JP2023128528A - プログラム、端末装置、方法及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム、端末装置、方法及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】打刻管理のためのシステムにおいて、端末装置から取得した位置情報を用いて、より適切に勤務実態に沿って労務管理するプログラム、端末装置、方法及び情報処理装置を提供する。【解決手段】労務管理システムにおいて、端末装置は、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付け、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得し、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定する。サーバは、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加する。【選択図】図5

Description

本開示は、プログラム、端末装置、方法及び情報処理装置に関する。
ユーザが適切な位置から勤怠に関する打刻を行なったか否かを判断することができる勤怠管理サーバ装置が知られている。
特許文献1には、作業者の打刻端末から位置付打刻情報を受け取り、作業者の予定位置情報と照合することにより打刻を管理するシステムについての技術が開示されている。
特開2018-037057号公報
特許文献1の技術では、端末装置が取得したユーザの位置情報および打刻情報が、予め決められた領域内の位置情報および打刻情報であるかを判断し、ユーザが適切な場所で打刻を行ったかを判断する技術が記載されている。しかし、特許文献1の技術は、位置付打刻情報に基づく位置付勤怠情報が有する位置情報ユーザが適切な場所から打刻を行ったかを判断し、それが国外からの位置である場合等に手当を支給するものの、それがリモートワーク等、昨今の勤務実態における手当の条件に該当するかの判断等は行わない。そのため、リモートワーク等を実施する企業において、ユーザ勤務実態に沿った労務管理が不十分であるおそれがある。
そこで、本開示では、端末装置から取得した位置情報を用いて、より適切に勤務実態に沿った労務管理を可能にする技術について説明する。
本開示の一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップと、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得するステップと、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップと、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加するステップと、を実行させる、プログラムが提供される。
本開示によれば、端末装置から取得した位置情報を用いて、より適切に勤務実態に沿った労務管理をすることができる。
第1の実施の形態の労務管理システム1の全体の構成を示す図である。 第1の実施の形態の労務管理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の労務管理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 第1の実施の形態の労務管理システム1を構成するサーバ20が記憶するユーザ情報データベース2021と勤務情報データベース2022のデータ構造の例を示す図である。 第1の実施の形態の労務管理システム1によるユーザの勤務打刻の受付および勤務実態の判定に係る処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の労務管理システム1においてユーザからの打刻を受け付け、所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定する際の画面例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概要>
以下、本開示に係る労務管理システムについて説明する。この労務管理システムは、例えば当該労務管理システム等を利用するユーザに対して、ユーザの所有する端末装置10から受け付けた勤務打刻の情報と、同様にユーザの所有する端末装置10から取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定し、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加するサービスを提供するためのシステムである。
昨今、感染症などの影響により、リモートワーク等、勤務場所を選ばない勤務体系を従業員に提供する企業が増えてきている。しかし、リモートワーク等を行う場合、オフィスで業務を行う場合と異なり、その勤務実態を正確に把握することが難しく、リモートワーク等に係る手当を正確に支給することが困難である。従って、ユーザの勤務実態を正確に把握する必要があった。そのため、より適切に勤務実態に沿った労務管理を行えるシステムが必要とされている。そこで、本開示では、労務管理システムにおいて、端末装置10から取得した勤務打刻の情報を用いて、より適切に勤務実態に沿った労務管理をすることを可能とする技術を提供する。
そこで、本開示に係る労務管理システムにおけるプログラムは、プロセッサを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップと、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得するステップと、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップと、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加するステップと、を実行させる。
<第1の実施の形態>
以下、第1の実施の形態の労務管理システム1について説明する。以下の説明では、例えば、端末装置10がサーバ20へアクセスすることにより、サーバ20が、端末装置10で画面を生成するための情報を応答する。端末装置10は、サーバ20から受信した情報に基づいて画面を生成し表示する。
<1 労務管理システム1の全体構成>
図1は、第1の実施の形態の労務管理システム1の全体の構成を示す図である。図1に示すように、労務管理システム1は、複数の端末装置(図1では、端末装置10A及び端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。ここで、ユーザとは、端末装置10を使用して労務管理システム1の機能である打刻入力等を行う者であり、例えば法人(企業)の従業員等をいう。端末装置10は、例えば移動体通信システムに対応したタブレットや、スマートフォン等の携帯端末であっても、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等であってもよい。
また、本開示において、端末装置10は、ユーザから受け付けた打刻入力の情報、ユーザの位置情報等の各種データを管理する。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、4G、5G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11等の無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することにより、ネットワーク80に接続される。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、端末装置10がサーバ20などの外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、キーボードや、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
サーバ20は、労務管理に係る一連の処理を管理する装置である。サーバ20は、記憶部にユーザの情報等を登録させており、記憶部に登録されている各種情報から、ユーザから受け付けた勤務打刻の情報に基づいて、ユーザの勤怠情報を登録する。
サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための図示しない入力装置、及び、ユーザに対し情報を提示するための図示しない出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
本実施形態において、各装置(端末装置10、サーバ20等)を情報処理装置(コンピュータ)として把握することもできる。すなわち、各装置の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することができ、あるいは、労務管理システム1を複数の装置の集合体として形成してもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るシステム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はシステム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、第1の実施の形態の労務管理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス1301及びディスプレイ1302を含む)と、位置情報センサ140と、記憶部170と、制御部180(第1プロセッサ)とを含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路等)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路等を含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部180(第1プロセッサ)へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス1301と、ディスプレイ1302とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス131は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス1301は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部180(第1プロセッサ)へ出力する。
ディスプレイ1302は、制御部180(第1プロセッサ)の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
位置情報センサ140は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。これにより、ユーザが勤務打刻を行った場所の位置情報尾取得することができる。このとき、端末装置10は、位置情報とともに、時間の情報を取得してもよい。
記憶部170は、例えばフラッシュメモリ等のメモリ15、記憶部16により構成され、端末装置10が使用するデータ及びプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部170は、ユーザ情報1701、勤務情報データベース1702等を記憶する。
ユーザ情報1701は、端末装置10を使用して労務管理システム1の機能である勤務打刻の入力等を行うユーザの情報である。ユーザ情報としては、ユーザを識別する情報(ユーザID)、ユーザの名称に関する情報等が含まれる。
勤務情報データベース1702は、端末装置10を使用して労務管理システム1の機能である勤務打刻等を行うユーザの勤怠情報を保持するデータベースの情報である。データベースが保持する各種レコードについては後述する。
制御部180は、例えばプロセッサ19により構成され、記憶部170に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部180は、例えば予め端末装置10にインストールされている(記憶部170に格納されている)アプリケーションであるプログラムに従って動作することにより、入力操作受付部1801と、送受信部1802と、データ処理部1803と、報知制御部1804と、打刻情報受付部1805と、勤務場所情報取得部1806と、支給条件判定部1807としての機能を発揮する。
入力操作受付部1801は、タッチ・センシティブ・デバイス131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部1801は、タッチ・センシティブ・デバイス131に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部1802は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部1803は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
報知制御部1804は、ユーザに対し情報を提示する処理を行う。報知制御部1804は、表示画像をディスプレイ1302に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理等を行う。
打刻情報受付部1805は、労務管理システム1を使用するユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の入力を受け付ける処理を制御する。具体的には、打刻情報受付部1805は、ユーザが所有する端末装置10等を介して、ユーザに勤務打刻のためのボタン(図示せず)などを提示する。打刻情報受付部1805は、ユーザから、当該ボタンを押下する等の入力操作を受け付けることにより、ユーザの勤務打刻の入力を受け付ける。
このとき、打刻情報受付部1805は、ユーザが所有する端末装置10に備えられている位置情報センサ140を介して、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報をあわせて取得してもよい。
打刻情報受付部1805は、受け付けた勤務打刻の入力に基づいて、勤務打刻の情報を、後述する支給条件判定部1807に送信する。
勤務場所情報取得部1806は、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得する処理を制御する。具体的には、勤務場所情報取得部1806は、端末装置10の記憶部170に保持されている、勤務情報データベース1702(詳細は後述する)を参照し、勤務打刻を受け付けた日付において登録されているユーザの勤務場所の情報を取得する。
勤務場所情報取得部1806は、取得した勤務場所の情報を、支給条件判定部1807に送信する。
このとき、勤務場所情報取得部1806は、ユーザの勤務情報を、サーバ20の記憶部202に保持されている勤務情報データベース2022から取得してもよい。端末装置10およびサーバ20における各データベースの違い等については後述する。
支給条件判定部1807は、ユーザの勤怠情報が、各種手当等の条件に該当するか否かを判定する処理を制御する。具体的には、例えば、支給条件判定部1807は、打刻情報受付部1805がユーザから受け付けた勤務打刻の情報と、勤務場所情報取得部1806が取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定する。
このとき、所定の手当の支給要件について例示する。本開示において、所定の手当の支給条件は、下記を含む。
・リモートワーク手当の要件
自宅
予め当日の勤務場所として登録されているシェアオフィス
予めテレワークの実施場所として認められているカフェ等の共有スペース
・出張手当の要件
勤務予定が出張等通常の勤務範囲とは異なる場所であり、事前に当日の勤務場所として登録してある場所等
そして、支給条件判定部1807は、支給要件の判定結果をサーバ20の判定結果取得モジュール2034に送出する。
これにより、ユーザを管理する立場の管理者は、ユーザが業務に従事している場所が、予め登録されている勤務場所であるか否かを判定し、適切に各種手当を支給することができる。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、第1の実施の形態の労務管理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部(第2プロセッサ)203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、例えばメモリ25、ストレージ26により構成され、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース2021、勤務情報データベース2022等を記憶する。
ユーザ情報データベース2021は、労務管理システム1において、勤務打刻の入力等を行うユーザに関する各種情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
勤務情報データベース2022は、労務管理システム1において、各ユーザの勤務場所の情報を含む勤怠情報を保持しておくためのデータベースである。詳細は後述する。
制御部203は、例えばプロセッサ29により構成され、このプロセッサ29がプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、ユーザ情報取得モジュール2033、判定結果取得モジュール2034、手当情報追加モジュール2035に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
ユーザ情報取得モジュール2033は、労務管理システム1を使用するユーザに関する各種情報を取得する処理を制御する。ユーザに関する各種情報とは、ユーザが労務管理システム1を使用する際に必要な情報であり、例えば、ユーザのID、氏名等の情報を含む。ユーザ情報取得モジュール2033は、例えば、ユーザが端末装置10を介してサーバ20にアクセスした際、端末装置10に紐づけられたユーザ情報を認証情報として、予めユーザに関する情報を格納しているユーザ情報データベース2021を参照する。
判定結果取得モジュール2034は、労務管理システム1を使用するユーザの端末装置10から、当該ユーザの勤怠情報が、各種手当等の条件に該当するか否かを判定した結果を取得する処理を制御する。
判定結果取得モジュール2034は、取得した判定結果を、手当情報追加モジュール2035に送信する。
手当情報追加モジュール2035は、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加する処理を制御する。具体的には、例えば、手当情報追加モジュール2035は、外部の人事労務管理のソフトウェアと連携し、手当の支給条件に該当するユーザに対し、手当の情報を追加する。このとき、登録先は外部のソフトウェアに限らず、労務管理システム1に備えられている、図示しない人事労務管理の機能、ソフトウェアを用いて当該勤手当の情報を追加してもよい。
これにより、ユーザを管理する立場の管理者は、リモートワーク等を推奨している環境下でも、適切に各種手当をユーザに支給することができる。
上記、本開示における一連の処理について、一部を端末装置10が、一部をサーバ20が実行する場合を例示したが、本開示の実施形態はこれに限られない。例えば、端末装置10の制御部180が、サーバ20の手当情報追加モジュール2035に相当する手当情報追加部(図示せず)の機能を備えてもよい。
また、サーバ20の制御部203が端末装置10の勤務場所情報取得部1806等に相当する勤務情場所報取得モジュール(図示せず)等の機能を備え、上記に例示した処理を実行してもよい。
本開示において、上記に例示した構成のいずれを採用しても動作、作用、効果に相違はない。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース2021、および勤務情報データベース2022のデータ構造の例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報データベース2021のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「氏名」と、項目「年齢」と、項目「部署」と、項目「備考」等を含む。
項目「ユーザID」は、労務管理システム1にて管理するユーザそれぞれを識別する情報である。
項目「氏名」は、労務管理システム1にて管理するユーザの氏名を示す情報である。
項目「年齢」は、労務管理システム1にて管理するユーザの年齢を示す情報である。
項目「部署」は、労務管理システム1にて管理するユーザの所属部署を示す情報である。
項目「備考」は、労務管理システム1にて管理するユーザに関して、特記事項などがある場合に保持される情報である。
上記、ユーザ情報について例示したが、これに限られない。他にも、連携する人事労務管理システムにおいて勤怠登録等の処理に必要な各種情報等を含んでいてもよい。
図4に示すように、勤務情報データベース2022のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「日程」と、項目「備考」等を含む。また、項目「日程」は、詳細な日付、時間、勤務場所等のサブレコードを含む。
項目「ユーザID」は、労務管理システム1にて勤務情報を管理する対象となるユーザそれぞれを識別する情報である。
項目「日程」は、労務管理システム1にて管理するユーザの各日程における勤務情報の詳細を識別する情報である。
また、項目「日程」は、サブレコードとして、「日付」、「時間」、「勤務場所」等の情報を含んでおり、ユーザが勤務する日付、勤務時間(開始~終了)、勤務当日の勤務場所の情報を示す。
具体的には、例えば、ユーザID「U001」の日付「2022/2/1」における勤務時間は9:00~17:00であり、勤務場所はオフィスであることを示す。
項目「備考」は、労務管理システム1にて管理するユーザの勤務情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。
ある局面において、端末装置10の記憶部170の勤務情報データベース1702と、サーバ20の記憶部202の勤務情報データベース2022は、異なるレコードを保持していてもよい。例えば、端末装置10の記憶部170の勤務情報データベース1702は、端末装置10を使用するユーザの勤務情報のみを保持していてもよい。
また、端末装置10の記憶部170が保持するユーザ情報1701と、サーバ20の記憶部202が保持するユーザ情報データベース2021は、同一のレコードを保持していてよい。
<3 動作>
以下、図5を参照しながら、第1の実施の形態における労務管理システム1による一連の処理について説明する。
図5は、第1の実施の形態の労務管理システム1によるユーザの勤務打刻の受付および勤務実態の判定に係る処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS501において、端末装置10の制御部180は、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付ける。
ステップS502において、端末装置10の制御部180は、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得する。
具体的には、例えば、端末装置10の制御部180は、位置情報センサ140等を介し、ユーザが所在している位置情報を取得し、取得した位置情報を当該ユーザの勤務場所の情報として取得してもよい。
あるいは、端末装置10の制御部180は、あらかじめ当該従業者がリモートワークを行う場所として登録されている、勤務場所の情報を取得してもよい。
例えば、端末装置10の制御部180は、記憶部170、またはサーバ20が備える記憶部202に保持されている勤務情報DB1702、2022から、ユーザの勤務場所の情報を含むユーザのスケジュール情報を読み取り、このスケジュール情報から勤務打刻の情報を受け付けた日における勤務場所の情報を取得することとしてもよい。
このとき、端末装置10の制御部180は、位置情報センサ140から取得した位置情報が、ユーザにより、スケジュール情報にあらかじめ登録されている勤務打刻の情報を受け付けた日における勤務場所の情報に合致するか判定し、合致した場合のみ取得した位置情報をユーザの勤務場所の情報としてもよい。
ステップS502における、端末装置10の制御部180がユーザの勤務場所の情報を取得する手法は上述した例に限定されず、種々の周知の手法が採用しうる。
これにより、ユーザを管理する立場の管理者は、勤務場所の不正申告を防ぐことができる。
ステップS503において、端末装置10の制御部180は、ステップS501で受け付けた勤務打刻の情報と、ステップS502で取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定する。
このとき、端末装置10の制御部180は、勤務打刻の情報を受け付けた日が、記憶部170、またはサーバ20が備える記憶部202に保持されている、ユーザがリモートワークを行う日付、時間帯の条件に合致するかにより、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定してもよい。
制御部180は、判定結果をサーバ20に送信する。
ステップS551において、サーバ20の制御部203は、端末装置10から判定結果を取得する。このとき、制御部203は、取得した判定結果が、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する結果である場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加する。
ある局面において、端末装置10の制御部180は、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けると、ユーザを管理する立場の管理者の端末装置10に対し、勤務打刻の承認を要求する通知を送信する処理を実行してもよい。
その後、サーバ20の制御部203は、ユーザを管理する立場の管理者の端末装置10から、当該要求に対する承認通知を受け付けると、ユーザの給与情報に対し、所定の手当の情報を追加する処理を実行してもよい。
このとき、所定の手当は、リモートワークに関連する手当であってもよい。
<4 画面例>
以下、図6を参照しながら、労務管理システム1の画面例について説明する。
図6は、第1の実施の形態の労務管理システム1においてユーザからの打刻を受け付け、所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定する際の画面例を示す図である。
図6に示すように、端末装置10のディスプレイ1302には、ステータス表示画面601と、詳細表示画面602と、勤務予定表示欄603と、打刻申請ボタン604とが表示されている。
ステータス表示画面601において、端末装置10の制御部180は、労務管理システム1におけるユーザの現在のステータスを表示する。
このとき、制御部180は、例えば、ユーザが勤務打刻を行う日付に関する情報を表示する。日付に関する情報の取得方法は限定されない。ユーザの入力により設定されてもよいし、端末装置10に備えられているカレンダーの機能等を利用して取得してもよいし、他のあらゆる方法を利用してもよい。
詳細表示画面602において、端末装置10の制御部180は、勤務打刻のための詳細画面を表示する。具体的には、制御部180は、現在時刻、位置情報センサ140から取得したユーザの勤務場所(ユーザが所在している位置情報)、後述する勤務予定表示欄603、打刻申請ボタン604等を表示する。
このとき、ユーザの勤務場所を表示する際「現在地」等の表記とともに地図の画面等を表示してもよい。
勤務予定表示欄603において、端末装置10の制御部180は、記憶部170の勤務情報データベース1702、またはサーバ20の記憶部202の勤務情報データベース2022から取得した、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を表示する。
端末装置10の制御部180は、取得したユーザの勤務情報に基づいて、「自宅にて終日作業予定」等、ユーザの当日の勤務スケジュールを勤務予定表示欄603に表示する。
打刻申請ボタン604において、端末装置10の制御部180は、ユーザから勤務打刻を申請するためのボタンを表示する。制御部180は、ユーザから勤務打刻の情報の申請のための操作(ボタンの押下等)を受け付けると、当該勤務打刻の情報を、ユーザを管理する立場のユーザの端末装置10、またはユーザの勤務情報を管理しているサーバ20等に送信する。
このとき、端末装置10の制御部180は、ユーザの勤務場所の情報が、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当する可能性がある場合に、「リモートワーク手当に該当する可能性有」等の通知を表示してもよい。
これにより、ユーザは、自身の勤務場所が各種手当に該当するか否かを確認しつつ、勤務打刻を行うことができる。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、端末装置10は、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付ける。次に、端末装置10は、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得する。その後、端末装置10は、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定する。
その後、サーバ20は、端末装置10による判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加する。
これにより、端末装置10から取得した位置情報を用いて、より適切に勤務実態に沿った労務管理をすることが可能となる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ29を備えるコンピュータ20によって実行されるプログラムであって、プログラムは、プロセッサ29に、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップ(S501)と、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得するステップ(S502)と、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップ(S503)と、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加するステップ(S551)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
ユーザの勤務場所の情報を取得するステップ(S502)において、プログラムは、ユーザが所持する端末装置10から、ユーザが所在している位置情報を取得し、取得した位置情報を当該ユーザの勤務場所の情報として取得するステップを実行させる、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
ユーザの勤務場所の情報を取得するステップ(S502)において、プログラムは、あらかじめユーザがリモートワークを行う場所として登録されている、勤務場所の情報を取得する、付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)
ユーザの勤務場所の情報を取得するステップ(S502)において、プログラムは、ユーザの利用する端末装置10の記憶部170、またはサーバ20が備える記憶部202に保持されている、ユーザの勤務場所の情報を含むユーザのスケジュール情報を読み取り、このスケジュール情報から勤務打刻の情報を受け付けた日における勤務場所の情報を取得する、付記1から3のいずれかに記載のプログラム。
(付記5)
あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップ(S503)において、プログラムは、勤務打刻の情報を受け付けた日が、ユーザの利用する端末装置10の記憶部170、またはサーバ20が備える記憶部202に保持されている、ユーザがリモートワークを行う日付、時間帯の条件に合致するかを判定する、付記1から4のいずれかに記載のプログラム。
(付記6)
ユーザが所在している位置情報を取得し、当該ユーザの勤務場所の情報とするステップにおいて、プログラムは、取得した位置情報が、ユーザにより、スケジュール情報にあらかじめ登録されている勤務打刻の情報を受け付けた日における勤務場所の情報に合致するか判定し、合致した場合のみ取得した位置情報をユーザの勤務場所の情報とする、付記4に記載のプログラム。
(付記7)
プログラムは、プロセッサに、さらに、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けると、ユーザを管理する立場のユーザに対し、勤務打刻の承認を要求する通知を送信するステップを実行させる、付記1から6のいずれかに記載のプログラム。
(付記8)
プログラムは、プロセッサに、さらに、勤務打刻の承認を要求する通知を送信するステップにおいて、ユーザを管理する立場のユーザからの承認通知を受け付けると、ユーザの給与情報に対し、所定の手当の情報を追加するステップを実行させる、付記7に記載のプログラム。
(付記9)
所定の手当は、リモートワークに関連する手当である、付記1から8のいずれかに記載のプログラム。
(付記10)
ユーザが使用する、端末装置10と、サーバ装置20と、を備えたシステム1における端末装置10であって、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップと、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得するステップと、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップと、判定するステップによる判定結果を送出するステップと、を実行する、端末装置10。
(付記11)
プロセッサ29を備えるコンピュータ20によって実行される方法であって、方法は、プロセッサ29が、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップ(S501)と、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得するステップ(S502)と、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップ(S503)と、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加するステップ(S551)と、を実行する、方法。
(付記12)
制御部203を備える情報処理装置20であって、制御部203が、ユーザから、ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップ(S501)と、勤務打刻の情報を受け付けた日におけるユーザの勤務場所の情報を取得するステップ(S502)と、受け付けた勤務打刻の情報と、取得した勤務場所の情報とから、ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップ(S503)と、判定の結果、ユーザが所定の手当の支給要件に該当する場合、ユーザの給与情報に所定の手当の情報を追加するステップ(S551)と、を実行する、情報処理装置20。
10 端末装置、20 サーバ、80 ネットワーク、130 操作受付部、1301 タッチ・センシティブ・デバイス、1302 ディスプレイ、140 位置情報センサ、170 記憶部、1701 ユーザ情報、1702 勤務情報データベース、180 制御部、1801 入力操作受付部、1802 送受信部、1803 データ処理部、1804 報知制御部、1805 打刻情報取得部、1806 勤務場所情報取得部、1807 支給条件判定部、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、201 通信部、202 記憶部、2021 ユーザ情報データベース、2022 勤務情報データベース、203 制御部、2031 受信制御モジュール、2032 送信制御モジュール、2033 ユーザ情報取得モジュール、2034 判定結果取得モジュール、 2035 手当情報追加モジュール。

Claims (12)

  1. プロセッサを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    ユーザから、前記ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップと、
    前記勤務打刻の情報を受け付けた日における前記ユーザの勤務場所の情報を取得するステップと、
    前記受け付けた勤務打刻の情報と、前記取得した勤務場所の情報とから、前記ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果、前記ユーザが前記所定の手当の支給要件に該当する場合、前記ユーザの給与情報に前記所定の手当の情報を追加するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. 前記ユーザの勤務場所の情報を取得するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記ユーザが所持する端末装置から、前記ユーザが所在している位置情報を取得し、取得した前記位置情報を当該ユーザの勤務場所の情報として取得するステップを実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記ユーザの勤務場所の情報を取得するステップにおいて、前記プログラムは、
    あらかじめ前記ユーザがリモートワークを行う場所として登録されている、勤務場所の情報を取得する、請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記ユーザの勤務場所の情報を取得するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記ユーザの利用する端末装置の記憶部、またはサーバが備える記憶部に保持されている、前記ユーザの勤務場所の情報を含む前記ユーザのスケジュール情報を読み取り、このスケジュール情報から前記勤務打刻の情報を受け付けた日における前記勤務場所の情報を取得する、請求項1から3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 前記あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記勤務打刻の情報を受け付けた日が、前記ユーザの利用する端末装置の記憶部、またはサーバが備える記憶部に保持されている、前記ユーザがリモートワークを行う日付、時間帯の条件に合致するかを判定する、請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記ユーザが所在している位置情報を取得し、当該ユーザの勤務場所の情報とするステップにおいて、前記プログラムは、
    前記取得した位置情報が、前記ユーザにより、前記スケジュール情報にあらかじめ登録されている前記勤務打刻の情報を受け付けた日における勤務場所の情報に合致するか判定し、合致した場合のみ前記取得した位置情報を前記ユーザの勤務場所の情報とする、請求項4に記載のプログラム。
  7. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザから、前記ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けると、前記ユーザを管理する立場のユーザに対し、前記勤務打刻の承認を要求する通知を送信するステップを実行させる、請求項1から6のいずれかに記載のプログラム。
  8. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記勤務打刻の承認を要求する通知を送信するステップにおいて、前記ユーザを管理する立場のユーザからの承認通知を受け付けると、前記ユーザの給与情報に対し、前記所定の手当の情報を追加するステップを実行させる、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記所定の手当は、リモートワークに関連する手当である、請求項1から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. ユーザが使用する、端末装置と、サーバ装置と、を備えたシステムにおける端末装置であって、
    ユーザから、前記ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップと、
    前記勤務打刻の情報を受け付けた日における前記ユーザの勤務場所の情報を取得するステップと、
    前記受け付けた勤務打刻の情報と、前記取得した勤務場所の情報とから、前記ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップによる判定結果を送出するステップと、を実行する、端末装置。
  11. プロセッサを備えるコンピュータによって実行される方法であって、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    ユーザから、前記ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップと、
    前記勤務打刻の情報を受け付けた日における前記ユーザの勤務場所の情報を取得するステップと、
    前記受け付けた勤務打刻の情報と、前記取得した勤務場所の情報とから、前記ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果、前記ユーザが前記所定の手当の支給要件に該当する場合、前記ユーザの給与情報に前記所定の手当の情報を追加するステップと、を実行する、方法。
  12. 制御部を備える情報処理装置であって、
    前記制御部が、
    ユーザから、前記ユーザの勤務開始を示す勤務打刻の情報を受け付けるステップと、
    前記勤務打刻の情報を受け付けた日における前記ユーザの勤務場所の情報を取得するステップと、
    前記受け付けた勤務打刻の情報と、前記取得した勤務場所の情報とから、前記ユーザが、あらかじめ定められた所定の手当の支給要件に該当するか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果、前記ユーザが前記所定の手当の支給要件に該当する場合、前記ユーザの給与情報に前記所定の手当の情報を追加するステップと、を実行する、情報処理装置。
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