JP6694077B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗りかご内の気圧が制御されるエレベーター装置に関する。
近年、エレベーター装置は、建物の高層化に伴い、長行程化するとともに、走行時間短縮のために昇降速度が高速化される傾向にある。このような長行程の高速エレベーター装置では、乗りかご内の急激な気圧の変化によって、耳閉感(耳詰まり)などの不快感を乗客に与えることがある。急激な気圧変動に伴う乗客の不快感を低減するために、乗りかごを気密状態にした上で、乗りかご内の気圧が制御される。
このようなエレベーター装置に関する従来技術として、特許文献1および特許文献2に記載される技術が知られている。
特許文献1に記載の技術においては、ドアパネルまたはかご室のいずれかに、シール部材を備える弁のような部材(以下、「弁構造」と記す)を設ける。乗りかご内の気圧が、加圧または減圧制御されると、乗りかご内外の気圧の差圧により、乗りかごのドアパネルとかご室との間の隙間が弁構造により塞がれる。これにより、乗りかごが気密状態になる。
特許文献2に記載の技術においては、乗りかごの走行中において、乗りかご外部の気圧に応じて、乗りかご室内の気圧を段階的に昇圧あるいは降圧するように制御する。これにより、乗客の耳閉感が緩和される。
特開2003−81561号公報 特許第5970362号公報
上記従来技術によるエレベーター装置においては、乗りかごの一走行行程の中間部において、乗りかご内の気圧の加圧制御が減圧制御に切り替えられる。切り替え時においては、乗りかご内外の気圧の差圧の大きさが小さくなるため、弁構造部に隙間が発生する。また、乗りかごの一走行行程の中間部においては、一般に、乗りかごは最高速度に達するので、エレベーターの走行に伴う騒音が大きくなる。このため、乗りかご外から、弁構造部に生じる隙間を介して、乗りかご内に騒音が伝搬して、乗りかご内の騒音が大きくなる。
そこで、本発明は、乗りかご内の騒音を低減できる気圧制御装置を備えるエレベーター装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によるエレベーター装置は、乗りかごと、乗りかごに設けられ、乗りかごの室内の気圧を、乗りかごの室外の気圧に対して陰圧あるいは陽圧となるように制御する気圧制御装置と、を備え、乗りかごは、乗りかごの室内外の差圧によって変位して、乗りかごの隙間を低減する部材を有し、気圧制御装置は、乗りかごの走行中に、乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えるものであって、気圧制御装置は、一走行行程において乗りかごの速度が最高速度となる所定期間の前あるいは後において、乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替え、所定期間において、乗りかごの室内の気圧を、陰圧および陽圧のいずれかとなるように制御する。
また、上記課題を解決するために、本発明によるエレベーター装置は、乗りかごに設けられ、乗りかごの室内の気圧を、乗りかごの室外の気圧に対して陰圧あるいは陽圧となるように制御する気圧制御装置と、を備え、乗りかごは、乗りかごの室内外の差圧によって変位して、乗りかごの隙間を低減する部材を有し、気圧制御装置は、乗りかごの走行中に、前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えるものであって、気圧制御装置は、一走行行程において乗りかごの速度が最高速度となる所定期間において、乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えないことを特徴とするエレベーター装置。
本発明によれば、乗りかごの速度が最高速度となる期間において、乗りかごの室内外に圧力差が発生するため、乗りかごの隙間を低減することができる。これにより、乗りかご内の騒音を低減することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態であるエレベーター装置の全体概要を示す側断面図である。 本実施形態における乗りかごの構成を示す斜視図である。 本実施形態における弁構造の一例を示す。 本実施形態における圧力制御パターンの第一例を示す説明図である。 本実施形態における圧力制御パターンの第二例を示す説明図である。 本実施形態における圧力制御パターンの第三例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
図1は、本発明の一実施形態であるエレベーター装置の全体概要を示す側断面図である。
図1に示すように、エレベーター装置1は、昇降路2内を昇降する乗りかご3および釣り合いおもり4と、昇降路2内において乗りかご3および釣り合いおもり4を吊持する主ロープ5と、主ロープ5が巻き掛けられるシーブ6を有する巻上機(図示せず)と、主ロープ5が巻き掛けられる反らせ車7とを有している。本実施形態では巻上機(シーブ6を含む)と反らせ車7は昇降路2の上部に配置される機械室8内に設けられている。このように構成されるエレベーター装置1においては、巻上機のシーブ6が回転することで主ロープ5が駆動されると、乗りかご3および釣り合いおもり4が互いに反対方向に昇降路2内を昇降する。なお、主ロープ5は、乗りかご3においてかご室を支持するかご枠に連結されるとともに、釣り合いおもり4において複数のおもり片を支持する枠体に連結される。
図1では、エレベーター装置1が設置される建屋の最下階9と最上階10を模式的に示しているが、建屋の階床数は2階床以上の任意の階床数で良い。また、各階床には乗場ドア11が設けられている。乗場ドア11は、乗りかご3が停止した際に、乗りかご3に設けられるかごドア12と対向して係合し、乗りかご3に設けられるドア駆動装置によってかごドア12と共に開閉する。
図2は、本実施形態における乗りかご3の構成を示す斜視図である。なお、かご枠は図示を省略している。
図2に示すように、乗りかご3のかご室は、上下に長い直方体形状をしており、側方の四方向に設けられる側面パネル14と、側面パネル14を下部で支持する床15と、側面パネル14の上部に設けられる天井16とを備え、乗りかご3の前側(正面側)に設けられる側面パネル14にはかごドア12が設けられる。
乗りかご3は、かごドア12、側面パネル14、床15、天井16、および、かごドア12と正面の側面パネル14間などには、乗りかご3の室内外の圧力差により動作(例えば、変位)して各部間の隙間を塞ぐ弁構造により、気密性が保たれている。このような弁構造としては、例えば、前述の特許文献1に記載されるものが適用できる。なお、本実施形態における弁構造の一例については後述する。
気密性を有する乗りかご3のかご室内部の気圧を制御するため、かご室外に、本実施形態では乗りかご3の上部となる天井16の上に、気圧制御装置(13,17,18)が設けられる。この気圧制御装置は、乗りかご3の外部の空気をかご室内に圧送したり、かご室内の空気を外部に排出したりする送風機13を備える。送風機13により、乗りかご3のかご室内へ出し入れする空気量を調整することで、かご室内部の気圧が加圧あるいは減圧制御される。
気圧制御装置は、さらに、送風機13を制御する送風機制御装置18と乗りかごの室内外の気圧の差圧を検出する差圧計17を備える。送風機制御装置18および差圧計17は、送風機13と同様に、天井16の上に設けられる。送風機制御装置18は、差圧計17の検出信号をフィードバックして、差圧計17によって検出される差圧が、後述する圧力制御パターンによる差圧の目標値に従うように、送風機の給排気量を制御する。
なお、本実施形態では、図2に示すように、送風機13は1台であるが、複数台設置してもよい。また、送風機13、差圧計17および送風機制御装置18は、乗りかご3の上部に限らず、乗りかごの側面や背面、床15の下部などに設置してもよい。
図3は、本実施形態における弁構造の一例を示す。なお、本図は、一例として、かごドア12と、乗りかごの床に隣接するかごドア用のシル(敷居)との間の隙間を塞ぐための弁構造を示す。
図3に示すように、乗りかごに設けられるかごドア12用のシル19のシル溝20内に、弁構造が設けられる。本弁構造は、かごドア12の下端部に設けられ、シル溝内に位置する支持体21と、支持体に接続され、シル溝20の内壁側面に対向するゴムなどの弾性体22とを備える。乗りかごの室内が、気圧制御装置によって加圧あるいは減圧されると、乗りかごの室内外の気圧差によって、かごドア12が押圧される。この場合、かごドア12が、シル19に対して、かご室外へ向かう方向あるいはかご室内へ向かう方向(図3中の左右方向)に変位する。これにより、弾性体22が、かごドア12とともに変位してシル溝20の内壁側面に接触するので、弾性体22によって、かごドア12とシル19との間の隙間が塞がれて低減される。
なお、乗りかごが停止し、乗りかごの室内外の気圧差が零となる場合において、弾性体22はシル溝20の内壁側面から離れ、両者間には隙間が介在する。このため、弁構造が、かごドア12の開閉に支障をきたすことはない。また、乗りかごが走行中に、かご室内の圧力制御が減圧から加圧に、あるいは加圧から減圧に切り替わる際にも、乗りかごの室内外の気圧差が減少して零になり得る。この時、弾性体22とシル溝20の内壁側面との間に隙間が生じると、隙間を介してかご室外からかご室内へ騒音が伝搬し得る。そこで、本実施形態では、気圧制御装置が次に説明するような圧力制御パターンによってかご室内の気圧を制御することにより、騒音を低減する。
以下、本実施形態における乗りかご室内の圧力制御について、図4〜6を用いて説明する。
図4は、本実施形態における圧力制御パターンの第一例を示す説明図である。本図においては、乗りかごが上昇(UP)運転時における、乗りかごの高さ位置における乗りかごの室外の気圧(大気圧)と、圧力制御パターンすなわち乗りかごの室内の気圧の時間的変化を示す。なお、縦軸は、到着階(例えば、最上階)の気圧を基準(0)としている。また、乗りかごの速度パターンも併記するが、本図においては、乗りかごの一走行行程(停止階を発車してから、加速し、定速度(最高速度)となり、さらに、減速して、到着階に着床するまで)の中間部である時間T1からT2までの期間において、乗りかごの走行速度が最高速度となる。なお、図示したような所定の速度パターンに従って、巻上機が備える電動機が、公知の速度制御装置によって制御される。
図4に示すように、乗りかご室外の気圧は、乗りかごが発車し、上昇して停車するまで、乗りかごの上昇速度の変化に応じて、略S字状の圧力曲線に沿って減少する。ここで、乗りかご室内の気圧を制御しなければ、乗りかご室内の気圧は同じ略S字状の圧力曲線に沿って変化する。この時、乗客には、耳閉感(耳詰まり感)などの不快感を生じ易い。
そこで、本実施形態では、耳閉感(耳詰まり感)などの不快感を緩和するために、折れ線状に時間変化する圧力制御パターンに従って、乗りかご室内の気圧を制御する。すなわち、図4における「乗りかご内気圧」が示すように、本実施形態における圧力制御パターンは、乗りかごの発車後、所定の第一の変化率(<0:減圧率)で直線的に変化する期間と、第一の変化率よりも小さな、所定の第二の変化率(<0:減圧率)で直線的に変化する期間を有し、これらの期間を交互に繰り返しながら、乗りかごが停車するまで、徐々に乗りかご室内の気圧が低下する。このため、乗客の不快感が緩和できる。また、乗りかご室内の気圧が、折れ線状のように段階的に時間変化するので、乗客に対し、乗りかご気圧の変化を確実に認識させて、嚥下を誘発することができるので、早期に不快感を解消させることができる。
なお、第一および第二の変化率の大きさを適宜設定して、階段状に時間変化する圧力制御パターンとしても良い。
図4の圧力制御パターンでは、乗りかごが発車した後、乗りかごの走行速度が速度パターンにおける最高速度に到達する直前までの間は、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも低く(減圧)する。すなわち、乗りかご室内は、乗りかご室外に対して陰圧にされる。そして、最高速度に到達する前に、乗りかご内気圧の変化率が、前述の第一の変化率から前述の第二の変化率に切り替えられ、最高速度に到達する直前に、乗りかご室内の気圧の減圧制御から、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも高くする加圧制御に切り替わる。すなわち、この時、乗りかご内は陰圧から陽圧に切り替わる。その後、加圧制御が維持されるとともに、最高速度の期間内において、乗りかご内気圧の変化率が、第二の変化率から第一の変化率に切り替えられ、最高速度の期間においては、第一の変化率が維持される。最高速度期間を過ぎ、減速期間に入ると、加圧制御、すなわち陽圧が維持されながら、上述のように、第一の変化率で直線的に変化する期間と、第二の変化率で直線的に変化する期間を交互に繰り返しながら、乗りかごが停車するまで、乗りかご室内の気圧が低下する。
なお、本実施形態では、折れ線状の乗りかご室内の気圧の制御パターンと、略S字状の乗りかご室外の気圧との差圧が、制御の目標値として、送風機制御装置18(図2)に予め設定される。送風機制御装置18は、差圧計17(図2)によって検出される乗りかご室内外の差圧の検出値が、目標値に一致するように、送風機13(図2)の給排気量を制御する。なお、差圧計17に替えて、乗りかごの室内外にそれぞれ気圧計を設けて、両気圧計の検出値から差圧の検出値を演算しても良い。
上記の圧力制御パターンでは、乗りかごの1走行行程において、減圧制御および加圧制御間の切り替え、すなわち陰圧と陽圧の切り替えが一回のみである。これにより、圧力制御装置の構成や制御プログラムを簡単化することができる。さらに、最高速度に到達する前に、減圧制御から加圧制御に切り替わる。すなわち、この時、乗りかご室内は陰圧から陽圧に切り替わり、最高速度期間においては、加圧制御が維持される。つまり、最高速度期間においては、陰圧と陽圧の切り替えは実行されない。従って、最高速度の期間内においては、乗りかご室内が陽圧に保たれ、乗りかご室内外に圧力差がある状態となる。これにより、乗りかごが走行中に、乗りかごを気密状態とするための弁構造が動作して、乗りかごのドア部の隙間がふさがれ気密状態が保持されるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が防止される。従って、乗りかご室内の騒音が低減できる。
図4の圧力制御パターンでは、最高速度期間における乗りかご室内の気圧の変化率、すなわち第一の変化率の値が、最高速度期間における乗りかご室外の気圧の変化率に略等しくなるように設定される。従って、最高速度期間において、乗りかご室内外の気圧の差圧が略一定に保たれる。これにより、最高速度期間において、弁構造は、ほぼ一定の動作状態となるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が安定に防止される。なお、最高速度期間前に、第二の変化率の期間で加圧制御すなわち陽圧に切り替え、その後、最高速度期間直前に、第一の変化率の期間に切り替えても良い。これにより、最高速度期間全体において、乗りかご室内外の気圧の差圧が略一定に保たれるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が安定に防止される。
上述したように、一走行行程中で最高速度となる所定期間において、乗りかごの室内外の差圧を陽圧に保持するように制御することにより、乗りかご内の騒音を低減できる。さらに、本発明者の検討によれば、騒音の大きさは、差圧の大きさにも依存する。そこで、本実施形態では、次に説明するように、一走行行程中の最高速度となる所定期間において、差圧が、その大きさが所定の範囲内(所定の下限および上限の間)、の値となるように制御される。すなわち、差圧の大きさは、弁構造が動作して、乗りかごのドア部の隙間を塞ぐために必要最小限の大きさ以上になるように制御される。さらに、一走行行程中の最高速度となる所定期間において、差圧の大きさは、その所定期間の前後における差圧の大きさの最大値以下となるように制御される。これにより、乗りかご内の騒音が低減される。
本発明者の検討によれば、一走行行程中の最高速度となる所定期間において、差圧の大きさの上限を次のように設定しても良い。すなわち、図4における乗りかごの室外の気圧と、乗りかごの室外の気圧を示すS字状の圧力曲線を近似した公知の近似直線(例えば、前述の特許文献2参照)との差圧の大きさの最大値を上限とする。この近似直線は、図4においては、S字状の圧力曲線の両端(始点と終点)を結ぶ仮想的な直線である。
なお、このように、一走行行程中の最高速度となる所定期間において、乗りかご室内外の差圧の大きさを所定の範囲内に制御することにより、所定期間における乗りかご内の騒音を低減することは、後述の図5および図6における圧力制御においても同様である。
図5は、本実施形態における圧力制御パターンの第二例を示す説明図である。本図においては、図4と同様に、乗りかごが上昇(UP)運転時における、乗りかごの高さ位置における乗りかご室外の気圧(大気圧)と、圧力制御パターンすなわち乗りかご室内の気圧の時間的変化と、乗りかごの速度パターンを示す。以下、図4の圧力制御パターンと異なる点について説明する。
図5に示すように、第二例の圧力制御パターンは、図4の第一例と同様に、乗りかごの発車後、所定の第一の変化率(<0:減圧率)で直線的に変化する期間と、変化率の大きさ(絶対値)が第一の変化率よりも小さな、所定の第二の変化率(<0:減圧率)で直線的に変化する期間を交互に繰り返しながら、乗りかごが停車するまで、徐々に乗りかご室内の気圧が低下する。さらに、第二例では、第一例と異なり、乗りかごが発車後、乗りかごの走行速度が最高速度である期間の直後までの間、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも低く(減圧)する。すなわち、乗りかご室内の気圧が減圧制御され、乗りかご室内は陰圧に保持される。そして、最高速度に到達する前に、乗りかご室内の気圧の変化率が、前述の第一の変化率から前述の第二の変化率に切り替えられる。最高速度期間に入ると第一の変化率が保持され、最高速度期間が終了する直前に、第一の変化率から前述の第二の変化率に切り替えられる。第二の変化率に切り替えられた後、第二の変化率の期間内において、最高速度期間終了直後に、乗りかご室内の気圧の減圧制御から、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも高くする加圧制御に切り替わる。つまり、最高速度期間においては、陰圧と陽圧の切り替えは実行されない。すなわち、この時、乗りかご室内は陰圧から陽圧に切り替わる。その後、減速期間において、加圧制御すなわち陽圧が維持されながら、第一の変化率で直線的に変化する期間と、第二の変化率で直線的に変化する期間を交互に繰り返しながら、乗りかごが停車するまで、乗りかご室内の気圧が低下する。
図5の第二例の圧力制御パターンでは、図4の第一例と同様に、乗りかごの1走行行程において、減圧制御および加圧制御間の切り替え、すなわち陰圧と陽圧の切り替えが一回のみであるため、圧力制御装置の構成や制御プログラムを簡単化することができる。さらに、最高速度期間終了直後に、減圧制御から加圧制御に切り替わり、陰圧から陽圧に切り替わる。すなわち、最高速度期間においては、減圧制御が維持される。従って、最高速度の期間内においては、乗りかご室内が陰圧に保たれ、乗りかご室内外に圧力差がある状態となる。これにより、乗りかごが走行中に乗りかごを気密状態とするための弁構造が動作して、乗りかごのドア部の隙間がふさがれ気密状態が保持されるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が防止される。従って、乗りかご室内の騒音が低減できる。
図5の第二例の圧力制御パターンでは、第一例と同様に、最高速度期間における乗りかご室内の気圧の変化率、すなわち第一の変化率の値が、最高速度期間における乗りかご室外の気圧の変化率に略等しくなるように設定される。従って、第一例と同様に、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が安定に防止される。なお、最高速度期間全体において第一の変化率を維持して、最高速度期間終了直後に、第二の変化率の期間に切り替えても良い。これにより、最高速度期間全体において、乗りかご室内外の気圧の差圧が略一定に保たれるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が安定に防止される。
図6は、本実施形態における圧力制御パターンの第三例を示す説明図である。本図においては、乗りかごが下降(DN)運転時における、乗りかごの高さ位置における乗りかご室外の気圧(大気圧)と、圧力制御パターンすなわち乗りかご室内の気圧の時間的変化を示す。なお、縦軸は、発車階(例えば、最上階)の気圧を基準(0)としている。また、図4,5と同様に、乗りかごの速度パターンも併記する。
図6に示すように、乗りかご室外気圧は、乗りかごが発車し、下降して停車するまで、乗りかごの下降速度の変化に応じて、略S字状の圧力曲線に沿って上昇する。ここで、乗りかごの上昇時と同様に、乗りかご室内の気圧を制御しなければ、乗客に、耳閉感(耳詰まり感)などの不快感を生じ易い。
そこで、図6の第三例の圧力制御パターンにおいても、上昇(UP)時(図4,5)と同様に、折れ線状に時間変化する圧力制御パターンに従って、乗りかご室内の気圧を制御する。すなわち、図6における「乗りかご内気圧」が示すように、第三例の圧力制御パターンは、乗りかごの発車後、所定の第一の変化率(>0:加圧率)で直線的に変化する期間と、変化率の大きさ(絶対値)が第一の変化率よりも小さな、所定の第二の変化率(>0:加圧率)で直線的に変化する期間を有し、これらの期間を交互に繰り返しながら、乗りかごが停車するまで、徐々に乗りかご内気圧が上昇する。このため、乗客の不快感が緩和できる。また、乗りかご室内の気圧が、折れ線状のように段階的に時間変化するので、乗客に対し、乗りかご気圧の変化を確実に認識させて、嚥下を誘発することができるので、早期に不快感を解消させることができる。
また、図6の圧力制御パターンでは、乗りかごが発車後、乗りかごの走行速度が速度パターンにおける最高速度に到達する直前までの間は、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも高く(加圧)する。すなわち、乗りかご内は陽圧にされる。そして、最高速度に到達する前に、乗りかご室内の気圧の変化率が、前述の第一の変化率から前述の第二の変化率に切り替えられ、最高速度に到達する直前に、乗りかご室内の気圧の加圧制御から、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも低くする減圧制御に切り替わる。すなわち、この時、乗りかご室内は陽圧から陰圧に切り替わる。その後、減圧制御すなわち陰圧が維持されながら、最高速度の期間内において、乗りかご室内の気圧の変化率が、第二の変化率から第一の変化率に切り替えられ、最高速度の期間においては、第一の変化率が維持される。つまり、最高速度期間においては、陰圧と陽圧の切り替えは実行されない。最高速度期間を過ぎ、減速期間に入ると、減圧制御すなわち陰圧が維持されながら、上述のように、第一の変化率で直線的に変化する期間と、第二の変化率で直線的に変化する期間を交互に繰り返しながら、乗りかごが停車するまで、乗りかご室内の気圧が上昇する。
図6の第三例の圧力制御パターンでは、乗りかごの1走行行程において、加圧制御および減圧制御間の切り替え、すなわち陰圧と陽圧の切り替えが一回のみである。これにより、圧力制御装置の構成や制御プログラムを簡単化することができる。さらに、最高速度に到達する前に、加圧制御から減圧制御に切り替わる。すなわち、この時、乗りかご室内は陽圧から陰圧に切り替わり、最高速度期間においては、減圧制御が維持される。従って、最高速度の期間内においては、乗りかご室内が陰圧に保たれ、乗りかご室内外に圧力差がある状態となる。これにより、乗りかごが走行中に乗りかごの気密状態とするための弁構造が動作して、乗りかごのドア部の隙間がふさがれて気密状態が保持されるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播が防止される。従って、乗りかご室内の騒音が低減できる。
図6の圧力制御パターンでは、最高速度期間における乗りかご室内の気圧の変化率、すなわち第一の変化率の値が、最高速度期間における乗りかご室外の気圧の変化率に略等しくなるように設定される。従って、最高速度期間において、乗りかご室内外の気圧の差圧が略一定に保たれる。これにより、最高速度期間において、弁構造は、ほぼ一定の動作状態となるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が安定に防止される。なお、最高速度期間前に、第二の変化率の期間で加圧制御すなわち陽圧に切り換え、その後、最高速度期間直前に、第一の変化率の期間に切り替えても良い。これにより、最高速度期間全体において、乗りかご室内外の気圧の差圧が略一定に保たれるので、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播侵入が安定に防止される。
なお、図4,5の圧力制御パターンの関係と同様に、図6の第三例の変形例として、図6の圧力制御パターンを次のように変形しても良い。すなわち、乗りかごが発車後、乗りかごの走行速度が最高速度である期間の直後までの間、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも高く(加圧)する。すなわち、乗りかご室内の気圧が加圧制御され、乗りかご室内は陽圧に保持される。そして、最高速度期間前に、乗りかご室内気圧の変化率が、第二の変化率から第一の変化率に切り替えられる。最高速度期間に入ると第一の変化率が保持され、最高速度期間が終了する直前に、第一の変化率から第二の変化率に切り替えられる。第二の変化率に切り替えられた後、第二の変化率の期間内において、最高速度期間終了直後に、乗りかご室内の気圧の加圧制御から、乗りかご室内の気圧を乗りかご室外の気圧よりも低くする減圧制御に切り替わる。すなわち、この時、乗りかご内は陽圧から陰圧に切り替わる。その後、減速期間において、減圧制御すなわち陰圧が維持されながら、第一の変化率で直線的に変化する期間と、第二の変化率で直線的に変化する期間を交互に繰り返しながら、乗りかごが停車するまで、乗りかご室内の気圧が上昇する。
本変形例によっても、図6の第三例と同様に、乗りかご室外から乗りかご室内への騒音の伝播が防止される。従って、乗りかご室内の騒音が低減できる。また、図6の圧力制御パターンと同様に、最高速度期間における乗りかご室内の気圧の変化率、すなわち第一の変化率の値が、最高速度期間における乗りかご室外の気圧の変化率に略等しくなるように設定されても良い。また、図5の第二例と同様に、最高速度期間直後に、第一の変化率の期間に切り替えても良い。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、上記の実施形態では、送風機と送風機制御装置からなる気圧制御装置の制御量が乗りかご室内外の気圧の差圧であるが、これに限らず、例えば、乗りかご室内の気圧を制御量としても良い。
また、エレベーター装置は、機械室を備えず、巻上機や反らせプーリーなどが昇降路内に設置される、いわゆる機械室レスエレベーターでも良い。
1…エレベーター装置,2…昇降路,3…乗りかご,4…釣り合いおもり,5…主ロープ,6…シーブ,7…反らせ車,8…機械室,9…最下階,10…最上階,11…乗場ドア,12…かごドア,13…送風機,14…側面パネル,15…床,16…天井,17…差圧計,18…送風機制御装置,19…シル,20…シル溝,21…支持体,22…弾性体

Claims (15)

  1. 乗りかごと、
    前記乗りかごに設けられ、前記乗りかごの室内の気圧を、前記乗りかごの室外の気圧に対して陰圧あるいは陽圧となるように制御する気圧制御装置と、
    を備え、
    前記乗りかごは、前記乗りかごの室内外の差圧によって動作して、前記乗りかごの隙間を低減する部材を有し、
    前記気圧制御装置は、前記乗りかごの走行中に、前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えるエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、一走行行程において前記乗りかごの速度が最高速度となる所定期間の前あるいは後において、前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替え、前記所定期間において、前記乗りかごの室内の気圧を、陰圧および陽圧のいずれかとなるように制御することを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記所定期間において、前記乗りかごの室内の気圧と、前記乗りかごの室外の気圧との差圧の大きさを、前記乗りかごの隙間を低減する前記部材が動作する大きさ以上になるように制御することを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項2に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記所定期間において、前記差圧の大きさを、前記所定期間の前あるいは後における前記差圧の大きさの最大値以下となるように制御することを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項2に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記所定期間において、前記差圧の大きさを、前記乗りかごの室外の気圧と、前記乗りかごの室外の気圧を近似する近似直線との差圧の大きさの最大値以下となるように制御することを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項2に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記所定期間において、前記乗りかごの室内の気圧の変化率が、前記乗りかごの室外の気圧の変化率と一致するように前記乗りかごの室内の気圧を制御することを特徴とするエレベーター装置。
  6. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記乗りかごの走行中に、前記乗りかごの室内の気圧を、折れ線状に時間変化するように制御することを特徴とするエレベーター装置。
  7. 請求項6に記載のエレベーター装置において、
    前記乗りかごの室内の気圧の前記時間変化は、第一の変化率を有する期間と、変化率の大きさが第一の変化率よりも小さな第二の変化率を有する期間を交互に繰り返すことを特徴とするエレベーター装置。
  8. 請求項7に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記第二の変化率を有する期間に、前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えることを特徴とするエレベーター装置。
  9. 請求項8に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記乗りかごの一走行行程中に、一回のみ前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えることを特徴とするエレベーター装置。
  10. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記乗りかごの一走行行程中に、一回のみ前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えることを特徴とするエレベーター装置。
  11. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、
    前記乗りかごの室内外間で空気を給排気する送風機と、
    前記乗りかごの室内外の差圧を検出する差圧計と、
    前記差圧計の検出信号に基づいて、前記送風機を制御する送風機制御装置を備えることを特徴とするエレベーター装置。
  12. 請求項11に記載のエレベーター装置において、
    前記送風機制御装置は、
    前記差圧計によって検出される差圧の検出値が、前記乗りかごの速度が最高速度となる前記所定期間の前あるいは後において、前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替え、前記所定期間において、前記乗りかごの室内の気圧を、陰圧および陽圧のいずれかとなるように設定される差圧の目標値に一致するように、前記送風機の給排気量を制御することを特徴とするエレベーター装置。
  13. 乗りかごと、
    前記乗りかごに設けられ、前記乗りかごの室内の気圧を、前記乗りかごの室外の気圧に対して陰圧あるいは陽圧となるように制御する気圧制御装置と、
    を備え、
    前記乗りかごは、前記乗りかごの室内外の差圧によって動作して、前記乗りかごの隙間を低減する部材を有し、
    前記気圧制御装置は、前記乗りかごの走行中に、前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えるエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、一走行行程において前記乗りかごの速度が最高速度となる所定期間において、前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えないことを特徴とするエレベーター装置。
  14. 請求項13に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記乗りかごの走行中に、前記乗りかごの室内の気圧を、折れ線状に時間変化するように、制御することを特徴とするエレベーター装置。
  15. 請求項13または請求項14に記載のエレベーター装置において、
    前記気圧制御装置は、前記乗りかごの一走行行程中に、前記所定期間の前あるいは後において、一回のみ前記乗りかごの室内の気圧の陰圧と陽圧を切り替えることを特徴とするエレベーター装置。
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