JP2013182393A - 作業能力評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業者のスキルを加味し必要な作業工数に対する作業能力の過不足を算出して、1乃至複数の工程を担当可能な作業者の各工程におけるスキルと現有人員数から作業能力の評価・調整を行う作業能力評価装置を提供する。
【解決手段】制御部が、作業者別、工程別の作業者スキルと、工程別、製品別、時期別、作業者別の実績作業時間と、工程別、製品仕様別の標準作業時間と、時期別、製品別の生産量と、作業者別主担当工程情報と、作業者別、時期別の就業日数、就業時間に基づき、工程別、スキルレベル別の標準作業時間と実績作業時間との比である作業速度係数を算出し、工程別、スキルレベル別の作業者数、作業能力を算出し、生産量と標準作業時間とを元に標準作業工数と、作業能力の過不足を算出し、作業能力の過不足と、工程別、スキルレベル別作業者数のうち調整工程以外を主担当とする作業者群の調整対象工程におけるスキルレベル別に集計した作業者数を割当可能作業者数として出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製造ラインにおける作業者のスキルと作業実績情報を用いて作業能力を算出・評価して、工程への作業者配置を決定する技術に関するものである。
製造における基本情報の一つとして標準作業時間(Standard Time)がある。この標準作業時間は予算管理や生産計画立案、製造ラインの工程設計や作業工数算出等に用いられている。製造現場においてはこの標準作業時間を用いて作業工数の見積りが行われているが、計画担当者が見積もる作業工数と、現場監督者が見積もる作業工数との間に乖離が生じている。
この原因として、計画担当者においては標準作業時間に基づいて作業工数の見積りを行っているが、現場監督者においては標準作業時間とは別に経験的に作業工数の見積りを行っていることが挙げられる。また、計画担当者は作業工数の見積りにおいて作業者のスキルを把握できていないが、現場監督者は作業者のスキルを経験的に把握し、属人的に人員調整して作業工数を見積もっていることも、作業工数の乖離の原因となっている。
さらに、標準作業時間に基づき算出した作業工数に対し、作業者が実際に作業した結果、作業者のスキルにより実作業工数との間に乖離が発生することもあるため、作業能力の見積りや作業能力の過不足の把握・評価が困難であった。そこで、作業者のスキルを加味した作業工数を算出する技術が必要とされている。
本技術分野の背景技術として、特開2002−41120号公報(特許文献1)がある。この公報には、製品を製造するための作業を難易度に応じて複数のレベルに分け、作業者が行い得る作業の難易度に応じて複数の熟練度クラスに分け、前記各作業を該作業を行い得る最低位の熟練度クラスの作業者が行ったときに要する受持ち作業時間を熟練度クラス毎に求め、各受持ち作業時間に所定期間内の製造台数を乗じた値を前記所定期間内の作業者1名の労働時間で除して各熟練度クラスの投入人員を決めることを特徴とする生産現場における作業者割付方法を記載している(要約参照)。
また、特開2010−244176号公報(特許文献2)がある。この公報には、人員の製造実績情報が登録された製造管理データベースと、人員の教育実績情報が登録された教育管理データベースと、人員のスキルレベルが登録された人員管理データベースとを備え、前記製造管理データベースおよび教育管理データベースの登録情報から前記人員のスキルレベルの評価を行うスキル評価手段と、前記人員のスキルレベルを考慮して製造工程に対する人員配置を行う人員配置手段と、前記製造工程に対するスキルレベルに達していない人員を抽出して人員育成計画を計画する人員育成計画手段とを備えたことを特徴とする人員配置支援システムを記載している(要約参照)。
また、特開2006−285773号公報(特許文献3)がある。この公報には、作業者の個人の能力や業務の内容等を、1又は複数の記憶手段などにあらかじめ記憶しておき、記憶されている個人の能力や業務内容に基づいて、作業者間での作業時間のばらつきが少なく、各業務に要するのべ作業時間が少ない人員配置を行う人員配置支援装置を記載している(要約参照)。
特開2002−41120号公報 特開2010−244176号公報 特開2006−285773号公報
特許文献1に記載の生産現場における作業者割付方法及びその装置においては、作業毎に作業の難易度と作業者の熟練度との間に予め設定された作業に要する作業時間を用いて、作業全体の作業時間を算出している。人員配置は作業の難易度と作業者の熟練度との比較のみで行っている。作業全体の作業時間と作業者の労働時間との比較により作業能力の過不足を評価しているが、調整までは行っていないため、適正な人員配置ができない。
特許文献2に記載の人員配置支援システムにおいては、人員のスキルレベルと工程における作業の基準レベルとの比較のみで人員配置を行っている。しかし、必要な作業工数に対して投入可能な作業能力を比較して過不足を算出することまでは行っていないため、適正な人員配置ができない。
特許文献3に記載の人員配置支援装置においては、業務の難易度と作業者の能力との間に予め定義された実工数を算出するための係数を用いて作業工数を算出している。しかし、同一作業者でも担当可能な業務毎に能力が異なる場合や、同一業務でも製造ラインを流れる製品の違いで難易度が異なる場合には、正しい作業工数を算出することができず、作業能力の過不足を算出・評価することができない。
以上の背景技術における問題に対し、作業者のスキルを加味し必要な作業工数に対する作業能力の過不足を算出できること、1乃至複数の工程を担当可能な作業者の各工程におけるスキルと現有人員から作業能力の評価・調整を行えることが解決すべき課題である。
上記課題を解決するために、本発明では、作業者のスキルを元に算出した工程別の作業能力と、標準作業時間を元に算出した工程別の標準作業工数とから、工程別の作業能力の過不足を算出する。そして、当該作業能力が不足の場合、当該工程以外の工程を担当する作業者群における当該工程のスキル別の作業者数を割当可能作業者数として算出し、当該割当可能作業者数内で調整した作業者数を元に、作業能力の過不足を再計算する。
例えば、本発明では、製造ラインにおける作業者のスキルレベルと作業実績情報を用いた作業能力評価装置を、記憶部、制御部、入力部、出力部、および通信部とを備え、前記制御部が、前記入力部または前記通信部を介して、作業者別、工程別のユーザ定義のスキルレベルを表わす作業者スキルと、工程別、製品別、時期別、作業者別の実績作業時間と、予め定められた工程別、製品仕様別の単位数当たりの標準作業時間と、時期別、製品別の生産量と、作業者別主担当工程情報と、作業者別、時期別の就業日数、就業時間の入力を受け付け、前記記憶部に格納する処理を実行し、前記作業者スキルと前記実績作業時間と前記標準作業時間とを元に、工程別、スキルレベル別の前記標準作業時間と前記実績作業時間との比である作業速度係数を算出し、前記作業者スキルと前記作業者別主担当工程情報とを元に工程別、スキルレベル別の作業者数を算出し、前記作業速度係数と前記スキルレベル別作業者数と前記標準作業時間と前記作業者別、時期別の就業日数、就業時間とを元に作業能力を算出し、前記生産量と前記標準作業時間とを元に標準作業工数を算出し、前記作業能力と前記標準作業工数とを元に作業能力の過不足を算出し、前記出力部へ、前記作業能力の過不足と、前記工程別、スキルレベル別作業者数のうち当該調整対象工程以外を主担当とする作業者群の当該調整対象工程におけるスキルレベル別に集計した作業者数を割当可能作業者数として出力し、前記出力部へ出力した前記割当可能作業数を元に、ユーザが調整した作業者数を前記入力部を介して、受け付け、前記入力部を介して受け付けたユーザが調整した作業者数を元に作業能力の過不足を再計算するように構成した。
本発明により、作業者のスキルを加味し、必要な作業工数に対する作業能力の過不足の算出、現有人員の過不足の算出、作業能力の評価・調整を行うことができる。これにより、適正な作業工数の見積りや適正な人員配置、さらには作業者の教育計画への活用が可能となる。
本発明の一実施形態に係る作業能力評価装置の機能ブロック図である。 作業者スキルテーブルの概略図である。 作業者担当工程テーブルの概略図である。 作業者就業時間テーブルの概略図である。 製品仕様テーブルの概略図である。 標準作業時間テーブルの概略図である。 実績作業時間テーブルの概略図である。 作業速度係数テーブルの概略図である。 スキルレイティングテーブルの概略図である。 生産計画テーブルの概略図である。 作業工数テーブルの概略図である。 配置人員数テーブルの概略図である。 本発明の一実施形態に係る作業能力評価システムの構成図である。 コンピュータの概略図である。 作業能力評価装置の概略フローチャートである。 スキルレイティング算出処理を示すフローチャートである。 作業工数算出処理を示すフローチャートである。 作業能力評価処理を示すフローチャートである。 出力画面の一例を示す概略図である。 入力画面の一例を示す概略図である。 入力画面の一例を示す概略図である。 出力画面の一例を示す概略図である。 入力画面の一例を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。本実現形態においては、配管の製造ラインを対象に本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る作業能力評価装置の構成図である。図示するように、作業能力評価装置10は、記憶部100、制御部120、入力部130、出力部140、通信部150を備える。
記憶部100は、作業者スキル記憶領域101、作業者担当工程記憶領域102、作業者就業時間記憶領域103、製品仕様記憶領域104、標準作業時間記憶領域105、実績作業時間記憶領域106、作業速度係数記憶領域107、スキルレイティング記憶領域108、生産計画記憶領域109、作業工数記憶領域110、配置人員数記憶領域111を備える。
図1に示す作業者スキル記憶領域101は、作業者の技能や技量、能力等のスキルを評点で表した情報を、製造ラインを構成する工程毎に記憶する。例えば、本実施例においては、図2に示すような作業者スキルテーブルを記憶する。図示するように、作業者スキルテーブルは、作業者101a、製造ラインを構成する工程である切断101b、寸法検査101c、曲げ101d、開先101e、組立101f、溶接101gを有する。作業者101aには、作業者名や作業者の社員番号等の作業者を特定する情報を格納する。切断101b、寸法検査101c、曲げ101d、開先101e、組立101f、溶接101gなどの各欄には、作業者101aで特定される作業者の各工程におけるスキルを評点で表した情報を格納する。ここで、切断101b、寸法検査101c、曲げ101d、開先101e、組立101f、溶接101gは、本実施例で対象とする配管の製造ラインを構成する工程である。この工程については、製品により製造ラインを構成する工程が異なるため、本実施例における工程に限定しない。また、本実施例では、作業者の各工程におけるスキルの評点を5点満点としているが、評点の付け方については限定しない。
例えば、スキルの評点の付け方は、製造現場の主任や組長等の現場管理者・監督者等により設定される。本実施では、作業者の各工程におけるスキルの評点を5点満点としているが、例えば「時間内に作業完了できるか」という評価視点で、5点を「優れている」、4点を「やや優れている」、3点を「普通」、2点を「やや劣っている」、1点を「劣っている」という評価基準で、スキルの評点を付ける方法がある。
本発明の作業能力評価装置10では、ユーザが独自の評価基準に基づいてスキルの評点を定義して、作業者スキルテーブルを作成したものを入力して、ユーザ定義の評点を使用してデータ処理を行い、ユーザに提示する画面においては、ユーザ定義の評点を使用してデータが表示される。
図1に示す作業者担当工程記憶領域102は、作業者が主に担当する工程を記憶する。例えば、本実施例においては、図3に示すような作業者担当工程テーブルを記憶する。図示するように、作業者担当工程テーブルは、作業者102a、主担当工程102bを有する。作業者102aには、作業者名や作業者の社員番号等の作業者を特定する情報を格納する。主担当工程102bには、作業者102aで特定される作業者が主に担当する工程を格納する。
図1に示す作業者就業時間記憶領域103は、作業者の就業時間や就業日数を記憶する。例えば、本実施例においては、図4に示すような作業者就業時間テーブルを記憶する。図示するように、作業者就業時間テーブルは、作業者103a、時期103b、就業日数103c、就業時間103dを有する。作業者103aには、作業者名や作業者の社員番号等の作業者を特定する情報を格納する。時期103bには、月あるいは週等の作業者の就業時間や就業日数を決める時期を格納する。就業日数103cには、時期103bで特定される時期に就業する日数を格納する。就業時間103dには、時期103bで特定される時期の1日当たりの就業時間を格納する。
図1に示す製品仕様記憶領域104は、製品に関する仕様や属性情報等を格納する。例えば、本実施例においては、図5に示すような製品仕様テーブルを記憶する。図示するように、製品仕様テーブルは、製品104a、製品仕様である口径104b、肉厚104c、長さ104dを有する。製品104aには、製品の型番等の製品を特定する情報を格納する。口径104b、肉厚104c、長さ104dには、それぞれ製品104aで特定される製品において、その仕様である口径、肉厚、長さを格納する。製品仕様テーブルにおける製品仕様については、製品により仕様や属性情報が異なるため、前記の本実施例における製品仕様に限定しない。
図1に示す標準作業時間記憶領域105は、工程毎の標準作業時間を記憶する。例えば、本実施例においては、図6に示すような標準作業時間テーブルを記憶する。図示するように、標準作業時間テーブルは、工程105a、口径105b、標準作業時間105cを有する。工程105aには、工程名等の工程を特定する情報を記憶する。口径105bには、製品仕様を特定する口径を記憶する。標準作業時間105cには、工程105aで特定される工程、口径105bで特定される口径に対応する標準作業時間を格納する。本実施例の工程および口径以外に標準作業時間を決定する製品仕様がある場合には、標準作業時間テーブルに項目を追加してもよい。
図1に示す実績作業時間記憶領域106は、実際に製造ラインで実施された作業について、当該作業における工程、製品、時期、作業者、作業時間を記憶する。例えば、本実施例においては、図7に示すような実績作業時間テーブルを記憶する。図示するように、実績作業時間テーブルは、工程106a、製品106b、時期106c、作業者106d、作業時間106eを有する。工程106aには、工程名等の工程を特定する情報を格納する。製品106bには、工程106aで特定される工程にて製造される製品の型番等の製品を特定する情報を格納する。時期106cには、工程106aで特定される工程で、製品106bで特定される製品を製造することが行われた時期を格納する。作業者106dは、工程106aで特定される工程で、製品106bで特定される製品を、時期106cで特定される時期に製造した作業者を格納する。作業時間106eは、工程106aで特定される工程で、製品106bで特定される製品を、時期106cで特定される時期に、工程106dで特定される作業者が製造するのに要した実績作業時間を格納する。
図1に示す作業速度係数記憶領域107は、工程、作業者のスキルの評点、標準作業時間に対して作業者のスキルにより異なる作業時間を補正する係数を記憶する。例えば、本実施例においては、図8に示すような作業速度係数テーブルを記憶する。図示するように、作業速度係数テーブルは、工程107a、評点107b、作業速度係数107cを有する。工程107aには、工程名等の工程を特定する情報を格納する。評点107bには、作業者のスキルを評点で表した情報を格納する。作業速度係数107cには、工程107aで特定される工程において、評点107bで特定される評点を持つ作業者が作業した時の標準作業時間と実績作業時間との比である作業速度係数を格納する。
図1に示すスキルレイティング記憶領域108は、工程、作業者のスキルの評点、標準作業時間に対して作業者のスキルにより異なる作業時間を補正する係数を記憶する。例えば、本実施例においては、図9に示すようなスキルレイティングテーブルを記憶する。図示するように、スキルレイティングテーブルは、前記作業速度係数テーブルと同様に、工程108a、評点108b、作業速度係数108cを有する。工程108aには、工程名等の工程を特定する情報を格納する。評点108bには、作業者のスキルの評点を格納する。作業速度係数108cには、工程108aで特定される工程、評点108bで特定される評点における作業速度係数の代表値を格納する。代表値としては、平均値、中央値、その他の統計量のいずれかを使用する。
図1に示す生産計画記憶領域109は、時期別の製品の生産量を記憶する。例えば、本実施例においては、図10に示すような生産計画記憶テーブルを記憶する。図示するように、生産計画記憶テーブルは、時期109a、製品109b、生産量109cを有する。時期109aには、月あるいは週等の製品の生産を行う時期を格納する。製品109bには、時期109aで特定される時期に生産する製品を格納する。生産量109cには、時期109aに特定される時期における、製品109bで特定される製品の生産量を格納する。
図1に示す作業工数記憶領域110は、時期別・工程別の作業工数を記憶する。例えば、本実施例においては、図11に示すような作業工数テーブルを記憶する。図示するように、作業工数テーブルは、時期110a、工程110b、標準作業工数110c、作業能力110d、過不足110e、調整後作業能力110f、調整後過不足110gを有する。時期110aには、月あるいは週等の製品の生産を行う時期を格納する。工程110bには、工程名等の工程を特定する情報を格納する。標準作業工数110cには、後述する作業工数算出処理で算出した時期別・工程別の標準作業工数を格納する。作業能力110dには、後述する作業工数算出処理S200で算出した時期別・工程別の作業能力を格納する。過不足110eには、標準作業工数110cに格納される標準作業工数と作業能力110dに格納される作業能力との差分を格納する。調整後作業能力110fには、後述する作業能力評価処理で調整した時期別・工程別の作業能力を格納する。調整後過不足110gには、標準作業工数110cに格納される標準作業工数と調整後作業能力110fに格納される調整後作業能力との差分を格納する。
図1に示す配置人員数記憶領域111は、時期別・工程別・評点別の作業者の配置人員数を記憶する。例えば、本実施例においては、図12に示すような配置人員数テーブルを記憶する。図示するように、配置人員数テーブルは、時期111a、自工程111b、評点111c、自工程人員数111d、調整後人員数111e、他工程A 111f、他工程A人員数111g、他工程B 111h、他工程B人員数111i等を有する。時期111aには、月あるいは週等の製品の生産を行う時期を格納する。自工程111bには、作業者が主に担当する工程について工程名等の工程を特定する情報を格納する。評点111cには、作業者のスキルの評点を格納する。自工程人員数111dには、自工程111bで特定される工程が主に担当する工程である作業者数を格納する。調整後人員数111eには、後述する作業能力評価処理で調整した作業者数を格納する。他工程A 111fには、自工程111bにて特定される工程以外が主に担当する工程である作業者の主に担当する工程を格納する。他工程A人員数111gには、他工程A 111fで特定される工程を主に担当する工程である作業者のうち、自工程を担当でき、当該自工程の評点が、評点111cで特定される評点と同じである作業者数を格納する。他工程B 111h、他工程B人員数111iも同様である。他工程が複数ある場合には配置人員数テーブルに項目を追加することができる。
図1に戻り、同図に示す制御部120は、スキルレイティング算出部121、作業工数算出部122、作業能力評価部123を備える。
スキルレイティング算出部121は、作業者のスキルである工程別評点に対し、当該作業者および当該工程における実績作業時間と標準作業時間との比である作業速度係数の代表値であるスキルレイティングを算出する処理を行う。
作業工数算出部122は、作業者のスキル、作業者の主に担当する工程、前記スキルレイティング算出部121の処理結果であるスキルレイティング、生産計画を元に作業能力を算出し、また、作業者の主に担当する工程、標準作業時間、生産計画を元に標準作業工数を算出する処理を行う。
作業能力評価部123は、作業工数算出部122の処理結果である作業能力と標準作業工数とから作業能力の過不足を算出し、当該作業能力の過不足の算出結果を元に、複数の工程を担当できる作業者の配置調整や、作業者のスキルの調整を行い、作業能力および作業能力の過不足を再計算する処理を行う。
図1に戻り、同図に示す入力部130は、作業能力評価装置10の利用者から、前記記憶部100に記憶されている情報の入力を受け付ける。例えば、入力部130は、作業能力評価装置10を操作するための情報の入力を受け付ける。
図1に示す出力部140は、前記記憶部100に記憶されている情報を出力する。例えば、出力部140は、前記記憶部100の作業工数記憶領域110や配置人員数記憶領域111に格納されている情報を表示する処理を行う。
図1に示す通信部150は、ネットワークを介した情報の送受信を行う。
図13は、本発明の一実施形態における作業能力評価システムの構成図である。図示するように、作業能力評価システムは、作業能力評価装置10、作業者情報管理装置200、製品情報管理装置210、工程情報管理装置220、作業実績情報管理装置230から構成され、これらはネットワーク240を介して相互に情報の送受信を行うことができる。
作業者情報管理装置200は、作業能力評価装置10の利用者から、作業者の工程別のスキルを評点で表した作業者スキル情報や、作業者の主に担当する工程に関する作業者主担当工程情報の入力を受け付け、予め定められた時または作業能力評価装置10からの要求に応じて、受け付けた作業者スキル情報、作業者主担当工程情報を作業能力評価装置10に送信する。
製品情報管理装置210は、作業能力評価装置10の利用者から、製品や当該製品に関する仕様や属性情報等の製品仕様情報の入力を受け付け、予め定められた時または作業能力評価装置10からの要求に応じて、受け付けた製品仕様情報を作業能力評価装置10に送信する。
工程情報管理装置220は、作業能力評価装置10の利用者から、製造ラインを構成する工程を特定する工程情報、当該工程における標準作業時間に関する標準作業時間情報の入力を受け付け、予め定められた時または作業能力評価装置10からの要求に応じて、受け付けた工程情報、標準作業時間情報を作業能力評価装置10に送信する。
作業実績情報管理装置230は、作業能力評価装置10の利用者から、製品、工程、作業者、実績作業時間等の作業実績情報収集の要求仕様の入力を受け付け、予め定められた時または作業能力評価装置10からの要求に応じて、受け付けた作業実績情報を作業能力評価装置10に送信する。
以上に記載した作業能力評価装置10は、例えば、図14に示すような、CPU(Central Processing Unit)300と、メモリ310と、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置320と、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の可搬性を有する記憶媒体370に対して情報を読み書きする記憶媒体駆動装置360と、キーボードやマウス等の入力装置330と、ディスプレイ等の出力装置340と、通信ネットワーク240に接続するためのNIC(Network Interface Card)等の通信装置350とを備えた一般的なコンピュータで実現できる。
例えば、記憶部100は、CPU300がメモリ310と外部記憶装置320を利用することにより実現可能である。また、制御部120は、外部記憶媒体320に記憶されている所定のプログラムをメモリ310にロードしてCPU300で実行することで実現可能である。また、入力部130は、CPU300が入力装置330を利用することで実現可能である。また、出力部140は、CPU300が出力装置330を利用することで実現可能である。また、通信部150は、CPU300が通信装置350を利用することで実現可能である。
この所定のプログラムは、記憶媒体駆動装置360を介して記憶媒体370から、あるいは、通信装置350を介してネットワークから、外部記憶装置320にダウンロードし、そして、メモリ310にロードし、CPU300により実行するようにしてもよい。また、記憶媒体駆動装置360を介して記憶媒体370から、あるいは、通信装置350を介してネットワークから、メモリ310に直接ロードして、CPU300により実行するようにしてもよい。
前述したような作業能力評価装置10は、ユーザによる起動に従い、制御部120のスキルレイティング算出部121、作業工数算出部122、作業能力評価部123により、図15に示すような手順で、スキルレイティング算出処理S100、作業工数算出処理S200、作業能力評価処理S300を行い、作業者のスキルを加味した作業能力の過不足の算出、作業能力の評価・調整を行う。
図16は、スキルレイティング算出部121で実施されるスキルレイティング算出処理S100を示すフローチャートである。
まず、ステップS101で、作業者スキルテーブル、標準作業時間テーブル、実績作業時間テーブル、製品仕様テーブルを、作業者スキル記憶領域101、標準作業時間記憶領域105、実績作業時間記憶領域106、および製品仕様記憶領域104から読み込む。
次に、ステップS102で、実績作業時間テーブルの製品をキーに、製品仕様データを検索し、当該製品の製品仕様(例えば、口径、肉厚、長さ等)を抽出する。
次に、ステップS103で、実績作業時間テーブルの工程、製品仕様データの当該製品仕様をキーに、標準作業時間テーブルを検索し、当該工程、当該製品仕様の標準作業時間を抽出する。
次に、ステップS104で、実績作業時間テーブルの工程、作業者をキーに、作業者スキルテーブルを検索し、当該作業者の評点を抽出する。
次に、ステップS105で、実績作業時間テーブルの実績作業時間と、同一工程、同一製品仕様の標準作業時間とから、それらの比(標準作業時間÷実績作業時間)を作業速度係数として算出し、当該工程、当該評点の作業速度係数を作業速度係数テーブルに書き出し、蓄積する。
ステップS106では、実績作業時間テーブルの処理したレコード件数をカウントし、未処理のレコードがある場合には、ステップS102に戻り、前述のステップを繰り返す。未処理のレコードがない場合には、ステップS107に進む。
ステップS107では、蓄積した工程別・評点別の作業速度係数から、同一工程・同一評点の作業速度係数を抽出し、その作業速度係数の代表値(平均値、中央値、その他の統計量のいずれかを使用する)を当該工程・当該評点のスキルレイティングとして、スキルレイティングテーブルに書き出し、スキルレイティング算出処理S100を終了する。
ここで、ステップS105で算出する、標準作業時間と実績作業時間との比である作業速度係数について、標準作業時間、実績作業時間のどちらでも分母にして算出することが考えられるが、本発明の作業能力評価装置を利用する上では、どちらを分母にするか統一する必要がある。本実施例では、上記のように実績作業時間を分母としているが、本発明ではこれを限定しない。また、作業速度係数の代表値については、中央値や平均値、その他統計手法で算出する方法等があるが、本発明ではこれを限定しない。
図17は、作業工数算出部122で実施される作業工数算出処理S200を示すフローチャートである。
まず、ステップS201では、生産計画テーブル、製品仕様テーブル、標準作業時間テーブル、作業者スキルテーブル、作業者主担当工程テーブル、作業者就業時間テーブル、スキルレイティングテーブルを、生産計画記憶領域109、製品仕様記憶領域104、標準作業時間記憶領域105、作業者スキル記憶領域101、作業者担当工程記憶領域102、作業者就業時間記憶領域103、およびスキルレイティング記憶領域108から読み込む。
次に、ステップS202では、生産計画テーブルの製品をキーに、製品仕様テーブルの当該製品の製品仕様を検索し、検索された当該製品仕様をキーに、標準作業時間テーブルの工程別・製品仕様別の標準作業時間を検索する。
次に、ステップS203では、生産計画テーブルの時期、製品、生産量と、標準作業時間テーブルの工程、製品仕様、標準作業時間とから、時期別・製品別・工程別の標準作業工数(=生産量×標準作業時間)を算出し、各製品の標準作業工数を集計して作業工数テーブルに書き出す。
次に、ステップS204では、作業者主担当工程テーブルの工程をキーに、作業者スキルテーブルを参照し、当該主担当工程別・評点別の作業者数を集計し、配置人員数テーブルの自工程、自工程人員数に書き出す。
次に、ステップS205では、当該工程・当該評点をキーに、スキルレイティングテーブルの当該工程、当該評点における作業速度係数を抽出し、当該工程・当該評点の作業者数を元に、当該工程の作業速度係数の平均値を算出する。
次に、ステップS206では、作業者主担当工程テーブルの作業者、主担当工程と、作業者就業時間テーブルの作業者、時期、就業日数、就業時間と、配置人員数テーブルの自工程、自工程人員数と、前記算出した工程別の作業速度係数の平均値とから、時期別・工程別・作業能力(=就業時間×就業日数×作業速度係数の平均値×自工程人員数の合計)を算出し、作業工数テーブルに書き出す。
ステップS207では、生産計画テーブルの処理したレコード件数をカウントし、未処理のレコードがある場合にはステップS202に戻り、前述のステップを繰り返す。未処理のレコードがない場合には、作業工数算出処理S200を終了する。
図18は、作業能力評価部123で実施される作業能力評価処理S300を示すフローチャートである。
まず、ステップS301では、作業者スキルテーブル、作業者主担当工程テーブル、作業工数テーブル、配置人員数テーブルを作業者スキル記憶領域101、作業者担当工程記憶領域102、作業工数記憶領域110、および配置人員数記憶領域111から読み込む。
次に、ステップS302では、配置人員数テーブルの自工程をキーに、作業者主担当工程テーブルを検索し、当該自工程が当該主担当工程ではない作業者を抽出し、当該作業者をキーに、作業者スキルテーブルを参照して当該自工程における工程の評点を抽出し、また、作業者主担当工程テーブルを参照して主担当工程を抽出し、当該自工程とその評点における、当該主担当工程を他工程として、当該作業者数を集計し、配置人員数テーブルの他工程、他工程人員数に書き出す。
次に、ステップS303では、作業工数テーブルの時期別・工程別の標準作業工数と時期別・工程別の作業能力とから時期別・工程別の作業能力の過不足(=作業能力−標準作業工数)を算出し、作業工数テーブルに書き出す。
次に、ステップS304では、作業工数テーブルの時期別・工程別の作業能力の過不足を参照し、過不足が0未満であれば作業能力が不足していると判定し、ステップS305に進み、過不足が0以上であれば作業能力が足りていると判定し、ステップS307に進む。
ステップS305では、配置人員数テーブルの他工程とその人員数を自工程に割当可能な作業者数とし、出力部140を介して作業能力評価装置10の利用者に提示する。
次に、ステップS306では、当該割当可能作業者数のうちで自工程に割り当てて人員調整した結果を、入力部130を介して受け付け、作業工数算出処理のステップ205およびステップ206を呼び出して作業能力の過不足を再計算し、ステップS304に戻る。
ステップS307では、作業工数テーブルの処理したレコード件数をカウントし、未処理のレコード件数がある場合にはステップS303に戻り、前述のステップを繰り返す。未処理のレコード件数がない場合には作業能力評価処理S300を終了する。
なお、ステップS306では、当該割当可能作業者数のうちで人員調整する以外にも、作業者の教育計画等に基づき将来的に作業者のスキルが上がると想定して、作業者のスキルを調整して作業能力やその過不足を再計算させ、シミュレーションを行うことも可能である。
図19は、出力画面の一例を示す概略図である。図19は、作業能力評価部123が作業能力評価結果を表示するための出力画面例400である。例えば、図示するように、作業能力評価結果一覧表示領域400aには工程別の標準作業工数、作業能力、作業能力の過不足、過不足の評価結果を一覧表示している。この画面例では、曲げ工程の作業能力評価結果が「NG」となっており、曲げ工程の作業能力が不足していることが分かる。また、時期選択領域400bで時期を選択すると、選択された時期の作業能力評価結果を作業能力評価結果一覧表示領域400aに表示する。
図20は、入力画面の一例を示す概略図である。図20は、作業能力評価部123が作業能力を調整するために、ユーザに提示する入力画面例410である。例えば、図示するように、作業工数表示領域410aには、工程選択領域410bで選択された工程と、時期選択領域410cで選択された時期における標準作業工数、作業能力、作業能力の過不足を表示している。また、作業能力評価結果表示領域410dには、作業能力の過不足を評価した結果を表示している。この例の場合、「作業能力NG」となっており、作業能力が不足していることを表している。作業者数調整領域410eには、工程選択領域410bで選択された工程を主担当とする作業者数を領域左側の自工程の欄に表示し、それ以外の工程を主担当とする作業者で当該工程も担当することができる作業者数を割当可能作業者数として領域右側に表示している。領域右側の割当可能作業者数を参照しながら、調整分の欄に調整したい作業者数を入力し、再計算ボタン410fを押下すると、前述の作業工数算出処理S200および作業能力評価処理S300を実行し、作業能力の過不足を再計算する。また、例えば、図19に示す作業能力評価画面400の作業能力評価結果一覧表示領域400aの工程名を選択すると、図20の画面が開くようにすることもできる。
図21に、作業能力評価部123による作業能力調整処理の例を示す。図示するように、組立工程を主担当とする、曲げ工程のスキル4点の作業者を組立工程から曲げ工程に割り当て、再計算ボタン410fを押下すると、作業能力および過不足を再計算し、その結果を作業工数表示領域410a、作業能力評価結果表示領域410dに表示する。さらに、図22に示すように、他工程の生産能力と生産能力の過不足も再計算し、その結果を作業能力評価結果一覧表示領域400aに表示する。同図の場合、組立工程の作業能力が減少し、曲げ工程の作業能力が増加するが、両工程ともに作業能力の不足は発生しない、ということを表している。ここで、作業能力を調整した結果、他工程の作業能力が不足する場合には、作業能力評価部123は作業能力評価処理S300を再度実行し、作業能力調整を再度行う。
図23は、入力画面の一例を示す概略図である。図23は、作業者のスキルを調整するための入力画面例420である。例えば、図示するように、作業者スキル表示領域420aには、作業者の工程別評点を表示している。例えば、作業者の教育計画や多能工化計画等を加味したうえで、作業者の工程別評点を調整し、再計算ボタン420bを押下すると、前述の作業工数算出処理S200および作業能力評価処理S300を実行し、作業能力の過不足を再計算するようにすることもできる。また、本入力画面にて、作業者の担当工程を変更して作業者スキルテーブルを更新することもできる。
10 作業能力評価装置
100 記憶部
101 作業者スキル記憶領域
102 作業者担当工程記憶領域
103 作業者就業時間記憶領域
104 製品仕様記憶領域
105 標準作業時間記憶領域
106 実績作業時間記憶領域
120 制御部
121 スキルレイティング算出部
122 作業工数算出部
123 作業能力評価部
130 入力部
140 出力部
150 通信部
200 作業者情報管理装置
210 製品情報管理装置
220 工程情報管理装置
230 作業実績情報管理装置
240 ネットワーク
300 CPU
310 メモリ
320 外部記憶装置
330 入力装置
340 出力装置
350 通信装置
360 記憶媒体駆動装置
370 記憶媒体
400 作業能力評価画面
410 作業能力調整画面
420 作業者スキル調整画面

Claims (6)

  1. 製造ラインにおける作業者のスキルレベルと作業実績情報を用いた作業能力評価装置であって、
    記憶部、制御部、入力部、出力部、および通信部とを備え、
    前記制御部が、
    前記入力部または前記通信部を介して、作業者別、工程別のユーザ定義のスキルレベルを表わす作業者スキルと、工程別、製品別、時期別、作業者別の実績作業時間と、予め定められた工程別、製品仕様別の単位数当たりの標準作業時間と、時期別、製品別の生産量と、作業者別主担当工程情報と、作業者別、時期別の就業日数、就業時間の入力を受け付け、前記記憶部に格納する処理を実行し、
    前記作業者スキルと前記実績作業時間と前記標準作業時間とを元に、工程別、スキルレベル別の前記標準作業時間と前記実績作業時間との比である作業速度係数を算出し、
    前記作業者スキルと前記作業者別主担当工程情報とを元に工程別、スキルレベル別の作業者数を算出し、
    前記作業速度係数と前記スキルレベル別作業者数と前記標準作業時間と前記作業者別、時期別の就業日数、就業時間とを元に作業能力を算出し、前記生産量と前記標準作業時間とを元に標準作業工数を算出し、前記作業能力と前記標準作業工数とを元に作業能力の過不足を算出し、
    前記出力部へ、前記作業能力の過不足と、前記工程別、スキルレベル別作業者数のうち当該調整対象工程以外を主担当とする作業者群の当該調整対象工程におけるスキルレベル別に集計した作業者数を割当可能作業者数として出力し、
    前記出力部へ出力した前記割当可能作業数を元に、ユーザが調整した作業者数を前記入力部を介して、受け付け、
    前記入力部を介して受け付けたユーザが調整した作業者数を元に作業能力の過不足を再計算すること、
    を特徴とする作業能力評価装置。
  2. 前記制御部が、入力部を介して作業能力の評価時期の指定を受け付けて、前記出力部へ、各工程別に、前記標準作業工数と、前記作業能力と、前記作業能力の過不足とを表示して、過不足が0以上である工程には作業能力が足りているとする判定結果を表示して、過不足が0未満である工程には作業能力が不足しているとする判定結果を表示して、能力調整をユーザに促す作業能力評価画面を提示することを特徴とする請求項1に記載の作業能力評価装置。
  3. 前記制御部が、前記入力部を介してユーザからの対象工程、評価対象時期の指定入力を受け付けて、前記出力部へ、前記作業者スキルレベル別に、前記対象工程を主担当とする作業者数を前記対象工程と前記作業者スキルレベルとに対応した位置に表示し、および、前記対象工程以外の工程を主担当として、かつ対象工程も担当可能である作業者数を、主担当工程と前記作業者スキルレベルとに対応した位置にそれぞれ表示する作業能力調整画面を提示することを特徴とする請求項1に記載の作業能力評価装置。
  4. 前記制御部が、前記作業能力調整画面上の前記対象工程以外の工程を主担当として、該工程と前記作業者スキルレベルとに対応した位置に表示された作業者数を、割当て可能作業者としてユーザが調整を指定入力した作業者数を受け付けて、
    前記調整された作業者を繰り入れて、前記作業能力と、前記作業能力の過不足を再計算して、計算結果を作業工数表示領域に表示することを特徴とする請求項3に記載の作業能力評価装置。
  5. 前記制御部が、前記出力部を介して、各作業者毎に、該作業者が担当することが可能な工程のスキルレベルを、該工程毎に対応した位置に表示して、
    前記対応した位置へ、またはスキルレベルが未表示の位置に、ユーザが作業者のスキルレベルを再評価、または担当工程の変更に基づいてスキルレベルを調整する入力を設定することを前記入力部を介して受け付けて、
    前記調整された作業者スキルを元に、前記作業能力と、前記作業能力の過不足を再計算すること、
    を特徴とする請求項1に記載の作業能力評価装置。
  6. 前記制御部が、前記作業者スキルと前記実績作業時間と前記標準作業時間とを元に算出される工程別、スキルレベル別の前記作業速度係数において、同一工程、同一スキルレベルにおいて複数の作業速度係数がある場合に、前記複数の作業速度係数の代表値を当該工程、当該スキルレベルの作業速度係数とすること、
    を特徴とする請求項1に記載の作業能力評価装置。
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