JP2001325886A - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びその製造方法

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JP2001325886A
JP2001325886A JP2000144454A JP2000144454A JP2001325886A JP 2001325886 A JP2001325886 A JP 2001325886A JP 2000144454 A JP2000144454 A JP 2000144454A JP 2000144454 A JP2000144454 A JP 2000144454A JP 2001325886 A JP2001325886 A JP 2001325886A
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paste
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dielectric layer
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JP2000144454A
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Yasuo Konishi
庸雄 小西
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作信頼性及び表示品位が高いプラズマディ
スプレイパネルを提供する。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネルは、互いに
対向する背面基板11及び前面基板21と、背面基板1
1上に所定間隔で互いに平行となるように形成された複
数のアドレス電極12と、背面電極11上に形成され、
アドレス電極12を覆う白色誘電体層13と、前面基板
21上に、アドレス電極12に直交するように形成され
た複数の透明電極22と、前面基板21上に形成され、
透明電極22を覆う透明誘電体層24と、背面基板11
と前面基板21との間隔を規定するリブ14及びスペー
サ25と、背面基板11上に形成され、励起されること
により所定波長の光を放出する蛍光体層15と、から構
成されている。また、白色誘電体層13及び透明誘電体
層24は、その形状を維持するために、粒径が層厚の3
0〜60%であるフィラーを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルは、ガス放
電によって発生した紫外線により蛍光体を励起し、励起
した蛍光体から放出される光により所定画像を表示する
ディスプレイである。プラズマディスプレイパネルは、
例えば図5に示すように構成されている。具体的には、
複数のアドレス電極102が、背面基板101上に所定
間隔で互いに平行となるように形成され、誘電体層10
3によって被覆されている。また、誘電体層103上に
は、放電空間を区画する隔壁104と励起されることに
より発光する蛍光体層105とが形成されている。
【0003】一方、前面基板106上には、複数の透明
電極107が、アドレス電極102に直交するように所
定間隔で形成され、誘電体層108によって被覆されて
いる。この前面基板106は隔壁104上に張り合わさ
れ、各放電空間には、放電ガスが封入されている。この
ように構成されたプラズマディスプレイパネルは、所定
の電圧が供給されたアドレス電極102と透明電極10
7との交点に相当する放電空間で上記ガス放電を発生さ
せ、蛍光体層105を励起する。そして、蛍光体層10
5から放出された光は、前面基板106を介して外部に
出射する。
【0004】上記誘電体層103は、アドレス電極10
2が形成された背面基板101上に塗布された誘電体ペ
ーストを焼成することにより形成され、隔壁104は、
誘電体層103上にパターン形成された隔壁用ペースト
を焼成することにより形成される。以上のように、プラ
ズマディスプレイパネルを製造するためには、複数の焼
成工程が行われる。この焼成工程は、処理時間、設備、
製造フロア等の何れにおいても負荷が大きく、プラズマ
ディスプレイパネルの製造コスト及び生産性に大きく影
響する。
【0005】特開平11−7894号公報に開示されて
いる技術は、下層の融点を上層の融点よりも低く設定す
ることにより、焼成工程の回数を減らしている。例え
ば、誘電体ペーストの融点を隔壁用ペーストの融点以下
に設定することにより、誘電体ペーストを焼成した後、
続けて隔壁用ペーストを焼成している。このように、複
数のペーストを塗布した後、同一の焼成工程で複数のペ
ーストを焼成することにより、焼成工程の回数を減らし
ている。
【0006】また、図5に示すように、隔壁104は、
放電空間を区画し、背面基板101と前面基板106と
の間隔を規定するスペーサとしても機能する。このた
め、プラズマディスプレイの高い表示品位を実現するた
めには、背面基板101と前面基板106との間隔が均
一となるように形成しなければならない。特開平4−3
37226号公報に開示されている技術は、融点が異な
る3種類のガラス粉末を所定の割合で混合したペースト
を600℃で焼成することにより、焼成による収縮が少
なく機械的強度が強い隔壁を形成し、基板間を所定間隔
に保つようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平4−3
37226号公報に開示された技術では、基板間を所定
間隔に保つことができない場合がある。例えば、低融点
ガラスを主成分とする誘電体層上に隔壁を形成する場
合、隔壁の焼成温度が600℃と高いため、誘電体層が
再溶融し、隔壁が自重により誘電体層内に沈み込んでし
まう場合がある。また、隔壁の焼成温度を低く設定する
と、ペースト中の有機成分を完全に除去することができ
ず、プラズマディスプレイパネルの発光特性が悪くなる
場合がある。また、焼成温度が低いと、隔壁を構成する
ガラス成分の溶融が不完全となり、隔壁の機械的強度が
弱くなってしまう。このため、隔壁の一部が欠落し、そ
の部分では発光できなくなってしまう場合がある。
【0008】また、特開平11−7894号公報に開示
されている技術でも、上記と同様に、基板間を所定間隔
に保つことができない場合がある。具体的には、例えば
下層である誘電体ペーストの融点が上層である隔壁用ペ
ーストの融点以下に設定されているため、誘電体ペース
トの方が隔壁用ペーストよりも早く溶融する。このた
め、隔壁用ペーストが、自重により溶融している誘電体
ペースト中に沈み込んでしまう場合があり、基板間を所
定間隔に保つことができなくなる。上記誘電体ペースト
及び隔壁用ペーストに、例えば図6(a)に示すよう
に、誘電体層及び隔壁の形状を維持するための骨材とな
るシリカ(SiO)、アルミナ(Al)、ジル
コニア(ZrO)、チタニア(TiO)、カルシア
(CaO)の何れか又は複数を混合する技術が、特開平
11−297123号公報に開示されている。
【0009】しかし、特開平11−297123号公報
に開示されている技術は、誘電体層及び隔壁の形状を維
持するための骨材の大きさ等を全く考慮していないた
め、焼成により誘電体層及び隔壁の形状が崩れてしまう
場合がある。例えば、骨材の粒径が小さすぎる場合、図
6(b)に示すように、焼成後の誘電体層の厚さ及び隔
壁の高さが所定値よりも小さくなったり、図6(c)に
示すように、隔壁が自重により誘電体層中に沈み込んで
しまう場合がある。また、粒径の小さい骨材により所定
の厚さを得るためには、多量の骨材を混合しなければな
らず、効率が悪いという問題がある。一方、骨材の粒径
が大きすぎる場合、焼成後の誘電体層及び隔壁の表面平
滑性が悪くなってしまう場合がある。
【0010】以上のことから、特開平4−337226
号公報、特開平11−7894号公報、及び、特開平1
1−297123号公報に開示されている技術により製
造されるプラズマディスプレイパネルは、歩留まりが低
く、動作信頼性が低く、表示品位が低いという問題があ
る。従って、本発明は、高い動作信頼性と高い表示品位
とを有するプラズマディスプレイパネルを提供すること
を目的とする。また、本発明は、歩留まりが高いプラズ
マディスプレイパネルの製造方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかるプラズマディスプレイ
パネルは、互いに対向するように配置された1対の基板
と、前記1対の基板が有する対向面の内、一方の面上に
所定間隔で互いに平行となるように形成された複数の第
1電極と、前記一方の面上に形成され、前記第1電極を
覆う第1層と、前記対向面の内、他方の面上に、前記第
1電極に直交するように形成された複数の第2電極と、
前記他方の面上に形成され、前記第2電極を覆う第2層
と、前記1対の基板間に形成され、該1対の基板の間隔
を規定し、最小表示単位である放電空間を区画するため
の隔壁と、前記第1層上又は前記第2層上に形成され、
励起されることにより所定波長の光を放出する発光層
と、から構成され、前記隔壁は、前記第1層及び前記第
2層の少なくとも一方の上に形成され、前記隔壁が形成
された前記第1層及び前記第2層の少なくとも一方は、
粒径が層厚の30〜60%であるフィラーを含んでい
る、ことを特徴とする。この発明によれば、フィラーを
含む第1層及び/又は第2層は、焼成により形が崩れる
ことがないため、第1層及び/又は第2層上に形成され
る隔壁は、所定の高さに形成される。これにより、プラ
ズマディスプレイパネルの高い動作信頼性と高い表示品
位とを実現することができる。
【0012】前記第1層は、ガラスから形成され、該ガ
ラスよりも高い融点を有する材質から形成された前記フ
ィラーを含んでもよい。
【0013】前記第1層は、前記発光層から放出された
光を反射する反射層であり、金属酸化物又は高融点ガラ
スから形成された前記フィラーを含んでもよい。
【0014】前記第2層は、光学的に透明であり、光学
的に透明な前記フィラーを含んでもよい。
【0015】前記第2層は、ガラスから形成された光学
的に透明な誘電体層であり、前記ガラスと同一の屈折率
を有し、該ガラスよりも高い融点を有する高融点ガラス
から形成された前記フィラーを含んでもよい。
【0016】本発明の第2の観点にかかるプラズマディ
スプレイパネルの製造方法は、1対の基板の内、一方の
基板上に、複数の第1電極を所定間隔で互いに平行とな
るように形成する第1電極形成工程と、前記一方の基板
上に第1ペーストを塗布する第1塗布工程と前記第1ペ
ーストを焼成することにより、前記第1電極を覆う第1
層を形成する第1層形成工程と、前記一方の基板上に第
2ペーストを用いて、所定パターンを有するペースト層
を形成する第2塗布工程と、前記ペースト層を焼成する
ことにより、前記第1層上に前記1対の基板の間隔を規
定し、最小表示単位である放電空間を区画するための隔
壁を形成する隔壁形成工程と、前記隔壁上に、複数の第
2電極が所定間隔で互いに平行となるように形成された
他方の基板を、該第2電極が前記第1電極に直交するよ
うに貼り合わせる組立工程と、を備え、前記第1層形成
工程は、粒径が前記第1層の厚さの30〜60%である
フィラーを含む前記第1ペーストを焼成することによ
り、該第1層を形成する工程を備える、ことを特徴とす
る。
【0017】前記隔壁形成工程は、前記第1層形成工程
が終了した後に行われ、該第1層形成工程の焼成温度よ
りも高い温度で前記ペースト層を焼成する工程を備えて
もよい。
【0018】前記第2塗布工程は、前記第1塗布工程と
前記第1層形成工程との間に行われ、前記第1層形成工
程は、前記隔壁形成工程と共に、1つの工程として行わ
れてもい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態にかか
るプラズマディスプレイパネルについて図面を参照して
説明する。図1(a)は、本発明の実施の形態にかかる
プラズマディスプレイパネルの構成を示す平面図であ
り、図1(b)は、図1(a)に示したプラズマディス
プレイパネルの構成を示す断面図である。本発明の実施
の形態にかかるプラズマディスプレイパネルは、図1
(b)に示すように、背面板1と、前面板2と、から構
成されている。
【0020】背面板1は、背面基板11と、アドレス電
極12と、白色誘電体層13と、リブ14と、蛍光体層
15と、から構成され、前面板2は、前面基板21と、
透明電極22と、バス電極23と、透明誘電体層24
と、スペーサ25と、保護層26と、から構成されてい
る。アドレス電極12は、図1(a)に示すように、背
面基板11上に複数設けられ、所定間隔で互いに平行と
なるように形成されている。このアドレス電極12は、
銀やアルミニウム等から形成されている。
【0021】白色誘電体層13は、アドレス電極12を
覆うように背面基板11上に形成されている。白色誘電
体層13は、白色の無機フィラーが混合されたホウケイ
酸ガラスや鉛ガラス等の低融点ガラスから形成され、そ
の色は白色であり、蛍光体層15から放出される光を反
射する反射層として機能する。また、白色誘電体層13
には、粒径が白色誘電体層13の厚さの30〜60%
(平均粒径は例えば層厚の50%)である大粒径フィラ
ーが混入されている。大粒径フィラーは、白色誘電体層
13及びリブ14を同一の焼成工程で形成する際、リブ
14の重量を支え、白色誘電体層13を所定の厚さに保
つために混入されている。大粒径フィラーは、例えば酸
化シリコン、酸化アルミニウム、酸化チタニウム等から
形成される金属酸化物粒子、又は、ガラスビーズ等であ
る。なお、ガラス粉末の熱容量は、粒径が大きくなるほ
ど大きい。言い換えると、粒径が大きくなるほど、ガラ
ス粉末の軟化点(軟化温度)が高くなる。このため、粒
径が大きい(具体的には、白色誘電体層13の厚さの3
0〜60%の)ガラス粉末を大粒径フィラーとして用い
てもよい。
【0022】リブ14は、白色誘電体層13上に形成さ
れ、前面板2と白色誘電体層13との間隔を規定する。
リブ14は、白色誘電体層13と同様の材質、具体的に
は白色の無機フィラーが混合された低融点ガラスから形
成されている。蛍光体層15は、白色誘電体層13上及
びリブ14の側面上に形成され、赤色、緑色、又は、青
色の光を放出する。蛍光体層15が放出した光は、前面
板2を透過して外部に出射する。
【0023】一方、前面板2の透明電極22は、図1
(a)に示すように、アドレス電極12に直交するよう
に、前面基板21上に複数形成されている。透明電極2
2は、ITO(Indium Tin Oxide)や酸化錫等から形成
される光学的に透明な電極である。なお、アドレス電極
12と透明電極22との各交点が、各画素(表示セル)
に相当する。バス電極23は、透明電極22の導電性を
補うために、各透明電極22上に形成されている。バス
電極23は、例えば銀やクロム/銅/クロムの3層構造
を有する金属膜から形成される。
【0024】透明誘電体層24は、透明電極22及びバ
ス電極23を覆うように、前面基板21上に形成されて
いる。透明誘電体層24は、ホウケイ酸ガラスや鉛ガラ
ス等の低融点ガラスから形成され、光学的に透明であ
る。また、透明誘電体層24には、白色誘電体層13と
同様に、低融点ガラスと同等の屈折率を有し、粒径が透
明誘電体層24の厚さの30〜60%(平均粒径は例え
ば層厚の50%)である大粒径フィラーが混入されてい
る。この大粒径フィラーは、透明誘電体層24の形成後
に行われるスペーサ25の焼成処理により透明誘電体層
24が再溶融した際、スペーサ25の重量を支え、透明
誘電体層24を所定の厚さに保つために混入されてい
る。また、蛍光体層15が放出した光は前面板2を介し
て外部に出射するため、大粒径フィラーは光学的に透明
でなければならない。例えば、透明誘電体層24内の大
粒径フィラーは、屈折率が低融点ガラスの屈折率と同一
に調整された高軟化点透明ガラスビーズである。
【0025】スペーサ25は、図1(b)に示すよう
に、透明誘電体層24上の、背面板1のリブ14に対向
する位置に形成され、背面板1と透明誘電体層24との
間隔を規定する。保護層26は、透明誘電体層24上及
びスペーサ25の側面上に形成され、プラズマを生成す
るための電子放出層として機能する。この保護層26
は、酸化マグネシウム等から形成されている。
【0026】上記背面板1及び前面板2は、図1(b)
に示すように、図示せぬフリットガラス等により、リブ
14とスペーサ25とが向かい合うようにして張り合わ
される。これにより、リブ14及びスペーサ25によ
り、白色誘電体層13と透明誘電体層24との間の空間
が区切られる。また、リブ14及びスペーサ25により
区切られた空間は放電空間3であり、上記フリットガラ
ス等により気密が保たれている。放電空間3には放電ガ
ス(NeやXe等の希ガス)が封入され、アドレス電極
12及び透明電極22にそれぞれ所定の電圧が印加され
ると、ガス放電が発生する。蛍光体層15は、このガス
放電により発生した紫外線により励起され、赤色、緑
色、又は、青色の光を放出する。このようにして放出さ
れた光の色の組み合わせにより、所定のカラー画像が表
示される。
【0027】次に、以上のように構成されたプラズマデ
ィスプレイパネルの製造方法について説明する。なお、
以下では、背面板1の製造方法と前面板2の製造方法と
を別々に説明する。
【0028】(背面板1の製造方法)図2(a)〜図2
(e)は、背面板1の各製造工程を示す断面図である。
始めに、図2(a)に示すように、背面基板11上に銀
やアルミニウム等から形成された金属膜12aが蒸着等
により形成される。そして、金属膜12aが、フォトリ
ソグラフィー等により、ストライプ状にパターニングさ
れる。これにより、所定間隔で互いに平行に並んだアド
レス電極12が、図2(b)に示すように形成される。
【0029】次に、図2(b)に示すように、アドレス
電極12が形成された背面基板11上に、誘電体ペース
ト13aが、例えばロールコータ法により塗布される。
誘電体ペースト13aは、低融点ガラス粉末、無機フィ
ラー、大粒径フィラー、バインダ樹脂、及び、希釈溶剤
等から構成されている。希釈溶剤を揮発させて誘電体ペ
ースト13aを乾燥させた後、図2(b)に示すよう
に、例えばロールコータ法によりリブペースト14aが
誘電体ペースト13a上に塗布される。このリブペース
ト14aは、誘電体ペースト13aと同様に、低融点ガ
ラス粉末、無機フィラー、バインダ樹脂、及び、希釈溶
剤等から構成されている。
【0030】希釈溶剤を揮発させてリブペースト14a
を乾燥させた後、図2(b)に示すように、紫外線硬化
樹脂等から形成されたドライフィルム16が、リブペー
スト14a上に形成される。その後、所定パターンを有
するガラスマスクを介して、紫外線がドライフィルム1
6に照射される。このように紫外線でドライフィルム1
6を露光した後、図2(c)に示すように、アルカリ現
像によりドライフィルム16がパターニングされる。
【0031】その後、サンドブラスト装置を用いて、パ
ターニングしたドライフィルム16をマスクとして、ガ
ラスビーズ等の切削粉末を高速でリブペースト14aに
当てる。これにより、ドライフィルム16の開口部に存
在するリブペースト14aが除去され、図2(d)に示
すように、リブペースト14aがパターニングされる。
【0032】以上のようにして、所定パターンにリブペ
ースト14aをパターニングした後、ドライフィルム1
6を除去し、誘電体ペースト13a及びリブペースト1
4aを約550℃の温度で焼成する。これにより、誘電
体ペースト13a及びリブペースト14a中のバインダ
樹脂を除去し、低融点ガラス粉末を溶融させ、互いに固
着した白色誘電体層13とリブ14とを形成する。この
際、誘電体ペースト13aに含まれる大粒径フィラーが
小さすぎると(具体的には、粒径が白色誘電体層13の
厚さの30%以下であると)、白色誘電体層13の厚さ
が所定値よりも小さくなったり、リブ14(リブペース
ト14a)が自重で白色誘電体層13中に沈み込んでし
まう場合がある。また、大粒径フィラーが大きすぎると
(具体的には、粒径が白色誘電体層13の厚さの60%
以上であると)、白色誘電体層13の表面が凸凹になっ
てしまう場合がある。しかし、誘電体ペースト13aに
は、上記したように、粒径が白色誘電体層13の厚さの
30〜60%である大粒径フィラーが含まれているの
で、白色誘電体層13(誘電体ペースト13a)は、リ
ブ14(リブペースト14a)の重量を支えることがで
きる。このため、リブ14(リブペースト14a)が自
重により白色誘電体層13(誘電体ペースト13a)中
に沈み込んだりすることがない。また、白色誘電体層1
3の高い表面平滑性を実現することができる。このよう
にして、白色誘電体層13を所定の厚さに形成し、リブ
14を所定の高さに形成することができる。
【0033】白色誘電体層13及びリブ14を形成した
後、図2(e)に示すように、蛍光体を白色誘電体層1
3上及びリブ14の側面上に塗布し、蛍光体層15を形
成し、背面板1を完成する。
【0034】(前面板2の製造方法)図3(a)〜図3
(d)は、前面板2の各製造工程を示す断面図である。
始めに、図3(a)に示すように、例えばITOから形
成された透明導電膜22a、及び、クロム膜/銅膜/ク
ロム膜の3層から構成される多層膜23aが、スパッタ
リングや蒸着等により、この順番で前面基板21上に形
成される。そして、透明導電膜22a及び多層膜23a
が、フォトリソグラフィー等によりそれぞれパターニン
グされる。これにより、所定間隔で互いに平行に並んだ
透明電極22が形成され、透明電極22上にバス電極2
3が形成される。
【0035】次に、図3(b)に示すように、誘電体ペ
ースト24aが、例えばロールコータ法により、透明電
極22及びバス電極23を覆うように前面基板21上に
塗布される。誘電体ペースト24aは、低融点ガラス粉
末、大粒径フィラー、バインダ樹脂、及び、希釈溶剤等
から構成されている。希釈溶剤を揮発させて誘電体ペー
スト24aを乾燥させた後、誘電体ペースト24aを約
530℃の温度で焼成し、透明誘電体層24を形成す
る。この際、誘電体ペースト24aに含まれる大粒径フ
ィラーが小さすぎると(具体的には、粒径が透明誘電体
層24の厚さの30%以下であると)、透明誘電体層2
4の厚さが所定値よりも小さくなってしまう場合があ
る。また、大粒径フィラーが大きすぎると(具体的に
は、粒径が透明誘電体層24の厚さの60%以上である
と)、透明誘電体層24の表面が凸凹になってしまう場
合がある。しかし、上記したように、大粒径フィラーの
粒径は透明誘電体層24の厚さの30〜60%の範囲に
設定されているので、透明誘電体層24を所定厚に形成
すると共に、透明誘電体層24の高い表面平滑性を実現
することができる。続いて、図3(c)に示すように、
スペーサペースト25aが、スクリーン印刷法等によ
り、透明誘電体層24上の所定領域に塗布される。スペ
ーサペースト25aは、誘電体ペースト24aと同様
に、低融点ガラス粉末、バインダ樹脂、及び、希釈溶剤
等から構成されている。
【0036】希釈溶剤を揮発させてスペーサペースト2
5aを乾燥させた後、スペーサペースト25aを、誘電
体ペースト24aの焼成温度(又は融点)よりも高い温
度、例えば約550℃の温度で焼成し、スペーサ25を
形成する。この焼成により下地の透明誘電体層24が再
溶融するため、透明誘電体層24に含まれる大粒径フィ
ラーが小さすぎると(具体的には、粒径が透明誘電体2
4の厚さの30%以下であると)、スペーサ25(スペ
ーサペースト25a)が自重で透明誘電体層24中に沈
み込んでしまう場合がある。しかし、透明誘電体層24
には、粒径が透明誘電体層24の厚さの30〜60%で
ある大粒径フィラーが含まれているので、透明誘電体層
24はスペーサ25(スペーサペースト25a)の重量
を支えることができる。このため、スペーサ25(スペ
ーサペースト25a)が自重により透明誘電体層24中
に沈み込んだりすることがない。このようにして、透明
誘電体層24を所定の厚さに形成し、透明誘電体層24
に固着したスペーサ25を所定の高さに形成することが
できる。
【0037】その後、酸化マグネシウム等が電子ビーム
蒸着法により、透明誘電体層24上及びスペーサ25の
側面上に蒸着され、図3(d)に示すように、保護層2
6が形成される。これにより、前面板2が完成する。以
上のようにして形成された背面板1及び前面板2は、図
示せぬフリットガラス等により、リブ14とスペーサ2
5とが向かい合うようにして張り合わされ、放電空間3
が密閉される。その後、放電空間3内の空気が排気さ
れ、代わりに放電ガスが封入される。以上の工程によ
り、図1(a)及び図1(b)に示したプラズマディス
プレイパネルが完成する。
【0038】以上に示したように、誘電体ペースト13
aには、粒径が白色誘電体層13の厚さの30〜60%
である大粒径フィラーが、誘電体ペースト24aには、
粒径が透明誘電体層24の厚さの30〜60%である大
粒径フィラーが、それぞれ含まれている。このため、上
記したように、誘電体ペースト13aとリブペースト1
4aとを同時に焼成することができ、焼成工程の回数を
低減することができる。また、上記したように、透明誘
電体層24を形成した後、透明誘電体層24の融点より
も高い温度でスペーサペースト25aを焼成することが
でき、スペーサペースト25a中の有機成分を完全に灰
化して除去することができる。これにより、機械的強度
の強いリブ14及びスペーサ25を得ることができ、リ
ブ14及びスペーサ25の欠落等が発生しにくくなる。
また、背面基板11と前面基板21とを所定間隔に保つ
ことができ、高い表示品位を実現することができる。こ
のようなプラズマディスプレイパネルは、歩留まりが高
く、高い動作信頼性を有する。
【0039】なお、誘電体ペースト13a、リブペース
ト14a、誘電体ペースト24a、及び、スペーサペー
スト25aの塗布方法は、上記した方法に限らず、所定
領域に所定の厚さでペーストを塗布できるのであれば、
ロールコータ法、スクリーン印刷法、スリットコータ
法、アディティブ法、及び、サンドブラスト法等の何れ
を用いてもよい。また、白色誘電体層13及び透明誘電
体層24(誘電体ペースト13a,24a)は、図4に
示すように、粒径が誘電体層の厚さの30%より小さい
小粒径フィラーやガラスパウダー等を含んでもよい。
【0040】また、リブ14及びスペーサ25に、白色
誘電体層13及び透明誘電体層24と同様に、形状を保
つための大粒径フィラーを混入してもよい。また、白色
誘電体層13を形成した後、リブペースト14aを塗布
して焼成してもよく、誘電体ペースト24aとスペーサ
ペースト25aとを同時に焼成してもよい。このように
しても、上記と同様に、白色誘電体層13及び透明誘電
体層24を所定の厚さに形成することができる。また、
白色誘電体層13及び透明誘電体層24の融点よりも高
い温度で焼成処理を行うことができ、機械的強度の強い
リブ14及びスペーサ25を得ることができる。
【0041】また、上記実施の形態では、放電空間3を
区切る隔壁をリブ14とスペーサ25との2層から構成
する場合を示したが、図5に示したように、隔壁を1層
から形成してもよい。この場合、隔壁は背面板1及び前
面板2の何れか一方に形成されるため、上記大粒径フィ
ラーは、少なくとも、隔壁が形成される白色誘電体層1
3及び透明誘電体層24の一方に含まれていればよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、動作信頼性が高く、表示品位の高いプラズマ
ディスプレイパネルを提供することができる。また、本
発明により、プラズマディスプレイパネルの高い歩留ま
りを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるプラズマディスプ
レイパネルの構成図である。
【図2】図1に示したプラズマディスプレイパネルを構
成する背面板の各製造工程を示す断面図である。
【図3】図1に示したプラズマディスプレイパネルを構
成する前面板の各製造工程を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるプラズマディスプ
レイパネルの他の構成を示す図である。
【図5】従来のプラズマディスプレイパネルの構成図で
ある。
【図6】従来の技術により形成される層の状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 背面板 2 前面板 3 放電空間 11 背面基板 12 アドレス電極 13 白色誘電体層 14 リブ 15 蛍光体層 16 ドライフィルム 21 前面基板 22 透明電極 23 バス電極 24 透明誘電体層 25 スペーサ 26 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C027 AA06 AA09 5C040 FA01 FA04 GD07 GD09 GF02 GF12 GF16 GF19 JA02 JA12 JA17 JA22 KA04 KA07 KB03 KB09 KB15 KB19 MA26 5C094 AA31 BA31 BA32 CA19 CA24 EA04 EA05 EA07 EB02 EC03 EC04 FB16 5G435 AA14 BB06 CC09 HH06 HH16 KK05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向するように配置された1対の基
    板と、 前記1対の基板が有する対向面の内、一方の面上に所定
    間隔で互いに平行となるように形成された複数の第1電
    極と、 前記一方の面上に形成され、前記第1電極を覆う第1層
    と、 前記対向面の内、他方の面上に、前記第1電極に直交す
    るように形成された複数の第2電極と、 前記他方の面上に形成され、前記第2電極を覆う第2層
    と、 前記1対の基板間に形成され、該1対の基板の間隔を規
    定し、最小表示単位である放電空間を区画するための隔
    壁と、 前記第1層上又は前記第2層上に形成され、励起される
    ことにより所定波長の光を放出する発光層と、 から構成され、 前記隔壁は、前記第1層及び前記第2層の少なくとも一
    方の上に形成され、 前記隔壁が形成された前記第1層及び前記第2層の少な
    くとも一方は、粒径が層厚の30〜60%であるフィラ
    ーを含んでいる、 ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】前記第1層は、ガラスから形成され、該ガ
    ラスよりも高い融点を有する材質から形成された前記フ
    ィラーを含む、 ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  3. 【請求項3】前記第1層は、前記発光層から放出された
    光を反射する反射層であり、金属酸化物又は高融点ガラ
    スから形成された前記フィラーを含む、 ことを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  4. 【請求項4】前記第2層は、光学的に透明であり、光学
    的に透明な前記フィラーを含む、ことを特徴とする請求
    項1乃至3の何れか1項に記載のプラズマディスプレイ
    パネル。
  5. 【請求項5】前記第2層は、 ガラスから形成された光学的に透明な誘電体層であり、 前記ガラスと同一の屈折率を有し、該ガラスよりも高い
    融点を有する高融点ガラスから形成された前記フィラー
    を含む、 ことを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  6. 【請求項6】1対の基板の内、一方の基板上に、複数の
    第1電極を所定間隔で互いに平行となるように形成する
    第1電極形成工程と、 前記一方の基板上に第1ペーストを塗布する第1塗布工
    程と 前記第1ペーストを焼成することにより、前記第1電極
    を覆う第1層を形成する第1層形成工程と、 前記一方の基板上に第2ペーストを用いて、所定パター
    ンを有するペースト層を形成する第2塗布工程と、 前記ペースト層を焼成することにより、前記第1層上に
    前記1対の基板の間隔を規定し、最小表示単位である放
    電空間を区画するための隔壁を形成する隔壁形成工程
    と、 前記隔壁上に、複数の第2電極が所定間隔で互いに平行
    となるように形成された他方の基板を、該第2電極が前
    記第1電極に直交するように貼り合わせる組立工程と、 を備え、 前記第1層形成工程は、粒径が前記第1層の厚さの30
    〜60%であるフィラーを含む前記第1ペーストを焼成
    することにより、該第1層を形成する工程を備える、 ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方
    法。
  7. 【請求項7】前記隔壁形成工程は、前記第1層形成工程
    が終了した後に行われ、該第1層形成工程の焼成温度よ
    りも高い温度で前記ペースト層を焼成する工程を備え
    る、 ことを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレ
    イパネルの製造方法。
  8. 【請求項8】前記第2塗布工程は、前記第1塗布工程と
    前記第1層形成工程との間に行われ、 前記第1層形成工程は、前記隔壁形成工程と共に、1つ
    の工程として行われる、 ことを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレ
    イパネルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006009162A1 (ja) * 2004-07-20 2006-01-26 Pioneer Corporation プラズマ放電パネル、及びプラズマ放電パネル製造用基板
JP2007317487A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Ulvac Japan Ltd プラズマディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネルの製造方法及びプラズマディスプレイパネルの製造装置

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