JP2007119138A - エレベータのかご上手摺装置 - Google Patents

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JP2007119138A
JP2007119138A JP2005311487A JP2005311487A JP2007119138A JP 2007119138 A JP2007119138 A JP 2007119138A JP 2005311487 A JP2005311487 A JP 2005311487A JP 2005311487 A JP2005311487 A JP 2005311487A JP 2007119138 A JP2007119138 A JP 2007119138A
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Satoshi Hattori
悟史 服部
Takashi Hayashi
孝志 林
Kenji Hitosugi
建次 仁杉
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】乗りかご上部に装備された転落防止用の手摺りを保守作業時に容易に起立状態に組立でき、かつ倒伏状態の手摺りの高さを抑えることのできるエレベータのかご上手摺装置を提供する。
【解決手段】乗りかご7上部左側の外周部に沿って設置される第1の手摺り1に、背面側の第2の手摺り3を第1の手摺りに対して、手摺りが起立状態のときに水平方向に回転可能に接続した。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータのかご上手摺装置に関する。
従来のエレベータのかご上手摺装置は、例えば乗りかごの上面に常時は下降位置に配置され、保守作業時に起立位置に配置される手摺りが設けられる(特許文献1参照)。
上記のように構成された従来のエレベータのかご上手摺装置では、次のようにして保守作業が行われる。
まず、昇降路に設けられた乗場の床面に、乗りかごの上面が対応する位置に乗りかごを停止させる。次いで、その乗場の戸を保守員用の鍵によって戸開して、乗りかご上面に保守員が乗り込んで転落防止用の手摺りが起立状態に組立られる。そして、この状態で乗りかご上部での昇降路内機器の保守作業が行われる。
特開平1−281281号公報
上記のような従来のエレベータのかご上手摺装置において、乗りかご上部に転落防止用の手段がない状態で、転落防止用の手摺りを起立状態に組立てる作業を乗りかご上部で行うことになる。従って、保守作業の準備段階において危険を伴う作業が発生するといった問題点があった。なお、乗りかご上部の転落防止用手摺りを常時起立した状態に装備すると、昇降路頂部における乗りかごの上昇余裕距離が長くなる。このため、昇降路頂部寸法を高くすることが必要となり、エレベータが設置される建物における昇降路の費用が嵩むこととなる。
本発明の目的は、上記の問題に鑑みてなされたもので、乗りかご上部に装備された転落防止用の手摺りを保守作業時に容易に起立状態に組立でき、かつ倒伏状態の手摺りの高さを抑えることのできるエレベータのかご上手摺装置を提供するにある。
上記目的は、昇降路を昇降する乗りかごの上面に設けられて、常時は倒伏状態に配置され、保守作業時に起立位置に配置されるエレベータのかご上手摺装置において、乗りかご上部両側の外周部に沿って設置された第1の手摺りと、前記乗りかごの上部背面側の外周部に沿って配置された第2の手摺りとから成り、前記第2の手摺りは前記第1の手摺りに回転可能に接続したことにより達成される。
本発明は、昇降路を昇降する乗りかごの上面に設けられて、常時は倒伏状態に配置され、保守作業時に起立位置に配置されるエレベータのかご上手摺装置において、乗りかご上部両側の外局部に沿って設置された第1の手摺りと、前記乗りかごの上部背面側の外周部に沿って配置された第2の手摺りとから成り、前記第2の手摺りは前記第1の手摺りに回転可能に接続したため、乗りかご上部に装備された転落防止用の手摺りを保守作業時に容易に起立状態に組立でき、かつ倒伏状態の手摺りの高さを抑えることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示すエレベータのかご上手摺装置の概略図、図2〜図4は乗りかご上部の斜視図、図5は手摺り接続部の拡大斜視図である。
図において、1は乗りかご7上部左側の外周部に沿って設置された横桟1a、1b、縦桟1cから成る第1の手摺りで、固定金具1dに支点1eにより回転可能に設置されている。同じく2は乗りかご7上部右側の外周部に沿って設置された横桟2a、2b、縦桟2cから成る第1の手摺りで、固定金具2dに支点2eにより回転可能に設置されている。
また、乗りかご7の上部背面側の外周部に沿って配置される第2の手摺りは横桟3aと3b、縦横3cと3dから成り、横桟3aと3bは第1の手摺り1の横桟1a、1bにヒンジ4a、4bによって、手摺り1が起立状態の時に水平方向に回転可能に設置されている。
尚、本実施形態では、横桟3a、3bは角形中空パイプを用いている。
上記のように構成されたエレベータのかご上手摺装置において、通常時は図2に示すように手摺り1、2は倒伏状態に保持されている。保守作業時には、まず、昇降路に設けられた乗場の床面に、乗りかご7の上面が対応する位置に乗りかご7を停止させる。次いで、その乗場の戸を保守員用の鍵によって戸開する。そして、保守員が乗りかご7上面に乗り込む前に、乗場側から手摺り1の横桟1aの先端を掴んで持ち上げることにより、手摺り1は起立状態に保持される。同様に手摺り2を起立状態とする。この状態で、乗りかご7上部の左右両側に転落防止用の手摺りが形成され、保守員が乗りかご7上部に乗り込む際の安全性が確保される(図3)。
次に、保守員は乗りかご7の上部に乗り込みながら、背面側の第2の手摺りの縦桟3dを掴んで、乗りかご7の後方に押しながら縦桟3dをヒンジ4a、4bにより水平方向に回転させる(図4)。そして図5に示すように、横桟3aの中空内部に配置した接続金具6のつまみ6aを、横桟3aに形成した案内孔5沿いにスライドさせ、接続金具6の先端を第1の手摺りの横桟2aの開口部2fに挿入し横桟2aと固定する。同様に第2の手摺りの桟3bと、第1の手摺りの横桟2bを固定することにより、背面側の第2の手摺りが第1の手摺りと固定される。
このようにして、保守員は危険な状態を伴うことなく、安全かつ容易に転落防止用の手摺りを起立状態に組立ることができる。
また、背面側の手摺りが独立している場合は、倒伏状態の時に、背面側手摺りの上に右側手摺り、その上に左側手摺りを重ねる必要があり手摺り高さが嵩むが、本発明では背面側手摺りを左右の手摺りに分割して、かつ回転可能に接続したことにより、倒伏状態での手摺り高さを抑えることができ、昇降路頂部寸法を低くすることができる。
また、本実施形態では手摺りの取付構造についてのみ述べたが、手摺りに安全スイッチを設けて、手摺りが起立状態の時に安全スイッチが動作することによって保守運転を許可する構成とすることにより、保守員の安全性をより高めることができる。
本発明における一実施の形態に係るエレベータのかご上手摺装置の概略図である。 本発明における一実施の形態に係るエレベータの乗りかご上部の斜視図である。 本発明における一実施の形態に係るエレベータの乗りかご上部の斜視図である。 本発明における一実施の形態に係るエレベータの乗りかご上部の斜視図である。 本発明における一実施の形態に係る手摺り接続部の拡大斜視図である。
符号の説明
1 第1の手摺り
1a、1b 第1の手摺りの横桟
lc 第1の手摺りの縦桟
3a、3b 第2の手摺りの横桟
3c、3d 第2の手摺りの縦桟
4a、4b ヒンジ

Claims (4)

  1. 昇降路を昇降する乗りかごの上面に設けられて、常時は倒伏状態に配置され、保守作業時に起立位置に配置されるエレベータのかご上手摺装置において、乗りかご上部両側の外周部に沿って設置された第1の手摺りと、前記乗りかごの上部背面側の外周部に沿って配置された第2の手摺りとから成り、前記第2の手摺りは前記第1の手摺りに回転可能に接続したことを特徴とするエレベータのかご上手摺装置。
  2. 乗りかご上部両側の外周部に沿って設置された前記第1の手摺りと、前記乗りかごの上部背面側の外周部に沿って配置された前記第2の手摺り共に、前記手摺りが起立状態において、水平方向に配置された少なくとも上下2段の横桟を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご上手摺装置。
  3. 前記第2の手摺りは、前記第1の手摺りに対して水平方向に回転可能に接続したことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご上手摺装置。
  4. 手摺り起立状態において、前記第2の手摺りの前記第1の横桟と前記第1の手摺りの第1の横桟および前記第2の手摺りの前記第2の横桟と前記第1の手摺りの第2の横桟同士を接続することを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご上手摺装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308269A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Hitachi Ltd エレベータのかご上手摺り装置
CN108792912A (zh) * 2018-08-13 2018-11-13 湖州道场污水处理有限公司 一种扶手电梯防跌落接物槽

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