JP2000152030A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JP2000152030A
JP2000152030A JP10341118A JP34111898A JP2000152030A JP 2000152030 A JP2000152030 A JP 2000152030A JP 10341118 A JP10341118 A JP 10341118A JP 34111898 A JP34111898 A JP 34111898A JP 2000152030 A JP2000152030 A JP 2000152030A
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clock
sampling
video signal
sampling clock
clocks
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JP10341118A
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Kazuhiro Tsuruoka
一弘 鶴岡
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Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A/D変換後の映像品質の劣化を防止する。 【解決手段】 入力同期信号SYNCに同期したクロッ
クCLKを生成するクロック生成部1、クロックCLK
を一段当たり2〜3ns遅延させ、位相をずらす遅延部
が多段接続され、そこから得られた複数のサンプリング
クロックSCLK0〜SCLKnを受け選択信号SELを
受けサンプリングクロックSCLKiを選択するクロッ
ク位相ずらし部2、入力映像信号をA/D変換するA/
D変換部3、デジタル変換された映像信号をフレーム単
位で格納するフレームメモリ部4、前記選択信号SEL
を生成し、フレームメモリ部4から映像データを読み込
み、種々の演算を行なうCPU部6からなり、任意のサ
ンプリングクロックにおける一走査線の隣接画素間映像
データ差の最大のアドレスを算出し、他のサンプリング
クロックを選択したとき、そのアドレスのデータの読み
込みを所定回数繰り返し、そのばらつきが最小となるサ
ンプリングクロックを最適位相のサンプリングクロック
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号処理回路
に係り、特に映像信号の同期信号を受け入れ、この同期
信号に応じて生成される映像信号処理の基となるサンプ
リングクロックの位相を自動的に調整する回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア時代を迎え、例えば、テ
レビジョン信号やパーソナルコンピュータのRGB映像
信号をプロジェクタに取り込んで大画面で表示したり、
プリンタでプリントアウトする場合など、映像信号処理
においてデジタル信号処理が採用されるようになってき
ている。このパーソナルコンピュータのRGB映像信号
はもともとはデジタル信号であったものをアナログ信号
に変換してあるので、デジタル信号処理を行うにはA/
D変換を行い、デジタル映像信号に変換する必要があ
る。このためには、映像信号に同期したサンプリングク
ロックが必要であり、通常の場合フェーズ・ロックド・
ループ(以下、PLLという。)回路を設け、映像信号
の同期信号に同期したサンプリングクロックを生成して
いる。
【0003】ところが、このPLL回路をそのまま用い
ると、生成したサンプリングクロックは入力同期信号と
一義的に一定の位相関係になるだけで、映像信号をサン
プリングするのに最適な位相関係にはならないという問
題点があった。
【0004】これをパーソナルコンピュータを例にとっ
て説明すると、前述のようにパーソナルコンピュータか
らのRGB映像信号はもともとデジタル映像信号であっ
たものをアナログ映像信号に変換して出力しているた
め、パーソナルコンピュータの持つ映像サンプリングク
ロックの一周期毎に変化点が存在することにより引き起
こされるものであり、適切な位相で映像信号をサンプリ
ングすることができないままだとA/D変換後の映像品
質が大きく劣化することになってしまう。
【0005】図4、5はこの様子を示す図で、図4はパ
ーソナルコンピュータのRGB映像信号にはデータの変
化点が存在することを示す図で、図5は、映像信号のサ
ンプリングの様子を示す図で、(A)は映像信号、
(B)、(C)はサンプリングクロックである。図5
(C)のような位相のサンプリングクロックの場合はA
/D変換後の映像品質は良いものとなり、図5(B)の
ような位相のサンプリングクロックの場合は映像信号の
変化点でサンプリングしてしまうので、その映像品質は
悪いものとなる。このような問題点を解決するために、
PLL回路で生成されたサンプリングクロックを予め決
められた時間(2〜3ns)遅延させる遅延回路を多段
設け、遅延サンプリングクロック群を生成し、その中か
ら映像信号のサンプリングに最適な位相のサンプリング
クロックを自動的に選択する方法が提案されている。
【0006】この従来の方法について図6〜図9を用い
て説明する。図6は従来の映像信号処理回路のブロック
図であり、図7はその要部タイミングチャート、図8、
9はサンプリングクロックの自動位相調整動作を説明す
るフローチャートである。図6において、1はPLL回
路からなり、入力同期信号SYNCに同期したクロック
CLKを生成するクロック生成部、2はクロック生成部
1からのクロックCLKを一段当たり2〜3ns遅延さ
せ、位相をずらす遅延部が多段接続された多段クロック
遅延回路21と、そこから得られた複数のサンプリング
クロックSCLK0〜SCLKnを受け選択信号SELに
より一つのサンプリングクロックSCLKiを選択する
選択回路22からなるクロック位相ずらし部、3は入力
映像信号をサンプリングSCLKiによりA/D変換す
るA/D変換部、4はデジタル変換された映像信号をフ
レーム単位で格納するフレームメモリ部、5は前記選択
信号SELを生成し、フレームメモリ4から映像データ
を読み込み、種々の演算を行なうCPU部である。
【0007】図7において、(A)は入力映像信号、
(B)〜(N)はそれぞれ順次位相がずらされたサンプ
リングクロックSCLK0〜SCLKnである。サンプリ
ングクロックSCLK0〜SCLKnは入力映像信号の生
成もとであるパーソナルコンピュータ中でデジタル映像
信号データであったときの一周期分を複数の位相のサン
プリングクロックに分けたものである。
【0008】図8、9のフローチャートを用いて、この
映像信号処理回路のサンプリングクロックの位相調整方
法について説明する。調整にあたっては、入力する映像
信号としては平坦な映像信号ではなく、キャラクタ信号
のように各走査線毎に映像信号の輝度(又は彩度)に大
きい変動を含む映像信号が適するので、ここでは縦縞模
様の映像信号(図示せず。)を用いるものとする。
【0009】最初にCPU部5からの選択信号SELで
サンプリングクロックSCLK0が選択されたとして説
明する(図8の201)。これは説明の便宜上であっ
て、実際は任意のサンプリングクロックSCLKiを最
初に選択することが可能である。入力映像信号VIDE
OはサンプリングクロックSCLK0でA/D変換部3
でA/D変換され(図8の202)、フレームメモリ部
4に格納される(図8の203)。次に任意の走査線H
の一走査線分の映像データをフレームメモリ部4から読
み出し(図8の204)、その一走査線分の中の隣接す
る画素間のデータの差分が最大となるところを見つけ出
し、その時のアドレスADK、ADK+1を決定する(図8
の205)。
【0010】次に、CPU部5からサンプリングクロッ
クSCLK1を選択し(図9の206、207)、入力
映像信号VIDEOをサンプリングクロックSCLK1
でA/D変換し(図9の208)、フレームメモリ部4
に格納する(図9の209)。次にフレームメモリ部4
から前記アドレスADK、ADK+1の映像データを読み出
し(図9の210)、その画素間の映像データの差分を
算出し、記憶する(図9の211)。この手順をサンプ
リングクロックSCLKnまで実行し(図9の212、
213、207〜211)、記憶されているそれぞれの
サンプリングクロックにおけるアドレスADK、ADK+1
の差分の最大値を算出決定し(図9の214)、その時
のサンプリングクロックを最適位相のサンプリングクロ
ックとして選定、保持する(図9の215)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この位
相調整方法は、入力映像信号にノイズが重畳されていた
り、本来サンプリングに不適切な位相関係にあるのに偶
然良いデータとしてサンプリングしてしまうことがあっ
たりして、本来サンプリングするには不適切な位相であ
るにもかかわらず、最適な位相のサンプリングクロック
として選定し、保持してしまい、そのためA/D変換後
の映像品質が悪いままであるという問題点があった。本
発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ノ
イズや偶然性の影響を受けないサンプリングクロックの
位相の自動的調整を確実に実現できる映像信号処理回路
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、次の手段を提供する。
【0013】本発明になる映像信号処理回路は、入力同
期信号に同期し、予め決められた時間だけ順次遅延され
たサンプリングクロックを複数生成し、選択信号により
そのうちの一つのサンプリングクロックを選択するクロ
ック位相ずらし部と、選択されたサンプリングクロック
で入力映像信号をA/D変換するA/D変換部と、クロ
ック位相ずらし部の任意のサンプリングクロックの選択
信号を生成し、前記クロック位相ずらし部に供給するこ
と; その選択されたサンプリングクロックで前記入力
映像信号のA/D変換後の映像データの任意の一走査線
の映像データのうち、隣接する画素の映像データの差分
の最大となるアドレスを算出すること;順次遅延された
サンプリングクロックを選択し、そのサンプリングクロ
ック毎に入力映像信号をA/D変換し、前記アドレスの
画素の映像データを読み出す操作を所定回数繰り返し、
その映像データのばらつきを算出し、そのうちの最大値
を記憶すること; 全ての遅延されたサンプリングクロ
ックを選択したとき、前記記憶されたばらつきの最大値
が最小となるときを求めること; また、そのときのサ
ンプリングクロックが最適な位相のサンプリングクロッ
クとして選定保持すること; の各機能を有するCPU
部と、を具備することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の映像信号処理回路は、同期
信号をもとにこの同期信号のN倍(Nは整数)の周波数
のクロックを生成するフェーズ・ロックド・ループ回路
を備え、このクロックを基に映像信号を処理する映像信
号処理回路において、クロックを予め設定された時間だ
け遅延させる遅延回路を多段接続し、その遅延回路毎に
遅延クロックを出力する多段クロック遅延回路と; こ
の多段クロック遅延回路からの複数の遅延クロックを受
け、選択信号により一つの遅延クロックをサンプリング
クロックとして選択出力する選択回路とからなるクロッ
ク位相ずらし部と、このクロック位相ずらし部からのサ
ンプリングクロックで映像信号をサンプリングし、デジ
タル映像信号に変換するA/D変換部と、このA/D変
換部からのデジタル映像信号を格納するフレームメモリ
部と、別途設けた位相調整指示部からの位相調整指示信
号を受ける度に、前記複数の遅延クロックのうち任意の
1つの遅延クロックをサンプリングクロックとして選択
し、順次次の遅延クロックを選択する選択信号を生成し
て前記選択回路に供給すること; 任意のサンプリング
クロック選択時の前記フレームメモリ部に格納されてい
る映像データのうち任意の走査線Hの一走査線分の映像
データを読み出し、隣接する画素間の映像データの差分
が最大となるアドレスADk、ADk+1を算出すること;
順次次の遅延クロックを前記多段クロック遅延回路が
出力する数分だけの遅延クロックをサンプリングクロッ
クとして選択し、それぞれのサンプリングクロックが選
択されているときにA/D変換後格納された前記フレー
ムメモリ部から前記走査線Hの前記アドレスADk、A
k+1の映像データを読み出し、記憶することを予め決
められた所定回数繰り返し、この記憶された映像データ
のばらつきを算出し、その最大値を記憶すること; そ
れぞれの位相の異なったサンプリングクロックにおける
前記ばらつきの最大値を比較して、その最大値が最小の
ときのサンプリングクロックを最適なサンプリングクロ
ックとして選定保持すること; の各機能を有するCP
U部と、を具備することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を用いて詳しく説明する。図1は本発明の1実施形
態を示す映像信号処理回路の回路ブロック、図2、3は
図1の映像信号処理回路におけるサンプリングクロック
の最適位相の自動調整動作を説明するフローチャートで
ある。図1において、図6の従来の映像信号処理回路の
ブロックと同じブロックには、同じ符号を付し、その説
明を省略する。6は別途設けた位相調整指示部からの位
相調整指示信号を受ける度に、前記複数の遅延クロック
のうち任意の1つの遅延クロックをサンプリングクロッ
クとして選択し、順次次の遅延クロックを選択する選択
信号SELを生成して前記選択回路に供給すること;
任意のサンプリングクロック選択時の前記フレームメモ
リ部に格納されている映像データのうち任意の走査線H
の一走査線分の映像データを読み出し、隣接する画素間
の映像データの差分が最大となるアドレスADk、AD
k+1を算出すること; 順次次の遅延クロックを前記多
段クロック遅延回路が出力する数分だけの遅延クロック
をサンプリングクロックとして選択し、それぞれのサン
プリングクロックが選択されているときにA/D変換後
格納された前記フレームメモリ部から前記走査線Hの前
記アドレスADk、ADk+1の映像データを読み出し、記
憶することを予め決められた所定回数繰り返し、この記
憶された映像データのばらつきを算出し、その最大値を
記憶すること; それぞれの位相の異なったサンプリン
グクロックにおける前記ばらつきの最大値を比較して、
その最大値が最小のときのサンプリングクロックを最適
なサンプリングクロックとして選定保持すること; の
各機能を有するCPU部である。
【0016】次に、このような映像信号処理回路のサン
プリングクロックの位相調整動作について説明する。従
来例の説明と同様に、最初にCPU部6からの選択信号
SELでサンプリングクロックSCLK0が選択された
として説明する(図2の101)。これも説明の便宜上
であって、実際は任意のサンプリングクロックSCLK
iを最初に選択することが可能である。
【0017】入力映像信号VIDEOはサンプリングク
ロックSCLK0でA/D変換部3でA/D変換され
(図2の102)、フレームメモリ部4に格納される
(図2の103)。次に任意の走査線Hの一走査線分の
映像データをフレームメモリ部4から読み出し(図2の
104)、その一走査線分の中の隣接する画素間のデー
タの変化量が最大となるところを見つけ出し、その時の
アドレスADK、ADK+1を決定する(図2の105)。
【0018】次に、CPU部6からサンプリングクロッ
クSCLK1を選択し(図3の106、107)、入力
映像信号VIDEOをサンプリングクロックSCLK1
でA/D変換し(図3の108)、フレームメモリ部4
に格納する(図3の109)。次にフレームメモリ部4
から前記アドレスADK、ADK+1の映像データを読み出
し、その映像データを記憶する(図3の110)。この
サンプリングクロックSCLK1でのA/D変換、フレ
ームメモリへの格納、アドレスADK、ADK+1の映像デ
ータを読み出し、記憶を所定回数m回繰り返す(図3の
111、112、108〜110)。次に所定回数m回
における、それぞれのアドレスにおける映像データのば
らつきを算出し、その最大値を記憶する(図3の11
3)。
【0019】この手順を入力映像信号VIDEOの一周
期分に相当するサンプリングクロックSCLKnまで実
行し(図3の114、115、107〜113)、記憶
されているそれぞれのサンプリングクロックにおけるア
ドレスADK、ADK+1のばらつきの最大値のうちの最小
値を算出、決定し(図3の116)、その時のサンプリ
ングクロックを最適位相のサンプリングクロックとして
選定し、保持する(図3の117)。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
入力同期信号に同期し、予め決められた時間だけ順次遅
延されたサンプリングクロックを複数生成し、最初に、
そのうちの任意のサンプリングクロックを選択し、その
サンプリングクロックで入力映像信号をA/D変換し、
A/D変換後の映像データの任意の一走査線の映像デー
タのうち、隣接する画素の映像データの差分が最大とな
るアドレスを算出し、その後順次遅延されたサンプリン
グクロックを選択し、その選択されたサンプリングクロ
ック毎に入力映像信号をA/D変換し、前記アドレスの
画素の映像データを読み出し記憶する操作を所定回数繰
り返し、その映像データのばらつきを算出してその最大
値を記憶し、全ての遅延されたサンプリングクロックを
選択し終えたとき、前記ばらつきが最小となるときを求
めて、そのときが最適位相のサンプリングクロックであ
ると決定するようにしたので、入力映像信号にノイズが
重畳されていたり、本来サンプリングに不適切な位相関
係にあるのに偶然良いデータとしてサンプリングしてし
まうことはなくなるから、ノイズや偶然性の影響を受け
ないサンプリングクロックの位相の自動的調整を確実に
実現できる映像信号処理回路を提供できる。また、この
ようにして映像信号とサンプリングクロックの位相関係
が適切なものとなるので、A/D変換後の映像品質は良
質なものとなり、鮮明な表示映像を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を示す映像信号処理回路
のブロック図である。
【図2】本発明の映像信号処理回路における自動位相調
整動作を説明する第1のフローチャートである。
【図3】本発明の映像信号処理回路における自動位相調
整動作を説明する第2のフローチャートである。
【図4】パーソナルコンピュータのRGB映像信号には
データの変化点が存在することを示す図である。
【図5】映像信号のサンプリングの様子を示す図で、
(A)は映像信号、(B)、(C)はサンプリングクロ
ックである。
【図6】従来の映像信号処理回路のブロック図である。
【図7】従来の映像信号処理回路の要部タイミングチャ
ートである。
【図8】従来の映像信号処理回路における自動位相調整
動作を説明する第1のフローチャートである。
【図9】従来の映像信号処理回路における自動位相調整
動作を説明する第2のフローチャートである。
【符号の説明】
1 クロック生成部 2 クロック位相ずらし部 3 A/D変換回路 4 フレームメモリ部 6 CPU部 21 多段クロック遅延回路 22 選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力同期信号に同期し、予め決められた
    時間だけ順次遅延されたサンプリングクロックを複数生
    成し、選択信号によりそのうちの一つのサンプリングク
    ロックを選択するクロック位相ずらし部と、 選択されたサンプリングクロックで入力映像信号をA/
    D変換するA/D変換部と、 クロック位相ずらし部の任意のサンプリングクロックの
    選択信号を生成し、前記クロック位相ずらし部に供給す
    ること; 選択されたサンプリングクロックで前記入力
    映像信号のA/D変換後の映像データの任意の一走査線
    の映像データのうち、隣接する画素の映像データの差分
    の最大となるアドレスを算出すること;順次遅延された
    サンプリングクロックを選択し、そのサンプリングクロ
    ック毎に入力映像信号をA/D変換し、前記アドレスの
    画素の映像データを読み出す操作を所定回数繰り返し、
    その映像データのばらつきを算出し、そのうちの最大値
    を記憶すること; 全ての遅延されたサンプリングクロ
    ックを選択したとき、前記記憶されたばらつきの最大値
    が最小となるときを求めること; また、そのときのサ
    ンプリングクロックが最適な位相のサンプリングクロッ
    クとして選定保持すること; の各機能を有するCPU
    部と、 を具備することを特徴とする映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】 同期信号をもとにこの同期信号のN倍
    (Nは整数)の周波数のクロックを生成するフェーズ・
    ロックド・ループ回路を備え、このクロックを基に映像
    信号を処理する映像信号処理回路において、 クロックを予め設定された時間だけ遅延させる遅延回路
    を多段接続し、その遅延回路毎に遅延クロックを出力す
    る多段クロック遅延回路と; この多段クロック遅延回
    路からの複数の遅延クロックを受け、選択信号により一
    つの遅延クロックをサンプリングクロックとして選択出
    力する選択回路とからなるクロック位相ずらし部と、 このクロック位相ずらし部からのサンプリングクロック
    で映像信号をサンプリングし、デジタル映像信号に変換
    するA/D変換部と、 このA/D変換部からのデジタル映像信号を格納するフ
    レームメモリ部と、 別途設けた位相調整指示部からの位相調整指示信号を受
    ける度に、前記複数の遅延クロックのうち任意の1つの
    遅延クロックをサンプリングクロックとして選択し、順
    次次の遅延クロックを選択する選択信号を生成して前記
    選択回路に供給すること; 任意のサンプリングクロッ
    ク選択時の前記フレームメモリ部に格納されている映像
    データのうち任意の走査線Hの一走査線分の映像データ
    を読み出し、隣接する画素間の映像データの差分が最大
    となるアドレスADk、ADk+1を算出すること; 順次
    次の遅延クロックを前記多段クロック遅延回路が出力す
    る数分だけの遅延クロックをサンプリングクロックとし
    て選択し、それぞれのサンプリングクロックが選択され
    ているときにA/D変換後格納された前記フレームメモ
    リ部から前記走査線Hの前記アドレスADk、ADk+1
    映像データを読み出し、記憶することを予め決められた
    所定回数繰り返し、この記憶された映像データのばらつ
    きを算出し、その最大値を記憶すること; それぞれの
    位相の異なったサンプリングクロックにおける前記ばら
    つきの最大値を比較して、その最大値が最小のときのサ
    ンプリングクロックを最適なサンプリングクロックとし
    て選定保持すること; の各機能を有するCPU部と、 を具備することを特徴とする請求項1記載の映像信号処
    理回路。
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