JP2010018424A - エスカレータ装置 - Google Patents

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Katsumi Kadowaki
克己 門脇
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Abstract

【課題】制御盤周囲に十分なスペースを確保でき、開閉が容易で安定した制御盤付き開閉床板を持ったエスカレータ装置を提供する。
【解決手段】エスカレータ乗場床の下方の機械室内を開閉する開閉床板の裏面に制御盤を取り付け、開閉床板は、反転して乗場床上に載置できるように回転して開閉できるようにするヒンジ機構により支持されている。ヒンジ機構は、開閉床板に枢着したロッドのガイドピンをガイドスロットによって高さの異なる二つの位置で選択的に保持可能にした。
【効果】開閉床板が開閉両位置で安定し、機械室内作業も出入りも妨げず、開閉が容易で制御盤周囲に大きなスペースを確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明はエスカレータ装置に関し、特にエスカレータの乗場床の下方に設けられた機械室内を開閉する開閉床板と、上記開閉床板の裏面に取り付けられて上記機械室内に設けられた制御盤とを備えたエスカレータ装置に関するものである。
従来のこの種のエスカレータ装置においては、制御盤がエスカレータの乗場床の下方に設けられた機械室内を開閉する開閉床板である可動床の裏面に取り付けられていて、開閉床板を開いたときに制御盤が機械室外に出せるようにしたものが提案されている。このようなエスカレータ装置においては狭隘な床下の機械室で保守点検作業をする必要がなく、制御盤を誤動作させる危険も少ない(例えば実開昭59−176865号公報参照)。
実開昭59−176865号公報
しかしながら、このような従来のエスカレータ装置においては、開閉床板が乗場床にヒンジ結合されている場合には、制御盤が取り付けられた開閉床板を立てた姿勢で支持しておかねばならず、安全で安定した支持が困難であり、また機械室への出入り口を狭くしていて作業員の出入りが困難である。また、開閉床板が取り外し式で、反転して制御盤を上にして乗場床上に置くことができるようなものである場合には、安定の観点からは問題が無いが、重量のある開閉床板を制御盤と共に持ち上げなければならず、作業が過酷で困難であり、作業性も悪い。
従ってこの発明の目的は、開閉床板が開閉両位置で安定し、機械室を大きく開放できて機械室内作業も出入りも妨げず、操作盤周囲に十分なスペースを確保でき、開閉が容易な制御盤付き開閉床板を持ったエスカレータ装置を提供することである。
この発明によれば、エスカレータの乗場床の下方に設けられた機械室を開閉する開閉床板と、開閉床板の裏面に取り付けられて機械室内に設けられた制御盤とを備えたエスカレータ装置において、開閉床板が、乗場床上に載置されるように回転して開閉できるようにするヒンジ機構により支持されてなることを特徴とするエスカレータ装置が提供される。
この発明のエスカレータ装置によれば、開閉床板が開閉両位置で安定し、機械室を大きく開放できて機械室内作業も出入りも妨げず、操作盤周囲に十分なスペースを確保でき、開閉が容易電磁波障害も軽減できるという効果が得られる。
実施の形態1.
図1〜7はこの発明のエスカレータ装置の一実施形態を示す概略図であり、図1はエスカレータ装置の機械室部分が閉じた状態での概略断面図であり、図2はエスカレータ装置の機械室部分が開いた状態での概略断面図であり、図3はエスカレータ装置の機械室部分が閉じた状態での概略斜視図であり、図4はエスカレータ装置の機械室部分が開いた状態での概略断面図であり、図5は開閉床板に取り付ける取っ手の斜め上から見た斜視図であり、図6は取っ手の斜め下から見た斜視図であり、図7は取っ手を取り付けて開閉床板を部分的に開けた状態を示す概略斜視図である。
この発明のエスカレータ装置は、図1に示すように、上下の乗場に跨って設けられ、図1においては乗場床1に接して配置されたトラス2と、トラス2内に形成された機械室3内に設けられて踏段(図示してない)および移動手摺4を駆動する電動機等の駆動装置5とを備えている。エスカレータ装置はまたトラス2にヒンジ機構6によって取り付けられて機械室3を開閉する開閉床板7と、開閉床板7と協働して機械室3を閉じるコームプレート8とを備えている。開閉床板7の裏面には、防滴板9によって防滴保護された制御盤10が取り付けられている。
開閉床板7を開閉可能に支持するヒンジ機構6は、制御盤10が取り付けられた開閉床板7を、図1および3に示す閉位置と、図2および4に示すように反転した開位置とに回転移動して開閉できるようにするものである。即ち、開閉床板7が図1および3の閉位置にあるときには、開閉床板7は、乗場床1の床面とも、コームプレート8の上面とも同じ平面内にあって機械室3が完全に閉ざされている。また制御盤10は開閉床板7の下面に位置していて完全に機械室3内に格納されている。開閉床板7がヒンジ機構6まわりに反転して図2および4に示す開位置にあるときには、開閉床板7は、その表面を乗場床1に対向させて制御盤10を上に乗せた状態で、乗場床1上に載置されていて、機械室3が開放されている。図2に示す開閉床板7のヒンジ機構6から遠い側即ち反ヒンジ側には後に図5〜7に関連して説明する床板保護を兼ねた取っ手11が取り付けられている。
ヒンジ機構6は、一端で、開閉床板7に取り付けられたブラケット12にヒンジピン13によって枢着されたガイドロッド14と、ガイドロッド14の他端に設けられたガイドピン15と、ガイドピン15に係合して案内するガイドスロット16を持ったガイドプレート17とを備えている。ガイドスロット16は高さの異なる第1および第2の位置に配置されて、ガイドピン15が選択的に係合してその位置に保持される第1および第2の端部18および19を持っている。
図示の例では、ガイドスロット16は、ガイドピン15を第1および第2の位置にある第1および第2の端部18および19間でC字型に半円状に延びたものである。また、第1および第2の端部18、19の位置が水平方向にもずれていて、乗場床1の機械室3への入口開口の縁部と干渉しないようにしてある。ガイドスロット16の第1の端部18にはC字型の上端から僅かに下方に下がった凹部が形成されていて、この位置にまで移動してきたガイドピン15を受け入れて底に保持できるようにしてある。第2の端部19はガイドスロット16の再下端であるので特にガイドピン15を保持するための凹部を設ける必要はない。ガイドスロット16は、2つの端部18、19内にガイドピン15を保持できて端部18、19間でガイドピン15が移動できるように互いに連通させるものであれば、直線状のものであっても、任意の曲線状のものであってもよい。
図1および3の閉位置にある開閉床板7を開いて図2および4の開位置にするためには、図2に示す取っ手11を用いる。図5〜7に詳細を示すように、取っ手11は握り部分21と、握り部分21の両端に連結されて、握り部分21を開閉床板7から所定の距離保って支持するための支柱部分22と、握り部分21の中央部裏面から突出した取付ネジ23とを備えている。図示の例では支柱部分22の上部にドーム状の当たり部24が設けられている。
開閉床板7には図3に示されているように取付ネジ23がネジ係合できるネジ穴25が設けられている。このネジ穴25にはエスカレータ装置の通常運転時には化粧ネジ(図示してない)がネジ係合していて、異物がネジ穴25に入り込まないようにネジ穴25を隠しているので、先ず化粧ネジを外して取っ手11の取付ネジ23をネジ穴25に挿入して取っ手11を回転させて締結させる。取っ手11を持って持ち上げれば、図7に示すように開閉床板7がヒンジ機構6回りに回転して機械室3が開放される。開閉床板7を更に持ち上げてヒンジ機構6まわりに反転させて図2および4に示す開位置にすると、取っ手11の当たり部24が乗場床1の床面に接触して開閉床板7が乗場床1に直接接触しないで支持される。
このような開閉床板7の閉位置から開位置への移動の間に、ヒンジ機構6のガイドピン15はガイドスロット16の下端の第2の端部19からC字型の溝に沿って移動して上端の第1の端部18に移動し、ガイドロッド14も平行移動してヒンジピン13が乗場床1の表面よりも上方に突き出て開閉床板7のヒンジ側を乗場床1から離間させている。一方、開閉床板7はガイドロッド14に対してヒンジピン13回りに約180°回転して図2および4に示す開位置にできる。このように、このヒンジ機構6は、ヒンジピン13の位置が開位置と閉位置とで移動しているので、移動枢着点型のヒンジである。
図2および4に示す開位置では、制御盤10が乗場床1の上方の広い空間内にあるので、制御盤によって行う保守点検作業等を極めて容易かつ安全に行うことができる。必要な作業が終了したら、開動作と逆の動作により開閉床板7を図1および3に示す閉位置に戻して作業を完了する。
以上説明したエスカレータ装置の実施の形態によれば、エスカレータ装置の開閉床板がヒンジ機構によって支持されているため、開閉床板を回転させて開けると同時に制御盤の搬出が完了するため、エスカレータ機械室内に広い作業スペースが確保でき、配線ケーブルが短くて済む。また、機械室全体を防滴構造にすうr必要があった。本方式では、制御盤の防滴対策を簡素化でき、また、エスカレータ上部機械室の防滴対策も不要化、もしくは、上部機械室内設置の機器(主にドライブユニット)に限定した防滴対策のみで済む。床板と制御盤は必ずしも一体にしなくても、継ぎ目をコーキングすることで防滴対策とすることでも良い。更に、開閉床材を開位置にしたとき、取っ手の当たり部が乗場床面に接触するので、建築床表面に傷を付けない保護方法としてのベニヤ板やウエスなどの養生材が不要になり、養生材の削減と養生材の運搬の省力化を図ることができる。
この発明のエスカレータ装置の開閉床板が閉位置にあって機械室部分が閉じた状態での概略断面図である。 図1のエスカレータ装置の開閉床板が開位置にあって機械室部分が開いた状態での概略断面図である。 図1のエスカレータ装置の開閉床板が閉位置の状態の概略斜視図である。 図1のエスカレータ装置の開閉床板が開位置の状態の概略斜視図である。 開閉床板に取り付ける取っ手の斜め上から見た斜視図である。 取っ手の斜め下から見た斜視図である。 取っ手を取り付けて開閉床板を部分的に開けた状態の概略斜視図である。
符号の説明
1 乗場床、3 機械室、6 ヒンジ機構、7 開閉床板、9 防滴板、10 制御盤、14 ガイドロッド、15 ガイドピン、16 ガイドスロット、18 第1の位置、19 第2の位置。

Claims (5)

  1. エスカレータの乗場床の下方に設けられた機械室を開閉する開閉床板と、上記開閉床板の裏面に取り付けられて上記機械室内に設けられた制御盤とを備えたエスカレータ装置において、
    上記開閉床板が、上記乗場床上に載置されるように回転して開閉できるようにするヒンジ機構により支持されてなることを特徴とするエスカレータ装置。
  2. 上記ヒンジ機構が、上記開閉床板に一端で枢着されたガイドロッドと、上記ガイドロッドの他端に設けられたガイドピンと、上記ガイドピンを高さの異なる第1および第2の位置のいずれかで選択的に保持するガイドスロットとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のエスカレータ装置。
  3. 上記ガイドスロットが、上記第1および第2の位置間で半円状に延びたものであることを特徴とする請求項2に記載のエスカレータ装置。
  4. 上記制御盤が防滴板を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエスカレータ装置。
  5. 上記開閉床板の反ヒンジ機構側に乗場床の保護を兼ねた着脱式の取っ手を取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のエスカレータ装置。
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