JP2003081561A - エレベータの乗りかご - Google Patents

エレベータの乗りかご

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JP2003081561A JP2001282167A JP2001282167A JP2003081561A JP 2003081561 A JP2003081561 A JP 2003081561A JP 2001282167 A JP2001282167 A JP 2001282167A JP 2001282167 A JP2001282167 A JP 2001282167A JP 2003081561 A JP2003081561 A JP 2003081561A
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善昭 藤田
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勝義 内堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気圧制御装置により制御されるかご室内の気圧
負荷の変動に応じてかご室の出入口用の開口部と、この
開口部を開閉するドアパネルとの間の隙間を簡単な構成
で有効にかつ的確に密閉してかご室内の気密性を高める
ことができるエレベータの乗りかごを提供する。 【解決手段】かご室13の開口部12の周囲に断面コ字
状のホルダ24を設け、このホルダ24内にシール部材
25a,25bを設け、ドアパネル22にホルダ24に
対応する接合部材26を設け、少なくともドアパネル2
2の閉合時に接合部材26をホルダ24内に介在させ、
かご室13内の気圧の負荷に応じて接合部材26をホル
ダ24内のいずれか一方のシール部材25a(25b)
に選択的に密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇降に伴うかご
室内の気圧の変化量を小さく抑える気圧制御装置を備え
るエレベータの乗りかごに係り、特にかご室の出入口周
りの気密性を向上させたエレベータの乗りかごに関す
る。
【0002】
【従来の技術】昇降の高低差が300mを超えるような
エレベータにあっては、乗りかごの昇降中における気圧
変化により乗客が不快感を感じることが多い。そして昇
降速度が非常に高速になると、聴覚機能に影響が生じ、
不快感が増してしまう。
【0003】このような不快感を緩和するために、乗り
かご内の気圧の変化を外部の気圧の変化より小さく抑え
る気圧制御装置を乗りかごに設けるようにしたエレベー
タが提案されている(特開平10−182039号)。
【0004】このエレベータは、図11に示すように、
乗りかご1の内部に空気を供給して加圧する空気ブロア
2、および乗りかご1の内部の空気を吸入して減圧する
排気ブロア3を備えている。
【0005】そして、例えば超高層ビルの最上階から最
下階まで一気に乗りかご1が下降する際に、その下降の
前半においては給気ブロア2で乗りかご1内を加圧し、
下降の後半においては排気ブロア3で乗りかご1内を減
圧する。
【0006】図12には、この場合の乗りかご1の外側
周囲の気圧変化(破線)と、乗りかご1内の気圧変化
(実線)との関係を示してある。乗りかご1の外側周囲
においては、図12に破線で示すように、単位時間あた
りの気圧の変化量が下降の途中で最大となるのに対し、
乗りかご1内では加圧および減圧の調整により、実線で
示すように、単位時間あたりの気圧の変化量を一定に保
つことができ、これにより乗客に与える不快感を緩和す
ることができる。
【0007】乗りかご1内の気圧を外側の気圧と異なる
ように変化させるためには、乗りかご1の気密性を高め
る必要がある。この気密性を高める上で最も問題となる
のが、かご室の出入口用の開口部と、この開口部を開閉
するドアパネルとの間に生じる隙間である。
【0008】従来、かご室の開口部とドアパネルとの間
の隙間を塞ぐ技術として、かご室の開口部とドアパネル
との間に互いに噛合するくし歯状部材を設ける方式(特
公昭58−2155号)や、かご室の開口部とドアパネ
ルとの間に塞ぎ部材を設ける方式(特開平247675
号)が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方式は、昇降路内の騒音がかご室内に侵入するのを抑
えたり、火災時の煙がかご室内に侵入するのを抑えるこ
とを目的としており、かご室内の気密性についての配慮
はなく、したがって気圧制御装置で乗りかご内の気圧を
外側の気圧と的確に異なるように調整することは困難で
ある。
【0010】また、かご室内の気圧を気圧制御装置で制
御する場合、前述のように、下降の前半ではかご室内が
加圧状態となり、後半では減圧状態となる。これはかご
室内の気圧荷重が前半ではドアパネルをかご室から押し
離すように働き、後半ではドアパネルをかご室に引き寄
せるように働くことになる。
【0011】かご室内の気圧荷重は、エレベータの走行
高低差が40mm、走行速度が1000m/分と想定すると最大
で約6hPa の気圧になる。かご室の開口部の面積を2.5
とすると、ドアパネルの全体に約150Kgfの等分布荷
重が作用する。
【0012】したがってこの荷重により、かご室内が加
圧されたときにはドアパネルがかご室から離れてかご室
との間に隙間ができたり、ドアパネルが湾曲して隙間が
でき、かご室内の気密性を高いレベルで保つことができ
なくなる。さらにこのような荷重でドアパネルがそのガ
イド用の軌道上から脱落してしまう恐れもある。
【0013】ところで、新幹線等の高速鉄道車両のドア
にも気密性を保持する機構が設けられているが、それら
は油圧式のアクチュエータを用いてドアのパネルを車両
本体に押し付けるもので、エレベータのドアに適用する
ことは構造的にも、重量やコストの点でも無理がある。
【0014】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、気圧制御装置によ
り制御されるかご室内の気圧負荷の変動に応じてかご室
の出入口用の開口部と、この開口部を開閉するドアパネ
ルとの間の隙間を簡単な構成で有効にかつ的確に密閉し
てかご室内の気密性を高めることができるエレベータの
乗りかごを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、前面に出入口用の開口部を有する
かご室と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネ
ルと、前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを
備えるエレベータの乗りかごにおいて、前記ドアパネル
と前記開口部の周囲部との間に、前記気圧制御装置で制
御されるかご室内の気圧の負荷に応じて前記ドアパネル
と前記開口部の周囲部との間の隙間を密閉する密閉手段
を設けることを特徴としている。
【0016】そして請求項2の発明の密閉手段は、かご
室の開口部の周囲に断面コ字状のホルダを設け、このホ
ルダ内にシール部材を設け、ドアパネルに前記ホルダに
対応する接合部材を設け、少なくともドアパネルの閉合
時に前記接合部材を前記ホルダ内に介在させ、かご室内
の気圧の負荷に応じて前記接合部材を前記ホルダ内のシ
ール部材に密着させることによりドアパネルとかご室の
開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴とし
ている。
【0017】請求項3の発明の密閉手段は、かご室の開
口部の周囲に接合部材を設け、ドアパネルに前記接合部
材に対応して断面コ字状のホルダを設け、このホルダ内
にシール部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に
前記接合部材を前記ホルダ内に介在させ、かご室内の気
圧の負荷に応じて前記接合部材を前記ホルダ内のシール
部材に密着させることによりドアパネルとかご室の開口
部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴としてい
る。
【0018】請求項4の発明では、接合部材が介在する
断面コ字状のホルダ内に、その両側壁の内面に互いに対
向してシール部材を設け、前記接合部材をかご室内の気
圧の負荷に応じてそのいずれかのシール部材に選択的に
密着させることを特徴としている。
【0019】請求項5の発明では、接合部材が介在する
断面コ字状のホルダ内に、その内側の三面にシール部材
を設け、前記接合部材をかご室内の気圧の負荷に応じ
て、その接合部材を隔てて対向するいずれかのシール部
材に選択的に密着させることを特徴としている。
【0020】請求項6の発明では、接合部材が介在する
断面コ字状のホルダ内に、挿入溝を有する一体のシール
部材を設け、前記接合部材を前記シール部材の挿入溝内
に配置させ、かご室内の気圧の負荷に応じて、その接合
部材を隔てて対向する挿入溝のいずれかの側面に選択的
に密着させることを特徴としている。
【0021】請求項7の発明の接合部材は、かご室の開
口部の上部の幕板と、開口部の両側縁部の入口柱とに取
り付けられていることを特徴としている。
【0022】請求項8の発明の断面コ字状のホルダは、
かご室の開口部の上部の幕板と、開口部の両側縁部の入
口柱とに取り付けられていることを特徴としている。
【0023】請求項9の発明の密閉手段は、かご室の開
口部の周囲に断面コ字状のホルダを設け、ドアパネルに
前記ホルダに対応する接合部材を設け、この接合部材に
シール部材を設け、少なくともドアパネルの閉合時に前
記接合部材を前記ホルダ内に介在させ、かご室内の気圧
の負荷に応じて前記接合部材に設けたシール部材を前記
ホルダの内面に密着させることによりドアパネルとかご
室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴
としている。
【0024】請求項10の発明の密閉手段は、かご室の
開口部の周囲に接合部材を設け、この接合部材にシール
部材を設け、ドアパネルに前記接合部材に対応して断面
コ字状のホルダを設け、少なくともドアパネルの閉合時
に前記接合部材を前記ホルダ内に介在させ、かご室内の
気圧の負荷に応じて前記接合部材に設けたシール部材を
前記ホルダ内の内面に密着させることによりドアパネル
とかご室の開口部の周囲部との間の隙間を密閉すること
を特徴としている。
【0025】請求項11の発明では、各シール部材がゴ
ム等の弾性体からなることを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1ないし図10を参照して説明する。
【0027】図1ないし図3にはこの発明の第1の実施
形態を示してある。図1には乗りかご11の全体の外観
を示してあり、この乗りかご11は、前面に出入口用の
開口部12を有するかご室13を備え、このかご室13
の上部に気圧制御装置としての吸気ブロア14および排
気ブロア15が設けられている。
【0028】かご室13は、かご床17、天井18、側
板パネル19を有し、前面の開口部12の上部には幕板
20が設けられ、また開口部12の内側の側縁部には入
口柱21が設けられている。
【0029】そしてこのかご室13の前面に、出入口用
の開口部12を開閉する一対のドアパネル22が設けら
れている。これらドアパネル22は懸架ガイド装置(図
示せず)により左右に移動可能に支持され、その移動に
より開口部12を開閉するようになっている。
【0030】図2には、ドアパネル22が閉合している
ときにおける図1中のX−X線に沿う断面図を、図3に
は同じくY−Y線に沿う断面図を示してある。図2に示
すように、かご室13の前面に設けられた幕板20には
その前方に水平に突出する受け部20aが形成され、こ
の受け部20aの上に断面コ字状をなすホルダ24が取
り付けられている。
【0031】そしてこのホルダ24の互いに対向する側
壁の内面にそれぞれゴム等の弾性体からなるシール部材
25a,25bが互いに対向して取り付けられている。
これらホルダ24およびシール部材25a,25bは、
少なくとも開口部12の左右の全区間に亘って連続的に
延びるように設けられている。
【0032】一方、ドアパネル22の裏面の上部には接
合部材26が取り付けられ、この接合部材26はドアパ
ネル22の左右のほぼ全区間に亘って連続的に延びるよ
うに設けられ、この接合部材26の一部が少なくともド
アパネル22の閉合時に前記ホルダ24内のシール部材
25aと25bとの間に介在するようになっている。そ
して通常の状態では、接合部材26とシール部材25
a,25bとの間に1mm程度の隙間が確保されている。
【0033】また、図3に示すように開口部12の側縁
部に設けられた入口柱21の内側には断面コ字状をなす
ホルダ27が取り付けられている。そしてこのホルダ2
7の互いに対向する側壁の内面にそれぞれゴム等の弾性
体からなるシール部材28a,28bが互いに対向して
取り付けられている。これらホルダ27およびシール部
材28a,28bは、少なくとも開口部12の上下の全
区間に亘って連続して延びるように設けられている。
【0034】ドアパネル22の側部の端面には接合部材
29が取り付けられ、この接合部材29はドアパネル2
2の上下のほぼ全区間に亘って延びるように設けられ、
この接合部材27の一部がドアパネル22の閉合時に前
記ホルダ27内のシール部材28aと28bとの間に介
在し、通常の状態では、その接合部材29とシール部材
25a,25bとの間に1mm程度の隙間が確保されるよ
うになっている。
【0035】なお、図2および図3には、一方のドアパ
ネル22についての構造を示してあるが、他方のドアパ
ネル22においても同様の構造を備えている。
【0036】次に、作用について説明する。エレベータ
の運転時には、ドアパネル22が閉合され、開口部12
が閉じられている。そしてドアパネル22の閉合によ
り、ドアパネル22の上部の接合部材26がホルダ24
の内側のシール部材25a,25b間に介在し、ドアパ
ネル22の両側部の接合部材29がホルダ27の内側の
シール部材28a,28b間に介在している。
【0037】この状態で、例えばエレベータの下降運転
時にかご室13内の気圧を制御する場合には、その下降
の前半においては給気ブロア2を駆動し、かご室13内
に空気を供給してかご室13内を加圧し、下降の後半に
おいては排気ブロア3を駆動し、かご室13内の空気を
吸入してかご室13内を減圧する。
【0038】下降前半の加圧状態のもとでは、ドアパネ
ル22がかご室13から離れる方向の気圧荷重を受け、
この気圧荷重でドアパネル22の上部の接合部材26が
シール部材25aに弾性的に接合して密着し、またドア
パネル22の両側部の接合部材29がシール部材28a
に弾性的に接合して密着し、これによりドアパネル22
の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、し
たがってかご室13内から外部への空気の漏れを抑えて
かご室13内を有効にかつ的確に加圧することができ
る。
【0039】一方、下降後半の減圧状態のもとでは、ド
アパネル22がかご室13に近づく方向の気圧荷重を受
け、この気圧荷重でドアパネル22の上部の接合部材2
6がシール部材25bに弾性的に接合して密着し、また
ドアパネル22の両側部の接合部材29がシール部材2
8bに弾性的に接合して密着し、これによりドアパネル
22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉さ
れ、したがってかご室13の外部から内部への空気の侵
入を抑えてかご室13内を有効にかつ的確に減圧するこ
とができる。
【0040】また、加圧および減圧のいずれの場合にお
いても、ドアパネル22の上部および両側部の接合部材
26,29が断面コ字状のホルダ24,27内に嵌合し
ているから、気圧荷重によるドアパネル22の変形を小
さく抑えることができ、これによりドアパネル22の周
囲と開口部12の周囲との間の気密性をより高めること
ができる。
【0041】そしてドアパネル22の変形を抑えること
ができることから、かご室13の内部の意匠性を損ねる
こともなく、また乗客に不安感を与えることもなく、さ
らに万が一、ドアパネル22に過大な気圧荷重が作用し
たような場合であっても、接合部材26,29とホルダ
24,27との係合によりドアパネル22の脱落を防止
することができる。
【0042】一方、乗りかご11が所定の階床に達して
停止するときには、気圧制御装置の動作も停止する。し
たがって、かご室13内の気圧荷重が消失し、接合部材
26,29とシール部材25a,25b,28a,28
bとの密着が緩んでそれらの間に隙間が生じ、このため
乗りかご11が停止してドアパネル22が開閉するとき
に、接合部材26,29とシール部材25a,25b,
28a,28bとの間に摩擦が生じることがほとんどな
く、これによりドアパネル22の開閉動作が円滑に行な
われる。また、接合部材26,29とシール部材25
a,25b,28a,28bとが摩擦することがほとん
どないから、シール部材25a,25b,28a,28
bの損傷や劣化を長期に亘って防止することができる。
【0043】図4にはこの発明の第2の実施形態を示し
てあり、この実施形態においては、図4(A)に示すよ
うに、かご室13の前面に設けられた幕板20の受け部
20aの上に接合部材26が取り付けられ、ドアパネル
22の裏面にホルダ24が取り付けられている。
【0044】そしてこのホルダ24の互いに対向する側
壁の内面にそれぞれゴム等の弾性体からなるシール部材
25a,25bが互いに対向して取り付けられ、これら
シール部材25a,25b間に前記接合部材26が介在
している。
【0045】これらホルダ24およびシール部材25
a,25bは、ドアパネル22の左右のほぼ全区間に亘
って連続的に延びるように設けられている。そして通常
の状態では、接合部材26とシール部材25a,25b
との間に1mm程度の隙間が確保されている。
【0046】また、図4(B)に示すように、開口部1
2の側縁部に設けられた入口柱21の内側には接合部材
29が取り付けられ、ドアパネル22の側部の裏面に断
面コ字状のホルダ27が取り付けられている。
【0047】そしてこのホルダ27の互いに対向する側
壁の内面にそれぞれゴム等の弾性体からなるシール部材
28a,28bが互いに対向して取り付けられ、これら
シール部材28a,28b間に前記接合部材29が介在
している。
【0048】接合部材29は、少なくとも開口部12の
上下の全区間に亘って連続して延びるように設けられて
いる。そして通常の状態では、接合部材29とシール部
材28a,28bとの間に1mm程度の隙間が確保されて
いる。
【0049】この構成の場合には、かご室13内の加圧
状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22が
かご室13から離れる方向に押し動かされてシール部材
25a,28aが接合部材26,29に弾性的に接合し
て密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部1
2の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気密
性が高められる。
【0050】また、かご室13内の減圧状態のもとで
は、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に
接近する方向に引き寄せられてシール部材25b,28
bが接合部材26,29に弾性的に接合して密着し、こ
れによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との
間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高められ
る。
【0051】図5にはこの発明の第3の実施形態を示し
てあり、この実施形態においては、コ字状のホルダ2
4,27の互いに対向する側壁の内面に一対のシール部
材25a,25b,28a,28bが互いに対向して取
り付けられているとともに、さらにホルダ24,27の
他の一面に第3のシール部材25c,28cが取り付け
られ、これらシール部材25a,25b,25c,28
a,28b,28cで囲まれる空間内に接合部材26,
29が介在している。
【0052】そして、かご室13内の気圧の負荷の変動
に応じて、接合部材26,29がこの接合部材26,2
9を隔てて対向するいずれかのシール部材25a,28
a,25b,28bに選択的に密着し、これによりドア
パネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密
閉され、かご室13内の気密性が高められる。そして接
合部材26,29の端面が第3のシール部材25c,2
8cに密着することにより、かご室13内の気密性がよ
り高められる。
【0053】図6にはこの発明の第4の実施形態を示し
てあり、この実施形態は前記第3の実施形態における三
つのシール部材25a,25b,25c,28a,28
b,28cを一体化した構成に相当するもので、すなわ
ちコ字状のホルダ24,27内にその内側の三面に接す
るように一体のシール部材25,28を詰め込み、この
シール部材25,28の一側面にその長手方向に沿って
形成してある挿入溝25d,28d内に接合部材26,
29を介在させてある。
【0054】この場合には、かご室13内の気圧の負荷
の変動に応じて、接合部材26,29がこの接合部材2
6,29を隔てて対向する挿入溝25d,28dのいず
れかの側面に選択的に密着し、これによりドアパネル2
2の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉され、
かご室13内の気密性が高められる。そして接合部材2
6,29の端面が挿入溝25d,28での底面に密着す
ることにより、かご室13内の気密性がより高められ
る。
【0055】図7にはこの発明の第5の実施形態を示し
てあり、この実施形態においては、幕板20の受け部2
0aにコ字状のホルダ24が取り付けられ、ドアパネル
22の裏面に接合部材26が取り付けられ、この接合部
材26の一部が前記コ字状のホルダ24内に介在し、そ
の介在部分の接合部材26の両面にホルダ24の両側壁
と互いに対向するようにシール部材25a,25bが取
り付けられている。
【0056】この構成の場合には、かご室13内の加圧
状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22が
かご室13から離れる方向に押し動かされて接合部材2
6に取り付けられている一方のシール部材25aがホル
ダ24の一方の側壁の内面に接合して密着し、これによ
りドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙
間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0057】また、かご室13内の減圧状態のもとで
は、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に
接近する方向に引き寄せられて接合部材26に取り付け
られている他方のシール部材25bがホルダ24の他方
の側壁の内面に接合して密着し、これによりドアパネル
22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉さ
れ、かご室13内の気密性が高められる。
【0058】図8にはこの発明の第6の実施形態を示し
てあり、この実施形態においては、幕板20の受け部2
0aに接合部材26が取り付けられ、ドアパネル22の
裏面にコ字状のホルダ24が取り付けられ、前記接合部
材26の一部が前記コ字状のホルダ24内に介在し、そ
の介在部分の接合部材26の両面にホルダ24の両側壁
と互いに対向するようにシール部材25a,25bが取
り付けられている。
【0059】この構成の場合には、かご室13内の加圧
状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22が
かご室13から離れる方向に押し動かされてホルダ24
の一方の側壁の内面が接合部材26に取り付けられてい
る一方のシール部材25aに接合して密着し、これによ
りドアパネル22の周囲と開口部12の周囲との間の隙
間が密閉され、かご室13内の気密性が高められる。
【0060】また、かご室13内の減圧状態のもとで
は、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に
接近する方向に引き寄せられてホルダ24の他方の側壁
の内面が接合部材26に取り付けられている他方のシー
ル部材25bに接合して密着し、これによりドアパネル
22の周囲と開口部12の周囲との間の隙間が密閉さ
れ、かご室13内の気密性が高められる。
【0061】図9にはこの発明の第7の実施形態を示し
てあり、この実施形態においては、ドアパネル22の構
成部材の一つである裏面板22aの一側縁部がコ字状に
折り曲げられて接合部材29とされ、また入口柱21の
内側にコ字状のホルダ27が取り付けられ、このホルダ
27の両側壁の内面に互いに対向してシール部材28
a,28bが取り付けられ、これらシール部材28a,
28b間に前記接合部材29の一部が介在している。
【0062】この構成の場合には、かご室13内の加圧
状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22が
かご室13から離れる方向に押し動かされて接合部材2
9がホルダ27の内面の一方のシール部材28aに接合
して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部
12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気
密性が高められる。
【0063】また、かご室13内の減圧状態のもとで
は、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に
接近する方向に引き寄せられて接合部材29がホルダ2
7の内面の他方のシール部材28bに接合して密着し、
これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲と
の間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高めら
れる。
【0064】そして特にこの実施形態の場合には、ドア
パネル22の構成部材である裏面板22aの一部を接合
部材29として用いているから、別個の接合部材が不要
となり、部品点数を削減することができ、また接合部材
29がドアパネル22の裏面板22aと一体であるか
ら、接合部材29とドアパネル22との間での空気の漏
れがなく、かご室13内の気密性をより高めることがで
きる。
【0065】図10にはこの発明の第8の実施形態を示
してあり、この実施形態においては、入口柱21の一部
が接合部材29として構成され、またドアパネル22の
裏面にコ字状のホルダ27が取り付けられ、このホルダ
27の両側壁の内面に互いに対向してシール部材28
a,28bが取り付けられ、これらシール部材28a,
28b間に前記接合部材29の一部が介在している。
【0066】この構成の場合には、かご室13内の加圧
状態のもとでは、その加圧荷重によりドアパネル22が
かご室13から離れる方向に押し動かされてホルダ27
の内面の一方のシール部材28aが接合部材29に接合
して密着し、これによりドアパネル22の周囲と開口部
12の周囲との間の隙間が密閉され、かご室13内の気
密性が高められる。
【0067】また、かご室13内の減圧状態のもとで
は、その加圧荷重によりドアパネル22がかご室13に
接近する方向に引き寄せられてホルダ27の内面の他方
のシール部材28bが接合部材29に接合して密着し、
これによりドアパネル22の周囲と開口部12の周囲と
の間の隙間が密閉され、かご室13内の気密性が高めら
れる。
【0068】そして特にこの実施形態の場合には、接合
部材29が入口柱21の一部で構成されているから、別
個の接合部材が不要となり、部品点数を削減することが
でき、また接合部材29が入口柱21と一体であるか
ら、接合部材29と入口柱21との間での空気の漏れが
なく、かご室13内の気密性をより高めることができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
気圧制御装置により制御されるかご室内の気圧負荷の変
動に応じてかご室の出入口用の開口部と、この開口部を
開閉するドアパネルとの間の隙間を有効にかつ的確に密
閉してかご室内の気密性を高めることができ、したがっ
て気圧制御装置によりかご室内の気圧の変化量を一定に
保って乗客に与える不快感を確実に緩和することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るエレベータの
乗りかごの全体の外観を示す斜視図。
【図2】その乗りかごのドアパネルが閉合したときにお
ける図1中のX−X線に沿う断面図。
【図3】その乗りかごのドアパネルが閉合したときにお
ける図1中のY−Y線に沿う断面図。
【図4】この発明の第2の実施形態を示す断面図。
【図5】この発明の第3の実施形態を示す断面図。
【図6】この発明の第4の実施形態を示す断面図。
【図7】この発明の第5の実施形態を示す断面図。
【図8】この発明の第6の実施形態を示す断面図。
【図9】この発明の第7の実施形態を示す断面図。
【図10】この発明の第8の実施形態を示す断面図。
【図11】気圧制御装置を備える従来のエレベータの乗
りかごを示す斜視図。
【図12】乗りかごの下降時におけるかご外部の気圧の
変化と、気圧制御装置で制御されるかご内部の気圧の変
化とを対比して示すグラフ図。
【符号の説明】
11…乗りかご 12…開口部 13…かご室 14…吸気ブロア 15…排気ブロア 20…幕板 21…入口柱 22…ドアパネル 24…ホルダ 25,25a,25b,25c…シール部材 25d…挿入溝 27…接合部材 28,28a,28b,28c…シール部材 28d…挿入溝 29…接合部材
フロントページの続き Fターム(参考) 3F306 CA49 CB06 CB56 3F307 CA01 CA15 CA18 CA21 CD01 CD31

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に出入口用の開口部を有するかご室
    と、このかご室の前記開口部を開閉するドアパネルと、
    前記かご室内の気圧を制御する気圧制御装置とを備える
    エレベータの乗りかごにおいて、 前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間に、前記気
    圧制御装置で制御されるかご室内の気圧の負荷に応じて
    前記ドアパネルと前記開口部の周囲部との間の隙間を密
    閉する密閉手段が設けられていることを特徴とするエレ
    ベータの乗りかご。
  2. 【請求項2】密閉手段は、かご室の開口部の周囲に断面
    コ字状のホルダを設け、このホルダ内にシール部材を設
    け、ドアパネルに前記ホルダに対応する接合部材を設
    け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前
    記ホルダ内に介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて
    前記接合部材を前記ホルダ内のシール部材に密着させる
    ことによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間
    の隙間を密閉することを特徴とする請求項1に記載のエ
    レベータの乗りかご。
  3. 【請求項3】密閉手段は、かご室の開口部の周囲に接合
    部材を設け、ドアパネルに前記接合部材に対応して断面
    コ字状のホルダを設け、このホルダ内にシール部材を設
    け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前
    記ホルダ内に介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて
    前記接合部材を前記ホルダ内のシール部材に密着させる
    ことによりドアパネルとかご室の開口部の周囲部との間
    の隙間を密閉することを特徴とする請求項1に記載のエ
    レベータの乗りかご。
  4. 【請求項4】接合部材が介在する断面コ字状のホルダ内
    には、その両側壁の内面に互いに対向してシール部材を
    設け、前記接合部材をかご室内の気圧の負荷に応じてそ
    のいずれかのシール部材に選択的に密着させることを特
    徴とする請求項2または3に記載のエレベータの乗りか
    ご。
  5. 【請求項5】接合部材が介在する断面コ字状のホルダ内
    には、その内側の三面にシール部材を設け、前記接合部
    材をかご室内の気圧の負荷に応じて、その接合部材を隔
    てて対向するいずれかのシール部材に選択的に密着させ
    ることを特徴とする請求項2または3に記載のエレベー
    タの乗りかご。
  6. 【請求項6】接合部材が介在する断面コ字状のホルダ内
    には、挿入溝を有する一体のシール部材を設け、前記接
    合部材を前記シール部材の挿入溝内に配置させ、かご室
    内の気圧の負荷に応じて、その接合部材を隔てて対向す
    る挿入溝のいずれかの側面に選択的に密着させることを
    特徴とする請求項2または3に記載のエレベータの乗り
    かご。
  7. 【請求項7】接合部材は、かご室の開口部の上部の幕板
    と、開口部の両側縁部の入口柱とに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの乗りか
    ご。
  8. 【請求項8】断面コ字状のホルダは、かご室の開口部の
    上部の幕板と、開口部の両側縁部の入口柱とに取り付け
    られていることを特徴とする請求項3に記載のエレベー
    タの乗りかご。
  9. 【請求項9】密閉手段は、かご室の開口部の周囲に断面
    コ字状のホルダを設け、ドアパネルに前記ホルダに対応
    する接合部材を設け、この接合部材にシール部材を設
    け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を前
    記ホルダ内に介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じて
    前記接合部材に設けたシール部材を前記ホルダの内面に
    密着させることによりドアパネルとかご室の開口部の周
    囲部との間の隙間を密閉することを特徴とする請求項1
    に記載のエレベータの乗りかご。
  10. 【請求項10】密閉手段は、かご室の開口部の周囲に接
    合部材を設け、この接合部材にシール部材を設け、ドア
    パネルに前記接合部材に対応して断面コ字状のホルダを
    設け、少なくともドアパネルの閉合時に前記接合部材を
    前記ホルダ内に介在させ、かご室内の気圧の負荷に応じ
    て前記接合部材に設けたシール部材を前記ホルダ内の内
    面に密着させることによりドアパネルとかご室の開口部
    の周囲部との間の隙間を密閉することを特徴とする請求
    項1に記載のエレベータの乗りかご。
  11. 【請求項11】シール部材はゴム等の弾性体からなるこ
    とを特徴とする請求項2ないし10のいずれかに記載の
    エレベータの乗りかご。
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