JP4845235B1 - 栄養補給食品 - Google Patents

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【課題】不足しがちな栄養成分を含む複数の天然食材が色又は形で判別可能であり、かつ咀嚼可能な状態で容器に密封され、いつでも、どこでも必要に応じて食べることができる栄養補給食品を提供する。
【解決手段】複数の天然食材を各別に加工した加工食材それぞれを寒天で固めて所定サイズに裁断した該加工食材それぞれのブロック2a,2b,2c,2d,2e、2fを容器に詰め合わせて密封したことを特徴とし、加工食材それぞれには、切断した煮干しを湯煮した第一の加工食材、スライスした玉ねぎを酢漬けした第二の加工食材、ごまをすり潰した第三の加工食材、生姜を粉末にした第四の加工食材、湯煮したひじきを裁断した第五の加工食材、湯煮したきのこを裁断した第六の加工食材、及び青魚をすり身にした第七の加工食材などが含まれる。
【選択図】図2

Description

本発明は、不足しがちな栄養素を咀嚼可能な状態で一度に摂取することが可能な栄養補給食品に関するものである。
食生活において、必要な栄養成分をバランスよく摂取することは、老化防止、健康の維持・増進に不可欠であるが、多種の食材を組合せて必要な栄養成分を摂取するのは容易ではなく、栄養成分のかたよりが生じやすい。そこで、例えば、ミネラルやビタミンなどの栄養素を補給するために、イカの甲羅とカツオの内臓を主原料とした健康食品(特許文献1参照)、キャベツの乳酸発酵エキス末、食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖及びコラーゲンを含有する健康食品(特許文献2参照)、セサミンやコンドロイチンを含む健康食品(特許文献3参照)など、様々な健康食品が開発されている。
一方、高齢者は、歯や歯茎の疾患等により柔らかいものを好み、ダイエット志向の女性は、流動食品や飲料に頼り、子供は、ハンバーグ、スパゲッティ、お菓子などを好む傾向が強い。このため咀嚼力が減退し、体力が衰え、老人性痴呆や寝たきり状態になる高齢者、歯や歯茎の弱体化によって成長に悪影響が出ている子供や女性が増加傾向にある。そこで、例えば、水飴などを煮詰め、増粘材及び機能材を入れて撹拌し、ブリックス値が70〜85になった時点で撹拌を止めて所定の大きさに成形した咀嚼食品が提案されている(特許文献4参照)。
特許第3032508 特許3382871 特許第4143387 特開2002−85008 特許第3032508
しかしながら、上述した健康食品は、特定の栄養成分を摂取するには便利であるが、不足しがちな栄養成分をバランスよく摂取するには、健康食品を多種類服用する必要がある。また、それらの健康食品は、主に粉末、顆粒、カプセル、錠剤、液体という形態で提供されているため、どのような食材をどの程度摂取したか、直感的に把握するのが困難である。そこで、食事による摂取と健康食品による摂取との調整が難しいうえ、空腹を満たすことや、咀嚼機能の改善にはつながらない。
本発明は、上記事情に鑑み、不足しがちな栄養成分を含む複数の天然食材が色又は形で判別可能であり、かつ咀嚼可能な状態で容器に密封され、いつでも、どこでも必要に応じて食べることができる栄養補給食品を提供することを目的とする。
本発明の栄養補給食品は、複数の天然食材を各別に加工した加工食材それぞれをゲル化剤で別々に固めて所定サイズに裁断した該加工食材それぞれのブロックを容器に詰め合わせて密封したことを特徴とする。
このように、複数の天然食材を加工した加工食材それぞれ寒天やゼラチンなどのゲル化剤で別々に固めたゼリーを、所定サイズに裁断したブロックが容器に複数詰め合わされているので、保管や携行に便利である。また、不足し勝ちな栄養成分を摂取することができるほか、煮干しなどを寒天で固めているので咀嚼力を増進することができる。
また、上記加工食材それぞれには、少なくとも切断した煮干しを湯煮した第一の加工食材、スライスした玉ねぎを酢漬けした第二の加工食材、ごまをすり潰した第三の加工食材、生姜を粉末にした第四の加工食材、湯煮したひじきを裁断した第五の加工食材、湯煮したきのこを裁断した第六の加工食材、及び青魚をすり身にした第七の加工食材が含まれることが好ましい。そして、それらの加工食材それぞれを別々に固めた7種類のゼリーのうち、第一の加工食材から第六の加工食材までの6種類のゼリーのブロックを容器に詰め合わせてもよいし、第一の加工食材から第四の加工食材までの4種類のゼリーのブロックを容器に詰め合わせてもよいし、第一の加工食材から第七の加工食材までの7種類のゼリーのブロックを容器に詰め合わせてもよい。
このように、煮干し、玉ねぎ、ごま、生姜、ひじき、きのこ、青魚などを加工したものをゲル化したものを詰め合わせれば、タンパク質、脂肪、カルシウム、カリウム、食物繊維、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛、セレンなどのミネラル、ビタミンA・B1・B2・D・K、リノール酸、リノレイン酸、ステアリン酸、葉酸、レシチン、アントシニアン(ポリフェノール)、EPA,DHAなどの栄養素を摂取することができるので、独居老人あるいいは単身者の栄養補給食、避難所の非常食、あるいは登山者の携帯食などに使用できる。
また上記加工食材には、動物の骨又は結合組織から抽出したゼラチンの粉末又は顆粒を水で溶いた第八の加工食材が含まれ、上記ブロックには、上記第八の加工食材を固めたゼリーを、断面が均一になるように裁断したものを含むことができる。
このように、ゼラチンのブロックを詰め合わせれば、タンパク質を十分補給できる。
さらに、上記ブロックは、上記第一の加工食材から上記第七の加工食材までの7種類の加工食材それぞれを別々の寒天溶液若しくはゼラチン溶液に入れて撹拌混合し、所定温度まで加熱した後に冷やした7種類のゼリーを、断面が均一になるように裁断したものであることが好ましい。
このように、加工食材それぞれのゼリーを作り、それを裁断してブロックを作れば、大量生産が可能である。
また上記容器は、上記ブロックを所定数、一列に並べて詰め合わせる容器本体と、該容器本体を密封する蓋とを有することが好ましい。
このように、ゼリーを一列に並べてステイック状に容器本体に詰め合わせて密封すれば、保存がきくほか、いつでもどこでも容易に食べることができるので、非常食や携行食として有効に活用できる。
また、上記容器本体及び上記蓋の何れか一方又は双方は、透明なプラスチックにより形成されたものであることが好ましい。
このように、容器本体と蓋のどちらか一方、または両方が透明であれば、容器本体に収容されている食材を色や形で確認することができる。
さらに、上記容器本体又は上記蓋は、該容器本体に詰め合わせる上記ブロックに含まれる天然食材の名称が、該当位置に付されたものであれば、摂取した食材が一目瞭然にわかるほか、容器に収容された食材を確認することが容易にできる。
本発明の栄養補給食品によれば、不足しがちな栄養成分をいつでも、どこでもバランスよく補給できる。また、煮干しなどが寒天やゼラチンで固めたゼリーとなっており、咀嚼力の増進に役立つと共に、保管や携行に便利で、いつでもどこでも食べことができるので独居老人あるいいは単身者の栄養補給食、避難所の非常食、あるいは登山者の携帯食などとしても使用できる。また、少なくとも蓋が透明になっていれば、容器本体に収容されている食材を色や形で確認することができ、さらに容器本体又は蓋に含有する天然食材の名称を付すことにすれば、摂取した食材が一目瞭然にわかるほか、摂取する食材の確認が容易にできる。
図1は、加工食材を型に入れて冷やし固めたゼリーの一例を示す図である。 図2は、加工食材それぞれのブロックを詰め合わせる容器(蓋を取り外した状態)の一例を示す図である。 図3は、フィルムからなる蓋の一例を示す図である。
以下に、本発明の栄養補給食品の実施形態について説明する。
本実施形態の栄養補給食品は、八種類の天然食材をそれぞれ別々に加工した第一加工食材、第二加工食材、第三加工食材、第四加工食材、第五加工食材、第六加工食材、第七加工食材、及び第八加工食材それぞれを寒天(本発明のゲル化剤に相当する。)で固めたゼリーを、プラスチック容器に詰め合わせたものである。寒天で固めるには、粉寒天約1gを100ccの水に入れ、撹拌・混合した寒天溶液を90度前後まで加熱し、その中に加工食材を入れ、撹拌した後、型に入れて冷やして固める。そして、型から取り出したそれぞれの加工食材のゼリーを、断面が均一になるように裁断し、それぞれの加工食材のブロックを作成する。そして、第一加工食材から第八加工食材のうち、第一加工食材から第六加工食材までの六種類のゼリーのブロックから各一個ずつを取り出して、プラスチック容器本体に隙間が生じないように一列に詰め合わせ、その容器本体の開口部周囲に設けられたひだにフィルムからなる蓋をシール剤で封止して密閉する。なお、フィルムからなる蓋は、シール剤で封止されていない部分に引手(凸部)が設けてあるので、それを所定の力で引張ることにより、容器本体から剥離して、容器本体に詰め合わされた第一加工食材から第六加工食材までのゼリーのブロックを食べることができる。
ここで、本実施形態においては、第一加工食材から第六加工食材まで六種類のゼリーのブロックを容器に詰め合わせているが、必ずしも六種類のゼリーに限定する必要はなく、第一加工食材から第八加工食材までの八種類のゼリーをすべて詰め合わせることにしてもよいし、八種類のゼリーの中から二種類、あるいは三種類以上を選択して詰め合わせることにしてもよい。また、ゲル化剤として寒天を用いているが、必ずしも寒天である必要はなく、ゼラチン、増粘剤などを単独又は組み合わせて使用してもよい。
第一加工食材は、煮干しを5mmから15mm程度に、より好ましくは5mmから10mm程度に切断あるいは砕いて、水又は微温湯に数時間つけたもの、又はさらに煮て味付けしたものである。第一加工食材に用いる煮干しは、主として、カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシ、キビナゴ、アジ類、サバ類、イカナゴなどのほか、サクラエビ、ホタルイカ、貝柱、ナマコ、アワビなどの、いわし・魚介類を煮熟後乾燥させたものである。
栄養成分は、 例えば、カタクチイワシの煮干し(可食部)100g当たり、タンパク質64.5g、カルシウム2200mg、カリウム1200mg、リン1500mg、マグネシウム230mg、鉄18mg、亜鉛7.2mgなどが含有されている。従って、第一加工食材は、骨密度を高め、骨の強化や骨粗鬆症の改善・予防に役立つ。また、核酸成分が変化したイノシン酸が旨味の素となるほか、新陳代謝機能を促進する。さらに青魚に含まれるDHAが脳神経細胞機能の維持、アレルギー症状の緩和・改善に、EPAが血栓を抑制し、動脈硬化、高血圧の予防に有効である。
第二加工食材は、玉ねぎを、輪切りにして、水に晒した後、食酢に漬けたものである。第二加工食材に用いる玉ねぎは、糖質が多く、栄養成分は、100g当たり、リン30mg、カリウム160mg、ビタミンB10.04mg、食物繊維0.5gなどが含有されている。特に、辛みと刺激の正体、硫化アリルという成分が豊富に含まれ、血液をサラサラにし、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓が出来にくくする作用がある。また、酢、特に黒酢は、必須アミノ酸、有機酸、ミネラルなどを含有し、活性酸素から体を守る抗酸化作用がある。従って、第二食材は、高血圧、糖尿病、脳血栓、脳梗塞などの生活習慣病(成人病)の予防、あるいは疲労回復、老化防止などに有効である。
第三加工食材は、ごまをすり潰し、固い殻を砕き、消化、吸収をよくしたものである。第三加工食材に用いるごま、特に黒ゴマの栄養成分は、100g当たり、蛋白質21.9g、脂肪61.7g、・カルシウム564mg、リン368mg、鉄50mg、リノール酸、リノレイン酸、ステアリン酸、レシチン、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンD、アントシニアン(ポリフェノール)、セレン、亜鉛、ミネラルなどが含有されている。特に、 ゴマリグナンは、体内で優れた抗酸化作用を発揮する。従って、第三加工食材は、肝機能を改善する効果、コレステロールの上昇を抑える血圧低下効果、二日酔い防止、抗アレルギー、脂質代謝促進などに有効である。
第四加工食材は、生姜を乾燥して粉末にしたものである。第四加工食材に用いる生姜は、辛味成分である、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン、香り成分である、ジンギベレン、ゲラニオール、シネオールなどが含有されている。そして、辛味成分は抗炎症、鎮痛作用がある。従って、唾液による消化の促進、嘔吐抑制、胃ぜん動抑制、鎮痛、鎮痙、鎮咳などの作用が認められる。
第五加工食材は、ひじき又はわかめなどの海藻を煮るか、あるいは蒸して、小片に裁断したもの、あるいはさらに味付けしたものである。第五加工食材に用いる海藻、例えば、ひじきの栄養成分は、100g当たり、カルシウム1400mg、食物繊維43.3g、鉄分55mg などが含有されている。また、わかめの栄養成分は、100g当たり、カリウム730mg、食物繊維が2.8g、ビタミンA780IU、ビタミンK140μgなどが含有されている。従って、第五加工食材は、カルシウムが骨や歯を丈夫にし、骨粗鬆症を防ぐ働きがあり、食物繊維は、大腸の働きを活発にして便通を促し、コレステロールや腸内の有害物質が体外に排出されるので、大腸がんや動脈硬化などの病気の予防効果が認められる食品である。特に、わかめは、フコダインを含有し、胃の炎症や潰瘍の予防・修復をする働きや、肝機能の向上、がん細胞を死滅させる効果や体内のリンパ球を活性化させ免疫を向上させる効果が認められる。
第六加工食材は、椎茸、しめじ、舞茸などのきのこを煮るか、あるいは蒸したもの、あるいはさらに味付けしたものを、小片に裁断したものである。第六加工食材に用いるきのこは、低カロリーで食物繊維が豊富である。例えば、しいたけの栄養成分は、100g当たり、ビタミンB1が0.1mg、ビタミンB2が0.19mg、ナイアミンが3.8mg、ビタミンB6が0.11mg、ビタミンDが2.1μg、葉酸が42μg、カリウムが280mg、亜鉛が0.4mgなどのほか、免疫機能を活性化させる特有の食物繊維が含有されている。なお、ビタミンDは、カルシウムの消化吸収を助ける働きがあり、またエリタデニンやフィトステリンという成分は、コレステロール値を下げる働きがある。
第七加工食材は、いわし、あじ、さば、かつおなどの青魚をすり身にして、形を整え、煮て味付けしたものである。第七食材に用いる青魚は、不飽和脂肪酸であるEPAやDHA、タウリン、カルシウム、カリウム、ビタミン群を豊富に含んでいる。従って、コレステロール値や血糖値の低下、血圧降下作用があるほか、骨を丈夫にしたり、血液の循環をよくし、動脈硬化の予防効果がある。
第八加工食材は、ヒラメ、鮭、すずきなどの皮、サメの軟骨、鶏の手羽、軟骨又は靭帯や腱などの結合組織から抽出したゼラチンの粉末又は顆粒を温水で溶いたものである。ゼラチンの栄養成分は、大部分がタンパク質であり、胃や腸で分解されコラーゲンを組成する。それにより、肌の弾力性が増し、血行が良くなり、冷え性を緩和する効果などがある。なお、第八加工食材のゼラチンは、ゲル化剤として用いることもできる。
ゲル化剤として用いる寒天は、てんぐさなどの海藻を煮て、ろ過液を固めて凍結及び解凍を繰り返して、乾燥させた水溶性の粉末である。栄養成分は、寒天100g当たり、食物繊維1.5g、カルシウム10mg、鉄分0.2mg、カリウム1.0mg
などが含有されている。食物繊維は、食品の中でも特に多く含有され、胃 酸で分解されるとアガロオリゴ糖になり、がん細胞の成長を防ぐ作用や抗酸化作用がある。さらに、食物繊
維は、腸内をきれいにして便秘・肥満・高血糖を防ぐ働きがある。
図1は、加工食材を型に入れて冷やし固めたゲルの一例を示す図である。
図1に一例を示すように、加工食材を寒天で固めたゼリー1は、厚さが一様で、矩形をなしている。このゼリー1を、断面が均一になるよう裁断し、加工食材のブロック2を作成する。なお、ここでは、ゼリー1は、厚み方向に裁断しなくてもよい寸法に設定されているが、寸法が大きくなるようにして、厚み方向に裁断することにしてもよい。
図2及び図3は、加工食材それぞれのブロックを詰め合わせる容器の一例を示す図であり、図2は、蓋を取り外した容器本体を示す図であり、図3は、フィルムからなる蓋を示す図である。
図2に示すように、容器は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの熱可塑性プラスチックを成型した透明な容器本体3と、透明なフィルムからなる蓋5と、からなる。容器本体3は、加工食材毎のブロック2を、6個一列に並べたときに、隙間のないように詰め合わせることができる内容積を有する。そして、容器本体3の開口部周囲には一定幅のひだ4が設けてある。このひだ4に、フィルムからなる蓋5をシール剤で封止して、容器本体3が密閉される。図示した容器本体3には、第一加工食材のブロック2a、第二加工食材のブロック2b、第三加工食材のブロック2c、第四加工食材のブロック2d、第五加工食材のブロック2e、及び第六加工食材のブロック2fがそれぞれ詰め合わされている。
図3に示すように、フィルムからなる蓋5には、一隅に引手となる凸部6があり、その凸部6は、シール剤で封止されないので、その凸部6を指でつかみ力を入れて引張れば、蓋5を剥離することができる。また、蓋5には、容器本体3に詰め合わされる第一加工食材のブロック2a、第二加工食材のブロック2b、第三加工食材のブロック2c、第四加工食材のブロック2d、第五加工食材のブロック2e、及び第六加工食材のブロック2fそれぞれに対応する天然食材の名称(煮干し、玉ねぎ、ごま、しょうが、しめじ、ひじき)が、該当位置に付されている。従って、容器本体3に収容されたか第一加工食材のブロック2aから第六加工食材のブロック2fまでの色や形と、蓋5に記載された名称とを照合することにより、容器本体3に収容されている天然食材を確認することができる。
ここで、本実施形態の容器本体3は、長辺を含む面に開口部を設けているが、短辺のみからなる面に開口部を設けることにしてもよい。その場合、天然食材の名称(煮干し、玉ねぎ、ごま、しょうが、しめじ、ひじき)を蓋に付するのは困難であり、その名称を付したラベルを容器本体3に貼付してもよい。
さらに、本実施形態の容器を、遮光性を有する袋に収納してもよい。
本実施形態では、八種類の天然食材を各別に加工した八種類の加工食材それぞれにより八種類のゼリーを作成することにしているが、天然食材や加工食材は、ここで示した八種類に限定されない。
本発明の栄養補給食品は、独居老人あるいいは単身者の栄養補給食、避難所の非常食、あるいは登山者の携帯食などに使用できる。
1 ゼリー
2 ブロック
2a 第一加工食材のブロック
2b 第二加工食材のブロック
2c 第三加工食材のブロック
2d 第四加工食材のブロック
2e 第五加工食材のブロック
2f 第六加工食材のブロック
3 容器本体
4 ひだ
5 蓋
6 凸部

Claims (7)

  1. 複数の天然食材を各別に加工した加工食材それぞれをゲル化剤で固めて所定サイズに裁断したブロックを容器に詰め合わせて密封する栄養補給食品であって、
    切断した煮干しを湯煮した第一の加工食材、スライスした玉ねぎを酢漬けした第二の加工食材、ごまをすり潰した第三の加工食材、生姜を粉末にした第四の加工食材、湯煮したひじきを裁断した第五の加工食材、湯煮したきのこを裁断した第六の加工食材、及び青魚をすり身にした第七の加工食材それぞれを別々に固めた7種類のゼリーのうち、少なくとも該第一の加工食材から該第四の加工食材までの4種類のゼリーに係る前記ブロックを前記容器に詰め合わせることを特徴とする栄養補給食品。
  2. 前記加工食材には、動物の骨又は結合組織から抽出したゼラチンの粉末又は顆粒を水で溶いた第八の加工食材が含まれ、該第八の加工食材を固めたゼリーに係る前記ブロックを前記容器に詰め合わせることを特徴とする請求項1記載の栄養補給食品。
  3. 前記7種類のゼリーは、前記第一の加工食材から前記第七の加工食材までの7種類の加工食材それぞれを別々の寒天溶液若しくはゼラチン溶液に入れて撹拌混合し、所定温度まで加熱した後に冷やして別々に固めたものであることを特徴とする請求項1記載の栄養補給食品。
  4. 前記ブロックは、前記ゼリーそれぞれを、断面が均一になるように裁断したものであることを特徴とする請求項1から3のうちの何れか1項記載の栄養補給食品。
  5. 前記容器は、前記ブロックを所定数、一列に並べて詰め合わせる容器本体と、該容器本体を密封する蓋とを有することを特徴とする請求項1から4のうちの何れか1項記載の栄養補給食品。
  6. 前記容器本体及び前記蓋の何れか一方又は双方は、透明なプラスチックにより形成されたものであることを特徴とする請求項5記載の栄養補給食品。
  7. 前記容器本体又は前記蓋は、該容器本体に詰め合わせる前記ブロックそれぞれに含まれる前記天然食材の名称が、該当位置に付されたものであることを特徴とする請求項5又は6記載の栄養補給食品。






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