JP4841129B2 - ペナム結晶の製造法 - Google Patents

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Description

本発明は、ペナム結晶の製造法に関する。
式(1):
Figure 0004841129
で表されるタゾバクタムは、抗菌活性が極めて弱いために、タゾバクタム単独では抗菌剤として使用されることはないが、細菌が産出するβ-ラクタマーゼと不可逆的に結合し、β−ラクタマーゼの活性を阻害する作用を有している。このため、タゾバクタムは、β−ラクタマーゼによって不活性化される既存の各種抗菌剤と併用され、β−ラクタマーゼ産生菌に対して該各種抗菌剤本来の抗菌作用を発揮させることができる(非特許文献1参照)。
下記反応式に示すように、タゾバクタムは、2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル(以下「TMPB」という場合がある)を酸化し、次いで得られる2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸1,1−ジオキシドベンズヒドリルエステル(以下「TAZB」という場合がある)を脱エステル化反応することにより、製造される。それ故、TMPBはタゾバクタムの合成中間体及びTAZBの前駆体として有用である。
反応式
Figure 0004841129
[式中、Phはフェニル基を示す。]
TMPBは、その分子内に求核反応性を有する1,2,3−トリアゾール基を有することから、油状又はアモルファスのTMPBは不安定であり、TMPBの分解、変質等を受け易い。そのために、安定なTMPB結晶を取り出す試みがなされてきた(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の方法は、TMPBを含む溶液を濃縮し、濃縮液を酢酸エステルで希釈し、次に希釈液をヘキサン等の溶媒と混合することにより結晶を製造する方法である。
しかしながら、特許文献1に記載されている方法では、反応によりTMPBと同時に生成してくる副生成物からTMPBを分離する効率が低い。そのため、高純度のTMPB結晶を得るには、多量のTMPBが母液中に残存するのが避けられず、その結果、TMPB結晶の収率が低下する。
WO第02/14325号公報 最新抗生物質要覧、第10版、酒井克治著、第113頁
本発明は、高純度のTMPBを高い収率で製造する方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねてきた結果、TAZBの前駆体となり得る新規なTMPB−アセトン結晶の開発に成功した。更に、本発明者らは、本発明者らは、TMPBを含む溶液を濃縮し、これをアセトンに溶解して得られる溶液からTMPB−アセトン結晶を容易に製造でき、効率よく単離できること、及び該TMPB−アセトン結晶を脱アセトン化処理することによりTMPB結晶を高純度且つ高収率で製造できるという知見を得た。本発明は、斯かる知見に基づき完成されたものである。
本発明は、下記1〜22の発明を提供する。
1.TMPB−アセトン結晶。
2.モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、d(格子面間隔)11.24〜12.44Åにピークを有する上記1に記載の結晶。
3.モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、下記の各格子面間隔にピークを有する上記1に記載の結晶。
d(格子面間隔)
11.24〜12.44
8.41〜9.30
4.モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、下記の各格子面間隔にピークを有する上記1に記載の結晶。
d(格子面間隔)
11.24〜12.44
8.41〜9.30
7.11〜7.87
5.62〜6.22
3.78〜5.12
5.モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、下記の各格子面間隔にピークを有する上記1に記載の結晶。
d(格子面間隔)
11.248〜12.433
8.413〜9.298
7.119〜7.868
5.621〜6.213
4.632〜5.119
4.548〜5.026
4.457〜4.926
4.206〜4.648
4.132〜4.567
3.738〜4.131
3.785〜4.183
6.TMPB/アセトンとのモル比が1/1である上記1〜5のいずれかに記載の結晶を提供する。
7.(A)TMPBを含む有機溶媒溶液を濃縮する工程、
(B)得られる濃縮物をアセトンに溶解する工程、及び
(C)得られるアセトン溶液からTMPB−アセトン結晶を析出させる工程
を含む、TMPB−アセトン結晶の製造方法を提供する。
8.(A)工程の有機溶媒が、ハロゲン化炭化水素溶媒である上記7に記載の製造方法。
9.前記ハロゲン化炭化水素溶媒がジクロロメタンである上記8に記載の製造方法。
10.(A)工程において、TMPB1kgを基準にして、有機溶媒量を1.5リットル程度以下に減少させる上記7〜9のいずれかに記載の製造方法。
11.(B)工程において、濃縮物中のTMPB1kgを基準にして、アセトンを1.5〜5リットル程度使用する上記7〜10のいずれかに記載の製造方法。
12.アセトン溶液を冷却することによりTMPB−アセトン結晶を析出させる上記7〜11のいずれかに記載の製造方法。
13.アセトン溶液にTMPB−アセトン結晶の貧溶媒を加えることにより該結晶を析出させる上記7〜11のいずれかに記載の製造方法。
14.前記貧溶媒が、炭素数4〜8の脂肪族炭化水素、炭素数4〜8の脂環式炭化水素及び炭素数2〜10のアルキルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種である上記13に記載の製造方法。
15.前記貧溶媒が、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、シクロヘキサン、ジエチルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル及びジイソブチルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種である上記14に記載の製造方法。
16.前記貧溶媒がn−ヘキサンである上記15に記載の製造方法。
17.TMPB−アセトン結晶を、溶媒中、酸化剤と反応させる工程を含む、TAZBの製造方法。
18.前記酸化剤が、過マンガン酸、過ヨウ素酸、過酢酸、トリフルオロ過酢酸、過安息香酸、m−クロル過安息香酸及びこれらのアルカリ金属塩並びに過酸化水素からなる群より選ばれた少なくとも1種である上記17に記載の製造方法。
19.TMPB−アセトン結晶を脱アセトン化処理する工程を含む、TMPB結晶の製造方法。
20.TMPB−アセトン結晶は、減圧下に脱アセトン化処理される、上記19に記載の製造方法。
21.脱アセトン化処理を1〜10kPa程度の減圧下、20℃程度以上で行う、上記20に記載の製造方法。
22.(A)TMPBを含む有機溶媒溶液を濃縮する工程、
(B)得られる濃縮物をアセトンに溶解する工程、
(C)得られるアセトン溶液からTMPB−アセトン結晶を析出させる工程、及び
(D)TMPB−アセトン結晶を脱アセトン化処理する工程
を含む、TMPB結晶の製造方法を提供する。
TMPB−アセトン結晶
本発明のTMPB−アセトン結晶は、例えば、上記(A)〜(C)工程を経ることにより製造される。
A工程
本工程は、TMPBを含む有機溶媒溶液を濃縮する工程である。
本工程で使用されるTMPBを含む有機溶媒溶液は、例えば、公知の方法に従って得られるTMPBを含む反応溶液を包含する。
有機溶媒としては、TMPBの製造反応に使用される溶媒又はTMPBの抽出に用いられる有機溶媒であってもよい。好ましい有機溶媒は疎水性有機溶媒である。このような疎水性有機溶媒としては、例えばジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、1,2−ジクロロプロパン、1,1,2−トリクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒等が挙げられる。これらの中でもジクロロメタンが特に好ましい。
TMPBを含む有機溶媒溶液の濃縮は、公知の方法により行われる。濃縮は、減圧下で行うのが好ましく、例えば、25〜80kPa程度の減圧下で行うのがよい。
本発明において、有機溶媒溶液の濃縮とは、有機溶媒が完全に除去されるまでの濃縮及び有機溶媒が濃縮物中に残存している部分的な濃縮の両方を含む。一般的には、TMPB1kgを基準にして、有機溶媒量が1.5リットル程度以下に濃縮することで十分である。晶析効率の観点から、TMPB1kgを基準にして、好ましくは0.15〜0.7リットル程度、より好ましくは0.2〜0.5リットル程度に濃縮する。
B工程
本工程は、上記A工程で得られる濃縮物をアセトンに溶解させる工程である。
本工程においては、アセトンの使用量を濃縮物中のTMPB1kgを基準として、1.5〜5リットル、好ましくは2〜4リットル、更に好ましくは2.2〜3リットルとすればよい。濃縮物中に有機溶媒が残存する場合、有機溶媒量が使用するアセトン量に対し容積比で1/3以下、好ましくは1/4以下となるようにアセトンを使用するのが好ましい。
本工程において上記濃縮物をアセトンに溶解するに当たり、加温して溶解させる場合には、TMPBの安定性を考慮して40℃程度までとし、長時間の加温を避けるのが好ましい。
C工程
本工程は、上記B工程で得られるアセトン溶液からTMPB−アセトン結晶を析出させる工程である。
晶析には、通常行われている一般的な晶析方法を広く適用できる。晶析は、例えば、アセトン溶液を冷却するか、アセトン溶液にTMPB−アセトン結晶の貧溶媒を添加することにより行われる。
アセトン溶液を冷却して結晶を析出させる場合には、アセトン溶液を通常10℃程度以下、好ましくは0℃程度以下に冷却するのがよい。
TMPB−アセトン結晶の貧溶媒としては、TMPBに対する溶解能が弱く、アセトンと相溶性を有する溶媒を広く使用することができる。
このような貧溶媒としては、例えば、炭素数4〜8の脂肪族炭化水素、炭素数4〜8の脂環式炭化水素、炭素数2〜10のアルキルエーテル等を挙げることができる。これらの貧溶媒は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
炭素数4〜8の脂肪族炭化水素及び炭素数4〜8の脂環式炭化水素の具体例としては、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、シクロヘキサン等が挙げられる。
炭素数2〜10のアルキルエーテルの具体例としては、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、ジイソブチルエーテル等が挙げられる。
上記貧溶媒の中でも、炭素数4〜8の脂肪族炭化水素が好ましく、n−ヘキサンがより好ましい。
貧溶媒の使用量は、特に限定されるものではないが、晶析効率及び作業性を考慮すると、アセトン溶液中のアセトン1リットル当たり、通常0.1〜20リットル程度、好ましくは0.5〜5リットル程度とすればよい。
晶析温度は、通常56℃程度以下、好ましくは−78〜30℃程度、更に好ましくは−30〜10℃程度とすればよい。
上記で晶析したTMPB−アセトン結晶は、公知の濾過方法により、アセトン溶液から単離され得る。
このようにして得られたTMPB−アセトン結晶は、TMPBとアセトンとのモル比が1:1であり、特有のX線粉末回折パターンを有している。
本発明TMPB−アセトン結晶は、モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、格子面間隔 11.24〜12.44Åにピークを有している。
好ましい本発明TMPB−アセトン結晶は、モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、下記の各格子面間隔にピークを有している。
d(格子面間隔)
11.24〜12.44
8.41〜9.30
より好ましい本発明TMPB−アセトン結晶は、モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、下記の各格子面間隔にピークを有している。
d(格子面間隔)
11.24〜12.44
8.41〜9.30
7.11〜7.87
5.62〜6.22
3.78〜5.12
特に好ましい本発明TMPB−アセトン結晶は、モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、下記の各格子面間隔にピークを有している。
d(格子面間隔)
11.248〜12.433
8.413〜9.298
7.119〜7.868
5.621〜6.213
4.632〜5.119
4.548〜5.026
4.457〜4.926
4.206〜4.648
4.132〜4.567
3.738〜4.131
3.785〜4.183
X線粉末回折データは、本発明TMPB−アセトン結晶が、公知のTMPB結晶とは全く異なった結晶構造であることを示している。1H−NMRスペクトルデータは、TMPBとアセトンとのモル比が1:1で、TMPBが存在していることを示している。熱重量分析データは、モル比が1:1でTMPBとアセトンとが存在していることを支持し、アセトンの脱離がアセトンの沸点よりも高い温度(83.2℃)で生じていることを示している。これらのことから、本発明TMPB−アセトン結晶は、乾燥が不十分なためにTMPBにアセトンが単に付着したものではなく、TMPB結晶格子中にアセトンが存在し、それにより包接体を形成していると推察される。
TAZBの製造
TAZBは、本発明のTMPB−アセトン結晶を、溶媒中で酸化剤と反応させることにより製造される。
酸化剤としては、公知の酸化剤を広く使用でき、例えば、過マンガン酸、過ヨウ素酸、過酢酸、トリフルオロ過酢酸、過安息香酸、m−クロル過安息香酸及びこれらのアルカリ金属塩、過酸化水素等を挙げることができる。ここでアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム等を挙げることができる。これらの酸化剤は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
上記酸化剤は、TMPB−アセトン結晶に対して大過剰量使用してもよいが、通常は該結晶に対して等モル量〜5倍モル量程度とすればよい。
使用する溶媒としては、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸、蟻酸等の有機酸、ピリジン、水等が挙げられる。これらは、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
斯かる溶媒は、TMPB−アセトン結晶1kgに対して、通常0.001〜100リットル程度、好ましくは0.01〜10リットル程度使用されるが、これらに限定されるものではない。
酸化剤を反応させる時の温度は、特に限定されないが、通常0〜60℃程度で十分である。反応時間は、一般に0.5〜12時間程度である。
斯くして生成するTAZBは、抽出法、カラムクロマトグラフィー、再結晶等の通常行なわれる精製方法によって精製することができる。
TMPB結晶の製造
本発明TMPB−アセトン結晶は、大気圧下、室温(20℃)において、非常にゆっくりとTMPB結晶に変化するが、TMPB−アセトン結晶が検出されない程度の高純度TMPB結晶を製造するには、脱アセトン化処理を行うのが好ましい。
脱アセトン化処理は、例えば、TMPB−アセトン結晶を減圧下に保持することにより行われる。減圧の程度は、特に制限されないが、例えば、1〜10kPa程度、好ましくは1.3〜5kPa程度で十分である。更に、TMPB−アセトン結晶の環境温度を通常20℃程度以上、好ましくは30℃程度以上、より好ましくは30〜40℃程度に維持するのが好ましい。TMPB−アセトン結晶の環境温度が極端に高くなると、生成するTMPB結晶の劣化が生じる虞がある。
処理時間としては、減圧の程度、温度等によって変化するため一概に決められないが、例えば、約4kPa、40℃で6時間以上を要する。
本発明TMPB−アセトン結晶の製造方法の特徴の一つは、晶析効率が非常に優れていることである。TMPBがアセトン中でアセトンと一緒になってTMPBとは異なる包接体を形成し、それによりアセトンに対する溶解度が低下し、TMPB−アセトン結晶がより析出し易くなるものと考えられる。
従って、本発明TMPB−アセトン結晶を製造するに当たり、晶析温度は特に制限されず、室温程度で十分晶析が行われる。更に、冷却は、他成分の混入又は油状物の分離を生じない。
本発明TMPB−アセトン結晶は、そのままTAZBの製造に供することができる。
更に、本発明TMPB−アセトン結晶を脱アセトン化処理することにより、TMPB結晶を容易に製造することができる。特に、非常に効率よく取り出すことができるTMPBとアセトンとからなる結晶を形成させ、次いで該結晶を脱アセトン化処理することにより、TMPB結晶を高収率且つ高純度で得ることができる。
本発明のTMPB結晶の製造方法によれば、晶析効率の優れたTMPB−アセトン結晶を経由することにより、副生成物であるセファム体を混入させることなく、TMPB−アセトン結晶から容易にTMPB結晶に導くことができる。
従って、本発明の方法は、工業的に極めて有利である。
以下に実施例、参考例及び試験例を挙げて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1
2β−クロロメチル−2α−メチルペナム−3−カルボン酸ベンズヒドリルエステル43.5gを含むジクロロメタン溶液700mlに1,2,3−トリアゾール200ml及び陰イオン交換樹脂(「ダイヤイオンWA30」、三菱化学社製)約130mlを加え、40℃で3時間攪拌した。反応終了後、陰イオン交換樹脂を濾去し、濾液に水200mlを加えてジクロロメタン層を分液した。得られたジクロロメタン層を水で2回洗浄して、ジクロロメタン溶液600mlを得た。このジクロロメタン溶液を以下「ジクロロメタン溶液(1)」という。この溶液中には30gのTMPBが含まれていた。
ジクロロメタン溶液(1)を減圧下(60〜40kPa)、40℃以下で濃縮し、除去されたジクロロメタン量が約450mlになった時点で、ジクロロメタン溶液(1)の濃縮液にアセトン250mlを加えた。溶液量が約100mlとなるまで濃縮を継続した。ガスクロマトグラフィーで分析したところ、アセトンは約30ml、ジクロロメタンは約15mlであった。この溶液にアセトンが合計80mlとなるように追加した。このアセトン溶液を以下「アセトン溶液(1)」という。
アセトン溶液(1)を−20℃に冷却し、撹拌した。十分に晶析を行った後、濾過して結晶を取り出し、これをアセトンとn−ヘキサンとの混合液(体積比1:1)80mlで洗浄した。
この結晶は、1H−NMRスペクトルより、TMPBとアセトンとからなる化合物であり、TMPBとアセトンとのモル比が1:1であった。
性状:白色結晶
収量:30g
収率:90%(ジクロロメタン溶液(1)中のTMPB基準)
1H−NMR(300MHz,CDCl3,δppm):
1.20(3H,s),2.16(6H,s),3.17(1H,ABq,J=16.2Hz),3.66(1H,ABq,J=16.2Hz),4.58(1H,ABq,J=14.7Hz),4.59(1H,ABq,J=14.7Hz),4.87(1H,s),5.41(1H,dd,J=4.2Hz,1.5Hz),6.90(1H,s),7.2−7.4(10H,m),7.73(2H,d,J=3.9Hz)
X線粉末回折パターン(モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末パターン。以下同様である。)
d(格子面間隔) 相対強度(I/I0
11.8405 96
8.8556 84
7.4935 55
7.2487 18
6.5438 10
5.9170 38
5.5005 10
4.8756 49
4.7869 76
4.6915 33
4.4271 100
4.3498 75
4.2630 26
4.2149 27
3.9345 42
3.6837 36
3.6014 13
3.5283 18
3.4346 21
3.2996 28
3.2734 21
3.2065 17
3.0640 13
2.9878 14
2.8951 29
2.8554 19
2.8448 24
純度:100%(液体クロマトグラフィーにより測定)
図1に、該結晶のX線粉末回折パターンを示す。
実施例2
実施例1と全く同様にしてアセトン溶液(1)を作製した。
このアセトン溶液(1)を38℃に加温し、n−ヘキサン80mlを滴下して加えると、結晶が析出した。更にこの溶液を−20℃に冷却し、撹拌して十分に晶析を行った後、濾過して結晶を取り出し、アセトンとn−ヘキサンとの混合液(体積比1:1)80mlで洗浄した。
得られた結晶の1H−NMRスペクトルは実施例1と一致し、TMPB−アセトン結晶であることを確認した。
性状:白色結晶
純度:100%(液体クロマトグラフィーにより測定)
収量:32g
収率:97%(ジクロロメタン溶液(1)中のTMPB基準)。
実施例3〜7
n−ヘキサンの代わりに下記表1に示す各種貧溶媒を用いる以外は、実施例2と同様にして、TMPB−アセトン結晶を得た。
得られたTMPB−アセトン結晶の1H−NMRスペクトルは実施例1のそれと一致し、TMPB−アセトン結晶であることを確認した。
Figure 0004841129
実施例8
実施例1で得られたTMPB−アセトン結晶(30g)を40℃、減圧下(4kPa)で8時間静置した。得られた結晶は、1H−NMRスペクトルよりTMPBであり、該結晶にはTMPB−アセトン結晶は含まれていなかった。
性状:白色結晶
収量:27g
収率:90%(ジクロロメタン溶液(1)中のTMPB基準)
X線粉末回折パターン:
d(格子面間隔) 相対強度(I/I0
9.5016 81
7.5574 73
6.3658 20
5.5623 11
5.0578 100
4.8545 54
4.7412 56
4.6866 43
4.5577 19
4.4140 34
4.3330 44
4.2308 47
3.9974 25
3.7857 10
3.6777 20
3.6014 29
3.1907 11
3.0995 11
2.8483 11
純度:100%(液体クロマトグラフィーにより測定)
図2に、該結晶のX線粉末回折パターンを示す。
実施例9
実施例2で得られたTMPB−アセトン結晶(32g)を用い、実施例8と同様に処理した。得られた結晶は1H−NMRスペクトルよりTMPBであり、1H−NMRスペクトル及びX線粉末回折パターンは実施例8のそれらと一致した。
性状:白色結晶
収量:29g
収率:97%(ジクロロメタン溶液(1)中のTMPB基準)
純度:100%(液体クロマトグラフィーにより測定)。
実施例10
実施例1と同様にして得られたTMPB−アセトン結晶32gをジクロロメタン240mlに溶解後、酢酸68mlを加えた。次に、この混合物に、混合物の温度が20℃を越えないように過マンガン酸カリウム20.4gを少量ずつ加えた。混合物の温度が40℃を越えないように注意しながら、混合物を3時間撹拌した。反応が完了した後、ジクロロメタン300mlを加えた。得られる混合物を5℃に冷却し、35%過酸化水素水を混合物の色が消失するまで加えた。ジクロロメタン層を分液し、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。ジクロロメタン層を濃縮し、得られた残渣にメタノールを加えることにより結晶化して、目的のTAZBを得た。
収量:29.7g
収率:96%
純度:100%(液体クロマトグラフィーにより測定)。
比較例1
実施例1と全く同様に行いジクロロメタン溶液(1)を作製した。
ジクロロメタン溶液(1)を減圧下(60〜40kPa)40℃で濃縮した。除去されたジクロロメタン量が約420mlになった時点で酢酸エチル86mlを加えた。更に除去された有機溶媒量が120mlになるまで濃縮を続けた。この濃縮液をガスクロマトグラフィーで分析し、ジクロロメタン量が20ml、酢酸エチル量が80mlとなるようにジクロロメタンと酢酸エチルとを加えて希釈した。この希釈液に、その液温を22℃以上に保ちながらn−ヘキサン48mlを加えて、TMPBの結晶を析出させた。
この結晶を濾取し、酢酸エチルとn−ヘキサンとの混合液(体積比1:1)80mlで洗浄し、約40℃で減圧乾燥した。
性状:淡黄白色結晶
収量:19g
収率:63.3%
図1は、実施例1で得られる結晶のX線粉末回折パターンである。 図2は、実施例8で得られる結晶のX線粉末回折パターンである。

Claims (6)

  1. 2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル−アセトン結晶。
  2. モノクロメーターを通したλ=1.5418Åの銅放射線で得られるX線粉末回折パターンにおいて、d(格子面間隔)11.24〜12.44Åにピークを有する請求項1に記載の結晶。
  3. (A)2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステルを含む有機溶媒溶液を濃縮する工程、
    (B)得られる濃縮物をアセトンに溶解する工程、及び
    (C)得られるアセトン溶液から2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル−アセトン結晶を析出させる工程
    を含む、2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル−アセトン結晶の製造方法。
  4. 2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル−アセトン結晶を、溶媒中、酸化剤と反応させる工程
    を含む、2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸1,1−ジオキシドベンズヒドリルエステルの製造方法。
  5. 2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル−アセトン結晶を脱アセトン化処理する工程
    を含む、2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル結晶の製造方法。
  6. (A)2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステルを含む有機溶媒溶液を濃縮する工程、
    (B)得られる濃縮物をアセトンに溶解する工程、
    (C)得られるアセトン溶液から2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル−アセトン結晶を析出させる工程、及び
    (D)2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル−アセトン結晶を脱アセトン化処理する工程
    を含む、2α−メチル−2β−[(1,2,3−トリアゾール−1−イル)メチル]ペナム−3α−カルボン酸ベンズヒドリルエステル結晶の製造方法。
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