JP5791919B2 - ダイヤ作成装置、及びダイヤ作成方法 - Google Patents

ダイヤ作成装置、及びダイヤ作成方法 Download PDF

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本発明は、列車の運行計画に関わるダイヤ作成装置、及びダイヤ作成方法に関する。
ダイヤ作成卓は、列車運行計画に従って日付ごとにダイヤを作成するための装置である。ダイヤ作成卓は、ダイヤ改正ごとに更新される基本ダイヤ情報を基にしてダイヤを作成する。そして、作成されたダイヤは、1日分の制御ダイヤ情報として、LANなどの通信ネットワークを介し、自動進路制御装置、いわゆるPRC装置に送信される。このPRC装置は、制御ダイヤ情報に基づく適切な進路制御を行うように、信号機や転轍機などを制御する連動装置、及びCTC装置に信号を出力する。
臨時列車の発生などによって列車運行計画に変更が生ずると、運行管理担当の指令員が、配布された運転報や電報(以下、「通達」と呼称する。)に従って、制御ダイヤ情報を項目ごとに変更する作業が必要となる。この作業は、変更対象の運行日(以下、「施工日」と呼称する。)ごとに必要となり、さらに、通達の記載表現とダイヤ作成卓の入力形式が必ずしも一致するわけではないため、施工日や変更対象の項目数が多いときは大変な負担となっている。
この問題に関連して、例えば特許文献1には、構内運行計画のダイヤ変更に先立ち、本線運行計画のダイヤなどを管理サーバから元データとして取り込んでおくことによって、本線のダイヤ情報の入力作業を省き、その負担を軽減する技術が開示されている。
しかしながら、このダイヤ変更方法においても、やはり、変更内容の入力作業を施工日ごとに行うこととされているため、効果的な負担の軽減にはなり得ないと考えられる。
このような問題は、列車運行に限って存在するものではなく、運行管理を必要とするバスなどの交通機関に関しても同様に存在する。
特開2006−199244号公報
本発明の課題は、ダイヤ変更の作業負担を効果的に軽減し得るダイヤ作成装置、及びダイヤ作成方法を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係るダイヤ作成装置は、入力部と、記録部と、ダイヤ作成部とを含む。
前記入力部は、基本ダイヤ情報と、通達ごとに設定される変更識別情報と、通達に含まれる1以上の変更内容であり、施工日情報を含むダイヤ変更情報との入力操作の用に供される。前記記録部は、前記変更識別情報に対応付けられて前記ダイヤ変更情報が記録されている。
前記ダイヤ作成部は、前記変更識別情報ごとに前記ダイヤ変更情報を前記記録部から読み出して、通達に記載された前記ダイヤ変更情報を、通達に記載された施工日において基本ダイヤ情報に反映させた制御ダイヤ情報を作成する。
本発明に係るダイヤ作成装置は、ダイヤ変更情報を記録部に、変更識別情報に対応付けて記録するから、通達ごとに複数回に分けて入力されたダイヤ変更情報を変更識別情報に基づいて管理することができる。
したがって、このダイヤ作成装置によれば、通達を受信したとき、変更識別情報として、例えば当該通達番号を入力することによって、通達番号ごとに変更内容を管理できる。すなわち、ダイヤ作成装置に特定の通達番号を入力して、該当する変更内容を登録、閲覧、または削除することができるため、変更内容の管理が容易となる。
また、ダイヤ作成部は、変更識別情報ごとにダイヤ変更情報を記録部から読み出して、ダイヤ作成対象となる日付が施工日情報に含まれる該変更内容を、基本ダイヤ情報に反映させた制御ダイヤ情報を作成する。
したがって、本発明に係るダイヤ作成装置は、予め入力されたダイヤ変更情報に基づいて、変更内容が反映された制御ダイヤ情報を、日付ごとに自動的に作成することができる。このため、通達に記載された施工日が複数日であった場合、つまり、施工期間として記載されていた場合、該当する全ての日付において、変更内容が反映された制御ダイヤ情報を、自動的に作成することができる。これにより、指令員が1日ごとに制御ダイヤ情報を項目ごとに変更する作業を省くことができる。
また、本発明に係るダイヤ作成方法は、基本ダイヤ情報に基づいて日付ごとに制御ダイヤ情報を作成する方法であって、以下のステップを含む。
(1)通達ごとに設定される変更識別情報と、通達に含まれる1以上の変更内容であり、施工日情報を含むダイヤ変更情報とが入力されるステップ
(2)前記変更識別情報に対応付けて前記ダイヤ変更情報が記録されるステップと、
(3)前記変更識別情報ごとに前記ダイヤ変更情報を前記記録部から読み出して、通達に記載された前記ダイヤ変更情報を、前記基本ダイヤ情報に反映させて制御ダイヤ情報を作成するステップ
本発明に係るダイヤ変更方法は、上述したダイヤ作成装置と同様の構成を含んでいるため、同様の作用効果を奏する。
以上述べたように、本発明によれば、ダイヤ変更の作業負担を効果的に軽減し得るダイヤ作成装置、及びダイヤ作成方法を提供することができる。
本発明に係るダイヤ作成装置の機能構成図である。 ダイヤ変更の入力処理のフロー図である。 通達の一例を示す図である。 通達の一例を示す図である。 ダイヤ変更の入力画面の構成例を示す図である。 ダイヤ作成処理のフロー図である。
図1は、本発明に係るダイヤ作成装置の機能構成図である。本発明に係るダイヤ作成装置10は、入力部1と、通信処理部2と、記録部5と、表示部3と、制御部4を含む。ダイヤ作成装置10は、典型的には、パソコンなどの汎用コンピュータ装置にダイヤ作成処理用のソフトウェアを搭載したものであるが、ダイヤ作成の用途に限定された専用コンピュータであってもよい。
入力部1は、キーボード、及びマウスなどの直接的な入力操作の用に供されるものや、USBメモリなどの汎用記憶媒体を挿入するスロットなどの間接的な入力操作の用に供されるものも含まれる。
通信処理部2は、LAN20と接続するためのLANポート、及び通信処理を行なうLSIなどを含んでいる。なお、通信処理部2が処理可能な通信速度は、1Gbps、あるいは100Mbpsでもよい。
表示部3は、グラフィックボードなどの画像処理回路と、ディスプレイなどの画像表示を行うための装置とから構成される。
制御部4は、ダイヤ作成部41と、ダイヤ変更取消部43と、表示処理部44と、入出力処理部45とを含む。ダイヤ作成部41は、ダイヤ変更情報53の登録、及び制御ダイヤ情報54の作成処理を行なう。ダイヤ変更取消部43は、ダイヤの変更の取消処理を行なう。表示処理部44は、情報などを表示部3に表示するための処理を行なう。入出力処理部45は、入力部1からの情報の入力処理、通信処理部2との情報の入出力処理、表示部3への情報の出力処理、及び記録部5との情報の入出力処理を行なう。
制御部4は、CPUなどの演算処理装置やメモリなどから構成されており、入出力処理部45は、バスなどの接続回路40を介して、各部1〜3,5と電気的に接続され、互いに情報の入出力が可能となるように構成されている。上記の処理部41〜45は、演算処理装置を動作させるソフトウェアの処理ルーチンとして構成されており、そのソフトウェアのプログラムはハードディスクなどに記録されている。
記録部5は、ハードディスク、または不揮発性メモリなどから構成され、基本ダイヤ情報51と、複数の変更識別情報52と、複数群のダイヤ変更情報53と、制御ダイヤ情報54とが記録されている。
基本ダイヤ情報51は、ダイヤ作成部41が日付ごとに制御ダイヤ情報54を作成するための基本データであり、ダイヤ改正が行われるごとに更新されるものである。基本ダイヤ情報51は、作業者により、入力部1を介して直接的に入力されて構成されたもの、またはUSBメモリなどの記録媒体により、入力部1を介して間接的に入力されて構成されたもの、あるいはLAN20内の他の装置から通信処理部2を介して入力されて構成されたものである。入力された基本ダイヤ情報51は、入出力処理部45により記録部5に記録される。
Figure 0005791919
基本ダイヤ情報51は、上記の表1に示されているように、列車ごとの運行管理情報が含まれている。すなわち、基本ダイヤ情報51は、列車の運行の有無、運用の種別、始発、終着、及び各駅の着発時刻などが含まれている。
変更識別情報52は、上記の通達ごとに設定される識別情報であり、例えば通達番号である。また、ダイヤ変更情報53は、通達ごとに含まれている1以上の変更内容を示すデータであり、識別情報と対応付けられて記録されている。すなわち、変更識別情報52は、通達数の分だけ記録されているダイヤ変更情報53のうち、いずれか1つを識別するためのポインタであり、制御部4がダイヤ変更情報53を処理するための検索キーとなる。
制御ダイヤ情報54は、ダイヤ作成部41によって基本ダイヤ情報51に、ダイヤ変更情報53を反映させて作成されたデータである。制御ダイヤ情報54は、日付ごとに作成されて、入出力処理部45によって通信処理部2から、LAN20を介して、自動進路制御装置30、いわゆるPRC装置に送信される。PRC装置30は、一日分の制御ダイヤ情報54を保持し、この情報に従って連動装置やCTC装置などを制御する。
次に、ダイヤ作成部41の処理を説明する。ダイヤ作成部41の処理は、ダイヤ変更情報53を作成するための変更内容の入力処理と、基本ダイヤ情報51にダイヤ変更情報53を反映して制御ダイヤ情報54を作成する反映処理とを含んでいる。
前者について、図2は、通達ごとに行われるダイヤ変更の入力処理のフローを示す。
まず、ダイヤ作成部41は、入力部1から変更識別情報52の入力を受け付ける(ステップSt1)。このときの入力形式は、特に限定されるものではなく、表示部3に表示された一般的なコンソール画面から入力するものであってもよいし、表示された候補の中から選択するものであってもよい。
入力時、作業者は、図3と図4に例示されるような通達を参照する。通達には、一般的に管理番号として通達番号520,525が付されている。したがって、この通達番号521,525を変更識別情報52として入力すると、扱いが平易となるため望ましい。
また、ダイヤ作成部41は、変更識別情報52の入力とともに、通達管理情報として、作成日、通達事由、入力者などの関連事項の入力を受け付けてもよい。もっとも、ダイヤ作成部41は、これらのうち、1以上の項目を変更識別情報52として取り扱ってもよい。つまり、変更識別情報52には、日付、番号、名称のうちの1以上の項目を含むことができる。
次に、ダイヤ作成部41は、入力部1から、施工日情報を含むダイヤ変更情報53の入力を受け付ける(ステップSt2〜St5)。このときの入力形式は、特に限定されるものではないが、表示部3に、例えば図5に示されるようなカレンダ画面を表示し、これを通じて情報入力する方式を採用すると、入力作業を視覚的に容易に行なえるために望ましい。
この入力画面は、ダイヤ変更の施工日を選択するためのカレンダウィンドウ30と、施工日の選択や取消の設定、及び変更項目を選択するための第1選択ウィンドウ35と、さらなる項目を選択するための第2選択ウィンドウ36とを含む。カレンダウィンドウ30は、年月表示欄31と、切替ボタン32と、日付表示欄33とを含む。
まず、カレンダウィンドウ30から施工日に該当する日付欄33を選択することにより、施工日情報を入力する(ステップSt2)。このカレンダウィンドウ30は、左右の切替ボタン32をマウスクリックすることによって年月表示欄31の年月を順次に切替えることができる。
施工日情報の入力は、図3と図4とに示される通達の施工日521a,522a,526aを参照して行われる。施工日の選択は、マウスクリックなどの操作により日付欄33を選択しておき、次に、第1選択ウィンドウ35において「日付選択」命令を選択入力することによって行われる。第1選択ウィンドウ35は、常時、画面に表示させておいてもよいし、マウスクリックなどの操作により出現するようにしてもよい。
選択された日付は、符号34で示されるように、着色やハッチングなどによって目立つようにマーキングされる。図5は、図3に示される上段の変更内容521の施工期間521aに従って、2011年2月7日から2011年2月13日が選択されている状態を例示している。
第1選択ウィンドウ35は、日付選択に関わる命令を表示する第1表示領域351と、列車選択や追加に関わる命令を表示する第2表示領域352とを有している。第1表示領域351には、「日付選択」命令以外にも、カレンダ30内の全日付33を一括で選択する「全日付選択」命令、選択された日付を取り消すための「日付選択取消」命令、及び選択された日付を一括で取り消すための「全日付選択取消」命令が表示されている。なお、施工日情報の入力操作は、このような命令群によらず、例えば、Ctrlキーなどの特定の制御キーを押した状態において、日付欄33をマウスクリック、あるいはマウスドラッグすることにより行われるようにしてもよい。
施工日情報の入力受付後、ダイヤ作成部41は、入力部1から、具体的なダイヤ変更内容の入力を受け付ける(ステップSt3)。図3と図4とに示されるように、変更内容521,522,526は、一般的に列車名ごとに記載されている。
したがって、変更内容521,522のように、既存列車の運行内容を変更する場合、変更内容の入力は、施工日として選択された全部の日付に共通に存在する列車名を選択することにより行われる。つまり、日付を選択した状態で、第2表示領域352にある「列車選択」命令を選択すると、基本ダイヤ情報51に基づいて、当該日付の全てに共通に存在する列車名の一覧が第2選択ウィンドウ36に表示される。そして、この列車名の中から変更対象の列車を選択し、その列車について運行内容の変更を行う。
運行内容の変更入力方式は、特に限定されるものではないが、周知のダイヤ表示画面にて着発時刻などを設定する方式を採用し得る。
図3に示されている上段の変更内容521の場合、表1に示された運行内容のうち、「後運用」の項目を「折返」から「なし」に変更することにより設定がなされる。運用の項目としては、他にも「継送」、「分割」、及び「併合」が存在し、これらの候補から選択することにより列車運用の設定がなされる。また、下段の変更内容522については、「運転」の項目を「有」から「無」に変更することにより設定がなされる。
一方、図4に示される変更内容526のように、施工日として選択された日付に、新規に列車を追加する場合、変更内容の入力は、第2表示領域352にある「列車追加」命令を選択して行われる。変更内容526のような構内列車の場合、設定項目としては、該当する駅名、運用、発着時刻、発着番線、先行列車名、及び運転の休止/復活が存在する。
このように、通達の記載形式に従って容易に変更内容を入力することが可能な方式を採用することによって、ダイヤ変更の入力作業の負荷を大幅に削減することができる。
再び図2を参照して説明すると、図3に示される通達の場合、上段の変更内容521に含まれる全変更対象項目の入力が完了後(ステップSt4)、今度は、下段の変更内容522の施工日を入力し(ステップSt2)、その全変更対象項目の入力が完了すると(ステップSt4)、ダイヤ作成部41は、入出力処理部45を介して、変更識別情報52とダイヤ変更情報53を記録部5に記録(ステップSt6,St7)する。
Figure 0005791919
こうして記録された変更識別情報52とダイヤ変更情報53は、上記の表2のように、互いに対応付けられている。したがって、ダイヤ変更情報53は、変更識別情報52ごとに、つまり通達ごとに、制御ダイヤ情報54へ反映するための登録、その登録解除、閲覧、あるいは抹消することが可能である。
すなわち、表示処理部44は、入力部1に入力された通達番号520,525を基にして、該当する変更識別情報52に係るダイヤ変更情報53を表示部3に出力する。また、ダイヤ変更取消部43は、入力部1に入力された通達番号520,525を基にして、該当する変更識別情報52に係るダイヤ変更情報を記録部5から抹消する。なお、ダイヤ変更情報53は、現在の日付が最後の施工日を経過した後の一定期間経過後に自動的に抹消されるようにしてもよい。
次に、基本ダイヤ情報51にダイヤ変更情報53を反映して制御ダイヤ情報54を作成する処理について、図6を参照して説明する。作成処理は、入力部1から対象として指定された日付が入力されたことを契機として実行されてもよいし、あるいは毎日、当日分のダイヤを対象として自動的に実行されてもよい。
まず、ダイヤ作成部41は、入出力処理部45を介して、記録部5から基本ダイヤ情報51を読み出し(ステップSt11)、次に変更識別情報52を読み出す(ステップSt12)。そして、ダイヤ作成部41は、変更識別情報52ごとにダイヤ変更情報53を読み出して(ステップSt13)、該変更内容に係る施工日情報に、ダイヤ作成対象の日付が含まれているかを判定する(ステップSt14)。当該日付が含まれていなければ、1つの変更識別情報52に係る全ての変更内容について反映処理が完了したか否かを判定し(ステップ16)、完了していない場合、他の変更内容に係る施工日情報について同様の判定を行う(ステップSt14)。
一方、当該日付が含まれていれば、ダイヤ作成部41は該変更内容を基本ダイヤ情報51に反映する(ステップSt15)。具体的には、仮に作成対象日を2011年2月10日とすると、図3に示される上段の変更内容521、及び図4に示される変更内容526は反映されるが、図3に示される下段の変更内容522は反映されないことになる。
ダイヤ作成部41は、1つの変更識別情報52に係る全ての変更内容について反映処理が完了すると(ステップSt16)、他の変更識別情報52に係る全ての変更内容についても同様に反映処理を行なう(ステップSt13〜St15)。さらに、ダイヤ作成部41は、全ての変更識別情報52に係る変更内容の反映処理が完了すると(ステップSt17)、これにより作成された制御ダイヤ情報54を記録部5に記録する(ステップSt18)。
Figure 0005791919
上記の表3には、このようにして作成された2011年2月7日の制御ダイヤ情報54が例示されている。これを、先に示された表1の基本ダイヤ情報51と比較すれば明らかなように、図3の変更内容521に基づいて、列車名「特急はたち50号」の「後運用」項目が「折返」から「なし」に変更されている。さらに、図3の変更内容522に基づいて、列車名「特急はたち53号」の「運転」項目が「有」から「無」に変更されている。
Figure 0005791919
また、上記の表4は、2011年2月8日の制御ダイヤ情報54が例示されている。この制御ダイヤ情報54は、図3の変更内容521の反映に加えて、図4の変更内容526に基づいて、列車名「構内列車123号」の運用情報が追加されている。なお、他の日付の制御ダイヤ情報54は、例示されていないが、図3と図4とに示された施工日521a,522a,526aに係る日付について、同様に変更内容521,522,526が反映されているものとする。
これまで述べたように、本発明に係るダイヤ作成装置10は、ダイヤ変更情報53を記録部5に、変更識別情報52に対応付けて記録するから、複数回に分けて入力されたダイヤ変更情報53を変更識別情報52に基づいて管理することができる。
したがって、このダイヤ作成装置10によれば、通達を受信したとき、変更識別情報52として、例えば当該通達番号520,525を入力することによって、通達番号520,525ごとに変更内容521,522,526を管理できる。すなわち、ダイヤ作成装置10に特定の通達番号520,525を入力して、該当する変更内容521,522,526を登録、閲覧、または削除することができるため、変更内容521,522,526の管理が容易となる。
また、ダイヤ作成部41は、変更識別情報52ごとにダイヤ変更情報53を記録部5から読み出して、ダイヤ作成対象となる日付が施工日情報に含まれる該変更内容521,522,526を、基本ダイヤ情報51に反映させた制御ダイヤ情報54を作成する。
したがって、本発明に係るダイヤ作成装置10は、予め入力されたダイヤ変更情報53に基づいて、変更内容521,522,526が反映された制御ダイヤ情報54を、日付ごとに自動的に作成することができる。このため、通達に記載された施工日521a,522a,526aが複数日であった場合、つまり、施工期間として記載されていた場合、該当する全ての日付において、変更内容521,522,526が反映された制御ダイヤ情報54を、自動的に作成することができる。これにより、指令員が1日ごとに制御ダイヤ情報を項目ごとに変更する作業を省くことができる。
一方、本発明に係るダイヤ変更方法は、上述したダイヤ作成装置10と同様の構成を含んでいるため、同様の作用効果を奏する。
上述した実施形態では、列車の運行管理を例に挙げているが、これに限らず、バスなどの他の交通機関の運行管理に関しても、本発明は同様に適用される。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
1 入力部
5 記録部
41 ダイヤ作成部
43 ダイヤ変更取消部
10 ダイヤ作成装置
52 変更識別情報
53 ダイヤ変更情報
51 基本ダイヤ情報
54 制御ダイヤ情報

Claims (5)

  1. 通達ごとに設定される変更識別情報と、通達に含まれる1以上の変更内容であり、施工日情報を含むダイヤ変更情報と、が入力される入力部と、
    前記変更識別情報に対応付けられた前記ダイヤ変更情報が記録される記録部と、
    前記変更識別情報ごとに前記ダイヤ変更情報を記録部から読み出し、通達に記載された前記ダイヤ変更情報を、通達に記載された施工日において基本ダイヤ情報に反映させるダイヤ作成部と、を備える、ダイヤ作成装置。
  2. 請求項1に記載されたダイヤ作成装置であって、
    さらにダイヤ変更取消部を含み、
    前記ダイヤ変更取消部は、前記入力部に入力された前記変更識別情報と対応する前記ダイヤ変更情報を通達ごとに前記記録部から抹消する、ダイヤ作成装置。
  3. 請求項1または2に記載されたダイヤ作成装置であって、
    前記変更識別情報には、日付、番号、名称のうちの1以上の項目が含まれる、ダイヤ作成装置。
  4. 入力部に、通達ごとに設定される変更識別情報と、通達に含まれる1以上の変更内容であり、施工日情報を含むダイヤ変更情報とが入力されるステップと、
    記録部に、前記変更識別情報に対応付けて前記ダイヤ変更情報が記録されるステップと
    ダイヤ作成部は、前記変更識別情報ごとに前記ダイヤ変更情報を前記記録部から読み出し、通達に記載された前記ダイヤ変更情報を、通達に記載された施工日において基本ダイヤ情報に反映させるステップとを含む、ダイヤ作成方法。
  5. 請求項4に記載されたダイヤ作成方法であって、
    前記変更識別情報には、日付、番号、名称のうちの1以上の項目が含まれる、ダイヤ作成方法。


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