JP6994934B2 - 運行難易度取得装置、運行難易度取得方法および運行難易度取得プログラム - Google Patents
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Description
荷物の運行を行う際に、クレームの多い荷主、長距離配送、輸送の難しい取扱品および道路事情の厳しい土地等については、運転技術や接客対応および丁寧さといった観点で高い技術を持つ運転手を割り付けなければ、運行が困難な場合がある。
本発明を包含する情報処理装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
(A)1カ月の拘束時間が原則293時間を超える場合は警告
(B)1カ月の拘束時間が320時間を超える場合はエラー
(C)1年間の拘束時間が3,516時間(293時間×12カ月)を超える場合はエラー
(D)1日の拘束時間が13時間を超える場合は警告
(E)1日の拘束時間が16時間を超える場合はエラー
(F)1日の休息時間が8時間未満の場合はエラー
(G)2日間の運転時間が1日あたり9時間を超える場合はエラー
(H)2週間の運転時間が1週間あたり44時間を超える場合はエラー
(I)連続運転時間が4時間を超える場合はエラー(運行指示データを作成する段階でチェック)
本項目では、背景等と処理の概要について説明する。
運送業界においては、同じ取引先および同じ区間で定期的に運行する「定期便」および都度受注を取って行う「特便」の2種類を組み合わせて、運行を行う会社が多い。
近年、運送業において、ドライバー不足に代表される人不足が深刻な問題となっている。人不足を解消するために、例えば、以下の2つの課題を解決することが求められている。
運送業界においては、一般的に、図2に示すように、配車システムを用いて、仕事(運行指示データ)に対して、適切な乗務員と車両を割り付ける。
本実施形態においては、仕事情報、乗務員情報および車両情報の3つの情報を考慮して、自動割付を行う。
仕事情報とは、定期便(定期的に同じルートの配送を行う契約をしている便)の運行難易度を含む定期便運行指示データ106bおよび特便(受注の都度配送が発生する便)の運行難易度を含む特便運行指示データ106dを合わせて作成される特便定期便運行指示データ106eのことを指し、当該作成された特便定期便運行指示データ106eが、割付用データ(すなわち割付対象)となる。
乗務員情報とは、乗務員の配送レベル(乗務員レベル)や乗務員の勤怠情報等を指す。
車両情報とは、車格情報や車検情報を指す。
本実施形態においては、以下の処理概要に示すとおりに、乗務員および車両の自動割付が行われる。
(1)乗務員が該当の仕事車格の免許を保持しているかのチェック(所持免許のチェック)。
(2)乗務員の勤務時間が法律で規定された時間を超えていないかのチェック(時間のチェック)。なお、当該法律で規定された時間は、月単位や日単位でマスタにて設定を行う。
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例について詳細に説明する。
本項目では、割付用データ(特便定期便運行指示データ106e)の作成について、図3を用いて説明する。
日付付加部102aは、ルートマスタ106aに、運行予定日付を付加することにより、定期便割付用元データ(定期便運行指示データ106b)を作成する。
一方で、図3に示すように、荷主からの依頼を受けた際に都度情報が入力されて、受注データ106cおよび特便割付用元データ(特便運行指示データ106d)が作成される。
割付用データ作成部102bは、図3に示すように、定期便割付用元データ(定期便運行指示データ106b)および特便割付用元データ(特便運行指示データ106d)を結合して、割付用データ(特便定期便運行指示データ106e)を作成する。当該された特便定期便運行指示データ106eを用いて、以下の[4-2]で説明する乗務員の割付および以下の[4-3]で説明する車両の割付を行うことができる。
以上、本項目[4-1]で説明したように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、定期便に対する割付と特便に対する割付の両方に使用可能な割付用データを作成することにより、定期便用の割付業務と特便用の割付業務を同時に行うことを可能とする。
本項目では、乗務員の割付について、図6の乗務員割付のフローチャートに沿って、図3および図4も参照しながら説明する。なお、本項目[4-2]で用いるデータおよびマスタにおけるデータ構成例は、図3および図4(乗務員割付マスタについては、乗務員割付マスタ106f1)に示すとおりであるとする。また、本項目[4-2]においては、特便定期便運行指示データ106eを、単に「運行指示データ106e」という。
まず、図4の乗務員割付マスタ106f1から、割付順が最小で未配車のレコードが取得され、当該取得したレコードから、難易度(仕事レベル)および乗務員レベルが取得される。具体的には、図4の乗務員割付マスタ106f1において、最小の割付順「1」を有するレコードが取得され、当該取得したレコードから、難易度「5」および乗務員レベル「5」が取得される(図6のステップS1)。
続いて、便取得部102cは、運行指示データ106eから、乗務員割付マスタ106f1に含まれる運行難易度識別データ(難易度)と紐付く便識別データの取得を行う。具体的には、便取得部102cは、図3の運行指示データ106eから、ステップS1で取得した難易度「5」と紐付く便識別データである「ルートC」を取得する(図6のステップS2)。
続いて、乗務員取得部102dは、乗務員マスタ106iから、乗務員割付マスタ106f1に含まれる乗務員レベル識別データ(乗務員レベル)と紐付く乗務員識別データ(乗務員コード)の取得を行う。具体的には、乗務員取得部102dは、図4の乗務員マスタ106iから、ステップS1で取得した乗務員レベル「5」と紐付く乗務員コードである「001」を取得する(図6のステップS3)。
続いて、以下の(4-1)~(4-3)に示すように、「乗務員コード001」で特定される乗務員が、「ルートC」で特定される運行便の運行に必要な運転免許を所持しているかのチェックを行う。
便取得部102cは、運行指示データ106eから、便取得部102cで取得した便識別データと紐付く車格条件識別データ(仕事車格)の取得を行う。具体的には、便取得部102cは、図4の運行指示データ106eから、(2)で取得した「ルートC」と紐付く仕事車格である「大型」を取得する。
乗務員取得部102dは、乗務員マスタ106iから、乗務員取得部102dで取得した乗務員識別データ(乗務員コード)と紐付く免許識別データ(所持免許)の取得を行う。具体的には、乗務員取得部102dは、図4の乗務員マスタ106iから、(3)で取得した「乗務員コード001」と紐付く所持免許である「大型車以上」を取得する。
乗務員割付部102eは、便取得部102cで取得した車格条件識別データ(仕事車格)で特定される車格の車両を、乗務員取得部102dで取得した免許識別データ(所持免許)で特定される免許によって運行可能である場合に、乗務員の割付を行う。具体的には、(4-1)で便取得部102cが取得した仕事車格「大型車」の車両は、(4-2)で乗務員取得部102dが取得した所持免許「大型車以上」によって運行可能であるため、乗務員割付部102eは、「ルートC」で特定される運行便に対して、「乗務員コード001」で特定される乗務員の割付を行うことができる(図6のステップS4:Yes)。
続いて、以下の(5-1)~(5-3)に示すように、「乗務員コード001」で特定される乗務員が、勤務時間に関する所定の条件を満たしているかのチェックを行う。
乗務員取得部102dは、乗務員マスタ106iから、乗務員取得部102dで取得した乗務員識別データ(乗務員コード)と紐付く出勤フラグの取得を行う。具体的には、乗務員取得部102dは、図4の乗務員マスタ106iから、(3)で取得した乗務員コード「001」と紐付く出勤フラグ「出勤可能区分(出勤)」を取得する。
勤怠時間取得部102fは、勤怠時間データ106kから、乗務員取得部102dで取得した乗務員識別データ(乗務員コード)と紐付く勤怠時間を取得する。具体的には、勤怠時間取得部102fは、図示しないが、乗務員コード「001」の日々の日報等に入力された勤怠時間を取得する。
乗務員割付部102eは、乗務員取得部102dで取得した出勤フラグが出勤可能区分であり、かつ、勤怠時間取得部102fで取得した勤怠時間が、勤怠条件データ106mに含まれる所定の条件を満たす場合、乗務員の割付を行う。具体的には、(5-1)で乗務員取得部102dが取得した出勤フラグは「出勤可能区分」である。また、(5-2)で勤怠時間取得部102fが取得した勤怠時間が、勤怠条件データ106mに含まれる以下の所定の条件(A)~(I)すべてを満たすものとする。この場合、乗務員割付部102eは、「ルートC」で特定される運行便に対して、「乗務員コード001」で特定される乗務員の割付を行うことができる(図6のステップS5:Yes)。
(A)1カ月の拘束時間が原則293時間を超えない
(B)1カ月の拘束時間が320時間を超えない
(C)1年間の拘束時間が3,516時間(293時間×12カ月)を超えない
(D)1日の拘束時間が13時間を超えない
(E)1日の拘束時間が16時間を超えない
(F)1日の休息時間が8時間未満ではない
(G)2日間の運転時間が1日あたり9時間を超えない
(H)2週間の運転時間が1週間あたり44時間を超えない
(I)連続運転時間が4時間を超えない
以上(1)~(5)で説明したように、チェックステップS4およびS5を経て、「ルートC」で特定される運行便に対する「乗務員コード001」で特定される乗務員の割付を確定させることができる。
乗務員取得部102dは、乗務員マスタ106iから、乗務員取得部102dで取得した乗務員識別データ(乗務員コード)と紐付く車両識別データ(担当車番)の取得を行う。具体的には、乗務員取得部102dは、図4の乗務員マスタ106iから、(3)で取得した乗務員コード「001」と紐付く担当車番「I」を取得する。担当車番を取得できたということは、乗務員コード「001」で特定される乗務員が担当車両を保持するため、図6のステップS7:Yesへと進む。
続いて、車格取得部102gは、車両マスタ106hから、乗務員取得部102dで取得した車両識別データ(車両コード)と紐付く車格識別データ(車格)の取得を行う。具体的には、車格取得部102gは、図4の車両マスタ106hから、(7)で取得した車両コード「I」と紐付く車格「大型」を取得する。
以上(1)~(8)で説明したように、「ルートC」で特定される運行便に対して、「乗務員コード001」で特定される乗務員および「車両コードI」で特定される車両の割付を行うことができる(図6のステップS9)。
便取得部102cおよび乗務員取得部102dは、より上位の乗務員割付順と紐付く乗務員割付マスタ106f1に含まれる運行難易度識別データ(難易度)および乗務員レベル識別データ(乗務員レベル)から順に取得処理を行うことが好ましい。このため、上記(1)~(9)においては、図4の乗務員割付マスタ106f1において割付順「1」を含む上から1番目のレコードを元に行われる乗務員割付についてのみ説明した。
以上、本項目[4-2]で説明したように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、運行便の難易度と乗務員のレベルを考慮して、運行便に対して適切な乗務員を自動で割り付けることができる。これにより、例えば、一部の配車担当者に業務負荷が集中することや、配車担当者が不在の場合に円滑な運行に支障が生じること等を防ぐことができる。
本項目では、車両の割付について、図7の車両割付のフローチャートに沿って、図3および図4も参照しながら説明する。なお、本項目[4-3]で用いるデータおよびマスタにおけるデータ構成例は、図3および図4に示すとおりであるとする。また、本項目[4-3]においては、特便定期便運行指示データ106eを、単に「運行指示データ106e」という。
運行便 車両 乗務員
受注A 未割付 003
受注B 未割付 002
ルートC I 001
まず、図4の車両割付マスタ106gから、割付順が最小で未配車のレコードが取得され、当該取得したレコードから、仕事車格および車格が取得される。具体的には、図4の車両割付マスタ106gにおいて、最小の割付順「1」を有するレコードが取得され、当該取得したレコードから、仕事車格「中型A」および車格「中型」が取得される(図7のステップS11)。
続いて、便取得部102cは、運行指示データ106eから、車両割付マスタ106gに含まれる車格条件識別データ(仕事車格)と紐付く便識別データの取得を行う。具体的には、便取得部102cは、図3の運行指示データ106eから、ステップS11で取得した仕事車格「中型A」と紐付く便識別データ「受注A」および「受注B」のうち、より受注番号が若い「受注A」を取得する(図7のステップS12)。
続いて、車両取得部102hは、車両マスタ106hから、車両割付マスタ106gに含まれる車格識別データ(車格)と紐付く車両識別データ(車両コード)の取得を行う。具体的には、図4の車両マスタ106hを参照すると、ステップS11で取得した車格「中型」と紐付く車両コードは「II」および「III」であり、このうち、より車両コードが若いのは、「II」であるため、車両コード「II」で特定される車両を取得することもできる。
乗務員取得部102dは、割付結果データ106jから、便取得部102cで取得した便識別データと紐付く乗務員識別データ(乗務員コード)の取得を行う。具体的には、乗務員取得部102dは、本項目[4-3]の冒頭で説明した未完成の割付結果データ106jから、(2)で取得した「受注A」と紐付く「乗務員コード003」を取得する。
続いて、以下の(4-1)~(4-3)に示すように、「受注A」で特定される運行便の運行予定日付が、「車両コードIII」で特定される車両の車検期限日以前であるかのチェックを行う。
便取得部102cは、運行指示データ106eから、便取得部102cで取得した便識別データと紐付く運行予定日付の取得を行う。具体的には、便取得部102cは、図4の運行指示データ106eから、(2)で取得した「受注A」と紐付く運行予定日付「2017/8/17」を取得する。
車両取得部102hは、車両マスタ106hから、車両取得部102hで取得した車両識別データ(車両コード)と紐付く車検期限日の取得を行う。具体的には、車両取得部102hは、図4の車両マスタ106hから、(3)´で取得した「車両コードIII」と紐付く車検期限日「2019/1/15」を取得する。
車両割付部102iは、便取得部102cで取得した運行予定日付が、車両取得部102hで取得した車検期限日以前である場合に、車両の割付を行う。具体的には、(4-1)で便取得部102cが取得した運行予定日付「2017/8/17」は、(4-2)で車両取得部102hが取得した車検期限日「2019/1/15」以前であるため、車両割付部102iは、「受注A」で特定される便に対して、「車両コードIII」で特定される車両の割付を行うことができる(図17のステップS14:Yes)。
以上、(1)~(4)で説明したように、チェックステップS14を経て、「受注A」で特定される運行便に対する「車両コードIII」で特定される車両の割付を確定させることができる。
便取得部102cおよび車両取得部102hは、より上位の車両割付順と紐付く車両割付マスタ106gに含まれる車格条件識別データ(仕事車格)および車格識別データ(車格)から順に取得処理を行うことが好ましい。このため、上記(1)~(5)においては、図4の車両割付マスタ106gにおいて割付順「1」を含む上から1番目のレコードを元に行われる車両割付についてのみ説明した。
以上、本項目[4-3]で説明したように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、運行に必要な車格と車両の車格とを考慮して、運行便に対して適切な車両を自動で割り付けることができる。これにより、例えば、配車担当者に業務負荷が集中することや、配車担当者が不在の場合に円滑な運行に支障が生じること等を防ぐことができる。
本項目では、運行難易度の取得について、図8~図12を用いて説明する。なお、本項目[4-4]で用いるマスタにおけるデータ構成例は、図8に示すとおりであるとする。運行難易度取得の概要としては、図9に示すように、オーダー入力の画面上で具体的データが指定された状態で「難易度算出」のボタンが選択されると、以下の(1)~(4)の処理が実行されることにより運行難易度が取得される。取得された運行難易度は、図12に示すように、オーダー入力の画面上に表示される。
具体難易度取得部102kは、具体難易度マスタから、指定された具体的データと紐付く具体難易度ランク(集配ランク)を取得する。
得点取得部102mは、集配ランク得点マスタ106sから、前記指定された具体的データに対応する要素識別データ(評点分類)および具体難易度取得部102kで取得した具体難易度ランク(集配ランク)の組合せに対応する得点を取得する。
得点比率算出部102pは、得点取得部102mで取得した得点の合計値に100を乗じた値を集配ランク得点マスタ106sに含まれる基準総得点で割ることにより、得点比率を算出する。
運行難易度取得部102nは、難易度マスタ106tから、得点取得部102mで取得した得点に基づいて算出した得点比率に対応する運行難易度識別データ(難易度)を取得する。
以上(1)~(4)では、図9に示す具体的データが指定された場合における運行難易度の取得について説明したが、本実施形態においては、具体的データとして極めて重要なものが指定された場合には、最も高い運行難易度が必ず取得されるようにすることもできる。当該取得を行うためには、集配ランク得点マスタ106sに含まれる少なくとも1つの得点(極めて重要な具体的データに対応する得点)が、集配ランク得点マスタ106sに含まれる基準総得点以上であればよい。
以上、(1)~(5)で説明した処理については、以下の留意事項1~5が存在する。
以上説明した[4-1]~[4-4]の内容については、適宜組み合わせて使用することが可能である。例えば、[4-1]~[4-4]のすべての内容を組み合わせた場合、特便定期便運行指示データ106eを自動作成し([4-1]の内容)、当該自動作成した特便定期便運行指示データ106eを用いて乗務員の自動割付([4-2]の内容)および車両の自動割付([4-3]の内容)を行い、更に、乗務員の割付の際に用いる特便定期便運行指示データ106eに含まれる運行難易度を自動取得する([4-4]の内容)ことができる。
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
102 制御部
102a 日付付加部
102b 割付用データ作成部
102c 便取得部
102d 乗務員取得部
102e 乗務員割付部
102f 勤怠時間取得部
102g 車格取得部
102h 車両取得部
102i 車両割付部
102j 傭車フラグ取得部
102k 具体難易度取得部
102m 得点取得部
102n 運行難易度取得部
102p 得点比率算出部
102q 運行難易度表示部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a ルートマスタ
106b 定期便運行指示データ
106c 受注データ
106d 特便運行指示データ
106e 特便定期便運行指示データ
106f 乗務員割付マスタ
106g 車両割付マスタ
106h 車両マスタ
106i 乗務員マスタ
106j 割付結果データ
106k 勤怠時間データ
106m 勤怠条件データ
106n 荷主マスタ
106p 発着地マスタ
106q 品名マスタ
106r 距離別集配ランクマスタ
106s 集配ランク得点マスタ
106t 難易度マスタ
106u 要素マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
Claims (6)
- 制御部および記憶部を備える運行難易度取得装置であって、
前記記憶部には、
運行の難易度を決定する要素における具体的データと当該具体的データに対応するランクであって運行の難易度を表す具体難易度ランクとを含む具体難易度マスタと、
前記要素を識別するための要素識別データと具体難易度ランクと当該要素識別データおよび当該具体難易度ランクの組合せに対応する得点とを含む得点マスタと、
運行の難易度を識別するための運行難易度識別データとこれに対応する得点比率とを含む運行難易度マスタと、
が格納されており、
前記制御部は、
前記具体難易度マスタから、指定された具体的データと紐付く具体難易度ランクを取得する具体難易度取得手段と、
前記得点マスタから、前記指定された具体的データに対応する前記要素識別データおよび前記具体難易度取得手段で取得した前記具体難易度ランクの組合せに対応する前記得点を取得する得点取得手段と、
前記運行難易度マスタから、前記得点取得手段で取得した前記得点に基づいて算出した得点比率に対応する運行難易度識別データを取得する運行難易度取得手段と、
を備えること、
を特徴とする運行難易度取得装置。 - 前記具体難易度マスタが、荷主マスタ、発着地マスタ、品名マスタおよび距離マスタであり、
前記荷主マスタが、荷主を識別するための具体的データである荷主識別データと当該荷主識別データに対応する具体難易度ランクとを含み、
前記発着地マスタが、運行の発地および着地を識別するための具体的データである発着地識別データと当該発着地識別データに対応する具体難易度ランクとを含み、
前記品名マスタが、運行の対象となる品名を識別するための具体的データである品名識別データと当該品名識別データに対応する具体難易度ランクとを含み、
前記距離マスタが、運行距離を識別するための具体的データである距離識別データと当該距離識別データに対応する具体難易度ランクとを含むこと、
を特徴とする請求項1に記載の運行難易度取得装置。 - 前記得点マスタは、前記得点比率の算出に用いる基準総得点を更に含み、
前記制御部は、
前記得点取得手段で取得した前記得点の合計値に100を乗じた値を前記得点マスタに含まれる前記基準総得点で割ることにより、前記得点比率を算出する得点比率算出手段
を更に備えること、
を特徴とする請求項1または2に記載の運行難易度取得装置。 - 前記得点マスタに含まれる少なくとも1つの前記得点が、前記得点マスタに含まれる前記基準総得点以上であること、
を特徴とする請求項3に記載の運行難易度取得装置。 - 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される運行難易度取得方法であって、
前記記憶部には、
運行の難易度を決定する要素における具体的データと当該具体的データに対応するランクであって運行の難易度を表す具体難易度ランクとを含む具体難易度マスタと、
前記要素を識別するための要素識別データと具体難易度ランクと当該要素識別データおよび当該具体難易度ランクの組合せに対応する得点とを含む得点マスタと、
運行の難易度を識別するための運行難易度識別データとこれに対応する得点比率とを含む運行難易度マスタと、
が格納されており、
前記制御部で実行される、
前記具体難易度マスタから、指定された具体的データと紐付く具体難易度ランクを取得する具体難易度取得ステップと、
前記得点マスタから、前記指定された具体的データに対応する前記要素識別データおよび前記具体難易度取得ステップで取得した前記具体難易度ランクの組合せに対応する前記得点を取得する得点取得ステップと、
前記運行難易度マスタから、前記得点取得ステップで取得した前記得点に基づいて算出した得点比率に対応する運行難易度識別データを取得する運行難易度取得ステップと、
を含むこと、
を特徴とする運行難易度取得方法。 - 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための運行難易度取得プログラムであって、
前記記憶部には、
運行の難易度を決定する要素における具体的データと当該具体的データに対応するランクであって運行の難易度を表す具体難易度ランクとを含む具体難易度マスタと、
前記要素を識別するための要素識別データと具体難易度ランクと当該要素識別データおよび当該具体難易度ランクの組合せに対応する得点とを含む得点マスタと、
運行の難易度を識別するための運行難易度識別データとこれに対応する得点比率とを含む運行難易度マスタと、
が格納されており、
前記制御部に実行させるための、
前記具体難易度マスタから、指定された具体的データと紐付く具体難易度ランクを取得する具体難易度取得ステップと、
前記得点マスタから、前記指定された具体的データに対応する前記要素識別データおよび前記具体難易度取得ステップで取得した前記具体難易度ランクの組合せに対応する前記得点を取得する得点取得ステップと、
前記運行難易度マスタから、前記得点取得ステップで取得した前記得点に基づいて算出した得点比率に対応する運行難易度識別データを取得する運行難易度取得ステップと、
を含むこと、
を特徴とする運行難易度取得プログラム。
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