JP4779238B2 - サーバ、チェックイン端末、自動チェックイン機及び搭乗管理システム - Google Patents

サーバ、チェックイン端末、自動チェックイン機及び搭乗管理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバ、チェックイン端末、自動チェックイン機及び搭乗管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、空港において、飛行機に搭乗する乗客は、前記飛行機の出発予定時刻よりも一定時間前までに、チェックインカウンタにおいてチェックイン、すなわち、搭乗手続を行い、また、必要に応じて手荷物カウンタで手荷物を預け、空港構内の搭乗専用区画に進入するようになっている。そして、前記飛行機の出発予定時刻が近づくと、前記搭乗専用区画の出口に配設された搭乗ゲートを通過して、前記飛行機に搭乗する。
【0003】
この場合、前記チェックインカウンタ、手荷物カウンタ及び搭乗ゲートにおいては、搭乗手続、手荷物の荷受け及び搭乗が行われたことが、それぞれの場所に配設された搭乗管理システムのコンピュータ端末に入力される。そして、搭乗管理システムのホストコンピュータは、各コンピュータ端末に入力された情報に基づいて、それぞれの乗客が搭乗手続を済ませたか否か、手荷物の荷受けを済ませたか否か、また、搭乗を済ませたか否かを管理するようになっている。
【0004】
図2は従来の搭乗管理システムの構成図、図3は従来の上位装置の乗客リストの例を示す図である。なお、図2における破線の矢印は乗客(搭乗)データの流れを示す。
【0005】
図2に示されるように、まず、チェックインカウンタ11で乗客の搭乗手続及び手荷物カウンタ13で手荷物の荷受けが行われる。この時、乗客が搭乗手続を行うと、そのデータ、すなわち、乗客データがチェックインカウンタ11のチェックイン端末12に入力される。また、乗客が手荷物を預けた場合には、荷受けデータが手荷物カウンタ13の手荷物端末14に入力される。そして、乗客データや荷受けデータは、前記チェックイン端末12及び手荷物端末14から、空港内ネットワーク15及びルータ16を経由して、ホストコンピュータである上位装置17に送信される。これにより、前記上位装置17の記憶手段に格納されている図3に示されるような乗客リスト(データベース)中の搭乗手続の項目が、「未」から「済」へ更新される。また、前記乗客は、空港構内の搭乗専用区画に進入する。
【0006】
次に、飛行機の出発予定時刻が近づくと、前記乗客は、搭乗専用区画の出口に配設された搭乗ゲート18を通過して、前記飛行機に搭乗する。この場合、乗客が搭乗ゲート18に配設されたゲート装置19に搭乗券を挿入すると、前記乗客が搭乗を済ませたことが、前記ゲート装置19に接続されたゲート端末20から、空港内ネットワーク15及びルータ16を経由して、上位装置17に送信される。これにより、前記上位装置17の記憶手段に格納されている図3に示されるような乗客リスト中の搭乗の項目が、「未」から「済」へ更新される。また、前記乗客者は、前記搭乗ゲート18を通過した後、飛行機に搭乗する。
【0007】
そして、前記飛行機の出発時刻の一定時間前になると、チェックインカウンタ11又は搭乗ゲート18等の係員は、上位装置17に格納されている前記乗客リストをチェックして、搭乗手続の項目又は搭乗の項目が「未」の乗客、すなわち、搭乗手続及び搭乗が完了していない乗客を見つけ出し、これらの乗客に対して構内放送によって呼出しを行うようになっている。
【0008】
これにより、乗客の搭乗手続及び搭乗に関する状態を一元的に管理することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の搭乗管理システムにおいては、搭乗手続及び搭乗が完了していない乗客に対して構内放送によって呼出しを行っても、乗客の居場所によっては前記構内放送が聞こえないことがある。
【0010】
また、前記乗客が空港構内のどこにいるのかを特定することができないので、空港の係員が前記乗客を探し出すことも困難である。そして、このような乗客を探し出して搭乗ゲートまで誘導しようとすると、空港構内の各所に多数の係員を配置する必要があるため、人件費が高くなってしまう。
【0011】
さらに、乗客の呼出しを行うためには、一定期間の間、チェックインカウンタ11又は搭乗ゲート18等の係員がチェックイン端末12又はゲート端末20等から、上位装置17にアクセスして、格納されている乗客リストの情報を目視によってチェックし、構内放送を数回繰り返して行う必要がある。このため、手間がかかってしまう。
【0012】
本発明は、前記従来の搭乗管理システムの問題点を解決して、飛行機の出発時刻の一定時間前になると、乗客リストをチェックして、搭乗手続及び搭乗が完了していない乗客に対する呼出しメッセージを自動生成することができるサーバ、チェックイン端末、自動チェックイン機及び搭乗管理システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のサーバにおいては、乗客の搭乗手続についての情報が入力されるチェックイン端末と、乗客の搭乗についての情報が入力されるゲート端末とに接続され、前記チェックイン端末又はゲート端末から受信した情報に基づいて、所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に関するメッセージを自動生成するサーバであって、前記チェックイン端末から受信した情報は、乗客が搭乗手続を行った機器を識別する情報を含む
本発明の他のサーバにおいては、さらに、前記チェックイン端末は自動チェックイン機である。
【0014】
本発明の更に他のサーバにおいては、さらに、所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に対する呼出しメッセージを放送する。
【0015】
本発明の更に他のサーバにおいては、さらに、所定の時刻までに搭乗を済ませていない乗客を搭乗ゲートまで誘導する旨の呼出しメッセージを係員の内線電話に送信する。
【0016】
本発明の更に他のサーバにおいては、さらに、自動チェックイン機を使用した乗客に対するメッセージを前記自動チェックイン機に表示させる。
【0017】
本発明の更に他のサーバにおいては、さらに、乗客を搭乗ゲートまで誘導する係員の位置情報を収集する手段を備え、乗客と係員との位置情報に基づいて、特定の係員の内線電話に送信する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明の第1の実施の形態における搭乗管理システムの構成図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの構成を示すブロック図である。
【0020】
図において、11は、乗客がチェックイン、すなわち、搭乗手続を行うチェックインカウンタ、12は前記チェックインカウンタ11に配設されたチェックイン端末である。
【0021】
ここで、前記乗客は、飛行機、船、列車、バス等の交通機関を利用する者であり、空港、港、鉄道駅等の施設において、前記交通機関に搭乗する。なお、前記交通機関はいかなるものであってもよいが、本実施の形態においては、飛行機である場合について説明する。この場合、前記乗客は、チェックインカウンタ11において搭乗手続を行い、また、必要に応じて図示されない手荷物カウンタで手荷物を預け、空港構内の搭乗専用区画に進入するようになっている。そして、前記飛行機の出発予定時刻が近づくと、前記搭乗専用区画の出口に配設された搭乗ゲート18を通過して、前記飛行機に搭乗する。
【0022】
なお、乗客の搭乗手続についての情報が入力される前記チェックイン端末12は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手段、キーボード、マウス等の入力手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、前記チェックインカウンタ11において係員によって操作される。
【0023】
また、前記搭乗ゲート18には、ゲート装置19及びゲート端末20が配設されている。ここで、前記ゲート装置19は、図示されない開閉扉、遮断機、回転式ゲート等のような乗客一人一人の通過を許可する許可装置と、搭乗券等に記入された情報を読み取る読取手段とを備え、乗客が搭乗券を読み取らせると許可装置が開いて、前記乗客の通過を許可するようになっている。
【0024】
なお、乗客の搭乗についての情報が入力されるゲート端末20は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手段、キーボード、マウス等の入力手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、前記ゲート装置19に接続されている。そして、乗客が搭乗券を前記ゲート装置19に読み取らせると、搭乗券に記入された情報がゲート端末20に送信される。
【0025】
ここで、前記搭乗ゲート18に、係員が配置される場合、前記搭乗券を係員が乗客から受け取って、前記ゲート装置19に読み取らせたり、ゲート端末20に情報を入力するようにしてもよい。
【0026】
また、17は、ホストコンピュータ、すなわち、上位装置であり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手段、機ボード、マウス等の入力手段、通信インターフェイス等を備える。ここで、前記上位装置17は、前記空港構内の各種の情報処理を管理する装置であるが、記憶手段には、「従来の技術」において説明した図3に示される乗客リストが格納される。
【0027】
そして、前記チェックイン端末12、ゲート装置19及びゲート端末20は、空港内ネットワーク15及びルータ16を介して、上位装置17に通信可能に接続されている。
【0028】
本実施の形態において、前記空港内ネットワーク15には、さらに、前記チェックイン端末又12又はゲート端末20から受信した情報に基づいて、所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に関するメッセージを自動生成するサーバとしてのCTI(Computer Telephone Integration)サーバ21が接続され、前記チェックイン端末12、ゲート装置19、ゲート端末20及び上位装置17と通信可能となっている。
【0029】
ここで、前記CTIサーバ21は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手段、キーボード、マウス等の入力手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータである。
【0030】
更に詳細に説明すると、前記CTIサーバ21は、、図4に示されるように、演算手段28、席番と乗客とのチェックイン状況等の乗客リストが格納される記憶手段としてのデータベース部22、テキストファイルから音声データを合成することができる音声合成部23、前記空港内ネットワーク15に接続するための空港内ネットワークインターフェイス部24、PHS(Personal Handyphone System)電話機等の内線電話に接続するための内線電話インターフェイス部25、構内放送システムに接続するための構内放送インターフェイス部26、並びに、前記チェックイン端末12、ゲート装置19、ゲート端末20及び上位装置17と通信するための上位装置/端末ゲートウェイ部27を有する。
【0031】
ここで、前記データベース部22に格納される乗客リストは、上位装置17の記憶手段に格納される乗客リストの一部又は全部である。前記上位装置17の記憶手段に格納される乗客リストが膨大なものであり、大容量の記憶領域を必要とする場合には、例えば、前記乗客リストの中から当日に空港を出発する飛行機の乗客リストだけをコピーして、前記データベース部22に格納することが望ましい。なお、どちらか一方の乗客リストの内容が更新された時は、他方の乗客リストもリアルタイムで同様に更新されることが望ましい。
【0032】
なお、本実施の形態において、前記チェックイン端末12、ゲート装置19及びゲート端末20は、前記CTIサーバ21と乗客の搭乗に関するデータの送受信を行い、該CTIサーバ21は前記上位装置17と乗客の搭乗に関するデータの送受信を行うようになっている。なお、図1における破線の矢印は上位装置17とCTIサーバ21との間の乗客の搭乗に関するデータの流れを、実線の矢印はCTIサーバ21とチェックイン端末12とゲート装置19との間の乗客の搭乗に関するデータの流れを示す。
【0033】
そして、前記チェックイン端末12及びゲート端末20から、前記CTIサーバ21のデータベース部22に格納された乗客リストにアクセスすることができる。
【0034】
また、前記CTIサーバ21からは、内線電話インターフェイス部25を介して、空港構内の係員が携帯している内線電話に対して電話をかけることができ、音声合成部23で生成した音声データを前記係員に通知することができる。
【0035】
さらに、音声合成部23で生成した音声データは、構内放送インターフェイス部26を介して構内放送システムに送信して、空港構内に呼出しメッセージを音声放送することができる。
【0036】
次に、前記構成の搭乗管理システムの動作について説明する。
【0037】
図5は本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第1のフローチャート、図6は本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの例を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第2のフローチャートである。
【0038】
まず、チェックインカウンタ11で乗客の搭乗手続が行われる。この時、乗客が搭乗手続を行うと、そのデータ、すなわち、乗客データがチェックインカウンタ11のチェックイン端末12に入力される。この場合、前記乗客の座席が指定され、また、乗客の搭乗券をカードライタ等に挿入することによって、前記搭乗券の磁気ストライプ等に乗客データが記録される。また、前記乗客データは、前記チェックイン端末12から、空港内ネットワーク15を経由して、CTIサーバ21に送信される。これにより、前記CTIサーバ21のデータベース部22に格納されている図3に示されるような乗客リスト中の搭乗手続の項目が、「未」から「済」へ更新される。また、前記乗客は、空港構内の搭乗専用区画に進入する。
【0039】
次に、飛行機の出発予定時刻が近づくと、前記乗客は、搭乗専用区画の出口に配設された搭乗ゲート18を通過して、前記飛行機に搭乗する。この場合、乗客が搭乗ゲート18に配設されたゲート装置19に搭乗券を挿入すると、前記乗客が搭乗を済ませたことが、前記ゲート装置19に接続されたゲート端末20から、空港内ネットワーク15を経由して、CTIサーバ21に送信される。これにより、前記CTIサーバ21のデータベース部22に格納されている図3に示されるような乗客リスト中の搭乗の項目が、「未」から「済」へ更新される。また、前記乗客者は、前記搭乗ゲート18を通過した後、飛行機に搭乗する。
【0040】
ここで、飛行機の出発時刻が近づいても、搭乗手続及び搭乗を済ませていない乗客がいた場合のCTIサーバ21の動作について説明する。
【0041】
まず、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間を切ると、CTIサーバ21は、データベース部22に格納されている前記飛行機の乗客リストの中で、搭乗手続及び搭乗を済ませていない乗客に対応する席番データに警告フラグをセットする。これにより、係員がチェックイン端末12又はゲート端末20を使用して、前記乗客リストにアクセスすると、該乗客リスト中の警告フラグがセットされた席番データは、図6に示されるように、反転又は点滅した状態で警告表示として表示手段の画面に表示される。
【0042】
そして、前記チェックイン端末12又はゲート端末20側の係員は、画面上で警告表示になっている席番データにカーソルやポインタを当ててクリックすることによって、前記席番データを選択する。
【0043】
すると、CTIサーバ21は、選択された席番データから飛行機の便の番号、乗客名、搭乗ゲート18の番号等の必要なデータを抽出し、あらかじめ登録されている定型メッセージに追加してメッセージ(テキスト)の編集を行う。なお、前記定型メッセージとは、例えば、「(×××便)ご搭乗の(乗客名)様、至急(××番)の搭乗ゲート18(又はチェックインカウンタ11)まで、お越し願います。」等である。
【0044】
続いて、CTIサーバ21は編集されたメッセージに基づいて、音声合成部23において音声データを生成する。そして、該音声データを構内放送インターフェイス部26を介して構内放送システムに送信して、空港構内に放送して前記乗客の呼出しを行う。
【0045】
次に、フローチャートについて説明する。まず、第1のフローチャートについて説明する。
ステップS1 CTIサーバ21は、出発時刻までの残り時間が設定時間を経過するのを待機する。経過した場合はステップS2に進む。
ステップS2 CTIサーバ21は、乗客リスト中の搭乗手続及び搭乗が完了していない座席に対応する席番データに警告フラグをセットする。
【0046】
次に、第2のフローチャートについて説明する。
ステップS11 チェックイン端末12又はゲート端末20側の係員は、画面上で警告表示になっている席番データをマウスのクリック等によって選択する。
ステップS12 CTIサーバ21は、乗客への呼出しメッセージを生成する。
ステップS13 CTIサーバ21は、構内放送インターフェイス部26を介してメッセージを構内放送で流して乗客の呼出しを行う。
【0047】
このように、本実施の形態において、CTIサーバ21は、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間になるまでの搭乗手続状況を監視し、該一定時間までに搭乗手続及び搭乗を済ませていない乗客に対応する乗客リスト中の席番データに警告フラグをセットする。これにより、係員は、呼出しを行わなければならない乗客を瞬時に確認することができる。
【0048】
また、前記係員が、チェックイン端末12又はゲート端末20を使用して前記席番データを選択すると、CTIサーバ21が前記乗客を呼出すためのメッセージを自動生成し、構内放送によって該メッセージを自動的に放送するので、係員の作業量を軽減することができる。
【0049】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における搭乗管理システムの構成については、前記第1の実施の形態における搭乗管理システムの構成と同様であるので図1及び4を援用して説明する。
【0050】
次に、前記構成の搭乗管理システムにおけるCTIサーバ21の動作について説明する。
【0051】
図8は本発明の第2の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第1のフローチャート、図9は本発明の第2の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの例を示す図、図10は本発明の第2の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第2のフローチャートである。
【0052】
まず、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間を切ると、CTIサーバ21は、データベース部22に格納されている前記飛行機の乗客リストの中で、搭乗を済ませていない乗客、すなわち、ゲート装置19を通過していない乗客に対応する席番データに警告フラグをセットする。これにより、係員がチェックイン端末12又はゲート端末20を使用して、前記乗客リストにアクセスすると、該乗客リスト中の警告フラグがセットされた席番データは、図9に示されるように、反転又は点滅した状態で警告表示として表示手段の画面に表示される。
【0053】
一方、チェックインカウンタ11で乗客の搭乗手続が行われる。この時、乗客が搭乗手続を行うと、乗客データがチェックインカウンタ11のチェックイン端末12に入力される。この場合、前記乗客の座席が指定され、また、乗客の搭乗券をカードライタ等に挿入することによって、前記搭乗券の磁気ストライプ等に乗客データが記録される。また、前記乗客データは、前記チェックイン端末12から、空港内ネットワーク15を経由して、CTIサーバ21に送信される。これにより、前記CTIサーバ21のデータベース部22に格納されている図9に示されるような乗客リスト中の搭乗手続の項目が、「未」から「済」へ更新され、カウンタの項目にチェックインカウンタ11の番号が記入される。
【0054】
ここで、飛行機の出発時刻までの残り時間が十分にある時点で搭乗手続が行われる場合には、指定された座席に対応する席番データに警告フラグがセットされていないので、係員がチェックイン端末12を使用して、前記乗客リストにアクセスしても、該乗客リスト中の前記座席に対応する席番データには何ら警告も表示されていない。この場合、前記係員は、口頭で乗客に、例えば、「○時×分までに、(××番)の搭乗ゲート18までお越しください。」等の案内を行う。
【0055】
一方、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間を切った時点で搭乗手続が行われる場合には、チェックイン端末12操作時に指定された座席に対応する席番データに警告フラグがセットされるので、係員がチェックイン端末12を使用して、前記乗客リストにアクセスすると、該乗客リスト中の前記座席に対応する席番データは、図9に示されるように、反転又は点滅した状態で警告表示として表示手段の画面に表示される。
【0056】
この場合、前記CTIサーバ21は、乗客リスト中の対応するデータから飛行機の便の番号、乗客名、チェックインカウンタ11の番号、搭乗ゲート18の番号を抽出し、あらかじめ登録されている定型メッセージに追加してメッセージ(テキスト)の編集を行う。なお、前記定型メッセージとは、例えば、「(×××便)ご搭乗の(乗客名)様を、(××番)のチェックインカウンタ11から(××番)の搭乗ゲート18まで誘導願います。」等である。
【0057】
続いて、CTIサーバ21は編集されたメッセージに基づいて、音声合成部23において音声データを生成する。そして、該音声データを内線電話インターフェイス部25を介して乗客を搭乗ゲート18まで誘導する係員のPHS電話機等の内線電話に音声データを送信する。すると、乗客を誘導する係員は、該当するチェックインカウンタ11に到着して、乗客を搭乗ゲート18まで誘導する。
【0058】
次に、フローチャートについて説明する。まず、第1のフローチャートについて説明する。
ステップS21 出発時刻までの残り時間が設定時間を経過するのを待機する。
経過した場合はステップS22に進む。
ステップS22 乗客リスト中の搭乗が完了していない座席に対応する席番データに警告フラグをセットする。
【0059】
次に、第2のフローチャートについて説明する。
ステップS31 チェックイン端末12又はゲート端末20の係員は、搭乗手続(座席指定、搭乗券の挿入)を行う。
ステップS32 乗客リスト中の指定された座席に対応するデータのチェックインカウンタ11の番号を更新する。
ステップS33 指定された座席に対応する席番データに警告フラグがセットされているか否かを判断する。セットされている場合はステップS34に、セットされていない場合はステップS36に進む。
ステップS34 乗客を誘導する係員へのメッセージを生成する。
ステップS35 乗客を誘導する係員の内線電話にメッセージを送信する。
ステップS36 係員は口頭で乗客に案内を行う。
【0060】
このように、本実施の形態においては、CTIサーバ21は、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間になるまでを監視し、該一定時間を切ってから搭乗手続を行った乗客がいた場合、該乗客をチェックインカウンタ11から搭乗ゲート18まで誘導するためのメッセージを自動生成し、該メッセージを音声に変換して、乗客を誘導する係員の内線電話に送信する。
【0061】
したがって、搭乗が完了していない乗客を誘導する係員の呼出しを自動的に、かつ、迅速に行うことができる。また、チェックインカウンタ11の係員の作業量を軽減することができる。
【0062】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0063】
図11は本発明の第3の実施の形態における搭乗管理システムの構成図である。なお、図における破線の矢印は上位装置17とCTIサーバ21との間の乗客データの流れを、実線の矢印はCTIサーバ21とチェックイン端末12とゲート装置19との間の乗客データの流れを、一点鎖線の矢印はCTIサーバ21と自動チェックイン機31との間の乗客データの流れを示す。
【0064】
本実施の形態においては、自動チェックイン機31が配設される。そして、該自動チェックイン機31は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手段、キーボード、マウス等の入力手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、空港内ネットワーク15を介して、CTIサーバ21に通信可能に接続される。
【0065】
次に、前記構成の搭乗管理システムにおけるCTIサーバ21の動作について説明する。
【0066】
図12は本発明の第3の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示すフローチャート、図13は本発明の第3の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの例を示す図である。
【0067】
まず、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間を切ると、CTIサーバ21は、データベース部22に格納されている前記飛行機の乗客リストの中で、搭乗を済ませていない乗客、すなわち、ゲート装置19を通過していない乗客に対応する席番データに警告フラグをセットする。これにより、係員がチェックイン端末12又はゲート端末20を使用して、前記乗客リストにアクセスすると、該乗客リスト中の警告フラグがセットされた席番データは、図13に示されるように、反転又は点滅した状態で警告表示として表示手段の画面に表示される。なお、前記乗客リストは、チェックイン端末12又はゲート端末20だけに表示され、自動チェックイン機31には表示されない。
【0068】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 出発時刻までの残り時間が設定時間を経過するのを待機する。
経過した場合はステップS42に進む。
ステップS42 乗客リスト中の搭乗手続及び搭乗が完了していない座席に対応する席番データに警告フラグをセットする。
【0069】
図14は本発明の第3の実施の形態におけるCTIサーバ及び自動チェックイン機の動作を示すフローチャート、図15は本発明の第3の実施の形態における自動チェックイン機の通常時の表示画面の例を示す図、図16は本発明の第3の実施の形態における自動チェックイン機の至急時の表示画面の例を示す図である。
【0070】
まず、乗客は自分で自動チェックイン機31を操作して搭乗手続(座席指定、搭乗券の挿入)を行う。すると、乗客データは、前記自動チェックイン機31から、空港内ネットワーク15を経由して、CTIサーバ21に送信される。これにより、前記CTIサーバ21のデータベース部22に格納されている図13に示されるような乗客リスト中の搭乗手続の項目が、「未」から「済」へ更新され、自動チェックインの項目に自動チェックイン機31の番号が記入される。
【0071】
ここで、飛行機の出発時刻までの残り時間が十分にある時点で搭乗手続が行われる場合には、指定された座席に対応する席番データに警告フラグがセットされていないので、前記CTIサーバ21は、通常の場合であると判断し、選択された席番データから搭乗開始時刻、乗客名、搭乗ゲート18の番号等の必要なデータを抽出し、あらかじめ登録されている定型メッセージに追加してメッセージ(テキスト)の編集を行う。そして、該メッセージが自動チェックイン機31に送信されると、該自動チェックイン機31は、図15に示されるような画面を表示することによって、搭乗ゲート18の案内を乗客に行う。この場合、前記自動チェックイン機31及び搭乗ゲート18が反転して表示される。なお、前記定型メッセージとは、例えば、「○時×分までに、(××番)の搭乗ゲート18までお越しください。」である。
【0072】
一方、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間を切った時点で搭乗手続が行われる場合には、チェックイン端末12操作時に指定された座席に対応するデータに警告フラグがセットされる。この場合、前記CTIサーバ21は、至急の場合であると判断し、対応するデータから搭乗ゲート18の番号等の必要なデータを抽出し、あらかじめ登録されている定型メッセージに追加してメッセージ(テキスト)の編集を行う。そして、該メッセージが自動チェックイン機31に送信されると、該自動チェックイン機31は、図16に示されるような画面を表示することによって、搭乗ゲート18の案内を乗客に行う。なお、前記定型メッセージとは、例えば、「至急、(××番)の搭乗ゲート18までお越しください。」である。
【0073】
そして、至急時及び通常時における案内メッセージと合わせて、チェックイン端末12操作時に自動チェックイン機31から得た自動チェックイン機31の番号、及び搭乗ゲート18の番号を元に乗客の現在位置と搭乗ゲート18との位置関係を反転表示したり、色を変えたりすることによって、自動チェックイン機31の画面に表示する。
【0074】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS51 乗客は自動チェックイン機31を操作して搭乗手続(座席指定、搭乗券の挿入)を行う。
ステップS52 乗客リスト中の指定された座席に対応するデータの自動チェックイン機31の番号を更新する。
ステップS53 指定された座席に対応するデータに警告フラグがセットされているか否かを判断する。セットされている場合はステップS54に、セットされていない場合はステップS55に進む。
ステップS54 至急の場合であるので、「至急、(××番)の搭乗ゲート18までお越しください。」等の案内を行う。
ステップS55 通常の場合であるので、「○時×分までに、(××番)の搭乗ゲート18までお越しください。」等の案内を行う。
【0075】
このように、本実施の形態においては、CTIサーバ21は、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間になるまでの搭乗手続状況を監視し、該一定時間を切ってから自動チェックイン機31を操作して搭乗手続を行った乗客がいた場合、該乗客を自動チェックイン機31から搭乗ゲート18まで誘導するためのメッセージを自動生成し、該メッセージを自動チェックイン機31に表示するようにする。
【0076】
したがって、搭乗が完了していない乗客の誘導自動に、かつ、迅速に行うことができる。また、空港内の係員の作業量を軽減することができる。
【0077】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における搭乗管理システムの構成については、前記第3の実施の形態における搭乗管理システムの構成と同様であるので図11を援用して説明する。
【0078】
次に、前記構成の搭乗管理システムにおけるCTIサーバ21の動作について説明する。
【0079】
図17は本発明の第4の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第1のフローチャートである。
【0080】
まず、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間を切ると、CTIサーバ21は、データベース部22に格納されている前記飛行機の乗客リストの中で、搭乗を済ませていない乗客、すなわち、ゲート装置19を通過していない乗客に対応する席番データに警告フラグをセットする。これにより、係員がチェックイン端末12又はゲート端末20を使用して、前記乗客リストにアクセスすると、該乗客リスト中の警告フラグがセットされた席番データは、図13に示されるように、反転又は点滅した状態で表示手段の画面に表示される。なお、前記乗客リストは、チェックイン端末12又はゲート端末20だけに表示され、自動チェックイン機31には表示されない。
【0081】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS61 出発時刻までの残り時間が設定時間を経過するのを待機する。
経過した場合はステップS62に進む。
ステップS62 乗客リスト中の搭乗手続及び搭乗が完了していない座席に対応する席番データに警告フラグをセットする。
【0082】
図18は本発明の第4の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第2のフローチャート、図19は本発明の第4の実施の形態におけるCTIサーバ及び自動チェックイン機の動作を示すフローチャートである。
【0083】
まず、乗客は自分で自動チェックイン機31を操作して搭乗手続(座席指定、搭乗券の挿入)を行う。すると、乗客データは、前記自動チェックイン機31から、空港内ネットワーク15を経由して、CTIサーバ21に送信される。これにより、前記CTIサーバ21のデータベース部22に格納されている図13に示されるような乗客リスト中の搭乗手続の項目が、「未」から「済」へ更新され、自動チェックインの項目に自動チェックイン機31の番号が記入される。
【0084】
ここで、飛行機の出発時刻までの残り時間が十分にある時点で搭乗手続が行われる場合には、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0085】
一方、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間を切った時点で搭乗手続が行われる場合には、チェックイン操作時に指定された座席に対応するデータに警告フラグがセットされる。この場合、前記CTIサーバ21は、至急の場合であると判断し、乗客リスト中の対応するデータから飛行機の便の番号、乗客名、チェックインカウンタ11の番号、搭乗ゲート18の番号を抽出し、あらかじめ登録されている定型メッセージに追加してメッセージ(テキスト)の編集を行う。なお、前記定型メッセージとは、例えば、「(×××便)ご搭乗の(乗客名)様を、(××番)の自動チェックイン機31から(××番)の搭乗ゲート18まで誘導願います。」等である。
【0086】
続いて、CTIサーバ21は編集されたメッセージに基づいて、音声合成部23において音声データを生成する。そして、該音声データを内線電話インターフェイス部25を介して乗客を搭乗ゲート18まで誘導する係員のPHS電話機等の内線電話に音声データを送信する。
【0087】
また、前記CTIサーバ21は、他のメッセージの編集を行う。そして、該メッセージが自動チェックイン機31に送信されると、該自動チェックイン機31は、図16に示されるような画面を表示することによって、搭乗ゲート18の案内を乗客に行う。なお、前記定型メッセージとは、例えば、「係員が搭乗ゲート18まで誘導しま。しばらくお待ちください。」である。
【0088】
これにより、乗客は、自動チェックイン機31の場所で待機する。一方、乗客を誘導する係員は、該当する自動チェックイン機31に到着して、乗客を搭乗ゲート18まで誘導する。
【0089】
次に、フローチャートについて説明する。まず、CTIサーバの動作を示す第2のフローチャートについて説明する。
ステップS71 自動チェックイン機31の番号が入力されるのを待機する。入力された場合はステップS72に進む。
ステップS72 指定された座席に対応するデータに警告フラグがセットされるのを待機する。セットされた場合はステップS73に進む。
ステップS73 乗客を誘導する係員へのメッセージを生成する。
ステップS74 乗客を誘導する係員の内線電話にメッセージを送信する。
【0090】
次に、CTIサーバ及び自動チェックイン機の動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS81 乗客は自動チェックイン機31を操作して搭乗手続(座席指定、搭乗券の挿入)を行う。
ステップS82 乗客リスト中の指定された座席に対応するデータの自動チェックイン機31の番号を更新する。
ステップS83 指定された座席に対応するデータに警告フラグがセットされているか否かを判断する。セットされている場合はステップS84に、セットされていない場合はステップS85に進む。
ステップS84 至急の場合であるので、「係員が搭乗ゲート18まで誘導しま。しばらくお待ちください。」等の案内を行う。
ステップS85 通常の場合であるので、「○時×分までに、(××番)の搭乗ゲート18までお越しください。」等の案内を行う。
【0091】
このように、本実施の形態においては、CTIサーバ21は、飛行機の出発時刻までの残り時間があらかじめ設定された一定時間になるまでの搭乗手続状況を監視し、該一定時間を切ってから自動チェックイン機31を操作して搭乗手続を行った乗客がいた場合、該乗客を自動チェックイン機31から搭乗ゲート18まで誘導するためのメッセージを自動生成し、該メッセージを音声に変換して、乗客を誘導する係員の内線電話に送信する。
【0092】
したがって、搭乗が完了していない乗客を誘導する係員の呼出しを自動的に、かつ、迅速に行うことができる。
【0093】
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における搭乗管理システムの構成については、前記第3の実施の形態における搭乗管理システムの構成と同様であるので図11を援用して説明する。また、第1〜4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0094】
図20は本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの構成を示すブロック図、図21は本発明の第5の実施の形態における内線電話の構成を示すブロック図である。
【0095】
この場合、図20に示されるように、CTIサーバ41はWWW(WorldWide Web)サーバ部42を有する。また、図21に示されるように、乗客の誘導を行う係員が携帯する内線電話45は、内線電話部46、及び、WWWブラウザ部47を有する。
【0096】
そして、前記内線電話45のWWWブラウザ部47は内線電話部46を介してCTIサーバ41のWWWサーバ部42とTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によって接続されていて、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)によってデータの送受信を行うことができようになっている。
【0097】
次に、前記構成の搭乗管理システムにおけるCTIサーバ41の動作について説明する。
【0098】
図22は本発明の第5の実施の形態における内線電話の動作を示すフローチャート、図23は本発明の第5の実施の形態における内線電話の表示例を示す図、図24は本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの第1の例を示す図である。
【0099】
まず、乗客を誘導する係員は、内線電話45をCTIサーバ41のWWWサーバ部42に接続し、図23に示されるような選択画面で、誘導中、捜索中及び待機中のいずれかの状態、すなわち、現在の自分の状態を選択して送信する。このとき、係員の内線電話45は現在の係員の状態と共に内線電話45の電話番号もHTTPで送信するようになっている。
【0100】
続いて、WWWサーバ部42は、受け取った情報を元にデータベース部22の図24に示されるような係員配置リストデータのエリア番号に対応する状態データを更新する。なお、前記エリアとは、空港内を任意にエリア分けし、係員の内線電話45の電話番号に対応させたものである。
【0101】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS91 係員は図23に示されるような選択画面で、誘導中、捜索中及び待機中のいずれかを選択する。
ステップS92 CTIサーバ41に接続し、係員配置リスト中の状態データを更新する。
【0102】
図25は本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示すフローチャート、図26は本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの第2の例を示す図である。
【0103】
まず、チェックイン端末12又はゲート端末20の係員は、図26に示されるような乗客リスト中から自分で自動チェックイン機31を操作して搭乗手続を行った乗客で搭乗を済ませていない乗客に対応する席番データの部分、すなわち、自動チェックイン済であり、かつ、警告表示されている部分をマウスのクリック等によって選択する。
【0104】
続いて、図24に示されるような乗客を誘導する係員の配置リストで各エリアに配置されている係員の状態を確認し、乗客の位置、すなわち、図26に示される自動チェックイン機31の番号に最も近いエリアで、係員の状態が待機中になっているエリアをマウスのクリック等によって選択する。
【0105】
このような操作によって、CTIサーバ41は乗客リストから便の番号、乗客名、自動チェックイン機31の番号、搭乗ゲート18の番号等の必要なデータを抽出し、あらかじめ登録されている定型メッセージに追加してメッセージ(テキスト)の編集を行う。なお、前記定型メッセージとは、例えば、「(×××便)ご搭乗の(乗客名)様を、(××番)の自動チェックイン機31から(××番)の搭乗ゲート18まで誘導願います。」等である。
【0106】
続いて、CTIサーバ41はメッセージを元に音声合成部23において音声データを生成し、内線電話インターフェイス部25を介して乗客を搭乗ゲート18まで誘導する係員の内線(無線)電話に音声データを送出する。
【0107】
これにより、乗客を誘導する係員は、該当する自動チェックイン機31に到着して、乗客を搭乗ゲート18まで誘導する。
【0108】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS101 チェックイン端末12又はゲート端末20のオペレータは、自動チェックイン済であり、かつ、警告表示されている部分を図26に示されるような乗客リストの中から選択する。
ステップS102 図24に示されるような係員配置リストで各エリアに配置されている係員の状態を確認し、乗客の位置、すなわち、図26に示される自動チェックイン機31の番号に最も近いエリアを選択する。
ステップS103 乗客を誘導する係員へのメッセージを生成する。
ステップS104 前記ステップS102において選択したエリアの係員の内線電話45を介してメッセージを送信する。
【0109】
このように、本実施の形態においては、内線電話45から乗客を誘導する係員の位置情報がチェックイン端末12又はゲート端末20に表示されるので、チェックイン端末12又はゲート端末20の係員は、自動チェックイン機31でチェックインした乗客と係員との位置関係を迅速に把握することができ、係員に対して乗客を誘導するための指示を適切に送信することができる。
【0110】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0111】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、搭乗管理システムにおいては、乗客の搭乗手続についての情報が入力されるチェックイン端末と、乗客の搭乗についての情報が入力されるゲート端末と、前記チェックイン端末又はゲート端末から受信した情報に基づいて、所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に関するメッセージを自動生成するサーバとを有する。
【0112】
この場合、搭乗手続及び搭乗が完了していない乗客に対する呼出しメッセージを自動生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における搭乗管理システムの構成図である。
【図2】従来の搭乗管理システムの構成図である。
【図3】従来の上位装置の乗客リストの例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第1のフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第2のフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第1のフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第2のフローチャートである。
【図11】 本発明の第3の実施の形態における搭乗管理システムの構成図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるCTIサーバ及び自動チェックイン機の動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施の形態における自動チェックイン機の通常時の表示画面の例を示す図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態における自動チェックイン機の至急時の表示画面の例を示す図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第1のフローチャートである。
【図18】本発明の第4の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示す第2のフローチャートである。
【図19】本発明の第4の実施の形態におけるCTIサーバ及び自動チェックイン機の動作を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の第5の実施の形態における内線電話の構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の第5の実施の形態における内線電話の動作を示すフローチャートである。
【図23】本発明の第5の実施の形態における内線電話の表示例を示す図である。
【図24】本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの第1の例を示す図である。
【図25】本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの動作を示すフローチャートである。
【図26】 本発明の第5の実施の形態におけるCTIサーバの乗客リストの第2の例を示す図である。
【符号の説明】
12 チェックイン端末
18 搭乗ゲート
20 ゲート端末
21、41 CTIサーバ
31 自動チェックイン機
45 内線電話

Claims (9)

  1. 乗客の搭乗手続についての情報が入力されるチェックイン端末と、乗客の搭乗についての情報が入力されるゲート端末とに接続され、
    前記チェックイン端末又はゲート端末から受信した情報に基づいて、所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に関するメッセージを自動生成するサーバであって、
    前記チェックイン端末から受信した情報は、乗客が搭乗手続を行った機器を識別する情報を含むことを特徴とするサーバ。
  2. 前記チェックイン端末は自動チェックイン機である請求項1に記載のサーバ。
  3. 所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に対する呼出しメッセージを放送する請求項1に記載のサーバ。
  4. 所定の時刻までに搭乗を済ませていない乗客を搭乗ゲートまで誘導する旨の呼出しメッセージを係員の内線電話に送信する請求項1に記載のサーバ。
  5. 自動チェックイン機を使用した乗客に対するメッセージを前記自動チェックイン機に表示させる請求項1〜4のいずれか1項に記載のサーバ。
  6. 乗客を搭乗ゲートまで誘導する係員の位置情報を収集する手段を備え、乗客と係員との位置情報に基づいて、特定の係員の内線電話に送信する請求項4又は5に記載のサーバ。
  7. 乗客の搭乗手続についての情報を入力する手段と、
    入力された前記情報をサーバに送信する手段と、
    前記サーバが前記情報に基づいて更新した乗客リストを受信する手段と、
    前記サーバが前記情報に基づいて自動生成した所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に関するメッセージを表示する手段とを有するチェックイン端末であって、
    前記情報は乗客が搭乗手続を行ったチェックインカウンタを識別する情報を含むことを特徴とするチェックイン端末。
  8. 乗客の搭乗手続についての情報を入力する手段と、
    入力された前記情報をサーバに送信する手段と、
    前記サーバが前記情報に基づいて更新した乗客リストを受信する手段と、
    前記サーバが前記情報に基づいて自動生成した所定の時刻までに搭乗手続又は搭乗を済ませていない乗客に関するメッセージを表示する手段とを有する自動チェックイン機であって、
    前記情報は乗客が搭乗手続を行った自動チェックイン機を識別する情報を含むことを特徴とする自動チェックイン機。
  9. 乗客の搭乗手続についての情報が入力されるチェックイン端末と、
    乗客の搭乗についての情報が入力されるゲート端末と、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のサーバとを有することを特徴とする搭乗管理システム。
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