JP2003030394A - 出退勤管理システム - Google Patents

出退勤管理システム

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JP2003030394A
JP2003030394A JP2001216701A JP2001216701A JP2003030394A JP 2003030394 A JP2003030394 A JP 2003030394A JP 2001216701 A JP2001216701 A JP 2001216701A JP 2001216701 A JP2001216701 A JP 2001216701A JP 2003030394 A JP2003030394 A JP 2003030394A
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JP2001216701A
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Tetsuo Kamaya
徹男 釜谷
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Original Assignee
TOKYU BIRU MAINTENANCE KK
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の勤務場所における勤務員の出退勤情報
をネットワーク上の情報処理装置で統括管理するように
することで、出退勤簿の回収等の手間暇を解消した出退
勤管理システムを提供する。 【解決手段】 出退勤管理の対象となる勤務員に配布さ
れるPHS端末機と、PHS端末機との間でネットワー
クを介したデータ通信を行う情報処理装置とを含ふ情報
管理システムにおいて、PHS端末機には、オペレータ
による所定操作に基づき、勤務員、出勤・退勤の別、を
それぞれ特定するための出退勤申告情報を生成する手段
を設け、情報処理装置には、ネットワークを経由してP
HS端末機から送られてくる出退勤申告情報に基づき、
勤務員、出勤・退勤の別をそれぞれ特定する手段と、そ
れら特定された情報と、PHS端末機における出退勤申
告情報生成に関連して特定される時刻情報と、勤務員と
そのときの日付とに基づき特定される勤務場所情報と、
に基づき、複数の勤務場所における勤務員の出退勤情報
を統括管理する手段と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ビルメ
ンテナンス業務における勤務員等の出退勤情報を管理す
る出退勤管理システムに係り、特に、勤務員毎の出退勤
時の申告をPHS端末機を介してネットワーク上の情報
処理装置で受け付けることで、複数の勤務場所における
勤務員の出退勤情報を統括管理するようにした出退勤管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビルの清掃・管理保全等を生業
とするビルメンテナンス業務が知られている。この種の
業務においては、例えば清掃員、警備員、技術員等の勤
務員を自社の管理ビルや、顧客から依頼された建物等へ
と必要に応じて配置し、それぞれの業務を遂行させる。
そのため、それら各勤務員の仕事場(勤務場所)は、オ
フィス従業員等とは異なり、必ずしも一つの場所に固定
されず、むしろ遠隔地に分散されがちな流動的なものと
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、これら勤務員を
統括する管理者側は、給与計算等のため、そられ各勤務
員の出退勤状況を把握せねばならない。しかしながら、
顧客等からの依頼物件の全てにそれぞれタイムレコーダ
等を設置するわけにもいかず、タイムカードのみによる
出退勤管理は現実的に不可能であった。そのため、管理
者側では、従来より、各勤務員に自己申告に基づく出勤
簿等を提出させるなどしてその出退勤状況を確認する、
といった管理方法の採用が通例とされている。
【0004】このような手法による出退勤管理にあって
は、例えば月毎に出退勤簿の回収を行うとしても、その
回収作業は極めて煩雑となり、また、紛失、汚損、提出
遅延、偽りの申告等の問題も生じる。更には、回収が完
了するまで、各勤務員の出退勤状況が把握できないとい
った問題もあった。
【0005】本発明は、上述のような問題点に着目して
なされたものであり、その目的とするところは、複数の
勤務場所における勤務員の出退勤情報をネットワーク上
の情報処理装置で統括管理するようにすることで、出退
勤簿の記入そのものを無くし、回収等の手間暇を解消し
た出退勤管理システムを提供するところにある。
【0006】この発明のさらに他の目的とするところ
は、以下の明細書の記述を参照することにより、当業者
であれば容易に理解されるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の出退勤管理システムは、出退勤管理の対
象となる勤務員に配布されるPHS端末機と、PHS端
末機との間でネットワークを介したデータ通信を行う情
報処理装置とを含み、PHS端末機は、オペレータによ
る所定操作に基づき、勤務員、出勤・退勤の別、をそれ
ぞれ特定するための出退勤申告情報を生成し、情報処理
装置は、ネットワークを経由してPHS端末機から送ら
れてくる出退勤申告情報に基づき、勤務員、出勤・退勤
の別をそれぞれ特定するとともに、それら特定された情
報と、PHS端末機における出退勤申告情報生成に関連
して特定される時刻情報と、勤務員とそのときの日付と
に基づき特定される勤務場所情報と、に基づき、複数の
勤務場所における勤務員の出退勤情報を統括管理する、
ことを特徴とする。
【0008】本発明は、例えば、ビルメンテナンス業務
等における清掃員、警備員、技術員等、その勤務場所が
流動的になりがちな従事者の出退勤管理に特に好適とさ
れる。無論、この他にも、さまざまな分野、職種等にお
ける従事者の出退勤管理に広く適用することができる。
したがって、『勤務員』とあるが、当該記述は出退勤管
理の対象となる者の職種・作業内容等を限定するもので
はない。
【0009】『PHS端末機』とあるが、必ずしも通話
機能を有する汎用のPHS端末機である必要はない。こ
こでは少なくとも、既存のPHS通信網を利用してデー
タ通信を行える無線携帯端末機のことを意味している。
もっとも、無線携帯端末機として、汎用の携帯電話やP
DA等のPHS以外の通信方式による各種無線携帯端末
を適用した場合にも、本発明と同様の効果が得られるこ
とは言うまでもないであろう。
【0010】『勤務員に配布される』とあるが、配布態
様は特に限定されない。すなわち、例えば、勤務員の全
員に1台づつ配布してもよいし、或いは、数人で構成さ
れる作業グループに対して1台のみ配布するようにして
もよい。もっとも、勤務員の全員に1台づつ配布するよ
うにすれば、出退勤申告がよりスムーズに行えることは
言うまでもない。
【0011】『勤務員を特定するための情報』として
は、勤務員の氏名等を用いてもよいが、例えば、PHS
端末機が有する端末ID情報や、PHS端末機のオペレ
ータにより入力される個人識別番号(暗証番号等)を使
用するようにすれば、PHS端末機への入力操作が簡略
化される。尚、端末IDと各勤務員毎の暗証番号との双
方を用いて、情報処理装置側でその都度オペレータ(出
退勤申告者)の認証を行うようにすれば、他人による代
理申告等を防止することも可能となる。
【0012】『出退勤の別』とあるが、これは、例え
ば、PHS端末機の側でそのときの時刻に基づき自動判
別するようにすることができる。或いは、例えば、出勤
時には、数字の‘1’、退勤時には数字の‘2’をオペ
レータが入力するようにすることで、オペレータのその
都度の任意選択に基づき出退勤の別を特定するようにす
ることもできる。このようにすれば、‘早退’、‘遅
刻’等があった場合にも、確実に出退勤の別を特定でき
る。
【0013】『PHS端末機における出退勤申告情報生
成に関連して特定される時刻情報』とあるが、時刻情報
は、例えば、情報処理装置で出退勤申告情報が受信され
たときに情報処理装置側で生成される時刻情報とするこ
とができる。無論、PHS端末機の有する時計機能に基
づき生成されるようにすることもできるが、情報処理装
置側で時刻を特定するようにすればPHS端末機毎の時
刻のばらつきを解消することができる。尚、時刻のばら
つきを解消するために、例えば、電波時計等で知られる
電波時刻情報等に基づきPHS端末機側で生成するよう
にするといったことも十分可能である。
【0014】『勤務員とそのときの日付とに基づき特定
される勤務場所情報』とあるが、当該勤務場所情報は、
例えば、情報処理装置側に勤務員毎の勤務体系データ
(勤務日、勤務場所等)を予め記憶させておくことで特
定することができる。尚、勤務場所情報は、PHS端末
機の側で、オペレータによる所定操作に基づき特定する
ようにしてもよい。そのようにすれば、急な勤務場所変
更等にも柔軟に対応することができる。
【0015】次に、本発明の出退勤管理システムにおい
ては、更に以下に示すような様々な機能を付加すること
ができる。
【0016】本発明において、好ましくは、特定される
勤務場所に基づく位置情報と、ネットワークを介して別
途得られるPHS端末機の現在位置情報とを比較するこ
とにより、勤務員が実際にその勤務場所に存在するか否
かを情報処理装置の側で判定するようにする。
【0017】このようにすれば、勤務員が勤務場所に存
在しないにも拘わらず、出退勤申告が受け付けられてし
まうといった不具合も未然に防止することができる。
【0018】また、本発明において好ましくは、PHS
端末機と情報処理装置とのデータ通信に際しては、PH
S端末機のディスプレイ上には、情報処理装置から送ら
れてくる各種業務情報が必要に応じて文字や画像により
表示されるようにする。
【0019】ここで言う『業務情報』としては、例え
ば、勤務員毎或いは作業グループ毎の作業日程情報(ス
ケジュール等)が挙げられる。尚、そのような変動的な
情報を画面表示させるような場合には、例えば、情報処
理装置の側で予め当該作業日程情報を生成し、データベ
ース等に記憶させておくようにすればよい。
【0020】このようにすれば、勤務員は、単にPHS
端末機を介して出退勤申告を行えるだけでなく、その際
に、作業日程等を知ることができるから、従来、作業場
に設置されていた作業スケジュール表や、連絡帳等を介
して行われていた勤務員への種々の業務情報伝達をPH
S端末機を介して行うことができる。
【0021】また、本発明において好ましくは、PHS
端末機は、オペレータによる所定操作に基づき業務報告
情報を生成する手段を更に有し、情報処理装置は、ネッ
トワークを経由してPHS端末機から送られてくる業務
報告情報を管理する手段を更に有するようにする。
【0022】ここで、『業務報告情報』としては、例え
ば、クレームの有無、事故発生の有無等に基づく情報が
挙げられる。
【0023】このような態様によれば、勤務員は、従来
手書きで行っていた業務報告書等の作成を省略すること
ができ、また、管理者側では、より迅速に業務報告を取
得し、管理することができる。
【0024】また、本発明において好ましくは、PHS
端末機は、出退勤申告情報生成に係るデータ通信を行う
ためのデータ通信モードと、通話を行うためのダイヤル
発信モードとを有し、それらをオペレータが簡易操作で
任意に切替られるようにする。
【0025】ここで、『簡易操作』とあるが、そのよう
な操作としては、例えば、切替専用ボタンの押下等が挙
げられる。その他にも当業者であれば種々の操作態様が
想定されるであろう。
【0026】このような態様によれば、ダイヤル発信モ
ードに切り換えることにより、必要に応じて通話するこ
とが可能となるから、例えば、異常発生時等には、管理
センター等への口頭による連絡も可能となる。
【0027】尚、この場合、より好ましくは、ダイヤル
発信は、例えば、管理センター等の予め定められた特定
場所への発信に限定されるようにする。このような態様
によれば、勤務員の私的な電話利用を防止できる。
【0028】上述したように、本発明の出退勤管理シス
テムは、複数の勤務場所における勤務員の出退勤情報を
ネットワーク上で統括管理するものであるから、従来あ
ったような出退勤簿の作成、記入、回収、更にはその内
容チェックや集計作業等にかかる手間暇等を解消でき
る。また、雇用者を統括する管理者側では、勤務員の出
退勤状況をスムーズかつ的確に把握することが可能とな
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る出退勤管理
システムの好適な実施の一形態を添付図面を参照しつつ
詳細に説明する。
【0030】本発明に係る出退勤管理システムの全体構
成が図1に概略的に示されている。この例では、出退勤
管理システムによる出退勤管理の対象者を、例えば、清
掃員、警備員、技術員等のビルメンテナンス業務におけ
る勤務員としている。すなわち、図1において、物件番
号a〜nで示される各建物(同図中、左側枠囲み内に示
される)は、この例では、勤務員の雇い主であるビルメ
ンテナンス会社が、そのビルの保有者等から清掃、警備
等を依頼されている管理対象物件をそれぞれ示してい
る。各勤務員は、会社側の指示等に基づき、定期的に或
いは適宜に各担当物件a〜n(すなわちこの例ではその
勤務員の勤務場所となる)へと配置され、それぞれの担
当業務(修理、警備等)を行う。
【0031】同図に示されるように、この出退勤管理シ
ステムは、それら各勤務員毎にそれぞれ配布されるPH
S端末機1(1a〜1n)と、PHS端末機1とネット
ワーク2を介したデータ通信を行うことにより各勤務員
の出退勤管理を統括して行う情報処理装置3とを有して
いる。
【0032】本システムに適用されるPHS端末機1の
一例が図2に示されている。同図に示されるように、こ
のPHS端末機1は、液晶ディスプレイで構成される表
示部1aと、カーソル操作子や電源ON・OFFボタン
及びテンキー等を含む操作部1bと、受話口1cと、送
話口1dと、無線通信を行うための無線通信アンテナ1
eとを有している。
【0033】本実施の形態においては、液晶ディスプレ
イ1aには、操作ガイダンス表示(図5〜図7参照)
や、勤務員毎のスケジュール表示(図13参照)等がな
される。
【0034】また、操作部1bには、送話口1dの上部
に横一列に配置された利用種別選択用ボタン(同図中A
〜Cの記号で示される)が含まれている。この利用種別
選択用ボタンは、後述する利用種別選択時(図5中
(a)参照)において、勤務員がその利用種別を選択す
るための簡易選択ボタンとして使用される。このことか
らも分かるように、この例では、PHS端末機1は、利
用種別選択ボタンが設けらシステム専用端末機として構
成されている。
【0035】勤務員は、このPHS端末機1の操作部1
bを操作することにより、出勤申告(出勤時にその旨を
通知する)、退勤申告(退勤時にその旨を通知する)を
行う。また、本実施例においては、この他にも、勤務員
はPHS端末機1を介して、‘業務報告’、‘緊急連
絡’、‘相談(身の上相談等)’を行うことが可能とさ
れている。尚、‘緊急連絡’、‘相談’に関しては、P
HS端末機の通話機能が利用され、勤務員は口頭により
オペレータ等に連絡乃至相談を行うようにされている。
【0036】出・退勤申告時には、PHS端末機1にお
いては、勤務員による所定操作に基づき、勤務員の識別
情報、及び、申告種別(出勤申告、退勤申告)を示す情
報等が生成される。生成されたそれら情報(出退勤申告
情報)は、図1中符号4a〜4nで示される中継基地
局、符号4で示される通信管理装置、及び符号2で示さ
れるネットワークを介して情報処理装置3へと送信され
る。
【0037】情報処理装置3においては、PHS端末機
1から得られるそれら出退勤申告情報に基づき、勤務
員、申告種別の特定を行い、それら特定された情報と、
そのとき(この例では、申告情報受信時)の時刻情報
と、勤務員(勤務員番号)と、そのときの日付とに基づ
き特定される勤務場所情報等に基づき、各勤務員の出退
勤情報ファイル(図14参照)を生成する。また、出勤
申告時には、情報処理装置3からは、勤務員の個人スケ
ジュール(作業日程情報(図13参照))が、それらネ
ットワーク2、通信管理装置4、中継基地局4a〜4n
を介して、適宜にPHS端末機1へと送信される。
【0038】尚、中継基地局4a〜4nは、各勤務場所
において、PHS端末機1とのデータ通信を担う(可能
とする)その勤務場所に最寄りの1又は複数の中継基地
局であり、本実施の形態では、情報処理装置3には、予
め勤務場所情報(担当物件番号)ともに、それら最寄り
の中継基地局(利用可能中継基地局)のID情報が予め
格納されている。PHS端末機1を介した出退勤申告時
には、情報処理装置3においては、そのときネットワー
ク2を介して通信管理装置4から得られる利用中継基地
局ID情報と、各勤務場所毎に登録されている登録中継
基地局IDとを照らし合わせることにより、そのときの
出退勤申告が正しい勤務場所においてなされているか否
かを判別するようにしている。尚、通信管理装置4は、
この例では、PHS端末機の無線通信を統括管理する無
線電話会社等の管理装置とされている。
【0039】情報処理装置3は、データベース3aを有
しており、このデータベース3aには、情報処理装置3
において上述した出退勤管理に係る各種処理を行うのに
必要な各種の基礎情報(図3〜図4参照)が格納されて
いる。これについては後述する。
【0040】また、同図中3bで示されるのは、ビルメ
ンテナンス会社側(勤務員を統括する管理者側)の入出
力装置(パソコン)であり、データベース3aに保存さ
れる各種基礎情報は、この入力装置3bを介してオペレ
ータ等により適宜に入力されるものである。また、必要
に応じて、入出力装置3aを介して、それら基礎情報
や、情報処理装置3で生成される出退勤情報ファイル
(図14参照)等の各種データを閲覧可能とされてい
る。
【0041】また、同図に示されるように、この例で
は、情報処理装置3には、さらに専用ネットワーク5を
介して、各事業所の入出力装置6a〜6nが接続されて
おり、データベース3aの内容は、それら入出力装置6
a〜6nを介して、各事業所において適宜に閲覧・出力
可能とされている。
【0042】データベース3に格納される各種基礎情報
の内容が図3乃至図4に示されている。図3中(a)に
示されるのは、データベース3に格納されている各勤務
員ごとの個人基礎情報であり、これには、勤務員番号
と、各勤務員に配布されるPHS端末機のID情報と、
その勤務員の所属部署、氏名、生年月日、住所、入社月
日、有給残数と、勤務体系情報とが含まれている。
【0043】ここで勤務員番号は、勤務員毎の識別番号
として利用されるものであり、この例では4桁の数字で
表されている。尚、この勤務員番号は、後述する各勤務
員ごとの暗証番号としても利用される。また、後述する
ように、出・退勤申告時における個人認証の際には、こ
の勤務員番号(暗証番号)と、端末ID情報とが使用さ
れる。
【0044】図3中(a)に示される‘勤務体系情報’
の詳細が図4中(a)に示されている。図4中(a)に
示されるように、この例では、勤務体系情報として、各
勤務員毎の予定勤務日(○月○日)と、その勤務日にお
ける予定勤務場所(担当物件番号)と、その勤務場所に
おける予定就労時間帯とがそれぞれ記録されている。
【0045】また、図4中(b)で示されるのは、同様
に、データベース3に格納されている各物件ごと(物件
番号毎)の基礎情報であり、この物件基礎情報には、各
物件ごとの所在地(住所等)と、最寄り駅と、先に説明
したようにその勤務場所(担当物件)における利用可能
中継基地局のID情報とが含まれている。
【0046】尚、本実施の形態による出退勤管理システ
ムは、勤務員の出退勤情報管理に加え、例えば、外部依
頼業者等の勤務員の出退勤管理もネットワーク上で管理
可能としている。ここで言う「外部依頼業者」とは、こ
の例では、ビルメンテナンス会社が自社の勤務員(従業
員)とは別に、清掃、警備等の業務を依頼した業者の事
を指している。図3中(b)は、このような外部依頼業
者についての出退勤管理を行う際使用される業者基礎情
報を示すものである。この業者基礎情報も、同様に、情
報処理装置3のデータベース3に予め格納される。
【0047】同図中(b)に示されるように、この業者
用基礎情報には、各業者の識別番号(或いは整理番号)
としての取引先番号と、社名と、業種番号と、契約業務
内容と、契約月日と、代表者名と、担当者名と、この例
では担当者に配布されるPHS端末機の端末IDと、住
所・電話番号とが含まれている。尚、この例ではPHS
端末機は、各業者の担当者のみに配布されるものとする
が、各業者の全ての勤務員に対してPHS端末機を配布
し、その業者の各勤務員毎に出退勤管理を行うことも可
能である。
【0048】次に、勤務員によるPHS端末機1の操作
に際して、ディスプレイ1a上に表示される画面(ガイ
ダンス画面)の一例を示しつつ、本実施形態の出退勤管
理システムにより実現される各種機能を概略的に説明す
る。
【0049】図5中(a)は、利用種別選択用画面を示
すものである。この画面は、この例では、PHS端末機
1における初期画面(通常の待ち受け画面)とされ、勤
務員は、この画面を介して、‘A.出・退勤申告,業務
報告’、‘B.緊急連絡’、‘C.その他(相談)’の
何れかの利用種別を選択する。尚、先に示したPHS端
末機1の利用種別選択用ボタンA〜Cは、これら利用種
別の選択記号A〜Cにそれぞれ対応している。
【0050】図5中(b)は、勤務員が、‘A.出・退
勤申告,業務報告’、を選択したときに、次いでディス
プレイ1a上に表示される画面の一例を示すものであ
る。勤務員は、この画面(申告内容選択画面)を介し
て、それが、1.出勤申告、2.退勤申告、3.業務報
告、のいずれであるかを更に特定する。尚、ここで示さ
れる項目番号1〜3は、操作部1bのテンキー番号に対
応している。
【0051】図5中(c)は、勤務員が、図5中(b)
の‘1.出勤申告’を選択したとき(出勤申告時)に、
次いでディスプレイ1a上に表示される画面の一例を示
すものである。この画面上においては、「4桁の暗証番
号を入力して下さい」といったガイダンス表示がなされ
ている。このように、出勤申告時においては、勤務員
は、各勤務員毎に予め付与された暗証番号をPHS端末
機1に入力する。尚、暗証番号は、この例では、先に図
3中(a)で示した個人基礎情報に含まれる勤務員番号
と同様の4桁の数字とされている。勤務員が、暗証番号
入力後、同画面に示される‘1.OK’を選択すると、
PHS端末機から、勤務員個人の識別情報(この例では
暗証番号、及び予め記憶されている端末ID)と、申告
種別情報(ここでは‘出勤申告’である旨を示す情報)
とが情報処理装置3へと送信され、それにより出勤申告
が行われることとなる。尚、図7中(a)は、この後デ
ィスプレイ1aを介して表示される受け付け完了画面の
一例を示すものである。この他にも、出勤申告時におい
ては、PHS端末機1のディスプレイ1a上には、情報
処理装置3から送られてくる個人スケジュール等が表示
されるが、これについては後述する。
【0052】図6中(a)は、図5中(b)の申告内容
選択用画面に示される‘2.退勤申告’を勤務員が選択
した場合に、次いでディスプレイ1a上に表示される画
面の一例を示すものである。同図中(b)からも分かる
ように、退勤申告時においても、勤務員は、4桁の暗証
番号をPHS端末機へと入力する。勤務員が暗証番号を
入力後、同画面に示される‘1.OK’を選択すると、
PHS端末機から、勤務員個人の識別情報(この例では
暗証番号、及び端末ID)と、申告種別情報(ここでは
‘退勤申告である旨を示す情報)とが情報処理装置3へ
と送信され、それにより退勤申告が行われることとな
る。次いで、図7中(a)で示される受け付け完了画面
がディスプレイ1a上に表示される。
【0053】尚、残業時間の管理をすべき対象者には、
出勤・退勤申告時において、さらなる詳細区分(例え
ば、スポット業務開始・終了,特命用務開始・終了,管
理残業開始・終了,指導研修開始・終了,欠員応援開始
・終了)を、画面表示を通じて選択させるようにしても
よい。
【0054】図6中(b)は、図5中(b)の申告内容
選択用画面に示される‘3.業務報告’を勤務員が選択
した場合に、次いで、ディスプレイ1a上に表示される
画面の一例を示すものである。尚、業務報告は、この例
では、基本的には、勤務員の各担当物件における作業終
了時に行われるものとされている。業務報告時において
も、勤務員はPHS端末機1に暗証番号を入力する。勤
務員が暗証番号を入力後、同画面に示される‘1.O
K’を選択すると、次いで、図6中(c)で示される画
面が表示される。この画面例からも分かるように、この
例では、出勤報告は予め定められた3つの項目(1.無
事終了、2.クレーム有り、3.事故有り)の中から該
当する1つを勤務員が任意に選択するようにされてい
る。勤務員が、何れかの項目を選択すると、その項目に
該当する業務報告情報が情報処理装置3へと送信され
る。これにより業務報告が行われることとなる。次い
で、同様に、図7中(a)で示される受け付け完了画面
が表示され、処理は終了される。
【0055】尚、‘クレーム有り’,‘事故有り’が選
択された場合には、更に、図8中(a)並びに(b)に
示されるような画面表示等を通じて、その内容をより更
に詳細に特定させるようにすることもできる。同図中
(a)は、「クレーム」の詳細内容を特定するための画
面表示の一例を示したものであり、選択肢として、‘遅
れ’,‘汚れ’,‘態度’,‘不良’,‘気に入らな
い’,‘その他’が用意されている。また、同図中
(b)は、「事故」の詳細内容を特定するための画面表
示の一例を示したものであり、選択肢として、‘車
両’,‘器物’,‘身体’,‘設備’,‘建物’,‘そ
の他’が用意されている。尚、これら‘業務報告’につ
いては、必要に応じて、所定の報告書提出をさせること
により更なる具体的な報告を行うようにしてもよい。
【0056】次に、図7中(b)は、図5中(a)の利
用種別選択用画面において、勤務員が‘B.緊急連絡’
を選択したときに、次いでディスプレイ1a上に表示さ
れる発信先選択用画面を示すものである。この例では、
緊急連絡用の連絡先として、予め定められた2つの連絡
先(1.本部,2.担当事業所)が用意されている。
【0057】図7中(c)は、この発信選択用画面に示
される‘1.本部’を勤務員が選択したときに、次いで
ディスプレイ1a上に表示される画面の一例を示すもの
である。ここでは、勤務員により選択された発信先(こ
こでは‘本部’)の電話番号が表示されている。ここ
で、同画面上に示される‘1.発信’を勤務員が選択す
ると、その発信先へとダイヤル発信が行われる。この例
では、ダイヤル発信先にはオペレータが常駐されてお
り、勤務員は、例えば事故発生時等の緊急連絡を、口頭
によりオペレータに通知することが可能とされている。
【0058】一方、図5中(a)の利用種別選択用画面
において、勤務員が‘C.その他(相談)を選択したと
きには、ほぼ同様の手順により、予め定められた連絡先
(この場合には、相談員等のオペレータが常駐する連絡
先)へとダイヤル発信が行われ、それにより、勤務員
は、PHS端末機を介して、例えば身の上相談等を行う
ことが可能とされている。
【0059】尚、利用種別選択用画面において‘C.そ
の他’が選択されたときには、相談等を口頭で行うこと
が可能なものとしたが、当該‘C.その他’には、以下
に示すような種々の申告種別(出・退勤申告、緊急連絡
以外)を別途設定するようにしてもよい。図8中(c)
は、そのような場合に次いで表示部1aを介して勤務員
に提示される申告種別の選択用画面の一例を示すもので
あり、同画面上には、申告種別としての‘出張’,‘廻
り’,‘応援’,‘直帰’,‘残業’等が表示されてい
る。また、図8中(d)は、図8中(c)で示される
‘残業’が選択された場合に次いで表示される画面の一
例を示したものであり、これには、残業理由を特定する
ための選択肢として、‘欠員’,‘管理’,‘臨時’,
‘打合(打ち合わせ)’,‘訓練’,‘立会(立ち会
い)’が表示されている。
【0060】次に、出退勤申告等にかかるPHS端末機
1の動作内容をフローチャートに基づき説明する。
【0061】PHS端末機1の動作内容の概略が図9の
フローチャートにより示されている。同図に示されるよ
うに、PHS端末機1においては、操作部1bを介した
所定操作があるまでは、ディスプレイ1a上に図5中
(a)の画面表示がなされた待機状態にある(ステップ
901NO,ステップ902)。
【0062】ここで、勤務員が、利用種別選択用ボタン
A〜Cのいずれかを押下すると、それにより利用種別が
特定される(ステップ903)。
【0063】ここで、利用種別選択用ボタンAが押下さ
れたときには(ステップ904申告・報告)、次いで、
ディスプレイ1a上に図5中(b)で示した申告内容選
択画面が表示され、勤務員の選択に基づき申告内容が特
定される(ステップ906)。
【0064】一方、ステップ903において、利用種別
選択用ボタンBが押下されたときには(ステップ904
緊急)、緊急連絡時処理として、図7中(b)、(c)
の画面表示等を含む所定連絡先へのダイヤル発信を行う
ための処理が行われる(ステップ905)。
【0065】また、ステップ903において、利用種別
選択用ボタンCが押下されたときには(ステップ904
その他)、その他処理として、所定連絡先へのダイヤル
発信を行うための処理が行われる(ステップ907)。
【0066】ステップ906において、勤務員により、
申告内容選択画面(図5中(b))で示される‘1.出
勤申告’が選択されると(ステップ908出勤)、次い
で、ステップ909で示される出勤時処理が行われる
(ステップ909)。また、申告内容選択画面(図5中
(b))で示される‘2.退勤申告’が選択されると
(ステップ908退勤)、次いで、ステップ910で示
される退勤時処理が行われる(ステップ910)。ま
た、申告内容選択画面(図5中(b))で示される
‘3.業務報告’が選択されると(ステップ908業務
報告)、次いで、業務報告時処理が行われる(ステップ
911)。
【0067】図9のフローチャート中、ステップ909
で示される出勤時処理の詳細が図10のフローチャート
により示されている。尚、同フローチャートには、PH
S端末機1における出勤時処理に関連して、通信管理装
置4、並びに情報処理装置3で行われる処理内容(動作
内容)が同時に示されている。
【0068】出勤時処理においては、まず、PHS端末
機1のディスプレイ1a上には、先に図5中(c)で示
した画面が表示される。勤務員が、テンキー(操作部1
b)を操作して暗証番号を入力すると、その暗証番号情
報が読み込まれ(ステップ1001)、次いで、予めP
HS端末機に記憶された端末ID情報が読み込まれ(ス
テップ1002)、それら読み込まれた情報(出勤申告
情報)が情報処理装置3へと向けて送信される(100
3)。尚、同図中には示されていないが、ここで送信さ
れる情報には、この申告が‘出勤申告’である旨を情報
処理装置3へと通知するための情報が含まれている。そ
れら情報送信が終了すると、PHS端末機1において
は、情報処理装置3からの応答があるまで、一旦、待機
状態となる(ステップ1004NO,ステップ100
5)。
【0069】この例では、PHS端末機1から情報処理
装置3への情報送信に際しては、それらの間に介在され
る通信管理装置4において、そのときPHS端末機1の
無線通信に利用された中継基地局が特定され、その中継
基地局IDが送信情報に添付されるようにされている
(ステップ1006)。
【0070】情報処理装置3においては、それらPHS
端末機1からの出勤申告情報が受信されると(ステップ
1007)、出勤申告時処理として、まず、出勤申告情
報に含まれる暗証番号情報と端末ID情報とに基づき、
個人特定および認証を行う(ステップ1008)。尚、
ここでの個人特定および認証には、先に図3中(a)で
示した個人基礎情報が参照される。すなわち、ここで、
端末IDと暗証番号とが個人基礎情報と一致すると、正
常な出勤申告と判定され、ステップ1009へと進む
が、不一致のときには(他人による代理申告時等)(ス
テップ1010NO)、次いでステップ1011に示さ
れる認証エラー通知がなされる。
【0071】ステップ1009においては、まず、場所
特定処理として、先に図4中(a)で示した勤務員毎の
勤務体系情報、並びにそのとき情報処理装置3側で特定
される日付・時刻情報に基づき、その勤務員のそのとき
の勤務場所(担当物件番号)を特定する。次いで、場所
認証処理として、出勤申告情報に含まれる利用中継基地
局IDと、そのときの勤務場所(担当物件番号)で特定
される受信可能基地局(登録基地局)IDとを照合する
ことにより、申告が本来の勤務場所で行われているか否
かを判定する。ここで、利用中継基地局IDと、登録基
地局IDとが一致すると、正常な申告と判定され(ステ
ップ1010YES)、ステップ1012へと進むが、
不一致であると(ステップ1010NO)、本来の勤務
場所以外からの申告と判定され、ステップ1011に示
される認証エラー通知がPHS端末機1へと送信される
(ステップ1011)。
【0072】個人認証・場所認証が正常に行われたとき
には、ステップ1012において、データ保存処理が行
われる。ここでの処理は、具体的には、各勤務員の各出
勤場所における出勤時刻等の出勤情報を保存するもので
ある。尚、ここで保存される出勤情報は、後述する出退
勤情報ファイル(図14参照)の作成に使用される。
【0073】次いで、出勤申告時においては、情報処理
装置3のデータベース3aから、該当する勤務員の個人
スケジュール情報(図示せず)が呼び出されPHS端末
機1へと送信される(ステップ1013)。
【0074】ステップ1004に戻り、PHS端末機1
においては、情報処理装置3から、認証エラー通知、ま
たは、個人スケジュール情報が送信されてくると(ステ
ップ1004YES)、続くステップ1014におい
て、その判別(回答内容判別)が行われる。回答内容が
認証エラーを示す認証エラー通知である場合には(ステ
ップ1015NO)、認証エラー時処理として、この例
では、PHS端末機のディスプレイ1a上には、例え
ば、「暗証番号が間違っています」や「出勤場所に到着
してから再度申告を行ってください」等の表示がなされ
る(ステップ1016)。
【0075】一方、ステップ1004において、個人ス
ケジュール情報が送信されてきたときには(ステップ1
015YES)、PHS端末機1のディスプレイ1a上
には、個人スケジュール情報に基づく個人スケジュール
表示が行われる(ステップ1017)。次いで、各種終
了処理を経て、処理は一旦終了される(ステップ101
8)。
【0076】ステップ1017における個人スケジュー
ル表示の一例が図13に示されている。同図に示されて
いるように、この表示画面上においては、この例では、
各勤務員毎の一日のスケジュール情報として、勤務場所
(物件番号B)と、その勤務場所における予定勤務時間
と、作業内容(点検、修理等)とが示されている。
また、この画面上においては、連絡事項が表示されてい
る。この連絡事項は、この例では、会社側から勤務員に
業務連絡を行うためのものである。このように、本実施
の形態においては、出勤申告時に、PHS端末機を介し
て勤務員への業務連絡を行うことを可能としている。
【0077】図9のフローチャート中、ステップ910
で示される退勤時処理の詳細が図11のフローチャート
により示されている。尚、同フローチャートには、PH
S端末機1における退勤時処理に関連して、通信管理装
置4、並びに情報処理装置3で行われる処理内容(動作
内容)が同時に示されている。
【0078】退勤時処理においては、PHS端末機1の
ディスプレイ上には、先に図6中(a)で示した画面が
表示される。勤務員が、テンキー(操作部1b)を操作
して暗証番号を入力すると、その暗証番号情報が読み込
まれ(ステップ1101)、次いで、予めPHS端末機
に記憶された端末ID情報が読み込まれ(ステップ11
02)、それら読み込まれた情報(退勤申告情報)が情
報処理装置3へと向けて送信される(ステップ110
3)。尚、同図中には示されていないが、ここで送信さ
れる情報には、この申告が‘退勤申告’である旨を情報
処理装置3へと通知するための情報が含まれている。そ
れら情報送信が終了すると、PHS端末機1において
は、情報処理装置3からの応答があるまで、一旦、待機
状態となる(ステップ1104NO,ステップ110
5)。
【0079】退勤申告時においても、PHS端末機1か
ら情報処理装置3への情報送信に際しては、それらの間
に介在される通信管理装置4において、そのときPHS
端末機1の無線通信に利用された中継基地局(4a〜4
n)が特定され、その中継基地局IDが送信情報に添付
される(ステップ1106)。
【0080】情報処理装置3においては、それらPHS
端末機1からの退勤申告情報が受信されると(ステップ
1107)、退勤申告時処理として、まず、退勤申告情
報に含まれる暗証番号情報と端末ID情報とに基づき、
個人特定および認証を行う(ステップ1108)。尚、
ここでの個人特定および認証にも、先に図3中(a)で
示した個人基礎情報が参照される。すなわち、ここで、
端末IDと暗証番号とが個人基礎情報と一致すると、正
常な退勤申告と判定され、ステップ1109へと進む
が、不一致のときには(他人による代理申告時等)(ス
テップ1110NO)、次いでステップ1111に示さ
れる認証エラー通知がなされる。
【0081】ステップ1109においては、まず、場所
特定処理として、先に図4中(a)で示した勤務員毎の
勤務体系情報、並びにそのとき情報処理装置3側で特定
される日付・時刻情報に基づき、その勤務員のそのとき
の勤務場所(担当物件番号)を特定する。次いで、場所
認証処理として、退勤申告情報に含まれる利用中継基地
局IDと、そのときの勤務場所(担当物件番号)で特定
される受信可能基地局(登録基地局)IDとを照合する
ことにより、申告が本来の勤務場所で行われているか否
かを判定する。ここで、利用中継基地局IDと、登録基
地局IDとが一致すると、正常な申告と判定され(ステ
ップ1110YES)、ステップ1112へと進むが、
不一致であると(ステップ1110NO)、本来の勤務
場所以外からの申告と判定され、認証エラー通知がPH
S端末機1へと送信される(ステップ1111)。
【0082】個人認証・場所認証が正常に行われたとき
には、ステップ1112において、データ保存処理が行
われる。ここでの処理は、具体的には、各勤務員の各退
勤場所における退勤時刻等の退勤情報を保存するもので
ある。尚、ここで保存される退勤情報についても、後述
する出退勤情報ファイル(図14参照)の作成に使用さ
れる。
【0083】次いで、退勤申告時においては、退勤申告
が正常に受け付けられたことを示す正常終了通知がPH
S端末機1へと送信される(ステップ1113)。
【0084】ステップ1104に戻り、PHS端末機1
においては、情報処理装置3から、認証エラー通知、ま
たは、正常終了通知が送信されてくると(ステップ11
04YES)、続くステップ1114において、その判
別(回答内容判別)が行われる。回答内容が認証エラー
を示す認証エラー通知がである場合には(ステップ11
15NO)、認証エラー時処理として、この例では、P
HS端末機のディスプレイ1a上には、例えば、「暗証
番号が間違っています」や「勤務場所からの申告ではあ
りません。電話番号:○○〜に連絡して、事情を説明し
た上、口頭にて再度退勤申告を行ってください。」等の
表示がなされる(ステップ1116)。
【0085】一方、ステップ1104において、回答内
容が、正常受け付け終了を示す正常終了通知であるとき
には、(ステップ1115YES)、各種終了処理(例
えば先に図7中(a)で示した画面表示等)を経て(ス
テップ1117)処理は一旦終了される。
【0086】図9のフローチャート中、ステップ911
で示される業務報告時処理の詳細が図12のフローチャ
ートにより示されている。尚、同フローチャートには、
PHS端末機1における業務報告時処理に関連して、情
報処理装置3で行われる処理内容(動作内容)が同時に
示されている。
【0087】業務報告時処理においては、ます、PHS
端末機1のディスプレイ上には、先に図6中(b)で示
した画面が表示され、勤務員が、テンキー(操作部1
b)を操作して暗証番号を入力すると、その暗証番号情
報が読み込まれる(ステップ1201)。次いで、先に
図6中(c)で示した画面が表示され、勤務員が、何れ
かの業務報告項目を選択すると、その項目番号が読み込
まれる(ステップ1202)。それら読み込まれた情報
(業務報告情報)は、ステップ1203において情報処
理装置3へと向けて送信される。
【0088】尚、同図中には示されていないが、ここで
送信される情報には、この申告が‘業務報告’である旨
を情報処理装置3へと通知するための情報が含まれてい
る。それら情報送信が終了すると、PHS端末機1にお
いては、情報処理装置3からの応答があるまで、一旦、
待機状態となる(ステップ1204NO,ステップ12
05)。
【0089】情報処理装置3においては、それらPHS
端末機1からの業務報告情報が受信されると(ステップ
1206)、業務報告時処理として、まず、業務報告情
報に含まれる暗証番号情報に基づき、個人特定を行う
(ステップ1207)。尚、ここでの個人特定にも、先
に図3中(a)で示した個人基礎情報が参照される。こ
こで、該当する暗証番号で特定される勤務員が存在しな
いとき(他人による代理申告時等)には(ステップ12
09NO)、次いでステップ1210に示されるエラー
通知がなされる。
【0090】ステップ1208においては、場所特定処
理として、この例では、ステップ1112で保存された
退勤情報に基づき、各勤務員の最新の退勤申告済みの勤
務場所(担当物件番号)を特定する。尚、この例では、
業務報告時においては、場所認証は行わない。これは、
業務報告については、その報告場所は、勤務場所に特に
限定する必要がないためである。また、ここで、既に最
新の退勤済みの勤務場所についての業務報告がなされて
いるようなときには(ステップ1209NO)、ステッ
プ1210に示されるエラー通知がPHS端末機1へと
送信される。
【0091】個人特定・場所特定が正常に行われたとき
には、ステップ1211において、データ保存処理が行
われる。ここでの処理は、具体的には、最新の退勤申告
済みの勤務場所における業務報告内容を保存するもので
ある。ここで保存される業務報告情報についても、後述
する出退勤情報ファイル(図14参照)の作成に使用さ
れる。尚、同フローチャートには示されていないが、本
実施の形態においては、退勤後の一定時間を経過して
も、業務報告がなされなかったときには、自動的に‘正
常終了’と判定されるようにされている。
【0092】次いで、ステップ1212においては、業
務報告が正常に受け付けられたことを示す正常終了通知
がPHS端末機1へと送信される。
【0093】ステップ1204に戻り、PHS端末機1
においては、情報処理装置3から、エラー通知、また
は、正常終了通知が送信されてくると(ステップ120
4YES)、ステップ1213において、その判別(回
答内容判別)が行われる。回答内容がエラー通知がであ
る場合には(ステップ1214NO)、エラー時処理と
して、この例では、PHS端末機のディスプレイ1a上
には、例えば、「暗証番号が間違っています」や「既に
業務報告が受け付けられています」等の表示がなされる
(ステップ1215)。
【0094】一方、ステップ1213において、回答内
容が、正常受け付け終了を示す正常終了通知であるとき
には、(ステップ1214YES)、各種終了処理(例
えば先に図7中(a)で示した画面表示等)を経て(ス
テップ1216)処理は一旦終了される。
【0095】尚、上述の業務報告時においては、勤務員
の個人特定は、PHS端末機1に入力される暗証番号に
よるもののみとしたが、PHS端末機の端末IDを送信
することにより、個人特定をより正確に行うようにして
もよい。
【0096】ステップ1012,ステップ1112,ス
テップ1211の各ステップで保存された各種情報(出
勤情報、退勤情報、業務報告情報)に基づき作成される
出退勤情報ファイルの内容が図14に示されている。
【0097】この出退勤情報ファイルは、定期的または
適宜に、それら出勤情報、退勤情報、業務報告情報に基
づき情報処理装置3で勤務員毎に自動作成されるファイ
ルである。これらのファイルは、先にも説明したよう
に、図1に示される入出力装置3b、各事業所の入出力
装置6a〜6nを介して適宜に閲覧等が可能とされてい
る。尚、情報処理装置3側での設定により、これらの情
報を定期的に各事業所のコンピュータ等に自動送信する
ようにしてもよいであろう。
【0098】同図に示されるように、このファイルに
は、各勤務員の出退勤情報として、勤務日と、勤務日毎
の担当物件番号(勤務場所)と、各勤務場所における出
勤時刻と、退勤時刻と、出退勤状況(正常、遅刻、早
退、欠勤等々)と、業務報告内容(正常終了、クレーム
有り、事故有り等)とが記録されている。勤務員の管理
者等は、この出退勤情報を見ることにより、各勤務員の
出退勤情報を一目で詳細に把握することができる。
【0099】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、各勤務員に配布されるPHS端末機1を介して、複
数の勤務場所(物件番号a〜n)における勤務員の出退
勤情報をネットワーク上の情報処理装置3により統括管
理することができる。
【0100】尚、上述の実施の形態では、勤務員をビル
メンテナンス業務における清掃員、警備員、技術員等と
し、また、各勤務員の勤務場所として‘担当物件’を例
にとって説明したが、本発明の出退勤管理システムは、
ビルメンテナンス業務に拘わらず、その他各種の業務に
おける勤務員等の各種勤務場所における出退勤管理をネ
ットワーク上の情報処理装置にて統括して行うような場
合に、広く適用することが可能である。
【0101】また、上述の実施の形態では、主として
‘出・退勤報告’、‘業務報告’、‘緊急報告’等を行
うものとして説明したが、この他にも、本システムを利
用して、勤務員に各作業毎の情報(作業部位コード、作
業コード)を、その作業開始または終了時にPHS端末
機1を介してその都度申告させるようにすることもでき
る。
【0102】また、上述の実施の形態では、各勤務員の
勤務場所を、個人基礎情報に基づき情報処理装置3の側
で特定するようにしたが、勤務場所は、PHS端末機1
を介して、勤務員により文字、記号選択等を介して自己
申告させるようにすることもできる。
【0103】また、上述の実施の形態では、出退勤申告
等における時刻情報を、情報処理装置3の側で特定する
ものとしたが、これは、PHS端末機1の側で生成乃至
特定するようにしてもよい。
【0104】また、上述の実施の形態では、PHS端末
機1のダイヤル発信は、特定発信先に限定されるものと
したが、これは、PHS端末機1を管理する会社側等の
コスト削減を目的としたものであり、状況に応じて、勤
務員が希望する任意の連絡先にダイヤル発信を行えるよ
うにしてもよいことは言うまでもないであろう。
【0105】また、上述の実施の形態では、本システム
専用のPHS端末機1を利用したが、インターネット接
続が可能な汎用のPHS端末機を使用して、例えば、勤
務員の管理者側(会社等)が開設した特定ホームページ
(Webサイト)において、出退勤管理を統括管理する
ようにすることも十分可能である。
【0106】また、上述の実施の形態では、通信管理装
置4から情報処理装置3に送信される位置情報を基地局
ID情報としたが、位置情報はこれに限定されず、例え
ば、GPSによる経度緯度情報等を位置情報として、よ
り詳細に申告場所等(PHS端末機の存在場所)を特定
するようにすることもできる。
【0107】また、上述の実施の形態では、出勤申告時
に、情報処理装置3からPHS端末機1に個人スケジュ
ール情報を送信する旨を示したが、この他にも、必要に
応じて、例えばメール等により、任意のタイミングで情
報処理装置3からPHS端末機1へと各種画像・文字等
の情報を送信するようにすることも可能である。
【0108】また、上述の実施の形態では、情報処理装
置3においては、主に、出退勤ファイルを作成するもの
として説明したが、この他にも、出退勤情報や業務報告
情報に基づき各種のファイル作成(給与明細等)、及び
データ処理を行うことができる。
【0109】また、上述の実施の形態では、主として、
PHS端末機1に表示される画面情報に基づき、選択肢
の提示や勤務員への操作ガイダンスを行うものとした
が、それら操作ガイダンス等は、音声により行うことも
できる。これは、例えば、情報処理装置3の側にCTI
機能を付加し、予め状況に応じた音声ガイダンスパター
ンを保存しておくことにより実現することができる。
【0110】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数の勤務場所における勤務員の出退勤情報を
ネットワーク上で統括管理することができるから、従来
あったような出退勤簿の作成、回収等の手間暇を解消す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出退勤管理システムの全体構成を
示す図である。
【図2】PHS端末機の外観を示す図である。
【図3】データベースに格納される各種基礎情報の内容
を示す図(その1)である。
【図4】データベースに格納される各種基礎情報の内容
を示す図(その2)である。
【図5】PHS端末機におけるディスプレイ表示の一例
を示す図(その1)である。
【図6】PHS端末機におけるディスプレイ表示の一例
を示す図(その2)である。
【図7】PHS端末機におけるディスプレイ表示の一例
を示す図(その3)である。
【図8】PHS端末機におけるディスプレイ表示の一例
を示す図(その4)である。
【図9】PHS端末機の動作内容を示すゼネラルフロー
チャートである。
【図10】システム全体の動作内容を示すフローチャー
ト(出勤申告時)である。
【図11】システム全体の動作内容を示すフローチャー
ト(退勤申告時)である。
【図12】システム全体の動作内容を示すフローチャー
ト(業務報告時)である。
【図13】PHS端末機における個人スケジュール表示
の一例を示す図である。
【図14】情報処理装置で自動作成される出退勤情報フ
ァイルの内容を示す図である。
【符号の説明】
1 PHS端末機 1a 表示部(液晶ディスプレイ) 1b 操作部 1c 受話口 1d 送話口 1e 無線通信アンテナ 2 ネットワーク 3 情報処理装置 3a データベース 3b 入出力装置 4 通信管理装置 4a〜4n 無線通信基地局 5 専用ネットワーク 6 事業所の入出力装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出退勤管理の対象となる勤務員に配布さ
    れるPHS端末機と、 PHS端末機との間でネットワークを介したデータ通信
    を行う情報処理装置とを含み、 PHS端末機は、オペレータによる所定操作に基づき、
    勤務員、出勤・退勤の別、をそれぞれ特定するための出
    退勤申告情報を生成し、 情報処理装置は、ネットワークを経由してPHS端末機
    から送られてくる出退勤申告情報に基づき、勤務員、出
    勤・退勤の別をそれぞれ特定するとともに、それら特定
    された情報と、PHS端末機における出退勤申告情報生
    成に関連して特定される時刻情報と、勤務員とそのとき
    の日付とに基づき特定される勤務場所情報と、に基づ
    き、複数の勤務場所における勤務員の出退勤情報を統括
    管理する、ことを特徴とする出退勤管理システム。
  2. 【請求項2】 出退勤管理の対象となる勤務員に配布さ
    れるPHS端末機と、 PHS端末機との間でネットワークを介したデータ通信
    を行う情報処理装置とを含み、 PHS端末機は、オペレータによる所定操作に基づき、
    勤務員、出勤・退勤の別、勤務場所、をそれぞれ特定す
    るための出退勤申告情報を生成し、 情報処理装置は、ネットワークを経由してPHS端末機
    から送られてくる出退勤申告情報に基づき、勤務員、出
    勤・退勤の別、勤務場所をそれぞれ特定するとともに、
    それら特定された情報と、PHS端末機における出退勤
    申告情報生成に関連して特定される時刻情報とに基づ
    き、複数の勤務場所における勤務員の出退勤情報を統括
    管理する、ことを特徴とする出退勤管理システム。
  3. 【請求項3】 勤務員を特定するための情報には、PH
    S端末機が有する端末ID情報と、PHS端末機のオペ
    レータにより入力される個人識別番号情報との双方が含
    まれる、請求項1または請求項2に記載の出退勤管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 出勤・退勤の別を特定するための情報
    は、PHS端末機の所定操作を介したその都度のオペレ
    ータの任意選択に基づき生成される、請求項1または請
    求項2に記載の出退勤管理システム。
  5. 【請求項5】 時刻情報は、出退勤申告情報生成が行わ
    れるときにPHS端末機の有する時計機能にもとづき生
    成される時刻情報とされる、請求項1または請求項2に
    記載の出退勤管理システム。
  6. 【請求項6】 時刻情報は、情報処理装置で出退勤申告
    情報が受信されたときに情報処理装置側で生成される時
    刻情報とされる、請求項1または請求項2に記載の出退
    勤管理システム。
  7. 【請求項7】 情報処理装置は、特定される勤務場所に
    基づく位置情報と、ネットワークを介して別途得られる
    PHS端末機の現在位置情報とを比較することにより、
    勤務員が実際にその勤務場所に存在するか否かを判定す
    るようにした、ことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の出退勤管理システム。
  8. 【請求項8】 PHS端末機と情報処理装置とのデータ
    通信に際しては、PHS端末機のディスプレイ上には、
    情報処理装置から送られてくる各種情報が必要に応じて
    文字や画像により表示される、請求項1または請求項2
    に記載の出退勤管理システム。
  9. 【請求項9】 情報処理装置から送られてくる情報に
    は、作業日程情報が含まれる、請求項8に記載の出退勤
    管理システム。
  10. 【請求項10】 PHS端末機は、オペレータによる所
    定操作に基づき業務報告情報を生成する手段を更に有
    し、情報処理装置は、ネットワークを経由してPHS端
    末機から送られてくる業務報告情報を管理する手段を更
    に有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の出退勤管理システム。
  11. 【請求項11】 報告内容には、クレームの有無、事故
    発生の有無等が含まれる、請求項9に記載の出退勤管理
    システム。
  12. 【請求項12】 PHS端末機は、出退勤申告情報生成
    に係るデータ通信を行うためのデータ通信モードと、通
    話を行うためのダイヤル発信モードとを有し、それらを
    オペレータが簡易操作で任意に切替られるようにした、
    請求項1または請求項2に記載の出退勤管理システム。
  13. 【請求項13】 ダイヤル発信モードにおけるダイヤル
    発信は、予め定められた特定場所への発信に限定されて
    いる、請求項12に記載の出退勤管理システム。
  14. 【請求項14】 出退勤管理の対象となる勤務員に配布
    されるPHS端末機との間でネットワークを介したデー
    タ通信を行う情報処理装置であって、 PHS端末機で生成されネットワークを経由して送られ
    てくる出退勤申告情報に基づき、勤務員、出勤・退勤の
    別をそれぞれ特定するとともに、それら特定情報と、P
    HS端末機における出退勤申告情報生成に関連して特定
    される時刻情報と、勤務員とそのときの日付とに基づき
    特定される勤務場所情報と、に基づき、複数の勤務場所
    における勤務員の出退勤情報を統括管理する、ことを特
    徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 出退勤管理の対象となる勤務員に配布
    され、ネットワーク上で各勤務員の出退勤管理を行う情
    報処理装置とデータ通信を行うPHS端末機であって、 オペレータによる所定操作に基づき、勤務員、出勤・退
    勤の別、をそれぞれ特定するための出退勤申告情報を生
    成する手段を有することを特徴とするPHS端末機。
  16. 【請求項16】 出退勤管理の対象となる勤務員に配布
    される無線携帯端末機と、 無線携帯端末機との間でネットワークを介したデータ通
    信を行う情報処理装置とを含み、 無線携帯端末機は、オペレータによる所定操作に基づ
    き、勤務員、出勤・退勤の別、をそれぞれ特定するため
    の出退勤申告情報を生成し、 情報処理装置は、ネットワークを経由して無線携帯端末
    機から送られてくる出退勤申告情報に基づき、勤務員、
    出勤・退勤の別をそれぞれ特定するとともに、それら特
    定された情報と、無線携帯端末機における出退勤申告情
    報生成に関連して特定される時刻情報と、勤務員とその
    ときの日付とに基づき特定される勤務場所情報と、に基
    づき、複数の勤務場所における勤務員の出退勤情報を統
    括管理する、ことを特徴とする出退勤管理システム。
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