JP4839566B2 - エレベータケージ及びエレベータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータケージ及びエレベータ装置に関し、特に、エレベータ装置の保守・点検時に作業者が作業するための安全柵をケージ上部に備えたエレベータケージ及びエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エレベータ装置の保守・点検をするための可倒式の安全柵をケージ上部に備えたエレベータケージが知られている。
【0003】
以下、図5を用いて、既知のエレベータケージについて説明する。図5a及び図5bは、既知のエレベータケージの保守・点検時の状態を示す斜視図及び側面図である。同図に示すように、エレベータケージ1のケージ上部1aに設けられた安全柵は、主として、支持部材3、前後の柱部材4a、4b、手摺部材5、アーム部材6にて構成されている。
【0004】
ここで、支持部材3は、ケージ上部1aに固設されている。そして、前側の柱部材4aの端部は、支持部材3の中央部に、ピンにて回動可能に接合されている。後側の柱部材4bの端部は、支持部材3の端部に、ピンにて回動可能に接合されている。また、手摺部材5の一端は、前側の柱部材4aの端部に、ピンにて回動可能に接合されている。そして、手摺部材5の他端は、後側の柱部材4bの端部に、2つの柱部材4bを連結するピンにて回動可能に接合されている。さらに、アーム部材6は、一端が後側の柱部材4bの中央部にピンにて回動可能に接合され、他端が支持部材3の中央部から後側柱部材4b寄りの位置にピンにて回動可能に接合されている。
【0005】
ここで、アーム部材6は、主として、ピンで接合された2つの板材と、そのピン近傍に設けられて2つの板材の回動を制限するストッパとで構成されている。
そして、エレベータ装置の保守・点検を行う際には、まず、作業者がエレベータケージ1のドア2が設けられた方向から、ケージ上部1aに乗込む。そして、安全柵を起こして、ストッパにてアーム部材6の2つの板材の回転運動を制限する。こうすることで、各部材間の回動も制限される。そして、作業者は、安全柵によって身を守られながら、転落することなく所望の作業を行うことになる。
【0006】
図5cは、既知のエレベータケージの通常時の状態を示す側面図である。同図に示すように、保守・点検時以外の通常時には、エレベータケージ1の上方の空間を確保するために、安全柵は折りたたまれる。詳しくは、アーム部材6のストッパを解除して、2つの板材をピン部にて回転可能とする。これにより、各部材はピン部で回転可能となって、安全柵が折りたたまれることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような既知のエレベータケージでは、安全柵がケージ上部1aに対して平面的に折りたたまれるために、作業者が安全柵を組立てることなく、ケージ上部1aに容易に乗込むことができる。そして、作業者は、安全柵を立てずに、そのまま作業することができるために、エレベータケージからの作業者の転落を確実に防止できないという問題があった。
【0008】
したがって、本発明は、このような従来のエレベータケージの問題を解決して、保守・点検時には作業者によって確実に安全柵が起こされて、エレベータケージからの作業者の転落を確実に防止するエレベータケージ及びエレベータ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エレベータケージのケージ上部に組立てられる安全柵に挿脱可能な固定部材を備え、安全柵を倒したときに乗込口の間口方向に固定部材を固定したものである。これによって、作業者は、保守・点検を行うときに、ケージ上部へ乗込むために固定部材を取り外して、その固定部材を用いて安全柵を組立てることになり、安全柵を組立てずに作業することを回避することができる。
【0010】
また、本発明は、エレベータケージのケージ上部に組立てられる安全柵に支柱部材と手摺部材とを備え、手摺部材を支柱部材に回動可能に接合し、手摺部材を倒したときに乗込口を遮断するように形成したものである。これによって、作業者は、保守・点検を行うときに、ケージ上部へ入るために手摺部材を起こして安全柵を組立てることになり、安全柵を組立てずに作業することを回避することができる。
【0011】
また、本発明は、上述の改良されたエレベータケージの支柱部材に、手摺部材の回転角度を制限するストッパを備えたものである。これによって、保守・点検時以外には、手摺部材を任意の位置に倒して、作業者のケージ上部への乗込みを確実に防止することができる。
【0012】
また、本発明は、上述の改良されたエレベータケージの手摺部材を、手摺部材を倒したときにケージ上部を覆うように形成したものである。これによって、手摺部材を倒したときに作業者の足場が確保されず直立不可能となるので、手摺部材を倒した状態での作業者のケージ上部での作業を防止することができる。
【0013】
また、本発明は、上述の改良されたエレベータケージをエレベータ装置に備えたものである。これによって、保守・点検時には安全柵を確実に起こして作業することになり、安全柵を組立てずに作業することを回避することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の第一の実施の形態にかかるエレベータケージ(エレベータのかご室)を示す斜視図である。詳しくは、図1aは、第一の実施の形態にかかるエレベータケージの保守・点検時の状態を示す斜視図であり、図1bは、第一の実施の形態にかかるエレベータケージの通常時の状態を示す斜視図である。
【0015】
図1a及び図1bにおいて、1はエレベータケージであり、ドア2(かご出入口)から、人が出入りしたり、荷物を出入れすることになる。
【0016】
1aはエレベータケージ1のケージ上部であり、ケージ上部1aの上(ケージ外側)には可倒式の安全柵(かご上手摺装置)が設けられている。また、ケージ上部1aは、作業者がその上に乗込んで保守・点検の作業をできるように平坦に形成されている。
【0017】
ケージ上部1aに設けられた安全柵は、主として、支柱部材9、手摺部材7、固定部材8にて構成されており、ドア2側が開放されて作業者用の乗込口となっている。そして、これらの部材は、例えば、材質が鋼材であり、曲げ加工が施されL字の断面形状を有する。
【0018】
ここで、4つの支柱部材9は、ケージ上部1aの各コーナに、それぞれ溶接等で固設されている。なお、ドア2側に固設される2つの支柱部材9は、上部に、ブラケット13が溶接等で形成されている。また、支柱部材9は、段付ねじ11が挿入される長穴を、端部に有する。
【0019】
そして、手摺部材7は、段付ねじ11が取付けられるめねじ部を端部に有し、ねじ12が挿入されるねじ締結用穴を角部に有する。そして、手摺部材7は、ドア2側の支柱部材9と背面側(ドア2と反対側)の支柱部材9との間に入り込ませて、長穴を貫通させた段付ねじ11にて、支柱部材9に回動可能に結合される。また、固定部材8は、両端部にめねじ部を有しており、手摺部材7のねじ締結用穴を貫通させたねじ12にて、双方の手摺部材7に締結可能となっている。
【0020】
まず、以上のように構成された安全柵における収納手順について説明する。保守・点検時には、図1aに示すように、2つの手摺部材7が起こされた状態で、それらの手摺部材7の回転を制限するために、固定部材8が2つの手摺部材7間にねじ12により締結されている。また、この状態での固定部材8は、手摺部材7と同様に、作業時における安全柵の手摺としても機能する。そして、作業者は、ケージ上部1aのドア2側を乗込口として、ケージ上部1aに乗込み作業を行うことになる。
【0021】
そして、保守・点検を終了したときには、まず、手摺部材7に固定された固定部材8が、作業者により取り外される。次に、手摺部材7を、支柱部材9の長穴の形状に沿うように上方にスライドさせた後に、図1bの矢印方向に倒す。その後、作業者は、ケージ上部1aから降りて、固定部材8を支柱部材9のブラケット13に固定する。
【0022】
これに対して、通常時から保守・点検時への安全柵の組立手順は、上述の安全柵の収納手順の逆の手順となる。
【0023】
以上述べたように、保守・点検時以外の通常時には、作業者のケージ上部1aへの乗込みを妨げるように、固定部材8が、ケージ上部1aのドア2側の左右の支柱部材9のブラケット13に、取付けられている。すなわち、固定部材8が、安全柵の乗込口の間口方向に固定され、作業用空間への作業者の出入を封鎖する。これにより、作業者が保守・点検を開始するときには、必ず、面前にある固定部材8を取り外すことになり、これが安全柵を組立てるきっかけになる。したがって、安全柵を起こし忘れたまま作業をする可能性を排除することができる。
【0024】
実施の形態2.
図2は、本発明の第二の実施の形態にかかるエレベータケージを示す斜視図である。詳しくは、図2aは、第二の実施の形態にかかるエレベータケージの保守・点検時の状態を示す斜視図であり、図2bは、第二の実施の形態にかかるエレベータケージの通常時の状態を示す斜視図である。
【0025】
本第二の実施の形態は、主として、支柱部材9の構成が、上記の第一の実施の形態と相違する。すなわち、図2a及び図2bに示すように、支柱部材9の中央部には、ストッパ9aが設けられている。ストッパ9aは、支柱部材9の一部を曲げ加工にて、曲げ元からほぼ直角となるように形成したものである。そして、ストッパ9aは、図2bに示すように、手摺部材7を回転させて倒したときに、その回転角度を制限するものである。
【0026】
なお、固定部材8は、保守・点検時には図2aに示すように手摺部材7に締結され、通常時には図2bに示すようにケージ上部1aの所定の位置に収納される。
【0027】
また、14は結束用のバンドを示し、双方の手摺部材7を折りたたんだ後に、それらを結束する部材である。これにより、双方の手摺部材7は折りたたみ後、乗込口をふさぐように、確実に固定されることになる。
【0028】
また、その他の部材の構成と作用については、上記の第一の実施の形態と同等である。
【0029】
以上述べたように、保守・点検時以外の通常時には、作業者のケージ上部1aへの乗込みを妨げるように、双方の手摺部材7が折りたたまれている。すなわち、倒された手摺部材7が、作業用空間への作業者の出入を封鎖する。これにより、作業者が保守・点検を開始するときには、必ず、面前にある手摺部材7を起こすことになり、これが安全柵を組立てるきっかけになる。したがって、安全柵を起こし忘れたまま作業をする可能性を排除することができる。
【0030】
実施の形態3.
図3は、本発明の第三の実施の形態にかかるエレベータケージを示す斜視図である。詳しくは、図3aは、第三の実施の形態にかかるエレベータケージの保守・点検時の状態を示す斜視図であり、図3bは、第三の実施の形態にかかるエレベータケージの通常時の状態を示す斜視図である。
【0031】
本第三の実施の形態は、主として、手摺部材7と支柱部材9の構成が、上記の第二の実施の形態と相違する。すなわち、図3a及び図3bに示すように、支柱部材9の中央部には、図2のストッパ9aに相当する部材が設けられていない。そのため、手摺部材7を回転させて倒していくと、その先端がケージ上部1aに接触した状態でその回転は止まる。そして、図3bに示すように、折りたたまれた手摺部材7は、作業用空間への作業者の乗込みを封鎖する。
【0032】
さらに、手摺部材7には、その手摺部とほぼ平行に、ステー10が溶接等で接合されている。これによって、図3bに示すように、手摺部材7を倒したときにステー10が、作業者の足場を封鎖することになる。すなわち、ステー10を有する手摺部材7が、ケージ上部1aを覆い、ケージ上部1aでの作業空間を封鎖する。
【0033】
以上述べたように、保守・点検時以外の通常時には、作業者のケージ上部1aへの乗込みを妨げるように手摺部材7が折りたたまれており、かつ、作業者の足場が確保されないようにステー10が設けられているために、手摺部材7を倒した状態での作業者のケージ上部1aでの作業を確実に防止することができる。したがって、安全柵を起こし忘れたまま作業をする可能性を排除することができる。
【0034】
実施の形態4.
図4は、本発明の第四の実施の形態にかかるエレベータケージを示す斜視図である。詳しくは、図4aは、第四の実施の形態にかかるエレベータケージの保守・点検時の状態を示す斜視図であり、図4bは、第四の実施の形態にかかるエレベータケージの通常時の状態を示す斜視図である。
【0035】
本第四の実施の形態は、主として、手摺部材7と支柱部材9の構成が、上記の第二の実施の形態と相違する。すなわち、図4a及び図4bに示すように、支柱部材9の中央部には、図2のストッパ9aに相当する部材が設けられていない。また、手摺部材7は、支柱部材9の外側に重ねて、支柱部材9に回動可能に結合されている。
【0036】
詳しくは、手摺部材7は、段付ねじ11が挿入されるねじ締結用穴を、端部に有する。一方、支柱部材9は、ケージ上部1aの各コーナにそれぞれ溶接等で固設されている。また、支柱部材9は、段付ねじ11が取付けられるめねじ部を、端部に有する。そして、手摺部材7は、段付ねじ11にて支柱部材9に、回動可能に結合される。
【0037】
以上のように構成された安全柵において、保守・点検を終えたときには、図4aに示す保守・点検時の状態から、まず、手摺部材7に締結された固定部材8が、作業者により取り外され、ケージ上部1aの所定の位置に収納される。次に、手摺部材7を、図4bの矢印方向に倒しながら、作業者は、エレベータケージ1から降りる。
【0038】
ここで、本第四の実施の形態では、図2のストッパ9aに相当する部材がない。ところが、図4bに示すように、手摺部材7を回転させて倒していくと、支柱部材7の先端部が手摺部材7の内壁の一部と当接するため、手摺部材7はそれ以上回転することなく、その位置で停止する。なお、支柱部材7の先端形状を変更することにより、手摺部材7の回転可能な角度を、ある程度任意に設定することができる。
【0039】
以上述べたように、保守・点検時以外の通常時には、作業者のケージ上部1aへの乗込みを妨げるように、手摺部材7が折りたたまれている。すなわち、倒された手摺部材7が、作業用空間への出入を封鎖する。これにより、作業者が保守・点検を開始するときには、必ず、面前にある手摺部材7を起こすことになり、これが安全柵を組立てるきっかけになる。したがって、安全柵を起こし忘れたまま作業をする可能性を排除することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかるエレベータケージは、ケージ上部に組立てられる安全柵に挿脱可能な固定部材を備え、安全柵を倒したときにその固定部材をケージ上部への乗込みを妨げるように固定したものである。これによって、作業者は、保守・点検を行うときに、ケージ上部へ乗込むために固定部材を取り外して、その固定部材を用いて安全柵を忘れずに組立てることになるため、保守・点検中の作業者の転落を防止することができるエレベータケージとして有用である。
【0041】
また、本発明にかかるエレベータケージは、ケージ上部に組立てられる安全柵に支柱部材と手摺部材とを備え、手摺部材を支柱部材に回動可能に接合し、手摺部材を倒したときにケージ上部への乗込みを妨げるように形成したものである。これによって、作業者は、保守・点検を行うときに、ケージ上部へ乗込むために手摺部材を起こして安全柵を忘れずに組立てることになるため、保守・点検中の作業者の転落を防止することができるエレベータケージとして有用である。
【0042】
また、本発明にかかるエレベータケージは、可倒式の手摺部材の回転角度を制限するストッパを、支柱部材に備えたものである。これによって、保守・点検時以外には、手摺部材を任意の位置に倒して、作業者のケージ上部への乗込みを確実に防止するため、保守・点検中の作業者の転落を防止することができるエレベータケージとして有用である。
【0043】
また、本発明にかかるエレベータケージは、可倒式の手摺部材を倒したときに、手摺部材がケージ上部を覆うように形成したものである。これによって、手摺部材を倒した状態では作業者の足場が確保されず、保守・点検を開始する際に安全柵を忘れずに組立てることになるため、保守・点検中の作業者の転落を防止することができるエレベータケージとして有用である。
【0044】
また、本発明にかかるエレベータ装置は、ケージ上部に設けられた安全柵を倒したときにケージ上部への乗込みを妨げる部材を有するエレベータケージを備えたものである。これによって、保守・点検を開始する際の安全柵の起こし忘れが軽減されるため、保守・点検中の作業者の転落を防止することができるエレベータ装置として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
図1a及び図1bは、この発明にかかる好ましい第一のエレベータケージの保守・点検時の状態及び通常時の状態を示す斜視図である。
図2a及び図2bは、この発明にかかる好ましい第二のエレベータケージの保守・点検時の状態及び通常時の状態を示す斜視図である。
図3a及び図3bは、この発明にかかる好ましい第三のエレベータケージの保守・点検時の状態及び通常時の状態を示す斜視図である。
図4a及び図4bは、この発明にかかる好ましい第四のエレベータケージの保守・点検時の状態及び通常時の状態を示す斜視図である。
図5a及び図5bは、既知のエレベータケージの保守・点検時の状態を示す斜視図及び側面図であり、図5cは、既知のエレベータケージの通常時の状態を示す側面図である。
Claims (5)
- 乗込口から乗込み可能な可倒の安全柵をケージ上部に備えたエレベータケージであって、
前記安全柵は、該安全柵を起こしたときに当該安全柵が倒れないように固定する挿脱可能な固定部材を備え、
前記固定部材は、前記安全柵を倒したときに前記乗込口の間口方向に固定されることを特徴とするエレベータケージ。 - 乗込口から乗込み可能な可倒の安全柵をケージ上部に備えたエレベータケージであって、
前記安全柵は、前記ケージ上部に固設された複数の支柱部材と、前記支柱部材に回動可能に接合された一対の手摺部材と、前記一対の手摺部材を起こしたときに前記一対の手摺部材の間に渡って配置され前記手摺部材が倒れないように保持する着脱可能な固定部材を備え、
前記手摺部材は、該手摺部材を倒したときに前記乗込口を封鎖するように形成されたことを特徴とするエレベータケージ。 - 前記支柱部材は、前記回動可能な手摺部材の回転角度を制限するストッパを備えたことを特徴とする請求の範囲第2項記載のエレベータケージ。
- 前記手摺部材は、該手摺部材を倒したときに前記ケージ上部を覆うように形成されたことを特徴とする請求の範囲第2項又は第3項記載のエレベータケージ。
- 前記請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項記載のエレベータケージを備えたことを特徴とするエレベータ装置。
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