JP5479598B2 - 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム - Google Patents

携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ERPが稼動するサーバであって、ユーザが使用する携帯端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供する携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理サーバに搭載される携帯端末管理プログラムに関する。
従来から、企業における基幹業務システムを構築するためのパッケージソフトウェアとして、ERP(Enterprise Resource Planning)と呼ばれるものが主流となっていた。このERPが搭載された基幹業務システム(統合基幹業務システム、ERPシステム)では、リレーショナルデータベース上で構築されることが多くなってきており、業務処理に主眼をおいたアプリケーションプログラムの設計がなされることが多く、帳票出力には主眼が置かれずに運用されることが多い。
このような状況の下、大量の業務データを高速に処理し、様々な切り口で業務データを分析し、帳票出力することを目的として、基幹業務システムの補完的な役割を担う様々なデータウェアハウスシステムが提供されるようになった(特許文献1参照)。
このような帳票出力を目的とする帳票照会システムにおいて、携帯通信端末(携帯端末)に対して帳票などの情報を提供するものが提案されている(特許文献2−3参照)。
特開2002―312208号公報 特開2003―323582号公報 特開2007―200136号公報
上記のような携帯通信端末に帳票などの情報を提供する帳票照会システムにおいては、外出先や移動中でも情報を取得することが可能となるという利便性は有しているが、操作性について考慮されていないという問題があった。携帯通信端末に帳票などの情報を提供するERPシステムでは、取り扱う帳票の種類が膨大なものとなるため、携帯通信端末での操作性を向上させることは困難であった。
一方、従来のERPシステムでは、各業務プロセスにおいて取得されるデータ(ユーザにより入力されるデータと各種データから算出されるデータとを含む)を、それぞれ専用のデータテーブル(テーブル)に登録し、管理している。すなわち、従来のERPシステムにおいては、受注や出荷指示などの入力プロセス毎に、更新するテーブルが異なる。なお、「入力プロセス」とは、各業務プロセスにおいてERPシステムの管理者などが取得(または決定)した各種データを、各テーブルに入力する処理を意味する。
図10は、従来のERPシステムにおけるテーブル構成の例について説明するための説明図である。例えば、複数の業務プロセスにより構成される業務フロー(プロセスフロー)が「在庫売上」を示すものである場合、入力プロセスは、受注、出荷指示、出庫、検収、および売上の5つとなる。この場合、「在庫売上」のプロセスフローに関するデータを格納するテーブルは、例えば図10(A)から図10(E)に示すように、入力プロセス毎にそれぞれ、受注テーブル、出荷指示テーブル、出庫テーブル、検収テーブル、および売上テーブルの5つとなる。
すなわち、従来のERPシステムでは、入力プロセス毎に更新するテーブルが異なっていた。そのため、同一のプロセスフローに属する複数の業務プロセス間の対応付けは、各業務プロセスに関するデータ(プロセスデータ)に対して識別子(図10においては、出荷指示テーブルにおける受注番号と受注明細や、出庫テーブルにおける出荷指示番号と出荷指示明細など)を付与することにより行われていた。
そのため、従来のERPシステムでは、1つの入力プロセスに対して、入力プロセスの種類に応じたテーブルの特定と、対応する他のプロセスデータの識別子の入力とが必要となっていた。すなわち、例えば図10に示す場合に、受注番号「A00001」と受注明細番号「0010」とで特定されるプロセスデータ(すなわち、受注テーブルにおいて受注番号「A00001」と受注明細番号「0010」と同一列に格納された各種データ)に関連する業務プロセス「出荷指示」に関するプロセスデータをERPシステムが備えるデータベースに登録する場合、業務プロセス「出荷指示」に関するプロセスデータとして、プロセスデータを特定するための出荷指示番号と出荷指示明細番号、業務プロセスの種類を示すタイプ、および業務プロセスの内容を示すデータ(例えば、受注先、数量、金額、出荷指示日、出荷テキストなど)と共に、受注番号「A00001」と受注明細番号「0010」とを出荷指示テーブルに登録する必要があった。これは、複数のテーブルに一部同一のデータ(例えば、受注先や数量、金額など)が登録されてしまうことなど、効率的なデータ処理の観点からみて問題があった。
そして、データ登録する場合と同様に、従来のERPシステムでは、各種テーブルに格納された各種データをユーザの要求に応じて検索しようとする場合、例えばプロセスデータの識別子を辿って必要なプロセスデータを検索し、各種テーブルから検索条件に合致するデータを別個に取得する必要があるため、検索に要する処理負荷が過大になってしまうという問題があった。
本発明は、上述した問題を解消し、携帯通信端末に帳票に関する情報を提供する業務システム(ERPシステム)において、業務システムにおけるデータの検索に要する処理負荷を軽減させ、携帯通信端末での検索操作の操作性を向上させることを目的とする。
本発明の携帯端末管理サーバは、ERPが稼動するサーバであり、ユーザが使用する携帯端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供する携帯端末管理サーバであって、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを記憶する帳票データ記憶手段と、前記携帯端末からの要求に応じて検索条件を指定する検索条件指定画面を提供する検索条件指定画面提供手段と、前記携帯端末に取り込まれたコード情報が示す検索条件を含む前記検索条件指定画面にて指定された検索条件を前記携帯端末から受信して受け付ける検索条件受付手段と、前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索条件を満たす帳票データを前記帳票データ記憶手段を参照して検索する帳票データ検索手段と、該帳票データ検索手段によって検索された帳票データを示す検索結果データを検索結果として前記携帯端末に提供する検索結果提供手段とを含み、前記検索条件指定画面には、検索条件を指定するために選択可能な複数の選択項目が略円周上に配置された選択項目配置円を表示する選択項目配置円表示領域が設けられ、前記選択項目配置円表示領域は、前記ユーザによる前記携帯端末の所定の回転指示操作に応じて前記選択項目配置円における複数の選択項目が円周上を移動して回転する選択項目回転演出が実行されるよう選択項目回転演出設定がなされ、前記検索条件指定画面には、複数の選択項目配置円表示領域が設けられ、複数の選択項目配置円表示領域のうち一部の領域が重複して設定され、各選択項目配置円表示領域にそれぞれ表示される各選択項目配置円に配置されている選択項目が選択項目配置円毎に異なる表示態様で構成され、前記検索条件指定画面には、所定分類毎に複数の選択項目配置円表示領域が設けられていることを特徴とする。
上記の構成としたことで、携帯通信端末に帳票に関する情報を提供する業務システムにおいて、業務システムにおけるデータの検索に要する処理負荷を軽減させ、携帯通信端末での検索操作の操作性を向上させることができるようになる。
1の選択項目配置円表示領域に表示される第1の選択項目配置円にて略円周上に配置される選択項目は、1又は2以上の帳票の種類を検索条件として指定するための帳票種類選択項目であり、第2の選択項目配置円表示領域に表示される第2の選択項目配置円にて略円周上に配置される選択項目は、日付、得意先、組織のうち少なくとも1つを含む詳細条件のうち1又2以上の詳細条件を検索条件として指定するための詳細条件選択項目であり、前記検索条件受付手段は、前記検索条件指定画面にて指定された帳票の種類と詳細条件のうちの少なくとも1つを含む検索条件を前記携帯端末から受信して受け付け、前記帳票データ検索手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索条件に従って、指定された帳票の種類であり、かつ指定された詳細条件を満たす帳票データを検索する構成とされていてもよい。
第3の選択項目配置円表示領域に表示される第3の選択項目配置円にて略円周上に配置される選択項目は、1又は2以上の業務プロセスを検索条件として指定するための詳細条件選択項目であり、前記検索条件受付手段は、前記検索条件指定画面にて指定された業務プロセスを含む検索条件を前記携帯端末から受信して受け付け、前記帳票データ検索手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索条件に従って、指定された業務プロセスの帳票データを検索する構成とされていてもよい。
前記検索条件指定画面には、検索キーワードを入力する検索キーワード入力領域が設けられており、前記検索条件受付手段は、検索キーワード入力領域に入力された検索キーワードを含む検索条件を前記携帯端末から受信して受け付け、前記帳票データ検索手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索キーワードを加味して検索条件を満たす帳票データを検索する構成とされていてもよい。
前記コード情報は、例えば、前記携帯端末が備えるコードリーダ機能により所定物品に付されたコードが読み取られることにより当該携帯端末に取り込まれる。
前記コード情報は、前記所定物品の品目を特定可能な情報であり、前記コード情報が示す検索条件は、前記品目であり、前記帳票データ検索手段は、前記所定物品の品目を示す品目データを含む帳票データを検索する構成とされていてもよい。
また、本発明の携帯端末管理プログラムは、ERPを稼動させ、ユーザが使用する携帯端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供する処理を携帯端末管理サーバに実行させる携帯端末管理プログラムであって、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を備えた前記携帯端末管理サーバに、前記携帯端末からの要求に応じて検索条件を指定する検索条件指定画面であって、検索条件を指定するために選択可能な複数の選択項目が略円周上に配置された選択項目配置円を表示する選択項目配置円表示領域が設けられている当該検索条件指定画面を提供する検索条件指定画面提供処理と、前記携帯端末に取り込まれたコード情報が示す検索条件を含む前記検索条件指定画面にて指定された検索条件を前記携帯端末から受信して受け付ける検索条件受付処理と、前記検索条件受付処理にて受け付けた検索条件を満たす帳票データを前記帳票データ記憶手段を参照して検索する帳票データ検索処理と、該帳票データ検索処理にて検索した帳票データを検索結果として前記携帯端末に提供する検索結果提供処理とを実行させ、前記選択項目配置円表示領域は、前記ユーザによる前記携帯端末の所定の回転指示操作に応じて前記選択項目配置円における複数の選択項目が円周上を移動して回転する選択項目回転演出が実行されるよう選択項目回転演出設定がなされ、前記検索条件指定画面には、複数の選択項目配置円表示領域が設けられ、複数の選択項目配置円表示領域のうち一部の領域が重複して設定され、各選択項目配置円表示領域にそれぞれ表示される各選択項目配置円に配置されている選択項目が選択項目配置円毎に異なる表示態様で構成され、前記検索条件指定画面には、所定分類毎に複数の選択項目配置円表示領域が設けられているものである。
本発明によれば、携帯通信端末に帳票に関する情報を提供する業務システムにおいて、業務システムにおけるデータの検索に要する処理負荷を軽減させ、携帯通信端末での検索操作の操作性を向上させることができるようになる。
帳票照会システムの構成例を示すブロック図である。 携帯端末管理サーバの構成例を示すブロック図である。 プロセスフローデータの格納状態の例を示す説明図である。 伝票データ提供処理の例を示すフローチャートである。 メニュー画面の例を示す説明図である。 伝票検索画面の例を示す説明図である。 伝票検索画面の例を示す説明図である。 伝票検索画面に表示される選択項目配置円の全体構成の例を示す説明図である。 検索結果一覧表示画面の例を示す説明図である。 従来のERPシステムにおけるテーブル構成の例について説明するための説明図である。
以下、本発明の一実施の形態の例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る帳票照会システム500の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、帳票照会システム500は、携帯端末管理サーバ10と、中継機20と、複数の携帯端末31〜3N(Nは任意の正の整数)と、統合基幹業務システム100と、統合基幹業務システム200と,統合基幹業務システム300とを含む。
携帯端末管理サーバ10と各携帯端末31〜3Nとは、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク40及び中継機20を介して接続される。携帯端末管理サーバ10は、統合基幹業務システム100、統合基幹業務システム200、統合基幹業務システム300と、それぞれLAN(Local Area Network)や専用通信回線などの通信ネットワーク51,52,53を介して接続される。なお、携帯端末同士や統合基幹業務システム同士は、携帯端末管理サーバを介して通信可能な構成としてもよいし、通信不能な構成としてもよい。
統合基幹業務システム100は、基幹業務サーバ110と、データウェアハウスサーバ(DWHサーバ)120と、プロセスフローDB101とを含む。統合基幹業務システム200は、DWHサーバ220と、プロセスフローDB201とを含む。統合基幹業務システム300は、基幹業務サーバ310と、プロセスフローDB301とを含む。
構成が異なる複数の統合基幹業務システム100,200,300は、必要に応じて(すなわち、それぞれが有する機能に応じて)携帯端末管理サーバ10と通信(各種情報の送受信)を行うことにより、統合基幹業務システムとしての機能を発揮する。すなわち、帳票照会システムにおいては、基幹業務サーバを有さないシステム200や、DWHサーバを有さないシステム300であっても、携帯端末管理サーバ10との通信を行うことにより、統合基幹業務システムとしての機能を発揮することができる。なお、図示しないが、プロセスフローDBを有さないシステムであっても、携帯端末管理サーバ10にてプロセスフローデータを記憶することにより、統合基幹業務システムとしての機能を発揮することができる。各基幹業務システムが備える基幹業務サーバ等には公知の技術が用いられるため、以下、統合基幹業務システム100を例にして説明を行う。
基幹業務サーバ110とDWHサーバ120とは、専用通信回線により接続されているものとする。
基幹業務サーバ110は、例えば帳票照会システム500の管理者によって管理されるサーバであり、各種業務に関する帳票情報を管理(例えば、情報の作成や更新、保存など。)するための各種の機能を有する。基幹業務サーバ110は、OS(Operating System)やリレーショナルDBを備えた一般的な情報処理装置によって構成される。
ここで、帳票とは、帳簿や伝票類の総称である。また、帳簿とは、金銭や品物の出納に関する事項が記入されるものであり、伝票とは、帳簿を作成する際の基となるデータであり業務上の取引等の証拠となるものである。本例においては、基幹業務サーバ110が、帳票データとして伝票データのみを示すプロセスデータを扱う場合を例に説明を行なう。
基幹業務サーバ110は、業務アプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行する。業務アプリケーションプログラムとしては、例えば、販売業務管理プログラム、販売業務管理プログラム、生産管理プログラム、財務会計管理プログラム、および管理会計管理プログラムなどがある。
DWHサーバ120は、例えば本システムのシステム管理者によって管理されるサーバであり、データウェアハウスを実現するための各種の機能を有する。ここで、データウェアハウスとは、時系列で蓄積された帳票データなどの業務データの中から各項目間の関連性を分析するシステムをいう。また、DWHサーバ120は、基幹業務サーバ110から転送されたCSV形式のファイルを所定のデータ形式に変換するなどして、所定の格納領域(後述する業務関連データDB101b)に各種データを登録する機能を有する。なお、DWHサーバ120は、データ形式の変換を行わず、CSV形式の状態から各格納領域に応じたデータを抽出する構成とされていてもよい。
プロセスフローDB101は、基幹業務サーバ110の業務アプリケーションプログラムDB(図示せず)に記憶された各種プログラムを用いた各種情報処理によって収集・整理等された各種のプロセスデータ(または帳票データ)により構成されるプロセスフローデータを記憶する記憶媒体である。なお、プロセスフローデータについては、後で詳しく説明する。また、本例においては、統合基幹業務システム100は、DWHサーバ120によって管理される業務関連データDB(図示せず)を含み、基幹業務サーバ110は、プロセスフローDB101に記憶されたプロセスデータを、所定の抽出条件に応じてCSV
(Comma Separated Values)形式に変換して携帯端末管理サーバ10に送信する機能を有する。なお、本例においては、基幹業務サーバ110は、FTP(File Transfer Protocol)によりCSV形式にしたデータファイルを携帯端末管理サーバ10に転送する。
携帯端末管理サーバ10は、ERPが稼動するサーバであって、ユーザが使用する携帯端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供するサーバである。携帯端末管理サーバ10は、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成され、帳票照会システム500のシステム管理者によって管理される。
図2は、携帯端末管理サーバ10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、携帯端末管理サーバ10は、各種制御を行う制御部11と、プロセスフローデータ一時保管DB16と、業務アプリケーションプログラムDB17と、プロセスフローDB18と、DWHDB19と、一般的な基幹業務サーバとしての機能を実現するために必要な各種データ(例えば、業務アプリケーションプログラムDB17に格納される各種プログラムが利用するデータ)を格納するその他DB10Xとを備えている。なお、その他DB10Xについては、本発明に特に関係しない部分であるため、詳しい説明は省略する。制御部11は、携帯端末31〜3Nにプロセスフローデータを提供する処理などを実行する伝票データ提供処理部11aを含む。
プロセスフローデータ一時保管DB16は、統合基幹業務システム100側から取得したプロセスフローデータや、プロセスフローDB18に記憶されたプロセスフローデータを一時的に保存する記憶媒体である。プロセスフローデータ一時保管DB16に記憶されるプロセスフローデータは、例えば定期的(1日毎、3日毎、12時間毎など)に更新される。
業務アプリケーションプログラムDB17は、各種業務に用いられるプログラムを記憶する記憶媒体である。業務アプリケーションプログラムDB17に記憶されるプログラムとしては、販売業務管理プログラム、購買業務管理プログラム、生産管理プログラム、財務会計管理プログラム、および管理会計管理プログラムなどがある。
プロセスフローDB18は、業務アプリケーションプログラムDB17に記憶された各種プログラムを用いた各種情報処理によって収集・整理等された各種のプロセスデータ(または帳票データ)により構成されるプロセスフローデータを記憶する記憶媒体である。本例においては、プロセスフローDB18において、複数の業務プロセスを含むプロセスフローに関する各種データを含むプロセスフローデータがプロセスフローテーブルPTに格納される場合について説明する。また、本例においては、携帯端末管理サーバ10が、プロセスフロー毎に発生するプロセスフローデータを1つのプロセスフローテーブルPTにて一元管理する場合について説明する。なお、本例においては、プロセスフローデータには、一般的に用いられている伝票データ(例えば、受注伝票に対応する伝票データについては、受注伝票ヘッダ情報、受注伝票明細情報、および納入日日程などが対応付けされ、伝票番号などのキーを元に検索可能な構造で記憶されたデータ。なお、伝票番号には、受注番号、発注番号、出荷番号、入出庫番号、請求書照会、請求番号、会計番号などが含まれる。)が含まれるものとする。
なお、携帯端末管理サーバ10が、プロセスフローデータを、例えば、後述するタイプ毎に、あるいは後述する共通データの内容の一部(例えば、受注先など)が同じもの毎に、複数のテーブルで管理する構成としてもよい。
図3は、プロセスフローDB18におけるプロセスフローデータの格納状態の例を示す説明図である。図3に示すように、本例におけるプロセスフローデータは、主キー部と、参照キー部と、タイプ部と、ステータス部と、共通データ部と、プロセス固有データ部とを含む。なお、プロセスフローデータの各部に対応する項目(すなわち、プロセスフローテーブルPTにおける各列項目)が、それぞれ、プロセスフローデータを構成するプロセスデータの種類を示す。すなわち、プロセスフローを構成する各業務プロセスに関するデータは、プロセスフローデータを構成する各部に割り当てられて格納される。なお、1つのプロセスフロー(例えば、ある企業からの受注から納品までの一連のプロセスフロー)に関するプロセスデータは、プロセスフローテーブルPTにおいて同一エントリ(すなわち、プロセステーブルPTにおける同一行)に格納される。このような構成とすることにより、各プロセスデータ間の対応関係を定義することができる。
ここで、「主キー部」とは、プロセスフローデータのうち、プロセスフローデータを一意に特定するためのデータである主キーデータが格納される部分である。本例においては、主キー部は、プロセスフロー番号とプロセスフロー明細番号とにより構成される。すなわち、本例においては、プロセスフロー番号とプロセスフロー明細番号との組み合わせが、各プロセスフローデータの識別子(ID)となる。主キー部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。なお、ここでの「プロセスフローデータの初回登録時」とは、プロセスフローデータにエントリ(データ行)が追加されるとき、例えば、あるプロセスフローに属するプロセスデータであって、対応する他のプロセスデータが未登録のプロセスデータが登録されるときを意味するものとする。また、ここでの「更新」とは、データの追加を含むものとする。
なお、「プロセスフロー番号」とは、1つのプロセスフローデータ(すなわち、図3に示すプロセスフローテーブルPTにおける1列)を特定するための識別子である。プロセスフロー番号は、所定の項目が同じプロセスデータ毎に付与される。本例においては、プロセスフロー番号は、プロセスフローデータにおけるタイプと受注先とが同じプロセスフローデータに対して同一の番号が付与される。
また、「プロセスフロー明細番号」とは、同一のプロセスフロー番号が付与されたプロセスフローデータの中から特定のプロセスフローデータを特定するための識別子である。すなわち、例えば図3に示すプロセスフローテーブルPTは、プロセスフローのタイプ「在庫売上」における業務プロセス「受注」において、受注先「T001」から金額「1200」と「2600」の業務を受注したことを示すプロセスデータを含むプロセスフローデータを、それぞれプロセスフロー番号「000001」とプロセスフロー明細番号「0010」または「0020」の組み合わせにより一意に特定することができる。
次いで、「参照キー部」とは、プロセスフローデータのうち、売上返品に対する元取引など、プロセスフローに関連する他のプロセスフローデータ(または、他のプロセスデータ)を特定するためのデータである参照キーデータが格納される部分である。本例においては、参照キー部は、参照番号と参照明細番号とにより構成される。参照キー部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。
なお、参照番号と参照明細番号には、それぞれ、プロセスフローに関連する他のプロセスフローのプロセスフロー番号とプロセスフロー明細番号とが格納される。ただし、新規取引の場合など、プロセスフローに関連する他のプロセスフローがない場合には、参照キー部には、同一エントリの主キー部と同じ値を示すデータが(すなわち、参照番号にはプロセスフロー番号が、参照明細番号にはプロセスフロー明細番号がそれぞれ)格納される。また、参照キー部が、プロセスフローに関連する他のプロセスデータを示す場合、参照キー部には、プロセスデータの種類を特定するためのデータがさらに設けられる。
また、「タイプ部」とは、プロセスフローデータのうち、在庫売上やサンプル出荷など、プロセスフローの種類を示すデータであるタイプデータが格納される部分である。タイプ部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。なお、プロセスフローの種類は、在庫売上やサンプル出荷に限られない。また、プロセスフローの種類毎にどのプロセスが必要なのかが予め決まっているものとする(すなわち、プロセスフローの種類毎に含まれる業務プロセスの種類や数が異なる)。なお、プロセスフローの他の種類については、後で複数提示する(図17参照)。
また、「ステータス部」とは、プロセスフローデータのうち、プロセスフローの進捗を表すデータ(すなわち、プロセスフローに含まれる複数の業務プロセスそれぞれの進捗状況を示すデータ)であるステータスデータが格納される部分である。本例においては、ステータスデータは、プロセスフローが必要とする業務プロセスに対し、未済のものには「0」、既済のものには「1」が設定されることにより、各業務プロセスの進捗を示す。すなわち、例えば図3に示すように、「在庫売上」のプロセスフローであって、プロセスフローに含まれる業務プロセスが「受注」、「出荷」、「出庫」、「出庫検収」、および「売上」である場合に、業務プロセス「受注」に関するプロセス固有データ(例えば、受注日)が登録されたとする。この場合、ステータスデータは、「売上」に対応する部分が「1」になり、その他の部分は初期状態(すなわち、「0」が設定された状態)のままとなる。
すなわち、本例におけるステータス部は、業務プロセス毎に更新される。言い換えれば、ステータス部は、後述するプロセス固有データの入力のとき、具体的には、所定のステータス変更条件が満たされたことにより各業務プロセスが完了した判定されたときに更新される。なお、ステータス変更条件は特に限定されないが、本例においては、「1つの業務プロセスに対応するプロセス固有データが全て入力されること」がステータス変更条件として携帯端末管理サーバ10の所定の記憶領域に記憶されているものとする。
なお、本例においては、異なる種類のプロセスフローが同一のテーブルに格納されるため、テーブルを構成する項目(列項目)のうち、特定のプロセスフローには不要なプロセスデータを格納する部分が生じる場合もある。この場合、プロセスフローテーブルにおいては、不要なプロセスデータを格納する部分が空データとなり、空データに対応するステータスデータには「0」が格納されるものとする。
また、「共通データ部」とは、プロセスフローデータのうち、受注先や出荷先など、業務プロセスによらないデータ(すなわち、同一のプロセスフローに含まれる業務プロセス間で共通するデータ)である共通データが格納される部分である。共通データ部は、プロセスフローデータの初回登録時に更新される。
また、「プロセス固有データ部」とは、プロセスフローデータのうち、受注日や各業務プロセスにおいて登録されるデータ(例えば、「納期必着」や「ワレモノ(割れ物注意)」などの注意事項を示すテキストデータ)など、同一のプロセスフローに含まれる各業務プロセスに固有のデータであるプロセス固有データが格納される部分である。プロセス固有データ部は、業務プロセス毎に更新される。よって、本例においては、プロセスフローデータのうち、業務プロセスによるものが「プロセス固有データ」であり、業務プロセスによらないものが「共通データ」であるといえる。
以上が本例におけるプロセスフローデータに関する説明となるが、ここで、図3に示す各種用語の定義について簡単に説明する。
先ず、「受注」とは、得意先から注文を受け、得意先との契約を結んだ状態を意味する。また、「出荷指示」とは、倉庫業者や物流担当者に商品を出荷する指示を行った状態を意味する。また、「出庫」とは、商品が倉庫から出荷され、移動が開始された状態を意味する。また、「検収」とは、得意先の検収が完了し、商品の所有権が得意先に移行した状態を意味する。また、「売上」とは、得意先の検収を確認し、得意先に対する債権金額が確定(=債権を計上)した状態を意味する。
また、「検収」の用語は、「納入品やサービスが、注文通りの仕様(=注文通りの数量、色や形、品質)になっているかを検査する業務」や「検収完了時、資産の所有権が移行する」という意味でも用いられる。なお、財務会計上(または、制度会計上)やERPシステム上では、資産の所有権の移行タイミングを明確にするために、「検収」というイベントが出庫と区別して定義される。
携帯端末管理サーバ10は、プロセスフローDB18およびその他DB10Xに格納された各種データを、所定の外部装置、本例においては携帯端末31〜3N及び統合基幹業務システム100,200,300からの要求に応じて提供する機能を有する。すなわち、携帯端末管理サーバ10は、基幹業務サーバとしての機能を有する。言い換えれば、携帯端末管理サーバ10は、ERPエンジンを備える。
なお、図示しないが、本例においては、携帯端末管理サーバ10は、データウェアハウスを実現するための各種の機能を有するDWHサーバとしての機能を有するものとする。携帯端末管理サーバ10が、ERPエンジンと、DWHサーバとして機能するための構成とを備えることにより、構成の異なる統合基幹業務システム(例えば、基幹業務サーバとDWHサーバのうち、両方を有する統合基幹業務システム100と、DWHサーバのみを有する統合基幹業務システム200と、DWHサーバのみを有する統合基幹業務システム300。)に対しても、統合基幹業務システムとして要求される情報の提供を行うことができるようになる。
各携帯端末31〜3Nは、CPU(中央処理装置)、ROM、RAM、および表示部などを備えた例えばIpad(登録商標)などの情報処理装置である。本例においては、各携帯端末31〜3Nは、Webブラウザなど、帳票データを扱うために利用可能な各種アプリケーションを有しているものとする。また、本例においては、各携帯端末31〜3Nは、例えばユーザによる操作入力に応じて、携帯端末管理サーバ10から必要な帳票データ(本例においては、プロセスフローデータ)を取得するためのクエリ(検索項目、検索キー、抽出キーなど)を定義し、携帯端末管理サーバ10に送信する機能を有する。また、携帯端末31〜3Nは、QRコード(Quick Response Code:登録商標)などの各種のコードを読み取るコードリーダ(あるいはコードリーダ機能)31a〜3Naを備えているものとする。
本例においては、各携帯端末31〜3Nは、中継機20及び通信ネットワーク40を介して携帯端末管理サーバ10と通信し、携帯端末管理サーバ10から取得したデータを例えば所定のWebアプリケーション(Webブラウザ)などのソフトウェアの機能により表示部に出力する機能を有する。
ここで、プロセスフローデータ一時保管DB16に記憶されるプロセスフローデータを更新する処理について説明する。本例において、携帯端末管理サーバ10は、データ更新のタイミング(例えば、1日毎に更新する場合は、予め定められた所定の時間(深夜2時など)。)になると、携帯端末管理サーバ10が備えるプロセスフローDB18に格納されているプロセスフローデータ(最新のデータとなる)を読み出して、プロセスフローデータをプロセスフローデータ一時保管DB16の所定の格納領域に格納(新規保存、あるいは上書保存)し、プロセスフローデータ一時保管DB16の記憶情報を更新する。このようにして、バッチ処理によりプロセスフローデータ一時保管DB16の記憶情報が更新される。
次に、本例の帳票照会システム500の動作について図面を参照して説明する。なお、本発明に特に関係しない動作や処理については、その内容を省略している場合がある。
図4は、本例の帳票照会システム500における携帯端末管理サーバ10などが実行する伝票データ提供処理の例を示すフローチャートである。ここでは、携帯端末管理サーバ10が、ユーザXが使用する携帯端末31からの要求に応じてプロセスフローデータを提供する場合を例に説明する。
伝票データ提供処理において、先ず、携帯端末31は、ユーザXのログイン操作によるログイン要求を受け付ける(ステップS101)。このログイン操作は、例えば、予め設定された暗証番号の入力操作などが考えられる。携帯端末31へのログインが許可されると、携帯端末31に搭載されている各種の機能を利用するための各種の操作を行うことが許容される。
ユーザXが携帯端末31にログインしている状態であるときに、ユーザXによって所定のログイン操作が実行されると、携帯端末31は、携帯端末管理サーバ10に対してアクセスしてログイン画面を取得し、ログイン画面にてログインに必要な情報(例えば予め設定されたユーザIDとパスワード)を指定してログイン要求を行う(ステップS102)。このログイン要求は、例えば、ユーザIDとパスワードの他、予め定められたログイン判定に用いられる所定の情報(例えばユーザXに対して発行された電子証明書)が提示されて行われる。なお、携帯端末管理サーバ10へのログインの際に、ユーザが所属するグループや各種画面で使用する言語(例えば日本語)をユーザXに指定させる構成としてもよい。
携帯端末管理サーバ10は、ログイン要求を受けると、ログインを許可するか否かを判定する(ステップS103)。この判定は、例えば、ID、パスワード、電子証明書などによって行うようにすればよい。
携帯端末管理サーバ10は、ログインを許可すると判定した場合には(ステップS103のY)、携帯端末31をログイン状態に設定する。ログイン状態に設定されると、携帯端末管理サーバ10は、メニュー画面を示すメニュー画面情報を携帯端末31に送信する(ステップS104)。なお、ログインを許可しないと判定した場合には(ステップS103のN)、携帯端末管理サーバ10は、携帯端末31をログイン状態に設定することなく伝票データ提供処理を終了する。なお、ログインを許可しないと判定した場合には、携帯端末管理サーバ10は、その旨を携帯端末31に対して通知する処理を行う。
メニュー画面情報を受信すると、携帯端末31は、受信したメニュー画面情報が示すメニュー画面を自己が備える表示部に表示する(ステップS105)。
図5は、メニュー画面の例を示す説明図である。図5に示すように、メニュー画面には、選択可能な複数のメニューの名称がそれぞれ表示されたメニューボタンM1〜M6が略円周上に配置されたメニュー配置円MCが表示されるメニュー配置円表示領域501が設けられている。また、メニュー配置円表示領域501には、図5に示すように、メニュー配置円MCが形成する円の中心領域に配置されメニュー配置円MCのタイトルが表示されたタイトル表示領域MAが設けられている。ここでは、メニューボタンM1〜M6として、伝票を検索する際に押下される伝票検索ボタンM1、新規に伝票を作成する際に押下される新規伝票ボタンM2、経費を入力する際に押下される経費入力ボタンM3、マスタを登録する際に押下されるマスタ登録ボタンM4、DWHDB19にデータを登録等する場合に押下されるDWHボタンM5、及び在庫情報を問い合わせする際に押下される在庫問合ボタンM6が設けられている。
タッチパネルが配置された携帯端末31の表示部に表示されたメニュー画面において、ユーザXは、タッチ操作(指により接触する操作)によりメニューボタンM1〜M6の何れかを押下する。本例では、伝票検索ボタンM1が押下されたものとする。なお、他のメニューボタンM2〜M6が押下された際の処理については、ここでは省略する。
メニュー画面において伝票検索ボタンM1が押下されると、携帯端末31は、携帯端末管理サーバ10に対して、伝票検索ボタンM1が押下された旨をメニュー選択結果として携帯端末管理サーバ10に送信する(ステップS106)。
伝票検索ボタンM1が押下された旨のメニュー選択結果を受信すると、携帯端末管理サーバ10の伝票データ提供処理部11aは、伝票の検索条件を指定する伝票検索画面を示す伝票検索画面情報を携帯端末31に送信する(ステップS107)。
伝票検索画面情報を受信すると、携帯端末31は、受信した伝票検索画面情報が示す伝票検索画面を自己が備える表示部に表示する(ステップS108)。
図6は、伝票検索画面の例を示す説明図である。図6に示すように、伝票検索画面には、検索条件を指定するために選択可能な複数の選択項目が略円周上に配置された複数の選択項目配置円DC,SC,PCをそれぞれ表示する複数の選択項目配置円表示領域601,602,603と、絞り込み条件とするキーワードを入力するキーワード入力領域604とが設けられている。本例では、選択項目配置円DC,SC,PCとして、処理済伝票の種類を選択可能に表示する処理済伝票種類選択項目配置円DCと、絞り込みのための詳細事項のタイトルを選択可能に表示する詳細選択種類選択項目配置円SCと、業務プロセスの種類を選択可能に表示するプロセス種類選択項目配置円PCとが設けられている。そして、選択項目配置円表示領域601,602,603として、処理済伝票種類選択項目配置円DCを表示する処理済伝票種類選択項目配置円表示領域601と、詳細選択種類選択項目配置円SCを表示する詳細選択種類選択項目配置円表示領域602と、プロセス種類選択項目配置円PCを表示するプロセス種類選択項目配置円表示領域603とが設けられている。
処理済伝票種類選択項目配置円DCには、受注伝票を検索条件として指定するための受注ボタンD1、発注伝票を検索条件として指定するための発注ボタンD2、入庫伝票を検索条件として指定するための入庫ボタンD3、出庫伝票を検索条件として指定するための出庫ボタンD4、売上伝票を検索条件として指定するための売上ボタンD5、請求伝票を検索条件として指定するための請求ボタンD6、及び入金伝票を検索条件として指定するための入金ボタンD7の7種類の伝票を選択可能な選択項目(選択項目ボタン)が略円周上に配置されている。また、処理済伝票種類選択項目配置円DCの中心領域には、分類名「処理済伝票」が表示された分類表示ボタンDAが配置されている。本例では、選択項目(選択項目ボタン)D1〜D7の選択(単数の選択であっても複数の選択であってもよい。)によって、該当する種類の伝票の検索が可能となる。
詳細選択種類選択項目配置円SCには、得意先を検索条件として指定するための得意先ボタンS1、仕入先を検索条件として指定するための仕入先ボタンS2、組織を検索条件として指定するための組織ボタンS3、及び品目を検索条件として指定するための品目ボタンS4の4種類の詳細絞込条件項目を選択可能な選択項目(選択項目ボタン)が略円周上に配置されている。また、詳細選択種類選択項目配置円SCの中心領域には、分類名「詳細選択」が表示された分類表示ボタンSAが配置されている。本例では、選択項目(選択項目ボタン)S1〜S4が選択(単数の選択であっても複数の選択であってもよい。)されると、具体的な絞込条件を指定する詳細絞込条件指定画面(図示せず)が表示され、詳細絞込条件指定画面にて具体的な絞込条件(例えば、得意先ボタンS1が選択された際には仕入先会社名、品目ボタンS4が選択された際には品目番号などが該当する。)を指定することが可能となる。具体的な絞込条件の選択(単数の選択であっても複数の選択であってもよい。)によって、指定された絞込条件での伝票の検索が可能となる。
プロセス種類選択項目配置円PCには、業務プロセスにおける「生産」を検索条件として指定するための生産ボタンP1、業務プロセスにおける「販売」を検索条件として指定するための販売ボタンP2、及び業務プロセスにおける「購買」を検索条件として指定するための購買ボタンP3の3種類の業務プロセスを選択可能な選択項目(選択項目ボタン)が略円周上に配置されている。また、プロセス種類選択項目配置円PCの中心領域には、分類名「プロセス」が表示された分類表示ボタンPAが配置されている。本例では、選択項目(選択項目ボタン)P1〜P3の選択(単数の選択であっても複数の選択であってもよい。)によって、該当する種類の業務プロセスに係る伝票の検索が可能となる。
本例では、分類表示ボタンDA,SA,PAが押下されると、対応する選択項目配置円DC,SC,PCが回転する演出が実行される。すなわち、本例では、伝票検索画面における選択項目配置円表示領域601,602,603には、ユーザXによる携帯端末31の所定の回転指示操作(分類表示ボタンDA,SA,PAの押下)に応じて、対応する選択項目配置円DC,SC,PCにおける複数の選択項目が円周上を移動して回転する選択項目回転演出が実行されるよう選択項目回転演出設定(コンピュータプログラムによる設定)がなされている。具体的には、図6に示す画面状態であるときに例えば分類表示ボタンDAが押下された場合には、選択項目配置円DCにおける複数の選択項目が円周上を反時計回り(図7における方向A)に回転する選択項目回転演出が実行される。この場合、ユーザXによる所定の回転方向変更操作(画面における選択項目配置円DCによって形成されている円が表示されている箇所の近傍を指でタッチして新たな回転方向に指をスライドさせる操作)に応じて、回転方向を変更するようにしてもよい。なお、分類表示ボタンDA,SA,PAが再度押下された場合に、選択項目回転演出を終了するようにすればよい。
上記のように選択項目回転演出を行う構成とされているので、図8に示すように各選択項目配置円DC,SC,PCをそれぞれ画面内に収めることなく配置することとし、各選択項目配置円DC,SC,PCに配置されている各選択項目の一部が画面上に表れていない場合であっても、選択項目配置円DC,SC,PCを回転させることによって順次全ての選択項目を表示させていくことが可能となる。また、各選択項目配置円DC,SC,PCに配置されている各選択項目の全てを1画面内に同時に表示する必要がなくなるため、各選択項目の表示サイズを大きくすることが可能となる。なお、画面サイズが大きい場合には、各選択項目の全てを1画面内に同時に表示する構成としてもよい。
なお、各選択項目配置円DC,SC,PCに配置されている各選択項目は、本例では円形の枠に表示されているが、各選択項目の一部または全部が四角形、三角形、星型などの他の形状の枠に表示されていてもよい。また、各選択項目配置円DC,SC,PCに配置されている各選択項目は一例であり、他の選択項目であってもよい。
図6に示す例では、伝票検索画面に3つの選択項目配置円表示領域601,602,603が設けられる構成としていたが、1つの選択項目配置円表示領域が設けられるようにしてもよいし、2つ又は3つ以上の選択項目配置円表示領域が設けられるようにしてもよい。
また、図6に示す例では、各選択項目配置円表示領域601,602,603のうち一部の領域が重複して設定されるものとし、各選択項目配置円表示領域601,602,603にそれぞれ表示される各選択項目配置円DC,SC,PCに配置されている選択項目(選択項目ボタン)が選択項目配置円DC,SC,PC毎に異なる表示態様(例えば異なる色)で構成されているものとする。なお、異なる表示態様であればどのような方法であってもよく、形状や模様を異ならせることによって表示態様を異ならせるようにしてもよい。
伝票検索画面において、ユーザXは、タッチ操作により各選択項目配置円DC,SC,PCに配置されている各選択項目を選択する。具体的には、処理済伝票種類選択項目配置円DCに配置されている選択項目(選択項目ボタン)D1〜D7の何れかを選択することによって、検索対象とする伝票の種類を選択する。また、伝票検索画面において、ユーザXは、詳細選択種類選択項目配置円SCに配置されている選択項目(選択項目ボタン)S1〜S4を選択することによって、絞り込みのための詳細事項のタイトルを選択する。この選択項目(選択項目ボタン)S1〜S4を選択した場合には、詳細絞込条件指定画面にて具体的な絞込条件を入力して、検索の詳細条件を指定する。また、伝票検索画面において、ユーザXは、プロセス種類選択項目配置円PCに配置されている選択項目(選択項目ボタン)P1〜P3の何れかを選択することによって、検索対象とする業務プロセスの種類を選択する。さらに、伝票検索画面において、ユーザXは、キーワード入力領域604に絞り込み条件とするキーワードを入力して検索キーワードを指定する。
本例では、伝票検索画面において、ユーザXによって、詳細選択種類選択項目配置円SCに配置されている選択項目(選択項目ボタン)S1〜S4のうちの品目S4が選択された場合には、携帯端末31は、品目入力領域が設けられている詳細絞込条件指定画面を自己の表示部に表示する。携帯端末31は、ユーザXの操作により携帯端末31に設けられているコードリーダ(あるいはコードリーダ機能)31aにより物品に貼付されているコード(例えば、QRコード、バーコード)を読み取ると、読み取ったコードが示す品目番号を品目入力領域に表示する。本例では、上記のように、コードリーダ(あるいはコードリーダ機能)31aを利用して簡単に品目番号を入力することができる。
なお、伝票検索画面において、ユーザXは、伝票の種類、検索の詳細条件、検索対象とする業務プロセス、検索キーワードのうちいずれか一つを選択・指定するようにしてもよいし、任意の複数を選択・指定するようにしてもよい。また、伝票検索画面において、ユーザXは、伝票の種類、検索の詳細条件、検索対象とする業務プロセスをそれぞれ複数選択・指定するようにしてもよい。
伝票検索画面において検索条件の選択・指定を終えると、ユーザXは、タッチ操作により検索ボタン605を押下する。
検索条件が選択・指定された状態で検索ボタン605が押下されると、携帯端末31は、携帯端末管理サーバ10に対して、選択・指定された検索条件を提示して、検索要求を行う(ステップS109)。
携帯端末管理サーバ10は、検索要求を受け付けると、プロセスフローデータ一時保管DB16に保存されているプロセスフローデータを参照して、受け付けた提供要求によって提示された検索条件に合致する伝票データを検索する(ステップS110)。
検索条件に従って伝票データを検索すると、携帯端末管理サーバ10は、検索した伝票データの一覧を検索結果として表示する検索結果一覧表示画面を示す検索結果一覧表示画面情報を生成して携帯端末31に送信する(ステップS111)。
検索結果一覧表示画面情報を受信すると、携帯端末31は、受信した検索結果一覧表示画面情報が示す検索結果一覧表示画面を自己が備える表示部に表示する(ステップS112)。
図9は、検索結果一覧表示画面の例を示す説明図である。図9に示すように、検索結果一覧表示画面には、検索結果を表示する表示領域701と、前画面に戻る際に押下される戻るボタンB1と、検索結果の編集を行う際に押下される編集ボタンB3とが設けられている。なお、検索結果一覧表示画面におけるプロセスフロータイプ(在庫販売、直送販売など)がタッチ操作により選択されると、携帯端末31は、該当する伝票データの取得要求を携帯端末管理サーバ10に対して送信する。携帯端末管理サーバ10は、伝票データの取得要求に応じて、プロセスフローデータ一時保管DB16に保存されているプロセスフローデータを参照して、該当する伝票データを携帯端末31に送信する。そして、携帯端末31は、表示部の表示画面に受信した伝票データを表示する。
検索結果一覧表示画面において、ユーザXによるブラウザを終了する操作などのアクセスを終了するための操作がなされた場合には(ステップS113のY)、携帯端末31は、携帯端末管理サーバ10に対してログアウト要求を行う(ステップS114)。なお、戻るボタンB1の押下などアクセスを継続するための操作がなされた場合には(ステップS113のN)、携帯端末31は、ステップS108の処理に移行して伝票検索画面(図6参照)を表示する。
ステップS111にて検索結果一覧表示画面情報を送信すると、携帯端末管理サーバ10は、携帯端末31との情報のやりとりが行われていない時間(待機時間)の計測を開始し、この待機時間が所定時間(例えば5分、10分、30分など)を経過(所定時間に到達)したか否かを監視する(ステップS115)。
待機時間の計測中にログアウト要求を受けると(ステップS116のY)、携帯端末管理サーバ10は、待機時間の計測を中止し、ログイン状態を解除するログアウト処理を行う(ステップS117)。
また、待機時間が所定時間を経過したと判定した場合には(ステップS115のY)、携帯端末管理サーバ10は、待機時間の計測を終了し、ログイン状態を解除するログアウト処理を行う(ステップS117)。
上記のようにして、ログイン処理によって操作可能となった携帯端末31からのログイン要求に応じて携帯端末管理サーバ10に対するログインを許可するか否か判定し、許可した場合にプロセスフローデータの提供要求を受け付けて、要求に応じたプロセスフローデータを提供する処理が実行される。
上記のように、伝票データ提供処理において、検索する対象をプロセスフローデータ一時保管DB16とすることで、携帯端末31が携帯端末管理サーバ10において基幹業務サーバとして機能する部分(具体的には、業務アプリケーションプログラムDB17とプロセスフローDB18)にアクセスする必要が無いようにすることができるため、携帯端末31に対して伝票データを提供する際の安全性を向上させることが可能となる。なお、プロセスフローDB18を検索対象とするようにしてもよい。
以上に説明したように、上述した実施の形態では、ERPが稼動するサーバであって、ユーザが使用する携帯端末31〜3Nからの要求に応じて通信ネットワーク40を介して各種データを提供する携帯端末管理サーバ10が、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データ(例えばプロセスフローデータ)を記憶するプロセスフローテーブルPTを備え、携帯端末31〜3Nからの要求に応じて検索条件を指定する検索条件指定画面(例えば伝票検索画面)を提供し、携帯端末に取り込まれたコード情報が示す検索条件を含む検索条件指定画面にて指定された検索条件を携帯端末31〜3Nから受信して受け付け、受け付けた検索条件を満たす帳票データをプロセスフローテーブルPTを参照して検索し、検索した帳票データを示す検索結果データ(検索結果一覧表示画面)を検索結果として携帯端末31〜3Nに提供する構成であって、検索条件指定画面には、検索条件を指定するために選択可能な複数の選択項目が略円周上に配置された選択項目配置円DC,SC,PCを表示する選択項目配置円表示領域601,602,603が設けられていることを特徴とする構成としたので、携帯通信端末(携帯端末31〜3N)に帳票に関する情報を提供する業務システムにおいて、業務システムにおけるデータの検索に要する処理負荷を軽減させ、携帯通信端末での検索操作の操作性を向上させることができるようになる。
すなわち、検索条件を指定するために選択可能な複数の選択項目が略円周上に配置された選択項目配置円DC,SC,PCを表示する選択項目配置円表示領域601,602,603が設けられた検索条件指定画面(例えば伝票検索画面)を携帯端末31〜3Nに提示して検索条件を受け付ける構成としたので、携帯端末31〜3N側で1画面に選択容易かつ効率的に選択項目が表示された検索条件指定画面を用いて検索条件を選択・指定することが可能となる。従って、携帯端末31〜3Nでの検索操作の操作性を向上させることができるようになる。また、携帯端末に取り込まれたコード情報が示す検索条件を含む検索条件指定画面にて指定された検索条件に従って検索を行う構成としているので、検索条件をより容易に指定することが可能となり、携帯端末31〜3Nでの検索操作の操作性をさらに向上させることができるようになる。
また、業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データ(例えばプロセスフローデータ)を記憶したプロセスフローテーブルPTを参照して検索条件を満たす帳票データを検索する構成としたので、業務システムにおけるデータの検索に要する処理負荷を軽減させることが可能となるのである。
また、上述した実施の形態では、選択項目配置円表示領域601,602,603に、ユーザによる携帯端末31の所定の回転指示操作(タッチ操作によるボタンDA,SA,PAの押下)に応じて選択項目配置円DC,SC,PCにおける複数の選択項目が円周上を移動して回転する選択項目回転演出が実行されるよう選択項目回転演出設定する構成としているので、選択項目配置円DC,SC,PCにおける複数の選択項目をより見易く表示することが可能となり、選択項目を簡単に選択することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、検索条件指定画面(伝票検索画面)に、複数の選択項目配置円表示領域601,602,603が設けられている構成としたので、複数の選択項目配置円DC,SC,PCそれぞれに複数の選択項目を配置することが可能となり、選択項目をより見易く表示することが可能となり、選択項目を簡単に選択することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、複数の選択項目配置円表示領域601,602,603のうち一部の領域が重複して設定されており、各選択項目配置円表示領域601,602,603にそれぞれ表示される各選択項目配置円DC,SC,PCに配置されている選択項目が選択項目配置円毎に異なる表示態様で構成されるようにしてので、各選択項目配置円DC,SC,PCにおける各選択項目を効率的かつ見易く配置することが可能となり、選択項目を簡単に選択することができるようになる。
また、上述した実施の形態では、検索条件指定画面(伝票検索画面)には、所定分類毎に複数の選択項目配置円表示領域601,602,603が設けられており、第1の選択項目配置円表示領域(処理済伝票種類選択項目配置円表示領域601)に表示される第1の選択項目配置円(処理済伝票種類選択項目配置円DC)にて略円周上に配置される選択項目は、1又は2以上の帳票の種類を検索条件として指定するための帳票種類選択項目であり、第2の選択項目配置円表示領域(詳細選択種類選択項目配置円表示領域602)に表示される第2の選択項目配置円(詳細選択種類選択項目配置円SC)にて略円周上に配置される選択項目は、日付、得意先、組織のうち少なくとも1つを含む詳細条件のうち1又2以上の詳細条件を検索条件として指定するための詳細条件選択項目であり、携帯端末管理サーバ10が、検索条件指定画面にて指定された帳票の種類と詳細条件のうちの少なくとも1つを含む検索条件を携帯端末31から受信して受け付け、受け付けた検索条件に従って、指定された帳票の種類であり、かつ指定された詳細条件を満たす帳票データを検索する構成としたので、携帯端末31側で1画面に選択容易かつ効率的に選択項目が表示された検索条件指定画面を用いて検索条件を選択・指定することが可能となり、携帯端末31での検索操作の操作性を向上させることができるようになる。
また、上述した実施の形態では、第3の選択項目配置円表示領域(プロセス種類選択項目配置円表示領域603)に表示される第3の選択項目配置円(プロセス種類選択項目配置円PC)にて略円周上に配置される選択項目は、1又は2以上の業務プロセスを検索条件として指定するための詳細条件選択項目であり、携帯端末管理サーバ10が、検索条件指定画面にて指定された業務プロセスを含む検索条件を携帯端末31から受信して受け付け、受け付けた検索条件に従って、指定された業務プロセスの帳票データを検索する構成としたので、携帯端末31側で1画面に選択容易かつ効率的に選択項目が表示された検索条件指定画面を用いて検索条件を選択・指定することが可能となり、携帯端末31での検索操作の操作性を向上させることができるようになる。
また、上述した実施の形態では、検索条件指定画面には、検索キーワードを入力する検索キーワード入力領域(キーワード入力領域604)が設けられており、携帯端末管理サーバ10が、検索キーワード入力領域に入力された検索キーワードを含む検索条件を携帯端末31から受信して受け付け、受け付けた検索キーワードを加味して検索条件を満たす帳票データを検索する構成としたので、携帯端末31側で1画面に選択容易かつ効率的に選択項目が表示された検索条件指定画面を用いて検索条件を選択・指定することが可能となり、携帯端末31での検索操作の操作性を向上させることができるようになる。
また、上述した実施の形態では、コード情報は、例えば、携帯端末31が備えるコードリーダ機能により所定物品に付されたコードが読み取られることにより携帯端末31に取り込まれる構成としているので、携帯端末31のコードリーダ機能を利用して検索条件をより容易に指定することが可能となり、携帯端末31〜3Nでの検索操作の操作性をさらに向上させることができるようになる。
また、上述した実施の形態では、コード情報は、所定物品の品目を特定可能な情報であり、コード情報が示す検索条件は、品目であり、携帯端末管理サーバ10が、所定物品の品目を示す品目データを含む帳票データを検索する構成としているので、所定物品の品目を検索条件として指定することがより簡単となり、検索条件を容易に指定することが可能となるため、携帯端末31〜3Nでの検索操作の操作性をさらに向上させることができるようになる。
また、上述した実施の形態では、データベース(例えば、プロセスフローDB18。)が、プロセスフロー毎に発生するプロセスフローデータを管理するプロセスフローデータ管理サーバ(例えば、携帯端末管理サーバ10。)に備えられ、プロセスフローデータ管理サーバが、クライアント(例えば、携帯端末31〜3Nや統合基幹業務システム100,200,300。)からの要求に応じて、プロセスフローデータを参照して検索した帳票データをクライアントに提供する構成としたので、帳票データの提供に要する処理負荷が軽減されたシステムを構築することができるようになる。
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、携帯端末管理サーバ10は、自己が備える記憶媒体に記憶されている処理プログラム(携帯端末管理プログラム)に従って、上述した各処理(図4参照)を実行する。
本発明によれば、携帯通信端末に帳票に関する情報を提供する業務システム(特に、ERPシステム)において、データの検索に要する処理負荷を軽減させ、携帯通信端末での検索操作の操作性を向上させるのに有用である。
10 携帯端末管理サーバ
20 中継機
31〜3N 携帯端末
40 通信ネットワーク
51,52,52 通信ネットワーク
100,200,300 統合基幹業務システム
110,310 基幹業務サーバ
120,220 DWHサーバ
500 帳票照会システム

Claims (7)

  1. ERPが稼動するサーバであり、ユーザが使用する携帯端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供する携帯端末管理サーバであって、
    業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを記憶する帳票データ記憶手段と、
    前記携帯端末からの要求に応じて検索条件を指定する検索条件指定画面を提供する検索条件指定画面提供手段と、
    前記携帯端末に取り込まれたコード情報が示す検索条件を含む前記検索条件指定画面にて指定された検索条件を前記携帯端末から受信して受け付ける検索条件受付手段と、
    前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索条件を満たす帳票データを前記帳票データ記憶手段を参照して検索する帳票データ検索手段と、
    該帳票データ検索手段によって検索された帳票データを示す検索結果データを検索結果として前記携帯端末に提供する検索結果提供手段とを含み、
    前記検索条件指定画面には、検索条件を指定するために選択可能な複数の選択項目が略円周上に配置された選択項目配置円を表示する選択項目配置円表示領域が設けられ
    前記選択項目配置円表示領域は、前記ユーザによる前記携帯端末の所定の回転指示操作に応じて前記選択項目配置円における複数の選択項目が円周上を移動して回転する選択項目回転演出が実行されるよう選択項目回転演出設定がなされ、
    前記検索条件指定画面には、複数の選択項目配置円表示領域が設けられ、
    複数の選択項目配置円表示領域のうち一部の領域が重複して設定され、各選択項目配置円表示領域にそれぞれ表示される各選択項目配置円に配置されている選択項目が選択項目配置円毎に異なる表示態様で構成され、
    前記検索条件指定画面には、所定分類毎に複数の選択項目配置円表示領域が設けられている
    ことを特徴とする携帯端末管理サーバ。
  2. 1の選択項目配置円表示領域に表示される第1の選択項目配置円にて略円周上に配置される選択項目は、1又は2以上の帳票の種類を検索条件として指定するための帳票種類選択項目であり、
    第2の選択項目配置円表示領域に表示される第2の選択項目配置円にて略円周上に配置される選択項目は、日付、得意先、組織のうち少なくとも1つを含む詳細条件のうち1又2以上の詳細条件を検索条件として指定するための詳細条件選択項目であり、
    前記検索条件受付手段は、前記検索条件指定画面にて指定された帳票の種類と詳細条件のうちの少なくとも1つを含む検索条件を前記携帯端末から受信して受け付け、
    前記帳票データ検索手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索条件に従って、指定された帳票の種類であり、かつ指定された詳細条件を満たす帳票データを検索する
    請求項記載の携帯端末管理サーバ。
  3. 第3の選択項目配置円表示領域に表示される第3の選択項目配置円にて略円周上に配置される選択項目は、1又は2以上の業務プロセスを検索条件として指定するための詳細条件選択項目であり、
    前記検索条件受付手段は、前記検索条件指定画面にて指定された業務プロセスを含む検索条件を前記携帯端末から受信して受け付け、
    前記帳票データ検索手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索条件に従って、指定された業務プロセスの帳票データを検索する
    請求項記載の携帯端末管理サーバ。
  4. 前記検索条件指定画面には、検索キーワードを入力する検索キーワード入力領域が設けられており、
    前記検索条件受付手段は、検索キーワード入力領域に入力された検索キーワードを含む検索条件を前記携帯端末から受信して受け付け、
    前記帳票データ検索手段は、前記検索条件受付手段にて受け付けられた検索キーワードを加味して検索条件を満たす帳票データを検索する
    請求項1から請求項のうちいずれかに記載の携帯端末管理サーバ。
  5. 前記コード情報は、前記携帯端末が備えるコードリーダ機能により所定物品に付されたコードが読み取られることにより当該携帯端末に取り込まれる
    請求項1から請求項のうちいずれかに記載の携帯端末管理サーバ。
  6. 前記コード情報は、前記所定物品の品目を特定可能な情報であり、
    前記コード情報が示す検索条件は、前記品目であり、
    前記帳票データ検索手段は、前記所定物品の品目を示す品目データを含む帳票データを検索する
    請求項記載の携帯端末管理サーバ。
  7. ERPを稼動させ、ユーザが使用する携帯端末からの要求に応じて通信ネットワークを介して各種データを提供する処理を携帯端末管理サーバに実行させる携帯端末管理プログラムであって、
    業務プロセスにおける業務単位毎に発生する帳票データを記憶する帳票データ記憶手段を備えた前記携帯端末管理サーバに、
    前記携帯端末からの要求に応じて検索条件を指定する検索条件指定画面であって、検索条件を指定するために選択可能な複数の選択項目が略円周上に配置された選択項目配置円を表示する選択項目配置円表示領域が設けられている当該検索条件指定画面を提供する検索条件指定画面提供処理と、
    前記携帯端末に取り込まれたコード情報が示す検索条件を含む前記検索条件指定画面にて指定された検索条件を前記携帯端末から受信して受け付ける検索条件受付処理と、
    前記検索条件受付処理にて受け付けた検索条件を満たす帳票データを前記帳票データ記憶手段を参照して検索する帳票データ検索処理と、
    該帳票データ検索処理にて検索した帳票データを検索結果として前記携帯端末に提供する検索結果提供処理とを実行させ、
    前記選択項目配置円表示領域は、前記ユーザによる前記携帯端末の所定の回転指示操作に応じて前記選択項目配置円における複数の選択項目が円周上を移動して回転する選択項目回転演出が実行されるよう選択項目回転演出設定がなされ、
    前記検索条件指定画面には、複数の選択項目配置円表示領域が設けられ、
    複数の選択項目配置円表示領域のうち一部の領域が重複して設定され、各選択項目配置円表示領域にそれぞれ表示される各選択項目配置円に配置されている選択項目が選択項目配置円毎に異なる表示態様で構成され、
    前記検索条件指定画面には、所定分類毎に複数の選択項目配置円表示領域が設けられている
    携帯端末管理プログラム。
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