JP2001106459A - エレベータの乗りかご - Google Patents
エレベータの乗りかごInfo
- Publication number
- JP2001106459A JP2001106459A JP28991999A JP28991999A JP2001106459A JP 2001106459 A JP2001106459 A JP 2001106459A JP 28991999 A JP28991999 A JP 28991999A JP 28991999 A JP28991999 A JP 28991999A JP 2001106459 A JP2001106459 A JP 2001106459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- inspection
- present
- hoistway
- elevator car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 昇降路内機器の点検を容易に行えるととも
に、工具類の収納も可能にするエレベータの乗りかごを
提供する。 【解決手段】 本発明は上記のようにエレベータの乗り
かご１を構成したため、点検扉１ａを開き保守点検を行
うことができ、またこの点検扉１ａの昇降路側の面に収
納箱１ｂを設けたため工具の収納スペースも確保でき
る。さらに前記収納箱１ｂ内の工具は乗りかご１内から
出し入れできるため使い勝手も良い。
に、工具類の収納も可能にするエレベータの乗りかごを
提供する。 【解決手段】 本発明は上記のようにエレベータの乗り
かご１を構成したため、点検扉１ａを開き保守点検を行
うことができ、またこの点検扉１ａの昇降路側の面に収
納箱１ｂを設けたため工具の収納スペースも確保でき
る。さらに前記収納箱１ｂ内の工具は乗りかご１内から
出し入れできるため使い勝手も良い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの乗りか
ごに関する。
ごに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、中層住宅用エレベータ、又は個人
住宅に設置するホームエレベータ等は、従来の建築基準
法を基にしたエレベータの規制が緩和され昇降路内に駆
動用巻上機、制御盤、調速機等を昇降路内機器として設
置することが可能になり、昇降路の脇又は、建物の屋上
に機械室を設け、大荷重を支える梁を設けたり、日照権
を考慮した形状の複雑な建屋を作ることが不要となっ
た。そして昇降路内機器のうち駆動用巻上機は昇降路の
底部、制御盤は最下階乗場の床面より上方の昇降路壁面
に取付けられるのが一般的である。しかし前記制御盤は
昇降路底部からは高い位置にあり過ぎて点検ができず、
乗りかごの上からは低すぎて点検ができないという不都
合があった。よって従来では、乗りかごの側板を開閉可
能として点検口を設けたものが提案されていた。この種
の乗りかごの一例としては、特開平１０−２３１０７４
号公報、特開平１１−１１８１１号公報、実開昭６３−
１４２３７２号公報などにその開示が見られる。
住宅に設置するホームエレベータ等は、従来の建築基準
法を基にしたエレベータの規制が緩和され昇降路内に駆
動用巻上機、制御盤、調速機等を昇降路内機器として設
置することが可能になり、昇降路の脇又は、建物の屋上
に機械室を設け、大荷重を支える梁を設けたり、日照権
を考慮した形状の複雑な建屋を作ることが不要となっ
た。そして昇降路内機器のうち駆動用巻上機は昇降路の
底部、制御盤は最下階乗場の床面より上方の昇降路壁面
に取付けられるのが一般的である。しかし前記制御盤は
昇降路底部からは高い位置にあり過ぎて点検ができず、
乗りかごの上からは低すぎて点検ができないという不都
合があった。よって従来では、乗りかごの側板を開閉可
能として点検口を設けたものが提案されていた。この種
の乗りかごの一例としては、特開平１０−２３１０７４
号公報、特開平１１−１１８１１号公報、実開昭６３−
１４２３７２号公報などにその開示が見られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでエレベータの
機械室には保守点検を行うための保守工具が収納される
工具箱が保管されているが、前述した機械室のないエレ
ベータでは保管する場所がない。そしてこの点について
は前記従来技術のエレベータ乗りかごにおいても考慮が
なされていなかった。
機械室には保守点検を行うための保守工具が収納される
工具箱が保管されているが、前述した機械室のないエレ
ベータでは保管する場所がない。そしてこの点について
は前記従来技術のエレベータ乗りかごにおいても考慮が
なされていなかった。
【０００４】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、その目的は、昇降路内機器の点検を容易に行えると
ともに工具類の収納も可能なエレベータの乗りかごを提
供するにある。
で、その目的は、昇降路内機器の点検を容易に行えると
ともに工具類の収納も可能なエレベータの乗りかごを提
供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、制御盤など点検すべき機器を昇降路内に設置
するエレベータの乗りかごにおいて、前記設置された機
器と対向する部位の側板を開閉可能とした点検扉を設け
るとともに、この点検扉の前記機器との対向面に工具類
を収納する収納部を設けた構成にしてある。
するため、制御盤など点検すべき機器を昇降路内に設置
するエレベータの乗りかごにおいて、前記設置された機
器と対向する部位の側板を開閉可能とした点検扉を設け
るとともに、この点検扉の前記機器との対向面に工具類
を収納する収納部を設けた構成にしてある。
【０００６】本発明は上記のようにエレベータの乗りか
ごを構成したため、点検扉を開き保守点検を行うことが
でき、またの点検扉の昇降路側の面に収納箱を設けたた
め工具の収納スペースも確保できる。さらに前記収納箱
内の工具は手かご内から出し入れできるため、使い勝手
も良い。
ごを構成したため、点検扉を開き保守点検を行うことが
でき、またの点検扉の昇降路側の面に収納箱を設けたた
め工具の収納スペースも確保できる。さらに前記収納箱
内の工具は手かご内から出し入れできるため、使い勝手
も良い。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図１
〜図５を用いて説明する。図１は本発明の乗りかごの構
成を示す平断面図、図２、図３は本発明の乗りかごを示
す正面図、図４は本発明の乗りかごに設けられた点検扉
及び収納箱を示す斜視図、図５は本発明の乗りかごが昇
降するエレベータの全体構成を示す昇降路の縦断面図で
ある。
〜図５を用いて説明する。図１は本発明の乗りかごの構
成を示す平断面図、図２、図３は本発明の乗りかごを示
す正面図、図４は本発明の乗りかごに設けられた点検扉
及び収納箱を示す斜視図、図５は本発明の乗りかごが昇
降するエレベータの全体構成を示す昇降路の縦断面図で
ある。
【０００８】まず本発明である乗りかごが適用されるエ
レベータの全体構成を図５を用いて説明する。乗りかご
１は主としてコンピュータから構成され、本実施形態の
保守点検制御も含むエレベータの各種運転制御を行うエ
レベータ制御装置を収めた制御盤２により制御される巻
上機４で駆動されて昇降路６内を昇降し、各階床乗場５
ａ、５ｂ、５ｃに停止する。保守点検は、乗りかご１内
の操作部７を操作して行う。７aは上昇釦、７bは下降釦
である。
レベータの全体構成を図５を用いて説明する。乗りかご
１は主としてコンピュータから構成され、本実施形態の
保守点検制御も含むエレベータの各種運転制御を行うエ
レベータ制御装置を収めた制御盤２により制御される巻
上機４で駆動されて昇降路６内を昇降し、各階床乗場５
ａ、５ｂ、５ｃに停止する。保守点検は、乗りかご１内
の操作部７を操作して行う。７aは上昇釦、７bは下降釦
である。
【０００９】次に図１〜図４を用いて本発明の乗りかご
１の構成について説明する。乗りかご１の側板１dに昇
降路内に設置した制御盤２と対向する位置を開閉可能と
した点検扉１aを設け、点検扉１aと制御盤２との対向面
に保守点検に用いる工具類を収納する収納部である収納
箱１bを設けた。図２に示すように安全上点検扉１aには
施錠するためのカギ部３を設けた。施錠した点検扉１a
を開錠し、点検扉１aを開くことにより、図３に示す点
検口１cを形成する。この点検口１cを用い保守点検を行
う。図１に示す８は乗りかごドア、９は階床ドアを表わ
す。
１の構成について説明する。乗りかご１の側板１dに昇
降路内に設置した制御盤２と対向する位置を開閉可能と
した点検扉１aを設け、点検扉１aと制御盤２との対向面
に保守点検に用いる工具類を収納する収納部である収納
箱１bを設けた。図２に示すように安全上点検扉１aには
施錠するためのカギ部３を設けた。施錠した点検扉１a
を開錠し、点検扉１aを開くことにより、図３に示す点
検口１cを形成する。この点検口１cを用い保守点検を行
う。図１に示す８は乗りかごドア、９は階床ドアを表わ
す。
【００１０】本発明の乗りかご１は点検扉１aを開き点
検口１cを用いて保守点検を行うことができ、またこの
点検扉１aの昇降路側の面に収納箱１ｂを設けたため保
守工具の収納スペースも確保できる。さらに前記収納箱
１ｂ内の工具は乗りかご１内から出し入れできるため、
使い勝手が良い。
検口１cを用いて保守点検を行うことができ、またこの
点検扉１aの昇降路側の面に収納箱１ｂを設けたため保
守工具の収納スペースも確保できる。さらに前記収納箱
１ｂ内の工具は乗りかご１内から出し入れできるため、
使い勝手が良い。
【００１１】
【発明の効果】本発明の乗りかごは、昇降路内の機器の
点検を容易に行えるとともに工具類の収納も可能であ
る。
点検を容易に行えるとともに工具類の収納も可能であ
る。
【図１】本発明の乗りかごの構成を示す平断面図であ
る。
る。
【図２】本発明の乗りかごを示す正面図である。
【図３】本発明の乗りかごを示す正面図である。
【図４】本発明の乗りかごに設けられた点検扉及び収納
箱を示す斜視図である。
箱を示す斜視図である。
【図５】本発明の乗りかごが昇降するエレベータの全体
構成を示す昇降路の縦断面図である。
構成を示す昇降路の縦断面図である。
１ 乗りかご １ａ 点検扉 １ｂ 収納箱 ２ 制御盤 ３ カギ部 ６ 昇降路
Claims (2)
- 【請求項１】 制御盤など点検すべき機器を昇降路内に
設置するエレベータの乗りかごにおいて、前記設置され
た機器と対向する部位の側板を開閉可能とした点検扉を
設けるとともに、この点検扉の前記機器との対向面に工
具類を収納する収納部を設けたことを特徴とするエレベ
ータの乗りかご。 - 【請求項２】 前記点検扉はかご内から施錠可能に構成
したことを特徴とする請求項１記載のエレベータの乗り
かご。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28991999A JP2001106459A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | エレベータの乗りかご |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28991999A JP2001106459A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | エレベータの乗りかご |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001106459A true JP2001106459A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17749472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28991999A Pending JP2001106459A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | エレベータの乗りかご |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001106459A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100391381B1 (ko) * | 2001-02-24 | 2003-07-12 | 동양에레베이터 주식회사 | 엘리베이터의 콘트롤러 보수장치 |
| JP2009120315A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのドア装置 |
| US20100038183A1 (en) * | 2006-12-20 | 2010-02-18 | H. Henseler Ag | Elevator Car With Maintenance Window |
| CN110937482A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-03-31 | 江苏埃尔法电梯有限公司 | 一种防止坠落伤害的安全观光电梯 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28991999A patent/JP2001106459A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100391381B1 (ko) * | 2001-02-24 | 2003-07-12 | 동양에레베이터 주식회사 | 엘리베이터의 콘트롤러 보수장치 |
| US20100038183A1 (en) * | 2006-12-20 | 2010-02-18 | H. Henseler Ag | Elevator Car With Maintenance Window |
| JP2010513167A (ja) * | 2006-12-20 | 2010-04-30 | ハー．ヘンゼラー アーゲー | 保守用窓付きリフト籠 |
| US8316998B2 (en) * | 2006-12-20 | 2012-11-27 | Inventio Ag | Elevator car with maintenance window |
| US8967336B2 (en) * | 2006-12-20 | 2015-03-03 | Inventio Ag | Elevator car with maintenance window |
| JP2009120315A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのドア装置 |
| CN110937482A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-03-31 | 江苏埃尔法电梯有限公司 | 一种防止坠落伤害的安全观光电梯 |
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