JP4895682B2 - プラズマディスプレイパネルの製造方法及びプラズマディスプレイパネルの製造装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの製造方法及びプラズマディスプレイパネルの製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルの製造方法及びプラズマディスプレイパネルの製造装置に関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP)は、維持電極および走査電極が形成された前面基板と、アドレス電極および蛍光体が形成された背面基板とを備えている。両基板は周縁部に配置された封着材によって貼り合わされており、両基板の間には放電ガスが封入されている。各電極の間に電圧を印加すると、放電ガスがプラズマ化して紫外線が放射される。この紫外線が蛍光体に入射して蛍光体が励起され、可視光が放出されるようになっている。
維持電極及び走査電極は誘電体層によって覆われており、誘電体層を覆うように保護膜が形成されている。この保護膜は、放電ガスのプラズマ化によって発生した陽イオンから誘電体層を保護するものであり、一般的にはMgOによって形成された保護膜が知られている。近年では、MgOの他にSrO、CaO等のアルカリ土類金属の酸化物によって保護膜を形成するなど、種々の試みが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−231129号公報
しかしながら、SrOやCaOはHO、CO、COなどの不純物ガスに対して活性であり、当該SrOやCaOを主成分とする保護膜の表面にこれら不純物ガスの分子が吸着する場合がある。保護膜の表面に不純物ガスの分子が吸着すると、この保護膜を用いたPDPのエージングの際に悪影響を及ぼし、エージング時間が長くなってしまうという問題がある。SrOやCaO以外の材料を用いた場合であっても、不純物ガスに対して活性であれば同様の問題が生じる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、エージング時間を短縮することが可能なプラズマディスプレイパネルの製造方法及びプラズマディスプレイパネルの製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、第1電極が設けられた第1基板と第2電極が設けられた第2基板とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記第1電極上及び前記第2電極上のうち少なくとも一方に保護膜を形成する保護膜形成工程と、前記保護膜の表面に、水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を吸着させる吸着工程と、前記吸着工程の後、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せる封着工程とを具備し、前記吸着工程では、前記保護膜の形成された基板を室温以上250℃以下の温度にして吸着を行うことを特徴とする。
本発明によれば、保護膜の表面に、水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1 種類を吸着させた後、この第1基板と第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せることとしたので、保護膜表面の活性を弱めることができ、保護膜の表面にHO、CO、COなどの不純物ガスが吸着するのを防ぐことができる。これにより、不純物ガスによってエージングに悪影響が及ぶのを回避することができ、エージング時間を短縮することができる。
また、吸着工程で第1基板及び第2基板のうち保護膜の形成される基板を室温以上250℃以下の温度にして吸着を行うので、保護膜表面に水素分子、窒素分子及びキセノン原子を吸着しやすくすることができる。「室温以上」としたのは、基板を室温以下に冷却する場合には冷却機構を大掛かりにする必要があり、コストがかさむからである。「250℃以下」としたのは、250℃を超えると水素分子、窒素分子及びキセノン原子が吸着しにくくなるためである。また、保護膜を例えば蒸着法によって形成する場合、基板の温度を250℃程度にすることが多い。本発明では、「250℃以下」とすることにより、保護膜形成から表面処理へと連続した処理が可能となる。
また、前記吸着工程が、水素ガス、窒素ガス及びキセノンガスのうち少なくとも1種類の表面処理ガスを前記保護膜の表面に供給する表面処理ガス供給工程を有し、
前記表面処理ガス供給工程では、前記表面処理ガスの圧力が0.1Pa以上大気圧以下となるように前記表面処理ガスを供給することが好ましい。
本発明によれば、吸着工程が、水素ガス、窒素ガス及びキセノンガスのうち少なくとも1種類の表面処理ガスを保護膜の表面に供給する表面処理ガス供給工程を有し、当該表面処理ガス供給工程では、保護膜の表面に供給する表面処理ガスの圧力が0.1Pa以上大気圧以下となるように表面処理ガスを供給するので、保護膜の表面に供給する表面処理ガスを高い圧力で供給することができる。これにより、保護膜表面にガスを吸着させやすくすることができる。
また、前記封着工程では、樹脂材料からなる封着材を用いて前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせることが好ましい。
例えば紫外線硬化樹脂などの樹脂材料からなる封着材を用いて基板を貼り合わせた場合、貼り合わせの際に、紫外線が照射されることによってHOやCOなどの不純物ガスが発生する。この不純物ガスがパネル内の保護膜の表面に付着し、エージングに悪影響を及ぼすことになるため、従来では低融点ガラスなど、高価ではあるが不純物ガスの発生が少ない材料を用いていた。
これに対して、本発明によれば、保護膜の表面に、水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1 種類を吸着させるので、紫外線硬化樹脂などの樹脂材料からなる封着材を用いて基板を貼り合わせた場合であっても、紫外線照射時に発生した不純物が保護膜の表面に付着するのを防ぐことができる。紫外線照射以外の他の方法、例えば加熱などによって封着する樹脂材料においても同様である。これにより、封着材として低融点ガラスのような高価な材料を用いる必要が無く、安価な樹脂材料を用いることができるので、コストの削減につながる。また、封着材の材料選択の幅が広がるという利点もある。
また、前記保護膜形成工程から前記封着工程までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行うことが好ましい。
本発明によれば、保護膜形成工程から封着工程までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行うこととしたので、保護膜の吸湿を効果的に防ぐことが可能となる。
また、前記保護膜が、主成分にSrO及びCaOのうち少なくとも一方を含有することが好ましい。
保護膜の主成分としてSrOを含有する場合、プラズマディスプレイパネルの放電電圧を低下することができる。CaOを主成分として含有する場合、保護膜の耐スパッタ性を高めることができる。また、これらを混合することにより、放電電圧が低く、耐スパッタ性の高い保護膜を得ることができる。一方、SrOやCaOは、HO、CO、COなどのガスに対して活性であり、表面に付着したこれらガスと反応してSr(OH)やCaCOに変質してしまう。この結果、エージングに悪影響を及ぼし、エージング時間が長くなってしまう。
これに対して、本発明では、主成分にSrO及びCaOのうち少なくとも一方を含有する保護膜の表面に水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を吸着させることとしたので、保護膜の表面がHO、CO、COなどの不純物ガスと反応するのを防ぐことができる。したがって、放電電圧が低く、耐スパッタ性が高く、かつ、エージング時間の短いプラズマディスプレイパネルを得ることができる。
また、前記保護膜形成工程では、前記保護膜を蒸着法によって形成することが好ましい。
蒸着法によれば容易に保護膜を形成することができるが、一般的に、蒸着法によって保護膜を形成した場合、原子の欠損が生じることがある。例えば酸化物を蒸着法によって形成する場合、酸素原子の欠損が生じることがある。この原子の欠損部分もまたHO、CO、COなどの不純物ガスに対して活性であり、これらの不純物ガスの分子が吸着する虞がある。不純物ガスの分子が欠損部分に吸着すると、やはりエージングに悪影響を及ぼし、エージング時間が長くなってしまう。
これに対して、本発明では、保護膜の表面に水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を吸着させることとしたので、蒸着法によって保護膜を形成した場合であっても、欠損が生じた部分には水素分子や、窒素分子及びキセノン原子が吸着することになる。したがって、蒸着法によって容易に保護膜を形成することができる。また、HO、CO、COなどの不純物ガスが吸着するのを防ぐことができ、エージング時間の短縮にもつながる。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルの製造装置は、第1基板に設けられた第1電極上及び第2基板に設けられた第2電極上のうち少なくとも一方に保護膜を形成する保護膜形成部と、前記保護膜形成部に接続され、前記保護膜の表面に水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を室温以上250℃以下の温度で吸着させる吸着部と、前記吸着部に接続され、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せる封着部とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、保護膜の表面に、水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を吸着させる吸着部が設けられているので、表面にHO、CO、COなどの不純物ガスが吸着しにくい保護膜を形成することができる。なお、保護膜形成部と吸着部とが直接接続された構成にすることで、保護膜を形成した後直ちに水素分子、窒素分子、キセノン原子を保護膜の表面に吸着させることができ、保護膜の表面に不純物ガスが吸着するのを一層確実に防ぐことができるという利点もある。
また、前記保護膜形成部、前記吸着部及び前記封着部が真空雰囲気又は露点−60℃以下の乾燥雰囲気になるように、前記保護膜形成部、前記吸着部及び前記封着部の雰囲気を調節する第1調節手段を更に具備することが好ましい。
本発明によれば、保護膜の形成から吸着、封着までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行うことができるので、プラズマディスプレイパネルの内部を低湿度状態に維持することができる。これにより、長寿命のプラズマディスプレイパネルを製造することができる。
また、少なくとも前記封着部に接続され、前記第1基板又は前記第2基板のうち少なくとも一方に樹脂材料からなる封着材を形成する封着材形成部を更に具備することが好ましい。
本発明によれば、封着材形成部と封着部とが同一の装置内に設けられているので、封着材の形成と封着とを連続して行うことができる。これにより、プラズマディスプレイパネルの工程を簡略化することができる。
また、前記封着材形成部が真空雰囲気又は露点−60℃以下の乾燥雰囲気になるように、前記封着材形成部の雰囲気を調節する第2調節手段を更に具備することが好ましい。
本発明によれば、封着材を形成する間、真空雰囲気又は露点−60℃以下の乾燥雰囲気にすることができるので、封着材にHOなどの不純物ガスが付着するのを防止することができる。また、封着材の形成から封着までを一つの装置内で行うため、不純物ガスの付着を一層確実に防止することができる。
本発明によれば、保護膜の表面にHO、CO、COなどの不純物ガスが吸着するのを防ぐことができる。これにより、不純物ガスによってエージングに悪影響が及ぶのを回避することができ、エージング時間を短縮することができる。特に、主成分としてSrO及びCaOのうち少なくとも一方を含有する場合、保護膜の表面におけるSrO及びCaOと不純物ガスとの間の反応を防ぐことができる。また、保護膜を蒸着法によって形成し原子の欠陥が生じた場合であっても、不純物ガスが当該欠陥部分に吸着するのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(プラズマディスプレイパネル)
図1は、3電極AC型プラズマディスプレイパネル(PDP)の分解斜視図である。図2は、図1におけるPDPの一部の断面を示す断面図である。
図1に示すように、PDP100は、背面基板(第1基板)1と前面基板(第2基板)2とが対向配置され、当該背面基板1と前面基板2との間に複数の放電室16を有する構成になっている。
背面基板1の内面(前面基板2との対向面)には、複数のアドレス電極(第1電極)11が所定の間隔でストライプ状に配置されている。この複数のアドレス電極11の表面上には、誘電体層19が設けられている。誘電体層19は、アドレス電極11上を含めた背面基板1の全面に設けられており、誘電体層19の表面は平坦になっている。
誘電体層19の表面上のうち隣接するアドレス電極11の間の領域には、当該アドレス電極11の延在方向に沿って隔壁(リブ)15がそれぞれ設けられている。隣接する隔壁15間には、それぞれ誘電体層19の上面および隔壁15の側面を覆うように、赤色、緑色又は青色の蛍光を発光する蛍光体17が配置されている。
一方、前面基板2の内面(背面基板1との対向面)には、表示電極(第2電極)12を構成する走査電極12aと維持電極12bとが交互に所定の間隔でストライプ状に配置されている。表示電極12は、ITO等の透明導電性材料によって構成され、アドレス電極11と直交する方向に延在している。このアドレス電極11と表示電極12との交点が、PDP100の画素になっている。交点において、アドレス電極11と表示電極12との間の距離(放電ギャップ)は、80μm程度になっている。
表示電極12上には、当該表示電極12及び前面基板2の内面を覆うように誘電体層13が形成されている。誘電体層13上には、当該誘電体層13を覆うように保護膜14が形成されている。保護膜14は、放電ガスのプラズマ化によって発生した陽イオンから誘電体層13を保護するものであり、SrO及びCaOを含んでいる。保護膜14にSrOを含有させることで、MgOなどの保護膜を用いた場合に比べて放電電圧が低下するという利点がある。一方、SrOのみでは耐スパッタ性が低いため、保護膜14にCaOを含有させて耐スパッタ性の向上を図っている。保護膜14中のCaOの濃度はほぼ50mol%になっており、保護膜14の膜厚は8000Å程度になっている。
図2に示すように、背面基板1と前面基板2とが例えば封着材20によって貼り合わされ、隣接する隔壁15の間に放電室16が形成されている。この放電室16の内部には、NeおよびXeの混合ガス等の放電ガスが400Torr程度の圧力で封入されている。放電ガス中には、Xeガスが10体積%以上、例えば12体積%程度含まれている。
画素を点灯する場合には、アドレス電極11と走査電極12aとの間に直流電圧を印加して対向放電を発生させ、さらに走査電極12aと維持電極12bとの間に交流電圧を印加して面放電を発生させる。放電により放電室16内に封入された放電ガスがプラズマ化して、真空紫外線が放射される。この紫外線によって蛍光体17が励起され、可視光が前面基板2から放出されるようになっている。このときの放電電圧は第1セル点灯電圧と呼ばれている。
(プラズマディスプレイパネルの製造装置)
次に、図3に基づいて、本実施形態に係るPDP製造装置を説明する。
同図に示すように、PDP製造装置30は、前面基板2と背面基板1とを導入し、真空処理によってPDP100を製造するものであり、前面基板ロード室31、蒸着室(保護膜形成部)32、冷却・表面処理室(吸着部)33、背面基板ロード室34、背面基板脱ガス室35、UV樹脂塗布・脱ガス室(封着材形成部)39、搬送室36、アライメント・封着室(封着部)37、アンロード室38を有している。これら各室は、例えばロータリーポンプやターボ分子ポンプなどの真空排気機構(第1調節手段)48に接続されている。
前面基板ロード室31は、前面基板2を搬入するスペースであり、蒸着室32に接続されている。前面基板ロード室31に搬入された前面基板2を蒸着室32に搬送する搬送機構(図示しない)が設けられている。
蒸着室32は、前面基板2に保護膜14を蒸着させるスペースであり、上述の前面基板ロード室31及び冷却・表面処理室33に接続されている。蒸着室32には、前面基板2を加熱する加熱機構と、SrO及びCaOを主成分とする蒸発材料と、当該蒸発材料に対して電子ビームを照射する電子ビーム銃とが配置されている。蒸発材料に電子ビームを照射することで、当該蒸発材料を蒸発させることができるようになっている。また、蒸着室32には、蒸着時に当該蒸着室32内に酸素ガスを導入する酸素ガス導入機構が設けられている。
冷却・表面処理室33は、上述の蒸着室32及び搬送室36に接続されており、蒸着室32で加熱された前面基板2を冷却すると共に、蒸着室32で形成された保護膜14の表面を処理するスペースである。冷却・表面処理室33には、前面基板2を支持する支持台と当該支持台上部に設けられた冷却機構とが設けられている。例えば別途制御部が設けられており、支持台によって支持された前面基板2の基板温度を室温程度にまで冷却することができるようになっている。
冷却・表面処理室33には、水素ガス、窒素ガス及びキセノンガスを含んだ表面処理ガスを前記保護膜14の表面に供給する表面処理ガス供給機構が設けられている。表面処理ガス供給機構は、冷却・表面処理室33内に、表面処理ガスを0.1Pa〜大気圧程度の圧力で導入することができるようになっている。保護膜14の表面にこれら表面処理ガスを供給することで、水素分子、窒素分子、キセノン原子を保護膜14の表面に吸着させることができるようになっている。
この冷却・表面処理室33には、室内に拡散した表面処理ガスを純化するガス純化器47aが取り付けられており、ガス純化器47aによって純化された表面処理ガスを再利用することができるようになっている。例えばキセノンガスのように高価なガスを再利用することでコスト削減を図っている。
背面基板ロード室34は、背面基板1を搬入するスペースであり、背面基板脱ガス室35に接続されている。背面基板ロード室34に搬入された背面基板1を背面基板脱ガス室35に搬送する搬送機構(図示しない)が設けられている。
背面基板脱ガス室35は、背面基板1を加熱して当該背面基板1に吸着したガス(水蒸気など)を除去するスペースであり、上述した背面基板ロード室34及びUV樹脂塗布・脱ガス室39に接続されている。背面基板脱ガス室35内には、背面基板1を加熱及び冷却する加熱冷却機構が設けられている。
UV樹脂塗布・脱ガス室39は、背面基板1に封着材20の材料であるUV樹脂を塗布すると共にこの封着材20の脱ガス処理を行うスペースであり、上述の背面基板脱ガス室35及び搬送室36に接続されている。UV樹脂塗布・脱ガス室39には、背面基板1にUV樹脂を塗布する塗布機構と、封着材20を加熱する加熱機構とが設けられている。
UV樹脂塗布・脱ガス室39には、真空排気機構49aとCDA(Clean Dry Air)供給排気機構49bとが取り付けられている(雰囲気調節部49:第2調節手段)。真空排気機構49aがUV樹脂塗布・脱ガス室39内を減圧し、CDA供給排気機構49bがUV樹脂塗布・脱ガス室39内にCDAを供給し排気することが可能になっている。
搬送室36は、上述の冷却・表面処理室33及びUV樹脂塗布・脱ガス室39に接続されており、冷却・表面処理室33からの前面基板2とUV樹脂塗布・脱ガス室39からの背面基板1とが合流するスペースである。この搬送室36は、アライメント・封着室37にも接続されており、合流した前面基板2及び背面基板1をアライメント・封着室37に搬送するスペースでもある。また、搬送室36は、アンロード室38にも接続されており、アライメント・封着室37からのPDP100をアンロード室38に搬送するスペースでもある。このため、搬送室36には、前面基板2、背面基板1及びPDPを搬送する搬送ロボット(図示しない)が設けられている。
アライメント・封着室37は、前面基板2及び背面基板1の位置決めをし、両基板を封着材20を用いて封着すると共に、前面基板2と背面基板1との間に放電ガスを封入して、PDP100を完成させるスペースである。アライメント・封着室37は、上述の搬送室36に接続されている。
アライメント・封着室37には、前面基板2と背面基板1の位置決めをする位置決め機構(図示しない)と、放電ガスを供給する放電ガス供給部(図示しない)が設けられている。また、アライメント・封着室37には、室内に拡散した放電ガスを純化する放電ガス純化器47bが取り付けられており、放電ガス純化器47bによって純化された放電ガスを再利用することができるようになっている。
アンロード室38は、アライメント・封着室37において完成されたPDP100を外部に取り出すスペースであり、上述した搬送室36に接続されている。
(プラズマディスプレイパネルの製造方法)
次に、本実施形態に係るPDP100の製造方法を、図4に沿って説明する。図4は、本実施形態に係るPDP100の製造の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、前面基板2と背面基板1とを別個に形成し、両基板を貼り合せるという手順でPDP100を製造する。
前面基板2を形成する手順を説明する。
予め前面基板2に表示電極12及び誘電体層13を形成しておく。この状態で、前面基板2をPDP製造装置30の前面基板ロード室31に搬入する。前面基板2が搬入されたら、前面基板ロード室31内の搬送機構が前面基板2を蒸着室32に搬送する。
蒸着室32では、前面基板2に保護膜14を形成する(ST11〜ST12:保護膜形成工程)。
まず、前面基板2の基板温度が250℃程度になるように加熱し(ST11)、真空排気機構によって蒸着室32内を真空排気する。蒸着室32内を真空排気したら、酸素ガス供給機構によって蒸着室32内に酸素ガスを供給し、当該酸素ガスの分圧が3.0×10−2Pa程度になるように制御する。
酸素ガスの分圧及び前面基板2の基板温度を調節しながら、電子ビーム銃43から蒸発材料42に向けて電子ビームを照射して蒸発材料42を蒸発させると、蒸発した蒸発材料42は、蒸着室32内を蒸気流となって循環し、40Å/s程度の成膜レートで前面基板2上に堆積する(ST12)。この蒸発材料42の堆積物が保護膜14となる。なお、蒸発材料42中のCaOの濃度はほぼ50mol%になっている。
保護膜14を形成したら、前面基板2を冷却・表面処理室33の支持台上に搬送する。冷却・表面処理室33では、真空雰囲気下で、冷却機構によって、蒸着時に加熱した前面基板2を室温まで冷却する(ST13)。前面基板2が冷却されたら、冷却・表面処理室33内の表面処理ガス供給機構によって、保護膜14の表面に水素ガス、窒素ガス、キセノンガスを含んだ表面処理ガスを供給する(ST14:吸着工程)。表面処理ガスの圧力は、0.1Paから大気圧の範囲に設定する。保護膜14の表面に表面処理ガスを供給することで、当該保護膜14の表面には、水素分子、窒素分子、キセノン分子が吸着する。
このようにして、前面基板2を形成する。
次に、背面基板1を形成する手順を説明する。
予め背面基板1の内面にアドレス電極11、誘電体層19、隔壁15、蛍光体17を形成しておく。この状態で、PDP製造装置30の背面基板ロード室34に搬入する。背面基板1が搬入されたら、背面基板ロード室34内の搬送機構が背面基板を背面基板脱ガス室35に搬送する。背面基板脱ガス室35では、10−4Pa〜10−3Pa程度の圧力下で背面基板1の基板温度が100℃〜550℃程度、好ましくは350℃程度になるように、約5〜30分程度の間この背面基板1を加熱して、当該背面基板1の脱ガス処理を行う(ST21)。脱ガス処理が終了したら、背面基板1を一旦冷却し(ST22)、UV樹脂塗布・脱ガス室39へ搬送する。
UV樹脂塗布・脱ガス室39では、まず、背面基板1を室温〜80℃程度に加熱し、室内の雰囲気を露点−60℃以下のCDA雰囲気にする。この雰囲気下で、UV樹脂塗布機構によって背面基板1上に封着材20を形成する(ST23:封着材形成工程)。封着材20を形成したら、室内の圧力を10Pa〜10−4Pa程度に減圧し、加熱機構によって当該封着材20を80℃程度に加熱することで、封着材20に対して脱ガス処理を行う(ST24)。封着材20の脱ガス処理が終了したら、背面基板1を搬送室36へ搬送し、搬送室36からアライメント・封着室37へと搬送する。
アライメント・封着室37では、真空雰囲気下において、前面基板2と背面基板1とを貼り合わせるための位置決め(アライメント)をする(ST31)。アライメントが完了したら、室内に放電ガスを500Torr程度の圧力で導入する(ST32)。放電ガスを導入したら、室内を加圧して背面基板1と前面基板2とを密着させ、放電ガスを大気圧まで導入する(ST33)。その後、UV樹脂からなる封着材20に紫外線を照射し、封着材20を硬化させて背面基板1と前面基板2とを貼り合わせる(ST34)。このように、アライメント・封着室37では封着工程を行い、PDP100を得る。封着工程後、放電ガスは放電ガス純化器47bによって取り込まれ、再利用可能な状態にされる。
その後、PDP100は、搬送室36を経由してアンロード室38に搬送され、アンロード室38から取り出される。
本実施形態によれば、保護膜14の表面に、水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を吸着させた後、背面基板1と前面基板2との間に放電ガスが封入されるように背面基板1と前面基板2とを貼り合せることとしたので、保護膜14の表面にHO、CO、COなどの不純物ガスが吸着するのを防ぐことができる。これにより、不純物ガスによってエージングに悪影響が及ぶのを回避することができ、エージング時間を短縮することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で適宜変更を加えることができる。
本願明細書における『真空雰囲気』とは、大気圧より低く減圧した状態の雰囲気であり、単なる減圧下のみならず、何らかのプロセスガスを導入した減圧下も意味するものである。
また、上記実施形態では、保護膜形成工程から封着工程までを、真空雰囲気中で行うこととして説明したが、これに限られることは無い。例えば、保護膜形成工程から封着工程までを露点−60℃以下の乾燥雰囲気中で行っても構わない。この場合、PDP製造装置30内(特に、蒸着室32内、冷却・表面処理室33内、背面基板脱ガス室35内、UV樹脂塗布・脱ガス室39内、搬送室36内、アライメント・封着室37内)にCDA(Clean Dry Air)を供給するCDA供給機構と、PDP製造装置30内からCDAを排出するCDA排出機構とを有していることが好ましい。PDP製造装置30内にCDAを供給することによって、当該PDP製造装置30内を容易に露点−60℃以下の乾燥雰囲気にすることができる。このように、露点−60℃以下の乾燥雰囲気であっても、保護膜14の吸湿
を十分に防ぐことが可能である。
また、上記実施形態では、保護膜14を背面基板1にのみ形成する構成であったが、これに限られることは無い。例えば、背面基板1と前面基板2との両方に保護膜14を形成
する構成であっても、勿論構わない。
また、上記実施形態では、前面基板2上に保護膜14を形成した後、冷却・表面処理室33で室温まで冷却するとして説明したが、これに限られることはない。保護膜14の表面に上述の表面処理ガスを吸着させる場合、前面基板2の温度はできるだけ低い方が好ましいが、室温〜250℃程度の温度であれば、十分に吸着させることが可能である。
したがって、例えば、冷却・表面処理室33に前面基板2を搬送した後、蒸着時の温度(250℃)のまま表面処理を行っても構わない。この場合であっても、表面処理ガスの分子や原子を保護膜14の表面に十分に吸着させることができる。
また、冷却・表面処理室33において前面基板2の冷却を行う場合、上記実施形態のように前面基板2の温度を室温まで低下させなくても、室温〜250℃(蒸着時の基板温度)の温度に基板温度を低下させれば、表面ガスの分子、原子を保護膜14の表面に十分に吸着させることができる。
また、上記実施形態では、保護膜14の表面に上述の表面処理ガスを供給する場合に、表面処理ガスの導入圧力を大気圧に設定するとして説明したが、これに限られることは無い。この導入圧力については、0.1Pa〜大気圧の間の圧力に設定しても良い。表面処理ガスの分子や原子は、表面処理ガスの導入圧力を高くした方が保護膜14の表面に吸着しやすくなる。上記のように、0.1Pa〜大気圧の間の圧力であれば表面処理ガスの分子や原子を十分に吸着させることが可能である。
次に、上述の保護膜14に表面処理ガスを供給して表面処理を施した場合と表面処理を施さない場合とで、必要なエージング時間が異なる実例を説明する。
図5は、(1)表面処理を施した保護膜、(2)表面処理を施さない保護膜、をそれぞれ用いたセルについて、エージング時間と放電開始電圧との関係を示している。図5のグラフの縦軸は放電開始電圧(単位はV)であり、横軸はエージング時間(単位はmin)である。ここで、セルについては、上述したPDP100とほぼ同じ条件のパネルである。セルの放電ギャップは80μmであり、放電ガスはNeとXeとの混合ガスであり、放電ガス中のXeの濃度は12体積%であり、放電ガスの圧力は400Torrであり、周波数は40kHzであるものとした。保護膜についても、上記実施形態と同一の組成、すなわち、SrO及びCaO(50mol%)を含有する保護膜を用いた。
図5に示すように、表面処理を施した保護膜について((1)の場合)、エージング時間が0minのときに放電開始電圧が180Vであり、エージング時間が5minのときに放電開始電圧が172Vである。エージング時間が5minを経過した辺りから放電開始電圧は安定化している。
表面処理を施さない保護膜について((2)の場合)、エージング時間が0minのときに放電開始電圧が235Vである。エージング時間が0minから60minの間で放電開始電圧が徐々に低下していき、60minを経過した辺りから放電電圧が安定化している。表面処理を施した保護膜の場合に比べて、放電電圧の安定化までの時間が長くなっている。
これらのことから、保護膜に表面処理を施すことによって、必要なエージング時間を著しく短縮できることがわかる。
本発明の実施形態に係るPDPの構成を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るPDPの構成を示す断面図。 本実施形態に係るPDP製造装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係るPDPの製造過程を示すフローチャート。 保護膜中のBaO濃度と放電電圧との関係を示すグラフ。
符号の説明
1…背面基板 2…前面基板 11…アドレス電極 12…表示電極 12a…走査電極 12b…維持電極 13…誘電体層 14…保護膜 16…放電室 30…PDP製造装置 32…蒸着室 37…アライメント・封着室 100…PDP

Claims (10)

  1. 第1電極が設けられた第1基板と第2電極が設けられた第2基板とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記第1電極上及び前記第2電極上のうち少なくとも一方に保護膜を形成する保護膜形成工程と、
    前記保護膜の表面に、水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を吸着させる吸着工程と、
    前記吸着工程の後、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せる封着工程とを具備し、
    前記吸着工程では、前記保護膜の形成された基板を室温以上250℃以下の温度にして吸着を行う
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  2. 前記吸着工程が、水素ガス、窒素ガス及びキセノンガスのうち少なくとも1種類の表面処理ガスを前記保護膜の表面に供給する表面処理ガス供給工程を有し、
    前記表面処理ガス供給工程では、前記表面処理ガスの圧力が0.1Pa以上大気圧以下となるように前記表面処理ガスを供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  3. 前記封着工程では、樹脂材料からなる封着材を用いて前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせる
    ことを特徴とする請求項1又は至請求項2に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 前記保護膜形成工程から前記封着工程までを、真空雰囲気中又は露点−60℃以下の雰囲気中で行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  5. 前記保護膜が、主成分にSrO及びCaOのうち少なくとも一方を含有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  6. 前記保護膜形成工程では、前記保護膜を蒸着法によって形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  7. 第1基板に設けられた第1電極上及び第2基板に設けられた第2電極上のうち少なくとも一方に保護膜を形成する保護膜形成部と、
    前記保護膜形成部に接続され、前記保護膜の表面に水素分子、窒素分子及びキセノン原子のうち少なくとも1種類を室温以上250℃以下の温度で吸着させる吸着部と、
    前記吸着部に接続され、前記第1基板と前記第2基板との間に放電ガスが封入されるように当該第1基板と当該第2基板とを貼り合せる封着部とを具備する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  8. 前記保護膜形成部、前記吸着部及び前記封着部が真空雰囲気又は露点−60℃以下の乾燥雰囲気になるように、前記保護膜形成部、前記吸着部及び前記封着部の雰囲気を調節する第1調節手段を更に具備することを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  9. 少なくとも前記封着部に接続され、前記第1基板又は前記第2基板のうち少なくとも一方に樹脂材料からなる封着材を形成する封着材形成部を更に具備することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  10. 前記封着材形成部が真空雰囲気又は露点−60℃以下の乾燥雰囲気になるように、前記封着材形成部の雰囲気を調節する第2調節手段を更に具備することを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
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