JPH1117576A - 情報伝送装置 - Google Patents

情報伝送装置

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JPH1117576A
JPH1117576A JP9165940A JP16594097A JPH1117576A JP H1117576 A JPH1117576 A JP H1117576A JP 9165940 A JP9165940 A JP 9165940A JP 16594097 A JP16594097 A JP 16594097A JP H1117576 A JPH1117576 A JP H1117576A
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Takashi Egawa
崇 江川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い情報伝送装置を提供する。 【解決手段】 中央装置(CTC駅装置)とそれから離
れた場所で使用されるハンディ端末器とで構成される情
報伝送装置であって、ハンディ端末器には、入力した所
定の情報を中央装置に送信するとともに、その中央装置
からの情報を受信する送受信手段と、その送受信された
情報の内容を表示画面に表示させて、又は音声により発
生させて確認する確認手段とが設けられ、中央装置に
は、ハンディ端末器との間で情報の送受信を行う送受信
手段と、そのハンディ端末器からの情報を取込むための
時間帯を設定する時間帯設定手段と、その設定された時
間帯内でそのハンディ端末器から所定の同一の情報を複
数回受信したときに、所定の制御処理を行う制御処理手
段とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝送装置に係
り、特に、CTC駅装置や電子連動装置等の中央装置と
現場で使用されるハンディ端末器との間の情報伝送に好
適な情報伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、鉄道において、夜間に保
守車両を運転するに際しては、現場に設けられている転
てつ機等の現場機器を制御するための制御情報をCTC
駅装置等の中央装置へ送信するのに無線機が用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線機を用いて制御信号を中央装置に送信する場
合、例えば、現場側から送出した進路設定要求の扱いの
情報に対するチェックができないために、情報の信頼度
が高くないという課題を有していた。
【0004】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、チェック機能
を備えた高信頼度の情報伝送が可能な情報伝送装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報伝送装
置は、上記目的を達成するために、中央装置とその中央
装置から離れた場所で使用されるハンディ端末器とで構
成される情報伝送装置であって、前記ハンディ端末器に
は、入力した所定の情報を前記中央装置に送信するとと
もに、その中央装置からの情報を受信する送受信手段
と、その送受信された情報の内容を表示画面に表示させ
て、又は音声により発生させて確認する確認手段とが設
けられ、前記中央装置には、前記ハンディ端末器との間
で情報の送受信を行う送受信手段と、そのハンディ端末
器からの情報を取込むための時間帯を設定する時間帯設
定手段と、その設定された時間帯内でそのハンディ端末
器から所定の同一の情報を複数回受信したときに、所定
の制御処理を行う制御処理手段とが設けられていること
を特徴としている。また、前記中央装置に、所定の制御
処理が解消されない限りハンディ端末器からの新たな情
報入力を阻止する阻止手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の中央装置をCT
C駅装置としたときの概略構成図である。
【0007】CTC駅装置1は、周知のCTC駅装置と
同様に二重系に構成されていて、フェールセーフが図ら
れている。すなわち、CTC駅装置1は、図示しない現
場に設けられている転てつ器や信号機等の現場機器から
情報(検出信号)を入力するとともに、それら現場機器
を制御するための制御情報(信号)を送出する、マイク
ロプロセッサを中心に形成された一対の処理装置2a,
2bを有している。
【0008】図1中、3は、ハンディ端末器10と無線
交信するための無線機であって、接続回路4及びシリア
ルI/F5a,5bを介して各処理装置2a,2bにそ
れぞれ接続されている。
【0009】ハンディ端末器10は、CTC駅装置1と
無線交信するための無線機11と図2に詳細に示される
処理機12とが設けられている。
【0010】この処理機12は、マイクロコンピュータ
を中心に形成されている処理部12aを中心に形成され
ていて、テンキー等から構成される設定部12bから入
力された内容及びCTC駅装置1側から受信した内容を
表示する表示画面からなる表示部12cが接続されてい
る。なお、この表示部12cには、係員に対して警告的
情報の内容を確実に報知するための点滅点灯するLED
及びアラームが設けられている。
【0011】図2中、12dは、表示部12cの表示内
容を音声で発生させるとともに、必要に応じてCTC駅
装置1側の係員との間で音声で交信することのできる音
声応答部であり、12eは、処理部12aと無線機11
とを接続するためのシリアルI/Oである。
【0012】また、図2中、12fは、処理機12の駆
動用の電源部であって、無線機11に着脱自在に設けら
れる外付けのバッテリ13から電源が得られるように構
成されている。
【0013】次に、図3の伝送制御手順を用いてCTC
駅装置1とハンディ端末器10との間の伝送制御動作に
ついて説明する。
【0014】なお、CTC駅装置1は、通常、複数のハ
ンディ端末器と交信されるが、ここでは、説明を簡単に
するために、1台のハンディ端末器10との間で交信す
る場合を例に説明する。
【0015】今、現場の係員が保守時間帯になったの
で、保守車両を運転しようとしているものとする。この
場合、ハンディ端末器10の設定部12bから保守車両
の進路設定を要求する進路要求扱いが入力される。すな
わち、保守車両の発駅の駅番号及びその保守車両の発着
点データが入力される。
【0016】入力されたデータは、無線機11を介して
CTC駅装置1に送信され、CTC駅装置1側では、受
信された駅番号データのチェックが行われるとともに、
CTC駅装置1のモードチェックが行われる。このモー
ドチェックにおいて、保守モードになったとき、例え
ば、夜間の予め設定された所定の保守時間帯になけれ
ば、ハンディ端末器10からの情報は無視され、安全性
が確保される。なお、この保守時間帯のチェックは、後
述するモードチェック時においても同様に行われる。
【0017】上記モードチェックにおいて、保守モード
と判定されたときは、CTC駅装置1において、ハンデ
ィ端末器1側から要求された進路決定が可能かどうか、
さらに、その設定される進路に矛盾を含んでいないかど
うかの要求進路合理性チェックが行われる。
【0018】これらチェックにおいて、要求された進路
を設定できないときは、その旨がハンディ端末器1側に
送出されて表示部12c及び音声応答部12dを介して
現場の係員に報知される。
【0019】上述のチェックにおいて、要求された進路
設定が可能と判定されたときは、その要求された進路構
成のデータがCTC駅装置1の処理装置2a,2bの図
示しないメモリに記憶されるとともに、要求した進路構
成が可能な旨がハンディ端末器1に送出される。
【0020】要求した進路構成が可能な旨の情報は、ハ
ンディ端末器10の表示部12cに表示されるととも
に、音声応答部12dから発生される。したがって、現
場の係員は、CTC駅装置1側が現場からの要求を正常
に受信したことを知ることができる。
【0021】次いで、ハンディ端末器1の設定部12b
から、再度、進路設定扱いが入力されると、CTC駅装
置1に記憶されていた前回の進路設定のデータと今回の
進路設定のデータの照合が行われ、その照合一致が得ら
れたときに、設定しようとする進路の故障チェックが行
われるとともに、上述と同様のモードチェック後、要求
された進路を構成するように、転てつ器等の現場機器が
制御される。
【0022】要求された進路の設定が終了したときに、
その旨がハンディ端末器1側に送出されるとともに、開
通された進路の状態が表示部12cに表示されるととも
に、その旨が音声により報知される。したがって、係員
は、その報知内容に従って保守車両を発車させることが
可能となる。
【0023】現場における保守作業が終了したときは、
ハンディ端末器10の設定部12bから進路構成を元の
状態に復帰させる進路復位要求扱いが入力される。
【0024】進路復位要求扱い情報をCTC駅装置1が
受信すると、CTC駅装置1の処理装置2a,2bのメ
モリに記憶されていたハンディ端末器10からの進路構
成用の制御情報がクリアされるとともに、保守用に設定
された進路は元の通常の状態に復帰される。
【0025】CTC駅装置1の処理装置2a,2bのメ
モリに保守用の進路構成情報が記憶されているときは、
ハンディ端末器10からの新たな進路構成要求の情報は
受付けられないので、情報の錯綜が生じたり、進路構成
が競合するような不都合は確実に回避される。
【0026】すなわち、ハンディ端末器10からの進路
復位要求扱いによりCTC駅装置1がクリアされない限
り、そのハンディ端末器10からの新たな情報の受付け
を拒否することができ、安全が確保される。
【0027】CTC駅装置1において、ハンディ端末器
10からの復位要求扱いの処理が終了すると、復位処理
が終了した旨がハンディ端末器10の表示部10cに表
示されるとともに、音声応答部12dから報知される。
【0028】なお、上述の例では、ハンディ端末器10
では、表示部12c以外に音声応答部12dからも情報
内容を報知するようにしたが、この音声による報知を省
略するようにしてもよい。
【0029】また、上述の例では、中央装置をCTC駅
装置としたが電子連動装置等の他の装置であってもよ
い。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る情報伝送装置は、ハンディ
端末器に、入力した所定の情報を前記中央装置に送信す
るとともに、その中央装置からの情報を受信する送受信
手段と、その送受信された情報の内容を表示画面に表示
させて、又は音声により発生させて確認する確認手段と
を設け、中央装置に、前記ハンディ端末器との間で情報
の送受信を行う送受信手段と、そのハンディ端末器から
の情報を取込むための時間帯を設定する時間帯設定手段
と、その設定された時間帯内でそのハンディ端末器から
所定の同一の情報を複数回受信したときに、所定の制御
処理を行う制御処理手段とを設けたので、信頼性の高い
情報伝送装置とすることができる。また、中央装置に、
所定の制御処理が解消されない限りハンディ端末器から
の新たな情報入力を阻止する阻止手段を設けたときは、
情報の錯綜を防止して確実で安全な制御処理を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中央装置をCTC駅装置としたと
きの一実施の形態に係る情報伝送装置の概略構成図であ
る。
【図2】ハンディ端末器の詳細図である。
【図3】伝送制御手順である。
【符号の説明】
1 CTC駅装置(中央装置) 2a,2b 処理装置 3 無線機 4 接続回路 5a,5b シリアルI/F 10 ハンディ端末器 11 無線機 12 処理機 12a 処理部 12b 設定部 12c 表示部 12d 音声応答部 12e シリアルI/O 12f 電源部 13 バッテリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央装置とその中央装置から離れた場所
    で使用されるハンディ端末器とで構成される情報伝送装
    置であって、 前記ハンディ端末器には、入力した所定の情報を前記中
    央装置に送信するとともに、その中央装置からの情報を
    受信する送受信手段と、その送受信された情報の内容を
    表示画面に表示させて、又は音声により発生されて確認
    する確認手段とが設けられ、 前記中央装置には、前記ハンディ端末器との間で情報の
    送受信を行う送受信手段と、そのハンディ端末器からの
    情報を取込むための時間帯を設定する時間帯設定手段
    と、その設定された時間帯内でそのハンディ端末器から
    所定の同一の情報を複数回受信したときに、所定の制御
    処理を行う制御処理手段とが設けられている、 ことを特徴とする情報伝送装置。
  2. 【請求項2】 中央装置に、所定の制御処理が解消され
    ない限りハンディ端末器からの新たな情報入力を阻止す
    る阻止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の情
    報伝送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002120726A (ja) * 2000-10-12 2002-04-23 Central Japan Railway Co 進路設定システム
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JP2016210251A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 東日本旅客鉄道株式会社 列車運行支援システム

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