JP4838498B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明はサンプリング信号を用いてサンプリング対象信号から信号をサンプリングする回路を備えた表示装置に関する。
サンプリング信号によってサンプリング対象信号から信号をサンプリングする技術が知られている。例えば画像を表示する表示装置において、サンプリング対象信号であるビデオ信号から所定の画素に対応する信号をサンプリングする技術が知られている。
サンプリングを行う際に、サンプリング対象信号から信号をサンプリングするタイミングを決めるサンプリング信号と、サンプリング対象信号とのタイミングが所定の関係になっていないと、正確なサンプリングを行うことができない。正確なサンプリングができるようにサンプリング信号のタイミングを調整する技術が知られている。
特許文献1には、作成された水平サンプリング信号の1つをクロック位相制御部にフィードバックし、水平クロック信号と水平サンプリング信号の位相遅れを、水平サンプリング信号作成回路の伝播遅延と、タイミング信号発生手段−ELパネル間往復の遅延時間とし計測することにより、水平クロック信号の最適タイミングを自動的に決定する方式を開示する。
特開平8−146919号公報
本発明の課題は、サンプリング信号とサンプリング対象信号との相対的な出力タイミングを好適に設定できる新規な技術を提示することにある。
本願に係わる発明の第1は、映像信号に基づいて画像を表示する表示装置であって、
タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路、
複数のレジスタからなるシフトレジスタであって、前記タイミング信号に応じたタイミングで前記レジスタの各端子からサンプリング信号を発生するサンプリング信号発生回路、
前記サンプリング信号により規定されるサンプリング期間に前記映像信号をサンプリングして出力する複数のサンプリング回路、を有し、
前記複数のサンプリング回路の1つは前記タイミング信号発生回路に接続されており、前記タイミング信号発生回路に接続されたサンプリング回路は、前記タイミング信号発生回路が発生する試験用タイミング信号に対応する前記サンプリング信号により規定される前記サンプリング期間に試験用の映像信号(以下、「試験用のサンプリング対象信号」ということもある。)をサンプリングすることで得られる試験用出力を前記タイミング信号発生回路に入力し、
前記タイミング信号発生回路は、前記入力された試験用出力に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号(以下、「サンプリング対象信号」ということもある。)との相対的な出力タイミングを制御することに特徴を有する。
また本発明において、出力タイミングの異なる複数の試験用タイミング信号それぞれに対応する前記試験用出力の微分値に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを制御する構成を好適に採用できる。
また本発明において、出力タイミングの異なる複数の試験用タイミング信号それぞれに対応する前記試験用出力の2次微分値に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを調整する構成を好適に採用できる。
また以上の各発明において、画像を表示する画像表示部を構成する画素に映像信号をプログラミングしない期間に、前記タイミング信号発生回路から前記試験用タイミング信号を発生させて前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを決定する構成を好適に採用できる。特に、電源投入時またはスタンバイ時や、垂直ブランキング期間に、前記タイミング信号発生回路から前記試験用タイミング信号を発生させて前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを決定する構成を好適に採用できる。
また以上の各発明において、前記サンプリング回路の出力が電流信号である構成を好適に採用できる。また前記サンプリング回路の出力が電圧信号であって、レベル変換回路を介した前記サンプリング回路の試験用出力に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを決定する構成も好適に採用できる。
本発明においては、サンプリング信号とサンプリング対象信号との相対的な出力タイミングを好適に設定することができるため、高速駆動においても、サンプリングのタイミングずれが良好に補正された良好な画像を提供することができる。
本発明は、種々の実施形態を採用できるサンプリング技術に係わるものであるが、特には画像表示を行う表示装置においてビデオ信号をサンプリングする構成として好適に用いることができる。
該表示装置としては、表示素子としてエレクトロルミネッセンス素子(以下、「EL素子」という)を利用した表示装置や、表示素子として液晶素子を利用した表示装置を好適に採用できる。
以下ではEL素子を利用した表示装置を例に挙げて本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態の基本的な構成例を図18に示している。表示パネルを構成する基板100としてはガラス基板を好適に用いることができる。ガラス基板100にはアモルファスシリコンもしくはポリシリコンを用いたTFTデバイスとして、ELの画素回路2やサンプリング信号発生回路であるシフトレジスタ3やシフトレジスタ3が出力するサンプリング信号に基づいて映像信号をサンプリングするサンプリング回路である列制御回路22や垂直走査回路である垂直シフトレジスタ5やレベル変換回路である入力回路6や同じくレベル変換回路である入力回路7が設けられている。
一方表示パネルと接続される信号処理ボード101には単結晶シリコンによるCMOSデバイスとして構成されたタイミング信号発生回路である水平走査制御信号発生部250や垂直走査制御信号発生部251や映像信号処理部252が設けられている。
先に述べた入力回路6や入力回路7は信号処理ボード101から入力された信号のレベルを表示パネル上のTFTデバイスの動作レベルに変換する回路である。
ELの表示パネルとしては電圧設定方式によるものと電流設定方式によるものが知られており、以下それぞれの構成を説明する。
<電圧設定方式による表示装置>
EL素子は、薄膜トランジスタ(TFT)で構成された画素回路2を2次元に配列したパネル型画像表示システム(以後表示装置と言う)に応用されている。このような表示装置において、EL素子の発光を設定する方法として電圧設定方式がある。電圧設定方式によるカラー化した表示装置の回路構成を図18に示す。
表示装置の外部からは、R/G/Bの映像信号VR,VG,VBおよび、垂直同期信号VS、水平同期信号HS、位相設定データDpが入力される。VR,VG,VBは、映像信号処理部252にてγ補正等表示装置に適正に画像が表示されるように信号処理され、映像信号video(RGB)として出力される。水平同期信号HSは、水平走査制御信号発生部250に入力される。水平走査制御信号発生部250では、入力された水平同期信号HSからPLL回路等でクロック信号CLKを再生し、水平クロック信号K、ブランキング信号BL、水平走査開始信号SPを発生する。また、入力される位相設定データDpの値により、水平クロック信号Kおよび水平走査開始信号SPの位相を、後述するELパネル部における映像信号videoサンプリングが最適に行えるタイミングに設定する。垂直同期信号VSは、垂直走査制御信号発生部251に入力される。垂直走査制御信号発生部251では、垂直同期信号VSおよび再生クロック信号CLKが入力され、垂直走査開始信号LSを発生する。
ELパネル部において、入力RGB映像情報10は、RGB各色ごとに、即ち水平画素数の3倍数設けられた列制御回路22に便宜入力される。水平制御信号11aは入力回路6に入力され水平制御信号11を出力して、水平画素数のレジスタからなる水平シフトレジスタ3に入力される。この水平制御信号11は水平クロック信号と水平走査開始信号からなる。水平シフトレジスタ3の各端子から出力される水平サンプリング信号群17は、各々が受け持つ列制御回路22に入力される。
[列制御回路]
列制御回路22の構成は、図20に示す様に水平サンプリング信号SPがM1/Gに接続され、M1/Sに入力映像信号video(RGBの1つ)が接続され、M1/Dに列制御信号14である映像電圧データv(data)を出力する非常に簡単な構成である。尚、本明細書中においては説明の便宜上、トランジスタのゲート電極、ソース電極、ドレイン電極をそれぞれ/G、/S、/Dの略号にて示す。また、信号とそれを供給する信号線とを特に区別せずに表現することもある。
画像表示部9は、2次元に配置され各々同等の構成の画素回路2により構成され、各々の画素回路はRGBのEL表示素子の駆動を受け持ち、3個対の画素回路2で1画素の表示を受け持つことになる。映像電圧データv(data)は、同じ列に配置された画素回路2群に入力される。
垂直制御信号12aは入力回路7を介して垂直制御信号12を出力して、垂直画素数に等しいレジスタを含む垂直シフトレジスタ5に入力される。垂直制御信号12は垂直クロック信号と垂直走査開始信号である。垂直シフトレジスタ5の各出力端子から、行制御信号20は同じ行に配置されている画素回路2に入力される。
[電圧設定方式の画素回路]
電圧設定方式の画素回路2の構成を図19に示す。電圧データv(data)はM3/Sに接続される。行制御信号20はP13、P14、P15であり各々M3/G、M2/G、M4/Gに接続される。M3/Dは容量C2に接続され、容量C2はソースが電源に接続された容量C1とM1/Gに接続される。M1/DとM1/Gは各々M2/DとM2/Sに接続され、M1/DはM4/Sに接続されM4/Dは一端が設置されたEL素子の電流注入端子に接続される。
次に図18の表示装置の動作について図21のタイムチャートを使用して説明する。図21において、(a)は入力映像信号videoを示し、(b)は水平サンプリング信号SP、(c)〜(e)は該当行の行制御信号P13〜P15を示す。図21では3水平期間つまり3行期間を示している。
入力映像信号の水平ブランキング期間内の時間t1〜t2において、各水平サンプリングパルスSPは一斉にHレベルに変化し、このとき入力映像信号であるブランキング電圧が列制御信号14とされる。尚、該当列の水平サンプリング信号を太線で示している。
〔時刻t5以前(発光保持期間)〕
時間t1〜t5において該当行の画素回路2の行制御信号P13〜P15は、各々Hレベル、Hレベル、Lレベルになっており、時間t1〜t2において各水平サンプリングパルスSPは一斉にHレベルに変化しても該当画素回路2のM2、M3、M4が各々OFF、OFF、ONのままであるので、容量C1及びM1のゲート容量の保持電圧である該当画素回路2のM1/G電圧によって決定されるM1のドレイン電流が該当EL素子に注入され、発光を継続している。水平ブランキング期間内の時間t1〜t2において入力映像信号video電圧は図21に示すように黒レベル近傍の電圧Vblである。
〔時刻t5〜t9(発光設定期間)〕
時刻t5において、該当行の行制御信号P13及びP15はLレベル及びHレベルに変化する。そして時間t5〜t6において、再び各水平サンプリングパルスSPは一斉にHレベルに変化するともに、このとき入力映像信号であるブランキング電圧が列制御信号14とされる。
このとき、該当行の図19に示す画素回路2において、M4はOFFして該当EL素子への電流供給は無くなり該当EL素子は消灯する。またM2及びM3は各々ON及びON状態になっているので、(VCC−M1/G)電圧がM1のスレッシュ電圧Vthに漸近するように容量C1、C2及びM1のゲート容量は放電動作するのでM1のドレイン電流は非常に小さい値にリセットされる。水平ブランキング期間内の時間t1〜t2において入力映像信号video電圧は図21に示すように黒レベル近傍の同様に電圧Vblである。
時刻t6において、SP及びP14は各々Lレベル及びHレベルになるが、該当画素回路2の(VCC−M1/G)電圧は引き続きM1のスレッシュ電圧Vthである。
時間t7〜t8において該当列のSPがHレベルになり、この時の入力映像信号値d2がv(data)として該当画素回路2に入力される。このとき該当画素回路2のM1/G電圧は電圧ΔVだけ電圧変化する。電圧ΔVは概略1)式に示される。
ΔV=−d2×C2÷(C2+C1+C(M1)) 1)
C(M1)は該当画素回路2内のM1のゲート入力容量を示す。時刻t8において再びSPはLレベルに変化して1)式で示されるM1/G電圧の変化は保持され、時刻t9までこの状態を保持する。
〔時刻t9以降(発光保持期間)〕
時刻t9において、P13及びP15は再びHレベル及びLレベルに変化して、該当画素回路2のM3及びM4はOFF及びON状態になる。このため変化した該当画素回路のM1/G電圧によって決定されるM1のドレイン電流が該当EL素子に注入され発光量の変化が起こりこの状態が保持される。
時間t9〜t10及び時間t11〜t12において該当のSP信号はHレベルに変化するが、該当画素回路2のM3がOFFであるので該当EL素子の発光動作に影響はない。
1)式は、発光量が入力映像信号videoの水平ブランキング期間中のVblを基準とした電圧値によって設定できることを意味している。画素回路2のM1のドレイン電流Idは、2)式によって概略示すことができる。
Id=β×ΔV2 2)
EL素子は基本的に注入電流に比例した発光動作をするので、図18で示した電圧設定方式の表示装置において、各画素のEL素子の発光量はブランキング電圧基準とした入力映像信号レベルの2乗に比例した値で制御することができる。電圧設定方式の表示装置は、画素回路2を除くと実績のある液晶パネルの回路構成を流用できる。
[水平クロック位相可変部]
図8に水平走査制御信号発生部が有する調整回路であり、サンプリング信号のタイミングを制御するためにクロック信号の位相を調整する水平クロック位相可変部の一例を示す。尚、図8においては、クロック信号CLK周期の1/8精度で位相を可変できる場合の例を示している。
再生されたクロック信号CLKは、DLL部に入力される。DLL部は可変遅延回路が8つ接続されている。可変遅延回路dly1〜dly8は、同じ構成で遅延量が同じで、さらにdly8出力位相とDLL入力クロック信号CLK位相が同じになるように制御することにより、dly1〜dly8の遅延量はクロック信号CLKの周期の1/8となる。DLLは可変遅延回路群dly1〜dly8の各出力である遅延クロック信号群s1〜s8を出力する。遅延クロック信号群s1〜s8は選択回路に接続され、入力される位相設定データDpに応じて遅延クロック信号群s1〜s8から1つ選択して出力する。そして水平同期信号HSから映像信号videoが有効となるまでの所定時間のsclkを計測し、図9のタイミングのような、水平クロック信号K及び水平走査開始信号SPを出力する。詳細は後述するが、本実施形態においてはこの調整を試験用タイミング信号に応じたサンプリング信号で試験用映像信号をサンプリングした結果に基づいて水平クロック信号Kのタイミングを制御する。なお、ここではサンプリング信号のタイミングをそのタイミングを決めるタイミング信号(クロック信号)を調整することで調整するものとして説明しているが、サンプリング対象信号である映像信号の出力タイミングを調整することでサンプリング信号とサンプリング対象信号との相対的なタイミングを調整するようにしてもよい。
図10はELパネル部において映像信号videoをサンプリング信号SPnでサンプリングするタイミングを示す。サンプリング波形Ishは、サンプリング結果によりELをドライブする電流である。サンプリング信号SPnは、水平走査開始信号SPおよび水平クロック信号Kを使用し、シフトレジスタにより作成される。n番目の映像信号videoとサンプリング信号SPaの関係は、n番目のサンプリング終了時(SPn「H」→「L」)に、映像信号がn番目の映像情報であること、n番目の映像信号に変化してからn番目のサンプリングが終了するまでに、サンプリング能力を考慮し十分なサンプリング時間が確保されていることが必要である。
図10においてサンプリング信号SP1(a)と映像信号videoは、サンプリング終了時の映像信号およびサンプリング時間において良好な状態である。ところが、サンプリング信号SPnは、ELパネル部のTFTシフトレジスタで水平走査開始信号SP及び水平クロック信号Kにより作成されるため回路の伝播遅延で水平クロック信号Kの位相から遅延を生じる。サンプリング信号SP1(b)は、伝播遅延のためにサンプリング信号SPnが遅延した場合を示している。サンプリング信号SP1(b)と映像信号videoの関係は、n番目のサンプリング終了時に映像信号は(n+1)番目の状態になっており、正常にサンプリングできない。また、サンプリング信号SP1(c)の場合は、映像信号videoに対しサンプリング信号SPnが進んでいる場合を示している。サンプリング信号SP1(c)と映像信号videoの関係は、n番目の映像情報変化点からn番目のサンプリング終了時までの時間が必要なサンプリング時間より短くサンプリングが完了しないため、この場合も正常にサンプリングできない。そこで後述するようにサンプリング信号とサンプリング対象信号との相対的な出力タイミングを調整するわけである。
<電流設定方式によるELパネル>
表示装置におけるEL素子の他の発光設定方法として電流設定方式がある。電流設定方式によるカラー化した表示装置の回路構成を図3に示す。尚、ここでは図18の電圧設定方式による表示装置との違いについて説明する。
補助列制御信号13aは入力回路8を介して補助列制御信号13を出力して、ゲート回路4及び16に入力される。水平シフトレジスタ3の各端子に出力される水平サンプリング信号群17はゲート回路15に入力され、変換された水平サンプリング信号群18が列制御回路1に入力される。ゲート回路15にはゲート回路16から出力される制御信号21が入力される。列制御回路1にはゲート回路4から出力される制御信号19が入力される。
[列制御回路]
電流設定方式の表示装置の水平画素数と同数配列されるサンプリング回路である列制御回路1の構成を図15に示す。入力映像情報は映像信号video及び基準信号REFであり、各々M1/S、M2/S及びM5/S、M6/Sに入力される。ゲート回路15より出力される水平サンプリング信号群18は各々SPa及びSPbからなり、列制御回路1のM1/G、M5/G及びM2/G、M6/Gに接続される。M1/D、M2/D、M5/D及びM6/Dには各々容量C1、C2、C3及びC4が接続されるとともに、M3/S、M4/S、M7/S、及びM8/Sに接続される。制御信号19はP11及びP12であり、各々M3/G、M7/G及びM4/G、M8/Gに接続される。M3/DとM4/D及びM7/DとM8/Dは各々接続されてv(data)及びv(REF)として電圧電流変換回路gmに入力される。電圧電流変換回路gmには基準電流設定バイアスVBが入力され列制御信号14をして使用される電流データi(data)を出力する。
電圧電流変換回路gmの構成例を図17(a)に示す。基本的動作は一般的なので説明は省くが、留意点としては省電力を目指す表示装置において例えば200ppi表示装置を想定すると、各画素のEL素子への注入電流が小さく、最大電流で1μAを大きく下回り100nAを想定していることである。この条件で、できる限り線形な電圧電流変換特性を得るためには、M2,M3のゲート領域のW/L比を小さくして、電流駆動能力を小さくしておく必要がある。
図17(b)に図17(a)の電圧電流変換特性を示す。図17(a)の電圧電流変換回路gmでは、最小電圧V1(黒レベル)における最小電流I1(黒電流)をゼロ電流にする設計が難しい。黒電流I1がゼロ電流にできないと表示装置として重要なコントラストが確保できなくなる。
この点に関して対策した電圧電流変換回路gmの構成例を図17(c)に示す。第1のソースカップル回路M2、M3の各ドレイン端子に各々ソースが接地されドレインとゲートが短絡されたM6、M7を接続する。さらにソースが電源に接続され、ゲートが基準電流バイアスVBに接続された第2の基準電流源として動作するM8を設け、M8/Dを第2のソースカップル回路M9、M10を設け、M9/G及びM10/Gを各々M7/D、M6/Dに接続する。そしてM10/Dから図17(a)の電圧電流変換回路gmと同様にM4及びM5のカレントミラー回路を介して列制御信号14となる電流データi(data)を出力する。図17(c)においてM6及びM7の電流駆動能力をM9及びM10より小さくするため、M6及びM7のゲート領域のW/L比をM9及びM10のゲート領域のW/L比より小さくしておく。このように設計された図17(c)の電圧電流変換回路gmの電圧電流変換特性を図17(d)に示す。黒レベルV1における黒電流I1が小さくすることができるとともに、電圧電流変換特性の線形性を崩すことなく実現できる。
列制御回路の動作を図16のタイムチャートで説明する。時刻t1において制御信号P11、P12は各々Lレベル、Hレベルに変化する。時間t1〜t4の入力映像信号の有効期間において水平サンプリング信号群SPaが発生する。時間t2〜t3において該当列のSPaが発生して、この時点のvideo及びREFを容量C1及びC3にサンプリングして時刻t3以降ホールドする。時刻t4において、制御信号P11、P12は各々Hレベル、Lレベルに変化し、電圧電流変換回路gmに入力される(v(data)−v(REF))はd1となり、時間t2〜t3に取り込まれた映像情報に基づいて時間t4〜t7の間電流データi(data)を列制御信号14として出力する。
時間t4〜t7の入力映像信号の有効期間において水平サンプリング信号群SPbが発生し、時間t5〜t6において該当列のSPbが発生してこの時点の入力video及びREFが容量C2及びC4にサンプリングされ、時刻t6以降ホールドされる。時刻t7において、制御信号P11、P12は再び各々Lレベル、Hレベルに変化し、電圧電流変換回路に入力される(v(data)−v(REF))はd2となり、時間t5〜t6に取り込まれた映像情報に基づいて時刻t7から1水平走査期間、電流データi(data)を列制御信号14として出力する。
時刻t7から1水平走査期間の入力映像信号の有効期間において再び水平サンプリング信号群SPaが発生し、時間t8〜t9において該当列のSPaが発生してこの時点の入力video及びREFが容量C2及びC4にサンプリングされ時刻t9以降ホールドされる。以上のような動作を繰り返すことによって列制御信号14である電流データi(data)は入力映像信号videoの水平走査周期毎に更新される線順次信号に変換される。
[電流設定方式の画素回路]
図13は電流設定方式の画素回路2の構成例である。P9及びP10が行制御信号20であり、列制御信号14として電流データi(data)が入力され、M1/Dは接地されたEL素子の電流注入端子に接続されている。
この画素回路の動作を図14のタイムチャートを使用して説明する。時刻t0以前において、該当m行のP9及びP10はHレベルであるのでM3及びM4は共にOFFであり、容量C1及びM1のゲート容量に保持された充電電圧によって決定されたM1/G電圧によってEL素子に電流が注入され、これに応じて該当EL素子は発光している。
時刻t0において、該当行のP9、P10は共にLレベルに変化するとともに、m行目の電流データi(m)が確定する。M3、M4がともにONになるためM2に電流データi(m)が供給され、これに応じてM2/G電圧が設定され容量C1及びM1、M2のゲート容量は充電され、電流データi(m)に対応した電流が該当EL素子に注入され始める。
電流データi(m)が確定している時刻t1において、P10はHレベルに変化してM3はOFF状態になり、M2/G電圧の設定動作は終了して保持動作に移行する。
時刻t2においてP9もHレベルに変化してM2への電流供給を停止するが、電流データi(m)によって設定されたM2/G電圧は保持されたままであり引き続き再設定された注入電流によって該当EL素子が再設定されて発光を継続する。
図11は電流設定方式の画素回路2の他の構成例である。P7及びP8が行制御信号20であり、列制御信号14として電流データi(data)入力され、M4/Dは接地されたEL素子の電流注入端子に接続されている。
この画素回路の動作を図12のタイムチャートを使用して説明する。時刻t0以前において、該当m行のP7及びP8は各々Lレベル及びHレベルであるのでM2及びM3は共にOFFであり、M4がONであるので容量C1及びM1のゲート容量に保持された充電電圧によって決定されたM1/G電圧によってEL素子に電流が注入され、これに応じて該当EL素子は発光している。
時刻t0において、該当行のP7及びP8は各々Hレベル及びLレベルに変化するとともに、m行目の電流データi(m)が確定する。M2、M3がともにONしM4がOFFするため、該当行EL素子への電流注入は停止して該当行のEL素子は消灯する。さらにM2に電流データi(m)が供給されるため、これに応じてM2/G電圧が設定され容量C1及びM1のゲート容量は充電される。
電流データi(m)が確定している時刻t1において、P8は再びHレベルに変化してM2はOFF状態になり、M1/G電圧の設定動作は終了して保持動作に移行する。
時刻t2においてP7はLレベルに変化してM1への電流供給を停止するとともに、M4がONしてM1/G電圧で設定されたM1のドレイン電流が該当EL素子に注入され、これに応じて該当EL素子は時刻t0以前の再設定された発光を開始しこれを再び設定されるまで継続する。
上記電流設定方式による表示装置、電圧設定方式による表示装置に印加される映像信号videoは、図3に示される映像信号処理部152により、γ補正等の映像信号処理が施され、表示装置の水平制御タイミング周期でサンプリングされ出力される。
映像信号videoが、水平クロック信号に同期し、映像信号処理部により図9に示すように出力される。表示装置では、図15に例示するような列制御回路において、水平クロック信号と水平走査開始信号から作成される水平サンプリング信号18のタイミングによって、映像信号videoをサンプリングホールドする。このとき、水平サンプリング信号18が「H」のときサンプリング動作を行い、「L」のときホールド動作をおこなう。
しかしながら、水平サンプリング信号は、水平クロック信号から作成されるため、水平サンプリング信号を作成する回路の伝播遅延が生じる。この伝播遅延により、図22に示すように、映像信号videoと水平サンプリング信号にタイミングズレが不適切に生じると、所定画素の映像信号videoを、所定水平クロックタイミングの水平サンプリング信号で正確にサンプルホールドできない。
以上電圧設定方式の表示装置と電流設定方式の表示装置の例を説明した。
以下では本実施形態のポイントとなるサンプリング信号とサンプリング対象信号(ここではビデオ信号)とのタイミング制御に関して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1を説明するブロック図を示す。図1に示す形態の表示装置は、図3におけるN列分の水平シフトレジスタ3(第1のサンプリング信号発生回路)および水平サンプリングゲート回路15の最終段に、同じ回路構成の1列分の水平シフトレジスタ200(第2のサンプリング信号発生回路)および水平サンプリングゲート回路201を追加して、N+1列の水平シフトレジスタ(サンプリング信号発生回路)を有する構成となっている。水平シフトレジスタ3及び200には、タイミング信号発生回路である水平走査制御信号発生部50が発生するタイミング信号である水平クロック信号が供給される。水平シフトレジスタ3及び200は、このタイミング信号により与えられるタイミングでサンプリング信号を発生する。水平サンプリングゲート回路201の水平サンプリング信号出力は、1列分/1色分の列制御回路202(第2のサンプリング回路)に接続されている。列制御回路202の構成は、列制御回路1(第1のサンプリング回路)の1回路分と同じであり、映像信号videoの1つが入力されている。列制御回路202の列制御信号出力は、画素回路には接続されておらず、タイミング信号発生回路に検出帰還信号SFBとして出力される。このように本発明においては、サンプリング回路は少なくとも1つの出力をタイミング信号発生回路に帰還入力することができるようにタイミング信号発生回路に接続されていればよく、全てのサンプリング回路がタイミング信号発生回路に接続されている必要はない。好ましくは図1に示すように、タイミング信号発生回路に試験用出力を帰還入力するための、即ち画像表示部に接続されていないサンプリング信号発生回路(200)及びサンプリング回路(202)を有していることである。尚、図1において、破線で囲まれた部分9は画像表示部であり、図3に例示される従来の電流設定方式のELパネルと同様の構成とすればよく、他の部分に関しても本形態において特に説明しない部分については従来と同様である。
図2に、本発明のタイミング信号発生回路である水平走査制御信号発生部の構成を示す。
モード信号M1はタイミング信号発生回路の外部から供給されるものである。モード信号M1が「H」の時にサンプリング対象信号である映像信号とサンプリング信号との相対的な出力タイミング(出力位相)を調整するモードとなり、モード信号M1が「L」のときは調整モード以外のモード(通常の駆動モード)となる。
図2において、電流設定方式ELパネル部の列制御回路202の出力である検出帰還信号SFB(試験用出力)は、抵抗等で電圧に変換されてAD変換器に接続され、さらにデジタル帰還データDsに変換される。デジタル帰還データDsは、最大値検出部301および、位相データ制御部302に接続される。位相データ制御部302では、モード信号M1がHのとき、水平同期信号HSの入力毎に水平クロック信号位相および水平走査開始信号位相が1方向に一度の変移が所定の変移幅以下であるように連続的に位相データを変化させる。このとき、サンプリング対象信号を出力する回路である映像信号処理部52からは複数の試験用のサンプリング対象信号を順次出力する。本実施形態ではサンプリング対象信号とサンプリング信号との相対的な出力タイミングを、サンプリング信号の出力タイミング(出力位相)を調整する(この実施形態では具体的にはサンプリング信号のタイミングを決定するためのタイミング信号のタイミングを調整することでサンプリング信号の出力タイミングを調整している)ことで調整する構成を採用しているので、複数の試験用のサンプリング対象信号は固定的な出力タイミング(出力位相)で出力する。試験用のサンプリング対象信号としては図4にvideo信号として示すような矩形波が好ましいが、その限りではない。なお、試験用のサンプリング対象信号が試験用サンプリング信号よりも極端に長かったり短かったりすると、試験用のサンプリング対象信号と試験用サンプリング信号との相関のピークが特定しづらいので、試験用のサンプリング対象信号のパルス幅(半値幅)は試験用サンプリング信号のパルス幅(半値幅)の0.5倍以上2倍以下が好適である。なお、試験用サンプリング信号は通常の駆動時に用いるサンプリング信号と同じものでよい。
モード信号M1がLのとき、位相データ制御部302は、決定した位相データを保持し出力する。位相データ制御部302の位相データ出力Dpは、クロック位相可変部340に接続される。クロック位相可変部340は位相データDpによって一義的に決定する位相のクロック信号Knをタイミング制御部350に出力する。タイミング制御部350では、水平同期信号HSのタイミングに同期し、クロック信号Knを有効映像信号領域期間出力するようにゲートした水平クロックKを出力し、有効映像信号開始タイミングに水平走査開始信号SPを出力する。
図1のELパネル部における、水平サンプリング信号ゲート回路201から位相データを変化させて出力させた水平サンプリング信号204と試験用サンプリング対象信号である映像信号videoとの関係を図4に示す。図4において、太線で示した状態は、モード信号M1がLからHに変化した初期状態であり、水平サンプリング信号204の立下りタイミングが映像信号videoより相対的に進んだタイミングに設定されている。このとき映像信号videoは、幅が水平クロック信号Kの1周期分のパルス状信号であり、Hレベルは、列制御回路202出力である検出帰還信号SFBを電圧変換することおよびノイズ等の影響を避けるためにできる限り大きなレベルであることが望ましい。また、Lレベルは列制御回路202出力のダイナミックレンジを大きく取るため列制御回路202出力が0となるレベルに設定する。
本形態においては、位相データがカウントアップすると、水平クロック信号周期Toの1/8で位相が遅れる方向に変移していくように水平クロック信号K、水平走査開始信号SPの位相を変化させている。従って、水平サンプリング信号204は、位相データ変化毎にTo/8づつ映像信号videoに対して位相が遅れていく。そして、水平サンプリング信号204の立下りエッジ、すなわちサンプリング終了タイミングが、映像信号videoの立下りタイミングより完全に遅れるまで、この位相データによる位相ステップ動作を続ける。本形態では、位相ステップ期間として2・To期間だけ位相を変化させた場合について説明するが、少なくとも1サンプリングパルス幅以上の位相ステップ期間を設けておけば本発明のタイミング最適化の効果を得ることは可能である。即ち、この位相ステップ期間は、映像信号videoと水平サンプリング信号204の位相関係の誤差が実際見込まれる期間を十分にカバーしていることが必要で、ここで説明する2・To期間に限定されるものではない。
図5のタイミングチャートを用いて、本形態の表示装置の動作を説明する。
図5において、モード信号M1がHになると、位相データ出力回路314から出力される位相データDpは0〜7まで任意のタイミングで(例えばタイミングは水平同期信号入力タイミングでもよい)変化する。このように変化する位相データによって、水平クロック信号Kおよび水平走査開始信号SPの位相は、図4の説明のように水平クロック信号周期ToのΔ1/8で位相変化する。そして、映像信号videoと水平サンプリング信号204の立下りタイミングの関係により検出帰還信号SFBは、図5のように変化する。また、図5のtx1およびtx2のタイミングにおける映像信号videoと水平サンプリング信号204との関係を、図4にtx1、tx2の図として示してある。
時刻tx1以前は、水平サンプリング信号204のH区間が、映像信号videoのH区間と重複しておらず、サンプリング動作により該当する映像信号をサンプリングできず、検出帰還信号は、「0」である。時刻tx1において、水平サンプリング信号204のH区間と映像信号videoのH区間に重複を生じ、該当映像信号videoをサンプリングするが、重複している期間が、サンプリングに必要な時間に足りないため、サンプリングを完了することができない。水平クロック信号の位相が遅れてくると、この水平サンプリング信号204のH区間と映像信号videoのH区間の重複期間も長くなりサンプリングに十分な時間以上の重複期間により、映像信号のHレベルを正常にサンプリングできるようになる。
さらに水平クロック信号の位相が遅れてくると、時刻tx2において水平サンプリング信号204の立下りタイミングが映像信号の立下りタイミングより遅れる。この状態では、水平サンプリング信号204の立ち上がりタイミングから映像信号videoの立下りタイミングまでは映像信号videoのHレベルをサンプリングするが、映像信号立下りタイミングから水平サンプリング信号204立下りタイミング(tx2)までは、映像信号videoの「L」レベルをサンプリングしてしまうため、正常に映像信号videoのHレベルをサンプリングすることができなくなる。時刻tx2以降は、映像信号videoのHレベルをサンプリングする時間と「L」レベルをサンプリングする時間の割合が「L」レベルをサンプリングする時間が増えてゆくため、検出帰還信号SFBは0レベルとなってゆく。
また図5において、モード信号M2は、M2がHのときは図2の最大値検出部301が最大値の検出動作をおこなう。そしてM2=Lのとき、最大値検出部301はM2=H時に検出した最大値を保持する。尚、最大値検出部301で検出する最大値とは、検出帰還信号の映像信号videoの0レベルサンプリング結果に対する映像信号videoのHレベル検出時の変化の最大値であり、電流駆動型ELパネルの電流駆動方式のシンク/ソースによる電流の向き、それを電圧に変換したときの電圧変化の正負の向きは関係ない。
図5では、まずモード信号M1、M2がHとなり、サンプリングタイミング検出モードで、かつ検出帰還信号の最大値検出モードとなる。上述のように水平クロック信号および水平走査開始信号SPの位相を変化させて、映像信号videoと水平サンプリング信号204の位相関係を360°以上スキャンさせることによって、検出帰還信号SFBのレベルが変化する。検出帰還信号SFBはA/D変換され、デジタル帰還データDsに変換される。デジタル帰還データDsは、ラッチ回路305および比較器304に接続される。ラッチ回路305は、モード信号M2がHになって最大値検出モードになるとき「0」にリセットされ、ラッチ部出力より大きいデジタル帰還データDsが比較器304に入力されると、デジタル帰還データをラッチ部が更新し、ラッチ部出力がデジタル帰還データの最大値を出力する。閾値演算部306は、ラッチ部出力である最大値データからサンプリングが正常に行えたとする閾値を演算する。閾値は最大値に対するX%のように係数倍で設定する、または−Xのようにオフセットを加える方法で設定する。
最大値検出を終了し、モード信号M2をLとすると、最大値検出動作時と同様に位相データは再び0からカウントアップし、検出帰還信号SFBに同じ検出信号を再現する。このとき最大値検出部301は最大値検出動作は行わず、閾値演算部306は、演算された閾値データを位相データ制御部の比較器310に出力している。比較器310のもう一方の入力にはAD変換されたデジタル帰還データDsが接続されており、水平クロック信号位相変化に応じて閾値データとデジタル帰還データの比較を行う。即ち、まず最大値検出終了後、水平クロック信号位相が初期状態に設定されると、この水平クロック信号位相と映像信号video位相ではサンプリング結果である検出帰還信号レベルは0であり、(デジタル帰還データ)<(閾値データ)である。水平クロック信号Kの位相を遅らせていくと、デジタル帰還データDsは増加してゆく。ラッチ部311は最初に(デジタル帰還データ)>(閾値データ)となった位相データDpをサンプリング適正範囲の始めの位相データAlとして記憶する。そして位相データAl記憶後、再び(デジタル帰還データ)<(閾値データ)となる位相データDpをサンプリング適正範囲の終わりの位相データAhとしてラッチ部312が記憶する。演算部318は、適正サンプリング範囲の始めと終わりを示す位相データAlおよびAhから水平クロック信号の最適位置を演算し、最適位相データAoptを出力する。本形態では、水平クロック信号Kの最適位相を適正サンプリング範囲の中央とし、最適位相データAoptを
Aopt=(Al+Ah)/2
とした例を示すが、Aoptの設定は上述の場合に限定されるものではなく
(1)Alデータに+のオフセットを持たせる設定
(2)Ahデータに−のオフセットを持たせる設定
(3)(Al+Ah)×M (Mは正の実数)で設定する場合
と、自由に設定可能である。
位相データ制御部302において、適正値検出のシーケンスを終了するとモード信号M1はLとし、SW317を最適位相データAoptをクロック位相可変部340に出力できる状態に切り替える。クロック位相可変部340とタイミング制御部350は先に述べた図8の構成になっており、クロック位相可変部340及びタイミング制御部350によって、ELパネル部において映像信号videoが水平サンプリング信号によって最適にサンプリングできる位相の水平クロック信号が出力される。
このように本発明においては、試験用タイミング信号として、所定の位相ステップ期間内に、1方向に一度の変移が所定の変移幅以下であるように連続的に変化するように位相データを変化させて出力させた複数のタイミング信号を用い、複数の試験用映像信号をサンプリングして得られた複数のサンプリング結果に基づいて調整を行うことで駆動用タイミング信号の出力タイミングを最適化することができる。
上述のサンプリングタイミングの最適化動作は、映像信号videoに対して、水平クロック信号の位相を、サンプリング動作が正常でないタイミング→正常なタイミング→正常でないタイミングとシーケンシャルにサンプリング動作モードを意識的に変えている。このようにサンプリング動作が正常でない動作モードを含むため、サンプリングタイミングの最適化動作は、電源起動(電源投入)時、スタンバイ時、垂直走査ブランキング期間中等、映像信号無信号時に行うのが望ましい。尚、電源投入時とは、画像表示を行うための電源供給の一部もしくは全部が停止されており、画像の表示が表示されていない状態から、画像表示するために必要な電源が供給された状態になるときのことを言う。またスタンバイ時とは画像表示を行うための電源供給の一部が停止されている状態のことを言う。
また、本実施形態では電流設定方式のELパネルについて述べたが、電圧設定方式および映像信号を電圧サンプリングして画像を表示する液晶パネルの場合にも、サンプリング手段の出力をバッファ手段を介してタイミング信号発生手段に帰還することにより、上記実施形態で説明したものと同様にして本発明の実施が可能である。
また図1において、水平クロック信号がタイミング信号であり、タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路、水平シフトレジスタで例示したサンプリング信号発生回路、少なくとも1つがタイミング信号発生回路に接続された列制御回路として例示したサンプリング回路が特に重要な回路であり、前記タイミング信号発生回路は、サンプリング回路である列制御回路から帰還入力された試験用出力に基づいて、駆動用タイミング信号の出力タイミングを決定する。
(実施の形態2)
本形態は、水平走査制御信号発生部以外の構成は実施の形態1と同様であり、以下、この部分の構成と動作について説明する。
図6は本発明の実施の形態2で使用する水平走査制御信号発生部のブロック図である。実施の形態2は、実施の形態1と同様に試験用映像信号video位相に対し、タイミング信号である水平クロック信号および水平走査開始信号SPの位相を変化させ、サンプリング回路である列制御回路の出力を検出帰還信号(試験用出力)としてタイミング信号発生手段に帰還させ、水平クロック信号位相変化に対する検出帰還信号レベルの変化の微分値によって適正サンプリングタイミングを検出し、水平クロック信号および水平走査開始位相を決定するものである。
図6において水平走査制御信号発生部に入力される検出帰還信号は、A/D変換器600でデジタル帰還データDsに変換される。デジタル帰還データDsは、ラッチ部601および減算器602に接続される。ラッチ部601は水平クロック信号の位相変化毎にデジタル帰還データDsをラッチする。減算器602の出力diff1は、ラッチ部603および減算器604に接続される。ラッチ部603は、ラッチ部601のラッチ結果が減算器602により演算された後で、次の水平クロック信号位相変化タイミングに十分余裕のある適当なタイミング信号によりラッチされる。ラッチ部603出力は、減算器604に接続され、減算器604出力diff2は検出帰還信号の2次微分(差分)の結果となる。
演算器605には、減算器604の出力diff2および、位相データ制御部の位相データDpが入力され、最適位相回転データAoptをSW608に出力する。SW608はサンプリングタイミング最適化動作後、モード信号M1により最適位相データが選択され、クロック位相可変部に最適位相回転データが出力される。そして、ELパネル部において映像信号videoを水平サンプリング信号が最適にサンプリングできるように、水平クロック信号位相および水平走査開始信号位相が決定される。
尚、演算器605には、図6において点線で示すように、減算器604の出力diff2の代わりに減算器602出力diff1を接続することも可能である。その場合、減算器604およびラッチ部603は不要である。
図7のタイミングチャートを用いて、本形態の表示装置の動作を説明する。
まずモード信号M1がHになり、サンプリングタイミング最適化動作を開始する。実施形態1と同様、位相データ出力回路607から出力する位相データDpを変化させることで、水平クロック信号および水平走査開始信号SPの位相を変化させ、水平クロック信号周期To分のパルス上の映像信号videoを、水平サンプリング信号204の立下りタイミングがスキャンするようにする。図7において、SFBdiff1は検出帰還信号SFBの1階微分のイメージであり、SFBdiff2は、SFBの2次微分のイメージである。本実施形態では、検出帰還信号SFBはAD変換器600によりデジタル帰還データDsに変換されるので、減算器602出力がSFBdiff1に相当し、減算器604出力がSFBdiff2に相当する。
演算部604における最適位相データ決定方法を以下に述べる。
(A)減算器604の出力diff2を使用する場合
図7に示すように減算器604の出力の最初の正のDmax1時の位相データをDpmax1、最初の負の最大値Dmin1時の位相データをDpmin1、2番目の正の最大値Dmax2時の位相データをDpmax2、2番目の負の最大値Dmin2時の位相データをDpmin2、最適位相データAoptとする。
方法1)Aopt=(Dpmax1+Dpmin1)/2+Dpmin1
方法2)Aopt=(Dpmin1+Dpmin2)/2
方法3)Aopt=Dpmin1
(B)減算器602の出力diff1を使用する場合
図7に示すように減算器602出力の正のDmax1時の位相データをDpmax1、負の最大値Dmin1時の位相データをDpmin1、最適位相データAoptとする。また、Dmax1検出後に予め設定された閾値データDthをDdiff1が下回った時の位相データをDpxとする。
方法1)Aopt=(Dpmax1+Dpmin1)/2
方法2)Aopt=Dpx
方法3)Aopt=Dpx+Dy (Dyは固定値データ)
実施の形態2のねらいは、検出帰還信号のサンプリング状態による変化量と変化の方向に着目したことである。したがって、上述した演算方法に限定されることはない。
本発明の表示装置の実施の形態1を示すブロック図である。 図1の形態の表示装置で使用する水平走査制御信号発生部のブロック図である。 電流設定方式による表示装置の全体回路のブロック図である。 本発明の作用を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1を説明するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2で使用する水平走査制御信号発生部のブロック図である。 本発明の実施の形態2を説明するタイミングチャートである。 クロック位相可変部の一例を示すブロック図である。 水平クロックおよび水平走査開始信号タイミングである。 映像信号と水平サンプリングの関係を説明するタイミングチャートである。 電流設定方式の画素回路の一例を示す回路図である。 図11の画素回路の動作を説明するタイムチャートである。 電流設定方式の画素回路の別の例を示す回路図である。 図13の動作を説明するタイムチャートである。 電流設定方式のEL素子駆動制御回路(列制御回路)の一例を示す回路図である。 図15の動作を説明するタイムチャートである。 図15に使用される電圧電流変換回路の回路図と、その電圧電流変換特性を説明する図である。(a)は電圧電流変換回路の一例を示す回路図である。(b)は(a)の電圧電流変換特性を説明する図である。(c)は電圧電流変換回路の別の例を示す回路図である。(d)は(c)の電圧電流変換特性を説明する図である。 電圧設定方式による表示装置の全体回路を示す概略図である。 電圧設定方式による画素回路の回路図である。 電圧設定方式による列制御回路の回路図である。 図18の表示装置の動作を説明するタイミングチャートである。 水平サンプリング信号の遅延を表すタイミングチャートである。
符号の説明
1,202 列制御回路(サンプリング手段)
2 画素回路
3,200 水平シフトレジスタ(サンプリング信号発生手段)
9 画像表示部
50 水平走査制御信号発生部(タイミング信号発生手段)
SFB 検出帰還信号(試験用出力)

Claims (8)

  1. 映像信号に基づいて画像を表示する表示装置であって、
    タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路、
    複数のレジスタからなるシフトレジスタであって、前記タイミング信号に応じたタイミングで前記レジスタの各端子からサンプリング信号を発生するサンプリング信号発生回路、
    前記サンプリング信号により規定されるサンプリング期間に前記映像信号をサンプリングして出力する複数のサンプリング回路、を有し、
    前記複数のサンプリング回路の1つは前記タイミング信号発生回路に接続されており、前記タイミング信号発生回路に接続されたサンプリング回路は、前記タイミング信号発生回路が発生する試験用タイミング信号に対応する前記サンプリング信号により規定される前記サンプリング期間に試験用の映像信号をサンプリングすることで得られる試験用出力を前記タイミング信号発生回路に入力し、
    前記タイミング信号発生回路は、前記入力された試験用出力に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを制御するものであることを特徴とする表示装置。
  2. 出力タイミングの異なる複数の試験用タイミング信号それぞれに対応する前記試験用出力の微分値に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを制御する請求項1に記載の表示装置。
  3. 出力タイミングの異なる複数の試験用タイミング信号それぞれに対応する前記試験用出力の2次微分値に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを調整する請求項1に記載の表示装置。
  4. 画像を表示する画像表示部を構成する画素に映像信号をプログラミングしない期間に、前記タイミング信号発生回路から前記試験用タイミング信号を発生させて前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを決定する請求項1に記載の表示装置。
  5. 電源投入時またはスタンバイ時に、前記タイミング信号発生回路から前記試験用タイミング信号を発生させて前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを決定する請求項1に記載の表示装置。
  6. 垂直ブランキング期間に、前記タイミング信号発生回路から前記試験用タイミング信号を発生させて前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを決定する請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記サンプリング回路の出力が電流信号である請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記サンプリング回路の出力が電圧信号であって、レベル変換回路を介した前記サンプリング回路の試験用出力に基づいて、前記タイミング信号と前記映像信号との相対的な出力タイミングを決定する請求項1に記載の表示装置。
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