JP2018025954A - 情報処理装置、行動支援プログラムおよび行動支援方法 - Google Patents

情報処理装置、行動支援プログラムおよび行動支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークフローにおける作業実施者の負担を軽減する。
【解決手段】行動支援装置1は、履歴登録部12と、省略判定部13と、調停部14とを備える。履歴登録部12は、ワークフローにおいて過去に実施された実施済みのタスクの実施情報を実施履歴DB21に登録する。省略判定部13は、実施予定のタスクの内容を示すタスク情報と、実施履歴DB21に登録された一又は複数の実施情報とに基づき、実施予定のタスクの省略可否を判定する。調停部14は、省略判定部13によって省略可能と判定されたタスクを省略する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、行動支援プログラムおよび行動支援方法に関する。
従来、企業等では、業務の効率化を図るためにワークフローシステムが活用されている。ワークフローシステムとは、業務における一連の作業の流れをワークフローとして定義し、定義されたワークフローに従って、作業者に通知をしたりデータの回覧を行ったりすることで、業務の遂行を支援するシステムである。
例えば、作業者によって「スキップ」ボタンが選択された場合に、ワークフローにおける一部の作業を省略して処理を先に進めるワークフローシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−177608号公報
しかしながら、上述した従来技術では、作業を省略するか否かの判断や作業を省略するための操作を作業者自身に行わせることとしているため、上記の判断および操作を行うことが作業者にとって負担となるおそれがある。すなわち、従来技術には、ワークフローにおける作業実施者の負担を軽減するという点で更なる改善の余地がある。
1つの側面では、ワークフローにおける作業実施者の負担を軽減することを目的とする。
本願の開示する情報処理装置は、履歴登録部と、省略判定部と、調停部とを備える。履歴登録部は、ワークフローにおいて過去に実施された実施済みのタスクの実施情報を履歴記憶部に記憶させる。省略判定部は、実施予定のタスクの内容を示すタスク情報と、履歴記憶部に記憶された一又は複数の実施情報とに基づき、実施予定のタスクの省略可否を判定する。調停部は、省略判定部によって省略可能と判定されたタスクを省略する。
1つの態様によれば、ワークフローにおける作業実施者の負担を軽減することができる。
図1は、実施例1に係る行動支援システムの構成を示す図である。 図2は、実施例1に係るワークフローデータの一例を示す図である。 図3は、実施例1に係る行動支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、実施例1に係る表示部の表示例を示す図である。 図5は、実施例1に係るフィードバック情報の一例を示す図である。 図6は、実施例1に係る実施履歴DBのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、実施例1に係るタスク情報の一例を示す図である。 図8は、実施例1に係る表示部の表示例を示す図である。 図9は、実施例1に係る調停処理のフローチャートを示す図である。 図10は、実施例1に係る省略判定処理のフローチャートを示す図である。 図11は、実施例1に係る履歴登録処理のフローチャートを示す図である。 図12は、実施例2に係る省略判定処理の一例を示す図である。 図13は、実施例2に係る行動支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 図14は、実施例2に係るリソースDBのデータ構造の一例を示す図である。 図15は、実施例2に係るタスク情報の一例を示す図である。 図16は、実施例2に係る省略判定処理のフローチャートを示す図である。 図17は、実施例3に係る省略判定処理の一例を示す図である。 図18は、実施例3に係る行動支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 図19は、実施例3に係るユーザDBのデータ構造の一例を示す図である。 図20は、実施例3に係る抽出処理の一例を示す図である。 図21は、実施例3に係る抽出処理の一例を示す図である。 図22は、実施例3に係る省略判定処理のフローチャートを示す図である。 図23は、実施例4に係る行動支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 図24は、実施例4に係る表示部の表示例を示す図である。 図25は、実施例4に係る表示部の表示例を示す図である。 図26は、実施例4に係る否決情報の一例を示す図である。 図27は、実施例4に係る否決情報送信処理のフローチャートを示す図である。 図28は、実施例4に係る否決入力処理のフローチャートを示す図である。 図29は、行動支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する情報処理装置、行動支援プログラムおよび行動支援方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[行動支援システム]
図1は、実施例1に係る行動支援システムの構成を示す図である。また、図2は、実施例1に係るワークフローデータの一例を示す図である。
図1に示すように、行動支援システム100は、行動支援装置1と、複数のユーザインタフェース装置3とを含む。
行動支援装置1は、例えば、サーバ等の情報処理装置であり、ネットワークNを介して複数のユーザインタフェース装置3と接続する。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
ユーザインタフェース装置3は、例えば、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末である。ユーザインタフェース装置3は、無線LAN(Local Area Network)、3G(Generation)、4G(Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の無線通信を用いてネットワークNに接続し、ネットワークN経由で行動支援装置1に接続する。
なお、ユーザインタフェース装置3は、携帯端末に限らず、ノート型あるいはデスクトップ型のパソコン(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。ユーザインタフェース装置3は、端末装置の一例に相当する。
行動支援装置1は、ワークフローデータを記憶する。ワークフローデータは、図2に示すように、ワークフローに含まれる複数のタスクの実施順序を定義した情報である。そして、ワークフローデータは、少なくとも、ワークフローを識別するフローIDと、複数のタスクの各々を識別する複数のタスクIDと、各タスクの実施順序を示す順序情報とを含む。
行動支援装置1は、かかるワークフローデータに基づき、一又は複数のユーザインタフェース装置3に対してタスクの配信を行うことで、ユーザインタフェース装置3のユーザによるタスクの遂行を支援する。
ところで、ワークフローには、実施しなくてもよい無駄なタスクが発生する場合がある。例えば、出社時に事務所の鍵を取りに行くタスクが存在し、このタスクの実施予定者として事務所に所属する全てのユーザが登録されているとする。この場合、各ユーザが出社するごとに、各ユーザに対して鍵を取りに行くタスクが発生することとなる。
しかしながら、鍵を取りに行くというタスクは、実際には誰か一人が遂行すればよいものである。このため、例えば最初に出社したユーザが鍵を取りに行くタスクを遂行した場合、後に出社したユーザはこのタスクを実施する必要がなくなる。すなわち、後に出社したユーザにとって、鍵を取りに行くというタスクは無駄なタスクとなる。このような場合にまで、後に出社したユーザに対して鍵を取りに行くタスクを配信することとすると、却って業務遂行の妨げとなるおそれがある。
従来技術では、ユーザが不要と判断したタスクをユーザによる操作に従って省略することが提案されている。しかしながら、タスクを省略するか否かの判断や省略のための操作をユーザ自身が行うため、上記の判断および操作がユーザの負担となるおそれがある。また、省略すべきでないタスクを誤って省略してしまうような人為的なミスが生じるおそれもある。
そこで、行動支援装置1は、過去に実施されたタスクの実施情報を各ユーザインタフェース装置3から収集して蓄積し、蓄積した実施情報に基づき、実施予定のタスクの省略可否を判定することとした。そして、行動支援装置1は、省略可能と判定したタスクの配信を省略することとした。
これにより、ユーザに負担を掛けることなく、ユーザインタフェース装置3への不要なタスクの配信を省略することができる。このように、行動支援装置1によれば、ワークフローにおける作業実施者の負担を軽減することができる。
なお、本明細書において「タスク」とは、ワークフローにおいて実施すべき作業の一単位を示す。タスクは、人が行う行為全般を含み得る用語として使用され、業務上の作業に限定されず、プライベートでの旅行や会食等の行為も含み得る。また、複数の行為の間の休息や、次の行為を実行するために特定の場所へ移動する行為等も、全て「タスク」に含めることができる。「実施予定のタスク」とは、実施中のワークフローに含まれるタスクのうち、ユーザインタフェース装置3に未だ配信されていないタスクを意味する。
「タスク情報」は、タスクの内容を規定する情報であり、具体的な作業の内容や、タスクの実施予定者、タスクの実施に要する時間、タスクの実施場所、タスクの実施に用いられるツールなど、そのタスクに関連する情報が含まれ得る。なお、「タスク情報」には、タスクの実施予定日時および終了予定日時を規定しているものも規定していないものも含まれ得る。
「配信スケジュール」とは、一又は複数のタスクについて、タスクの配信先となるユーザや配信日時等を規定した情報である。「タスクの配信」とは、タスク情報に含まれる情報やその他のそのタスクに関する情報をユーザインタフェース装置3に送信することを意味する。「調停」とは、タスクの省略を行うことを意味する。
[実施例1に係る行動支援装置の構成]
次に、実施例1に係る行動支援装置1の構成について図3を参照して説明する。図3は、実施例1に係る行動支援装置1の構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、行動支援装置1は、フィードバック受信部11と、履歴登録部12と、省略判定部13と、調停部14と、配信部15とを備える。また、行動支援装置1は、実施履歴DB(database)21と、ワークフローDB(database)22とを備える。実施履歴DB21およびワークフローDB22は、図示しない記憶部に記憶される。記憶部は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性の半導体メモリ素子等の記憶装置に対応する。
ユーザインタフェース装置3は、実行部31と、表示部32と、操作部33とを備える。表示部32は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイであり、各種情報を表示する。ここでは、表示部32がタッチパネル式のディスプレイであるものとするが、表示部32は、必ずしもタッチパネル式であることを要しない。また、操作部33は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。ここでは、操作部33がタッチパネルであり、表示部32と一体に構成されるものとするが、操作部33は、キーボードやマウス等によって実現されてもよい。
ユーザインタフェース装置3の実行部31は、行動支援装置1から配信される情報に基づき、実施予定のタスクに関する情報を表示部32に表示させる。図4は、実施例1に係る表示部の表示例を示す図である。
図4に示すように、ユーザインタフェース装置3の表示部32には、例えば、ユーザがこれから実施すべきタスクの内容を示すテキスト情報5aが表示される。図4に示す場合には、テキスト情報5aとして「警備室から鍵を入手して部屋を開ける」が表示される。これにより、ユーザは、自分がこれから行うべき作業を視覚的に把握することができる。
また、表示部32には、開始ボタン5bおよび完了ボタン5c等のボタンが表示される。実行部31は、これらのボタン5b,5cのうち何れかのボタンが選択された場合に、選択されたボタンに応じたフィードバック情報を生成して行動支援装置1へ送信する。
図5は、実施例1に係るフィードバック情報の一例を示す図である。図5に示すように、フィードバック情報には、「フローID」項目と、「タスクID」項目と、「状態」項目と、「実施者ID」項目と、「日時」項目と、「実施ログ」項目とを含む。
「フローID」項目には、ワークフローを識別するフローIDが格納される。「タスクID」項目には、タスクを識別するタスクIDが格納される。「状態」項目には、タスクの状態に関する情報が格納される。具体的には、「状態」項目には、ユーザにより選択されたボタンに対応する情報が格納される。例えば、ユーザによって完了ボタン5cが選択された場合には、「状態」項目に「完了」が格納され、開始ボタン5bが選択された場合には、「状態」項目に「開始」が格納される。
「実施者ID」項目には、タスクを実施したユーザを識別するユーザIDが格納される。「日時」項目には、例えば、ユーザによって開始ボタン5bや完了ボタン5c等が選択された日時が格納される。「日時」項目に格納される情報は、「状態」項目に「完了」が格納されている場合には、タスクの実施完了日時を示し、「状態」項目に「開始」が格納されている場合には、タスクの実施開始日時を示す。「実施ログ」項目には、タスクの実施に関する情報が格納される。例えば、「状態」項目に「完了」が格納されている場合、「実施ログ」項目には、そのタスクにおいて取得したデータ等が格納され得る。
例えば、図5に示すフィードバック情報は、フローID「1」のワークフローにおけるタスクID「2」のタスクが、ユーザID「A」のユーザによって「2015年12月23日 7時00分」に完了されたことを示している。
図3に戻り、行動支援装置1のフィードバック受信部11は、ユーザインタフェース装置3から受信したフィードバック情報を履歴登録部12および調停部14に渡す。
履歴登録部12は、フィードバック受信部11からフィードバック情報を受け取ると、受け取ったフィードバック情報の「状態」項目に「完了」が格納されているか否かを判定する。そして、履歴登録部12は、「完了」が格納されている場合に、受け取ったフィードバック情報から実施情報を生成して実施履歴DB21に登録する。
図6は、実施例1に係る実施履歴DBのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、実施履歴DB21には、複数のユーザによって過去に実施が完了されたタスクの情報が実施情報として蓄積される。
実施情報には、「フローID」項目と、「タスクID」項目と、「実施者ID」項目と、「実施完了日時」項目と、「実施ログ」項目とが含まれる。このうち、「フローID」項目、「タスクID」項目、「実施者ID」項目および「実施ログ」項目は、フィードバック情報における「フローID」項目、「タスクID」項目、「実施者ID」項目および「実施ログ」項目に対応する。また、「実施完了日時」項目は、フィードバック情報における「日時」項目に対応する。
図3に戻り、省略判定部13は、調停部14からの省略判定要求に応じて、実施予定のタスクの省略可否を判定する。
調停部14から送信される省略判定要求には、実施予定のタスクのタスク情報が含まれる。ここで、タスク情報の内容について図7を参照して説明する。図7は、実施例1に係るタスク情報の一例を示す図である。
図7に示すように、タスク情報は、「フローID」項目、「タスクID」項目、「タスク内容」項目、「実施者ID」項目および「メタデータ」項目等を含む情報である。「フローID」項目には、フローIDが格納される。「タスクID」項目には、タスクIDが格納される。「タスク内容」項目には、タスクの内容を示すテキストデータが格納される。「実施者ID」項目には、タスクの実施予定者を識別するユーザIDが格納される。「メタデータ」項目には、タスク情報に含まれるデータが格納される。
例えば、図7に示す例では、フローID「1」のワークフローにおけるタスクID「2」のタスクの内容が、「警備室から鍵を入手して部屋を開ける」であり、その実施予定者がユーザID「B」によって識別されるユーザであることを示している。
メタデータには、省略判定処理に用いられる省略条件が埋め込まれている。例えば、図7に示すタスク情報には、メタデータの中に「1日に1回の間隔で、1人だけ実施すること」を意味する省略条件が埋め込まれている。なお、省略条件である実施間隔や実施人数は、上記の例に限らず任意に設定可能である。メタデータには、省略条件の他、例えばユーザインタフェース装置3に表示させる画像データやテキストデータ等が含まれる。
タスク情報は、図7に示した項目以外にも、例えば、実施予定者のユーザ名や、タスクの実施予定日時、終了予定日時等が含まれ得る。
省略判定部13は、調停部14から省略判定要求を受信すると、受信した省略判定要求に含まれるタスク情報と、実施履歴DB21に記憶された実施情報とに基づいて省略判定処理を行う。
具体的には、省略判定部13は、タスク情報からフローID、タスクIDおよび省略条件を抽出する。例えば、省略判定部13は、図7に示すタスク情報からフローID「1」、タスクID「2」および省略条件「1日に1回の間隔で、1人だけ実施すること」を抽出する。
つづいて、省略判定部13は、抽出したフローIDおよびタスクIDをキーに実施履歴DB21を検索することにより、同一のフローIDおよびタスクIDを含む実施情報を抽出する。例えば、省略判定部13は、図6に示す実施履歴DB21から、フローID「1」およびタスクID「2」を含む実施情報として、実施者ID「C」および実施完了日時「2015/12/20 8:00」を含む実施情報と、実施者ID「A」および実施完了日時「2015/12/23 7:00」を含む実施情報とを抽出する。
そして、省略判定部13は、抽出した実施情報によって省略条件が満たされるか否かを判定する。例えば、現在の日付が「2015年12月23日」である場合、抽出した実施情報に同一の日付を含むものが存在することから、「1日に1回の間隔で、1人だけ実施すること」という省略条件を満たすこととなる。したがって、省略判定部13は、フローID「1」のワークフローにおけるタスクID「2」のタスクを省略可能と判定する。省略判定部13は、判定結果を調停部14へ渡す。
調停部14は、ワークフローDB22に登録された何れかのワークフローが開始条件を満たした場合に、そのワークフローに含まれる複数のタスクの実施の可否を決定する。
調停部14は、実施予定のタスクのタスク情報をワークフローDB22から取り出し、取り出したタスク情報を含む省略判定要求を生成して省略判定部13へ送信する。そして、調停部14は、省略判定部13から省略判定処理の判定結果を受け取ると、受け取った判定結果を加味してタスクの実施可否を決定する。
具体的には、調停部14は、省略判定部13によって省略可能と判定されたタスクを省略する。これにより、省略判定部13によって省略可能と判定されたタスクは、ユーザインタフェース装置3への配信対象から除外される。
なお、調停部14は、タスクの実施予定をフィードバック受信部11から入力されるフィードバック情報に応じて事後的に変更することも可能である。例えば、調停部14は、あるタスクが完了したことを示すフィードバック情報を受信した場合に、次のタスクの実施予定日時を早めてもよい。
つづいて、調停部14は、配信部15にタスクの配信を行わせる。
例えば、調停部14は、配信スケジュールと、実施予定のタスクのタスク情報とを配信部15へ渡し、配信部15は、配信スケジュールに従ってタスクの配信を行う。この場合、配信部15は、あるタスクの実施予定日時が到来した場合に、そのタスクのタスク情報のうち例えばタスク内容とメタデータとを含む配信情報を、そのタスク情報に含まれる実施者IDに対応するユーザインタフェース装置3に送信する。なお、図示しない記憶部には、ユーザインタフェース装置3を識別する端末IDとユーザIDとを関連づけた情報が記憶されており、配信部15は、かかる情報に基づき、実施者IDに対応するユーザインタフェース装置3を特定する。
なお、調停部14は、タスクの実施予定日時が到来するごとに、そのタスクの配信情報を配信部15へ渡し、配信部15は、調停部14から配信情報を受け取るごとに、受け取った配信情報をユーザインタフェース装置3へ送信するようにしてもよい。また、ここでは、タスク情報から生成した配信情報をユーザインタフェース装置3へ送信することとしたが、配信部15は、タスク情報そのものをユーザインタフェース装置3に送信してもよい。
調停部14は、省略したタスクが存在する場合には、省略したタスクの次に実施されるタスクについての配信情報に、前のタスクが省略されたことを示す省略情報を付加したものを配信部15からユーザインタフェース装置3へ配信させてもよい。
図8は、実施例1に係る表示部の表示例を示す図である。図8に示すように、表示部32には、フローID「1」のワークフローにおけるタスクID「3」のタスクについてのタスク情報として「在室表の自分の欄を『在室』にする」旨のテキスト情報5aが表示される。さらに、表示部32には、省略情報5dとして「前のタスクは省略されました。」とのテキスト情報も表示される。これにより、ユーザは、前のタスクが省略されたことを明確に認識することができる。
[実施例1に係る調停処理のフローチャート]
次に、調停部14が実行する調停処理の具体的な手順について図9を参照して説明する。図9は、実施例1に係る調停処理のフローチャートを示す図である。
図9に示すように、調停部14は、実施予定のタスクの中から1つを選択し(ステップS101)、選択したタスクのタスク情報を含んだ省略判定要求を生成して省略判定部13へ送信する(ステップS102)。
つづいて、調停部14は、省略判定部13から受信した判定結果に含まれる省略フラグが「true」であるか否かを判定する(ステップS103)。この判定において、省略フラグが「true」でない場合(ステップS103,No)、すなわち、省略判定部13によって省略不可と判定された場合、調停部14は、選択したタスクについて実施予定日時の割当等を行う(ステップS104)。
一方、ステップS103において省略フラグが「true」であると判定した場合(ステップS103,Yes)、すなわち、省略判定部13によって省略可能と判定された場合、調停部14は、図示しない記憶部に省略結果を記憶させる(ステップS105)。省略結果には、省略されたタスクを特定する情報として、例えば、フローID、タスクID、実施者ID等の情報が含まれる。調停部14は、この省略結果に基づき、省略されたタスクの次に実施されるタスクを特定し、特定したタスクの配信情報に省略情報を付加して配信部15からユーザインタフェース装置3へ配信させる。
ステップS105またはステップS104の処理を終えると、調停部14は、未選択のタスクが存在するか否かを判定する(ステップS106)。例えば、ワークフローに含まれる全てのタスクが対象である場合には、ワークフローに含まれる全てのタスクについて処理を行ったか否かを判定する。この判定において、未選択のタスクが存在する場合(ステップS106,Yes)、調停部14は、処理をステップS101へ戻し、ステップS101からの処理を繰り返す。一方、ステップS106において、未選択のタスクが存在しない場合(ステップS106,No)、調停部14は、調停処理を終える。
[実施例1に係る省略判定処理のフローチャート]
次に、省略判定部13が実行する省略判定処理の具体的な手順について図10を参照して説明する。図10は、実施例1に係る省略判定処理のフローチャートを示す図である。なお、図10に示すフローチャートは、省略判定部13が調停部14から省略判定要求を受信することにより開始される。
図10に示すように、省略判定部13は、調停部14から省略判定要求を受信すると、受信した省略判定要求に含まれるタスク情報からフローID、タスクIDおよび省略条件を抽出する(ステップS201)。つづいて、省略判定部13は、抽出したフローIDおよびタスクIDの組合せと同一の組合せのフローIDおよびタスクIDを含む実施情報を実施履歴DB21から抽出する(ステップS202)。
つづいて、省略判定部13は、ステップS202において抽出した一又は複数の実施情報によって、ステップS201で抽出した省略条件が満たされるか否かを判定する(ステップS203)。この判定において、省略条件が満たされると判定した場合(ステップS203,Yes)、省略判定部13は、省略フラグ「true」を含む判定結果を調停部14へ送信し(ステップS204)、省略判定処理を終える。一方、省略条件が満たされない場合(ステップS203,No)、省略判定部13は、省略フラグ「false」を含む判定結果を調停部14へ送信し(ステップS205)、省略判定処理を終える。
[実施例1に係る履歴登録処理のフローチャート]
次に、履歴登録部12が実行する履歴登録処理の具体的な手順について図11を参照して説明する。図11は、実施例1に係る履歴登録処理のフローチャートを示す図である。
図11に示すように、履歴登録部12は、フィードバック受信部11からフィードバック情報を取得すると(ステップS301)、取得したフィードバック情報に含まれる「状態」項目が「完了」であるか否かを判定する(ステップS302)。この判定において、「状態」項目が「完了」であると判定した場合(ステップS302,Yes)、履歴登録部12は、取得したフィードバック情報から実施情報を生成して実施履歴DB21に記憶させて(ステップS303)、履歴登録処理を終える。一方、ステップS302において、「状態」項目が「完了」でない場合(ステップS302,No)、履歴登録部12は、ステップS303の処理を行うことなく履歴登録処理を終える。
ところで、調停処理(図9参照)および省略判定処理(図10参照)の実行タイミングは、特に限定されるものではない。例えば、調停部14は、ワークフローの開始時、すなわち、ワークフローにおける最初のタスクを配信する前に調停処理を実行してもよい。この場合、省略判定部13は、ワークフローに含まれる全てのタスクについての省略判定処理を最初のタスクの配信前に実行することになる。
また、省略判定部13は、各タスクの実施前に、そのタスクについての省略判定処理を再度実行することとしてもよい。この場合、調停部14は、各タスクについての省略判定要求をそのタスクの1つ前のタスクの実施中または実施完了後であって、かつ、そのタスクの実施前に省略判定部13へ再度送信する。これにより、省略判定部13は、そのタスクの実施直前までに蓄積された実施情報に基づいて省略判定処理を行うことができるため、より適切な省略判定を行うことができる。
また、省略判定部13は、各タスクについての省略判定処理をそのタスクの実施中に再度行うようにしてもよい。
例えば、あるタスクのタスク情報に複数の実施者IDが含まれる場合、そのタスクは複数のユーザに同時に配信されることとなる。この場合、誰か一人が実施すれば良いタスクであったとしても、複数のユーザがそのタスクを実施してしまうおそれがある。
そこで、省略判定部13は、タスクの実施中にそのタスクについての省略判定処理を例えば定期的に実行し、省略可能と判定した場合、すなわち、誰か一人がそのタスクを完了させた場合に、調停部14に残りのユーザのタスクをキャンセルさせてもよい。
例えば、省略判定部13は、あるタスクのタスク情報に、所定期間内における実施人数または実施回数を規定する省略条件と複数の実施者IDとが含まれる場合、このタスクの配信後、このタスクについての省略判定処理を繰り返し行う。そして、省略判定部13によってこのタスクが省略可能と判定された場合、例えば、誰か一人がこのタスクを完了させることによって省略条件が満たされた場合、調停部14は、このタスクのキャンセル指示を配信部15からユーザインタフェース装置3へ送信させる。キャンセル指示は、このタスクを完了させたユーザ以外のユーザのユーザインタフェース装置3へ送信される。ユーザインタフェース装置3の実行部31は、キャンセル指示を受け取ると、現在実施中のタスクを完了させる。これにより、実施する必要のないタスクをユーザが実施してしまうことを防止することができる。
また、上記の例において、調停部14は、例えば誰か一人がタスクを開始させた場合に、残りのユーザのユーザインタフェース装置3に配信部15経由で待機指示を配信してもよい。ユーザインタフェース装置3の実行部31は、待機指示を受け取ると、待機を促す情報を表示部32に表示させる。これにより、そのタスクを最も早く開始したユーザにそのタスクを実施させつつ、それ以外のユーザにはそのタスクを実施させないようにすることができる。なお、調停部14は、「状態」項目に「開始」が格納されたフィードバック情報をフィードバック受信部11経由で取得した場合に、誰か一人がそのタスクを開始させたと判定することができる。
[実施例1の効果]
実施例1に係る行動支援装置1(情報処理装置の一例)は、履歴登録部12と、省略判定部13と、調停部14とを備える。履歴登録部12は、ワークフローにおいて過去に実施された実施済みのタスクの実施情報を記憶部(履歴記憶部の一例)の実施履歴DB21に登録する。省略判定部13は、実施予定のタスクの内容を示すタスク情報と、実施履歴DB21に登録された一又は複数の実施情報とに基づき、実施予定のタスクの省略可否を判定する。調停部14は、省略判定部13によって省略可能と判定されたタスクを省略する。かかる構成によれば、ワークフローにおける作業実施者の負担を軽減することができる。
また、実施例1に係る履歴登録部12は、実施済みのタスクの実施完了日時(実施完了日の一例)をさらに含む実施情報を記憶部(履歴記憶部の一例)の実施履歴DB21に登録する。また、実施例1に係る省略判定部13は、実施予定のタスクの省略条件として、所定期間内における実施回数をタスク情報から抽出し、一又は複数の実施情報に基づき、実施予定のタスクと同一のタスクの所定期間内における過去の実施回数が省略条件に規定される実施回数に達していると判定した場合に、実施予定のタスクを省略可能と判定する。かかる構成によれば、例えば、あるユーザによって既に実施されたことにより他のユーザが実施する必要がなくなったタスクの当該他のユーザへの配信を省略することができるため、当該他のユーザに無駄なタスクが配信されることを防止することができる。また、タスク情報に省略条件を含ませることで、ワークフローにおける分岐の数を減らすことができ、フロー設計時の負担を軽減することができる。
[実施例2に係る省略判定処理の内容]
次に、実施例2に係る省略判定処理の内容について図12を参照して説明する。図12は、実施例2に係る省略判定処理の一例を示す図である。
ワークフローには、リソースを取得するタスクおよび取得したリソースを利用するタスクが含まれる場合がある。ここで、リソースとは、例えば、文書ファイル、図面ファイル、プレゼンテーションファイルその他のデータファイルを示す。ここでは、リソースが編集可能なデータファイルであるものとするが、リソースは必ずしも編集可能であることを要しない。
このような場合において、リソースを取得するタスクをワークフローの実施者全員に実施させるのではなく、何れか一人が取得したリソースを全員で共有するようにすることで、同一のリソースを実施者全員が個々に取得しにいく無駄を省くことができる。
そこで、実施例2では、過去に同一のタスクが実施されており、かつ、取得すべきリソースが過去に取得済みである場合には、リソースを取得するタスクを省略することとした。さらに、実施例2では、リソースを取得するタスクを省略した場合に、過去に取得されたリソースをこのリソースを利用するタスクの配信情報に付与して配信することとした。
例えば、図12には、ユーザID「B」のユーザについて、タスクID「2」のタスクの省略判定処理を行う場合の例を示している。ここで、タスクID「2」のタスクは、リソースXを取得するタスクであるとする。また、タスクID「3」のタスクは、取得したリソースXを利用する、例えば編集するタスクであるとする。
タスクID「2」のタスクは、過去にユーザID「A」のユーザによって実施されており、リソースXが取得済みであるとする。この場合、ユーザID「B」のユーザについてのタスクID「2」のタスクは省略判定部13によって省略可能と判定される。これにより、ユーザID「B」のユーザが、既に取得されたリソースを再度取得しにいく無駄が省略される。
また、リソースXを利用するタスクであるタスクID「3」のタスクの配信時において、過去に取得されていたリソースXがこのタスクの配信情報に付与されてユーザID「B」のユーザに配信される。これにより、ユーザID「B」のユーザは、リソースXを取得するタスクを実施することなくリソースXを入手することができる。
[実施例2に係る行動支援装置の構成]
次に、実施例2に係る行動支援装置の構成について図13を参照して説明する。図13は、実施例2に係る行動支援装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施例2に係る行動支援装置1Aは、リソース登録部16と、リソースDB(database)23とをさらに備える。なお、リソースDB23は、図示しない記憶部に記憶される。
リソース登録部16は、ユーザインタフェース装置3から送信されるフィードバック情報をフィードバック受信部11経由で取得する。リソース登録部16は、取得したフィードバック情報にリソースが含まれる場合に、フィードバック情報からリソース履歴情報を生成してリソースDB23に登録する。
ここで、リソースDB23に登録されるリソース履歴情報の内容について図14を参照して説明する。図14は、実施例2に係るリソースDBのデータ構造の一例を示す図である。
図14に示すように、リソースDB23には複数のリソース履歴情報が登録される。リソースDB23に登録される各リソース履歴情報は、「フローID」項目と、「取得タスクID」項目と、「利用タスクID」項目と、「リソース」項目とを含む。「取得タスクID」項目には、リソースを取得したタスクのタスクIDが格納される。「利用タスクID」項目には、リソースを利用したタスクのタスクIDが格納される。「リソース」項目には、取得されたリソースが格納される。
リソース履歴情報に含まれる各情報は、フィードバック情報から抽出される。具体的には、ユーザインタフェース装置3の実行部31は、リソースを取得するタスクが完了した場合に、フローID、タスクID、状態、実施者ID、日時、実施ログおよび取得したリソースの情報を含んだフィードバック情報を行動支援装置1Aへ送信する。リソース登録部16は、このフィードバック情報を取得すると、取得したフィードバック情報からフローID、タスクID、リソースの各情報を抽出し、それぞれフローID、取得タスクID、リソースとするリソース履歴情報を生成してリソースDB23に登録する。
また、ユーザインタフェース装置3の実行部31は、取得したリソースを利用するタスクが完了した場合に、フローID、タスクID、状態、実施者ID、日時、実施ログおよび利用したリソースの情報を含んだフィードバック情報を行動支援装置1Aへ送信する。リソース登録部16は、このフィードバック情報を取得すると、取得したフィードバック情報からフローID、タスクID、リソースの各情報を抽出する。そして、リソース登録部16は、抽出したフローIDやリソース等の情報からリソースDB23内の該当するリソース履歴情報を特定し、特定したリソース履歴情報の「利用タスクID」項目に、抽出したタスクIDを格納する。
なお、リソースを取得するタスクのタスク情報には、取得したリソースを利用するタスクを特定する情報(例えば、タスクIDやn個先のタスクで利用するといった情報)が含まれていてもよい。同様に、取得したリソースを利用するタスクのタスク情報には、利用するリソースを取得したタスクを特定する情報(例えば、タスクIDやm個前のタスクで取得されたといった情報)が含まれていてもよい。このような場合、リソース登録部16は、リソースを利用するタスクのタスクIDをタスク情報から特定して、リソース履歴情報の「利用タスクID」項目に格納することも可能である。
また、取得したリソースをそのリソースを取得したタスクの次のタスクで利用することが予め定められている場合もある。このような場合、リソース登録部16は、取得タスクIDに対応するタスクの次に実施されるタスクのタスクIDを「利用タスクID」項目に格納すればよい。
リソース履歴情報をリソースDB23に新たに登録する際、新たに登録するリソース履歴情報のフローIDおよび取得タスクIDと同一のフローIDおよび取得タスクIDを含むリソース履歴情報がリソースDB23に既に登録されている場合がある。この場合、リソース登録部16は、既に登録されているリソース履歴情報に含まれるリソースを新たに登録するリソース情報に含まれる最新のリソースに上書きしてもよい。このようにすることで、最新のリソースと古いリソースとが重複して配信されることを防止することができる。
また、リソース登録部16は、既に登録されているリソース履歴情報を保持しつつ、新たに登録するリソース履歴情報をリソースDB23に登録してもよい。これにより、最新のリソースと重複して古いリソースが配信されることで、ユーザは、古いリソースを参照しつつ、最新のリソースを利用することができる。
実施例2に係る省略判定部13は、実施例1と同様、調停部14からの省略判定要求に応じて、実施予定のタスクの省略可否を判定する。ここで、実施例2に係るタスク情報の内容について図15を参照して説明する。図15は、実施例2に係るタスク情報の一例を示す図である。
図15に示すように、実施例2に係るタスク情報には、「フローID」項目に「2」が、「タスクID」項目に「2」が、「タスク内容」項目に「リソースXの取得」が、「実施者ID」項目に「B」が含まれている。
また、図15に示すタスク情報のメタデータには、「1日に1回の間隔で、1人だけ実施すること」を意味する省略条件と、「リソースが取得済みであること」を意味する省略条件とが埋め込まれている。なお、省略条件は、少なくとも「過去に同一のタスクが実施されておりかつリソースが取得済みであること」であればよい。
[実施例2に係る省略判定処理のフローチャート]
ここで、実施例2に係る省略判定部13が実行する省略判定処理の具体的な手順について図16を参照して説明する。図16は、実施例2に係る省略判定処理のフローチャートを示す図である。
図16に示すように、省略判定部13は、調停部14から省略判定要求を受信すると、受信した省略判定要求に含まれるタスク情報からフローID、タスクIDおよび省略条件を抽出する(ステップS401)。つづいて、省略判定部13は、抽出したフローIDおよびタスクIDの組合せと同一の組合せのフローIDおよびタスクIDを含む実施情報を実施履歴DB21から抽出する(ステップS402)。例えば、図15に示すタスク情報を含む省略判定要求を受信したとすると、省略判定部13は、図6に示す実施履歴DB21から、フローID「2」、タスクID「2」、実施者ID「A」、実施完了日時「2015/12/23 7:30」を含む実施情報を抽出する。
また、省略判定部13は、ステップS401において抽出したフローIDおよびタスクIDの組合せと同一の組合せのフローIDおよび取得タスクIDを含むリソース履歴情報をリソースDB23から抽出する(ステップS403)。例えば、省略判定部13は、フローID「2」、取得タスクID「2」、利用タスクID「3」、リソース「Patent1.pdf」を含むリソース履歴情報を抽出する。なお、ステップS402およびステップS403の処理の先後関係は逆であってもよい。
つづいて、省略判定部13は、ステップS402において抽出した一又は複数の実施情報によって、ステップS401で抽出した省略条件が満たされるか否かを判定する(ステップS404)。この判定において、省略条件が満たされると判定した場合(ステップS404,Yes)、省略判定部13は、処理をステップS405へ進める。また、ステップS404において、省略条件が満たされない場合(ステップS404,No)、省略判定部13は、処理をステップS407へ進める。
例えば、フローID「2」、取得タスクID「2」、利用タスクID「3」、実施完了日時「2015/12/23 7:30」を含む実施情報がステップS402において抽出されたとする。この場合、この実施情報によって、「1日に1回の間隔で、1人だけ実施すること」という省略条件が満たされるため、省略判定部13は、処理をステップS405へ進める。
ステップS405において、省略判定部13は、ステップS403において抽出した一又は複数のリソース履歴情報によって、ステップS401で抽出した省略条件が満たされるか否かを判定する。この判定において、省略条件が満たされると判定した場合(ステップS405,Yes)、省略判定部13は、省略フラグ「true」を含む判定結果を調停部14へ送信し(ステップS406)、省略判定処理を終える。
例えば、フローID「2」、取得タスクID「2」、利用タスクID「3」、リソース「Patent1.pdf」を含むリソース履歴情報がステップS403において抽出されたとする。この場合、この実施情報によって、「リソースが取得済みであること」という省略条件が満たされるため、省略判定部13は、省略フラグ「true」を含む判定結果を調停部14へ送信する。
一方、ステップS404において省略条件が満たされない場合(ステップS404,No)、または、ステップS405において省略条件が満たされない場合(ステップS405,No)、省略判定部13は、省略フラグ「false」を含む判定結果を調停部14へ送信し(ステップS407)、省略判定処理を終える。
なお、ステップS404およびステップS405の処理の先後関係は逆であってもよい。また、ステップS404およびステップS405の処理は同時に行われてもよい。すなわち、省略判定部13は、ステップS402において抽出した一又は複数の実施情報およびステップS403において抽出した一又は複数のリソース履歴情報によって、ステップS401で抽出した省略条件が満たされるかを判定してもよい。
ところで、リソース履歴情報には、リソースの利用期限に関する情報がさらに含まれていてもよい。利用期限は、フィードバック情報に含まれ、リソース登録部16がフィードバック情報から抽出してリソースDB23に記憶させてもよい。また、リソース登録部16は、フィードバック情報を取得した年または年度の末日(例えば、2015年12月31日または2016年3月31日)を利用期限としてリソースDB23に記憶させてもよい。
この場合、省略判定部13は、利用期限が過ぎたリソース履歴情報を省略判定処理における判定材料から除外するようにしてもよい。すなわち、省略判定部13は、省略条件を満たすリソース履歴情報がリソースDB23に記憶されている場合であっても、そのリソース履歴情報の利用期限が経過しているならば、省略可能と判定しないようにしてもよい。
具体的には、省略判定部13は、図16のステップS403において抽出した一又は複数のリソース履歴情報の中から利用期限の経過前のものをさらに抽出して、利用期限の経過前のリソース履歴情報のみを用いて省略条件を満たすか否かの判定を行えばよい。
[実施例2の効果]
実施例2に係る行動支援装置1Aは、リソース登録部16をさらに備える。リソース登録部16は、実施済みのタスクにおいて取得されたリソースと、リソースを取得したタスクを識別する取得タスクID(取得タスク識別情報の一例)とを含むリソース履歴情報を記憶部(リソース記憶部の一例)のリソースDB23に登録する。また実施例2に係る省略判定部13は、実施予定のタスクの省略条件として、過去に同一のタスクが実施されておりかつリソースが取得済みであることをタスク情報から抽出し、実施予定のタスクのタスクID(タスク識別情報の一例)と同一のタスクIDを含む実施情報が記憶部(履歴記憶部の一例)の実施履歴DB21に登録されており、かつ、実施予定のタスクのタスクIDと同一の取得タスクIDを含むリソース履歴情報が記憶部(リソース記憶部の一例)のリソースDB23に登録されている場合に、実施予定のタスクを省略可能と判定する。かかる構成によれば、既に取得済みのリソースを再度取得させる無駄なタスクを省略することができ、ワークフローにおける作業実施者の負担を軽減することができる。
また、実施例2に係るリソース登録部16は、実施済みのタスクにおいて取得されたリソースの利用期限をさらに含むリソース履歴情報を記憶部(リソース記憶部の一例)のリソースDB23に登録する。また、実施例2に係る省略判定部13は、実施予定のタスクのタスクIDと同一のタスクIDを含む実施情報が記憶部(履歴記憶部の一例)の実施履歴DB21に登録されており、実施予定のタスクのタスクIDと同一の取得タスクIDを含むリソース履歴情報が記憶部(リソース記憶部の一例)のリソースDB23に記憶されている場合であって、かつ、同一の取得タスクIDを含むリソース履歴情報に含まれる利用期限の経過前であるならば、実施予定のタスクを省略可能と判定する。かかる構成によれば、利用できない古いリソースが存在することをもってタスクを省略可能と判定してしまうことで、利用可能な最新のリソースが取得されない事態を防止することができる。
また、実施例2に係るリソース登録部16は、記憶部(リソース記憶部の一例)にリソース履歴情報を新たに記憶させる場合に、新たに記憶させるリソース履歴情報に含まれるタスクIDと同一のタスクIDを含むリソース履歴情報が記憶部に既に記憶されているならば、同一のタスクIDを含むリソース履歴情報に含まれるリソースを新たに記憶させるリソース履歴情報に含まれるリソースに上書きする。かかる構成とすることで、最新のリソースと古いリソースとが重複して配信されることを防止することができる。
また、実施例2に係るリソース登録部16は、記憶部(リソース記憶部の一例)にリソース履歴情報を新たに記憶させる場合に、新たに記憶させるリソース履歴情報に含まれるタスクIDと同一のタスク識別情報を含むリソース履歴情報が記憶部に既に記憶されているならば、同一のタスクIDを含むリソース履歴情報を保持しつつ、新たに記憶させるリソース履歴情報を記憶部に記憶させる。かかる構成とすることで、ユーザは、例えば古いリソースを参照しつつ、最新のリソースを利用することができる。
[実施例3に係る省略判定処理の内容]
次に、実施例3に係る省略判定処理の内容について図17を参照して説明する。図17は、実施例3に係る省略判定処理の一例を示す図である。
同じワークフローを実施する場合であっても、人によって異なるリソースを用いることが想定される。例えば、購買活動のためのワークフローの場合、実施するタスクは同一であっても、データを記入するファイルが部署によって異なることが想定される。
そこで、実施例3では、あるタスクの省略可否を判定する場合に、実施履歴DB21に記憶された実施情報のうち、タスクの実施予定者の属性と同一属性のユーザの実施情報のみを参照して省略判定処理を行うこととした。
例えば、図17には、ユーザID「B」のユーザおよびユーザID「C」のユーザについてのタスクの省略判定処理を行う場合の例を示している。ここで、タスクID「2」のタスクは、「新規開発部」に所属するユーザID「A」のユーザによって過去に実施されており、リソースXは取得済みである。この場合、同じ部署である「新規開発部」に所属するユーザID「B」のユーザについては、タスクID「2」のタスクを省略可能と判定するが、異なる部署である「営業部」に所属するユーザID「C」のユーザについては、同タスクを省略不可と判定する。これにより、実際には利用することができない他部署のリソースが存在することをもってタスクを省略可能と判定してしまうことで、利用すべきリソースが取得されない事態を防止することができる。
なお、ここでは、「属性」の一例として所属部署を挙げたが、属性は、所属部署の他に、例えば、役職、スキル、性別等であってもよい。
[実施例3に係る行動支援装置の構成]
次に、実施例3に係る行動支援装置の構成について図18を参照して説明する。図18は、実施例3に係る行動支援装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施例3に係る行動支援装置1Bは、状況判定部17と、ユーザDB(database)24とをさらに備える。なお、ユーザDB24は、図示しない記憶部に記憶される。
ここで、ユーザDB24のデータ構造の一例について図19を参照して説明する。図19は、実施例3に係るユーザDB24のデータ構造の一例を示す図である。
図19に示すように、ユーザDB24には、複数のユーザのユーザ情報が登録されている。ユーザ情報には、例えば、「ユーザID」項目と、「ユーザ名」項目と、「属性」項目とが含まれる。「ユーザID」項目には、ユーザIDが格納される。「ユーザ名」項目には、ユーザ名が格納される。「属性」項目には、ユーザの所属部署の情報が格納される。なお、ユーザDB24には、ユーザが使用するユーザインタフェース装置3の端末IDが含まれていてもよい。
状況判定部17は、省略判定部13から送信される抽出要求に従って、省略判定処理に用いる実施情報の抽出を行う。かかる状況判定部17による抽出処理の内容について図20および図21を参照して説明する。図20および図21は、実施例3に係る抽出処理の一例を示す図である。
省略判定部13から送信される抽出要求には、実施予定者のユーザIDと、省略判定部13によって実施履歴DB21から抽出された実施情報、すなわち、実施予定のタスクと同一のタスクの実施情報とが含まれる。
状況判定部17は、抽出要求から実施予定者のユーザIDを取り出し、取り出したユーザIDに対応する属性と同一の属性を含むユーザ情報を抽出する。例えば、抽出要求にユーザID「A」が含まれていたとする。この場合、状況判定部17は、ユーザID「A」に対応する属性「新規開発部」と同一の属性を含むユーザ情報をユーザDB24から抽出する。例えば、図20に示す場合、状況判定部17は、ユーザID「A」のユーザ情報とユーザID「B」のユーザ情報とを抽出する。
つづいて、状況判定部17は、抽出したユーザ情報(図21上段)に含まれるユーザIDと同一のユーザIDを含む実施情報を、抽出要求に含まれる実施情報(図21中段)から抽出する。その結果、図21下段に示すように、実施者ID「B」を含む実施情報が抽出される。状況判定部17は、抽出した実施情報を省略判定部13に送信する。
図18に戻り、省略判定部13は、調停部14から省略判定要求を受信すると、受信した省略判定要求に含まれるタスク情報から、フローID、タスクID、省略条件および実施予定者のユーザID(実施者ID)を抽出する。そして、省略判定部13は、タスク情報から抽出したフローIDおよびタスクIDをキーとして実施履歴DB21を検索することにより、同一のフローIDおよびタスクIDを含む実施情報を実施履歴DB21から抽出する。
つづいて、省略判定部13は、実施履歴DB21から抽出した実施情報と、省略判定要求に含まれるタスク情報から抽出した実施者IDとを含む抽出要求を生成して状況判定部17へ送信する。その後、省略判定部13は、状況判定部17から抽出処理によって抽出された実施情報を取得する。
そして、省略判定部13は、状況判定部17から取得した実施情報によって省略条件が満たされるか否かを判定する。
[実施例3に係る省略判定処理のフローチャート]
次に、実施例3に係る省略判定処理の具体的な手順について図22を参照して説明する。図22は、実施例3に係る省略判定処理のフローチャートを示す図である。
図22に示すように、省略判定部13は、調停部14から省略判定要求を受信すると、受信した省略判定要求に含まれるタスク情報からフローID、タスクID、省略条件および実施者IDを抽出する(ステップS501)。つづいて、省略判定部13は、抽出したフローIDおよびタスクIDの組合せと同一の組合せのフローIDおよびタスクIDを含む実施情報を実施履歴DB21から抽出する(ステップS502)。
つづいて、省略判定部13は、ステップS501において抽出した実施者IDと、ステップS502において抽出した実施情報とを含む抽出要求を状況判定部17へ送信する(ステップS503)。その後、省略判定部13は、状況判定部17から抽出された実施情報を取得する(ステップS504)。
つづいて、省略判定部13は、ステップS504において抽出した一又は複数の実施情報によって、ステップS501で抽出した省略条件が満たされるか否かを判定する(ステップS505)。この判定において、省略条件が満たされると判定した場合(ステップS505,Yes)、省略判定部13は、省略フラグ「true」を含む判定結果を調停部14へ送信し(ステップS506)、省略判定処理を終える。
一方、ステップS505において省略条件が満たされない場合(ステップS505,No)、省略判定部13は、省略フラグ「false」を含む判定結果を調停部14へ送信し(ステップS507)、省略判定処理を終える。
[実施例3の効果]
実施例3に係る行動支援装置1Bは、記憶部(ユーザ記憶部の一例)と、状況判定部17(抽出部の一例)とをさらに備える。記憶部(ユーザ記憶部の一例)のユーザDB24には、ユーザを識別するユーザID(ユーザ識別情報の一例)と、ユーザの所属部署(属性の一例)とを含む複数のユーザ情報が登録される。状況判定部17は、記憶部(ユーザ記憶部の一例)のユーザDB24に登録された複数のユーザ情報に基づき、実施予定のタスクの実施予定者と同一の属性を有するユーザのユーザIDを抽出する。また、実施例3に係る履歴登録部12は、実施済みのタスクの実施者のユーザIDをさらに含む実施情報を記憶部(履歴記憶部の一例)の実施履歴DB21に登録する。また、実施例3に係る省略判定部13は、タスク情報から実施予定のタスクの省略条件と実施予定者のユーザIDとを抽出し、記憶部(履歴記憶部の一例)の実施履歴DB21に登録された一又は複数の実施情報のうち状況判定部17によって抽出されたユーザIDを含む実施情報と省略条件とに基づき、実施予定のタスクの省略可否を判定する。かかる構成によれば、例えば、実際には利用することができない他部署のリソースが存在することをもってタスクを省略可能と判定してしまうことで、利用すべきリソースが取得されない事態を防止することができる。
なお、実施例3に係る行動支援装置1Bの構成は、図18に例示した構成に限定されない。例えば、行動支援装置1Bは、実施例2に係る行動支援装置1Aが備えるリソース登録部16およびリソースDB23を備えていてもよい。この場合、省略判定部13は、例えば、図22に示すステップS501〜S504の処理を実行した後、図16に示すステップS403以降の処理を実行すればよい。
ユーザによっては、省略判定部13によって省略可能と判定されたタスクを省略せずに実施したいと考える場合もある。そこで、実施例4では、ユーザの意思表示に応じて、省略したタスクを配信してユーザに実施させることを可能とすることとした。
図23は、実施例4に係る行動支援装置の構成を示す機能ブロック図である。図23に示すように、行動支援装置1Cは、否決入力部18をさらに備える。否決入力部18は、ユーザインタフェース装置3の表示部32からフィードバック受信部11経由でフィードバック情報を受信する。
ここで、実施例4に係るフィードバック情報の内容について図24および図25を参照して説明する。図24および図25は、実施例4に係る表示部32の表示例を示す図である。
図24に示すように、表示部32には、上述したテキスト情報5a,5d、開始ボタン5b、完了ボタン5c等に加え、前タスクの省略を否決するための否決ボタン5eが表示される。ユーザインタフェース装置3の実行部31は、ユーザによって否決ボタン5eが選択されると、図24に示す画面から図25に示す画面に遷移する。
図25に示す画面は、省略されたタスクの実施タイミングを選択する画面であり、自分で実施する場合に選択される即時実施ボタン5fと、次回以降のユーザに実施させる次回実施ボタン5gとを含む。実行部31は、ユーザによって即時実施ボタン5fが選択された場合、即時実施フラグ「true」を含む否決情報を含んだフィードバック情報をフィードバック受信部11へ送信する。一方、実行部31は、ユーザによって次回実施ボタン5gが選択された場合には、即時実施フラグ「false」を含む否決情報を含んだフィードバック情報をフィードバック受信部11へ送信する。
図26は、実施例4に係る否決情報の一例を示す図である。図26に示すように、否決情報には、例えば、現在のタスクのタスクIDと、省略されたタスク(すなわち、前回のタスク)の再実施を示す情報と、再実施するタスク(すなわち前回のタスク)のタスクIDと、即時実施フラグとが含まれる。例えば、図26に示す否決情報には、現在のタスクのタスクID「2」と、省略されたタスクの再実施を示す情報「re−execute」と、再実施するタスクのタスクID「1」と、即時実施フラグ「true」とが含まれている。
なお、否決情報に含まれる再実施するタスク(すなわち前回のタスク)のタスクIDは、例えば、タスクIDが特定のルール(タスクの実行順など)に従って付されている場合には、現在のタスクのタスクIDから割り出すことが可能である。
図23に戻り、否決入力部18は、受信したフィードバック情報に、即時実施フラグ「true」を含む否決情報が含まれている場合、フィードバック情報から少なくとも実施者IDと、再実施するタスクのタスクIDとを抽出して即時実施要求を生成する。そして、否決入力部18は、生成した即時実施要求を調停部14へ送信する。
また、否決入力部18は、受信したフィードバック情報に、即時実施フラグ「false」を含む否決情報が含まれている場合、フィードバック情報から少なくとも再実施するタスクのタスクIDを抽出して次回実施登録要求を生成する。そして、否決入力部18は、生成した次回実施登録要求を履歴登録部12へ送信する。
調停部14は、否決入力部18から即時実施要求を受信すると、受信した即時実施要求に含まれるタスクIDから再実施するタスクを特定し、特定したタスクについて、再実施要求に含まれる実施者IDのユーザを配信先とする再実施を決定する。これにより、省略されたタスクがユーザのもとに配信されることとなる。
履歴登録部12は、否決入力部18から次回実施登録要求を受信すると、受信した次回実施登録要求に含まれるタスクIDと、次回実施フラグとを含んだ実施情報を実施履歴DB21に登録する。省略判定部13は、あるタスクについての省略判定処理において、そのタスクのタスクIDと次回実施フラグとを含んだ実施情報が実施履歴DB21に登録されている場合には、仮に省略条件を満たしたか否かにかかわらず、省略不可と判定する。
[実施例4に係る否決情報送信処理のフローチャート]
次に、実施例4に係る否決情報送信処理のフローチャートについて図27を参照して説明する。図27は、実施例4に係る否決情報送信処理のフローチャートを示す図である。なお、図27に示すフローチャートは、図24に示す否決ボタン5eが選択された場合に開始される。
図27に示すように、ユーザインタフェース装置3の実行部31は、即時実施ボタン5f(図25参照)が選択されたか否かを判定する(ステップS601)。この判定において、即時実施ボタン5fが選択されたと判定した場合(ステップS601,Yes)、実行部31は、即時実施フラグ「true」を含む否決情報を含んだフィードバック情報を送信し(ステップS602)、処理を終える。一方、ステップS601において即時実施ボタン5fが選択されていない場合、すなわち次回実施ボタン5gが選択された場合(ステップS601,No)、実行部31は、即時実施フラグ「false」を含む否決情報を含んだフィードバック情報を送信し(ステップS603)、処理を終える。
[実施例4に係る否決入力処理のフローチャート]
次に、実施例4に係る否決入力処理のフローチャートについて図28を参照して説明する。図28は、実施例4に係る否決入力処理のフローチャートを示す図である。なお、図28に示すフローチャートは、否決入力部18がフィードバック受信部11からフィードバック情報を受信した場合に開始される。
図28に示すように、否決入力部18は、受信したフィードバック情報に含まれる否決情報の即時実施フラグが「true」であるか否かを判定する(ステップS701)。この判定において、即時実施フラグが「true」である場合(ステップS701,Yes)、否決入力部18は、即時実施要求を生成して調停部14へ送信し(ステップS702)、処理を終える。一方、ステップS701において即時実施フラグが「true」でない場合、すなわち「false」である場合(ステップS701,No)、否決入力部18は、次回実施登録要求を生成して履歴登録部12へ送信し(ステップS703)、処理を終える。
[実施例4の効果]
実施例4において、行動支援装置1Cは、否決入力部18(取得部の一例)をさらに備える。否決入力部18は、省略判定部13によって省略可能と判定されたタスクを実施する旨のユーザの意思表示としての否決情報を取得する。また、調停部14は、否決入力部18によって否決情報が取得された場合に、省略判定部13によって省略可能と判定されたタスクの実施を決定する。かかる構成によれば、タスクの省略をユーザの意思により取り消してそのタスクを実施させることができる。
また、調停部14は、省略可能と判定されたタスクの次回の実施予定者にタスクを実施させることを決定する。かかる構成によれば、省略を取り消したタスクをそのタスクの次回の実施予定者に実施させることができる。
また、調停部14は、否決情報を送信したユーザ(意思表示を示したユーザ)にタスクを実施させることを決定する。かかる構成によれば、省略を取り消したタスクを取り消したユーザ自身に実施させることができる。
[その他]
上述した実施例では、タスクごとに異なる省略条件を設定できるように、タスク情報にタスクごとの省略条件を含ませることとしたが、全てのタスクの省略条件を同一とする場合には、省略条件は必ずしもタスク情報に含まれることを要しない。例えば、省略判定部13は、各タスクの省略可否を判定する場合に、そのタスクと同一のタスクについての実施情報が実施履歴DB21に格納されていれば、省略可能であると判定してもよい。
また、上述した実施例では、省略条件をメタデータに埋め込むこととしたが、「メタデータ」項目とは別個の「省略条件」項目を設け、「省略条件」項目に省略条件を格納するようにしてもよい。ただし、本実施例のように、省略条件をメタデータに埋め込むことにより、「省略条件」項目を別途設ける場合と比較してデータの複雑化を抑えることが可能である。
また、上述した実施例では、フローIDおよびタスクIDの組合せによりタスクを識別することとしたが、タスクIDのみでタスクを識別するようにしてもよい。
また、上述した実施例において図示した装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、省略判定部13と調停部14とを1個の部として統合しても良い。また、実施履歴DB21、ワークフローDB22、リソースDB23およびユーザDB24を含む記憶部を行動支援装置1,1A〜1Cの外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、一例として、図1に示した行動支援装置1と同様の機能を実現する行動支援プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図29は、行動支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図29に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。HDD205は、行動支援プログラム205aおよび行動支援処理関連情報205bを記憶する。
CPU203は、行動支援プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、行動支援装置1の各機能部に対応する。行動支援処理関連情報205bは、実施履歴DB21およびワークフローDB22に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク211が、行動支援プログラム205a等の各情報を記憶する。
なお、行動支援プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから行動支援プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1,1A〜1C 行動支援装置
3 ユーザインタフェース装置
11 フィードバック受信部
12 履歴登録部
13 省略判定部
14 調停部
15 配信部
16 リソース登録部
17 状況判定部
18 否決入力部
21 実施履歴DB
22 ワークフローDB
23 リソースDB
24 ユーザDB
31 実行部
32 表示部
33 操作部

Claims (13)

  1. ワークフローにおいて過去に実施された実施済みのタスクの実施情報を履歴記憶部に記憶させる履歴登録部と、
    実施予定のタスクの内容を示すタスク情報と、前記履歴記憶部に記憶された一又は複数の実施情報とに基づき、前記実施予定のタスクの省略可否を判定する省略判定部と、
    前記省略判定部によって省略可能と判定されたタスクを省略する調停部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記省略判定部は、
    前記タスク情報から実施予定のタスクの省略条件を抽出し、抽出した省略条件と前記一又は複数の実施情報とに基づき、前記実施予定のタスクの省略可否を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記履歴登録部は、
    前記実施済みのタスクの実施完了日をさらに含む実施情報を前記履歴記憶部に記憶させ、
    前記省略判定部は、
    前記実施予定のタスクの省略条件として、所定期間内における実施回数を前記タスク情報から抽出し、前記一又は複数の実施情報に基づき、前記実施予定のタスクと同一のタスクの前記所定期間内における過去の実施回数が前記省略条件に規定される実施回数に達していると判定した場合に、前記実施予定のタスクを省略可能と判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実施済みのタスクにおいて取得されたリソースと、前記リソースを取得したタスクを識別する取得タスク識別情報とを含むリソース履歴情報をリソース記憶部に記憶させるリソース登録部
    をさらに備え、
    前記省略判定部は、
    前記実施予定のタスクの省略条件として、過去に同一のタスクが実施されておりかつリソースが取得済みであることを前記タスク情報から抽出し、前記実施予定のタスクのタスク識別情報と同一のタスク識別情報を含む実施情報が前記履歴記憶部に記憶されており、かつ、前記実施予定のタスクのタスク識別情報と同一の取得タスク識別情報を含むリソース履歴情報が前記リソース記憶部に記憶されている場合に、前記実施予定のタスクを省略可能と判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記リソース登録部は、
    前記実施済みのタスクにおいて取得されたリソースの利用期限をさらに含むリソース履歴情報を前記リソース記憶部に記憶させ、
    前記省略判定部は、
    前記実施予定のタスクのタスク識別情報と同一のタスク識別情報を含む実施情報が前記履歴記憶部に記憶されており、前記実施予定のタスクのタスク識別情報と同一の取得タスク識別情報を含むリソース履歴情報が前記リソース記憶部に記憶されている場合であって、かつ、前記同一の取得タスク識別情報を含むリソース履歴情報に含まれる利用期限の経過前であるならば、前記実施予定のタスクを省略可能と判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記リソース登録部は、
    前記リソース記憶部に前記リソース履歴情報を新たに記憶させる場合に、新たに記憶させるリソース履歴情報に含まれるタスク識別情報と同一のタスク識別情報を含むリソース履歴情報が前記リソース記憶部に既に記憶されているならば、前記同一のタスク識別情報を含むリソース履歴情報に含まれるリソースを前記新たに記憶させるリソース履歴情報に含まれるリソースに上書きする
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記リソース登録部は、
    前記リソース記憶部に前記リソース履歴情報を新たに記憶させる場合に、新たに記憶させるリソース履歴情報に含まれるタスク識別情報と同一のタスク識別情報を含むリソース履歴情報が前記リソース記憶部に既に記憶されているならば、前記同一のタスク識別情報を含むリソース履歴情報を保持しつつ、前記新たに記憶させるリソース履歴情報を前記リソース記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  8. ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性とを含む複数のユーザ情報を記憶するユーザ記憶部と、
    前記ユーザ記憶部に記憶された複数のユーザ情報に基づき、前記実施予定のタスクの実施予定者と同一の属性を有するユーザのユーザ識別情報を抽出する抽出部と
    をさらに備え、
    前記履歴登録部は、
    前記実施済みのタスクの実施者のユーザ識別情報をさらに含む実施情報を前記履歴記憶部に記憶させ、
    前記省略判定部は、
    前記タスク情報から実施予定のタスクの省略条件と実施予定者のユーザ識別情報とを抽出し、前記履歴記憶部に記憶された一又は複数の実施情報のうち前記抽出部によって抽出されたユーザ識別情報を含む実施情報と、前記省略条件とに基づき、前記実施予定のタスクの省略可否を判定する
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記省略判定部によって省略可能と判定されたタスクを実施する旨のユーザの意思表示を取得する取得部
    をさらに備え、
    前記調停部は、
    前記取得部によって前記意思表示が取得された場合に、前記省略可能と判定されたタスクの実施を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. 前記調停部は、
    前記省略可能と判定されたタスクの次回の実施予定者にタスクを実施させることを決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記調停部は、
    前記意思表示を示したユーザにタスクを実施させることを決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが、
    ワークフローにおいて過去に実施された実施済みのタスクの実施情報を履歴記憶部に記憶させ、
    実施予定のタスクの内容を示すタスク情報と、前記履歴記憶部に記憶された一又は複数の実施情報とに基づき、前記実施予定のタスクの省略可否を判定し、
    省略可能と判定されたタスクを省略する
    ことを特徴とする行動支援方法。
  13. コンピュータに、
    ワークフローにおいて過去に実施された実施済みのタスクの実施情報を履歴記憶部に記憶させ、
    実施予定のタスクの内容を示すタスク情報と、前記履歴記憶部に記憶された一又は複数の実施情報とに基づき、前記実施予定のタスクの省略可否を判定し、
    省略可能と判定されたタスクを省略する
    処理を実行させることを特徴とする行動支援プログラム。
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