JP2004106986A - エレベーターの保守システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守員がエレベーター制御装置の設置場所に行くことなく、エレベーター制御プログラムの変更や運転モードの変更を行うことができるエレベーターの保守システムを提供する。
【解決手段】保守員は、保守用携帯端末(パソコン)31で変更するエレベーター制御プログラムや運転モードデータを作成する。これを、乗りかご1内又はホール21,22から、携帯電話等の携帯無線端末32で遠隔監視装置4を通して、又は直接に無線電話回線51,53又は電話回線52を介してエレベーター制御装置6に送信する。エレベーター制御装置6では、送信された信号に応じてエレベーターの制御プログラム又はエレベーターの運転モードを変更する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベーターの保守システム及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エレベーター制御装置によるエレベーター運転制御は、I/O部の信号により制御装置内のマイクロコンピュータを有する基板上のROMに組込まれたエレベーター制御プログラムをCPUが読出し実行することで行っている。
【0003】
このマイクロコンピュータ内のエレベーター制御プログラムは、乗りかご内の釦操作および表示装置、ホールの釦操作および表示装置、エレベーターの監視装置、エレベーターの群管理装置などの多種多様な組合わせを考慮して作成されている。
【0004】
また、エレベーター納入後に、顧客の要求によりエレベーターの制御プログラムを変更する場合があり、その頻度も最近多くなってきている。
【0005】
【特許文献1】特開平7−172712号公報
特開平7−172712号公報には、エレベーター制御装置に保守コンソール(保守用携帯端末)を接続し、直列伝送路を介して変更プログラムに書換えを行う方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平7−172712号公報に記載の従来技術では、保守員がエレベーター制御装置に保守コンソールを接続してエレベーター制御プログラムの変更を行っている。つまり、エレベーター制御装置が設置された場所でしかエレベーター制御プログラムの変更はできない。
【0007】
しかし、エレベーター制御プログラムの変更後、変更内容によってはドア開閉速度や時間、着床レベル等、実際に乗りかご内やホールで目視点検を行う必要がある。そのため、保守員は、エレベーター制御装置の設置された場所で作業後、乗りかご内やホールへ移動する必要がある。特に、現在主流になりつつある機械室レスエレベーターの大半は、エレベーター制御装置が昇降路内に設置されているため、保守員がパーソナルコンピュータ等の保守点検コンソールをエレベーター制御装置に接続するのは困難である。
【0008】
本発明は、保守員がエレベーター制御装置の設置場所に行くことなく、エレベーター制御プログラムの変更を行うことができるエレベーターの保守システム又は保守方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴とするところは、携帯端末から出力されたエレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を、乗りかご内又はホールなどで携帯電話等の携帯無線端末から無線を介してエレベーター制御装置に送信し、エレベーター制御装置は、送信された信号に応じてエレベーターの制御プログラム又はエレベーターの運転モードを変更するようにしたことである。
【0010】
また、本発明の他の特徴とするところは、エレベーター制御装置が、乗りかご釦又はホール釦の特定の操作に応じて前記信号の受信を許可し、その旨を乗りかご内又はホールの表示装置に表示することである
また、本発明の他の特徴とするところは、複数のエレベーターを遠隔監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置と電話回線を介して接続されたエレベーター制御装置を備えたエレベーターの保守点検システムにおいて、エレベーター制御装置は、エレベーター遠隔監視装置を介して、保守用携帯端末が接続された携帯無線端末から送信されたエレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を受信するようにし、受信した信号に応じてエレベーターの制御プログラム又はエレベーターの運転モードを変更することである。
【0011】
本発明のその他の目的及び特徴は以下の実施形態の説明で明らかにする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図1〜図8を用いて説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施形態によるエレベーター保守システムの全体ブロック図である。エレベーター乗りかご1内には、行先階を指示するかご釦11や表示器12がある。一方、エレベーターホール21,22には、ホール釦211,221や表示器212,222が配置されている。この実施例では、かご釦11及びホール釦211,221は、エレベーターの呼びを登録するだけでなく、後述するように暗号操作用としても用いられる。また、乗りかご1のかご内インジケーター12及びホールインジケーター212,222も、乗りかご1の位置を表すだけでなく、暗号操作入力待ち表示や暗号エラー表示等にも用いられる。
【0014】
保守員は、パーソナルコンピュータ等の保守用携帯端末(保守点検コンソール)31を用いて、どこででもエレベーター制御プログラムやエレベーター運転モード変更指令信号を作成することが出来る。例えば、乗りかご1内やホール21,22等で、保守用携帯端末31で作成したプログラムや指令を、携帯電話等の携帯無線端末32を用いて送信する。したがって、パソコン31は、エレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を入力する操作手段を有する保守用携帯端末である。携帯電話等の携帯無線端末32としては、携帯電話を用いることが最も好適であるが、各種の無線回線を用いることができる。
【0015】
保守会社等の遠隔監視センターにある遠隔監視装置4では、公衆無線電話回線等の無線回線51を通して、電話機等の送受信器41でデータの送受信が可能である。さらに、遠隔監視装置4では、携帯電話等の携帯無線端末32から受信したデータにパリティチェック等のエラーチェックを行い、データを遠隔監視装置内で扱えるデータフォーマットに変換する送受信号処理部42を備えている。また、そのデータを電話回線52等を介してエレベーター制御装置6に伝送する伝送データ処理部43と、電話回線52等でデータのやり取りをするためにインターフェースをとる外部インターフェース部44を備えている。
【0016】
エレベーター制御装置6は、マイクロコンピュータで構成されている。すなわち、中央演算装置CPU61と、エレベーター制御プログラムを格納する記憶装置であるEEPROM62と、作業領域プログラムを書込むRAM63と、かご1やホール21,22等との信号の授受を行うI/O部64とで構成する。他方、電話回線等でデータのやり取りをするためにインターフェースをとる外部インターフェース部65を備えている。また、電話回線52等で伝送されたデータにパリティチェック等のエラーチェックを行い、データをエレベーター制御装置内で扱えるデータフォーマットに変換する伝送データ処理部66を持つ。さらに、プログラム変更部67では、伝送データによりEEPROM62に格納されたエレベーター制御プログラムを変更する。運転モード変更部68は、エレベーターの運転モードを変更する。暗号入力判定部69では、プログラム変更や運転モード変更を行うためにセキュリティ面を考慮してエラーの有無の判定を行う。書込み制御部610は、プログラム変更時に、暗号操作によりマイクロコンピュータを書込み可能状態にする。電源制御部611は、プログラムを再読込みするために電源を遮断/投入するための備えられている。
【0017】
図2は、本発明の一実施形態におけるエレベーター制御装置のプログラム変更処理フローチャートであり、図3は、そのときの遠隔監視装置の処理フローチャートである。
【0018】
例えば、エレベーター納入後に顧客要求に伴いドアの開閉時間(以下、ドアタイムと称す)を変更する場合には、エレベーター制御プログラムの変更を行う。
【0019】
図2のステップ201で通常運転であったエレベーター制御装置6は、ステップ202において、保守員からかご釦11又はホール釦211,221でプログラム変更処理用の暗号が正しく入力されたかどうかをチェックする。暗号入力が正しければ、エレベーター制御装置6のプログラム変更処理許可状態となり、ステップ203において、かご内インジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222に変更プログラム信号の受信待ち状態となったことを表示する。しかし、暗号入力が間違っていれば、ステップ204に移って、かご内インジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222にプログラム変更処理許可のエラーを表示し、ステップ201の通常運転に戻る。
【0020】
保守員は、パソコン31にて顧客要求のドアタイム変更プログラムデータを作成し、携帯電話等の携帯無線端末32から遠隔監視装置4に向けて、ドアタイム変更プログラムデータを送信する。すると、図3において、ステップ301で通常運転であった遠隔監視装置4は、ステップ302において保守員から携帯電話等の携帯無線端末32により送信された顧客要求のドアタイム変更プログラムデータを受信する。ステップ303にて、受信したデータにエラーはないかチェックする。エラーがなければ遠隔監視装置4内で扱えるデータフォーマットに変換し、ステップ304において、エレベーター制御装置6へ変更プログラム伝送データとして送信する。送信後には、ステップ305において、遠隔監視装置4自身に変更プログラム伝送完了の表示を出力し、ステップ301の通常運転に戻る。
【0021】
しかし、ステップ303の判定で、エラーがあれば、ステップ306に移って、エレベーター制御装置6に、電話回線52等を用いて遠隔監視装置データ受信エラー信号を送信し、ステップ301の通常運転に戻る。
【0022】
さて、図2のステップ203において変更プログラム受信待ちであったエレベーター制御装置6は、ステップ205において、遠隔監視装置データ受信エラー信号を遠隔監視装置4から受信しなかったかをチェックする。この結果、エラーを受信してなければ、ステップ206へ進む。しかし、エラーを受信していれば、ステップ204へ移って、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222へ遠隔監視装置データ受信エラーを表示し、ステップ201の通常運転に戻る。
【0023】
エラーを受信しておらずステップ206へ進むと、遠隔監視装置4から受信した変更プログラム伝送データにエラーはないかをチェックする。エラーがなければ伝送データをエレベーター制御装置内で扱えるデータフォーマットに変換し、ステップ207で、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222にプログラム書込み許可用暗号入力待ちの表示をする。エラーがあれば、前述同様、ステップ204にてエラー表示を行い、ステップ201の通常運転に戻る。
【0024】
ステップ208では、保守員からかご釦11又はホール釦211,221でプログラム書込み許可の正しい暗号が入力されたかをチェックし、暗号が正しければステップ209で、変更プログラムをEEPROMに書込む。しかし、暗号が間違っていれば、ステップ2010で暗号入力待ちを続ける。但し、3度間違えた暗号が入力されると、ステップ204に移って、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222にプログラム書込み許可操作のエラーを表示し、201の通常運転に戻る。
【0025】
ステップ209にて変更プログラムをEEPROM62に書込み終えると、ステップ2011では、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222に電源を遮断/投入許可用暗号入力待ちの表示を行う。ステップ2012では、保守員からかご釦11又はホール釦211あるいは221から、電源を遮断/投入許可の正しい暗号が入力されたかをチェックし、暗号が正しければ、ステップ2013で、変更された新しいプログラムのRAM63への読込みを行う。しかし、暗号が間違っていればステップ2014を介して暗号入力待ちを続けるが、3度間違えた暗号が入力されると、ステップ2015にて安全のためエレベーター運転を停止する。
【0026】
ステップ2013で変更された新しいプログラムの読込みが終了すれば、ステップ2016にて、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222にプログラム変更処理完了の表示をし、ステップ201の通常運転に戻る。
【0027】
図4は、本発明の一実施形態におけるエレベーター制御装置の運転モード変更処理フローチャートであり、図5は、その動作時の遠隔監視装置の処理フローチャートである。
【0028】
例えば、エレベーターを通常運転モードから、呼びや塔内スイッチ等の故障・異常がないかを点検するためのエレベーター診断運転モードに変更したい場合には、エレベーター運転モードの変更を行う。
【0029】
図4のステップ401で通常運転であったエレベーター制御装置6は、ステップ402において、保守員からかご釦11又はホール釦211,221で運転モード変更処理用の正しい暗号が入力されたことをチェックする。暗号入力が正しければ、エレベーター制御装置6の運転モード変更許可状態となり、ステップ403において、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222に運転モード変更指令受信待ちの表示をする。しかし、暗号入力が間違っていれば、ステップ404に移って、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222に運転モード変更処理許可操作のエラーを表示し、ステップ401の通常運転に戻る。
【0030】
保守員は、パソコン31にて顧客要求のエレベーター診断運転モード変更指令データを作成し、携帯電話等の携帯無線端末32から遠隔監視装置4に向けて、エレベーター診断運転モード変更指令データを送信する。すると、図5において、ステップ501で通常運転であった遠隔監視装置4は、ステップ502において保守員から携帯電話等の携帯無線端末32により送信されたエレベーター診断運転モード変更指令データを受信する。ステップ503にて、受信したデータにエラーはないかチェックする。エラーがなければ遠隔監視装置4内で扱えるデータフォーマットに変換し、ステップ504において、エレベーター制御装置6へ運転モード変更指令データとして送信する。送信後には、ステップ505において、遠隔監視装置4自身に変更プログラム伝送完了の表示を出力し、ステップ501の通常運転に戻る。
【0031】
しかし、ステップ503の判定で、エラーがあれば、ステップ506に移って、エレベーター制御装置6に、電話回線52等を用いて遠隔監視装置データ受信エラー信号を送信し、ステップ501の通常運転に戻る。
【0032】
さて、図4のステップ403において運転モード変更指令受信待ちであったエレベーター制御装置6は、図4のステップ405において、遠隔監視装置データ受信エラー信号を遠隔監視装置から受信しなかったかをチェックする。この結果、エラーを受信してなければ、ステップ406へ進む。しかし、エラーを受信していれば、ステップ404へ移って、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222へ遠隔監視装置データ受信エラーを表示し、ステップ201の通常運転に戻る。
【0033】
エラーを受信しておらずステップ406へ進むと、遠隔監視装置4から受信した運転モード変更指令伝送データにエラーはないかをチェックする。エラーがなければ伝送データをエレベーター制御装置内で扱えるデータフォーマットに変換し、ステップ407で、指令に従って運転モードの変更を行う。また、ステップ408で、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222へ、運転モード変更処理の完了を表示し、ステップ401の通常運転に戻る。
【0034】
ステップ406で伝送データのエラーを受信していると判定すると、ステップ404にて、かごインジケーター12又はホールインジケーター212あるいは222へ遠隔監視装置データ受信エラーを表示し、ステップ401の通常運転に戻る。
【0035】
図6は、本発明の他の実施形態によるエレベーター保守システムの全体ブロック図である。図1との違いは、エレベーター制御装置6内に、電話機等の送受信器612と、この電話機等の送受信器612による送受信号を処理する送受信号処理部613を設けたことである。保守員が、乗りかご1やホール21,22等でパーソナルコンピュータ31等の保守点検コンソールで作成したプログラムや指令を、携帯電話等の携帯無線端末32から公衆無線電話回線等の無線回線53を通して、エレベーター制御装置6内の電話機等の送受信器612へ送信する。これにより、前記システムのように、遠隔監視装置4を通す必要が無く、プログラム変更や運転モード変更を行うシステムとすることができる。特に、エレベーター制御装置6へ、直接に、無線で送信するため、近距離無線のBlue Tooth等、簡易な無線回線で実現できるケースが増える。他の構成は前記図1のシステムと同様であり、同一符号を付けて重複説明は避ける。
【0036】
図7は、図6に示す本発明の他の実施形態におけるエレベーター制御装置のプログラム変更処理フローチャートである。前記システムと違い変更データは、遠隔監視装置4を介さず、エレベーター制御装置6へ送信する。したがって、図2のステップ205,206に代えて図7のステップ701で示すように、遠隔監視装置4からデータを受信するのではなく、直接携帯電話等の携帯無線端末32からデータを受信する形となる。その他は図2と全く同様である。
【0037】
図8は、図6の本発明の他の実施形態におけるエレベーター制御装置の運転モード変更処理フローチャートである。前記システムと違い変更データは、遠隔監視装置4を介さず、エレベーター制御装置6へ送信する。したがって、図4のステップ405,406に代えて図8のステップ801で示すように、遠隔監視装置4からデータを受信するのではなく、直接携帯電話等の携帯無線端末32からデータを受信する形となる。その他は図4と全く同様である。
【0038】
この実施形態によれば、遠隔監視装置4に関連したフローである図2のステップ205,206や図3のすべて、図4のステップ405,406や図5は不要となる。
【0039】
以上説明した本発明の実施形態によれば、乗りかごやエレベーターホール等で、エレベーター制御プログラムの変更又はエレベーター運転モードの変更を行うことができる。したがって、エレベーター制御装置が昇降路内に設置されている機械室レスエレベーターにおいても、保守員がパソコン等をエレベーター制御装置に接続する必要はなく、制御プログラムの変更や運転モードの変更を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、保守員がパーソナルコンピュータ等の保守点検コンソールをエレベーター制御装置に接続する必要はなく、乗りかご内やエレベーターホールから、エレベーター制御プログラムの変更や運転モードの変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるエレベーター保守システムの全体ブロック図。
【図2】本発明の一実施形態におけるエレベーター制御装置のプログラム変更処理フローチャート。
【図3】図2の動作時の遠隔監視装置の処理フローチャート。
【図4】本発明の一実施形態におけるエレベーター制御装置の運転モード変更処理フローチャート。
【図5】図4の動作時の遠隔監視装置の処理フローチャート。
【図6】本発明の他の実施形態によるエレベーター保守システムの全体ブロック図。
【図7】本発明の他の実施形態におけるエレベーター制御装置のプログラム変更処理フローチャート。
【図8】本発明の他の実施形態におけるエレベーター制御装置の運転モード変更処理フローチャート。
【符号の説明】
1…乗りかご、11…かご釦、12…かご内インジケーター、21…1階ホール、22…2階ホール、211,221…ホール釦、212,222…ホールインジケーター、31…パーソナルコンピュータ(保守用携帯端末又は保守点検コンソール)、32…携帯無線端末(携帯電話)、4…遠隔監視装置、51,53…無線回線(公衆無線電話回線等)、52…電話回線、6…エレベーター制御装置。

Claims (7)

  1. 複数のエレベーターを遠隔監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置と電話回線を介して接続されたエレベーター制御装置と、エレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を入力する操作手段を有する保守用携帯端末を備えたエレベーターの保守システムにおいて、前記遠隔監視装置は、前記保守用携帯端末が接続された携帯無線端末から送信されたエレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を受信する手段と、この受信された信号を前記電話回線を介して前記エレベーター制御装置へ送信する手段を備え、前記エレベーター制御装置は、前記遠隔監視装置から送信された信号に応じてエレベーターの制御プログラム又はエレベーターの運転モードを変更する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの保守システム。
  2. エレベーター制御装置と、このエレベーター制御装置で実行するエレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を入力する操作手段を有する保守用携帯端末を備えたエレベーターの保守システムにおいて、前記エレベーター制御装置は、携帯無線端末から送信されたエレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を受信する手段と、この受信した信号に応じてエレベーターの制御プログラム又はエレベーターの運転モードを変更する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの保守システム。
  3. 請求項1又は2において、前記携帯無線端末は携帯電話であることを特徴とするエレベーターの保守システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記エレベーター制御装置は、乗りかご釦又はホール釦の特定の操作に応じて前記信号の受信を許可する手段と、その旨を乗りかご内又はホールの表示装置に表示する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの保守システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記エレベーター制御装置は、受信した前記エレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号に基きEEPROMに格納する手段と、この格納された信号を作業領域RAMに書込む手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの保守システム。
  6. 複数のエレベーターを遠隔監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置と電話回線を介して接続されたエレベーター制御装置とを備えたエレベーターの保守方法であって、エレベーターかご釦又はホール釦の特定の操作を受付けたときエレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を電話回線を通して受信可能とするステップと、この受信した信号を記憶装置に書込むステップと、この書込んだ信号に基き前記エレベーターを制御するステップとを含むことを特徴とするエレベーターの保守方法。
  7. エレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を入力する操作手段を有する保守用携帯端末を備えたエレベーターの保守方法であって、エレベーターかご釦又はホール釦の特定の操作を受付けたときエレベーター制御プログラム又はエレベーター運転モード変更信号を電話回線を通して受信可能とするステップと、この受信した信号を記憶装置に書込むステップと、この書込んだ信号に基き前記エレベーターを制御するステップとを含むことを特徴とするエレベーターの保守方法。
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