JP4825377B2 - エレベータの乗りかご - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、昇降に伴うかご室内の気圧の変化量を小さく抑える気圧制御装置を備えるエレベータの乗りかごに係り、特にかご室の出入口周りの気密性を向上させたエレベータの乗りかごに関する。
【0002】
【従来の技術】
昇降の高低差が300mを超えるようなエレベータにあっては、乗りかごの昇降中における気圧変化により乗客が不快感を感じることが多い。そして昇降速度が非常に高速になると、聴覚機能に影響が生じ、不快感が増してしまう。
【0003】
このような不快感を緩和するために、乗りかご内の気圧の変化を外部の気圧の変化より小さく抑える気圧制御装置を乗りかごに設けるようにしたエレベータが提案されている(特開平10−182039号)。
【0004】
このエレベータは、図11に示すように、乗りかご1の内部に空気を供給して加圧する空気ブロア2、および乗りかご1の内部の空気を吸入して減圧する排気ブロア3を備えている。
【0005】
そして、例えば超高層ビルの最上階から最下階まで一気に乗りかご1が下降する際に、その下降の前半においては給気ブロア2で乗りかご1内を加圧し、下降の後半においては排気ブロア3で乗りかご1内を減圧する。
【0006】
図12には、この場合の乗りかご1の外側周囲の気圧変化(破線)と、乗りかご1内の気圧変化(実線)との関係を示してある。乗りかご1の外側周囲においては、図12に破線で示すように、単位時間あたりの気圧の変化量が下降の途中で最大となるのに対し、乗りかご1内では加圧および減圧の調整により、実線で示すように、単位時間あたりの気圧の変化量を一定に保つことができ、これにより乗客に与える不快感を緩和することができる。
【0007】
乗りかご1内の気圧を外側の気圧と異なるように変化させるためには、乗りかご1の気密性を高める必要がある。この気密性を高める上で最も問題となるのが、かご室の出入口用の開口部と、この開口部を開閉するドアパネルとの間に生じる隙間である。
【0008】
従来、かご室の開口部とドアパネルとの間の隙間を塞ぐ技術として、かご室の開口部とドアパネルとの間に互いに噛合するくし歯状部材を設ける方式(特公昭58−2155号)や、かご室の開口部とドアパネルとの間に塞ぎ部材を設ける方式(特開平247675号)が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの方式は、昇降路内の騒音がかご室内に侵入するのを抑えたり、火災時の煙がかご室内に侵入するのを抑えることを目的としており、かご室内の気密性についての配慮はなく、したがって気圧制御装置で乗りかご内の気圧を外側の気圧と的確に異なるように調整することは困難である。
【0010】
また、かご室内の気圧を気圧制御装置で制御する場合、前述のように、下降の前半ではかご室内が加圧状態となり、後半では減圧状態となる。これはかご室内の気圧荷重が前半ではドアパネルをかご室から押し離すように働き、後半ではドアパネルをかご室に引き寄せるように働くことになる。
【0011】
かご室内の気圧荷重は、エレベータの走行高低差が40mm、走行速度が1000m/分と想定すると最大で約6hPa の気圧になる。かご室の開口部の面積を2.5m2とすると、ドアパネルの全体に約150Kgfの等分布荷重が作用する。
【0012】
したがってこの荷重により、かご室内が加圧されたときにはドアパネルがかご室から離れてかご室との間に隙間ができたり、ドアパネルが湾曲して隙間ができ、かご室内の気密性を高いレベルで保つことができなくなる。さらにこのような荷重でドアパネルがそのガイド用の軌道上から脱落してしまう恐れもある。
【0013】
ところで、新幹線等の高速鉄道車両のドアにも気密性を保持する機構が設けられているが、それらは油圧式のアクチュエータを用いてドアのパネルを車両本体に押し付けるもので、エレベータのドアに適用することは構造的にも、重量やコストの点でも無理がある。
【0014】
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、気圧制御装置により制御されるかご室内の気圧負荷の変動に応じてかご室の出入口用の開口部と、この開口部を開閉するドアパネルとの間の隙間を簡単な構成で有効にかつ的確に密閉してかご室内の気密性を高めることができるエレベータの乗りかごを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲にホルダを設け、このホルダ内にシール部材を設け、ドアパネルに前記ホルダに対応する接合部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、その接合部材と前記シール部材との間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材を前記ホルダ内のシール部材に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴としている。
【0016】
請求項2の発明は、前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲に接合部材を設け、ドアパネルに前記接合部材に対応してホルダを設け、このホルダ内にシール部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、その接合部材と前記シール部材との間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材を前記ホルダ内のシール部材に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴としている。
【0017】
請求項3の発明は、接合部材が介在するホルダ内には、その両側壁の内面に互いに対向してシール部材を設け、その各シール部材と前記接合部材との間にそれぞれ隙間を確保し、前記接合部材をかご室内の気圧の負荷に応じてそのいずれかのシール部材に選択的に密着させることを特徴としている。
【0018】
請求項4の発明は、接合部材が介在するホルダ内には、その内側の三面にシール部材を設け、その三面のシール部材のうちの前記接合部材を隔てて対向する二つのシール部材と前記接合部材との間にそれぞれ隙間を確保し、前記接合部材をかご室内の気圧の負荷に応じて、その接合部材を隔てて対向するいずれかのシール部材に選択的に密着させることを特徴としている。
【0019】
請求項5の発明は、接合部材が介在するホルダ内には、挿入溝を有する一体のシール部材を設け、前記接合部材を前記シール部材の挿入溝内に配置させ、その挿入溝の両側面と前記接合部材との間にそれぞれ隙間を確保し、かご室内の気圧の負荷に応じて、その接合部材を隔てて対向する挿入溝のいずれかの側面に選択的に前記接合部材を密着させることを特徴としている。
【0020】
請求項6の発明は、接合部材が、かご室の開口部の上部の幕板と、開口部の両側縁部の入口柱とに取り付けられていることを特徴としている。
【0021】
請求項7の発明は、ホルダが、かご室の開口部の上部の幕板と、開口部の両側縁部の入口柱とに取り付けられていることを特徴としている。
【0022】
請求項8の発明は、前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲にホルダを設け、ドアパネルに前記ホルダに対応する接合部材を設け、この接合部材にシール部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、前記シール部材と前記ホルダとの間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材に設けたシール部材を前記ホルダの内面に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴としている。
【0023】
請求項9の発明は、前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲に接合部材を設け、この接合部材にシール部材を設け、ドアパネルに前記接合部材に対応してホルダを設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、前記シール部材と前記ホルダとの間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材に設けたシール部材を前記ホルダ内の内面に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴としている。
【0024】
請求項10の発明は、シール部材がゴム等の弾性体からなることを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1ないし図10を参照して説明する。
【0027】
図1ないし図3にはこの発明の第1の実施形態を示してある。図1には乗りかご11の全体の外観を示してあり、この乗りかご11は、前面に出入口用の開口部12を有するかご室13を備え、このかご室13の上部に気圧制御装置としての吸気ブロア14および排気ブロア15が設けられている。
【0028】
かご室13は、かご床17、天井18、側板パネル19を有し、前面の開口部12の上部には幕板20が設けられ、また開口部12の内側の側縁部には入口柱21が設けられている。
【0029】
そしてこのかご室13の前面に、出入口用の開口部12を開閉する一対のドアパネル22が設けられている。これらドアパネル22は懸架ガイド装置(図示せず)により左右に移動可能に支持され、その移動により開口部12を開閉するようになっている。
【0030】
図2には、ドアパネル22が閉合しているときにおける図1中のX−X線に沿う断面図を、図3には同じくY−Y線に沿う断面図を示してある。図2に示すように、かご室13の前面に設けられた幕板20にはその前方に水平に突出する受け部20aが形成され、この受け部20aの上に断面コ字状をなすホルダ24が取り付けられている。
【0031】
そしてこのホルダ24の互いに対向する側壁の内面にそれぞれゴム等の弾性体からなるシール部材25a,25bが互いに対向して取り付けられている。これらホルダ24およびシール部材25a,25bは、少なくとも開口部12の左右の全区間に亘って連続的に延びるように設けられている。
【0032】
一方、ドアパネル22の裏面の上部には接合部材26が取り付けられ、この接合部材26はドアパネル22の左右のほぼ全区間に亘って連続的に延びるように設けられ、この接合部材26の一部が少なくともドアパネル22の閉合時に前記ホルダ24内のシール部材25aと25bとの間に介在するようになっている。そして通常の状態では、接合部材26とシール部材25a,25bとの間に1mm程度の隙間が確保されている。
【0033】
また、図3に示すように開口部12の側縁部に設けられた入口柱21の内側には断面コ字状をなすホルダ27が取り付けられている。そしてこのホルダ27の互いに対向する側壁の内面にそれぞれゴム等の弾性体からなるシール部材28a,28bが互いに対向して取り付けられている。これらホルダ27およびシール部材28a,28bは、少なくとも開口部12の上下の全区間に亘って連続して延びるように設けられている。
【0034】
ドアパネル22の側部の端面には接合部材29が取り付けられ、この接合部材29はドアパネル22の上下のほぼ全区間に亘って延びるように設けられ、この接合部材27の一部がドアパネル22の閉合時に前記ホルダ27内のシール部材28aと28bとの間に介在し、通常の状態では、その接合部材29とシール部材25a,25bとの間に1mm程度の隙間が確保されるようになっている。
【0035】
なお、図2および図3には、一方のドアパネル22についての構造を示してあるが、他方のドアパネル22においても同様の構造を備えている。
【0036】
次に、作用について説明する。
エレベータの運転時には、ドアパネル22が閉合され、開口部12が閉じられている。そしてドアパネル22の閉合により、ドアパネル22の上部の接合部材26がホルダ24の内側のシール部材25a,25b間に介在し、ドアパネル22の両側部の接合部材29がホルダ27の内側のシール部材28a,28b間に介在している。
【0037】
この状態で、例えばエレベータの下降運転時にかご室13内の気圧を制御する場合には、その下降の前半においては給気ブロア2を駆動し、かご室13内に空気を供給してかご室13内を加圧し、下降の後半においては排気ブロア3を駆動し、かご室13内の空気を吸入してかご室13内を減圧する。
【0038】
下降前半の加圧状態のもとでは、ドアパネル22がかご室13から離れる方向の気圧荷重を受け、この気圧荷重でドアパネル22の上部の接合部材26がシール部材25aに弾性的に接合して密着し、またドアパネル22の両側部の接合部材29がシール部材28aに弾性的に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、したがってかご室13内から外部への空気の漏れを抑えてかご室13内を有効にかつ的確に加圧することができる。
【0039】
一方、下降後半の減圧状態のもとでは、ドアパネル22がかご室13に近づく方向の気圧荷重を受け、この気圧荷重でドアパネル22の上部の接合部材26がシール部材25bに弾性的に接合して密着し、またドアパネル22の両側部の接合部材29がシール部材28bに弾性的に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、したがってかご室13の外部から内部への空気の侵入を抑えてかご室13内を有効にかつ的確に減圧することができる。
【0040】
また、加圧および減圧のいずれの場合においても、ドアパネル22の上部および両側部の接合部材26,29が断面コ字状のホルダ24,27内に嵌合しているから、気圧荷重によるドアパネル22の変形を小さく抑えることができ、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の気密性をより高めることができる。
【0041】
そしてドアパネル22の変形を抑えることができることから、かご室13の内部の意匠性を損ねることもなく、また乗客に不安感を与えることもなく、さらに万が一、ドアパネル22に過大な気圧荷重が作用したような場合であっても、接合部材26,29とホルダ24,27との係合によりドアパネル22の脱落を防止することができる。
【0042】
一方、乗りかご11が所定の階床に達して停止するときには、気圧制御装置の動作も停止する。したがって、かご室13内の気圧荷重が消失し、接合部材26,29とシール部材25a,25b,28a,28bとの密着が緩んでそれらの間に隙間が生じ、このため乗りかご11が停止してドアパネル22が開閉するときに、接合部材26,29とシール部材25a,25b,28a,28bとの間に摩擦が生じることがほとんどなく、これによりドアパネル22の開閉動作が円滑に行なわれる。また、接合部材26,29とシール部材25a,25b,28a,28bとが摩擦することがほとんどないから、シール部材25a,25b,28a,28bの損傷や劣化を長期に亘って防止することができる。
【0043】
図4にはこの発明の第2の実施形態を示してあり、この実施形態においては、図4(A)に示すように、かご室13の前面に設けられた幕板20の受け部20aの上に接合部材26が取り付けられ、ドアパネル22の裏面にホルダ24が取り付けられている。
【0044】
そしてこのホルダ24の互いに対向する側壁の内面にそれぞれゴム等の弾性体からなるシール部材25a,25bが互いに対向して取り付けられ、これらシール部材25a,25b間に前記接合部材26が介在している。
【0045】
これらホルダ24およびシール部材25a,25bは、ドアパネル22の左右のほぼ全区間に亘って連続的に延びるように設けられている。そして通常の状態では、接合部材26とシール部材25a,25bとの間に1mm程度の隙間が確保されている。
【0046】
また、図4(B)に示すように、開口部12の側縁部に設けられた入口柱21の内側には接合部材29が取り付けられ、ドアパネル22の側部の裏面に断面コ字状のホルダ27が取り付けられている。
【0047】
そしてこのホルダ27の互いに対向する側壁の内面にそれぞれゴム等の弾性体からなるシール部材28a,28bが互いに対向して取り付けられ、これらシール部材28a,28b間に前記接合部材29が介在している。
【0048】
接合部材29は、少なくとも開口部12の上下の全区間に亘って連続して延びるように設けられている。そして通常の状態では、接合部材29とシール部材28a,28bとの間に1mm程度の隙間が確保されている。
【0049】
この構成の場合には、かご室13内の加圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13から離れる方向に押し動かされてシール部材25a,28aが接合部材26,29に弾性的に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0050】
また、かご室13内の減圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に接近する方向に引き寄せられてシール部材25b,28bが接合部材26,29に弾性的に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0051】
図5にはこの発明の第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、コ字状のホルダ24,27の互いに対向する側壁の内面に一対のシール部材25a,25b,28a,28bが互いに対向して取り付けられているとともに、さらにホルダ24,27の他の一面に第3のシール部材25c,28cが取り付けられ、これらシール部材25a,25b,25c,28a,28b,28cで囲まれる空間内に接合部材26,29が介在している。
【0052】
そして、かご室13内の気圧の負荷の変動に応じて、接合部材26,29がこの接合部材26,29を隔てて対向するいずれかのシール部材25a,28a,25b,28bに選択的に密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。そして接合部材26,29の端面が第3のシール部材25c,28cに密着することにより、かご室13内の気密性がより高められる。
【0053】
図6にはこの発明の第4の実施形態を示してあり、この実施形態は前記第3の実施形態における三つのシール部材25a,25b,25c,28a,28b,28cを一体化した構成に相当するもので、すなわちコ字状のホルダ24,27内にその内側の三面に接するように一体のシール部材25,28を詰め込み、このシール部材25,28の一側面にその長手方向に沿って形成してある挿入溝25d,28d内に接合部材26,29を介在させてある。
【0054】
この場合には、かご室13内の気圧の負荷の変動に応じて、接合部材26,29がこの接合部材26,29を隔てて対向する挿入溝25d,28dのいずれかの側面に選択的に密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。そして接合部材26,29の端面が挿入溝25d,28での底面に密着することにより、かご室13内の気密性がより高められる。
【0055】
図7にはこの発明の第5の実施形態を示してあり、この実施形態においては、幕板20の受け部20aにコ字状のホルダ24が取り付けられ、ドアパネル22の裏面に接合部材26が取り付けられ、この接合部材26の一部が前記コ字状のホルダ24内に介在し、その介在部分の接合部材26の両面にホルダ24の両側壁と互いに対向するようにシール部材25a,25bが取り付けられている。
【0056】
この構成の場合には、かご室13内の加圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13から離れる方向に押し動かされて接合部材26に取り付けられている一方のシール部材25aがホルダ24の一方の側壁の内面に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0057】
また、かご室13内の減圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に接近する方向に引き寄せられて接合部材26に取り付けられている他方のシール部材25bがホルダ24の他方の側壁の内面に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0058】
図8にはこの発明の第6の実施形態を示してあり、この実施形態においては、幕板20の受け部20aに接合部材26が取り付けられ、ドアパネル22の裏面にコ字状のホルダ24が取り付けられ、前記接合部材26の一部が前記コ字状のホルダ24内に介在し、その介在部分の接合部材26の両面にホルダ24の両側壁と互いに対向するようにシール部材25a,25bが取り付けられている。
【0059】
この構成の場合には、かご室13内の加圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13から離れる方向に押し動かされてホルダ24の一方の側壁の内面が接合部材26に取り付けられている一方のシール部材25aに接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0060】
また、かご室13内の減圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に接近する方向に引き寄せられてホルダ24の他方の側壁の内面が接合部材26に取り付けられている他方のシール部材25bに接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0061】
図9にはこの発明の第7の実施形態を示してあり、この実施形態においては、ドアパネル22の構成部材の一つである裏面板22aの一側縁部がコ字状に折り曲げられて接合部材29とされ、また入口柱21の内側にコ字状のホルダ27が取り付けられ、このホルダ27の両側壁の内面に互いに対向してシール部材28a,28bが取り付けられ、これらシール部材28a,28b間に前記接合部材29の一部が介在している。
【0062】
この構成の場合には、かご室13内の加圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13から離れる方向に押し動かされて接合部材29がホルダ27の内面の一方のシール部材28aに接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0063】
また、かご室13内の減圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に接近する方向に引き寄せられて接合部材29がホルダ27の内面の他方のシール部材28bに接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0064】
そして特にこの実施形態の場合には、ドアパネル22の構成部材である裏面板22aの一部を接合部材29として用いているから、別個の接合部材が不要となり、部品点数を削減することができ、また接合部材29がドアパネル22の裏面板22aと一体であるから、接合部材29とドアパネル22との間での空気の漏れがなく、かご室13内の気密性をより高めることができる。
【0065】
図10にはこの発明の第8の実施形態を示してあり、この実施形態においては、入口柱21の一部が接合部材29として構成され、またドアパネル22の裏面にコ字状のホルダ27が取り付けられ、このホルダ27の両側壁の内面に互いに対向してシール部材28a,28bが取り付けられ、これらシール部材28a,28b間に前記接合部材29の一部が介在している。
【0066】
この構成の場合には、かご室13内の加圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13から離れる方向に押し動かされてホルダ27の内面の一方のシール部材28aが接合部材29に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0067】
また、かご室13内の減圧状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に接近する方向に引き寄せられてホルダ27の内面の他方のシール部材28bが接合部材29に接合して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0068】
そして特にこの実施形態の場合には、接合部材29が入口柱21の一部で構成されているから、別個の接合部材が不要となり、部品点数を削減することができ、また接合部材29が入口柱21と一体であるから、接合部材29と入口柱21との間での空気の漏れがなく、かご室13内の気密性をより高めることができる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、気圧制御装置により制御されるかご室内の気圧負荷の変動に応じてかご室の出入口用の開口部と、この開口部を開閉するドアパネルとの間の隙間を有効にかつ的確に密閉してかご室内の気密性を高めることができ、したがって気圧制御装置によりかご室内の気圧の変化量を一定に保って乗客に与える不快感を確実に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るエレベータの乗りかごの全体の外観を示す斜視図。
【図2】その乗りかごのドアパネルが閉合したときにおける図1中のX−X線に沿う断面図。
【図3】その乗りかごのドアパネルが閉合したときにおける図1中のY−Y線に沿う断面図。
【図4】この発明の第2の実施形態を示す断面図。
【図5】この発明の第3の実施形態を示す断面図。
【図6】この発明の第4の実施形態を示す断面図。
【図7】この発明の第5の実施形態を示す断面図。
【図8】この発明の第6の実施形態を示す断面図。
【図9】この発明の第7の実施形態を示す断面図。
【図10】この発明の第8の実施形態を示す断面図。
【図11】気圧制御装置を備える従来のエレベータの乗りかごを示す斜視図。
【図12】乗りかごの下降時におけるかご外部の気圧の変化と、気圧制御装置で制御されるかご内部の気圧の変化とを対比して示すグラフ図。
【符号の説明】
11…乗りかご
12…開口部
13…かご室
14…吸気ブロア
15…排気ブロア
20…幕板
21…入口柱
22…ドアパネル
24…ホルダ
25,25a,25b,25c…シール部材
25d…挿入溝
27…接合部材
28,28a,28b,28c…シール部材
28d…挿入溝
29…接合部材
Claims (10)
- 前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、
前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、
前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲にホルダを設け、このホルダ内にシール部材を設け、ドアパネルに前記ホルダに対応する接合部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、その接合部材と前記シール部材との間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材を前記ホルダ内のシール部材に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴とするエレベータの乗りかご。 - 前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、
前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、
前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲に接合部材を設け、ドアパネルに前記接合部材に対応してホルダを設け、このホルダ内にシール部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、その接合部材と前記シール部材との間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材を前記ホルダ内のシール部材に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴とするエレベータの乗りかご。 - 接合部材が介在するホルダ内には、その両側壁の内面に互いに対向してシール部材を設け、その各シール部材と前記接合部材との間にそれぞれ隙間を確保し、前記接合部材をかご室内の気圧の負荷に応じてそのいずれかのシール部材に選択的に密着させることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの乗りかご。
- 接合部材が介在するホルダ内には、その内側の三面にシール部材を設け、その三面のシール部材のうちの前記接合部材を隔てて対向する二つのシール部材と前記接合部材との間にそれぞれ隙間を確保し、前記接合部材をかご室内の気圧の負荷に応じて、その接合部材を隔てて対向するいずれかのシール部材に選択的に密着させることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの乗りかご。
- 接合部材が介在するホルダ内には、挿入溝を有する一体のシール部材を設け、前記接合部材を前記シール部材の挿入溝内に配置させ、その挿入溝の両側面と前記接合部材との間にそれぞれ隙間を確保し、かご室内の気圧の負荷に応じて、その接合部材を隔てて対向する挿入溝のいずれかの側面に選択的に前記接合部材を密着させることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの乗りかご。
- 接合部材は、かご室の開口部の上部の幕板と、開口部の両側縁部の入口柱とに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの乗りかご。
- ホルダは、かご室の開口部の上部の幕板と、開口部の両側縁部の入口柱とに取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータの乗りかご。
- 前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、
前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、
前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲にホルダを設け、ドアパネルに前記ホルダに対応する接合部材を設け、この接合部材にシール部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、前記シール部材と前記ホルダとの間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材に設けたシール部材を前記ホルダの内面に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴とするエレベータの乗りかご。 - 前面に出入口用の開口部を有するかご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備えるエレベータの乗りかごにおいて、
前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段が設けられ、
前記密閉手段は、かご室の開口部の周囲に接合部材を設け、この接合部材にシール部材を設け、ドアパネルに前記接合部材に対応してホルダを設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前記ホルダ内に、前記シール部材と前記ホルダとの間に隙間を確保する状態で介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて前記接合部材に設けたシール部材を前記ホルダ内の内面に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴とするエレベータの乗りかご。 - シール部材はゴム等の弾性体からなることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のエレベータの乗りかご。
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