプリケーションプログラムDBに記憶されたプログラム)を用いた各種情報処理によって収集・整理等された各種の帳票データを記憶する記憶媒体である。伝票データDB101において、例えば、受注伝票に対応する伝票データについては、受注伝票ヘッダ情報、受注伝票明細情報、および納入日日程などが対応付けされ、伝票番号などのキーを元に検索可能な構造で記憶される。
また、基幹業務サーバ110は、伝票データDB101に記憶された各種データを、所定の抽出条件に応じてCSV形式に変換してサーバ10に送信する機能を有する。なお、本例においては、基幹業務サーバ110は、FTP(File Transfer Protocol)によりCSV形式にしたデータファイルをサーバ10に転送する。
サーバ10は、ERPが稼動するサーバであって、ユーザが使用するユーザ端末30,301〜30Nからの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供するサーバである。サーバ10は、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成され、帳票照会システム500のシステム管理者によって管理される。
図2は、サーバ10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ10は、提供要求受信部11と、抽出部12と、提供部13と、導出部14と、業務アプリケーションプログラムDB17と、伝票データDB18と、DWHDB19と、一般的な基幹業務サーバとしての機能を実現するために必要な各種データ(例えば、業務アプリケーションプログラムDB17に格納される各種プログラムが利用するデータ)を格納するその他DB10Xとを備えている。なお、その他DB10Xについては、本発明に特に関係しない部分であるため、詳しい説明は省略する。
提供要求受信部11は、複数のユーザ端末30,301〜30Nから、要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を受信する機能を有する。ここで、組織とは、企業や企業にとっての得意先など、複数の要素により構成される集団を意味する。また、要素とは、各種部門や営業所など、組織を構成する要素(組織構成要素)を意味する。なお、組織や要素の定義方法は特に限定されないが、定義した複数の要素により組織を階層的に表現できることが好ましい。
抽出部12は、提供要求に含まれる識別情報に対応する帳票データを伝票データDB18から抽出する機能を有する。本例においては、抽出部12は、識別情報が示す要素に対応付けて記憶されている帳票データを伝票データDB18から抽出する。
提供部13は、伝票データDB18およびその他DB10Xに格納された各種データを、所定の外部装置、本例においては複数のユーザ端末30,301〜30N及び統合基幹業務システム100からの要求に応じて提供する機能を有する。すなわち、サーバ10は、基幹業務サーバとしての機能を有する。言い換えれば、サーバ10は、ERPエンジンを備える。本例においては、提供部13は、抽出部12により抽出された伝票データをユーザ端末に提供する。ここで、伝票データをユーザに提供する機能の例としては、各種データの検索機能や、データに基づく画面生成機能など、ユーザが伝票データの内容を確認できるようにするための各種機能が考えられる。また、提供部13は、伝票データに限らず、ユーザが所望する任意の種類の情報を複数のユーザ端末30,301〜30Nに送信する機能を有する。任意の情報の例としては、導出部14により導出された情報(導出情報)や、当該情報を示す画面を複数のユーザ端末30,301〜30Nに表示させるための情報(画面情報)がある。
導出部14は、抽出部12により抽出された伝票データに応じて、ユーザから要求された種類の情報を導出する機能を有する。本例においては、導出部14は、複数のユーザ端末30,301〜30Nから受信した提供要求が種類情報(すなわち、情報の種類を示す情報)を含む場合、当該種類情報が示す種類の情報を導出する。なお、情報の種類は伝票データから導出可能なものであればよい。情報の種類の例としては、伝票データと所定の算出式とで導出可能な数値(例えば、売上金額)がある。
業務アプリケーションプログラムDB17は、各種業務に用いられるプログラムを記憶する記憶媒体である。業務アプリケーションプログラムDB17に記憶されるプログラムとしては、販売業務管理プログラム、購買業務管理プログラム、生産管理プログラム、財務会計管理プログラム、および管理会計管理プログラムなどがある。
伝票データDB18は、業務アプリケーションプログラムDB17に記憶された各種プログラムを用いた各種情報処理によって収集・整理等された各種の帳票データを記憶する記憶媒体である。本例においては、伝票データDB18は、複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した伝票データとを対応付けて記憶する。ここで、組織データは、組織の総称を階層別に定義したものである。組織データの構成は、各組織が会社の形態に沿って階層的に対応付けされていればよい。組織データの例としては、会社名を第1階層(最上位の階層)とし、各部署を第2階層とし、さらに各部署において細分された各グループを第3階層(最下位の階層)として構成されるデータがある。また、組織内で発生した伝票データは、組織または組織を構成する要素に関連する伝票を示すデータである。伝票データの構成は特に限定されず、例えば組織や要素ごとに異なる構成の伝票データが用いられる構成としてもよい。
また、伝票データDB18は、基幹業務サーバ110から転送された伝票データを所定の形式で格納するデータベースであり、複数のキューブによって構成される。各キューブには、業務アプリケーションプログラムに応じた業務プロセスにおける業務単位毎の各業務の内容に応じた帳票データが記憶される。すなわち、各キューブには、例えば、受注伝票明細、出荷伝票明細、納品伝票明細、発注伝票明細などの各業務の内容に応じた帳票データが記憶される。
なお、複数の業務単位に跨る所定の関連業務の内容を統合して示す関連業務毎の関連業務内容に応じた帳票データが記憶されるキューブが設けられていてもよい。すなわち、例えば、受注出荷納品などの所定の関連業務(受注、出荷、及び納品の関連した業務)の内容を統合して示す帳票データが記憶されるキューブが設けられていてもよい。
すなわち、各キューブには、業務プロセスにおける業務単位毎の各業務の内容に応じた帳票データや、複数の業務単位に跨る所定の関連業務の内容を統合して示す関連業務毎の関連業務内容に応じた帳票データなど、業務内容に応じて分類された各分類の帳票データがそれぞれ格納される。
なお、各キューブには、対応する帳票データについて一般的に設けられる項目(例えば、受注伝票に対応する伝票データについては、受注伝票ヘッダ情報、受注伝票明細情報、および納入日日程などの項目。なお、伝票番号などのキーを元に検索可能に各項目が対応付けされた構造で記憶される。伝票番号には、受注番号、発注番号、出荷番号、入出庫番号、請求書照会、請求番号、会計番号などが含まれる。)により構成されたデータが格納される。
なお、図示しないが、本例においては、サーバ10は、データウェアハウスを実現するための各種の機能を有するDWHサーバとしての機能を有するものとする。サーバ10が、ERPエンジンと、DWHサーバとして機能するための構成とを備えることにより、構成の異なる統合基幹業務システム(例えば、基幹業務サーバとDWHサーバのうち、両方を有する統合基幹業務システム100の他、例えばDWHサーバのみを有する統合基幹業務システムや、DWHサーバのみを有する統合基幹業務システム。)に対しても、統合基幹業務システムとして要求される情報の提供を行うことができるようになる。
複数のユーザ端末30,301〜30Nそれぞれは(以下、ユーザ端末30を例にして説明する)、CPU(中央処理装置)、ROM、RAM、および表示部などを備えた例えばiPad(登録商標)などの情報処理装置である。本例において、ユーザ端末30は、Webブラウザなど、帳票データを扱うために利用可能な各種アプリケーションを有しているものとする。また、ユーザ端末30は、例えばユーザによる操作入力に応じて、サーバ10から必要な帳票データ(本例においては、プロセスフローデータ)を取得するためのクエリ(検索項目、検索キー、抽出キーなど)を定義し、サーバ10に送信する機能を有する。また、ユーザ端末30は、QRコード(Quick
Response Code)(登録商標)などの各種のコードを読み取るコードリーダ(あるいはコードリーダ機能)を備えているものとする。
本例においては、ユーザ端末30は、中継機20及び通信ネットワーク40を介してサーバ10と通信し、サーバ10から取得したデータを例えば所定のWebアプリケーション(Webブラウザ)などのソフトウェアの機能により表示部に出力する機能を有する。
図3は、ユーザ端末30の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、ユーザ端末30は、組織情報記憶部31と、表示部32と、特定部33と、送信部34とを含む。
組織情報記憶部31は、組織に関する情報であって、組織を構成する複数の要素それぞれの階層関係を含む組織情報を記憶する機能を有する。本例においては、組織情報には、複数の組織それぞれを一意に識別可能な識別情報(組織コード)と、要素の識別情報(要素コード)と、伝票件数と、売上金額とが含まれるものとする。ここで、伝票件数や売上金額は伝票データの例である。なお、本例においては、ユーザ端末30が、組織に関する各種画面を表示するために組織情報記憶部31に記憶された組織情報を抽出(あるいは、参照)する場合を例にして説明する。すなわち、本例においては、ユーザ端末30が例えば組織構成を表す画面を表示する場合、組織情報を取得するための通信処理を必要としない。ただし、組織情報記憶部31における情報の管理方法は特に限定されず、ユーザ端末30が、必要に応じて組織情報を利用することができる構成であればよい。すなわち、例えば各種情報を一元管理するために、帳票照会システム500に関する記憶部については全てサーバ10が備える構成とする場合、組織情報記憶部31が、サーバ10から受信した組織情報を一時的に記憶する機能を有する構成としてもよい。なお、この場合、帳票照会システムに関する全ての記憶部を備えるサーバが、本例における「組織データ」と「組織情報」とを一括して管理する構成としてもよい。
表示部32は、表示装置の表示画面に、階層関係に応じた態様で要素を表示する機能を有する。ここで、階層関係に応じた態様とは、ユーザが組織を構成する要素の階層関係の一部または全てを認識し得る態様であればよい。本例においては、表示部32は、自己が備える表示装置の表示画面に、表示対象とする組織と、当該組織を構成する要素とを所定規則に従った態様で表示する。なお、表示態様の例については後述する(図10、図11参照)。
特定部33は、ユーザの操作に応じて、表示部32により表示された要素の中から当該ユーザにより選択された要素を特定する機能を有する。なお、ユーザによる要素の選択方法は特に限定されず、例えば一度に複数の要素がユーザにより選択される構成としてもよい。本例においては、特定部33は、ユーザにより選択された要素の識別情報を組織情報記憶部31から抽出する。
送信部34は、特定部33により特定された要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を送信する機能を有する。本例においては、送信部34は、要素の識別情報と、ユーザ端末30の識別情報とを含む提供要求をサーバ10に送信する。
次に、本例の帳票照会システム500の動作について図面を参照して説明する。なお、本発明に特に関係しない動作や処理については、その内容を省略している場合がある。
図4は、本例の帳票照会システム500におけるサーバ10などが実行する伝票データ提供処理の例を示すフローチャートである。ここでは、サーバ10が、ユーザXが使用するユーザ端末30からの要求に応じて伝票データを提供する場合を例に説明する。なお、以下で説明する各種フローを構成する各種処理の順序は、処理内容に矛盾等が生じない範囲で順不同である。
伝票データ提供処理において、先ず、ユーザ端末30は、ユーザXのログイン操作によるログイン要求を受け付ける(ステップS101)。このログイン操作は、例えば、予め設定された暗証番号の入力操作などが考えられる。ユーザ端末30へのログインが許可されると、ユーザ端末30に搭載されている各種の機能を利用するための各種の操作を行うことが許容される。
ユーザ端末30は、ユーザXがユーザ端末30にログインしている状態であるときに、ユーザXによって所定のログイン操作が実行されると、サーバ10に対してアクセスしてログイン画面を取得し、ログイン画面にてログインに必要な情報(例えば予め設定されたユーザIDとパスワード)を指定してログイン要求を行う(ステップS102)。このログイン要求は、例えば、ユーザIDとパスワードの他、予め定められたログイン判定に用いられる所定の情報(例えばユーザXに対して発行された電子証明書)が提示されて行われる。なお、サーバ10へのログインの際に、ユーザが所属するグループや各種画面で使用する言語(例えば日本語)をユーザXに指定させる構成としてもよい。
サーバ10は、ログイン要求を受けると、ログインを許可するか否かを判定する(ステップS103)。この判定は、例えば、ID、パスワード、電子証明書などによって行うようにすればよい。
サーバ10は、ログインを許可すると判定した場合には(ステップS103のY)、ユーザ端末30をログイン状態に設定する。ユーザ端末30をログイン状態に設定すると、サーバ10は、メニュー画面を示すメニュー画面情報をユーザ端末30に送信する(ステップS104)。なお、ログインを許可しないと判定した場合には(ステップS103のN)、サーバ10は、ユーザ端末30をログイン状態に設定することなく伝票データ提供処理を終了する。なお、ログインを許可しないと判定した場合には、サーバ10は、その旨をユーザ端末30に対して通知する処理を行う。
ユーザ端末30は、メニュー画面情報を受信すると、受信したメニュー画面情報が示すメニュー画面を自己が備える表示部に表示する(ステップS105)。
図5は、メニュー画面の例を示す説明図である。図5に示すように、メニュー画面には、選択可能な複数のメニューの名称がそれぞれ表示されたメニューボタンM1〜M6が略円周上に配置されたメニュー配置円MCが表示されるメニュー配置円表示領域501が設けられている。また、メニュー配置円表示領域501には、図5に示すように、メニュー配置円MCが形成する円の中心領域に配置されメニュー配置円MCのタイトルが表示されたタイトル表示領域MAが設けられている。ここでは、メニューボタンM1〜M6として、伝票を検索する際に押下される伝票検索ボタンM1、新規に伝票を作成する際に押下される新規伝票ボタンM2、経費を入力する際に押下される経費入力ボタンM3、マスタを登録する際に押下されるマスタ登録ボタンM4、DWHDB19にデータを登録等する場合に押下されるDWHボタンM5、及び在庫情報を問い合わせする際に押下される在庫問合ボタンM6が設けられている。
タッチパネルが配置されたユーザ端末30の表示部に表示されたメニュー画面において、ユーザXは、タッチ操作(指により接触する操作)によりメニューボタンM1〜M6の何れかを押下する。本例では、伝票検索ボタンM1が押下されたものとする。なお、他のメニューボタンM2〜M6が押下された際の処理については、ここでは省略する。
ユーザ端末30は、メニュー画面において伝票検索ボタンM1が押下されると、サーバ10に対して、伝票検索ボタンM1が押下された旨をメニュー選択結果としてサーバ10に送信する(ステップS106)。
サーバ10は、伝票検索ボタンM1が押下された旨のメニュー選択結果を受信すると、伝票の検索条件を指定する伝票検索画面を示す伝票検索画面情報をユーザ端末30に送信する(ステップS107)。
ユーザ端末30は、伝票検索画面情報を受信すると、受信した伝票検索画面情報が示す伝票検索画面を自己が備える表示部に表示し(ステップS108)、検索条件受付処理を実行する(ステップS200)。
図6は、伝票検索画面の例を示す説明図である。図6に示すように、伝票検索画面には、検索対象とするキューブあるいはキューブ群を選択するキューブ選択領域601と、集計単位として予め定められている帳票データの項目又は項目群を示すメッシュを選択するメッシュ選択領域602と、集計単位としての時間軸(時間範囲)を選択する時間範囲選択領域603と、詳細な検索条件あるいは集計条件を設定する詳細設定領域604と、組織図ボタン605と、明細化を行う際に押下される明細化ボタン606とが設けられている。なお、本例においては、各画面の説明を容易にするため、各画面のサイズを統一しないで図示する場合がある。
ここで、「明細化」とは、メッシュ単位で集計された検索結果一覧が示すデータについての元伝票(集計されていない伝票データ)を特定するために、検索結果一覧のデータに各伝票データに一意に付与されている識別番号(例えば伝票番号)を追加することを意味する。本例では、明細化機能を有しているため、メッシュ単位で集計された検索結果一覧で分析を行い、詳細を確認する必要があるデータ(異常値、予定と実績とで乖離が大きいなどのデータ)について元伝票で確認することが容易となる。
キューブ選択領域601には、図6に示すように、販売系の帳票データが格納されたキューブを選択する販売系選択ボタン、購買系の帳票データが格納されたキューブを選択する購買系選択ボタン、製造系の帳票データが格納されたキューブを選択する製造系選択ボタン、受払系の帳票データが格納されたキューブを選択する受払系選択ボタン、会計系の帳票データが格納されたキューブを選択する会計系選択ボタンなどの各種選択ボタンが設けられている。
メッシュ選択領域602には、図6に示すように、所定種類のメッシュ(本例においては、大分類のメッシュと品目に関するメッシュ)を選択するための各種選択ボタンが設けられている。メッシュ選択領域602に設けられている各種選択ボタンは、複数同時に選択することも可能である。
時間範囲選択領域603には、図6に示すように、日、週、月、年を時間軸として選択するための各種選択ボタンが設けられている。なお、ユーザ端末30が、ユーザXにより選択された時間軸に対応するカレンダ示すカレンダ画面を表示する構成としてもよい。
詳細設定領域604には、メッシュ選択領域602において選択されたメッシュについて検索条件を絞る際のメッシュ詳細を設定する際に押下されるメッシュ詳細ボタンと、伝票データにおける各種数値項目についての詳細な検索条件を設定する際に押下される数値詳細ボタンと、伝票データにおける各種日付項目についての詳細な検索条件を設定する際に押下される日付定義ボタンと、その他の詳細な検索条件を設定する際に押下される抽出条件ボタンとが設けられている。
検索条件を決定するための主な選択対象として、キューブ、メッシュ、および時間軸の3種類としたことで、図6に示すようにコンパクトに選択対象を表示することができ、ユーザ端末30が備える表示装置の表示画面サイズによっては一画面で全ての選択対象を表示することができるようになる。なお、各選択領域に配されている選択項目は一例であり、例えば他の選択項目が含まれていてもよい。
伝票検索画面において、ユーザXは、タッチ操作によりキューブ選択領域601に配置されているキューブの何れかを選択するとともに、メッシュ選択領域602に配置されているメッシュのうち1または2以上のメッシュを選択する。
具体的には、ユーザXは、キューブ選択領域601に配置されている選択ボタンの何れかを押下して検索対象のキューブを選択するとともに、メッシュ選択領域602に配置されている選択ボタンのうち1または2以上の選択ボタンを押下して検索対象とされる帳票データ(キューブの選択により決定される)における何れの帳票項目を検索抽出するか選択する。
そして、伝票検索画面において、ユーザXは、必要に応じて時間範囲選択領域603に配置されている時間軸の何れかを選択する。具体的には、ユーザXは、時間範囲選択領域603に配置されている選択ボタンの何れかを押下して集計する際の時間軸を選択する。
図7は、ユーザ端末30が実行する検索条件受付処理の例を示すフローチャートである。検索条件受付処理において、ユーザ端末30は、ユーザXのタッチ操作によるキューブの選択を受け付け(ステップS201)、ユーザXのタッチ操作による1または2以上のメッシュの選択を受け付け(ステップS202)、ユーザXのタッチ操作による時間軸の選択を受け付ける(ステップS203)。
なお、例えばメッシュの選択については、ユーザXの希望により受け付けないようにしてもよい。この場合、例えばユーザ端末30が、メッシュの選択がされていない状態でも次のステップに進める構成とすればよい。また、伝票検索画面にメッシュ選択領域603を設けない構成としてもよい。
図8は、キューブなどが選択された状態の伝票検索画面の例を示す説明図である。図8に示す例では、キューブとして売上実績が選択され、メッシュとして品目が選択され、時間軸として年が選択された状態が示されている。
また、本例では、伝票検索画面において、ユーザXは、必要に応じて詳細設定領域604に設けられているメッシュ詳細ボタン、数値詳細ボタン、日付定義ボタン、抽出条件ボタンの何れかを押下することでさらに詳細設定を行うことが可能である。ユーザXによる詳細設定操作を受け付けた場合、ユーザ端末30は、受け付けた詳細設定操作に応じた画面(詳細設定画面)を表示して(図示せず)、ユーザXによる詳細設定を受け付ける(ステップS204)。
なお、詳細設定はユーザXの希望により任意に設定されるものであり、詳細設定に関する処理や操作は行われなくてもよい。詳細設定が実行された場合には、伝票検索画面(図8参照)に戻る。
組織図ボタン605は、組織図の表示要求を受け付けるための仮想ボタンである。ユーザ端末30は、伝票検索画面において検索条件の選択・設定を受け付けた後、組織図ボタン605が選択されたことに応じて、組織図を表示する(ステップS109)。本例においては、ユーザ端末30は、組織図を含む組織図表示画面を表示する。なお、組織図を表示する時機(タイミングや条件、期間を含む)はこれに限定されず、ユーザが組織(または、組織を構成する要素)の選択を望む時機に、ユーザ端末30が組織を表示する構成であることが好ましい。ユーザ端末30が組織図を表示する時機の他の例としては、帳票データの検索条件の入力を受け付ける前や、ユーザにより帳票データが選択された後など、種々の時機が考えられる。
図9は、組織図表示画面の例について説明するための説明図である。図9に示すように、組織図表示画面には、組織ボタン表示領域910と、組織図表示領域920と、伝票データ表示領域930と、一覧表示ボタン940と、項目表示領域950とが設けられる。
組織ボタン表示領域910は、ユーザXによる組織の選択を受け付けるための領域である。本例においては、ユーザ端末30は、3つの組織(図9における、「組織1」、「組織2」、「組織3」)を示す複数の組織ボタン911〜913を組織ボタン表示領域910に表示する。なお、組織ボタン表示領域910に表示する組織の数は特に限定されない。また、組織ボタン表示領域910に表示する複数の組織を、例えばユーザにより定義された関係がある組織としてもよい。ユーザにより定義された関係がある複数の組織を表示する場合、例えばユーザ端末30が、組織ボタン表示領域910に、組織(ユーザXが所属する組織。自組織。)と、得意先と、仕入先とに対応する組織ボタンを表示する構成としてもよい。
図10は、組織図表示画面の他の例について説明するための説明図である。例えばユーザXにより、図9の組織ボタン912が選択された場合、ユーザ端末30は、仮想ボタン912が選択されていることをユーザXが識別し得る態様で表示し(すなわち、識別可能に表示し)、かつ、仮想ボタン912に対応する組織の組織図と、当該組織図に対応する帳票データとを表示する。
組織図表示領域920は、組織の構成を示す組織図を表示するための領域である。ユーザ端末30は、ユーザXにより選択された組織ボタンに対応する組織の組織図を組織図表示領域920に表示する。
ここで、組織図は、組織を構成する複数の要素(組織構成要素)を、当該複数の要素の階層関係に応じた配置で表現した図である。例えば図9の組織図表示領域920に表示された組織図では、要素「販売部門」の上位階層に要素「会社〇〇」があり、同位階層に要素「製造部門」や「経理」があり、下位階層に要素「営業1」や「営業2」があることが表現されている。
伝票データ表示領域930は、伝票データ(または伝票データから導出された情報)を表示するための領域である。ユーザ端末30は、ユーザXによる要素の選択状況に応じた態様で伝票データを表示する。本例においては、ユーザ端末30は、組織図を構成する組織構成要素と同じ行に、当該組織構成要素に対応する伝票データを示す画像を配置する。なお、ユーザXは、適宜サーバ10から伝票データを取得することで(例えば、後述する処理によりサーバ10からの情報提供を受けることで)、伝票データ表示領域930に伝票データを表示する。
一覧表示ボタン940は、ユーザXにより選択された組織(あるいは、選択中の組織)に対応する伝票データの一覧を示す画面(一覧表示画面)の表示要求を受け付けるための仮想ボタンである。ユーザ端末30は、一覧表示ボタン940の選択を受け付けたと判定した場合に、一覧表示画面を表示する。
図11は、一覧表示画面の例を示す説明図である。図11に示すように、一覧表示画面には、組織名を表示する組織名表示領域1101と、伝票データを表示する伝票データ表示領域1102と、前画面に戻る際に押下される戻るボタンB1と、照会ボタンB2とが設けられている。
照会ボタンB2は、所定の照会処理の開始要求を受け付けるための仮想ボタンである。ユーザ端末30は、照会ボタンB2の選択を受け付けた場合、所定の照会関連処理を実行する。なお、照会処理については、ここでの説明は省略する。
項目表示領域950は、伝票データのうち伝票データ表示領域950に表示されている項目(または、伝票データから導出された情報の名称)を表示するための領域である。
ここで、本例における組織図表示画面の動作(すなわち、画面遷移)について、図9を参照して詳細に説明する。ユーザ端末30は、要素「販売部門」の選択を受け付けると、当該要素を上位階層とする関係である要素(すなわち、下位要素)「営業1」、「営業2」、「物流」を表示する。すなわち、ユーザXにより要素「販売部門」が選択されるまで、組織図にはこれら3つの下位要素は表示されない。なお、ユーザ端末30は、ユーザXにより選択された状態の要素(選択状態にある要素)を識別可能に表示する。本例においては、ユーザ端末30は、選択状態にある要素(例えば、図9で斜線を付した部分に対応する要素)を他の要素と異なる色(例えば、オレンジ色)で表示する方法がある。
また、ユーザ端末30は、要素「販売部門」の下位要素である要素「物流」が表示された状態で当該要素の選択を受け付けると、当該組織の下位要素も表示する。さらに、本例においては、ユーザ端末30は、選択された要素「物流」の上位要素である「販売部門」の選択状態を解除する。なお、ユーザ端末30は、選択状態を解除した要素を、選択状態にない他の要素と同じ色(例えば、白色)に変更する。
また、ユーザ端末30は、選択状態にある要素がユーザにより再度選択された場合、当該再度選択された要素と所定の階層関係にある要素の表示を閉じる。例えば、ユーザ端末30は、図9の状態で要素「販売部門」が選択された場合、当該要素の選択状態を解除し、下位要素「営業1」、「営業2」、「物流」の表示を閉じて、当該要素の右側に所定の画像(例えば、「・・・」を示す画像)を表示する。ユーザ端末が所定の画像(下位要素示唆画像)を表示する構成とすることで、ユーザに対して下位要素の存在を示唆することができる。
また、ユーザ端末30は、上位要素の選択を受け付けると、当該要素の下位要素の選択状態を解除する。例えば、ユーザ端末30は、図9の状態で要素「製造部門」が選択された場合、当該要素を選択状態に設定し、当該要素の下位要素「製造1」の選択状態を解除する。このとき、ユーザ端末30は、選択状態が解除された要素の下位要素「グループ1」、「グループ2」の表示は閉じる。
また、ユーザ端末30は、選択状態にある要素と、表示の閉じられていない要素とに対応する伝票データを、伝票データ表示領域950に表示する。なお、ユーザ端末が伝票データを取得する時機は特に限定されず、例えば定期的に複数の組織に関する伝票データを取得しておく構成としてもよいし、ユーザXにより選択された要素を特定する度に当該要素に対応する伝票データを取得する構成としてもよい。以下では、ユーザ端末30が、ユーザXにより選択された要素を特定したことに応じて伝票データを取得する場合を例にして説明する。
ユーザ端末30は、伝票データ提供処理において(図4参照)、組織図を表示すると、要素を特定する(ステップS110)。本例においては、ユーザ端末30は、ユーザXにより選択された要素を特定する。なお、ユーザXにより選択された要素の特定方法は特に限定されず、タッチ操作に応じて特定する構成としてもよいし、マウスやキーボードの操作に応じて特定する構成としてもよい。
ユーザ端末30は、要素を特定すると、情報の提供要求をサーバ10に送信する(ステップS111)。本例においては、ユーザ端末30は、特定した要素の識別情報と、検索条件受付処理にて受け付けた検索条件とを含む提供要求を生成し、生成した提供要求をサーバ10に送信する。
サーバ10は、ユーザ端末30から提供要求を受信する(ステップS112)。なお、サーバ10が、ユーザ端末30の識別情報を含む提供要求を受信することで、再度のログイン判定を省略する構成としてもよい。
サーバ10は、提供要求を受信すると、受信した提供要求に含まれる識別情報に対応する伝票データを伝票データDB18から抽出する(ステップS113)。本例においては、サーバ10は、受信した提供要求に含まれる識別情報に対応する伝票データであって、当該提供要求に含まれる検索条件に合致する伝票データを抽出する。
サーバ10は、伝票データを抽出すると、抽出した伝票データに応じた情報を導出する(ステップS114)。本例においては、サーバ10は、ユーザ端末30から受信した提供要求に情報の種類を示す種類情報が含まれている場合に、抽出した伝票データに基づいて当該種類の情報を導出する。なお、提供要求に種類情報が含まれていない場合、サーバ10が、所定種類の情報を導出する構成としてもよいし、伝票データ自体をユーザ端末30に送信する構成としてもよい。情報の導出をサーバに担当させることで、ユーザ端末30の処理負荷を軽減させることができる。
サーバ10は、情報を導出すると、導出した情報をユーザ端末30に提供する(ステップS115)。本例においては、サーバ10は、導出した情報をユーザ端末30に送信する。なお、サーバ10による情報の提供方法は特に限定されず、例えば導出した情報を示す画面を示す情報を生成し、生成した情報をユーザ端末30に送信する構成としてもよい。
ユーザ端末30は、サーバ10から提供された情報(提供情報)を受信すると、受信した提供情報を自己が備える表示装置の表示画面に表示する(ステップS116)。本例においては、ユーザ端末30は、受信した提供情報の一部または全部が表示画面に表示されるように組織図表示画面を更新する。
ユーザ端末30は、提供情報を表示すると、サーバ10へのアクセスを終了するか否かを判定する(ステップS117)。ここで、例えばユーザXによるブラウザを終了する操作などのアクセスを終了するための操作がなされた場合には(ステップS117のY)、ユーザ端末30は、サーバ10に対してログアウト要求を行う(ステップS118)。なお、アクセスを継続するための操作がなされた場合には(ステップS117のN)、ユーザ端末30は、ステップS109の処理に移行して組織図を表示する。すなわち、本例においては、ユーザ端末30は、組織または組織構成要素以外の検索条件を維持した状態で、組織図を表示することができる。
一方、サーバ10は、ステップS115の処理にてユーザ端末30に情報を提供すると、ユーザ端末30との情報のやりとりが行われていない時間(待機時間)の計測を開始し、この待機時間が所定時間(例えば5分、10分、30分など)を経過(所定時間に到達)したか否かを監視する(ステップS119)。
サーバ10は、待機時間の計測中にログアウト要求を受けると(ステップS120のY)、待機時間の計測を中止し、ログイン状態を解除するログアウト処理を行い(ステップS121)、ここでの処理を終了する。
また、サーバ10は、待機時間が所定時間を経過したと判定した場合には(ステップS119のY)、待機時間の計測を終了し、ログイン状態を解除するログアウト処理を行い(ステップS121)、ここでの処理を終了する。
以上に説明したように、上述した実施の形態では、ERPが稼動するサーバであり、ユーザが使用するユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して当該ユーザ端末に対して業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを提供する帳票データ管理サーバ10が、複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データ(例えば、伝票データ)とを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段(例えば、伝票データDB18)を備え、複数の要素を階層表示することでユーザによる要素の選択を受け付けるユーザ端末30から、要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を受信し(例えば、ステップS112)、提供要求を受信したことに応じて、当該提供要求に含まれる識別情報(すなわち、要素を一意に特定可能な情報)に対応する帳票データを帳票データ記憶手段から抽出し(例えば、ステップS113)、抽出した帳票データをユーザ端末30に提供する(例えば、ステップS115)構成としているので、ERPシステムにおいて、簡単な処理によりユーザが希望するデータを提供することができるようになる。
すなわち、ユーザに対して帳票データの検索対象組織(具体的には、組織構成要素)を指定するための専用画面を提供するユーザ端末を利用することで、専用画面にて受け付けた操作に応じた簡単な処理により、ユーザが希望するデータを提供することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ユーザ端末30が、組織に関する情報であって、複数の要素それぞれの階層関係を含む組織情報を記憶する組織情報記憶部31を備え、表示装置の表示画面に、階層関係に応じた態様で要素を表示し(例えば、ステップS109)、ユーザXの操作に応じて、表示した要素の中からユーザXにより選択された要素を特定し(例えば、ステップS110)、特定した要素の識別情報を含む帳票データ(例えば、伝票データ)の提供要求を送信し(例えば、ステップS111)、サーバ10が、ユーザ端末30により送信された提供要求を受信する(例えば、ステップS112)、構成としているので、組織構成を考慮して帳票データを検索等する際のユーザ負荷を軽減させることができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ユーザ端末30が、サーバ10から提供された帳票データを、要素の特定状況に応じた態様(例えば、ユーザXによる組織構成要素の選択状況に応じた態様。図9と図10参照。)で表示する構成としているので、組織構成に応じた態様で帳票データを表示することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ユーザ端末30が、特定された要素と所定の階層関係にある要素を表示する(例えば、ユーザXによる選択を受け付けた要素の下位要素を新たに表示する)構成とすることができるので、組織構成のうち、ユーザにとっての有用性が高い構成部分を優先的に表示することができるようになる。すなわち、例えばユーザがシステムの使用を開始した際には組織構成の全体を表示せず、ユーザの操作に応じて表示範囲を増加または移動させるように表示画面を更新することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ユーザ端末30が、特定した要素がユーザXにより再度選択された場合、当該再度選択された要素と所定の階層関係にある要素の表示を閉じる(例えば、要素名を示す画像の表示を止める。図9と図10参照。)構成としているので、表示画面に表示される組織図が過大になることによる視認性の低下を防止することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ユーザ端末30が、特定した要素(すなわち、ユーザXにより選択された要素)を上位階層とする関係である構成としているので、順次下位の階層に進みながら必要な帳票データを探すことができるシステムをユーザに提供することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、ユーザ端末30が、複数の組織に関する情報を記憶する組織情報記憶部31を備え、ユーザXの操作に応じて、複数の組織の中から当該ユーザにより選択された組織を特定し、特定した組織の要素を階層関係に応じた態様で表示する(例えば、図9と図10参照)構成としているので、複数の組織に関する帳票をまとめて管理することができるようになる。なお、階層の項目は、システム管理者やユーザ端末のユーザが自由に定義できる構成としてもよい。この場合、例えばある組織が他の組織の要素として管理される構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、サーバ10が、ユーザ端末30から受信した提供要求が情報の種類を示す種類情報を含む場合に、抽出した帳票データに応じた当該種類の情報を導出し(例えば、ステップS114)、導出した情報をユーザ端末30に提供する(例えば、ステップS115)構成としているので、ユーザ端末が担う処理負荷を軽減させることができるようになる。
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、サーバ10は、自己が備える記憶媒体に記憶されている処理プログラム(帳票データ管理プログラム)に従って、上述した各処理(図4参照)を実行する。また、ユーザ端末30,301〜30Nは、自己が備える記憶媒体に記憶されている処理プログラム(帳票データ管理プログラム)に従って、上述した各処理(図4、図7参照)を実行する。
なお、帳票照会システム500の構成は上述した構成に限定されず、帳票照会システム500におけるユーザ端末30とサーバ10のどちらか一方が備える機能の一部または全部を、他の一方が備える構成とされていてもよい。すなわち、例えばユーザ端末30が実行する処理として説明した処理の一部または全部をサーバ10が実行する構成としてもよいし、サーバ10が実行する処理として説明した処理の一部または全部を複数のユーザ端末30,301〜30Nの何れかが実行する構成としてもよい。また、サーバ10が備える記憶手段に記憶された情報の一部または全部を複数のユーザ端末30,301〜30Nの何れかが備える構成としてもよい。
本発明によれば、帳票に関する情報を提供する業務システム(ERPシステム)において、簡単な処理によりユーザが希望するデータを提供するのに有用である。
10 帳票データ管理サーバ
11 提供要求受信部
12 抽出部
13 提供部
14 導出部
17 業務アプリケーションプログラムDB
18 伝票データDB
19 DWHDB
20 中継機
30,301〜30N ユーザ端末
31 組織情報記憶部
32 表示部
33 特定部
34 送信部
40 通信ネットワーク
51 通信ネットワーク
100 統合基幹業務システム
110 基幹業務サーバ
120 DWHサーバ
500 帳票照会システム

Claims (10)

  1. ERPが稼動するサーバであり、ユーザが使用するユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して当該ユーザ端末に対して業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを提供する帳票データ管理サーバであって、
    複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データとを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段と、
    前記複数の要素を階層表示する組織図表示画面を表示して当該組織図表示画面に表示される要素の選択を前記ユーザから受け付ける前記ユーザ端末から、前記要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を受信する提供要求受信手段と、
    該提供要求受信手段により前記提供要求が受信されたことに応じて、当該提供要求に含まれる識別情報に対応する帳票データを前記帳票データ記憶手段から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された帳票データを前記ユーザ端末に提供する提供手段とを含み、
    前記組織図表示画面は、
    前記複数の要素を階層表示する組織図表示領域と、
    当該組織図表示領域に階層表示される要素に対応させて前記提供手段により提供された帳票データを表示する帳票データ表示領域とを含む
    ことを特徴とする帳票データ管理サーバ。
  2. 前記ユーザ端末は、
    前記組織に関する情報であって、前記複数の要素それぞれの階層関係を含む組織情報を記憶する組織情報記憶手段と、
    表示装置の表示画面に、前記階層関係に応じた態様で前記要素を表示する表示手段と、
    前記ユーザの操作に応じて、前記表示手段により表示された要素の中から当該ユーザにより選択された要素を特定する特定手段と、
    該特定手段により特定された要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を送信する送信手段とを含み、
    前記提供要求受信手段は、前記ユーザ端末の送信手段により送信された提供要求を受信する
    請求項1記載の帳票データ管理サーバ。
  3. 前記ユーザ端末の表示手段は、前記提供手段により提供された帳票データを、前記特定手段による前記要素の特定状況に応じた態様で表示する
    請求項2記載の帳票データ管理サーバ。
  4. 前記ユーザ端末の表示手段は、前記特定手段により特定された要素と所定の階層関係にある要素を表示する
    請求項2または請求項3記載の帳票データ管理サーバ。
  5. 前記ユーザ端末の前記表示手段は、前記特定手段により特定された要素が前記ユーザにより再度選択された場合、当該再度選択された要素と前記所定の階層関係にある要素の表示を閉じる
    請求項4記載の帳票データ管理サーバ。
  6. 前記所定の階層関係は、前記特定手段により特定された要素を上位階層とする関係である
    請求項4または請求項5記載の帳票データ管理サーバ。
  7. 前記ユーザ端末の組織情報記憶手段は、複数の組織に関する情報を記憶し、
    前記ユーザ端末の特定手段は、前記ユーザの操作に応じて、前記複数の組織の中から当該ユーザにより選択された組織を特定し、
    前記ユーザ端末の表示手段は、前記ユーザ端末の特定手段により特定された組織の要素を、前記階層関係に応じた態様で表示する
    請求項2から請求項6のうち何れかに記載の帳票データ管理サーバ。
  8. 前記提供要求が情報の種類を示す種類情報を含む場合に、前記抽出手段により抽出された帳票データに応じた当該種類の情報を導出する導出手段を含み、
    前記提供手段は、前記導出手段により導出された情報を前記ユーザ端末に提供する
    請求項1から請求項7のうち何れかに記載の帳票データ管理サーバ。
  9. ERPを稼動させ、ユーザが使用するユーザ端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを提供する処理を帳票データ管理サーバに実行させる帳票データ管理プログラムであって、
    複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データとを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段を備えた前記帳票データ管理サーバに、
    前記複数の要素を階層表示する組織図表示領域と、当該組織図表示領域に階層表示される要素に対応させて帳票データを表示する帳票データ表示領域とを含む組織図表示画面を表示して当該組織図表示画面に表示される要素の選択を前記ユーザから受け付ける前記ユーザ端末から、前記要素の識別情報を含む帳票データの提供要求を受信する提供要求受信処理と、
    該提供要求受信処理にて前記提供要求を受信したことに応じて、当該提供要求に含まれる識別情報に対応する帳票データを前記帳票データ記憶手段から抽出する抽出処理と、
    該抽出処理にて抽出した帳票データを前記ユーザ端末に提供する提供処理とを
    実行させるための帳票データ管理プログラム。
  10. ERPが稼動する装置であり、ユーザからの要求に応じて業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを提供する帳票データ管理装置であって、
    複数の要素により構成される組織に関する組織データと、組織内で発生した帳票データとを対応付けて記憶する帳票データ記憶手段と、
    表示装置の表示画面に、前記要素を階層表示する組織図表示画面を表示する表示手段と、
    前記ユーザの操作に応じて、前記表示手段により表示された要素の中から当該ユーザにより選択された要素を特定する特定手段と、
    該特定手段により特定された要素に対応する帳票データを前記帳票データ記憶手段から抽出する抽出手段とを含み、
    前記表示手段は、前記抽出手段により抽出された帳票データを表示し、
    前記組織図表示画面は、
    前記複数の要素を階層表示する組織図表示領域と、
    当該組織図表示領域に階層表示される要素に対応させて前記抽出手段により抽出された帳票データを表示する帳票データ表示領域とを含む
    ことを特徴とする帳票データ管理装置
JP2013232806A 2013-11-11 2013-11-11 帳票データ管理サーバ、帳票データ管理プログラムおよび帳票データ管理装置 Expired - Fee Related JP5575973B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232806A JP5575973B1 (ja) 2013-11-11 2013-11-11 帳票データ管理サーバ、帳票データ管理プログラムおよび帳票データ管理装置
CN201410563312.3A CN104636805A (zh) 2013-11-11 2014-10-21 帐票数据管理服务器、帐票数据管理程序及帐票数据管理装置
US14/536,788 US20150134563A1 (en) 2013-11-11 2014-11-10 Report data management server, report data management program, and report data management device
EP20140192648 EP2871602A1 (en) 2013-11-11 2014-11-11 Report data management server, report data management program, and report data management device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232806A JP5575973B1 (ja) 2013-11-11 2013-11-11 帳票データ管理サーバ、帳票データ管理プログラムおよび帳票データ管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5575973B1 true JP5575973B1 (ja) 2014-08-20
JP2015095011A JP2015095011A (ja) 2015-05-18

Family

ID=51579030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232806A Expired - Fee Related JP5575973B1 (ja) 2013-11-11 2013-11-11 帳票データ管理サーバ、帳票データ管理プログラムおよび帳票データ管理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150134563A1 (ja)
EP (1) EP2871602A1 (ja)
JP (1) JP5575973B1 (ja)
CN (1) CN104636805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3026611A1 (en) * 2014-11-26 2016-06-01 IPS Co., Ltd. Report data management device, non-transitory computer-readable storage medium storing report data management program, and report data management method

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6507882B2 (ja) * 2015-06-26 2019-05-08 セイコーエプソン株式会社 ネットワークシステム、及び、ネットワークシステムの制御方法
CN105719329B (zh) * 2016-01-20 2018-11-13 大信沃思财务顾问(武汉)股份有限公司 记账凭证生成方法和系统
WO2019244327A1 (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 三菱電機株式会社 管理装置、管理方法及びプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1040315A (ja) * 1996-07-18 1998-02-13 Casio Comput Co Ltd グラフ生成出力装置
JP2000250872A (ja) * 1999-03-02 2000-09-14 Mitsubishi Electric Corp 業務処理システムの統合管理方式
JP2001005899A (ja) * 1999-06-23 2001-01-12 Pfu Ltd 多次元データのグラフ生成及び制御方法及び方式
JP2009151402A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Ltd 組織情報変更反映方法およびシステム
WO2011132421A1 (ja) * 2010-04-20 2011-10-27 株式会社アイ・ピー・エス データベース、業務内容データ管理サーバ、および業務内容データ管理プログラム
WO2013114442A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社アイ・ピー・エス 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312208A (ja) 2001-04-11 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp データウェアハウスシステム
US7634384B2 (en) * 2003-03-18 2009-12-15 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Asset optimization reporting in a process plant
US20070143174A1 (en) * 2005-12-21 2007-06-21 Microsoft Corporation Repeated inheritance of heterogeneous business metrics
CN102314424B (zh) * 2010-07-01 2017-03-01 商业对象软件有限公司 文件的基于维度的关系图示
US20120095793A1 (en) * 2010-10-18 2012-04-19 Panorama Software Inc. Business intelligence exception analysis by cause and effect

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1040315A (ja) * 1996-07-18 1998-02-13 Casio Comput Co Ltd グラフ生成出力装置
JP2000250872A (ja) * 1999-03-02 2000-09-14 Mitsubishi Electric Corp 業務処理システムの統合管理方式
JP2001005899A (ja) * 1999-06-23 2001-01-12 Pfu Ltd 多次元データのグラフ生成及び制御方法及び方式
JP2009151402A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Hitachi Ltd 組織情報変更反映方法およびシステム
WO2011132421A1 (ja) * 2010-04-20 2011-10-27 株式会社アイ・ピー・エス データベース、業務内容データ管理サーバ、および業務内容データ管理プログラム
WO2013114442A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 株式会社アイ・ピー・エス 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSND199900021021; 高橋三雄: 'ビジネスソフト実践活用研究(9)' OAビジネスパソコン 第15巻 第7号, 19970701, pp.110〜115, 電波新聞社 *
JPN6008003717; 高橋三雄: 'ビジネスソフト実践活用研究(9)' OAビジネスパソコン 第15巻 第7号, 19970701, pp.110〜115, 電波新聞社 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3026611A1 (en) * 2014-11-26 2016-06-01 IPS Co., Ltd. Report data management device, non-transitory computer-readable storage medium storing report data management program, and report data management method

Also Published As

Publication number Publication date
EP2871602A1 (en) 2015-05-13
CN104636805A (zh) 2015-05-20
JP2015095011A (ja) 2015-05-18
US20150134563A1 (en) 2015-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5502251B1 (ja) 帳票データ管理サーバ、および帳票データ管理プログラム
WO2013114440A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
US20150081365A1 (en) Mobile terminal management server and mobile terminal management program
JP5479598B2 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
JP5520413B1 (ja) プロジェクトデータ管理サーバ、およびプロジェクトデータ管理プログラム
JP5575973B1 (ja) 帳票データ管理サーバ、帳票データ管理プログラムおよび帳票データ管理装置
WO2011148565A1 (ja) データベース、管理サーバ、および管理プログラム
US20150120354A1 (en) Mobile terminal management server and mobile terminal management program
JP5575969B1 (ja) データ管理サーバ、およびデータ管理プログラム
WO2013114441A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
US20150120356A1 (en) Mobile terminal management server and mobile terminal management program
WO2013114449A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
US20160104230A1 (en) Cooperation server, non-transitory computer-readable storage medium storing cooperation program, and ec system
US20160148129A1 (en) Report data management device, non-transitory computer-readable storage medium storing report data management program, and report data management method
JP5530555B1 (ja) 製造指図データ管理サーバ、および製造指図データ管理プログラム
US20150081358A1 (en) Mobile terminal management server and mobile terminal management program
WO2014199416A1 (ja) 帳票データ管理サーバ、および帳票データ管理プログラム
US20150081357A1 (en) Mobile terminal management server and mobile terminal management program
US20150073855A1 (en) Mobile terminal management server and mobile terminal management program
JP5530573B1 (ja) 帳票データ管理サーバ、および帳票データ管理プログラム
JPWO2013114440A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
JPWO2013114441A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
JPWO2013114449A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
JPWO2013114443A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
JPWO2013114448A1 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5575973

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees