JP2008529933A - 全側面を同時に操作するハンドルを使って折り畳むことができるエレベータかご室天板柵 - Google Patents

全側面を同時に操作するハンドルを使って折り畳むことができるエレベータかご室天板柵 Download PDF

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Abstract

本発明は、かご室天板(3)上の支持フレーム(5)にヒンジ止めされた折り畳み可能な側面(13)を有するエレベータかご室天板柵(1)に関し、少なくとも2つの部分(15)でアコーディオン状に内側に折り畳むことができ、エレベータ昇降路のランディングドア開口部(9)に対して垂直に延在し、その底部において支持フレーム(5)にヒンジ止めされた2つの側面(13)と、折り畳み式側面(13)の各々の後部上端に接続した上部背面バー(17)と、エレベータかご室の奥行きにほぼ等しい長さを有し、支持フレームの後方中央部分で支持フレーム(5)またはその近傍にヒンジ止めされ、昇降路のランディングドア開口部(9)に対して垂直に延在する作動ハンドル(19)と、を備え、ハンドル(19)が、少なくとも、中立面にヒンジ止めされているロッド(35)を介して上部背面バー(17)に接続され、また末端部ボール・ソケットジョイントを有する側面ロッドを介して各折り畳み式側面(13)の後方部に接続され、ハンドル(19)は、ランディングドア開口部(9)を通じて操作され、柵が折り畳まれているときにおける低いほぼ水平な位置から、ほぼ垂直に固定される起立位置まで、2つの折り畳み式側面(13)を同時に引っ張り上げつつ立ち上がることができ、このハンドルの固定に適用される上部バー(17)と、側面(13)の後方接続ロッド(35,39)とともに柵の第三の側面となる背面を形成し、逆に、ハンドル(19)を起立位置から水平位置に下げることができ、このときハンドルを変位させることにより、柵の前記2つの折り畳み式側面(13)が同時に折り畳まれ、これによって、柵そのものをかご室天板(3)上で低い高さに折り畳むことができることを特徴とする。

Description

本発明は、1つのハンドルを使って全側面を同時に立ち上げ、同時に折り畳むことができるエレベータかご室の天板柵に関する。
従来のエレベータかご室の天板柵は、一般にかご室天板上に立っている作業者によって側面を一面ずつ立ち上げられたり、折り畳まれるもので、柵の側面を折り畳む際に、作業者はかご室天板からの落下の危険性から守られていない。
また、幅が900mmよりも狭いかご室において、かご室天板の上にある広い空間に側面を傾けたまま収納しない限り、折り畳まれる柵の側面の高さは、かご室の幅以下に定められるため、立ち上げた際に落下を避けるための十分な高さが得られない。また側面を傾けて収納することは、昇降路の天井空間に殆ど空間の無い近代のエレベータには殆ど、あるいは全く適合しない。
また、かご室天板上での作業量が少ないときの作業者は、かご室天板にアクセスできる場合に、柵を立ち上げる必要がないと思うかもしれないが、これは危険な行為である。
本発明はこれらの不都合な点を解決し、かご室天板上の支持フレームにヒンジ止めされた折り畳み式側面を有するかご室天板柵を提供することを目的とする。
少なくとも2つの部分でアコーディオン状に内側に折り畳むことができ、エレベータ昇降路のランディングドア開口部(landing door opening)に対して垂直に延在し、その底部において支持フレームにヒンジ止めされた2つの側面と、折り畳み式側面の各々の後部上端に接続した上部背面バーと、エレベータかご室の奥行きにほぼ等しい長さを有し、支持フレームの後方中央部分で支持フレームまたはその近傍にヒンジ止めされ、昇降路のランディングドア開口部に対して垂直に延在する作動ハンドルと、を備え、ハンドルが、少なくとも、中立面にヒンジ止めされているロッドを介して上部背面バーに接続され、また末端部ボール・ソケットジョイント(terminal ball−and−socket joints)を有する側面ロッドを介して各折り畳み式側面の後方部に接続され、ハンドルは、ランディングドア開口部を通じて操作され、柵が折り畳まれているときにおける低いほぼ水平な位置から、ほぼ垂直に固定される起立位置まで、2つの折り畳み式側面を同時に引っ張り上げつつ立ち上がることができ、このハンドルの固定に適用される上部バーと、側面の後方接続ロッドとともに柵の第三の側面となる背面を形成し、逆に、ハンドルを起立位置から水平位置に下げることができ、このときハンドルを変位させることにより、柵の2つの折り畳み式側面が同時に折り畳まれ、これによって、柵そのものをかご室天板上で低い高さに折り畳むことができることを特徴とする。
折り畳み式側面の各々が、互いにヒンジ止めされた同じ高さを有する2つの側面部分からなり、折り畳まれた際に互いの端と端とが重なることを有利な特徴とする。これらの側面はアコーディオン状に折り畳むことができるため、例えば展開時の側面高さの1/4の高さを有する4つの部分など、側面が2つより多くの部分から構成され得る。
上記のように構成された柵は、1つの操作により容易かつ迅速に広げられ、ランディングドア開口部に立つ作業者が、最初にハンドルを上部背面バーに固定される垂直位置まで立ち上げることで柵を起立させつつ、折り畳み式側面と背面の同時展開によって四方に落下防止を形成させ、逆に、第二のステップにおいて、作業者がランディングドア開口部そして乗り場に戻る際に、ハンドルを垂直位置から解放して折り畳まれた位置まで下げることにより、柵が折り畳まれる。側面部分は側面ヒンジで有利に互いにヒンジ止めされ、折り畳む際、1つの部分が他の部分の上に折り畳まれることを可能にし、展開位置は内側から押圧することによって得られ、ヒンジ軸から離間した当接部材(abutment)や調整ネジ(adjustable screw)が使用され得る。
支持フレームを省略し、かご室天板に直接接合された取付け要素を用いることもできる。
柵の高さは、このような装置に施行される安全基準と規則に適合しなければならず、これはかご室天板上の側面の高さが少なくとも700〜1100mmでなければならないことを意味し、したがって側面と支持フレームまたはかご室天板上の取付け要素との高さの和が少なくともこの値の範囲でなければならない。
本発明の柵は、対称軸となる中立面に駆動ハンドルを有し、この対称性により側面展開力のバランスを取っている。
支持フレームまたはかご室天板への取付け要素は、かご室天板上のある高さで、水平方向に有利に位置しており、その高さは例えば約100〜250mmと比較的低く、この上方部に接続される折り畳み式側面は、1100−250=850mmの低い起立高さで、折り畳まれる側面半部の高さは425mmとなり、これにより柵を折り畳む際に、側面を傾けて畳むことなく、900mmよりも狭いかご室に収納することができる。
同様に、折り畳み式側面下半部の各々は、エレベータかご室天板上の支持フレームまたはかご室天板への取付け要素の高さに等しい高さにある下方折曲部を使って、例えば直角に、内側に向けて折り曲げられて、柵が折り畳まれた際に、この側面下半部が、支持フレームまたは取り付け要素よりも低い位置で多少の高さを有し、あるいは支持フレームまたは取付け要素の直上の位置になる。
本発明の他の有利な特性として、背面上部バーに接続するためのロッドが、中立面に平行で中立面から等距離に離間して配置された2つのロッドに置き換えられ、この2つのロッドが、作動ハンドルを背面上部バーに接続し、かつ、柵が広げられた際に、この背面バーを水平位置で安定させる。
末端部ボール・ソケットジョイントを有するヒンジ止めされたサイドロッドは、平行ロッドとともに、ハンドル本体上を折りたたみ位置を越えて摺動するように取り付けられた同一のヒンジ支持部品に接続され、折り畳まれた後に所与の距離を越えて入れ子式に伸縮するように有利に取り付けられており、このヒンジ支持部品が摺動することにより、エレベータかご室天板上の水平位置において展開作動位置を越えて、ハンドルを動かすことができる。
さらに、柵の展開が、折り畳み式側面のヒンジの高さにおいて、折り畳みを妨げることなく適切に配置された空気圧式アクチュエータの手段によって補助されることで、柵を展開する作業者の負担を減らす。
本発明は、上記に規定したかご室天板安全柵を有するエレベータかご室に関する。
特に図1、2、4、6を参照すると、本発明の実施形態による柵1がエレベータかご室3上に示されている。柵3は、かご室天板3に取付けられた適切な支持フレーム5に設置されている。この支持フレームは、エレベータ昇降路のランディングドア開口部9に対して垂直に、かご室天板3の奥行き辺に沿って延在するU字型断面を有する互いに対向する2つの梁7と、各梁7の後方端に接続され支持フレーム5の後方部の下部バー11と、などで作られている。
この柵1は、主に、支持フレームの梁7にそれぞれヒンジ止めされた2つの部品15で作られた2つの折り畳み式側面13と、各折り畳み式側面13の背面側上方端に接続された背面バー17と、支持フレームの下部バー11にヒンジ止めされた柵を展開するための作動ハンドル19と、柵展開補助装置21と、を含んでいる。
2つの部品で作られた2つの折り畳み式側面13は、ランディングドア開口部9に対して柵の側面を形成する。これらの各側面は、同じ高さ(例えば450mm)を有する2つの金属管状フレーム15を含み、折り畳みの際に、内側に(アコーディオン形状に)折り畳まれるように互いにヒンジ止めされている。これらのフレームは、長方形で、展開した際の幅つまり高さは900mm(2×450mm)になり、長さはかご室天板の奥行きとほぼ等しい。管状フレーム15の各々の表面には、透明のポリカーボネートシート(網であることもある)が柵を画定するように張られている。2つの側面の前方部には、短い長さで矩形の開口部25が開口している。この開口部が前方の空間を空けていることで、折り畳まれた状態でもランディングドア開口部から作動ハンドル19の握り部27に手を届かせることができる。下部フレームつまり側面下半部15は、支持フレームの梁7の端部の上端に、下部フレーム自体の2つの側面支柱でヒンジ止めされているので、下部フレームの位置は、例えばかご室天板より200mmほど上方の高さにある。下部フレームの側面支柱は、直角に折れ曲がった形状であり、支持フレームの内部方向に梁7の深さよりも少し短く延在する第一部分29と、側面半部15に対応する高さ(すなわち450mm)をもつ第二部分31とを有する。このような構成にすることで、天井柵を折り畳んだ際に、第一部分29を梁7の内部に収納することができるので、側面半部の高さを伸ばさなくても、柵を立ち上げることができる。
本実施例における柵の高さは、支持梁の高さに側面半部15の高さの和を加えたもの、すなわち200+450+450=1100mmとなり、これはエレベータかご室天板上の柵に施行される基準および規則に適合した値である。
側面半部15どうしは、ヒンジ33の外軸線に沿って互いにヒンジ止めされ、垂直に起立した状態において内側で当接し、調整ネジ32を含んでいることもある。
背面バー17は、柵の背面の上部つまり手摺を形成する。このバーは、そのヒンジ面または柵の中立面Pに平行な2本のロッド35によって作動ハンドル19に接続されており、各ロッドは、ハンドル19の両側でほぼハンドル中央部にヒンジ止めされ、さらにバー17にヒンジ止めされている。これらのロッド35は、柵が展開された後に、ハンドル19を水平位置に下げることに従って側面の折り畳み位置を越えて、入れ子式に伸縮する。背面バー17は、柵が折り畳まれてハンドル19の位置が下げられた低位置(図5)から、ハンドル19が立ち上げられてロックされた垂直位置(図4)まで、水平なまま高さ方向に動くことができる。
ハンドル19は、長さがかご室の奥行きとほぼ同じであり、握り部27のついた単純な管状棒と、背面バー17の前端(上方端)に取付けられるためのフック37とからなり、ハンドルの後端(下方端)は、支持フレーム背面側のバー11にヒンジ止めされている。
また作動ハンドル19は、末端部ボール・ソケットジョイントを有する横断ロッド39の手段によって折り畳み式側面13の各々に接続しており、これらのロッド39は、側面の折り畳み駆動範囲を越えて入れ子式に伸縮し、かつ中立面に対して対称となっている。このロッドは、折り畳み式下部フレーム15の上部にヒンジ止めされ、かつ作動ハンドル19の中央部でハンドル19に取付けられた対応するヒンジ保持部41上に、平行ロッド35と同じ高さでヒンジ止めされている。このヒンジ保持部41は、側面折り畳み駆動範囲を越えてハンドルバー19上を摺動するように設置され、ハンドルの下降の終わりに、ハンドルが水平位置(図3)に戻れるように構成されている。平行ロッド35、横断ロッド39、ヒンジ部分41は、このように余剰な自由ストロークを有し、各々が同期して、入れ子式に伸縮、あるいは摺動することにより、ハンドル19を水平位置まで下げて、柵が折り畳まれた低位置の状態にすることができる。逆に、余剰ストロークがなくなったときに、これらは柵の側面(図6)と上部バーを同時に展開させる。
従って、このヒンジ止めされた集合体が、ハンドル19の立ち上げとともに、バー17と連携して折り畳み側面13を展開させる。このときハンドル19は、該ハンドル19が低くなっている折り畳み位置から、ハンドルが持ち上げられてフック37(図4)によってバー17に固定される起立位置まで立ち上げられる。また、ハンドルは起立位置において柵の背面を形成し、横断ロッド39はほぼ中間の高さの位置で水平に収まる。
フック37は、ハンドル本体上を摺動するように設置されたU字金具にするか、あるいは握り部27の一部として、低位置になったときにバー17と係合するよう構成してもよい。
分かりやすくするため図1,2,3,6のみに示されている柵展開補助装置21は、柵の背面に中立面Pに関して対称に配置された4つ一組の空気圧式アクチュエータからなる。これらのアクチュエータは、作動ハンドルの立ち上げの際に(折り畳みを妨げることなく)柵を展開するのに適した力を作用させることができる側部オフセットを有し、支持フレーム梁7の後方下部と折り畳み式側面下部フレーム15の上方部とにヒンジ止めされた2つの下部アクチュエータと、側面下半部15の上方部と対応する側面上半部の15の上方部とにヒンジ止めされた上部アクチュエータと、を含む。これらのアクチュエータ43は、柵の位置に応じて非線形的な可変圧力を有する。
柵は以下のように動作する。
保全作業者が、ある保全作業を行うためにエレベータかご室の天板3上にアクセスする必要があるものとする。作業者はエレベータ昇降路内にアクセスし、かご室天板に乗るために、適当な高さにあるランディングドア、または他の入り口を開ける必要がある。柵1は折り畳まれた状態(図3,5)にあり、握り部27はかご室天板の前方の直接手が届く位置にある。ポリカーボネート保護シート23で覆われ、折り畳まれた側面半部15がかご室天板への進入を阻む。作業者が作動ハンドル19を掴んで、ハンドルを立ち上げつつ天板上を進むと、折り畳み式側面15が起立する。ハンドル19の操作は簡単なので、この操作は容易かつ安全に行われる。ハンドル19を動かして最後にバー17に垂直に収まった際に、作業者は取付けフック37をバー17に掛けて、ハンドルバー19をバー17に固定するだけでよい。これで柵は起立した状態になり、作業者は保護柵の内側でかご室天板上の作業を安全に行うことができる。
作業終了後、作業者は逆の手順で、フックをバー17から取り外してハンドル19をバー17から外し、ビルの対応するフロアにあるランディングドア開口部9に向かって後退しつつ、柵が折り畳まれるまでハンドルを下げる。このように、容易、単純かつ安全に作業することができる。
最後に、柵(図1)は、支持フレームがかご室天板3そのものに接合されたかご室天板集合体として構成することもでき、保全作業者が容易に真っ直ぐかつ安全に立つことができるように元のかご室天板3から持ち上げられた平坦な床45と、折り畳まれた状態でもランディングドア9の開口部を通じて手が届くように折り畳み式側面上半部15の前方部に取付けられた検査ボックス47と、作業者が腕を広げることなく操作できるように、柵の対向する側面の一方13または両方13に設置され、作業者の片手の操作で同時に作動する2つのコントロールスイッチ49と、エレベータかご室天板を照らす照明装置51などの他のアクセサリと、を含み得ることに留意されたい。
展開位置にある本発明のかご室天板柵の斜視図。 図1に対応する柵の上面図。 折り畳んだ柵の上面図。 展開した柵の背面図。 折り畳んだ柵の背面図。 展開した柵の背面図。

Claims (13)

  1. かご室天板(3)上の支持フレーム(5)にヒンジ止めされた折り畳み可能な側面(13)を有するエレベータかご室天板柵(1)であって、
    少なくとも2つの部分(15)でアコーディオン状に内側に折り畳むことができ、エレベータ昇降路のランディングドア開口部(9)に対して垂直に延在し、その底部において前記支持フレーム(5)にヒンジ止めされた2つの側面(13)と、
    前記折り畳み式側面(13)の各々の後部上端に接続した上部背面バー(17)と、
    前記エレベータかご室の奥行きにほぼ等しい長さを有し、前記支持フレームの後方中央部分で前記支持フレーム(5)またはその近傍にヒンジ止めされ、前記昇降路の前記ランディングドア開口部(9)に対して垂直に延在する作動ハンドル(19)と、
    を備え、
    前記ハンドル(19)が、少なくとも、中立面にヒンジ止めされているロッド(35)を介して前記上部背面バー(17)に接続され、また末端部ボール・ソケットジョイントを有する側面ロッドを介して各折り畳み式側面(13)の後方部に接続され、
    前記ハンドル(19)は、前記ランディングドア開口部(9)を通じて操作され、柵が折り畳まれているときにおける低いほぼ水平な位置から、ほぼ垂直に固定される起立位置まで、2つの折り畳み式側面(13)を同時に引っ張り上げつつ立ち上がることができ、このハンドルの固定に適用される前記上部バー(17)と、前記側面(13)の後方接続ロッド(35,39)とともに柵の第三の側面となる背面を形成し、
    逆に、前記ハンドル(19)を起立位置から水平位置に下げることができ、このとき前記ハンドルを変位させることにより、前記柵の前記2つの折り畳み式側面(13)が同時に折り畳まれ、これによって、前記柵そのものを前記かご室天板(3)上で低い高さに折り畳むことができることを特徴とするエレベータかご室天板柵(1)。
  2. 前記折り畳み式側面(13)の各々が、互いにヒンジ止めされた同じ高さを有する2つの側面部分(15)からなり、折り畳まれた際に互いの端と端とが重なることを特徴とする請求項1に記載のエレベータかご室天板柵。
  3. 前記側面(13)はアコーディオン状に折り畳むことができるので、例えば展開時の側面(13)高さの1/4の高さを有する4つの部分など、前記側面が2つより多くの部分から構成され得ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  4. 前記側面部分(15)が側面ヒンジ(33)によって互いにヒンジ止めされて1つの部分が他の部分の上に折り畳まれることを可能にし、展開位置が内側から押圧することによって得られ、前記ヒンジ(33)の軸から離間した当接部材や調整ネジが使用され得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  5. 前記支持フレーム(5)が、前記かご室天板に直接接合された取付け要素に置き換えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  6. 対称中立面(P)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  7. 前記支持フレーム(5)またはかご室天板(3)への前記取付け要素が、かご室天板上のある高さで水平に配置され、この高さが例えば約100〜250mmと比較的低く、この上面と同じ高さにヒンジ止めされた前記折り畳み式側面(13)が、低い起立高さを有することができることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  8. 前記折り畳み式側面(13)の各々の前記側面下半部(15)が、エレベータかご室天板上の前記支持フレーム(5)またはかご室天板への取付け要素の高さに等しい高さの位置にある下方折曲部(29)を使って、例えば直角に、内側に向けて折り曲げられて、柵が折り畳まれた際に、前記側面下半部(15)が、前記支持フレーム(5)または前記取り付け要素よりも低い位置になることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  9. 前記背面上部バー(17)に接続するための前記ロッド(35)が、中立面(P)に平行で中立面から等距離に離間して配置された2つのロッド(35)に置き換えられ、この2つのロッド(35)が、作動ハンドル(19)を前記背面上部バー(17)に接続しかつ、柵が広げられた際に前記背面上部バー(17)を水平位置で安定させることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  10. 末端部ボール・ソケットジョイントを有するヒンジ止めされたサイドロッド(39)が、前記平行ロッド(35)とともに、前記ハンドル(19)本体上を摺動するように取付けられた同一のヒンジ支持部品(41)に接続され、前記平行ロッド(35)、前記横断ロッド(39)、前記ヒンジ部(41)の各々は余剰な自由ストロークを有し、各々が同期して、入れ子式に伸縮、あるいは摺動することにより、前記柵を折り畳むように前記ハンドルを水平位置に下げることができ、逆に、余剰ストロークがなくなったときに、柵の前記側面(13)および前記上部バー(17)を同時に展開することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  11. 前記柵の展開が、前記折り畳み式側面(13)のヒンジの高さにおいて、折り畳みを妨げることなく適切に配置された空気圧式アクチュエータ(43)の手段によって補助されることで、前記柵を展開する作業者の負担を減らすことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のエレベータかご室天板柵。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載のかご室天板安全柵(1)を有するエレベータかご室。
  13. 前記かご室天板柵(1)が、支持フレーム(7,11)がかご室天板3そのものに接合されたかご室天板集合体として構成され、保全作業者が容易に真っ直ぐかつ安全に立つことができるように元のかご室天板(3)から持ち上げられた平坦な床(45)と、折り畳まれた状態でもランディングドア9の開口部を通じて手が届くように折り畳み式側面上半部15の前方部に取付けられた検査ボックス(47)と、作業者が腕を広げることなく操作できるように、前記柵の対向する側面の一方(13)または両方(13)に設置され、作業者の片手の操作で同時に作動する2つのコントロールスイッチ(49)と、エレベータかご室天板を照らす照明装置(51)などの他のアクセサリと、を含むことを特徴とする請求項12に記載のかご室天板安全柵(1)を有したエレベータかご室。
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