JP2010058861A - エレベータのかご装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、手摺装置が収納位置に位置するときの全体の高さ寸法をさらに小さくすることができるエレベータのかご装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】 第1の側面上枠6には、第1の側面手摺装置11が取り付けられている。第2の側面上枠7には、第2の側面手摺装置12が取り付けられている。後上枠8には、後手摺装置13が取り付けられている。これらの手摺装置11〜13は、かご室1上に倒された収納位置と、上枠体4上に起立された立設位置との間で回動可能に上枠体4に接続されている。手摺装置11〜13は、収納位置に位置するとき、上枠体4の内側で上枠体4の上下方向寸法の範囲内に配置される。
【選択図】図1

Description

この発明は、保守作業時に起立される手摺装置が上部に設けられているエレベータのかご装置に関するものである。
機械室レスエレベータは、機械室が要らず、昇降路ピット寸法や昇降路頂部寸法が小さくて済むため、その設置台数が増加している。このような機械室レスエレベータにおいて、昇降路頂部寸法をさらに小さくするためには、かご装置の全高を小さくする必要がある。しかし、かごの戸を支持するドア装置桁やかご上安全手摺等をかご装置上に設ける必要があり、またかご室の意匠性を確保する必要があった。
これに対して、従来のエレベータのかご装置では、水平に倒した状態と垂直に起立した状態との間で変位可能な手摺装置が上枠上に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−284469号公報
上記のような従来のエレベータのかご装置では、かご室天井の上部に上枠が設けられており、さらにその上枠の上部に手摺装置が設けられているため、手摺装置を倒しても、高さ寸法を十分に小さくすることができなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、手摺装置が収納位置に位置するときの全体の高さ寸法をさらに小さくすることができるエレベータのかご装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかご装置は、かご室天井を有するかご室、かご室の前端部上方に設けられた前上枠と、かご室の後端部上方に設けられた後上枠と、前上枠と後上枠との間に固定された第1及び第2の側面上枠とを有し、かご室天井の周囲を囲む上枠体、及びかご室上に倒された収納位置と、上枠体上に起立された立設位置との間で回動可能に上枠体に設けられ、収納位置に位置するとき、上枠体の内側で、上枠体の上下方向寸法の範囲内に配置される複数の手摺装置を備えている。
この発明のエレベータのかご装置は、かご室天井を囲むように上枠体を配置し、手摺装置は、収納位置に位置するときに上枠体の内側で上枠体の上下方向寸法の範囲内に位置するように配置したので、手摺装置が収納位置に位置するときの全体の高さ寸法をさらに小さくすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図、図2は図1の手摺装置を起立させる途中の状態を示す斜視図、図3は図1の手摺装置を起立させた状態を示す斜視図である。
かご装置は、かご枠と、かご枠に支持されたかご室1とを有している。かご枠は、かご室1を支持する下枠(図示せず)と、かご室1の両側に設けられた第1及び第2のかご枠柱2,3と、かご枠柱2,3の上端部に固定された上枠体4とを有している。上枠体4は、かご室1の前端部上方に設けられ、ドア装置桁を兼ねる前上枠5と、第1のかご枠柱2に固定された第1の側面上枠6と、第2のかご枠柱3に固定された第2の側面上枠7と、かご室1の後端部上方に設けられた後上枠8とを有している。
第1及び第2の側面上枠6,7は、かご室1の奥行き方向に平行に配置されている。前上枠5及び後上枠8は、かご室1の幅方向に平行に配置されている。前上枠5の両端部は、第1及び第2の側面上枠6,7の一端部(前端部)に固定されている。後上枠8の両端部は、第1及び第2の側面上枠6,7の他端部(後端部)に固定されている。即ち、上枠体4は、長方形状に構成され、かご室天井1aの上端部の周囲を囲んで鉢巻状に配置されている。
かご室天井1aには、照明装置27(図14参照)が収容されている。この例では、かご室の有効床面積に関係のないかご室天井1aの面積を縮小することで、かご室天井1aの少なくとも上端部の周囲を囲むように上枠体4を配置しつつ、かご室1上に上枠体4をラップさせている。また、前上枠5、側面上枠6,7及び後上枠8は、剛性アップ及び軽量化のため、それぞれ角パイプにより構成されている。
前上枠5には、かご出入口を開閉する一対のかごの戸9a,9bが支持されている。第1及び第2のかご枠柱2,3には、かごガイドレール(図示せず)に係合する複数のかごガイドシュー10が取り付けられている。
第1の側面上枠6には、第1の側面手摺装置11が取り付けられている。第2の側面上枠7には、第2の側面手摺装置12が取り付けられている。後上枠8には、後手摺装置13が取り付けられている。これらの手摺装置11〜13は、かご室1上に水平又はほぼ水平に倒された収納位置(図1)と、上枠体4上に垂直又はほぼ垂直に起立された立設位置(図3)との間で回動可能に上枠体4に接続されている。
図4は図1のIV−IV線に沿う断面図、図5は図3のV−V線に沿う断面図、図6は図1のVI−VI線に沿う断面図、図7は図3のVII−VII線に沿う断面図である。各手摺装置11〜13は、上枠体4の内側の側面に固定された複数の手摺本体支持金具(ピン受け金具)14と、手摺本体支持金具14に水平に取り付けられた複数のピン15と、ピン15を中心として回動可能な複数(この例では2本)の補助柱16と、基端部が補助柱16に固定された手摺本体17とをそれぞれ有している。
補助柱16は、ピン15及び手摺本体支持金具14を介して、上枠体4の内側の側面に回動可能に支持されている。また、手摺装置11〜13が立設位置に回動されると、補助柱16の上端部は上枠体4から上方に突出する。さらに、手摺装置11〜13が立設位置に回動されると、手摺本体17の下端面は、上枠体4の上面に当接される。
また、手摺本体支持金具14を上枠体4の内側の側面に固定し、これらの手摺本体支持金具14に回動可能に手摺本体17を支持させたことにより、手摺装置11〜13は、収納位置に位置するとき、上枠体4の内側で上枠体4の上下方向寸法の範囲内に配置される。この例では、手摺装置11〜13が収納位置に位置するとき、手摺装置11〜13が上枠体4の上面から突出しないように、手摺装置11〜13の全体が上枠体4の上下方向寸法の範囲内に配置されている。
上枠体4の内側の側面には、手摺装置11〜13の収納位置からの変位を検出する複数の安全スイッチ18が取り付けられている。各安全スイッチ18は、接触子18aを有している。また、安全スイッチ18は、かご装置の運転を制御するエレベータ制御装置(図示せず)に接続されている。手摺装置11〜13のうちの少なくとも1つの収納位置からの変位が安全スイッチ18により検出されると、エレベータ制御装置の運転モードが通常モードから保守モードに自動的に切り替えられる。
図8は図3のVIII部を拡大して示す斜視図、図9は図8の側面手摺装置11と後手摺装置13とを接続した状態を示す斜視図である。後手摺装置13の上端部の幅方向両端部には、接続金具としてのラッチ19がピン20を中心に回動可能に取り付けられている。ラッチ19のピン20とは反対側の端部には、ラッチ19を回動させる際に作業者が摘む取手部19aが設けられている。また、ラッチ19の中間部には、嵌合突起(ダボ)19bが設けられている。
第1及び第2の側面手摺装置11,12には、嵌合突起19bが嵌合される嵌合溝21がそれぞれ設けられている。嵌合溝21は、側面手摺装置11,12の上面に開口されている。嵌合突起19bは、ラッチ19を図8の状態から回動させることにより、側面手摺装置11,12の上面から嵌合溝21に挿入される。嵌合突起19bを嵌合溝21に嵌合させることにより、互いに隣接する手摺装置11〜13が相互に接続される。
このようなエレベータのかご装置では、かご室天井1aを囲むように上枠体4を配置し、手摺装置11〜13は、収納位置に位置するときに上枠体4の内側で上枠体4の上下方向寸法の範囲内に位置するように配置したので、手摺装置11〜13が収納位置に位置するときの全体の高さ寸法をさらに小さくすることができ、これにより昇降路頂部寸法を小さくすることができる。
また、各手摺装置11は、上枠体4の内側の側面に回動可能に支持され、立設位置に回動されたときに上端部が上枠体4から上方に突出する補助柱16と、基端部が補助柱16に固定され、立設位置に回動されたときに下端面が上枠体4の上面に当接される手摺本体17とを有しているので、簡単な構成により、手摺装置11〜13を起立させたときに手摺本体17を上枠体4上に安定して立設することができるとともに、手摺装置11〜13を倒したときに手摺装置11〜13を上枠体4の上下方向寸法の範囲内に位置させることができる。
さらに、手摺装置11〜13にラッチ19及び嵌合溝21を設けたので、かご装置上での保守作業時に手摺装置11〜13を立設位置に安定して保持することができる。
さらにまた、前上枠5がドア装置桁を兼ねているため、ドア装置桁の上方への突出量を小さく抑えることができ、かご装置の高さ寸法を小さくすることができる。
また、手摺装置11〜13の収納位置からの変位を安全スイッチ18により検出するので、エレベータ制御装置の運転モードを自動的に切り替えることができ、作業性を向上させることができる。また、運転モードの切替忘れを防止することができる。
なお、実施の形態1では後手摺装置13にラッチ19を設け、側面手摺装置11,12に嵌合溝21を設けたが、逆であってもよい。
実施の形態2.
次に、図10はこの発明の実施の形態2によるエレベータのかご装置の要部を示す斜視図、図11は図10のXI部を拡大して示す斜視図、図12は図11の側面手摺装置11と後手摺装置13とを接続した状態を示す斜視図である。
後手摺装置13の上端部の幅方向両端部には、L字形の連結金具22がピン23を中心に回動可能に取り付けられている。連結金具22は、ピン23が設けられた第1の部分と、第1の部分に対して直角な第2の部分とを有している。連結金具22の第2の部分には、固定ナット24が固定されている。
固定ナット24には、接続金具としての蝶ボルト25が螺着されている。連結金具22の第2の部分には、蝶ボルト25の先端が貫通する孔が設けられている。
第1及び第2の側面手摺装置11,12には、蝶ボルト25が螺着されるねじ穴26がそれぞれ設けられている。図11の状態から連結金具22を90°回動させ、蝶ボルト25をねじ穴26に螺着させることにより、互いに隣接する手摺装置11〜13が相互に接続される。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このように、蝶ボルト25をねじ穴26に螺着させることによっても、かご装置上での保守作業時に手摺装置11〜13を立設位置に安定して保持することができる。
なお、実施の形態2では、後手摺装置13に蝶ボルト25を設け、側面手摺装置11,12にねじ穴26を設けたが、逆であってもよい。
実施の形態3.
次に、図13はこの発明の実施の形態3によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図、図14は図13のXIV−XIV線に沿う断面図、図15は図14の側面手摺装置11,12を起立させた状態を示す断面図、図16は図13のXVI−XVI線に沿う断面図、図17は図16の側面手摺装置12及び後手摺装置13を起立させた状態を示す断面図である。
この例では、第1の側面手摺装置11、第2の側面手摺装置12及び後手摺装置13の上枠体4への取付位置が上下方向に互いにずらされている。これにより、手摺装置11〜13が収納位置に位置するとき、第1の側面手摺装置11の一部が第2の側面手摺装置12上に重ねられる。また、後手摺装置13は、側面手摺装置11,12の下に配置される。他の構成は、実施の形態1又は2と同様である。
なお、かご室天井1a内には、複数の照明装置27が設けられている。また、照明装置27の下方には、照明板28が配置されている。
このように、第1及び第2の側面手摺装置11,12を上下に重ねて収納することにより、かご室1の幅寸法(間口寸法)が小さい場合にも、かご装置の高さ寸法を小さくしつつ、手摺装置11〜13の高さ寸法を十分に確保することができる。
実施の形態4.
次に、図18はこの発明の実施の形態4によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図、図19は図18のXIX−XIX線に沿う断面図、図20は図19の手摺装置11〜13を起立させる途中の状態を示す断面図である。
第1及び第2の側面手摺装置11,12の各手摺本体17は、上枠体4に連結された下部手摺17aと、下部手摺17aにヒンジ29を介して回動可能に連結された上部手摺17bとを有している。側面手摺装置11,12が立設位置に位置するとき、上部手摺17bは、下部手摺17aに対して伸展され、下部手摺17aの上部に配置される。
また、側面手摺装置11,12の各手摺本体17は、上部手摺17bを下部手摺17aに対して回動させて下部手摺17aに重ねることにより折り畳み可能となっている。即ち、側面手摺装置11,12が収納位置に位置するとき、手摺本体17は折り畳まれる。他の構成は、実施の形態1又は2と同様である。
このように、第1及び第2の側面手摺装置11,12の手摺本体17を立設位置に位置するときの上下方向の中間部で折り畳み可能とすることにより、かご室1の幅寸法が小さい場合にも、かご装置の高さ寸法を小さくしつつ、手摺装置11〜13の高さ寸法を十分に確保することができる。
実施の形態5.
次に、図21はこの発明の実施の形態5によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図、図22は図21の側面手摺装置11を起立させる途中の状態を示す斜視図、図23は図22のXXIII部を拡大して示す側面図、図24は図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図である。
下部手摺17aには、係止ピン30が固定されている。上部手摺17bには、留め具31がピン32を中心に回動可能に取り付けられている。留め具31には、係止ピン30が挿入される係止溝が設けられている。手摺本体17を折り畳む際には、留め具31が係止ピン30に係止される。また、手摺本体17を起立させる際には、留め具31の係止ピン30への係止が解除される。他の構成は、実施の形態4と同様である。
このように、上部手摺17bを下部手摺17aに重ねた状態を保持する留め具31を側面手摺装置11,12に設けることにより、側面手摺装置11,12を起立させたり倒したりする際に、上部手摺17bの下部手摺17aに対するばたつきを防止することができ、作業性を向上させることができる。
なお、実施の形態4、5では、手摺本体17を折り畳み可能としたが、上部手摺17bの一部を下部手摺17aに出し入れ可能とすることにより手摺本体17を伸縮可能としてもよい。
実施の形態6.
次に、図25はこの発明の実施の形態6によるエレベータのかご装置の要部断面図、図26は図25のXXVI部を拡大して示す断面図、図27は図26の側面手摺装置12を起立させた状態を示す断面図、図28は図26の側面手摺装置12の要部を示す斜視図、図29は図28の側面手摺装置12を起立させた状態を示す斜視図である。なお、図25は図13のXIV−XIV線に沿う断面に相当している。
各手摺装置11〜13は、手摺本体支持金具14と、ピン15と、ピン15を中心として回動可能な手摺本体17と、手摺本体17の基端部(上枠体4側端部)に回動可能に設けられた支え金具33と、支え金具変位機構とを有している。支え金具33は、手摺本体17の基端部に設けられたピン34を中心として回動可能である。
支え金具変位機構は、手摺本体17の収納位置から立設位置への回動に連動して、支え金具33の下端部が手摺本体17から突出する方向へ支え金具33を回動させる。そして、手摺本体17を立設位置に回動させると、支え金具33の下端部が上枠体4の上面に当接される。
支え金具変位機構は、手摺本体17の基端部に回動可能に設けられたタンブラ作動片36と、支え金具33と手摺本体17との間に設けられた戻しばね35とを有している。タンブラ作動片36の一端部には、手摺本体17を収納位置から立設位置に回動する際に上枠体4の内側の側面に当接される上枠体当接部36aが設けられている。タンブラ作動片36の他端部には、支え金具33に当接された支え金具当接部36bが設けられている。
手摺本体17を立設位置に回動させると、上枠体当接部36aが上枠体4の側面に当接されてタンブラ作動片36が手摺本体17に対して回動され、支え金具当接部36bにより支え金具33が戻しばね35に抗して回動される。これにより、支え金具33の下端部が上枠体4の上面に当接される。
また、手摺本体17を立設位置から収納位置へ回動させると、上枠体当接部36aが上枠体4の側面から離れ、戻しばね35のばね力により、タンブラ作動片36及び支え金具33が上記とは逆方向へ回動される。これにより、支え金具33は、手摺本体17の内側に収容される。他の構成は、実施の形態1〜5のいずれかと同様である。
このような手摺装置11〜13では、手摺本体17を立設位置に回動させることにより、支え金具33が手摺本体17から自動的に突出し、支え金具33の下端部が上枠体4の上面に当接されるので、手摺本体17を上枠体4上に安定して立設することができる。また、手摺本体17を収納位置に回動させると、支え金具33が手摺本体17の内側に収容されるので、手摺装置11〜13の厚さ寸法を小さくすることができ、上枠体4の上下方向寸法の範囲内に容易に配置することができる。
実施の形態7.
次に、図30はこの発明の実施の形態7による側面手摺装置12の要部を示す側面図、図31は図30の側面手摺装置12を起立させた状態を示す側面図、図32は図30の側面手摺装置12の要部を示す斜視図、図33は図32の側面手摺装置12を起立させた状態を示す斜視図である。
支え金具変位機構は、手摺本体支持金具14と支え金具33との間に連結された連結バー38と、戻しばね35とを有している。連結バー38の一端部は、ピン39を中心として回動可能に手摺本体支持金具14に連結されている。また、連結バー38の他端部は、ピン40を中心として回動可能に支え金具33に連結されている。
連結バー38の手摺本体支持金具14への連結部(ピン39)は、手摺本体17の手摺本体支持金具14への連結部(ピン15)からオフセットされている。また、連結バー38の支え金具33への連結部(ピン40)は、支え金具33の手摺本体17への連結部(ピン34)からオフセットされている。また、手摺本体17の側面には、連結バー38を手摺本体17の内側から引き出すための開口17cが設けられている。
手摺本体17を立設位置に回動させると、支え金具33の連結バー38との連結部が連結バー38により手摺本体17の基端部側へ引き寄せられ、支え金具33が戻しばね35に抗して回動される。これにより、支え金具33の下端部が上枠体4の上面に当接される。
また、手摺本体17を立設位置から収納位置へ回動させると、支え金具33の連結バー38との連結部が連結バー38により手摺本体17の上端部側へ押し戻されるとともに、戻しばね35のばね力により支え金具33が上記とは逆方向へ回動される。これにより、支え金具33は、手摺本体17の内側に収容される。他の構成は、実施の形態1〜5のいずれかと同様である。
このような手摺装置11〜13では、手摺本体17を立設位置に回動させることにより、支え金具33が手摺本体17から自動的に突出し、支え金具33の下端部が上枠体4の上面に当接されるので、手摺本体17を上枠体4上に安定して立設することができる。また、手摺本体17を収納位置に回動させると、支え金具33が手摺本体17の内側に収容されるので、手摺装置11〜13の厚さ寸法を小さくすることができ、上枠体4の上下方向寸法の範囲内に容易に配置することができる。
なお、上記の例では、収納位置に位置するときに手摺装置11〜13の全体が上枠体4の上下方向寸法の範囲内に位置するようにしたが、殆どの部分が上枠体4の上下方向寸法の範囲内に位置していれば一部が上枠体4上に出ていてもよい。具体的には、収納位置に位置するときの手摺装置11〜13全体の上下方向寸法の半分以上が上枠体4の上下方向寸法の範囲内に位置しているのが好適である。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図である。 図1の手摺装置を起立させる途中の状態を示す斜視図である。 図1の手摺装置を起立させた状態を示す斜視図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 図1のVI−VI線に沿う断面図である。 図3のVII−VII線に沿う断面図である。 図3のVIII部を拡大して示す斜視図である。 図8の側面手摺装置と後手摺装置とを接続した状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかご装置の要部を示す斜視図である。 図10のXI部を拡大して示す斜視図である。 図11の側面手摺装置と後手摺装置とを接続した状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。 図14の側面手摺装置を起立させた状態を示す断面図である。 図13のXVI−XVI線に沿う断面図である。 図16の側面手摺装置及び後手摺装置を起立させた状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図である。 図18のXIX−XIX線に沿う断面図である。 図19の手摺装置を起立させる途中の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータのかご装置の上部を示す斜視図である。 図21の側面手摺装置を起立させる途中の状態を示す斜視図である。 図22のXXIII部を拡大して示す側面図である。 図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図である。 この発明の実施の形態6によるエレベータのかご装置の要部断面図である。 図25のXXVI部を拡大して示す断面図である。 図26の側面手摺装置を起立させた状態を示す断面図である。 図26の側面手摺装置の要部を示す斜視図である。 図28の側面手摺装置を起立させた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態7による側面手摺装置の要部を示す側面図である。 図30の側面手摺装置を起立させた状態を示す側面図である。 図30の側面手摺装置の要部を示す斜視図である。 図32の側面手摺装置を起立させた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 かご室、1a かご室天井、4 上枠体、5 前上枠、6 第1の側面上枠、7 第2の側面上枠、8 後上枠、11 第1の側面手摺装置、12 第2の側面手摺装置、13 後手摺装置、14 手摺本体支持金具、16 補助柱、17 手摺本体、17a 下部手摺、17b 上部手摺、18 安全スイッチ、19 ラッチ(接続金具)、28 蝶ボルト(接続金具)、31 留め具、33 支え金具、35 戻しばね、36 タンブラ作動片、38 連結バー。

Claims (10)

  1. かご室天井を有するかご室、
    上記かご室の前端部上方に設けられた前上枠と、上記かご室の後端部上方に設けられた後上枠と、上記前上枠と上記後上枠との間に固定された第1及び第2の側面上枠とを有し、上記かご室天井の周囲を囲む上枠体、及び
    上記かご室上に倒された収納位置と、上記上枠体上に起立された立設位置との間で回動可能に上記上枠体に設けられ、上記収納位置に位置するとき、上記上枠体の内側で上記上枠体の上下方向寸法の範囲内に配置される複数の手摺装置を備えていることを特徴とするエレベータのかご装置。
  2. 上記手摺装置は、上記上枠体の内側の側面に回動可能に支持され、上記立設位置に回動されたときに上端部が上記上枠体から上方に突出する補助柱と、基端部が上記補助柱に固定され、上記立設位置に回動されたときに下端面が上記上枠体の上面に当接される手摺本体とを有していることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご装置。
  3. 上記手摺装置は、
    基端部が上記上枠体の内側の側面に回動可能に支持された手摺本体と、
    上記手摺本体の基端部に回動可能に設けられた支え金具と、
    上記手摺本体の上記収納位置から上記立設位置への回動に連動して、上記支え金具の下端部が上記手摺本体から突出する方向へ上記支え金具を回動させる支え金具変位機構と
    を有し、
    上記手摺本体を上記立設位置に回動させると、上記支え金具の下端部が上記上枠体の上面に当接されることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご装置。
  4. 上記支え金具変位機構は、上記手摺本体の基端部に回動可能に設けられたタンブラ作動片と、上記支え金具と上記手摺本体との間に設けられた戻しばねとを有しており、
    上記手摺本体を上記立設位置に回動させると、上記タンブラ作動片の一端部が上記上枠体の側面に当接されて上記タンブラ作動片が上記手摺本体に対して回動され、上記タンブラ作動片の他端部により上記支え金具が上記戻しばねに抗して回動されることを特徴とする請求項3記載のエレベータのかご装置。
  5. 上記手摺装置は、上記上枠体の内側の側面に固定され上記手摺本体を支持する手摺本体支持金具をさらに有し、
    上記支え金具変位機構は、上記手摺本体支持金具と上記支え金具との間に連結された連結バーと、上記支え金具と上記手摺本体との間に設けられた戻しばねとを有しており、
    上記手摺本体を上記立設位置に回動させると、上記支え金具の上記連結バーとの連結部が上記連結バーにより上記手摺本体の基端部側へ引き寄せられ、上記支え金具が上記戻しばねに抗して回動されることを特徴とする請求項3記載のエレベータのかご装置。
  6. 少なくとも1つの上記手摺装置には、上記立設位置に位置するときに互いに隣接する上記手摺装置を相互に接続する接続金具が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータのかご装置。
  7. 上記前上枠は、ドア装置桁を兼ねていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のエレベータのかご装置。
  8. 上記手摺装置の上記収納位置からの変位を検出し、エレベータ制御装置の運転モードを通常モードから保守モードに切り替えるための安全スイッチをさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のエレベータのかご装置。
  9. 上記手摺装置は、上記上枠体に連結された下部手摺と、上記下部手摺に回動可能に連結され、上記立設位置に位置するときに上記下部手摺の上部に配置される上部手摺とを有しており、上記上部手摺を上記下部手摺に対して回動させて上記下部手摺に重ねることにより折り畳み可能となっていることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のエレベータのかご装置。
  10. 上記手摺装置は、上記上部手摺を上記下部手摺に重ねた状態を保持する留め具をさらに有していることを特徴とする請求項9記載のエレベータのかご装置。
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