JP2002308098A - 鉄道制御情報伝送装置、及びその伝送方法 - Google Patents

鉄道制御情報伝送装置、及びその伝送方法

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JP2002308098A
JP2002308098A JP2001110231A JP2001110231A JP2002308098A JP 2002308098 A JP2002308098 A JP 2002308098A JP 2001110231 A JP2001110231 A JP 2001110231A JP 2001110231 A JP2001110231 A JP 2001110231A JP 2002308098 A JP2002308098 A JP 2002308098A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、鉄道の現場作業に従事する
保守担当者による現場機器の制御要求を、該現場機器に
対応する連動装置に自動伝送することで、現場機器制御
の効率化を図ることである。 【解決手段】 情報配信サーバ1は、携帯電話2から、
現場機器の制御設定要求メールを受信すると、記憶装置
16に格納された登録情報から、受信された設定要求に
対応する現場機器、及び連動装置情報を抽出し、抽出し
た連動装置40に、制御設定要求信号を送信する。この
設定要求に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制
御状態情報を連動装置40から受信すると、情報配信サ
ーバ1は、該情報を携帯電話2にメール送信する。更
に、該設定要求に応じて、各種現場機器50の設定が完
了された旨を示す表示情報を連動装置40から受信する
と、情報配信サーバ1は、該表示情報を携帯電話2にメ
ール送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道に関する制御
情報を伝送する鉄道制御情報伝送装置、及びその伝送方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、多数の列車の効率よい運行のため
に、長大な路線全区間の列車の運行状況をリアルタイム
で一括制御するCTC(Centralized Traffic Contro
l:列車集中制御)装置を用いた運行管理システムが、
鉄道各社で利用されている。このシステムにより、全列
車の運行状況が把握できるだけでなく、各駅(停車場)
に設置された連動装置を遠隔操作することで、各駅構内
に散在する信号機や転轍機等の各種現場機器の制御をす
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の運行管理システムでは、現場作業に従事してい
る保守担当者による現場機器の制御指示が、該現場機器
に対応する連動装置に直接伝達されていなかったため、
保守担当者が担当する現場で事故等の予期せぬ事態が発
生し、関連区域の線路閉鎖等、関連駅の現場機器を緊急
に制御する必要が生じた場合、迅速に対応できないとい
う問題があった。
【0004】本発明の課題は、鉄道の現場作業に従事す
る保守担当者による現場機器の制御要求を、該現場機器
に対応する連動装置に自動伝送することで、現場機器制
御の効率化を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を例示する。符号等は、後述する図面参
照符号等である。
【0006】請求項1記載の発明は、各鉄道現場に備わ
る現場機器、及び各現場機器を管理する管理装置に関す
る情報を予め記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶装
置16)と、鉄道現場作業に従事する担当者所有の通信
端末(例えば、図1の携帯電話2)から、鉄道現場の制
御要求を受信する受信手段(例えば、図2の伝送制御部
14)と、前記受信手段により受信した制御要求に基づ
いて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶手段から抽
出する抽出手段(例えば、図2のCPU11)と、前記
抽出手段により抽出した現場機器に対応する制御要求
を、該現場機器を管理する管理装置に送信する送信手段
(例えば、図2の伝送制御部14)と、を備えることを
特徴としている。
【0007】この請求項1記載によれば、記憶手段が、
各鉄道現場に備わる現場機器、及び各現場機器を管理す
る管理装置に関する情報を予め記憶し、受信手段が、鉄
道現場作業に従事する担当者所有の通信端末から、鉄道
現場の制御要求を受信し、抽出手段が、前記受信手段に
より受信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現
場機器を前記記憶手段から抽出し、送信手段が、前記抽
出手段により抽出した現場機器に対応する制御要求を、
該現場機器を管理する管理装置に送信する。
【0008】請求項7記載の発明は、各鉄道現場に備わ
る現場機器、及び各現場機器を管理する管理装置に関す
る情報を予め記憶する記憶工程(例えば、図2の記憶装
置16)と、鉄道現場作業に従事する担当者所有の通信
端末(例えば、図1の携帯電話2)から、鉄道現場の制
御要求を受信する受信工程(例えば、図2の伝送制御部
14)と、前記受信工程により受信した制御要求に基づ
いて、実際に制御すべき現場機器を前記記憶工程から抽
出する抽出工程(例えば、図2のCPU11)と、前記
抽出工程により抽出した現場機器に対応する制御要求
を、該現場機器を管理する管理装置に送信する送信工程
(例えば、図2の伝送制御部14)と、を含むことを特
徴としている。
【0009】この請求項7記載の発明によれば、各鉄道
現場に備わる現場機器、及び各現場機器を管理する管理
装置に関する情報を予め記憶する記憶工程と、鉄道現場
作業に従事する担当者所有の通信端末から、鉄道現場の
制御要求を受信する受信工程と、前記受信工程により受
信した制御要求に基づいて、実際に制御すべき現場機器
を前記記憶工程から抽出する抽出工程と、前記抽出工程
により抽出した現場機器に対応する制御要求を、該現場
機器を管理する管理装置に送信する送信工程と、を含
む。
【0010】したがって、請求項1あるいは7記載の発
明によって、現場作業に従事している保守担当者からの
現場機器の制御要求に迅速に対応できる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の鉄
道制御情報伝送装置において、前記受信手段は、前記管
理装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場
機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信
し、前記送信手段は、前記受信手段により受信した制御
状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信す
ることを特徴としている。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、前記受
信手段は、前記管理装置から、前記通信端末からの制御
要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状
態情報を更に受信し、前記送信手段は、前記受信手段に
より受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信
端末に更に送信する。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項7記載の鉄
道制御情報伝送方法において、前記受信工程は、前記管
理装置から、前記通信端末からの制御要求に応じて現場
機器制御の設定が行われた旨の制御状態情報を更に受信
し、前記送信工程は、前記受信工程により受信した制御
状態情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信す
ることを特徴としている。
【0014】この請求項8記載の発明によれば、前記受
信工程は、前記管理装置から、前記通信端末からの制御
要求に応じて現場機器制御の設定が行われた旨の制御状
態情報を更に受信し、前記送信工程は、前記受信工程に
より受信した制御状態情報を、前記制御要求をした通信
端末に更に送信する。
【0015】したがって、請求項2あるいは8記載の発
明によって、保守担当者は、自身の制御要求に従って現
場機器の制御設定が行われたことを確認できる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の鉄道制御情報伝送装置において、前記受信手段は、
前記管理装置から、前記通信端末からの制御要求に応じ
て現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信
し、前記送信手段は、前記受信手段により受信した完了
情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信するこ
とを特徴としている。
【0017】この請求項3記載の発明によれば、前記受
信手段は、前記管理装置から、前記通信端末からの制御
要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を
更に受信し、前記送信手段は、前記受信手段により受信
した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送
信する。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項7又は8記
載の鉄道制御情報伝送方法において、前記受信工程は、
前記管理装置から、前記通信端末からの制御要求に応じ
て現場機器の制御が完了した旨の完了情報を更に受信
し、前記送信工程は、前記受信工程により受信した完了
情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信するこ
とを特徴としている。
【0019】この請求項9記載の発明によれば、前記受
信工程は、前記管理装置から、前記通信端末からの制御
要求に応じて現場機器の制御が完了した旨の完了情報を
更に受信し、前記送信工程は、前記受信工程により受信
した完了情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送
信する。
【0020】したがって、請求項3あるいは9記載の発
明によって、保守担当者は、自身の制御要求に従って現
場機器の制御が完了したことを確認できる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1記載の鉄
道制御情報伝送装置において、前記管理装置は、前記抽
出手段により抽出された現場機器の連動制御を行う連動
装置(例えば、図1の連動装置40)を含み、前記送信
手段は、前記抽出された現場機器に対応する制御要求
を、前記連動装置に送信することを特徴としている。
【0022】この請求項4記載の発明によれば、前記管
理装置は、前記抽出手段により抽出された現場機器の連
動制御を行う連動装置を含み、前記送信手段は、前記抽
出された現場機器に対応する制御要求を、前記連動装置
に送信する。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
鉄道制御情報伝送方法において、前記管理装置は、前記
抽出工程により抽出された現場機器の連動制御を行う連
動装置(例えば、図1の連動装置40)を含み、前記送
信工程は、前記抽出された現場機器に対応する制御要求
を、前記連動装置に送信することを特徴としている。
【0024】この請求項10記載の発明によれば、前記
管理装置は、前記抽出工程により抽出された現場機器の
連動制御を行う連動装置を含み、前記送信工程は、前記
抽出された現場機器に対応する制御要求を、前記連動装
置に送信する。
【0025】したがって、請求項4あるいは10記載の
発明によって、保守担当者からの現場機器の制御要求
を、該現場機器を連動制御している連動装置に直接伝送
することにより、保守担当者の制御要求により迅速に対
応できる。
【0026】請求項5記載の発明は、請求項4記載の鉄
道制御情報伝送装置において、前記管理装置は、前記連
動装置を含む所定の鉄道区域を管轄する列車集中制御中
央装置(例えば、図3のCTC中央装置4)を更に含
み、前記送信手段は、前記抽出された現場機器に対応す
る制御要求を、前記列車集中制御中央装置に更に送信す
ることを特徴としている。
【0027】この請求項5記載の発明によれば、前記管
理装置は、前記連動装置を含む所定の鉄道区域を管轄す
る列車集中制御中央装置を更に含み、前記送信手段は、
前記抽出された現場機器に対応する制御要求を、前記列
車集中制御中央装置に更に送信する。
【0028】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の鉄道制御情報伝送方法において、前記管理装置は、前
記連動装置を含む所定の鉄道区域を管轄する列車集中制
御中央装置(例えば、図3のCTC中央装置4)を更に
含み、前記送信工程は、前記抽出された現場機器に対応
する制御要求を、前記列車集中制御中央装置に更に送信
することを特徴としている。
【0029】この請求項11記載の発明によれば、前記
管理装置は、前記連動装置を含む所定の鉄道区域を管轄
する列車集中制御中央装置を更に含み、前記送信工程
は、前記抽出された現場機器に対応する制御要求を、前
記列車集中制御中央装置に更に送信する。
【0030】したがって、請求項5あるいは11記載の
発明によって、列車集中制御中央装置が管轄する区域に
備わる現場機器の一括制御が可能になる。
【0031】請求項6記載の発明は、請求項1又は5記
載の鉄道制御情報伝送装置において、前記管理装置は、
前記列車集中制御中央装置を管理する運行管理中央装置
(例えば、図4の運行管理中央装置8)を更に含み、前
記送信手段は、前記抽出した現場機器に対応する制御要
求を、前記運行管理中央装置に更に送信することを特徴
としている。
【0032】この請求項6記載の発明によれば、前記管
理装置は、前記列車集中制御中央装置を管理する運行管
理中央装置を更に含み、前記送信手段は、前記抽出した
現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装置
に更に送信する。
【0033】請求項12記載の発明は、請求項7又は1
1記載の鉄道制御情報伝送方法において、前記管理装置
は、前記列車集中制御中央装置を管理する運行管理中央
装置(例えば、図4の運行管理中央装置8)を更に含
み、前記送信工程は、前記抽出した現場機器に対応する
制御要求を、前記運行管理中央装置に更に送信すること
を特徴としている。
【0034】この請求項12記載の発明によれば、前記
管理装置は、前記列車集中制御中央装置を管理する運行
管理中央装置を更に含み、前記送信工程は、前記抽出し
た現場機器に対応する制御要求を、前記運行管理中央装
置に更に送信する。
【0035】したがって、請求項6あるいは12記載の
発明によって、運行管理中央装置が管轄する区域に備わ
る現場機器の一括制御が可能になる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0037】[第1の実施の形態]図1及び図2は、本発
明を適用した情報配信サーバ1の第1の実施の形態を示
す図である。まず、構成を説明する。
【0038】図1は、第1の実施の形態における鉄道制
御情報伝送システム100のシステム構成を示す図であ
る。この図1において、鉄道制御情報伝送システム10
0は、情報配信サーバ1、携帯電話2、IF装置30、
連動装置40、各種現場機器50により構成されてい
る。
【0039】情報配信サーバ1は、鉄道会社が保有する
サーバで、インターネットNにより、無線基地局(図示
せず)を介して携帯電話2に接続されるとともに、LA
N等のネットワークを介して、IF装置30に接続され
ている。連動装置40は、各駅に設置され、駅構内に備
わる信号機や転轍機等の現場機器50に接続されるとと
もに、LAN等のネットワークにより、IF装置30を
介して情報配信サーバ1に接続されている。
【0040】携帯電話2は、上記鉄道会社の保守担当者
が所有する携帯電話であり、情報配信サーバ1が提供す
る鉄道管理情報提供サイト等へのアクセス機能(例え
ば、Webブラウザ)、及びメールの送受信機能等を備
えている。
【0041】また、この携帯電話2は、各駅に備わる現
場機器への制御設定要求が可能な端末として、情報配信
サーバ1に登録されており、必要に応じて、進路制御、
ポイント(転轍機)制御、線路閉鎖等の設定(又は、解
除)等の制御設定要求メールを情報配信サーバ1に送信
する。例えば、上記保守担当者が担当する現場で事故が
発生した時、携帯電話2は、この保守担当者のキー操作
により、関連区域の線路閉鎖を要求する線路閉鎖要求メ
ールを情報配信サーバ1に送信する。
【0042】また、携帯電話2は、上記保守担当者のキ
ー操作により、列車の在線状況、信号機の現示状態、線
路閉鎖状態等の通知を要求する通知要求メールを情報配
信サーバ1に送信する。
【0043】IF装置30は、情報配信サーバ1と、連
動装置40とを接続するためのインターフェースであ
り、情報配信サーバ1から入力された各種制御信号を、
連動装置40対応の信号に変換するとともに、連動装置
40から入力された各種信号を情報配信サーバ1対応の
信号に変換する。このIF装置30は、連動装置40
が、継電連動装置(後述)であればリレー接点IFであ
り、電子連動装置(後述)であれば、シリアルIF等で
ある。
【0044】連動装置40は、継電連動装置、又は電子
連動装置であり、情報配信サーバ1からIF装置30を
介して入力された制御信号に応じて、自駅の信号機や転
轍機等の現場機器50の制御を行う。このとき連動装置
40は、列車の在線状態、信号機の現示状態、線路閉鎖
状態等の現場機器50の動作状況(表示情報)を、情報
配信サーバ1に送信する。現場機器の制御としては、進
路の設定、転轍機の転換制御、信号機と転轍機、及び信
号機相互間の連鎖、信号現示の制御等がある。
【0045】ここで、継電連動装置とは、上記ような現
場機器の制御を、リレー接点の組み合わせによる論理回
路で実現する装置である。一方、電子連動装置とは、上
記制御をコンピュータで処理すると同時に、入出力(I
/O)回路を無接点(電子端末)化した装置である。
【0046】また、連動装置40は、情報配信サーバ1
からIF装置30を介して、携帯電話2による各種設定
要求を受信すると、その要求内容を自装置内に登録し、
該要求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を、制
御状態情報として情報配信サーバ1に送信する。更に、
携帯電話2による設定要求に応じて、各種現場機器50
の設定が完了すると、設定が完了した旨を表示情報とし
て情報配信サーバ1に送信する。
【0047】なお、図1の鉄道制御情報伝送システム1
00においては、情報配信サーバ1とIF装置30を介
して接続される連動装置40が1台である場合を示した
が、その台数は特に限定されない。
【0048】また、インターネットNは、電話回線網、
ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回
線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接
続するインターネットサービスプロバイダや無線基地局
等を含む。更に、インターネットNに無線基地局を介し
て接続される携帯電話の台数は特に限定されない。
【0049】次に、図1に示した鉄道制御情報伝送シス
テム100を構成する情報配信サーバ1の各制御機能の
概要について、図2を参照して説明する。
【0050】図2は、情報配信サーバ1の内部構成を示
すブロック図である。図2において、情報配信サーバ1
は、CPU11、表示部12、入力部13、伝送制御部
14、RAM15、記憶装置16、及び記録媒体17に
よって構成されており、記録媒体17を除く各部はバス
18によって接続されている。
【0051】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶装置16の記録媒体17内に記憶されているシ
ステムプログラム及び情報配信サーバ1に対応する各種
アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリ
ケーションプログラムをRAM15内に展開し、入力部
13から入力される各種指示あるいはそれに応じた各種
データをRAM15内に一時的に格納し、この入力指示
及び入力データに応じて記憶装置16内に格納されたア
プリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、
その処理結果をRAM15内に格納するとともに、表示
部12に表示する。そして、RAM15内に一時格納し
た処理結果を入力部13から入力指示される記憶装置1
6内の記録媒体17の保存先に保存する。
【0052】例えば、CPU11は、携帯電話2から、
進路制御、ポイント制御、線路閉鎖等の設定要求メール
を受信すると、この設定要求内容に基づいて、制御が必
要な現場機器50、及び現場機器50に対応する連動装
置40に関する情報を記憶装置16から抽出し、現場機
器50に対応する設定要求信号をIF部30を介して連
動装置40に送信する。
【0053】また、CPU11は、携帯電話2による要
求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制御
状態情報を連動装置40から受信すると、その制御状態
情報を携帯電話2にメール送信する。更に、携帯電話2
による設定要求に応じて、各種現場機器50の設定が完
了した旨を示す表示情報を連動装置40から受信する
と、その表示情報を携帯電話2にメール送信する。
【0054】更に、CPU11は、携帯電話2から、列
車の在線状況、信号機の現示状態、線路閉鎖状態等の通
知要求メールを受信すると、記憶装置16から、該通知
要求に対応する最新の情報を読み出し、携帯電話2にメ
ール送信する。
【0055】表示部12は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)、又はCRT(Cathode Ray Tube)表示装置等
により構成され、CPU11から入力される表示データ
を表示する。
【0056】入力部13は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインテ
ィングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで押
下された押下信号をCPU11に出力するとともに、マ
ウスによる操作信号をCPU11に出力する。
【0057】伝送制御部14は、モデム(MODEM:
MOdulator/DEModulator)、ターミナルアダプタ(T
A:Terminal Adapter)、又はルータ等によって構成さ
れ、インターネットNを介して接続された携帯電話2、
或いはLAN等のネットワークを介して接続されたIF
装置30と通信を行うための通信制御を行う。
【0058】RAM(Random Access Memory)15は、
CPU11により実行される上記処理プログラムや各種
アプリケーションプログラムを、RAM15内の図示し
ないプログラム格納領域に展開するとともに、入力指
示、入力データ、及び上記処理プログラムが実行される
際に生じる処理結果等を、図示しないワークメモリエリ
アに一時的に格納する。
【0059】記憶装置16は、プログラムやデータ等が
予め記憶された記録媒体17を有しており、記録媒体1
7は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体等の不揮
発性メモリで構成されている。この記録媒体17は記憶
装置16に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装
着するものであり、この記録媒体17には、情報配信サ
ーバ1のシステムプログラム、鉄道制御情報伝送処理プ
ログラム、及びこれらのプログラムで処理されたデータ
等を記憶する。
【0060】また、記録媒体17に記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクラ
イアント等の外部機器から、ネットワーク回線等の伝送
媒体を介して伝送制御部14から受信して記憶する構成
にしてもよく、また、記録媒体17はネットワーク上に
構築されたサーバの記録媒体であってもよい。更に、上
記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介して
サーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインス
トールするように構成してもよい。
【0061】また、記憶装置16は、各駅の登録情報を
格納しており、この登録情報としては、各駅に設置され
た連動装置に関する情報や、駅構内における各種現場機
器の配置状態等の情報等を記憶している。更に、記憶装
置16は、各種現場機器への制御設定要求が可能な携帯
電話2の登録情報として、該携帯電話に設定されたEメ
ールアドレスや、保有者である保守担当者の氏名等を格
納している。
【0062】更に、この記憶装置16は、各保守担当者
が所有する携帯電話2に、制御状態情報、表示情報等を
通知する際に使用する定型文を記憶する。また、記憶装
置16は、各駅の連動装置40から受信した在線情報、
信号機情報、線路閉鎖情報等を記憶する。
【0063】次に、本第1の実施の形態における情報配
信サーバ1によって実行される制御情報伝送処理の動作
を説明する。
【0064】CPU11は、各鉄道現場で、現場作業に
従事している保守担当者が保有する携帯電話2から、各
種現場機器の制御設定要求メールが受信されたか否かを
常時確認しており、該設定要求メールを受信すると、記
憶装置16に格納された登録情報から、制御すべき現場
機器50、及び現場機器50に対応する連動装置40に
関する情報を抽出し、連動装置40に、現場機器50に
対応する制御設定要求信号を送信する。
【0065】上記制御設定要求信号送信後、該要求内容
に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制御状態情
報を連動装置40から受信すると、CPU11は、該制
御状態情報通知に使用する定型文データを記憶装置16
から読み出し、該制御状態情報を、対応する定型文デー
タとともに、携帯電話2にメール送信する。更に、携帯
電話2による設定要求に応じて、各種現場機器50の設
定完了を示す表示情報を連動装置40から受信すると、
CPU11は、該表示情報通知に使用する定型文データ
を記憶装置16から読み出し、該表示情報を、対応する
定型文データとともに、携帯電話2にメール送信する。
【0066】以上のように、本第1の実施の形態におけ
る鉄道制御情報伝送システム100によれば、情報配信
サーバ1は、保守担当者保有の携帯電話2から受信した
現場機器50の制御設定要求を、現場機器50に対応す
る連動装置40に直接伝送して、現場機器50を制御さ
せることにより、現場作業に従事している保守担当者の
制御要求に迅速に対応できる。
【0067】[第2の実施の形態]以下、本発明を適用し
た情報配信サーバ1の第2の実施の形態について、図3
を参照して説明する。まず、構成を説明する。
【0068】図3は、第2の実施の形態における鉄道制
御情報伝送システム200のシステム構成を示す図であ
る。鉄道制御情報伝送システム200において、第1の
実施の形態の構成内容と同じ部分には同一の符号を付
し、同一機能を有する場合は、その機能説明を省略す
る。
【0069】この図3において、鉄道制御情報伝送シス
テム200は、情報配信サーバ1、携帯電話2、IF装
置31、CTC中央装置4、CTC駅装置5a、5b、
5c、5d、連動装置6a、6b、6c、6d、各種現
場機器7a、7b、7c、7dにより構成されている。
【0070】情報配信サーバ1は、鉄道会社が保有する
サーバで、インターネットNにより、無線基地局(図示
せず)を介して携帯電話2に接続されるとともに、LA
N等のネットワークを介して、IF装置31に接続され
ている。
【0071】CTC中央装置4は、LAN等のネットワ
ークにより、IF装置31を介して情報配信サーバ1に
接続されるとともに、自装置が管轄するA駅、B駅、C
駅、D駅に設置されたCTC駅装置5a、5b、5c、
5dとCTC回線で接続されている。連動装置6a、6
b、6c、6dは、それぞれ、CTC駅装置5a、5
b、5c、5dに接続されるとともに、現場機器7a、
7b、7c、7dに接続されている。
【0072】IF装置31は、情報配信サーバ1と、C
TC中央装置4とを接続するためのインターフェースで
あり、情報配信サーバ1から入力された各種制御信号
を、CTC中央装置4対応の信号に変換するとともに、
CTC中央装置4から入力された各種信号を情報配信サ
ーバ1対応の信号に変換する。
【0073】CTC中央装置4は、管轄区域内(例え
ば、A駅、B駅、C駅、D駅等)の列車運行の一括制御
や、各駅に備わる各種現場機器の遠隔操作や、現場機器
の動作状態の監視を行う。
【0074】また、CTC中央装置4は、情報配信サー
バ1からIF装置31を介して、携帯電話2による現場
機器の設定要求を受信すると、その現場機器に割り当て
た符号電流を、対象とする現場機器を備えている駅に送
出するとともに、その要求内容を自装置内に登録し、該
要求内容に応じて現場機器制御が設定された旨を示す制
御状態情報を、情報配信サーバ1に送信する。更に、C
TC中央装置4は、携帯電話2による設定要求に応じ
て、各駅に設置されたCTC駅装置から、現場機器の設
定が完了した旨を示す表示情報を受信すると、該表示情
報を情報配信サーバ1に送信する。
【0075】CTC駅装置5aは、CTC中央装置4が
管轄する区域内のA駅に設置されており、CTC中央装
置4から入力される、自駅の信号機や転轍機等を制御す
るための符号電流を解読して連動装置6aに伝達する。
また、CTC駅装置5aは、連動装置6aから入力され
る現場機器の動作状況(表示情報)を符号化し、CTC
中央装置4に伝送する。さらに、CTC駅装置5aは、
連動装置6aから受信した設定完了情報をCTC中央装
置4に送信する。
【0076】連動装置6aは、継電連動装置、又は電子
連動装置であり、CTC駅装置5aで解読された電流に
応じて、信号機や転轍機等の現場機器7aの制御を行
う。このとき、連動装置40は、列車の在線状態、信号
機の現示状態、線路閉鎖状態等の現場機器7aの動作状
況を、CTC駅装置5aに送信する。また、連動装置6
aは、携帯電話2による設定要求に応じて、現場機器7
aの設定が完了すると、設定が完了された旨を示す表示
情報をCTC駅装置5aに送信する。
【0077】なお、CTC駅装置5b、5c、5d、連
動装置6b、6c、6d、各種現場機器7b、7c、7
dの構成及び機能は、それぞれ、CTC駅装置5a、連
動装置6a、各種現場機器7aと同様であるので、これ
らの説明を省略する。また、CTC中央装置4が管轄す
る駅の数は、特に限定されない。
【0078】第2の実施の形態における情報配信サーバ
1の内部構成は、第1の実施の形態において図2に示し
た内部構成と同一であるので、図示を省略し、同一機能
を有する構成要素の機能説明を省略する。
【0079】CPU11は、携帯電話2から、進路制
御、ポイント制御、線路閉鎖等の設定要求メールを受信
すると、この設定要求内容に基づいて、制御が必要な現
場機器、及び該現場機器に対応する連動装置情報を記憶
装置16から抽出し、抽出した現場機器に対応する設定
要求信号をIF装置31を介してCTC中央装置4に送
信する。
【0080】また、CPU11は、携帯電話2による要
求内容に応じた現場機器制御が設定された旨を示す制御
状態情報をCTC中央装置4から受信すると、該制御状
態情報を携帯電話2にメール送信する。更に、携帯電話
2による設定要求に応じて、各種現場機器の設定が完了
された旨を示す表示情報をCTC中央装置4から受信す
ると、該表示情報を携帯電話2にメール送信する。
【0081】次に、本第2の実施の形態における情報配
信サーバ1によって実行される制御情報伝送処理の動作
を説明する。
【0082】CPU11は、各鉄道現場で、現場作業に
従事している保守担当者が保有する携帯電話2から、各
種現場機器の制御設定要求メールが受信されたか否かを
常時確認しており、該設定要求メールを受信すると、記
憶装置16に格納された登録情報から、制御すべき現場
機器(例えば、現場機器7b)、及び該現場機器に対応
する連動装置(例えば、連動装置6b)情報を抽出し、
その連動装置を含む区域を管轄するCTC中央装置4
に、抽出した現場機器に対応する制御設定要求信号を送
信する。
【0083】上記制御設定要求信号送信後、携帯電話2
による要求内容に応じて、現場機器制御が設定された旨
を示す制御状態情報を、CTC中央装置4から受信する
と、CPU11は、該制御状態情報通知に使用する定型
文データを記憶装置16から読み出し、該制御状態情報
を、対応する定型文データとともに、携帯電話2にメー
ル送信する。更に、携帯電話2による設定要求に応じ
て、各種現場機器の設定が完了した旨を示す表示情報を
CTC中央装置4から受信すると、CPU11は、該表
示情報通知に使用する定型文データを記憶装置16から
読み出し、該表示情報を、対応する定型文データととも
に、携帯電話2にメール送信する。
【0084】以上のように、本第2の実施の形態におけ
る鉄道制御情報伝送システム200によれば、情報配信
サーバ1は、保守担当者保有の携帯電話2から、複数駅
にまたがる現場機器の制御設定要求を受信した場合であ
っても、これらの駅を管轄するCTC中央装置4に、直
ちに該設定要求を送信することにより、複数駅にまたが
る該現場機器の一括制御が可能になり、現場作業に従事
している保守担当者の制御要求に迅速に対応できる上
に、設定変更の必要性が生じた場合でも、容易に設定変
更作業を行うことができる。
【0085】なお、本第2の実施の形態においては、情
報配信サーバ1が、携帯電話2による現場機器の制御要
求を、CTCシステム(CTC中央装置4とCTC駅装
置5a〜5d)を経由して、対応する連動装置に伝送す
る場合を示したが、情報配信サーバ1とCTCシステム
の間に運行管理中央装置を設け、該制御要求を運行管理
中央装置経由でCTCシステムに伝送する仕組みにして
も、本第2の実施の形態と同様の効果が得られる。この
場合の鉄道制御情報伝送システム300の全体構成を図
4に示す。
【0086】図4の鉄道制御情報伝送システム300の
全体構成は、運行管理中央装置8以外は、第2の実施の
形態の鉄道制御情報伝送システム200と同一であるの
で、これらの機能説明、及び情報配信サーバ1の動作説
明を省略する。
【0087】運行管理中央装置8は、CTC中央装置4
で収集した各駅の在線情報等に基づいて、運行表示盤
(路線地図)面に、列車の在線位置、列車番号等を表示
する。また、運行制御に必要な情報をダイヤ情報として
補助記憶装置に予め記憶させ、CTC中央装置4から入
力された情報に基づいて、列車の運行状況をトレース
し、これをダイヤ情報と比較して、必要な進路の設定を
所定のタイミングで実行する。
【0088】また、運行管理中央装置8は、情報配信サ
ーバ1からIF装置32を介して、携帯電話2による現
場機器の設定要求を受信すると、その要求内容を自装置
内に登録し、該要求内容に応じて現場機器制御が設定さ
れた旨を示す制御状態情報を、情報配信サーバ1に送信
する。更に、運行管理中央装置8は、携帯電話2による
設定要求に応じて、現場機器の設定が完了した旨を示す
表示情報をCTC中央装置4から受信すると、該表示情
報を情報配信サーバ1に送信する。
【0089】また、運行管理中央装置8は、携帯電話2
から、各種現場機器への制御設定要求だけでなく、保守
作業予約や線路閉鎖設定予約等の作業登録要求も受け付
けている。また、運行管理中央装置8は、ダイヤ情報を
記憶していることから、携帯電話2からのダイヤ情報通
知要求を受け付けている。携帯電話2にダイヤ情報が通
知されることにより、現場作業と列車運行ダイヤとの照
合が可能になり、作業間合い等の確認が容易になる。
【0090】なお、上記各実施の形態における記述内容
は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。例えば、上記各実施の形態においては、各現場にい
る保守担当者と情報配信サーバ1との通信手段として携
帯電話2を用いたが、PDA(Personal Digital Assis
tants)等の携帯情報端末であってもよい。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の発明の鉄道制御情報伝送
装置、及び請求項7記載の発明の鉄道制御情報伝送方法
によれば、現場作業に従事している保守担当者からの現
場機器の制御要求に迅速に対応できる。
【0092】請求項2記載の発明の鉄道制御情報伝送装
置、及び請求項8記載の発明の鉄道制御情報伝送方法に
よれば、保守担当者は、自身の制御要求に従って現場機
器の制御設定が行われたことを確認できる。
【0093】請求項3記載の発明の鉄道制御情報伝送装
置、及び請求項9記載の発明の鉄道制御情報伝送方法に
よれば、保守担当者は、自身の制御要求に従って現場機
器の制御が完了したことを確認できる。
【0094】請求項4記載の発明の鉄道制御情報伝送装
置、及び請求項10記載の発明の鉄道制御情報伝送方法
によれば、保守担当者からの現場機器の制御要求を、該
現場機器を連動制御している連動装置に直接伝送するこ
とにより、保守担当者の制御要求により迅速に対応でき
る。
【0095】請求項5記載の発明の鉄道制御情報伝送装
置、及び請求項11記載の発明の鉄道制御情報伝送方法
によれば、列車集中制御中央装置が管轄する区域に備わ
る現場機器の一括制御が可能になる。
【0096】請求項6記載の発明の鉄道制御情報伝送装
置、及び請求項12記載の発明の鉄道制御情報伝送方法
によれば、運行管理中央装置が管轄する区域に備わる現
場機器の一括制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態における鉄
道制御情報伝送システム100のシステム構成を示す図
である。
【図2】図1の情報配信サーバ1の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明を適用した第2の実施の形態における鉄
道制御情報伝送システム200のシステム構成を示す図
である。
【図4】本発明を適用した第2の実施の形態の他の実施
例における鉄道制御情報伝送システム300のシステム
構成を示す図である。
【符号の説明】 1 情報配信サーバ 11 CPU 12 表示部 13 入力部 14 伝送制御部 15 RAM 16 記憶装置 17 記録媒体 18 バス 2 携帯電話 30、31 IF装置 4 CTC中央装置 5a、5b、5c、5d CTC駅装置 40、6a、6b、6c、6d 連動装置 50、7a、7b、7c、7d 各種現場機器 8 運行管理中央装置 100、200、300 鉄道制御情報伝送システム N インターネット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各鉄道現場に備わる現場機器、及び各現場
    機器を管理する管理装置に関する情報を予め記憶する記
    憶手段と、 鉄道現場作業に従事する担当者所有の通信端末から、鉄
    道現場の制御要求を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した制御要求に基づいて、実際
    に制御すべき現場機器を前記記憶手段から抽出する抽出
    手段と、 前記抽出手段により抽出した現場機器に対応する制御要
    求を、該現場機器を管理する管理装置に送信する送信手
    段と、 を備えることを特徴とする鉄道制御情報伝送装置。
  2. 【請求項2】前記受信手段は、前記管理装置から、前記
    通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が
    行われた旨の制御状態情報を更に受信し、 前記送信手段は、前記受信手段により受信した制御状態
    情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の鉄道制御情報伝送装置。
  3. 【請求項3】前記受信手段は、前記管理装置から、前記
    通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了
    した旨の完了情報を更に受信し、 前記送信手段は、前記受信手段により受信した完了情報
    を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを
    特徴とする請求項1又は2記載の鉄道制御情報伝送装
    置。
  4. 【請求項4】前記管理装置は、前記抽出手段により抽出
    された現場機器の連動制御を行う連動装置を含み、 前記送信手段は、前記抽出された現場機器に対応する制
    御要求を、前記連動装置に送信することを特徴とする請
    求項1記載の鉄道制御情報伝送装置。
  5. 【請求項5】前記管理装置は、前記連動装置を含む所定
    の鉄道区域を管轄する列車集中制御中央装置を更に含
    み、 前記送信手段は、前記抽出された現場機器に対応する制
    御要求を、前記列車集中制御中央装置に更に送信するこ
    とを特徴とする請求項4記載の鉄道制御情報伝送装置。
  6. 【請求項6】前記管理装置は、前記列車集中制御中央装
    置を管理する運行管理中央装置を更に含み、 前記送信手段は、前記抽出した現場機器に対応する制御
    要求を、前記運行管理中央装置に更に送信することを特
    徴とする請求項1又は5記載の鉄道制御情報伝送装置。
  7. 【請求項7】各鉄道現場に備わる現場機器、及び各現場
    機器を管理する管理装置に関する情報を予め記憶する記
    憶工程と、 鉄道現場作業に従事する担当者所有の通信端末から、鉄
    道現場の制御要求を受信する受信工程と、 前記受信工程により受信した制御要求に基づいて、実際
    に制御すべき現場機器を前記記憶工程から抽出する抽出
    工程と、 前記抽出工程により抽出した現場機器に対応する制御要
    求を、該現場機器を管理する管理装置に送信する送信工
    程と、 を含むことを特徴とする鉄道制御情報伝送方法。
  8. 【請求項8】前記受信工程は、前記管理装置から、前記
    通信端末からの制御要求に応じて現場機器制御の設定が
    行われた旨の制御状態情報を更に受信し、 前記送信工程は、前記受信工程により受信した制御状態
    情報を、前記制御要求をした通信端末に更に送信するこ
    とを特徴とする請求項7記載の鉄道制御情報伝送方法。
  9. 【請求項9】前記受信工程は、前記管理装置から、前記
    通信端末からの制御要求に応じて現場機器の制御が完了
    した旨の完了情報を更に受信し、 前記送信工程は、前記受信工程により受信した完了情報
    を、前記制御要求をした通信端末に更に送信することを
    特徴とする請求項7又は8記載の鉄道制御情報伝送方
    法。
  10. 【請求項10】前記管理装置は、前記抽出工程により抽
    出された現場機器の連動制御を行う連動装置を含み、 前記送信工程は、前記抽出された現場機器に対応する制
    御要求を、前記連動装置に送信することを特徴とする請
    求項7記載の鉄道制御情報伝送方法。
  11. 【請求項11】前記管理装置は、前記連動装置を含む所
    定の鉄道区域を管轄する列車集中制御中央装置を更に含
    み、 前記送信工程は、前記抽出された現場機器に対応する制
    御要求を、前記列車集中制御中央装置に更に送信するこ
    とを特徴とする請求項10記載の鉄道制御情報伝送方
    法。
  12. 【請求項12】前記管理装置は、前記列車集中制御中央
    装置を管理する運行管理中央装置を更に含み、 前記送信工程は、前記抽出した現場機器に対応する制御
    要求を、前記運行管理中央装置に更に送信することを特
    徴とする請求項7又は11記載の鉄道制御情報伝送方
    法。
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