JP4832161B2 - プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイパネルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイパネルの製造方法に関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP)は、維持電極および走査電極が形成された前面基板と、アドレス電極および蛍光体が形成された背面基板とを備えている。両基板は周縁部に配置された封着材によって貼り合わされており、両基板の間には放電ガスが封入されている。各電極の間に電圧を印加すると、放電ガスがプラズマ化して紫外線が放射される。この紫外線が蛍光体に入射して蛍光体が励起され、可視光が放出されるようになっている。
維持電極及び走査電極は誘電体層によって覆われており、誘電体層を覆うように保護膜が形成されている。この保護膜は、表面が平坦に形成されており、放電ガスのプラズマ化によって発生した陽イオンから誘電体層を保護するものであり、一般的にはMgOによって形成された保護膜が知られている。
PDPの放電時の電圧(放電電圧)は、保護膜の2次電子放出係数に依存することが知られている。すなわち、保護膜の2次電子放出係数が大きいほど(仕事関数が小さく電子を放出しやすいほど)、放電電圧を低電圧化することが知られている。放電電圧が高くなると、PDPを駆動する際に放電遅れが生じる虞がある。
保護膜の2次電子放出性能を高めるには、保護膜の結晶性を向上させるのが有効であることが知られている。保護膜の結晶性を向上させる手法として、例えば、保護膜にレーザ光や電子ビームを照射してアニールする方法(例えば、特許文献1参照)や、保護膜形成時の雰囲気に水蒸気を導入する手法などが知られている。
特開2002−56773号公報
しかしながら、これまでのPDPは、保護膜の表面が平坦に形成されているため、上記の手法を行う際には保護膜の表面全体をアニール処理、水蒸気処理する必要がある。このため、保護膜の結晶性を向上させるのに多くのエネルギーを消費することになってしまい、非常に効率が悪い。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、効率よく保護膜の結晶性を向上させることができ、放電遅れが生じにくいプラズマディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネルの製造方法及びプラズマディスプレイパネルの製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、第1基板と第2基板とが対向配置されると共に、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように貼り合わされてなるプラズマディスプレイパネルであって、前記第1基板のうち前記第2基板との対向面上に設けられた第1電極と、前記第2基板のうち前記第1基板との対向面上に設けられた第2電極と、前記第1電極上及び前記第2電極上にそれぞれ設けられた絶縁膜と、前記第1電極側の絶縁膜上及び前記第2電極側の絶縁膜上のうち少なくとも一方に設けられた保護膜とを具備し、前記保護膜が設けられた側の前記絶縁膜がセラミック材料を含む微粒子を含有し、前記微粒子の少なくとも一部が前記絶縁膜の表面から前記保護膜側に突出しており、前記保護膜のうち前記微粒子に重なる部分が凸状であり、前記保護膜の前記凸状の部分は、前記保護膜の他の部分に比べて結晶性が高いことを特徴とする。
具体的には、前記微粒子の粒子径が、前記絶縁膜の膜厚よりも大きいことが好ましい。
本発明によれば、微粒子の粒子径が、絶縁膜の膜厚よりも大きいので、絶縁膜から微粒子を突出させやすくすることができる。これにより、保護膜を確実に凸状にすることができる。
また、前記微粒子の熱伝導率が前記絶縁膜の熱伝導率よりも小さいことが好ましい。
本発明によれば、微粒子の熱伝導率が前記絶縁膜の熱伝導率よりも小さいので、例えば保護膜の凸状部分を局所的に加熱する場合に、熱が微粒子を介して保護膜の他の部分に伝導するのを抑えることができる。これにより、加熱のエネルギーを保護膜の凸状部分に集中させることができるので、プラズマディスプレイパネルを効率よく製造することができる。
また、前記微粒子の導電率が前記絶縁膜の導電率よりも小さいことが好ましい。
本発明によれば、微粒子の導電率が絶縁膜の導電率よりも小さいので、放電時に微粒子内の電荷が放電電圧に悪影響を与えるのを防ぐことができる。これにより、放電遅れの一層の改善を図ることができる。
また、前記微粒子には、Si及びSiCのうち少なくとも一方が含まれていることが好ましい。
Si、SiCは、光を吸収して発熱する物質である。本発明では、このSi、SiCが微粒子に含まれているので、例えば微粒子にレーザ光などの光を照射することでSi、SiCから熱を発生させ、当該熱によって保護膜を加熱処理することが可能となる。これにより、保護膜の処理方法の選択の幅が広がることになる。
また、前記保護膜が、主成分にMgOを含有することが好ましい。
MgOは、耐スパッタ性の高い物質であることが知られている。本発明によれば、保護膜が主成分にMgOを含有するので、耐スパッタ性の高い保護膜を得ることができ、長寿命のプラズマディスプレイパネルを得ることができる。
また、前記保護膜が、主成分にSrO及びCaOのうち少なくとも一方を含有することが好ましい。
SrOは、保護膜として用いた場合、放電電圧を低下させることが知られている。CaOは、MgOよりも放電電圧が低く、SrOよりも耐スパッタ性が高いことが知られている。本発明によれば、保護膜が主成分にSrO及びCaOのうち少なくとも一方を含有するので、放電電圧を低下させ、その上耐スパッタ性の高い保護膜を有するプラズマディスプレイパネルを得ることができる。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルの製造方法は、第1電極が設けられた第1基板と第2電極が設けられた第2基板とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記第1電極上及び前記第2電極上のうち少なくとも一方に、セラミック材料を含む微粒子を含有する絶縁膜を、当該微粒子が前記絶縁膜の表面から突出するように形成する絶縁膜形成工程と、前記微粒子を含んだ絶縁膜上に、前記微粒子に重なる部分が凸状になるように保護膜を形成する保護膜形成工程と、前記保護膜のうち凸状の部分を加熱して再結晶させ、前記保護膜の前記凸状の部分を、前記保護膜の他の部分に比べて結晶性を高くする再結晶工程と、前記再結晶工程の後、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せる封着工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、第1電極上及び第2電極上のうち少なくとも一方に、微粒子を含んだ絶縁膜を、当該微粒子が絶縁膜の表面から突出するように形成し、この微粒子を含んだ絶縁膜上に、微粒子に重なる部分が凸状になるように保護膜を形成し、保護膜のうち凸状の部分を加熱して再結晶させるので、加熱のエネルギーを保護膜の凸状の部分に集中させることができる。これにより、効率よくプラズマディスプレイパネルを製造することができる。
また、前記再結晶工程が、前記保護膜の凸状の部分にレーザ光を照射する工程を含むことが好ましい。
本発明によれば、保護膜の凸状の部分にレーザ光を照射することによって、当該保護膜の凸状の部分にエネルギーが集中するので、効率よくプラズマディスプレイパネルを製造することができる。
また、前記保護膜形成工程から前記封着工程までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行うことが好ましい。
本発明によれば、保護膜の形成から封着までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行うので、プラズマディスプレイパネルの内部を低湿度状態に維持することができる。これにより、長寿命のプラズマディスプレイパネルを一層確実に製造することができる。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルの製造装置は、第1基板に設けられた第1電極上及び第2基板に設けられた第2電極上のうち少なくとも一方に設けられ膜表面から突出する微粒子を含んだ絶縁膜上に保護膜を形成する保護膜形成部と、前記保護膜のうち前記微粒子に重なる部分を加熱して再結晶させる再結晶部と、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せる封着部とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、再結晶部における加熱のエネルギーを、保護膜のうち微粒子に重なる部分に集中させることができる。これにより、効率よくプラズマディスプレイパネルを製造することができる。
また、前記保護膜形成部、前記再結晶部及び前記封着部が真空雰囲気又は露点−60℃以下の乾燥雰囲気になるように、前記保護膜形成部及び前記封着部の雰囲気を調節する調節手段を更に具備することが好ましい。
本発明によれば、保護膜の形成から封着までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行うことができるので、プラズマディスプレイパネルの内部を低湿度状態に維持することができる。これにより、長寿命のプラズマディスプレイパネルを製造することができる。
本発明によれば、第1電極上及び第2電極上のうち少なくとも一方に、微粒子を含んだ絶縁膜を、当該微粒子が絶縁膜の表面から突出するように形成し、この微粒子を含んだ絶縁膜上に、微粒子に重なる部分が凸状になるように保護膜を形成し、保護膜のうち凸状の部分を加熱して再結晶させるので、加熱のエネルギーを保護膜の凸状の部分に集中させることができる。これにより、効率よくプラズマディスプレイパネルを製造することができ、凸状の部分において局所的に結晶性の高い保護膜を有する放電遅れの生じにくいプラズマディスプレイパネルを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(プラズマディスプレイパネル)
図1は、3電極AC型プラズマディスプレイパネル(PDP)の分解斜視図である。図2は、図1におけるPDPの前面基板の断面図である。
図1に示すように、PDP100は、背面基板(第1基板)1と前面基板(第2基板)2とが対向配置され、図示しない封着材によって封着された構成になっている。背面基板1と前面基板2との間には、複数の放電室16が設けられている。放電室16の内部には、NeおよびXeの混合ガス等の放電ガスが400Torr程度の圧力で封入されている。放電ガス中には、Xeガスが例えば4体積%程度含まれている。
背面基板1の内面(前面基板2との対向面)には、複数のアドレス電極(第1電極)11が所定の間隔でストライプ状に配置されている。この複数のアドレス電極11の表面上には、誘電体層19が設けられている。誘電体層19は、アドレス電極11上を含めた背面基板1の全面に設けられており、誘電体層19の表面は平坦になっている。
誘電体層19の表面上のうち隣接するアドレス電極11の間の領域には、当該アドレス電極11の延在方向に沿って隔壁(リブ)15がそれぞれ設けられている。隣接する隔壁15間には、それぞれ誘電体層19の上面および隔壁15の側面を覆うように、赤色、緑色又は青色の蛍光を発光する蛍光体17が配置されている。
一方、前面基板2の内面(背面基板1との対向面)には、表示電極(第2電極)12を構成する走査電極12aと維持電極12bとが交互に所定の間隔でストライプ状に配置されている。表示電極12は、ITO等の透明導電性材料によって構成され、アドレス電極11と直交する方向に延在している。このアドレス電極11と表示電極12との交点が、PDP100の画素になっている。交点において、アドレス電極11と表示電極12との間の距離(放電ギャップ)は、80μm程度になっている。
表示電極12上には、当該表示電極12及び前面基板2の内面を覆うように誘電体層13が形成されている。誘電体層13上には、当該誘電体層13を覆うように保護膜14が形成されている。
図2に示すように、誘電体層13は、下層側(ただし、図2では上側)の第1絶縁膜13aと上層側(ただし、図2では下側)の第2絶縁膜13bとから構成されている。第1絶縁膜13a及び第2絶縁膜13bは、例えばPbO、B、SiOの混合材料からなる。第1絶縁膜13aは膜厚が25μm程度になっており、第2絶縁膜13bは膜厚が0.5μm程度になっている。
第2絶縁膜13bには、例えば熱伝導率の小さいSiO、TiO、ZnOや、レーザ光を吸収して発熱するSi、SiCなどのセラミックス材料からなる微粒子8が混入されている。この微粒子8は、単一のセラミック材料によって形成されていても良いし、複数のセラミック材料を組み合わせた混合材料によって形成されていても良い。本実施形態では、上記のセラミック材料を混合し、熱伝導率を小さく、しかもレーザ光を吸収するようにした微粒子8を例に挙げて説明する。微粒子8の表面は熱酸化膜で覆われており、微粒子8の導電率は第2絶縁層13bの導電率よりも低くなっている。
微粒子8の粒子径は0.5μm〜2.0μm程度になっており、第2絶縁膜13bの膜厚よりも大きくなっている。微粒子9の粒子密度は、500〜5000個/mm程度になっている。微粒子8の相対密度(粒子のポーラス度を示す数値であり、相対密度が1の場合はバルクである)は、0.3〜1.0程度になっている。
微粒子8は、一部が第2絶縁膜13b内に埋められていると共に、第2絶縁膜13bから保護膜14側に突出した部分を有しており、この突出部分が保護膜14に食い込むように設けられている。図2中では、微粒子8の形状を断面五角形で表したが、五角形に限らず、断面が円形や矩形、三角形であっても構わない。また、例えば背面基板1のアドレス電極11に平面的に重なる領域に微粒子8が多く配置され、アドレス電極11の間の隔壁15が形成される領域には微粒子8があまり配置されない等、PDP100の構成に応じて適宜分布が形成されていても勿論構わない。
保護膜14は、図1及び図2に示すように、放電ガスのプラズマ化によって発生した陽イオンから誘電体層13を保護するものであり、SrOとCaOとの混合物を主成分として含んでいる。保護膜14にSrOを含有させることで、MgOを用いた場合に比べて放電電圧が低下するという利点がある。一方、SrOのみでは耐スパッタ性が低いため、保護膜14にCaOを含有させることで耐スパッタ性を向上させることも可能である。保護膜14中のCaOの濃度はほぼ50mol%になっており、保護膜14の膜厚は8000Å程度になっている。
図2に示すように、保護膜14の表面には、凸状部分18が形成されている。凸状部分18は、第2絶縁層13bに混入された微粒子8上、すなわち、微粒子8に重なる部分に形成されている。凸状部分18は、保護膜14の他の部分に比べて結晶性が高くなっている。
このように構成されたPDP100の画素を点灯する場合には、アドレス電極11と走査電極12aとの間に直流電圧を印加して対向放電を発生させ、さらに走査電極12aと維持電極12bとの間に交流電圧を印加して面放電を発生させる。放電により放電室16内に封入された放電ガスがプラズマ化して、真空紫外線が放射される。この紫外線によって蛍光体17が励起され、可視光が前面基板2から放出されるようになっている。
(プラズマディスプレイパネルの製造装置)
次に、図3に基づいて、本実施形態に係るPDP製造装置を説明する。
同図に示すように、PDP製造装置30は、前面基板2と背面基板1とを導入し、真空処理によってPDP100を製造するものであり、前面基板ロード室31、蒸着室(保護膜形成部)32、レーザアニール室(再結晶部)33、背面基板ロード室34、背面基板脱ガス室35、搬送室36、アライメント・封着室(封着部)37、アンロード室38を有している。これら各室は、例えばロータリーポンプやターボ分子ポンプなどの真空排気機構(調節手段)48に接続されている。
前面基板ロード室31は、前面基板2を搬入するスペースであり、蒸着室32に接続されている。前面基板ロード室31に搬入された前面基板2を蒸着室32に搬送する搬送機構(図示しない)が設けられている。
蒸着室32は、前面基板2に保護膜14を蒸着させるスペースであり、上述の前面基板ロード室31及びレーザアニール室33に接続されている。蒸着室32には、前面基板2を加熱する加熱機構と、SrO及びCaOを主成分とする蒸発材料と、当該蒸発材料に対して電子ビームを照射する電子ビーム銃とが配置されている。蒸発材料に電子ビームを照射することで、当該蒸発材料を蒸発させることができるようになっている。また、蒸着室32には、蒸着時に当該蒸着室32内に酸素ガスを導入する酸素ガス導入機構が設けられている。
レーザアニール室33は、上述の蒸着室32及び搬送室36に接続されており、蒸着室32で形成された保護膜14にレーザ光を照射してアニール処理をするスペースである。レーザアニール室33には、前面基板2を支持する支持台と、保護膜14にレーザ光を照射するレーザ光照射機構とが設けられている。レーザ光照射機構は、波長が308nm、ビーム形状が100mm×40μmのレーザ光(Xe−Clレーザ)を照射する構成になっており、加熱のエネルギーは400mJ/cm程度、送り速度が5mm/sになっている。
背面基板ロード室34は、背面基板1を搬入するスペースであり、背面基板脱ガス室35に接続されている。背面基板ロード室34に搬入された背面基板1を背面基板脱ガス室35に搬送する搬送機構(図示しない)が設けられている。
背面基板脱ガス室35は、背面基板1を加熱して当該背面基板1に吸着したガス(水蒸気など)を除去するスペースであり、上述した背面基板ロード室34及び搬送室36に接続されている。背面基板脱ガス室35内には、背面基板1を加熱及び冷却する加熱冷却機構が設けられている。
搬送室36は、上述のレーザアニール室33及び背面基板脱ガス室35に接続されており、レーザアニール室33からの前面基板2と背面基板脱ガス室35からの背面基板1とが合流するスペースである。この搬送室36は、アライメント・封着室37にも接続されており、合流した前面基板2及び背面基板1をアライメント・封着室37に搬送するスペースでもある。また、搬送室36は、アンロード室38にも接続されており、アライメント・封着室37からのPDP100をアンロード室38に搬送するスペースでもある。このため、搬送室36には、前面基板2、背面基板1及びPDPを搬送する搬送ロボット(図示しない)が設けられている。
アライメント・封着室37は、前面基板2及び背面基板1の位置決めをし、両基板を封着材(図示しない)を用いて封着すると共に、前面基板2と背面基板1との間に放電ガスを封入して、PDP100を完成させるスペースである。アライメント・封着室37は、上述の搬送室36に接続されている。
アライメント・封着室37には、前面基板2と背面基板1の位置決めをする位置決め機構(図示しない)と、放電ガスを供給する放電ガス供給部(図示しない)が設けられている。また、アライメント・封着室37には、室内に拡散した放電ガスを純化する放電ガス純化器47が取り付けられており、放電ガス純化器47によって純化された放電ガスを再利用することができるようになっている。
アンロード室38は、アライメント・封着室37において完成されたPDP100を外部に取り出すスペースであり、上述した搬送室36に接続されている。
(プラズマディスプレイパネルの製造方法)
次に、本実施形態に係るPDP100の製造方法を説明する。図4は、本実施形態に係るPDP100の製造の流れを示すフローチャートである。図5〜図7は、本実施形態に係るPDP100の製造の様子を示す工程図である。本実施形態では、前面基板2と背面基板1とを別個に形成し、両基板を貼り合せるという手順でPDP100を製造する。
前面基板2を形成する手順を説明する。
前面基板2に表示電極12を形成し、誘電体層13を形成する(ST11:絶縁層形成工程)。誘電体層13については、まず、Pb、B、SiOの混合材料を印刷法によって前面基板2及び表示電極12上に25μm程度の厚さに塗布し、550℃程度の温度で焼成して第1絶縁層13aを形成する。次に、Pb、B、SiOの混合材料に微粒子8を混合した材料を印刷法によって第1絶縁層13a上に0.5μm程度の厚さに塗布し、550℃程度の温度で焼成して、図5に示すように、微粒子8が含まれた第2絶縁層13bを形成する。
この状態で、前面基板2をPDP製造装置30の前面基板ロード室31に搬入する。前面基板2が搬入されたら、前面基板ロード室31内の搬送機構が前面基板2を蒸着室32に搬送する。
蒸着室32では、前面基板2に保護膜14を形成する(ST12:保護膜形成工程)。
まず、前面基板2の基板温度が250℃程度になるように加熱し、真空排気機構によって蒸着室32内を真空排気する。蒸着室32内を真空排気したら、酸素ガス供給機構によって蒸着室32内に酸素ガスを供給し、当該酸素ガスの分圧が3.0×10−2Pa程度になるように制御する。
酸素ガスの分圧及び前面基板2の基板温度を調節しながら、電子ビーム銃から蒸発材料に向けて電子ビームを照射して蒸発材料を蒸発させると、蒸発した蒸発材料は、蒸着室32内を蒸気流となって循環し、40Å/s程度の成膜レートで第2絶縁膜13b上及び微粒子8上に堆積する。蒸発材料の堆積物が保護膜14となる。保護膜14は、光透過可能な状態に形成される。
微粒子8が第2絶縁膜13bの表面に突出しているため、図6に示すように、保護膜14のうち微粒子8上に堆積した部分がこの微粒子8の突出部分に合わせて凸状に形成される(凸状部分18)。なお、蒸発材料中のCaOの濃度はほぼ50mol%になっている。
保護膜14を形成したら、前面基板2をレーザアニール室33の支持台上に搬送する。レーザアニール室33では、レーザ光照射機構によってレーザ光を発生させ、当該レーザ光を保護膜14の凸状部分18に照射する(ST13:再結晶工程)。保護膜14を光透過可能な状態に形成しておくことで、レーザ光が保護膜14を透過し、微粒子8に照射されることになる。本実施形態のようにSi、SiCを含む微粒子8はレーザ光を受けると発熱するため、凸状部分18は外側のレーザ光及び内側の熱の両側から加熱されることになる。この加熱によって、図7に示すように凸状部分18が再結晶化され、保護膜14の他の部分よりも結晶性が高くなる。
このようにして、前面基板2を形成する。
次に、背面基板1を形成する手順を説明する。
まず、背面基板1の内面にアドレス電極11、誘電体層19、隔壁15、蛍光体17を形成し(ST21)、さらに図示しない封着材を形成する(ST22)。この状態で、PDP製造装置30の背面基板ロード室34に搬入する。背面基板1が搬入されたら、背面基板ロード室34内の搬送機構が背面基板を脱ガス室35に搬送する。脱ガス室35では、真空中で背面基板1を加熱することによって、当該背面基板1の内面に形成された封着材に対して脱ガス処理を行う(ST23)。
脱ガス処理が終了した背面基板1は、搬送室36へ搬送され、搬送室36からアライメント・封着室37へと搬送される。
アライメント・封着室37では、真空雰囲気下において、前面基板2と背面基板1とを貼り合わせるための位置決めをする(ST31)。位置決めが完了したら、アライメント・封着室37内に放電ガスを導入する(ST32)。放電ガスを導入したら、封着材を加熱して前面基板2と背面基板1とを貼り合わせる(ST33)。貼り合わせが完了したら、封着材を硬化させ、前面基板2と背面基板1との間に放電ガスが封入された状態で前面基板2と背面基板1との間を封着する(ST34)。このように、アライメント・封着室37では封着工程を行い、PDP100を得る。封着工程後、放電ガスは放電ガス純化器47によって取り込まれ、再利用可能な状態にされる。
その後、PDP100は、搬送室36を経由してアンロード室38に搬送され、アンロード室38から取り出される。
本実施形態によれば、表示電極12上に、微粒子8を含んだ第2絶縁膜13bを、当該微粒子8が第2絶縁膜13bの表面から突出するように形成し、この第2絶縁膜13b上には、微粒子8に重なる部分が凸状になるように保護膜14を形成し、保護膜14のうち凸状部分18を加熱して再結晶させるので、加熱のエネルギーを保護膜14の凸状部分18に集中させることができる。これにより、効率よくPDP100を製造することができる。また、このようにPDP100を製造することにより、保護膜14の凸状部分18において結晶性が高くなるため、放電遅れの生じにくいPDP100を得ることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
上記実施形態では、保護膜形成工程から封着工程までを、真空雰囲気中で行うこととして説明したが、これに限られることは無い。例えば、保護膜形成工程から封着工程までを露点−60℃以下の乾燥雰囲気中で行っても構わない。この場合、PDP製造装置30内(特に、蒸着室32内、レーザアニール室33内、背面基板脱ガス室35内、搬送室36内、アライメント・封着室37内)にCDA(Clean Dry Air)を供給するCDA供給機構と、PDP製造装置30内からCDAを排出するCDA排出機構とを有していることが好ましい。PDP製造装置30内にCDAを供給することによって、当該PDP製造装置30内を容易に露点−60℃以下の乾燥雰囲気にすることができる。このように、露点−60℃以下の乾燥雰囲気であっても、保護膜14の吸湿を十分に防ぐことが可能である。
また、上記実施形態では、保護膜14を背面基板1にのみ形成する構成であったが、これに限られることは無い。例えば、背面基板1と前面基板2との両方に保護膜14を形成する構成であっても、勿論構わない。
また、上記実施形態では、保護膜14の材料としてSrOとCaOとの混合物を用いていたが、これに限られることは無い。例えば、保護膜14をSrO又はCaOの単一材料で形成しても良いし、これとは別にMgOであっても構わない。保護膜14にMgOを主成分として含ませることで、耐スパッタ性を高めることができる。
また、上記実施形態では、微粒子8の材料としてSiO、TiO、ZnO及びSi、SiCの混合物を用いていたが、これに限られることは無い。例えば、保護膜14の構成材料と同様のMgO、SrO、CaO若しくはSrOとCaOとの混合物であっても良いし、他のセラミックス材料、例えばAlやSiなどであっても良い。
本発明の実施形態に係るPDPの構成を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るPDPの構成を示す断面図。 本実施形態に係るPDP製造装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係るPDPの製造過程を示すフローチャート。 本実施形態に係るPDPの製造工程を示す工程図。 同、工程図。 同、工程図。
符号の説明
1…背面基板 2…前面基板 8…微粒子 11…アドレス電極 12…表示電極 13…誘電体層 13b…第2絶縁膜 14…保護膜 18…凸状部分 30…PDP製造装置 32…蒸着室 37…アライメント・封着室 100…PDP

Claims (10)

  1. 第1基板と第2基板とが対向配置されると共に、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように貼り合わされてなるプラズマディスプレイパネルであって、
    前記第1基板のうち前記第2基板との対向面上に設けられた第1電極と、
    前記第2基板のうち前記第1基板との対向面上に設けられた第2電極と、
    前記第1電極上及び前記第2電極上にそれぞれ設けられた絶縁膜と、
    前記第1電極側の絶縁膜上及び前記第2電極側の絶縁膜上のうち少なくとも一方に設けられた保護膜と
    を具備し、
    前記保護膜が設けられた側の前記絶縁膜がセラミック材料を含む微粒子を含有し、前記微粒子の少なくとも一部が前記絶縁膜の表面から前記保護膜側に突出しており、
    前記保護膜のうち前記微粒子に重なる部分が凸状であり、
    前記保護膜の前記凸状の部分は、前記保護膜の他の部分に比べて結晶性が高い
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記微粒子の粒子径が、前記絶縁膜の膜厚よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記微粒子の熱伝導率が前記絶縁膜の熱伝導率よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記微粒子の導電率が前記絶縁膜の導電率よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記微粒子には、Si及びSiCのうち少なくとも一方が含まれている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記保護膜が、主成分にMgOを含有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記保護膜が、主成分にSrO及びCaOのうち少なくとも一方を含有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 第1電極が設けられた第1基板と第2電極が設けられた第2基板とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記第1電極上及び前記第2電極上のうち少なくとも一方に、セラミック材料を含む微粒子を含有する絶縁膜を、当該微粒子が前記絶縁膜の表面から突出するように形成する絶縁膜形成工程と、
    前記微粒子を含んだ絶縁膜上に、前記微粒子に重なる部分が凸状になるように保護膜を形成する保護膜形成工程と、
    前記保護膜のうち凸状の部分を加熱して再結晶させ、前記保護膜の前記凸状の部分を、前記保護膜の他の部分に比べて結晶性を高くする再結晶工程と、
    前記再結晶工程の後、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せる封着工程と
    を具備することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  9. 前記再結晶工程が、前記保護膜の凸状の部分にレーザ光を照射する工程を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  10. 前記保護膜形成工程から前記封着工程までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行う
    ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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